特許第6286616号(P6286616)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6286616ホームスマートソケット制御方法、装置、プログラム及び記録媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6286616
(24)【登録日】2018年2月9日
(45)【発行日】2018年2月28日
(54)【発明の名称】ホームスマートソケット制御方法、装置、プログラム及び記録媒体
(51)【国際特許分類】
   G06F 13/00 20060101AFI20180215BHJP
   H04L 12/28 20060101ALI20180215BHJP
【FI】
   G06F13/00 358E
   H04L12/28 200A
【請求項の数】15
【全頁数】21
(21)【出願番号】特願2017-519778(P2017-519778)
(86)(22)【出願日】2015年9月23日
(65)【公表番号】特表2017-527924(P2017-527924A)
(43)【公表日】2017年9月21日
(86)【国際出願番号】CN2015090399
(87)【国際公開番号】WO2016187999
(87)【国際公開日】20161201
【審査請求日】2015年11月20日
(31)【優先権主張番号】201510280550.8
(32)【優先日】2015年5月27日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】513224180
【氏名又は名称】小米科技有限責任公司
【氏名又は名称原語表記】Xiaomi Inc.
(74)【代理人】
【識別番号】110000729
【氏名又は名称】特許業務法人 ユニアス国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】范 杰
(72)【発明者】
【氏名】▲劉▼ 山▲榮▼
(72)【発明者】
【氏名】▲孫▼ ▲偉▼
【審査官】 木村 雅也
(56)【参考文献】
【文献】 中国実用新案第203339430(CN,U)
【文献】 中国特許出願公開第102122163(CN,A)
【文献】 特表2014−531181(JP,A)
【文献】 特開2007−227995(JP,A)
【文献】 特開2003−102077(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 13/00
H04L 12/28
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
スマートルータとホームスマートソケットとの自動マッチングに成功した後に、前記スマートルータが前記ホームスマートソケットに割り当てたアドレスを取得し、前記ホームスマートソケットに接続された家電の情報を取得するステップと、
前記家電の情報と前記ホームスマートソケットのアドレスとの対応関係を構築するステップと、
ユーザが前記家電に対して設定した制御情報を取得し、前記対応関係の中から前記家電と接続された前記ホームスマートソケットのアドレスを検索し、前記制御情報及び前記ホームスマートソケットのアドレスに基づいて制御命令を前記スマートルータに送信して、前記ホームスマートソケットを制御して該当する操作を実行するようにするステップと
前記ユーザが前記家電に対して設定した使用習慣情報を取得するステップと、
前記使用習慣情報が「よく使われてない」である情報であると、前記家電と接続された前記ホームスマートソケットのオン期間が予め設定した閾値を超えたか否かを定期的に検出し、超えた場合には、制御命令を前記スマートルータに送信して、前記ホームスマートソケットを制御してオフ操作を実行するようにするステップと、
を含むことを特徴とするホームスマートソケット制御方法。
【請求項2】
前記制御情報及び前記ホームスマートソケットのアドレスに基づいて制御命令を前記スマートルータに送信して、前記ホームスマートソケットを制御して該当する操作を実行するようにするステップは、
前記制御情報が前記ホームスマートソケットをオンにするための情報であると、前記ホームスマートソケットのアドレスが付加された制御命令を前記スマートルータに送信して、前記ホームスマートソケットを制御してオン操作を実行するようにするステップ、
或いは、
前記制御情報が前記ホームスマートソケットをオフにするための情報であると、前記ホームスマートソケットのアドレスが付加された制御命令を前記スマートルータに送信して、前記ホームスマートソケットを制御してオフ操作を実行するようにするステップ
を含むことを特徴とする請求項1に記載のホームスマートソケット制御方法。
【請求項3】
前記制御情報が前記ホームスマートソケットをオンにするための情報であると、前記ホームスマートソケットのアドレスが付加された制御命令を前記スマートルータに送信して、前記ホームスマートソケットを制御してオン操作を実行するようにするステップは、
前記制御情報が前記ホームスマートソケットをオンにするための情報であり、且つ、前記制御情報に開始時間が含まれていると、前記ホームスマートソケットのアドレス及び前記開始時間が付加された制御命令を前記スマートルータに送信して、前記ホームスマートソケットを制御して前記開始時間にオン操作を実行するようにするステップ
を含むことを特徴とする請求項2に記載のホームスマートソケット制御方法。
【請求項4】
