(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記情報変更通知サービス提供サーバーが前記ユーザー端末からユーザー端末情報を受信すると、前記識別番号または前記住所情報を用いて前記ユーザー端末情報を前記顧客社サーバーに提供するステップをさらに含み、
前記ユーザー端末情報はUSIMカード情報および機器識別情報の少なくとも一つを含むことを特徴とする、請求項2に記載の情報変更通知サービス提供方法。
前記ユーザー端末のユーザー個人情報が変更された場合、前記情報変更通知サービス提供サーバーが当該ユーザーの要求に応えて、前記ユーザー端末の連絡先に格納されている連絡先情報を受信するステップと、
前記情報変更通知サービス提供サーバーが、前記連絡先情報にある連絡先情報に基づいて、当該ユーザーの保有する端末にユーザー個人情報の変更事実を通知するステップと、を含むことを特徴とする、請求項1に記載の情報変更通知サービス提供方法。
既に保存されたアプリケーションがインストールされているユーザー端末の識別情報を参照して、前記ユーザー端末の識別情報が存在する場合にはユーザー端末をアプリケーションインストール端末に分類し、前記ユーザー端末の識別情報が存在しない場合にはユーザー端末をアプリケーション未インストール端末に分類するステップと、
前記ユーザー端末がアプリケーションインストール端末として確認されると、プッシュメッセージ、テキストメッセージおよびARS電話のいずれかを介して通知情報を提供するステップと、
前記ユーザー端末がアプリケーション未インストール端末として確認されると、テキストメッセージおよびARS電話のいずれかを介して通知情報を提供するステップとを含み、
前記既に保存されたアプリケーションがインストールされているユーザー端末の識別情報は、
前記ユーザー端末からアプリケーションインストールの際に受信されたアプリケーションインストールメッセージまたはアプリケーション削除の際に受信されたアプリケーション削除メッセージに基づいて、内部のデータベースに格納されて生成されることを特徴とする、請求項1に記載の情報変更通知サービス提供方法。
前記ユーザー端末がアプリケーションインストール端末として確認されると、プッシュメッセージ、テキストメッセージおよびARS電話のいずれかを介して通知情報を提供するステップは、
前記プッシュメッセージを介して通知情報を前記ユーザー端末に提供した場合、前記ユーザー端末から前記プッシュメッセージに対する受信確認アラームが受信されなければ、前記プッシュメッセージを再び前記ユーザー端末に提供するステップと、
前記プッシュメッセージを再びユーザー端末に提供した回数が特定の回数以上であれば、テキストメッセージおよびARS電話のいずれかを介して通知情報を提供するステップとを含むことを特徴とする、請求項7に記載の情報変更通知サービス提供方法。
前記ユーザー端末にアプリケーション使用確認のためのプッシュメッセージを特定の単位で伝送し、前記プッシュメッセージに対する受信確認アラームが返信されない場合、既に保存されたユーザー端末の識別情報の中から当該ユーザー端末の識別情報を削除するステップと、
前記ユーザー端末をアプリケーション未インストール端末に分類するステップとをさらに含むことを特徴とする、請求項7に記載の情報変更通知サービス提供方法。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、添付図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
【0017】
図2は本発明の一実施例に係る情報変更通知サービス提供システムを説明するための図である。
【0018】
図2を参照すると、情報変更通知サービス提供システムはユーザー端末100、情報変更通知サービス提供サーバー200、および顧客社サーバー300を含む。
【0019】
ユーザー端末100は、顧客社サーバー300に接続して、顧客社サーバー300で提供されるサービスを利用する、ユーザーが保有する端末であって、PDA、スマートフォン、PC、タブレットPC、ノートパソコンなどで実現できる。このようなユーザー端末100は、ユーザー個人情報の変更の際にユーザー情報変更メッセージを情報変更通知サービス提供サーバー200に提供してユーザー情報の更新を要求する。これにより、ユーザーは、ユーザー個人情報が変更されても、ユーザー個人情報の変更事実をいちいち当該顧客社に通知しなくても、変更されたユーザー個人情報を用いて既存と同様のサービスを利用することができる。
