特許第6283506号(P6283506)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6283506開袋ガイド機構を備えたロータリー式包装機
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6283506
(24)【登録日】2018年2月2日
(45)【発行日】2018年2月21日
(54)【発明の名称】開袋ガイド機構を備えたロータリー式包装機
(51)【国際特許分類】
   B65B 43/30 20060101AFI20180208BHJP
【FI】
   B65B43/30 A
【請求項の数】1
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2013-246928(P2013-246928)
(22)【出願日】2013年11月29日
(65)【公開番号】特開2015-105098(P2015-105098A)
(43)【公開日】2015年6月8日
【審査請求日】2016年11月16日
(73)【特許権者】
【識別番号】000142850
【氏名又は名称】株式会社古川製作所
(72)【発明者】
【氏名】砂田 徹
【審査官】 西堀 宏之
(56)【参考文献】
【文献】 特開平06−008914(JP,A)
【文献】 特開2004−051147(JP,A)
【文献】 特開2005−255236(JP,A)
【文献】 特開2007−126208(JP,A)
【文献】 特開2013−023270(JP,A)
【文献】 特開2002−128025(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65B 43/00−43/62
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
充填テーブルの外周縁部に、包装袋を把持する一対のクランプを複数組備え、前記充填テーブルの各セクションに、前記包装袋を供給する給袋セクション、前記包装袋の袋口を開口する開口セクション、前記包装袋に被包装物を充填する充填セクション等を配置したロータリー式包装機において、
前記開口セクションと前記充填セクションとの間を往復動機構で往復動すると共に、前記包装袋の袋口の開口を一対の袋ガイドで維持する第1開袋ガイド装置を備え、
前記充填セクションの充填装置により被包装物が前記包装袋に充填されている間に、前記第1開袋ガイド装置で開口を維持した袋口を一対のヘラ板で開口を維持する第2開袋ガイド装置を前記充填セクションに備え、
前記第1開袋ガイド装置が前記開口セクションと前記充填セクションとの間を移動する間に、前記第1開袋ガイド装置の移動速度を前記充填テーブルの移動速度より遅くして、前記第1開袋ガイド装置の前記袋ガイドを前記包装袋の端に退避させ、前記第1開袋ガイド装置の前記袋ガイドが前記第2開袋ガイド装置の前記ヘラ板と干渉しないようにした、
ことを特長とする開袋ガイド機構を備えたロータリー式包装機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、クランプに把持された包装袋の袋口の開口を維持する開袋ガイド機構を備えたロータリー式包装機に関する。
【背景技術】
【0002】
図6に示すように、従来のロータリー式包装機10は、メイン駆動機構18の回転力で回転する充填テーブル11の外周縁部に、包装袋12を把持する一対のクランプ13を複数組備え、給袋セクション(A)で包装袋供給装置14から前記クランプ13に包装袋12が受け渡されて吊り下げられ、前記充填テーブル11の回転により下流に移送される。
【0003】
開口セクション(C)では、前記クランプ13に吊り下げられた前記包装袋12の表裏面の袋口に、図示しない一対の吸着装置が吸着し、かかる状態で一対の吸着装置が離間し、前記包装袋12の袋口が開口され、第1開袋ガイド装置16の一対の袋ガイド17が開口した袋口に挿入され、前記包装袋12の袋口は開口した状態を維持される。
