【実施例】
【0368】
実施例1
6−((5−(4−メトキシフェニル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
ジオキサン(2.4ml)中の中間体14(0.120g、0.405mmol)および4−メトキシフェニルボロン酸(0.078g、0.519mmol)の溶液に、炭酸カリウム(0.186g、1.35mmol)および水(0.5ml)を加え、30分間脱気した。テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.037g、0.032mmol)を窒素下、室温で加え、反応混合物を12時間還流させた。溶媒を完全に蒸発させ、水を残渣に加え、酢酸エチルで抽出し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧濃縮した。粗生成物をメタノール:ジクロロメタンを用いるカラムクロマトグラフィによって精製し、表題化合物を黄色の固体として得た(0.084g、56%)。融点:144〜146℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 8.88(d, J = 2.6 Hz, 1H), 8.58(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.37(d, J = 8.1 Hz, 1H), 8.22(d, J = 8.9 Hz, 2H), 8.06(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.02(m, 2H), 7.83(dd, J = 8.8,1.5 Hz, 1H), 7.55(dd, J = 8.4,4.2 Hz, 1H), 7.10(d, J = 8.8 Hz, 2H), 6.18(s, 2H), 3.83(s, 3H)。質量分析(m/z):367.95(M
+)。
【0369】
実施例2
6−((5−(3−メトキシフェニル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
実施例1用に記載された方法に従って、中間体14(0.120g、0.405mmol)、3−メトキシフェニルボロン酸(0.078g、0.519mmol)、炭酸カリウム(0.186g、1.35mmol)、ジオキサン(2.4ml)、水(0.5ml)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.037g、0.032mmol)を用いて、表題化合物を調製した。黄色の固体(0.080g、53%)。融点:133〜135℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 8.88(dd, J = 4.0,1.1 Hz, 1H), 8.64(d, J = 8.9 Hz, 1H), 8.36(d, J = 8.4 Hz, 1H), 8.13(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.02(s, 1H), 7.99(d, J = 10.2 Hz, 1H), 7.83(m, 2H), 7.74(s, 1H), 7.53(dd, J = 8.3, 4.2 Hz, 1H), 7.47(t, J = 8.0 Hz, 1H), 7.10(dd, J = 8.2, 2.4 Hz, 1H), 6.21(s, 2H), 3.83(s, 3H)。質量分析(m/z):368.02(M
+)。
【0370】
実施例3
3−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアルデヒド:
実施例1用に記載された方法に従って、中間体14(0.140g、0.473mmol)、3−ホルミルフェニルボロン酸(0.098g、0.605mmol)、炭酸カリウム(0.217g、1.57mmol)、ジオキサン(2.8ml)、水(0.6ml)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.043g、0.032mmol)を用いて、表題化合物を調製し、表題化合物を定量的に得た。
【0371】
実施例4
(3−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)フェニル)メタノール
水素化ホウ素ナトリウム(0.018g、0.493mmol)を、メタノール(4ml)中の実施例3(0.180g、0.493mmol)の溶液に加え、0℃に冷却し、1時間撹拌した。氷冷した水を混合物に加え、酢酸エチルで抽出し、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮した。粗生成物をメタノール:ジクロロメタンを用いるカラムクロマトグラフィによって精製し、表題化合物を黄色の固体として得た(0.044g、24%)。融点191〜193℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 8.88(dd, J = 4.2, 1.7 Hz, 1H), 8.63(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.38(d, J = 8.3 Hz, 1H), 8.21(d, J = 8.3 Hz, 2H), 8.12(d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.02(s, 1H), 8.02(d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.83(dd, J = 8.7,2.0 Hz, 1H), 7.53(m, 3H), 6.20(s, 2H), 5.30(t, J = 5.7 Hz, 1H), 4.58(d, J = 5.4 Hz, 2H)。質量分析(m/z):368.37(M
+ + 1)。
【0372】
実施例5
4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアルデヒド
実施例1用に記載された方法に従って、中間体14(0.140g、0.473mmol)、4−ホルミルフェニルボロン酸(0.098g、0.605mmol)、炭酸カリウム(0.217g、1.57mmol)、ジオキサン(2.8ml)、水(0.5ml)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.043g、0.037mmol)を用いて、表題化合物を調製した。褐色の固体(0.100g、58%)。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 10.10(s, 1H), 8.88(dd, J = 4.2, 1.7 Hz, 1H), 8.74(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.48(d, J = 8.3 Hz, 2H), 8.39(dd, J = 8.4, 1.0 Hz, 1H), 8.25(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.08(d, J = 8.5 Hz, 2H), 8.04(d, J = 1.7 Hz, 1H), 8.02(d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.84(dd, J = 8.7,2.0 Hz, 1H), 7.51(q, J = 4.3 Hz, 1H), 6.23(s, 2H)。
【0373】
実施例6
(4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)フェニル)メタノール
0℃に冷却したメタノール(4ml)中の実施例5(0.180g、0.493mmol)の溶液に、水素化ホウ素ナトリウム(0.018g、0.493mmol)を加え、1時間撹拌した。反応を氷冷した水を加えることでクエンチし、酢酸エチルで抽出し、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮した。粗生成物をメタノール:ジクロロメタンを用いるカラムクロマトグラフィによって精製し、表題化合物を黄色の固体として得た(0.070g、39%)。融点:187〜189℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 8.88(dd, J = 4.2, 1.7 Hz, 1H), 8.63(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.38(d, J = 8.3 Hz, 1H), 8.22(d, J = 8.3 Hz, 2H), 8.12(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.02(s, 1H), 8.02(d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.83(dd, J = 8.7,2.0 Hz, 1H), 7.53(dd, J = 8.3,4.2 Hz, 1H), 7.49(d, J = 8.4 Hz, 2H), 6.20(s, 2H), 5.32(t, J = 5.7 Hz, 1H), 4.58(d, J = 5.7 Hz, 2H)。質量分析(m/z):367.88(M
+)。
【0374】
実施例7
メチル4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンゾエート
実施例1用に記載された方法に従って、中間体14(0.130g、0.439mmol)、4−メトキシカルボニルフェニルボロン酸(0.100g、0.562mmol)、炭酸カリウム(0.202g、1.46mmol)、ジオキサン(2.6ml)、水(0.5ml)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.040g、0.035mmol)を用いて、表題化合物を調製した。オフホワイトの固体(0.100g、57%)。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 8.88(dd, J = 4.2,1.8 Hz, 1H), 8.72(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.39(m, 3H), 8.21(d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.12(d, J = 8.6 Hz, 2H), 8.02(s, 1H), 8.02(d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.84(dd, J = 8.6,2.0 Hz, 1H), 7.53(dd, J = 8.3,4.2 Hz, 1H), 6.23(s, 2H), 3.89(s, 3H)。
【0375】
実施例8
4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)安息香酸
メタノール(1.4ml)中の実施例7(0.095g、0.240mmol)の溶液に、水(0.36ml)中の水酸化リチウム(0.028g、1.20mmol)を加え、室温で撹拌した。12時間後、0.5N塩酸を用いてpHを(およそ)7.5に調整し、沈殿した固体を濾過し、酢酸エチルおよび石油エーテルで洗浄し、真空下で乾燥させ、表題化合物をオフホワイトの固体として得た(0.070g、76%)。融点:245〜247℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 13.18(s, 1H), 8.88(dd, J = 4.1,1.7 Hz, 1H), 8.71(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.39(d, J = 1.1 Hz, 1H), 8.36(d, J = 8.5 Hz, 2H), 8.21(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.10(d, J = 8.5 Hz, 2H), 8.03(d, J = 9.2 Hz, 2H), 7.84(dd, J = 8.7,2.0 Hz, 1H), 7.53(dd, J = 8.4,4.2 Hz, 1H), 6.22(s, 2H)。質量分析(m/z):381.88(M
+)。
【0376】
実施例9
N−メチル−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
実施例8(0.050g、0.131mmol)を塩化チオニル(2ml)と共に3時間還流させた。塩化チオニルを蒸発させ、残渣を0℃に冷却し、エタノール性50%メチルアミン(1ml)を加え、15分間撹拌した。形成された沈殿物をジクロロメタンに溶解させ、炭酸水素ナトリウム溶液で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮して、表題化合物をオフホワイトの固体として得た(0.020g、39%)。融点:220〜222℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 8.88(dd, J = 4.2,1.7 Hz, 1H), 8.69(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.57(q, J = 4.5 Hz, 1H), 8.38(d, J = 1.6 Hz, 2H), 8.33(d, J = 8.5 Hz, 2H), 8.20(d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.03(m, 4H), 7.84(dd, J = 8.7,1.6 Hz, 1H), 7.53(dd, J = 8.3,4.1 Hz, 1H), 6.22(s, 2H), 2.81(d, J = 4.5 Hz, 3H)。質量分析(m/z):394.97(M
+)。
【0377】
実施例10
4−(3−(4−フルオロベンジル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアルデヒド
実施例1用に記載された方法に従って、中間体15(0.100g、0.380mmol)、4−ホルミルフェニルボロン酸(0.073g、0.487mmol)、炭酸カリウム(0.175g、1.26mmol)、ジオキサン(2.3ml)、水(0.5ml)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.035g、0.030mmol)を用いて、表題化合物を調製した。褐色の固体(0.095g、68%)。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz):10.11(s, 1H),8.72(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.48(d, J = 8.3 Hz, 2H), 8.24(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.10(d, J = 8.4 Hz, 2H), 7.55(m, 2H), 7.22(m, 2H), 6.01(s, 2H)。
【0378】
実施例11
(4−(3−(4−フルオロベンジル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)フェニル)メタノール
0℃に冷却したメタノール(2ml)中の実施例10(0.095g、0.259mmol)の溶液に、水素化ホウ素ナトリウム(0.010g、0.259mmol)を加え、1時間撹拌した。反応を氷冷した水を加えることでクエンチし、酢酸エチルで抽出し、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮した。粗生成物をメタノール:ジクロロメタンを用いるカラムクロマトグラフィによって精製し、表題化合物をオフホワイトの固体として得た(0.040g、46%)。融点:210〜213℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz):8.61(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.22(d, J = 8.3 Hz, 2H), 8.11(d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.53(m, 4H), 7.21(m, 2H), 5.98(s, 2H), 5.32(t, J = 5.8 Hz, 1H), 4.59(d, J = 5.7 Hz, 2H)。質量分析(m/z):335.05(M
++1)。
【0379】
実施例12
メチル2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンゾエート
実施例1用に記載された方法に従って、中間体14(0.300g、1.01mmol)、3−フルオロ−4−メトキシカルボニルフェニルボロン酸(0.257g、1.29mmol)、炭酸カリウム(0.466g、13.37mmol)、ジオキサン(6ml)、水(1.2ml)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.093g、0.081mmol)を用いて、表題化合物を調製した。褐色の固体(0.300g、71%)。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 8.88(dd, J = 4.2,1.8 Hz, 1H), 8.74(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.38(dd, J = 8.4,1.0 Hz, 1H), 8.27(d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.24(s, 1H), 8.22(m, 1H), 8.07-8.00(m, 3H), 7.83(dd, J = 8.7,2.0 Hz, 1H), 7.63(m, 1H), 6.24(s, 2H), 3.89(s, 3H)。
【0380】
実施例13
2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)安息香酸
メタノール(3.5ml)中の実施例12(0.230g、0.556mmol)の溶液に、水(0.9ml)中の水酸化リチウム(0.132g、5.56mmol)を加え、室温で撹拌した。12時間後、0.5N塩酸を用いてpHを7〜7.5に調整し、沈殿した固体を濾過し、酢酸エチルおよび石油エーテルで洗浄し、真空下で乾燥させ、表題化合物を薄茶色の固体として得た(0.130g、61%)。融点:254〜257℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 13.43(s, 1H), 8.88(dd, J = 4.2,1.7 Hz, 1H), 8.73(d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.38(d, J = 7.5 Hz, 1H), 8.25(d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.19(m, 2H), 8.04(m, 3H), 7.83(dd, J = 8.8,2.0 Hz, 1H), 7.53(dd, J = 8.4,4.2 Hz, 1H), 6.23(s, 2H)。MS(m/z):400.01(M
++1)。
【0381】
実施例14
2−フルオロ−N−メチル−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
実施例13(0.045g、0.112mmol)に、塩化チオニル(3ml)を加え、3時間還流させた。過剰な塩化チオニルを減圧下で除去し、残渣を0℃に冷却した。エタノール(50%溶液、3ml)中のメチルアミンを加え、15分間撹拌した。形成された沈殿物をジクロロメタンに溶解させ、炭酸水素ナトリウム溶液で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮して、表題化合物を薄茶色の固体として得た(0.015g、32%)。融点:212〜214℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 8.88(dd, J = 4.2,1.7 Hz, 1H), 8.72(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.37(m, 2H), 8.23(d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.18(m, 2H), 8.04(d, J = 1.7 Hz, 1H), 8.02(d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.83(dd, J = 8.8,2.0 Hz, 1H), 7.80(t, J = 8.1 Hz, 1H), 7.53(dd, J = 8.3,4.1 Hz, 1H), 6.23(s, 2H), 2.80(d, J = 4.6 Hz, 3H)。MS(m/z):412.96(M
+)。
【0382】
実施例15
2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
実施例13(0.045g、0.112mmol)に、塩化チオニル(3ml)を加え、3時間還流させた。過剰な塩化チオニルを減圧下で除去し、残渣を0℃に冷却した。アンモニア水(25%溶液、3ml)を加え、15分間撹拌した。形成された沈殿物をジクロロメタンに溶解させ、炭酸水素ナトリウム溶液で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮して、表題化合物をオフホワイトの固体として得た(0.025g、56%)。融点:198〜200℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 8.88(dd, J = 4.2,1.7 Hz, 1H), 8.72(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.38(dd, J = 8.5,1.0 Hz, 1H), 8.23(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.17(m, 2H), 8.04(d, J = 1.6 Hz, 1H), 8.02(d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.84(m, 3H), 7.74(br s, 1H), 7.54(dd, J = 8.3,4.2 Hz, 1H), 6.23(s, 2H)。質量分析(m/z):398.89(M
+)。
【0383】
実施例16
(2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)フェニル)メタノール
0℃に冷却したTHF(1.3ml)中の実施例12(0.130g、0.314mmol)の溶液に、DIBAL−H(トルエン中25%、0.84ml、1.25mmol)を加え、室温で3時間撹拌した。反応混合物を氷水に注ぎ、酢酸エチルで抽出し、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮した。粗生成物をメタノール:ジクロロメタンを用いるカラムクロマトグラフィによって精製し、表題化合物を淡黄色の固体として得た(0.030g、25%)。融点:202〜204℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz):8.88(dd, J = 4.1, 1.6 Hz, 1H), 8.67(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.38(d, J = 8.4 Hz, 1H), 8.18(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.12(dd, J = 8.0,1.5 Hz, 1H), 8.04(m, 3H), 7.83(dd, J = 8.7,1.9 Hz, 1H), 7.65(t, J = 7.9 Hz, 1H), 7.53(dd, J = 8.3,4.2 Hz, 1H), 6.22(s, 2H), 5.41(t, J = 5.8 Hz, 1H), 4.62(d, J = 5.6 Hz, 2H)。質量分析(m/z):386.01(M
++1)。
【0384】
実施例17
メチル4−(3−(2−クロロ−3,6−ジフルオロベンジル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)−2−フルオロベンゾエート:
実施例1用に記載された方法に従って、中間体16(0.300g、0.951mmol)、3−フルオロ−4−メトキシカルボニルフェニルボロン酸(0.241g、1.21mmol)、リン酸カリウム(0.606g、2.856mmol)、トルエン(10ml)、およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.088g、0.076mmol)を用いて、表題化合物を調製した。褐色の固体(0.380g、92%)。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 8.71(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.25(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.17(s, 1H), 8.15(d, J = 7.2 Hz, 1H), 8.06(t, J = 8.0 Hz, 1H), 7.53(dt, J = 8.9,5.2 Hz, 1H), 7.46(dt, J = 9.1,4.2 Hz, 1H), 6.13(s, 2H), 3.89(s, 3H)。
【0385】
実施例18
4−(3−(2−クロロ−3,6−ジフルオロベンジル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)−2−フルオロ安息香酸
メタノール(1ml)、THF(2ml)中の実施例17(0.300g、0.725mmol)の溶液に、水(1ml)中の水酸化ナトリウム(0.150g、3.75mmol)を加え、室温で撹拌した。12時間後、0.5N塩酸を用いてpHを7〜7.5に調整し、沈殿した固体を濾過し、酢酸エチルおよび石油エーテルで洗浄し、真空下で乾燥させ、表題化合物を薄茶色の固体として得た(0.120g、41%)。融点:211〜213℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 8.65(d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.18(d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.02(m, 2H), 7.83(t, J = 7.4 Hz, 1H), 7.60(dt, J = 9.1,4.8 Hz, 1H), 7.46(dt, J = 9.0,4.0 Hz, 1H), 6.11(s, 2H)。質量分析(m/z):418,70(M
+)。
【0386】
実施例19
4−(3−(2−クロロ−3,6−ジフルオロベンジル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)−2−フルオロ−N−メチルベンズアミド
実施例18(0.100g、0.250mmol)に、塩化チオニル(2ml)を加え、3時間還流させた。過剰な塩化チオニルを減圧下で除去し、残渣を0℃に冷却した。エタノール(50%溶液、3ml)中のメチルアミンを加え、15分間撹拌した。形成された沈殿物を濾過し、石油エーテルで洗浄し、表題化合物を薄茶色の固体として得た(0.030g、27%)。融点:213〜215℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 8.69(d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.36(br s, 1H), 8.22(d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.12(d, J = 7.4 Hz, 1H), 8.10(d, J = 11.2 Hz, 1H), 7.80(t, J = 7.8 Hz, 1H), 7.61(dt, J = 8.8,4.7 Hz, 1H), 7.45(dt, J = 9.2,4.3 Hz, 1H), 6.13(s, 2H), 2.80(d, J = 4.3 Hz, 3H)。質量分析(m/z):431.80(M
+)。
【0387】
実施例20
N−(2−ヒドロキシエチル)−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
実施例8(0.090g、0.235mmol)に、塩化チオニル(3ml)を加え、3時間還流させた。過剰な塩化チオニルを減圧下で除去し、残渣を0℃に冷却した。エタノールアミン(5ml)を加え、1時間撹拌した。形成された沈殿物を濾過し、石油エーテルで洗浄し、表題化合物をオフホワイトの固体として得た(0.022g、22%)。融点:>260℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 8.88(d, J = 2.9 Hz, 1H), 8.69(d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.57(t, J = 5.4 Hz, 1H), 8.38(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.34(d, J = 8.3 Hz, 2H), 8.21(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.03(m, 4H), 7.84(d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.53(dd, J = 8.3,4.2 Hz, 1H), 6.22(s, 2H), 4.76(t, J = 5.3 Hz, 1H), 3.53(q, J = 6.0 Hz, 2H), 3.36(t, J = 6.04.3 Hz, 2H)。
【0388】
実施例21
4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
実施例8(0.050g、0.131mmol)に、塩化チオニル(1ml)を加え、3時間還流させた。過剰な塩化チオニルを減圧下で除去し、残渣を0℃に冷却した。アンモニア水(25%溶液、3ml)を加え、15分間撹拌した。形成された沈殿物を濾過し、石油エーテルで洗浄し、乾燥させ、表題化合物を黄色の固体として得た(0.020g、40%)。融点:229〜231℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 8.88(dd, J = 4.1,1.5 Hz, 1H), 8.69(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.38(dd, J = 7.4 Hz, 1H), 8.33(d, J = 8.3 Hz, 2H), 8.21(d, J = 8.9 Hz, 1H), 8.09(s, 1H), 8.04-8.00(m, 4H), 7.84(dd, J = 8.8,1.9 Hz, 1H), 7.53(dd, J = 8.4,4.2 Hz, 1H), 7.48(s, 1H), 6.22(s, 2H)。質量分析(m/z):380.90(M
+ +1)。
【0389】
実施例22
リチウム4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンゾエート
メタノール中の、実施例8(0.010g、0.026mmol)に対して、水酸化リチウム(1.09mg)が存在し、室温で12時間撹拌した。反応混合物を十分に濃縮し、表題化合物を黄色の固体として得た(0.010g、98%)。融点:>280℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 8.88(d, J = 2.7 Hz, 1H), 8.61(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.38(d, J = 8.1 Hz, 1H),8.13(m, 3H), 8.03(s, 1H), 8.02(d, J = 8.9 Hz, 1H), 7.97(d, J = 8.1 Hz, 2H), 7.83(d, J = 7.3 Hz, 1H), 7.53(dd, J = 8.2,4.1 Hz, 1H), 6.20(s, 2H)。
【0390】
実施例23
6−((5−(3−(トリフルオロメトキシ)フェニル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン:
ジオキサン(2.4ml)中の中間体14(0.120g、0.405mmol)および3−トリフルオロメトキシフェニルボロン酸(0.107g、0.519mmol)の溶液に、炭酸カリウム(0.186g、1.35mmol)および水(0.5ml)を加え、30分間脱気した。テトラキストリフェニルホスフィンパラジウム(0)(0.037g、0.032mmol)を窒素下、室温で加え、反応混合物を12時間還流させた。溶媒を完全に蒸発させ、残渣に水を加え、酢酸エチルで抽出し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧濃縮した。粗生成物をメタノール:ジクロロメタンを用いるカラムクロマトグラフィによって精製し、表題化合物を灰色の固体として得た(0.090g、53%)。融点:140〜142℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 8.88(dd, J = 4.1,1.6 Hz, 1H), 8.71(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.35(d, J = 7.9 Hz, 1H), 8.29(d, J = 8.0 Hz, 1H), 8.21(d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.19(s, 1H), 8.03(s, 1H), 8.01(d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.83(dd, J = 8.7,1.9 Hz, 1H), 7.71(t, J = 8.1 Hz, 1H), 7.53(dd, J = 8.3,4.1 Hz, 2H), 6.22(s, 2H)。質量分析(m/z):421.92(M
+)。
【0391】
実施例24
3−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)フェノール
ジクロロメタン(1ml)中の実施例2(0.110g、0.299mmol)の溶液に、BBr
3(ジクロロメタン中1M、0.82ml)を0℃で加え、反応混合物を室温まで温め、1時間撹拌した。反応混合物を1.5N塩酸でクエンチし、ジクロロメタンで抽出した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮した。粗生成物をメタノール:ジクロロメタンを用いるカラムクロマトグラフィによって精製し、表題化合物をオフホワイトの固体として得た(0.030g、28%)。融点:255〜257℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 9.70(s,1H), 8.88(dd, J = 4.1,2.6 Hz, 1H), 8.62(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.37(d, J = 8.0 Hz, 1H), 8.04(m, 3H), 7.83(dd, J = 8.7,1.8 Hz, 1H), 7.64(s, 1H), 7.64(d, J = 8.6 Hz, 1H), 7.53(dd, J = 8.3,4.2 Hz, 1H), 7.35(t, J = 7.9 Hz, 1H), 6.92(dd, J = 7.9,1.4 Hz, 1H), 6.19(s, 2H)。質量分析(m/z):354.02(M
+)。
【0392】
実施例25
6−((5−(3−(ジフルオロメトキシ)フェニル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
ジオキサン(3ml)中の中間体14(0.100g、0.405mmol)および3−ジフルオロメトキシフェニルボロン酸(0.081g、0.438mmol)の溶液に、炭酸カリウム(0.155g、1.12mmol)および水(0.5ml)を加え、30分間脱気した。テトラキストリフェニルホスフィンパラジウム(0)(0.031g、0.032mmol)を窒素下、室温で加え、反応混合物を12時間還流させた。溶媒を完全に蒸発させ、残渣に水を加え、酢酸エチルで抽出し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧濃縮した。粗生成物をメタノール:ジクロロメタンを用いるカラムクロマトグラフィによって精製し、表題化合物をオフホワイトの固体として得た(0.046g、29%)。融点:122〜125℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 8.88(dd, J = 4.1,1.6 Hz, 1H), 8.69(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.36(d, J = 8.5 Hz, 1H), 8.18(d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.13(d, J = 7.9 Hz, 1H), 8.03(m, 3H), 7.84(dd, J = 8.7,1.5 Hz, 1H), 7.63(t, J = 8.0 Hz, 1H), 7.53(dd, J = 8.3,4.2 Hz, 1H), 7.36(s, 1H), 7.34(dd, J = 8.1,2.2 Hz, 1H), 6.22(s, 2H)。質量分析(m/z):403.79(M
+)。
【0393】
実施例26
(4−メチルピペラジン−1−イル)(4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)フェニル)メタノン
DMF(1ml)中の実施例8(0.100g、0.262mmol)の溶液に、HOBT(0.042g、0.314mmol)、EDC−HCl(0.125g、0.655mmol)およびトリエチルアミン(0.1ml、0.786mmol)を加え、5分間撹拌した。4−メチルピペラジン(0.023g、0.235mmol)を室温で加え、反応混合物を12時間撹拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧濃縮した。粗生成物をメタノール:ジクロロメタンを用いるカラムクロマトグラフィによって精製し、表題化合物を黄色の固体として得た(0.020g、17%)。融点:156〜158℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 8.88(dd, J = 4.1,1.6 Hz, 1H), 8.69(d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.36(d, J = 7.6 Hz, 1H), 8.31(d, J = 8.3 Hz, 2H), 8.17(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.02(dd, J = 5.1,3.6 Hz, 2H), 7.83(dd, J = 8.8,1.8 Hz, 1H), 7.56(d, J = 8.4 Hz, 2H), 7.52(dd, J = 8.2,4.1 Hz, 1H), 6.21(s, 2H), 3.63(s, 2H),3.30(s, 2H), 2.36(s, 4H), 2.19(s, 3H)。
【0394】
実施例27
N−(2−(ジメチルアミノ)エチル)−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
DMF(1ml)中の実施例8(0.200g、0.524mmol)の溶液に、HOBT(0.084g、0.629mmol)、EDC−HCl(0.250g、1.31mmol)およびトリエチルアミン(0.2ml、1.57mmol)を加え、5分間撹拌した。2−N,N−ジメチルエチルアミン(0.046g、0.524mmol)を室温で加え、反応混合物を12時間撹拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧濃縮した。粗生成物をメタノール:ジクロロメタンを用いるカラムクロマトグラフィによって精製し、表題化合物を黄色の固体として得た(0.100g、42%)。融点:122〜125℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 8.88(dd, J = 4.1,1.5 Hz, 1H), 8.69(d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.54(t, J = 5.4 Hz, 1H), 8.38(d, J = 8.3 Hz, 1H), 8.33(d, J = 8.3 Hz, 2H), 8.20(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.03-7.98(m, 4H), 7.84(dd, J = 8.7,1.7 Hz, 1H), 7.53(dd, J = 8.3,4.2 Hz, 1H), 6.22(s, 2H), 3.41(q, J = 6.6 Hz, 2H), 2.47(m, 2H), 2.20(s, 6H)。
【0395】
実施例28
4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ベンズアミド
DMF(1ml)中の実施例8(0.200g、0.524mmol)の溶液に、HOBT(0.084g、0.629mmol)、EDC−HCl(0.250g、1.31mmol)およびトリエチルアミン(0.2ml、1.57mmol)を加え、5分間撹拌した。4−アミノテトラヒドロピラン(0.106g、1.04mmol)を室温で加え、反応混合物を12時間撹拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧濃縮した。粗生成物をメタノール:ジクロロメタンを用いるカラムクロマトグラフィによって精製し、表題化合物をオフホワイトの固体として得た(0.050g、20%)。融点:202〜205℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 8.88(dd, J = 4.1,1.6 Hz, 1H), 8.69(d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.44(d, J = 7.5 Hz, 1H), 8.38(d, J = 7.7 Hz, 1H), 8.33(d, J = 8.5 Hz, 2H), 8.20(d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.03-7.99(m, 4H), 7.85(dd, J = 8.7,1.9 Hz, 1H), 7.53(dd, J = 8.3,4.2 Hz, 1H), 6.22(s, 2H), 4.04(m, 1H), 3.89(d, J = 9.7 Hz, 2H), 3.39(t, J = 10.0 Hz, 2H), 1.78(d, J = 10.5 Hz, 2H), 1.63(m, 2H)。
【0396】
実施例29
tert−ブチル4−(4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド)ピペリジン−1−カルボキシレート
DMF(1ml)中の実施例8(0.200g、0.524mmol)の溶液に、HOBT(0.084g、0.629mmol)、EDC−HCl(0.250g、1.31mmol)およびトリエチルアミン(0.2ml、1.57mmol)を加え、5分間撹拌した。1−Boc−4−アミノピペリジン(0.210g、1.04mmol)を室温で加え、反応混合物を12時間撹拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧濃縮した。粗生成物をメタノール:ジクロロメタンを用いるカラムクロマトグラフィによって精製し、表題化合物をオフホワイトの固体として得た(0.125g、42%)。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 8.88(dd, J = 4.1,1.6 Hz, 1H), 8.69(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.40(d, J = 7.8 Hz, 1H), 8.38(d, J = 8.5 Hz, 1H), 8.33(d, J = 8.5 Hz, 2H), 8.20(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.03-7.99(m, 4H), 7.84(dd, J = 8.7,1.8 Hz, 1H), 7.53(dd, J = 8.3,4.1 Hz, 1H), 6.22(s, 2H), 3.99(m, 3H), 2.87(m, 2H),(d, J = 9.9 Hz, 2H), 1.45-1.37(m, 11H)。
