(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明の概要】
【0006】
これを鑑み、本発明の実施例は、既存のタッチ制御端末上のタッチ制御ボタンとタッチ画面との間の中間領域においてタッチ制御操作が実行されるとき、タッチ制御操作が、容易に指のアンバランスのためランダムに実行され、さらにミス操作が生じ、タッチ画面操作とタッチボタン操作とが同時に実行されるため、コンフリクトが生じるという問題を解決するため、タッチ制御応答方法及び装置を提供する。
【0007】
上記課題を解決するため、提供される解決策は以下である。
【0008】
本発明の実施例の第1の態様によると、タッチ制御応答方法が提供され、
第1のタッチ制御中断命令が受信された後、前記第1のタッチ制御中断命令に対する応答を遅延させるステップと、
第2のタッチ制御中断命令が所定の遅延時間内に生成されたか判断するステップと、
前記第2のタッチ制御中断命令が前記所定の遅延時間内に生成された場合、第1の制御命令を生成するステップであって、前記第1の制御命令は、前記第1のタッチ制御中断命令又は前記第2のタッチ制御中断命令に応答するのに利用される、生成するステップと、
を有し、
前記第1のタッチ制御中断命令と前記第2のタッチ制御中断命令との双方は、タッチ画面中断命令及びタッチ制御ボタン中断命令を有し、前記第1のタッチ制御中断命令は前記第2のタッチ制御中断命令と異なる。
【0009】
本発明の実施例の第1の態様の第1の実現方式では、タッチ制御応答方法は、
前記第2のタッチ制御中断命令が前記所定の遅延時間内に生成されなかったと判断された場合、第2の制御命令を生成するステップを更に有し、前記第2の制御命令は、前記第1のタッチ制御中断命令に応答するのに利用される。
【0010】
本発明の実施例の第1の態様の第1の実現方式又は第2の実現方式では、前記第1の制御命令を生成するステップは、
前記第1のタッチ制御中断命令のタイプに従って第3の制御命令を生成するステップであって、前記第3の制御命令は、前記第1のタッチ制御中断命令又は前記第2のタッチ制御中断命令に応答するのに利用される、生成するステップと、
前記第2のタッチ制御中断命令のタイプに従って第4の制御命令を生成するステップであって、前記第4の制御命令は、前記第1のタッチ制御中断命令又は前記第2のタッチ制御中断命令に応答するのに利用される、生成するステップと、
を有し、
前記第1のタッチ制御中断命令のタイプ及び前記第2のタッチ制御中断命令のタイプは、前記タッチ画面中断命令及び前記タッチ制御ボタン中断命令を別々に有する。
【0011】
本発明の実施例の第1の態様の第3の実現方式では、前記第1のタッチ制御中断命令のタイプに従って第3の制御命令を生成するステップは、
前記第1のタッチ制御中断命令が前記タッチ画面中断命令であると判断された場合、前記第1のタッチ制御中断命令に応答するのに利用される第1のタッチ制御命令を生成するステップと、
前記第1のタッチ制御中断命令が前記タッチ画面中断命令でないと判断された場合、前記第2のタッチ制御中断命令に応答するのに利用される第2のタッチ制御命令を生成するステップと、
を有する。
【0012】
本発明の実施例の第1の態様の第3の実現方式では、前記第2のタッチ制御中断命令のタイプに従って第4の制御命令を生成するステップは、
前記第2のタッチ制御中断命令が前記タッチ画面中断命令であると判断された場合、前記第2のタッチ制御中断命令に応答するのに利用される第3のタッチ制御命令を生成するステップと、
前記第2のタッチ制御中断命令が前記タッチ画面中断命令でないと判断された場合、前記第1のタッチ制御中断命令に応答するのに利用される第4のタッチ制御命令を生成するステップと、
を有する。
【0013】
本発明の実施例の第2の態様によると、タッチ制御応答装置が提供され、
第1のタッチ制御中断命令を受信した後、前記第1のタッチ制御中断命令に対する応答を遅延させるよう構成される遅延信号生成ユニットと、
第2のタッチ制御中断命令が所定の遅延時間内に生成されたか判断するよう構成される判断ユニットと、
前記第2のタッチ制御中断命令が前記所定の遅延時間内に生成されたと前記判断ユニットが判断した場合、第1の制御命令を生成するよう構成される第1の生成ユニットであって、前記第1の制御命令は、前記第1のタッチ制御中断命令又は前記第2のタッチ制御中断命令に応答するのに利用され、前記第1のタッチ制御中断命令と前記第2のタッチ制御中断命令との双方は、タッチ画面中断命令及びタッチ制御ボタン中断命令を有し、前記第1のタッチ制御中断命令は前記第2のタッチ制御中断命令と異なる、第1の生成ユニットと、
を有する。
【0014】
本発明の実施例の第2の態様の第1の実現方式では、タッチ制御応答装置は、
