特許第6283893号(P6283893)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6283893
(24)【登録日】2018年2月9日
(45)【発行日】2018年2月28日
(54)【発明の名称】塗膜転写具
(51)【国際特許分類】
   B43L 19/00 20060101AFI20180215BHJP
   B43M 11/06 20060101ALI20180215BHJP
【FI】
   B43L19/00 H
   B43M11/06
【請求項の数】4
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2013-104809(P2013-104809)
(22)【出願日】2013年5月17日
(65)【公開番号】特開2014-223766(P2014-223766A)
(43)【公開日】2014年12月4日
【審査請求日】2016年5月6日
(73)【特許権者】
【識別番号】000237237
【氏名又は名称】フジコピアン株式会社
(72)【発明者】
【氏名】渡辺 一也
(72)【発明者】
【氏名】藤井 圭介
(72)【発明者】
【氏名】峰岸 慶一郎
(72)【発明者】
【氏名】小崎 博史
【審査官】 谷垣 圭二
(56)【参考文献】
【文献】 特開平08−040630(JP,A)
【文献】 特開平10−007310(JP,A)
【文献】 特開2000−296697(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B43L 19/00
B43M 11/06
B65H 35/07
B65H 37/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
基材テープ上に塗膜を設けた転写テープを巻いた繰出コアから転写テープを繰出し、転写ヘッドで前記塗膜を被転写体に押圧して転写し、前記繰出コアと巻取コアを一対の噛合するギアで連動回転させて、塗膜転写後の基材テープを前記巻取コアに巻取る塗膜転写具であって、
前記ギアの一方は前記繰出コアと一体に設けられ、前記ギアの他方は前記巻取コアへスリップ可能に回転を伝達する軸を有する巻取ギアに設けられ、前記繰出コアと一体に設けられたギアの外周部分が前記巻取コアと前記巻取ギアの間に挟まれ、前記ギアを挟む前記巻取コアと前記巻取ギア間の距離が広がることを防止する手段が前記巻取ギア、及び/又は前記巻取コアに設けられ、前記巻取ギアが前記巻取コアへスリップ可能に回転を伝達する手段が、前記軸に設けられた巻取コアの内周を押圧する弾性片であることを特徴とする塗膜転写具。
【請求項2】
前記巻取コアと前記巻取ギア間の距離が広がることを防止する手段が、前記軸に設けられた弾性片であることを特徴とする請求項1に記載の塗膜転写具。
【請求項3】
前記スリップ可能に回転を伝達する手段と、前記巻取コアと巻取ギア間の距離が広がることを防止する手段が別々に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の塗膜転写具。
【請求項4】
前記スリップ可能に回転を伝達する手段と、前記巻取コアと巻取ギア間の距離が広がることを防止する手段が交互に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の塗膜転写具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、基材テープに修正用塗膜、接着用粘着剤、装飾用塗膜等を設けた転写テープを被転写体に転写するために用いる塗膜転写具に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の塗膜転写具では、転写テープの走行時に転写テープを繰出す繰出リールと、転写後の基材テープを巻取る巻取リールを連動させる連動手段として、図5に示すような、繰出リール、巻取リールとそれぞれ同軸に配設した繰出ギア、巻取ギアを相互に噛合させる連動機構を備えた塗膜転写具Z(特許文献1)が一般的に用いられている。
【0003】
従来の塗膜転写具Zでは、図6に示すように、転写テープの張力によって繰出リールと巻取リールが傾くことがある。繰出リールに対して巻取リールが傾くと、塗膜転写具内で転写テープが斜行する。
【0004】
