【実施例】
【0340】
(実施例1)
(酸部分を調製するための一般スキーム)
【0341】
【化118】
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(具体例:2−フェニルアミノメチレン−マロン酸ジエチルエステル)
【0342】
【化119】
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アニリン(25.6g、0.28mol)と2−(エトキシメチレン)マロン酸ジエチル(62.4g、0.29mol)との混合物を、140℃〜150℃で2時間加熱した。この混合物を、室温まで冷却し、そして減圧下で乾燥させて、2フェニルアミノメチレン−マロン酸ジエチルエステルを、固体として得、これを、さらに精製せずに次の工程において使用した。
【0343】
【化120】
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(4−ヒドロキシキノリン−3−カルボン酸エチルエステル)
機械攪拌子を備えた1Lの三口フラスコに、2−フェニルアミノエチレン−アロン酸ジエチルエステル(26.3g、0.1mol)、ポリリン酸(270g)および塩化ホスホリル(750g)を入れた。この混合物を約70℃まで加熱し、そして4時間攪拌した。この混合物を室温まで冷却し、そして濾過した。その残渣を、水性Na
2CO
3溶液で処理し、濾過し、水で洗浄し、そして乾燥させた。4−ヒドロキシキノリン−3−カルボン酸エチルエステルが、淡褐色固体として得られた(15.2g、70%)。この粗生成物を、さらに精製せずに次の工程において使用した。
【0344】
(A−1;4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸)
4−ヒドロキシキノリン−3−カルボン酸エチルエステル(15g、69mmol)を、水酸化ナトリウム溶液(2N、150mL)中に懸濁させ、そして還流下で2時間攪拌した。冷却後、この混合物を濾過し、そしてその濾液を、2N NClを用いてpH4まで酸性化した。得られた沈殿物を濾過により収集し、水で洗浄し、そして減圧下で乾燥させて、4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(A−1)を青白い固体として得た(10.5g、92%)。
【0345】
【化121】
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(具体例:A−2;6−フルオロ−4−ヒドロキシ−キノリン−3−カルボン酸)
【0346】
【化122】
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6−フルオロ−4−ヒドロキシ−キノリン−3−カルボン酸(A−2)を、4−フルオロ−フェニルアミンで出発して、上記一般スキームに従って合成した。全収率(53%)。
【0347】
【化123】
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(実施例2)
【0348】
【化124】
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(2−ブロモ−5−メトキシ−フェニルアミン)
1−ブロモ−4−メトキシ−2−ニトロベンゼン(10g、43mmol)とRaney Ne(5g)との、エタノール(100mL)中の混合物を、H
2(1atm)下で4時間、室温で攪拌した。Raney Niを濾別し、そしてその濾液を減圧下で濃縮した。得られた固体をカラムクロマトグラフィーによって精製して、2−ブロモ−5−メトキシフェニルアミンを得た(7.5g、86%)。
【0349】
(2−[(2−ブロモ−5−メトキシ−フェニルアミノ)−メチレン]−マロン酸ジエチルエステル)
2−ブロモ−5−メトキシフェニルアミン(540mg、2.64mmol)と2−(エトキシメチレン)マロン酸ジエチル(600mg、2.7mmol)との混合物を、100℃で2時間攪拌した。冷却後、この反応混合物を、メタノール(10mL)から再結晶して、2−[(2−ブロモ−5−メトキシ−フェニルアミノ)−メチレン]−マロン酸ジエチルエステルを、黄色固体として得た(0.8g、81%)。
【0350】
(8−ブロモ−5−メトキシ−4−オキソ−1,4ジヒドロ−キノリン−3−カルボン
酸エチルエステル)
2−[(2−ブロモ−5−メトキシ−フェニルアミノ)−メチレン]−マロン酸ジエチルエステル(9g、24.2mmol)を、ポリリン酸(30g)に120℃でゆっくりと添加した。この混合物を、この温度でさらに30分間攪拌し、次いで、室温まで冷却した。無水エタノール(30mL)を添加し、そして得られた混合物を、30分間還流した。この混合物を、重炭酸ナトリウム水溶液で25℃で塩基性化し、そしてEtOAcで抽出した(4×100mL)。その有機層を合わせ、乾燥させ、そして溶媒を蒸発させて、8−ブロモ−5−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−キノリン−3−カルボン酸エチルエステルを得た(2.3g、30%)。
【0351】
(5−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−キノリン−3−カルボン酸エチルエステル)
8−ブロモ−5−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−キノリン−3カルボン酸エチルエステル(2.3g、7.1mmol)と、酢酸ナトリウム(580mg、7.1mmol)と、10% Pd/C(100mg)との、氷酢酸(50ml)中の混合物を、H
2(2.5atm)下で一晩攪拌した。この触媒を濾過により除去し、そして反応混合物を、減圧下で濃縮した。得られた油状物をCH
2Cl
2(100mL)に溶解し、そして重炭酸ナトリウム水溶液および水で洗浄した。その有機層を乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。粗生成物をカラムクロマトグラフィーによって精製して、5−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−キノリン−3−カルボン酸エチルエステルを、黄色固体として得た(1g、57%)。
【0352】
(A−4;5−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−キノリン−3−カルボン酸)
5−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−キノリン−3−カルボン酸エチルエステル(1gg、7.1mmol)の、10% NaOH溶液(50mL)中の混合物を、一晩加熱還流し、次いで室温まで冷却した。この混合物を、エーテルで抽出した。その水層を分離し、そして濃HCl溶液でpH1〜2まで酸性化した。得られた沈殿物を濾過により収集して、5−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−キノリン−3−カルボン酸(A−4)を得た(530mg、52%)。
【0353】
【化125】
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(実施例3)
【0354】
【化126】
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(ナトリウム2−(メルカプト−フェニルアミノ−メチレン)−マロン酸ジエチルエステル)
NaH(鉱油中60%、6g、0.15mmol)のEt
2O中の懸濁液に、室温で、30分間かけて、マロン酸エチル(24g、0.15mol)を滴下した。次いで、イソチオシアン酸フェニル(20.3g、0.15mol)を、攪拌しながら一晩かけて、室温で滴下した。その固形分を濾過し、無水エーテル(200mL)で洗浄し、そして減圧下で乾燥させて、ナトリウム2−(メルカプト−フェニルアミノ−メチレン)−マロン酸ジエチルエステルを、淡黄色の粉末として得た(46g、97%)。
【0355】
(2−(メチルスルファニル−フェニルアミノ−メチレン)−マロン酸ジエチルエステル)
30分間の時間にわたって、ヨウ化メチル(17.7g、125mmol)を、氷浴中で冷却しているナトリウム2−(メルカプト−フェニルアミノ−メチレン)−マロン酸ジエチルエステル(33g、104mmol)のDMF(100mL)溶液に滴下した。この混合物を、室温で1時間攪拌し、次いで、氷水(300mL)に注いだ。得られた固体を濾過により収集し、水で洗浄し、そして乾燥させて、2−(メチルスルファニル−フェニルアミノ−メチレン)−マロン酸ジエチルエステルを、淡黄色固体として得た(27g、84%)。
【0356】
(4−ヒドロキシ−2−メチルスルファニル−キノリン−3−カルボン酸エチルエステル)
2−(メチルスルファニル−フェニルアミノ−メチレン)マロン酸ジエチルエステル(27g、87mmol)の、1,2−ジクロロベンゼン(100mL)中の混合物を、1.5時間加熱還流した。溶媒を減圧下で除去し、そしてその油状の残渣を、ヘキサンで粉砕して、淡黄色の固体を得、この固体を、分取HPLCにより精製して、4−ヒドロキシ−2−メチルスルファニル−キノリン−3−カルボン酸エチルエステル(8g、35%)を得た。
【0357】
(A−16;2−メチルスルファニル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−キノリン−3−カルボン酸)
4−ヒドロキシ−2−メチルスルファニル−キノリン−3−カルボン酸エチルエステル(8g、30mmol)を、NaOH溶液(10%、100mL)中で、1.5時間加熱還流した。冷却後、この混合物を濃HClでpH4まで酸性化した。得られた固体を濾過により終止、水(100mL)およびMeOH(100mL)で洗浄して、2−メチルスルファニル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−キノリン−3−カルボン酸(A−16)を、白色固体として得た(6g、85%)。
【0358】
【化127】
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(実施例4)
【0359】
【化128】
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(2,2,2−トリフルオロ−N−フェニル−アセトイミドイルクロリド)
Ph
3P(138.0g、526mmol)、Et
3N(21.3g、211mmol)、CCl
4(170mL)およびTFA(10g、175mmol)の混合物を、氷浴中で10分間攪拌した。アニリン(19.6g、211mmol)を、CCl4(20mL)に溶解し、添加した。この混合物を、3時間還流しながら攪拌した。溶媒を減圧下で除去し、そしてヘキサンを添加した。沈殿物(Ph
3POおよびPh
3P)を濾別し、そしてヘキサンで洗浄した。その濾液を減圧下で蒸留して、2,2,2−トリフルオロ−N−フェニル−アセトイミドイルクロリド(19g)を得、これを、さらに精製せずに次の工程で使用した。
【0360】
(2−(2,2,2−トリフルオロ−1−フェニルイミノ−エチル)−マロン酸ジエチルエステル)
NaH(3.47g、145mmol、鉱油中60%)の、THF(200mL)中の懸濁液に、マロン酸ジエチル(18.5g、116mmol)を0℃で添加した。この混合物を、この温度で30分間攪拌し、そして、2,2,2−トリフルオロ−N−フェニル−アセトイミドイルクロリド(19g、92mmol)を0℃で添加した。この反応混合物を室温まで温め、そして一晩攪拌した。この混合物をCH
2Cl
2で希釈して、飽和重炭酸溶液およびブラインで洗浄した。合わせた有機層を、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮して、2−(2,2,2−トリフルオロ−1−フェニルイミノ−エチル)−マロン酸ジエチルエステルを得、これを、さらに精製せずに次の工程において直接使用した。
【0361】
(4−ヒドロキシ−2−トリフルオロメチル−キノリン−3−カルボン酸エチルエステル)
2−(2,2,2−トリフルオロ−1−フェニル意味の−エチル)−マロン酸字エチルエステルを、210度で1時間、攪拌を続けながら加熱した。この混合物を、カラムクロマトグラフィー(石油エーテル)によって精製して、4−ヒドロキシ−2−トリフルオロメチル−キノリン−3−カルボン酸エチルエステルを得た(12g、3工程にわたって24%)。
【0362】
(A−15;4−ヒドロキシ−2−トリフルオロメチル−キノリン−3−カルボン酸)
4−ヒドロキシ−2−トリフルオロメチル−キノリン−3−カルボン酸エチルエステル(5g、17.5mmol)の、10% NaOH水溶液中の懸濁液を、2時間加熱還流した。冷却後、ジクロロメタンを添加し、そして水相を分離し、そして濃HClでpH4まで酸性化した。得られた沈殿物を濾過により収集し、水およびEt
2Oで洗浄して、4−ヒドロキシ−2−トリフルオロメチル−キノリン−3−カルボン酸(A−15)を得た(3.6g、80%)。
【0363】
【化129】
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(実施例5)
【0364】
【化130】
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(3−アミノ−シクロヘキサ−2−エノン)
シクロヘキサン−1,3−ジオン(56.1g、0.5mol)と、AcONH
4(38.5g、0.5mol)との、トルエン中の混合物を、Dean−Stark装置を用いて5時間加熱還流した。得られた油状の層を分離し、そして減圧下で濃縮して、3−アミノ−シクロヘキサ−2−エノンを得(49.9g、90%)、これをさらに精製せずに、次の工程において直接使用した。
【0365】
(2−[(3−オキソ−シクロヘキサ−1−エニルアミノ)−メチレン]−マロン酸ジエチルエステル)
3−アミノ−シクロヘキサ−2−エノン(3.3g、29.7mmol)と2−(エトキシメチレン)マロン酸ジエチル(6.7g、31.2mmol)との混合物を、130℃で4時間攪拌した。この反応混合物を減圧下で濃縮し、そして得られた油状物を、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、酢酸エチル)で精製して、2−[(3−オキシ−シクロヘキサ−1−エニルアミノ)−メチレン]−マロン酸ジエチルエステルを得た(7.5g、90%)。
【0366】
(4,5−ジオキソ−1,4,5,6,7,8−ヘキサヒドロ−キノリン−3−カルボン酸エチルエステル)
2−[(3−オキソ−シクロヘキサ−1−エチルアミノ)−メチレン]−マロン酸ジエチルエステル(2.8g、1mmol)とジフェニルエーテル(20mL)との混合物を、15分間還流した。冷却後、n−ヘキサン(80mL)を添加した。得られた固体を濾過により単離し、そしてメタノールから再結晶して、4,5−ジオキソ−1,4,5,6,7,8−ヘキサヒドロ−キノリン−3−カルボン酸エチルエステルを得た(1.7g、72%)。
【0367】
(5−ヒドロキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−キノリン−3−カルボン酸エチル
エステル)
4,5−ジオキソ−1,4,5,6,7,8−ヘキサヒドロ−キノリン−3−カルボン酸エチルエステル(1.6g、6.8mmol)の、エタノール(100mL)中の溶液に、ヨウ素(4.8g、19mmol)を添加した。この混合物を19時間還流し、次いで、減圧下で濃縮した。得られた固体を咲く実散る、水およびアセトンで洗浄し、次いで、DMFから再結晶して、5−ヒドロキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−キノリン−3−カルボン酸エチルエステルを得た(700mg、43%)。
【0368】
(A−3;5−ヒドロキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−キノリン−3−カルボン酸)
5−ヒドロキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−キノリン−3−カルボン酸エチルエステル(700mg、3mmol)の、10% NaOH(20ml)中の混合物を、一晩加熱還流した。冷却後、この混合物を、エーテルで抽出した。その水相を分離し、そして濃HClでpH1〜2まで酸性化した。得られた沈殿物を濾過により収集し、5−ヒドロキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロ−キノリン−3−カルボン酸(A−3)を得た(540mg、87%)。
【0369】
【化131】
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(実施例6)
【0370】
【化132】
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(2,4−ジクロロキノリン)
キノリン−2,4−ジオール(15g、92.6mmol)の、POCl
3中の懸濁液を、2時間加熱還流した。冷却後、溶媒を減圧下で除去して、2,4−ジクロロキノリンを得、これを、さらに精製せずに使用した。
【0371】
(2,4−ジメトキシキノリン)
2,4−ジクロロキノリンの、MeOH(100mL)中の懸濁液に、ナトリウムメトキシド(50g)を添加した。この混合物を、2日間加熱還流した。冷却後、この混合物を濾過した。その濾液を減圧下で濃縮して、残渣を得、この残渣を水に溶解し、そしてCH
2Cl
2で抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、そして濃縮して、2,4−ジメトキシキノリンを白色固体として得た(13g、2工程にわたって74%)。
【0372】
(2,4−ジメトキシキノリン−3−カルボン酸エチル)
2,4−ジメトキシキノリン(11.5g、60.8mmol)の、無水THF中の溶液に、n−BuLi(ヘキサン中2.5M、48.6mL、122mmol)を0℃で滴下した。0℃で1.5時間攪拌した後に、この混合物を、無水THF中のクロロギ酸エチルの溶液に添加し、そして0℃でさらに30分間攪拌し、次いで、室温で一晩攪拌した。この反応混合物を水に注ぎ、そしてCH
2Cl
2で抽出した。その有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、そして減圧下で濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/EtOAc=50/1)で精製して、2,4−ジメトキシキノリン−3−カルボン酸エチルを得た(9.6g、60%)。
【0373】
(A−17;2,4−ジメトキシキノリン−3−カルボン酸)
2,4−ジメトキシキノリン−3−カルボン酸エチル(1.5g、5.7mmol)を、NaOH溶液(10%、100mL)中で1時間加熱還流した。冷却後、この混合物を濃HClでpH4まで酸性化した。得られた沈殿物を濾過により収集し、そして水およびエーテルで洗浄して、2,4−ジメトキシキノリン−3−カルボン酸(A−17)を白色固体として得た(670mg、50%)。
【0374】
【化133】
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(市販の酸)
【0375】
【化134】
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(アミン部分)
(N−1置換6−アミノインドール)
(実施例1)
一般スキーム:
【0376】
【化135-1】
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具体例:
【0377】
【化135-2】
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(1−メチル−6−ニトロ−1H−インドール)
6−ニトロインドール(4.05g、25mmol)の、DMF(50mL)中の溶液に、K
2CO
3(8.63g、62.5mmol)およびMeI(5.33g,37.5mmol)を添加した。室温で比トン晩攪拌した後に、この混合物を水に注ぎ、そして酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、そして減圧下で濃縮して、生成物である1−メチル−6−ニトロ−1H−インドールを得た(4.3g、98%)。
【0378】
(B−1;1−メチル−1H−インドール−6−イルアミン)
1−メチル−6−ニトロ−1H−インドール(4.3g、24.4mmol)および10% Pd−C(0.43g)の、EtOH(50mL)中の懸濁液を、H
2(1atm)下で室温で一晩攪拌した。濾過後、その濾液を濃縮し、そしてHCl−MeOH(5mol/L)で酸性化して、1−メチル−1H−インドール−6−イルアミン塩酸塩(B−1)(1.74g、49%)を灰色粉末として得た。
【0379】
【化136】
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他の実施例:
【0380】
【化137】
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(B−2;1−ベンジル−1H−インドール−6−イルアミン)
1−ベンジル−1H−インドール−6−イルアミン(B−2)を、6−ニトロインドールおよび臭化ベンジルで出発して、上記一般スキームに従って合成した。全体の収率(約40%)。HPLC保持時間2.19分、10〜99% CH
3CN、5分間の実施;ESI−MS 223.3m/z(MH
+)。
【0381】
【化138】
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(B−3;1−(6−アミノ−インドール−1−イル)エタノン
1−(6−アミノ−インドール−1−イル)−エタノン(B−3)を、6−ニトロインドールおよび塩化アセチルで出発して、上記一般スキームに従って合成した。全体の収率(約40%)。HPLC保持時間0.54分、10〜99% CH
3CN、5分間の実施;ESI−MS 175.1m/z(MH
+)。
【0382】
(実施例2)
【0383】
【化139】
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({[2−(tert−ブトキシカルボニル−メチル−アミノ)−アセチル]−メチル−アミノ}−酢酸エチルエステル)
(tert−ブトキシカルボニル−メチル−アミノ)−酢酸(37g、0.2mol)およびEt
3N(60.6g、0.6mol)の、CH
2Cl
2(300mL)中の攪拌溶液に、クロロギ酸イソブチル(27.3g、0.2mmol)を、窒素下で−20℃で滴下した。0.5時間攪拌した後に、メチル網の−酢酸エチルエステル塩酸塩(30.5g、129mmol)を−20℃で滴下した。この混合物を室温まで温め(約1時間)、そして水(500mL)でクエンチした。その有機層を分離し、10%クエン酸溶液で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。その残渣を、カラムクロマトグラフィー(石油エーテル/EtOAc 1:1)によって精製して、{[2−(tert−ブトキシカルボニル−メチル−アミノ)−アセチル]−メチル−アミノ}−酢酸エチルエステルを得た(12.5g、22%)。
【0384】
({[2−(tert−ブトキシカルボニル−メチル−アミノ)−アセチル]−メチル−アミノ}−酢酸)
{[2−(tert−ブトキシカルボニル−メチル−アミノ)−アセチル]−メチル−アミノ}−酢酸エチルエステル(12.3g、42.7mmol)およびLiOH(8.9g,214mmol)の、H
2O(20mL)およびTHF(100mL)中の懸濁液を、一晩攪拌した。揮発性溶媒を減圧下で除去し、そしてその残留物を、エーテル(2×100mL)で抽出した。その水相を希HCl溶液でpH3まで酸性化し、次いで、CH
2Cl
2(2×300mL)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、そして減圧下で濃縮して、{[2−(tert−ブトキシカルボニル−メチル−アミノ)−アセチル]−メチル−アミノ}−酢酸を、無色の油状物として得た(10g、90%)。
【0385】
【化140】
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(メチル({メチル−[2−(6−ニトロ−インドール−1−イル)−2−オキソ−エチル]−カルバモイル}−メチル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル)
{[2−(tert−ブトキシカルボニル−メチル−アミノ)−アセチル]−メチル−アミノ}酢酸(13.8g、53mmol)およびTFFH(21.0g、79.5mmol)の、無水THF(125mL)中の混合物に、DIEA(27.7mL、159mmol)を室温で、窒素下で添加した。この溶液を室温で20分間攪拌した。6−ニトロインドール(8.6g、53mmol)のTHF(75mL)中の溶液を添加し、そしてこの反応混合物を、60度で18時間加熱した。溶媒を蒸発させ、そして組成混合物をEtOAcと水との間で再分配した。その有機層を分離し、水(3回)で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、そして濃縮した、ジエチルエーテルを添加し、続いてEtOAcを添加した。得られた固体を濾過により収集し、ジエチルエーテルで洗浄し、そして乾燥させて、メチル−({メチル−[2−(6−ニトロ−インドール−1−イル)−2−オキソ−エチル]−カルバモイル}−メチル)−カルバミン酸tert−ブチルエステルを得た(6.42g、30%)。
【0386】
【化141】
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(B−26;({[2−(6−アミノ−インドール−1−イル)−2−オキソ−エチル]−メチル−カルバモイル}−メチル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル)
メチル−({メチル−[2−(6−ニトロ−インドール−1−イル)−2−オキソ−エチル]−カルバモイル}−メチル)−カルボン酸tert−ブチルエステル(12.4g、30.6mmol)と、SnCl
2・2H
2O(34.5g、153.2mmol)と、DIEA(74.8mL、429mmol)との、エタノール(112mL)中の混合物を、70℃まで3時間加熱した。水およびEtOAcを添加し、そしてこの混合物を、セライトのショートプラグに通して濾過した。その有機層を分離し、Na
2SO
4で乾燥させ、そして濃縮して、({[2−(6−アミノ−インドール−1−イル)−2−オキソ−エチル]−メチル−カルバモイル}−メチル)−メチル−カルバミン酸tert−ブチルエステル(B−26)を得た(11.4g、定量的)。HPLC保持時間2.11分、10〜90% CH
3CN、5分間の実施;ESI−MS 375.3m/z(MH
+)。
【0387】
(2−置換6−アミノインドール)
(実施例1)
【0388】
【化142】
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(B−4−a;(3−ニトロ−フェニル)−ヒドラジン塩酸塩)
3−ニトロ−フェニルアミン(27.6g、0.2mol)を、H
2O(40mL)および37% HCl(40mL)との混合物に0℃で溶解し、次いで、37% HCl(100mL)中のSnCl
2・H
2O(135.5g、0.6mol)をその温度で添加した。0℃で0.5時間攪拌した後に、その固体を濾過により単離し、そして水で洗浄して、(3−ニトロ−フェニル)−ヒドラジン塩酸塩(B−4−a)を得た(27.6g、73%)。
【0389】
(2−[(3−ニトロ−フェニル)−ヒドラゾノ]−プロピオン酸エチルエステル)
(3−ニトロ−フェニル)−ヒドラジン塩酸塩(B−4−a)(30.2g、0.16mol)および2−オキソ−プロピオン酸エチルエステル(22.3g、0.19mol)を、エタノール(300mL)二溶解した。この混合物を、室温で4時間攪拌した。その溶媒を減圧下で蒸発させて、2−[(3−ニトロ−フェニル)−ヒドラゾノ]−プロピオン酸エチルエステルを得、これを、次の工程において直接使用した。
【0390】
(B−4−b;4−ニトロ−1H−インドール−2−カルボン酸エチルエステルおよび6−ニトロ−1H−インドール−2−カルボン酸エチルエステル)
先の工程から得た2−[(3−ニトロ−フェニル)−ヒドラゾノ]−プロピオン酸エチルエステルを、トルエン(300mL)に溶解した。PPA(30g)を添加した。この混合物を一晩加熱還流し、次いで、室温まで冷却した。その溶媒を除去して、4−ニトロ−1H−インドール−2−カルボン酸エチルエステルと、6−ニトロ−1H−インドール−2−カルボン酸エチルエステルとの混合物(B−4−b)を得た(15g、40%)。
【0391】
(B−4;2−メチル−1H−インドール−6−イルアミン)
LiAlH
4(7.8g、0.21mol)のTHF(300mL)中の懸濁液に、4−ニトロ−1H−インドール−2−カルボン酸エチルエステルと、6−ニトロ−1H−インドール−2−カルボン酸エチルエステルとの混合物(B−b)(6g、25.7mmol)(THF(50mL)中)を、0℃でN
2下で滴下した。この混合物を一晩加熱還流し、次いで0℃まで冷却した。H
2O(7.8mL)および10% NaOH(7.8mL)を、この混合物に0℃で添加した。不溶性の固体を濾過により除去した。その濾液をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮した。その組成残渣を、カラムクロマトグラフィーにより精製して、2−メチル−1H−インドール−6−イルアミン(B−4)を得た(0.3g、8%)。
【0392】
【化143】
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(実施例2)
【0393】
【化144】
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(6−ニトロ−1H−インドール−2−カルボン酸および4−ニトロ−1H−インドール−2−カルボン酸)
4−ニトロ−1H−インドール−2−カルボン酸エチルエステルと、6−ニトロ−1H−インドール−2−カルボン酸エチルエステルとの混合物(B−4−b)(0.5g、2.13mmol)(10% NaOH(20mL)中)を、一晩加熱還流し、次いで、室温まで冷却した。この混合物を、エーテルで抽出した。その水相を分離し、そしてHClでpH1〜2まで酸性化した。得られた固体を濾過により単離して、6−ニトロ−1H−インドール−2−カルボン酸および4−ニトロ−1H−インドール−2−カルボン酸との混合物を得た(0.3g、68%)。
【0394】
(6−ニトロ−1H−インドール−2−カルボン酸アミドおよび4−ニトロ−1H−インドール−2−カルボン酸アミド)
6−ニトロ−1H−インドール−2−カルボン酸および4−ニトロ−1H−インドール−2−カルボン酸(12g、58mmol)と、SOCl
2(50mL、64mmol)との、ベンゼン(150mL)中の混合物を、2時間還流した。ベンゼンおよび過剰のSOCl2を、減圧下で除去した。その残渣をCH
2Cl
2(250mL)に溶解した。NH
4OH(21.76g、0.32mol)を、0℃で滴下した。この混合物を、室温で1時間攪拌した。得られた固体を濾過により単離して、6−ニトロ−1H−インドール−2−カルボン酸アミドと4−ニトロ−1H−インドール−2−カルボン酸アミドとの組成混合物(9g、68%)を得、これを、次の工程において直接使用した。
【0395】
(6−ニトロ−1H−インドール−2−カルボニトリルおよび4−ニトロ−1H−イン
ドール−2−カルボニトリル)
6−ニトロ−1H−インドール−2−カルボン酸アミドと4−ニトロ−1H−インドール−2−カルボン酸アミドとの混合物(5g、24mmol)を、CH
2Cl
2(200mL)に溶解した。Et
3N(24.24g、0.24mol)を添加し、続いて(CF
3CO)
2O(51.24g、0.25mol)を室温で添加した。この混合物を1時間攪拌し、そして水(100mL)に注いだ。有機層を分離した。水層をEtOAc(100mL×3)で抽出した。合わせた有機層を、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮した。組成残渣を、カラムクロマトグラフィーによって精製して、6−ニトロ−1H−インドール−2−カルボニトリルと4−ニトロ−1H−インドール−2−カルボニトリルとの混合物を得た(2.5g、55%)。
【0396】
(B−5;6−アミノ−1H−インドール−2−カルボニトリル)
EtOH(50mL)中の、6−ニトロ−1H−インドール−2−カルボニトリルおよび4−ニトロ−1H−インドール−2−カルボニトリル(2.5g、13.4mmol)と、Raney Ni(500mg)との混合物を、室温で、H
2(1atm)下で1時間攪拌した。Raney Niを濾別した。その濾液を、減圧下でエバポレートし、そしてカラムクロマトグラフィーによって精製して、6−アミノ−1H−インドール−2−カルボニトリル(B−5)を得た(1g、49%)。
【0397】
【化145】
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(実施例3)
【0398】
【化146】
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(2,2−ジメチル−N−o−トリル−プロピオンアミド)
o−トリルアミン(21.4g、0.20mol)およびEt
3N(22.3g、0.22mol)の、CH
2Cl
2中の溶液に、2,2−締め散る−ぷろぴおにるくろりど(25.3g、0.21mol)を10℃で添加した。この混合物を、室温で一晩攪拌し、
水性HCl(5%、80mL)、飽和NaHCO
3溶液およびブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、そして減圧下で濃縮して、2,2−ジメチル−N−o−トリル−プロイオンアミドを得た(35.0g、92%)。
【0399】
(2−tert−ブチル−1H−インドール)
2,2−ジメチル−N−o−トリル−プロピオンアミド(30.1g、159mmol)の、乾燥THF(100mL)中の溶液に、n−BuLi(ヘキサン中2.5M、190mL)を15℃で添加した。この混合物を、15℃で一晩攪拌し、氷水浴中で冷却し、そして飽和NH
4Cl溶液で処理した。その有機層を分離し、そしてその水相を、酢酸エチルで抽出した。合わせた勇気層を、無水Na
2SO
4で乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮した。その残渣を、カラムクロマトグラフィーにより精製して、2−tert−ブチル−1H−インドールを得た(23.8g、88%)。
【0400】
(2−tert−ブチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール)
2−tert−ブチル−1H−インドール(5.0g、29mmol)の、AcOH(20mL)中の溶液に、NaBH
4を10℃で添加した。この混合物を、10℃で20分間攪拌し、氷で冷却しながらH
2Oを滴下して処理し、そして酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮して、出発物質と、2−tert−ブチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドールとの混合物(4.9g)を得、これを、次の工程において直接使用した。
【0401】
(2−tert−ブチル−6−ニトロ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール)
H
2SO
4(98%、80mL)中の、2−tert−ブチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドールと2−tert−ブチル−1H−インドールとの混合物(9.7g)に、KNO
3(5.6g、55.7mmol)を0℃でゆっくりと添加した。この反応混合物を、室温で1時間攪拌し、砕いた氷に注意深く注ぎ、Na
2CO
3でpH約8まで塩基性化し、そして酢酸エチルで抽出した。合わせた抽出物を、ブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させ、そして減圧下で濃縮した。その残渣を、カラムクロマトグラフィーによって精製して、2−tert−ブチル−6−ニトロ−2,3−ジヒドロ−1H−インドールを得た(4.0g、2工程にわたって32%)。
【0402】
(2−tert−ブチル−6−ニトロ−1H−インドール)
2−tert−ブチル−6−ニトロ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール(2.0g、9.1mmol)の、1,4−ジオキサン(20mL)中の溶液に、DDQを室温で添加した。2.5時間還流した後に、この混合物を濾過し、そしてその濾液を、減圧下で濃縮した。その残渣を、カラムクロマトグラフィーによって精製して、2−tert−ブチル−6−ニトロ−1H−インドールを得た(1.6g、80%)。
【0403】
(B−6;2−tert−ブチル−1H−インドール−6−イルアミン)
2−tert−ブチル−5−6−ニトロ−1H−インドール(1.3g、6.0mmol)の、MeOH(10mL)中の溶液に、Raney Ni(0.2g)を添加した。この混合物を、H
2(1atm)下で3時間、室温で攪拌した。この反応混合物を濾過し、そしてその濾液を濃縮した。その残渣を石油エーテルで洗浄して、2−tert−ブチル−1H−インドール−6−イルアミン(B−6)を得た(1.0g、89%)。