【0020】
情報変更通知サービス提供サーバー200は、ユーザー端末100からユーザー情報変更メッセージを受信すると、既に保存されたユーザー個人情報のうちの当該ユーザー個人情報を更新し、更新されたユーザー個人情報を顧客社サーバー300に提供することで、顧客社サーバー300が常に最新のユーザー個人情報を保持するようにする。
【0021】
このとき、情報変更通知サービス提供サーバー200は、顧客社サーバー300に該当する識別番号、または顧客社サーバー300に接続することが可能な住所情報を用いて、更新されたユーザー個人情報を顧客社サーバー300に提供することができる。このような過程は
図2でより具体的に説明する。
【0022】
情報変更通知サービス提供サーバー200は、上述のようにユーザー個人情報が変更されると、既に保存されたユーザー個人情報を更新し、更新されたユーザー個人情報を顧客社サーバー300に提供するために、ユーザー個人情報のうちの一部の情報(例えば、電子メール、電話番号など)を用いて当該ユーザーの認証を実行する。
【0023】
その後、情報変更通知サービス提供サーバー200は、ユーザーの認証に成功すると、ユーザー情報変更メッセージに含まれている変更されたユーザー個人情報を用いて、既に保存されたユーザー個人情報のうちの当該ユーザー個人情報を更新する。たとえば、ユーザー情報変更メッセージに含まれている変更されたユーザー個人情報がユーザー端末情報Bであれば、情報変更通知サービス提供サーバー200は、既に保存されたユーザー個人情報のうちのユーザー端末情報Aをユーザー端末情報Bに更新する。
【0024】
顧客社サーバー300は、情報変更通知サービス提供サーバー200から更新されたユーザー個人情報を受信すると、既に保存されたユーザー個人情報のうちの当該ユーザーのユーザー個人情報を更新されたユーザー個人情報に変更する。
【0025】
たとえば、顧客社サーバー300は、情報変更通知サービス提供サーバー200から、ユーザー端末情報Bで更新されたユーザー個人情報を受信すると、当該ユーザー個人情報におけるユーザー端末情報Aをユーザー端末情報Bに変更する。
【0026】
これにより、顧客社サーバー300は、常に最新のユーザー個人情報を保有し、必要な顧客に情報を正常的に伝達して無駄なコストを削減し且つ対外イメージを改善することができる。
【0027】
図3は本発明に係る情報変更通知サービス提供サービスを利用するためにユーザー個人情報を設定する過程を説明するための図である。
【0028】
図3を参照すると、顧客社サーバー300は、管理者コンソール400を介して入力されたユーザー個人情報を受信する。その後、顧客社サーバー300は、ユーザー個人情報を用いて、顧客社サーバー300に該当する識別番号を割り当て、ユーザー個人情報、識別番号、および顧客社サーバー300に接続することが可能な住所情報を情報変更通知サービス提供サーバー200に提供する。
【0029】
情報変更通知サービス提供サーバー200は、顧客社サーバー300からユーザー個人情報を受信すると、内部のユーザー個人情報DBにユーザーごとに格納する。情報変更通知サービス提供サーバー200は、ユーザー端末100からユーザー端末情報(例えば、USIMカード情報および機器識別情報など)を受信すると、内部のユーザー個人情報DBに格納されたユーザー個人情報にユーザー端末情報を追加し、顧客社サーバー300から受信された識別番号または住所情報を用いてユーザー端末情報を顧客社サーバー300に提供する。このような過程を経て、情報変更通知サービス提供サーバー200および顧客社サーバー300は同じユーザー個人情報を格納する。
【0030】
図4は本発明に係る情報変更通知サービス提供サービスを提供する過程を説明するための例示図である。
図4の一実施例は、ユーザー個人情報のうちのユーザー端末情報が変更されて当該ユーザー個人情報の変更通知をサービスすることができる一実施例に関するものである。
【0031】
図4を参照すると、ユーザーは、自分の保有するユーザー端末が変更されると、ユーザー端末100を介して情報変更通知サービス提供サーバー200に接続して、変更されたユーザー端末情報Bを含むユーザー情報変更メッセージを情報変更通知サービス提供サーバー200に提供する。