ところで、近年、ユーザーによる塗膜転写具の小型化への要求に伴い、転写テープの薄膜化が進み、使用される基材もグラシン紙などの紙基材(40μm)から、離型処理をした薄膜(6〜12μm)の樹脂フィルムへと移行が進んでいる。転写テープの薄膜化が進んだために、転写テープを巻いた繰出リールなどが小さくなり、塗膜転写具全体の小型化が進んでいる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2003−54191
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、転写テープが薄膜化されたことにより、従来の塗膜転写具に比べて塗膜転写具内での転写テープの斜行量が大きくなるとともに、斜行の発生頻度も大きくなった。転写テープの塗膜転写具内での斜行量が大きくなると、転写テープの端部が転写ヘッドのテープガイドや塗膜転写具の内壁と強く接触した状態で、転写テープが走行することになる。この結果、転写テープ端部が折れたものや、転写テープ端部の塗膜が傷付いたものが発生する。このような端部が折れた転写テープや端部の塗膜が傷付いた転写テープが使用されると、転写された塗膜は表面にスジが入ったものや、端部が傷付いたものとなるという問題がある。
【0007】
本発明は、このような従来例の欠点に着目したものであり、薄膜化された転写テープを使用しても、従来の塗膜転写具に比べて、塗膜転写具内での転写テープの斜行による不具合を低減することができる塗膜転写具を提供することを課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
第1発明は、 基材テープ上に塗膜を設けた転写テープを巻いた繰出コアから転写テープを繰出し、転写ヘッドで前記塗膜を被転写体に押圧して転写し、前記繰出コアと巻取コアを一対の噛合するギアで連動回転させて、塗膜転写後の基材テープを前記巻取コアに巻取る塗膜転写具であって、
前記ギアの一方は前記繰出コアと一体に設けられ、前記ギアの他方は前記巻取コアへスリップ可能に回転を伝達する軸を有する巻取ギアに設けられ、前記繰出コアと一体に設けられたギアの外周部分が前記巻取コアと前記巻取ギアの間に挟まれ、前記ギアを挟む前記巻取コアと前記巻取ギア間の距離が広がることを防止する手段が前記巻取ギア、及び/又は前記巻取コアに設けられ、前記巻取ギアが前記巻取コアへスリップ可能に回転を伝達する手段が、前記軸に設けられた巻取コアの内周を押圧する弾性片であることを特徴とする塗膜転写具である。
【0009】
第2発明は、前記巻取コアと前記巻取ギア間の距離が広がることを防止する手段が、前記軸に設けられた弾性片であることを特徴とする第1発明に記載の塗膜転写具である。
【0010】
第3発明は、前記スリップ可能に回転を伝達する手段と、前記巻取コアと巻取ギア間の距離が広がることを防止する手段が別々に設けられていることを特徴とする第2発明に記載の塗膜転写具である。
【0011】
第4発明は、前記スリップ可能に回転を伝達する手段と、前記巻取コアと巻取ギア間の距離が広がることを防止する手段が交互に設けられていることを特徴とする第3発明に記載の塗膜転写具である。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、繰出コアのギアの外周部分は、巻取ギアと巻取コアの間の隙間に挟まれており、しかも前記の巻取ギアと巻取コアの間の隙間が広がることを防止する手段が設けられているので、繰出コアのギアの外周部分は、巻取ギアと巻取コアの間の隙間で規制された範囲を越えて動くことはない。この結果,本発明の塗膜転写具では、巻取ギアに装着された巻取コアは繰出コアに対して、前記の隙間で規制された範囲を越えて傾くことはない。よって、本発明の塗膜転写具は、従来の塗膜転写具に比べて、転写テープの斜行量、転写テープの斜行の発生頻度ともに小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】本発明の第1実施形態の塗膜転写具A
図2】本発明の第2実施形態の塗膜転写具B
図3】本発明の第3実施形態の塗膜転写具Cの巻取コア部分
図4】本発明の第4実施形態の塗膜転写具D
図5】従来の塗膜転写具Z
図6】従来の塗膜転写具で、繰出リールと巻取リールが傾いた状態を示す図
図7】従来の塗膜転写具に非常に厚みの薄いギアを使用した状態を示す図
【発明を実施するための形態】
【0014】
本発明の第1実施形態の塗膜転写具Aを図1に示す。図1(a)は第1実施形態の塗膜転写具Aのカバー2を開けた状態の平面図である。図1(b)は図1(a)のM−M断面図である。
【0015】
