(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記複数の点火器及び前記複数の熱電対は、前記チャンバの一端における少なくとも一つの点火器が、前記チャンバの反対の端における熱電対の向かい側にあるように前記チャンバ内に配置される請求項5に記載の多管状の部分酸化改質器又はオートサーマル改質器。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
大きなスケール、水素の経済的生産、その流通のためのインフラストラクチャー、及びその貯蔵のための実際の手段(特に、輸送燃料)は、まだまだ先であると広く信じられているために、多くの現在の研究と開発は、電気化学的酸化可能燃料源、とりわけ、水素と一酸化炭素の混合物源としての燃料改質器とそのような燃料の電気への変換装置のような燃料セル「スタック」とも一般的に呼ばれる燃料セルアセンブリ、及び燃料の改質器と燃料セルの電気エネルギーの生産のためのよりコンパクトで信頼でき且つ効率的なデバイスへの一体化の両方を向上することに向けられている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
発明の概要
本開示によれば、複数の離間された反応器ユニットであって、各反応器ユニットが、内表面及び外表面を備える壁、一端にインレット及び反対側の端にアウトレットを有する細長い管を備え、前記壁は、少なくとも一部がガス相反応ゾーンを画定するガス流通路を囲む複数の離間された反応器ユニットを備える多管状化学反応器が提供され、当該多管状化学反応器は、反応器ユニットのガス相反応ゾーン内でガス相発熱反応を開始するための少なくとも一つの点火器を含むことができる。前記点火器は、前記ガス相反応ゾーンと熱連通状態で且つ前記ガス相反応ゾーンと近接しているが、前記ガス相反応ゾーンから物理的に隔離状態で配置される放射熱生成要素を含むことができる。
【0008】
前記複数の離間された反応器ユニットに関して、隣り合う反応器ユニット間の最大距離は、ガス相発熱反応が、動作中の反応器ユニットにおけるガス相発熱反応からの熱によって隣の反応器ユニットで開始されることに失敗しない及び/又は動作の定常状態モード中に、前記複数の互いに離間された反応器ユニットの温度が所定の最小アレイ温度未満に降下しない距離であることができる。隣り合う反応器ユニット間の最小距離は、反応器ユニットのアウトレットでの温度が所定の最大温度を越えることがない距離であることができる。
【0009】
本多管状化学反応器は、前記複数の離間された反応器ユニットを備えるチャンバ内に配置された少なくとも一つの熱電対を含むことができる。
【0010】
本多管状化学反応器は、複数の点火器を含むことができる。少なくとも一つの点火器は、前記複数の離間された反応器ユニットを備えるチャンバの一端に配置されることができ、少なくとも一つの点火器は、前記チャンバの反対側の端に配置される。本多管状化学反応器は、前記複数の離間された反応器ユニットを備えるチャンバ内に配置された複数の点火器及び複数の熱電対を含むことができる。少なくとも一つの点火器及び少なくとも一つの熱電対は、前記チャンバの一端に配置され、少なくとも一つの点火器及び少なくとも一つの熱電対は、前記チャンバの反対の端に配置されることができる。
【0011】
前記複数の点火器及び前記複数の熱電対は、前記チャンバの一端における少なくとも一つの点火器が、前記チャンバの反対の端における熱電対の向かい側にあるように前記チャンバ内に配置されることができる。
【0012】
本多管状化学反応器は、ガス状反応物源を備え、前記ガス状反応物源は、前記反応ユニット(単数又は複数)の前記ガス相反応ゾーン(単数又は複数)と流体連通状態にある。
【0013】
本多管状化学反応器は、当該多管状化学反応器の動作を制御するためのコントローラを含むことができる。前記コントローラは、前記少なくとも一つの点火器、及び、もしあれば、前記少なくとも一つの熱電対及び前記ガス状反応物源の少なくとも一方と動作連通状態にあることができる。
【0014】
本開示によれば、所望の生産物(単数又は複数)を生成するために多管状化学反応器内でガス相改質発熱反応(単数又は複数)を実行するための方法が提供される。当該方法は、一般的に、反応器ユニットにガス状反応物を導入すること;前記反応器ユニットのガス相反応ゾーン内で前記ガス状反応物の発熱改質反応(単数又は複数)を放射熱によって開始し、それによって所望の生産物(単数又は複数)の生成を開始すること;及び前記反応器ユニットの前記ガス相反応ゾーン内で発生した前記発熱反応によって生成された熱を、前記ガス相反応ゾーン又は一つ以上の隣接する反応器ユニットに伝達し、それによって、そのように、発熱反応が前記複数の離間された反応器ユニットの夫々において開始されるまで少なくとも一つの隣接する反応器ユニット内で発熱反応を開始することを含む。前記反応器ユニットは、複数の離間された反応器ユニットを含むことができ、各反応器ユニットは、内表面及び外表面を備える壁、一端にインレット及び反対の端にアウトレットを有する細長い管を含むことができ、前記壁は、少なくとも一部がガス相反応ゾーンを画定するガス流通路を囲む。
【0015】
本方法は、前記複数の離間された反応器ユニットにおいて前記発熱反応を維持することを含むことができる。
【0016】
前記発熱反応を維持することは、前記複数の離間された反応器ユニットの各反応器ユニットにガス状反応物を導入することを含むことができる。
【0017】
前記発熱反応は、部分酸化であることができる。
【0018】
幾つかの方法では、発熱反応を放射熱によって開始することは、放射熱生成要素を備える少なくとも一つの点火器を開始することを含む。前記放射熱生成要素は、前記ガス相反応ゾーンと熱連通状態で且つ前記ガス相反応ゾーンと近接するが、前記ガス相反応ゾーンから物理的に隔離状態で配置されることができる。
【0019】
本開示によれば、
(a)複数の離間された反応器ユニットであって、各反応器ユニットが、内表面及び外表面を備える壁、一端にインレット及び反対の端にアウトレットを有する細長い管を備えること、前記壁は、少なくとも一部がガス相反応ゾーンを画定するガス流通路を囲むこと、
隣り合う前記離間された反応器ユニット間の最大距離は、ガス相部分酸化反応が、動作中の反応器ユニットにおけるガス相発熱反応からの熱によって隣の反応器ユニットで開始されることに失敗しない距離であること、及び
(b)前記反応器ユニットの前記ガス相反応ゾーン内でガス相
部分酸化反応を開始するための少なくとも一つの点火器であって、前記点火器が反応器ユニットの露出セクションに近接するが露出セクションから物理的に隔離状態で配置された
電気抵抗式の放射熱生成要素を含むことを備える多管状化学反応器が提供される。前記反応器ユニットは、チャンバ内に配置されることができる。前記点火器の動作は、前記反応器ユニットの前記ガス相反応ゾーン内でガス相発熱反応を開始するために前記点火器に近接した少なくとも一つの反応器ユニットの露出セクションに放射熱を伝達することができる。前記少なくとも一つの反応器ユニットの前記反応ゾーン内で発生した発熱反応によって生成された放射熱は、次に、そのように、発熱反応が全ての前記反応器ユニット内で開始されるまで、少なくとも一つの他の反応器ユニット内で、任意ではあるが、チャンバ内で、発熱反応を開始することができる。
