特許第6284967号(P6284967)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6284967
(24)【登録日】2018年2月9日
(45)【発行日】2018年2月28日
(54)【発明の名称】イヤホン
(51)【国際特許分類】
   H04R 1/10 20060101AFI20180215BHJP
【FI】
   H04R1/10 104B
   H04R1/10 104Z
【請求項の数】9
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2016-41671(P2016-41671)
(22)【出願日】2016年3月4日
(65)【公開番号】特開2017-158120(P2017-158120A)
(43)【公開日】2017年9月7日
【審査請求日】2017年10月10日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】000128566
【氏名又は名称】株式会社オーディオテクニカ
(74)【代理人】
【識別番号】100101878
【弁理士】
【氏名又は名称】木下 茂
(72)【発明者】
【氏名】田久保 陽介
【審査官】 堀 洋介
(56)【参考文献】
【文献】 特開2008−048303(JP,A)
【文献】 特開2011−040933(JP,A)
【文献】 特開2015−231232(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04R 1/10
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
音声信号を受けて音声波を再生するドライバーユニットと、
前記ドライバーユニットを収納するユニットケースと、
前記ユニットケース内に連通して形成され、前記ドライバーユニットからの音声波をユーザの外耳道に導く音導管と、
前記音導管とは異なる素材により形成され、前記音導管の内側面に取り付けられて、前記ドライバーユニットからの音声波を、前記外耳道に導く軸孔を有する筒体状の異素材音導管と、が備えられ、
前記異素材音導管の外側面が、前記音導管の内側面に対して取り付けられ、かつ異素材音導管の前記外耳道に向かう先端部側の軸孔内には、音響抵抗材が挿入されていることを特徴とするイヤホン。
【請求項2】
前記異素材音導管の前記軸孔は、前記先端部側の内径が大きく形成され、内径が大きく形成された部分に、音響抵抗材が挿入されて取り付けられると共に、前記音響抵抗材は軸孔の内径の違いにより形成される段部に係止されていることを特徴とする請求項1に記載のイヤホン。
【請求項3】
前記異素材音導管は、前記先端部が前記音導管の先端部と面一となるように音導管内に取り付けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のイヤホン。
【請求項4】
前記異素材音導管の前記ドライバーユニット側の端部には、外側に広がる鍔部が形成され、前記鍔部が前記ユニットケース内に係止されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のイヤホン。
【請求項5】
前記異素材音導管は、金属素材により構成された請求項1乃至4のいずれか1項に記載のイヤホン。
【請求項6】
前記ユニットケースと前記音導管は、樹脂素材により一体成型されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のイヤホン。
【請求項7】
前記音導管は透明の樹脂素材により構成され、前記異素材音導管は有色の素材より構成されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のイヤホン。
【請求項8】
前記音導管の外側には、イヤーピースが取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のイヤホン。
【請求項9】
前記ドライバーユニットは、バランスドアーマチュア型であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のイヤホン。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、ドライバーユニットを収容するユニットケース内に連通して形成された音導管内に、この音導管とは異なる素材により形成された異素材音導管を備えたカナル型(耳栓型)イヤホンに関する。
【背景技術】
【0002】
一般的に、カナル型イヤホンは、ドライバーユニットを収容するユニットケースと、このユニットケース内に連通してドライバーユニットからの音声波をユーザの外耳道に導く音導管と、この音導管の先端部を覆うようにして設けられたイヤーピースとにより構成される。このようなカナル型イヤホンは、イヤーピースがユーザの外耳道に密着して装着されるため、遮音性が良く、周囲の騒音の影響を受けにくいという特徴がある。このカナル型イヤホンは、例えば、特許文献1および非特許文献1に開示されている。
【0003】