前記第2のタッチ制御中断命令が前記所定の遅延時間内に生成されなかったと前記判断ユニットが判断した場合、第2の制御命令を生成するよう構成される第2の生成ユニットを更に有し、前記第2の制御命令は、前記第1のタッチ制御中断命令に応答するのに利用される。
【0015】
本発明の実施例の第2の態様の第1の実現方式又は第2の実現方式では、前記第1の生成ユニットは、
前記第1のタッチ制御中断命令のタイプに従って第3の制御命令を生成するよう構成される第1の信号生成ユニットであって、前記第3の制御命令は、前記第1のタッチ制御中断命令又は前記第2のタッチ制御中断命令に応答するのに利用される、第1の信号生成ユニットと、
前記第2のタッチ制御中断命令のタイプに従って第4の制御命令を生成するよう構成される第2の信号生成ユニットであって、前記第4の制御命令は、前記第1のタッチ制御中断命令又は前記第2のタッチ制御中断命令に応答するのに利用される、第2の信号生成ユニットと、
を有し、
前記第1のタッチ制御中断命令のタイプ及び前記第2のタッチ制御中断命令のタイプは、前記タッチ画面中断命令及び前記タッチ制御ボタン中断命令を別々に有する。
【0016】
本発明の実施例の第2の態様の第3の実現方式では、前記第1の信号生成ユニットは、
前記第1のタッチ制御中断命令が前記タッチ画面中断命令であると判断された場合、前記第1のタッチ制御中断命令に応答する第1のタッチ制御命令を生成し、前記第1のタッチ制御中断命令が前記タッチ画面中断命令でないと判断された場合、前記第2のタッチ制御中断命令に応答する第2のタッチ制御命令を生成するよう構成される第1の制御信号生成ユニットを有する。
【0017】
本発明の実施例の第2の態様の第3の実現方式では、前記第2の信号生成ユニットは、
前記第2のタッチ制御中断命令が前記タッチ画面中断命令であると判断された場合、前記第2のタッチ制御中断命令に応答する第3のタッチ制御命令を生成し、前記第2のタッチ制御中断命令が前記タッチ画面中断命令でないと判断された場合、前記第1のタッチ制御中断命令に応答する第4のタッチ制御命令を生成するよう構成される第2の制御信号生成ユニットを有する。
【0018】
上記の技術的解決策から、本発明の実施例に開示されるタッチ制御応答方法において、第1のタッチ制御中断命令が受信された後、第1のタッチ制御中断命令に対する第1の応答が遅延され、第2のタッチ制御中断命令が生成されたか否かが所定の遅延時間内に判断され、第2のタッチ制御中断命令が生成された場合、それは、タッチ制御操作がタッチ制御ボタンとタッチ画面との間の中間領域においてユーザにより実行されたことを示し、この場合、第1のタッチ制御中断命令又は第2のタッチ制御中断命令のみに応答する第1の制御命令が生成される。このようにして、タッチ制御操作がタッチ制御ボタンとタッチ画面との間の中間領域においてユーザにより実行されると、タッチ制御中断命令に応答した制御命令が固定され、容易に指のアンバランスのためにタッチ制御操作がランダムに実行され、さらにミス操作が生じ、タッチ画面操作とタッチボタン操作とが同時に実行されるためにコンフリクトが生じるという従来技術における問題を解決する。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下は、本発明の実施例における添付図面を参照して、本発明の実施例における技術的解決策を明確且つ完全に説明する。明らかに、説明される実施例は、本発明の実施例の単なる一部であり、必ずしも全てでない。創作的な努力なく本発明の実施例に基づき当業者により取得される他の全ての実施例は、本発明の保護範囲内に属する。
【0021】
本発明の実施例において用いられる用語は、単に特定の実施例を説明する目的のためであり、本発明を限定することを意図していない。本発明の実施例及び添付した請求項に用いられる単数形の用語“ある”、“前記”及び“その”はまた、コンテクストにおいて明確に指定されていない場合、複数形を含むことが意図される。
【0022】
“第1”、“第2”及び“第3”などの用語が本発明の実施例において各種制御命令を説明するのに利用されてもよいが、制御命令はこれらの用語に限定されないことが理解されるべきである。これらの用語は制御命令を区別するのに単に用いられる。例えば、本発明の実施例の範囲から逸脱することなく、第1の制御命令はまた第2の制御命令として参照されてもよく、同様に、第2の制御命令はまた第1の制御命令として参照されてもよい。
【0023】
図1を参照して、本発明の実施例において開示されるタッチ制御応答方法は以下のステップを有する。
【0024】
S101:第1のタッチ制御中断命令が受信されたか判断する。
【0025】
