(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6283043
(24)【登録日】2018年2月2日
(45)【発行日】2018年2月21日
(54)【発明の名称】ラックシステムのためのスライドレールアセンブリ
(51)【国際特許分類】
H05K 7/18 20060101AFI20180208BHJP
H05K 5/02 20060101ALI20180208BHJP
【FI】
H05K7/18 F
H05K5/02 H
【請求項の数】8
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2016-50537(P2016-50537)
(22)【出願日】2016年3月15日
(65)【公開番号】特開2017-76771(P2017-76771A)
(43)【公開日】2017年4月20日
【審査請求日】2016年3月15日
(31)【優先権主張番号】104134161
(32)【優先日】2015年10月16日
(33)【優先権主張国】TW
(73)【特許権者】
【識別番号】504297766
【氏名又は名称】川湖科技股▲分▼有限公司
(73)【特許権者】
【識別番号】513240939
【氏名又は名称】川益科技股▲ふん▼有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100091214
【弁理士】
【氏名又は名称】大貫 進介
(72)【発明者】
【氏名】陳 庚金
(72)【発明者】
【氏名】楊 順和
(72)【発明者】
【氏名】陳 耀宗
(72)【発明者】
【氏名】王 俊強
【審査官】
右田 勝則
(56)【参考文献】
【文献】
登録実用新案第3188394(JP,U)
【文献】
登録実用新案第3198043(JP,U)
【文献】
登録実用新案第3197420(JP,U)
【文献】
登録実用新案第3197165(JP,U)
【文献】
登録実用新案第3196887(JP,U)
【文献】
登録実用新案第3197483(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H05K 7/18
H05K 5/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ラックシステムであって、
少なくとも1つの第1のポスト及び少なくとも1つの第2のポストを含むラックと、
前記ラックの少なくとも1つの第1のポストに取り付けられる第1のスライドレールアセンブリと、
前記ラックの少なくとも1つの第2のポストに取り付けられる第2のスライドレールアセンブリと、
上部及び下部を含むシャーシであって、該上部は上部幅を有し、該下部は該上部幅よりも小さい下部幅を有し、前記下部は第1の側及び第2の側を有し、前記下部の第1の側は前記第1のスライドレールアセンブリと係合し、前記下部の第2の側は前記第2のスライドレールアセンブリと係合する、シャーシと、
を含み、
前記シャーシの下部の第1の側及び第2の側のそれぞれに少なくとも1つの取り付け要素が設けられ、前記第1のスライドレールアセンブリ及び前記第2のスライドレールアセンブリのそれぞれは支持レールを含み、該支持レールは前記少なくとも1つの取り付け要素のための取り付け部を含み、該取り付け部は、端部に設けられた入口と、該入口に隣接する傾斜したガイド部と、閉鎖部分と、該ガイド部と該閉鎖部分との間に位置する係合通路とを含む、ラックシステム。
【請求項2】
前記ラックは一対の第1のポスト及び一対の第2のポストを含み、前記第1のスライドレールアセンブリは該一対の第1のポストの間に取り付けられ、前記第2のスライドレールアセンブリは該一対の第2のポストの間に取り付けられる、請求項1に記載のラックシステム。
【請求項3】
前記支持レールの取り付け部は上側遮断壁部及び下側遮断壁部をさらに含み、前記係合通路は該上側遮断壁部、該下側遮断壁部及び前記閉鎖部分によって定義される、請求項1に記載のラックシステム。
【請求項4】
前記第1のスライドレールアセンブリ及び前記第2のスライドレールアセンブリのそれぞれは第1のレールと、該第1のレールに取り付けられる第2のレールとを含み、前記支持レールは前記第1のレールに取り付けられ、前記第1のレール及び前記第2のレールは第1のブラケット及び第2のブラケットをそれぞれ備え、前記第1のスライドレールアセンブリ及び前記第2のスライドレールアセンブリのそれぞれは、対応する第1のブラケット及び対応する第2のブラケットによって前記ラックに取り付けられる、請求項1に記載のラックシステム。