また、複数のドライバーユニットをユニットケース内に収容したカナル型イヤホンが、特許文献2に開示されている。特許文献2に開示されたカナル型イヤホンは、音声信号の異なる音域成分(低域成分、中域成分、高域成分)をそれぞれ再生するドライバーユニットを有し、これらのドライバーユニットには、それぞれ専用の音導管(チューブ)が設けられている。
これらの音導管のうち、高域成分用の音導管は、ユニットケースの開口部に取り付けられたステムの貫通孔内において、その中央部に位置するように配置されている。また、低域成分及び中域成分用の音導管は、前記高域成分用音導管の周囲に沿って前記貫通孔に連通するようにして形成されている。
【0004】
前記したカナル型イヤホンによれば、高域成分用、中域成分用、および低域成分用のそれぞれの音導管を分離することで、特に高域成分の減衰を抑制でき、再生音の音質の劣化を防止できると記載されている。
また、高域成分用の音導管が、ステムの略中央部に配置されているので、ユーザの外耳道内の中央付近を通って再生音が鼓膜へと伝達される。このため、ユーザの外耳道内の形状による影響を最小限にして、再生音を効率よく鼓膜まで伝達させることができると記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2015−126267号公報
【特許文献2】特許第5498515号公報
【非特許文献】
【0006】
【非特許文献1】「密閉型インナーイヤーレシーバーXBA−300」インターネット<URL:http://www.sony.jp/headphone/products/XBA-300/feature_1.html>〔平成28年2月17日検索〕
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、カナル型イヤホンにおける音質は、ドライバーユニットからの音声波をユーザの外耳道に導く音導管の特性に依存するところが大きい。
すなわち、音導管の素材や内径を変更することにより、カナル型イヤホンの音質を調整することができる。例えば音導管を金属素材により構成した場合には、樹脂素材で構成される場合に比較して、金属素材特有の音質を得ることができる。
【0008】
これは例えば金管楽器に例示できるように、金属らしい音と言われるように高域の伸びの大きい独自の特性を得ることができる。また、例えば真ちゅうによる音導管をアルミニウムによる音導管に代えても、また音導管の長さを変更しても音色を変えることができ、さらに金属以外の素材を選択することで、独自の音色を有する再生音を得ることができるものとなる。
【0009】
そこで、前記した特許文献1および非特許文献1に開示されたカナル型イヤホンにおいては、ユニットケースと音導管とを金属素材で一体に、もしくは音導管の全体を金属素材により成形したものが示されている。
しかし、この構成のイヤホンによると当然ながら素材となる金属材料を多く必要とし、またこれらを成形するために、それぞれに金型が必要になるなど、必然的にコストの高騰を招くことになる。
【0010】
また、前記した特許文献2に開示されたカナル型イヤホンにおいても、高域成分用の音導管に金属素材を用いた点について開示されているが、これによると音声波の全帯域について、音導管の素材特有の音質を求めることは不可能となる。これを改善するために、各帯域の音導管毎に同様の素材を用いようとすると、構造上において複雑化するためにコストの高騰は免れない。
【0011】
この発明は、前記した技術的な観点に基づいてなされたものであり、ユニットケース等と一体に成形された例えば樹脂素材による音導管の内側面に、金属素材等を含む独自の素材による異素材音導管を取り付ける点に着目したものである。これにより、コストの高騰を招くことなく、異素材音導管に依存した独自の音色を有する再生音を得ることができるイヤホンを提供することを課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0012】
前記した課題を解決するためになされたこの発明に係るイヤホンは、音声信号を受けて音声波を再生するドライバーユニットと、前記ドライバーユニットを収納するユニットケースと、前記ユニットケース内に連通して形成され、前記ドライバーユニットからの音声波をユーザの外耳道に導く音導管と、前記音導管とは異なる素材により形成され、前記音導管の内側面に取り付けられて、前記ドライバーユニットからの音声波を、前記外耳道に導く軸孔を有する筒体状の異素材音導管とが備えられ、前記異素材音導管の外側面が、前記音導管の内側面に対して取り付けられ、かつ異素材音導管の前記外耳道に向かう先端部側の軸孔内には、音響抵抗材が挿入されていることを特徴とする。
この場合、好ましくは、前記異素材音導管の前記軸孔は、前記先端部側の内径が大きく形成され、内径が大きく形成された部分に、音響抵抗材が挿入されて取り付けられると共に、前記音響抵抗材は軸孔の内径の違いにより形成される段部に係止された構成が採用される。
さらに、異素材音導管は、前記先端部が前記音導管の先端部と面一となるように音導管内に取り付けられていることが望ましい。
【0013】