【0020】
前記チャンバ内で反応器ユニットの前記露出セクションから限界まで物理的に隔離された多管状ガス相化学反応器の点火器コンポーネントにより、反応器動作の管理に対して幾つかの利益及び利点がもたらされる。管状反応器ユニットの数及び配置にもよるが、前記反応器ユニットの前記ガス相反応ゾーン内で発熱ガス相反応を開始、即ち、点火するには、単一の点火器ユニット、及び多くても二、三の点火器ユニットで十分である場合が多い。これにより、前記反応器の及びその夫々の管状反応器ユニットの構造、前記反応器の動作、及び必要となる動作不能又は欠陥のある点火器の識別及び交換の両方が単純になる。
【0021】
本明細書における前記反応器の前記点火器コンポーネントの他の主要な利点は、前記反応器の定常状態動作が達成されると前記点火器コンポーネントが不活性化されることができ、前記反応器動作の管理が必要とされる時に発熱ガス相反応を再度開始するように再活性化されることが容易にできることである。前記点火器を活性化及び不活性化する容易さは、多管状反応器の通常の機能時に、頻繁な高速のオンオフ周期を受ける可能性のある多管状反応器にとって利益となり得る。
【0022】
以下に記載の図面は、例証目的のために過ぎない。図面は、必ずしも縮尺で描かれてはおらず、本教示の原理を描く時に一般的には強調される。図面は、本教示の範囲を制限する意図は全くない。同様の参照番号は、一般的に、同様の部品を指す。
【発明を実施するための形態】
【0024】
発明の詳細な説明
本記載は、CPOX改質器に適用されるものとして記述されるが、本開示は、全ての発熱改質器及び/又は反応に適用されると理解されるべきである。
【0025】
本明細書での本教示は、記述された特定の手順、材料、及び変更に制限されず、それらが変化され得ることが理解されるべきである。使用される用語は、特定の実施形態を記述する目的のみのためであり、且つ本教示の範囲を制限する意図はなく、それは、添付の特許請求の範囲によってのみ制限されることも理解されるべきである。
【0026】
簡略のために、本明細書での議論と記述は、主に、部分酸化改質反応及び触媒部分酸化改質反応と反応物(改質可能燃料と酸素含有ガス)を含む反応物に焦点を合わせる。しかしながら、本明細書で記述されるデバイス、アセンブリ、システム及び方法は、オートサーマル改質などのその他の発熱改質反応及び反応物(改質可能燃料、スチーム及び酸素含有ガス)、及び本明細書で記述されるその他のガス相発熱反応に適用することができる。従って、酸素含有ガスが本明細書においてデバイス又は方法に関連して言及された場合、本教示は、特に明記しない又は文脈から理解されない限り、酸素含有ガスと共にスチームを含むものと理解されるべきである。加えて、改質可能燃料は、デバイス又は方法に関連して本明細書で参照される場合、本教示は、そうでないと明示的に述べられていない或いはその文脈によって理解されない限り、組合せで又は単独でスチーム、即ち、改質可能燃料及び/又はスチームを含むものと考えられるべきである。
【0027】
加えて、本教示の反応器、システム及び方法は、例えば、本明細書に記述されるように、同じ構造体及びコンポーネント内及び/又は同じ一般的な方法で生じる、CPOX改質及びオートサーマル改質を実行するのに適すると理解されるべきである。即ち、本教示の反応器、システム及び方法は、気化された液体改質可能燃料とスチームを夫々生成するために、適切な液体反応物、例えば、液体改質可能燃料及び/又は液体水を液体改質可能燃料リザーバから気化器に、及び適切なガス状反応物、例えば、酸素含有ガス、ガス状改質可能燃料及びスチームを夫々の源から燃料セルユニット又はシステムの望ましいコンポーネント例えば、改質器に送出することができる。
【0028】
水が送出システムにおいて使用される場合、改質器、燃料セルスタック及び燃料セルユニット又はシステムのアフターバーナーの内の一つ以上からのリサイクルされた熱は、スチームを生成するために水を気化するために使用されることができ、そのスチームは、送出システム内に存在することができる及び/又は独立した源から送出システムに導入されることができる。
【0029】
本明細書及び特許請求の範囲全体にわたって、構造、デバイス、装置、構成物等が具体的なコンポーネントを有する、含む又は備えるものとして説明される場合、又は、方法が具体的な方法ステップを有する、含む又は備えるものとして説明される場合、そのような構造、デバイス、装置、構成物等は、引用したコンポーネントによって本質的に構成される、又は構成されること、及び、そのような方法が、引用した方法ステップによって本質的に構成される、又は構成されることが考えられる。
【0030】
要素又はコンポーネントが引用された要素又はコンポーネントのリストに含まれる及び/又はそのリストから選択されると言われる本明細書及び特許請求の範囲において、その要素又はコンポーネントは、引用された要素又はコンポーネントのいずれか一つであることができる、又はその要素又はコンポーネントは、引用された要素又はコンポーネントの二つ以上よりなる群から選択されることができることが理解されるべきである。更に、本明細書にて説明される構造、デバイス、装置又は構成物又は方法の要素及び/又は特徴は、本明細書において明示的であるか暗示的であるかに拘らず、本教示の焦点及び範囲から逸脱することなく様々な方法で組み合わせることができると理解されるべきである。例えば、特定の構造に言及する場合、その構造は、本教示の装置及び/又は方法の様々な実施形態において使用されることができる。
【0031】
用語「含む(iclude)」、「含む(icludes)」、「含む(icluding)」、「有する(have)」、「有する(has)」、「有する(having)」、「含む(contain)」、「含む(contains)」、又は「含む(containing)」は、文法的にそれに等価なものを含み、一般的にオープンエンド及び非制限的、例えば、特に具体的に明記しない限り、又は文脈から理解されない限り、追加の非引用要素又はステップを排除しないものとして理解されるべきである。
【0032】
本明細書における単数形、例えば、「一つ(a)」、「一つ(an)」、及び「その(the)」の使用は、特に具体的に明記しない限り、複数を含む(且つその逆も含む)。
【0033】
用語「約(about)」の使用が、量的値の前にある場合、本教示は、また、特に具体的に明記しない限り、指定の量的値を含む。本明細書で使用されているように、用語「約(about)」は、特に明記しない又は推測されない限り、名目値から±10%の変動を指す。
【0034】
ステップの順序や特定の動作を実行するための順序は、本教示が動作可能である限り、重要ではないことが理解されるべきである。例えば、本明細書に記述される方法は、本明細書でそうでないと指摘されない又は文脈によって明確に否定されない限り、任意の適切な順序で実行されることができる。更に、二つ以上のステップや動作は、同時に実行されてもよい。更に、本来、ステップが、順番通りに実行される必要がない場合、それらのステップは、同時に実行されることができる。
【0035】