【0004】
袋口に挿入された前記袋ガイド17と前記包装袋12とが開口セクション(C)から充填セクション(D)に移送する際、前記袋ガイド17を備える前記第1開袋ガイド装置16を駆動する往復動機構19の回動速度と前記包装袋12前記を吊り下げたクランプ13を備える前記充填テーブル11を駆動する前記メイン駆動機構18の回転速度とが同調するので、前記袋ガイド17と前記包装袋12とが同調移送する。
【0005】
充填セクション(D)では、前記袋ガイド17によって袋口の開口を維持されたままの状態の前記包装袋12に図示しない充填装置が挿入され、前記充填装置から被包装物が前記包装袋12に充填されると共に、前記袋ガイド17は前記包装袋12から抜去され、次の新たな包装袋12の袋口の開口を維持するために、前記往復動機構19により、前記袋ガイド17は開口セクション(C)の位置に復帰する。
【0006】
被包装物が充填された前記包装袋12は、順次下流に移送され、シールセクション(G)で袋口をシール装置20によりシールされ、冷却・搬出セクション(H)でシールされた袋口を冷却装置21により冷却したあと、前記クランプ13が前記包装袋12を解放し、ロータリー式包装機10の機外に前記包装袋12は搬出され、包装製品が製造される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開平6−8914号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
充填セクション(D)での被包装物の充填の完了時には、包装袋12の袋口から第1開袋ガイド装置16の袋ガイド17が抜去されているので、包装袋12の袋口は何も規制されておらずフリーの状態になっている。このため、充填された被包装物の重みで包装袋12が歪み、袋口の内側と充填装置とが接触することがあり、充填装置の下端の吐出口の外周縁に付着した被包装物が包装袋12の袋口のシール予定部に付着すると、シール不良のおそれがあるという問題点がある。
【0009】
本発明はかかる問題点に鑑み、袋口の内側と充填装置とが接触することなく包装可能な開袋ガイド機構を備えたロータリー式包装機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の開袋ガイド機構を備えたロータリー式包装機は、充填テーブルの外周縁部に、包装袋を把持する一対のクランプを複数組備え、前記充填テーブルの各セクションに、前記包装袋を供給する給袋セクション、前記包装袋の袋口を開口する開口セクション、前記包装袋に被包装物を充填する充填セクション等を配置したロータリー式包装機において、前記開口セクションと前記充填セクションとの間を往復動機構で往復動すると共に、前記包装袋の袋口の開口を一対の袋ガイドで維持する第1開袋ガイド装置を備え、前記充填セクションの充填装置により被包装物が前記包装袋に充填されている間に、前記第1開袋ガイド装置で開口を維持した袋口を一対のヘラ板で開口を維持する第2開袋ガイド装置を前記充填セクションに備え、前記第1開袋ガイド装置が前記開口セクションと前記充填セクションとの間を移動する間に、前記第1開袋ガイド装置の移動速度を前記充填テーブルの移動速度より遅くして、前記第1開袋ガイド装置の前記袋ガイドを前記包装袋の端に退避させ、前記第1開袋ガイド装置の前記袋ガイドが前記第2開袋ガイド装置の前記ヘラ板と干渉しないようにした、ことを特長とする。
【0011】
開口セクションから前記充填セクションに向かって包装袋が移送するときに、前記包装袋は充填セクションに到達するが、前記充填セクションに近づくにつれ、前記包装袋の移送に対して前記袋ガイドは相対的に遅れ、前記包装袋の幅方向の端に向かって相対的に前記袋ガイドが徐々に横に退避し、前記充填セクションに到達する前に前記袋ガイドは移送を停止する。このため、充填セクションに到達する包装袋の上位に待機しているヘラ板が包装袋に挿入されても、袋ガイドがヘラ板と干渉しない。
【発明の効果】
【0012】