【請求項5】
上部及び下部を含むシャーシであって、該上部は上部幅を有し、該下部は該上部幅よりも小さい下部幅を有し、該下部の一方側には少なくとも1つの取り付け要素が設けられている、シャーシを保持するように構成されたスライドレールアセンブリであって、
第1のレールと、
前記第1のレールに取り付けられる支持レールであって、該支持レールは支持部と、該支持部から曲げられた取り付け部とを含み、該支持部は前記シャーシの上部を支持するように構成され、前記取り付け部は、端部に設けられた入口と、該入口に隣接する傾斜したガイド部と、閉鎖部分と、前記シャーシの下部の前記一方側に設けられた少なくとも1つの取り付け要素を収容するための、該ガイド部と該閉鎖部分との間に位置する係合通路とを含む、支持レールと、
を含むスライドレールアセンブリ。
【請求項6】
スライドレールアセンブリであって、
上壁部と、下壁部と、該上壁部及び該下壁部の間に連結された長手壁部とを含む第1のレールと、
前記第1のレールに取り付けられる支持レールであって、該支持レールは連結部、延在部、支持部及び取り付け部を含み、該連結部は前記第1のレールの長手壁部に連結され、該延在部は第1の部分と第2の部分とを有し、該第1の部分は前記連結部に連結されるとともに前記第1のレールの長手壁部から離れており、該第2の部分は前記第1の部分と前記支持部との間に連結され、前記支持レールの支持部の少なくとも一部は前記第1のレールの上壁部に当接し、前記取り付け部は前記支持部から曲げられているとともに前記延在部に連結し、端部に設けられた入口と、該入口に隣接する傾斜したガイド部と、閉鎖部分と、該ガイド部と該閉鎖部分との間に位置する係合通路とを含む、支持レールと、
を含むスライドレールアセンブリ。
【請求項7】
第2のレールと、第1のブラケットと、第2のブラケットとをさらに含み、該第1のブラケットは前記第1のレールに連結されるとともに前記第1のレールの第1の端部に隣接し、該第2のブラケットは前記第2のレールに取り付けられるとともに前記第2のレールの第2の端部に隣接し、前記第1のレールの上側壁部、下壁部及び長手壁部によって通路が定義され、前記第2のレールの少なくとも一部が前記第1のレールの通路内に配置されている、請求項6に記載のスライドレールアセンブリ。
【請求項8】
前記第1のレールは前記上壁部から曲げられた第1の屈曲壁部をさらに含み、前記支持レールは前記支持部から曲げられた屈曲部をさらに含み、前記支持レールの屈曲部は前記第1のレールの第1の屈曲壁部に当接するように構成されている、請求項6に記載のスライドレールアセンブリ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はスライドレールアセンブリに関し、より具体的にはラックシステムのためのスライドレールアセンブリに関する。
【背景技術】
【0002】
ネットワーク通信業界においては、スタッフが多数の電子機器又は情報機器を容易に維持又は管理することができるようにするために、それらの電子機器又は情報機器がキャビネット又はラックに設置される。キャビネット又はラックは、それらの電子機器又は情報機器を保持する(carry)ためのスライドレールアセンブリと共に設けられる複数のポストを含むことが一般的である。例えば、特許文献1にはラックに取り付け可能な装置が開示されている。具体的には、特許文献1には一対のスライドアセンブリ(20、22)によってラック(10)のフレーム(18)に取り付け可能な装置(12)が主に開示されている。特許文献1の一実施形態によれば、装置(100)は前方部(104)と後方部(106)とを有するシャーシ(102)を含む。前方部(104)は前方部幅を有し、後方部(106)は前方部幅よりも小さい後方部幅を有し、一対のスライドアセンブリ(20、22)はシャーシ(102)の後方部(106)の2つの側に取り付けられている。一対のスライドアセンブリ(20、22)がシャーシ(102)の後方部(106)の2つの側に取り付けられている場合、後方部(106)の幅と一対のスライドアセンブリ(20、22)の幅との合計は前方部幅と実質的に同じになる。しかしながら、装置によって形が異なり得るため、特定形状の装置をスライドアセンブリによって保持することはネットワーク通信業界における重要なテーマである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】米国特許第9131624号明細書