本明細書内の様々な箇所において、数値は、値の範囲として開示される。本明細書で開示される数値の範囲は、その範囲内の各値及び全ての値及びその範囲の任意の部分範囲を含むことが具体的に意図される。例えば、0から20の範囲内の一つの数値は、0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19及び20、及び例えば、0から10、8から16、16から20等の任意の部分範囲を個別に開示するように具体的に意図されている。
【0036】
任意の及び全ての例、即ち本明細書で提供される例示的言語、例えば「のような(such as)」の使用は、本教示をより良く示すよう単に意図され、請求されない限り、本発明の範囲に対して制限を課さない。明細書における言語は、本教示の実施に必須である非請求要素を指すものとして解釈されるべきではない。
【0037】
「上部」、「下部」、「頂部」、「底部」、「水平な」、「垂直な」等の空間的配向や位置を指す用語及び表現は、それらの文脈上の使用がそうではないことを指さない限り、構造的、機能的又は動作上の重要性を有さないものとして、及び添付の図面の幾らかにおいて描かれた本教示の反応器の様々な図の任意に選択された配向を単に反映しているとして、本明細書では理解されるべきである。
【0038】
本明細書で使用されるように、「改質可能燃料」は、液体改質可能燃料及び/又はガス状改質可能燃料を指す。
【0039】
表現「ガス状改質可能燃料」は、STP状態においてガスである改質可能炭素及び水素含有燃料、例えば、改質を受けた時に、水素リッチ改質油への変換を受けるメタン、エタン、プロパン、ブタン、イソブタン、エチレン、プロピレン、ブチレン、イソブチレン、ジメチルエーテル、主にメタンである天然ガス及び液化天然ガス(LNG)のようなそれらの混合物、及び主にプロパン又はブタンであるが主にプロパン、ブタン、及びアンモニア等からなる全ての混合物を含む石油ガス及び液化石油ガス(LPG)等を含むように理解されるべきである。
【0040】
表現「液体改質可能燃料」は、標準の温度及び標準の圧力(STP)状態で液体である改質可能炭素及び水素含有燃料、例えば、改質を受けた時に、水素リッチ改質油への変換を受けるメタノール、エタノール、ナフサ、蒸留液、ガソリン、灯油、ジェット燃料、ディーゼル、バイオディーゼル等を含むように理解されるべきである。表現「液体改質可能燃料」は、更に、燃料が液体状態にあろうと又はガス状態、即ち蒸気であろうとそのような燃料を含むように理解されるべきである。
【0041】
本明細書で使用されるように、「ガス状改質反応混合物」は、オートサーマル改質の場合、ガス状液体改質可能燃料(例えば、気化された液体改質可能燃料)、ガス状改質可能燃料又はそれらの組合せ、及び酸素含有ガス(例えば、空気)及び/又は水(例えば、スチームの形態で)を含む混合物を指す。ガス状改質反応混合物は、一酸化炭素も含み得る水素リッチ生成物(「改質油」)を生成するために改質反応を受ける。触媒部分酸化改質反応が実行されるべき場合、ガス状改質反応混合物は、改質可能燃料及び酸素含有ガスを含む「ガス状CPOX改質反応混合物」と呼ばれることができる。オートサーマル改質反応が実行されるべき場合、ガス状改質反応混合物は、改質可能燃料とスチームを含む「ガス状スチーム改質反応混合物」と呼ばれることができる。オートサーマル改質反応が実行されるべき場合、ガス状改質反応混合物は、改質可能燃料、酸素含有ガス及びスチームを含む「ガス状AT改質反応混合物」と呼ばれることができる。
【0042】
用語「改質反応」は、ガス状反応媒体の水素リッチ改質油への変換中に生じる発熱反応及び/又は吸熱反応(単数又は複数)を含むと理解される。従って、本明細書における表現「改質反応」は、例えば、CPOX改質、オートサーマル改質を含む。
【0043】
また、先に簡略のために述べたように、本明細書における議論と記述は、部分酸化改質反応及び触媒部分酸化改質反応及び反応物(改質可能燃料と酸素含有ガス)を含む反応物に焦点を合わせる。しかしながら、本明細書で記述されるデバイス、アセンブリ、システム及び方法は、オートサーマル改質などのその他の改質反応及びその夫々の反応物に等しく適用可能である。例えば、オートサーマル改質のためには、本明細書における記述では、酸素含有ガス及び/又は改質可能燃料と共にスチームが導入されることができる。
【0044】
本開示のガス相反応器は、これから、
図1、
図2、
図3及び
図4A乃至
図4Dの例示のガス状燃料CPOX改質器及び
図5及び
図6の例示の液体燃料CPOX改質器の実施形態に関連して具体的に詳細に記述される。
【0045】
図1の概略ブロック図に示すガス状燃料CPOX改質器100、改質器100の動作を管理するための
図2の概略ブロック図に示す例示の制御システム200、
図2の制御システム200によって実行するための
図3に示す例示の制御ルーチン、及び
図4A乃至
図4Dに示すガス状燃料CPOX改質器400は、有益な米国特許出願第61/900,543号明細書に開示されている種類のものである。
【0046】
図1に示されるように、ガス状燃料CPOX改質器100は、ここで及び本教示の他の実施形態では空気によって例示される酸素含有ガスをコンジット103内に導入するため、及びこのガス及び他のガスストリーム(ガス状燃料‐空気混合物(単数又は複数)及び水素リッチ改質油を含む)をCPOX改質器の様々な通路を介して駆動するための遠心ブロワー102を含む。コンジット103は、フローメータ104と熱電対105を含むことができる。これら及び同様のデバイスは、
図3で示される制御システムに関連してより完全に説明されるように、液体燃料改質器の動作を測定し、監視し、及び制御するために、ガス状燃料CPOX改質器内の様々な位置に配置されることができる。
【0047】
例示のガス状燃料CPOX改質器100の動作のスタートアップモードでは、ブロワー102によってコンジット103内に導入される空気は、ガス状燃料貯蔵タンク113からオプションの熱電対115、フローメータ116及びフロー制御バルブ117を備える燃料ライン114を通して比較的低圧でコンジット103に導入される、ここで及び本教示の他の実施形態ではプロパンによって例示されるガス状改質可能燃料と結合する。この空気及びプロパンは、コンジット103の混合ゾーン118内で結合する。ミキサー、例えば、インラインミキサー119のような静的ミキサー及び/又はコンジット103の内側表面内に形成された渦流生成らせん溝、又は外部電力ミキサー(図示せず)は、そうでない場合よりもより均一なプロパン空気ガス状CPOX反応混合物を提供するためにコンジット103の混合ゾーン118内に配置される。
【0048】
プロパン‐空気混合物(即ち、ガス状CPOX反応混合物)は、この反応混合物を管状CPOX反応器ユニット109のインレットに分配するマニフォルド、即ち、プレナム120に入る。CPOX改質器100の動作のスタートアップモードでは、
図4A乃至
図4Dのガス状燃料CPOX改質器400に関連してより詳細に記述される点火器123が、管状CPOX反応器ユニット109のCPOX反応ゾーン110内でガス状CPOX反応混合物の発熱ガス相CPOX反応を開始し、それにより、水素リッチ改質油の生成を開始する。定常状態CPOX反応温度が達成されると(例えば、150℃乃至1,100℃)、発熱反応は自立になり、点火器の動作は中断されることができる。熱電対125は、CPOX反応器ユニット109内で発生するCPOX反応の温度を監視するために一つ以上のCPOX反応ゾーン110に近接して配置され、温度測定は、改質器制御システム126に対して監視されたパラメータとして中継される。