塗膜転写具Aは、ケース1、カバー2、塗膜を塗布した転写テープ9を巻き回した繰出コア3、塗膜を被転写体に転写する転写ヘッド6、塗膜を転写した後の基材テープ10を巻き取る巻取コア5、及び繰出コア3の回転を巻取コア5に伝える巻取ギア4から、構成されるものである。転写ヘッド6を被転写面に押圧しつつ、塗膜転写具Aを被転写面上で移動させると、繰出コア3から転写テープ9が繰出され、転写ヘッド6の押圧転写部13で転写テープ9から塗膜が被転写面に転写され、残った基材テープ10が巻取コア5に巻き取られる構成となっている。
【0016】
塗膜転写具Aでは、繰出コア3に設けられたギア7と、巻取ギア4に設けられたギア8が噛合しているので、繰出コア3が回転すると、これに連動して巻取ギア4が回転する。
【0017】
巻取ギア4の軸部分に巻取コア5を装着すると、巻取ギア4の軸に120°間隔で設けられた3本の押圧片11が弾性変形して巻取コア5の内周を押圧するので、巻取ギア4が回転すると、3本の押圧片11を介して、この回転が巻取コア5に伝達される。
【0018】
繰出コア3に設けられたギア7の外周部分は、巻取ギア4に設けられたフランジ部14と巻取コア5の間の隙間に挟まれる構成となっている。巻取ギア4のギア8の厚みは、繰出コア3のギア7よりも厚いので、この隙間の幅は繰出コア3のギア7の厚みより大きくなっている。
【0019】
また、前記押圧片11の先端部分には、抜け止め12が設けられている。抜け止め12は、ギア7の外周部分を挟む巻取ギア4のフランジ部14と巻取コア5間の隙間が広がることを防止する手段である。抜け止め12があるので、ギア7の外周部分を挟む隙間が広くならない。このように、ギア7の外周が二つの部品間の隙間に挟まれ、しかもこの隙間が広がらない手段が設けられているので、ギア7の外周部分がこの隙間で規制された範囲を越えて動くことはない。ギア7の外周部分が前記の隙間で規制された範囲を越えて動くことがないので、塗膜転写具Aでは、巻取ギア4に装着された巻取コア5は繰出コア3に対して、前記の隙間で規制された範囲を越えて傾くことはない。よって、塗膜転写具Aでは従来の塗膜転写具に比べて、巻取コア5の繰出コア3に対する傾きを小さくすることができる。この結果、塗膜転写具Aは、従来の塗膜転写具に比べて、転写テープの斜行量、転写テープの斜行の発生頻度ともに小さくすることができる。
【0020】
ギア7の外周部分を挟む巻取ギア4のフランジ部14と巻取コア5間の距離、すなわち前記の隙間の幅とギア7の厚みとの差は、0.05mm以上0.2mm以下が好ましく、0.1mm以上0.15mm以下がより好ましい。この差が0.05mm未満になると、ギア7が、巻取ギア及び/又は、巻取コアと接触して、繰出コア3が巻取ギア4と巻取コア5に対してスム−ズに動けなくなるおそれがある。一方、この差が0.2mmを超えると転写テープの斜行に対する効果が小さくなる。
【0021】
ギア7とギア8のピッチ円直径比は、繰出コア3に巻かれた転写テープ9の繰出リール外径が大きな初期においても転写テープ9が弛まないように、繰出コア3から繰出される転写テープ9の長さよりも、巻取コア5に巻き取られる基材テープ10の長さが長くなるように、設定されている。
【0022】
繰出される転写テープ9よりも、巻取られる基材テープ10の長さが長くなるように設定されているので、転写テープ9には張力がかかるが、一定以上の張力が転写テープ9にかかると、前記押圧片11と巻取コア5の内周間で滑りが発生して転写テープ9の張力を逃がすので、転写テープ9が破断することはない。
【0023】
本実施形態では、巻取ギア4から巻取コア5への回転の伝達手段として、巻取ギア4に設けた弾性片である押圧片11を採用したが、一定以上の張力が転写テープ9にかかると滑って、転写テープ9の張力を逃がすものであれば、どのような伝達手段であってもよい。
【0024】
本発明の第2実施形態である塗膜転写具Bを図2に示す。図2(a)は、カバーを開けた状態の塗膜転写具Bの正面図である。図2(b)は、図2(a)のN−N断面図である。
【0025】
塗膜転写具Bは、巻取ギア4に、押圧片11と抜け止め12を別々に設けたこと以外は、第1実施形態の塗膜転写具Aと同様である。塗膜転写具Bでは、巻取ギア4の軸に3本の抜け止め12が120°間隔で、3本の押圧片11と交互に設けられている。
【0026】
抜け止め12と押圧片11を別々に設けることによって、これらを一体に設ける場合に比べて、抜け止め12と押圧片11が互い影響しあうことがなくなり、それぞれが果たすべき機能への悪影響をなくすることができる。例えば、第1実施形態の塗膜転写具Aのように、抜け止め12と押圧片11を一体に設けた場合、押圧片11がコア内周と接触することによって大きく弾性変形すると、それ以上に押圧片11の先端に設けた抜け止め12の位置は変化するので、巻取コア5の抜け止めの効果が不十分となるおそれがある。しかし、押圧片11と抜け止め12を別々に設けることによって、このような影響を防止することができる。