【0397】
実施例30
N−(ピペリジン−4−イル)−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミドヒドロクロリド
THF(1ml)中の実施例29(0.125g、0.222mmol)の溶液に、塩酸(1.5ml)で飽和したエーテルを0℃で加え、15分間撹拌した。形成された沈殿物をエーテルで洗浄し、真空下で乾燥させて、表題化合物を淡黄色の固体として得た(0.105g、95%)。融点:220〜224℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 9.14(d, J = 3..6 Hz, 1H), 8.90(m, 3H), 8.72(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.67(d, J = 7.4 Hz, 1H), 8.33(d, J = 8.5 Hz, 2H), 8.28(m, 3H), 8.11(dd, J = 8.7,1.5 Hz, 1H), 8.05(d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.89(dd, J = 8.3,4.8 Hz, 1H), 6.29(s, 2H), 4.11(m, 1H), 3.59(m, 1H), 3.34(m, 1H), 3.01(m, 2H), 1.99(m, 2H), 1.85(m, 2H)。
【0398】
実施例31
N−(2−(ジメチルアミノ)エチル)−2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
DMF(1.5ml)中の実施例13(0.150g、0.375mmol)の溶液に、HOBT(0.068g、0.454mmol)、EDC−HCl(0.180g、0.941mmol)およびトリエチルアミン(0.15ml、1.09mmol)を加え、5分間撹拌した。2−N,N−ジメチルエチルアミン(0.123g、1.39mmol)を室温で加え、反応混合物を12時間撹拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧濃縮した。粗生成物をメタノール:ジクロロメタンを用いるカラムクロマトグラフィによって精製し、表題化合物を黄色の固体として得た(0.029g、17%)。融点:122〜125℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz):8.88(d, J = 2.8 Hz, 1H), 8.72(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.37(d, J = 8.3 Hz, 1H), 8.29(br s, 1H), 8.23(d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.18(m, 2H), 8.04(s, 1H), 8.02(d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.84(m, 2H), 7.53(dd, J = 8.3,4.1 Hz, 1H), 6.23(s, 2H), 3.39(m, 4H), 2.49(s, 6H)。
【0399】
実施例32
(S)−(2−(ピロリジン−1−イルメチル)ピロリジン−1−イル)(4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)フェニル)メタノンヒドロクロリド
DMF(1ml)中の実施例8(0.100g、0.262mmol)の溶液に、HOBT(0.042g、0.314mmol)、EDC−HCl(0.125g、0.655mmol)およびトリエチルアミン(0.3ml、2.35mmol)を加え、5分間撹拌した。(s)−1−(ピロリジン−2−イルメチル)ピロリジン(0.120g、0.783mmol)を室温で加え、反応混合物を12時間撹拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧濃縮した。粗生成物をメタノール:ジクロロメタンを用いるカラムクロマトグラフィによって精製し、遊離塩基を黄色の固体として得た(0.060g)。遊離塩基をTHF(5ml)中に溶解させ、塩酸(2ml)で飽和したエーテルを0℃で加え、15分間撹拌した。形成された沈殿物をエーテルで洗浄し、真空下で乾燥させて、表題化合物を淡黄色の固体として得た(0.040g、27%)。融点:120〜122℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 10.00(s, 1H),9.09(s, 1H), 8.77(m, 1H), 8.72(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.33(d, J = 8.2 Hz, 2H), 8.22(m, 3H), 8.04(d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.80(m, 1H), 7.74(d, J = 8.0 Hz, 2H), 6.28(s, 2H), 3.75-3.30(m, 9H), 2.18-1.90(m, 8H)。
【0400】
実施例33
(4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1−イル)(4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)フェニル)メタノン
DMF(1ml)中の実施例8(0.150g、0.393mmol)の溶液に、HOBT(0.063g、0.471mmol)、EDC−HCl(0.187g、0.983mmol)およびトリエチルアミン(0.16ml、1.17mmol)を加え、5分間撹拌した。(2−(ピペラジン−1−イル)エタノール(0.046g、0.353mmol)を室温で加え、反応混合物を12時間撹拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧濃縮した。粗生成物をメタノール:ジクロロメタンを用いるカラムクロマトグラフィによって精製し、表題化合物を黄色の固体として得た(0.025g、13%)。融点:158〜160℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz):8.88(d, J = 2.7 Hz, 1H), 8.67(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.38(d, J = 7.8 Hz, 1H), 8.31(d, J = 8.2 Hz, 2H), 8.17(d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.02(t, J = 4.2 Hz, 2H), 7.83(dd, J = 8.7,1.6 Hz, 1H), 7.56(d, J = 8.4 Hz, 2H), 7.52(dd, J = 8.3,4.2 Hz, 1H), 6.21(s, 2H), 4.44(t, J = 5.3 Hz, 1H), 3.62(m, 2H), 3.51(q, J = 6.0 Hz, 2H), 2.42(m, 8H)。
【0401】
実施例34
(R)−(3−ヒドロキシピロリジン−1−イル)(4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)フェニル)メタノンヒドロクロリド
DMF(1ml)中の実施例8(0.150g、0.393mmol)の溶液に、HOBT(0.063g、0.471mmol)、EDC−HCl(0.187g、0.983mmol)およびトリエチルアミン(0.16ml、1.17mmol)を加え、5分間撹拌した。(R)−ピロリジン−3−オール(0.030g、0.353mmol)を室温で加え、反応混合物を12時間撹拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧濃縮した。粗生成物をメタノール:ジクロロメタンを用いるカラムクロマトグラフィによって精製し、黄色の固体として(0.015g)アミドを得た。前記アミドをTHF(2ml)中に溶解させ、塩酸(2ml)で飽和したエーテルを0℃で加え、15分間撹拌した。形成された沈殿物をエーテルで洗浄し、真空下で乾燥させて、表題化合物を黄色の固体として得た(0.017g、10%)。融点:120〜122℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz):8.87(d, J = 2.9 Hz, 1H), 8.68(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.38(d, J = 8.2 Hz, 1H), 8.30(d, J = 8.2 Hz, 2H), 8.17(d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.02(d, J = 8.3 Hz, 2H), 7.83(d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.69(m, 2H), 7.52(dd, J = 8.2,4.1 Hz, 1H), 6.21(s, 2H), 3.61(m, 3H), 3.44(m, 1H), 1.95-1.80(m, 4H)。
【0402】
実施例35
N−(2−(ピペリジン−1−イル)エチル)−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
DMF(0.7ml)中の実施例8(0.120g、0.314mmol)の溶液に、N−エチルジイソプロピルアミン(0.041g、0.314mmol)およびHATU(0.119g、0.314mmol)を加え、5分間撹拌した。(2−(ピペリジン−1−イル)エタンアミン(0.040g、0.314mmol)を室温で加え、反応混合物を12時間撹拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧濃縮した。粗生成物をメタノール:ジクロロメタンを用いるカラムクロマトグラフィによって精製し、表題化合物を黄色の固体として得た(0.080g、52%)。融点:104〜107℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz):8.88(dd, J = 4.1,1.6 Hz, 1H), 8.70(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.62(bs, 1H), 8.38(m, 3H), 8.21(d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.03-7.98(m, 4H), 7.84(dd, J = 8.7,1.9 Hz, 1H), 7.53(dd, J = 8.3,4.2 Hz, 1H), 6.22(s, 2H), 3.48(bs, 2H), 2.48(m, 6H), 1.54(m, 6H)。
【0403】
実施例36
N−(2−モルホリノエチル)−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
実施例35用に記載された方法に従って、(2-(ピペリジン-1-イル)エタンアミンの代わりに2-モルホリノエタンアミン(0.040g、0.314mmol)を用いて、表題化合物を調製した。黄色の固体(0.070g、45%)。融点:146〜149℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz):8.88(dd, J = 4.2, 1.6 Hz, 1H), 8.70(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.54(t, J = 4.5 Hz, 1H), 8.38(d, J = 8.5 Hz, 1H), 8.34(d, J = 8.5 Hz, 2H), 8.20(d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.03-7.98(m, 4H), 7.84(dd, J = 8.8, 2.0 Hz, 1H), 7.53(dd, J = 8.3,4.2 Hz, 1H), 6.22(s, 2H), 3.57(t, J = 4.4 Hz, 4H), 3.41(m, 2H), 2.46(m, 6H)。
【0404】
実施例37
N−(2−(ピロリジン−1−イル)エチル)−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
実施例35用に記載された方法に従って、(2−(ピペリジン−1−イル)エタンアミンの代わりに2−(ピロリジン−1−イル)エタンアミン(0.036g、0.314mmol)を用いて、表題化合物を調製した。黄色の固体(0.065g、43%)。融点:135〜137℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz):8.88(dd, J = 4.2,1.7 Hz, 1H), 8.70(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.58(m, 1H), 8.38(d, J = 7.5 Hz, 1H), 8.34(d, J = 8.4 Hz, 2H), 8.21(d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.03(d, J = 3.5 Hz, 2H), 8.00(d, J = 8.3 Hz, 2H), 7.84(dd, J = 8.7,2.0 Hz, 1H), 7.53(dd, J = 8.3,4.2 Hz, 1H), 6.22(s, 2H), 3.41(d, J = 5.4 Hz, 2H), 2.49(m, 6H), 1.68(s, 4H)。
【0405】
実施例38
(4−(ピロリジン−1−イル)ピペリジン−1−イル)(4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)フェニル)メタノン:
1:1のDMF/ジクロロメタン(dichlromethane)混合物(1.0ml)中の実施例8(0.100g、0.262mmol)の溶液に、BOP(0.121g、0.275mmol)およびトリエチルアミン(0.1ml、0.786mmol)を加え、30分間撹拌した。4−(ピロリジン−1−イル)ピペリジン(0.044g、0.288mmol)を室温で加え、反応混合物を12時間撹拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧濃縮した。粗生成物をメタノール:ジクロロメタンを用いるカラムクロマトグラフィによって精製し、表題化合物を黄色の固体として得た(0.017g、12%)。融点:125〜127℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 8.88(dd, J = 4.2, 1.6 Hz, 1H), 8.71(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.38(d, J = 8.1 Hz, 1H), 8.33(d, J = 8.2 Hz, 2H), 8.19(d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.03(d, J = 8.9 Hz, 1H), 8.00(s, 1H), 7.83(dd, J = 8.7, 1.9 Hz, 1H), 7.57(d, J = 8.2 Hz, 2H), 7.53(dd, J = 8.4,4.2 Hz, 1H), 6.22(s, 2H), 3.49-3.10(m, 9H), 2.07-1.53(m, 8H)。
【0406】
実施例39
N−(3−(ジメチルアミノ)プロピル)−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
実施例35用に記載された方法に従って、(2−(ピペリジン−1−イル)エタンアミンの代わりに3−N,N−ジメチルアミノプロピルアミン(0.026g、0.262mmol)を用いて、表題化合物を調製した。黄色の固体(0.035g、29%)。融点:132〜135℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): δ 8.88(dd, J = 4.1,1.6 Hz, 1H), 8.70(d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.66(t, J = 5.8 Hz, 1H), 8.38(d, J = 8.3 Hz, 1H), 8.33(d, J = 8.4 Hz, 2H), 8.20(d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.03-7.97(m, 4H),7.84(dd, J = 8.7, 1.9 Hz, 1H), 7.53(dd, J = 8.3,4.2 Hz, 1H), 6.22(s, 2H), 3.30(m, 2H), 2. 30(t, J = 7.0 Hz, 2H), 2.14(s, 6H), 1.68(t, J = 7.0 Hz, 2H)。
【0407】
実施例40
N,N−ビス(2−メトキシエチル)−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミドヒドロクロリド:
DMF(1ml)中の実施例8(0.150g、0.393mmol)の溶液に、HOBT(0.063g、0.471mmol)、EDC−HCl(0.187g、0.983mmol)およびトリエチルアミン(0.16ml、1.17mmol)を加え、5分間撹拌した。ビス(2−メトキシエチル)アミン(0.104g、0.786mmol)を室温で加え、反応混合物を12時間撹拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧濃縮した。粗生成物をメタノール:ジクロロメタンを用いるカラムクロマトグラフィによって精製し、黄色の固体としてアミドを得た(0.04g)。前記アミドをTHF(2ml)中に溶解させ、塩酸(2ml)で飽和したエーテルを0℃で加え、15分間撹拌した。形成された沈殿物をエーテルで洗浄し、真空下で乾燥させて、表題化合物を黄色の固体として得た(0.035g、17%)。融点:126〜129℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 9.07(m, 1H), 8.74(m, 1H), 8.70(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.29(d, J = 8.3 Hz, 2H), 8.19(m, 3H), 8.02(m, 1H), 7.78(m, 1H), 7.53(d, J = 8.2 Hz, 2H), 6.27(s, 2H), 3.64(bs, 2H), 3.58(br.s, 2H), 3.41(br.s, 4H), 3.30( s, 3H), 3.16(s, 3H)。
実施例41
(2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)フェニル)メタノールヒドロクロリド:
実施例16(0.050g.0.129mmol)をTHF(3ml)およびメタノール(3ml)に溶解させ、塩酸(3ml)で飽和したエーテルを0℃で加え、15分間撹拌した。形成された沈殿物をエーテルで洗浄し、真空下で乾燥させて、表題化合物をオフホワイトの固体として得た(0.040g、74%)。融点:190〜192℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz):9.14(d, J = 3.6 Hz, 1H), 8.88(d, J = 8.1 Hz, 1H), 8.68(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.24(s, 1H), 8.24(d, J = 8.6 Hz, 1H), 8.18(d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.11(m, 2H), 8.03(dd, J = 11.7,1.5 Hz, 1H), 7.87(dd, J = 8.1,4.8 Hz, 1H), 7.65(t, J = 7.9 Hz, 1H), 6.29(s, 2H), 5.86(s, 1H), 4.61(s, 2H)。
【0408】
実施例42
6−((5−(3−フルオロ−4−(メトキシメチル)フェニル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン:
水素化ナトリウム(0.010g、0.259mmol)を、DMF(1ml)中の実施例16(0.100g、0.259mmol)の溶液に0℃で加え、30分間撹拌した。ヨウ化メチル(0.073g、0.518mmol)を加え、反応混合物を室温まで温めた。12時間後、反応混合物を氷水に注ぎ、酢酸エチルで抽出し、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮した。粗生成物をメタノール:ジクロロメタンを用いるカラムクロマトグラフィによって精製し、表題化合物をオフホワイトの固体として得た(0.033g、32%)。融点:200〜201℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 8.88(dd, J = 4.2,1.7 Hz, 1H), 8.68(d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.37(d, J = 8.4 Hz, 1H), 8.18(d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.11-8.00(m, 4H), 7.83(dd, J = 8.7,1.9 Hz, 1H), 7.61(t, J = 7.7 Hz, 1H), 7.53(dd, J = 8.4,4.2 Hz, 1H), 6.22(s, 2H), 4.53(s, 2H), 3.33(s, 3H)。
【0409】
実施例43
N−エチル−2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド:
DMF(0.7ml)中の実施例13(0.100g、0.250mmol)の溶液に、N−エチルジイソプロピルアミン(0.064g、0.50mmol)およびHATU(0.095g、0.250mmol)を加え、5分間撹拌した。エチルアミンヒドロクロリド(0.020g、0.250mmol)を室温で加え、反応混合物を12時間撹拌した。水を反応混合物に加え、酢酸エチルで抽出し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧濃縮した。粗生成物をメタノール:ジクロロメタンを用いるカラムクロマトグラフィによって精製し、表題化合物を黄色の固体として得た(0.070g、66%)。融点:207〜209℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 8.88(dd, J = 4.2,1.7 Hz, 1H), 8.71(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.41(m, 1H), 8.37(d, J = 7.6 Hz, 1H), 8.23(d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.17(m, 2H), 8.04(s, 1H), 8.02(d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.84(dd, J = 8.7, 1.9 Hz, 1H), 7.77(t, J = 7.9 Hz, 1H), 7.54(dd, J = 8.3,4.1 Hz, 1H), 6.23(s, 2H), 3.29(m, 2H), 1. 4(t, J = 7.2 Hz, 3H)。
【0410】
実施例44
2−フルオロ−N−(2−(ピロリジン−1−イル)エチル)−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド:
実施例43用に記載された方法に従って、エチルアミンヒドロクロリドの代わりに(2−(ピペリジン−1−イル)エタンアミン(0.028g、0.250mmol)を用いて、表題化合物を調製した。黄色の固体(0.015g、12%)。融点:183〜186℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 8.89(dd, J = 4.0, 1.5 Hz, 1H), 8.74(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.59(m, 1H), 8.37(d, J = 7.7 Hz, 1H), 8.25-8.19(m, 3H), 8.03(s, 1H), 8.02(d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.90(t, J = 8.0 Hz, 1H), 7.84(dd, J = 8.7, 1.8 Hz, 1H), 7.54(dd, J = 8.4,4.2 Hz, 1H), 6.24(s, 2H), 3.62(m, 4H), 3.06-2.89(m, 4H), 1.89-1.86(m, 4H)。
【0411】
実施例45
N−シクロヘキシル−2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド:
実施例43用に記載された方法に従って、エチルアミンヒドロクロリドの代わりにシクロヘキシルアミン(0.025g、0.250mmol)を用いて、表題化合物を調製した。黄色の固体(0.050g、41%)。融点:172〜175℃。質量分析(m/z):481.21(M
+ +1)。
【0412】
実施例46
N−シクロプロピル−2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド:
実施例43用に記載された方法に従って、エチルアミンヒドロクロリドの代わりにシクロプロピルアミン(0.014g、0.250mmol)を用いて、表題化合物を調製した。オフホワイトの固体(0.015g、14%)。融点:193〜195℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz):8.88(dd, J = 4.1, 1.6 Hz, 1H), 8.71(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.48(d, J = 3.8 Hz, 1H), 8.37(d, J = 7.3 Hz, 1H), 8.23(d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.16(m, 2H), 8.04(s, 1H), 8.02(d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.83(dd, J = 8.7, 2.0 Hz, 1H), 7.72(t, J = 8.0 Hz, 1H), 7.54(dd, J = 8.4,4.2 Hz, 1H), 6.23(s, 2H), 2.87(m, 1H), 0.70(m, 2H), 0.57(m, 2H)。
【0413】
実施例47
2−フルオロ−N−(ピリジン−4−イル)−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
実施例43用に記載された方法に従って、エチルアミンヒドロクロリドの代わりに4−アミノピリジン(0.023g、0.250mmol)を用いて、表題化合物を調製した。黄色の固体(0.050g、42%)。融点:217〜219℃。質量分析(m/z):476.17(M
+ +1)。
【0414】
実施例48
N−ベンジル−2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド:
実施例43用に記載された方法に従って、エチルアミンヒドロクロリドの代わりにベンジルアミン(0.023g、0.250mmol)を用いて、表題化合物を調製した。薄緑色の固体(0.040g、32%)。融点:163〜165℃。質量分析(m/z):489.19(M
+ +1)。
【0415】
実施例49
2−フルオロ−N,N−ジメチル−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド:
実施例43用に記載された方法に従って、エチルアミンヒドロクロリドの代わりにジメチルアミンヒドロクロリド(0.020g、0.250mmol)を用いて、表題化合物を調製した。薄茶色の固体(0.020g、18%)。融点:163〜165℃。質量分析(m/z):426.96(M
+ +1)。
【0416】
実施例50
メチル2−(2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド)アセテート:
メタノール(4ml)中のグリシン(0.100g、1.133mmol)に、塩化チオニル(0.9ml)を加え、1時間還流させた。溶媒を除去し、残渣をDMF(2ml)に溶解させた。この溶液に実施例13(0.150g、0.375mmol)、N−エチルジイソプロピルアミン(0.097g、0.751mmol)およびHATU(0.0142g、0.375mmol)を室温で加え、反応混合物を12時間撹拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧濃縮した。粗生成物をメタノール:ジクロロメタンを用いるカラムクロマトグラフィによって精製し、表題化合物を黄色の固体として得た(0.055g、31%)。
1H-NMR(δ ppm, CDCl
3, 400 MHz): δ 8.92(dd, J = 4.2, 1.6 Hz, 1H), 8.48(d, J = 8.6 Hz, 1H), 8.27(t, J = 8.4 Hz, 1H), 8.16(d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.10(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.00(m, 3H), 7.88(m, 2H), 7.43(dd, J = 8.4,4.2 Hz, 1H), 7.36(m, 1H), 6.16(s, 2H), 4.32(d, J = 4.7 Hz, 2H), 3.83(s, 3H)。
【0417】
実施例51
2−(2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド)酢酸
メタノール(0.5ml)中の実施例50(0.055g、0.113mmol)の溶液に、水(0.5ml)中の水酸化リチウム(0.045g、1.05mmol)を加え、室温で撹拌した。12時間後、0.5N塩酸を用いてpHを約7に調整し、沈殿した固体を濾過し、酢酸エチルおよび石油エーテルで洗浄し、真空下で乾燥させ、表題化合物を薄緑色の固体として得た(0.050g、96%)。融点:252〜254℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 12.70(s, 1H), 9.01(d, J = 3.9 Hz, 1H), 8.73(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.64(m, 2H), 8.25(d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.20(m, 4H), 7.97(d, J = 8.9 Hz, 1H), 7.86(t, J = 8.1 Hz, 1H), 7.71(dd, J = 7.8,4.2 Hz, 1H), 6.27(s, 2H), 3.96(d, J = 5.8 Hz, 2H)。質量分析(m/z):456.85(M
+)。
【0418】
実施例52
2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)−N−(1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ベンズアミド
実施例43用に記載された方法に従って、エチルアミンヒドロクロリドの代わりに3−アミノ−1,2,4−トリアゾール(0.021g、0.250mmol)を用いて、表題化合物を調製した。オフホワイトの固体(0.010g、9%)。融点:265〜267℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz):13.70(s, 1H), 12.10(s, 1H), 8.87(m, 1H), 8.74(d, J = 8.5 Hz, 1H), 8.38(d, J = 8.3 Hz, 1H), 8.27-8.22(m, 3H), 8.05(m, 2H), 7.89-7.79(m, 3H), 7.54(q, J = 4.2 Hz, 1H), 6.25(s, 2H)。
質量分析(m/z):465.95(M
+)。
【0419】
実施例53
メチル3−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンゾエート
実施例1用に記載された方法に従って、中間体14(0.250g、0.845mmol)、3−メトキシカルボニルフェニルボロン酸(0.190g、1.056mmol)、酢酸カリウム(0.276g、2.81mmol)、ジオキサン(5ml)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.078g、0.067mmol)を用いて、表題化合物を調製した。褐色の固体(0.190g、56%)。
【0420】
実施例54
3−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)安息香酸:
メタノール(2.7ml)中の実施例53(0.190g、0.480mmol)の溶液に、水(0.75ml)中の水酸化リチウム(0.201g、4.80mmol)を加え、室温で撹拌した。12時間後、0.5N塩酸を用いてpHを7〜7.5に調整し、沈殿した固体を濾過し、酢酸エチルおよび石油エーテルで洗浄し、真空下で乾燥させ、表題化合物を褐色の固体として得た(0.070g、38%)。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz):13.39(s, 1H), 8.87(d, J = 2.6 Hz, 1H), 8.77(s, 1H), 8.68(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.39(m, 2H), 8.16(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.07(m, 3H), 7.85(dd, J = 8.7, 1.5 Hz, 1H), 7.66(t, J = 7.8 Hz, 1H), 7.52(dd, J = 8.3,4.1 Hz, 1H), 6.22(s, 2H)。
【0421】
実施例55
N−メチル−3−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
実施例54(0.070g、0.183mmol)に、塩化チオニル(3ml)を加え、3時間還流させた。過剰な塩化チオニルを減圧下で除去し、残渣を0℃に冷却した。エタノール(50%溶液、5ml)中のメチルアミンを加え、15分間撹拌した。形成された沈殿物を炭酸水素ナトリウム溶液で洗浄し、真空下で乾燥させて、表題化合物を薄茶色の固体として得た(0.050g、69%)。融点:215〜217℃。質量分析(m/z):359.04(M
+ +1)。
【0422】
実施例56
6−((5−(3−フルオロフェニル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
実施例1用に記載された方法に従って、20分間のマイクロ波(100W、100℃)中、中間体14(0.100g、0.338mmol)、3−フルオロフェニルボロン酸(0.059g、0.422mmol)、炭酸カリウム(0.156g、0.027mmol)、ジオキサン(2ml)、水(0.5ml)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.031g、0.067mmol)を用いて、表題化合物を調製した。黄色の固体(0.040g、30%。融点:145〜147℃。質量分析(m/z):356.05(M
+ +1)。
【0423】
実施例57
メチル3−(2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)フェニルアミノ)プロパノエート
メタノール(4ml)中の2−アミノプロピオン酸(0.100g、1.122mmol)に、塩化チオニル(0.9ml)を加え、1時間還流させた。溶媒を除去し、残渣をDMF(2ml)に溶解させた。この溶液に実施例13(0.150g、0.375mmol)、N−エチルジイソプロピルアミン(0.097g、0.751mmol)およびHATU(0.0142g、0.375mmol)を室温で加え、反応混合物を12時間撹拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧濃縮した。粗生成物をメタノール:ジクロロメタンを用いるカラムクロマトグラフィによって精製し、表題化合物を黄色の固体として得た(0.078g、44%)。
【0424】
実施例58
3−(2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)フェニルアミノ)プロパン酸
メタノール(0.8ml)中の実施例57(0.080g、0.165mmol)の溶液に、水(0.8ml)中の水酸化リチウム(0.064g、1.54mmol)を加え、室温で撹拌した。12時間後、0.5N塩酸を用いてpHを約7.5に調整し、沈殿した固体を濾過し、酢酸エチルおよび石油エーテルで洗浄し、真空下で乾燥させ、表題化合物を薄緑色の固体として得た(0.075g、68%)。融点:132〜135℃。
【0425】
実施例59
2−フルオロ−N−メトキシ−N−メチル−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミドヒドロクロリド:
実施例43用に記載された方法に従って、エチルアミンヒドロクロリドの代わりにN,O−ジメチルヒドロキシルアミンヒドロクロリド(0.025g、0.250mmol)を用いて、表題化合物を調製した。黄色の固体(0.055g、46%)。融点:201〜202℃。質量分析(m/z):443.20(M
+ +1-HCl)。
【0426】
実施例60
N−tert−ブチル−2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
実施例43用に記載された方法に従って、エチルアミンヒドロクロリドの代わりにtert−ブチルアミン(0.018g、0.250mmol)を用いて、表題化合物を調製した。黄色の固体(0.050g、44%)。融点:210〜212℃。質量分析(m/z):455.10(M
+ +1)。
【0427】
実施例61
N−アリル−2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
実施例43用に記載された方法に従って、エチルアミンヒドロクロリドの代わりにアリルアミン(0.018g、0.250mmol)を用いて、表題化合物を調製した。黄色の固体(0.033g、29%)。融点:162〜164℃。質量分析(m/z):438.93(M
+)。
【0428】
実施例62
2−フルオロ−N−メトキシ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
実施例43用に記載された方法に従って、エチルアミンヒドロクロリドの代わりにメトキシルアミンヒドロクロリド(0.0208g、0.250mmol)を用いて、表題化合物を調製した。黄色の固体(0.055g、51%)。融点:197〜199℃。質量分析(m/z):429.06(M
+)。
【0429】
実施例63
N−(4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)フェニル)アセトアミド:
実施例1用に記載された方法に従って、20分間のマイクロ波(100W、100℃)中、中間体14(0.100g、0.338mmol)、4−アセトアミドフェニルボロン酸(0.076g、0.422mmol)、炭酸カリウム(0.156g、0.027mmol)、ジオキサン(2ml)、水(0.5ml)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.031g、0.067mmol)を用いて、表題化合物を調製した。褐色の固体(0.090g、67%)。融点:220〜223℃。質量分析(m/z):394.83(M
+1)。
【0430】
実施例64
4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)アニリノ:
エタノール(1ml)中の実施例63(0.060g、0.152mmol)の溶液に、濃塩酸(0.5ml)を加え、2時間還流させた。反応混合物を冷却し、炭酸水素ナトリウム溶液で塩基性化し、酢酸エチルで抽出し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧濃縮し、表題化合物を褐色の固体として得た(0.030g、42%)。融点:190〜193℃。質量分析(m/z):353.18(M
+ +1)。
【0431】
実施例65
6−((5−(3,4−ジメトキシフェニル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン:
実施例1用に記載された方法に従って、20分間のマイクロ波(100W、100℃)中、中間体14(0.100g、0.338mmol)、3,4−ジメトキシフェニルボロン酸(0.076g、0.422mmol)、炭酸カリウム(0.156g、0.027mmol)、ジオキサン(2ml)、水(0.5ml)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.031g、0.067mmol)を用いて、表題化合物を調製した。褐色の固体(0.090g、67%)。融点:149〜152℃。質量分析(m/z):397.77(M
+)。
【0432】
実施例66
6−((5−(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン:
実施例1用に記載された方法に従って、20分間のマイクロ波(100W、100℃)中、中間体14(0.100g、0.338mmol)、3−フルオロ−4−メトキシフェニルボロン酸(0.074g、0.439mmol)、炭酸カリウム(0.156g、0.027mmol)、ジオキサン(2ml)、水(0.5ml)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.031g、0.067mmol)を用いて、表題化合物を調製した。薄緑色の固体(0.060g、46%)。融点:187〜190℃。質量分析(m/z):385.873(M
+)。
【0433】
実施例67
6−((5−(4−フルオロフェニル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
実施例1用に記載された方法に従って、20分間のマイクロ波(100W、100℃)中、中間体14(0.100g、0.338mmol)、4−フルオロフェニルボロン酸(0.059g、0.422mmol)、炭酸カリウム(0.156g、0.027mmol)、ジオキサン(2ml)、水(0.5ml)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.031g、0.067mmol)を用いて、表題化合物を調製した。黄色の固体(0.060g、50%)。融点:153〜156℃。質量分析(m/z):355.98(M
+)。
【0434】
実施例68
6−((5−(2−フルオロフェニル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン:
実施例1用に記載された方法に従って、20分間のマイクロ波(100W、100℃)中、中間体14(0.100g、0.338mmol)、2−フルオロフェニルボロン酸(0.059g、0.422mmol)、炭酸カリウム(0.156g、0.027mmol)、ジオキサン(2ml)、水(0.5ml)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.031g、0.067mmol)を用いて、表題化合物を調製した。黄色の固体(0.050g、41%)。融点:164〜166℃。質量分析(m/z):355.84(M
+)。
【0435】
実施例69
N−(3−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)フェニル)アセトアミド:
実施例1用に記載された方法に従って、20分間のマイクロ波(100W、100℃)中、中間体14(0.100g、0.338mmol)、4−アセトアミドフェニルボロン酸(0.078g、0.439mmol)、炭酸カリウム(0.156g、0.027mmol)、ジオキサン(2ml)、水(0.5ml)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.031g、0.067mmol)を用いて、表題化合物を調製した。薄緑色の固体(0.065g、49%)。融点:198〜201℃。質量分析(m/z):395.11(M
++1)。
【0436】
実施例70
