(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6285042
(24)【登録日】2018年2月9日
(45)【発行日】2018年2月28日
(54)【発明の名称】らせん状反射線及びその製造方法
(51)【国際特許分類】
H01B 7/18 20060101AFI20180215BHJP
G02B 5/08 20060101ALI20180215BHJP
H01B 7/04 20060101ALI20180215BHJP
H01B 11/00 20060101ALI20180215BHJP
H01B 13/26 20060101ALI20180215BHJP
【FI】
H01B7/18 Z
G02B5/08 A
G02B5/08 C
H01B7/04
H01B7/18 H
H01B11/00 Z
H01B13/26 Z
【請求項の数】7
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2016-547619(P2016-547619)
(86)(22)【出願日】2014年11月20日
(65)【公表番号】特表2017-505518(P2017-505518A)
(43)【公表日】2017年2月16日
(86)【国際出願番号】CN2014091768
(87)【国際公開番号】WO2016033876
(87)【国際公開日】20160310
【審査請求日】2016年7月20日
(31)【優先権主張番号】201410452861.3
(32)【優先日】2014年9月5日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】516077655
【氏名又は名称】東莞市瀛通電線有限公司
(73)【特許権者】
【識別番号】516077666
【氏名又は名称】湖北瀛通電子有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100081514
【弁理士】
【氏名又は名称】酒井 一
(74)【代理人】
【識別番号】100082692
【弁理士】
【氏名又は名称】蔵合 正博
(72)【発明者】
【氏名】傅 華良
(72)【発明者】
【氏名】向 偉
【審査官】
神田 太郎
(56)【参考文献】
【文献】
国際公開第2014/128522(WO,A1)
【文献】
実開昭56−174416(JP,U)
【文献】
実開昭58−060816(JP,U)
【文献】
特開2008−269799(JP,A)
【文献】
特開昭60−107608(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01B 7/18
G02B 5/08
H01B 7/04
H01B 11/00
H01B 13/26
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
保護カバーと内部配線を備えてなり、該内部配線は、二本以上らせん状に絡み合う単一線、及び外部に覆われる被覆層を備えてなり、該被覆層の内側が二本以上らせん状に絡み合う単一線の表面に形成されるらせん状のギャップに嵌め込まれ、単一線に対して内側へのプリテンションが形成され、単一線の絶縁外被との間の接触面を緊密に結合して、被覆層の形状の変化が生じており、該保護カバーは透明保護カバーで、該透明保護カバーと内部配線との間には反射帯が設けられ、該反射帯は被覆層の外側にらせん状に巻き付けられ、らせん状反光部になっており、被覆層の外側にらせん状に巻き付けられた反射帯で形成する螺旋状スロットに該保護カバーの内側が嵌め込まれてしっかりと貼り合われ、反射帯に対して内側へのプリテンションが形成され、該透明保護カバーの表面には、らせん状凹凸面が設けられ、
該反射帯は、ベースバンド、及び反射塗料をベースバンドに塗り付け、設けられた反射層を備え、
該反射塗料は下記の分量の構成成分、
アクリル酸樹脂 20-25
固形分50%のブタジエン・ラテックス 60-70
固形分50%のスチレン・ブタジエン系ラテックス 20-30
白い粉末の酸化チタン 10-12
アルミニウム粉末 3-5
1000-1200番のガラスビーズ 8-10
トリポリリン酸ナトリウム 0.2-0.3
リン酸トリブチル 0.3-0.5
ポリビニルアルコール 0.8-1
水 15-20
が含まれていることを特徴とするらせん状反射線。
【請求項2】