【0049】
また、改質器100は、ブロワー102、フローメータ104と116、フロー制御バルブ117及び点火器123のような電気で駆動されるコンポーネントに対して電力を提供するために、電流源、例えば、充電可能リチウムイオンバッテリシステム127を含むことができる。
【0050】
必要ならば、ガス状CPOX改質器からの生産物流出物、例えば、水素リッチ改質油は、例えば、その一酸化炭素(CO)含有物を減少するために一つ以上の従来の又は他の既知の一酸化炭素除去デバイスに導入されることができ、そこでは、生産物流出物は、燃料として、COによって汚染の影響を特に受けやすい触媒を利用する燃料セルスタック、例えば、ポリマー電解質膜燃料セルに導入されるべきである。このように、例えば、生産物流出物は、水ガスシフト(WGS)変換器に導入されることができ、そこでは、COが二酸化炭素(CO
2)に変換されると共に、同時に、追加の水素を生成し、又は生産物流出物は、反応器に導入されることができ、そこでは、COは、CO
2への優先酸化(PROX)を受けるようになされる。また、COの減少は、これらのプロセスの組合せ、例えば、PROXが続くWGS及びその逆を使用して実行されることができる。生産物改質油の水素ストリームとCO含有副生物ストリームへの分離を行う水素選択性膜を備える既知の又は従来のクリーンアップユニット即ちデバイスを生産物改質油に通過させることによって生産物改質油中のCOレベルを減少することも本教示の範囲内に入る。また、この種のユニット/デバイスは、前述のWGS変換器及び/又はPROX反応器のような一つ以上の他のCO−削減ユニットと組み合わされることができる。
【0051】
図2に示される例示の制御システム200は、本教示に係るガス状燃料CPOX改質器、例えば、
図1の改質器100及び
図4A乃至
図4Dの改質器400の動作を制御するために設けられる。当業者が容易に認識するように、
図5の液体燃料CPOX改質器500の空気の事前加熱コンポーネント及び液体燃料気化コンポーネントの動作を考慮するように適切に修正することにより、制御システム200は、同様にこの種類の改質器の動作を制御するために使用されることもできる。
【0052】
図2に示されるように、制御システム200は、動作のスタートアップモード、定常状態モード、及びシャットダウンモードにおいてガス状燃料CPOX改質器202を管理するためのコントローラ201を含む。このコントローラは、プロセッサ上で動作するソフトウエアであってもよい。しかしながら、一つ以上のデジタル回路又はアナログ回路、又はそれらの組合せで実施されるコントローラを使用することは、本教示の範囲内にはいる。
【0053】
制御システム200は、コントローラ201と通信状態にあり且つCPOX改質器202の選択された動作パラメータを監視するように構成された複数のセンサアセンブリ、例えば、熱電対及び関連する燃料圧力メータ204、熱電対及び関連する空気圧メータ209、及び改質器熱電対214を更に含む。
【0054】
センサアセンブリからの入力信号、ユーザ入力デバイスからのユーザコマンド及び/又はプログラムされたサブルーチン及びコマンドシーケンスに応答して、コントローラ201は、本教示に係るガス状燃料CPOX改質器の動作を管理できる。より具体的には、コントローラ201は、ガス状燃料CPOX改質器の望ましいセクション又はコンポーネントの制御信号受信部と、それに特定の動作を指向するコマンド信号を送信することによって、通信できる。従って、例えば、熱電対及び関連する圧力メータ204及び209からの流量入力信号及び/又は改質器熱電対214からの温度入力信号に応答して、コントローラ201は、例えば、ガス状燃料貯蔵タンク203から燃料ライン206を通るコンジット207への流れを制御するために燃料フロー制御バルブ205へ、空気のコンジット207への流れを制御し且つCPOX改質器202内の又はそれを通るガス状CPOX反応混合物の流れを駆動するために遠心ブロワー208へ、点火器のオンオフ状態を制御するために点火器211へ、及びバッテリ/バッテリ充電器システム212の機能を管理するためにバッテリ/バッテリ充電器システム212へ制御信号を送信できる。
【0055】
ここでのセンサアセンブリ、制御信号受信デバイス及び通信路は、任意の適切な構造のもの及び従来の技術で既知のものであり得る。センサアセンブリは、動作パラメータが監視される任意の適切なセンサデバイスを含むことができる。例えば、燃料流量は、任意の適切なフローメータで監視されることができ、圧力は、任意の適切な圧力感知又は圧力調整デバイスで監視されることができる等である。センサアセンブリは、必須ではないが、コントローラと通信状態にあるトランスジューサを含んでいてもよい。通信路は、通常、有線電気信号であるが、任意の他の適切な形態の通信路が使用されてもよい。
【0056】
図2では、通信路は、シングルヘッド矢印又はダブルヘッド矢印として概略的に示されている。コントローラ201で終端する矢印は、測定された流量又は測定された温度の値のような入力信号を概略的に示す。コントローラ201から延在する矢印は、矢印が終端するコンポーネントから対応動作を向けるために送られた制御信号を概略的に示す。デュアルヘッド経路は、コントローラ201が、決定した応答アクションを提供するためにCPOX改質器202の対応するコンポーネントにコマンド信号を送信するだけでなく、CPOX改質器202、及び燃料制御バルブ205及びブロワー208などの機械的ユニットからの動作入力、及び、圧力メータ204及び209及び熱電対214などのセンサアセンブリからの測定入力を受信することを概略的に示す。
【0057】
図3は、ガス状燃料CPOX改質器、例えば、
図1の改質器100及び
図4A乃至
図4Dの改質器400の動作を自動化するために制御システムのコントローラによって実行されることができる例示の制御ルーチンのフローチャートを示す。このフローチャートは、コントローラによって固定間隔、例えば、10ミリ秒毎程度で実行されることができる。
図3に示される制御論理は、動作のスタートアップモード及び定常状態モードにおけるガス流及びCPOX反応温度の管理、及び改質器動作のシャットダウンモードのための手順の管理を含む幾つかの機能を実行する。
【0058】
本教示の更なる実施形態を代表する、
図4A乃至
図4Dに示される例示のガス状燃料CPOX改質器400及びそのコンポーネントの様々な図に示されるように、典型的には周囲温度での酸素含有ガスとしての空気は、コンジット404のインレット403を通して遠心ブロワー402によって事前設定された質量流量で導入される。コンジット404には、燃料ライン441及び燃料インレット442を介してプロパンが導入される。プロパンと空気は、ガス状CPOX反応混合物を提供するためにコンジット404の混合ゾーン420において結合し始める。コンジット404の混合ゾーン420及び/又はらせん状の溝を有する内壁表面内に配置された任意の適切な種類のミキサー、例えば、静的ミキサーが含まれることができ、そうでない場合に混合ゾーン420に形成されるガス状CPOX反応混合物よりも組成均一性の高いガス状CPOX反応混合物を提供する。