6−((5−(3−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)フェニル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン:
実施例1用に記載された方法に従って、20分間のマイクロ波(100W、100℃)中、中間体14(0.100g、0.338mmol)、3−トリフルオロエトキシフェニルボロン酸(0.096g、0.439mmol)、炭酸カリウム(0.156g、0.027mmol)、ジオキサン(2ml)、水(0.5ml)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.031g、0.067mmol)を用いて、表題化合物を調製した。オフホワイトの固体(0.040g、42.7%)。融点:151〜154℃。質量分析(m/z):435.97(M
+)。
【0437】
実施例71
3−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)アニリノ
エタノール(1ml)中の実施例69(0.045g、0.152mmol)の溶液に、濃塩酸(0.5ml)を加え、2時間還流させた。反応混合物を冷却し、炭酸水素ナトリウム溶液で塩基性化し、酢酸エチルで抽出し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧濃縮し、表題化合物を褐色の固体として得た(0.028g、70%)。融点:187〜189℃。質量分析(m/z):352.90(M
+)。
【0438】
実施例72
N−(3−(ジメチルアミノ)プロピル)−2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
実施例43用に記載された方法に従い、エチルアミンヒドロクロリドの代わりに3−N,N−ジメチルアミノプロピルアミン(0.026g、0.262mmol)用いて、表題化合物を調製した。オフホワイトの固体(0.063g、54%)。融点:148〜150℃。質量分析(m/z):483.92(M
+)。
【0439】
実施例73
N−エチル−2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミドヒドロクロリド:
実施例43(0.050g、0.117mmol)をTHF(1ml)中に溶解させ、塩酸(1ml)で飽和したエーテルを0℃で加え、15分間撹拌した。形成された沈殿物をエーテルで洗浄し、真空下で乾燥させて、表題化合物をオフホワイトの固体として得た(0.052g、95%)。融点:236〜238℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz):9.07(m, 1H), 8.73(m, 2H), 8.41(m, 1H), 8.24(d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.19-8.13(m, 4H), 8.02(d, J = 7.4 Hz, 1H), 7.80(m, , 2H), 6.29(s, 2H), 3.23(m, 2H), 1.14(t, J = 7.2 Hz, 3H)。
【0440】
実施例74
2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミドヒドロクロリド
実施例15(0.040g.0.100mmol)をTHF(1ml)中に溶解させ、塩酸(1ml)で飽和したエーテルを0℃で加え、15分間撹拌した。形成された沈殿物をエーテルで洗浄し、真空下で乾燥させて、表題化合物をオフホワイトの固体として得た(0.043g、96%)。融点:165〜1688℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz):δ 9.10(m, 1H), 8.79(m, 1H), 8.73(d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.24-8.13(m, 4H), 8.05(d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.83(m, 3H), 7.74(s, 1H), 6.29(s, 2H)。
【0441】
実施例75
6−((5−(3−フルオロ−4−イソプロポキシフェニル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン:
実施例1用に記載された方法に従って、30分間のマイクロ波(100W、100℃)中、中間体14(0.100g、0.338mmol)、3−フルオロ−4−イソプロポキシフェニルボロン酸ピナコールエステル(0.113g、0.439mmol)、炭酸カリウム(0.156g、0.027mmol)、ジオキサン(2ml)、水(0.5ml)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.031g、0.067mmol)を用いて、表題化合物を調製した。褐色の固体(0.095g、68%)。融点:128〜130℃。質量分析(m/z):413.92(M
+)。
【0442】
実施例76
N−(3−(ジメチルアミノ)−3−オキソプロピル)−2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
実施例43用に記載された方法に従い、エチルアミンヒドロクロリドの代わりに中間体23(0.075g、0.326mmol)用いて、表題化合物を調製した。オフホワイトの固体(0.075g、60%)。融点:163〜165℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 8.91(dd, J = 4.2,1.6 Hz, 1H), 8.46(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.21(d, J = 7.9 Hz, 1H), 8.17(d, J = 9.3 Hz, 1H), 8.10(d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.97-7.83(m, 5H), 7.78(m, 1H), 7.43(dd, J = 8.3,4.2 Hz, 1H), 6.15(s, 2H), 3.84(q, J = 5.4 Hz, 1H), 2.68(t, J = 5.5 Hz, 2H), 3.01(s, 3H), 2.98(s, 3H)。質量分析(m/z):498.41(M
+ +1)。
【0443】
実施例77
N−(2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル)−2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド:
実施例43用に記載された方法に従って、エチルアミンヒドロクロリドの代わりに中間体24(0.050g、0.280mmol)を用いて、表題化合物を調製した。オフホワイトの固体(0.085g、70%)。融点:177〜179℃。質量分析(m/z):483.85(M
+)。
【0444】
実施例78
2−フルオロ−N−(2−オキソ−2−(ピロリジン−1−イル)エチル)−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
実施例43用に記載された方法に従い、エチルアミンヒドロクロリドの代わりに中間体25(0.096g、0.396mmol)用いて、表題化合物を調製した。オフホワイトの固体(0.085g、66%)。融点:175〜177℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz):8.91(dd, J = 4.1,1.5 Hz, 1H), 8.47(d, J = 8.6 Hz, 1H), 8.22(d, J = 8.0 Hz, 1H), 8.17(d, J = 8.4 Hz, 1H), 8.10(d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.98(m, 4H), 7.87(dd, J = 8.7,3.2 Hz, 2H), 7.43(dd, J = 8.3,4.2 Hz, 1H), 6.15(s, 2H), 4.25(d, J = 3.5 Hz, 2H), 3.58(t, J = 5.9 Hz, 2H), 3.48(t, J = 5.8 Hz, 2H), 2.06(q, J = 6.9 Hz, 2H), 1.94(q, J = 6.8 Hz, 2H)。質量分析(m/z):509.96(M
+)。
【0445】
実施例79
6−((5−(4−(シクロプロピルメトキシ)−3−フルオロフェニル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン:
実施例1用に記載された方法に従って、30分間のマイクロ波(100W、100℃)中、中間体14(0.100g、0.338mmol)、2−(4−(シクロプロピルメトキシ)−3−フルオロフェニル)−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン(0.123g、0.422mmol)、炭酸カリウム(0.156g、0.027mmol)、ジオキサン(2ml)、水(0.5ml)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.031g、0.067mmol)を用いて、表題化合物を調製した。オフホワイトの固体(0.040g、28%)。融点:160〜162℃。質量分析(m/z):425.89(M
+)。
【0446】
実施例80
6−((5−(3−フルオロ−4−イソブトキシフェニル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン:
実施例1用に記載された方法に従って、30分間のマイクロ波(100W、100℃)中、中間体14(0.100g、0.338mmol)、4−イソブチルオキシ−3−フルオロフェニルボロン酸ピナコールエステル(0.122g、0.422mmol)、炭酸カリウム(0.156g、0.027mmol)、ジオキサン(2ml)、水(0.5ml)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.031g、0.067mmol)を用いて、表題化合物を調製した。薄茶色の固体(0.065g、45%)。融点:115〜157℃。質量分析(m/z):428.13(M
++1)。
【0447】
実施例81
3−(2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)フェノキシ)−N,N−ジメチルプロパン−1−アミン:
実施例1用に記載された方法に従って、30分間のマイクロ波(100W、100℃)中、中間体14(0.100g、0.338mmol)、3−(2−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェノキシ)−N,N−ジメチルプロパン−1−アミン(0.137g、0.422mmol)、炭酸カリウム(0.156g、0.027mmol)、ジオキサン(2ml)、水(0.5ml)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.031g、0.067mmol)を用いて、表題化合物を調製した。薄茶色の固体(0.055g、45%)。融点:102〜105℃。質量分析(m/z):457.18(M
++1)。
【0448】
実施例82
メチル2−フルオロ−4−(3−(2−(キノリン−6−イル)プロパン−2−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンゾエート:
実施例1用に記載された方法に従って、中間体17(0.600g、1.841mmol)、3−フルオロ−4−メトキシカルボニルフェニルボロン酸(0.459g、2.30mmol)、酢酸カリウム(0.585g、5.965mmol)、ジオキサン(12ml)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.170g、0.147mmol)を用いて、表題化合物を調製した。オフホワイトの固体(0.705g、87%)。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 8.90(dd, J = 4.2,1.5 Hz, 1H), 8.44(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.18(d, J = 7.8 Hz, 1H), 8.00(d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.92(m, 2H), 7.75(d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.69-7.60(m, 3H), 7.41(m, 1H), 3.93(s, 3H), 2.50(s, 6H)。
【0449】
実施例83
2−フルオロ−4−(3−(2−(キノリン−6−イル)プロパン−2−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)安息香酸
メタノール(3.7ml)中の実施例82(0.700g、1.60mmol)の溶液に、水(3.7ml)中の水酸化リチウム(0.626g、14.94mmol)およびTHF(14ml)を加え、室温で撹拌した。12時間後、0.5N塩酸を用いてpHを7〜7.5に調整し、沈殿した固体を濾過し、酢酸エチルおよび石油エーテルで洗浄し、真空下で乾燥させ、表題化合物をオフホワイトの固体として得た(0.485g、71%)。質量分析(m/z):472.99(M
+)。
【0450】
実施例84
2−フルオロ−4−(3−(2−(キノリン−6−イル)プロパン−2−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
実施例83(0.050g、0.116mmol)に、塩化チオニル(1ml)を加え、3時間還流させた。過剰な塩化チオニルを減圧下で除去し、残渣を0℃に冷却した。アンモニア水(25%溶液、3ml)を加え、15分間撹拌した。形成された沈殿物を炭酸水素ナトリウム溶液で洗浄し、真空乾燥し、表題化合物を褐色の固体として得た(0.025g、50%)。融点:127〜130℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 8.87(d, J = 2.5 Hz, 1H), 8.67(d, J = 8.9 Hz, 1H), 8.42(d, J = 7.9 Hz, 1H), 8.11(d, J = 8.9 Hz, 1H), 8.09(s, 1H), 7.91(d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.79(d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.71-7.61(m, 4H), 7.75(m, 2H), 2.48(s, 6H)。
【0451】
実施例85
6−((5−(3−フルオロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルオキシ)フェニル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン:
実施例1用に記載された方法に従って、30分間のマイクロ波(100W、100℃)中、中間体14(0.100g、0.338mmol)、2−(3−フルオロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルオキシ)フェニル)−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン(0.109g、0.422mmol)、炭酸カリウム(0.156g、0.027mmol)、ジオキサン(2ml)、水(0.5ml)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.031g、0.067mmol)を用いて、表題化合物を調製した。薄茶色の固体(0.055g、35%)。融点:165〜167℃。質量分析(m/z):455.85(M
+)。
【0452】
実施例86
6−((5−(3−フルオロ−4−(2−メトキシエトキシ)フェニル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン:
実施例1用に記載された方法に従って、中間体14(0.100g、0.338mmol)、30分間のマイクロ波(100W、100℃)中、2−(3−フルオロ−4−(2−メトキシエトキシ)フェニル)−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン(0.125g、0.422mmol)、炭酸カリウム(0.156g、0.027mmol)、ジオキサン(2ml)、水(0.5ml)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.031g、0.067mmol)を用いて、表題化合物を調製した。淡黄色の固体(0.060g、41%)。融点:122〜124C.質量分析(m/z):430.02(M
++1)。
【0453】
実施例87
2−フルオロ−N−プロピル−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド:
実施例43用に記載された方法に従い、エチルアミンヒドロクロリドの代わりにプロピルアミン(0.015g、0.250mmol)用いて、表題化合物を調製した。淡黄色の固体(0.070g、63%)。融点:157〜159℃。質量分析(m/z):440.87(M
+)。
【0454】
実施例88
6−((5−(4−(シクロプロピルカルバモイル)−3−フルオロフェニル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン1−オキシド:
ジクロロメタン(1ml)中の実施例46(0.080g、0.182mmol)の溶液に、m−クロロペル安息香酸(0.044g、0.255mmol)を加え、室温で12時間撹拌した。反応混合物を亜硫酸ナトリウム溶液でクエンチし、炭酸カリウム飽和溶液で洗浄し、濃縮した。粗生成物を、メタノール:ジクロロメタンを用いるクロマトグラフにかけ、表題化合物を淡黄色の固体として得た(0.025g、30%)。融点:89〜92℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 8.88(dd, J = 4.1,1.6 Hz, 1H), 8.75(d, J = 9.0 Hz, 1H), 8.51(m, 2H), 8.28(t, J = 8.1 Hz, 1H), 7.98-7.86(m, 5H), 7.71(d, J = 8.5 Hz, 1H), 7.32(dd, J = 8.5,6.1 Hz, 1H), 6.89(d, J = 11.8 Hz, 1H), 6.15(s, 2H), 2.99(m, 1H), 0.94(m, 2H), 0.69(m, 2H)。
【0455】
実施例89
N−シクロプロピル−2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミドヒドロクロリド
実施例46(0.045g.0.102mmol)をTHF(1ml)中に溶解させ、塩酸(1ml)で飽和したエーテルを0℃で加え、15分間撹拌した。形成された沈殿物をエーテルで洗浄し、真空下で乾燥させて、表題化合物をオフホワイトの固体として得た(0.046g、95%)。融点:105〜107℃。質量分析(m/z):439.12(M
++1-HCl)。
【0456】
実施例90
N−(シクロプロピルメチル)−2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド:
実施例43用に記載された方法に従って、エチルアミンヒドロクロリドの代わりにシクロプロピルメチルアミン(0.018g、0.250mmol)を用いて、表題化合物を調製した。オフホワイトの固体(0.085g、75%)。融点:120〜122℃。質量分析(m/z):452.91(M
+)。
【0457】
実施例91
N−ブチル−2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
実施例43用に記載された方法に従って、エチルアミンヒドロクロリドの代わりにn−ブチルアミン(0.019g、0.250mmol)を用いて、表題化合物を調製した。オフホワイトの固体(0.064g、56%)。融点:100〜102℃。質量分析(m/z):455.08(M
+)。
【0458】
実施例92
2−フルオロ−N−(フラン−2−イルメチル)−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド:
実施例43用に記載された方法に従って、エチルアミンヒドロクロリドの代わりにフルフリルアミン(0.024g、0.250mmol)を用いて、表題化合物を調製した。褐色の固体(0.060g、50%)。融点:144〜147℃。質量分析(m/z):479.02(M
+)。
【0459】
実施例93
2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)ベンズアミド:
実施例43用に記載された方法に従って、エチルアミンヒドロクロリドの代わりに2,2,2,−トリフルオロエチルアミン(0.024g、0.250mmol)を用いて、表題化合物を調製した。淡黄色の固体(0.060g、50%)。融点:194〜196℃。質量分析(m/z):481.12(M
+)。
【0460】
実施例94
2−フルオロ−N−(2−メトキシエチル)−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド:
実施例43用に記載された方法に従って、エチルアミンヒドロクロリドの代わりに2−メトキシエチルアミン(0.019g、0.250mmol)を用いて、表題化合物を調製した。薄緑色の固体(0.060g、52%)。融点:162〜164℃。質量分析(m/z):456.83(M
+)。
【0461】
実施例95
N−イソプロピル−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンゼンスルホンアミド:
実施例1用に記載された方法に従って、30分間のマイクロ波(100W、t100℃)中、中間体14(0.102g、0.338mmol)、4−(N−イソプロピルスルファモイル)フェニルボロン酸(0.102g、0.422mmol)、炭酸カリウム(0.156g、0.027mmol)、ジオキサン(2ml)、水(0.5ml)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.031g、0.067mmol)を用いて、表題化合物を調製した。緑色の固体(0.050g、30%)。融点:154〜156℃。質量分析(m/z):458.79(M
+)。
【0462】
実施例96
N,N−ジメチル−3−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)アニリノ:
実施例1用に記載された方法に従って、30分間のマイクロ波(100W、100℃)中、中間体14(0.102g、0.338mmol)、3−(ジメチルアミノ)フェニルボロン酸(0.072g、0.422mmol)、炭酸カリウム(0.156g、0.027mmol)、ジオキサン(2ml)、水(0.5ml)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.031g、0.067mmol)を用いて、表題化合物を調製した。緑色の固体(0.040g、31%)。融点:124〜126℃。質量分析(m/z):380.88(M
+)。
【0463】
実施例97
2−フルオロ−N−イソブチル−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド:
実施例43用に記載された方法に従って、エチルアミンヒドロクロリドの代わりにイソブチルアミン(0.018g、0.250mmol)を用いて、表題化合物を調製した。オフホワイトの固体(0.050g、44%)。融点:158〜160℃。質量分析(m/z):455.01(M
++1)。
【0464】
実施例98
N−シクロペンチル−2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド:
実施例43用に記載された方法に従って、エチルアミンヒドロクロリドの代わりにシクロペンチルアミン(0.021g、0.250mmol)を用いて、表題化合物を調製した。薄緑色の固体(0.040g、34%)。融点:166〜168℃。質量分析(m/z):467.12(M
++1)。
【0465】
実施例99
2−フルオロ−N−イソプロピル−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド:
実施例43用に記載された方法に従って、エチルアミンヒドロクロリドの代わりにイソプロピルアミン(0.029g、0.500mmol)を用いて、表題化合物を調製した。オフホワイトの固体(0.060g、54%)。融点:177〜179℃。質量分析(m/z):440.87(M
+)。
【0466】
実施例100
メチル2−クロロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンゾエート:
実施例1用に記載された方法に従って、中間体14(1.00g、3.07mmol)、3−クロロ−4−メトキシカルボニルフェニルボロン酸(0.825g、3.84mmol)、酢酸カリウム(0.976g、9.945mmol)、ジオキサン(20ml)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.284g、0.246mmol)を用いて、表題化合物を調製した。赤褐色の固体(1.00g、71%)。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 8.92(dd, J = 4.2,1.6 Hz, 1H), 8.48(d, J = 8.6 Hz, 1H), 8.24(d, J = 1.3 Hz, 1H), 8.17(d, J = 8.3 Hz, 1H), 8.10(d, J = 11.8 Hz, 1H), 8.04(m, 3H), 7.87(m, 2H), 7.43(q, J = 4.2 Hz, 1H), 6.15(s, 2H), 3.98(s, 3H)。
【0467】
実施例101
2−クロロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)安息香酸:
メタノール(5ml)中の実施例100(1.00g、2.18mmol)の溶液に、水(5ml)中の水酸化リチウム(0.856g、20.40mmol)およびTHF(19ml)を加え、室温で撹拌した。12時間後、0.5N塩酸を用いてpHを7〜7.5に調整し、沈殿した固体を濾過し、酢酸エチルおよび石油エーテルで洗浄し、真空下で乾燥させ、表題化合物をオフホワイトの固体として得た(0.900g、93%)。
【0468】
実施例102
2−クロロ−N−プロピル−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド:
実施例43用に記載された方法に従って、実施例13を実施例101(0.100g、0.240mmol)に置き換え、エチルアミンヒドロクロリドの代わりにプロピルアミン(0.028g、0.480mmol)を用いることによって、表題化合物を調製した。褐色の固体(0.043g、39%)。融点:128〜130℃。質量分析(m/z):456.83(M
++1)。
【0469】
実施例103
2−フルオロ−N−メチル−4−(3−(2−(キノリン−6−イル)プロパン−2−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド:
実施例83(0.100g、0.234mmol)に、塩化チオニル(3ml)を加え、3時間還流させた。過剰な塩化チオニルを減圧下で除去し、残渣を0℃に冷却した。エタノール(50%溶液、5ml)中のメチルアミンを加え、15分間撹拌した。形成された沈殿物を濾過し、炭酸水素ナトリウム溶液で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮して、表題化合物を黄色の固体として得た(0.028g、27%)。融点:171〜173℃。質量分析(m/z):440.94(M
+)。
【0470】
実施例104
N−シクロブチル−2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド:
実施例43用に記載された方法に従って、エチルアミンヒドロクロリドの代わりにシクロブチルアミン(0.035g、0.500mmol)を用いることによって、表題化合物を調製した。オフホワイトの固体(0.050g、44%)。融点:171〜174℃。質量分析(m/z):452.91(M
+)。
【0471】
実施例105
2−フルオロ−N−プロピル−4−(3−(2−(キノリン−6−イル)プロパン−2−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド:
実施例43用に記載された方法に従って、実施例13を実施例83(0.100g、0.234mmol)に置き換え、エチルアミンヒドロクロリドの代わりにプロピルアミン(0.027g、0.468mmol)を用いることによって、表題化合物を調製した。薄緑色の固体(0.050g、47%)。融点:162〜164℃。質量分析(m/z):468.94(M
+)。
【0472】
実施例106
N−シクロプロピル−2−フルオロ−4−(3−(2−(キノリン−6−イル)プロパン−2−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
実施例43用に記載された方法に従って、実施例13を実施例83(0.080g、0.187mmol)に置き換え、エチルアミンヒドロクロリドの代わりにシクロプロピルアミン(0.021g、0.374mmol)を用いることによって、表題化合物を調製した。薄緑色の固体(0.015g、17%)。融点:156〜159℃。質量分析(m/z):466.98(M
+)。
【0473】
実施例107
N−エチル−2−フルオロ−4−(3−(2−(キノリン−6−イル)プロパン−2−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
実施例43用に記載された方法に従って、実施例13を実施例83(0.080g、0.187mmol)およびエチルアミンヒドロクロリド(0.015g、0.187mmol)に置き換えることによって、表題化合物を調製した。薄緑色の固体(0.015g、17%)。融点:132〜135℃。質量分析(m/z):454.94(M
+)。
【0474】
実施例108
2−クロロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
実施例101(0.100g、0.240mmol)に、塩化チオニル(3ml)を加え、3時間還流させた。過剰な塩化チオニルを減圧下で除去し、残渣を0℃に冷却した。25%アンモニア水(4ml)を加え、15分間撹拌した。形成された沈殿物を炭酸水素ナトリウム溶液で洗浄し、真空乾燥し、表題化合物を褐色の固体として得た(0.060g、60%)。融点:212〜215℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 8.88(dd, J = 4.1,2.6 Hz, 1H), 8.70(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.37(d, J = 8.3 Hz, 1H), 8.31(s, 1H), 8.24(d, J = 8.1 Hz, 1H), 8.21(d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.04(m, 3H), 7.83(dd, J = 8.7, 1.6 Hz, 1H), 7.69(s, 1H), 7.61(d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.53(dd, J = 8.3,4.2 Hz, 1H), 6.23(s, 2H)。質量分析(m/z):415.11(M
+)。
【0475】
実施例109
2−クロロ−N−メチル−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
実施例101(0.100g、0.240mmol)に、塩化チオニル(3ml)を加え、3時間還流させた。過剰な塩化チオニルを減圧下で除去し、残渣を0℃に冷却した。エタノール(50%溶液、4ml)中のメチルアミンを加え、15分間撹拌した。形成された沈殿物を濾過し、炭酸水素ナトリウム溶液およびジエチルエーテルで洗浄し、真空下で乾燥させ、表題化合物を薄茶色の固体として得た(0.060g、58%)。融点:227〜230℃。質量分析(m/z):429.04(M
++1)。
【0476】
実施例110
2−フルオロ−N−メトキシ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミドヒドロクロリド:
実施例62(0.040g、0.093mmol)をTHF(1ml)中に溶解させ、塩酸(1ml)で飽和したエーテルを0℃で加え、15分間撹拌した。形成された沈殿物をエーテルで洗浄し、真空下で乾燥させて、表題化合物をオフホワイトの固体として得た(0.030g、69%)。融点:145〜147℃。質量分析(m/z):429.46(M
++1-HCl)。
【0477】
実施例111
2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)−N−(チアゾール−2−イル)ベンズアミド:
実施例43用に記載された方法に従って、エチルアミンヒドロクロリドの代わりに2−アミノチアゾール(0.050g、0.500mmol)を用いることによって、表題化合物を調製した。薄茶色の固体(0.016g、13%)。融点:204〜206℃。質量分析(m/z):481.89(M
+)。
【0478】
実施例112
N−(3−アミノプロピル)−2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド:
DMF(1ml)中の実施例13(0.150g、0.375mmol)の溶液に、N−エチルジイソプロピルアミン(0.048g、0.375mmol)およびHATU(0.143g、0.375mmol)を加え、5分間撹拌した。N−boc−1,3−ジアミノプロパン(0.130g、0.751mmol)を室温で加え、反応混合物を12時間撹拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧濃縮した。粗生成物をメタノール:ジクロロメタンを用いるカラムクロマトグラフィによって精製し、N−boc保護アミド(0.200g)を得た。前記アミドをジクロロメタン(dichlomethane)(1ml)に溶解させ、トリフルオロ酢酸(0.5ml)を加え、室温で1時間撹拌した。反応混合物を炭酸水素ナトリウム溶液でクエンチし、ジクロロメタン(dicloromethane)で抽出し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮して、表題化合物を薄茶色の固体として得た(0.160g、93%)。融点:292〜294℃。質量分析(m/z):456.270(M
++1)。
【0479】
実施例113
2−クロロ−N−シクロプロピル−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド:
実施例43用に記載された方法に従って、実施例13を実施例101(0.100g、0.240mmol)に置き換え、エチルアミンヒドロクロリドの代わりにシクロプロピルアミン(0.028g、0.480mmol)を用いることによって、表題化合物を調製した。オフホワイトの固体(0.047g、43%)。融点:197〜199℃。質量分析(m/z):455.08(M
++1)。
【0480】
実施例114
2−フルオロ−N−(3−オキソ−3−(ピロリジン−1−イル)プロピル)−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
実施例43用に記載された方法に従って、エチルアミンヒドロクロリドの代わりに中間体26(0.080g、0.312mmol)を用いて、表題化合物を調製した。オフホワイトの固体(0.075g、57%)。融点:151〜153℃。質量分析(m/z):524.24(M
+ +1)。
【0481】
実施例115
2−フルオロ−N−ヒドロキシ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド:
実施例43用に記載された方法に従って、エチルアミンヒドロクロリドの代わりにヒドロキシルアミンヒドロクロリド(0.035g、0.500mmol)を用いることによって、表題化合物を調製した。オフホワイトの固体(0.010g、9%)。融点:180〜182℃。質量分析(m/z):415.31(M
++1)。
【0482】
実施例116
N−イソプロピル−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
実施例43用に記載された方法に従って、エチルアミンヒドロクロリドの代わりに実施例8(0.100g、0.262mmol)およびイソプロピルアミン(0.031g、0.524mmol)を用いることによって、表題化合物を調製した。オフホワイトの固体(0.080g、72%)。融点:181〜183℃。質量分析(m/z):423.37(M
++1)。
【0483】
実施例117
2−フルオロ−N−(3−オキソ−3−(ピペリジン−1−イル)プロピル)−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
実施例43用に記載された方法に従って、エチルアミンヒドロクロリドの代わりに中間体27(0.135g、0.500mmol)を用いて、表題化合物を調製した。オフホワイトの固体(0.025g、19%)。融点:109〜111℃。質量分析(m/z):538.03(M
+)。
【0484】
実施例118
1−エチル−3−(4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)フェニル)尿素
実施例1用に記載された方法に従って、30分間のマイクロ波(100W、100℃)中、中間体14(0.102g、0.338mmol)、4−(3−エチルウレイド)フェニルボロン酸(0.123g、0.422mmol)、炭酸カリウム(0.156g、0.027mmol)、ジオキサン(2ml)、水(0.5ml)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.031g、0.067mmol)を用いて、表題化合物を調製した。褐色の固体(0.060g、42%)。融点:193〜196℃。質量分析(m/z):424.28(M
++1)。
【0485】
実施例119
2−クロロ−N−エチル−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
実施例43用に記載された方法に従って、実施例13を実施例101(0.100g、0.240mmol)およびエチルアミンヒドロクロリドに置き換えることによって、表題化合物を調製した。オフホワイトの固体(0.050g、47%)。融点:187〜190℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 8.88(dd, J = 4.1,1.4 Hz, 1H), 8.70(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.51(d, J = 5.4 Hz, 1H), 8.37(d, J = 8.3 Hz, 1H), 8.31(s, 1H), 8.25(d, J = 8.0 Hz, 1H), 8.21(d, J = 8.0 Hz, 1H), 8.04(s, 1H), 8.01(d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.82(d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.58(d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.53(dd, J = 8.3,4.2 Hz, 1H), 6.23(s, 2H), 3.30(m, 2H), 1.14(t, J = 7.2 Hz, 3H)。質量分析(m/z):443.04(M
+)。
【0486】
実施例120
2−フルオロ−N−(3−モルホリノ−3−オキソプロピル)−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
実施例43用に記載された方法に従って、エチルアミンヒドロクロリドの代わりに中間体28(0.136g、0.500mmol)を用いて、表題化合物を調製した。淡黄色の固体(0.025g、19%)。融点:212〜215℃。質量分析(m/z):540.13(M
++1)。
【0487】
実施例121
N−(3−(ジメチルアミノ)プロピル)−2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミドジヒドロクロリド
塩酸(1ml)で飽和したエーテルを、THF(1ml)中の実施例72(0.040g、0.082mmol)の溶液に0℃で加え、15分間撹拌した。形成された沈殿物をエーテルで洗浄し、真空下で乾燥させて、表題化合物をオフホワイトの固体として得た(0.040g、88%)。融点:137〜140℃。質量分析(m/z):483.54(M
+-2HCl)。
【0488】
実施例122
2−クロロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)−N−(1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ベンズアミド
実施例43用に記載された方法に従って、実施例13を実施例101(0.100g、0.240mmol)に置き換え、エチルアミンヒドロクロリドの代わりに3−アミノ−1,2,4−トリアゾール(0.040g、0.480mmol)に置き換えることよって、表題化合物を調製した。薄緑色の固体(0.015g、13%)。融点:286〜288℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 8.88(d, J = 3.7 Hz, 1H), 8.74(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.40-8.32(m, 3H), 8.26(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.05(s, 1H), 8.02(d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.87-7.82(m, 4H), 7.54(s, 1H),7.53(dd, J = 8.4,4.2 Hz, 1H), 6.24(s, 2H)。質量分析(m/z):482.03(M
+)。
【0489】
実施例123
2−クロロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミドヒドロクロリド
実施例108(0.150g、0.360mmol)をTHF(1ml)中に溶解させ、塩酸(1ml)で飽和したエーテルを0℃で加え、15分間撹拌した。形成された沈殿物をエーテルで洗浄し、真空下で乾燥させて、表題化合物をオフホワイトの固体として得た(0.060g、46%)。融点:273〜275℃。
【0490】
実施例124
2−フルオロ−N−(3−(ピペリジン−1−イル)プロピル)−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
実施例43用に記載された方法に従って、エチルアミンヒドロクロリドの代わりに3−(ピペリジン−1−イル)プロパン−1−アミン(0.086g、0.500mmol)を用いて、表題化合物を調製した。オフホワイトの固体(0.040g、30%)。融点:135〜137℃。質量分析(m/z):524.52(M
++1)。
【0491】
実施例125
N−(3−アミノプロピル)−2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミドジヒドロクロリド:
実施例112(0.130g.0.287mmol)をTHF(2ml)中に溶解させ、塩酸(1ml)で飽和したエーテルを0℃で加え、15分間撹拌した。形成された沈殿物をエーテルで洗浄し、真空下で乾燥させて、表題化合物をオフホワイトの固体として得た(0.090g、64%)。融点:290〜293℃。
【0492】
実施例126
2−クロロ−N−(3−(ジメチルアミノ)プロピル)−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミドジヒドロクロリド
実施例43用に記載された方法に従って、実施例13を実施例101(0.150g、0.360mmol)に置き換え、エチルアミンヒドロクロリドの代わりに3−N,N−ジメチルアミノプロピルアミン(0.072g、0.720mmol)に置き換え、塩酸(2ml)で飽和したエーテルを用いて塩酸塩を生成することによって、表題化合物を調製した。淡黄色の固体(0.045g、22%)。融点:185〜187℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 10.11(br. s, 1H), 9.06(d, J = 4.4 Hz, 1H), 8.73(d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.71(m, 2H), 8.33(s, 1H), 8.27(m, 2H), 8.17(m, 2H), 8.00(d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.79(dd, J = 8.1, 4.1 Hz, 1H), 7.64(d, J = 8.0 Hz, 1H), 6.28(s, 2H)。 3.34(q, J = 6.5 Hz, 2H), 3.13(m, 2H), 2.76(s, 3H), 2.75(s, 3H), 1.93(m, 2H)。