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明はラックシステムのためのスライドレールアセンブリに関する。
【0005】
本発明の一実施形態によれば、ラックシステムはラックと、第1のスライドレールアセンブリと、第2のスライドレールアセンブリと、シャーシとを含む。ラックは少なくとも1つの第1のポスト及び少なくとも1つの第2のポストを含む。第1のスライドレールアセンブリはラックの少なくとも1つの第1のポストに取り付けられる。第2のスライドレールアセンブリはラックの少なくとも1つの第2のポストに取り付けられる。シャーシは上部及び下部を含む。上部は上部幅を有し、下部は該上部幅よりも小さい下部幅を有する。下部は第1の側及び第2の側を有する。下部の第1の側は第1のスライドレールアセンブリと係合し、下部の第2の側は第2のスライドレールアセンブリと係合する。
【0006】
上記の実施形態によれば、ラックは一対の第1のポスト及び一対の第2のポストを含む。第1のスライドレールアセンブリは一対の第1のポストの間に取り付けられ、第2のスライドレールアセンブリは一対の第2のポストの間に取り付けられる。
【0007】
シャーシの下部の第1の側及び第2の側のそれぞれに少なくとも1つの取り付け要素が設けられていることが好ましい。第1のスライドレールアセンブリ及び第2のスライドレールアセンブリのそれぞれは支持レールを含む。支持レールは取り付け部を含み、該取り付け部には少なくとも1つの取り付け要素を収容するために係合通路(engagement path)が形成されている。
【0008】
支持レールの取り付け部は入口と閉鎖部分とを含むことが好ましい。係合通路は入口と閉鎖部分との間に位置している。
【0009】
支持レールの取り付け部は上側遮断壁部(upper blocking wall)及び下側遮断壁部(lower blocking wall)をさらに含むことが好ましい。係合通路は上側遮断壁部、下側遮断壁部及び閉鎖部分によって定義される。
【0010】
第1のスライドレールアセンブリ及び第2のスライドレールアセンブリのそれぞれは第1のレールと、該第1のレールに取り付けられる第2のレールとを含むことが好ましい。支持レールは第1のレールに取り付けられる。第1のレール及び第2のレールは第1のブラケット及び第2のブラケットをそれぞれ備える。第1のスライドレールアセンブリ及び第2のスライドレールアセンブリのそれぞれは、対応する第1のブラケット及び対応する第2のブラケットによってラックに取り付けられる。
【0011】
本発明の別の実施形態によれば、スライドレールアセンブリはシャーシを保持するように構成されている。シャーシは上部及び下部を含む。上部は上部幅を有し、下部は該上部幅よりも小さい下部幅を有する。下部の一方側には少なくとも1つの取り付け要素が設けられている。スライドレールアセンブリは第1のレールと、第1のレールに取り付けられる支持レールとを含む。支持レールは支持部と、支持部から曲げられた取り付け部とを含む。支持部はシャーシの上部を支持するように構成されている。取り付け部には、シャーシの下部の一方側に設けられた少なくとも1つの取り付け要素を収容するために係合通路が形成されている。
【0012】
本発明の別の実施形態によれば、スライドレールアセンブリは第1のレールと支持レールとを含む。第1のレールは上壁部と、下壁部と、該上壁部及び該下壁部の間に連結された長手壁部(longitudinal wall)とを含む。支持レールは第1のレールに取り付けられる。支持レールは連結部、延在部、支持部及び取り付け部を含む。連結部は第1のレールの長手壁部に連結される。延在部は第1の部分と第2の部分とを有する。第1の部分は連結部に連結されるとともに第1のレールの長手壁部から離れている。第2の部分は第1の部分と支持部との間に連結されている。支持レールの支持部の少なくとも一部は第1のレールの上壁部に当接する。取り付け部は支持部から曲げられているとともに延在部に連結している。
【0013】
上記の実施形態によれば、スライドレールアセンブリは第2のレールと、第1のブラケットと、第2のブラケットとをさらに含む。第1のブラケットは第1のレールに連結されるとともに第1のレールの第1の端部に隣接する。第2のブラケットは第2のレールに取り付けられるとともに第2のレールの第2の端部に隣接する。第1のレールの上壁部、下壁部及び長手壁部によって通路が定義される。第2のレールの少なくとも一部が第1のレールの通路内に配置されている。