【0404】
【化147】
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(3−置換6−アミノインドール)
(実施例1)
【0405】
【化148】
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(N−(3−ニトロ−フェニル)−N’−プロピリデン−ヒドラジン)
水酸化ナトリウム溶液(10%、15mL)を、(3−ニトロ−フェニル)−ヒドラジン塩酸塩(B−4−a)(1.89g、10mmol)のエタノール(20mL)中の攪拌懸濁液に、pH6になるまでゆっくりと添加した。酢酸(5mL)を、この混合物に添加し、次いで、プロピオンアルデヒド(0.7g、12mmol)を添加した。室温で3時間攪拌した後に、この混合物を氷水に注ぎ、そして得られた沈殿物を、濾過により単離し、水で洗浄し、そして空気中で乾燥させて、N−(3−ニトロ−フェニル)−N’−プロピリデン−ヒドラジンを得、これを、次の工程において直接使用した。
【0406】
(3−メチル−4−ニトロ−1H−インドールおよび3−メチル−6−ニトロ−1H−インドール)
N−(3−ニトロ−フェニル)−N’−プロピリデン−ヒドラジンの、85% H
3PO
4(20mL)およびトルエン(20mL)に溶解した混合物を、90℃〜100℃まで2時間加熱した。冷却後、トルエンを減圧下で除去した。得られた油状物を、10% NaOHでpH8になるまで塩基性化した。水層をEtOAc(100mL×3)で抽出した。合わせた有機層を乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮して、3−メチル−4−ニトロ−1H−インドールと3−メチル−6−ニトロ−1H−インドールとの混合物(1.5g、2工程にわたって86%)を得、これを、次の工程において直接使用した。
【0407】
(B−7;3−メチル−1H−インドール−6−イルアミン)
エタノール(30mL)中の、3−メチル−4−ニトロ−1H−インドールおよび3−メチル−6−ニトロ−1H−インドール(3g、17mol)と、10% Pd−C(0.5g)との混合物を、H
2(1atm)下室温で一晩攪拌した。Pd−Cを濾別し、そしてその濾液を減圧下で濃縮した。その残渣を、カラムクロマトグラフィーによって精製
して、3−メチル−1H−インドール−6−イルアミン(B−7)を得た(0.6g、24%)。
【0408】
【化149】
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(実施例2)
【0409】
【化150】
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(6−ニトロ−1H−インドール−3−カルボニトリル)
6−ニトロインドール(4.86g、30mmol)の、DMF(24.3mL)およびCH
3CN(243mL)中の溶液に、ClSO
2NCO(5mL、57mmol)のCH
3CN(39mL)中の溶液を、0℃で滴下した。天下後、この反応物を室温まで温め、そして2時間攪拌した。この混合物を、氷水に注ぎ、飽和NaHCO3溶液でpH7〜8になるまで延期静止、そして酢酸エチルで抽出した。その有機層をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、そして濃縮して、6−ニトロ−1H−インドール−3−カルボニトリル(4.6g、82%)を得た。
【0410】
(B−8;6−アミノ−1H−インドール−3−カルボニトリル)
6−ニトロ−1H−インドール−3−カルボニトリル(4.6g、24.6mmol)および10% Pd−C(0.46g)の、EtOH(50mL)中の懸濁液を、H
2(1atm)下室温で、一晩攪拌した。濾過後、その濾液を濃縮し、そしてその残渣を、カラムクロマトグラフィー(石油エーテル/EtOAc=3/1)で精製して、6−ニトロ−1H−インドール−3−カルボニトリル(B−8)を桃色粉末として得た(1g、99%)。
【0411】
【化151】
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(実施例3)
【0412】
【化152】
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(ジメチル−(6−ニトロ−1H−インドール−3−イルメチル)−アミン)
ジメチルアミン(25g、0.17mol)およびホルムアルデヒド(14.4mL、0.15mol)の、酢酸(100mL)中の溶液を、0℃で30分間攪拌した。この溶液に、6−ニトロ−1H−インドール(20g、0.12mol)を添加した。室温で3日間攪拌した後に、この混合物を、15%水性NaOH溶液(500mL)に0℃で注いだ。その沈殿物を濾過により収集し、そして水で洗浄して、ジメチル−(6−ニトロ−1H−インドール−3−イルメチル)−アミンを得た(23g、87%)。
【0413】
(B−9−a;(6−ニトロ−1H−インドール−3−イル)アセトニトリル)
DMF(35mL)およびMeI(74.6g、0.53mol)の、水(35mL)およびTHF(400mL)中の混合物に、ジメチル−(6−ニトロ−1H−インドール−3−イルメチル)−アミン(23g、0.105mol)を添加した。この反応混合物を10分間還流した後に、シアン化カリウム(54.6g、0.84mol)を添加し、そしてこの混合物を、一晩還流状態に維持した。次いで、この混合物を室温まで冷却し、そして濾過した。その濾液を、ブライン(300mL×3)で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。その残渣を、カラムクロマトグラフィーによって精製して、(6−ニトロ−1H−インドール−3−イル)−アセトニトリル(B−9−a)を得た(7.5g、36%)。
【0414】
(B−9;(6−アミノ−1H−インドール−3−イル)−アセトニトリル)
(6−ニトロ−1H−インドール−3−イル)−アセトニトリル(B−9−a)(1.8g、74.5mmol)および10% Pd−C(300mg)の、EtOH(50mL)中の混合物を、室温で、H
2(1atm)下で5時間攪拌した。Pd−Cを濾過により除去し、そしてその濾液をエバポレートして、(6−アミノ−1H−インドール−3−イル)−アセトニトリル(B−9)を得た(1.1g、90%)。
【0415】
【化153】
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(実施例4)
【0416】
【化154】
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([2−(6−ニトロ−1H−インドール−3−イル)エチル]−カルバミン酸tert−ブチルエステル)
(6−ニトロ−1H−インドール−3−イル)アセトニトリル(B−9−a)8.6g、42.8mmol)の、乾燥THF(200mL)中の溶液に、THF中2Mのボラン−ジメチルスルフィド錯体(214mL、0.43mol)の溶液を0℃で添加した。この混合物を、窒素下で一晩、加熱還流した。次いで、この混合物を室温まで冷却し、そして(Boc)
2O(14g、64.2mmol)およびEt
3N(89.0mL、0.64mol)のTHF中の溶液を添加した。この反応混合物を、一晩攪拌したままにし、次いで、氷水に注いだ。その有機層を分離し、そしてその水相を、EtOAc(200×3mL)で抽出した。合わせた有機層を水およびブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮した。その粗生成物を、カラムクロマトグラフィーによって精製して、[2−(6−ニトロ−1H−インドール−3−イル)−エチル]−カルバミン酸tert−ブチルエステルを得た(5g、38%)。
【0417】
(B−10;[2−(6−アミノ−1H−インドール−3−イル)−エチル]−カルバミン酸tert−ブチルエステル)
[2−(6−ニトロ−1H−インドール−3−イル)−エチル]−カルバミン酸tert−ブチルエステル(5g、16.4mmol)およびRaney Ni(1g)との、EtOH(100mL)中の混合物を、室温で、H
2(1atm)下で5時間攪拌した。Raney Niを濾別し、そしてその濾液を、減圧下でエバポレートした。粗生成物をカラムクロマトグラフィーによって精製して、[2−(6−アミノ−1H−インドール−3−イル)−エチル]−カルボン酸tert−ブチルエステル(B−10)を得た(3g、67%)。
【0418】
【化155】
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(実施例5)
一般スキーム:
【0419】
【化156】
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具体例;
【0420】
【化157】
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(3−tert−ブチル−6−ニトロ−1H−インドール)
6−ニトロインドール(1g、6.2mmol)、トリフルオロメタンスルホン酸亜鉛(2.06g、5.7mmol)およびTBAI(1.7g、5.16mmol)の、無水トルエン(11mL)中の混合物に、DIEA(1.47g、11.4mmol)を、室温で窒素下で添加した。この反応混合物を、120℃で10分間攪拌し、次いで、臭化t−ブチル(0.707g、5.16mmol)を添加した。得られた混合物を、120℃で45分間攪拌した。固体を濾別し、そしてその濾液を濃縮乾固させ、そしてシリカゲルでのカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/EtOAc 20:1)で精製して、3−tert−ブチル−6−ニトロ−1H−インドールを、黄色固体として得た(0.25g、19%)。
【0421】
【化158】
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(B−11;3−tert−ブチル−1H−インドール−6−イルアミン)
3−tert−ブチル−6−ニトロ−1H−インドール(3.0g、13.7mmol)およびRaney Ni(0.5g)の、エタノール中の懸濁液を、室温でH3(1atm)下で3時間攪拌した。触媒を濾別し、そしてその濾液を濃縮乾固させた。その残渣を、シリカゲルでのカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/EtOAc 4:1)により精製して、3−tert−ブチル−1H−インドール−6−イルアミン(B−11)を灰色固体として得た(2.0g、77.3%)。
【0422】
【化159】
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他の実施例:
【0423】
【化160】
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(B−12;3−エチル−1H−インドール−6−イルアミン)
3−エチル−1H−インドール−6−イルアミン(B−12)を、6−ニトロインドールおよび臭化エチルで出発して、上記一般スキームに従って合成した。全体の収率(42%)。HPLC保持時間1.95分、10〜99%CH
3CN、5分間の実施、ESI−MS 161.3m/z(MH
+)。
【0424】
【化161】
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(B−13;3−イソプロピル−1H−インドール−6−イルアミン)
3−イソプロピル−1H−インドール−6−イルアミン(B−13)を、6−ニトロインドールおよびヨウ化イソプロピルで出発して、上記一般スキームに従って合成した。全体の収率(17%)。HPLC保持時間2.06分、10〜99%CH
3CN、5分間の実施、ESI−MS 175.2m/z(MH
+)。
【0425】
【化162】
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(B−14;3−sec−ブチル−1H−インドール−6−イルアミン)
3−sec−ブチル−1H−インドール−6−イルアミン(B−14)を、6−ニトロインドールおよび2−ブロモブタンで出発して、上記一般スキームに従って合成した。全体の収率(20%)。HPLC保持時間2.32分、10〜99%CH
3CN、5分間の実施、ESI−MS 189.5m/z(MH
+)。
【0426】
【化163】
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(B−15;3−シクロペンチル−1H−インドール−6−イルアミン)
3−シクロペンチル−1H−インドール−6−イルアミン(B−15)を、6−ニトロインドールおよびヨード−シクロペンタンで出発して、上記一般スキームに従って合成した。全体の収率(16%)。HPLC保持時間2.39分、10〜99%CH
3CN、5分間の実施、ESI−MS 201.5m/z(MH
+)。
【0427】
【化164】
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(B−16;3−(2−エトキシ−エチル)−1H−インドール−6−イルアミン)
3−(2−エトキシ−エチル)−1H−インドール−6−イルアミン(B−16)を、6−ニトロインドールおよび1−ブロモ−2−エトキシ−エタンで出発して、上記一般スキームに従って合成した。全体の収率(15%)。HPLC保持時間1.56分、10〜99%CH
3CN、5分間の実施、ESI−MS 205.1m/z(MH
+)。
【0428】
【化165】
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(B−17;(6−アミノ−1H−インドール−3−イル)−酢酸エチルエステル)
(6−アミノ−1H−インドール−3−イル)−酢酸エチルエステル(B−17)を、6−ニトロインドールおよびヨード−酢酸エチルエステルで出発して、上記一般スキームに従って合成した。全体の収率(24%)。HPLC保持時間0.95分、10〜99%CH
3CN、5分間の実施、ESI−MS 219.2m/z(MH
+)。
【0429】
(4−置換6−アミノインドール)
【0430】
【化166】
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(2−メチル−3,5−ジニトロ−安息香酸)
HNO
3(95%、80mL)およびH
2SO
4(98%、80mL)の混合物に、メチル安息香酸(50g、0.37mol)を0度でゆっくりと添加した。天下後、この反応混合物を、温度を30℃未満に維持しながら、1.5時間攪拌し、氷水に注ぎ、そして15分間攪拌した。得られた沈殿物を濾過により収集し、そして水で洗浄して、2−メチル−3,5−ジニトロ−安息香酸を得た(70g、84%)。
【0431】
(2−メチル−3,5−ジニトロ−安息香酸エチルエステル)
2−メチル−3,5−ジニトロ−安息香酸(50g、0.22mol)の、SOCl
2(80mL)中の混合物を、4時間加熱還流し、次いで、濃縮乾固させた。CH
2Cl
2(50mL)およびEtOH(80mL)を添加した。この混合物を、室温で1時間攪拌し、氷水に注ぎ、そしてEtOAc(3×100mL)で抽出した。合わせた抽出物を、飽和Na
2CO
3(80mL)、水(2×100mL)およびブライン(100mL)で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、そして濃縮乾固させて、2−メチル−3,5−ジニトロ−安息香酸エチルエステルを得た(50g、88%)。
【0432】
(2−(2−ジメチルアミノ−ビニル)−3,5−ジニトロ−安息香酸エチルエステル)
2−メチル−3,5−ジニトロ−安息香酸エチルエステル(35g、0.14mol)およびジメトキシメチル−ジメチル−アミン(32g、0.27mol)の、DMF(200mL)中の混合物を、100℃で5時間加熱した。この混合物を、氷水に注いだ、その沈殿物を濾過により収集し、そして水で洗浄して、2−(2−ジメチルアミノ−ビニル)−3,5−ジニトロ−安息香酸エチルエステルを得た(11.3g、48%)。
【0433】
(B−18;6−アミノ−1H−インドール−4−カルボン酸エチルエステル)
2−(2−ジメチルアミノ−ビニル)−3,5−ジニトロ−安息香酸エチルエステル(11.3g、0.037mol)およびSnCl
2(83g、0.37mol)の、エタノール中の混合物を、4時間加熱還流した。この混合物を、濃縮乾固させ、そしてその残渣を水に注ぎ、そして飽和Na
2CO
3溶液でpH8まで塩基性化した。その沈殿物を濾別し、そしてその濾液を、酢酸エチル(3×100mL)で抽出した。合わせた抽出物を、水(2×100mL)およびブライン(150mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、そして濃縮乾固させた。その残渣を、シリカゲルでのカラムクロマトグラフィーによって精製して、6−アミノ−1H−インドール−4−カルボン酸エチルエステル(B−18)を得た(3g、40%)。
【0434】
【化167】
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(5−置換6−アミノインドール)
(実施例1)
一般スキーム:
【0435】
【化168】
[この文献は図面を表示できません]
具体例:
【0436】
【化169】
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(1−フルオロ−5−メチル−2,4−ジニトロ−ベンゼン)
氷浴中で冷却している、HNO
3(60mL)およびH
2SO
4(80mL)の混合溶液に、1−フルオロ−3−メチル−ベンゼン(27.5g、25mmol)を、温度が35℃を超えないような温度で添加した。この混合物を、室温で30分間攪拌し、そして氷水(500mL)に注いだ。得られた沈殿物(所望の生成物と1−フルオロ−3−メチル−2,4−ジニトロ−ベンゼンとの、約7:3の混合物)を、濾過により収集し、そして50mLのイソプロピルエーテルからの再結晶により精製して、1−フルオロ−5−メチル−2,4−ジニトロ−ベンゼンを、白色固体として得た(18g、36%)。
【0437】
([2−(5−フルオロ−2,4−ジニトロ−フェニル)−ビニル]−ジメチル−アミン)
1−フルオロ−5−メチル−2,4−ジニトロ−ベンゼン(10g、50mmol)、ジメトキシメチル−ジメチルアミン(11.9g、100mmol)およびDMF(50mL)の混合物を、100℃で4時間加熱した。この溶液を冷却し、そして水に注いだ。赤色の沈殿物を濾過により収集し、水で十分に洗浄し、そして乾燥させて、[2−(5−フルオロ−2,4−ジニトロ−フェニル)−ビニル]−ジメチル−アミンを得た(8g、63%)。
【0438】
(B−20;5−フルオロ−1H−インドール−6−イルアミン)
[2−(5−フルオロ−2,4−ジニトロ−フェニル)−ビニル]−ジメチル−アミン(8g、31.4mmol)およびRaney Ni(8g)の、EtOH(80mL)中の懸濁液を、H
2(40psi)下室温で1時間攪拌した。濾過後、その濾液を濃縮し、そしてその残渣を、クロマトグラフィー(石油エーテル/EtOAc=5/1)により精製して、5−フルオロ−1H−インドール−6−イルアミン(B−20)を、褐色固体
として得た(1g、16%)。
【0439】
【化170】
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他の実施例:
【0440】
【化171】
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(B−21;5−クロロ−1H−インドール−6−イルアミン)
5−クロロ−1H−インドール−6−イルアミン(B−21)を、1−クロロ−3−メチル−ベンゼンで出発して、上記一般スキームに従って合成した。全体の収率(7%)。
【0441】
【化172】
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(B−22;5−トリフルオロメチル−1H−インドール−6−イルアミン)
5−トリフルオロメチル−1H−インドール−6−イルアミン(B−21)を、1−メチル−3−トリフルオロメチル−ベンゼンで出発して、上記一般スキームに従って合成した。全体の収率(2%)。
【0442】
【化173】
[この文献は図面を表示できません]
(実施例2)
【0443】
【化174】
[この文献は図面を表示できません]
(1−ベンゼンスルホニル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール)
DMAP(1.5g)、塩化ベンゼンスルホニル(24g、136mmol)および2,3−ジヒドロ−1H−インドール(14.7g、124mmol)の、CH2Cl2(200mL)中の混合物に、氷水浴中で、Et
3N(19g、186mmol)を滴下した。天下後、この混合物を室温で一晩攪拌し、水で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、そして減圧下で濃縮乾固させて、1−ベンゼンスルホニル−2,3−ジヒドロ−1H−インドールを得た(30.9g、96%)。
【0444】
(1−(1−ベンゼンスルホニル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)−エタノン)
AlCl
3(144g、1.08mol)の、CH
2Cl
2(1070mL)中の攪拌懸濁液に、無水酢酸(54mL)を添加した。この混合物を、15分間攪拌した。1−ベンゼンスルホニル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール(46.9g、0.18mol)のCH
2Cl
2(1070mL)中の溶液を、滴下した。この混合物を5時間攪拌し、そして砕いた氷をゆっくりと添加することによって、クエンチした。有機層を分離し、そして水層をCH
2Cl
2で抽出した。合わせた有機層を、飽和水性NaHCO
3およびブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、そして減圧下で濃縮して、1−(1−ベンゼンスルホニル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)−エタノンを得た(42.6g、79%)。
【0445】
(1−ベンゼンスルホニル−5−エチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール)
機械的に攪拌しているTFA(1600mL)に、0℃で、ホウ素化水素ナトリウム(64g、1.69mol)を、1時間かけて添加した。この混合物に、1−(1−ベンゼンスルホニル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)−エタノン(40g、0.13mol)のTFA(700mL)中の溶液を、1時間かけて滴下した。この混合物を、25℃で一晩攪拌し、H
2O(1600ml)で希釈し、そして水酸化ナトリウムペレットで0℃で塩基性化した。有機層を分離し、そして水相をCH2Cl2で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、そして減圧課で濃縮した。その残渣を、シリカゲルでのカラムクロマトグラフィーによって精製して、1−ベンゼンスルホニル−5−エチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドールを得た(16.5g、43%)。
【0446】
(5−エチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール)
1−ベンゼンスルホニル−5−エチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール(15g、0.05mol)の、HBr(48%、162mL)中の混合物を、6時間加熱還流した。この混合物を、飽和NaOH溶液でpH9まで塩基性化し、そして酢酸エチルで抽出
した。有機層をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、そして減圧下で濃縮した。その残渣を、シリカゲルでのカラムクロマトグラフィーによって精製して、5−エチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドールを得た(2.5g、32%)。
【0447】
(5−エチル−6−ニトロ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール)
5−エチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール(2.5g、17mmol)の、H
2SO
4(98%、20mL)中の溶液に、KNO
3(1.7g、17mmol)を0℃でゆっくりと添加した。添加後、この混合物を、0℃〜10℃で10分間攪拌し、氷に注意深く注ぎ、NaOH溶液でpH9まで塩基性化し、そして酢酸エチルで抽出した。合わせた抽出物をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、そして濃縮乾固させた。その残渣を、シリカゲルでのカラムクロマトグラフィーによって精製して、5−エチル−6−ニトロ−2,3−ジヒドロ−1H−インドールを得た(1.9g、58%)。
【0448】
(5−エチル−6−ニトロ−1H−インドール)
5−エチル−6−ニトロ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール(1.9g、9.9mmol)の、CH
2Cl
2(30mL)中の溶液に、MnO
2(4g,46mmol)を添加した。この混合物を、室温で8時間攪拌した。固体を濾別し、そしてその濾液を濃縮乾固させて、粗製5−エチル−6−ニトロ−1H−インドールを得た(1.9g、定量的)。
【0449】
(B−23;5−エチル−1H−インドール−6−イルアミン)
5−エチル−6−ニトロ−1H−インドール(1.9g、10mmol)およびRaney Ni(1g)の懸濁液を、H
2(1atm)下室温で2時間攪拌した。触媒を濾別し、そしてその濾液を濃縮乾固させた。その残渣を、シリカゲルでのカラムクロマトグラフィーにより精製して、5−エチル−1H−インドール−6−イルアミン(B−23)を得た(760mg、48%)。
【0450】
【化175】
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(実施例3)
【0451】
【化176】
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(2−ブロモ−4−tert−ブチル−フェニルアミン)
4−tert−ブチル−フェニルアミン(447g、3mol)のDMF(500mL)中の溶液に、DMF(500mL)中のNBS(531g,3mol)を室温で滴下した。完了時に、この反応混合物を水で希釈し、そしてEtOAcで抽出した。その有機層を水、ブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、そして濃縮した。粗生成物を、さらに精製せずに次の工程において直接使用した。
【0452】
(2−ブロモ−4−tert−ブチル−5−ニトロ−フェニルアミン)
2−ブロモ−4−tert−ブチル−フェニルアミン(162g、0.71mol)を、H2SO4(410ML)に室温で滴下して、透明な溶液を得た、次いで、この透明な溶液を、−5℃〜−10℃まで冷却した。温度を−5℃と−10℃との間に維持しながら、KNO
3(82.5g、0.82mol)のH
2SO
4(410mL)中の溶液を滴下した。完了時に、この反応混合物を氷/水に注ぎ、そしてEtOAcで抽出した。合わせた有機層を5% Na
2CO
3およびブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、そして濃縮した。この粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(EtOAc/石油エーテル 1/10)により精製して、2−ブロモ−4−tert−ブチル−5−ニトロ−フェニルアミンを、黄色固体として得た(152g、78%)。
【0453】
(4−tert−ブチル−5−ニトロ−2−トリメチルシラニルエチニル−フェニルアミン)
2−ブロモ−4−tert−ブチル−5−ニトロ−フェニルアミン(27.3g、100mmol)の、トルエン(200mL)および水(100mL)中の混合物に、Et
3N(27.9mL、200mmol)、Pd(PPh
3)
2Cl
2(2.11g,3mmol)CuI(950mg,0.5mmol)およびトリメチルシリルアセチレン(21.2mL、150mmol)を、窒素雰囲気下で添加した。この反応混合物を、密封した圧力フラスコ内で2.5時間、70℃で加熱し、室温まで冷却し、そしてセライトのショートプラグに通して濾過した。そのフィルタケーキをEtOAcで洗浄した。合わせた濾液を、5% NH4OH溶液および水で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、そして濃縮した。その粗生成物を、カラムクロマトグラフィー(0〜10%EtOAc/石油エーテル)により精製して、4−tert−ブチル−5−ニトロ−2−トリエチルシラニルエチニル−フェニルアミンを、褐色の粘性液体として得た(25g、81%)。
【0454】
(5−tert−ブチル−6−ニトロ−1H−インドール)
4−tert−ブチル−5−ニトロ−2−トリメチルシラニルエチニル−フェニルアミン(25g、86mmol)の、DMF(100mL)中の溶液に、CuI(8.2g,43mmol)を、窒素雰囲気下で添加した。この混合物を、密封した圧力フラスコ内で135℃で一晩加熱し、室温まで冷却し、そしてセライトのショートプラグに通して濾過した。そのフィルタケーキをEtOAcで洗浄した。合わせた濾液を水で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、そして濃縮した。粗製生成物を、カラムクロマトグラフィー(10〜20%EtOAc/ヘキサン)により精製して、5−tert−ブチル−6−ニトロ−1H−インドールを、黄色固体として得た(12.9g、69%)。
【0455】
(B−24;5−tert−ブチル−1H−インドール−6−イルアミン)
Raney Ni(3g)を、メタノール(100mL)中の5−tert−ブチル−6−ニトロ−1H−インドール(14.7g、67mmol)に添加した。この混合物を、水素(1atm)下30℃で3時間攪拌した。触媒を濾別した。その濾液を、Na
2SO
4で乾燥させ、そして濃縮した。粗製の暗褐色の粘性油状物を、カラムクロマトグラフィー(10〜20%EtOAc/石油エーテル)により精製して、5−tert−ブチル−1H−インドール−6−イルアミン(B−24)を、灰色固体として得た(11g、87%)。
【0456】
【化177】
[この文献は図面を表示できません]
(実施例4)
【0457】
【化178】
[この文献は図面を表示できません]
(5−メチル−2,4−ジニトロ−安息香酸)
HNO
3(95%、80mL)およびH
2SO
4(98%、80mL)の混合物に、3−メチル安息香酸(50g、0.37mol)を0℃でゆっくりと添加した。添加後、温度を30度未満に維持しながら、この混合物を1.5時間攪拌した。この混合物を氷水に注ぎ、そして15分間攪拌した。その沈殿物を濾過により収集し、そして水で洗浄して、3−メチル−2,6−ジニトロ−安息香酸と、5−メチル−2,4−ジニトロ−安息香酸との混合物を得た(70g、84%)。この混合物の、EtOH(150mL)中の溶液に、SOCl
2(53.5g、0.15mol)を滴下した。この混合物を2時間加熱還流し、そして減圧下で濃縮乾固させた。その残渣をEtOAc(100mL)に溶解し、そして10% Na
2CO
3溶液(120mL)で抽出した。その有機層は、5−メチル−2,4−ジニトロ−安息香酸エチルエステルを含有し、一方で、その水層は、3−メチル−2,6−ジニトロ−安息香酸を含有することがわかった。この有機層をブライン(50mL)で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、そして濃縮乾固させて、5−メチル−2,4−ジニトロ−安息香酸エチルエステルを得た(20g、20%)。
【0458】
(5−(2−ジメチルアミノ−ビニル)−2,4−ジニトロ−安息香酸エチルエステル)
5−メチル−2,4−ジニトロ−安息香酸エチルエステル(39g、0.15mol)およびジメトキシメチル−ジメチルアミン(32g、0.27mol)の、DMF(200mL)中の混合物を、100℃で5時間加熱した。この混合物を、氷水に注いだ、その沈殿物を濾過により収集し、水で洗浄して、5−(2−ジメチルアミノ−ビニル)−2,4−ジニトロ−安息香酸エチルエステルを得た(15g、28%)。
【0459】
(B−25;5−アミノ−1H−インドール−5−カルボン酸エチルエステル)
5−(2−ジメチルアミノ−ビニル)−2,4−ジニトロ−安息香酸エチルエステル(15g、0.05mol)およびRaney Ni(5g)の、EtOH(500mL)中の混合物を、H
2(50psi)下室温で2時間攪拌した。触媒を濾別し、そしてその濾液を濃縮乾固させた。その残渣を、シリカゲルでのカラムクロマトグラフィーにより精製して、6−アミノ−1H−インドール−5−カルボン酸エチルエステル(B−25)を得た(3g、30%)。
【0460】
【化179】
[この文献は図面を表示できません]
(実施例5)
【0461】
【化180】
[この文献は図面を表示できません]
(1−(2,3−ジヒドロ−インドール−1−イル)−エタノン)
氷水浴中で冷却している、NaHCO
3(504g、6.0mol)および2,3−ジヒドロ−1H−インドール(60g、0.5mol)の、CH
2Cl
2(600mL)中の懸濁液に、塩化アセチル(78.5g、1.0mol)を滴下した。この混合物を、室温で2時間攪拌した。その固体を濾別し、そしてその濾液を濃縮して、1−(2,3−ジヒドロ−インドール−1−イル)−エタノンを得た(82g、100%)。
【0462】
(1−(5−ブロモ−2,3−ジヒドロ−インドール−1−イル)−エタノン)
1−(2,3−ジヒドロ−インドール−1−イル)−エタノン(58.0g、0.36mol)の、酢酸(3000mL)中の溶液に、Br
2(87.0g、0.54mol)を、10℃で添加した。この混合物を、室温で4時間攪拌した。その沈殿物を濾過により収集して、粗製1−(5−ブロモ−2,3−ジヒドロ−インドール−1−イル)−エタノン(100g、96%)を得、これを、次の工程において直接使用した。
【0463】
(5−ブロモ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール)
1−(5−ブロモ−2,3−ジヒドロ−インドール−1−イル)−エタノン(100g、0.34mol)の、HCl(20%,1200mL)中の混合物を、6時間加熱還流した。この混合物を、Na2CO3で、pH8.5〜10まで塩基性化し、次いで、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を、ブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、そして減圧下で濃縮した。その残渣を、シリカゲルでのカラムクロマトグラフィーにより精製して、5−ブロモ−2,3−ジヒドロ−1H−インドールを得た(37g、55%)。
【0464】
(5−ブロモ−6−ニトロ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール)
5−ブロモ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール(45g、0.227mol)の、H
2SO
4(98%,200mL)中の溶液に、KNO
3(23.5g,0.23mol)を0℃でゆっくりと添加した。添加後、この混合物を、0〜10℃で4時間攪拌し、氷に注意深く注ぎ、Na
2CO
3でpH8まで塩基性化し、そして酢酸エチルで抽出した。合わせた勇気抽出物を、ブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、そして濃縮乾湖させた。その残渣を、シリカゲルでのカラムクロマトグラフィーにより精製して、5−ブロモ−6−ニトロ−2,3−ジヒドロ−1H−インドールを得た(42g、76%)。
【0465】
(5−ブロモ−6−ニトロ−1H−インドール)
5−ブロモ−6−ニトロ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール(20g、82.3mmol)の、1,4−ジオキサン(400mL)中の溶液に、DDQ(30g,0.13mol)を添加した。この混合物を、80度で2時間攪拌した。その固体を濾別し、そしてその濾液を濃縮乾固させた。その残渣を、シリカゲルでのカラムクロマトグラフィーに
より精製して、5−ブロモ−6−ニトロ−1H−インドールを得た(7.5g、38%)。
【0466】
(B−27;5−ブロモ−1H−インドール−6−イルアミン)
5−ブロモ−6−ニトロ−1H−インドール(73.5g、31.1mmol)およびRaney Ni(1g)の、エタノール中の混合物を、H2(1atm)しも室温で2時間攪拌した。触媒を濾別し、そしてその濾液を濃縮間越させた。その残渣を、シリカゲルでのカラムクロマトグラフィーにより精製して、5−ブロモ−1H−インドール−6−イルアミン(B−27)を得た(2g、30%)。
【0467】
【化181】
[この文献は図面を表示できません]
(7−置換6−アミノインドール)
【0468】