具体的には、タッチ制御端末装置は、ユーザがタッチ制御領域においてタッチ制御操作を実行したか検出し、タッチ制御操作が実行された場合、タッチ制御中断命令が構成されてもよく、ここで、タッチ制御領域はタッチ画面領域及びタッチ制御ボタン領域を含む。
【0026】
さらに、ユーザが対応するタッチ制御操作を実行する異なる領域は、対応して構成される異なるタッチ制御中断命令を導き、すなわち、ユーザは、タッチ画面中断命令を構成するため、タッチ画面上でタッチ制御操作を実行し、ユーザは、タッチ制御ボタン中断命令を構成するため、タッチ制御ボタン上でタッチ制御操作を実行する。
【0027】
第1のタッチ制御中断命令が受信されなかったと判断された場合、以降の手順を実行することなく当該方法はイグジットする。
【0028】
第1のタッチ制御中断命令が受信されたと判断された場合、S102は、第1のタッチ制御中断命令に対する応答を遅延させるため実行される。
【0029】
具体的には、第1のタッチ制御中断命令が生成されたと判断した後、タッチ制御端末装置は、第1のタッチ制御中断命令にすぐには応答せず、応答を遅延させるための制御信号を生成し、他のタッチ制御操作がまた遅延時間内にユーザによって同時に実行されるか判断する。
【0030】
遅延時間は実際の状況に従って設定されてもよく、長い設定時間は応答を待機するのに長い時間かかることを示し、短い設定時間は応答を待機するのに短い時間かかることを示し、時間は、限定することなく、100msに変更されてもよい。
【0031】
S103:第2のタッチ制御中断命令が所定の遅延時間内に生成されたか判断する。
【0032】
所定の遅延時間内における第1のタッチ制御中断命令の生成に加えて、第2のタッチ制御中断命令が更に生成されたか判断することによって、タッチ制御操作がタッチ制御端末装置のタッチ制御ボタンとタッチ画面との間の中間領域においてユーザにより実行されたか否かが知られてもよい。
【0033】
第2のタッチ制御中断命令が生成された場合、S104が、第1の制御命令を生成するため実行され、ここで、第1の制御命令は第1のタッチ制御中断命令又は第2のタッチ制御中断命令に応答するのに利用される。
【0034】
具体的には、第2のタッチ制御中断命令が遅延時間内に生成されたと判断された場合、それは、タッチ制御操作がタッチ制御ボタンとタッチ画面との間の中間領域においてユーザにより実行されたことを示し、この場合、第1の制御命令が生成され、ここで、第1の制御命令は第1のタッチ制御中断命令又は第2のタッチ制御中断命令のみへの応答に限定される。このようにして、タッチ制御操作がタッチ制御ボタンとタッチ画面との間の中間領域においてユーザにより実行されると、タッチ制御中断命令に応答する第1の制御命令が固定され、容易に指のアンバランスのためタッチ制御操作がランダムに実行され、更にミス操作が生じ、タッチ画面操作とタッチボタン操作とが同時に実行されるため、コンフリクトが生じる従来技術における問題を解決する。
【0035】
さらに、本実施例では、第1のタッチ制御中断命令は、タッチ画面中断命令及びタッチ制御ボタン中断命令を有し、第2のタッチ制御中断命令もまた、タッチ画面中断命令及びタッチ制御ボタン中断命令を有し、第1のタッチ制御中断命令は第2のタッチ制御中断命令と異なる。
【0036】
第1のタッチ制御中断命令がタッチ制御ボタン中断命令である場合、第2のタッチ制御中断命令が遅延時間内に生成されたか否かがステップS103において判断されることは、タッチ画面中断命令が遅延時間内に生成されたか否かが判断されることである。以下は、第1のタッチ制御中断命令がタッチ制御ボタン中断命令であり、第2のタッチ中断命令がタッチ画面中断命令である具体例を用いることによって説明を提供する。
【0037】
図2を参照して、本発明の実施例で開示されるタッチ制御応答方法は以下のステップを有する。
【0038】
S201:タッチ制御ボタン中断命令が受信されたか判断する。
【0039】
具体的には、タッチ制御操作がタッチ制御ボタン領域においてユーザにより実行されると、タッチ制御端末装置は、タッチ制御操作がタッチ制御ボタン領域においてユーザにより実行されたことを示すのに用いられるタッチ制御ボタン中断命令を生成してもよい。
【0040】
タッチ制御ボタン中断命令が生成されたと判断された場合、S202が、タッチ制御ボタン中断命令に対する応答を遅延させるため実行される。
【0041】
具体的には、タッチ制御ボタン中断命令を生成した後、タッチ制御端末装置はまず、タッチ制御ボタン中断命令に即座に応答する代わりに、応答を遅延させるための制御信号を生成し、このようにして、タッチ制御端末装置は、入力のタッチ制御操作に応答しない。
【0042】
S203:タッチ画面中断命令が所定の遅延時間内に生成されたか判断する。