【0032】
情報変更通知サービス提供サーバー200は、ユーザー端末100からユーザー情報変更メッセージを受信すると、当該ユーザーの認証を実行する。このとき、情報変更通知サービス提供サーバー200は、ユーザー個人情報の一部の情報(例えば、電子メール、電話番号など)を用いて当該ユーザーの認証を実行することができる。
【0033】
情報変更通知サービス提供サーバー200は、ユーザーの認証を実行した結果、ユーザーの認証に成功すると、ユーザー情報変更メッセージを用いて、既に保存されたユーザー個人情報のうちのユーザー端末情報をユーザー端末情報Bに更新する。
【0034】
その後、情報変更通知サービス提供サーバー200は、更新されたユーザー個人情報を当該顧客社サーバー300に提供する。このとき、情報変更通知サービス提供サーバー200は、受信された識別番号または住所情報を用いて、更新されたユーザー個人情報を顧客社サーバー300に提供することができる。
【0035】
図4の一実施例は、ユーザー個人情報を保存している顧客社サーバー300の数が3つである実施例を示すものであり、ユーザーがサービスを利用する顧客社サーバー300が増加する場合、顧客社サーバー300の数が増加し、これにより
図4は変更できる。
【0036】
よって、顧客社サーバー300は、常に最新のユーザー個人情報を保有し、必要な顧客に情報を正常的に伝達して無駄なコストを削減し且つ対外イメージを改善することができる。
【0037】
図5および
図6は本発明に係る情報変更通知サービス提供サービスを提供する過程を説明するための例示図である。
図5および
図6の一実施例は、ユーザーが自分の保有するユーザー端末を介してA銀行のモバイルバンキングを利用したが、ユーザー端末を他の端末に変更した場合、変更されたユーザー端末を用いてA銀行のモバイルバンキングに接続することができる一実施例に関するものである。
【0038】
図5および
図6を参照すると、情報変更通知サービス提供サーバー200は、既に登録されていないユーザー端末100を介してユーザーがA銀行のモバイルバンキングサーバー300への接続を要求することにより、既に登録されたユーザー個人情報を用いてユーザーに対する認証を実行する。たとえば、情報変更通知サービス提供サーバー200は、既に登録されたユーザー個人情報のうちのユーザー電話番号を用いて電話認証を実行する。
【0039】
情報変更通知サービス提供サーバー200は、認証の結果、ユーザーに対する認証が確認されると、既に登録されたユーザー個人情報のうちのユーザー端末情報を更新して、ユーザー端末100にA銀行のモバイルバンキングサーバー300への接続権限を与える。
【0040】
これにより、ユーザー端末100は、
図5に示すようにA銀行のモバイルバンキングサーバー300に接続して金融業務を処理し、あるいは、
図6に示すように情報変更通知サービス提供サーバー200を介してA銀行のモバイルバンキングサーバー300に接続して金融業務を処理することができる。
【0041】
つまり、ユーザーが自分の保有するユーザー端末を介してA銀行のモバイルバンキングを利用したが、ユーザー端末を他の端末に変更しても、A銀行のモバイルバンキングサーバー300にユーザー端末情報の変更を通知することなく、既存と同様にA銀行のモバイルバンキングを利用することができる。
【0042】
図7は本発明に係る情報変更通知サービスを提供サービスに加入する過程を説明するための例示図である。
図7の一実施例は、ユーザーグループ単位で会員加入を処理することができる一実施例に関するものである。
【0043】
図7を参照すると、情報変更通知サービス提供サーバー200は、ユーザーグループ単位でサービスに加入する場合、顧客社サーバー300から、参照番号(a)の如くユーザーグループに該当するユーザーそれぞれのユーザー個人情報が格納されているユーザー個人情報DBを一括して受信し、参照番号(b)の如くユーザー識別子に対応させてユーザー個人情報をユーザー個人情報DBに格納する。
【0044】
その後、ユーザー端末100は、情報変更通知サービス提供サーバー200に接続するためのアプリケーションがインストールされると、ユーザー端末100からユーザー端末情報(例えば、A1sa23)を受信する。情報変更通知サービス提供サーバー200は、参照番号(b)の如きユーザー個人情報DBに格納されたユーザー個人情報にユーザー端末情報(例えば、A1sa23)を追加する。