【化182】
[この文献は図面を表示できません]
(3−メチル−2,6−ジニトロ−安息香酸)
HNO
3(95%、80mL)およびH
2SO
4(98%、80mL)の混合物に、3−メチル安息香酸(50g、0.37mol)を0℃でゆっくりと添加した。添加後、温度を30℃未満に維持しながら、この混合物を1.5時間攪拌した。この混合物を氷水に注ぎ、そして15分間攪拌した。その沈殿物を濾過により収集し、そして水で洗浄して、3−メチル−2,6−ジニトロ−安息香酸と、5−メチル−2,4−ジニトロ−安息香酸との混合物(70g、84$)を得た。この混合物の、EtOH(150mL)中の溶液に、SoCl
2(53.5g、0.45mol)を滴下した。この混合物を、2時間加熱還流し、そして減圧下で濃縮乾固させた。その残渣をEtOAc(100mL)に溶解し、そして10% Na
2CO
3溶液(120mL)で抽出した。その有機層は、5−メチル−2,4−ジニトロ−安息香酸エチルエステルを含有することがわかった。その水生を、HClでpH2〜3まで酸性化し、そして得られた沈殿物を濾過により収集し、水で洗浄し、そして空気中で乾燥させて、3−メチル−2,6−ジニトロ−安息香酸を得た(39g、47%)。
【0469】
(3−メチル−2,6−ジニトロ−安息香酸エチルエステル)
3−メチル−2,6−ジニトロ−安息香酸(39g、0.15mol)およびSOCl
2(80mL)の混合物を、4時間加熱還流した。過剰のSOCl
2を減圧下で除去し、
そしてその残渣を、EtOH(100mL)およびEt
3N(50mL)の溶液に滴下した。この混合物を、20℃で1時間攪拌し、そして濃縮間子させた。その残渣を、EtOAc(100mL)に溶解し、Na
2CO
3(10%、40mL×2)、水(50mL×2)およびブライン(50mL)で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、そして濃縮して、3−メチル−2,6−ジニトロ−安息香酸エチルエステルを得た(20g、53%)。
【0470】
(3−(2−ジメチルアミノ−ビニル)−2,6−ジニトロ−安息香酸エチルエステル)
3−メチル−2,6−ジニトロ−安息香酸エチルエステル(35g、0.14mol)およびジメトキシメチル−ジメチルアミン(32g、0.27mol)の、DMF(200mL)中の混合物を、100℃で5時間加熱した。この混合物を氷水に注ぎ、そしてその沈殿物を濾過により収集し、そして水で洗浄して、3−(2−ジメチルアミノ−ビニル)−2,6−ジニトロ−安息香酸エチルエステルを得た(25g、58%)。
【0471】
(B−19;6−アミノ−1H−インドール−7−カルボン酸エチルエステル)
3−(2−ジメチルアミノ−ビニル)−2,6−ジニトロ−安息香酸エチルエステル(30g、0.097mol)およびRaney Ni(10g)の、EtOH(1000mL)中の混合物を、H2(50psi)下で2時間攪拌した。触媒を濾別し、そしてその濾液を濃縮乾湖させた。その残渣を、シリカゲルでのカラムクロマトグラフィーにより生成して、6−ニトロ−1H−インドール−7−カルボン酸エチルエステル(B−19)を、オフホワイトの固体として得た(3.2g、16%)。
【0472】
【化183】
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(フェノール)
(実施例1)
【0473】
【化184】
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(2−tert−ブチル−5−ニトロアニリン)
硫酸(90%、50mL)の冷溶液に、2−tert−ブチル−フェニルアミン(4.5g、30mmol)を0℃で滴下した。硝酸カリウム(4.5g、45mmol)を、0℃で少しずつ添加した。この反応混合物を、0〜5℃で5分間攪拌し、氷水に注ぎ、次いで、EtOAcで3回抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、そしてNa
2SO
4で乾燥させた。溶媒の除去後、その残渣を、70%EtOH−H
2Oを使用する再結晶により精製して、2−tert−ブチル−5−ニトロアニリンを得た(3.7g、64%)。
【0474】
【化185】
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(C−1−a;2−tert−ブチル−5−ニトロフェノール)
2−tert−ブチル−5−ニトロアニリン(1.94g、10mmol)の、40mLの15% H
2SO
4中の混合物に、NaNO
2(763mg、11.0mmol)の水(3mL)中の溶液を、0℃で添加した。得られた混合物を、0〜5℃で5分間攪拌した。過剰のNaNO
2を尿素で中和し、次いで、5mLのH
2SO
4−H
2O(v/v 1:2)を添加し、そしてこの混合物を、5分間還流した。この反応混合物を室温まで冷却し、そしてEtOAcで2回抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、そしてMgSO
4で乾燥させた。溶媒の除去後、その残渣をカラムクロマトグラフィー(0〜10% EtOAc−ヘキサン)により精製して、2−tert−ブチル−5−ニトロフェノール(C−1−a)を得た(1.2g、62%)。
【0475】
【化186】
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(C−1;2−tert−ブチル−5−アミノフェノール)
2−tert−ブチル−5−ニトロフェノール(C−1−a)(196mg、1.0mmol)の、EtOH(10mL)中の還流溶液に、ギ酸アンモニウム(200mg、3.1mmol)を添加し、次いで、140mgの10% Pd−Cを添加した。この反応混合物を、さらに30分間還流し、室温まで冷却し、そしてセライトのプラグに通して濾過した。その濾駅を濃縮乾固させ、そしてカラムクロマトグラフィー(20〜30%EtOAc−ヘキサン)により精製して、2−tert−ブチル−5−アミノフェノール(C−1)を得た(144mg、87%)。
【0476】
【化187】
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(実施例2)
一般スキーム:
【0477】
【化188】
[この文献は図面を表示できません]
具体例:
【0478】
【化189】
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(1−tert−ブチル−2−メトキシ−4−ニトロベンゼン)
2−tert−ブチル−5−ニトロフェノール(C−1−a)(100mg、0.52mmol)およびK
2CO
3(86mg,0.62mmol)の、DMF(2mL)中の混合物に、CH
3I(40μL、0.62mmol)を添加した。この反応混合物を、室温で2時間攪拌し、水で希釈し、そしてEtOAcで抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、そしてMgSO
4で乾燥させた、濾過後、その濾液をエバポレートして乾固させ、1−tert−ブチル−2メトキシ−4−ニトロベンゼンを得(82g、76%)、これを、さらに精製せずに使用した。
【0479】
【化190】
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(C−2;4−tert−ブチル−3−メトキシアニリン)
1−tert−ブチル−2−メトキシ−4−ニトロベンゼン(82mg、0.4mmol)の、EtOH(200mL)中の還流溶液に、水(1mL)中のギ酸カリウム(300mg、3.6mmol)を添加し、続いて、10% Pd−C(15mg)を添加した。この反応混合物を、さらに60分間還流させ、室温まで冷却し、そしてセライトに通して濾過した。その濾液を濃縮乾固して、4−tert−ブチル−3−メトキシアニリン(C−2)を得(52mg、72%)、これを、さらに精製せずに使用した。HPLC保持時kな2.29分、10〜99%CH
3CN、5分間の実施;ESI−MS 180.0m/z(MH
+)。
【0480】
他の実施例:
【0481】
【化191】
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(C−3;3−(2−エトキシエトキシ)−4−tert−ブチルベンゼンアミン)
3−(2−エトキシエトキシ)−4−tert−ブチルベンゼンアミン(C−3)を、2−tert−ブチル−5−ニトロフェノール(C−1−a)および1−ブロモ−2−エトキシエタンで出発して、上記一般スキームに従って合成した。
【0482】
【化192】
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(C−4;2−(2−tert−ブチル−5−アミノフェノキシ)エタノール)
2−(2−tert−ブチル−5−アミノフェノキシ)エタノール(C−4)を、2−tert−ブチル−5−ニトロフェノール(C−1−a)および2−ブロモエタノールで出発して、上記一般スキームに従って合成した。HPLC保持時間2.08分、10〜99%CH
3CN、5分間の実施;ESI−MS 210.3m/z(MH
+)。
【0483】
(実施例3)
【0484】
【化193】
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(N−(3−ヒドロキシ−フェニル)−アセトアミドおよび酢酸3−ホルミルアミノ−フェニルエステル)
3−アミノ−フェノール(50g、0.46mol)およびNaHCO
3(193.2g、2.3mol)の、クロロホルム(1L)中の充分に攪拌している懸濁液に、クロロアセチルクロリド(46.9g、0.6mol)を、10分間にわたって、0℃で滴下した。この添加が完了した後に、この反応混合物を一晩還流し、次いで、室温まで冷却した。過剰のNaHCO
3を、濾過により除去した。その濾液を水に注ぎ、そしてEtOAc(300×3mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(500mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させ、そして減圧下で濃縮して、N−(3−ヒドロキシ−フェニル)−アセトアミドと、酢酸3−ホルミルアミノ−フェニルエステルとの混合物を得た(3
5g、NMR分析により4;1)。この混合物を、次の工程において直接使用した。
【0485】
(N−[3−(3−メチル−ブト−3−エニルオキシ)−フェニル]−アセトアミド)
N−(3−ヒドロキシ−フェニル)−アセトアミドと酢酸3−ホルミルアミノ−フェニルエステルとの混合物(18.12g、0.12mol)、3−メチル−ブト−3−エン−1−オール(8.6g、0.1mol)、DEAD(87g,0.2mol)およびPh3P(31.44g,0.12mol)の、ベンゼン(250mL)中の懸濁液を、一晩加熱還流し、次いで、室温まで冷却した。この反応混合物を水に注ぎ、そしてその有機層を分離した。水相をEtOAc(300×3mL)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させ、そして濃縮した。その残渣を、カラムクロマトグラフィーにより精製して、N−[3−(3−メチル−ブト−3−エニルオキシ)−フェニル]−アセトアミドを得た(11g、52%)。
【0486】
(N−(4,4−ジメチル−クロマン−7−イル)−アセトアミド)
N−[3−(3−メチル−ブト−3−エニルオキシ)−フェニル]−アセトアミド(2.5g、11.4mmol)およびAlCl3(4.52g,34.3mmol)の、フルオロ−ベンゼン(50mL)中の混合物を、一晩加熱還流した。冷却後、この反応混合物を、水に注いだ。その有機層を分離し、そしてその水相を、EtOAc(40×3mL)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させ、そして減圧下で濃縮した。その残渣を、カラムクロマトグラフィーにより精製して、N−(4,4−ジメチル−クロマン−7−イル)−アセトアミドを得た(1.35g、54%)。
【0487】
(C−5;3,4−ジヒドロ−4,4−ジメチル−2H−クロメン−7−アミン)
N−(4,4−ジメチル−クロマン−7−イル)−アセトアミド(1.35g、6.2mmol)の、20% HCl溶液(30mL)中の混合物を、3時間加熱還流し、次いで、室温まで冷却した。この反応混合物を、10%水性NaOHでpH8まで塩基性化し、そしてEtOAc(30×3mL)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させ、そして濃縮して、3,4−ジヒドロ−4,4−ジメチル−2H−クロメン−7−アミン(C−5)を得た(1g、92%)。
【0488】
【化194】
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(実施例4)
一般スキーム:
【0489】
【化195】
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具体例
【0490】
【化196】
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(2−tert−ブチル−4−フルオロフェノール)
4−フルオロフェノール(5g、45mmol)およびtert−ブタノール(5.9mL、63mmol)を、CH
2Cl
2(80mL)に溶解し、そして濃硫酸(98%、3mL)で処理した。この混合物を、室温で一晩攪拌した。その有機層を水で洗浄し、NaHCO
3で中和し、MgSO
4で乾燥させ、そして濃縮した。その残渣を、カラムクロマトグラフィー(5〜15%EtOAc−ヘキサン)により精製して、2−tert−ブチル−4−フルオロフェノールを得た(3.12g、42%)。
【0491】
【化197】
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(炭酸2−tert−ブチル−4−フルオロフェニルメチル)
2−tert−ブチル−4−フルオロフェノール(2.63g、15.7mmol)およびNEt3(3.13mL、22.5mmol)の、ジオキサン(45mL)中の溶液に、クロロギ酸メチル(1.27mL、16.5mmol)を添加した.この混合物を、室温で1時間攪拌した.沈殿物を、濾過により除去した.次いで、その濾液を、水で希釈し、そしてエーテルで抽出した。このエーテル抽出物を、水で洗浄し、そしてMgSO
4で乾燥させた、溶媒の除去後、その残渣をカラムクロマトグラフィーにより精製して、炭酸2−tert−ブチル−4−フルオロフェニルメチルを得た(2.08g、59%)。
【0492】
【化198】
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(炭酸2−tert−ブチル−4−フルオロ−5−ニトロフェニルメチル(C−7−a)および炭酸2−tert−ブチル−4−フルオロ−6−ニトロフェニルメチル(C−6−a))
炭酸2−tert−ブチル−4−フルオロフェニルメチル(1.81g、8mmol)の、H
2SO
4(98%,1mL)中の溶液に、H
2SO
4(1mL)およびHNO
3(1mL)の冷混合物を0℃でゆっくりと添加した。室温に温めながら、この混合物を2時間攪拌し、氷に注ぎ、そしてジエチルエーテルで抽出した。このエーテル抽出物をブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、そして濃縮した。その残渣を、カラムクロマトグラフィー(0〜10%EtOAc−ヘキサン)により精製して、炭酸2−tert−ブチル−4−フルオロ−5−ニトロフェニルメチル(C−7−a)(1.2g、55%)および炭酸2−tert−ブチル−4−フルオロ−6−ニトロフェニルメチル(C−6−a)(270mg、12%)を得た。炭酸2−tert−ブチル−4−フルオロ−5−ニトロフェニルメチル(C−7−a):δ8.24(d、J=7.1Hz,1H)、7.55(d、J=13.4Hz,1H)、3.90(s、3H)、1.32(s、9H)。炭酸2−tert−ブチル−4−フルオロ−6−ニトロフェニルメチル(C−6−a):
【0493】
【化199】
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(2−tert−ブチル−4−フルオロ−5−ニトロフェノール)
炭酸2−tert−ブチル−4−フルオロ−5−ニトロフェニルメチル(C−7−a)(1.05g、4mmol)の、CH
2Cl
2(40mL)中の溶液に、ピペリジン(3.94mL、10mmol)を添加した。この混合物を、室温で1時間攪拌し、そして1N NaOH(3×)で抽出した。この水層を、1N HClで酸性化し、そしてジエチルエーテルで抽出した。このエーテル抽出物をブラインで洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、そして濃縮して、2−tert−ブチル−4−フルオロ−5−ニトロフェノールを得た(530mg、62%)。
【0494】
【化200】
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(C−7;2−tert−ブチル−5−アミノ−4−フルオロフェノール)
2−tert−ブチル−4−フルオロ−5−ニトロフェノール(400mg、1.88mmol)およびギ酸アンモニウム(400mg、6.1mmol)の、EtOH(20mL)中の還流溶液に、5% Pd−C(260mg)を添加した。この混合物を、さらに1時間還流し、冷却し、そしてセライトに通して濾過した。溶媒をエバポレーションにより除去して、2−tert−ブチル−5−アミノ−4−フルオロフェノール(C−7)を得た(550mg、83%)。
【0495】
【化201】
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他の実施例:
【0496】
【化202】
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(C−10;2−tert−ブチル−5−アミノ−4−クロロフェノール)
2−tert−ブチル−5−アミノ−4−クロロフェノール(C−10)を、4−クロロフェノールおよびtert−ブタノールで出発して、上記一般スキームに従って合成した。全体の収率(6%)。HPLC保持時間3.07分、10〜99%CH
3CN、5分間の実施;ESI−MS 200.2m/z(MH
+)。
【0497】
【化203】
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(C−13;5−アミノ−4−フルオロ−2−(1−メチルシクロヘキシル)フェノール)
5−アミノ−4−フルオロ−2−(1−メチルシクロヘキシル)フェノール(C−13)を、4−フルオロフェノールおよび1−メチルシクロヘキサノールで出発して、上記一般スキームに従って合成した。全体の収率(3%)。HPLC保持時間3.00分、10〜99%CH
3CN、5分間の実施;ESI−MS 224.2m/z(MH
+)。
【0498】
【化204】
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(C−19;5−アミノ−2−(3−エチルペンタン−3−イル)−4−フルオロ−フェノール)
5−アミノ−2−(3−エチルペンタン−3−イル)−4−フルオロ−フェノール(C−19)を、4−フルオロフェノールおよび3−エチル−3−ペンタノールで出発して、上記一般スキームに従って合成した。全体の収率(1%)。
【0499】
【化205】
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(C−20;2−アダマンチル−5−アミノ−4−フルオロ−フェノール)
2−アダマンチル−5−アミノ−4−フルオロ−フェノール(C−20)を、4−フルオロフェノールおよびアダマンタン−1−オールで出発して、上記一般スキームに従って合成した。
【0500】
【化206】
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(C−21;5−アミノ−4−フルオロ−2−(1−メチルシクロヘプチル)フェノール)
5−アミノ−4−フルオロ−2−(1−メチルシクロヘプチル)フェノール(C−21)を、4−フルオロフェノールおよび1−メチル−シクロヘプタノールで出発して、上記一般スキームに従って合成した。
【0501】
【化207】
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(C−22;5−アミノ−4−フルオロ−2−(1−メチルシクロオクチル)フェノール)
5−アミノ−4−フルオロ−2−(1−メチルシクロオクチル)フェノール(C−22)を、4−フルオロフェノールおよび1−メチル−シクロオクタノールで出発して、上記一般スキームに従って合成した。
【0502】
【化208】
[この文献は図面を表示できません]
(C−23;5−アミノ−2−(3−エチル−2,2−ジメチルペンタン−3−イル)−4−フルオロ−フェノール)
5−アミノ−2−(3−エチル−2,2−ジメチルペンタン−3−イル)−4−フルオロ−フェノール(C−23)を、4−フルオロフェノールおよび3−エチル−2,2−ジメチル−ペンタン−3−オールで出発して、上記一般スキームに従って合成した。
【0503】
(実施例5)
【0504】
【化209】
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(C−6;炭酸2−tert−ブチル−4−フルオロ−6−アミノフェニルメチル)
炭酸2−tert−ブチル−4−フルオロ−6−ニトロフェニルメチル(250mg、0.92mmol)およびギ酸アンモニウム(250mg、4mmol)の、EtOH(10mL)中の還流溶液に、5% Pd−C(170mg)を添加した。この混合物を、さらに1時間還流し、冷却し、そしてセライトに通して濾過した。溶媒を、エバポレーションにより除去し、そしてその残渣を、カラムクロマトグラフィー(0〜15%、EtOAc−ヘキサン)により精製して、炭酸2−tert−ブチル−4−フルオロ−6−アミノフェニルメチル(C−6)を得た(60mg、27%)。HPLC保持時間3.35分
、10〜99%CH
3CN、5分間の実施、ESI−MS 242.0m/z(MH
+)。
【0505】
(実施例6)
【0506】
【化210】
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(炭酸2,4−ジ−tert−ブチル−フェニルエステルメチルエステル)
クロロギ酸メチル(58mL、750mmol)を、氷水浴中で0℃に冷却している2,4−ジ−tert−ブチル−フェノール(103.2g、500mmol)、Et
3N(139mL、1000mmol)およびDMAP(3.05g、25mmol)の、ジクロロメタン(400mL)中の溶液に滴下した。一晩攪拌しながら、この混合物を室温まで温め、次いで、シリカゲル(約1L)に通して、10%酢酸エチル−ヘキサン(約4L)を溶出液として使用して、濾過した.あわせた濾液を濃縮して、炭酸2,4−ジ−tert−ブチル−フェニルエステルメチルエステルを、黄色油状物として得た(132g、定量的)。
【0507】
【化211】
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(炭酸2,4−ジ−tert−ブチル−5−ニトロ−フェニルエステルメチルエステルおよび炭酸2,4−ジ−tert−ブチル−6−ニトロ−フェニルエステルメチルエステル)
炭酸2,4−ジ−tert−ブチル−フェニルエステルメチルエステル(4.76g、18mmol)の、濃硫酸(2mL)中の攪拌溶液に、氷水浴中で冷却しながら、硫酸(2mL)および硝酸(2mL)の冷混合物を添加した。この添加をゆっくり行い、反応温度が50℃を超えないようにした。この反応物を、室温まで温めながら2時間攪拌した。次いで、この反応混合物を氷水に添加し、そしてジエチルエーテルに抽出した。このエーテル層を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮し、カラムクロマトグラフィー(0〜10%酢酸エチル−ヘキサン)により精製して、炭酸2,4−ジ−tert−ブチル−5−ニトロ−
フェニルエステルメチルエステルおよび炭酸2,4−ジ−tert−ブチル−6−ニトロ−フェニルエステルメチルエステルを、淡黄色固体として得(4.28g)、これを、次の工程において直接使用した。
【0508】
(2,4−ジ−tert−ブチル−5−ニトロ−フェノールおよび2,4−ジ−tert−ブチル−6−ニトロ−フェノール)
炭酸2,4−ジ−tert−ブチル−5−ニトロ−フェニルエステルメチルエステルと炭酸2,4−ジ−tert−ブチル−6−ニトロ−フェニルエステルメチルエステルとの混合物(4.2g、12.9mmol)を、MeOH(65mL)に溶解し、そしてKOH(2.0g,36mmol)を添加した。この混合物を、室温で2時間攪拌した。次いで、この反応物を、濃HClを添加することにより賛成(pH2〜3)にし、そして水とジエチルエーテルとの間で分配した。このエーテル層を乾燥させ(MgSO
4)、濃縮し、そしてカラムクロマトグラフィー(0〜5%酢酸エチル−ヘキサン)により精製して、2,4−ジ−tert−ブチル−5−ニトロ−フェノール(1.31g、2工程にわたって29%)および2,4−ジ−tert−ブチル−6−ニトロ−フェノールを得た。2,4−ジ−tert−ブチル−5−ニトロ−フェノール:
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6)δ10.14(s、1H,OH)、7.64(s、1H)、6.83(s、1H)、1.36(s、9H)、1.30(s、9H)。2,4−ジ−tert−ブチル−6−ニトロ−フェノール:
【0509】
【化212】
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(C−9;5−アミノ−2,4−ジ−tert−ブチル−フェノール)
2,4−ジ−tert−ブチル−5−ニトロ−フェノール(1.86g、7.4mmol)およびギ酸アンモニウム(1.86g)の、エタノール(75mL)中の還流溶液に、活性炭担持Pd−5重量%(900mg)を添加した。この反応混合物を還流状態で2時間攪拌し、室温まで冷却し、そしてセライトに通して濾過した。このセライトをメタノールで洗浄し、そして合わせた濾液を濃縮して、5−アミノ−2,4−ジ−tert−ブチル−フェノールを灰色固体として得た(1.66g、定量的)
【0510】
【化213】
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(C−8;6−アミノ−2,4−ジ−tert−ブチル−フェノール)
5−アミノ−2,4−ジ−tert−ブチル−ニトロ−フェノール(27mg、0.11mmol)およびSnCl
2・2H
2O(121mg、0.54mmol)の、EtOH(1.0mL)中の溶液を、マイクロ波オーブン内で100℃で30秒間加熱した。この混合物をEtOAcおよび水で希釈し、飽和NaHCO
3で塩基性化し、そしてセライトに通して濾過した。その有機層を分離し、そしてNa
2SO
4で乾燥させた、溶媒をエバポレーションにより除去して、6−アミノ−2,4−ジ−tert−ブチル−フェノール(C−8)を得、これを、さらに精製せずに使用した。HPLC保持時間2.74分、
10〜99%CH
3CN、5分間の実施;ESI−MS222.5m/z(MH
+)。
【0511】
(実施例7)
【0512】
【化214】
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(4−tert−ブチル−2−クロロ−フェノール)
4−tert−ブチル−フェノール(40.0g、0.27mol)およびSO
2Cl
2(37.5g,0.28mol)の、CH
2Cl
2中の溶液に、MeOH(9.0g、0.28mol)を0℃で添加した。添加が完了した後に、この混合物を室温で一晩攪拌し、次いで、水(200mL)を添加した。得られた溶液を、酢酸エチルで抽出した.合わせた有機層を、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、そして減圧下で濃縮した。その残渣を、カラムクロマトグラフィー(石油エーテル/EtOAc、50:1)により精製して、4−tert−ブチル−2−クロロ−フェノールを得た(47.0g、95%)。
【0513】
(炭酸4−tert−ブチル−2−クロロフェニルメチル)
4−tert−ブチル−2−クロロフェノール(47.0g、0.25mol)の、ジクロロメタン(200mL)中の溶液に、Et
3N(50.5g、0.50mol)、DMAP(1g)およびクロロギ酸メチル(35.4g、0.38mol)を、0℃で添加した。この反応物を室温まで温め、そしてさらに30分間攪拌した。この反応混合物をH2Oで洗浄し、そしてその有機層を、Na
2SO
4で乾燥させ、そして濃縮して、炭酸4−tert−ブチル−2−クロロフェニルメチルを得(56.6g、92%)、これを、次の工程において直接使用した。
【0514】
(炭酸4−tert−ブチル−2−クロロ−5−ニトロフェニルメチル)
炭酸4−tert−ブチル−2−クロロフェニルメチル(36.0g、0.15mol)を、濃H
2SO
4(100mL)に、0℃で溶解させた。KNO3(0.53g、5.2mmol)を、20分間にわたって少しずつ添加した。この反応混合物を、1.5時間攪拌し、そして氷(200g)に注いだ。その水層をジクロロメタンで抽出した。合わせた有機層を、水性NaHCO3で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、そして減圧下で濃縮して、炭酸4−tert−ブチル−2−クロロ−5−ニトロフェニルメチルを得(41.0g)、これを、さらに精製せずに使用した。
【0515】
(4−tert−ブチル−2−クロロ−5−ニトロ−フェノール)
水酸化カリウム(10.1g、181mmol)を、MeOH(100mL)中の炭酸4−tert−ブチル−2−クロロ−5−ニトロフェニルメチル(40.0g、139mmol)に添加した。30分後、この反応物を、1N HClで酸性化し、そして字クロロメタンで抽出した。合わせた有機層を合わせ、Na
2SO
4で乾燥させ、そして減圧下
で濃縮した。その粗製残渣を、カラムクロマトグラフィー(石油エーテル/EtOAc、30:0)により精製して、4−tert−ブチル−2−クロロ−5−ニトロ−フェノールを得た(23.0g、2工程にわたって68%)。
【0516】
(C−11;4−tert−ブチル−2−クロロ−5−アミノ−フェノール)
4−tert−ブチル−2−クロロ−5−ニトロ−フェノール(12.6g、54.9mmol)の、MeOH(50mL)中の溶液に、Ni(1.2g)を添加した。この反応物を、H
2(1atm)下で4時間震盪した。この反応混合物を濾過し、そしてその濾液を濃縮した。その残渣を、カラムクロマトグラフィー(P.E./EtOAc、20:1)により精製して、4−tert−ブチル−2−クロロ−5−アミノ−フェノール(C−11)を得た(8.5g、78%)。
【0517】
【化215】
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(実施例8)
【0518】
【化216】
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(炭酸2−アダマンチル−4−メチル−フェニルエチル)
クロロギ酸エチル(0.64mL、6.7mmol)を、氷水浴中で0℃に冷却しているジクロロメタン(8mL)中の2−アダマンチル−4−メチルフェノール(1.09g、4.5mmol)、Et
3N(1.25mL、9mmol)およびDMAP(触媒量)の溶液に滴下した。この混合物を、一晩攪拌しながら室温まで温め、次いで、濾過し、そしてその濾液を濃縮した。その残渣を、カラムクロマトグラフィー(10〜20%酢酸エチル−ヘキサン)により精製して、炭酸2−アダマンチル−4−メチル−フェニルエチルを黄色油状物として得た(1.32g、94%)。
【0519】
(炭酸2−アダマンチル−4−メチル−5−ニトロフェニルエチル)
炭酸2−アダマンチル−4−メチル−フェニルエチル(1.32g、4.2mmol)の、H
2SO
4(98%、10mL)中の冷却溶液に、KNO
3(510mg、5.0mmol)を0℃で少量ずつ添加した。この混合物を、室温まで温めながら3時間攪拌し、氷に注ぎ、次いで、ジクロロメタンで抽出した。合わせた有機層をNaHCO
3およびブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、そして濃縮乾固させた。その残渣を、カラムク
ロマトグラフィー(0〜10%EtOAc−ヘキサン)により精製して、炭酸2−アダマンチル−4−メチル−5−ニトロフェニルエチルを得た(378mg、25%)。
【0520】
(2−アダマンチル−4−メチル−5−ニトロフェノール)
炭酸2−アダマンチル−4−メチル−5−ニトロフェニルエチル(378mg、1.05mmol)の、CH
2Cl
2(5mL)中の溶液に、ピペリジン(1.0mL)を添加した。この溶液を、室温で1時間攪拌し、減圧下でシリカゲルに吸着させ、そしてシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(0〜15%、EtOAc−ヘキサン)により精製して、2−アダマンチル−4−メチル−5−ニトロフェノールを得た(231mg、77%)。
【0521】
(C−12;2−アダマンチル−4−メチル−5−アミノフェノール)
2−アダマンチル−4−メチル−5−ニトロフェノール(231mg、1.6mmol)の、EtOH(2mL)中の溶液に、炭素担持Pd−5重量%(10mg)を添加した。この混合物を、H
2(1atm)下で一晩攪拌し、次いで、セライトに通して濾過した。その濾液をエバポレートして乾固させ、2−アダマンチル−4−メチル−5−アミノフェノール(C−12)を得、これを、さらに精製せずに使用した。HPLC保持時間2.52分、10〜99%CH
3CN、5分間の実施;ESI−MS 258.3m/z(MH
+)。
【0522】
(実施例9)
【0523】
【化217】
[この文献は図面を表示できません]
(2−tert−ブチル−4−ブロモフェノール)
2−tert−ブチルフェノール(250g、1.67mol)の、CH
3CN(1500mL)中の溶液に、NBS(300g,1.67mol)を室温で添加した。添加後、この混合物を室温で一晩攪拌し、次いで、溶媒を除去した。石油エーテル(1000mL)を添加し、そして得られた白色沈殿物を濾別した。その濾液を減圧下で濃縮して、粗製2−tert−ブチル−4−ブロモフェノールを得(380g)、これを、さらに精製せずに使用した。
【0524】
(炭酸メチル(2−tert−ブチル−4−ブロモフェニル))
2−tert−ブチル−4−ブロモフェノール(380g、1.67mol)の、ジクロロメタン(1000mL)中の溶液に、Et
3N(202g、2mol)を室温で添加した、クロロギ酸メチル(155mL)を、この溶液の上部に、0℃で滴下した。添加後、この混合物を0℃で2時間攪拌し、飽和塩化アンモニウム溶液でクエンチし、そして水で希釈した。その有機層を分離し、そして水およびブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、そして濃縮して、粗製炭酸メチル(2−tert−ブチル−4−ブロモフェニル)を得(470g)、これを、さらに精製せずに使用した。
【0525】
(炭酸メチル(2−tert−ブチル−4−ブロモ−5−ニトロフェニル))
炭酸メチル(2−tert−ブチル−4−ブロモフェニル)(470g、1.49mol)を、濃H
2SO
4(1000ml)に0℃で溶解した。KNO
3(253g、2.5mol)を、90分間かけて滴下した。この反応混合物を、0℃で2時間攪拌し、そして氷水(20L)に注いだ。得られた沈殿物を濾過により収集し、そして水で徹底的に洗浄し、乾燥させ、そしてエーテルから再結晶して、炭酸メチル(2−tert−ブチル−4−ブロモ−5−ニトロフェニル)を得た(332g、3工程にわたって60%)。
【0526】
(C−14−a;2−tert−ブチル−4−ブロモ−5−ニトロ−フェノール)
炭酸メチル(2−tert−ブチル−4−ブロモ−5−ニトロフェニル(121.5g、0.366mol)の、メタノール(1000mL)中の溶液に、水酸化カリウム(30.75g、0.549mol)を少しずつ添加した。添加後、この混合物を室温で3時間攪拌し、そして1N HClでpH7まで酸性化した。メタノールを除去し、そして水を添加した。この混合物を酢酸エチルで抽出し、そして有機層を分離し、Na
2SO
4で乾燥させ、そして濃縮して、2−tert−ブチル−4−ブロモ−5−ニトロ−フェノール(C−14−a)を得た(100g、99%)。
【0527】
(1−tert−ブチル−2−(ベンジルオキシ)−5−ブロモ−4−ニトロベンゼン)
2−tert−ブチル−4−ブロモ−5−ニトロ−フェノール(C−14−a)(1.1g、4mmol)およびCs
2CO
3(1.56g、4.8mmol)の、DMF(8mL)中の混合物に、臭化ベンジル(500μL、4.2mmol)を添加した。この混合物を、室温で4時間攪拌し、H2Oで希釈し、そしてEtOAcで2回抽出した。合わせた有機層を水で洗浄し、そしてMgSO4で乾燥させた、溶媒を除去した後に、その残渣をカラムクロマトグラフィー(1〜5%EtOAc−ヘキサン)により精製して、1−tert−ブチル−2−(ベンジルオキシ)−5−ブロモ−4−ニトロベンゼンを得た(1.37g、94%)。
【0528】
【化218】
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(1−tert−ブチル−2−(ベンジルオキシ)−5−(トリフルオロメチル)−4−ニトロベンゼン)