【0493】
実施例127
2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)−N−(1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ベンズアミドヒドロクロリド
実施例52(0.026g.0.055mmol)をTHF(1ml)中に溶解させ、塩酸(0.5ml)で飽和したエーテルを0℃で加え、15分間撹拌した。形成された沈殿物をエーテルで洗浄し、真空下で乾燥させて、表題化合物をオフホワイトの固体として得た(0.024g、87%)。融点:274〜276℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz):δ 11.74(br s, 1H), 9.06(d, J = 4.1 Hz, 1H), 8.79(m,2H), 8.79(m,2H), 8.35-8.12(m,6H), 8.02(m,2H), 7.87(m,1H), 7.78(dd, J = 8.0,4.7 Hz,1H), 6.30(s,2H)。
【0494】
実施例128
メチル2,6−ジフルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンゾエート
実施例1用に記載された方法に従って、中間体14(1.15g、3.91mmol)、3,5−ジフルオロ−4−メトキシカルボニルフェニルボロン酸(Krzysztof Durka et. al in Eur. J. Org. Chem. 2009, 4325-4332に従って調製、1.10g、5.09mmol)、酢酸カリウム(1.276g、13.03mmol)、ジオキサン(20)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.361g、0.31346mmol)を用いて、表題化合物を調製した。褐色の固体(0.620g、37%)。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz):8.91(d, J = 2.9 Hz, 1H), 8.49(d, J = 8.6 Hz, 1H), 8.17(d, J = 8.2 Hz, 1H), 8.10(d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.97(s,1H), 7.86(dd, J = 8.8,1.4 Hz, 1H), 7.81(d, J = 8.6 Hz, 1H), 7.74(d, J = 9.1 Hz, 2H), 7.43(dd, J = 8.4,4.2 Hz, 1H), 6.15(s, 2H), 3.99(s, 3H)。
【0495】
実施例129
2,6−ジフルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)安息香酸:
メタノール(3.8ml)中の実施例128(0.70g、1.62mmol)の溶液に、水(3.8ml)中の水酸化リチウム(0.635g、15.13mmol)およびTHF(14.3ml)を加え、室温で撹拌した。12時間後、0.5N塩酸を用いてpHを約7に調整し、沈殿した固体を濾過し、酢酸エチルおよび石油エーテルで洗浄し、真空下で乾燥させ、表題化合物を薄茶色の固体として得た(0.50g、74%)。
【0496】
実施例130
2,6−ジフルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
実施例102用に記載された方法に従って、実施例129(0.500g、1.19mmol)、塩化チオニル(10ml)および25%アンモニア水(7ml)を用いて、表題化合物を調製した。オフホワイトの固体(0.400g、81%)。融点:272〜275℃
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 8.88(d, J = 3.9 Hz, 1H), 8.74(d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.37(d, J = 7.8 Hz, 1H), 8.25(d, J = 8.9 Hz, 1H), 8.20(s,1H), 8.07(m,3H), 8.01(d, J = 8.5 Hz, 1H), 7.93(s,1H), 7.83(d, J = 6.8 Hz, 1H), 7.53(dd, J = 8.6,4.4 Hz, 1H), 6.24(s, 2H)。
【0497】
実施例131
メチル2−クロロ−4−(3−((7−フルオロキノリン−6−イル)メチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンゾエート
実施例1用に記載された方法に従って、中間体18(0.345g、1.091mmol)、3−クロロ−4−メトキシカルボニルフェニルボロン酸(0.295g、1.37mmol)、酢酸カリウム(0.359g、3.65mmol)、ジオキサン(8ml)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.101g、0.087mmol)を用いて、表題化合物を調製した。オフホワイトの固体(0.277g、56%)。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 8.91(d, J = 3.3 Hz, 1H), 8.50(d, J = 8.6 Hz, 1H), 8.23(s,1H), 8.10(d, J = 8.2 Hz, 1H), 8.03(d, J = 6.9 Hz, 1H), 7.98(d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.87(m,3H), 7.38(dd, J = 8.3,4.2 Hz, 1H), 6.22(s,2H), 3.97(s,3H)。
【0498】
実施例132
2−クロロ−4−(3−((7−フルオロキノリン−6−イル)メチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)安息香酸:
メタノール(2ml)中の実施例131(0.185g、0.412mmol)の溶液に、水(2ml)中の水酸化リチウム(0.161g、3.84mmol)、THF(4ml)を加え、室温で撹拌した。12時間後、0.5N塩酸を用いてpHを約7に調整し、沈殿した固体を濾過し、酢酸エチルおよび石油エーテルで洗浄し、真空下で乾燥させ、表題化合物を薄茶色の固体として得た(0.150g、84%)。
【0499】
実施例133
2−クロロ−N−エチル−4−(3−((7−フルオロキノリン−6−イル)メチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
実施例43用に記載された方法に従って、実施例13を実施例132(0.100g、0.230mmol)およびエチルアミンヒドロクロリドに置き換えて、表題化合物を調製した。オフホワイトの固体(0.020g、19%)。融点:197〜199℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 8.92(dd, J = 4.2,2.8 Hz, 1H), 8.70(d, J = 8.7 Hz,1H), 8.51(t, J = 5.4 Hz,1H), 8.44(d, J = 8.0 Hz,1H), 8.28(d, J = 1.4 Hz, 1H), 8.22(m, 3H), 7.83(d, J = 11.4 Hz, 1H), 7.56(m, 2H), 6.26(s, 2H), 3.28(m, 2H), 1.14(t, J = 7.2 Hz, 3H)。
【0500】
実施例134
2−クロロ−4−(3−((7−フルオロキノリン−6−イル)メチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
実施例102用に記載された方法に従って、実施例132(0.050g、0.115mmol)、塩化チオニル(2ml)および25%アンモニア水(2ml)を用いて、表題化合物を調製した。褐色の固体(0.015g、30%)。融点:202〜204℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 8.92(d, J = 4.1 Hz, 1H), 8.70(d, J = 8.6 Hz, 1H), 8.44(d, J = 8.0 Hz, 1H), 8.27(s, 1H), 8.22(m, 3H), 7.96(s, 1H), 7.83(d, J = 11.5 Hz, 1H), 7.68(s, 1H), 7.60(d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.55(dd, J = 8.4,4.3 Hz, 1H), 6.26(s, 2H)。
【0501】
実施例135
メチル2−フルオロ−4−(3−((7−フルオロキノリン−6−イル)メチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンゾエート
実施例1用に記載された方法に従って、中間体18(0.350g、1.15mmol)、3−フルオロ−4−メトキシカルボニルフェニルボロン酸(0.276g、1.39mmol)、酢酸カリウム(0.365g、3.71mmol)、ジオキサン(8ml)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.103g、0.089mmol)を用いて、表題化合物を調製した。薄茶色の固体(0.350g、70%)。融点:213〜215℃。
【0502】
実施例136
2−フルオロ−4−(3−((7−フルオロキノリン−6−イル)メチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)安息香酸
メタノール(3ml)中の実施例135(0.240g、0.605mmol)の溶液に、水(3ml)中の水酸化リチウム(0.237g、5.64mmol)、THF(6ml)を加え、室温で撹拌した。12時間後、0.5N塩酸を用いてpHを約7に調整し、沈殿した固体を濾過し、酢酸エチルおよび石油エーテルで洗浄し、真空下で乾燥させ、表題化合物を薄茶色の固体として得た(0.110g、44%)。
【0503】
実施例137
2−フルオロ−4−(3−((7−フルオロキノリン−6−イル)メチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
実施例102用に記載された方法に従って、実施例136(0.080g、0.191mmol)、塩化チオニル(2ml)および25%アンモニア水(2ml)を用いて、表題化合物を調製した。薄茶色の固体(0.060g、75%)。融点:206〜208℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 8.92(d, J = 3.2 Hz, 1H), 8.71(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.44(d, J = 8.4 Hz, 1H), 8.23(t, J = 9.2 Hz, 2H), 8.19(m, 2H), 7.83-7.73(m, 4H), 7.54(dd, J = 8.2,4.0 Hz, 1H), 6.26(s, 2H)。
【0504】
実施例138
3−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
実施例102用に記載された方法に従って、実施例54(0.100g、0.262mmol)、塩化チオニル(4ml)および25%アンモニア水(4ml)を用いて、表題化合物を調製した。褐色の固体(0.040g、40%)。融点:263〜265℃。
【0505】
実施例139
2,6−ジフルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミドヒドロクロリド
実施例130(0.040g、0.096mmol)をTHF(1ml)中に溶解させ、塩酸(1ml)で飽和したエーテルを0℃で加え、15分間撹拌した。形成された沈殿物をエーテルで洗浄し、真空下で乾燥させて、表題化合物を褐色の固体として得た(0.027g、43%)。融点:272〜275℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz):9.02(d, J = 3.2 Hz, 1H), 8.74(d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.63(d, J = 7.6 Hz, 1H), 8.26(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.20(d, J = 13.6 Hz, 2H), 8.11(m, 3H), 7.96(m, 2H), 7.72(dd, J = 8.3,4.6 Hz, 1H), 6.28(s, 2H)。
【0506】
実施例140
2−クロロ−4−(3−((7−フルオロキノリン−6−イル)メチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミドヒドロクロリド
実施例134(0.035g、0.080mmol)をTHF(2ml)中に溶解させ、塩酸(2ml)で飽和したエーテルを0℃で加え、15分間撹拌した。形成された沈殿物をエーテルで洗浄し、真空下で乾燥させて、表題化合物を淡黄色の固体として得た(0.022g、59%)。融点:269〜272℃。
実施例141
2−フルオロ−4−(3−((7−フルオロキノリン−6−イル)メチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミドヒドロクロリド
実施例137(0.080g、0.192mmol)をTHF(2ml)中に溶解させ、塩酸(2ml)で飽和したエーテルを0℃で加え、15分間撹拌した。形成された沈殿物を濾過し、エーテルで洗浄し、真空下で乾燥させ、表題化合物を蒼白色の−褐色の固体として得た(0.070g、80%)。融点:258〜260℃。
【0507】
実施例142
2−メチル−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド:
実施例1用に記載された方法に従って、中間体14(0.100g、0.338mmol)、中間体21(0.109g、0.422mmol)、炭酸カリウム(0.155g、1.12mmol)、DMF(8ml)、水(0.5ml)およびテトラキス(トリフェニル−ホスフィン)パラジウム(0)(0.031g、0.027mmol)を用いて、表題化合物を調製した。薄緑色の固体(0.045g、34%)。融点:235〜237℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 8.88(d, J = 2.9 Hz, 1H), 8.66(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.38(d, J = 8.0 Hz, 1H), 8.15(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.07-8.00(m, 4H), 7.83(m, 2H), 7.54(m, 2H), 7.45(s, 1H), 6.21(s, 2H), 2.46(s, 3H)。
【0508】
実施例143
6−((5−(1H−ピラゾール−4−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
実施例1用に記載された方法に従って、中間体14(0.20g、0.676mmol)、tert−ブチル4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−カルボキシレート(0.254g、0.856mmol)、炭酸カリウム(0.310g、2.25mmol)、ジオキサン(4ml)、水(0.8ml)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.062g、0.054mmolを用いて、表題化合物を黄色の固体として得た(0.065g、29%)。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 13.25(s, 1H), 8.88(dd, J = 4.1, 1.4 Hz, 1H), 8.55(s, 1H), 8.50(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.38(d, J = 8.1, Hz, 1H), 8.23(s, 1H), 8.01(d, J = 9.0, Hz, 2H), 7.85(t, J = 8.6, 2H), 7.53(dd, J = 8.3,4.2 Hz, 1H), 6.11(s, 2H)。質量分析(m/z):328.12(M
++1)。
【0509】
実施例144
6−((5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
水素化ナトリウム(0.014g、0.596mmol)を、0℃のDMF(3ml)中の実施例143(0.130g、0.397mmol)の溶液に加え、30分間撹拌した。この溶液にヨウ化メチル(0.113g、0.794mmol)を加え、反応混合物を室温まで温めた。3時間後、反応混合物を氷水に注ぎ、酢酸エチルで抽出し、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮した。粗生成物をメタノール:ジクロロメタンを用いるカラムクロマトグラフィによって精製し、表題化合物をオフホワイトの固体として得た(0.080g、59%)。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 8.88(d, J = 2.8 Hz, 1H), 8.51(s, 1H), 8.49(s,1H), 8.38(d, J = 7.9 Hz, 1H), 8.18(s, 1H), 8.01(d, J = 8.8 Hz, 2H), 7.82(t, J = 9.6 Hz, 2H), 7.53(dd, J = 8.3,4.1 Hz, 1H), 6.10(s, 2H), 3.91(s, 3H)。質量分析(m/z):341.98(M
++1)。
【0510】
実施例145
6−((5−(1−(2−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イルオキシ)エチル)−1H−ピラゾール−4−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
DMF(10ml)中の実施例143(0.250g、0.763mmol)の溶液に、炭酸セシウム(0.496g、1.52mmol)を加え、15分間撹拌した。2−(2−ブロモエトキシ)テトラヒドロ−2H−ピラン(0.638g、3.04mmol)およびヨウ化テトラブチルアンモニウム(0.20g、2.16mmol)を加え、80〜85℃に12時間加熱した。反応を水を加えることによりクエンチし、酢酸エチルで抽出し、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮した。粗生成物をメタノール:ジクロロメタンを用いるカラムクロマトグラフィによって精製し、表題化合物を黄色の固体として得た(0.195g、56%)。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 8.88(dd, J = 4.1, 1.6 Hz, 1H), 8.52(s, 1H), 8.51(d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.37(dd, J = 8.4,1.3 Hz, 1H), 8.22(s, 1H), 8.01(d, J = 9.0 Hz, 2H), 7.82(dd, J = 8.7,2.7 Hz, 2H), 7.53(dd, J = 8.3,4.2 Hz, 1H), 6.11(s, 2H), 4.54(t, J = 2.9 Hz, 1H), 4.37(m, 2H), 3.99(m, 1H), 3.73(m, 1H), 3.55(m, 1H), 1.63-1.30(m, 6H)。
【0511】
実施例146
2−(4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)エタノール
メタノール(2ml)および水(2ml)中の実施例145(0.190g、0.417mmol)の溶液に、カンファースルホン酸(0.968g、4.17mmol)を加え、1時間撹拌した。反応物を氷水に注ぎ、炭酸水素ナトリウム溶液でpHを約8に調整し、酢酸エチルで抽出し、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮した。粗生成物をイソプロパノールからの再結晶によって精製し、表題化合物を淡黄色の固体として得た(0.059g、38%)。融点:179〜178℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 8.88(dd, J = 4.2, 1.6 Hz, 1H), 8.51(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.49(s, 1H), 8.38(dd, J = 8.3,1.3 Hz, 1H), 8.20(s, 1H), 8.01(d, J = 8.0 Hz, 2H), 7.82(dd, J = 8.7,1.7 Hz, 2H), 7.53(dd, J = 8.3,4.1 Hz, 1H), 6.11(s, 2H), 4.96(t, J = 5.3 Hz, 1H), 4.22(t, J = 5.5 Hz, 2H), 3.79(dd, J = 10.8,5.4 Hz, 2H)。質量分析(m/z)::372.08(M
++1)。
【0512】
実施例147
6−((5−(1H−ピラゾール−4−イル)−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
実施例1用に記載された方法に従って、中間体29(0.20g、0.678mmol)、tert−ブチル4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−カルボキシレート(0.255g、0.868mmol)、炭酸カリウム(0.310g、2.24mmol)、ジオキサン(4ml)、水(0.8ml)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.062g、0.054mmolを用いて、表題化合物を黄色の固体として調製した(0.110g、49%)。融点:214〜216℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 13.02(s, 1H), 8.86(dd, J = 4.2, 1.7 Hz, 1H), 8.56(s, 1H), 8.35(dd, J = 8.2, 1.1 Hz, 2H), 8.10(s, 1H), 8.04-7.98(m, 3H), 7.85(dd, J = 8.8, 1.9 Hz, 1H), 7.61(d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.52(dd, J = 8.3,4.2 Hz, 1H), 5.69(s, 2H)。質量分析(m/z):326.86(M+)。
【0513】
実施例148
6−((5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
実施例144用に記載された方法に従って、実施例147(0.080g、0.245mmol)、水素化ナトリウム(0.014g、0.367mmol)、ヨウ化メチル(0.069g、0.49mmol)およびDMF(2ml)を用いて、表題化合物をオフホワイトの固体として調製した(0.022g、27%)。融点:150〜152℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 8.86(s, 1H), 8.56(s,1H), 8.35(d, J = 8.1 Hz, 1H), 8.29(s, 1H), 8.04(m, 4H), 7.84(d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.56(d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.52(dd, J = 7.8, 4.2 Hz, 1H), 5.69(s, 2H), 3.88(s, 3H)。質量分析(m/z):341.14(M
++1)。
【0514】
実施例149
6−((5−(1−(2−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イルオキシ)エチル)−1H−ピラゾール−4−イル)−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
実施例145用に記載された方法に従って、実施例147(0.250g、0.766mmol)、2−(2−ブロモエトキシ)テトラヒドロ−2H−ピラン(0.640g、3.06mmol)、炭酸セシウム(0.746g、2.29mmol)、ヨウ化テトラブチルアンモニウム(0.20g、0.54mmol)およびDMF(10ml)を用いて、表題化合物を黄色の固体として調製した(0.300g、86%)。
【0515】
実施例150
2−(4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−5−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)エタノール:
実施例146用に記載された方法に従って、実施例149(0.200g、0.44mmol)、カンファースルホン酸(1.02g、4.40mmol)、メタノール(2ml)および水(2ml)を用いて、表題化合物を調製した。黄色の固体(0.09g、55%)。融点:160〜163℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 8.86(dd, J = 4.0, 1.4 Hz, 1H), 8.55(s, 1H), 8.35(d, J = 7.9 Hz, 1H), 8.30(s,1H), 8.05(m, 4H), 7.84(dd, J = 8.7,1.7 Hz, 1H), 7.57(d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.52(dd, J = 8.4,4.2 Hz, 1H), 5.69(s, 2H), 4.94(t, J = 5.2 Hz, 1H), 4.19(t, J = 5.6 Hz, 2H), 3.77(t, J = 5.4 Hz, 2H)。質量分析(m/z):370.89(M+)。
【0516】
実施例151
2−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イルアミノ)エタノール
エタノール(2.5ml)中の中間体14(0.100g、0.338mmol)および2−アミノエタノール(0.041g、0.67mmol)の溶液に、炭酸ナトリウム(0.071g、0.676mmol)を加え、加熱還流した。12時間後、反応を氷冷した水を加えることでクエンチし、酢酸エチルで抽出し、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮した。粗生成物をメタノール:ジクロロメタンを用いるカラムクロマトグラフィによって精製し、表題化合物を黄色の固体として得た(0.060g、55%)。融点:184〜186℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 8.88(dd, J = 4.1, 1.6 Hz, 1H), 8.35(dd, J = 8.3, 0.9 Hz, 1H), 7.99(d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.95(d, J = 8.9 Hz, 1H), 7.92(s,1H), 7.76(dd, J = 8.7, 2.0 Hz, 1H),7.55(t, J = 4.5 Hz, 1H), 7.53(dd, J = 8.3,4.2 Hz, 1H), 6.64(d, J = 9.1 Hz, 1H), 5.82(s, 2H), 4.73(t, J = 5.4 Hz, 1H), 3.58(q, J = 5.9 Hz, 2H), 3.45(q, J = 5.6 Hz, 2H)。質量分析(m/z):321.19(M
++1)。
【0517】
実施例152
6−((5−(1H−イミダゾール−1−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
DMF(3ml)中の中間体14(0.100g、0.338mmol)およびイミダゾール(0.100g、1.46mmol)の溶液に、フッ化セシウム(0.056g、0.368mmol)を加え、130℃に加熱した。12時間後、反応を氷冷した水を加えることによってクエンチし、酢酸エチルで抽出し、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮した。粗生成物をメタノール:ジクロロメタンを用いるカラムクロマトグラフィによって精製し、表題化合物を淡褐色の固体として得た(0.023g、21%)。融点:227〜230℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 8.88(dd, J = 4.2, 1.7 Hz, 1H), 8.80(d, J = 8.9 Hz, 1H), 8.76(s, 1H), 8.39(dd, J = 8.4,0.9 Hz, 1H), 8.14(s, 1H), 8.06(d, J = 1.6 Hz, 1H), 8.02(d, J = 8.7 Hz, 1H),7.98(d, J = 9.0 Hz, 1H), 7.84(dd, J = 8.7,2.0 Hz, 1H), 7.53(dd, J = 8.3,4.2 Hz, 1H), 7.18(s, 1H), 6.15(s, 2H)。質量分析(m/z)::327.91(M+)。
【0518】
実施例153
6−((5−(1−プロピル−1H−ピラゾール−4−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
DMF(4ml)中の実施例143(0.100g、0.305mmol)の溶液に、炭酸セシウム(0.297g、0.913mmol)、ヨウ化テトラブチルアンモニウム(0.078g、0.213mmol)および1−ブロモプロパン(0.150g、1.22mmol)を加え、65℃に加熱した。12時間後、反応混合物を氷水に注ぎ、酢酸エチルで抽出し、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮した。粗生成物をメタノール:ジクロロメタンを用いるカラムクロマトグラフィによって精製し、表題化合物を黄緑色の固体として得た(0.045g、40%)。融点:128〜130℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 8.88(dd, J = 4.1,1.6 Hz, 1H), 8.53(s, 1H), 8.51(d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.38(dd, J = 8.4, 1.8 Hz, 1H), 8.19(s, 1H), 8.01(d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.99(s, 1H), 7.82(m, 2H), 7.53(q, J = 4.2 Hz, 1H), 6.11(s, 2H), 4.11(t, J = 6.9 Hz, 2H), 1.85(m, 2H), 0.86(t, J = 7.3 Hz, 3H)。質量分析(m/z):370.33(M
+ + 1)。
【0519】
実施例154
エチル2−(4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)アセテート
0℃に冷却したDMF(3ml)中の実施例143(0.250g、0.763mmol)の溶液に、水素化ナトリウム(0.0365g、0.916mmol)を加え、30分間撹拌し、ブロモ酢酸エチル(0.153g、0.916mmol)を加え、室温まで温めた。12時間後、反応混合物を氷水に注ぎ、酢酸エチルで抽出し、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮した。粗生成物をメタノール:ジクロロメタンを用いるカラムクロマトグラフィによって精製し、表題化合物を黄色の固体として得た(0.225g、80%)。
【0520】
実施例155
2−(4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)酢酸:
メタノール(1.4ml)中の実施例154(0.085g、0.218mmol)の溶液に、水(0.36ml)中の水酸化リチウム(0.026g、1.09mmol)を加え、室温で撹拌した。12時間後、0.5N塩酸を用いてpHを7〜7.5に調整し、沈殿した固体を濾過し、酢酸エチルおよび石油エーテルで洗浄し、乾燥させ、表題化合物を黄色の固体として得た(0.034g、38%)。M.P.: >270?C
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 8.87(d, J = 2.7 Hz, 1H), 8.47(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.39(m, 2H), 8.08(s,1H), 8.00(s, 1H), 7.99(d, J = 7.1 Hz, 1H), 7.82(t, J = 8.9 Hz, 2H), 7.52(q, J = 4.1 Hz, 1H), 6.10(s, 2H), 4.48(s, 2H)。質量分析(m/z):385.87(M+)。
【0521】
実施例156
tert−ブチル4−(4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート
0℃に冷却されたDMF(2ml)中の実施例143(0.100g、0.305mmol)の溶液に、水素化ナトリウム(0.0146g、0.366mmol)を加え、30分間撹拌し、tert−ブチル4−(メチルスルホニルオキシ)ピペリジン−1−カルボキシレート(0.093g、0.336mmol)を加え、80℃に加熱した。12時間後、反応混合物を氷水に注ぎ、酢酸エチルで抽出し、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮した。粗生成物をメタノール:ジクロロメタンを用いるカラムクロマトグラフィによって精製し、表題化合物を黄色の固体として得た(0.066g、42%)。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 8.88(d, J = 2.7 Hz, 1H), 8.60(s, 1H), 8.52(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.30(d, J = 8.0 Hz, 1H), 8.21(s,1H), 8.01(s,1H), 8.01(d, J = 7.5 Hz, 1H), 7.82(d, J = 8.6 Hz, 2H), 7.53(q, J = 4.1 Hz, 1H), 6.11(s, 2H), 4.46(m, 1H), 4.12(m, 2H), 2.91(m, 2H), 2.06(m, 2H), 1.87(m, 2H), 1.41(s, 9H)。
【0522】
実施例157
6−((5−(1−(ピペリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン:
0℃に冷却されたジクロロメタン(1ml)中の実施例156(0.063g、0.123mmol)の溶液に、TFA(0.356g、2.47mmol)を加え、室温まで温めた。12時間後、反応混合物を氷水に注ぎ、10%NaOH溶液でpHを10〜11に調整し、酢酸エチルで抽出し、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮して、表題化合物をオフホワイトの固体として得た(0.021g、42%)。融点:188〜191℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz):8.88(dd, J = 4.2,1.6 Hz, 1H), 8.55(s,1H), 8.51(d, J = 8.6 Hz, 1H), 8.38(d, J = 7.8 Hz, 1H), 8.20(s,1H), 8.01(s,1H), 8.01(m, 2H), 7.82(m, 2H), 7.53(q, J = 4.2 Hz, 1H), 6.11(s, 2H), 4.29(m, 1H), 3.07(m, 2H), 2.63(m, 2H), 1.99(m, 2H),1.86(m, 2H)。質量分析(m/z):411.28(M
+ +1)。
【0523】
実施例158
(R)−1−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ピロリジン−3−オール:
実施例152用に記載された方法に従って、中間体14(0.100g、0.338mmol)、(R)−3−ヒドロキシピロリジン(0.044g、0.507mmol)、フッ化セシウム(0.102g、0.676mmol)およびDMF(3ml)を用いて、表題化合物を調製した。褐色の固体(0.040g、34%)。融点:167〜169℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 8.88(dd, J = 4.2, 1.7 Hz, 1H), 8.36(dd, J = 8.4,1.0 Hz, 1H), 8.11(d, J = 7.9 Hz, 1H), 7.99(d, J = 8.6 Hz, 1H), 7.93(d, J = 1.5 Hz, 1H), 7.77(dd, J = 8.7,2.0 Hz, 1H), 7.53(q, J = 4.2 Hz, 1H), 6. 66(d, J = 9.2 Hz, 1H), 5.86(s,2H), 5.01(s,1H), 4.40(s,1H), 3.60(m, 4H), 2.04-1.92(m, 2H)。質量分析(m/z):346.95(M+)。
【0524】
実施例159
3−(4−フルオロベンジル)−5−(1H−ピラゾール−4−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン
実施例1用に記載された方法に従って、中間体15(0.500g、1.90mmol)、tert−ブチル4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−カルボキシレート(0.716g、2.43mmol)、炭酸カリウム(0.874g、6.33mmol)、ジオキサン(11ml)、水(2.2ml)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.175g、0.152mmol)を用いて、表題化合物を調製した。黄色の固体(0.270g、48%)。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 13.26(s, 1H), 8.55(s, 1H), 8.48(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.23(s, 1H), 7.84(d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.53(dd, J = 8.5,6.4 Hz, 2H), 7.18(t, J = 8.9 Hz, 2H), 5.89(s, 2H)。
【0525】
実施例160
3−(4−フルオロベンジル)−5−(1−(2−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イルオキシ)エチル)−1H−ピラゾール−4−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン:
実施例145用に記載された方法に従って、実施例159(0.270g、0.917mmol)、2−(2−ブロモエトキシ)テトラヒドロ−2H−ピラン(0.766g、3.66mmol)、炭酸セシウム(0.894g、2.75mmol)、ヨウ化テトラブチルアンモニウム(0.237g、0.624mmol)およびDMF(12ml)を用いて、表題化合物を調製した。褐色の固体(0.150g、38%)。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 8.52(s, 1H), 8.49(d, J = 8.6 Hz, 1H), 8.21(s,1H), 7.80(d, J = 8.6 Hz, 1H), 7.50(m, 2H), 7.20(m, 2H), 5.89(s, 2H), 4.56(t, J = 3.4 Hz, 1H), 4.38(m, 2H), 3.98(m, 1H), 3.80(m, 1H), 3.57(m, 1H), 3.38(m, 1H), 1.66-1.05(m, 6H)。
【0526】
実施例161
2−(4−(3−(4−フルオロベンジル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)エタノール:
実施例145用に記載された方法に従って、実施例160(0.150g、0.355mmol)、カンファースルホン酸(0.824g、3.55mmol)、メタノール(2ml)および水(2ml)を用いて、表題化合物を調製した。褐色の固体(0.070g、58%)。融点:204〜206℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz):8.49(s, 1H), 8.49(d, J = 9.7 Hz, 1H), 8.20(s, 1H), 7.80(d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.51(dd, J = 8.7,5.5 Hz, 2H), 7.20(t, J = 8.9 Hz, 2H), 5.89(s, 2H), 4.96(t, J = 5.3 Hz, 1H), 4.23(t, J = 5.5 Hz, 2H), 3.80(q, J = 5.4 Hz, 2H)。質量分析(m/z):339.25(M
++1)。
【0527】
実施例162
6−(1−(5−(1H−ピラゾール−4−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)エチル)キノリン:
中間体14用に記載された方法に従って、中間体31(0.290g、0.877mmol)、酢酸(1.8ml)、亜硝酸ナトリウム(0.072g、1.05mmol)および水(0.4mlを用いて、表題化合物を調製した。褐色の固体(0.250g、84%)。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 13.25(s, 1H), 8.87(dd, J = 4.0, 1.4 Hz, 1H), 8.48(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.39(d, J = 7.6 Hz, 1H), 8.09(d, J = 1.5 Hz, 1H), 8.00(d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.88(dd, J = 8.8,1.9 Hz, 1H), 7.82(d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.64-7.46(m, 3H), 6.60(q, J = 7.1 Hz, 1H), 2.22(d, J = 7.1 Hz, 3H)。
【0528】
実施例163
6−(1−(5−(1−(2−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イルオキシ)エチル)−1H−ピラゾール−4−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)エチル)キノリン:
実施例145用に記載された方法に従って、実施例162(0.190g、0.556mmol)、2−(2−ブロモエトキシ)テトラヒドロ−2H−ピラン(0.465g、2.22mmol)、炭酸セシウム(0.550g、1.69mmol)、ヨウ化テトラブチルアンモニウム(0.143g、0.387mmol)およびDMF(7ml)を用いて、表題化合物を調製した。黄色の固体(0.138g、46%)。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 8.87(dd, J = 4.1, 1.6 Hz, 1H), 8.50(s, 1H), 8.49(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.38(d, J = 8.1 Hz, 1H), 8.19(s, 1H), 8.06(s,1H), 7.99(d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.86(d J = 8.7 Hz, 1H), 7.78(d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.52(q, J = 4.2 Hz, 1H), 6.59(q, J = 7.0 Hz, 1H), 4.53(t, J = 3.0 Hz, 1H), 4.48(m, 2H), 3.99(m, 1H), 3.78(m, 1H), 3.56(m, 1H), 2.23(d, J = 7.2 Hz, 3H), 1.59-1.20(m, 7H)。
