特許6284184IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

π共役化合物及びその製造方法に関する。また本発明は、π共役化合物を用いた接着剤及びその使用方法に関する。また、本発明は、接着剤を用いて接合された接合部を備える構造体、及び、接着剤を用いて接合された接合部の剥離方法

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかし、特許文献1に記載の接着剤では、室温で光照射されることで流動性が変化し、脱着を起こすため、半導体製造プロセスにおけるリソグラフ工程のように紫外線が照射される環境下で使用すると、意図しない被着体の剥離等が生じるおそれがある。 本発明は、室温のような比較的低温の温度領域下では光照射を受けても接着力が維持される一方、所定の高温領域下で光照射することで流動化させて被着体を剥離させることが可能な解体性接着剤、及びそのような解体性接着剤を実現可能な化合物を提供することを目的の一つとするものである。 また、本発明は、化合物の製造方法、接着剤の使用方法、接着剤を用いて接合された接合部を備える構造体、及び、接着剤を用いて接合された接合部の剥離方法を提供することを目的の一つとするものである。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者らは、目的を達成すべく、平面性が高く剛直なπ共役骨格と、分子骨格の動きに伴い分子物性を変換できる柔軟なπ共役骨格との両方の特長を併せ持つ特殊なπ共役化合物を設計し、液晶のような凝集状態で柔軟なπ共役骨格を動かすことができれば、外部刺激に応答して物性を可逆的に制御することができると着想して、鋭意検討を行った。その結果、剛直なアセン骨格と柔軟なシクロオクタテトラエン骨格とを有する・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明によれば、室温のような比較的低温の温度領域下では光照射を受けても接着力が維持される一方、所定の高温領域下で光照射することで流動化させて被着体を剥離させることが可能な解体性接着剤、及びそのような解体性接着剤を実現可能な化合物を提供することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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