該透明保護カバーの表面には、らせん状凹凸面が滑らかに設けられていることを特徴とする請求項1に記載のらせん状反射線。
【請求項3】
該透明保護カバーの表面に設けられたらせん状凹凸面の凹部は、該被覆層の外側に反射帯をらせん状に巻き付けられ、設けられたらせん状スロットに対応するように配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載のらせん状反射線。
【請求項4】
該単一線は、絶縁外被、ヤーンと金属導線を備えてなることを特徴とする請求項1に記載のらせん状反射線。
【請求項5】
該反射帯の幅は、被覆層の外側にらせん状に巻き付けられたピッチ0.2-1倍であることを特徴とする請求項1に記載のらせん状反射線。
【請求項6】
1)内部配線作り: 二本以上の単一線をらせん状に絡み合わせ、その外部に被覆層が設けられ、熱成形で、該被覆層の内側が二本以上らせん状に絡み合う単一線の表面に形成されるらせん状のギャップに嵌め込まれ、単一線に対して内側へのプリテンションが形成され、単一線の絶縁外被との間の接触面を緊密に結合して、被覆層の形状の変化を生じさせ、
2)反射帯の巻き付け:反射塗料をベースバンドに塗り付けて反射帯に作り、それから、反射帯を被覆層の外側にらせん状に巻き付け、らせん状反光部にし、
3)透明保護カバー作り:透明保護カバーが被覆押出され、 熱成形で、被覆層の外側にらせん状に巻き付けられた反射帯で形成する螺旋状スロットに該保護カバーの内側が嵌め込まれてしっかりと貼り合われ、反射帯に対して内側へのプリテンションが形成され、それに、透明保護カバーの表面にらせん状凹凸面が設けられるという手順が含まれ、
手順2)では、反射塗料の製造は具体的に次のように、
2.1)下記の分量の構成成分、すなわち、
アクリル酸樹脂 20-25
固形分50%のブタジエン・ラテックス 60-70
固形分50%のスチレン・ブタジエン系ラテックス 20-30
白い粉末の酸化チタン 10-12
アルミニウム粉末 3-5
800-1000番のガラスビーズ 8-10
トリポリリン酸ナトリウム 0.2-0.3
リン酸トリブチル 0.3-0.5
ポリビニルアルコール 0.8-1
水 15-20
を計り取り、
2.2)アクリル酸樹脂、白い粉末の酸化チタン、アルミニウム粉末、トリポリリン酸ナトリウム、リン酸トリブチル、ポリビニルアルコール、水をプレミックスした後、800-1000番のスラリー状に研磨し、そこで、ブタジエン・ラテックス、スチレン・ブタジエン系ラテックス、ガラスビーズを共にミックスサーへ加えて、均一に混合し、粘度を調整して、ろ過した後、反射塗料が出来上がるという手順が含まれている、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか一つに記載のらせん状反射線の製造方法。
【請求項7】
該白い粉末の酸化チタンは次のように、リン酸6%、炭酸水素ナトリウム1%、炭酸水素カルシウム1%、二酸化チタン92%という重量百分率で構成されていることを特徴とする請求項6に記載のらせん状反射線の製造方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はケーブルに関し、特にらせん状反射線及びその製造方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
既有の反射イヤホン線は通常、保護カバーの構成成分に反射材を直接に加え、 その全体に光を反射させるように設けられるものだが、そのような作り方には次のような不十分な所があり、一、光反射性能が悪く、保護カバーの性能へもマイナスな影響を及ぼすこと、二、全体として発光させることはできるが、必要に応じて間隔を置き、らせん状に光を反射させるという効果を出すことはできないこと、三、反射材は一般的に、肌触りが悪く、人の皮膚に直接に触れると、イヤホン線の触り心地が落ちること、そのうえ、従来のイヤホン線の曲げ強度や表面の手触り感を更に改善する必要もあること、などである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、らせん状反射線及びその製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
前記問題点を解決でき、上記目的を達成するために、本発明のらせん状反射線は、保護カバーと内部配線を備えてなり、該内部配線は、二本以上らせん状に絡み合う単一線、及び外部に覆われる被覆層を備えてなり、該被覆層の内側が二本以上らせん状に絡み合う単一線の表面に形成されるらせん状のギャップに嵌め込まれ、単一線に対して内側へのプリテンションが形成され、単一線の絶縁外被との間の接触面を緊密に結合させ、形状の変化が生じ