【0043】
タッチ画面中断命令が生成された場合、S204が、タッチ画面中断命令に応答する制御信号命令を生成するため実行される。
【0044】
具体的には、タッチ制御操作がタッチ制御ボタンとタッチ画面との間の中間領域においてユーザにより実行された場合、タッチ画面中断命令が所定の遅延時間内に生成されたと判断され、この場合、タッチ画面中断命令に応答する制御信号が生成され、タッチ画面上のタッチ制御操作が優先的に処理され、ユーザのタッチ制御操作の効率性を向上させることができる。
【0045】
確かに、中断命令に応答する生成された制御信号はその他のものであってもよく、詳細については、本発明の他の実施例に開示されるタッチ制御応答方法を参照してもよい。
図3を参照して、当該方法は以下のステップを有する。
【0046】
S301:タッチ制御ボタン中断命令が受信されたか判断する。
【0047】
タッチ制御ボタン中断命令が受信された場合、S302が、タッチ制御ボタン中断命令に対する応答を遅延させるため実行される。
【0048】
S303:タッチ画面中断命令が所定の遅延時間内に生成されたか判断する。
【0049】
タッチ画面中断命令が所定の遅延時間内に生成されたと判断された場合、S304が、タッチ制御ボタン中断命令に応答する制御命令を生成するため実行される。
【0050】
本実施例では、タッチ制御ボタン中断命令及びタッチ画面中断命令が生成されたと判断されると、タッチ制御ボタン中断命令に応答する制御命令が生成され、これは、タッチ制御操作がタッチ制御ボタンとタッチ画面との間の中間領域においてユーザにより実行されると、中間領域のタッチ及び制御がタッチ画面上の効果的なタッチ制御操作をもたらし、ユーザのタッチ制御精度を向上させることを示しうる。
【0051】
上記の2つの実施例の双方は、第1のタッチ制御中断命令がタッチ制御ボタン中断命令であり、第2のタッチ制御中断命令がタッチ画面中断命令である解決策を開示し、第1のタッチ制御中断命令がタッチ画面中断命令であり、第2のタッチ制御中断命令がタッチ制御ボタン中断命令である解決策と上記の2つの実施例における解決策との間の相違が、タッチ制御ボタン中断命令とタッチ画面中断命令との位置の交換のみであるとき、その他については、上記の2つの実施例が参照されてもよい。
【0052】
ここでは、第1のタッチ制御中断命令がタッチ画面中断命令であり、第2のタッチ制御中断命令がタッチ制御ボタン中断命令である解決策において、遅延時間が短く設定され、遅延時間が、タッチ制御操作がタッチ制御ボタンとタッチ画面との間の中間領域においてユーザにより実行されるときに2つのタッチ制御中断命令を生成するのにかかる時間未満でないことを充足しさえすればよいことが留意されるべきである。このようにして、タッチ制御操作がタッチ画面上でのみユーザにより実行されるときに、比較的長い応答遅延の問題は生じる。
【0053】
本発明の他の実施例は更にタッチ制御応答方法を開示する。
図4を参照して、当該方法は以下のステップを有する。
【0054】
S401:第1のタッチ制御中断命令が受信されたか判断する。
【0055】
第1のタッチ制御中断命令が受信されたと判断された場合、S402が、第1のタッチ制御中断命令に対する応答を遅延させるため実行される。
【0056】
S403:第2のタッチ制御中断命令が所定の遅延時間内に生成されたか判断する。
【0057】
第2のタッチ制御中断命令が所定の遅延時間内に生成されたと判断された場合、S404が第1の制御命令を生成するため実行され、ここで、第1の制御命令は、第1のタッチ制御中断命令又は第2のタッチ制御中断命令に応答するのに利用される。
【0058】
第2のタッチ制御中断命令が所定の遅延時間内に生成されなかったと判断された場合、S405が第2の制御命令を生成するため実行され、ここで、第2の制御命令は第1のタッチ制御中断命令に応答するのに利用される。
【0059】
本実施例では、第1のタッチ制御中断命令及び第2のタッチ制御中断命令は共に、タッチ画面中断命令及びタッチ制御ボタン中断命令を有し、第1のタッチ制御中断命令は第2のタッチ制御中断命令と異なる。
【0060】
さらに、第1のタッチ制御中断命令が生成される一方、第2のタッチ制御中断命令は生成されないと判断されると、それは、ユーザが通常のタッチ制御操作を実行することを示し、第1のタッチ制御中断命令に応答する制御信号を生成することしか必要とされない。
【0061】
任意的には、本発明で開示された上記の実施例において、第1の制御命令を生成することは、
第1のタッチ制御中断命令のタイプに従って第3の制御命令を生成し、ここで、第3の制御命令は、第1のタッチ制御中断命令又は第2のタッチ制御中断命令に応答するのに利用される、