【0014】
上記の実施形態によれば、第1のレールは上壁部から曲げられた第1の屈曲壁部をさらに含む。支持レールは支持部から曲げられた屈曲部をさらに含む。支持レールの屈曲部は第1のレールの第1の屈曲壁部に当接するように構成されている。
【0015】
様々な図面に図示する下記の好ましい実施形態の詳細な説明を読み終えた後、本発明の上記の目的及び他の目的が当業者に間違いなく明らかになる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【
図1】
図1は、本発明の一実施形態に係るラックシステムを示す図である。
【
図2】
図2は、本発明の一実施形態に係るシャーシ及びスライドレールアセンブリの分解図である。
【
図3】
図3は、本発明の一実施形態に係るスライドレールアセンブリの部分図である。
【
図4】
図4は、本発明の一実施形態に係るスライドレールアセンブリの分解図である。
【
図5】
図5は、本発明の一実施形態に係る、シャーシを保持するスライドレールアセンブリの部分図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
図1に示すように、本発明のラックシステム10はラック12と、第1のスライドレールアセンブリ14と、第2のスライドレールアセンブリ16と、シャーシ18とを含む。ラック12は一対の第1のポスト20a及び一対の第2のポスト20bを含む(
図1の視角により、
図1では1つの第2のポスト20bのみを図示する)。第1のスライドレールアセンブリ14は一対の第1のポスト20aの間に取り付けられている。第2のスライドレールアセンブリ16は一対の第2のポスト20bの間に取り付けられている。シャーシ18は第1のスライドレールアセンブリ14及び第2のスライドレールアセンブリ16によってラック12に取り付けられている。
【0018】
図1及び
図2に示すように、第1のスライドレールアセンブリ14及び第2のスライドレールアセンブリ16の構造配置は実質的に同じである。そのため、第2のスライドレールアセンブリ16を一例として説明する。第2のスライドレールアセンブリ16は、ラック12の一対の第2のポスト20bにそれぞれ取り付けられた第1のブラケット22及び第2のブラケット24を含む。シャーシ18はT字状である。シャーシ18は上部26及び下部28を含む。上部26は上部幅W1を有し、下部は下部幅W2を有する。下部幅W2は上部幅W1よりも小さい。下部28は上部26に対して実質的に垂直であることが好ましい。シャーシ18の下部28は第1の側30a及び第2の側30bを有する。第1の側30a及び第2の側30bのそれぞれに少なくとも1つの取り付け要素32を設けることができる。第1の側30aは第1のスライドレールアセンブリ14と係合し、第2の側30bは第2のスライドレールアセンブリ16と係合する。例えば、シャーシ18の下部28の第2の側30bでは、第2の側30bにある少なくとも1つの取り付け要素32は第2のスライドレールアセンブリ16の支持レール34に取り付けられるスタッド又は突起であり得る。
【0019】
図2及び
図3に示すように、支持レール34は支持部36及び取り付け部38を含む。支持レール34の取り付け部38は支持部36から曲げられていることが好ましい。この実施形態では、取り付け部38は支持部36に対して実質的に垂直に連結されているとともに、取り付け部38は支持レール34の端部に隣接している。より具体的には、支持レール34の取り付け部38は入口40及び閉鎖部分42を含む。係合通路44が入口40及び閉鎖部分42の間に形成されて位置している。取り付け部38は上側遮断壁部46及び下側遮断壁部48をさらに含む。係合通路44は上側遮断壁部46、下側遮断壁部48及び閉鎖部分42によって定義される。支持レール34の取り付け部38は入口40に隣接する傾斜面等のガイド部50をさらに含むことが好ましい。シャーシ18の下部28にある少なくとも1つの取り付け要素32はガイド部50よってガイドされて係合通路44に入ることができる。即ち、係合通路44は、シャーシ18の下部28にある少なくとも1つの取り付け要素32を収容するように構成されている。
【0020】