1−tert−ブチル−2−(ベンジルオキシ)−5−ブロモ−4−ニトロベンゼン(913mg、2.5mmol)、KF(291mg、5mmol)、KBr(595mg、5mmol)、CuI(570mg、3mmol)、クロロジフルオロ酢酸メチル(1.6mL、15mmol)およびDMF(5mL)の混合物を、125℃で、密封した試験管内で一晩攪拌し、室温まで冷却し、水で希釈し、そしてEtOAcで3回抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、そして無水MgSO
4で乾燥させた.溶媒を除去し
た後に、その残渣を、カラムクロマトグラフィー(0〜5%EtOAc−ヘキサン)により精製して、1−tert−ブチル−2−(ベンジルオキシ)−5−(トリフルオロメチル)−4−ニトロベンゼンを得た(591mg、67%)。
【0529】
【化219】
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(C−14;5−アミノ−2−tert−ブチル−4−トリフルオロメチル−フェノール)
1−tert−ブチル−2−(ベンジルオキシ)−5−(トリフルオロメチル)−4−ニトロベンゼン(353mg、1.0mmol)および蟻酸アンモニウム(350mg、5.4mmol)の、EtOH(10mL)中の還流溶液に、10%Pd−C(245mg)を添加した。この混合物を、さらに2時間還流し、室温まで冷却し、そしてセライトに通して濾過した。溶媒の除去後、その残渣をカラムクロマトグラフィーにより精製して、5−アミノ−2−tert−ブチル−4−トリフルオロメチル−フェノール(C−14)を得た(120mg、52%)。
【0530】
【化220】
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(実施例10)
一般スキーム:
【0531】
【化221】
[この文献は図面を表示できません]
具体例:
【0532】
【化222】
[この文献は図面を表示できません]
(2−tert−ブチル−4−(2−エトキシフェニル)−5−ニトロフェノール)
2−tert−ブチル−4−ブロモ−5−ニトロフェノール(C−14−a)(8.2
2g、30mmol)の、DMF(90mL)中の溶液に、2−エトキシフェニルボロン酸(5.48g、33mmol)、炭酸カリウム(4.56g、33mmol)、水(10ml)およびPd(PPh
3)
4(1.73g、1.5mmol)を添加した。この混合物を、90度で3時間、窒素下で加熱した。溶媒を、減圧下で除去した。その残渣を、水と酢酸エチルとの間で分配した。合わせた有機層を水およびブラインで洗浄し、乾燥させ、カラムクロマトグラフィー(石油エーテル−酢酸エチル、10:1)により精製して、2−tert−ブチル−4−(2−エトキシフェニル)−5−ニトロフェノールを得た(9.2g、92%)。
【0533】
【化223】
[この文献は図面を表示できません]
(C−15;2−tert−ブチル−4−(2−エトキシフェニル)−5−アミノフェノール)
2−tert−ブチル−4−(2−エトキシフェニル)−5−ニトロフェノール(3.0g、9.5mmol)の、メタノール(30ml)中の溶液に、Raney Ni(300mg)を添加した。この混合物を、H
2(1atm)下室温で2時間攪拌した。触媒を濾別し、そしてその濾液を濃縮した。その残渣を、カラムクロマトグラフィー(石油エーテル−酢酸エチル、6:1)により精製して、2−tert−ブチル−4−(2−エトキシフェニル)−5−アミノフェノール(C−15)を得た(2.35g、92%)。
【0534】
【化224】
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他の実施例:
【0535】
【化225】
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(C−16;2−tert−ブチル−4−(3−エトキシフェニル)−5−アミノフェノール)
2−tert−ブチル−4−(3−エトキシフェニル)−5−アミノフェノール(C−16)を、2−tert−ブチル−4−ブロモ−5−ニトロフェノール(C−14−a)および3−エトキシフェニルボロン酸で出発して、上記一般スキームに従って合成した。HPLC保持時間2.77分、10〜99% CH
3CN、5分間の実施;ESI−MS
286.1m/z(MH
+)。
【0536】
【化226】
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(C−17;2−tert−ブチル−4−(3−メトキシカルボニルフェニル)−5−アミノフェノール(C−17))
2−tert−ブチル−4−(3−メトキシカルボニルフェニル)−5−アミノフェノール(C−16)を、2−tert−ブチル−4−ブロモ−5−ニトロフェノール(C−14−a)および3−(メトキシカルボニル)フェニルボロン酸で出発して、上記一般スキームに従って合成した。HPLC保持時間2.70分、10〜99% CH
3CN、5分間の実施;ESI−MS 300.5m/z(MH
+)。
【0537】
(実施例11)
【0538】
【化227】
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(1−tert−ブチル−2−メトキシ−5−ブロモ−4−ニトロベンゼン)
2−tert−ブチル−4−ブロモ−5−ニトロフェノール(C−14−a)およびCs2CO3(2.2g、6.6mmol)の、DMF(6mL)中の溶液に、ヨウ化メチル(5150μL、8.3mmol)を添加した。この混合物を室温で4時間攪拌し、H2Oで希釈し、そしてEtOAcで2回抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、そしてMgSO4で乾燥させた。溶媒の除去後、その残渣をヘキサンで洗浄して、1−tert−ブチル−2−メトキシ−5−ブロモ−4−ニトロベンゼンを得た(1.1g、69%)。
【0539】
【化228】
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(1−tert−ブチル−2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)−4−ニトロベ
ンゼン)
1−tert−ブチル−2−メトキシ−5−ブロモ−4−ニトロベンゼン(867mg、3.0mmol)、KF(348mg、6mmol)、KBr(714mg,6mmol),CuI(684mg、3.6mmol)、クロロジフルオロ酢酸メチル(2.2mL、21.0mmol)の、DMF(5mL)中の混合物を、125℃で、密封した試験管中で一晩攪拌し、室温まで冷却し、水で希釈し、そしてEtOAcで3回抽出した。合わせた有機層を、ブラインで洗浄し、そして無水MgSO
4で乾燥させた、溶媒の除去後、その残渣を、カラムクロマトグラフィー(1〜5%EtOAc−ヘキサン)により精製して、1−tert−ブチル−2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)−4−ニトロベンゼンを得た(512mg、61%)。
【0540】
【化229】
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(C−18;1−tert−ブチル−2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)−4−アミノベンゼン)
1−tert−ブチル−2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)−4−ニトロベンゼン(473mg、1.7mmol)およびギ酸アンモニウム(473mg、7.3mmol)の、EtOH(10mL)中の還流溶液に、10% Pd−C(200mg)を添加した。この混合物を1時間還流し、冷却し、そしてセライトに通して濾過した。溶媒をエバポレーションにより除去して、1−tert−ブチル−2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)−4−ニトロベンゼン(C−18)を得た(403mg、95%)。
【0541】
【化230】
[この文献は図面を表示できません]
(実施例12)
【0542】
【化231】
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(C−27;2−tert−ブチル−4−ブロモ−5−アミノ−フェノール)
2−tert−ブチル−4−ブロモ−5−ニトロ−フェノール(C−14−a)(12g、43.8mmol)の、MeOH(90mL)中の溶液に、Ni(2.4g)を添加した。この反応混合物を、H
2(1atm)下で4時間攪拌した。この混合物を濾過し、そしてその濾液を濃縮した。その粗生成物を酢酸エチルおよび石油エーテルから再結晶して、2−tert−ブチル−4−ブロモ−5−アミノ−フェノール(C−27)を得た(7.2g、70%)。
【0543】
【化232】
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(実施例13)
【0544】
【化233】
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(C−24;2,4−ジ−tert−ブチル−6−(N−メチルアミノ)フェノール)
2,4−ジ−tert−ブチル−6−アミノ−フェノール(C−9)(5.08g、23mmol)、NaBH
3CH(4.41g、70mmol)およびパラホルムアルデヒド(2.1g、70mmol)の、メタノール(50mL)中の混合物を、3時間還流条件下で攪拌した。溶媒の除去後、その残渣をカラムクロマトグラフィー(石油エーテル−EtOAc、30:1)により精製して、(C−24)を得た(8800mg、15%)。
【0545】
【化234】
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(実施例14:)
【0546】
【化235】
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(2−メチル−2−フェニル−プロパン−1−オール)
THF(200mL)中の2−メチル−2−フェニル−プロピオン酸(82g、0.5mol)の溶液に、0〜5℃でボラン−ジメチルスルフィド(2M、100mL)を滴下した。この混合物を30分間にわたってこの温度で撹拌し、次いで1時間にわたって加熱還流した。冷却後、メタノール(150mL)および水(50mL)を添加した。この混合物をEtOAc(100mL×3)で抽出し、そして合わせた有機層を水およびブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、そして濃縮して、2−メチル−2−フェニル−プロパン−1−オールを油状物(70g、77%)として得た。
【0547】
(2−(2−メトキシ−エトキシ)−1,1−ジメチル−エチル]−ベンゼン)
THF(200mL)中のNaH(29g、0.75mol)の懸濁物に、0℃でTHF(50mL)中の2−メチル−2−フェニル−プロパン−1−オール(75g、0.5mol)の溶液を滴下した。この混合物を20℃にて30分間にわたって撹拌し、次いでTHF(100mL)中の1−ブロモ−2−メトキシ−エタン(104g、0.75mol)の溶液を0℃で滴下した。この混合物を20℃にて一晩撹拌し、水(200mL)に注ぎ、EtOAc(100mL×3)で抽出した。合わせた有機層を水およびブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、そして濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、石油エーテル)によって精製して、2−(2−メトキシ−エトキシ)−1,1−ジメチル−エチル]−ベンゼンを油状物(28g、27%)として得た。
【0548】
(1−[2−(2−メトキシ−エトキシ)−1,1−ジメチル−エチル]−4−ニトロ−ベンゼン)
CHC1
3(200mL)中の2−(2−メトキシ−エトキシ)−1,1−ジメチル−エチル]−ベンゼン(52g、0.25mol)の溶液に、KNO
3(50.5g、0.
5mol)およびTMSCL(54g、0.5mol)を添加した。この混合物を20℃にて30分間にわたって撹拌し、次いでAlCl
3(95g、0.7mol)を添加した。この反応混合物を20℃にて1時間にわたって撹拌し、そして氷水に注いだ。有機層を分離させ、そして水層をCHC1
3(50mL×3)で抽出した。合わせた有機層を水およびブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、そして濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、石油エーテル)によって精製して、1−[2−(2−メトキシ−エトキシ)−1,1−ジメチル−エチル]−4−ニトロ−ベンゼン(6g、10%)を得た。
【0549】
(4−[2−(2−メトキシ−エトキシ)−1,1−ジメチル−エチル]−フェニルアミン)
MeOH(50mL)中の1−[2−(2−メトキシ−エトキシ)−1,1−ジメチル−エチル]−4−ニトロ−ベンゼン(8.1g、32mmol)およびRaney Ni(1g)の懸濁物をH
2(1atm)の下で室温にて1時間にわたって撹拌した。この触媒を濾別し、そして濾液を濃縮して4−[2−(2−メトキシ−エトキシ)−1,1−ジメチル−エチル]−フェニルアミン(5.5g、77%)を得た。
【0550】
(4−[2−(2−メトキシ−エトキシ)−1,1−ジメチル−エチル]−3−ニトロ−フェニルアミン)
H
2SO
4(20mL)中の4−[2−(2−メトキシ−エトキシ)−1,1−ジメチル−エチル]−フェニルアミン(5.8g、26mmol)の溶液に、0℃にてKNO
3(2.63g、26mmol)を添加した。添加が完了した後、この混合物をこの温度で20分間にわたって撹拌し、次いで氷水に注いだ。この混合物をEtOAc(50mL×3)で抽出した。合わせた有機層を水およびブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、そして濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(石油エーテル−EtOAc、100:1)によって精製して、4−[2−(2−メトキシ−エトキシ)−1,1−ジメチル−エチル]−3−ニトロ−フェニルアミン(5g、71%)を得た。
【0551】
(N−{4−[2−(2−メトキシ−エトキシ)−1,1−ジメチル−エチル]−3−ニトロ−フェニル}−アセトアミド)
ジクロロメタン(50mL)中のNaHCO
3(10g、0.1mol)の懸濁物に、0〜5℃にて4−[2−(2−メトキシ−エトキシ)−1,1−ジメチル−エチル]−3−ニトロ−フェニルアミン(5g、30mmol)および塩化アセチル(3mL、20mmol)を添加した。この混合物を15℃にて一晩撹拌し、次いで水(200mL)に注いだ。有機層を分離させ、そして水層をジクロロメタン(50mL×2)で抽出した。合わせた有機層を水およびブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、そして濃縮乾固してN−(4−[2−(2−メトキシ−エトキシ)−1,1−ジメチル−エチル]−3−ニトロ−フェニル}−アセトアミド(5.0g、87%)を得た。
【0552】
(N−{3−アミノ−4−[2−(2−メトキシ−エトキシ)−1,1−ジメチル−エチル]−フェニル}−アセトアミド)
MeOH(50mL)中のN−{4−[2−(2−メトキシ−エトキシ)−1,1−ジメチル−エチル]−3−ニトロ−フェニル}−アセトアミド(5g、16mmol)およびRaney Ni(1g)の混合物を、H
2(1atm)下で室温にて1時間にわたって撹拌した。触媒を濾別し、そして濾液を濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(石油エーテル−EtOAc、100:1)によって精製して、N−{3−アミノ−4−[2−(2−メトキシ−エトキシ)−1,1−ジメチル−エチル]−フェニル}−アセトアミド(1.6g、35%)を得た。
【0553】
(N−{3−ヒドロキシ−4−[2−(2−メトキシ−エトキシ)−1,1−ジメチル
−エチル]−フェニル}−アセトアミド)
H
2SO
4(15%、6mL)中のN−{3−アミノ−4−[2−(2−メトキシ−エトキシ)−1,1−ジメチル−エチル]−フェニル}−アセトアミド(1.6g、5.7mmol)の溶液に、0〜5℃にてNaNO
2を添加した。この混合物をこの温度で20分間にわたって撹拌し、次いで氷水に注いだ。この混合物をEtOAc(30mL×3)で抽出した。合わせた有機層を水およびブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、そして濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(石油エーテル−EtOAc、100:1)によって精製して、N−{3−ヒドロキシ−4−[2−(2−メトキシ−エトキシ)−1,1−ジメチル−エチル]−フェニル}−アセトアミド(0.7g、38%)を得た。
【0554】
(C−25;2−(1−(2−メトキシエトキシ)−2−メチルプロパン−2−イル)−5−アミノフェノール)
N−(3−ヒドロキシ−4−[2−(2−メトキシ−エトキシ)−1,1−ジメチル−エチル]−フェニル)−アセトアミド(1g、3.5mmol)およびHCl(5mL)の混合物を1時間にわたって加熱還流した。この混合物をNa
2CO
3溶液で塩基性にしてpH9にし、次いでEtOAc(20mL×3)で抽出した。合わせた有機層を水およびブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、そして濃縮乾固した。残渣をカラムクロマトグラフィー(石油エーテル−EtOAc、100:1)によって精製して、2−(1−(2−メトキシエトキシ)−2−メチルプロパン−2−イル)−5−アミノフェノール(C−25)(61mg、6%)を得た。
【0555】
【化236】
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(実施例15:)
【0556】
【化237】
[この文献は図面を表示できません]
4,6−ジ−tert−ブチル−3−ニトロシクロヘキサ−3,5−ジエン−1,2−ジオン)
酢酸(115mL)中の3,5−ジ−tert−ブチルシクロヘキサ−3,5−ジエン−1,2−ジオン(4.20g、19.1mmol)の溶液に、HNO
3(15mL)を
ゆっくりと添加した。この混合物を60℃にて40分間にわたって加熱し、その後、これをH
2O(50mL)に注いだ。この混合物を室温にて2時間にわたって静置し、次いで氷浴中に1時間にわたって配置した。固体を収集し、そして水で洗浄して4,6−ジ−tert−ブチル−3−ニトロシクロヘキサ−3,5−ジエン−1,2−ジオン(1.2g、24%)を得た。
【0557】
【化238】
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(4,6−ジ−tert−ブチル−3−ニトロベンゼン−1,2−ジオール)
分液漏斗において、THF/H
2O(1:1、400mL)、4,6−ジ−tert−ブチル−3−ニトロシクロヘキサ−3,5−ジエン−1,2−ジオン(4.59g、17.3mmol)およびNa
2S
2O
4(3g、17.3mmol)を配置した。この分液漏斗にストッパーを取り付け、そして2分間振盪した。この混合物をEtOAc(20mL)で希釈した。層を分離させ、そして有機層をブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥し、そして濃縮して、4,6−ジ−tert−ブチル−3−ニトロベンゼン−1,2−ジオール(3.4g、74%)を得た。これをさらなる精製を行わずに用いた。
【0558】
【化239】
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(C−26;4,6−ジ−tert−ブチル−3−アミノベンゼン−1,2−ジオール)
EtOH(70mL)中の4,6−ジ−tert−ブチル−3−ニトロベンゼン−1,2−ジオール(1.92g、7.2mmol)の溶液に炭素担持Pd(5重量%)(200mg)を添加した。この混合物をH
2(1atm)下にて2時間にわたって撹拌した。この反応物に炭素担持Pd(5重量%)(200mg)を再度入れ、そしてH
2(1atm)下にてさらに2時間にわたって撹拌した。この混合物をCeliteを通して濾過し、そして濾液を濃縮し、そしてカラムクロマトグラフィー(10〜40% 酢酸エチル−ヘキサン)によって精製して、4,6−ジ−tert−ブチル−3−アミノベンゼン−1,2−ジオール(C−26)(560mg、33%)を得た。
【0559】
【化240】
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(アニリン)
(実施例1:)
(一般的スキーム)
【0560】
【化241】
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(具体的な実施例:)
【0561】
【化242】
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(D−1;4−クロロ−ベンゼン−1,3−ジアミン)
エタノール(2.5mL)中の1−クロロ−2,4−ジニトロ−ベンゼン(100mg、0.5mmol)およびSnCl
2・2H
2O(1.12g、5mmol)の混合物を、室温にて一晩撹拌した。水を添加し、次いでこの混合物を飽和NaHCO
3溶液でpH7〜8に塩基性にした。この溶液を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、濾過し、そして濃縮して4−クロロ−ベンゼン−1,3−ジアミン(D−1)(79mg、定量的)を得た。HPLC保持時間0.38分、10〜99% CH
3CN、5分間の実施;ESI−MS 143.1m/z(MH
+)。
【0562】
(他の実施例:)
【0563】
【化243】
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(D−2;4,6−ジクロロ−ベンゼン−1,3−ジアミン)
4,6−ジクロロ−ベンゼン−1,3−ジアミン(D−2)を、1,5−ジクロロ−2,4−ジニトロ−ベンゼンから出発して上記の一般的スキームに従って合成した。収率(95%)。HPLC保持時間1.88分、10〜99% CH
3CN、5分間の実施;ESI−MS 177.1m/z(MH
+)。
【0564】
【化244】
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(D−3;4−メトキシ−ベンゼン−1,3−ジアミン)
4−メトキシ−ベンゼン−1,3−ジアミン(D−3)を、1−メトキシ−2,4−ジ
ニトロ−ベンゼンから出発して、上記の一般的スキームに従って合成した。収率(定量的)。HPLC保持時間0.31分、10〜99% CH
3CN、5分間の実施。
【0565】
【化245】
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(D−4;4−トリフルオロメトキシ−ベンゼン−1,3−ジアミン)
4−トリフルオロメトキシ−ベンゼン−1,3−ジアミン(D−4)を、2,4−ジニトロ−1−トリフルオロメトキシ−ベンゼンから出発して、上記の一般的スキームに従って合成した。収率(89%)。HPLC保持時間0.91分、10〜99% CH
3CN、5分間の実施;ESI−MS 193.3m/z(MH
+)。
【0566】
【化246】
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(D−5;4−プロポキシベンゼン−1,3−ジアミン)
4−プロポキシベンゼン−1,3−ジアミン(D−5)を、5−ニトロ−2−プロポキシ−フェニルアミンから出発して、上記の一般的スキームに従って合成した。収率(79%)。HPLC保持時間0.54分、10〜99% CH
3CN、5分間の実施;ESI−MS 167.5m/z(MH
+)。
【0567】
(実施例2:)
(一般的スキーム)
【0568】
【化247】
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(具体的な実施例:)
【0569】
【化248】
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(2,4−ジニトロ−プロピルベンゼン)
濃H
2SO
4(50mL)中のプロピルベンゼン(10g、83mmol)の溶液を0℃にて30分間にわたって冷却し、そして予め0℃に冷却した濃H
2SO
4(50mL)および発煙HNO
3(25mL)の溶液を少しずつ15分間かけて添加した。この混合物を0度にてさらに30分間撹拌し、次いで室温まで温めた。この混合物を氷(200g)−水(100mL)に注ぎ、そしてエーテル(2×100mL)で抽出した。合わせた抽出物をH
2O(100mL)およびブライン(100mL)で洗浄し、MgSO
4で乾燥し、濾過し、そして濃縮して2,4−ジニトロ−プロピルベンゼン(15.6g、89%)を得た。
【0570】
【化249】
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(D−6;4−プロピル−ベンゼン−1,3−ジアミン)
エタノール(100mL)中の2,4−ジニトロ−プロピルベンゼン(2.02g、9.6mmol)の溶液に、SnCl
2(9.9g、52mmol)を添加し、続いて濃HCl(10mL)を添加した。この混合物を2時間にわたって還流し、氷水(100mL)中に注ぎ、そして固体の重炭酸ナトリウムで中和した。この溶液を10% NaOH溶液でさらに塩基性にしてpHを約10にし、そしてエーテル(2×100mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(100mL)で洗浄し、MgSO
4で乾燥し、濾過し、そして濃縮して4−プロピル−ベンゼン−1,3−ジアミン(D−6)(1.2g、83%)を得た。次の工程において使用するためにはさらなる精製は不要であった;しかし、この生成物は長期間にわたって安定ではなかった。
【0571】
【化250】
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(他の実施例:)
【0572】
【化251】
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(D−7;4−エチルベンゼン−1,3−ジアミン)
4−エチルベンゼン−1,3−ジアミン(D−7)を、エチルベンゼンから出発して、上記の一般的スキームに従って合成した。全体の収率(76%)。
【0573】
【化252】
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(D−8;4−イソプロピルベンゼン−1,3−ジアミン)
4−イソプロピルベンゼン−1,3−ジアミン(D−8)を、イソプロピルベンゼンから出発して、上記の一般的スキームに従って合成した。全体の収率(78%)。
【0574】
【化253】
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(D−9;4−tert−ブチルベンゼン−1,3−ジアミン)
4−tert−ブチルベンゼン−1,3−ジアミン(D−9)を、tert−ブチルベンゼンから出発して、上記の一般的スキームに従って合成した。全体の収率(48%)。
【0575】
【化254】
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(実施例3:)
(一般的スキーム)
【0576】
【化255】
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(具体的な実施例:)
【0577】
【化256】
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(4−tert−ブチル−3−ニトロ−フェニルアミン)
H
2SO
4(98%、60mL)中に溶解した4−tert−ブチル−フェニルアミン(10.0g、67.01mmol)の混合物に、0℃にてKNO
3(8.1g、80.41mmol)をゆっくりと添加した。添加後、この反応物を室温まで温め、そして一晩攪拌した。次いで、この混合物を氷水中に注ぎ、そして飽和NaHCO
3溶液で塩基性にしてpH8にした。この混合物をCH
2Cl
2で数回抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、そして濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(石油エーテル−EtOAc、10:1)によって精製して、4−tert−ブチル−3−ニトロ−フェニルアミン(10g、77%)を得た。
【0578】
(4−tert−ブチル−3−ニトロ−フェニル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル)
NaOH(2N、20mL)およびTHF(20mL)中の4−tert−ブチル−3−ニトロ−フェニルアミン(4.0g、20.6mmol)およびBoc
2O(4.72g、21.6mmol)の混合物を室温にて一晩撹拌した。THFを減圧下で除去した。残渣を水に溶解し、そしてCH
2Cl
2で抽出した。有機層をNaHCO
3およびブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、そして濃縮して(4−tert−ブチル−3−ニトロ−フェニル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル(4.5g、74%)を得た。
【0579】
(D−10;(3−アミノ−4−tert−ブチル−フェニル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル)
MeOH(40mL)中の(4−tert−ブチル−3−ニトロ−フェニル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル(3.0g、10.19mol)および10% Pd−C(1g)の懸濁物を、H
2(1atm)下で室温にて一晩撹拌した。濾過後、濾液を濃縮し、そして残渣をカラムクロマトグラフィー(石油エーテル−EtOAc、5:1)によって精製して、(3−アミノ−4−tert−ブチル−フェニル)−カルバミン酸te
rt−ブチルエステル(D−10)を褐色油状物(2.5g、93%)として得た。
【0580】
【化257】
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(他の実施例:)
【0581】
【化258】
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(D−11;(3−アミノ−4−イソプロピル−フェニル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル)
(3−アミノ−4−イソプロピル−フェニル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル(D−11)を、イソプロピルベンゼンから出発して、上記の一般的スキームに従って合成した。全体の収率(56%)。
【0582】
【化259】
[この文献は図面を表示できません]
(D−12;(3−アミノ−4−エチル−フェニル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル)
(3−アミノ−4−エチル−フェニル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル(D−12)を、エチルベンゼンから出発して、上記の一般的スキームに従って合成した。全体の収率(64%)。
【0583】
【化260】
[この文献は図面を表示できません]
【0584】
【化261】
[この文献は図面を表示できません]
(D−13;(3−アミノ−4−プロピル−フェニル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル)
(3−アミノ−4−プロピル−フェニル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル(D−13)を、プロピルベンゼンから出発して、上記の一般的スキームに従って合成した。全体の収率(48%)。
【0585】
(実施例4:)
【0586】
【化262】
[この文献は図面を表示できません]
(3−アミノ−4−tert−ブチル−フェニル)−カルバミン酸ベンジルエステル)
CH
2Cl
2/MeOH(12/1、8mL)中の4−tert−ブチルベンゼン−1,3−ジアミン(D−9)(657mg、4mmol)およびピリジン(0.39mL、4.8mmol)の溶液を0℃まで冷却し、そしてCH
2Cl
2(8mL)中のクロロギ酸ベンジル(0.51mL、3.6mmol)の溶液を10分間にわたって滴下した。この混合物を0℃にて15分間撹拌し、次いで室温まで温めた。1時間後、この混合物を1Mクエン酸(2×20mL)、飽和重炭酸ナトリウム水溶液(20mL)で洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、そして減圧下で濃縮して粗製(3−アミノ−4−tert−ブチル−フェニル)−カルバミン酸ベンジルエステルを褐色の粘性ゴム(0.97g)として得た。これを、さらなる精製を行わずに用いた。
【0587】
【化263】
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((4−tert−ブチル−3−ホルミルアミノ−フェニル)−カルバミン酸ベンジルエステル)
CH
2Cl
2(7.5mL)中の(3−アミノ−4−tert−ブチル−フェニル)−カルバミン酸ベンジルエステル(0.97g、3.25mmol)およびピリジン(0.43mL、5.25mmol)の溶液を0℃まで冷却し、そしてCH
2Cl
2(2.5mL)中のギ酸−酢酸無水物(3.5mmol、ギ酸(158μL、4.2mmol、1.3当量)と無水酢酸(0.32mL、3.5mmol、1.1当量)とをニートで混合し、1時間にわたって攪拌することにより調製した)の溶液を2分間にわたって滴下した。添加が完了した後、この混合物を室温まで温め、その後すぐにこれは沈澱物を沈澱させ、そして得られたスラリーを一晩撹拌した。この混合物を1Mクエン酸(2×20mL)、飽和重炭酸ナトリウム水溶液(20mL)で洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、そして濾
過した。濁った混合物は乾燥剤上に固体の薄いベッドを沈澱させ、HPLC分析は、これが所望のホルムアミドであることを示した。濾液を約5mLに濃縮し、そしてヘキサン(15mL)で希釈してさらなるホルムアミドを沈澱させた。乾燥剤(Na
2SO
4)をメタノール(50mL)でスラリーにし、濾過し、そして濾液をCH
2Cl
2/ヘキサン再結晶からの物質と合わせた。得られた混合物を濃縮して、(4−tert−ブチル−3−ホルミルアミノ−フェニル)−カルバミン酸ベンジルエステルをオフホワイトの固体(650mg、2工程全体で50%)として得た。
1Hおよび
13C NMR(CD
3OD)は、この生成物をラセミ混合物と示す。
【0588】
【化264】
[この文献は図面を表示できません]
(N−(5−アミノ−2−tert−ブチル−フェニル)−ホルムアミド)
100mLのフラスコに(4−tert−ブチル−3−ホルミルアミノ−フェニル)−カルバミン酸ベンジルエステル(650mg、1.99mmol)、メタノール(30mL)および10% Pd−C(50mg)を入れ、そしてH
2(1atm)下で20時間にわたって攪拌した。CH
2Cl
2(5mL)を添加して触媒をクエンチし、次いで混合物をCeliteに通してろ過紙、そして濃縮してN−(5−アミノ−2−tert−ブチル−フェニル)−ホルムアミドをオフホワイトの固体(366mg、96%)として得た。
1Hおよび
13C NMR(DMSO−d
6)によってロータマー。
【0589】
【化265-1】
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【0590】
【化265-2】
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(D−14;4−tert−ブチル−N−メチル−ベンゼン−1,3−ジアミン)
100mLのフラスコにN−(5−アミノ−2−tert−ブチル−フェニル)−ホルムアミド(340mg、1.77mmol)を入れ、そして窒素をパージした。THF(10mL)を添加し、そしてこの溶液を0℃まで冷却した。THF(4.4mL、1M溶液)中の水素化アルミニウムリチウムの溶液を2分間にわたって添加した。次いで、この混合物を室温まで温めた。15時間の還流後、黄色の懸濁物を0℃まで冷却し、水(170μL)、15% NaOH水溶液(170μL)、および水(510μL)(これらを
、順次添加した)でクエンチし、そして室温にて30分間にわたって攪拌した。この混合物をCeliteに通して濾過し、そして濾過ケークをメタノール(50mL)で洗浄した。合わせた濾液を減圧下で濃縮して、灰褐色の固体を得た。この固体をクロロホルム(75mL)と水(50mL)との間で分配した。有機層を分離させ、水(50mL)で洗浄し、乾燥させ(Na
2SO
4)、濾過し、そして濃縮して4−tert−ブチル−N−メチル−ベンゼン−1,3−ジアミン(D−14)を褐色の油状物として得た。この油状物を静置して凝固させた(313mg、98%)。
【0591】
【化266】
[この文献は図面を表示できません]
(実施例5:)