【0045】
図8は本発明に係る情報変更通知サービス提供サービスに加入する過程を説明するための例示図である。
図8の一実施例は、ユーザーグループ単位で会員加入を処理することができる一実施例に関するものである。
【0046】
図8を参照すると、ユーザー端末100は、情報変更通知サービス提供サーバー200に接続するためのアプリケーションをインストールし、会員加入のためのユーザー個人情報を入力して会員加入を行う。このとき、ユーザー個人情報は、図示の如く、電子メールアドレス、名前、住所、生年月日、ユーザー端末情報などを含むことができる。
【0047】
ユーザー端末100は、ユーザー個人情報が入力された後、会員加入ボタンが押されると、ユーザー個人情報を情報変更通知サービス提供サーバー200に提供する。すると、情報変更通知サービス提供サーバー200は、ユーザー端末100からユーザー個人情報を受信し、参照番号(a)の如くユーザー識別子に対応させてユーザー個人情報をユーザー個人情報DBに格納する。
【0048】
図9は本発明に係る情報変更通知サービス提供サービスを利用するために認証を実行する過程を説明するための例示図である。
【0049】
図9を参照すると、ユーザーは、自分の保有しているユーザー端末100を利用して情報変更通知サービス提供サーバー200に接続することができる。このとき、ユーザーは、既に登録されたユーザー個人情報の一部の情報が変更された場合、情報変更通知サービス提供サーバー200に接続することができない。このような問題点を解決するために、ユーザー端末100は、ユーザー情報変更メッセージを情報変更通知サービス提供サーバー200に提供することができる。
【0050】
情報変更通知サービス提供サーバー200は、ユーザー個人情報の一部の情報を用いて当該ユーザーの認証を実行する。このとき、情報変更通知サービス提供サーバー200は、電子メールアドレスまたは電話番号の入力を受けた後、電子メールアドレスまたは電話番号を用いてユーザーの認証を実行することができる。
【0051】
その後、情報変更通知サービス提供サーバー200は、ユーザー端末100から変更されたユーザー個人情報(例えば、電話番号、ユーザー端末情報)を受信すると、参照番号(a)の如くユーザー個人情報DBに格納されたユーザー個人情報のうちの当該ユーザー個人情報を更新する。すると、ユーザー個人情報DBは参照番号(b)の如く更新された状態を保持する。
【0052】
図10は本発明に係る情報変更通知サービス提供サービスを介してユーザー個人情報の変更を実行する過程を説明するための例示図である。
【0053】
図10を参照すると、情報変更通知サービス提供サーバー200は、電話番号変更の際に、電話番号の変更を通知するか否かに関するポップアップウィンドウを、ホンギルドンが保有しているユーザー端末100上に出力する。ユーザー端末100は、通知ボタンが押されると、ユーザー端末100の連絡先に格納されている連絡先情報と共に、ユーザー情報変更メッセージを情報変更通知サービス提供サーバー200に提供する。
【0054】
情報変更通知サービス提供サーバー200は、ユーザー端末100からユーザー情報変更メッセージを受信すると、連絡先に格納されている連絡先情報に基づいて、当該ユーザーが保有する端末400それぞれに電話番号変更事実を知らせる。当該ユーザーは、変更ボタンを押して電話番号を修正することができる。たとえば、ホンギルドンの知人が保有している端末400に電話番号変更通知ポップアップが出力され、ホンギルドンの知人によって変更ボタンを押して電話番号を修正することができる。
【0055】
図11は本発明に係る情報変更通知サービス提供サービスを介してユーザー個人情報の変更を実行する過程を説明するための例示図である。
【0056】
図11を参照すると、ユーザーは、電話番号の変更を通知するSNSサービスグループを選択し、通知ボタンを押すと、ユーザー端末100は、SNSサービスグループへの電話番号変更要求を情報変更通知サービス提供サーバー200に提供する。
【0057】
情報変更通知サービス提供サーバー200は、ユーザーの要求に応えて、ユーザー識別子および変更された電話番号(たとえば、000001および010−2222−2222)を、ユーザーによって既に指定されたSNSサービスグループに該当する顧客社サーバー300に提供する。