【0027】
本発明の第3実施形態である塗膜転写具Cを図3に示す。図3(a)は、カバーを開けた状態の塗膜転写具Cの巻取コア部分の正面図である。図3(b)は、図3(a)のO−O断面図である。
【0028】
塗膜転写具Cは、巻取ギア4に設けた押圧片11の形状が異なること以外は、第2実施形態の塗膜転写具Bと同様である。
【0029】
図3(b)に示すように、塗膜転写具Cの巻取ギア4の押圧片11は、断面形状をU字状にしている。U字状にすることによって、塗膜転写具Cの押圧片11の長さは、塗膜転写具Bの押圧片11に比べて、長くなっている。塗膜転写具Cでは、押圧片11を長くすることによって、押圧片11を破損し難くしている。
【0030】
本発明の第4実施形態である塗膜転写具Dを図4に示す。図4(a)は、カバーを開けた状態の塗膜転写具Dの正面図である。図4(b)は、図4(a)のP−P断面図である。
【0031】
塗膜転写具Dは、繰出コア3のギア7部分、巻取ギア4のギア8部分とフランジ部14を、繰出コア3と巻取ギア4の他の部分と異なる材質で製作した以外は、第2実施形態の塗膜転写具Bと同様である。
【0032】
ステンレス製のギア7部分を射出成形型にインサートしてギア7以外の部分を熱可塑性樹脂で成形することによって、繰出コア3が製作される。また、ステンレス製のギア8部分とフランジ部14を射出成形型にインサートしてギア8とフランジ部14以外の部分を熱可塑性樹脂で成形することによって、巻取ギア4が製作される。ギア7とギア8部分をステンレス等の金属で製作することにより、ギア7とギア8は、非常に薄くても、回転伝達をするために必要な強度を維持することができる。よって、塗膜転写具D全体の厚みを非常に薄くすることができる。本実施形態では、繰出コア3と巻取ギア4の一部分のみを金属としたが、繰出コア3と巻取ギア4全体が金属であってもよい。また、金属はステンレスに限定されるものではなく、ギアとしての強度が確保できるものであれば、どのような金属であってもよい。
【0033】
ギア7とギア8を非常に薄くすると、図5に示す従来の塗膜転写具Zでは、ギア同士の歯先が図7に示すように上下にずれて、噛合わなくなるおそれがあるが、本発明の塗膜転写具では、ギア7の外周部分が巻取ギア4と巻取コア5の隙間に挟まれて、ギア8と噛み合った状態で維持されるので、ギア7とギア8が噛み合わなくなるおそれはない。
【0034】
第4実施形態の塗膜転写具Dは、特に幅の狭い転写テープを使用し、且つ塗膜転写具全体の大きさを小型化した塗膜転写具を製作する場合に、大きな効果をもたらすものである。
【0035】
幅の狭い転写テープを使用しても、図5に示す従来の塗膜転写具Zの連動機構を採用すると、転写テープ以外の部分は小さくならない。すなわち、塗膜転写具全体の幅は、転写テープの幅が小さくなった分だけ、寸法が小さくなるのみである。また、幅の狭い転写テープを使用した塗膜転写具では、幅の広い転写テープを使用した塗膜転写具に比べて、転写テープの斜行量を小さくする必要がある。例えば、テープ幅が6mmの転写テープを使用した塗膜転写具では、転写テープが1mm斜行しても、テープ幅の1/6の斜行でしかないので、テープ端部の塗膜にキズが付くなどの不具合が発生する可能性はあるが、転写テープが走行できなくなるほどの不具合となることはない。一方、テープ幅が2mmの転写テープを使用した塗膜転写具では、転写テープが1mm斜行すれば、テープ幅の1/2も斜行するので、転写テープがねじれたり切れたりする可能性があり、転写テープが走行できなくなるほどの不具合となるおそれがある。
【0036】
このように、テープ幅の狭い転写テープを使用する塗膜転写具では、転写テープの斜行量を、テープ幅の広い転写テープを使用するものに比べて小さくする必要があるので、本発明の塗膜転写具の構成を採用する効果が大きい。また、テープ幅の狭い転写テープを使用する塗膜転写具に、第4実施形態の塗膜転写具の構成を採用すると、テープ幅が狭くなることに追加して前記連動機構部分の幅も小さくできるので、塗膜転写具全体の幅を小さくできるという効果もある。
【符号の説明】
【0037】
A,B,C,D,Z 塗膜転写具
1 ケース
2 カバー
3 繰出コア
4 巻取ギア
5 巻取コア
6 転写ヘッド
7 (繰出コアの)ギア
8 (巻取りギアの)ギア
9 転写テープ
10 基材テープ
11 押圧片
12 抜け止め
13 押圧転写部
14 フランジ部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7