(一般的スキーム:)
【0592】
【化267】
[この文献は図面を表示できません]
(具体的な実施例:)
【0593】
【化268】
[この文献は図面を表示できません]
(2,4−ジニトロ−プロピルベンゼン)
濃H
2SO
4(50mL)中のプロピルベンゼン(10g、83mmol)の溶液を0℃にて30分間にわたって冷却し、そして予め0℃に冷却した濃H
2SO
4(50mL)
および発煙HNO
3(25mL)の溶液を15分間にわたってすこしずつ添加した。この混合物を0℃にてさらに30分間撹拌し、次いで室温まで温めた。この混合物を氷(200g)−水(100mL)に注ぎ、そしてエーテル(2×100mL)で抽出した。合わせた抽出物をH
2O(100mL)およびブライン(100mL)で洗浄し、MgSO
4で乾燥し、濾過し、そして濃縮して2,4−ジニトロ−プロピルベンゼン(15.6g、89%)を得た。
【0594】
【化269】
[この文献は図面を表示できません]
(4−プロピル−3−ニトロアニリン)
H2O(100mL)中の2,4−ジニトロ−プロピルベンゼン(2g、9.5mmol)の懸濁物をほぼ還流で加熱し、そして激しく攪拌した。ポリスルフィドの透明な橙赤色の溶液(300mL(10当量)、硫化ナトリウムナノハイドレート(nanohydrate)(10.0g)、硫黄粉末(2.60g)およびH
2O(400mL)を加熱することにより予め調製した)を45分間にわたって滴下した。赤褐色の溶液を1.5時間にわたって加熱還流した。この混合物を0℃まで冷却し、次いでエーテル(2×200mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をMgSO
4で乾燥し、濾過し、そして減圧下で濃縮して4−プロピル−3−ニトロアニリン(1.6g、93%)を得た。これを、さらなる精製を行わずに用いた。
【0595】
((3−ニトロ−4−プロピル−フェニル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル)
4−プロピル−3−ニトロアニリン(1.69g、9.4mmol)を攪拌しながらピリジン(30mL)中に溶解した。Boc無水物(2.05g、9.4mmol)を添加した。この混合物を撹拌し、そして1時間にわたって加熱還流し、その後、溶媒を減圧下で除去した。得られた油状物をCH
2Cl
2(300mL)に再度溶解し、そして水(300mL)およびブライン(300mL)で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、濾過し、そして濃縮した。モノアシル化ニトロ生成物およびビスアシル化ニトロ生成物の両方を含む粗製油状物をカラムクロマトグラフィー(0〜10% CH
2Cl
2−MeOH)によって精製して、(3−ニトロ−4−プロピル−フェニル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル(2.3g、87%)を得た。
【0596】
(メチル−(3−ニトロ−4−プロピル−フェニル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル)
DMF(5mL)中の(3−ニトロ−4−プロピル−フェニル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル(200mg、0.71mmol)の溶液に、Ag
2O(1.0g、6.0mmol)、続いてヨウ化メチル(0.20mL、3.2mmol)を添加した。得られた懸濁物を室温にて18時間にわたって撹拌し、そしてCeliteパッドに通して濾過した。濾過ケークをCH
2Cl
2(10mL)で洗浄した。この濾液を減圧下で濃縮した。粗製油状物をカラムクロマトグラフィー(0〜10% CH
2Cl
2−MeOH)によって精製して、メチル−(3−ニトロ−4−プロピル−フェニル)−カルバミン酸tert−ブチルエステルを黄色油状物(110mg、52%)として得た。
【0597】
【化270】
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(D−15;(3−アミノ−4−プロピル−フェニル)−メチル−カルバミン酸tert−ブチルエステル)
EtOAc(10mL)中のメチル−(3−ニトロ−4−プロピル−フェニル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル(110mg、0.37mmol)の溶液に10% Pd−C(100mg)を添加した。得られた懸濁物を、H
2(1atm)下にて2日間にわたって室温にて撹拌した。反応の進行をTLCによってモニタリングした。完了したら、この反応混合物をCeliteパッドに通して濾過した。この濾液を減圧下で濃縮して、(3−アミノ−4−プロピル−フェニル)−メチル−カルバミン酸tert−ブチルエステル(D−15)を無色の結晶化合物(80mg、81%)として得た。ESI−MS 265.3m/z(MH
+)。
【0598】
(他の実施例:)
【0599】
【化271】
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(D−16;(3−アミノ−4−エチル−フェニル)−メチル−カルバミン酸tert−ブチルエステル)
(3−アミノ−4−エチル−フェニル)−メチル−カルバミン酸tert−ブチルエステル(D−16)を、エチルベンゼンから出発して、上記の一般的スキームに従って合成した。全体の収率(57%)。
【0600】
【化272】
[この文献は図面を表示できません]
(D−17;(3−アミノ−4−イソプロピル−フェニル)−メチル−カルバミン酸tert−ブチルエステル)
(3−アミノ−4−イソプロピル−フェニル)−メチル−カルバミン酸tert−ブチルエステル(D−17)を、イソプロピルベンゼンから出発して、上記の一般的スキームに従って合成した。全体の収率(38%)。
【0601】
(実施例6:)
【0602】
【化273】
[この文献は図面を表示できません]
(2’−エトキシ−2,4−ジニトロ−ビフェニル)
加圧フラスコに、THF(5mL)中の2−エトキシフェニルボロン酸(0.66g、4.0mmol)、KF(0.77g、13mmol)、Pd2(dba)
3(16mg、0.02mmol)、および2,4−ジニトロ−ブロモベンゼン(0.99g、4.0mmol)を入れた。この容器にアルゴンを1分間にわたってパージし、続いてトリ−tert−ブチルホスフィン(0.15mL、0.48mmol、ヘキサン中10%溶液)を添加した。この反応容器にアルゴンをさらに1分間パージし、シールし、そして80℃にて一晩加熱した。室温まで冷却した後、この溶液をCeliteプラグに通して濾過した。濾過ケークをCH
2Cl
2(10mL)でリンスし、そして合わせた有機抽出物を減圧下で濃縮して粗製生成物2’−エトキシ−2,4−ジニトロ−ビフェニル(0.95g、82%)を得た。さらなる精製を行わなかった。
【0603】
【化274】
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(2’−エトキシ−2−ニトロビフェニル−4−イルアミン)
硫化ナトリウム一水和物(10g)、硫黄(1.04g)および水(160mL)を加熱することにより予め調製したポリスルフィドの透明な橙赤色溶液(120mL、7.5当量)を、水(40mL)中の2’−エトキシ−2,4−ジニトロ−ビフェニル(1.2g、4.0mmol)の懸濁物に90℃にて45分間かけて添加した。赤褐色の溶液を1.5時間にわたって加熱還流した。この混合物を室温まで冷却し、そして固体のNaCl(5g)を添加した。この溶液をCH
2Cl
2(3×50mL)で抽出し、そして合わせた橙色の抽出物を濃縮して2’−エトキシ−2−ニトロビフェニル−4−イルアミン(0.98g、95%)を得た。これをさらなる精製を行わずに次の工程で用いた。
【0604】
【化275】
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(2’−エトキシ−2−ニトロビフェニル−4−イル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル)
2’−エトキシ−2−ニトロフェニル−4−イルアミン(0.98g、4.0mmol)およびBoc
2O(2.6g、12mmol)の混合物をヒートガンで加熱した。TLCによって出発物質の消費が示されたら、粗製混合物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、CH
2Cl
2)によって精製して(2’−エトキシ−2−ニトロビフェニル−4−イル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル(1.5g、83%)を得た。
【0605】
【化276】
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(D−18;(2’−エトキシ−2−アミノビフェニル−4−イル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル)
EtOH(5mL)中のNiCl
2・6H
2O(0.26g、1.1mmol)の溶液に、−10℃にてNaBH
4(40mg、1.1mmol)を添加した。ガスの発生が観察され、そして黒色の沈澱物が形成された。5分間攪拌した後、EtOH(2mL)中の2’−エトキシ−2−ニトロビフェニル−4−イル)カルバミン酸tert−ブチルエステル(0.50g、1.1mmol)の溶液を添加した。さらなるNaBH
4(80mg、60mmol)を3つに分けて20分間にわたって添加した。この反応物を0℃にて20分間にわたって撹拌し、続いてNH
4OH(4mL、25%水溶液)を添加した。得られた溶液を20分間にわたって撹拌した。粗製混合物をシリカの短いプラグを通して濾過した。シリカケークをCH
2Cl
2中の5% MeOH(10mL)で洗い流し、そして合わせた有機抽出物を減圧下で濃縮して、(2’−エトキシ−2−アミノビフェニル−4−イル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル(D−18)(0.36g、定量的)を得た。これを、さらなる精製を行わずに用いた。HPLC保持時間2.41分、10〜100% CH
3CN、5分間の勾配;ESI−MS 329.3m/z(MH
+)。
【0606】
(実施例7:)
【0607】
【化277】
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(D−19;N−(3−アミノ−5−トリフルオロメチル−フェニル)−メタンスルホ
ンアミド)
ピリジン(0.52mL)およびCH
2Cl
2(6.5mL)中の5−トリフルオロメチル−ベンゼン−1,3−ジアミン(250mg、1.42mmol)の溶液を0℃まで冷却した。塩化メタンスルホニル(171mg、1.49mmol)を、溶液の温度が10℃未満のままになるような速度でゆっくりと添加した。この混合物を約8℃で撹拌し、次いで30分後、室温まで温めた。室温にて4時間攪拌した後、LCMS分析により示されたところによれば、反応はほぼ完了した。この反応混合物を飽和NH
4Cl(10mL)水溶液でクエンチし、CH
2Cl
2(4×10mL)で抽出し、Na
2SO
4で乾燥し、濾過し、そして濃縮して、N−(3−アミノ−5−トリフルオロメチル−フェニル)−メタンスルホンアミド(D−19)を赤褐色の半固体(0.35g、97%)として得た。この半固体をさらなる精製を行わずに用いた。
【0608】
【化278】
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(環状アミン)
(実施例1:)
【0609】
【化279】
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(7−ニトロ−1,2,3,4−テトラヒドロ−キノリン)
H
2SO
4(98%、150mL)中に溶解した1,2,3,4−テトラヒドロ−キノリン(20.0g、0.15mol)の混合物に、0℃にてKNO
3(18.2g、0.18mol)をゆっくりと添加した。この反応物を室温まで温め、そして一晩攪拌した。次いで、この混合物を氷水中に注ぎ、そして飽和NaHCO
3溶液で塩基性にしてpH8にした。CH
2Cl
2での抽出後、合わせた有機層をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、そして濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(石油エーテル−EtOAc、10:1)によって精製して、7−ニトロ−1,2,3,4−テトラヒドロ−キノリン(6.6g、25%)を得た。
【0610】
(7−ニトロ−3,4−ジヒドロ−2H−キノリン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル)
CH
2Cl
2中の7−ニトロ−1,2,3,4−テトラヒドロ−キノリン(4.0g、5.61mmol)、Boc
2O(1.29g、5.89mmol)およびDMAP(0.4g)の混合物を、室温にて一晩撹拌した。水で希釈した後、この混合物をCH
2Cl
2で抽出した。合わせた有機層をNaHCO
3およびブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、そして濃縮して粗製7−ニトロ−3,4−ジヒドロ−2H−キノリン−1−カルボン酸tert−ブチルエステルを得た。これをさらなる精製を行わずに次の工程で用い
た。
【0611】
(DC−1;tert−ブチル7−アミノ−3,4−ジヒドロキノリン−1(2H)−カルボキシレート)
MeOH(40mL)中の粗製7−ニトロ−3,4−ジヒドロ−2H−キノリン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル(4.5g、16.2mol)および10% Pd−C(0.45g)の懸濁物を、H
2(1atm)下で室温にて一晩撹拌した。濾過後、濾液を濃縮し、そして残渣をカラムクロマトグラフィー(石油エーテル−EtOAc、5:1)によって精製して、tert−ブチル7−アミノ−3,4−ジヒドロキノリン−1(2H)−カルボキシレート(DC−1)を褐色固体(1.2g、2工程全体で22%)として得た。
【0612】
【化280】
[この文献は図面を表示できません]
(実施例2:)
【0613】
【化281】
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(3−(2−ヒドロキシ−エチル)−1,3−ジヒドロ−インドール−2−オン)
エタン−1,2−ジオール(100mL)中のオキシインドール(5.7g、43mmol)およびRaney nickel(10g)の攪拌混合物を、オートクレーブ中で加熱した。反応が完了した後、この混合物を濾過し、そして過剰のジオールを減圧下で除去した。残った油状物をヘキサンで粉砕して3−(2−ヒドロキシ−エチル)−1,3−ジヒドロ−インドール−2−オンを無色結晶固体(4.6g、70%)として得た。
【0614】
(1,2−ジヒドロ−3−スピロ−1’−シクロプロピル−1H−インドール−2−オン)
CH
2Cl
2(100mL)中の3−(2−ヒドロキシ−エチル)−1,3−ジヒドロ
−インドール−2−オン(4.6g、26mmol)およびトリエチルアミン(10mL)の溶液に、MsCl(3.4g、30mmol)を−20℃にて滴下した。次いで、この混合物を室温まで温め、そして一晩攪拌した。この混合物を濾過し、そして濾液を減圧下で濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィーによって精製して、粗製1,2−ジヒドロ−3−スピロ−1’−シクロプロピル−1H−インドール−2−オンを黄色固体(2.5g)として得た。この固体を次の工程において直接用いた。
【0615】
(1,2−ジヒドロ−3−スピロ−1’−シクロプロピル−1Hインドール)
THF(50mL)中の1,2−ジヒドロ−3−スピロ−1’−シクロプロピル−1Hインドール−2−オン(2.5g粗製)の溶液に、LiAlH
4(2g、52mmol)を少しずつ添加した。混合物を還流するまで過熱した後、これを砕いた氷に注ぎ、アンモニア水で塩基性にしてpHを8にし、そしてEtOAcで抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、そして濃縮して、粗製1,2−ジヒドロ−3−スピロ−1’−シクロプロピル−1Hインドールを黄色固体(約2g)として得た。この固体を次の工程で直接用いた。
【0616】
(6−ニトロ−1,2−ジヒドロ−3−スピロ−1’−シクロプロピル−1H−インドール)
H
2SO
4(98%、30mL)中のNaNO
3(1.3g、15.3mmol)の冷却した溶液(−5℃〜−10℃)に1,2−ジヒドロ−3−スピロ−1’−シクロプロピル−1H−インドール(2g、粗製)を20分間にわたって滴下した。添加後、この反応混合物をさらに40分間撹拌し、そして砕いた氷(20g)に注いだ。次いで、この冷却した混合物をNH
4OHで塩基性にし、そしてEtOAcで抽出した。有機層をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、そして減圧下で濃縮して、6−ニトロ−1,2−ジヒドロ−3−スピロ−1’−シクロプロピル−1H−インドールを暗灰色固体(1.3g)として得た。
【0617】
(1−アセチル−6−ニトロ−1,2−ジヒドロ−3−スピロ−1’−シクロプロピル−1H−インドール)
NaHCO
3(5g)を、CH
2Cl
2(50mL)中の6−ニトロ−1,2−ジヒドロ−3−スピロ−1’−シクロプロピル−1H−インドール(1.3g、粗製)の溶液に懸濁した。激しく攪拌しながら、塩化アセチル(720mg)を滴下した。この混合物を1時間にわたって撹拌し、そして濾過した。この濾液を減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルでのフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製して、1−アセチル−6−ニトロ−1,2−ジヒドロ−3−スピロ−1’−シクロプロピル−1H−インドール(0.9g、4工程全体で15%)を得た。
【0618】
(DC−2;1−アセチル−6−アミノ−1,2−ジヒドロ−3−スピロ−1’−シクロプロピル−1Hインドール)
EtOH(50mL)中の1−アセチル−6−ニトロ−1,2−ジヒドロ−3−スピロ−1’−シクロプロピル−1Hインドール(383mg、2mmol)およびPd−C(10%、100mg)の混合物を、室温にてH
2(1atm)下で1.5時間にわたって撹拌した。触媒を濾別し、そして濾液を減圧下で濃縮した。残渣をHCl/MeOHで処理して、1−アセチル−6−アミノ−1,2−ジヒドロ−3−スピロ−1’−シクロプロピル−1H−インドール(DC−2)(300mg、90%)を塩酸塩として得た。
【0619】
(実施例3:)
【0620】
【化282】
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(3−メチル−ブト−2−エン酸フェニルアミド)
3−メチル−ブト−2−エン酸(100g、1mol)およびSOC1
2(119g、1mol)の混合物を3時間にわたって加熱還流した。過剰のSOCl2を減圧下で除去した。CH
2Cl
2(200mL)を添加し、続いて0℃にてEt
3N(101g、1mol)中のアニリン(93g、1.0mol)を添加した。この混合物を室温にて1時間にわたって撹拌し、そしてHCl(5%、150mL)でクエンチした。水層を分離させ、そしてCH
2Cl
2で抽出した。合わせた有機層を水(2×100mL)およびブライン(100mL)で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、そして濃縮して、3−メチル−ブト−2−エン酸フェニルアミド(120g、80%)を得た。
【0621】
(4,4−ジメチル−3,4−ジヒドロ−1H−キノリン−2−オン)
AlCl
3(500g、3.8mol)を、ベンゼン(1000mL)中の3−メチル−ブト−2−エン酸フェニルアミド(105g、0.6mol)の懸濁物に注意深く添加した。この反応混合物を80℃にて一晩撹拌し、そして氷水に注いだ。有機層を分離させ、そして水層を酢酸エチル(250mL×3)で抽出した。合わせた有機層を水(200mL×2)およびブライン(200mL)で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、そして濃縮して、4,4−ジメチル−3,4−ジヒドロ−1H−キノリン−2−オン(90g、86%)を得た。
【0622】
(4,4−ジメチル−1,2,3,4−テトラヒドロ−キノリン)
THF(100mL)中の4,4−ジメチル−3,4−ジヒドロ−1H−キノリン−2−オン(35g、0.2mol)の溶液を、0℃にてTHF(200mL)中のLiAlH
4(18g、0.47mol)の懸濁物に滴下した。添加後、この混合物を室温にて30分間にわたって撹拌し、次いで1時間にわたって還流になるまでゆっくりと加熱した。次いで、この混合物を0℃まで冷却した。水(18mL)およびNaOH溶液(10%、100mL)を注意深く添加して反応をクエンチした。固体を濾別し、そして濾液を濃縮して4,4−ジメチル−1,2,3,4−テトラヒドロ−キノリンを得た。
【0623】
(4,4−ジメチル−7−ニトロ−1,2,3,4−テトラヒドロ−キノリン)
H
2SO
4(120mL)中の4,4−ジメチル−1,2,3,4−テトラヒドロ−キノリン(33g、0.2mol)の混合物に、0℃にてKNO
3(20.7g、0.2mol)をゆっくりと添加した。添加後、この混合物を室温にて2時間にわたって撹拌し、
注意深く氷水に注ぎ、そしてNa
2CO
3で塩基性にしてpHを8にした。この混合物を酢酸エチル(3×200mL)で抽出した。合わせた抽出物を水およびブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、そして濃縮して、4,4−ジメチル−7−ニトロ−1,2,3,4−テトラヒドロ−キノリン(21g、50%)を得た。
【0624】
(4,4−ジメチル−7−ニトロ−3,4−ジヒドロ−2H−キノリン−1−カルボン酸tertブチルエステル)
4,4−ジメチル−7−ニトロ−1,2,3,4−テトラヒドロ−キノリン(25g、0.12mol)およびBoc
2O(55g、0.25mol)の混合物を、80℃にて2日間撹拌した。この混合物をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製して4,4−ジメチル−7−ニトロ−3,4−ジヒドロ−2H−キノリン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル(8g、22%)を得た。
【0625】
(DC−3;tert−ブチル7−アミノ−3,4−ジヒドロ−4,4−ジメチルキノリン−1(2H)−カルボキシレート)
メタノール(100mL)中の4,4−ジメチル−7−ニトロ−3,4−ジヒドロ−2H−キノリン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル(8.3g、0.03mol)およびPd−C(0.5g)の混合物を、H
2(1atm)下で室温にて一晩撹拌した。触媒を濾別し、そして濾液を濃縮した。残渣を石油エーテルで洗浄してto give tert−ブチル7−アミノ−3,4−ジヒドロ−4,4−ジメチルキノリン−1(2H)−カルボキシレート(DC−3)(7.2g、95%)で洗浄した。
【0626】
【化283】
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(実施例4:)
【0627】
【化284】
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(1−クロロ−4−メチルペンタン−3−オン)
エチレンを、5℃にて無水CH
2Cl
2(700mL)中の塩化イソブチリルの溶液(
50g、0.5mol)およびAlCl
3(68.8g、0.52mol)を通した。4時間後、エチレンの吸収が止まり、そしてこの混合物を室温にて一晩撹拌した。この混合物を冷希HCl溶液に注ぎ、CH
2Cl
2で抽出した。あわせた有機層をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、濾過し、そして濃縮して、粗製1−クロロ−4−メチルペンタン−3−オンを得た。これは、さらなる精製を行わずに次の工程で直接用いた。
【0628】
(4−メチル−1−(フェニルアミノ)−ペンタン−3−オン)
CH
3CN(1000mL)中の粗製1−クロロ−4−メチルペンタン−3−オン(約60g)、アニリン(69.8g、0.75mol)およびNaHCO
3(210g、2.5mol)の懸濁物を一晩加熱還流した。冷却後、不溶性の塩を濾別し、そして濾液を濃縮した。残渣をH
2Cl
2で希釈し、10% HCl溶液(100mL)およびブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、濾過し、そして濃縮して、粗製4−メチル−1−(フェニルアミノ)−ペンタン−3−オンを得た。
【0629】
(4−メチル−1−(フェニルアミノ)−ペンタン−3−オール)
−10℃において、NaBH
4(56.7g、1.5mol)を、MeOH(500mL)中の粗製4−メチル−1−(フェニルアミノ)−ペンタン−3−オン(約80g)の混合物に徐々に添加した。添加後、この反応混合物を室温まで温め、そして20分間にわたって攪拌した。この溶媒を除去し、そして残渣を水とCH
2Cl
2との間で分配した。有機層を分離し、ブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、濾過し、そして濃縮した。得られたゴム状物をエーテルで粉砕して4−メチル−1−(フェニルアミノ)−ペンタン−3−オールを白色固体(22g、23%)として得た。
【0630】
(5,5−ジメチル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]エゼピン)
98% H
2SO
4(250mL)中の4−メチル−1−(フェニルアミノ)−ペンタン−3−オール(22g、0.11mol)の混合物を、50℃にて30分間にわたって攪拌した。反応混合物を氷水に注ぎ、飽和NaOH溶液で塩基性にしてpHを8にし、そしてCH
2Cl
2で抽出した。合わせた有機相をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、濾過し、そして濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(石油エーテル)によって精製して、5,5−ジメチル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピンを褐色油状物(1.5g、8%)として得た。
【0631】
(5,5−ジメチル−8−ニトロ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]エゼピン)
0℃において、KNO
3(0.76g、7.54mmol)を、H
2SO
4(15mL)中の5,5−ジメチル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピンe(1.1g、6.28mmol)の溶液にすこしずつ添加した。この温度で15分間の攪拌後、この混合物を氷水に注ぎ、飽和NaHCO
3で塩基性にしてpHを8にし、そしてEtOAcで抽出した。有機層をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、そして濃縮して、粗製5,5−ジメチル−8−ニトロ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン(1.2g)を得た。これを、さらなる精製を行わずに次の工程で直接用いた。
【0632】
(1−(5,5−ジメチル−8−ニトロ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b]アゼピン−1−イル)エタノン)
塩化アセチル(0.77mL、11mmol)を、CH
2Cl
2(20mL)中の粗製5,5−ジメチル−8−ニトロ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン(1.2g、5.45mmol)およびNaHCO
3(1.37g、16.3mmol)の懸濁物に添加した。この混合物を、1時間にわたって加熱還流した。冷却後、この混合物を水に注ぎ、CH
2Cl
2で抽出した。有機層をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、そして濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィーによって精製して、1−(5,5−ジメチル−8−ニトロ−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[b]アゼピン−1−イル)エタノン(1.05g、2工程全体で64%)を得た。
【0633】
(DC−4;1−(8−アミノ−2,3,4,5−テトラヒドロ−5,5−ジメチルベンゾ[b]アゼピン−1−イル)エタノン)
MeOH(20mL)中の1−(5,5−ジメチル−8−ニトロ−2,3,4,5−テトラliydroベンゾ[b]アゼピン−1−イル)エタノン(1.05g、40mmol)および10% Pd−C(0.2g)の懸濁物を、H
2(1atm)下で室温にて4時間にわたって撹拌した。濾過後、濾液を濃縮して、1−(8−アミノ−2,3,4,5−テトラヒドロ−5,5−ジメチルベンゾ[b]アゼピン−1−イル)エタノンを白色固体(DC−4)(880mg、94%)として得た。
【0634】
【化285】
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(実施例5:)
【0635】
【化286】
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(スピロ[1H−インデン−1,4’−ピペリジン]−3(2H)−オン,1’−ベンジル)
飽和HCl/MeOH(50mL)中のスピロ[IH−インデン−1,4’−ピペリジン]−1’−カルボン酸,2,3−ジヒドロ−3−オキソ−,1,1−ジメチルエチルエステル(9.50g、31.50mmol)の混合物を、25℃にて一晩撹拌した。溶媒を減圧下で除去して、オフホワイトの固体(7.50g)を得た。乾燥CH
3CN(30mL)中のこの固体の溶液に、無水K
2CO
3(7.85g、56.80mmol)を添
加した。懸濁物を5分間にわたって攪拌し、そして臭化ベンジル(5.93g、34.65mmol)を室温にて滴下した。この混合物を2時間にわたって撹拌し、砕いた氷に注ぎ、そしてCH
2Cl
2で抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥し、そして減圧下で濃縮して粗製 スピロ[1H−インデン−1,4’−ピペリジン]−3(2H)−オン,1’−ベンジル(7.93g、87%)を得た。これをさらなる精製を行わずに用いた。
【0636】
(スピロ[1H−インデン−1,4’−ピペリジン]−3(2H)−オン,1’−ベンジル,オキシム)
EtOH(50mL)中のスピロ[1H−インデン−1,4’−ピペリジン]−3(2H)−オン,1’−ベンジル(7.93g、27.25mmol)の溶液に、ヒドロキシルアミン塩化物(3.79g、54.50mmol)および無水酢酸ナトリウム(4.02g、49.01mmol)を一度に添加した。この混合物を1時間にわたって還流し、次いで室温まで冷却した。溶媒を減圧下で除去し、そして200mLの水を添加した。この混合物をCH
2Cl
2で抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥し、そして濃縮してスピロ[1H−インデン−1,4’−ピペリジン]−3(2H)−オン,1’ベンジル,オキシム(7.57g、91%)を得た。これを、さらなる精製を行わずに用いた。
【0637】
(1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−4−スピロ−4’−(N’−ベンジル−ピペリジン))
乾燥CH
2Cl
2(150mL)中のスピロ[1H−インデン−1,4’−ピペリジン]−3(2H)−オン,1’−ベンジル,オキシム(7.57g、24.74mmol)の溶液に、DIBAL−H(135.7mL、トルエン中の1M)を0℃にて滴下した。この混合物を0℃にて3時間にわたって撹拌し、CH
2Cl
2(100mL)で希釈し、そしてNaF(20.78g、495mmol)および水(6.7g、372mmol)でクエンチした。得られた懸濁物を、0℃にて30分間にわたって激しく撹拌した。濾過後、残渣をCH
2Cl
2で洗浄した。合わせた濾液を減圧下で濃縮して、オフブラウン色の油状物を得た。この油状物をシリカゲルでのカラムクロマトグラフィー(CH
2Cl
2−MeOH、30:1)によって精製して、1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−4−スピロ−4’−(N’−ベンジル−ピペリジン)(2.72g、38%)を得た。
【0638】
(1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−4−スピロ−4’−ピペリジン)
MeOH(3mL)中の1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−4−スピロ−4’−(N’−ベンジル−ピペリジン)(300mg、1.03mmol)およびPd(OH)
2−C(30mg)の懸濁物を、H
2(55psi)下にて50℃にて一晩撹拌した。冷却後、触媒を濾別し、そしてMeOHで洗浄した。合わせた濾液を減圧下で濃縮して、1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−4−スピロ−4’−ピペリジンを白色固体(176mg、85%)として得た。この固体をさらなる精製を行わずに用いた。
【0639】
(7’−ニトロ−スピロ[ピペリジン−4,4’(1’H)−キノリン],2’,3’−ジヒドロ−カルボン酸tert−ブチルエステル)
KNO
3(69.97mg、0.69mmol)を、0℃にて98% H
2SO
4(2mL)中の1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−4−スピロ−4’−ピペリジン(133mg、0.66mmol)の懸濁物に少しずつ添加した。添加が完了した後、この反応混合物を室温まで温め、そしてさらに2時間攪拌した。次いで、この混合物を砕いた氷に注ぎ、そして10% NaOHで塩基性にしてpHを約8にした。Boc
2O(172mg、0.79mmol)を滴下し、そしてこの混合物を室温にて1時間にわたって撹拌した。次いで、この混合物をEtOAcで抽出し、そして合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥し、濾過し、そして濃縮して、粗製7’−ニトロ−スピロ[ピペリジン−4,4’
(1’H)−キノリン],2’,3’−ジヒドロ−カルボン酸tert−ブチルエステル(230mg)を得た。これをさらなる精製を行わずに次の工程において用いた。
【0640】
(7’−ニトロ−スピロ[ピペリジン−4,4’(1’H)−1−アセチル−キノリン],2’,3’−ジヒドロ−カルボン酸tert−ブチルエステル)
塩化アセチル(260mg、3.30mmol)を、室温にて、MeCN(5mL)中の7’−ニトロ−スピロ[ピペリジン−4,4’(1’H)−キノリン],2’,3’−ジヒドロ−カルボン酸tert−ブチルエステル(230mg)およびNaHCO
3(1.11g、13.17mmol)の懸濁物に滴下した。この反応混合物を4時間還流した。冷却後、この懸濁物を濾過し、そして濾液を濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(石油エーテル−EtOAc、10:1)によって精製して、7’−ニトロ−スピロ[ピペリジン−4,4’(1’H)−1−アセチル−キノリン],2’,3’−ジヒドロ−カルボン酸tert−ブチルエステル(150mg、2工程全体で58%)を得た。
【0641】
(DC−5;7’−アミノ−スピロ[ピペリジン−4,4’(1’H)−1−アセチル−キノリン],2’,3’−ジヒドロ−カルボン酸tert−ブチルエステル)
MeOH(2mL)中の7’−ニトロ−スピロ[ピペリジン−4,4’(I’H)−1−アセチル−キノリン],2’,3’−ジヒドロ−カルボン酸tert−ブチルエステル(150mg、0.39mmol)およびRaney Ni(15mg)の懸濁物をH
2(1atm)下で25℃にて一晩撹拌した。触媒を濾過によって除去し、そしてMeOHで洗浄した。合わせた濾液をNa
2SO
4で乾燥し、濾過し、そして濃縮して、7’アミノ−スピロ[ピペリジン−4,4’(1’H)−1−アセチル−キノリン],2’,3’−ジヒドロ−カルボン酸tert−ブチルエステル(DC−5)(133mg、96%)を得た。
【0642】
(実施例7:)
【0643】
【化287】
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(2−(2,4−ジニトロフェニルチオ)−酢酸)
Et
3N(1.5g、15mmol)およびメルカプト−酢酸(1g、11mmol)を、室温にて、1,4−ジオキサン(50mL)中の1−クロロ−2,4−ジニトロベンゼン(2.26g、10mmol)の溶液に添加した。室温にて5時間にわたって攪拌した後、H