前記制御情報が前記ホームスマートソケットをオンにするための情報であり、且つ、前記制御情報に開始時間が含まれていると、前記ホームスマートソケットのアドレス及び前記開始時間が付加された制御命令を前記スマートルータに送信して、前記ホームスマートソケットを制御して前記開始時間にオン操作を実行するようにするステップは、
前記制御情報が前記ホームスマートソケットをオンにするための情報であり、且つ、前記制御情報に開始時間と継続期間とが含まれていると、前記ホームスマートソケットのアドレス、前記開始時間及び前記継続期間が付加された制御命令を前記スマートルータに送信して、前記ホームスマートソケットを制御して、前記開始時間にオン操作を実行するようにし、且つ、オン期間が前記継続期間に達するとオフ操作を実行するようにするステップ
を含むことを特徴とする請求項3に記載のホームスマートソケット制御方法。
【請求項5】
前記ユーザが前記家電に対して設定した制御情報を取得するステップは、
前記家電の情報をユーザに提供し、前記ユーザが前記家電に対して設定した制御情報を受信するステップ、
或いは、
前記家電の情報を分析して制御情報を生成するステップ
を含むことを特徴とする請求項1に記載のホームスマートソケット制御方法。
【請求項6】
前記家電の情報は、前記家電の識別子情報を含むか、或いは、前記家電の識別子情報、及び、前記ユーザが照会する時に表示させるためのプロパティ情報を含む
ことを特徴とする請求項1に記載のホームスマートソケット制御方法。
【請求項7】
スマートルータとホームスマートソケットとの自動マッチングに成功した後に、前記スマートルータが前記ホームスマートソケットに割り当てたアドレスを取得し、前記ホームスマートソケットに接続された家電の情報を取得するための取得モジュールと、
前記家電の情報と前記ホームスマートソケットのアドレスとの対応関係を構築するための構築モジュールと、
ユーザが前記家電に対して設定した制御情報を取得し、前記対応関係の中から前記家電と接続された前記ホームスマートソケットのアドレスを検索し、前記制御情報及び前記ホームスマートソケットのアドレスに基づいて制御命令を前記スマートルータに送信して、前記ホームスマートソケットを制御して該当する操作を実行するようにするための制御モジュールと、を備え、
前記取得モジュールは、さらに、前記ユーザが前記家電に対して設定した使用習慣情報を取得し、
前記ホームスマートソケット制御装置は、
前記使用習慣情報が「よく使われてない」である情報であると、前記家電と接続された前記ホームスマートソケットのオン期間が予め設定した閾値を超えたか否かを定期的に検出し、超えた場合には、制御命令を前記スマートルータに送信して、前記ホームスマートソケットを制御してオフ操作を実行するようにするためのモニタリングモジュールをさらに備えることを特徴とするホームスマートソケット制御装置。
【請求項8】
前記制御モジュールは、
ユーザが前記家電に対して設定した制御情報を取得し、前記対応関係の中から前記家電と接続された前記ホームスマートソケットのアドレスを検索するための検索サブモジュールと、
前記制御情報が前記ホームスマートソケットをオンにするための情報であると、前記ホームスマートソケットのアドレスが付加された制御命令を前記スマートルータに送信して、前記ホームスマートソケットを制御してオン操作を実行するようにし、或いは、前記制御情報が前記ホームスマートソケットをオフにするための情報であると、前記ホームスマートソケットのアドレスが付加された制御命令を前記スマートルータに送信して、前記ホームスマートソケットを制御してオフ操作を実行するようにするための制御サブモジュールと
を備えることを特徴とする請求項に記載のホームスマートソケット制御装置。
【請求項9】
前記制御サブモジュールは、
前記制御情報が前記ホームスマートソケットをオンにするための情報であり、且つ、前記制御情報に開始時間が含まれていると、前記ホームスマートソケットのアドレス及び前記開始時間が付加された制御命令を前記スマートルータに送信して、前記ホームスマートソケットを制御して前記開始時間にオン操作を実行するようにする
ことを特徴とする請求項に記載のホームスマートソケット制御装置。
【請求項10】
前記制御サブモジュールは、具体的に、
前記制御情報が前記ホームスマートソケットをオンにするための情報であり、且つ、前記制御情報に開始時間と継続期間とが含まれていると、前記ホームスマートソケットのアドレス、前記開始時間及び前記継続期間が付加された制御命令を前記スマートルータに送信して、前記ホームスマートソケットを制御して、前記開始時間にオン操作を実行するようにし、且つ、オン期間が前記継続期間に達するとオフ操作を実行するようにする
ことを特徴とする請求項に記載のホームスマートソケット制御装置。
【請求項11】
前記制御モジュールは、
前記家電の情報をユーザに提供し、前記ユーザが前記家電に対して設定した制御情報を受信するか、
或いは、
前記家電の情報を分析して制御情報を生成する
ことを特徴とする請求項に記載のホームスマートソケット制御装置。
【請求項12】
前記家電の情報は、前記家電の識別子情報を含むか、或いは、前記家電の識別子情報、及び、前記ユーザが照会する時に表示させるためのプロパティ情報を含む
ことを特徴とする請求項に記載のホームスマートソケット制御装置。
【請求項13】
プロセッサと、
前記プロセッサが実行可能な命令を記憶するためのメモリと
を備え、
前記プロセッサは、
スマートルータとホームスマートソケットとの自動マッチングに成功した後に、前記スマートルータが前記ホームスマートソケットに割り当てたアドレスを取得し、前記ホームスマートソケットに接続された家電の情報を取得し、