【0058】
すると、顧客社サーバー300は、情報変更通知サービス提供サーバー200からユーザー識別子および変更された電話番号を受信すると、内部のユーザー個人情報DBからユーザー識別子(例えば、000001)に該当するユーザー個人情報を抽出し、ユーザー個人情報のうちの電話番号を010−1111−1111から010−2222−2222に変更する。
【0059】
図12は本発明に係る情報変更通知サービス提供サービスによって紛失確認を行うことができる過程を説明するための例示図である。
【0060】
図12を参照すると、情報変更通知サービス提供サーバー200は、ユーザー端末100からユーザー端末紛失申告要求メッセージを受信すると、ユーザー個人情報のうちのユーザー端末状態を紛失状態に設定する。
【0061】
情報変更通知サービス提供サーバー200は、ユーザー個人情報のうちの電子メールアドレスを用いてユーザーの認証を実行する。このとき、情報変更通知サービス提供サーバー200は、ユーザーによって入力された電子メールアドレスが、既に保存された電子メールアドレスと一致する場合には、ユーザー端末状態を紛失解除状態に設定する。これに対し、情報変更通知サービス提供サーバー200は、ユーザーによって入力された電子メールアドレスが、既に保存された電子メールアドレスと異なる場合には、ユーザー端末状態を紛失追跡状態に設定する。
【0062】
図13は本発明の一実施例に係る情報変更通知サービス提供システムにおける通知情報提供過程を説明するためのネットワーク構成図である。
【0063】
図13を参照すると、情報変更通知サービス提供システムは、通知情報伝送要求端末400、通知情報提供サーバー500、および複数のユーザー端末600_1、600_2、...、600_Nを含む。
【0064】
通知情報伝送要求端末400は、通知情報の伝送を要求するメッセージを通知情報提供サーバー500に伝送する。
【0065】
通知情報提供サーバー500は、複数のユーザー端末600_1、600_2、...、600_Nそれぞれからアプリケーションインストールの際に提供されるアプリケーションインストールメッセージまたはアプリケーション削除の際に提供されるアプリケーション削除メッセージに応じて、アプリケーションがインストールされているユーザー端末の識別情報を管理する。
【0066】
つまり、通知情報提供サーバー500は、複数のユーザー端末600_1、600_2、...、600_Nそれぞれからアプリケーションインストールメッセージを受信すると、内部のデータベースに、アプリケーションがインストールされているユーザー端末の識別情報を格納し、ユーザー端末からアプリケーション削除メッセージを受信すると、内部のデータベースからユーザー端末の識別情報を削除する。
【0067】
その後、通知情報提供サーバー500は、既に保存されたアプリケーションがインストールされたユーザー端末の識別情報を参照して、複数のユーザー端末600_1、600_2、...、600_Nそれぞれの識別情報が存在すれば、当該ユーザー端末をアプリケーションインストール端末に分類し、保存されたアプリケーションがインストールされたユーザー端末の識別情報を参照して、ユーザー端末の識別情報が存在しなければ、ユーザー端末をアプリケーション未インストール端末に分類することができる。
【0068】
ところが、複数のユーザー端末600_1、600_2、...、600_Nそれぞれにアプリケーションがインストールされていても、ユーザーがユーザー端末の変更、紛失またはその他の事由により当該アプリケーションの削除メッセージを通知情報提供サーバー500に伝送しない場合がある。
【0069】
このような場合、通知情報提供サーバー500は、当該ユーザー端末をアプリケーションインストール端末に分類したため、プッシュメッセージを介して通知情報を提供する。しかし、ユーザー端末がプッシュメッセージを受信しても、ユーザーがプッシュメッセージを確認することができないという問題点がある。
【0070】
このような問題点を事前に解決するために、通知情報提供サーバー500は、複数のユーザー端末600_1、600_2、...、600_Nにアプリケーション使用確認のためのプッシュメッセージを特定の単位で伝送する。
【0071】