第2のタッチ制御中断命令のタイプに従って第4の制御命令を生成し、ここで、第4の制御命令は、第1のタッチ制御中断命令又は第2のタッチ制御中断命令に応答するのに利用されることを含む。
【0062】
本実施例において説明される第1のタッチ制御中断命令のタイプ及び第2のタッチ制御中断命令のタイプは、第1のタッチ制御中断命令及び第2のタッチ制御中断命令の種類を示し、第1のタッチ制御中断命令及び第2のタッチ制御中断命令がそれぞれ何れのタイプのタッチ制御中断命令に属するかを説明するものであってもよい。
【0063】
さらに、第1のタッチ制御中断命令のタイプ及び第2のタッチ制御中断命令のタイプは、タッチ画面中断命令及びタッチ制御ボタン中断命令を別々に有する。
【0064】
具体的には、
図5を参照して、本発明の他の実施例において開示されるタッチ制御応答方法は以下のステップを有する。
【0065】
S501:第1のタッチ制御中断命令が受信されたか判断する。
【0066】
第1のタッチ制御中断命令が受信された場合、S502が、第1のタッチ制御中断命令に対する応答を遅延させるため実行される。
【0067】
S503:第2のタッチ制御中断命令が所定の遅延時間内に生成されたか判断する。
【0068】
第2のタッチ制御中断命令が所定の遅延時間内に生成されたと判断された場合、S504が、第1のタッチ制御中断命令がタッチ画面中断命令であるか判断するため実行され、イエスである場合、S505が、第1のタッチ制御中断命令に応答するのに利用される第1のタッチ制御命令を生成するため実行され、ノーである場合、S506が、第2のタッチ制御中断命令に応答するのに利用される第2のタッチ制御命令を生成するため実行される。
【0069】
具体的には、本実施例では、第1のタッチ制御命令及び第2のタッチ制御命令は共に、タッチ画面中断命令及びタッチ制御ボタン中断命令を有し、第1のタッチ制御中断命令は第2のタッチ制御中断命令と異なる。
【0070】
ここで、第1のタッチ制御中断命令はタッチ制御タイプの識別情報を有することが留意されるべきであり、第1のタッチ制御中断命令は、タッチ制御タイプの識別情報を識別することによって、タッチ制御ボタン中断命令又はタッチ画面中断命令であることが知られてもよく、すなわち、ユーザがタッチ制御操作を実行する領域がタッチ画面領域又はタッチ制御ボタン領域であるか否かが知られてもよい。
【0071】
さらに、第1のタッチ制御中断命令においてタッチ制御タイプの識別情報を識別する処理は、第1のタッチ制御中断命令が生成されたと判断した後の何れかの時点で実行されてもよく、ここでは限定されない。
【0072】
本発明の他の実施例は更にタッチ制御応答方法を開示し、
図6に示されるように、当該方法は以下のステップを有する。
【0073】
S601:第1のタッチ制御中断命令が受信されたか判断する。
【0074】
第1のタッチ制御中断命令が受信された場合、S602が、第1のタッチ制御中断命令に対する応答を遅延させるため実行される。
【0075】
S603:第2のタッチ制御中断命令が所定の遅延時間内に生成されたか判断する。
【0076】
第2のタッチ制御中断命令が所定の遅延時間内に生成されたと判断された場合、S604が、第2のタッチ制御中断命令がタッチ画面中断命令であるか判断するため実行され、イエスである場合、S605が、第2のタッチ制御中断命令に応答する第3のタッチ制御命令を生成するため実行され、ノーである場合、S606が、第1のタッチ制御中断命令に応答する第4のタッチ制御命令を生成するため実行される。
【0077】
具体的には、本実施例では、第1のタッチ制御中断命令及び第2のタッチ制御中断命令は共に、タッチ画面中断命令及びタッチ制御ボタン中断命令を有し、第1のタッチ制御中断命令は第2のタッチ制御中断命令と異なる。
【0078】
第2のタッチ制御中断命令はまた、上記の実施例におけるものと同一であるタッチ制御タイプの識別情報を有し、タッチ制御タイプの識別情報が識別された後、第2のタッチ制御中断命令がタッチ制御ボタン中断命令又はタッチ画面中断命令であるか否かが知られる。
【0079】
同様に、第2のタッチ制御中断命令においてタッチ制御タイプの識別情報を識別する処理は、第2のタッチ制御中断命令が生成されたと判断した後の何れかの時点で実行されてもよく、ここでは限定されない。
【0080】
本発明の他の実施例は更に、タッチ制御応答装置を開示し、
図7を参照して、当該装置は、
第1のタッチ制御中断命令を受信した後、第1のタッチ制御中断命令に対する応答を遅延させるよう構成される遅延信号生成ユニット101と、
第2のタッチ制御中断命令が所定の遅延時間内に生成されたか判断するよう構成される判断ユニット102と、