【0529】
実施例164
2−(4−(3−(1−(キノリン−6−イル)エチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)エタノール:
実施例146用に記載された方法に従って、実施例163(0.130g、0.276mmol)、カンファースルホン酸(0.643g、2.76mmol)、メタノール(2ml)および水(2ml)を用いて、表題化合物を調製した。黄色の固体(0.030g、28%)。M.P.: 188-191?C
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz):8.87(d, J = 2.6 Hz, 1H), 8.48(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.47(s, 1H), 8.39(d, J = 8.1 Hz, 1H), 8.18(s,1H), 8.08(dd, J = 0.7 Hz, 1H), 8.00(d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.87(dd, J = 8.8,1.9 Hz, 1H), 7.79(d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.52(q, J = 4.2 Hz, 1H), 6.60(q, J = 6.8 Hz, 1H), 4.97(t, J = 5.4 Hz, 1H), 4.21(t, J = 5.4 Hz, 2H), 3.78(q, J = 5.4 Hz, 2H), 2.22(d, J = 7.2 Hz, 3H)。質量分析(m/z):385.87(M+)。
【0530】
実施例165
2−(4−(3−(2−クロロ−3,6−ジフルオロベンジル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)エタノール:
DMF(7ml)中の実施例213(0.160g、0.461mmol)の溶液に、炭酸セシウム(0.449g、1.38mmol)を加え、15分間撹拌した。2−(2−ブロモエトキシ)テトラヒドロ−2H−ピラン(0.385g、1.84mmol)およびヨウ化テトラブチルアンモニウム(0.137g、0.368mmol)を加え、80〜85℃に12時間加熱した。反応を水を加えることによりクエンチし、酢酸エチルで抽出し、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮して、粗生成物を得た(0.220g)。メタノール(2ml)および水(2ml)中の上記粗生成物(0.210g、0.442mmol)の溶液に、カンファースルホン酸(1.027g、4.42mmol)を加え、1時間撹拌した。反応物を氷水に注ぎ、炭酸水素ナトリウム溶液によってpHを約8に調整し、酢酸エチルで抽出し、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮して、表題化合物を黄色の固体として得た(0.045g、26%)。M.P.: 143-145?C
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz):8.47(d, J = 8.7 Hz, 1H),8.43(s, 1H), 8.11(s, 1H), 7.79(d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.61(dt, J = 9.1,4.8 Hz, 1H), 7.45(dt, J = 9.2,4.3 Hz, 1H), 6.01(s, 2H), 4.99(t, J = 5.2 Hz, 1H), 4.22(t, J = 5.3 Hz, 2H), 3.79(q, J = 5.2 Hz, 2H)。質量分析(m/z):390.70(M+)。
【0531】
実施例166
tert−ブチル4−(4−(3−(2−クロロ−3,6−ジフルオロベンジル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート:
実施例156用に記載された方法に従って、実施例213(0.400g、1.15mmol)、水素化ナトリウム(0.060g、1.49mmol)、tert−ブチル4−(メチルスルホニルオキシ)ピペリジン−1−カルボキシレート(0.400g、1.43mmol)およびDMF(2ml)を用いて、表題化合物を黄色の固体として調製した(0.250g、41%)。
【0532】
実施例167
3−(2−クロロ−3,6−ジフルオロベンジル)−5−(1−(ピペリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジンヒドロクロリド:
0℃に冷却したジクロロメタン(3ml)中の実施例166(0.240g、0.453mmol)の溶液に、TFA(0.1ml)を加え、室温まで温めた。2時間後、反応混合物を氷水に注ぎ、10%NaOH溶液でpHを約11に調整し、酢酸エチルで抽出し、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮した。残渣をTHF(1ml)中に溶解させ、塩酸(1ml)で飽和したエーテルを0℃で加え、15分間撹拌した。形成された沈殿物を濾過し、エーテルで洗浄し、真空下で乾燥させ、表題化合物をオフホワイトの固体として得た(0.090g、43%)。融点:85〜87℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 8.48(d, J = 1.5 Hz, 1H),8.45(s, 1H), 8.09(s, 1H), 7.79(d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.60(dt, J = 13.8,4.8 Hz, 1H), 7.45(dt, J =13.4,4.2 Hz, 1H), 6.01(s, 2H), 4.29(m, 1H), 3.07(d, J = 12.4 Hz, 2H), 2.63(m, 2H), 1.98(m, 2H), 1.85(m, 2H)。質量分析(m/z):429.69(M
+ - HCl)。
【0533】
実施例168
6−((5−(3−メチル−1H−インダゾール−6−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン:
tert−ブチル3−メチル−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−インダゾール−1−カルボキシレート(0.227g、0.634mmol)の中間体14(0.150g、0.507mmol)との鈴木カップリング、その後の炭酸カリウム(0.233g、1.68mmol)、ジオキサン(3ml)、水(0.6ml)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.046g、0.04052mmol)を用いる実施例1用に記載された方法、その後の157に基づいて記載されたカルバメートの脱保護によって、表題化合物を黄色の固体として調製した(0.030g、15%)。融点:136〜137℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 12.90(s, 1H), 8.88(d, J = 3.1 Hz, 1H), 8.66(d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.38(d, J = 8.5 Hz, 1H), 8.30(s, 1H), 8.21(d, J = 8.6 Hz, 1H), 8.04(d, J = 8.4 Hz, 1H), 8.02(s, 1H), 7.98(d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.85(d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.53(q, J = 4.2 Hz, 1H), 6.25(s, 2H), 2.52(s, 3H)。
【0534】
実施例169
6−((5−(1H−インドール−5−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン:
実施例1用に記載された方法に従って、中間体14(0.150g、0.507mmol)、6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−インドール(0.154g、0.634mmol)、炭酸カリウム(0.233g、1.68mmol)、ジオキサン(3ml)、水(0.6ml)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.046g、0.04052mmol)を用いて、表題化合物を調製した。薄緑色の固体(0.025g、13%)。融点:120〜122℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 11.30(s, 1H), 8.88(dd, J = 4.2, 1.6 Hz, 1H), 8.56(d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.45(s, 1H), 8.39(d, J = 8.3 Hz, 1H), 8.13(d, J = 8.9 Hz, 1H), 8.04(m, 3H), 7.84(dd, J = 8.8, 1.8 Hz, 1H), 7.53(m, 2H), 7.42(t, J = 2.7 Hz, 1H), 6.56(s, 1H), 6.20(s, 2H)。
【0535】
実施例170
6−((5−(1H−インドール−6−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
実施例1用に記載された方法に従って、中間体14(0.150g、0.507mmol)、1H−インドール−6−イルボロン酸(0.102g、0.634mmol)、炭酸カリウム(0.233g、1.68mmol)、ジオキサン(3ml)、水(0.6ml)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.046g、0.04052mmolを用いて、表題化合物をオフホワイトの固体として得た(0.015g、8%)。融点:143〜145℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz):11.38(s, 1H), 8.88(dd, J = 4.0,1.5 Hz, 1H), 8.58(d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.38(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.31(s,1H), 8.13(d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.04(m, 2H), 7.92(dd, J = 8.4,1.4 Hz, 1H), 7.86(dd, J = 8.8,1.9 Hz, 1H), 7.68(d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.54(q, J = 4.2 Hz, 1H), 7.49(d, J = 2.6 Hz, 1H), 6.49(s, 1H), 6.20(s, 2H)。
【0536】
実施例171
6−((5−(2−クロロピリジン−4−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン:
実施例1用に記載された方法に従って、中間体14(0.150g、0.507mmol)、2−クロロピリジン−4−ボロン酸(0.099g、0.634mmol)、炭酸カリウム(0.233g、1.68mmol)、ジオキサン(3ml)、水(0.6ml)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.046g、0.04052mmolを用いて、表題化合物をオフホワイトの固体として調製した(0.020g、11%)。融点:197〜199℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz):8.88(dd, J = 4.1, 1.5 Hz, 1H), 8.79(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.61(d, J = 5.2 Hz, 1H), 8.37(d, J = 8.4 Hz, 1H), 8.32(d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.30(s, 1H), 8.25(dd, J = 5.2,1.5 Hz, 1H), 8.04(s, 1H), 8.02(d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.83(dd, J = 8.7,1.9 Hz, 1H), 7.54(q, J = 4.2 Hz, 1H), 6.25(s, 2H)。
【0537】
実施例172
6−((5−(3−メチル−1H−インダゾール−5−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン:
中間体14(0.150g、0.507mmol)、tert−ブチル3−メチル−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−3−メチル−1H−インダゾール−1−カルボキシレート(0.227g、0.634mmol)、炭酸カリウム(0.233g、1.68mmol)、ジオキサン(3ml)、水(0.6ml)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.046g、0.04052mmol)を用いる実施例1用に記載された方法に従い、その後に実施例157に記載した方法を行うことによって、表題化合物を黄色の固体として調製した(0.050g、25%)。融点:246〜249℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz):12.82(s,1H),8.88(d, J = 2.6 Hz, 1H), 8.62(d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.59(s, 1H), 8.38(d, J = 8.3 Hz, 1H), 8.30(d, J = 9.1 Hz, 1H), 8.23(d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.03(s, 1H), 8.01(d, J = 9.9 Hz, 1H), 7.84(dd, J = 8.6,1.5 Hz, 1H), 7.59(d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.53(q, J = 4.2 Hz, 1H), 6.21(s, 2H), 2.56(s, 3H)。
【0538】
実施例173
6−((5−(ピリジン−3−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン:
中間体14(0.150g、0.507mmol)、ピリジン−3−ボロン酸(0.079g、0.649mmol)、炭酸カリウム(0.233g、1.68mmol)、ジオキサン(3ml)、水(0.6ml)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.046g、0.04052mmol)を用いる実施例1用に記載された方法に従い、、その後に実施例157に記載した方法を行うことによって、表題化合物を調製した。黄色の固体(0.040g、24%)。融点:208〜210℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz):8.88(dd, J = 4.1,1.7 Hz, 1H), 8.77(m, 3H), 8.38(dd, J = 8.4,0.9 Hz, 1H), 8.26(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.21(m, 2H), 8.04(d, J = 1.5 Hz, 1H), 8.02(d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.85(dd, J = 8.7,2.0 Hz, 1H), 7.53(q, J = 4.2 Hz, 1H), 6.24(s, 2H)。
【0539】
実施例174
(S)−6−((5−(1−(ピロリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン:
(R)−tert−ブチル3−(メチルスルホニルオキシ)ピロリジン−1−カルボキシレート(0.291g、1.09mmol)を用いた実施例143(0.300g、0.916mmol)のアルキル化、その後の水素化ナトリウム(0.026g,1.09mmol)およびDMF(6ml)を用いる実施例156に基づいて記載された方法、その後の157用に記載された方法を用いるカルバメートの脱保護によって、表題化合物を調製した。黄色の固体(0.100g、44%)。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 8.88(dd, J = 4.1, 1.4 Hz, 1H), 8.59(s,1H), 8.52(d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.37(d, J = 8.2 Hz, 1H), 8.22(s, 1H), 8.01(d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.99(s, 1H), 7.82(m, 2H), 7.53(dd, J = 8.3,4.2 Hz, 1H), 6.11(s, 2H), 4.98(m, 1H), 3.26-2.96(m, 5H), 2.28-2.11(m, 2H)。
【0540】
実施例175
(S)−6−((5−(1−(ピロリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリンヒドロクロリド:
実施例174(0.100g、0.25mmol)をTHF(1ml)中に溶解させ、塩酸(1ml)で飽和したエーテルを0℃で加え、15分間撹拌した。形成された沈殿物をエーテルで洗浄し、真空下で乾燥させて、表題化合物を黄色の固体として得た(0.070g、65%)。融点:117〜121℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz):9.58(s, 1H), 9.45(s, 1H), 9.12(d, J = 3.7 Hz, 1H), 8.87(d, J = 8.1 Hz, 1H), 8.73(s,1H), 8.56(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.30(s,1H), 8.25(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.21(s, 1H), 8.07(d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.85(d, J = 8.7 Hz, 2H), 6.18(s, 2H), 5.27(t, J = 3.3 Hz, 1H), 3.69-3.34(m, 4H), 2.43-2.30(s, 2H)。
【0541】
実施例176
4−(2−(4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)エチル)モルホリンヒドロクロリド
実施例143(0.150g、0.458mmol)、水素化ナトリウム(0.022g、0.55mmol)、(4−(2−クロロエチル)モルホリン(0.115g、1.00mmol)およびDMF(3ml)を用いる実施例156用に記載された方法に従い、その後に175用に記載された方法を用いることによって、表題化合物を調製した。黄色の固体(0.080g、36%)。融点:118〜120℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz):11.08(s,1H), 9.06(d, J = 3.7 Hz, 1H), 8.74(d, J = 8.3 Hz, 1H), 8.65(s,1H), 8.57(d, J = 8.6 Hz, 1H), 8.31(s,1H), 8.18(d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.13(s,1H), 7.99(d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.85(d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.78(dd, J = 7.7,4.4 Hz, 1H), 6.16(s,2H), 4.72(t, J = 6.6 Hz, 1H), 3.97(br.s, 2H), 3.77(t, J = 11.5 Hz, 2H), 3.65(t, J = 11.5 Hz, 2H), 3.42(d, J = 11.6 Hz, 2H), 3.17(m, 2H)。
【0542】
実施例177
6−((5−(1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
実施例156用に記載された方法に従って、実施例143(0.200g、0.610mmol)、炭酸セシウム(0.596g、1.83mmol)、テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメタンスルホン酸(0.220g、1.22mmol)およびDMF(6ml)を用いて、表題化合物を黄色の固体として調製した(0.130g、52%)。融点:182〜184℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 8.88(dd, J = 4.2,1.7 Hz, 1H), 8.59(s, 1H), 8.51(d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.38(d, J = 8.2 Hz, 1H), 8.21(s, 1H), 8.01(m, 2H), 7.82(m, 2H), 7.53(dd, J = 8.3,4.1 Hz, 1H), 6.11(s, 2H), 4.52(m, 1H), 3.99(m, 2H), 3.51(dt, J = 11.2,3.0 Hz, 2H), 2.02(m, 4H)。
【0543】
実施例178
6−((5−(1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン1−オキシド:T
酢酸(1ml)中の実施例146(0.100g、0.269mmol)の溶液に、過酸化水素水(50%、1ml)、および100℃に加熱した。12時間後、混合物を濃縮し、クロロホルムで抽出し、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮した。粗生成物をジクロロメタン:メタノールを用いるカラムクロマトグラフィによって精製し、表題化合物をオフホワイトの固体として得た(0.015g、14%)。融点:222〜224℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz):8.58-8.48(m, 4H), 8.19(s, 1H), 8.08(s, 1H), 7.93(d, J = 8.5 Hz, 1H), 7.85(dd, J = 9.0,1.8 Hz, 1H), 7.82(d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.47(dd, J = 8.4,6.0 Hz, 1H), 6.12(s, 2H), 4.95(t, J = 5.2 Hz, 1H), 4.22(t, J = 5.5 Hz, 2H), 3.77(q, J = 5.5 Hz, 2H)。
【0544】
実施例179
6−((5−(1,3−ジメチル−1H−インダゾール−6−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン:
実施例1用に記載された方法に従って、中間体14(0.100g、0.338mmol)、1,3−ジメチル−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−インダゾール(0.0117g、0.432mmol)、炭酸カリウム(0.146g、1.05mmol)、ジオキサン(3ml)、水(0.6ml)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)を用いて、表題化合物を調製した。(0.061g、45%)。黄色の固体(0.061g、45%)。融点:159〜163℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz):8.88(dd, J = 4.0,1.6 Hz, 1H), 8.69(d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.41(s, 1H), 8.38(d, J = 8.0 Hz, 1H), 8.30(d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.05-8.01(m, 3H), 7.85(m, 2H), 7.54(dd, J = 8.3,4.1 Hz, 1H), 6.24(s, 2H)。
【0545】
実施例180
5−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ピリミジン−2−アミン:
実施例1用に記載された方法に従って、20分間のマイクロ波照射(100W、100℃)下で、中間体14(0.100g、0.338mmol)、2−アミノ−5−ピリミジンボロン酸(0.058g、0.422mmol)、炭酸カリウム(0.156g、0.027mmol)、ジオキサン(2ml)、水(0.5ml)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.031g、0.067mmol)を用いて、表題化合物を調製した。黄色の固体(0.020g、16%)。融点:244〜246℃。質量分析(m/z):354.72(M+)。
【0546】
実施例181
tert−ブチル3−エチル−6−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)−1H−インダゾール−1−カルボキシレート:
実施例1用に記載された方法に従って、20分間のマイクロ波照射(100W、100℃)下で、中間体14(0.100g、0.338mmol)、tert−ブチル3−エチル−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−インダゾール−1−カルボキシレート(0.157g、0.422mmol)、炭酸カリウム(0.156g、0.027mmol)、ジオキサン(2ml)、水(0.5ml)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.031g、0.067mmol)を用いて、表題化合物を調製した。オフホワイトの固体(0.070g、51%)。融点:185〜188℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 8.93(s,1H), 8.91(dd, J = 4.2,1.5 Hz, 1H), 8.47(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.20(d, J = 8.3 Hz, 1H), 8.11(m, 2H), 7.98(s, 1H), 7.96(d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.90(dd, J = 8.8,1.8 Hz, 1H), 7.83(d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.41(dd, J = 8.3,4.3 Hz, 1H), 6.16(s,2H), 3.10(q, J = 7.6 Hz, 2H), 1.74(s, 9H), 1.48(t, J = 7.6 Hz, 3H)。
【0547】
実施例182
4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)チオフェン−2−カルバルデヒド
実施例1用に記載された方法に従って、20分間のマイクロ波照射(100W、100℃)下で、中間体14(0.100g、0.338mmol)、2−ホルミルチオフェン−4−ボロン酸(0.032g、0.422mmol)、炭酸カリウム(0.156g、0.027mmol)、ジオキサン(2ml)、水(0.5ml)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.031g、0.067mmol)を用いて、表題化合物を調製した。褐色の固体(0.060g、7%)。融点:195〜197℃。質量分析(m/z):372.08(M+)。
【0548】
実施例183
6−((5−(2−メトキシピリミジン−5−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
実施例1用に記載された方法に従って、20分間のマイクロ波照射(100W、100℃)下で、中間体14(0.100g、0.338mmol)、2−メトキシピリミジン−5−ボロン酸(0.065g、0.422mmol)、炭酸カリウム(0.156g、0.027mmol)、ジオキサン(2ml)、水(0.5ml)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.031g、0.067mmol)を用いて、表題化合物を調製した。黄色の固体(0.060g、48%)。融点:201〜203℃。質量分析(m/z):369.98(M+)。
【0549】
実施例184
6−((5−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン:
実施例1用に記載された方法に従って、20分間のマイクロ波照射(100W、100℃)下で、中間体14(0.100g、0.338mmol)、ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イルボロン酸(0.056g、0.422mmol)、炭酸カリウム(0.156g、0.027mmol)、ジオキサン(2ml)、水(0.5ml)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.031g、0.067mmol)を用いて、表題化合物を調製した。オフホワイトの固体(0.070g、54%)。融点:179〜181℃。質量分析(m/z):382.16(M
+ +1)。
【0550】
実施例185
6−((5−(2,3−ジヒドロベンゾフラン−5−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
実施例1用に記載された方法に従って、20分間のマイクロ波照射(100W、100℃)下で、中間体14(0.100g、0.338mmol)、2,3−ジヒドロベンゾフラン−5−イルボロン酸(0.055g、0.422mmol)、炭酸カリウム(0.156g、0.027mmol)、ジオキサン(2ml)、水(0.5ml)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.031g、0.067mmol)を用いて、表題化合物を調製した。薄茶色の固体(0.065g、50%)。融点:131〜133℃。質量分析(m/z):379.92(M
+)。
【0551】
実施例186
5−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ピリジン−2−アミン
実施例1用に記載された方法に従って、20分間のマイクロ波照射(100W、100℃)下で、中間体14(0.100g、0.338mmol)、5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−2−アミン(0.096g、0.439mmol)、炭酸カリウム(0.156g、0.027mmol)、ジオキサン(2ml)、水(0.5ml)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.031g、0.067mmol)を用いて、表題化合物を調製した。黄色の固体(0.050g、42%)。融点:194〜197℃。質量分析(m/z):353.95(M
+)。
【0552】
実施例187
6−((5−(1−(2−フルオロエチル)−1H−ピラゾール−4−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
塩化メタンスルホニル(0.069g、0.605mmol)を、ジクロロメタン(3ml)中の実施例146(0.150g、0.403mmol)およびトリエチルアミン(0.122g、1.21mmol)の溶液に0℃で加え、室温まで温めた。1時間後、混合物を希釈し、炭酸水素ナトリウム溶液で洗浄し、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮した。残渣に、フッ化セシウム(0.270g、1.77mmol)およびtert−ブタノール(2ml)を加え、70℃に12時間加熱した。反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出し、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮した。粗生成物をジクロロメタン:メタノールを用いるカラムクロマトグラフィによって精製し、表題化合物をオフホワイトの固体として得た(0.015g、10%)。融点:168〜170℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz):8.88( dd, J = 4.2, 1.7 Hz, 1H),8.57( s, 1H),8.53( d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.37( d, J = 7.4 Hz, 1H), 8.26( s, 1H), 8.01(d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.99( s, 1H), 7.83(m, 2H), 7.53(dd, J = 8.3,4.2 Hz, 1H), 6.11(s, 2H), 4.88(dt, J = 47.1,4.5 Hz, 2H), 4.56(dt, J = 27.7, 4.8 Hz, 2H) 質量分析(m/z):: 374.1(M
++1)。
【0553】
実施例188
(4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)チオフェン−2−イル)メタノール
実施例1用に記載された方法に従って、20分間のマイクロ波照射(100W、100℃)下で、中間体14(0.100g、0.338mmol)、(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)チオフェン−2−イル)メタノール(0.066g、0.475mmol)、炭酸カリウム(0.156g、0.027mmol)、ジオキサン(2ml)、水(0.5ml)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.031g、0.067mmol)を用いて、表題化合物を調製した。黄色の固体(0.080g、63%)。融点:188〜191℃。質量分析(m/z):373.95(M+)。
【0554】
実施例189
6−(2−(5−(1−(2−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イルオキシ)エチル)−1H−ピラゾール−4−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)プロパン−2−イル)キノリン
実施例1用に記載された方法に従って、中間体17(0.100g、0.307mmol)、1−(2−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イルオキシ)エチル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール(0.126g、0.394mmol)、炭酸カリウム(0.133g、0.963mmol)、ジオキサン(2.5ml)、水(0.5ml)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.028g、0.024mmol)を用いて、表題化合物を調製した。黄色の液体(0.065g、44%)。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 8.85(d, J = 2.8 Hz, 1H), 8.47(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.37(d, J = 7.9 Hz, 1H), 8.22(s, 1H), 7.95(d, J = 1.7 Hz, 1H), 7.90(s, 1H), 7.88(d, J = 7.3 Hz, 1H), 7.69(d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.53(m, 1H), 4.46(m, 1H), 4.27(m, 2H), 3.88(m, 1H), 3.69(m, 1H), 3.47(m, 1H), 3.26(m, 1H), 1.63-1.30(m, 6H)。
【0555】
実施例190
2−(4−(3−(2−(キノリン−6−イル)プロパン−2−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)エタノール
実施例146用に記載された方法に従って、実施例189(0.050g、0.104mmol)、カンファースルホン酸(0.121g、0.521mmol)、メタノール(0.5ml)および水(0.5ml)から、表題化合物を調製した。褐色の固体(0.031g、74%)。融点:95〜98℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz):8.85(d, J = 2.8 Hz, 1H), 8.46(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.40(d, J = 7.9 Hz, 1H), 8.22(s, 1H), 8.00(d, J = 1.8 Hz, 1H), 7.91(d, J = 8.9 Hz, 1H), 7.85(s, 1H), 7.68(d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.53(m, 2H), 4.87(t, J = 5.3 Hz, 1H), 4.11(t, J = 5.4 Hz, 2H), 3.70(q, J = 5.4 Hz, 2H), 2.46(s, 6H)。
【0556】
実施例191
6−((5−(3−エチル−1H−インダゾール−6−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
0℃に冷却したジクロロメタン(1ml)中の実施例181(0.050g、0.099mmol)の溶液に、TFA(0.5ml)を加え、室温まで温めた。2時間後、反応混合物を氷水に注ぎ、10%NaOH溶液でpHを約11に調整し、酢酸エチルで抽出し、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮して、表題化合物を黄色の固体として得た(0.023g、61%)。融点:211〜213℃。質量分析(m/z):406.08(M
+)。
【0557】
実施例192
6−(2−(5−(1H−ピラゾール−4−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)プロパン−2−イル)キノリン:
実施例1用に記載された方法に従って、中間体17(0.20g、0.615mmol)、tert−ブチル4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−カルボキシレート(0.231g、0.788mmol)、炭酸カリウム(0.266g、1.92mmol)、ジオキサン(5ml)、水(1ml)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.057g、0.049mmol)を用いて、表題化合物を調製した。黄色の固体(0.075g、34%)。融点:218〜220℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz):13.02(s, 1H), 8.86(dd, J = 4.2, 1.7 Hz, 1H), 8.56(s, 1H), 8.35(dd, J = 8.2, 1.1 Hz, 2H), 8.10(s, 1H), 8.04-7.98(m, 3H), 7.85(dd, J = 8.8, 1.9 Hz, 1H), 7.61(d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.52(dd, J = 8.3,4.2 Hz, 1H), 5.69(s, 2H)。質量分析(m/z):359.89(M
+)。
【0558】
実施例193
6−((5−(4−メチルチオフェン−2−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
実施例1用に記載された方法に従って、20分間のマイクロ波照射(100W、100℃)下で、中間体14(0.100g、0.338mmol)、4−メチル−2−チオフェンボロン酸(0.061g、0.432mmol)、炭酸カリウム(0.146g、1.058mmol)、ジオキサン(2.5ml)、水(0.5ml)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.031g、0.027mmol)を用いて、表題化合物を調製した。褐色の固体(0.048g、40%)。融点:153〜156℃。質量分析(m/z):357.85(M+)。
【0559】
実施例194
6−((5−(5−メチルチオフェン−2−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン:
実施例1用に記載された方法に従って、20分間のマイクロ波照射(100W、100℃)下で、中間体14(0.100g、0.338mmol)、5−メチル−2−チオフェンボロン酸(0.060g、0.422mmol)、炭酸カリウム(0.156g、1.12mmol)、ジオキサン(2.5ml)、水(0.5ml)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.031g、0.027mmol)を用いて、表題化合物を調製した。オフホワイトの固体(0.035g、29%)。融点:154〜156℃。質量分析(m/z):357.85(M+)。
【0560】
実施例195
4−(5−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ピリジン−2−イル)モルホリン
実施例1用に記載された方法に従って、20分間のマイクロ波照射(100W、100℃)下で、中間体14(0.100g、0.338mmol)、6−モルホリノピリジン−3−ボロン酸(0.088g、0.422mmol)、炭酸カリウム(0.156g、1.12mmol)、ジオキサン(2.5ml)、水(0.5ml)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.031g、0.027mmol)を用いて、表題化合物を調製した。黄色の固体(0.045g、31%)。融点:183〜185℃。質量分析(m/z):423.93(M+)。
【0561】
実施例196
6−((5−(6−(ピペリジン−1−イル)ピリジン−3−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
実施例1用に記載された方法に従って、20分間のマイクロ波照射(100W、100℃)下で、中間体14(0.100g、0.338mmol)、2−(ピペリジン−1−イル)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン(0.122g、0.422mmol)、炭酸カリウム(0.156g、1.12mmol)、ジオキサン(2.5ml)、水(0.5ml)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.031g、0.027mmol)を用いて、表題化合物を調製した。褐色の固体(0.090g、63%)。融点:133〜135℃。質量分析(m/z):422.18(M
++1)。
【0562】
実施例197
6−((5−(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