2O(100mL)を添加し、得られた懸濁物を酢酸エチル(100mL×3)で抽出した。酢酸エチル抽出物を水およびブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、そして濃縮して、2−(2,4−ジニトロフェニルチオ)−酢酸(2.3g、74%)を得た。これを、さらなる精製を行わずに用いた。
【0644】
(DC−7;6−アミノ−2H−ベンゾ[b][1,4]チアジン−3(4H)−オン)
エタノール(30mL)中の2−(2,4−ジニトロフェニルチオ)−酢酸(2.3g、9mmol)および塩化スズ(II)二水和物(22.6g、0.1mol)の溶液を一晩還流した。減圧下での溶媒の除去後、残りのスラリーを水(100mL)で希釈し、そして10% Na
2CO
3溶液で塩基性にしてpHを8にした。得られた懸濁物を酢酸エチル(3×100mL)で抽出した。酢酸エチル抽出物を水およびブラインで洗浄し、
Na
2SO
4で乾燥し、そして濃縮した。残渣をCH
2Cl
2で洗浄して、6−アミノ−2H−ベンゾ[b][1,4]チアジン−3(4H)−オン(DC−7)を黄色粉末(1g、52%)として得た。
【0645】
【化288】
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(実施例7:)
【0646】
【化289】
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(N−(2−ブロモ−5−ニトロフェニル)アセトアミド)
酢酸無水物(1.4mL、13.8mmol)を、25℃にて氷酢酸(30mL)中の2−ブロモ−5−ニトロアニリン(3g、13.8mmol)の攪拌溶液に滴下した。この反応混合物を、室温にて一晩撹拌し、次いで水に注いだ。沈澱物を濾過によって収集し、水で洗浄し、そして減圧下で乾燥して、N−(2−ブロモ−5ニトロフェニル)アセトアミドをオフホワイトの固体(3.6g、90%)として得た。
【0647】
(N−(2−ブロモ−5−ニトロフェニル)−N−(2−メチルプロプ−2−エニル)アセトアミド)
25℃において、無水DMF(30mL)中の3−ブロモ−2−メチルプロペン(3.4g、55.6mmol)の溶液を、無水DMF(50mL)中のN−(2−ブロモ−5−ニトロフェニル)アセトアミド(3.6g、13.9mmol)および炭酸カリウム(3.9g、27.8mmol)の溶液に滴下した。この反応混合物を25℃にて一晩撹拌した。次いで、反応混合物を濾過し、そして濾液を飽和Na
2CO
3溶液で処理した。有機層を分離させ、そして水層をEtOAcで抽出した。合わせた有機抽出物を水およびブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥し、濾過し、そして減圧下で濃縮して、N−(2−ブロモ−5ニトロフェニル)−N−(2−メチルプロプ−2−エニル)アセトアミドを金色の固体(3.1g、85%)。ESI−MS 313m/z(MH
+)として得た。
【0648】
(1−(3,3−ジメチル−6−ニトロインドリン−1−イル)エタノン)
無水DMF(50mL)中のN−(2−ブロモ−5−ニトロフェニル)−N−(2−メチルプロプ−2−エニル)アセトアミド(3.1g、10.2mmol),テトラエチルアンモニウムクロリド水和物(2.4g、149mmol)、ギ酸ナトリウム(1.08g、18mmol)、酢酸ナトリウム(2.76g、34.2mmol)および酢酸パラジウム(0.32g、13.2mmol)の溶液を、N
2雰囲気下で80℃にて15時間
にわたって撹拌した。冷却後、この混合物をCeliteに通して濾過した。CeliteをEtOAcで洗浄し、そして合わせた濾液を飽和NaHCO
3で洗浄した。分離した有機層を水およびブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥し、濾過し、そして減圧下で濃縮して、1−(3,3−ジメチル−6−ニトロインドリン−1−イル)エタノンを褐色固体(2.1g、88%)として得た。
【0649】
(DC−8;1−(6−アミノ−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−インドール−1−イル)−エタノン)
10% Pd−C(0.2g)を、MeOH(20mL)中の1−(3,3−ジメチル−6−ニトロインドリン−1−イル)エタノン(2.1g,9mmol)の懸濁物に添加した。この反応物をH
2(40psi)下で室温にて一晩撹拌した。Pd−Cを濾別し、そして濾液を減圧下で濃縮して粗製生成物を得た。この粗製生成物をカラムクロマトグラフィーによって精製して、1−(6−アミノ−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−インドール−1−イル)−エタノン(DC−8)(1.3g、61%)を得た。
【0650】
(実施例8:)
【0651】
【化290】
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(2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン)
DIBAL(90mL、90mmol)を、0℃にて、ジクロロメタン(50mL)中の4−ジヒドロ−2H−ナフタレン−1−オンオキシム(3g、18mmol)の溶液に滴下した。この混合物をこの温度で2時間にわたって撹拌した。反応をジクロロメタン(30mL)でクエンチし、続いてNaF(2g、0.36mol)およびH
2O(5mL、0.27mol)で処理した。得られた懸濁物の激しい攪拌を、0℃にて30分間にわたって続けた。濾過後、濾液を濃縮した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製して、2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピンを無色の油状物(1.9g、70%)として得た。
【0652】
(8−ニトロ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン)
−10℃において、2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン(1.9g、13mmol)を、H
2SO
4(50mL)中のKNO
3(3g、30mmol)の溶液に滴下した。この混合物を40分間撹拌し、砕いた氷に注ぎ、アンモニア水で塩基性にしてpHを13にし、そしてEtOAcで抽出した。あわせた有機相をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、そして濃縮して、8−ニトロ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピンを黒色固体(1.3g、51%)として得た。これを、さらなる精製を行わずに用いた。
【0653】
(1−(8−ニトロ−2,3,4,5−テトラヒドロ−ベンゾ[b]アゼピン−1−イル)−エタノン)
塩化アセチル(1g、13mmol)を、CH
2Cl
2(50mL)中の8−ニトロ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン(1.3g、6.8mmol)およびNaHCO
3(1g、12mmol)の混合物に滴下した。1時間にわたって攪拌した後、この混合物を濾過し、そして濾液を濃縮した。残渣をCH
2Cl
2に溶解し、ブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、そして濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィーによって精製して、1−(8−ニトロ−2,3,4,5−テトラヒドロ−ベンゾ[b]アゼピン−1−イル)エタノンを黄色固体(1.3g、80%)として得た。
【0654】
(DC−9;1−(8−アミノ−2,3,4,5−テトラヒドロ−ベンゾ[b]アゼピン−1−イル)−エタノン)
EtOH(200mL)中の1−(8−ニトロ−2,3,4,5−テトラヒドロ−ベンゾ[b]アゼピン−1−イル)−エタノン(1.3g、5.4mmol)およびPd−C(10%、100mg)の混合物を、H
2(1atm)下で室温にて1.5時間にわたって撹拌した。この混合物をCeliteの層を通して濾過し、そして濾液を濃縮して1−(8−アミノ−2,3,4,5−テトラヒドロ−ベンゾ[b]アゼピン−1−イル)−エタノン(DC−9)を白色固体(1g、90%)として得た。
【0655】
【化291】
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(実施例9:)
【0656】
【化292】
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(6−ニトロ−4H−ベンゾ[1,4]オキサジン−3−オン)
0℃において、塩化クロロアセチル(8.75mL、0.11mol)を、30分間にわたって、クロロホルム(350mL)中の4−ニトロ−2−アミノフェノール(15.4g、0.1mol)、ベンジルトリメチル塩化アンモニウム(18.6g、0.1mol)およびNaHCO
3(42g、0.5mol)の混合物に滴下した。添加後、この反応混合物を0℃にて1時間にわたって撹拌し、次いで50℃にて一晩攪拌した。溶媒を減圧下で除去し、そして残渣を水(50mL)で処理した。固体を濾過によって収集し、水で洗浄し、そしてエタノールから再結晶して、6−ニトロ−4H−ベンゾ[1,4]オキサジン−3−オンを淡黄色固体(8g、41%)として得た。
【0657】
(6−ニトロ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[1,4]オキサジン)
THF(2M、7.75mL、15.5mmol)中のBH
3・Me
2Sの溶液を、THF(10mL)中の6−ニトロ−4H−ベンゾ[1,4]オキサジン−3−オン(0.6g、3.1mmol)の懸濁物に滴下した。この混合物を室温にて一晩撹拌した。この反応物を0℃にてMeOH(5mL)でクエンチし、次いで水(20mL)を添加した。この混合物をEt
2Oで抽出し、そして合わせた有機層をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、そして濃縮して、6−ニトロ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[1,4]オキサジンを赤色の固体(0.5g、89%)として得た。これを、さらなる精製を行わずに用いた。
【0658】
(4−アセチル−6−ニトロ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[1,4]オキサジン)
室温での激しい攪拌下で、塩化アセチル(1.02g、13mmol)を、CH
2Cl
2(50mL)中の6−ニトロ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[1,4]オキサジン(1.8g、10mmol)およびNaHCO
3(7.14g、85mmol)の混合物に滴下した。添加後、この反応物を、1時間にわたってこの温度で撹拌した。この混合物を濾過し、そして濾液を減圧下で濃縮した。残渣を、攪拌しながら30分間にわたってEt
2O:ヘキサン(1:2、50mL)で処理し、次いで濾過して、4−アセチル−6−ニトロ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[1,4]オキサジンを淡黄色固体(2g、90%)として得た。
【0659】
(DC−10;4−アセチル−6−アミノ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[1,4]オキサジン)
EtOH(30mL)中の4−アセチル−6−ニトロ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[1,4]オキサジン(1.5g、67.6mmol)およびPd−C(10%、100mg)の混合物を、H
2(1atm)下で一晩撹拌した。触媒を濾別し、濾液を濃縮した。残渣をHCl/MeOHで処理して、4−アセチル−6−アミノ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[1,4]オキサジン塩酸塩(DC−10)をオフホワイトの固体(1.1g、85%)として得た。
【0660】
【化293】
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(実施例10:)
【0661】
【化294】
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(1,2,3,4−テトラヒドロ−7−ニトロイソキノリン塩酸塩)
1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン(6.3mL、50.0mmol)を、濃H
2SO
4(25mL)の攪拌した氷冷溶液に滴下した。KNO
3(5.6g、55.0mmol)を、温度を5℃未満に維持しながら、少しずつ添加した。この混合物を室温にて一晩撹拌し、濃NH
4OHの氷冷溶液に注意深く注ぎ、次いでCHC1
3で3回抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、そして濃縮した。得られた暗褐色油状物をEtOHに溶解し、氷浴中に冷却し、そして濃HClで処理した。黄色沈澱物を濾過により収集し、そしてメタノールから再結晶して1,2,3,4−テトラヒドロ−7−ニトロイソキノリン塩酸塩を黄色固体(2.5g、23%)として得た。
【0662】
【化295】
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(tert−ブチル3,4−ジヒドロ−7−ニトロイソキノリン−2(1H)−カルボキシレート)
1,2,3,4−テトラヒドロ−7−ニトロイソキノリン(2.5g、11.6mmol)、1,4−ジオキサン(24mL)、H
2O(12mL)および1N NaOH(12mL)の混合物を氷浴中に冷却し、そしてBoc
2O(2.8g、12.8mmol)を添加した。この混合物を室温にて2.5時間にわたって撹拌し、5% KHSO
4溶液で酸性にしてpHを2〜3にし、次いでEtOAcで抽出した。有機層をMgSO
4で乾燥し、そして濃縮して、tert−ブチル3,4−ジヒドロ−7−ニトロイソキノリン−2(1H)−カルボキシレート(3.3g、定量的)を得た。これをさらなる精製を行わずに用いた。
【0663】
【化296】
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(DC−6;tert−ブチル7−アミノ−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(IH)−カルボキシレート)
Pd(OH)
2(330.0mg)を、N
2雰囲気下でMeOH(56mL)中のtert−ブチル3,4−ジヒドロ−7−ニトロイソキノリン−2(1H)−カルボキシレート(3.3g、12.0mmol)の攪拌中の溶液に添加した。この反応混合物を、H
2(1atm)下で室温にて72時間にわたって撹拌した。固体をCeliteに通した濾過によって除去した。濾液を濃縮し、そしてカラムクロマトグラフィー(15〜35% EtOAc−ヘキサン)によって精製して、tert−ブチル7−アミノ−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−カルボキシレート(DC−6)をピンク色の油状物(2.0g、69%)として得た。
【0664】
【化297】
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(他のアミン)
(実施例1:)
【0665】
【化298】
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(4−ブロモ−3−ニトロベンゾニトリル)
濃H
2SO
4(10mL)中の4−ブロモベンゾニトリル(4.0g、22mmol)の溶液に、0℃にて硝酸(6mL)を滴下した。この反応混合物を0℃にて30分間にわたって撹拌し、次いで室温にて2.5時間にわたって攪拌した。得られた溶液を氷水に注いだ。白色の沈澱物を濾過により収集し、そして洗浄液が中性になるまで水で洗浄した。固体をエタノール/水混合物(1:1、20mL)から2回再結晶して、4−ブロモ−3−ニトロベンゾニトリルを白色の結晶状固体(2.8g、56%)として得た。
【0666】
【化299】
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(2’−エトキシ−2−ニトロビフェニル−4−カルボニトリル)
50mLの丸底フラスコに、4−ブロモ−3−ニトロベンゾニトリル(1.0g、4.4mmol)、2−エトキシフェニルボロン酸(731mg、4.4mmol)、Pd
2
(dba)
3(18mg、0.022mmol)およびフッ化カリウム(786mg、13.5mmol)を入れた。この反応容器を排気し、アルゴンを充填した。乾燥THF(300mL)を添加し、続いてP(t−Bu)
3(0.11mL、ヘキサン中10%wt.)を添加した。この反応混合物を室温にて30分間にわたって撹拌した。次いで、80℃にて16時間にわたって加熱した。室温まで冷却した後、得られた混合物をCeliteパッドに通して濾過し、そして濃縮した。2’−エトキシ−2−ニトロビフェニル−4−カルボニトリルを黄色固体(1.12g、95%)として単離した。
【0667】
【化300】
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(4−アミノメチル−2’−エトキシ−ビフェニル−2−イルアミン)
THF(80mL)中の2’−エトキシ−2−ニトロビフェニル−4−カルボニトリル(500mg、1.86mmol)の溶液に、BH
3・THFの溶液(5.6mL、THF中の10%wt.、5.6mmol)を0℃にて30分間にわたって添加した。この反応混合物を0℃にて3時間にわたって撹拌し、次いで室温にて15時間にわたって撹拌した。反応溶液を0℃に冷却し、そしてH
2O/THF混合物(3mL)を添加した。室温にて6時間にわたって攪拌した後、揮発物を減圧下で除去した。残渣をEtOAc(100mL)に溶解し、そして1N HCl(2×100mL)で抽出した。水相を1N NaOH溶液で塩基性にしてpHを1にし、そしてEtOAc(3×50mL)で抽出した。合わせた有機層を水(50mL)で洗浄し、Na
2SO
4乾燥し、濾過し、そしてエバポレートした。減圧下で乾燥した後、4−アミノメチル−2’−エトキシ−ビフェニル−2−イルアミンを褐色油状物(370mg、82%)として単離した。
【0668】
【化301】
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(E−1;(2−アミノ−2’−エトキシ−ビフェニル−4−イルメチル)カルバミン酸tert−ブチルエステル)
1,4−ジオキサン(10mL)中のBoc
2O(123mg、0.565mmol)の溶液を、1,4−ジオキサン(10mL)中の4−アミノメチル−2’−エトキシ−ビフェニル−2−イルアミン(274mg、1.13mmol)の溶液に30分間にわたって添加した。この反応混合物を室温にて16時間にわたって撹拌した。揮発物を回転エバポレーターで除去した。残渣を、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、EtOAc−CH
2Cl
2、1:4)によって精製して、(2−アミノ−2’−エトキシ−ビフェニル−4−イルメチル)カルバミン酸tert−ブチルエステル(E−1)を淡黄色油状物(119mg、31%)として得た。
【0669】
【化302】
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(実施例2:)
【0670】
【化303】
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(2−ブロモ−1−tert−ブチル−4−ニトロベンゼン)
50mLの90%硫酸中の1−tert−ブチル−4−ニトロベンゼン(8.95g、50mmol)および硫酸銀(10g、32mmol)の溶液に、臭素(7.95g、50mmol)を滴下した。攪拌を室温にて一晩続け、次いでこの混合物を希硫化水素ナトリウム溶液に注ぎ、そしてEtOAcで3回抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、そしてMgSO
4で乾燥した。濾過後、濾液を濃縮して2−ブロモ−1−tert−t−ブチル−4−ニトロベンゼン(12.7g、98%)を得た。これを、さらなる精製を行わずに用いた。
【0671】
【化304】
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(2−tert−ブチル−5−ニトロベンゾニトリル)
DMF(10mL)中の2−ブロモ−1−tert−ブチル−4−ニトロベンゼン(2.13g、8.2mmol)およびZn(CN)2mg、6.56mmol)の溶液に、窒素雰囲気下でPd(PPh
3)
4(474mg、0.41mmol)を添加した。この混合物を、シールした容器中で、205℃にて5時間にわたって加熱した。室温まで冷却した後、この混合物を水で希釈し、そしてEtOAcで2回抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、そしてMgSO
4で乾燥した。溶媒の除去後、残渣をカラムクロマトグラフィー(0〜10% EtOAc−ヘキサン)によって精製して、2−tert−ブチル−5−ニトロベンゾニトリル(1,33g、80%)を得た。
【0672】
【化305】
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(E−2;2−tert−ブチル−5−アミノベンゾニトリル)
EtOH(20mL)中の2−tert−ブチル−5−ニトロベンゾニトリル(816
mg、4.0mmol)の還流中の溶液に、ギ酸アンモニウム(816mg、12.6mmol)を添加し、続いて10% Pd−C(570mg)を添加した。この反応混合物をさらに90分間還流し、室温まで冷却し、そしてCeliteに通して濾過した。濾液を濃縮して、2−tert−ブチル−5−アミノベンゾニトリル(E−2)(630mg、91%)を得た。これを、さらなる精製を行わずに用いた。HPLC保持時間2.66分、10〜99% CH
3CN、5分間の実施;ESI−MS 175.2m/z(MH
+)。
【0673】
(実施例3:)
【0674】
【化306】
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((2−tert−ブチル−5−ニトロフェニル)メタンアミン)
THF(10mL)中の2−tert−ブチル−5−ニトロベンゾニトリル(612mg、3.0mmol)の溶液に、窒素下のBH
3・THF(12mL、THF中1M、12.0mmol)の溶液を添加した。この反応混合物を、70℃にて一晩撹拌し、そして0℃まで冷却した。メタノール(2mL)を添加し、続いて1N HCl(2mL)を添加した。30分間にわたって還流した後、この溶液を水で希釈し、そしてEtOAcで抽出した。水層を1N NaOHで塩基性にし、そしてEtOAcで2回抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、そしてMg
2SO
4で乾燥した。溶媒の除去後、残渣をカラムクロマトグラフィー(0〜10% MeOH−CH
2Cl
2)によって精製して、(2−tert−ブチル−5−ニトロフェニル)メタンアミン(268mg、43%)を得た。
【0675】
【化307】
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(2−tert−ブチル−5−ニトロベンジルカルバミン酸tert−ブチル)
THF(5mL)中の(2−tert−ブチル−5−ニトロフェニル)メタンアミン(208mg、1mmol)およびBoc
2O(229mg、1.05mmol)の溶液を、30分間にわたって還流した。室温まで冷却した後、この溶液を水で希釈し、そしてEtOAcで抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、そしてMgSO
4で乾燥した。濾過後、この濾液を濃縮して、2−tert−ブチル−5−ニトロベンジルカルバミン酸tert−ブチル(240mg、78%)を得た。これを、さらなる精製を行わずに用いた。
【0676】
【化308】
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(E−4;2−tert−ブチル−5−アミノベンジルカルバミン酸tert−ブチル)
5% AcOH−MeOH(1mL)中の2−tert−ブチル−5−ニトロベンジルカルバミン酸tert−ブチル(20mg、0.065mmol)の溶液に、窒素雰囲気下の10% Pd−C(14mg)を添加した。この混合物をH
2(1atm)下で室温にて1時間にわたって撹拌した。触媒をCeliteに通した濾過によって除去し、そして濾液を濃縮して2−tert−ブチル−5−アミノベンジルカルバミン酸tert−ブチル(E−4)を得た。これを、さらなる精製を行わずに用いた。
【0677】
【化309】
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(実施例4:)
【0678】
【化310】
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(2−tert−ブチル−5−ニトロ安息香酸)
5mLの75% H
2SO
4中の2−tert−ブチル−5−ニトロベンゾニトリル(204mg、1mmol)の溶液を、200℃にて30分間にわたって電子レンジ加熱した。反応混合物を氷に注ぎ、EtOAcで抽出し、ブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥した。濾過後、濾液を濃縮して、2−tert−ブチル−5−ニトロ安息香酸(200mg、90%)を得た。これを、さらなる精製を行わずに用いた。
【0679】
【化311】
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(2−tert−ブチル−5−ニトロ安息香酸メチル)
DMF(5.0mL)中の2−tert−ブチル−5−ニトロ安息香酸(120mg、0.53mmol)およびK
2CO
3(147mg、1.1mmol)の混合物に、CH
3I(40μL、0.64mmol)を添加した。この反応混合物を室温にて10分間にわたって撹拌し、水で希釈し、そしてEtOAcで抽出した。合わせた有機層をブライン
で洗浄し、そしてMgSO
4で乾燥した。濾過後、濾液を濃縮して2−tert−ブチル−5−ニトロ安息香酸メチルを得た。これを、さらなる精製を行わずに用いた。
【0680】
【化312】
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(E−6;2−tert−ブチル−5−アミノ安息香酸メチル)
EtOH(2.0mL)中の2−tert−ブチル−5−ニトロベンゾエート(90mg、0.38mmol)の還流溶液に、水(1mL)中のギ酸カリウム(400mg、4.76mmol)を添加し、続いて20mgの10% Pd−Cを添加した。反応混合物をさらに40分間還流し、室温まで冷却し、そしてCeliteに通して濾過した。濾液を濃縮して、2−tertブチル−5−アミノ安息香酸メチル(E−6)(76mg、95%)を得た。これを、さらなる精製を行わずに用いた。
【0681】
【化313】
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(実施例5:)
【0682】
【化314】
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(2−tert−ブチル−5−ニトロベンゼン−1−スルホニルクロリド)
濃HCl(5mL)中の2−tert−ブチル−5−ニトロベンゼンアミン(0.971g、5mmol)の懸濁物を5〜10℃まで冷却し、そしてH
2O(0.83mL)中のNaNO
2(0.433g、6.3mmol)の溶液を滴下した。攪拌を0.5時間続け、その後、混合物を真空濾過した。濾液を、H2O(2.7mL)中のNa
2SO
3(1.57g、12.4mmol)の溶液と同時に、3〜5℃にて、HCl(11.7mL)およびH
2O(2.7mL)中のCuSO
4(0.190g、0.76mmol)およびNa
2SO
3(1.57g、12.4mmol)の攪拌した溶液に添加した。攪拌を0.5時間続け、そして得られた沈澱物を路別し、水で洗浄し、そして乾燥して、2−tert−ブチル−5−ニトロベンゼン−1−スルホニルクロリド(0.235g、17%)を得た。
【0683】
【化315】
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(2−tert−ブチル−5−ニトロベンゼン−1−スルホンアミド)
エーテル(2mL)中の2−tert−ブチル−5−ニトロベンゼン−1−スルホニルクロリド(100 mg,0.3 6mmol)の溶液に、0℃にて、NH
4OH水溶液(128μL,3.6mmol)を添加した。この混合物を室温にて一晩撹拌し、水で希釈し、そしてエーテルで抽出した。合わせたエーテル抽出物をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥した。溶媒の除去後、残渣をカラムクロマトグラフィー(0〜50% EtOAc−ヘキサン)によって精製して、2−tert−ブチル−5−ニトロベンゼン−1−スルホンアミド(31.6mg、34%)を得た。
【0684】
(E−7;2−tert−ブチル−5−アミノベンゼン−1−スルホンアミド)
EtOH(1.5mL)中の2−tert−ブチル−5−ニトロベンゼン−1−スルホンアミド(32mg、0.12mmol)およびSnC1
2・2H
2O(138mg、0.61mmol)の溶液を、100℃にて30分間にわたって高周波レンジで加熱した。この混合物をEtOAcおよび水で希釈し、飽和NaHCO
3で塩基性にし、そしてCeliteに通して濾過した。有機層を水から分離させ、そしてNa
2SO
4で乾燥した。溶媒をエバポレーションによって除去して、2−tert−ブチル−5−アミノベンゼン−1−スルホンアミド(E−7)(28mg、100%)を得た。これを、さらなる精製を行わずに用いた。HPLC保持時間1.99分、10〜99% CH
3CN、5分間の実施;ESI−MS 229.3m/z(MH
+)。
【0685】
(実施例6:)
【0686】
【化316】
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(E−8;(2−tert−ブチル−5−アミノフェニル)メタノール)
THF(5mL)中の2−tert−ブチル−5−アミノ安息香酸メチル(159mg、0.72mmol)の溶液に、0℃にてLiAlH
4(1.4mL、THF中1M、1.4mmol)を添加した。この反応混合物を2時間にわたって還流し、H
2Oで希釈し、そしてEtOAcで抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、そしてMgSO
4で乾燥した。濾過後、濾液を濃縮して(2−tert−ブチル−5−アミノフェニル)メタノール(E−8)(25mg、20%)を得た。これを、さらなる精製を行わずに用いた。
【0687】
【化317】
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(実施例7:)
【0688】
【化318】
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(1−メチル−ピリジニウムモノメチル硫酸塩)
硫酸メチル(30mL、39.8g、0.315mol)を乾燥ピリジン(25.0g、0.316mol)に滴下した。この混合物を室温にて10分にわたって撹拌し、次いで100℃にて2時間にわたって撹拌した。この混合物を室温まで冷却して、粗製1−メチル−ピリジニウムモノメチル硫酸塩(64.7g、定量的)を得た。これを、さらなる精製を行わずに用いた。
【0689】
(1−メチル−2−ピリジン)
水(54mL)中の1−メチル−ピリジニウムモノメチル硫酸塩(50g、0.243mol)の溶液を0℃まで冷却した。水(320mL)中のフェリシアン化カリウム(160g、0.486mol)および水(67mL)中の水酸化ナトリウム(40g、1.000mol)という別々の溶液を調製し、そして2つの分液漏斗から、1−メチル−ピリジニウムモノメチル硫酸塩の充分に攪拌した溶液に、反応混合物の温度が10℃より高くまで上昇しない速度で滴下した。これらの2つの溶液の添加速度を、カリウムの半分が導入されたときに、水酸化ナトリウム溶液の全てがこの反応混合物に導入されるように調節した。シアン化鉄(III)溶液を添加した。添加が完了した後、この反応混合物を室温まで温め、そして一晩攪拌した。乾燥重炭酸ナトリウム(91.6g)を添加し、そしてこの混合物を10分間にわたって撹拌した。有機層を分離させ、そして水層をCH
2Cl
2(100mL×3)で抽出した。合わせた有機層を乾燥し、そして濃縮して、1−メチル−2−ピリドン(25.0g、94%)を得た。これを、さらなる精製を行わずに用いた。
【0690】
(1−メチル−3,5−ジニトロ−2−ピリドン)
1−メチル−2−ピリドン(25.0g、0.229mol)を0℃にて硫酸(500mL)に添加した。5分間にわたって攪拌した後、硝酸(200mL)を0℃にて滴下した。添加後、反応温度を100℃まで徐々に上昇させ、次いで5時間にわたって維持した。反応混合物を氷に注ぎ、炭酸カリウムで塩基性にしてpHを8にし、そしてCH
2Cl
2(100mL×3)で抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥し、そして濃縮して、1−メチル−3,5−ジニトロ−2−ピリドン(12.5g、28%)を得た。これを、さらなる精製を行わずに用いた。
【0691】
(2−イソプロピル−5−ニトロ−ピリジン)
メチルアルコール(20mL)中の1−メチル−3,5−ジニトロ−2−ピリドン(8.0g、40mmol)の溶液に、3−メチル−2−ブタノン(5.1mL、48mmol)を滴下し、続いてメチルアルコール中のアンモニア溶液(10.0g、17%、10
0mmol)を滴下した。反応混合物を大気圧下で70℃にて2.5時間加熱した。」溶媒を減圧下で除去し、そして残った油状物をCH
2Cl
2中に溶解し、次いで濾過した。濾液をNa
2SO
4で乾燥し、そして濃縮して、2−イソプロピル−5−ニトロ−ピリジン(1.88g、28%)を得た。
【0692】
(E−9;2−イソプロピル−5−アミノ−ピリジン)
2−イソプロピル−5−ニトロ−ピリジン(1.30g、7.82mmol)を、メチルアルコール(20mL)中に溶解し、そしてRaney Ni(0.25g)を添加した。この混合物をH
2(1atm)下で室温にて2時間にわたって撹拌した。触媒を濾別し、そして濾液を減圧下で濃縮して2−イソプロピル−5−アミノ−ピリジン(E−9)(0.55g、52%)を得た。
【0693】
【化319】
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(実施例8:)
【0694】
【化320】
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(リン酸2,4−ジ−tert−ブチル−フェニルエステルジエチルエステル)
THF(350mL)中のNaH(鉱油中60%、6.99g、174.7mmol)の懸濁物に、0℃にてTHF(150mL)中の2,4−ジ−tert−ブチルフェノー
ル(35g、169.6mmol)の溶液を滴下した。この混合物を0℃にて15分間にわたって撹拌し、次いでホスホロクロリジン酸(phosphorochloridic
acid)ジエチルエステル(30.15g、174.7mmol)を0℃にて滴下した。添加後、この混合物をこの温度で15分間にわたって撹拌した。この反応物を飽和NH
4Cl(300mL)でクエンチした。有機層を分離させ、そして水相をEt
2O(350mL×2)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥し、そして減圧下で濃縮して粗製リン酸2,4−ジ−tert−ブチル−フェニルエステルジエチルエステルを黄色油状物(51g、いくつかの鉱油が夾雑していた)として得た。これを次の工程で直接用いた。
【0695】
(1,3−ジ−tert−ブチル−ベンゼン)
NH
3(液体、250mL)を、−78℃にてN
2雰囲気下でEt
2O(無水、150mL)中のリン酸2,4−ジ−tert−ブチル−フェニルエステルジエチルエステル(51g、最後の工程からの粗製物、約0.2mol)溶液に添加した。青色が保持されるまで、リチウム金属をこの溶液に小片ずつ添加した。この反応混合物を、−78℃にて15分間撹拌し、次いで混合物が無色になるまで、飽和NH
4Cl溶液でクエンチした。液体NH
3をエバポレートし、そして残渣を水に溶解し、Et
2O(300mL×2)で抽出した。合わせた有機相をNa
2SO
4で乾燥し、そして濃縮して、粗製1,3−ジ−tert−ブチル−ベンゼンを黄色油状物(30.4g、2工程全体で94%、いくらかの鉱油が夾雑していた)として得た。これを、次の工程で直接用いた。
【0696】
(2,4−ジ−tert−ブチル−ベンズアルデヒドおよび3,5−ジ−tert−ブチル−ベンズアルデヒド)
乾燥CH
2Cl
2(700mL)中の1,3−ジ−tert−ブチル−ベンゼン(30g、157.6mmol)の攪拌した溶液に、0℃にてTiCl
4(37.5g、197mmol)を添加し、続いてMeOCHCl
2(27.3g、236.4mmol)を滴下した。この反応物を室温まで温め、そして1時間にわたって攪拌した。この混合物を氷水に注ぎ、そしてCH