通知情報提供サーバー500は、プッシュメッセージに対する受信確認アラームが返信されない場合、内部のデータベースからユーザー端末の識別情報を削除し、ユーザー端末をアプリケーション未インストール端末に分類することができる。
【0072】
前述のように、通知情報提供サーバー500は、複数のユーザー端末600_1、600_2、...、600_Nそれぞれをアプリケーションインストール端末またはアプリケーション未インストール端末に分類した後、プッシュメッセージ、テキストメッセージおよびARS電話のいずれかを介して通知情報を提供することができる。
【0073】
一実施例において、通知情報提供サーバー500は、複数のユーザー端末600_1、600_2、...、600_Nのうちの特定のユーザー端末がアプリケーションインストール端末として確認されると、プッシュメッセージを提供することができる。
【0074】
このような一実施例でのように、通知情報提供サーバー500は、プッシュメッセージを介して通知情報を複数のユーザー端末600_1、600_2、...、600_Nそれぞれに提供した場合、複数のユーザー端末600_1、600_2、...、600_Nそれぞれからプッシュメッセージに対する受信確認アラームが受信されなければ、プッシュメッセージを再び当該ユーザー端末に提供する。
【0075】
もし、通知情報提供サーバー500は、プッシュメッセージを再びユーザー端末に提供した回数が特定の回数以上であれば、テキストメッセージおよびARS電話のいずれかを介して通知情報を提供する。
【0076】
他の一実施例において、通知情報提供サーバー500は、複数のユーザー端末600_1、600_2、...、600_Nのうちの特定のユーザー端末がアプリケーション未インストール端末として確認されると、テキストメッセージおよびARS電話のいずれかを介して通知メッセージを提供することができる。
【0077】
通知情報提供サーバー500は、複数のユーザー端末600_1、600_2、...、600_Nそれぞれでアプリケーションが実行されると、複数のユーザー端末600_1、600_2、...、600_Nそれぞれからアプリケーション実行アラームメッセージを受信する。
【0078】
通知情報提供サーバー500は、特定の期間の間に複数のユーザー端末600_1、600_2、...、600_Nそれぞれがアプリケーションインストール端末に分類されたが、当該ユーザー端末からアプリケーション実行アラームメッセージが受信されなければ、ユーザーがアプリケーションを長時間にわたって実行しないと判断し、あるいは、ユーザーがユーザー端末の変更、紛失またはその他の事由により当該アプリケーションの削除メッセージを通知情報提供サーバー500に伝送しなかったと判断する。
【0079】
これにより、通知情報提供サーバー500は、複数のユーザー端末600_1、600_2、...、600_Nそれぞれからプッシュメッセージに対する受信確認アラームが受信されなければ、既に保存されたユーザー端末の識別情報の中から当該ユーザー端末の識別情報を削除する。その後、通知情報提供サーバー500は、当該ユーザー端末をアプリケーション未インストール端末に分類する。
【0080】
前述のように、通知情報提供サーバー500は、複数のユーザー端末600_1、600_2、...、600_Nそれぞれをアプリケーションインストール端末またはアプリケーション未インストール端末に分類することにより、通知情報を提供するときにランダムにプッシュメッセージを伝送するのではなく、アプリケーションインストール端末にプッシュメッセージを伝送するので、プッシュメッセージの伝送失敗確率を減らすことができ、プッシュメッセージ伝送費用の浪費を減らすことができる。
【0081】
また、アプリケーション未インストール端末にはテキストメッセージまたはARS電話を用いて通知情報を提供するため、通知情報伝送要求に応えて、スマート機器、モバイル機器および固定電話のいずれに脱落および重複なく通知情報を伝送することができるという利点がある。
【0082】
複数のユーザー端末600_1、600_2、...、600_Nそれぞれは、通知情報提供サーバー500から通知情報の提供を受ける機器であって、スマートフォン、携帯電話、有線電話、無線電話などとして実現できる。
【0083】