前記した構成のイヤホンによれば、ドライバーユニットからの音声波は、音導管内に配置された異素材音導管内を通過することになる。したがって、異素材音導管の素材や内径寸法等に依存した音響特性を得ることができる。
また、異素材音響管の先端部に音響抵抗材が取り付けられることにより、前記したドライバーユニットの音響特性の調整や、各音域のバランスの改善を図ることができる。
【0014】
また、この発明に係る一つの好ましい形態のイヤホンにおいては、前記異素材音導管の前記ドライバーユニット側の端部には、外側に広がる鍔部が形成され、前記鍔部が前記ユニットケース内に係止することで、前記異素材音導管が前記音導管の先端部から抜け出るのを阻止する構成が採用される。
【0015】
そして、前記した異素材音導管においては、金属素材を好適に採用することができる。 このように、異素材音導管として金属素材を用いることで、金属素材特有の音色を有する再生音を得ることができる。
この構成によると、ユニットケースと音導管とを金属素材で一体に、もしくは音導管の全体を金属素材により成形した従来のイヤホンに比較して、製造コストを大幅に抑えることが可能になる。
【0016】
一方、前記ユニットケースと前記音導管は、樹脂素材により一体成型されていることが望ましい
【0017】
さらに、好ましい構成として、前記音導管は透明の樹脂素材により構成され、前記異素材音導管は有色の素材により構成される。
この構成によれば、機能面だけでなくデザイン面でも、ユーザの注意を引くことができ、商品の訴求効果を向上させることに寄与できる。
【0018】
加えて、前記した音導管の外側にイヤーピースを取り付けることで、イヤーピースがユーザの外耳道に密着して装着されるカナル型イヤホンを構成することができる。これにより、良好な遮音特性を得ることができるので、前記した異素材音響管により得られる特有の音色を一層際立たせたイヤホンを提供することができる。
さらに、前記ドライバーユニットとして、バランスドアーマチュア型を用いることで、歪みが少なく過渡特性が良好であるなど、高い聴感特性を得ることができるイヤホンを提供することができる。
【発明の効果】
【0019】
この発明に係るイヤホンによれば、例えば樹脂素材により形成されたユニットケース内に連通する音導管の内側面に、筒体状の異素材音導管を配置した構成が採用されるので、樹脂素材により形成された単独の音導管においては期待することができない音響特性を得ることができる。
しかも、異素材音導管はユニットケース内に連通する音導管の内側面に取り付けた構成が採用されるので、製造コストを大幅に抑えたイヤホンを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
図1】この発明に係る第1形態のイヤホンについて、その全体構成を示した断面図である。
図2図1に示すイヤホンを主要な各部に分解して示した斜視図である。
図3】この発明に係る第2形態のイヤホンについて、その全体構成を示した断面図である。
図4図3に示すイヤホンを主要な各部に分解して示した斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
この発明に係るイヤホンについて、図1および図2に示す第1形態と、図3および図4に示す第2形態に別けて説明する。
先ず、図1および図2に示す第1形態のイヤホン1は、カナル型イヤホンを構成しており、このカナル型イヤホンは、基本的な構成部材として、ドライバーユニット2と、このドライバーユニット2を収納するユニットケース3と、ユニットケース3内に連通する音導管4と、音導管4の外周面に取り付けられたイヤーピース5を備えている。
【0022】
ユニットケース3は、ベース部材3aと、カバー部材3bおよびベース部材3aとカバー部材3bを連結する中央の連結部材3cとにより構成されている。このユニットケース3は、ABS樹脂を素材として成形されているが、これに限定されるものではない。
そして、ユニットケース3の内部には、所定の容積の内部空間が形成されおり、前記ドライバーユニット2が、この内部空間に搭載されている。
なお、このドライバーユニット2は、図2に示すように保護部材2A内に収容された状態で、ユニットケース3の内部空間内に搭載されている。
【0023】
この実施の形態においては、ドライバーユニット2として、バランスドアーマチュア型が用いられている。バランスドアーマチュア型のドライバーユニットは、筐体内にマグネット、コイル、アーマチュア、振動板などが収納され、コイルに音声信号に応じた駆動電流を流すことによりアーマチュアが振動し、この振動が振動板に伝達されて音声波が再生される。
このバランスドアーマチュア型ドライバーユニットは、振動板が剛性の高い金属板からなるため、空気の抵抗を受けることなく音声信号に忠実に振動する。したがって、比較的歪みが少なく、過渡特性が良好であるなどの特質を有している。
【0024】
前記ユニットケース3を構成するベース部材3aには、音導管4がベース部材3aと一体に成形されており、この音導管4は前記ドライバーユニット2からの音声波をユーザの外耳道に導く機能を果たす。加えて、この実施の形態においては、前記音導管4には、音導管4の素材とは異なる例えば真ちゅうやチタンを素材とした円筒状の異素材音導管6が、前記音導管4の内側面4aに対して密閉状態で取り付けられている。