2Cl
2で抽出した。合わせた有機相をNaHCO
3およびブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、そして濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(石油エーテル)によって精製して、2,4−ジ−tert−ブチル−ベンズアルデヒドおよび3,5−ジ−tert−ブチル−ベンズアルデヒド(21g、61%)の混合物を得た。
【0697】
(2,4−ジ−tert−ブチル−5−ニトロ−ベンズアルデヒドおよび3,5−ジ−tert−ブチル−2−ニトロ−ベンズアルデヒド)
H
2SO
4(250mL)中の2,4−ジ−tert−ブチル−ベンズアルデヒドおよび3,5−ジ−tert−ブチル−ベンズアルデヒドの混合物に、0℃にて、KNO
3(7.64g、75.6mmol)を少しずつ添加した。この反応混合物をこの温度で20分間にわたって撹拌し、次いで砕いた氷に注いだ。混合物をNaOH溶液で塩基性にしてpHを8にし、そしてEt
2O(10mL×3)で抽出した。合わせた有機層を水およびブラインで洗浄し、そして濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(石油エーテル)によって精製して、2,4−ジ−tert−ブチル−5−ニトロ−ベンズアルデヒドおよび3,5−ジ−tert−ブチル−2−ニトロ−ベンズアルデヒド(NMRによれば2:1)を黄色固体(14.7g、82%)として得た。カラムクロマトグラフィー(石油エーテル)によるさらなる精製後、2,4−ジ−tert−ブチル−5−ニトロベンズアルデヒド(2.5g、10%の3,5−ジ−tert−ブチル−2−ニトロ−ベンズアルデヒドを含む)が単離された。
【0698】
(1,5−ジ−tert−ブチル−2−ジフルオロメチル−4−ニトロ−ベンゼンおよび1,5−ジ−tert−ブチル−3−ジフルオロメチル−2−ニトロ−ベンゼン)
ニートのデオキソフルオロ(deoxofluor)溶液中の2,4−ジ−tert−ブチル−5−ニトロ−ベンズアルデヒド(2.4g、9.11mmol、10%の3,5−ジ−tert−ブチル−2−ニトロ−ベンズアルデヒドが夾雑していた)を、室温にて5時間にわたって撹拌した。反応混合物を冷却した飽和NaHCO
3溶液に注ぎ、そしてジクロロメタンで抽出した。合わせた有機物をNa
2SO
4で乾燥し、濃縮し、そしてカラムクロマトグラフィー(石油エーテル)によって精製して、1,5−ジ−tert−ブチル−2−ジフルオロメチル−4−ニトロ−ベンゼン(1.5g)および1,5−ジ−tert−ブチル−2−ジフルオロメチル−4−ニトロ−ベンゼンと1,5−ジ−tert−ブチル−3−ジフルオロメチル−2−ニトロ−ベンゼン(0.75g、28%の1,5−ジ−tert−ブチル−3−ジフルオロメチル−2−ニトロ−ベンゼンを含む)との混合物を得た。
【0699】
(E−10;1,5−ジ−tert−ブチル−2−ジフルオロメチル−4−アミノ−ベンゼン)
50%酢酸(25mL)中の鉄粉末(5.1g、91.1mmol)の懸濁物に、1,5−ジ−tert−ブチル−2−ジフルオロメチル−4−ニトロ−ベンゼン(1.3g、4.56mmol)を添加した。この反応混合物を115℃にて15分間にわたって加熱した。固体を濾別し、酢酸およびCH
2Cl
2で洗浄した。合わせた濾液を濃縮して、HCl/MeOHで処理した。沈澱物を濾過により収集し、MeOHで洗浄し、そして乾燥して、1,5−ジ−tert−ブチル−2−ジフルオロメチル−4−アミノ−ベンゼンHCl塩(E−10)を白色固体(1.20g、90%)として得た。
【0700】
【化321】
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(実施例9)
(一般的スキーム:)
【0701】
【化322】
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(方法A)
2ドラムバイアルにおいて、2−ブロモアニリン(100mg、0.58mmol)および対応するアリールボロン酸(0.82mmol)をTHF(1mL)中に溶解した。H
2O(500μL)を添加し、続いてK
2CO
3(200mg、1.0mmol)およびPd(PPh
3)
4(100mg、0.1mmol)を添加した。このバイアルにアルゴンをパージし、そしてシールした。次いで、このバイアルを75℃にて18時間にわたって加熱した。粗製サンプルをEtOAc中に希釈し、そしてシリカゲルプラグに通して濾過した。有機物をSavant Speed−vacにより濃縮した。この粗製アミンをさらなる精製を行わずに用いた。
【0702】
(方法B)
2ドラムバイアルにおいて、対応するアリールボロン酸(0.58mmol)を添加し、続いてKF(110mg、1.9mmol)を添加した。固体をTHF(2mL)中に懸濁し、次いで2−ブロモアニリン(70μL、0.58mmol)を添加した。このバイアルにアルゴンを1分間パージした。P(
tBu)
3(100μL、ヘキサン中10%溶液)を添加し、続いてPd
2(dba)
3(900μL、THF中0.005M)を添加した。このバイアルにアルゴンを再度パージし、そしてシールした。このバイアルを軌道式シェーカーで室温にて30分間にわたって攪拌し、そして加熱ブロック中で80℃にて16時間にわたって加熱した。次いで、このバイアルを20℃まで冷却し、そしてこの懸濁物をCeliteパッドに通した。このパッドをEtOAc(5mL)で洗浄した。この有機物を合わせ、そして減圧下で濃縮して、粗製アミンを得た。この粗製アミンを、さらなる精製を行わずに用いた。
【0703】
(以下の表は、上記の一般的スキームに従って作製されたアミンを包含する。
【0704】
【化323】
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【0705】
【化324】
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【0706】
【化325】
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(実施例10:)
【0707】
【化326】
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(2−(4−ニトロフェニル)−2−メチルプロパン酸エチル)
ナトリウムt−ブトキシド(466mg、4.85mmol)を0℃にてDMF(20mL)に添加した。この濁った溶液を5℃まで再度冷却した。4−ニトロフェニル酢酸エチル(1.0g、4.78mmol)を添加した。紫色のスラリーを5℃まで冷却し、そしてヨウ化メチル(0.688mL、4.85mmol)を40分間にわたって添加した。この混合物を5〜10℃にて20分間にわたって撹拌し、次いでナトリウムt−ブトキシド(466mg、4.85mmol)およびヨウ化メチル(0.699mL、4.85mmol)を再度入れた。この混合物を5〜10℃にて20分間にわたって撹拌し、そして3回目の充填物であるナトリウムt−ブトキシド(47mg、0.48mmol)を添加し、続いてヨウ化メチル(0.057mL、0.9mmol)を添加した。酢酸エチル(100mL)およびHCl(0.1N、50mL)を添加した。有機層を分離させ、ブラインで洗浄し、そしてNa
2SO
4で乾燥した。濾過後、濾液を濃縮して、2−(4−ニトロフェニル)−2−メチルプロパン酸エチル(900mg、80%)を得た。これを、さらなる精製を行わずに用いた。
【0708】
(G−1;2−(4−アミノフェニル)−2−メチルプロパン酸エチル)
EtOH(10mL)中の2−(4−ニトロフェニル)−2−メチルプロパン酸エチル(900mg、3.8mmol)の溶液を、10% Pd−C(80mg)で処理し、そして45℃まで加熱した。H
2O(11mL)中のギ酸カリウム(4.10g、48.8mmol)の溶液を15分間にわたって添加した。この反応混合物を65℃にて2時間にわたって撹拌し、次いでさらに300mgのPd/Cで処理した。この反応物を1.5時間にわたって撹拌し、次いでCeliteに通して濾過した。この溶媒の体積を、減圧下で約50%減らし、そしてEtOAcで抽出した。有機層をNa
2SO
4で乾燥し、そして溶媒を減圧下で除去して、2−(4−アミノフェニル)−2−メチルプロパン酸エチル(G−1)(670mg、85%)を得た。
【0709】
【化327】
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(実施例11:)
【0710】
【化328】
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(G−2;2−(4−アミノフェニル)−2−メチルプロパン−1−オール)
THF(1mL)中の2−(4−アミノフェニル)−2−メチルプロパン酸エチル(30mg、0.145mmol)の溶液を、0℃にてLiAlH
4(THF中1M溶液、0.226mL、0.226mmol)で処理し、そして15分間にわたって攪拌した。この反応物を0.1N NaOHで処理し、EtOAcで抽出し、そして有機層をNa
2SO
4で乾燥した。溶媒を減圧下で除去して、2−(4−アミノフェニル)−2−メチルプロパン−1−オール(G−2)を得た。これを、さらなる精製を行わずに用いた:
【0711】
【化329】
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(実施例12:)
【0712】
【化330】
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(2−メチル−2−(4−ニトロフェニル)プロパンニトリル)
0℃にて、DMF(20mL)中のナトリウムtert−ブトキシド(662mg、6.47mmol)の懸濁物を4−ニトロフェニルアセトニトリル(1000mg、6.18mmol)で処理し、そして10分間にわたって攪拌した。ヨウ化メチル(400μL、6.47mmol)を15分間かけて滴下した。この溶液を0〜10℃にて15分間にわたって撹拌し、次いで室温にてさらに15分間攪拌した。この紫色の溶液に、ナトリウムtert−ブトキシド(662mg、6.47mmol)を添加し、そしてこの溶液を15分間にわたって撹拌した。ヨウ化メチル(400μL、6.47mmol)を15分間かけて敵かし、そしてこの溶液を一晩撹拌した。ナトリウムtert−ブトキシド(192mg、1.94mmol)を添加し、そしてこの反応物を0℃にて10分間にわたって撹拌した。ヨウ化メチル(186μL,2.98mmol)を添加し、そしてこの反応物を1時間にわたって撹拌した。次いで、この反応物を1N HCl(50mL)とEtOAc(75mL)との間で分配した。有機層を1N HClおよびブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、そして濃縮して、2−メチル−2−(4−ニトロフェニル)プロパンニトリルを緑色のロウ質固体(1.25g、99%)として得た。
【0713】
【化331】
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(2−メチル−2−(4−ニトロフェニル)プロパン−1−アミン)
THF(15mL)中の2−メチル−2−(4−ニトロフェニル)プロパンニトリル(670mg、3.5mmol)の冷却した溶液に、BH
3(THF中1M、14mL、14mmol)を0℃にて滴下した。この混合物を室温まで温め、そして70℃にて2時間
にわたって加熱した。1N HCl溶液(2mL)を添加し、続いてpHが>7になるまで、NaOHを添加した。この混合物をエーテルで抽出し、そしてエーテル抽出物を濃縮して、2−メチル−2−(4−ニトロフェニル)プロパン−1−アミン(610mg、90%)を得た。これを、さらなる精製を行わずに用いた。
【0714】
【化332】
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(2−メチル−2−(4−ニトロフェニル)プロピルカルバミン酸tert−ブチル)
1,4−ジオキサン(6mL)および水(3mL)中の2−メチル−2−(4−ニトロフェニル)プロパン−1−アミン(600mg、3.1mmol)および1N NaOH(3mL、3mmol)の冷却した溶液に、0℃にて、Boc
2O(742mg、3.4mmol)を添加した。この反応物を室温まで温め、そして一晩攪拌した。この反応物を5% KHSO
4溶液で酸性にし、次いで酢酸エチルで抽出した。有機層をMgSO
4で乾燥し、そして濃縮して、2−メチル−2−(4ニトロフェニル)プロピルカルバミン酸tert−ブチル(725mg、80%)を得た。これを、さらなる精製を行わずに用いた。
【0715】
【化333】
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(G−3;2−メチル−2−(4−アミノフェニル)プロピルカルバミン酸tert−ブチル)
EtOH(25mL)中の2−メチル−2−(4−ニトロフェニル)プロピルカルバミン酸tert−ブチル725mg、2.5mmol)およびギ酸アンモニウム(700mg、10.9mmol)の還流溶液に、炭素担持Pd−5%wt(400mg)を添加した。この混合物を1時間にわたって還流し、冷却し、そしてCeliteに通して濾過した。濾液を濃縮して、2−メチル−2−(4−アミノフェニル)プロピルカルバミン酸tert−ブチル(G−3)(550mg、83%)を得た。これを、さらなる精製を行わずに用いた。
【0716】
【化334】
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(実施例13:)
【0717】
【化335】
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(7−ニトロ−1,2,3,4−テトラヒドロ−ナフタレン−1−オール)
7−ニトロ−3,4−ジヒドロ−2H−ナフタレン−1−オン(200mg、1.05mmol)をメタノール(5mL)中に溶解し、そしてNaBH
4(78mg、2.05mmol)を少しずつ添加した。この反応物を撹拌した室温にて20分間にわたって撹拌し、次いで濃縮し、そしてカラムクロマトグラフィー(10〜50% 酢酸エチル−ヘキサン)によって精製して、7−ニトロ−1,2,3,4−テトラヒドロ−ナフタレン−1−オール(163mg、80%)を得た。
【0718】
【化336】
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(H−1;7−アミノ−1,2,3,4−テトラヒドロ−ナフタレン−1−オール)
7−ニトロ−1,2,3,4−テトラヒドロ−ナフタレン−1−オール(142mg、0.73mmol)をメタノール(10mL)中に溶解し、そしてこのフラスコにN
2(g)をフラッシュした。10% Pd−C(10 mg)を添加し、そしてこの反応物を室温にて一晩、H
2(1atm)下で撹拌した。この反応物を濾過し、そして濾液を濃縮して、7−アミノ−1,2,3,4−テトラヒドロ−ナフタレン−1−オール(H−1)(113mg、95%)を得た。HPLC保持時間0.58分、10〜99% CH
3CN、5分間の実施;ESI−MS 164.5m/z(MH
+)。
【0719】
(実施例14:)
【0720】
【化337】
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(7−ニトロ−3,4−ジヒドロ−2H−ナフタレン−1−オンオキシム)
ピリジン(2mL)中の7−ニトロ−3,4−ジヒドロ−2H−ナフタレン−1−オン(500mg、2.62mmol)の溶液に、ヒドロキシルアミン溶液(1mL、水中約50%溶液)を添加した。この反応物を室温にて1時間にわたって撹拌し、次いで濃縮し、そしてカラムクロマトグラフィー(10〜50% 酢酸エチル−ヘキサン)によって精製して、7−ニトロ−3,4−ジヒドロ−2H−ナフタレン−1−オンオキシム(471mg、88%)を得た。HPLC保持時間2.67分、10〜99% CH
3CN、5分間の実施;ESI−MS 207.1m/z(MH
+)。
【0721】
(1,2,3,4−テトラヒドロ−ナフタレン−1,7−ジアミン)
7−ニトロ−3,4−ジヒドロ−2H−ナフタレン−1−オンオキシム(274mg、1.33mmol)をメタノール(10mL)中に溶解し、そしてこのフラスコをN
2(g)でフラッシュした。10% Pd−C(50mg)を添加し、そして反応物をH
2(1atm)下で室温にて一晩撹拌した。この反応物を濾過し、そして濾液を濃縮して、1,2,3,4−テトラヒドロ−ナフタレン−1,7−ジアミン(207mg、96%)を得た。
【0722】
【化338】
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(H−2;(7−アミノ−1,2,3,4−テトラヒドロ−ナフタレン−1−イル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル)
0℃に冷却したメタノール(2mL)中の1,2,3,4−テトラヒドロ−ナフタレン−l,7−ジアミン(154mg、0.95mmol)およびトリエチルアミン(139μL、1.0mmol)の溶液に、重炭酸ジ−tert−ブチル(207mg、0.95mmol)を添加した。この反応物を0℃にて撹拌し、次いで濃縮し、そしてカラムクロマトグラフィー(5〜50%メタノール−ジクロロメタン)によって精製して、(7−アミノ−1,2,3,4−テトラヒドロ−ナフタレン−1−イル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル(H−2)(327mg、定量的)を得た。HPLC保持時間1.95分、10〜99% CH
3CN、5分間の実施;ESI−MS 263.1m/z(MH
+)。
【0723】
(実施例15:)
【0724】
【化339】
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(N−(2−ブロモ−ベンジル)−2,2,2−トリフルオロ−アセトアミド)
メタノール(5mL)中の2−ブロモベンジルアミン(1.3mL、10.8mmol)の溶液に、窒素雰囲気下でトリフルオロ酢酸エチル(1.54mL、21.6mmol)およびトリエチルアミン(1.4mL、10.8mmol)を添加した。この反応物を、室温にて1時間にわたって撹拌した。次いで、この反応混合物を減圧下で濃縮して、N−(2−ブロモ−ベンジル)−2,2,2−トリフルオロ−アセトアミド(3.15g、定量的)を得た。HPLC保持時間2.86分、10〜99% CH
3CN、5分間の実
施;ESI−MS 283.9m/z(MH
+)。
【0725】
(I−1;N−(4’−アミノ−ビフェニル−2−イルメチル)−2,2,2−トリフルオロ−アセトアミド)
N−(2−ブロモ−ベンジル)−2,2,2−トリフルオロ−アセトアミド(282mg、1.0mmol)、4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)アニリン(284mg、1.3mmol)、Pd(OAc)
2(20mg、0.09mmol)およびPS−PPh
3(40mg、3mmol/g、0.12mmol)の混合物をDMF(5mL)中に溶解し、そして4M K
2CO
3溶液(0.5mL)を添加した。この反応物を80℃にて一晩加熱した。この混合物を濾過し、濃縮し、そしてカラムクロマトグラフィー(0〜50%酢酸エチル−ヘキサン)によって精製して、N−(4’−アミノ−ビフェニル−2−イルメチル)−2,2,2−トリフルオロ−アセトアミド(I−1)(143mg、49%)を得た。HPLC保持時間1.90分、10〜99% CH
3CN、5分間の実施;ESI−MS 295.5m/z(MH
+)。
【0726】
(市販のアミン)
【0727】
【化340】
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【0728】
【化341】
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【0729】
【化342】
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【0730】
【化343】
[この文献は図面を表示できません]
【0731】
【化344】
[この文献は図面を表示できません]
【0732】
【化345】
[この文献は図面を表示できません]
【0733】
【化346】
[この文献は図面を表示できません]
【0734】
【化347】
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【0735】
【化348】
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(アミド(式1の化合物))
(一般的スキーム:
【0736】
【化349】
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a)Ar
1R7NH、カップリング試薬、塩基、溶媒。用いた条件の例:HATU、DIEA、DMF;BOP、DIEA、DMF;HBTU、Et
3N、CH
2Cl
2;PFP−TFA、ピリジン。
【0737】
(具体的な実施例:)
【0738】
【化350】
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(215;4−オキソ−N−フェニル−1H−キノリン−3−カルボキサミド)
DMF(1mL)中の4−ヒドロキシ−キノリン−3−カルボン酸(A−1)(19mg、0.1mmol)、HATU(38mg、0.1mmol)およびDIEA(34.9μL、0.2mmol)の溶液にアニリン(18.2μL、0.2mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を室温にて3時間にわたって撹拌した。得られた溶液を濾過し、そしてHPLC(10〜99% CH
3CN/H
2O)によって精製して、4−オキソ−N−フェニル−1H−キノリン−3−カルボキサミド(215)(12mg、45%)を得た。
【0739】
【化351】
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以下の表は、上記の一般的スキームによって合成される他の実施例を列挙する。
【0740】
【化352】
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【0741】
【化353】
[この文献は図面を表示できません]
【0742】
【化354】
[この文献は図面を表示できません]
【0743】
【化355】
[この文献は図面を表示できません]
【0744】
【化356】
[この文献は図面を表示できません]
【0745】
【化357】
[この文献は図面を表示できません]
【0746】
【化358】
[この文献は図面を表示できません]
【0747】
【化359】
[この文献は図面を表示できません]
【0748】
【化360】
[この文献は図面を表示できません]
【0749】
【化361】
[この文献は図面を表示できません]
【0750】
【化362】
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【0751】
【化363】
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(インドール)
(実施例1:)
(一般的スキーム:)
【0752】
【化364-1】
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【0753】
(具体的な実施例:)
【化364-2】
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(188−I;6−[(4−オキソ−1H−キノリン−3−イル)カルボニルアミノ]−1H−インドール−5−カルボン酸)
THF(10mL)中の6−[(4−オキソ−1H−キノリン−3−イル)カルボニルアミノ]−1H−インドール−5−カルボン酸エチルエステル(188)(450mg、1.2mmol)および1N NaOH溶液(5mL)の混合物を、85℃にて一晩攪拌した。この反応混合物をEtOAcと水との間で分配した。水相を1N HCl溶液で酸性にしてpHを5にし、そして沈澱物を濾過し、水で洗浄し、そして風乾して6−[(4−オキソ−1H−キノリン−3−イル)カルボニルアミノ]−1H−インドール−5−カルボン酸(188−1)(386mg、93%)を得た。
【0754】
【化365】
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(343;N−[5−(イソブチルカルバモイル)−1H−インドール−6−イル]−4−オキソ−1H−キノリン−3−カルボキサミド)
DMF(1mL)中の6−[(4−オキソ−1H−キノリン−3−イル)カルボニルアミノ]−1H−インドール−5−カルボン酸(188−I)(26mg、0.08mmol)、HATU(38mg、0.1mmol)およびDIEA(35μL、0.2mmol)の溶液に、イソブチルアミン(7mg、0.1mmol)を添加し、そしてこの反応混合物を65℃にて一晩撹拌した。得られた溶液を濾過し、そしてHPLC(10〜99% CH
3CN/H
2O)によって精製して生成物N−[5−(イソブチルカルバモイル)−1H−インドール−6−イル]−4−オキソ−1H−キノリン−3−カルボキサミド(343)(20mg、66%)を得た。
【0755】
【化366】
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(別の実施例:)
【0756】
【化367】
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(148;4−オキソ−N−[5−(1−ピペリジルカルボニル)−1H−インドール−6−イル]−1H−キノリン−3−カルボキサミド)
4−オキソ−N−[5−(1−ピペリジルカルボニル)−1H−インドール−6−イル]−1H−キノリン−3−カルボキサミド(148)を、上記の一般的スキームに従って、酸(188−1)とピペリジンを結合させ、合成した。全体の収率(12%)。HPLC保持時間2.79分、10〜99% CH
3CN、5分間の実施;ESI−MS 415.5m/z(MH
+)。
【0757】
(実施例2:)
(一般的スキーム:)
【0758】
【化368】
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(具体的な実施例:)
【0759】
【化369】
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(158;4−オキソ−N−(5−フェニル−1H−インドール−6−イル)−1H−キノリン−3−カルボキサミド)
DMF(1mL)N−(5−ブロモ−1H−インドール−6−イル)−4−オキソ−1H−キノリン−3−カルボキサミド(B−27−1)(38mg、0.1mol)、フェニルボロン酸(18mg、0.15mmol)、(dppf)PdCl
2(触媒量)、およびK
2CO
3(100μL、2M溶液)の混合物を電子レンジにおいて180℃にて10分間にわたって加熱した。この反応物を濾過し、そしてHPLC(10〜99% CH
3CN/H
2O)によって精製して、生成物4−オキソ−N−(5−フェニル−1H−インドール−6−イル)−1H−キノリン−3−カルボキサミド(158)(5mg、13%)を得た。HPLC保持時間3.05分、10〜99% CH
3CN、5分間の実施;ESI−MS 380.2m/z(MH
+)。
【0760】
以下の表は、上記の一般的スキームに従って合成した他の実施例を列挙する。
【0761】
【化370】
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(実施例3:)
【0762】
【化371】
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(27;N−[1−[2−[メチル−(2−メチルアミノアセチル)−アミノ]アセチル]−1H−インドール−6−イル]−4−オキソ−1H−キノリン−3−カルボキサミ
ド)
CH
2Cl
2(50mL)とメタノール(15mL)との混合物中に溶解したメチル−{[メチル−(2−オキソ−2−(6−[(4−オキソ−1,4−ジヒドロ−キノリン−3−カルボニル)−アミノ]−インドール−1−イル}−エチル)−カルバモイル]−メチル}−カルバミン酸tert−ブチルエステル(B−26−1)(2.0g、3.7mmol)の溶液に、HCl溶液(60mL、メタノール中1.25M)を添加した。この反応物を室温にて64時間にわたって撹拌した。沈澱した生成物を濾過により収集し、ジエチルエーテルで洗浄し、そして高減圧下で乾燥して、生成物N−[1−[2−[メチル−(2−メチルアミノアセチル)−アミノ]アセチル]−1H−インドール−6−イル]−4−オキソ−1H−キノリン−3−カルボキサミド(27)のHCl塩を灰白色の固体(1.25g、70%)として得た。
【0763】
【化372】
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(フェノール)
(実施例1:)
(一般的スキーム:)
【0764】
【化373】
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(具体的な実施例:)
【0765】
【化374】
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(275;4−ベンジルオキシ−N−(3−ヒドロキシ−4−tert−ブチル−フェニル)−キノリン−3−カルボキサミド)
DMF(0.2mL)中のN−(3−ヒドロキシ−4−tert−ブチル−フェニル)−4−オキソ−1H−キノリン−3−カルボキサミド(428)(6.7mg、0.02mmol)およびCs
2CO
3(13mg、0.04mmol)の混合物に、BnBr(10μL、0.08mmol)を添加した。この反応混合物を室温にて3時間にわたって撹拌した。この反応混合物を濾過し、そしてHPLCを用いて精製して、4−ベンジルオキシ−N−(3−ヒドロキシ−4−tert−ブチルフェニル)−キノリン−3−カルボキサミド(275)を得た。
【0766】
【化375】
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(別の実施例:)
【0767】
【化376】
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(415;N−(3−ヒドロキシ−4−tert−ブチル−フェニル)−4−メトキシ−キノリン−3−カルボキサミド)
N−(3−ヒドロキシ−4−tert−ブチル−フェニル)−4−メトキシ−キノリン−3−カルボキサミド(415)を、上記の一般的スキームに従ってN−(3−ヒドロキシ−4−tert−ブチル−フェニル)−4−オキソ−1H−キノリン−3−カルボキサミド(428)とヨウ化メチルとを反応させて合成した。
【0768】
【化377】
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(実施例2:)
【0769】
【化378】
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(476;N−(4−tert−ブチル−2−シアノ−5−ヒドロキシフェニル)−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボキサミド)
NMP(1mL)中のN−(4−tert−ブチル−2−ブロモ−5−ヒドロキシフェニル)−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボキサミド(C−27−1)(84mg、0.2mmol)、Zn(CN)
2(14mg、0.12mmol)の懸濁物に、Pd(PPh
3)
4(16mg、0.014mmol)を窒素下で添加した。この混合物を高周波レンジにおいて200℃にて1時間にわたって加熱し、濾過し、そして分取HPLCを用いて精製して、N−(4−tert−ブチル−2−シアノ−5−ヒドロキシフェニル)−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボキサミド(476)を得た。
【0770】
【化379】
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(アニリン)
(実施例1:)
(一般的スキーム:)
【0771】
【化380】
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(具体的な実施例:)
【0772】
【化381】
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(260;N−(5−アミノ−2−tert−ブチル−フェニル)−4−オキソ−1H−キノリン−3−カルボキサミド)
[3−[(4−オキソ−1H−キノリン−3−イル)カルボニルアミノ]−4−tert−ブチル−フェニル]アミノギ酸tert−ブチルエステル(353)(33mg、0.08mmol)、TFA(1mL)およびCH
2Cl
2(1mL)の混合物を、室温にて一晩撹拌した。この溶液を濃縮し、そして残渣をDMSO(1mL)に溶解し、そしてHPLC(10〜99% CH
3CN/H
2O)によって精製して、生成物N−(5−アミノ−2−tert−ブチル−フェニル)−4−オキソ−1H−キノリン−3−カルボキサミド(260)(15mg、56%)を得た。
【0773】
【化382】
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以下の表は、上記の一般的スキームに従って合成された他の実施例を列挙する。
【0774】
【化383】
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(実施例2:)
(一般的スキーム:)
【0775】
【化384】
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(具体的な実施例:)
【0776】
【化385】
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(485;N−(3−ジメチルアミノ−4−tert−ブチル−フェニル)−4−オキソ−1H−キノリン−3−カルボキサミド)
CH
2Cl
2(15mL)およびメタノール(5mL)中のN−(3−アミノ−4−tert−ブチル−フェニル)−4−オキソ−1H−キノリン−3−カルボキサミド(271)(600mg、1.8mmol)の懸濁物に、酢酸(250μL)およびホルムアルデヒド(268μL、3.6mmol、水中37wt%)を添加した。10分後、シアノ水素化ホウ素ナトリウム(407mg、6.5mmol)をいっぺんに添加した。さらなるホルムアルデヒド(135μL、1.8mmol、水中37wt%)を1.5時間および4.2時間において添加した。After 4.7時間後、この混合物をエーテル(40mL)で希釈し、水(25mL)およびブライン(25mL)で洗浄し、乾燥(Na
2SO
4)し、濾過し、そして濃縮した。得られた赤褐色の泡状物を分取HPLCによって精製して、N−(3−ジメチルアミノ−4−tert−ブチル−フェニル)−4−オキソ−1H−キノリン−3−カルボキサミド(485)(108mg、17%)を得た。
【0777】
【化386】
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以下の表は、以下の表は、上記の一般的スキームによって合成される他の実施例を列挙する。
【0778】
【化387】
[この文献は図面を表示できません]
(実施例3:)
(一般的スキーム:)
【0779】
【化388-1】
[この文献は図面を表示できません]
【0780】
(具体的な実施例:)
【化388-2】
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【0781】
(94;N−(5−アミノ−2−メチル−フェニル)−4−オキソ−1H−キノリン−3−カルボキサミド)
THF(2.6mL)中の4−ヒドロキシ−キノリン−3−カルボン酸(A−1)(50mg、0.26mmol)、HBTU(99mg、0.26mmol)およびDIEA(138μL、0.79mmol)の溶液に、2−メチル−5−ニトロフェニルアミン(40mg、0.26mmol)を添加した。この混合物を電子レンジにおいて150℃にて20分間にわたって加熱し、そして得られた溶液を濃縮した。残渣をEtOH(2mL)に溶解し、そしてSnCl
2・2H
2O(293mg、1.3mmol)を添加した。この反応物を室温にて一晩撹拌した。この反応混合物を飽和NaHCO
3溶液で塩基性にしてpHを7〜8にし、そして酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、濾過し、そして濃縮した。残渣をDMSOに溶解し、そしてHPLC(10〜99% CH
3CN/H
2O)によって精製して、生成物N−(5−アミノ−2−メチル−フェニル)−4−オキソ−1H−キノリン−3−カルボキサミド(94)(6mg、8%)を得た。HPLC保持時間2.06分、10〜99% CH
3CN、5分間の実施;ESI−MS 294.2m/z(MH
+)。
【0782】
(別の実施例:)
【0783】
【化389】
[この文献は図面を表示できません]
(17;N−(5−アミノ−2−プロポキシ−フェニル)−4−オキソ−1H−キノリン−3−カルボキサミド)
N−(5−アミノ−2−プロポキシ−フェニル)−4−オキソ−1H−キノリン−3−カルボキサミド(17)を、4−ヒドロキシ−キノリン−3−カルボン酸(A−1)および5−ニトロ−2−プロポキシ−フェニルアミンから出発して、上記の一般的スキームに従って作製した。収率(9%)。HPLC保持時間3.74分、10〜99% CH