実施例144用に記載された方法に従って、実施例143(0.130g、0.397mmol)、水素化ナトリウム(0.014g、0.596mmol)、ヨウ化エチル(0.123g、0.794mmol)およびDMF(3ml)から、表題化合物を調製した。黄色の固体(0.065g、46%)。融点:132〜134℃。質量分析(m/z):356.03(M
++1)。
【0563】
実施例198
6−((5−(1−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
実施例144用に記載された方法に従って、実施例143(0.130g、0.397mmol)、水素化ナトリウム(0.014g、0.596mmol)、2−ブロモプロパン(0.097g、0.794mmol)およびDMF(3ml)から、表題化合物を調製した。オフホワイトの固体(0.050g、34%)。融点:126〜128℃。質量分析(m/z):370.24(M
++1)。
【0564】
実施例199
6−((5−(1−イソブチル−1H−ピラゾール−4−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
実施例144用に記載された方法に従って、実施例143(0.130g、0.397mmol)、水素化ナトリウム(0.014g、0.596mmol)、1−ブロモ−2−メチルプロパン(0.108g、0.794mmol)およびDMF(3ml)から、表題化合物を調製した。薄緑色の固体(0.070g、46%)。融点:160〜163℃。質量分析(m/z):384.10(M
++1)。
【0565】
実施例200
1−(ピロリジン−1−イル)−2−(4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)エタノン
DMF(0.5ml)中の実施例155(0.056g、0.145mmol)の溶液に、N−エチルジイソプロピルアミン(0.018g、0.145mmol)およびHATU(0.055g、0.145mmol)を加え、5分間撹拌した。ピロリジン(0.020g、0.290mmol)を室温で加え、反応混合物を12時間撹拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧濃縮した。粗生成物をメタノール:ジクロロメタンを用いるカラムクロマトグラフィによって精製し、表題化合物を黄色の固体として得た(0.010g、16%)。融点:136〜138℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 8.87(dd, J = 2.7 Hz, 1H), 8.52(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.45( s, 1H), 8.37(d, J = 7.7 Hz, 1H), 8.20(s, 1H), 8.01(d, J = 8.6 Hz, 1H), 7.99(s, 1H), 7.83(m, 2H), 7.52(dd, J = 8.3,4.2 Hz, 1H), 6.11(s, 2H), 5.11(s, 2H), 3.52(t, J = 6.7 Hz, 2H), 3.33(m, 2H), 1.93-1.77(m, 4H)。
【0566】
実施例201
6−((5−(1−(2−メトキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
実施例144用に記載された方法に従って、実施例143(0.130g、0.397mmol)、水素化ナトリウム(0.014g、0.596mmol)、2−ブロモエチルメチルエーテル(0.110g、0.794mmol)およびDMF(3ml)から、表題化合物を調製した。淡黄色の固体(0.050g、33%)。融点:162〜164℃。
1H-NMR(δ ppm, CDCl
3, 400 MHz): 8.90(d, J = 3.5 Hz, 1H), 8.30(d, J = 8.6 Hz, 1H), 8.13(m, 4H), 7.89(s, 1H), 7.86(d, J = 8.9 Hz, 1H), 7.54(d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.41(dd, J = 8.3,4.2 Hz, 1H), 6.07(s, 2H), 4.38(t, J = 5.0 Hz, 2H), 3.81(t, J = 5.1 Hz, 2H), 3.36(s, 3H)。
【0567】
実施例202
N−フェニル−3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−アミン
o−キシレン(0.8ml)中の中間体14(0.10g、0.338mmol)およびアニリノ(0.047g、0.507mmol)の溶液に、ナトリウムtert−ブトキシド(0.038g、0.405mmol)、トリフェニルホスフィン(0.008g、0.033mmol)および酢酸パラジウム(0.003g、0.169mmol)を加え、30分間脱気し、反応混合物を120℃に4時間加熱した。反応混合物をセライト濾過し、酢酸エチルで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧濃縮した。粗生成物をメタノール:ジクロロメタンを用いるカラムクロマトグラフィによって精製し、表題化合物を褐色の固体として得た(0.030g、25%)。融点:237〜239℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 9.72(s,1H), 8.87(d, J = 3.9 Hz, 1H), 8.36(d, J = 8.6 Hz, 1H), 8.19(d, J = 9.0 Hz, 1H), 8.00(s, 1H), 7.98(d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.73(m, 3H), 7.53(dd, J = 8.0, 4.2 Hz, 1H), 7.26(m, 2H), 6.96(t, J = 7.4 Hz, 1H), 6.90(d, J = 9.0 Hz, 1H), 5.98(s, 2H)。
【0568】
実施例203
6−((5−フェノキシ−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
N−メチルピロリドン(0.7ml)中の中間体14(0.10g、0.338mmol)およびフェノール(0.031g、0.338mmol)の溶液に、カリウムtert−ブトキシド(0.045g、0.405mmol)を加え、反応混合物を80℃に12時間加熱した。反応混合物を水でクエンチし、酢酸エチルで抽出し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧濃縮した。粗生成物をメタノール:ジクロロメタンを用いるカラムクロマトグラフィによって精製し、表題化合物をオフホワイトの固体として得た(0.040g、33%)。融点:225〜227℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 8.91(d, J = 2.9 Hz, 1H), 8.29(d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.07(d, J = 8.1 Hz, 1H), 8.01(d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.76(s,1H), 7.67(dd, J = 8.6, 1.4 Hz, 1H), 7.47(m, 3H), 7.33(t, J = 7.4 Hz, 1H), 7.16(d, J = 8.0 Hz, 1H), 6.98(d, J = 8.9 Hz, 1H), 5.80(s, 2H)。
【0569】
実施例204
メチル2−フルオロ−5−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンゾエート
実施例1用に記載された方法に従って、中間体14(0.250g、0.845mmol)、4−フルオロ−3−メトキシカルボニルフェニルボロン酸ピナコールエステル(0.294g、0.422mmol)、酢酸カリウム(0.276g、2.81mmol)、ジオキサン(4ml)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.050g、0.042mmol)を用いて、表題化合物を調製した。オフホワイトの固体(0.080g、23%)。
【0570】
実施例205
2−フルオロ−5−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)安息香酸
メタノール(1ml)中の実施例204(0.080g、0.193mmol)の溶液に、水(1ml)中の水酸化リチウム(0.075g、1.80mmol)およびTHF(2ml)を加え、室温で撹拌した。12時間後、0.5N塩酸を用いてpHを約7に調整し、沈殿した固体を濾過し、酢酸エチルおよび石油エーテルで洗浄し、真空下で乾燥させ、表題化合物をオフホワイトの固体として得た(0.060g、78%)。前記酸をさらなる精製なしで次のステップに用いた。
実施例206
2−フルオロ−5−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
実施例205(0.060g、0.149mmol)に、塩化チオニル(0.8ml)を加え、3時間還流させた。過剰な塩化チオニルを除去し;25%アンモニア水(0.8ml)を残渣に0℃で加え、15分間撹拌した。形成された沈殿物を炭酸水素ナトリウム溶液で洗浄し、真空下で乾燥させ、表題化合物をオフホワイトの固体として得た(0.020g、34%)。融点:262〜264℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 8.87(d, J = 2.7 Hz, 1H), 8.68(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.50(d, J = 6.7 Hz, 1H), 8.39(d, J = 8.1 Hz, 2H), 8.17(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.04(s, 1H), 8.02(d, J = 8.6 Hz, 1H), 7.89(s, 1H), 7.83(d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.78(s,1H), 7.53(dd, J = 8.2,3.9 Hz, 1H), 7.49(d, J = 9.7 Hz, 1H), 6.21(s, 2H)。
実施例207
2−クロロ−4−(3−((5,7−ジフルオロキノリン−6−イル)メチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
実施例1用に記載された方法に従って、30分間のマイクロ波照射(100W、100℃)下で、中間体34(0.065g、0.196mmol)、中間体35(0.070g、0.245mmol)、炭酸カリウム(0.090g、0.654mmol)、ジオキサン(2ml)、水(0.3ml)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.018g、0.015mmol)を用いて、表題化合物を調製した。褐色の固体(0.020g、23%)。融点:216〜219℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 9.01(d, J = 2.9 Hz, 1H), 8.67(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.59(d, J = 8.5 Hz, 1H), 8.26(s,1H), 8.20(d, J = 8.6 Hz, 1H), 8.18(s,1H), 7.96(s,1H), 7.77(d, J = 10.9 Hz, 1H), 7.69(s, 1H), 7.67(dd, J = 8.6,4.3 Hz, 1H), 7.59(d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.59(d, J = 8.0 Hz, 1H), 6.26(s, 2H)。
【0571】
実施例208
1−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)エタノン
中間体14(0.200g、0.676mmol)、1−エトキシビニルトリ(n−ブチル)スタンナン(0.244g、0.676mmol)、トリフェニルホスフィン(0.0284g、0.054mmol)、トルエン(3.8ml)およびトリス(ジベンジリジンアセトン)パラジウム(0)(0.028g、0.027mmol)を用いる実施例1用に記載された方法に従い、その後に酸加水分解を行って、表題化合物を調製した。褐色の固体(0.080g、39%)。
1H-NMR(δ ppm, CDCl
3, 400 MHz): 8.92(d, J = 3.0 Hz, 1H), 8.49(d, J = 8.5 Hz, 1H), 8.15(m, 3H), 7.94(s, 1H), 7.87(d, J = 8.6 Hz, 1H), 7.43(dd, J = 8.3,4.2 Hz, 1H), 6.15(s, 2H), 2.82(s, 3H)。
【0572】
実施例209
2−(1−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)エチリデン)ヒドラジンカルボキサミド
エタノール(2ml)中の実施例208(0.070g、0.230mmol)の溶液に、酢酸ナトリウム(0.018g、0.230mmol)およびセミカルバジドヒドロクロリド(0.026g、0.230mmol)を加え、室温で12時間撹拌した。反応混合物を濃縮し、残渣を炭酸水素溶液、ジクロロメタンで洗浄し、真空下で乾燥させ、表題化合物を黄色の固体として得た(0.040g、48%)。融点:249〜250℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 9.70(s, 1H), 8.88(d, J = 2.8 Hz, 1H), 8.54(d, J = 8.9 Hz, 1H), 8.45(d, J = 8.9 Hz, 1H), 8.37(d, J = 8.2 Hz, 1H), 8.01(s, 1H), 7.99(d, J = 8.6 Hz, 1H), 7.81(dd, J = 8.6,1.3 Hz, 1H), 7.53(dd, J = 8.2,4.1 Hz, 1H), 6.78(br s, 2H), 6.14(s, 2H), 2.35(s, 3H)。
【0573】
実施例210
4−(3−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)−2−クロロベンズアミド
実施例1用に記載された方法に従って、30分間のマイクロ波照射(100W、100℃)下で、中間体38(0.150g、0.496mmol)、中間体35(0.174g、0.620mmol)、炭酸カリウム(0.228g、1.65mmol)、ジオキサン(3ml)、水(1ml)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.045g、0.039mmol)を用いて、表題化合物を調製した。黄色の固体(0.090g、43%)。融点:238〜240℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 9.38(s, 1H), 8.69(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.32(s, 1H), 8.27(s, 1H), 8.25(d, J = 8.2 Hz, 1H), 8.21(d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.08(d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.97(s, 1H), 7.69(s, 1H), 7.64(m, 2H), 6.18(s, 2H)。
【0574】
実施例211
2−(2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)フェニル)プロパン−2−オール
実施例1用に記載された方法に従って、中間体14(0.150g、0.507mmol)、中間体19(0.177g、0.634mmol)、炭酸カリウム(0.233g、1.68mmol)、ジオキサン(3ml)、水(0.6ml)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.047g、0.040mmol)を用いて、表題化合物を調製した。薄緑色の固体(0.080g、38%)。融点:85〜89℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 9.59(s, 1H), 8.88(d, J = 2.7 Hz, 1H), 8.67(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.37(d, J = 7.7 Hz, 1H), 8.15(m, 4H), 7.83(m, 2H), 7.53(dd, J = 8.1,4.0 Hz, 1H), 6.21(s, 2H), 5.38(s, 1H), 1.51(s, 6H)。
【0575】
実施例212
2−クロロ−5−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド:
実施例1用に記載された方法に従って、中間体14(0.100g、0.338mmol)、中間体22(0.118g、0.422mmol)、炭酸カリウム(0.155g、1.12mmol)、DMF(8ml)、水(0.5ml)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.031g、0.027mmolを用いて、表題化合物をオフホワイトの固体として得た(0.065g、46%)。融点:241〜244℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 8.88(dd, J = 4.0,2.6 Hz, 1H), 8.69(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.36(d, J = 8.2 Hz, 1H), 8.29(s, 1H), 8.26(dd, J = 11.6,1.5 Hz, 1H), 8.20(d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.03(m, 3H), 7.83(dd, J = 8.7,1.6 Hz, 1H), 7.73(s, 1H), 7.67(d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.53(dd, J = 8.3,4.2 Hz, 1H), 6.22(s, 2H)。
【0576】
実施例213
3−(2−クロロ−3,6−ジフルオロベンジル)−5−(1H−ピラゾール−4−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン:
実施例1用に記載された方法に従って、中間体16(0.180g、0.571mmol)、tert−ブチル4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−カルボキシレート(0.215g、0.731mmol)、炭酸カリウム(0.260g、1.88mmol)、ジオキサン(3.5ml)、水(0.8ml)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.052g、0.044mmol)を用いて、表題化合物を調製した。黄色の固体(0.165g、83%)。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz):13.22(s, 1H), 8.48(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.18(s,1H), 7.82(d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.63-7.51(m, 2H), 7.45(dt, J = 9.2,4.2 Hz, 1H), 6.02(s, 2H)。
【0577】
実施例214
2−クロロ−4−(3−(1−(キノリン−6−イル)エチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
実施例1用に記載された方法に従って、45分間のマイクロ波照射(100W、100℃)下で、中間体40(0.450g、1.45mmol)、中間体35(0.511g、1.81mmol)、炭酸カリウム(0.668g、3.33mmol)、ジオキサン(5ml)、水(1.5ml)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.134g、0.116mmol)を用いて、表題化合物を調製した。オフホワイトの固体(0.250g、40%)。融点:140〜143℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 8.87(dd, J = 3.8,2.7 Hz, 1H), 8.68(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.39(d, J = 8.2 Hz, 1H), 8.25(s, 1H), 8.20(m, 2H), 8.11(s, 1H), 8.00(d, J = 8.9 Hz, 1H), 7.94(s, 1H), 7.86(d, J = 8.6 Hz, 1H), 7.67(s, 1H), 7.60(d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.53(dd, J = 8.4,4.2 Hz, 1H), 6.73(q, J = 6.7 Hz, 1H), 2.25(d, J = 7.0 Hz, 3H)。
【0578】
実施例215
2−クロロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
実施例1用に記載された方法に従って、中間体29(0.150g、0.508mmol)、中間体35(0.179g、0.636mmol)、炭酸カリウム(0.234g、1.69mmol)、ジオキサン(3ml)、水(1ml)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.047g、0.040mmol)を用いて、45分間のマイクロ波(100W、100℃)中で、表題化合物を調製した。オフホワイトの固体(0.095g、45%)。融点:212〜214℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 8.87(dd, J = 4.1,2.8 Hz, 1H), 8.73(s, 1H), 8.35(d, J = 8.5 Hz, 1H), 8.20(s, 1H), 8.18(d, J = 7.6 Hz, 1H), 8.13(d, J = 8.1 Hz, 1H), 8.01(m, 3H), 7.90(s, 1H), 7.83(d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.62(s, 1H), 7.55(d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.53(dd, J = 8.6, 4.5 Hz, 1H), 5.78(s, 2H)。
【0579】
実施例216
1−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)エタノンオキシム
エタノール(1.3ml)中の実施例208(0.060g、0.197mmol)の溶液に、酢酸ナトリウム(0.016g、0.197mmol)およびヒドロキシルアミンヒドロクロリド(0.013g、0.197mmol)を加え、室温で12時間撹拌した。反応混合物を濃縮し、残渣を炭酸水素溶液、ジクロロメタンで洗浄し、真空下で乾燥させ、表題化合物を2つの異性体の約9:1の混合物として得た。オフホワイトの固体(0.030g、48%)。融点:259〜261℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 11.95( s, 0.9H), 11.28(s,0.1H), 8.88(d, J = 2.6 Hz, 1H), 8.74(d, J = 8.8 Hz, 0.1H), 8.61(d, J = 8.4 Hz, 0.1H), 8.52(d, J = 8.8 Hz, 0.9H), 8.36(d, J = 8.4 Hz, 0.9H), 8.00(m, 3H), 7.81(dd, J = 8.4, 1.6 Hz, 1H), 7.53(dd, J = 8.3,4.1 Hz, 1H), 6.24( s, 0.2H), 6.15(s, 1.8H), 2.74( s,0.3H), 2.30(s, 2.7H)。
【0580】
実施例217
1−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)エタノンO−メチルオキシム
実施例216用に記載された方法と同様の方法を用いて、実施例208(0.070g、0.230mmol)、エタノール(1.5ml)、酢酸ナトリウム(0.018g、0.230mmol)およびメトキシルアミンヒドロクロリド(0.019g、0.230mmol)から、表題化合物を2つの異性体の約9.5:0.5の混合物として調製した。オフホワイトの固体(0.020g、26%)。融点:155〜157℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 8.88(d, J = 2.6 Hz, 1H), 8.61(d, J = 8.8 Hz, 0.05H), 8.55(d, J = 8.8 Hz, 0.95H), 8.36(d, J = 8.4 Hz, 1H), 8.02(m, 3H), 7.81(dd, J = 8.8,1.7 Hz, 1H), 7.53(dd, J = 8.3,4.2 Hz, 1H), 6.16(s, 2H), 4.01(s, 2.85H), 3.79(s, 0.15H), 2.32(s, 2.85H), 2.24(s, 0.15H)。
【0581】
実施例218
N’−(1−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)エチリデン)アセトヒドラジド
エタノール(1.3ml)中の実施例208(0.070g、0.230mmol)の溶液に、アセチルヒドラジド(0.017g、0.230mmol)を加え、4時間還流した。反応混合物を濃縮し、残渣を水、酢酸エチルで洗浄し、真空下で乾燥させ、2つの異性体の約1:1の混合物として、表題化合物を得た。淡黄色の固体(0.035g、42%)。融点:249〜251℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 10.79(s, 0.5 H), 10.76(s, 0.5H), 8.89(d, J = 2.9 Hz, 1H), 8.66(d, J = 8.7 Hz, 0.5H), 8.55(d, J = 8.8 Hz, 0.5H), 8.37(m, 1.5H), 8.20(d, J = 9.0 Hz, 0.5H), 8.01(m, 2H), 7.84(dt, J = 9.0, 1.8 Hz, 1H), 7.54(dd, J = 8.3,4.2 Hz, 1H), 6.20( s, 1H), 6.16(s,1H), 2.39(s, 3H), 2.29(s, 3H)。
【0582】
実施例219
6−((5−(4−メチルピペラジン−1−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン:
実施例152用に記載された方法に従って、中間体14(0.150g、0.507mmol)、N−メチルピペラジン(0.076g、0.760mmol)、フッ化セシウム(0.154g、1.01mmol)およびDMF(4.5ml)を用いて、表題化合物を調製した。褐色の固体(0.023g、13%)。融点:131〜133℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 8.87(d, J = 2.6 Hz, 1H), 8.35(d, J = 8.1 Hz, 1H), 8.15(d, J = 9.3 Hz, 1H), 7.99(d, J = 8.6 Hz, 1H), 7.93(s, 1H), 7.74(d, J = 8.5 Hz, 1H), 7.53(dd , J = 8.0,4.0 Hz, 1H), 7.05(d, J = 9.4 Hz, 1H), 5.89(s, 2H), 3.68(br. s, 4H), 2.42(br.s, 4H), 2.22(s, 3H)。
【0583】
実施例220
N’−(1−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)エチリデン)イソ‐ニコチノヒドラジド
エタノール(1.5ml)中の実施例208(0.065g、0.214mmol)の溶液に、イソニアジド(isonicotinic hydrazide)(0.050g、0.428mmol)を加え、12時間還流した。反応混合物を濃縮し、残渣を水、酢酸エチルで洗浄し、真空下で乾燥させ、表題化合物を単一異性体として、および淡黄色の固体として得た(0.070g、77%)。融点:239〜241℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 11.24(s, 1H), 8.88(dd, J = 4.1, 2.5 Hz, 1H), 8.77(s, 2H), 8.60(br s, 1H), 8.37(d, J = 8.0 Hz, 2H), 8.02(d, J = 8.8 Hz, 2H), 7.82(d, J = 7.1 Hz, 2H), 7.71(m, 1H), 7.54(dd, J = 8.3,4.2 Hz, 1H), 6.18(s, 2H), 2.55(s, 3H)。
【0584】
実施例221
(−)−2−クロロ−4−(3−(1−(キノリン−6−イル)エチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
前記ラセミ化合物、すなわち、(±)−2−クロロ−4−(3−(1−(キノリン−6−イル)エチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド(0.24g)の、移動相として流速70g/分のエタノール:CO
2(35:65)を用いるCHIRALPAK IAカラム(250×30mm;5μ)での分取SFC分離を通じて、前記異性体を得た。オフホワイトの固体(0.095g)。鏡像体過剰率(e.e.)96.84%.保持時間(Rt):4.27分(CHIRALPAK IAカラム(250×4.6mm;5μ)、流速3.0ml/分のエタノール:CO
2(40:60)を移動相として用いる)。MP:202〜203℃。
【0585】
【化39】
:-427.30(c=1, CHCl
3)。
1H-NMR(δ ppm, CDCl
3 + DMSO-d
6, 400 MHz): 8.88(d, J = 3.2 Hz, 1H), 8.43(d, J = 8.6 Hz, 1H), 8.15(d, J = 6.1 Hz, 1H), 8.14(s, 1H), 8.07(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.00(d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.98(s, 1H), 7.91(m, 2H), 7.79(d, J = 8.6 Hz, 1H), 7.40(dd, J = 8.2,4.2 Hz, 1H), 6.62(q, J = 6.9 Hz, 1H), 6.54(s, 1H), 6.12(s, 1H), 2.34(d, J = 7.1 Hz, 3H)。
【0586】
実施例222
(+)−2−クロロ−4−(3−(1−(キノリン−6−イル)エチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
前記ラセミ化合物、すなわち(±)−2−クロロ−4−(3−(1−(キノリン−6−イル)エチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド(0.24g)の、流速70g/分のエタノール:CO
2(35:65)を移動相として用いるCHIRALPAK IAカラム(250×30mm;5μ)での分取SFC分離を通じて、前記異性体を得た。オフホワイトの固体(0.035g)。鏡像体過剰率(e.e.)96.21%。保持時間(Rt):4.82分(CHIRALPAK IAカラム(250×4.6mm;5μ)、流速3.0ml/分のエタノール:CO
2(40:60)を移動相として用いる)。MP:200〜202℃。
1H-NMR(δ ppm, CDCl
3, 400 MHz): 8.90(d, J = 2.8 Hz, 1H), 8.46(d, J = 8.6 Hz, 1H), 8.16(m, 2H), 8.10(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.13-7.95(m, 3H), 7.92(d, J = 7.1 Hz, 1H), 7.81(d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.42(dd, J = 8.2,4.2 Hz, 1H), 6.64(q, J = 7.0 Hz, 1H), 6.43(s, 1H), 5.87(s, 1H), 2.36(d, J = 7.2 Hz, 3H)。
【0587】
実施例223
4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)−2−(トリフルオロメチル)ベンズアミド:
実施例1用に記載された方法に従って、45分間のマイクロ波中(100W、100℃)で、中間体14(0.200g、0.676mmol)、中間体42(0.277g、0.879mmol)、炭酸カリウム(0.311g、2.25mmol)、ジオキサン(4ml)、水(2ml)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.062g、0.054mmol)を用いて、表題化合物を調製した。褐色の固体(0.035g、12%)。融点:230〜232℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 8.88(d, J = 2.9 Hz, 1H), 8.73(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.55(d, J = 5.5 Hz, 1H), 8.52(s, 1H), 8.35(d, J = 8.1 Hz, 1H), 8.28(d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.05(m, 3H), 7.84(dd, J = 10.2, 1.4 Hz, 1H), 7.72(d, J = 8.6 Hz, 1H), 7.70(s, 1H), 7.54(dd, J = 8.3, 4.3 Hz, 1H), 6.24(s, 2H)。
【0588】
実施例224
6−((5−(4−カルバモイル−3−クロロフェニル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン1−オキシド:
アセトン(0.6ml)中の実施例108(0.100g、0.241mmol)の溶液に、水(2ml)中のオキソン(0.74g、1.20mmol)を加え、20時間加熱還流した。混合物を10%炭酸水素ナトリウム水溶液で希釈し、ジクロロメタンで抽出し、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮した。粗生成物を、メタノール:ジクロロメタンを用いるカラムクロマトグラフィによって精製し、表題化合物を薄茶色の固体として得た(0.030g、29%)。融点:182〜183℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 8.71(d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.55(d, J = 6.1 Hz, 1H), 8.52(d, J = 9.1 Hz, 1H), 8.29(s, 1H), 8.23(m, 2H), 8.12(s, 1H), 7.95-7.83(m, 3H), 7.67(s, 1H), 7.61(d, J = 7.9 Hz, 1H), 7.47(dd, J = 8.4,6.2 Hz, 1H), 6.24(s, 2H)。
【0589】
実施例225
2−クロロ−N−エチル−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミドヒドロクロリド
塩酸(1ml)で飽和したエーテルを、THF(1ml)中の実施例119(0.020g、0.045mmol)の溶液に0℃で加え、15分間撹拌した。形成された沈殿物を濾過し、エーテルで洗浄し、真空下で乾燥させ、表題化合物をオフホワイトの固体として得た(0.012g、56%)。融点:151〜153℃。
【0590】
実施例226
6−((5−(4−カルバモイル−3−クロロフェニル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン1−オキシド
ジクロロメタン(1ml)中の実施例119(0.060g、0.135mmol)の溶液に、3−クロロペル安息香酸(0.46g、0.270mmol)を加え、室温で12時間撹拌した。混合物を水で希釈し、ジクロロメタンで抽出し、有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮した。粗生成物を、溶離液としてメタノール:ジクロロメタンを用いるカラムクロマトグラフィによって精製し、表題化合物を灰色の固体として得た(0.016g、26%)。融点:212〜215℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 8.71(d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.68(d, J = 9.1 Hz, 1H), 8.56(m,2H), 8.30(d, J = 1.5 Hz, 1H), 8.24(m, 2H), 8.12(s, 1H), 7.93(d, J = 8.6 Hz, 1H), 7.86(dd, J = 9.1,1.8 Hz, 1H), 7.57(d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.48(dd, J = 8.4,6.0 Hz, 1H), 6.20( s, 2H), 3.28(m, 2H), 1.14(t, J = 7.3 Hz, 3H)。
【0591】
実施例227
6−((5−(1H−ピラゾール−4−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
実施例1用に記載された方法に従って、45分間のマイクロ波照射(100W、100℃)下で、中間体14(0.100g、0.338mmol)、tert−ブチル3−メチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−カルボキシレート(0.088g、0.422mmol)、炭酸カリウム(0.155g、1.12mmol)、DMF(2ml)、水(0.5ml)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.031g、0.027mmol)を用いて、表題化合物を調製した。褐色の固体(0.025g、23%)。融点:215〜218℃。
1H-NMR(δ ppm, DMSO-d
6, 400 MHz): 12.94(s, 1H), 8.88(dd, J = 4.1, 1.5 Hz, 1H), 8.47(d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.36(d, J = 7.7 Hz, 1H), 8.13(s, 1H), 8.00(d, J = 7.9 Hz, 1H), 8.00(s, 1H), 7.79(m, 2H), 7.53(dd, J = 8.3,4.2Hz, 1H), 6.11(s, 2H), 2.56(s, 3H)。
【0592】
生物検定
本発明の化合物の薬理学的特性は、いくつかの薬理検定によって確認することができる。本発明の化合物および/またはそれらの薬剤的に許容できる塩を用いて行うことができる薬理検定を以下に例示する。
【0593】
1. METキナーゼアッセイのプロトコール:
c−Metキナーゼ活性の比色定量
受容体型チロシンキナーゼc−Metは、腫瘍進行を促進するいくつかの細胞プロセスに関わるヘテロ二量体の膜貫通糖タンパク質である。c−Metキナーゼドメインにおけるチロシン残基のリン酸化はその活性および結果として起こる下流効果に重要である。比色分析によって、ヒト組換えMetキナーゼが活性化するときに、ビオチン化ペプチドのリン酸化型の検出が可能となる。
【0594】
METキナーゼアッセイのプロトコール:
c−Metキナーゼ活性は、変更を加えたHTScan(登録商標)METキナーゼアッセイキット(セル・シグナリング・テクノロジー社、マサチューセッツ州ベバリー)を用いて測定されるものとする。インキュベーションは全て室温で行う。簡潔には、12.5μlの4×反応混液(適量のヒトMetキナーゼを含有するDTT/キナーゼ緩衝液)を12.5μlの事前希釈した対象化合物を含む96ウェルプレートの各ウェルに添加し、5分間インキュベートする。最初のインキュベーション後、25μl/ウェルの2×ATP/ビオチン化ペプチドを加え、さらに30分間インキュベートする。反応は、50μl/ウェルの停止緩衝液(50mM EDTA、pH8.0)を加えて終了させる。続いて、反応混合物(25μl/ウェル)を75μlのdH
2Oを含むストレプトアビジンで被膜したプレート(パーキンエルマー社、Cat#4009−0010)に移し、60分間インキュベートする。前記プレートを、200μl/ウェルの洗浄緩衝液(1×PBS、0.05%トウィーン−20)で洗浄する。洗浄後、100μl/ウェルのリン酸化チロシンmAb(1%BSA含有洗浄緩衝液中で1:1000)を加え、60分間インキュベートする。もう1セットの洗浄後、100μl/ウェルのユウロピウム標識抗マウスIgG(1%BSA含有洗浄緩衝液中で1:500)を加え、さらに30分間インキュベートする。さらに洗浄した後、100μl/ウェルのDelfia(登録商標)増強溶液(enhancement solution)(パーキンエルマー社、Cat#1244−105)を加え、45分間インキュベートする。阻害率(%)を計算するために、マイクロプレートリーダー(BMGラボテック(Labtech)社、ドイツ)を用いて、340nm(励起)および615nm(蛍光)で、蛍光を測定する。得られたデータは、IC
50を決定するために、さらにグラフパッドプリズム(Graphpad Prism)(グラフパッド・ソフトウェア社(Graphpad software)、カリフォルニア州サンディエゴ)を用いて分析することができる。
【0595】
結果:結果を、1μMでのc−Metの阻害率(%)として、以下の表10に示す。
【0596】
【表10】
【0597】
MKN−45増殖の阻害:以下のスケジュールに従って、Metを高発現しているヒト胃腺癌細胞株、MKN−45を用いて細胞増殖アッセイを行った:
【0598】
1日目:細胞を96ウェルプレートの完全増殖培地中に播種した。
【0599】
2日目:所望の濃度の化合物を添加した。
【0600】
5日目:3−[4,5−ジメチルチアゾール−2−イル]−2,5−ジフェニルテトラゾリウムブロマイド(MTT)色素還元試験を用いて、細胞生存率を測定した。
【0601】
結果:結果は、表11には1μMでの、表12には0.1μMでのMKN−45増殖の阻害率(%)として示し、表13にはGI
50値として以下に示す。
【0602】
【表11】
【0603】
【表12】
【0604】
【表13】
【0605】
MKN−45細胞におけるc−Metキナーゼリン酸化の阻害:MKN45細胞は、調節不全のc−Metキナーゼ活性を有する胃がんまたは肝細胞がん患者のサブセクション(sub-sects)で観察されるものと類似した、常時活性化されたc−Metキナーゼを有する「c−Met耽溺性(addicted)」細胞の原型である。Metリン酸化の阻害を、以下のスケジュールに従って、細胞ベースのELISAアッセイを用いて測定した:
【0606】
1日目:MKN−45細胞を、96ウェルプレートの完全増殖培地中に播種した。
【0607】
2日目:所望の濃度の阻害剤をプレートに加え、1時間インキュベートし、その後溶解した。
【0608】
溶解物を抗cMet受容体抗体で被膜したNUNC Maxisorpプレートに移した。リン酸化チロシン(Phopho-tyrosine)mAbおよびHRP裏打ち(lined)抗マウスIgGを、それぞれ一次抗体および二次抗体として使用した。吸光度を、450nMでマイクロプレートリーダー(BMGラボテック社(Labtech)、ドイツ)を用いて測定した。この細胞株におけるc−Metリン酸化の阻害は、異常なc−Metキナーゼシグナル伝達によって生じるがんと診断された患者において、試験化合物が治療薬として有望であることを示している。
【0609】
結果:結果は上記の表13にIC50値として示す。
【0610】
NCI−H441細胞におけるc−Metキナーゼリン酸化の阻害:.