そして、ユニットケース3と一体に形成された音導管4の先端部に対して、異素材音導管6の先端部が、面一となるように取り付けられている。
【0025】
前記異素材音導管6には、軸孔6aが形成されており、これによりドライバーユニット2からの音声波は、異素材音導管6の軸孔6aを介して、ユーザの外耳道に導かれるようになされる。なお、異素材音導管6の前記軸孔6aは、軸方向における先端部側の半部が若干内径が大きく形成されており、内径が大きく形成された部分に、円柱状に成形された音響抵抗材7が挿入されて取り付けられている。音響抵抗材7は内径の違いにより形成される段部に係止される。
なお、この音響抵抗材7は、例えばウレタンなどの素材により形成され、その先端部が異素材音導管6の先端部と面一となるようにして取り付けられている。
【0026】
前記音導管4には、この音導管4を覆うようにしてイヤーピース5が取り付けられている。このイヤーピース5は、例えばシリコンゴムなどの弾性素材により構成されており、球体の一部を切断したような外表部5aと、その内部に設けられた筒状部5bとが先端部で一体に連結されて構成されている。
【0027】
そして、前記した音導管4の一部には、外径を異ならせた位置決め段部4bが形成されており、この位置決め段部4bに、イヤーピース5の前記筒状部5bの端部が当接して位置決めされ、この状態でイヤーピース5は音導管4に取り付けられている。
このイヤーピース5における球体状の外表部5aが、ユーザの外耳道に挿入されることで、球体状の外表部5aがユーザの外耳道に倣って変形して密着し、イヤホン1の全体がイヤーピース5を介して外耳道において支持されると共に、遮音性を保つことができる。
【0028】
図3および図4は、この発明に係る第2形態のイヤホンを示している。この第2形態のイヤホン1については、図1および図2に示す第1形態のイヤホン1と同一の機能を果たす部分を同一の符号で示している。したがって、重複する説明は省略する。
この第2形態のイヤホン1は、音導管4の内側面4aに取り付けられる異素材音導管6の端部に、外側に広がる環状の鍔部6bが形成されている。したがってこの実施の形態においては、異素材音導管6は、ユニットケース3を構成するベース部材3aの内側から、音導管4の内側面4aに沿って装着される。
【0029】
これにより、異素材音導管6の前記鍔部6bは、ユニットケース3の内側面に係止された状態で配置される。したがって、イヤホン1にたとえ強い衝撃が加わっても、異素材音導管6が音導管4の先端部から飛び出る(抜け出る)のを防ぐことができる。
そして、鍔部6bを有する異素材音導管6の構成と、この異素材音導管6の鍔部6bが係止されるユニットケース3の内側面部分の構成を除いた他の構成は、図1および図2に示す第1形態のイヤホン1と同様の構成にされている。
【0030】
前記した第1および第2形態のイヤホン1によると、ドライバーユニット2により再生された音声波は、音導管4の内側面に挿入された金属素材による異素材音導管6の軸孔6aを介して導出される。したがって、異素材音導管6の素材や内径寸法等に依存した独自の音響特性を得ることができる。これによると、ユニットケースと音導管とを金属素材で一体に、もしくは音導管の全体を金属素材により成形した従来のイヤホンに比較して、金型等を含めた製造コストを大幅に抑えることが可能になる。
【0031】
なお、この発明に係るイヤホンは、前記した実施の形態に限定されるものではない。例えば、異素材音導管6として金属素材を用いることなく、例えば、PPS樹脂により構成されてもよい。これによると、コストの高騰を招くことなく、異素材音導管に依存した独自の音色を有する再生音を得ることができるイヤホンを提供することができる。
また、ドライバーユニットはバランスドアーマチュア型の他に、ダイナミック型などのタイプでもよい。
【0032】
さらに、この発明に係るイヤホンは、ユニットケース3内にそれぞれ再生帯域の異なる複数のドライバーユニット2を配置することができる。そして、それぞれのドライバーユニット2からの再生音は、前記した異素材音導管6の軸孔6aを介して導出されるので、同様に全帯域にわたって異素材音導管に依存した独自の音色を有する再生音を得ることができる。
【0033】
また、この発明に係るイヤホンによると、音導管4を含むユニットケース3を、例えば透明樹脂により構成し、異素材音導管6は、有色の素材により構成することもできる。
この構成によると、透明樹脂の内部に異色の異素材音導管6を透視することができ、機能面だけでなくデザイン面でも、ユーザの注意を引くイヤホンを提供することができる。
【符号の説明】
【0034】
1 イヤホン
2 ドライバーユニット
2A 保護部材
3 ユニットケース
3a ベース部材
3b カバー部材
3c 連結部材
4 音導管
4a 内側面
4b 位置決め段部
5 イヤーピース
5a 外表部
5b 筒状部
6 異素材音導管
6a 軸孔
6b 鍔部
7 音響抵抗材
図1
図2
図3
図4