3CN、5分間の実施;ESI−MS 338.3m/z(MH
+)。
【0784】
(実施例4:)
(一般的スキーム:)
【0785】
【化390】
[この文献は図面を表示できません]
(具体的な実施例:)
【0786】
【化391】
[この文献は図面を表示できません]
(248;N−(3−アセチルアミノ−4−メチル−フェニル)−4−オキソ−1H−キノリン−3−カルボキサミド)
THF(1mL)中のN−(3−アミノ−4−メチル−フェニル)−4−オキソ−1H−キノリン−3−カルボキサミド(167)(33mg、0.11mmol)およびDIEA(49μL、0.28mmol)の溶液に、塩化アセチル(16μL、0.22mmol)を添加した。この反応物を、室温にて30分間にわたって撹拌した。LCMS分析は、ジアシル化が生じたことを示した。CH
2Cl
2(2mL)中のピペリジン(81μL、0.82mmol)の溶液を添加し、そしてこの反応物をさらに30分間攪拌し、この時点では、LCMSによって所望の生成物しか検出されなかった。この反応溶液を濃縮し、そして残渣をDMSOに溶解し、そしてHPLC(10〜99% CH
3CN/H
2
O)によって精製して、生成物N−(3−アセチルアミノ−4−メチル−フェニル)−4−オキソ−1H−キノリン−3−カルボキサミド(248)(4mg、11%)を得た。
【0787】
【化392】
[この文献は図面を表示できません]
以下の表は、上記の一般的スキームによって合成される他の実施例を列挙する。
【0788】
【化393-1】
[この文献は図面を表示できません]
【0789】
【化393-2】
[この文献は図面を表示できません]
(実施例5:)
(一般的スキーム:)
【0790】
【化394】
[この文献は図面を表示できません]
(具体的な実施例)
【0791】
【化395】
[この文献は図面を表示できません]
(4−オキソ−N−[3−(トリフルオロメチル)−5−(ビニルスルホンアミド)フェニル]−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボキサミド)
1,4−ジオキサン(4mL)中のN−[3−アミノ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−4−オキソ−1H−キノリン−3−カルボキサミド(429)(500mg、1.4mmol)の懸濁物に、NMM(0.4mL、3.6mmol)を添加した。β−クロロエチルスルホニルクロリド(0.16mL、1.51mmol)をアルゴン雰囲気で添加した。この混合物を室温にて6と1/2時間にわたって撹拌し、その後、TLC(CH
2Cl
2−EtOAc、8:2)は、出発物質と非常に類似したR
fを有する新たなスポットを示した。さらに0.5当量のNMMを添加し、この混合物を室温にて一晩撹拌した。粗製混合物のLCMS分析は、所望の生成物への>85%の変換を示した。この混合物を濃縮し、1M HCl(5mL)で処理し、そしてEtOAc(3×10mL)およびCH
2Cl
2(3×10mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をNa
2SO
4で乾燥し、濾過し、そして濃縮して、4−オキソ−N−[3−(トリフルオロメチル)−5−(ビニルスルホンアミド)フェニル]−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボキサミドを橙色の泡状物(0.495g、79%)として得た。これを、さらなる精製を行わずに次の工程で用いた。
【0792】
【化396】
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(318;4−オキソ−N−[3−[2−(1−ピペリジル)エチルスルホニルアミノ]−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−キノリン−3−カルボキサミド)
4−オキソ−N−[3−(トリフルオロメチル)−5−(ビニルスルホンアミド)フェニル]−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボキサミド(50mg、0.11mmol)、ピペリジン(18μL、1.6当量)およびLiClO
4(20mg、1.7当量)の混合物を、CH
2Cl
2:イソプロパノール(1.5mL)の1:1溶液中に懸濁した。この混合物を75℃にて18時間還流した。この時点で、LCMS分析は、所望の生成物への>95%の変換を示した。粗製混合物を、逆相HPLCによって精製して、4−オキソ−N−[3−[2−(1−ピペリジル)エチルスルホニルアミノ]−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−キノリン−3−カルボキサミド(318)を黄色がかった固体(15mg、25%)として得た。
【0793】
【化397】
[この文献は図面を表示できません]
下の表は、上記の一般的スキームによって合成される他の実施例を列挙する。
【0794】
【化398】
[この文献は図面を表示できません]
(実施例6:)
(一般的スキーム:)
【0795】
【化399】
[この文献は図面を表示できません]
(具体的な実施例:)
【0796】
【化400】
[この文献は図面を表示できません]
(258;N−インドリン−6−イル−4−オキソ−1H−キノリン−3−カルボキサミド)
N−(1−アセチルインドリン−6−イル)−4−オキソ−1H−キノリン−3−カルボキサミド(233)(43mg、0.12mmol)、1N NaOH溶液(0.5mL)およびエタノール(0.5mL)の混合物を48時間にわたって加熱還流した。この溶液を濃縮し、そして残渣をDMSO(1mL)に溶解し、そしてHPLC(10〜99% CH
3CN−H
2O)によって精製して、生成物N−インドリン−6−イル−4−オキソ−1H−キノリン−3−カルボキサミド(258)(10mg、20%)を得た。HPLC保持時間2.05分、10〜99% CH
3CN、5分間の実施;ESIMS 306.3m/z(MH
+)。
【0797】
以下の表は、上記の一般的スキームによって合成される他の実施例を列挙する。
【0798】
【化401】
[この文献は図面を表示できません]
(実施例2:)
(一般的スキーム:)
【0799】
【化402】
[この文献は図面を表示できません]
(具体的な実施例:)
【0800】
【化403】
[この文献は図面を表示できません]
(299;4−オキソ−N−(1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−7−イル)−1H−キノリン−3−カルボキサミド)
7−[(4−オキソ−1H−キノリン−3−イル)カルボニルアミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル(183)(23mg、0.05mmol)、TFA(1mL)およびCH
2Cl
2(1mL)の混合物を、室温にて一晩撹拌した。この溶液を濃縮し、そして残渣をDMSO(1mL)に溶解し、そしてHPLC(10〜99% CH
3CN−H
2O)によって精製して、生成物4−オキソ−N−(1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−7−イル)−1H−キノリン−3−カルボキサミド(299)(7mg;32%)を得た。HPLC保持時間2.18分、10〜99% CH
3CN、5分間の実施;ESI−MS 320.3m/z(MH
+)。
【0801】
(別の実施例:)
【0802】
【化404】
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(300;N−(4,4−ジメチル−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−7−イル)−4−オキソ−1H−キノリン−3−カルボキサミド)
N−(4,4−ジメチル−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−7−イル)−4−オキソ−1H−キノリン−3−カルボキサミド(300)を、4,4−ジメチル−7−[(4−オキソ−1H−キノリン−3−イル)カルボニルアミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル(108)から出発して、上記の一般的スキームに従って合成した。収率(33%)。
【0803】
【化405】
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(他)
(実施例1:)
(一般的スキーム:)
【0804】
【化406】
[この文献は図面を表示できません]
(具体的な実施例:)
【0805】
【化407】
[この文献は図面を表示できません]
(163;4−オキソ−1,4−ジヒドロ−キノリン−3−カルボン酸(4−アミノメチル−2’−エトキシ−ビフェニル−2−イル)−アミド)
{2’−エトキシ−2−[(4−オキソ−l,4−ジヒドロキノリン−3−カルボニル)−アミノ]−ビフェニル−4−イルメチル}−カルバミン酸tert−ブチルエステル(304)(40mg、0.078mmol)を、CH
2Cl
2/TFA混合物(3:1、20mL)中で室温にて1時間にわたって撹拌した。揮発物を回転エバポレーターで除去した。粗製生成物を分取HPLCtによって精製して、4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(4−アミノメチル−2’−エトキシビフェニル−2−イル)アミン(163)を黄褐色固体(14mg、43%)として得た。
【0806】
【化408】
[この文献は図面を表示できません]
(別の実施例:)
【0807】
【化409】
[この文献は図面を表示できません]
(390;N−[3−(アミノメチル)−4−tert−ブチル−フェニル]−4−オキソ−1H−キノリン−3−カルボキサミド)
N−[3−(アミノメチル)−4−tert−ブチル−フェニル]−4−オキソ−1H−キノリン−3−カルボキサミド(390)を、[5−[(4−オキソ−1H−キノリン−3−イル)カルボニルアミノ]−2−tert−ブチル−フェニル]メチルアミノギ酸tert−ブチルエステル(465)から出発して、上記の一般的スキームに従って合成した。HPLC保持時間2.44分、10〜99% CH
3CN、5分間の勾配;ESI−MS m/z350.3(M+H)
+。
【0808】
(実施例2:)
(一般的スキーム:)
【0809】
【化410】
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(具体的な実施例:)
【0810】
【化411】
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(3−(2−(4−(1−アミノ−2−メチルプロパン−2−イル)フェニル)アセチル)キノリン−4(1H)−オン)
(2−メチル−2−{4−[2−オキソ−2−(4−オキソ−1,4−ジヒドロ−キノリン−3−イル)−エチル]−フェニル)−プロピル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル(88)(0.50g、1.15mmol)、TFA(5mL)およびCH
2Cl
2(5mL)を合わせ、そして室温にて一晩攪拌した。次いで、反応混合物を、1N NaOHで中和した。沈澱物を濾過によって収集して、生成物3−(2−(4−(1−アミノ−2−メチルプロパン−2−イル)フェニル)アセチル)キノリン−4(1H)−オンを褐色固体(651mg、91%)として得た。HPLC保持時間2.26分、10〜99% CH
3CN、5分間の実施;ESI−MS 336.5mL)(MH
+)。
【0811】
(323;[2−メチル−2−[4−[(4−オキソ−1H−キノリン−3−イル)カルボニルアミノ]フェニル]−プロピル]アミノギ酸メチルエステル)
クロロギ酸メチル(0.012g、0.150mmol)を、3−(2−(4−(1−アミノ−2−メチルプロパン−2−イル)フェニル)アセチル)キノリン−4(1H)−オン(0.025g、0.075mmol)、TEA(0.150mmol、0.021mL)およびDMF(1mL)の溶液に添加し、そして室温にて1時間にわたって攪拌した。次いで、ピペリジン(0.074mL、0.750mmol)を添加し、そして反応物をさらに30分間撹拌した。この反応混合物を濾過し、そして分取HPLC(10〜99% CH
3CN−H
2O)によって精製して、生成物[2−メチル−2−[4−[(4−オキソ−1H−キノリン−3−イル)カルボニルアミノ]フェニル]−プロピル]アミノギ酸メチルエステル(323)を得た。
【0812】
【化412】
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以下の表は、上記の一般的スキームによって合成される他の実施例を列挙する。
【0813】
【化413】
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(実施例3:)
(一般的スキーム:)
【0814】
【化414】
[この文献は図面を表示できません]
(具体的な実施例:)
【0815】
【化415】
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(273−1;N−(1−アミノテトラリン−7−イル)−4−オキソ−1H−キノリン−3−カルボキサミド)
ジクロロメタン(2mL)中の[7−[(4−オキソ−1H−キノリン−3−イル)カルボニルアミノ]テトラリン−1−イル]アミノギ酸tert−ブチルエステル(273)(250mg、0.6mmol)の溶液に、TFA(2mL)を添加した。この反応物を室温にて30分間にわたって撹拌した。さらなるジクロロメタン(10mL)をこの反応混合物に添加し、そしてこの溶液を飽和NaHCO
3溶液(5mL)で洗浄した。沈澱物が有機層中に形成され始め、それゆえ、合わせた有機層を濃縮して、N−(1−アミノテトラリン−7−イル)−4−オキソ−1H−キノリン−3−カルボキサミド(273−1)(185mg、93%)を得た。HPLC保持時間1.94分、10〜99% CH
3CN、5分間の実施;ESI−MS 334.5m/z(MH
+)。
【0816】
(159;[7−[(4−オキソ−1H−キノリン−3−イル)カルボニルアミノ]テトラリン−1−イル]アミノギ酸メチルエステル)
メタノール(1mL)中のN−(1−アミノテトラリン−7−イル)−4−オキソ−1
H−キノリン−3−カルボキサミド(273−1)(65mg、0.20mmol)およびDIEA(52μL、0.29mmol)の溶液に、クロロギ酸メチル(22μL、0.29mmol)を添加した。この反応物を室温にて1時間にわたって撹拌した。この反応混合物のLCMS分析は、1付加生成物および2付加生成物の両方に対応するピークを示した。ピペリジン(2mL)を添加し、そしてこの反応物を一晩撹拌し、その後、1付加生成物のみが観察された。得られた溶液を濾過し、そしてHPLC(10〜99% CH
3CN−H
2O)によって精製して、生成物[7−[(4−オキソ−1H−キノリン−3−イル)カルボニルアミノ]テトラリン−1−イル]アミノギ酸メチルエステル(159)(27mg、35%)を得た。HPLC保持時間2.68分、10〜99% CH
3CN、5分間の実施;ESI−MS 392.3m/z(MH
+)。
【0817】
(別の実施例:)
【0818】
【化416】
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(482;[7−[(4−オキソ−1H−キノリン−3−イル)カルボニルアミノ]テトラリン−1−イル]アミノギ酸エチルエステル)
[7−[(4−オキソ−1H−キノリン−3−イル)カルボニルアミノ]テトラリン−1−イル]アミノギ酸 エチルエステル(482)を、上記の一般的スキームに従って、アミン(273−1)およびクロロギ酸エチルから合成した。全体の収率(18%)。HPLC保持時間2.84分、10〜99% CH
3CN、5分間の実施;ESI−MS 406.5m/z(MH
+)。
【0819】
以下に示すのは、上記の実施例に従って調製した本発明の化合物についての特徴付けデータである。
【0820】
【化417】
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【0821】
【化418】
[この文献は図面を表示できません]
【0822】
【化419】
[この文献は図面を表示できません]
【0823】
【化420】
[この文献は図面を表示できません]
【0824】
【化421】
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選択された化合物についてのNMRを以下の表2−Aに示す:
【0825】
【化422】
[この文献は図面を表示できません]
【0826】
【化423】
[この文献は図面を表示できません]
【0827】
【化424】
[この文献は図面を表示できません]
【0828】
【化425】
[この文献は図面を表示できません]
【0829】
【化426】
[この文献は図面を表示できません]
【0830】
【化427】
[この文献は図面を表示できません]
【0831】
【化428】
[この文献は図面を表示できません]
【0832】
【化429】
[この文献は図面を表示できません]
【0833】
【化430】
[この文献は図面を表示できません]
【0834】
【化431】
[この文献は図面を表示できません]
【0835】
【化432】
[この文献は図面を表示できません]
【0836】
【化433】
[この文献は図面を表示できません]
(B)化合物のAF508−CFTR矯正特性を検出および測定するためのアッセイ)
(I)化合物のAF508−CFTR調節特性をアッセイするための膜電位光学方法)
光学的膜電位アッセイは、GonzalezおよびTsienによって記載された電位感受性FRETセンサ(Gonzalez,J.E.およびR.Y.Tsien(1995)「Voltage sensing by fluorescence resonance energy transfer in single cells」,Biophys J 69(4):ならびにGonzalez,J.E.およびR.Y.Tsien(1997)「Improved indicators of cell membrane potential that use fluorescence resonance energy transfer」,Chem Biol 4(4):269−77)を、電圧/イオンプローブリーダ(VIPR)のような蛍光変化を測定するための機器(Gonzalez,J.E.,K.Oades,et al.(1999)「Cell−basedassays and instrumentation for screening ion−channel targets」,Drug Discov Today 4(9):431−439を参照のこと)と組み合わせて利用した。
【0837】
これらの電位感受性アッセイは、蛍光共鳴エネルギー輸送(FRET)における変化に基づく。
膜可溶性の電位感受性色素DiSBAC
2(3)および蛍光リン脂質CC2−DMPE(これは、原形質膜の外膜に結合しており、そしてFRETドナーとして作用する)。膜電位(Vm)における変化は、負に荷電したDiSBAC
2(3)を、原形質膜をまたがって再分布させ、そしてCC2−DMPEからのエネルギー移動の量はそれに従って変化する。蛍光発光における変化を、VIPRTM IIを用いてモニタリングした。これは、96ウェルまたは384ウェルのマイクロタイタープレートにおいて細胞ベースのスクリ
ーニングを行うように設計された、統合された液体ハンドラーおよび蛍光検出器である。
【0838】
(矯正化合物の同定)
ΔF508−CFTRに関連した輸送の欠損を矯正する低分子を同定するために、単回添加によるHTSアッセイフォーマットを開発した。細胞を、試験化合物の存在下または非存在下(ネガティブコントロール)において37℃にて16時間にわたって無血清培地中でインキュベートし、ポジティブコントロールとして、384ウェルプレートにプレーティングした細胞を、ΔF508−CFTRを「温度矯正(temperature−correct)」するために、27℃にて16時間にわたってインキュベートした。細胞を続いてKrebs Ringers溶液で3回リンスし、そして電位感受性色素でローディングした。ΔF508−CFTRを活性化するために、10μM フォルスコリンおよびCFTR増強剤ゲニステイン(20μM)を、Cl
−を含まない培地とともに各ウェルに添加した。C1
−を含まない培地を添加することにより、ΔF508−CFTR活性化に応答したCl
−流出が促進され、その結果、膜脱分極が、FRETに基づく電位差センサ色素を用いて光学的にモニタリングされた。
【0839】
(増強剤化合物の同定)
ΔF508−CFTRの増強剤を同定するために、二回添加によるHTSアッセイフォーマットを開発した。最初の添加において、試験化合物を加えたCl
−を含まない培地、または試験化合物を加えずにCl
−を含まない培地を、それぞれのウェルに添加した。22秒後に、2〜10μMのフォルスコリンを含む、Cl
−を含まない培地の第2の添加物を、ΔF508−CFTRを活性化させるために添加した。両方の添加の後の、細胞外Cl
−濃度は、28mMであった。この添加によって、ΔF508−CFTR活性化に応答したCl
−流出が促進され、その結果、膜脱分極が、FRETに基づく電位差センサ色素を使用して光学的にモニタリングされた。
【0840】
(溶液)
バス溶液(Bath Solution)#1(mM):NaCl 160、KCl 4.5、CaCl
2 2、MgCl
2 1、HEPES 10、NaOHでpH 7.4とした。
【0841】
塩化物イオンを含まないバス溶液:バス溶液#1における塩化物塩は、グルコン酸塩で置換される。
【0842】
CC2−DMPE:DMSO中で10mMストック溶液として調製して、−20℃で貯蔵した。
【0843】
DiSBAC
2(3):DMSO中で10mMストック溶液として調製して、−20℃で貯蔵した。
【0844】
(細胞培養)
ΔF508−CFTRを安定発現しているNIH3T3マウス線維芽細胞を、膜電位の光学的測定に使用する。その細胞を、5%CO
2中で37℃、湿度90%にて、175cm
2培養フラスコ中で、2mMグルタミン、10%ウシ胎仔血清、1×NEAA、β−ME、1×pen/strep、25mM HEPESを補充したダルベッコ改変イーグル培地で維持する。全ての光学的アッセイについて、細胞を、384ウェルの、マトリゲル(matrigel)で被覆したプレートに30,000/ウェルで播種して、37℃で2時間培養した後に、その増強剤アッセイのために、27℃で24時間培養した。この矯正アッセイ(correction assay)のために、16〜24時間に亘って、試験化合物を加えてまたは加えずに、27℃または37℃で細胞を培養した。
【0845】
(B)化合物のΔF508−CFTR調節特性をアッセイするための電位生理学的アッセイ)
1.ウッシングチャンバアッセイ(Ussing Chamber Assay)
ウッシングチャンバ実験を、ΔF508−CFTRを発現している分極した上皮細胞において実施して、光学的アッセイによって同定されたΔF508−CFTRモジュレーターをさらに特徴づけた。Costar Snapwell細胞培養挿入物にて増殖させたFRT
ΔF508−CFTR上皮細胞を、ウッシングチャンバ(Physiologic
Instruments,Inc.,San Diego,CA)に入れ、そして、Voltage−clamp System(Department of Bioengineering,University of Iowa,IA,およびPhysiologic Instruments,Inc.,San Diego,CA)を使用して、単一層を連続的に短絡処理した。経上皮抵抗を、2mVパルスを印加することによって測定した。これらの条件下において、そのFRT上皮で、4KΩ/cm
2以上の抵抗が実証された。この溶液を、27℃で維持し、空気を通気した。電極のオフセット電位および流体抵抗を、細胞を含まない挿入物を使用して矯正した。これらの条件の下で、その電流は、頂側膜(apical membrane)に発現したΔF508−CFTRを通るCl
−流を反映する。I
scを、MP100A−CEインターフェースおよびAcqKnowledgeソフトウェア(v3.2.6;BIOPAC Systems,Santa Barbara,CA)を利用してデジタル方式で得た。
【0846】
(矯正化合物の同定)
代表的なプロトコルは、側底膜から頂側膜へのCl
−の濃度勾配を利用した。この勾配を設定するために、規定濃度のリンゲル液を側底膜において使用して、他方、頂側膜のNaClを等モル量のグルコン酸ナトリウム(NaOHを用いてpH7.4まで滴定した)によって置換し、上皮を横切ってCl
−の大きな濃度勾配を与えた。全ての実験を、インタクトな単層を使用して実施した。ΔF508−CFTRを完全に活性化するために、フォルスコリン(10μM)およびPDEインヒビターIBMX(100μM)を適用し、その後、CFTR増強剤であるゲニステイン(50μM)を添加した。
【0847】
他の細胞型において観察されたように、ΔF508−CFTRを安定発現するFRT細胞の低温でのインキュベーションによって、原形質膜におけるCFTRの機能性であるもの密度が増大する。矯正化合物の活性を決定するために、その細胞を、10μMの試験化合物とともに37℃で24時間に亘ってインキュベートして、その後、記録作業を行う前に3回洗浄した。化合物処理した細胞におけるこのcAMP媒介性かつゲニステイン媒介性のI
scを27℃および37℃のコントロールに対して規格化して、活性パーセンテージとして表現した。この矯正化合物と細胞とをプレインキュベーションすると、37℃のコントロールと比較してcAMP媒介性およびゲニステイン媒介性のI
scは有意に増大した。
【0848】
(増強剤化合物の同定)
代表的なプロトコルは、側底膜から頂側膜へのCl
−の濃度勾配を利用した。この勾配を設定するために、規定濃度のリンゲル液を側底膜において使用して、ナイスタチン(360μg/ml)で膜を透過性として、他方、頂側膜のNaClを等モル量のグルコン酸ナトリウム(NaOHを用いてpH7.4に滴定した)によって置換し、上皮をまたいだCl
−の大きな濃度勾配を与えた。全ての実験を、ナイスタチンによる透過化後30分間において実施した。フォルスコリン(10μM)および全ての試験化合物を、細胞培養挿入物の両側に添加した。推定されるΔF508−CFTR増強剤の効力を、既知の増強剤であるゲニステインの効力と比較した。
【0849】
(溶液)
側底膜用溶液(mM):NaCl(135)、CaCl
2、MgCl
2(1.2)、K
2HPO
4(2.4)、KHPO
4(0.6)、N−2−ヒドロキシエチルピペラジン−N’−2−エタンスルホン酸(HEPES)(10)、およびデキストロース(10)。この溶液を、NaOHを用いてpH7.4に滴定した。
【0850】
頂側膜用溶液(mM):側底膜用溶液と同じ溶液において、NaClをグルコン酸ナトリウム(135)で置換したもの。
【0851】
(細胞培養)
ΔF508−CFTRを発現するフィッシャーラット上皮(FRT)細胞(FRT
ΔF508−CFTR)を、本発明者らの光学的アッセイによって同定された推定ΔF508−CFTRモジュレーターについてのウッシングチャンバ実験について使用した。この細胞を、Costar Snapwell細胞培養挿入物にて培養させて、5日間に亘り37℃かつ5%CO
2にて、5%ウシ胎仔血清、100U/mlペニシリン、および100μg/mlストレプトマイシンを補充したクーン(Coon)改変ハム(Ham)F−12培地にて培養した。化合物の増強剤活性を特徴づけるために使用する前に、その細胞を27℃で16〜48時間に亘りインキュベートして、ΔF508−CFTRについて矯正した。矯正化合物の活性を決定するために、この細胞を、試験化合物を加えてまたは加えずに、24時間に亘り27℃または37℃でインキュベートした。
【0852】
(2.ホールセル記録)
ΔF508−CFTRを安定発現する、温度矯正処理NIH3T3細胞および試験化合物矯正NIH3T3細胞における、巨視的なΔF508−CFTR電流(I
ΔF508)を、穿孔パッチ(perforated−patch)法により、ホールセル記録を用いてモニタリングした。簡潔には、I
ΔF508の電位クランプ法(voltage clamp)による記録を、Axopatch 200Bパッチクランプ増幅器(Axon Instrument Inc.,Foster City,CA)を使用して室温で実施した。全ての記録は、10kHzのサンプリング周波数で得られ、1kHzで低域フィルター処理をした。ピペットは、細胞内溶液で満たされた場合5〜6MΩの抵抗を有していた。これらの記録条件の下、室温におけるCl
−について計算された逆電位(reversal potential)(E
Cl)は−28mVであった。全ての記録は、シール抵抗(seal resistance)が20GΩを超え、直列抵抗は15MΩ未満であった。パルス発生、データ取得、および分析を、Clampex 8(Axon Instruments Inc.)とともにDigidata 1320 A/Dインターフェースを実装したPCを使用して実施した。このバスは、250μL未満の生理食塩水を含み、重力駆動型灌流システムを使用して2ml/分の速度で連続的に灌流させた(perifuse)。
【0853】
(矯正化合物の同定)
原形質膜における機能的ΔF508−CFTRの密度を矯正化合物が増大させる活性を決定するために、本発明者らは、矯正化合物での24時間の処置後の電流密度を測定するために、上述の穿孔パッチ記録技術を使用した。ΔF508−CFTRを完全に活性化するために、10μMのフォルスコリンおよび20μMのゲニステインを、細胞に添加した。発明者らの記録条件下で、27℃で24時間インキュベーションした後の電流密度は、37℃で24時間インキュベーションした後に観察された電流密度よりも高かった。これらの結果は、原形質膜内のΔF508−CFTRの密度に対する低温インキュベーションの既知の効果と一致する。CFTR電流密度に対する矯正化合物の効果を決定するために、細胞を、10μMの試験化合物とともに、37℃にて24時間に亘りインキュベートし、そしてその電流密度を27℃および37℃のコントロールに対して比較した(活性%)
。記録する前に、細胞を、細胞外記録用培地で3回洗浄して、残留しているあらゆる試験化合物を取り除いた。10μMの矯正化合物とともにプレインキュベーションすると、37℃のコントロールと比較して、cAMP依存性電流およびゲニステイン依存性電流が有意に増大した。
【0854】
(増強剤化合物の同定)
ΔF508−CFTRを安定発現するNIH3T3細胞におけるΔF508−CFTR増強剤が巨視的なΔF508−CFTR Cl
−電流(I
ΔF508)を増大させる能力もまた、穿孔パッチ記録技術を使用して調べた。光学的アッセイから同定した増強剤は、I
ΔF508の用量依存的増大を惹起し、類似の潜在能力および効力が光学アッセイにおいて観察された。調べた細胞の全てにおいて、増強剤を適用する前およびその適用中の逆電位は、計算値E
Cl(−28mV)どおり、約−30mVであった。
【0855】
(溶液)
細胞内溶液(mM):アスパラギン酸セシウム(90)、CsCl(50)、MgCl
2(1)、HEPES(10)ならびに240μg/mlアンフォテリシン−B(pHは、CsOHを用いて7.35に調整されている)
細胞外溶液(mM):N−メチル−D−グルカミン(NMDG)−Cl(150)、MgCl
2(2)、CaCl
2(3)、HEPES(10)(pHは、HClで7.35に調整されている)。
【0856】
(細胞培養)
ΔF508−CFTRを安定発現しているNIH3T3マウス線維芽細胞を、ホールセル記録のために使用する。その細胞を、5%CO
2中で37℃、湿度90%にて、175cm
2培養フラスコ中、2mMグルタミン、10%ウシ胎仔血清、1×NEAA、β−ME、1×pen/strep、25mM HEPESを補充したダルベッコ改変イーグル培地で維持した。ホールセル記録のために、2,500〜5,000細胞を、ポリ−L−リジン被覆ガラスガバースリップ上に播種して、増強剤の活性を調べるために使用する前に27℃にて24〜48時間に亘って培養して、その矯正剤の活性の測定のために37℃で矯正化合物を加えてまたは矯正化合物を加えずにインキュベートした。
【0857】
(3.シングルチャネル記録)
NIH3T3細胞で安定発現された温度矯正ΔF508−CFTRのシングルチャネル活性および増強剤化合物の活性を、切り出して内側を外に出した膜パッチを使用して観察した。手短にいうと、シングルチャネル活性の電位クランプ法による記録を、Axopatch 200B穿孔パッチ固定増幅器(Axon Instruments Inc.)を使用して室温にて実施した。全ての記録は、10kHzのサンプリング周波数で得られ、400Hzで低域フィルター処理をした。パッチピペットは、Corning Kovar Sealing #7052ガラス(World Precision Instruments,Inc.,Sarasota,FL)から作製されたものであり、上述の細胞外溶液で満たされた場合5〜8MΩの抵抗を有している。このΔF508−CFTRを、切り出した後に、1mMのMg−ATP、ならびに75nMのcAMP依存性プロテインキナーゼ触媒サブユニット(PKA;Promega Corp.Madison,WI)を添加することによって、活性化した。チャネル活性が安定化した後に、そのパッチを、重力駆動型微小灌流法(microperfusion system)を使用して灌流した(perifuse)。この流入は、そのパッチに近接して配置したので、1〜2秒間以内に完全な溶液交換が生じた。迅速な灌流(rapid perifusion)の間にΔF508−CFTR活性を維持するために、非特異的なホスファターゼインヒビターF
−(10mM NaF)を、そのバス溶液に添加した。これらの記録条件下で、チャネル活性は、そのパッチ記録の期間にわたって(60分間まで)一定であった
。細胞内溶液から細胞外溶液に移動する正の電荷によって(アニオンは、反対方向に移動する)生じた電流は、正の電流として示される。ピペット電位(Vp)を、80mVに維持した。
【0858】
チャネル活性を、2以下の活性チャネルを含む膜パッチから分析した。最大数の同時開口により、その実験経過中の活性チャネルの数が決定された。このシングルチャネル電流の振幅を決定するために、ΔF508−CFTR活性の120秒間の記録データを、100Hzを「オフライン」としてフィルター処理し、次いで、Bio−Patch Analysisソフトウェア(Bio−Logic Comp.,France)を使用してマルチガウス関数(multigaussian function)でフィッティングした全点における振幅のヒストグラムを構築するために使用した。微視的な電流の合計および開口確率(open probability;Po)を、120秒間のチャネル活性から決定した。このP
oを、Bio−Patchソフトウェアを使用することにより、またはP
o=I/i(N)の関係(ここで、I=平均電流;i=シングルチャネル電流振幅、およびN=パッチ中の活性チャネルの数)から決定した。
【0859】
(溶液)
細胞外溶液(mM):NMDG(150)、アスパラギン酸(150)、CaCl
2(5)、MgCl
2(2)およびHEPES(10)(pHは、Tris塩基で7.35に調整されている)。
【0860】
細胞内溶液(mM):NMDG−Cl(150)、MgCl
2(2)、EGTA(5)、TES(10)およびTris塩基(14)(pHは、HClを用いて7.35に調整されている)。
【0861】
(細胞培養)
ΔF508−CFTRを安定発現しているNIH3T3マウス線維芽細胞を、切片膜パッチ固定記録(excised−membrane patch−clamp recording)のために使用する。その細胞を、5%CO
2中で37℃、湿度90%にて、175cm
2培養フラスコ中、2mMグルタミン、10%ウシ胎仔血清、1×NEAA、β−ME、1×pen/strepおよび25mM HEPESを補充したダルベッコ改変イーグル培地で維持する。シングルチャネル記録のために、2,500〜5,000細胞を、ポリ−L−リジン被覆ガラスガバースリップ上に播種し、そして使用する前に27℃にて24〜48時間に亘って培養した。
【0862】
本発明の化合物は、ATP結合カセットトランスポーターのモジュレーターとして有用である。以下の表3は、表1における特定の実施形態のEC50および相対的効力を例証する。
【0863】
以下の表3において、以下の意味が適用される:EC50:「+++」は、10μM未満を意味する;「++」は、10μMと25μMとの間を意味する;「+」は、25μMと60μMとの間を意味する。
【0864】
効力%:「+」は、25%未満を意味し、「++」は、25%〜100%を意味し、そして、「+++」は、100%より高いことを意味する。
【0865】
【化434】
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【0866】
【化435】
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【0867】
【化436】
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【0868】
【化437】
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【0869】
【化438】
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