ており、該保護カバーは透明保護カバーで、該透明保護カバーと内部配線との間には反射帯が設けられ、該反射帯は被覆層の外側にらせん状に巻き付けられ、らせん状反光部にな
っており、被覆層の外側にらせん状に巻き付けられた反射帯で形成する螺旋状スロットに該保護カバーの内側が嵌め込まれてしっかりと貼り合われ、反射帯に対して内側へのプリテンションが形成され、該透明保護カバーの表面には、らせん状凹凸面が設けら
れ、
該反射帯は、ベースバンド、及び反射塗料をベースバンドに塗り付け、設けられた反射層を備え、
該反射塗料は下記の分量の構成成分、
アクリル酸樹脂 20-25
固形分50%のブタジエン・ラテックス 60-70
固形分50%のスチレン・ブタジエン系ラテックス 20-30
白い粉末の酸化チタン 10-12
アルミニウム粉末 3-5
1000-1200番のガラスビーズ 8-10
トリポリリン酸ナトリウム 0.2-0.3
リン酸トリブチル 0.3-0.5
ポリビニルアルコール 0.8-1
水 15-20
が含まれていることを要旨とするものである。
【0005】
該透明保護カバーの表面には、らせん状凹凸面が滑らかに設けられている。
【0006】
該透明保護カバーの表面に設けられたらせん状凹凸面の凹部は、該被覆層の外側に反射帯をらせん状に巻き付けられ、設けられたらせん状スロットに対応するように配置されている。
【0007】
該単一線は、絶縁外被、ヤーンと金属導線を備えてなる。単一線の成形方法は具体的にいろいろあるが、金属導線とヤーンを混合させたり、金属導線はヤーンの中心に、金属導線はヤーンの周囲に配置されたりする場合がある。
【0008】
該反射帯の幅は、被覆層の外側にらせん状に巻き付けられたピッチ0.2-1倍である。
【0009】
該反射帯は、ベースバンド、及び反射塗料をベースバンドに塗り付け、設けられた反射層を備えてなる。
【0011】
本発明のらせん状反射線の製造方法は、1)内部配線作り: 二本以上の単一線をらせん状に絡み合わせ、その外部に被覆層が設けられ、熱成形で、該被覆層の内側が二本以上らせん状に絡み合う単一線の表面に形成されるらせん状のギャップに嵌め込まれ、単一線に対して内側へのプリテンションが形成され、単一線の絶縁外被との間の接触面を緊密に結合させ、形状の変化
を生じさせ、2)反射帯の巻き付け:反射塗料をベースバンドに塗り付けて反射帯に作り、それから、反射帯を被覆層の外側にらせん状に巻き付け、らせん状反光部にするが、3)透明保護カバー作り:透明保護カバーが被覆押出され、 熱成形で、被覆層の外側にらせん状に巻き付けられた反射帯で形成する螺旋状スロットに該保護カバーの内側が嵌め込まれてしっかりと貼り合われ、反射帯に対して内側へのプリテンションが形成され、それに、透明保護カバーの表面にらせん状凹凸面が設けられるという手順が含まれ、
手順2)では、反射塗料の製造は具体的に次のように、
2.1)下記の分量の構成成分、すなわち、
アクリル酸樹脂 20-25
固形分50%のブタジエン・ラテックス 60-70
固形分50%のスチレン・ブタジエン系ラテックス 20-30
白い粉末の酸化チタン 10-12
アルミニウム粉末 3-5
800-1000番のガラスビーズ 8-10
トリポリリン酸ナトリウム 0.2-0.3
リン酸トリブチル 0.3-0.5
ポリビニルアルコール 0.8-1
水 15-20
を計り取り、
2.2)アクリル酸樹脂、白い粉末の酸化チタン、アルミニウム粉末、トリポリリン酸ナトリウム、リン酸トリブチル、ポリビニルアルコール、水をプレミックスした後、800-1000番のスラリー状に研磨し、そこで、ブタジエン・ラテックス、スチレン・ブタジエン系ラテックス、ガラスビーズを共にミックスサーへ加えて、均一に混合し、粘度を調整して、ろ過した後、反射塗料が出来上がるという手順が含まれている、
ことを要旨とする。
【0013】
該白い粉末の酸化チタンは次のように、リン酸6%、炭酸水素ナトリウム1%、炭酸水素カルシウム1%、二酸化チタン92%という重量百分率で構成されている。
【0014】