第2のタッチ制御中断命令が所定の遅延時間内に生成されたと判断ユニット102が判断した場合、第1の制御命令を生成するよう構成される第1の生成ユニット103であって、ここで、第1の制御命令は、第1のタッチ制御中断命令又は第2のタッチ制御中断命令に応答するのに利用され、第1のタッチ制御中断命令と第2のタッチ制御中断命令との双方は、タッチ画面中断命令及びタッチ制御ボタン中断命令を有し、第1のタッチ制御中断命令は第2のタッチ制御中断命令と異なる、第1の生成ユニット103と、
を有する。
【0081】
本発明の本実施例で開示されるタッチ制御応答装置では、第1のタッチ制御中断命令を受信した後、遅延信号生成ユニット101は第1のタッチ制御中断命令に対する応答を遅延させ、判断ユニット102は第2のタッチ制御中断命令が所定の遅延時間内に生成されたか判断し、判断ユニット102が第2のタッチ制御中断命令が生成されたと判断すると、それは、タッチ制御操作がタッチ制御ボタンとタッチ画面との間の中間領域においてユーザにより実行されたことを示し、この場合、第1の生成ユニット103は、第1のタッチ制御中断命令又は第2のタッチ制御中断命令のみに応答する制御命令を生成する。このようにして、タッチ制御操作がタッチ制御ボタンとタッチ画面との間の中間領域においてユーザにより実行されると、タッチ制御中断命令に応答する制御命令が固定され、容易に指のアンバランスのためタッチ制御操作がランダムに実行され、さらにミス操作が生じ、タッチ画面操作とタッチボタン操作とが同時に実行されるためコンフリクトが生じる従来技術における問題を解決する。
【0082】
具体的には、本実施例において開示されるタッチ制御応答装置における各コンポーネントの特定のワーキングプロセスについて、
図1、
図2及び
図3に対応する実施例が参照されてもよく、詳細はここでは再説明されない。
【0083】
本発明の他の実施例は更に、タッチ制御応答装置を開示する。
図8を参照して、遅延信号生成ユニット201、判断ユニット202及び第1の生成ユニット203に加えて、本実施例におけるタッチ制御応答装置は、第2のタッチ制御中断命令が所定の遅延時間内に生成されなかったと判断ユニット202が判断した場合、第2の制御命令を生成するよう構成される第2の生成ユニット204を更に有し、ここで、第2の制御命令は、第1のタッチ制御中断命令に応答するのに利用される。
【0084】
本実施例において開示されるタッチ制御応答装置における遅延信号生成ユニット201、判断ユニット202及び第1の生成ユニット203のワーキングプロセスは、上記の実施例における遅延信号生成ユニット101、判断ユニット102及び第1の生成ユニット103のものと同じであり、上記の実施例において開示された内容が参照されてもよく、ここでは詳細は再説明されない。
【0085】
好ましくは、本発明の他の実施例では、タッチ制御応答装置における第1の生成ユニットは、
第1のタッチ制御中断命令のタイプに従って第3の制御命令を生成するよう構成される第1の信号生成ユニットであって、ここで、第3の制御命令は、第1のタッチ制御中断命令又は第2のタッチ制御中断命令に応答するのに利用される、第1の信号生成ユニットと、
第2のタッチ制御中断命令のタイプに従って第4の制御命令を生成するよう構成される第2の信号生成ユニットであって、ここで、第4の制御命令は、第1のタッチ制御中断命令又は第2のタッチ制御中断命令に応答するのに利用される、第2の信号生成ユニットと、を有し、第1のタッチ制御中断命令のタイプ及び前記第2のタッチ制御中断命令のタイプは、タッチ画面中断命令及びタッチ制御ボタン中断命令を別々に有する、第2の信号生成ユニットとを有する。
【0086】
具体的には、第1の信号生成ユニットは、
第1のタッチ制御中断命令がタッチ画面中断命令であると判断された場合、第1のタッチ制御中断命令に応答する第1のタッチ制御命令を生成し、第1のタッチ制御中断命令がタッチ画面中断命令でないと判断された場合、第2のタッチ制御中断命令に応答する第2のタッチ制御命令を生成するよう構成される第1の制御信号生成ユニットを有する。
【0087】
第2の信号生成ユニットは、
第2のタッチ制御中断命令がタッチ画面中断命令であると判断された場合、第2のタッチ制御中断命令に応答する第3のタッチ制御命令を生成し、第2のタッチ制御中断命令がタッチ画面中断命令でないと判断された場合、第1のタッチ制御中断命令に応答する第4のタッチ制御命令を生成するよう構成される第2の制御信号生成ユニットを有する。
【0088】
本実施例に開示される第1の制御信号生成ユニット及び第2の制御信号生成ユニットのワーキングプロセスについて、
図5及び
図6に対応する実施例が参照されてもよく、ここでは、詳細は再説明されない。
【0089】