Metリン酸化の阻害を、以下のスケジュールに従って、細胞ベースELISAアッセイを用いて測定した:
【0611】
1日目:NCI−H441細胞を96ウェルプレートの完全増殖培地中に播種した。
【0612】
2日目:所望の濃度の阻害剤をプレートに加え、1時間インキュベートし、その後溶解した。溶解物を、抗cMet受容体抗体で被膜したNUNC Maxisorpプレートに移した。リン酸化チロシン(Phopho-tyrosine)mAbおよびHRP−裏打ち抗マウスIgGを、それぞれ一次抗体および二次抗体として使用した。吸光度を、450nMでマイクロプレートリーダー(BMGラボテック社(Labtech)、ドイツ)を用いて測定した。本化合物はNCI−H441、非小細胞肺がん由来細胞株におけるc−Metキナーゼリン酸化を強力に阻害し、このことは、変異krasを有する肺がん患者における治療薬として有望であることを示している。
【0613】
結果:結果を、以下の表14にIC50値として示す。
【0614】
【表14】
【0615】
MKN−45またはNCI−H441細胞におけるAktリン酸化の阻害:Aktはセリン−トレオニンキナーゼであり、PI3K経路を介してc−Metキナーゼにより制御される下流マーカーである。リン酸化すると、Aktは細胞生存および増殖を含むいくつかの最終過程を制御する。細胞を0〜1000nMの試験化合物で処理し、溶解し、タンパク質を10%SDS−PAGEで分離した。分離後、タンパク質をニトロセルロース膜上に転写し、pAkt S473mAb(一次)およびウサギ抗マウスAb(二次)と一緒にインキュベートした後、化学発光により検出した。バンドの強度を、ImageJ 1.42q(NIH、米国)を用いて決定し、アクチン(ローディングコントロール)に対し標準化した。
結果:結果を、以下の表15にIC50値として示す。
【0616】
【表15】
【0617】
6.MKN−45細胞におけるアポトーシスの誘導:カスパーゼ3の誘導を蛍光定量により測定した。細胞を所望の濃度の本化合物と一緒に24時間インキュベートした。インキュベーション後、細胞を回収し、カウントした。1ウェル当たり同じくらいの数の生細胞(0.3×10
6個の細胞)をカスパーゼ−3活性の測定に使用した。カスパーゼ−3レベルの上昇により表わされるアポトーシスの増加を、ミリポア社製のカスパーゼ−3キットを用いて測定した。データは最大応答(100%)の割合として表わす。本発明の化合物は、MKN−45細胞において、カスパーゼ−3活性の増加で表わされるアポトーシスを用量依存的に誘導した。
【0618】
結果:結果を以下の表16に3μMでの誘導率として示す。
【0619】
【表16】
【0620】
7.MDA−MB−231細胞におけるHGF誘導Metリン酸化の阻害:MDA−MB−231は、高レベルにc−Metを発現している乳がん細胞株である。これらの細胞におけるMetキナーゼの活性化は、その天然リガンド、肝細胞増殖因子(HGF)の添加後にのみ起こる。前記酵素の細胞外ドメインに結合すると、肝細胞増殖因子はチロシン残基のリン酸化を引き起こし、細胞増殖等のいくつかの下流の事象を制御する。細胞増殖アッセイを、以下のスケジュールに従って、Met高発現細胞株(MDA−MB−231)を用いて行った:
【0621】
1日目:細胞を96ウェルプレートの完全増殖培地中に播種した。
【0622】
2日目:培地を0.04%BSA含有飢餓培地に置き換えた。
【0623】
3日目:所望の濃度の阻害剤およびHGF(50ng/ml)を加えた。
【0624】
5日目:細胞生存率を、3−[4,5−ジメチルチアゾール−2−イル]−2,5−ジフェニルテトラゾリウムブロマイド(MTT)色素還元試験を用いて測定した。
【0625】
試験対象の本発明の化合物は、MDA−MB−231細胞においてHGF誘導Metリン酸化を強力に阻害し、そのことにより、乳がんにおけるHGF/Met軸の調節でのそれらの役割が示唆された。
【0626】
結果:結果を以下の表17にIC50値として示す。
【0627】
【表17】
【0628】
本発明は本明細書において特定の実施形態を参照して説明されているが、これらの実施形態が本発明の原理および応用の単なる例示に過ぎないことは理解されるべきである。従って、上記および特許請求項の範囲に記載される本発明の精神および範囲を逸脱することなく、例示した実施形態に多数の変更を行い、他の構成を考案してもよいことは理解されるべきである。
【0629】
本明細書で引用された全ての刊行物並びに特許および/または特許出願は、個々の刊行物または特許出願が具体的且つ個別に本明細書に引用により組み込まれることを示された場合と同じ程度に、参照によって本明細書に組み込まれる。
【0630】
〔付記1〕
下記式:
【化1】
の化合物、またはその互変異性体、立体異性体、鏡像異性体、ジアステレオマー、塩、プロドラッグ、もしくはN−オキシドであって、式中、
R
2は水素、ニトロ、ヒドロキシ、シアノ、ハロゲン、−OR
a、−S(=O)
q−R
a、−NR
aR
b、−C(=O)−R
a、または−C(=O)−R
aであり、ここでR
2基中のR
aおよびR
bは独立して水素、ヒドロキシ、または置換もしくは非置換C
1−6アルキルであり;
XはCR
1またはNであり;
Cy
1およびCy
2は、同じであっても異なっていてもよく、独立して置換または非置換シクロアルキル、置換または非置換複素環式基、置換または非置換アリール、および置換または非置換ヘテロアリールから選択され;
L
2は−O−、−S(=O)
q−、−NR
a−、−(CR
aR
b)
n−、−C(=Y)−、−C(=Y)−C(=Y)−、−CR
aR
b−C(=Y)−CR
aR
b−、−CR
aR
b−Y−CR
aR
b−、−C(=Y)−NR
aR
b−、−NR
aR
b−C(=Y)−NR
aR
b−、−S(=O)
q−NR
aR
b−、−NR
aR
b−S(=O)
q−NR
aR
b−、−NR
aR
b−NR
aR
b−、置換または非置換アルキル、置換または非置換アルケニル、置換または非置換アルキニル、置換または非置換シクロアルキル、および置換または非置換ヘテロシクリルから選択され;
R
1は水素、ニトロ、ヒドロキシ、シアノ、ハロゲン、−OR
a、−S(=O)
q−R
a、−NR
aR
b、−C(=Y)−R
a、−CR
aR
b−C(=Y)−R
a、−CR
aR
b−Y−CR
aR
b−、−C(=Y)−NR
aR
b−、−NR
aR
b−C(=Y)−NR
aR
b−、−S(=O)
q−NR
aR
b−、−NR
aR
b−S(=O)
q−NR
aR
b−、−NR
aR
b−NR
aR
b−、置換または非置換C
1−6アルキル、置換または非置換C
2−6アルケニル、置換または非置換C
2−6アルキニル、置換または非置換C
3−6シクロアルキル、置換または非置換C
3−6シクロアルキルアルキル、置換または非置換C
3−6シクロアルケニルから選択され;
R
aおよびR
bの各箇所は、同じであっても異なっていてもよく、独立して水素、ニトロ、ヒドロキシ、シアノ、ハロゲン、置換または非置換C
1−6アルキル、置換または非置換C
2−6アルケニル、置換または非置換C
2−6アルキニル、置換または非置換C
3−6シクロアルキル、置換または非置換C
3−6シクロアルキルアルキル、および置換または非置換C
3−6シクロアルケニルから選択され、あるいは、2つのR
aおよび/またはR
b置換基が共通の原子に直接結合している場合、それらは結合して、同じであっても異なっていてもよくO、NR
cもしくはSから選択される一つもしくは複数のヘテロ原子を所望により含んでいてもよい、置換もしくは非置換の、飽和もしくは不飽和の3〜10員環を形成してもよく;
各R
cの箇所は独立して水素、ニトロ、ヒドロキシ、シアノ、ハロゲン、置換または非置換C
1−6アルキル、置換または非置換C
2−6アルケニル、置換または非置換C
2−6アルキニル、置換または非置換C
3−6シクロアルキル、置換または非置換C
3−6シクロアルキルアルキル、および置換または非置換C
3−6シクロアルケニルから選択され;
各Yの箇所は独立してO、S、およびNR
aから選択され;
各nの箇所は独立して0、1、2、3または4を表わし;
各qの箇所は独立して0、1または2を表わす。
〔付記2〕
Cy
1が置換もしくは非置換アリールまたは置換もしくは非置換ヘテロアリールである、請求項1に記載の化合物。
〔付記3〕
Cy
1が以下:
【化2】
【化3】
【化4】
【化5】
【化6】
から選択される、請求項1に記載の化合物。
〔付記4〕
化合物が下記式:
【化7】
を有する請求項1に記載の化合物、またはその互変異性体、立体異性体、鏡像異性体、ジアステレオマー、塩、プロドラッグ、もしくはN−オキシドであって、式中、
Dは置換もしくは非置換単環式アリールまたは置換もしくは非置換単環式ヘテロアリールであり;
各R
2の箇所は独立して水素、ニトロ、ヒドロキシ、シアノ、ハロゲン、−OR
a、−S(=O)
q−R
a、−NR
aR
b、−C(=O)−R
a、−C(=O)−R
aであり、ここでR
2基中のR
aおよびR
bは独立して水素、ヒドロキシ、または置換もしくは非置換C
1−6アルキルであり;
L
2は−CR
aR
b−であり;
X、Cy
2、R
a、R
b、およびqは請求項1で定義した通りである。
〔付記5〕
Dがハロゲン、置換もしくは非置換アルキル、置換もしくは非置換アルコキシ、−COR
x、−CONR
xR
y、−S(O)
qNR
xR
yまたは−NR
xR
yから選択される1〜5個の置換基で置換された請求項4に記載の化合物であって、式中、
R
xおよびR
yの各箇所は、独立して水素、ヒドロキシ、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、ニトロ、オキソ(=O)、チオ(=S)、置換または非置換アルキル、置換または非置換アルコキシ、置換または非置換アルケニル、置換または非置換アルキニル、置換または非置換シクロアルキル、置換または非置換シクロアルケニル、置換または非置換シクロアルキルアルキル、置換または非置換シクロアルケニルアルキル、置換または非置換ヘテロシクリル、置換または非置換ヘテロシクリルアルキル、置換または非置換アリール、置換または非置換アリールアルキル、置換または非置換ヘテロアリール、置換または非置換ヘテロアリールアルキル、−COOR
z、−C(O)R
z、−C(S)R
z、−C(O)NR
zR、−C(O)ONR
zR
z、−NR
zR
z、−NR
zCONR
zR
z、−N(R
z)SOR
z、−N(R
z)SO
2R
z、−(=N−N(R
z)R
z)、−NR
zC(O)OR
z、−NR
zC(O)R
z−、−NR
xC(S)R
y−NR
zC(S)NR
zR
z、−SONR
zR
z−、−SO
2NR
zR
z−、−OR
z、−OR
zC(O)NR
zR
z、−OR
zC(O)OR
z−、−OC(O)R
z、−OC(O)NR
zR
z、−R
zNR
zC(O)R
z、−R
zOR
z、−R
zC(O)OR
z、−R
zC(O)NR
zR
z、−R
zC(O)R
z、−R
zOC(O)R
z、−SR
z、−SOR
z、−SO
2R
z、および−ONO
2から選択され、あるいは、共通の原子に直接結合しているR
xおよびR
yのいずれの2つも、結合して、(i)同じであっても異なっていてもよくO、NR
zもしくはSから選択される一つもしくは複数のヘテロ原子を所望により含んでいてもよい、置換もしくは非置換の、飽和もしくは不飽和の3〜14員環、または(ii)オキソ(=O)、チオ(=S)もしくはイミノ(=NR
z)を形成してもよく;
各R
zの箇所は独立して水素、ヒドロキシ、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、ニトロ、オキソ(=O)、チオ(=S)、置換または非置換アルキル、置換または非置換アルコキシ、置換または非置換アルケニル、置換または非置換アルキニル、置換または非置換シクロアルキル、置換または非置換シクロアルケニル、置換または非置換シクロアルキルアルキル、置換または非置換シクロアルケニルアルキル、置換または非置換ヘテロシクリル、置換または非置換ヘテロシクリルアルキル、置換または非置換アリール、置換または非置換アリールアルキル、置換または非置換ヘテロアリール、置換または非置換ヘテロアリールアルキル、および−ONO
2であり、あるいは、共通の原子に直接結合しているR
zのいずれの2つも、結合して、(i)同じであっても異なっていてもよくO、NR
’(ここでR’はHまたはアルキルである)もしくはSから選択される一つもしくは複数のヘテロ原子を所望により含んでいてもよい、置換もしくは非置換の、飽和もしくは不飽和の3〜14員環、または(ii)オキソ(=O)、チオ(=S)もしくはイミノ(=NR
z)を形成してもよく;
前記D基中のqは0、1または2である。
〔付記6〕
Dが以下:
【化8】
【化9】
【化10】
【化11】
【化12】
【化13】
から選択される、請求項4または5に記載の化合物。
〔付記7〕
下記式:
【化14】
の化合物またはその互変異性体、立体異性体、鏡像異性体、ジアステレオマー、塩、プロドラッグ、もしくはN−オキシドであって、式中、
XはCR
1またはNであり;
Cy
2は置換または非置換シクロアルキル、置換または非置換複素環式基、置換または非置換アリール、および置換または非置換ヘテロアリールから選択され;
L
2は−CR
aR
b−であり;
R
1およびR
2の各箇所は、同じであっても異なっていてもよく、独立して水素、ニトロ、ヒドロキシ、シアノ、ハロゲン、−OR
a、−S(=O)
q−R
a、−NR
aR
b、−C(=Y)−R
a、−CR
aR
b−C(=Y)−R
a、−CR
aR
b−Y−CR
aR
b−、−C(=Y)−NR
aR
b−、−NR
aR
b−C(=Y)−NR
aR
b−、−S(=O)
q−NR
aR
b−、−NR
aR
b−S(=O)
q−NR
aR
b−、−NR
aR
b−NR
aR
b−、置換または非置換C
1−6アルキル、置換または非置換C
2−6アルケニル、置換または非置換C
2−6アルキニル、置換または非置換C
3−6シクロアルキル、置換または非置換C
3−6シクロアルキルアルキル、および置換または非置換C
3−6シクロアルケニルから選択され;
R
aおよびR
bの各箇所は、同じであっても異なっていてもよく、独立して水素、ニトロ、ヒドロキシ、シアノ、ハロゲン、置換または非置換C
1−6アルキル、置換または非置換C
2−6アルケニル、置換または非置換C
2−6アルキニル、置換または非置換C
3−6シクロアルキル、置換または非置換C
3−6シクロアルキルアルキル、および置換または非置換C
3−6シクロアルケニルから選択され、あるいは、2つのR
aおよび/またはR
b置換基が共通の原子に直接結合している場合、それらは結合して、同じであっても異なっていてもよくO、NR
cまたはSから選択される一つまたは複数のヘテロ原子を所望により含んでいてもよい、置換または非置換の、飽和または不飽和の3〜10員環を形成してもよく(ここで、各R
cの箇所はここでは独立して水素、ニトロ、ヒドロキシ、シアノ、ハロゲン、置換または非置換C
1−6アルキル、置換または非置換C
2−6アルケニル、置換または非置換C
2−6アルキニル、置換または非置換C
3−6シクロアルキル、置換または非置換C
3−6シクロアルキルアルキル、および置換または非置換C
3−6シクロアルケニルを指す);
R
cおよびR
dは、それらが結合している窒素と共に、同じであっても異なっていてもよくO、NR
eまたはSから選択される一つまたは複数のヘテロ原子を所望により含んでいてもよい、置換または非置換の、飽和または不飽和の3〜10員環を形成し;
R
eは水素、ヒドロキシ、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、ニトロ、オキソ(=O)、チオ(=S)、置換または非置換アルキル、置換または非置換アルコキシ、置換または非置換アルケニル、置換または非置換アルキニル、置換または非置換シクロアルキル、置換または非置換シクロアルキルアルキル、置換または非置換シクロアルケニル、置換または非置換シクロアルケニルアルキル、置換または非置換複素環、置換または非置換ヘテロシクリルアルキル環、置換または非置換アリール、置換または非置換アリールアルキル、置換または非置換ヘテロアリール、置換または非置換ヘテロアリールアルキル、置換または非置換グアニジン、−COOR
x、−C(O)R
x、−C(S)R
x、−C(O)NR
xR
y、−C(O)ONR
xR
y、−NR
yR
z、−NR
xCONR
yR
z、−N(R
x)SOR
y、−N(R
x)SO
2R
y、−(=N−N(R
x)R
y)、−NR
xC(O)OR
y、−NR
xR
y、−NR
xC(O)R
y−、−NR
xC(S)R
y、−NR
xC(S)NR
yR
z、−SONR
xR
y−、−SO
2NR
xR
y−、−OR
x、−OR
xC(O)NR
yR
z、−OR
xC(O)OR
y−、−OC(O)R
x、−OC(O)NR
xR
y、−R
xNR
yC(O)R
z、−R
xOR
y、−R
xC(O)OR
y、−R
xC(O)NR
yR
z、−R
xC(O)R
x、−R
xOC(O)R
y、−SR
x、−SOR
x、−SO
2R
x、および−ONO
2から選択され、ここで、R
x、R
yおよびR
zの各箇所は独立して水素、置換または非置換アミノ、置換または非置換アルキル、置換または非置換アルコキシ、置換または非置換アルケニル、置換または非置換アルキニル、置換または非置換シクロアルキル、置換または非置換シクロアルキルアルキル、置換または非置換シクロアルケニル、置換または非置換シクロアルケニルアルキル、置換または非置換複素環、置換または非置換ヘテロシクリルアルキル環、置換または非置換アリール、置換または非置換アリールアルキル、置換または非置換ヘテロアリール、および置換または非置換ヘテロアリールアルキルであり、あるいは、共通の原子に直接結合しているR
x、R
yおよびR
zのいずれの2つも、結合して、(i)オキソ(C=O)、チオ(C=S)もしくはイミノ(C=NR
’)基(ここでR’はHまたはアルキルである)または(ii)同じであっても異なっていてもよくO、NR
’(ここでR’はHまたはアルキル)もしくはSから選択される一つもしくは複数のヘテロ原子を所望により含んでいてもよい、置換もしくは非置換の、飽和もしくは不飽和の3〜10員環を形成してもよく;
各Yの箇所は独立してO、S、およびNR
aから選択され;
各qの箇所は独立して0、1または2を表わす。
〔付記8〕
NR
cR
dが以下:
【化15】
から選択される、請求項7に記載の化合物であって、
式中、R
xおよびR
yの各箇所は独立して水素、置換または非置換アルキル、置換または非置換アルコキシから選択され、あるいは、共通の原子に直接結合しているR
xおよびR
yのいずれの2つも、結合して、オキソ(C=O)、チオ(C=S)またはイミノ(C=NR’)基(ここでR’はHまたはアルキルである)を形成してもよく、あるいは、R
xおよびR
yのいずれの2つも、結合して、同じであっても異なっていてもよいO、NR’(ここでR’はHまたはアルキルである)またはSから選択されるヘテロ原子を所望により含んでよい、置換または非置換の、飽和または不飽和の3〜6員環を形成してもよい。
〔付記9〕
NR
cR
dが以下:
【化16】
から選択される、請求項8に記載の化合物。
〔付記10〕
下記式:
【化17】
の化合物またはその互変異性体、立体異性体、鏡像異性体、ジアステレオマー、塩、プロドラッグ、もしくはN−オキシドであって、式中、
XはCR
1またはNであり;
UおよびVは、CR
3またはNからそれぞれ独立して選択され;
WはO、S、またはNR
4から選択され;
R
1およびR
2の各箇所は、同じであっても異なっていてもよく、水素、ニトロ、ヒドロキシ、シアノ、ハロゲン、−OR
a、−S(=O)
q−R
a、−NR
aR
b、−C(=Y)−R
a、−CR
aR
b−C(=Y)−R
a、−CR
aR
b−Y−CR
aR
b−、−C(=Y)−NR
aR
b−、−NR
aR
b−C(=Y)−NR
aR
b−、−S(=O)
q−NR
aR
b−、−NR
aR
b−S(=O)
q−NR
aR
b−、−NR
aR
b−NR
aR
b−、置換または非置換C
1−6アルキル、置換または非置換C
2−6アルケニル、置換または非置換C
2−6アルキニル、置換または非置換C
3−6シクロアルキル、置換または非置換C
3−6シクロアルキルアルキル、および置換または非置換C
3−6シクロアルケニルから独立して選択され;
R
4は水素、ヒドロキシ、カルボキシル、シアノ、オキソ(=O)、チオ(=S)、置換または非置換アルキル、置換または非置換アルコキシ、置換または非置換アルケニル、置換または非置換アルキニル、置換または非置換C
3−6シクロアルキル、置換または非置換C
3−6シクロアルキルアルキル、および置換または非置換C
3−6シクロアルケニルから選択され;
各R
3の箇所は独立して水素、ハロゲン、シアノ(CN)、−OR
c、−S(=O)
q−R
c、−NR
cR
d、置換もしくは非置換アルキル、置換もしくは非置換アルケニル、置換もしくは非置換アルキニル、置換もしくは非置換C
3−6シクロアルキル、置換もしくは非置換C
3−6シクロアルキルアルキル、または置換もしくは非置換C
3−6シクロアルケニルであり;
R
5は水素、ヒドロキシ、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、ニトロ、オキソ(=O)、チオ(=S)、置換または非置換アルキル、置換または非置換アルコキシ、置換または非置換アルケニル、置換または非置換アルキニル、置換または非置換シクロアルキル、置換または非置換シクロアルキルアルキル、置換または非置換シクロアルケニル、置換または非置換複素環、置換または非置換ヘテロシクリルアルキル、置換または非置換アリール、置換または非置換アリールアルキル、置換または非置換ヘテロアリール、置換または非置換ヘテロアリールアルキル、置換または非置換グアニジン、−COOR
x、−C(O)R
x、−C(S)R
x、−C(O)NR
xR
y、−C(O)ONR
xR
y、−NR
xR
y、−NR
xCONR
yR
z、−N(R
x)SOR
y、−N(R
x)SO
2R
y、−(=N−N(R
x)R
y)、−NR
xC(O)OR
y、−NR
xC(O)R
y−、−NR
xC(S)R
y−NR
xC(S)NR
yR
z、−SONR
xR
y−、−SO
2NR
xR
y−、−OR
x、−OR
xC(O)NR
yR
z、−OR
xC(O)OR
y−、−OC(O)R
x、−OC(O)NR
xR
y、−R
xNR
yC(O)R
z、−R
xOR
y、−R
xC(O)OR
y、−R
xC(O)NR
yR
z、−R
xC(O)R
x、−R
xOC(O)R
y、−SR
x、−SOR
x、−SO
2R
x、および−ONO
2から選択され;
あるいは、WがNR
4である場合、R
4およびR
5は、それらが結合している窒素と共に、同じであっても異なっていてもよくO、NR
eまたはSから選択される一つまたは複数のヘテロ原子を所望により含んでいてもよい、置換または非置換の、飽和または不飽和の3〜10員環を形成してもよく;
Cy
2は置換または非置換シクロアルキル、置換または非置換複素環式基、置換または非置換アリール、および置換または非置換ヘテロアリールから選択され;
L
2は−O−、−S(=O)
q−、−NR
a−、−(CR
aR
b)
n−、−C(=Y)−、−C(=Y)−C(=Y)−、−CR
aR
b−C(=Y)−CR
aR
b−、−CR
aR
b−Y−CR
aR
b−、−C(=Y)−NR
aR
b−、−NR
aR
b−C(=Y)−NR
aR
b−、−S(=O)
q−NR
aR
b−、−NR
aR
b−S(=O)
q−NR
aR
b−、−NR
aR
b−NR
aR
b−、置換または非置換アルキル、置換または非置換アルケニル、置換または非置換アルキニル、置換または非置換シクロアルキル、および置換または非置換ヘテロシクリルから選択され;
R
aおよびR
bの各箇所は、同じであっても異なっていてもよく、水素、ニトロ、ヒドロキシ、シアノ、ハロゲン、置換または非置換C
1−6アルキル、置換または非置換C
2−6アルケニル、置換または非置換C
2−6アルキニル、置換または非置換C
3−6シクロアルキル、置換または非置換C
3−6シクロアルキルアルキル、および置換または非置換C
3−6シクロアルケニルから独立して選択され、あるいは、2つのR
aおよび/またはR
b置換基が共通の原子に直接結合している場合、それらは結合して、同じであっても異なっていてもよくO、NR
cまたはSから選択される一つまたは複数のヘテロ原子を所望により含んでいてもよい、置換または非置換の、飽和または不飽和の3〜10員環を形成してもよく;
R
c、R
d、およびR
eの各箇所は水素、ヒドロキシ、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、ニトロ、オキソ(=O)、チオ(=S)、置換または非置換アルキル、置換または非置換アルコキシ、置換または非置換アルケニル、置換または非置換アルキニル、置換または非置換シクロアルキル、置換または非置換シクロアルキルアルキル、置換または非置換シクロアルケニル、置換または非置換シクロアルケニルアルキル、置換または非置換複素環、置換または非置換ヘテロシクリルアルキル環、置換または非置換アリール、置換または非置換アリールアルキル、置換または非置換ヘテロアリール、置換または非置換ヘテロアリールアルキル、置換または非置換グアニジン、−COOR
x、−C(O)R
x、−C(S)R
x、−C(O)NR
xR
y、−C(O)ONR
xR
y、−NR
yR
z、−NR
xCONR
yR
z、−N(R
x)SOR
y、−N(R
x)SO
2R
y、−(=N−N(R
x)R
y)、−NR
xC(O)OR
y、−NR
xR
y、−NR
xC(O)R
y−、−NR
xC(S)R
y、−NR
xC(S)NR
yR
z、−SONR
xR
y−、−SO
2NR
xR
y−、−OR
x、−OR
xC(O)NR
yR
z、−OR
xC(O)OR
y−、−OC(O)R
x、−OC(O)NR
xR
y、−R
xNR
yC(O)R
z、−R
xOR
y、−R
xC(O)OR
y、−R
xC(O)NR
yR
z、−R
xC(O)R
x、−R
xOC(O)R
y、−SR
x、−SOR
x、−SO
2R
x、および−ONO
2から独立して選択され;
R
x、R
yおよびR
zの各箇所は独立して水素、置換または非置換アミノ、置換または非置換アルキル、置換または非置換アルコキシ、置換または非置換アルケニル、置換または非置換アルキニル、置換または非置換シクロアルキル、置換または非置換シクロアルキルアルキル、置換または非置換シクロアルケニル、置換または非置換シクロアルケニルアルキル、置換または非置換複素環、置換または非置換ヘテロシクリルアルキル環、置換または非置換アリール、置換または非置換アリールアルキル、置換または非置換ヘテロアリール、および置換または非置換ヘテロアリールアルキルであり、あるいは、共通の原子に直接結合しているR
x、R
yおよびR
zのいずれの2つも、結合して、(i)オキソ(C=O)、チオ(C=S)もしくはイミノ(C=NR’)基(ここでR’はHまたはアルキルである)または(ii)同じであっても異なっていてもよいO、NR’(ここでR’はHまたはアルキルである)もしくはSから選択される一つもしくは複数のヘテロ原子を所望により含んでいてもよい置換もしくは非置換の、飽和もしくは不飽和の3〜10員環を形成してもよく;
各Yの箇所はO、S、およびNR
aから独立して選択され;
各nの箇所は独立して0、1、2、3または4を表わし;
各qの箇所は独立して0、1または2を表わす。
〔付記11〕
UがCR
3である、請求項10に記載の化合物。
〔付記12〕
VがNである、請求項10または11に記載の化合物。
〔付記13〕
WがOまたはNR
4である、請求項10〜12のいずれか一項に記載の化合物。
〔付記14〕
−U=V−W−R
5が以下:
【化18】
から選択される、請求項10に記載の化合物。
〔付記15〕
化合物が下記の式:
【化19】
を有する請求項10に記載の化合物であって、ここで、式(IIIA)および(IIIB)中のあらゆる可変部は請求項9で定義した通りである。
〔付記16〕
−CR
3=N−O−R
5が以下:
【化20】
から選択される請求項15に記載の化合物。
〔付記17〕
−CR
3=N−NR
4R
5が以下:
【化21】
から選択される請求項15に記載の化合物。
〔付記18〕
XがCR
1である、請求項1〜17のいずれか一項に記載の化合物。
〔付記19〕
XがNである、請求項1〜17のいずれか一項に記載の化合物。
〔付記20〕
R
1がHである、請求項1〜19のいずれか一項に記載の化合物。
〔付記21〕
各R
2の箇所がHである、請求項1〜20のいずれか一項に記載の化合物。
〔付記22〕
L
2が−CR
aCR
b−である、請求項1〜21のいずれか一項に記載の化合物。
〔付記23〕
L
2が−CH
2−、−CH(OH)−、−CHF−、−CF
2−、−CH(CH
3)−または−C(CH
3)
2−である、請求項22に記載の化合物。
〔付記24〕
L
2が−CH
2−または−CH(CH
3)−である、請求項22に記載の化合物。
〔付記25〕
Cy
2が置換もしくは非置換アリールまたは置換もしくは非置換ヘテロアリールである、請求項1〜24のいずれか一項に記載の化合物。
〔付記26〕
Cy
2が以下:
【化22】
【化23】
から選択される請求項25に記載の化合物。
〔付記27〕
Cy
2が以下:
【化24】
から選択される、請求項25に記載の化合物。
〔付記28〕
下記式:
【化25】
の化合物、またはその互変異性体、立体異性体、鏡像異性体、ジアステレオマー、塩、プロドラッグ、もしくはN−オキシドであって、式中、
BはCy
1、−NR
cR
dまたは−U=V−W−R
5から選択され;
Cy
1は置換または非置換シクロアルキル、置換または非置換複素環式基、置換または非置換アリール、および置換または非置換ヘテロアリールから選択され;
XはCR
1またはNであり;
R
1は水素、ニトロ、ヒドロキシ、シアノ、ハロゲン、−OR
a、−S(=O)
q−R
a、−NR
aR
b、−C(=Y)−R
a、−CR
aR
b−C(=Y)−R
a、−CR
aR
b−Y−CR
aR
b−、−C(=Y)−NR
aR
b−、−NR
aR
b−C(=Y)−NR
aR
b−、−S(=O)
q−NR
aR
b−、−NR
aR
b−S(=O)
q−NR
aR
b−、−NR
aR
b−NR
aR
b−、置換または非置換C
1−6アルキル、置換または非置換C
2−6アルケニル、置換または非置換C
2−6アルキニル、置換または非置換C
3−6シクロアルキル、置換または非置換C
3−6シクロアルキルアルキル、置換または非置換C
3−6シクロアルケニルから選択され;
R
2は水素、ニトロ、ヒドロキシ、シアノ、ハロゲン、−OR
a、−S(=O)
q−R
a、−NR
aR
b、−C(=O)−R
a、または−C(=O)−R
aであり、ここでR
2基中のR
aおよびR
bは独立して水素、ヒドロキシ、または置換もしくは非置換C
1−6アルキルであり;
R
aおよびR
bの各箇所は、同じであっても異なっていてもよく、水素、ハロゲン、または置換もしくは非置換(C
1−6)アルキルから独立して選択され、あるいは、両者はそれらが結合する炭素原子と共に、同じであっても異なっていてもよくO、NR
eまたはSから選択されるヘテロ原子を所望により含んでよい飽和した3〜6員環を形成し;
R
cおよびR
dは、それらが結合している窒素と共に、同じであっても異なっていてもよくO、NR
eまたはSから選択される一つまたは複数のヘテロ原子を所望により含んでいてもよい、置換または非置換の、飽和または不飽和の3〜10員環を形成し;
R
eは水素、ヒドロキシ、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、ニトロ、オキソ(=O)、チオ(=S)、置換または非置換アルキル、置換または非置換アルコキシ、置換または非置換アルケニル、置換または非置換アルキニル、置換または非置換シクロアルキル、置換または非置換シクロアルキルアルキル、置換または非置換シクロアルケニル、置換または非置換シクロアルケニルアルキル、置換または非置換複素環、置換または非置換ヘテロシクリルアルキル環、置換または非置換アリール、置換または非置換アリールアルキル、置換または非置換ヘテロアリール、置換または非置換ヘテロアリールアルキル、置換または非置換グアニジン、−COOR
x、−C(O)R
x、−C(S)R
x、−C(O)NR
xR
y、−C(O)ONR
xR
y、−NR
yR
z、−NR
xCONR
yR
z、−N(R
x)SOR
y、−N(R
x)SO
2R
y、−(=N−N(R
x)R
y)、−NR
xC(O)OR
y、−NR
xR
y、−NR
xC(O)R
y−、−NR
xC(S)R
y、−NR
xC(S)NR
yR
z、−SONR
xR
y−、−SO
2NR
xR
y−、−OR
x、−OR
xC(O)NR
yR
z、−OR
xC(O)OR
y−、−OC(O)R
x、−OC(O)NR
xR
y、−R
xNR
yC(O)R
z、−R
xOR
y、−R
xC(O)OR
y、−R
xC(O)NR
yR
z、−R
xC(O)R
x、−R
xOC(O)R
y、−SR
x、−SOR
x、−SO
2R
x、および−ONO
2から選択され;
R
x、R
yおよびR
zの各箇所は独立して水素、置換または非置換アミノ、置換または非置換アルキル、置換または非置換アルコキシ、置換または非置換アルケニル、置換または非置換アルキニル、置換または非置換シクロアルキル、置換または非置換シクロアルキルアルキル、置換または非置換シクロアルケニル、置換または非置換シクロアルケニルアルキル、置換または非置換複素環、置換または非置換ヘテロシクリルアルキル環、置換または非置換アリール、置換または非置換アリールアルキル、置換または非置換ヘテロアリール、および置換または非置換ヘテロアリールアルキルであり、あるいは、共通の原子に直接結合しているR
x、R
yおよびR
zのいずれの2つも、結合して、(i)オキソ(C=O)、チオ(C=S)もしくはイミノ(C=NR
’)基(ここでR’はHまたはアルキルである)または(ii)同じであっても異なっていてもよいO、NR
’(ここでR’はHまたはアルキルである)もしくはSから選択される一つもしくは複数のヘテロ原子を所望により含んでいてもよい、置換もしくは非置換の、飽和もしくは不飽和の3〜10員環を形成してもよく;
UおよびVは、CR
3またはNからそれぞれ独立して選択され;
WはO、S、またはNR
4から選択され;
各R
3の箇所は独立して水素、ハロゲン、シアノ(CN)、−OR
c、−S(=O)
q−R
c、−NR
cR
d、置換もしくは非置換アルキル、置換もしくは非置換アルケニル、置換もしくは非置換アルキニル、置換もしくは非置換C
3−6シクロアルキル、置換もしくは非置換C
3−6シクロアルキルアルキル、または置換もしくは非置換C
3−6シクロアルケニルであり;
R
4は水素、ヒドロキシ、カルボキシル、シアノ、オキソ(=O)、チオ(=S)、置換または非置換アルキル、置換または非置換アルコキシ、置換または非置換アルケニル、置換または非置換アルキニル、置換または非置換C
3−6シクロアルキル、置換または非置換C
3−6シクロアルキルアルキル、および置換または非置換C
3−6シクロアルケニルから選択され;
R
5は水素、ヒドロキシ、ハロゲン、カルボキシル、シアノ、ニトロ、オキソ(=O)、チオ(=S)、置換または非置換アルキル、置換または非置換アルコキシ、置換または非置換アルケニル、置換または非置換アルキニル、置換または非置換シクロアルキル、置換または非置換シクロアルキルアルキル、置換または非置換シクロアルケニル、置換または非置換複素環、置換または非置換ヘテロシクリルアルキル、置換または非置換アリール、置換または非置換アリールアルキル、置換または非置換ヘテロアリール、置換または非置換ヘテロアリールアルキル、置換または非置換グアニジン、−COOR
x、−C(O)R
x、−C(S)R
x、−C(O)NR
xR
y、−C(O)ONR
xR
y、−NR
xR
z、−NR
xCONR
yR
z、−N(R
x)SOR
y、−N(R
x)SO
2R
y、−(=N−N(R
x)R
y)、−NR
xC(O)OR
y、−NR
xC(O)R
y−、−NR
xC(S)R
y−NR
xC(S)NR
yR
z、−SONR
xR
y−、−SO
2NR
xR
y−、−OR
x、−OR
xC(O)NR
yR
z、−OR
xC(O)OR
y−、−OC(O)R
x、−OC(O)NR
xR
y、−R
xNR
yC(O)R
z、−R
xOR
y、−R
xC(O)OR
y、−R
xC(O)NR
yR
z、−R
xC(O)R
x、−R
xOC(O)R
y、−SR
x、−SOR
x、−SO
2R
x、および−ONO
2から選択され;
あるいは、WがNR
4である場合、R
4およびR
5は、それらが結合している窒素と共に、同じであっても異なっていてもよくO、NR
eまたはSから選択される一つまたは複数のヘテロ原子を所望により含んでいてもよい、置換または非置換の、飽和または不飽和の3〜10員環を形成し;
ZはCR
c、S、O、NR
c、R
cC=CR
c、−N=CR
c−、−R
cC=N−から選択され;
Z
1はN、NR
cまたはCR
cから選択され;
各Yの箇所はO、S、およびNR
aから独立して選択され;
各nの箇所は独立して0、1、2、3または4を表わし;
各qの箇所は独立して0、1または2を表わし;
R
cは存在しないか、水素、ヒドロキシまたはハロゲンから選択される。
〔付記29〕
XがNである、請求項28に記載の化合物。
〔付記30〕
各R
2の箇所がHである、請求項28または29に記載の化合物。
〔付記31〕
R
aおよびR
bのそれぞれが同じであっても異なっていてもよく、水素、メチルまたはフルオロから選択される、請求項28〜30のいずれか一項に記載の化合物。
〔付記32〕
R
aおよびR
bのそれぞれが水素またはメチルから選択される、請求項31に記載の化合物。
〔付記33〕
ZがCR
c、N、S、O、HC=CH−、−N=CH−である、請求項28〜32のいずれか一項に記載の化合物。
〔付記34〕
Z
1がCHまたはNである、請求項28〜33のいずれか一項に記載の化合物。
〔付記35〕
Zが−HC=CH−、−S−または−O−であり、Z
1がCHである、請求項33〜34のいずれか一項に記載の化合物。
〔付記36〕
Zが−HC=CH−であり、Z
1がCHである、請求項35に記載の化合物。
〔付記37〕
Zが−S−であり、Z
1がCHである、請求項33〜34に記載の化合物。
〔付記38〕
各R
cの箇所が水素またはフルオロである、請求項28〜36に記載の化合物。
〔付記39〕
BがCy
1である、請求項28〜37に記載の化合物。
〔付記40〕
Cy
1が以下:
【化26】
【化27】
【化28】
【化29】
【化30】
から選択される、請求項39に記載の化合物。
〔付記41〕
Cy
1が置換もしくは非置換の単環式アリールまたは置換もしくは非置換の単環式ヘテロアリールである、請求項28〜37のいずれか一項に記載の化合物。
〔付記42〕
Cy
1が置換された単環式アリールである、請求項41に記載の化合物。
〔付記43〕
BがNR
cR
dである、請求項28〜37のいずれか一項に記載の化合物。
〔付記44〕
NR
cR
dが以下:
【化31】
から選択される、請求項43のいずれか一項に記載の化合物であって、
式中、R
xおよびR
yの各箇所は水素、置換または非置換アルキル、置換または非置換アルコキシから独立して選択され、あるいは、共通の原子に直接結合しているR
xおよびR
yのいずれの2つも、結合して、オキソ(C=O)、チオ(C=S)もしくはイミノ(C=NR’)基(ここでR’はHまたはアルキルであり)を形成してもよく、あるいは、R
xおよびR
yのいずれの2つも、結合して、同じであっても異なっていてもよいO、NR’(ここでR’はHまたはアルキルである)またはSから選択されるヘテロ原子を所望により含んでよい、置換または非置換の、飽和または不飽和の3〜6員環を形成してもよい。
〔付記45〕
Bが−U=V−W−R
5である、請求項28〜37のいずれか一項に記載の化合物。
〔付記46〕
−U=V−W−R
5が請求項9で定義した通りである、請求項45に記載の化合物。
〔付記47〕
以下:
6−((5−(4−メトキシフェニル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
6−((5−(3−メトキシフェニル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
3−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアルデヒド
(3−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)フェニル)メタノール
4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアルデヒド
(4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)フェニル)メタノール
メチル4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンゾエート
4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)安息香酸
N−メチル−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
4−(3−(4−フルオロベンジル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアルデヒド
(4−(3−(4−フルオロベンジル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)フェニル)メタノール
メチル2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンゾエート
2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)安息香酸
2−フルオロ−N−メチル−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
(2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)フェニル)メタノール
メチル4−(3−(2−クロロ−3,6−ジフルオロベンジル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)−2−フルオロベンゾエート
4−(3−(2−クロロ−3,6−ジフルオロベンジル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)−2−フルオロ安息香酸
4−(3−(2−クロロ−3,6−ジフルオロベンジル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)−2−フルオロ−N−メチルベンズアミド
N−(2−ヒドロキシエチル)−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
リチウム4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンゾエート
6−((5−(3−(トリフルオロメトキシ)フェニル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
3−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)フェノール
6−((5−(3−(ジフルオロメトキシ)フェニル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
(4−メチルピペラジン−1−イル)(4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)フェニル)メタノン
N−(2−(ジメチルアミノ)エチル)−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ベンズアミド
tert−ブチル4−(4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド)ピペリジン−1−カルボキシレート
N−(ピペリジン−4−イル)−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミドヒドロクロリド
N−(2−(ジメチルアミノ)エチル)−2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
(S)−(2−(ピロリジン−1−イルメチル)ピロリジン−1−イル)(4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)フェニル)メタノンヒドロクロリド
(4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1−イル)(4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)フェニル)メタノン
(R)−(3−ヒドロキシピロリジン−1−イル)(4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)フェニル)メタノンヒドロクロリド
N−(2−(ピペリジン−1−イル)エチル)−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
N−(2−モルホリノエチル)−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
N−(2−(ピロリジン−1−イル)エチル)−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
(4−(ピロリジン−1−イル)ピペリジン−1−イル)(4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)フェニル)メタノン
N−(3−(ジメチルアミノ)プロピル)−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
N,N−ビス(2−メトキシエチル)−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミドヒドロクロリド
(2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)フェニル)メタノールヒドロクロリド
6−((5−(3−フルオロ−4−(メトキシメチル)フェニル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
N−エチル−2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
2−フルオロ−N−(2−(ピロリジン−1−イル)エチル)−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
N−シクロヘキシル−2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
N−シクロプロピル−2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
2−フルオロ−N−(ピリジン−4−イル)−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
N−ベンジル−2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
2−フルオロ−N,N−ジメチル−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
メチル2−(2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド)アセテート
2−(2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド)酢酸
2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)−N−(1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ベンズアミド
メチル3−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンゾエート
3−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)安息香酸
N−メチル−3−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
6−((5−(3−フルオロフェニル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
メチル3−(2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)フェニルアミノ)プロパノエート
3−(2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)フェニルアミノ)プロパン酸
2−フルオロ−N−メトキシ−N−メチル−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミドヒドロクロリド
N−tert−ブチル−2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
N−アリル−2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
2−フルオロ−N−メトキシ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
N−(4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)フェニル)アセトアミド
4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)アニリノ
6−((5−(3,4−ジメトキシフェニル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
6−((5−(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
6−((5−(4−フルオロフェニル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
6−((5−(2−フルオロフェニル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
N−(3−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)フェニル)アセトアミド
6−((5−(3−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)フェニル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
3−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)アニリノ
N−(3−(ジメチルアミノ)プロピル)−2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
N−エチル−2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミドヒドロクロリド
2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミドヒドロクロリド
6−((5−(3−フルオロ−4−イソプロポキシフェニル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
N−(3−(ジメチルアミノ)−3−オキソプロピル)−2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
N−(2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル)−2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
2−フルオロ−N−(2−オキソ−2−(ピロリジン−1−イル)エチル)−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
6−((5−(4−(シクロプロピルメトキシ)−3−フルオロフェニル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
6−((5−(3−フルオロ−4−イソブトキシフェニル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
3−(2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)フェノキシ)−N,N−ジメチルプロパン−1−アミン
メチル2−フルオロ−4−(3−(2−(キノリン−6−イル)プロパン−2−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンゾエート
2−フルオロ−4−(3−(2−(キノリン−6−イル)プロパン−2−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)安息香酸
2−フルオロ−4−(3−(2−(キノリン−6−イル)プロパン−2−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
6−((5−(3−フルオロ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルオキシ)フェニル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
6−((5−(3−フルオロ−4−(2−メトキシエトキシ)フェニル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
2−フルオロ−N−プロピル−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
6−((5−(4−(シクロプロピルカルバモイル)−3−フルオロフェニル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン1−オキシド
N−シクロプロピル−2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミドヒドロクロリド
N−(シクロプロピルメチル)−2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
N−ブチル−2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
2−フルオロ−N−(フラン−2−イルメチル)−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)ベンズアミド
2−フルオロ−N−(2−メトキシエチル)−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
N−イソプロピル−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンゼンスルホンアミド
N,N−ジメチル−3−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)アニリノ
2−フルオロ−N−イソブチル−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
N−シクロペンチル−2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
2−フルオロ−N−イソプロピル−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
メチル2−クロロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンゾエート
2−クロロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)安息香酸
2−クロロ−N−プロピル−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
2−フルオロ−N−メチル−4−(3−(2−(キノリン−6−イル)プロパン−2−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
N−シクロブチル−2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
2−フルオロ−N−プロピル−4−(3−(2−(キノリン−6−イル)プロパン−2−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
N−シクロプロピル−2−フルオロ−4−(3−(2−(キノリン−6−イル)プロパン−2−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド:
N−エチル−2−フルオロ−4−(3−(2−(キノリン−6−イル)プロパン−2−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
2−クロロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド:
2−クロロ−N−メチル−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
2−フルオロ−N−メトキシ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミドヒドロクロリド
2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)−N−(チアゾール−2−イル)ベンズアミド
N−(3−アミノプロピル)−2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
2−クロロ−N−シクロプロピル−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
2−フルオロ−N−(3−オキソ−3−(ピロリジン−1−イル)プロピル)−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
2−フルオロ−N−ヒドロキシ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
N−イソプロピル−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
2−フルオロ−N−(3−オキソ−3−(ピペリジン−1−イル)プロピル)−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
1−エチル−3−(4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)フェニル)尿素
2−クロロ−N−エチル−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
2−フルオロ−N−(3−モルホリノ−3−オキソプロピル)−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
N−(3−(ジメチルアミノ)プロピル)−2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミドジヒドロクロリド
2−クロロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)−N−(1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ベンズアミド
2−クロロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミドヒドロクロリド
2−フルオロ−N−(3−(ピペリジン−1−イル)プロピル)−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
N−(3−アミノプロピル)−2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミドジヒドロクロリド
2−クロロ−N−(3−(ジメチルアミノ)プロピル)−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミドジヒドロクロリド
2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)−N−(1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ベンズアミドヒドロクロリド
メチル2,6−ジフルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンゾエート
2,6−ジフルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)安息香酸
2,6−ジフルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
メチル2−クロロ−4−(3−((7−フルオロキノリン−6−イル)メチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンゾエート
2−クロロ−4−(3−((7−フルオロキノリン−6−イル)メチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)安息香酸
2−クロロ−N−エチル−4−(3−((7−フルオロキノリン−6−イル)メチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
2−クロロ−4−(3−((7−フルオロキノリン−6−イル)メチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
メチル2−フルオロ−4−(3−((7−フルオロキノリン−6−イル)メチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンゾエート
2−フルオロ−4−(3−((7−フルオロキノリン−6−イル)メチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)安息香酸
2−フルオロ−4−(3−((7−フルオロキノリン−6−イル)メチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
3−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
2,6−ジフルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミドヒドロクロリド
2−クロロ−4−(3−((7−フルオロキノリン−6−イル)メチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミドヒドロクロリド
2−フルオロ−4−(3−((7−フルオロキノリン−6−イル)メチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミドヒドロクロリド
2−メチル−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
メチル2−フルオロ−5−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンゾエート
2−フルオロ−5−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)安息香酸
2−フルオロ−5−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
2−クロロ−4−(3−((5,7−ジフルオロキノリン−6−イル)メチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
4−(3−(ベンゾ[d]チアゾール−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)−2−クロロベンズアミド
2−(2−フルオロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)フェニル)プロパン−2−オール
2−クロロ−5−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
2−クロロ−4−(3−(1−(キノリン−6−イル)エチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
2−クロロ−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
(−)−2−クロロ−4−(3−(1−(キノリン−6−イル)エチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
(+)−2−クロロ−4−(3−(1−(キノリン−6−イル)エチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミド
4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)−2−(トリフルオロメチル)ベンズアミド6−((5−(4−カルバモイル−3−クロロフェニル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン1−オキシド
2−クロロ−N−エチル−4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ベンズアミドヒドロクロリド
6−((5−(4−カルバモイル−3−クロロフェニル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン1−オキシド
から選択される化合物、およびその薬剤的に許容できる塩。
〔付記48〕
以下:
6−((5−(1H−ピラゾール−4−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
6−((5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
6−((5−(1−(2−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イルオキシ)エチル)−1H−ピラゾール−4−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
2−(4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)エタノール
6−((5−(1H−ピラゾール−4−イル)−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
6−((5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
6−((5−(1−(2−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イルオキシ)エチル)−1H−ピラゾール−4−イル)−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
2−(4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−5−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)エタノール
6−((5−(1H−イミダゾール−1−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
6−((5−(1−プロピル−1H−ピラゾール−4−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
エチル2−(4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)アセテート
2−(4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)酢酸
tert−ブチル4−(4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート
6−((5−(1−(ピペリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
3−(4−フルオロベンジル)−5−(1H−ピラゾール−4−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン
3−(4−フルオロベンジル)−5−(1−(2−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イルオキシ)エチル)−1H−ピラゾール−4−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン
2−(4−(3−(4−フルオロベンジル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)エタノール
6−(1−(5−(1H−ピラゾール−4−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)エチル)キノリン
6−(1−(5−(1−(2−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イルオキシ)エチル)−1H−ピラゾール−4−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)エチル)キノリン
2−(4−(3−(1−(キノリン−6−イル)エチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)エタノール
2−(4−(3−(2−クロロ−3,6−ジフルオロベンジル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)エタノール
tert−ブチル4−(4−(3−(2−クロロ−3,6−ジフルオロベンジル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート
3−(2−クロロ−3,6−ジフルオロベンジル)−5−(1−(ピペリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジンヒドロクロリド
6−((5−(3−メチル−1H−インダゾール−6−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
6−((5−(1H−インドール−5−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
6−((5−(1H−インドール−6−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
6−((5−(2−クロロピリジン−4−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
6−((5−(3−メチル−1H−インダゾール−5−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
6−((5−(ピリジン−3−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
(S)−6−((5−(1−(ピロリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
(S)−6−((5−(1−(ピロリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリンヒドロクロリド
4−(2−(4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)エチル)モルホリンヒドロクロリド
6−((5−(1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
6−((5−(1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン1−オキシド
6−((5−(1,3−ジメチル−1H−インダゾール−6−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
5−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ピリミジン−2−アミン
tert−ブチル3−エチル−6−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)−1H−インダゾール−1−カルボキシレート
4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)チオフェン−2−カルバルデヒド
6−((5−(2−メトキシピリミジン−5−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
6−((5−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
6−((5−(2,3−ジヒドロベンゾフラン−5−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
5−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ピリジン−2−アミン
6−((5−(1−(2−フルオロエチル)−1H−ピラゾール−4−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
(4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)チオフェン−2−イル)メタノール
6−(2−(5−(1−(2−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イルオキシ)エチル)−1H−ピラゾール−4−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)プロパン−2−イル)キノリン
2−(4−(3−(2−(キノリン−6−イル)プロパン−2−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)エタノール
6−((5−(3−エチル−1H−インダゾール−6−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
6−(2−(5−(1H−ピラゾール−4−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)プロパン−2−イル)キノリン
6−((5−(4−メチルチオフェン−2−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
6−((5−(5−メチルチオフェン−2−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
4−(5−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ピリジン−2−イル)モルホリン
6−((5−(6−(ピペリジン−1−イル)ピリジン−3−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
6−((5−(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
6−((5−(1−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
6−((5−(1−イソブチル−1H−ピラゾール−4−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
1−(ピロリジン−1−イル)−2−(4−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)エタノン
6−((5−(1−(2−メトキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
3−(2−クロロ−3,6−ジフルオロベンジル)−5−(1H−ピラゾール−4−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン
6−((5−(3−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
から選択される化合物、およびその薬剤的に許容できる塩。
〔付記49〕
以下:
2−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イルアミノ)エタノール
N−フェニル−3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−アミン
6−((5−フェノキシ−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
1−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)エタノン
から選択される化合物、およびその薬剤的に許容できる塩。
〔付記50〕
以下:
(R)−1−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)ピロリジン−3−オール
6−((5−(4−メチルピペラジン−1−イル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)メチル)キノリン
から選択される化合物、およびその薬剤的に許容できる塩。
〔付記51〕
以下:
2−(1−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)エチリデン)ヒドラジンカルボキサミド
1−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)エタノンオキシム
1−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)エタノン−メチルオキシム
N’−(1−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)エチリデン)アセトヒドラジド
N’−(1−(3−(キノリン−6−イルメチル)−3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−5−イル)エチリデン)イソニコチノヒドラジド
から選択される化合物、およびその薬剤的に許容できる塩。
〔付記52〕
請求項1〜51のいずれか一項に記載の化合物および薬剤的に許容できる担体を含む医薬組成物。
〔付記53〕
一つまたは複数のさらなる治療薬およびその混合物をさらに含む、請求項52に記載の医薬組成物。
〔付記54〕
前記一つまたは複数のさらなる治療薬が、抗がん剤、抗炎症剤、免疫抑制剤、ステロイド剤、非ステロイド性抗炎症剤、抗ヒスタミン剤、鎮痛剤、またはその混合物である、請求項53に記載の医薬組成物。
〔付記55〕
キナーゼの触媒活性を阻害することが有効であろう疾患、障害、または状態の治療用の薬剤の製造における、請求項1〜51のいずれか一項に記載の化合物の使用。
〔付記56〕
前記キナーゼがc−Metキナーゼである、請求項55に記載の化合物の使用。
〔付記57〕
細胞を請求項1〜51のいずれか一項に記載の化合物と接触させることを含む、前記細胞におけるHGF/c−Metキナーゼシグナル伝達経路を阻害する方法。
〔付記58〕
細胞を請求項1〜51のいずれか一項に記載の化合物と接触させることを含む、前記細胞の増殖活性を阻害する方法。
〔付記59〕
患者に請求項1〜51のいずれか一項に記載の化合物の治療有効量を投与することを含む、前記患者における腫瘍増殖を阻害する方法。
〔付記60〕
患者に請求項1〜51のいずれか一項に記載の化合物の治療有効量を投与することを含む、前記患者における腫瘍転移を阻害する方法。
〔付記61〕
請求項1〜51のいずれか一項に記載の化合物の有効量を、治療を必要とする患者に投与するステップを含む、c−Metが関連する疾患または障害の治療のための方法。
〔付記62〕
少なくとも1種の他の抗がん剤、抗炎症剤、免疫抑制剤、ステロイド剤、非ステロイド性抗炎症剤、抗ヒスタミン剤、鎮痛剤、またはその混合物を、治療を必要とする患者に同時にまたは順次に投与するステップをさらに含む、請求項61に記載の方法。
〔付記63〕
前記c−Metが関連する疾患、障害または状態が、免疫系関連の疾患、炎症を伴う疾患もしくは障害、がんもしくは他の増殖性疾患、肝臓の疾患もしくは障害、または腎臓の疾患もしくは障害である、請求項61または62に記載の方法。
〔付記64〕
患者に請求項1〜51のいずれか一項に記載の化合物の治療有効量を投与することを含む、前記患者におけるがんを治療する方法。
〔付記65〕
前記がんが、癌腫、骨軟部肉腫、軟部肉腫、または造血器悪性腫瘍である、請求項64に記載の方法。
〔付記66〕
前記がんが、膀胱の癌腫、乳房の癌腫、結腸の癌腫、腎臓の癌腫、肝臓の癌腫、肺の癌腫、小細胞肺がん、食道がん、胆嚢がん、卵巣がん、膵がん、胃がん、子宮頸がん、甲状腺がん、前立腺がん、皮膚がん、扁平上皮癌;胆管癌、間葉系由来の腫瘍、線維肉腫、横紋筋肉腫;中枢および末梢神経系の腫瘍、星状細胞腫、神経芽細胞腫、神経膠腫、シュワン細胞腫;メラノーマ、セミノーマ、奇形癌腫、骨肉腫、色素性乾皮症、角化棘細胞腫、甲状腺濾胞がんおよびカポジ肉腫、滑膜肉腫、横紋筋肉腫、MFH/線維肉腫、平滑筋肉腫、多発性骨髄腫、リンパ腫、グリア芽腫、星状細胞腫、メラノーマ、中皮腫、ウィルムス腫瘍、リンパ系の血液系腫瘍、白血病、急性リンパ球性白血病、急性リンパ芽球白血病、B−細胞リンパ腫、T−細胞リンパ腫、ホジキンリンパ腫、非ホジキンリンパ腫、有毛細胞リンパ腫およびバーキットリンパ腫;骨髄系の血液系腫瘍、急性骨髄性白血病、慢性骨髄性白血病、骨髄異形成症候群、または前骨髄球性白血病である、請求項65に記載の方法。