【0059】
オプションの静的ミキサーの通過及び/又は混合ゾーン420内に配置されたらせん溝との接触に続いて、ガス状CPOX反応混合物は、アウトレット425を通ってコンジット404から出て、燃料分配マニフォルド426に入る。マニフォルド426から、ガス状CPOX反応混合物がCPOX反応器ユニット408のインレット431に入り、CPOX反応ゾーン409に入り、そこでは、反応混合物は、水素リッチ一酸化炭素含有改質油を生成するために発熱ガス相CPOX反応を受ける。スタートアップモードで、一つ以上の点火器(単数又は複数)435がCPOXを開始する。CPOXが自立した後に、例えば、反応ゾーンの温度が約250℃から約1100℃に達すると、点火器(単数又は複数)435は、そこでは自立発熱CPOX反応を維持するために外部点火が最早要求されないので、シャットダウンされることができる。例えば、微細孔の又はアルミニウムベースの耐火性タイプの断熱部410がCPOXコンポーネントからの熱損失を減少するためにCPOX改質器400のこれらの部分を囲む。
【0060】
図4A乃至
図4Dは、改質器400の動作のスタートアップモード中にチャンバ436内に配置され及び/又はそこを通って延在するCPOX反応器ユニット408の発熱CPOX反応ゾーン409内でCPOX反応を開始するために2つの点火器435(CPOX反応器ユニット408の各分離アレイにつき一つ)が使用される本教示の一実施形態を示す。
図4C及び
図4Dに示すように、CPOX反応器ユニット408は、2つの別々の2×7平行アレイに配置され、各アレイは、チャンバ436内に配置され、一方の当該アレイは、コンジット404の一方の側面に位置し、他方の当該アレイは、コンジット404の他方の側面に位置している。アレイの周囲は、チャンバ436の開口スペース438と断熱部410との境界を示す。CPOX反応器ユニットのCPOX反応ゾーン409の少なくとも一部に対応するCPOX反応器ユニット408の壁の外部表面437は、開口スペース438内に露出される。例えば、10ワットから80ワット以上に格付けされた電気抵抗タイプの点火器435は、チャンバ436の両端に配置され、そこでは、放射熱生成要素439がCPOX反応器ユニット408の外部表面437に近接するが、そこから物理的に隔離状態に位置される。熱電対440は、CPOX反応ゾーン409の温度を監視し且つ
図2に示される制御システム200に関連して記述されるように、改質器制御入力を提供するために点火器435の反対側のチャンバ436の端部に配置される。点火器の動作によって、放射熱が一つ以上の隣接するCPOX反応器ユニットの壁に又はそれを介して伝達され、それによって、CPOXがそのような反応器ユニットのCPOX反応ゾーン(単数又は複数)内で開始される。次に、これらの隣接するCPOX反応器ユニットのCPOX反応ゾーン(単数又は複数)から放射される放射熱は、
図4Cにおける波状矢印によって示されるようにアレイ内の残りのCPOX反応器ユニットのCPOX反応ゾーン内でCPOXを開始できる。
【0061】
CPOX反応器ユニット408との直接の接触を回避する一つ、又は二つ、又は多くて二乃至三の点火器(単数又は複数)435の設置は、CPOX点火器システムに幾つかの利点を提供し、そこでは、各CPOX反応器ユニットが、それ自体の物理的に取り付けられた又は一体化された点火器を有する。動作不能の点火器の識別が問題である可能性があり、点火器がその一部であるCPOX反応器ユニットに対する損傷及び/又はアレイ中の他の反応器ユニットへの障害無しにその動作不能の点火器の除去及び交換は困難である可能性がある。従って、アレイ内又は複数のCPOX反応器ユニット内に適切に配置された単一又は二乃至三の点火器は、故障した又は欠陥のある点火器の容易で且つ単純な識別及びCPOX改質器400からの抽出、及び動作する点火器との交換を許容できる。
【0062】
CPOX反応器ユニット408のCPOX反応ゾーン409内でCPOX反応を開始するために2つの点火器が使用される
図4C及び4Dに示されるように、特に、二つのチャンバ間に顕著な熱連通がある場合、チャンバ436の一方の側にある点火器435と熱電対440の位置をチャンバの他方の側にある点火器435と熱電対440の位置に対して反転することが有利である場合がある。そのような配置は、CPOX反応器ユニットの各別れたアレイのCPOX反応ゾーン内でのCPOXのより迅速な開始となることが観察された。しかしながら、チャンバ内で適切に寸法が決められ且つ配置されたCPOX反応器ユニットに関して、単一の点火器が、チャンバ内でCPOX反応器ユニットのCPOX反応ゾーン内でCPOXを始動するために使用されてもよいことが理解されるべきである。
【0063】
当業者が容易に認識し且つ理解するように、CPOX反応器ユニットの断面形状、その数及び寸法、及びそれらのCPOX反応器ユニットの幾何形状中心即ち図心から測定されたそれらの分離の距離は、特定のガス状燃料CPOX反応器に対する動作上の及び機械的な性能使用に依存して決定される。実質的に均一な円形断面のCPOX反応器ユニット、例えば、
図4C及び
図4Dに示されるCPOX反応器ユニット408の場合、そのようなCPOX反応器ユニットの数、それらの長さ、それらの内径及び外径(それらのガス透過可能壁の厚みを画定する)ガス透過可能壁は、とりわけ、CPOX改質器の水素生成能力によって決定され、一方、その水素生成能力は、タイプ、量(ガス透過可能壁内のCPOX触媒の装填及び分配)、細孔容積(細孔サイズの関数)、細孔の主なタイプ(大部分が開いている、即ち、網状の、又は大部分が閉じている、即ち、非網状の)、及び細孔の形状(球状の又は不揃いの)などの壁の多孔構造の特性(壁のガス透過性に影響を及ぼし、従ってCPOX反応に影響する特性)、CPOX反応混合物の容量的流量、CPOX温度、背圧等を含む幾つかのファクタの関数である。
【0064】
特定のガス状燃料CPOX改質器の望ましい機械的性能特性は、CPOX反応器ユニットの構成のために使用される材料の熱的且つ機械的特性、CPOX反応器ユニットの壁のガス透過可能構造体の細孔の容量と形態、反応器ユニットの寸法、特に、壁厚のようなファクタ、及び関連するファクタに依存する。
【0065】
ガス状燃料CPOX改質器が適切に機能するために、ガス相CPOX反応ゾーンを囲む管状CPOX反応器ユニットの触媒的にアクティブである壁構造体のガス透過性特性は、ガス状改質可能燃料が自由にそのような壁構造体に入り且つそれを通って拡散して表面のCPOX触媒のみならず、もしあるならば、内部のCPOX触媒と良好に効果的な接触を行うことができるようであることが必要である。気化された改質可能燃料に対して限られたガス透過性を有するCPOX反応器ユニットの壁構造体は、ガス状改質可能燃料の水素リッチ改質油へのCPOX変換を大きく遅らせるように制限された物質移行であり得ることに留意すべきである。対照的に、適切なガス透過性の触媒アクティブ反応器壁構造体は、ガス状改質可能燃料のCPOX変換且つ望ましい組成の水素リッチ改質油に対する選択性を促進する。