本発明は、前記構成により、袋口の内側と充填装置とが接触することなく包装が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】開袋ガイド機構を備えたロータリー式包装機の部分平面図
図2】第1開袋ガイド装置の正面図
図3】第1開袋ガイド装置の旋回機構の正面図
図4】第2開袋ガイド装置の正面図
図5】開袋ガイド機構の作用説明図
図6】従来の開袋ガイド機構を備えたロータリー式包装機の平面図
【発明を実施するための形態】
【0014】
ロータリー式包装機の基本構成は前記背景技術で述べたものと同一であるため、同一の構成については、図面の符号を同じくして相違点を中心に説明する。
図1に示すように、本発明のロータリー式包装機の開袋ガイド機構15は、前述の第1開袋ガイド装置16に加えて、前記第1開袋ガイド装置16の前記袋ガイド17で維持した包装袋12の袋口の開口を、引き続き充填セクション(D)でも維持させる第2開袋ガイド装置22を備える。充填セクション(D)では、前記第1開袋ガイド装置16の前記袋ガイド17が抜去された後も、前記第2開袋ガイド装置22が包装袋の袋口の開口を維持する。
【0015】
図2に示すように、前記第1開袋ガイド装置16を往復動する往復動機構19は、上下方向に可動すると共に軸心を中心に回動する旋回上下軸19Aを前記充填テーブル11の中心に備え、前記旋回上下軸19Aの上端に前記第1開袋ガイド装置16が備えられる。前記第1開袋ガイド装置16の側壁に2個のピン17Aが固定され、前記第1開袋ガイド装置16の先端部に一対の前記袋ガイド17が逆ハの字形にそれぞれ前記ピン17Aに軸支される。
【0016】
図示しない上下動手段によって前記旋回上下軸19Aは上下動し、当該上下動により、前記第1開袋ガイド装置16の一対の前記袋ガイド17が上下動する。前記旋回上下軸19Aの下降によって、開口した包装袋12の袋口に前記袋ガイド17が挿入(仮想線に示す)する。開口した袋口に前記袋ガイド17が挿入すると、一対の前記袋ガイド17の下端が離反する方向に前記ピン17Aを中心に前記袋ガイド17が回動し、前記包装袋12の袋口を開口する。前記旋回上下軸19Aの上昇によって、前記袋ガイド17が包装袋12から抜去(実線に示す)する。
【0017】
図3に示すように、前記往復動機構19の前記旋回上下軸19Aの下端にアーム19Bが水平方向にネジで固定され、前記アーム19Bの先端にロッド19Cの一端が接続する。前記ロッド19Cの他端にカムアーム19Fの一端が接続し、前記カムアーム19Fの他端が機台に固定された軸受け19Dのピン19Eに軸支される。さらに、前記カムアーム19Fの中央付近に備えられたカムフォロアー19Gが、図示しない駆動源によって回転するカム19Hのカム溝19Kに係合する。
【0018】
前記カム19Hが図示しない駆動源によって回転すると、前記カムアーム19Fが前記ピン19Eを中心に揺動し、前記ロッド19Cを介して前記アーム19Bが回動することで前記旋回上下軸19Aが回動する。前記旋回上下軸19Aの回動は、前記第1開袋ガイド装置16の前記袋ガイド17の開口セクション(C)と充填セクション(D)との往復動として作用する。
【0019】
また、前記旋回上下軸19Aの最下端には図示しない上下動駆動源に係合したブロック19Jが備えられ、前記上下動駆動源によって前記ブロック19Jが上下動することで前記旋回上下軸19Aが上下動する。前記旋回上下軸19Aの上下動は、前記第1開袋ガイド装置16の一対の前記袋ガイド17の上下動として作用する。
【0020】
図1に示すように、前記第2開袋ガイド装置22は、機台に立設した支柱22Aの上端に袋ガイド開閉装置22Bを備えている。先に説明した、前記開口セクション(C)と前記充填セクション(D)とを往復動する前記第1開袋ガイド装置16と違い、前記袋ガイド開閉装置22Bは、往復動せず、定位置で前記充填セクション(D)に位置した前記包装袋12の袋口の開口を維持する装置である。
【0021】