本発明は次のような長所があるが、一、内部配線は、絡み合う複数の単一線を熱成形で変形させ、被覆層にしっかりと覆われ、プリテンションを生じさせ、緊密に結合させるように複数の単一線を押し出して、イヤホン線の曲げ強度が向上すること、二、透明保護カバーと内部配線との間にらせん状に巻き付けられた反射帯が反光部になり、らせん状に光を反射する効果を持つと同時に、反射帯もよく保護され、人の皮膚に触れるように設けられており、それに、反射帯は一定の厚みがあり、透明保護カバーは被覆、熱成形されたあと、らせん状凹凸感が設けられ、イヤホン線の手触りのよさが向上すること、三、新しい反射塗料で、光を反射する性能が上がること。
【0015】
上述したのは本発明の技術に関する概要だが、次は図面と具体的な実施形態を合わせて、本発明について更に説明する。
【発明を実施するための形態】
【実施例1】
【0017】
図1〜
図4は、保護カバー1と内部配線2を備えてなり、該内部配線2は、二本以上らせん状に絡み合う単一線21、及び外部に覆われる被覆層22を備えてなり、該被覆層22の内側が二本以上らせん状に絡み合う単一線21の表面に形成されるらせん状のギャップに嵌め込まれ、単一線21に対して内側へのプリテンションが形成され、単一線21の絶縁外被211との間の接触面を緊密に結合させ、形状の変化が生じるが、該保護カバー1は透明保護カバーで、該透明保護カバー1と内部配線2との間には反射帯3が設けられ、該反射帯3は被覆層22の外側にらせん状に巻き付けられ、らせん状反光部になるが、被覆層22の外側にらせん状に巻き付けられた反射帯3で形成する螺旋状スロット4に該保護カバー1の内側が嵌め込まれてしっかりと貼り合われ、反射帯3に対して内側へのプリテンションが形成され、更に、該透明保護カバーの表面にはらせん状凹凸面5が設けられ、該凹凸面は、反射帯3は一定の厚みを有してなることを特徴とするらせん状反射線。
【0018】
該透明保護カバーの表面には、らせん状凹凸面5が滑らかに設けられ、該透明保護カバーの表面に設けられたらせん状凹凸面の凹部は、該被覆層22の外側に反射帯3をらせん状に巻き付けられ、設けられたらせん状スロット4に対応するように設けられている。
【0019】
該単一線21は、絶縁外被211、ヤーン212と金属導線213を備えてなり、単一線21の成形方法は具体的にいろいろあるが、金属導線212とヤーン213を混合させたり、金属導線212はヤーン213の中心に、金属導線212はヤーン213の周囲に配置されたりする場合がある。
【0020】
該反射帯3の幅は、被覆層22の外側にらせん状に巻き付けられたピッチ0.2-1倍。
【0021】
該反射帯3は、ベースバンド、及び反射塗料をベースバンドに塗り付け、設けられた反射層を備えてなり、該反射塗料は下記の分量の構成成分、
アクリル酸樹脂 20-25
固形分50%のブタジエン・ラテックス 60-70
固形分50%のスチレン・ブタジエン系ラテックス 20-30
白い粉末の酸化チタン 10-12
アルミニウム粉末 3-5
1000-1200番のガラスビーズ 8-10
トリポリリン酸ナトリウム 0.2-0.3
リン酸トリブチル 0.3-0.5
ポリビニルアルコール 0.8-1
水 15-20
が含まれている。
【0022】
該らせん状反射線の製造方法は次のように、
1)内部配線作り: 二本以上の単一線21をらせん状に絡み合わせ、その外部に被覆層22が設けられ、熱成形で、被覆層22の内側が二本以上らせん状に絡み合う単一線の表面に形成されるらせん状のギャップに嵌め込まれ、単一線21に対して内側へのプリテンションが形成され、単一線の絶縁外被211との間の接触面を緊密に結合させ、形状の変化が生じるが、
2)反射帯3の巻き付け:反射塗料をベースバンドに塗り付けて反射帯3に作り、それから、反射帯3をらせん状に被覆層22の外側にらせん状に巻き付け、らせん状反光部にするという手順が含まれており、
反射塗料の製造は具体的に次のように、
2.1)下記の分量の構成成分、すなわち、
アクリル酸樹脂 20-25
固形分50%のブタジエン・ラテックス 60-70
固形分50%のスチレン・ブタジエン系ラテックス 20-30
白い粉末の酸化チタン 10-12
アルミニウム粉末 3-5
800-1000番のガラスビーズ 8-10
トリポリリン酸ナトリウム 0.2-0.3
リン酸トリブチル 0.3-0.5
ポリビニルアルコール 0.8-1
水 15-20
を計り取り、
2.2)アクリル酸樹脂、白い粉末の酸化チタン、アルミニウム粉末、トリポリリン酸ナトリウム、リン酸トリブチル、ポリビニルアルコール、水をプレミックスした後、800-1000番のスラリー状に研磨し、そこで、ブタジエン・ラテックス、スチレン・ブタジエン系ラテックス、ガラスビーズを共にミックスサーへ加えて、均一に混合し、粘度を調整、ろ過した後、反射塗料が出来上がり、その中、該白い粉末の酸化チタンは次のように、リン酸6%、炭酸水素ナトリウム1 %、炭酸水素カルシウム1%、二酸化チタン92%という重量百分率で構成されること、