【0066】
本教示によって案内され且つ既知及び従来の試験手順を使用して、当業者は、処理されるべき特定のガス状改質可能燃料に対して最適なガス透過性特性を示す触媒アクティブ壁構造を有するCPOX反応器ユニットを容易に構成できる。
【0067】
管状CPOX反応器ユニットの反応ゾーンの触媒アクティブ壁構造体が製造されることができる材料は、そのような壁構造体が高温且つCPOX反応の酸化力のある環境特性下で安定していることを可能とする材料である。従来及び他の既知の耐火性金属、耐火性セラミックス、及びそれらの組合せは、CPOX反応ゾーンの触媒アクティブ壁構造体の構成のために使用されることができる。これらの材料の幾つか、例えば、ペロブスカイトは、また、部分酸化に対する触媒活性を有し、従って、CPOX反応ゾーンの触媒アクティブ壁構造体の製造のために使用されることができるのみならずそのような構造体に対してCPOX触媒の一部又はそれの全てにも供給することができる。
【0068】
有用な耐火性金属として、チタン、バナジウム、クロム、ジルコン、モリブデン、ロジウム、タングステン、ニッケル、鉄等、それらの互いの組合せ、及び/又は他の金属及び/又は金属合金との組合せ等がある。耐火性セラミックスは、本目的のために有用でもある多くの耐火性金属及び耐火性金属合金に比較して、それらが比較的に低コストであることに起因して、触媒活性壁構造体の構成にとって特に魅力的な材料のクラスである。そのようなセラミックスが既知及び従来の細孔形成手順を使用して極めて再生可能な細孔タイプの管状ガス透過可能構造体に形成できる比較的容易さとセラミックスの一般的に高度に満足のいく構造的/機械的特性(熱膨張係数、熱衝撃性を含む)及び化学劣化に対する抵抗性は、それらの材料を特に有利な材料にする。CPOX反応ゾーン(先に述べたように、CPOX反応器ユニットの全体の壁構造体を含むことができる)の構成のための適切な耐火性セラミックスは、例えば、ペロブスカイト、スピネル、マグネシア、セリア、安定化セリア、シリカ、チタニア、ジルコニア、アルミナ安定化ジルコニアのような安定化ジルコニア、カルシア安定化ジルコニア、セリア安定化ジルコニア、マグネシア安定化ジルコニア、ランタナ安定化ジルコニア及びイットリア安定化ジルコニア、ジルコニア安定化アルミナ、ピロコア、ブラウンミラライト、リン酸ジルコニウム、炭化ケイ素、イットリウムアルミニウムガーネット、アルミナ、αアルミナ、γアルミナ、βアルミナ、アルミニウムシリケート、コージェライト、MgAl
2O
4等を含み、それらの内の様々なものが米国特許第6,402,989号明細書及び第7,070,752号明細書に開示されており、それの明細書の全ての内容は、参照によって本明細書に組み込まれ、且つ希土類アルミン酸塩及び希土類ガラートを含み、それらの内の様々なものが米国特許第7,001,867号明細書及び第7,888,278号明細書に開示されており、それの明細書の全ての内容は、参照によって本明細書に組み込まれる。
【0069】
一般的に、所与の設計のPOX改質器の全即ち全体の燃料変換能力は、その個別のCPOX反応器ユニットの全燃料変換能力である。互いに隣接するCPOX反応器ユニット間の最小距離は、改質器の動作の定常状態モードにおいて、反応器ユニットの温度が、予め決定された、即ち、事前設定された最大値を越えないようにされ、且つ互いに隣接するCPOX反応器ユニット間の最大距離は、ガス状燃料CPOX改質器の動作のスタートアップモード中にCPOX反応が一つ以上の反応器ユニット内で開始されることが失敗しない又は一つ以上のCPOX反応器ユニット内の温度が改質器の動作の定常状態モードに対して意図された所定の、即ち、予め設定された最低値以下に低下することがない距離である。ガイダンスとしての上記原則内では、隣接するCPOX反応器ユニット間の最小距離と最大距離は、ルーチンテスト方法を使用して所与の改質器設計に対して決定されることができる。
【0070】
より具体的には、隣接するCPOX反応器ユニット間の最大距離は、CPOX反応が、最初に点火されたCPOX反応器ユニットにおける最初のCPOX反応(例えば、一つの点火器によって始動される最初のCPOX反応)から又は動作しているCPOX反応器ユニットにおけるCPOX反応から発生された熱によって隣のCPOX反応器ユニット内で始動されることに失敗しない距離であることができる。最大距離は、動作の定常状態モード中に、互いに離間されたCPOX反応器ユニットのアレイの温度が所定の最小アレイ温度より低下しない距離である。本明細書で論じられるものを含む様々なファクタに依存して、動作の定常状態モード中に、互いに離間されたCPOX反応器ユニットのアレイの所定の最小アレイ温度は、約550℃、約575℃、約600℃、約625℃、約650℃、約675℃、約700℃、約725℃、約750℃、約775℃、約800℃、約825℃、又は約850℃であることができる。
【0071】
隣接するCPOX反応器ユニット間の最小距離は、CPOX反応器ユニットのアウトレットでの温度が所定の最大温度よりも大きくない距離である。所定の最大温度は、CPOX反応器ユニットのアウトレットと熱及び流体連通状態にある燃料セルスタックのインレットによって許容できる温度、例えば、燃料セルスタックのインレットのシールが劣化されず且つ機能を維持する温度であることができる。本明細書で論じられるものを含む様々なファクタに依存して、CPOX反応器ユニットの所定の最大温度は、約775℃、約800℃、約825℃、約850℃、約875℃、約900℃、約925℃、約950℃、約975℃、又は約1000℃であることができる。
【0072】
本教示は、今まで既知で従来のCPOX触媒(触媒系を含む)、触媒を細孔基板又は支持体、特にCPOX反応器ユニットのガス透過可能壁に組み込む方法、制限するわけではないが、壁の特定のセクションに閉じ込められた触媒を含む触媒のパターン、反応器ユニットの長手に沿って増加される及び/又は壁の内表面から外表面へ減少される触媒の装填、反応器ユニットの長手に沿って組成が変化するCPOX触媒、及び同様の変型のいずれかの使用を熟考している。このように、例えば、CPOX反応ゾーンの始めからその終わりまで又はその終わりの近くまでCPOX反応器ユニットの壁内における触媒装填の増加は、このゾーンにおいて一定のPOX反応温度を維持するのに役立つことができる。
【0073】
本明細書で利用されることができる多くの既知で従来のCPOX触媒としては、金属、金属合金、金属酸化物、混合金属酸化物、ペロブスカイト、パイロクロール、例えば、米国特許第5,149,156号明細書、第5,447,705号明細書、第6,379,586号明細書、第6,402,989号明細書、第6,458,334号明細書、第6,488,907号明細書、第6,702,960号明細書、第6,726,853号明細書、第6,878,667号明細書、第7,070,752号明細書、第7,090,826号明細書、第7,328,691号明細書、第7,585,810号明細書、第7,888,278号明細書、第8,062,800号明細書、及び第8,241,600号明細書に開示される様々なものを含む、それらの混合物及びそれらの組合せがあり、これらの明細書の全体の内容は、参照によって本明細書に組み込まれる。
【0074】