本発明の他の実施例は更にタッチ制御端末装置を開示し、ここでは、本発明の本実施例において開示されるタッチ制御端末装置が、携帯電話、タブレットコンピュータなどを含むことが留意されるべきである。
【0090】
本実施例において開示されるタッチ制御端末装置は、プロセッサ及びメモリを有する。
【0091】
メモリは、プログラムを記憶するのに利用され、メモリは、高速RAMメモリを含むものであってもよく、更に、例えば、少なくとも1つのディスクメモリなどの不揮発性メモリ(non−volatile memory)を含むものであってもよい。
【0092】
プロセッサは、メモリに記憶されるプログラムを実行するよう構成され、プロセッサは、中央処理ユニットCPU又は特定用途向け集積回路ASIC(Application Specific Integrated Circuit)であってもよいし、又は、本発明の実施例を実現する1つ以上の集積回路として構成されてもよい。
【0093】
メモリに記憶されるプログラムは、第1のタッチ制御中断命令が受信された後、第1のタッチ制御中断命令に対する応答を遅延させ、
制御信号が生成されたか判断し、第2のタッチ制御中断命令が所定の遅延時間内に生成されたか判断し、第2のタッチ制御中断命令が所定の遅延時間内に生成された場合、第1の制御命令を生成するよう構成される第1の生成ユニットであって、ここで、第1の制御命令は、第1のタッチ制御中断命令又は第2のタッチ制御中断命令に応答するのに利用され、第1のタッチ制御中断命令と第2のタッチ制御中断命令との双方は、タッチ画面中断命令及びタッチ制御ボタン中断命令を有し、第1のタッチ制御中断命令は第2のタッチ制御中断命令と異なる、第1の生成ユニットを有する。
【0094】
好ましくは、本発明の他の実施例では、タッチ制御端末装置のメモリに記憶されるプログラムは更に、第2のタッチ制御中断命令が所定の遅延時間内に生成されなかったと判断された場合、第2の制御命令を生成することを有し、ここで、第2の制御命令は、第1のタッチ制御中断命令に応答するのに利用される。
【0095】
好ましくは、本発明の他の実施例では、第1の制御命令を生成するものであり、タッチ制御端末装置のメモリに記憶されるプログラムは、具体的には、
第1のタッチ制御中断命令のタイプに従って第3の制御命令を生成し、ここで、第3の制御命令は、第1のタッチ制御中断命令又は第2のタッチ制御中断命令に応答するのに利用され、
第2のタッチ制御中断命令のタイプに従って第4の制御命令を生成し、ここで、第4の制御命令は、第1のタッチ制御中断命令又は第2のタッチ制御中断命令に応答するのに利用される、ことを有し、
ここで、第1のタッチ制御中断命令のタイプ及び第2のタッチ制御中断命令のタイプは、タッチ画面中断命令及びタッチ制御ボタン中断命令を別々に有する。
【0096】
具体的には、第1のタッチ制御中断命令のタイプに従って第3の制御命令を生成することは、
第1のタッチ制御中断命令がタッチ画面中断命令であると判断された場合、第1のタッチ制御中断命令に応答するのに利用される第1のタッチ制御命令を生成し、
第1のタッチ制御中断命令がタッチ画面中断命令でないと判断された場合、第2のタッチ制御中断命令に応答するのに利用される第2のタッチ制御命令を生成する、ことを有する。
【0097】
第2のタッチ制御中断命令のタイプに従って第4のタッチ制御中断命令を生成することは、
第2のタッチ制御中断命令がタッチ画面中断命令であると判断された場合、第2のタッチ制御中断命令に応答するのに利用される第3のタッチ制御命令を生成し、
第2のタッチ制御中断命令がタッチ画面中断命令でないと判断された場合、第1のタッチ制御中断命令に応答するのに利用される第4のタッチ制御命令を生成する、ことを有する。
【0098】
本実施例において開示されるタッチ制御端末装置のワーキングプロセスについて、タッチ制御応答方法の実施例が参照されてもよく、ここでは詳細は再説明されない。
【0099】
ここで、第1のタッチ制御中断命令を受信した後、本発明の本実施例に開示されるタッチ制御端末装置はまず、第1のタッチ制御中断命令に対する応答を遅延させ、第2のタッチ制御中断命令が所定の遅延時間内に生成されたか判断し、第2のタッチ制御中断命令が生成された場合、それは、タッチ制御操作がタッチ制御ボタンとタッチ画面との間の中間領域においてユーザにより実行されたことを示し、この場合、第1のタッチ制御中断命令又は第2のタッチ制御中断命令のみに応答する制御命令が生成される。このようにして、タッチ制御操作がタッチ制御ボタンとタッチ画面との間の中間領域においてユーザにより実行されると、タッチ制御中断命令に応答する制御命令が固定され、容易に指のアンバランスのためタッチ制御操作がランダムに実行され、さらにミス操作が生じ、タッチ画面操作とタッチボタン操作とが同時に実行されるためコンフリクトが生じる従来技術における問題を解決する。