3)透明保護カバー作り:透明保護カバーが被覆押出され、熱成形で、被覆層の外側にらせん状に巻き付けられた反射帯で形成する螺旋状スロットに該保護カバーの内側が嵌め込まれてしっかりと貼り合われ、反射帯に対して内側へのプリテンションが形成され、それに、透明保護カバーの表面にはらせん状凹凸面が設けられるという手順が含まれている。
【実施例2】
【0023】
本実施例は実施例1とは基本的に同様だが、相違点と言えば、反射塗料の製造は具体的に次のように、
2.1)下記の分量の構成成分、すなわち、
アクリル酸樹脂 20
固形分50%のブタジエン・ラテックス 60
固形分50%的基スチレン・ブタジエン系ラテックス 20
白い粉末の酸化チタン 10
アルミニウム粉末 3
800番のガラスビーズ 8
トリポリリン酸ナトリウム 0.2
リン酸トリブチル 0.3
ポリビニルアルコール 0.8
水 15
を計り取り、
2.2)アクリル酸樹脂、白い粉末の酸化チタン、アルミニウム粉末、トリポリリン酸ナトリウム、リン酸トリブチル、ポリビニルアルコール、水をプレミックスした後、800番のスラリー状に研磨するというところにあり、そこで、ブタジエン・ラテックス、スチレン・ブタジエン系ラテックス、ガラスビーズを共にミックスサーへ加えて、均一に混合し、粘度を調整、ろ過した後、反射塗料が出来上がり、その中、該白い粉末の酸化チタンは次のように、リン酸6%、炭酸水素ナトリウム1%、炭酸水素カルシウム1%、二酸化チタン92%という重量百分率で構成される手順が含まれている。
【実施例3】
【0024】
本実施例は実施例1とは基本的に同様だが、相違点と言えば、反射塗料の製造は具体的に次のように、
2.1)下記の分量の構成成分、すなわち、
アクリル酸樹脂 25
固形分50%のブタジエン・ラテックス 70
固形分50%のスチレン・ブタジエン系ラテックス 30
白い粉末の酸化チタン 12
アルミニウム粉末 5
1000番のガラスビーズ 10
トリポリリン酸ナトリウム 0.3
リン酸トリブチル 0.5
ポリビニルアルコール 1
水 20
を計り取り、
2.2)アクリル酸樹脂、白い粉末の酸化チタン、アルミニウム粉末、トリポリリン酸ナトリウム、リン酸トリブチル、ポリビニルアルコール、水をプレミックスした後、1000番のスラリー状に研磨するというところにあり、そこで、ブタジエン・ラテックス、スチレン・ブタジエン系ラテックス、ガラスビーズを共にミックスサーへ加え、均一に混合し、粘度を調整、ろ過した後、反射塗料が出来上がり、その中、該白い粉末の酸化チタンは次のように、リン酸6%、炭酸水素ナトリウム1%、炭酸水素カルシウム1%、二酸化チタン92%という重量百分率で構成される手順が含まれている。
【実施例4】
【0025】
反射塗料の製造は具体的に次のように、
2.1)下記の分量の構成成分、すなわち、
アクリル酸樹脂 23
固形分50%のブタジエン・ラテックス 65
固形分50%のスチレン・ブタジエン系ラテックス 25
白い粉末の酸化チタン 11
アルミニウム粉末 4
900番のガラスビーズ 9
トリポリリン酸ナトリウム 2.5
リン酸トリブチル 0.4
ポリビニルアルコール 0.9
水 18
を計り取り、
2.2)アクリル酸樹脂、白い粉末の酸化チタン、アルミニウム粉末、トリポリリン酸ナトリウム、リン酸トリブチル、ポリビニルアルコール、水をプレミックスした後、900番のスラリー状に研磨するというところにあり、そこで、ブタジエン・ラテックス、スチレン・ブタジエン系ラテックス、ガラスビーズを共にミックスサーへ加え、均一に混合し、粘度を調整、ろ過した後、反射塗料が出来上がり、その中、該白い粉末の酸化チタンは次のように、リン酸6%、炭酸水素ナトリウム1%、炭酸水素カルシウム1%、二酸化チタン92%という重量百分率で構成される手順が含まれている。
【0026】
本発明は上述した実施方法に限られず、上述した本発明の実施例と同様またはそれに類似した構造、材料、方法によって得られた他のらせん状反射線及びその他の製造方法はすべて、本発明の特許請求範囲に含まれるものとする。
【符号の説明】
【0027】
1 保護カバー 213 金属導線
2 内部配線 22 被覆層
21 単一線 3 反射帯
211 絶縁外被 4 らせん状スロット
212 ヤーン 5 らせん状凹凸面