図4に示すように、前記第2開袋ガイド装置22は、前記袋ガイド開閉装置22Bのフレーム22Cの側部に固定されたピン22Dにレバー22Eが軸支し、前記レバー22Eの一端にロッド22Fの一端が接続している。前記ロッド22Fの他端にレバー22Hの一端が接続し、前記レバー22Hの他端に前記フレーム22Cの中央部に固定されたピン22Gが軸支している。前記レバー22HにL字棒22Jが固定されており、前記レバー22Hと前記L字棒22Jとが一体に前記ピン22Gを中心に回動できる。
【0022】
前記L字棒22Jの長片の先端にリンクピン22Kが固定され、当該リンクピン22KにL字棒22Mの長片の先端の長穴が係合している。前記L字棒22Mは前記フレーム22Cの左寄りに固定されたピン22Nに軸支されている。
前記L字棒22Jと前記L字棒22Mとの折れ曲がり付近にヘラ板22Pがそれぞれ固定されている。前記L字棒22Jと前記L字棒22Mとの短片の先端にネジ22Qがそれぞれ固定され、前記両ネジ22Qにバネ22Rが張設されており、前記L字棒22Jと前記L字棒22Mとは実線で示した方向に付勢され、前記ヘラ板22Pも実線で示した方向に付勢される。また、前記レバー22Eの他端に当接するストッパー22Sが前記フレーム22Cの右寄りに固定され、前記バネ22Rの付勢力で回動する前記レバー22Eの位置決めをし、前記両ヘラ板22Pの離間を制御している。
【0023】
前記レバー22Eが図示しない駆動源によって矢印22Tの方向に回動すると、前記ロッド22Fを介して前記レバー22Hが揺動すると同時に、前記L字棒22Jと前記L字棒22Mとは仮想線で示す方向にそれぞれ回動し、前記両ヘラ板22Pは矢印22U、矢印22Vの方向にそれぞれ回動する。
【0024】
なお、前記ヘラ板22P、前記袋ガイド17はそれぞれ板状、棒状で図示してあるが、包装袋や被包装物や充填装置等によって適宜形状を選定するものであって、本発明を限定するものではない。
【0025】
次に、ロータリー式包装機の開袋ガイド機構15の作動について、図6を参照しつつ図5を用いて説明する。
前記包装袋供給装置14から前記クランプ13に包装袋12が受け渡されて吊り下げられ、前記充填テーブル11の回転により開口セクション(C)に移送される。
図5(1)は、前記吸着装置の離間作用で前記包装袋12の袋口が開口された状態を示している。前記包装袋12の上位には、前記袋ガイド17が待機している。なお、図面中の包装袋12の下端には、その包装袋12が開口セクション(C)に位置していることを示す「(C)」を記載してあり、他も同様である。
【0026】
続いて図5(2)に示すように、前記包装袋12の袋口は開口した状態を維持し、図示しない上下動手段によって前記旋回上下軸19Aが下降し、前記第1開袋ガイド装置16の一対の前記袋ガイド17が開口した袋口に挿入される。
【0027】
続いて図5(3)に示すように、一対の前記袋ガイド17が挿入された前記包装袋12が、開口セクション(C)から充填セクション(D)に移送される。このとき、背景技術で説明した図6に示す従来のロータリー式包装機では、前記袋ガイド17と前記包装袋12とが同調移送するものであった。しかし、本発明では、後述するように、前記袋ガイド17の回動速度を前記充填テーブル11の回転速度より相対的に遅くしたため、充填セクション(D)に前記包装袋12が移送されるに従って、前記包装袋12の幅方向の略中央に開口セクション(C)で挿入した前記袋ガイド17が、前記包装袋12とは同調移送せずに、前記包装袋12の幅方向の端に向かって徐々に横移動するかのように振舞う(仮想線から実線に移動)。
【0028】
図3に示すように、開口セクション(C)から充填セクション(D)に前記袋ガイド17が移送される機構である前記往復動機構19の前記旋回上下軸19Aの下端の前記アーム19Bは、前記ロッド19Cと前記カムアーム19Fとを介し、駆動源によって回転する前記カム19Hによって回動する。従来では、前記アーム19Bの揺動中心から前記ロッド19Cの接続位置までの距離Lを、前記袋ガイド17と前記包装袋12とが同調移送する距離に設定していた。