複数のユーザー端末600_1、600_2、...、600_Nがスマートフォンとして実現される場合、通知情報の提供を受けることが可能なアプリケーションがインストールされるか、或いは、ユーザーの操作に従って、既にインストールされていたアプリケーションが削除される。
【0084】
このとき、複数のユーザー端末600_1、600_2、...、600_Nそれぞれは、通知情報の提供を受けることが可能なアプリケーションがインストールされると、アプリケーションの識別情報を含むアプリケーションインストールメッセージを通知情報提供サーバー500に提供することができる。これにより、通知情報提供サーバー500は、アプリケーションインストールメッセージを参照して当該ユーザー端末をアプリケーションインストール端末に分類することができる。
【0085】
また、複数のユーザー端末600_1、600_2、...、600_Nそれぞれは、ユーザーの操作に従って、既にインストールされていたアプリケーションが削除されると、アプリケーションの識別情報を含むアプリケーション削除メッセージを通知情報提供サーバー500に提供することができる。これにより、通知情報提供サーバー500は、アプリケーション削除メッセージを参照して当該ユーザー端末をアプリケーション未インストール端末に分類することができる。
【0086】
図14は本発明の一実施例に係る情報変更通知サービス提供システムにおける通知情報提供過程を説明するための図である。
【0087】
図14を参照すると、通知情報伝送要求端末400は、通知情報の伝送を要求する通知情報伝送要求メッセージを通知情報提供サーバー500に提供する(ステップS210)。通知情報提供サーバー500は、通知情報伝送要求メッセージに基づいて、通知情報伝送対象ユーザー端末がアプリケーションインストール端末およびアプリケーション未インストール端末のうちのどれであるかを確認する(ステップS220)。
【0088】
通知情報提供サーバー500は、アプリケーションインストール端末にプッシュメッセージを介して通知情報をユーザー端末600_1に提供する(ステップS230)。通知情報提供サーバー500は、プッシュメッセージに対する受信確認アラームが受信されたか否かを確認する(ステップS231)。
【0089】
通知情報提供サーバー500は、プッシュメッセージに対する受信確認アラームが受信されなければ、プッシュメッセージを再びユーザー端末300_1に提供する(ステップS232)。通知情報提供サーバー500は、プッシュメッセージを再びユーザー端末に提供した回数が特定の回数以上であれば(ステップS240)、テキストメッセージおよびARS電話のいずれかを介して通知情報をユーザー端末600_1に提供する(ステップS241)。
【0090】
通知情報提供サーバー500は、アプリケーション未インストール端末にテキストメッセージまたはARS電話を介して通知情報を提供する(ステップS240)。
【0091】
前述のように、本発明は、通知情報伝送要求に応えて、費用が最も安いプッシュメッセージを用いて通知情報を伝送し、アプリケーション未インストール端末、またはプッシュメッセージの伝送失敗時にテキストメッセージを用いて通知情報を伝送するとともにプッシュメッセージまたはテキストメッセージを伝送することが可能な端末にARS電話を用いて通知情報を伝送することにより、コスト削減効果と情報伝達の抜け漏れがないようにする。
【0092】
図15は本発明の一実施例に係る通知情報提供サーバーの内部構造を説明するためのブロック図である。
【0093】
図15を参照すると、通知情報提供サーバー500は端末情報管理部510、アプリケーション分類部520、通知情報提供部530、および制御部540を含む。
【0094】
端末情報管理部510は、ユーザー端末へのアプリケーションのインストールの際にユーザー端末からアプリケーションインストールメッセージを受信すると、ユーザー端末の識別情報を内部のメモリに保存する。
【0095】
端末情報管理部510は、ユーザー端末からのアプリケーションの削除の際にユーザー端末からアプリケーション削除メッセージを受信すると、既に保存されたユーザー端末の識別情報の中から当該ユーザー端末の識別情報を削除する。
【0096】
アプリケーション分類部520は、端末情報管理部510を参照して、ユーザー端末の識別情報が存在するか否かによって、ユーザー端末をアプリケーションインストール端末またはアプリケーション未インストール端末に分類する。