【0100】
さらに、タッチ制御ボタンとタッチ画面との間の中間領域においてユーザにより実行されるタッチ制御操作に対応する応答形態が固定されているため、タッチ制御端末装置のタッチ制御ボタン領域において実行されるタッチ制御操作を検知するセンサ領域11の位置はシフトアップされてもよく、
図9(a)及び
図9(b)が参照されてもよい。
【0101】
具体的には、タッチ制御端末装置のタッチ制御領域において実行されるタッチ制御操作を検知するセンサ領域の位置をシフトアップすることは、タッチ制御端末装置の回路ボード上のセンサエリアの位置を調整することを参照し、これにより、センサ領域がタッチ制御端末装置のタッチ画面に近く、センサ領域はタッチ制御端末装置のタッチ制御ボタン領域において実行されるタッチ制御操作を検知するのに利用される。
【0102】
一般的なケースにおいて、タッチ制御端末装置のタッチ制御ボタンに対応するセンサ領域とタッチ制御端末装置のタッチ画面との間の垂直距離は4mm以下であり、好ましくは、当該距離は1.5mmであってもよい。
【0103】
このようにして、タッチ制御端末装置のアンテナとセンサ領域との間の離間距離が増やされると、アンテナのクリアランスは増加し、帯域幅は拡大され、アンテナの性能は向上する。
【0104】
ここでは、タッチ制御端末装置のタッチ制御ボタン領域において実行されるタッチ制御操作を検知するセンサ領域の位置が調整されることが更に留意されるべきであり、しかしながら、ユーザの実際の操作に影響を与えないため、タッチ制御端末装置のタッチ制御ボタンのシルクスクリーン領域の位置は調整される必要がなく、この場合、タッチ制御端末装置のタッチ制御ボタンのシルクスクリーン領域は、シルクスクリーン領域に対応するセンサ領域の位置に完全には対応せず、タッチ制御操作は、タッチ制御ボタンのシルクスクリーン領域のみでユーザにより実行され、タッチ制御端末装置のタッチ制御ボタンにおいて実行されるタッチ制御操作を検知するセンサがユーザのタッチ制御操作を検出できないことをおそらく導く可能性があり、タッチ制御操作の効率性を低下させる。
【0105】
上記の減少の発生を回避するため、タッチ制御ボタンの感度は、通常は感度を向上させるように調整されてもよい。このようにして、ユーザの操作を検出し、タッチ制御端末装置のタッチ制御ボタンに対応するセンサの検出範囲が拡大されてもよく、これにより、タッチ制御操作がタッチ制御ボタンのシルクスクリーン領域においてユーザにより実行されるとき、センサはまたタッチ制御操作を検出可能である。
【0106】
具体的には、タッチ制御操作がタッチ制御端末装置のタッチ制御ボタン領域においてユーザにより実行された後、タッチ制御ボタン領域のキャパシタンスが変化する可能性があり、変化したキャパシタンスが閾値に達すると、タッチ制御操作がユーザにより実行されたと判断され、この場合、タッチ制御ボタンの感度の調整は、ユーザがタッチ制御ボタンを起動したか判断するための対応する閾値を低減することを参照し、このようにして、タッチ制御ボタンのシルクスクリーン領域においてユーザにより実行されるタッチ制御操作が検出されることが保証されてもよい。
【0107】
一般的なケースでは、タッチ制御端末装置のセンサの検出範囲は円であり、詳細については、
図9(a)及び
図9(b)に示される円が参照されてもよく、タッチ制御ボタンの感度が調整された後、タッチ制御端末装置のセンサの検出範囲が拡大されてもよく、すなわち、円の直径が延長されてもよく、具体的には、直径は6mmより大きく、好ましくは、直径は9mmであるが、直径は通常は15mm以下であってもよい。
【0108】
ここでは、タッチ制御端末装置のセンサの検出範囲のサイズに従って、ユーザがタッチ制御ボタンを起動したか判断するための対応する閾値の値を設定することは周知の技術であることが留意されるべきであり、当業者は、タッチ制御端末装置のセンサの検出範囲の要求を充足するため、ユーザがタッチ制御ボタンを起動したか判断するための対応する閾値をどのように設定するか知っているべきである。
【0109】
本明細書の実施例は進捗的な方法で説明されている。各実施例の焦点は他の実施例からの差分に置かれる。実施例の同一又は類似した部分は相互に参照可能である。
【0110】
開示された実施例の上記の説明は、当業者が本発明を実現又は利用することを可能にする。実施例に対する各種修正は当業者に自明であり、本明細書において規定される一般的な原理は、本発明
の範囲から逸脱することなく他の実施例において実現されうる。従って、本発明は、本明細書に説明される実施例に限定されず、本明細書において開示される原理及び新規性に従う最も広範な範囲まで拡張される。