【0029】
しかし、本発明では、前記アーム19Bの前記距離Lを従来に比べて長く設定し、前記アーム19Bの回転角を小さくする。この結果、前記開口セクション(C)から前記充填セクション(D)に向かって前記包装袋12が移送されるときに、前記包装袋12は充填セクションに到達するが、前記充填セクション(D)に近づくにつれ、前記包装袋12の移送に対して前記袋ガイド17は相対的に遅れ、前記包装袋12の幅方向の端に向かって相対的に前記袋ガイド17が徐々に横に退避し、前記充填セクション(D)に到達する前に前記袋ガイド17は移送を停止する。
【0030】
続いて図5(4)に示すように、前記包装袋12が前記充填セクション(D)に到達し、前記包装袋12の上位には、前記ヘラ板22Pが待機している。前記袋ガイド17は前記包装袋12の幅方向に横移動し退避が完了している。
【0031】
続いて図5(5)に示すように、袋ガイド開閉装置22Bの前記レバー22Eが図示しない駆動源によって回動すると、前記ロッド22Fと前記レバー22Hと前記L字棒22Jと前記L字棒22Mとを介して前記ヘラ板22Pは回動し、前記ヘラ板22Pの下端は前記包装袋12の袋口に挿入され、前記包装袋12の袋口は開口した状態を維持される。前記袋ガイド17は前記包装袋12の端に退避しているので、前記ヘラ板22Pが前記包装袋12に挿入されたときに前記袋ガイド17との干渉は起こらない。
【0032】
前記袋ガイド17と前記ヘラ板22Pとによって袋口の開口を維持された状態の前記包装袋12に図示しない充填装置が挿入され、前記充填装置から被包装物が前記包装袋12に充填される。
【0033】
続いて図5(6)に示すように、前記袋ガイド17は前記包装袋12から抜去され、前記往復動機構19により前記第1開袋ガイド装置16は前記開口セクション(C)の位置に復帰し、次の新たな包装袋12の袋口の開口の準備をする。この間にも前記充填装置から被包装物が前記包装袋12に充填されており、前記ヘラ板22Pによって袋口の開口は維持されている。
【0034】
前記充填装置から被包装物の充填が終わると、前記充填装置は前記包装袋12から引き上げられるが、この間でも前記ヘラ板22Pによって袋口の開口は維持されているので、前記包装袋12の袋口の内側と前記充填装置とが接触しない。前記充填装置の下端の吐出口の外周縁に付着した前記被包装物が前記包装袋12の袋口のシール予定部に付着せず、シールが良好な包装製品が製造される。
【0035】
前記実施例では、前記アーム19Bの前記距離Lを従来に比べて長く設定し、前記アーム19Bの回転角を小さくしたが、本発明のロータリー式包装機の開袋ガイド機構は前記構成に限られるものではなく、前記第1開袋ガイド装置16の回転角を小さくするものであればよい。前記カム19Hの前記カム溝19Kのカムプロファイル自身を変更したり、前記カムアーム19Fを変更したりしてもよいことは言うまでも無い。
【0036】
また、前記開口セクション(C)で前記包装袋12の幅方向の端に前記袋ガイド17を最初から挿入すれば、従来の同調移送する開袋ガイド機構の構成であっても、前記袋ガイド17と前記ヘラ板22Pとが干渉せず、同様の効果が得られる。しかし、前記包装袋12の幅方向の端は、袋口が大きく開口しておらず、前記袋ガイド17の挿入ミスが発生するおそれがあり実用的でない。
【産業上の利用可能性】
【0037】
本発明は、ロータリー式包装機のクランプに把持された包装袋の袋口の開口を維持する開袋ガイド機構に有用である。
【符号の説明】
【0038】
10・・ロータリー式包装機
12・・包装袋
13・・クランプ
15・・開袋ガイド機構
16・・第1開袋ガイド装置
17・・袋ガイド
18・・メイン駆動機構
19・・往復動機構
19A・・旋回上下軸
19B・・アーム
20・・シール装置
22・・第2開袋ガイド装置
22B・・袋ガイド開閉装置
22P・・ヘラ板
L・・距離
(C)・・開口セクション
(D)・・充填セクション
(G)・・シールセクション
図1
図2
図3
図4
図5
図6