【0097】
より具体的に、アプリケーション分類部520は、端末情報管理部510を参照して、ユーザー端末の識別情報が存在する場合にはユーザー端末をアプリケーションインストール端末に分類し、ユーザー端末の識別情報が存在しない場合にはユーザー端末をアプリケーション未インストール端末に分類する。
【0098】
通知情報提供部530は、アプリケーション分類部520でユーザー端末がアプリケーションインストール端末として確認されると、プッシュメッセージ、テキストメッセージおよびARS電話のいずれかを介して通知情報を提供し、アプリケーション分類部520でユーザー端末がアプリケーション未インストール端末として確認されると、テキストメッセージおよびARS電話のいずれかを介して通知情報を提供する。
【0099】
すなわち、通知情報提供部530は、アプリケーション分類部520でユーザー端末がアプリケーションインストール端末として確認されてプッシュメッセージを介して通知情報をユーザー端末に提供した場合、ユーザー端末から前記プッシュメッセージに対する受信確認アラームが受信されたか否かを確認する。
【0100】
通知情報提供部530は、ユーザー端末から前記プッシュメッセージに対する受信確認アラームが受信されなければ、プッシュメッセージを再び前記ユーザー端末に提供する。ところが、通知情報提供部530は、プッシュメッセージを再びユーザー端末に提供した回数が特定の回数以上であれば、テキストメッセージおよびARS電話のいずれかを介して通知情報を提供する。
【0101】
つまり、通知情報提供部530は、プッシュメッセージを再びユーザー端末に提供した回数が特定の回数以上であっても受信確認アラームが受信されなければ、ユーザーがユーザー端末の変更、紛失またはその他の事由により当該アプリケーションの削除メッセージを通知情報提供サーバー500に伝送しなかったと判断し、既に保存されたユーザー端末の識別情報の中から当該ユーザー端末の識別情報を削除し、当該ユーザー端末をアプリケーション未インストール端末に分類する。
【0102】
また、前述したような状況を事前に防止するために、通知情報提供部530は、ユーザー端末にアプリケーション使用確認のためのプッシュメッセージを特定の単位で伝送し、プッシュメッセージに対する受信確認アラームが返信されなければ、既に保存されたユーザー端末の識別情報の中から当該ユーザー端末の識別情報を削除し、当該ユーザー端末をアプリケーション未インストール端末に分類する。
【0103】
通知情報提供部530は、複数のユーザー端末それぞれでアプリケーションが実行されると、当該ユーザー端末からアプリケーション実行アラームメッセージを受信する。しかし、通知情報提供部530は、ユーザー端末がアプリケーションインストール端末に分類されたが、当該アプリケーション端末からアプリケーション実行アラームメッセージが受信されなければ、ユーザーがアプリケーションを長時間にわたって実行しないと判断し、或いは、ユーザーがユーザー端末の変更、紛失またはその他の事由により当該アプリケーションの削除メッセージを通知情報提供サーバー500に伝送しなかったと判断する。
【0104】
これにより、通知情報提供部530は、複数のユーザー端末それぞれからプッシュメッセージに対する受信確認アラームが受信されなければ、既に保存されたユーザー端末の識別情報の中から当該ユーザー端末の識別情報を削除し、当該ユーザー端末をアプリケーション未インストール端末に分類する。
【0105】
制御部540は、通知情報提供サーバー500の他の構成要素を制御する。
【0106】
これまで本発明に係る具体的な実施例について説明したが、本発明の範囲から逸脱することなく様々な変形が可能であるのはもちろんである。よって、本発明の範囲は、説明された実施例に限定されて定められてはならず、後述する特許請求の範囲だけでなく、この特許請求の範囲と均等なものによって定められるべきである。
【0107】
以上のように、本発明は、たとえ限定された実施例と図面によって説明されたが、これらの実施例に限定されるものではない。本発明は、本発明の属する分野における通常の知識を有する者であれば、このような記載から様々な修正および変形実施例が可能である。よって、本発明の思想は、特許請求の範囲によってのみ把握されるべきであり、それらの均等または等価的変形も本発明の思想の範疇に属すると理解されるべきである。