多数の高活性貴金属含有CPOX触媒が既知であり、且つそのようなものがここでは有用であるが、それは、一般的に、それらの高いコスト、高温で焼結した結果触媒活性の減少を受ける傾向、及び硫黄による汚染への傾向に起因して他の既知のタイプのCPOX触媒よりも使用されない。
【0075】
ペロブスカイト触媒は、それらが、また、CPOX反応器ユニットの触媒活性壁構造体の構成に適するので、本教示において有用である。ペロブスカイト触媒は、「A」と「B」が非常に異なるサイズの陽イオンであり、「X」は、両陽イオンに接合する陰イオン、一般的には、酸素である、構造ABX
3によって特徴付けられる。適切なペロブスカイト触媒の例は、LaNiO
3、LaCoO
3、LaCrO
3、LaFeO
3及びLaMnO
3を含む。
【0076】
ペロブスカイトのA部位変更は、一般的に、それらの熱安定性に影響を及ぼし、他方、B部位変更は、一般的に、それらの触媒活性に影響を及ぼす。ペロブスカイトは、それらのA及び/又はB部位でドーピングを行うことで特定のCPOX反応状態に対して適合変更されることができる。ドーピングによって、ペロブスカイト格子内の活性ドーパントの原子レベルの分散が生じ、それによって、それらの触媒性能における劣化を禁止する。また、ペロブスカイトは、CPOX改質の高温特性での硫黄に対する良好な許容範囲を示すことができる。CPOX触媒として有用なドープされたベロブスカイトの例は、La
1−xCe
xFeO
3、LaCr
1−yRu
yO
3、La
1−xSr
xAl
1−yRu
yO
3及びLa
1−xSr
xFeO
3を含み、ここでは、xとyは、ドーパントの固溶限界とコストに依存して、0.01から0.5まで、例えば、0.05から0.2までの数である。
【0077】
改質器500の自動運転のための
図5に示す液体燃料CPOX改質器500及び
図6に示す例示の制御ルーチンは、有益な米国特許出願第61/900,510号に開示された種類のものである。
【0078】
本教示を更に代表する
図5の例示の液体燃料CPOX改質器500に示されるように、酸素含有ガスとしての空気は、周囲温度で且つ事前設定された質量流量で、遠心ブロワー502によって、コンパクト設計が好ましい略U形状のコンジットセクションを含むコンジット504のインレット503を通して導入される。周囲温度の空気は、例えば、10から80ワット又は改質器500の燃料処理容量の設計された範囲に依存して更に大きく定格された、従来の又は或いは既知の電気抵抗タイプのものであり得る電気ヒーター506からの熱が供給される第1の加熱ゾーン505を通ることによって上昇された温度の事前設定された範囲内にスタートアップモード動作中に最初に加熱される。電気抵抗ヒーターは、CPOX改質器構成及び動作容量の比較的に広い範囲に対して望ましいレベルにコンジットに導入される周囲空気の温度を上昇することができる。改質器500の動作の定常状態モード中に、電気ヒーター506は停止されることができ、コンジット504に導入された空気は、次に、例えば、
図4A乃至
図4Dのガス状燃料CPOX改質器400のCPOX反応器ユニット408に関連して上述された構造及び構成物の細長い管状ガス透過可能CPOX反応器ユニット508のCPOX反応ゾーン509から回収された発熱の熱によって第2の加熱ゾーン507内で最初に加熱される。このように、コンジット504に導入された空気の温度は、周囲温度から温度のある事前設定された上昇範囲内に増加されることができ、特定の温度は、様々な設計、即ち、当業者が容易に認識する構造的且つ動作上のファクタによって影響を受ける。
【0079】
図4A乃至
図4Dのガス状燃料CPOX改質器400の場合のように、断熱部510が液体燃料CPOX改質器500の熱放射部を囲み、そこからの熱損失を低減することが有利である。
【0080】
スタートアップモードにおいて第1の加熱ゾーン505を通る又は定常状態モードにおいて第2の熱ゾーン507を通ることによって最初に加熱された空気の温度を上昇するために、最初に加熱された空気がコンジット504内を下流に流れ続けると、それは、有利には、任意の第2の電気ヒーターユニット513からの熱が供給される任意の第3の加熱ゾーン512を通って流れる。任意の第2の電気ヒーターユニット513は、比較的に小さな範囲だけ最初に加熱された空気の温度を増加することのみ求められるので、それは、改質器の燃料気化システム及び改質器の管状CPOX反応器ユニットの両方に関して、改質器の正確で且つ迅速な熱管理に資する空気温度の典型的な小さな調整を行うことができる増分ヒーターとして機能できる。
【0081】
上述され且つここで及び自動車用ディーゼル燃料によって本教示の他の実施形態で例示されたもののいずれかのような液体改質可能燃料は、コンジット504内で終端する燃料ライン514を介して、液体燃料スプレッダーデバイス515、例えば、ウィック(図示)又はスプレーデバイスに導入される。
【0082】
流体を液体燃料CPOX改質器の通路とコンジットを通過させるための、例えば、燃料ライン514を通して液体燃料をコンジット504に導入するための任意の従来の又は他の既知のポンプ又は等価のデバイス518が使用されることができる。例えば、メータリングポンプ、ロータリポンプ、インペラーポンプ、ダイアフラムポンプ、ぜん動ポンプ、ジェローターのような能動変位ポンプ、ギアポンプ、圧電ポンプ、界面動電ポンプ、電気浸透流ポンプ、毛細管ポンプ等がこの目的のために使用されることができる。幾つかの実施形態では、ポンプ又は等価なデバイス518は、燃料を間欠的に又はパルス流のように送出できる。幾つかの実施形態では、ポンプ又はそれと等価なデバイスは、実質的に連続する流れとして燃料を送給できる。特定の実施形態では、ポンプ又はそれと等価なデバイスは、変化するCPOX改質器動作要求に応答して燃料の流量を迅速に調整できる。
【0083】
上で指摘したように、加圧された液体燃料は、ウイックによって又は燃料インジェクター、加圧ノズル、アトマイザー(超音波タイプのものを含む)、噴霧器等の従来の又は他の既知のスプレーデバイスのいずれかによって微細噴霧として或いは液滴形態でコンジット内に拡散されることができる。
【0084】
スタートアップモードにおける第1の加熱ゾーン505内で電気ヒーター506によって生成される熱又は定常状態モード中に第2の加熱ゾーン507内でCPOXから回収された発熱の熱は、好ましくは、任意の加熱ゾーン512内で任意の第2の電気ヒーター513によって生成された熱と組み合わされてコンジット504内に導入される液体燃料を気化するように調和して機能し且つ共に改質器の燃料気化器システムの主成分を構成する。
【0085】
任意の第2の電気ヒーター513は、その関連する任意の第3の加熱ゾーン内を通過する最初に加熱された周囲温度の空気の温度を増分的に上昇するように動作するのみならず、液体のコンジット504への導入に先立って液体燃料を加熱するために使用されることができ、それによって、燃料がコンジットに入ると、その燃料の気化を促進する。
【0086】