図4に示すように、第2のスライドレールアセンブリ16は第1のレール52及び第2のレール54をさらに含む。第1のブラケット22は第1のレール52に連結されている。第2のブラケット24は第2のレール54に連結されている。第1のブラケット22が第1のレール52に連結されているか又は第1のレール52に直接形成され、第1のレール52の第1の端部56(前端等)に隣接していることが好ましい。第2のブラケット24は第2のレール54に連結されているか又は第2のレール54に直接形成され、第2のレール54の第2の端部58(後端等)に隣接している。第1のレール52は通路60を有する。第2のレール54が第1のレール52に対して通路60に沿って動くことができるように第2のレールの少なくとも一部が第1のレール52の通路60内に配置されている。即ち、第2のブラケット24と第1のブラケット22との間の相対距離は、ラック12の2つのポストの間の様々な距離に応じて調節できる。第1のレール52は第1の制限機構62を有し、第2のレール54は、第1の制限機構62に対応する位置に配置された第2の制限機構64を有することが好ましい。第2の制限機構64は弾性アーム65を有する。第2の制限機構64は弾性アーム65の支援により第1の制限機構62を越える(cross)ことができる。第1の制限機構62及び第2の制限機構64の配置により、第2のレール54を第1のレール52に対して限られた範囲内で動かすことができる。支持レール34は第1のレール52に取り付けられている。この実施形態では、支持レール34は、リベット留め、溶接、ネジ留め又は係合により第1のレール52に連結可能な連結部66を有する。
【0021】
図5に示すように、第1のレール52は上壁部68と、下壁部70と、上壁部68及び下壁部70の間に連結された長手壁部72とを含む。第1のレール52は、上壁部68から下方に曲げられた第1の屈曲壁部74と、下壁部70から上方に曲げられた第2の屈曲壁部76とをさらに含むことが好ましい。通路60は上壁部68、下壁部70、長手壁部72、第1の屈曲壁部74及び第2の屈曲壁部76によって定義されている。第2のレール54の少なくとも一部は第1のレール52の通路60内に配置されている。支持レール34は延在部77をさらに含む。具体的には、支持レール34の連結部66は第1のレール52の長手壁部72の後ろ側78(通路60とは異なる側)に連結されている。延在部77は第1の部分79a及び第2の部分79bを有する。第1の部分79aは連結部66に連結されて、長手壁部72から離れている。第2の部分79bは第1の部分79a及び支持部36の間に連結されている。支持レール34の支持部36の少なくとも一部は第1のレール52の上壁部68に当接する。取り付け部38は支持部36から曲げられ、延在部77の第2の部分79bに連結されている。支持レール34は支持部36から曲げられた屈曲部82をさらに含むことが好ましい。屈曲部82は第1のレール52の第1の屈曲壁部74に当接するように構成されている。
【0022】
シャーシ18を支持レール34に取り付ける場合、支持レール34の支持部36は、シャーシ18を支持するためにシャーシ18の上部26を支持するように構成することができる。支持部36の表面83は延在部77の配置により水平方向に延在可能である。即ち、それに従って、支持部36とシャーシ18の上部26との間の接触領域が増加する。他方、支持レール34の取り付け部38はシャーシ18の下部28を取り付けるように構成することができる。より具体的には、シャーシ18の下部28にある少なくとも1つの取り付け要素32を取り付け部38の係合通路44に取り付けることができる。
【0023】
当業者であれば、本発明の教示を維持しながら多くの変更及び改良が装置及び方法に加えられ得ることに容易に気付く。従って、上記の開示は、添付の請求項の範囲によってのみ限定されると解釈すべきである。
【符号の説明】
【0024】
10 ラックシステム
12 ラック
14 第1のスライドレールアセンブリ
16 第2のスライドレールアセンブリ
18 シャーシ
20a 第1のポスト
20b 第2のポスト
22 第1のブラケット
24 第2のブラケット
26 上部
28 下部
30a 第1の側
30b 第2の側
32 取り付け要素
34 支持レール
36 支持部
38 取り付け部
40 入口
42 閉鎖部分
44 係合通路
46 上側遮断壁部
48 下側遮断壁部
50 ガイド部
52 第1のレール
54 第2のレール
56 第1の端部
58 第2の端部
60 通路
62 第1の制限機構
64 第2の制限機構