液体燃料が主コンジット504に入る前に液体燃料の加熱を行うために、燃料ライン514は、燃料ラインが主コンジット504のオプションの第3の加熱ゾーン512を通過する又はそれに近接している、中を流れる燃料の滞留時間を延長するために長さが延長された燃料ラインのセクション519を有するコンジット504の壁を横断する。延長された燃料ラインセクションは、この目的のために様々な構成、例えば、第2の加熱ゾーンに対応するコンジットの外表面上に又はそれに近接して配置された、コイル状又は渦巻き状巻線(図示のように)又は一連の長手方向の折り曲げ、又は第2の加熱ゾーンに又はそれの近くのコンジットの内表面内に配置された任意の同様なそのような構成を取ることができる。その正確な構成及び/又は配置には関係なく、延長された燃料ラインセクション519は、中の燃料を温度のある予め設定された範囲内に上昇するのに十分な熱の量を受け取るように、任意の第3の加熱ゾーン512に効果的熱伝達のために近接していなければならない。このように、このゾーン内を流れる空気を更に加熱することに加えて、コンジット504の第3の加熱ゾーン512内の任意の第2の電気ヒーター513の熱出力の一部は、燃料ライン514の先端セクション519内に流れる燃料、即ち、ディーゼル燃料に伝達し、燃料ライン514の先端セクションは、参照番号519によって示されるように、長く延ばされる、即ち延長されることができ、それによって、その温度を予め設定された範囲内に上昇させる。燃料ライン内の燃料に対して、温度のどのような範囲が選択されようと、もしベーパーロック及びその結果の改質器500のシャットダウンが回避されるべき場合には、燃料の沸点(ディーゼルの場合、150℃から350℃まで)を越えないようにすべきである。
【0087】
液体燃料スプレッダー515は、コンジット504内であって任意の第2の加熱ゾーン512と関連する任意の第2の電気ヒーター513の下流で且つ混合ゾーン520の上流に配置される。チャンバ536内に配置される熱電対522及び熱電対523は、CPOX反応器ユニット508のCPOX反応ゾーン509内で生じるCPOX改質の温度及び気化された燃料‐空気混合物の温度を夫々監視するために、混合ゾーン520内に配置される。
【0088】
本明細書で記述される液体燃料気化器システムでは、ディーゼル燃料の温度をそのフラッシュポイント以上に上昇して、燃料の気化よりもむしろ燃料の拡散を引き起こす及び/又はコーク形成を生じる燃料の熱分解を引き起こすリスクを課す、加熱された表面、例えば、電気抵抗ヒーター要素の加熱された表面とディーゼルが直接的に接触する機会が無い又はほとんどない。このように、ディーゼル燃料の温度は、そのフラッシュポイント未満のレベルに且つスパッタリングやコーキングの顕著な出来事を生じること無く容易に且つ確実に維持されることができる。
【0089】
混合ゾーン520内に配置された静的ミキサー521を通過することに続いて、ガス状CPOX反応混合物は、アウトレット525を通って主コンジット504を出て、マニフォルド526に入る。マニフォルド526から、ガス状CPOX反応混合物は、インレット531を通って管状CPOX反応器ユニット508に入る。ガス状CPOX反応混合物は、次に、CPOX反応ゾーン509に入り、そこでこの混合物は、水素リッチ一酸化炭素含有改質油を生成するためにガス相CPOX反応(単数又は複数)を受ける。スタートアップモードで、熱放射要素がチャンバ536内に配置された少なくとも一つの点火器535が起動され、CPOXを開始する。点火器535及びその動作は、ガス状燃料CPOX改質器400の点火器435及びその動作と本質的に同一である。CPOXが自立した後に、例えば、反応ゾーン509の温度が約250℃から約1100℃に達すると、点火器(単数又は複数)535は、そこでは自立発熱CPOX反応を維持するために外部点火が最早要求されないので、シャットダウンされることができる。
【0090】
更に本教示に従って、スチームは、改質器がオートサーマル及び/又はスチーム改質反応(単数又は複数)を実行するように動作可能であるように改質器内に導入されることができる。
【0091】
一実施形態では、改質器は、液体又はガス状改質可能燃料のCPOX改質を実行するために最初に動作されることができ、それによって、例えば、電気ヒーターによって供給される追加の熱と共に又はその追加の熱無しで、スチーム発生器内でスチームを生成するために回収されることができる発熱の熱を提供する。このように発生されたスチームは、改質器の内の一つ以上の位置で改質器に導入されることができる。一つの適切な配置は、スチームが熱を提供して液体燃料を気化できる蒸発器である。例えば、
図5に示される改質器500におけるウイック515内に導入されたスチームは、ウイック表面の液体燃料を気化するための熱を提供することができると同時にそのような表面のクロッギングを排除する又は抑制することを助ける。
【0092】
他の一実施形態では、本教示に係る改質器は、燃料セルスタックに接続されることができ、そこでは、改質器からの水素リッチ改質油が電流に変換される。燃料セルスタックの動作及び関連するアフターバーナーユニットを示す場所は、電気ヒーターによって供給される熱のような追加の熱と共に又はその熱無しに、スチーム発生器の動作のために再び回収され且つ利用されることができる廃熱源(単数又は複数)を提供できる。スチーム発生器からのスチームは、次に、オートサーマル改質又はスチーム改質を支援するために、例えば、
図5の改質器500のウイック515を通して改質器に導入される。統合された改質器と燃料セルスタックのこの配置において、参照される廃熱源(単数又は複数)は、オートサーマル改質プロセス及びスチーム改質プロセスに含まれる吸熱反応(単数又は複数)を駆動するために必要な熱を供給できる。
【0093】
要約すると、本教示の送出システムは、触媒部分酸化(「CPOX」)改質のような部分酸化(「POX」)改質、スチーム改質、及びオートサーマル(「AT」)改質を含む改質反応を実行するための適切な反応物を送出することができることが理解されるべきである。液体改質可能燃料のような液体反応物及び水は、送出システムの「液体質可能燃料」送出コンポーネント、コンジット、及びアセンブリから及びそれらを通して送出されることができる。ガス状改質可能燃料のようなガス状反応物、スチーム及び空気のような酸素含有ガスは、送出システムの「ガス状改質可能燃料」送出コンポーネント、コンジット、及びアセンブリから及びそれらを通して送出されることができる。スチーム及び酸素含有ガスのような特定のガス状反応物は、本教示の送出システムの周りへの又はそれに続くコンポーネント及びアセンブリから及びそれらを通して送出されることができ、例えば、酸素含有ガスは、例えば、改質に先立って、液体改質可能燃料及び/又は気化された液体改質可能燃料と混合するために、気化器、改質器、及び燃料セルユニット又はシステムの燃料セルスタックの内の少なくとも一つと独立して動作可能な流体連通状態にある酸素含有ガス源から送出されることができる。
【0094】
本教示は、その精神又は本質的な特徴から逸脱することなく他の特定の形態の実施形態を包含する。従って、前述の実施形態は、本明細書で記述された本教示を制限するのではなくその例証となる全てに関して考察されるべきである。このように、本発明の範囲は、前述の記載によってではなくて添付の特許請求の範囲によって指摘され、特許請求の範囲の等価の意味と範囲内で生じる全ての変化は、特許請求の範囲内に包含されることが意図される。