前記家電の情報と前記ホームスマートソケットのアドレスとの対応関係を構築し、
ユーザが前記家電に対して設定した制御情報を取得し、前記対応関係の中から前記家電と接続された前記ホームスマートソケットのアドレスを検索し、前記制御情報及び前記ホームスマートソケットのアドレスに基づいて制御命令を前記スマートルータに送信して、前記ホームスマートソケットを制御して該当する操作を実行するようにするように構成されており、
前記家電の情報を取得することは、前記ユーザが前記家電に対して設定した使用習慣情報を取得することをさらに含み、
前記プロセッサは、さらに、
前記使用習慣情報が「よく使われてない」である情報であると、前記家電と接続された前記ホームスマートソケットのオン期間が予め設定した閾値を超えたか否かを定期的に検出し、超えた場合には、制御命令を前記スマートルータに送信して、前記ホームスマートソケットを制御してオフ操作を実行するようにする構成されることを特徴とするホームスマートソケット制御装置。
【請求項14】
プロセッサに実行されることにより、請求項1から請求項のいずれか1項に記載のホームスマートソケット制御方法を実現することを特徴とするプログラム。
【請求項15】
請求項14に記載のプログラムが記録された記録媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、出願番号がCN201510280550.8であって、出願日が2015年05月27日である中国特許出願に基づいて優先権を主張し、当該中国特許出願のすべての内容を援用する。
【0002】
本発明は、スマートホーム分野に関し、特に、ホームスマートソケット制御方法装置、プログラム及び記録媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
科学技術の発展に伴い、スマートホームの概念は、もう、社会生活中に利用されている。スマートホームは、高度なコンピュータ、ネットワーク通信、自動制御、等の技術を利用して、ホーム生活に関連する各種のアプリケーションサブシステムを柔軟的に結合させて、総合的に管理することにより、ホーム生活を、もっと、快適、安全、効果的、及び、省エネになるようにする。スマートホームは、一般的なホームと比較すると、伝統的な住居機能を有するほか、快適、安全、効果的、及び、省エネも提供できて、ヒューマナイズな生活空間を提供して、人々の生活方式を最適化できる。
【0004】
現在、スマートホームに関して、例えば、スマートテレビ、スマート冷蔵庫、スマートエアコン、等のような製品が販売されている。スマートホーム製品は、ユーザの要求及び操作の便利さの極大化を図ることができて、生活をもっと豊富にすることができる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、ホームスマートソケット制御方法装置、プログラム及び記録媒体を提供して、ホームスマートソケットのスマート制御を実現して、ユーザの操作と使用を大幅に便利にする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の実施例に係る第1の態様によると、ホームスマートソケット制御方法を提供する。
【0007】
当該方法は、
スマートルータとホームスマートソケットとの自動マッチングに成功した後に、前記スマートルータが前記ホームスマートソケットに割り当てたアドレスを取得し、前記ホームスマートソケットに接続された家電の情報を取得するステップと、
前記家電の情報と前記ホームスマートソケットのアドレスとの対応関係を構築するステップと、
ユーザが前記家電に対して設定した制御情報を取得し、前記対応関係の中から前記家電と接続された前記ホームスマートソケットのアドレスを検索し、前記制御情報及び前記ホームスマートソケットのアドレスに基づいて制御命令を前記スマートルータに送信して、前記ホームスマートソケットを制御して該当する操作を実行するようにするステップと
を含む。
【0008】
ここで、前記制御情報及び前記ホームスマートソケットのアドレスに基づいて制御命令を前記スマートルータに送信して、前記ホームスマートソケットを制御して該当する操作を実行するようにするステップは、
前記制御情報が前記ホームスマートソケットをオンにするための情報であると、前記ホームスマートソケットのアドレスが付加された制御命令を前記スマートルータに送信して、前記ホームスマートソケットを制御してオン操作を実行するようにするステップ、
或いは、
前記制御情報が前記ホームスマートソケットをオフにするための情報であると、前記ホームスマートソケットのアドレスが付加された制御命令を前記スマートルータに送信して、前記ホームスマートソケットを制御してオフ操作を実行するようにするステップを含む。
【0009】
ここで、前記制御情報が前記ホームスマートソケットをオンにするための情報であると、前記ホームスマートソケットのアドレスが付加された制御命令を前記スマートルータに送信して、前記ホームスマートソケットを制御してオン操作を実行するようにするステップは、
前記制御情報が前記ホームスマートソケットをオンにするための情報であり、且つ、前記制御情報に開始時間が含まれていると、前記ホームスマートソケットのアドレス及び前記開始時間が付加された制御命令を前記スマートルータに送信して、前記ホームスマートソケットを制御して前記開始時間にオン操作を実行するようにするステップを含む。
【0010】
ここで、前記制御情報が前記ホームスマートソケットをオンにするための情報であり、且つ、前記制御情報に開始時間が含まれていると、前記ホームスマートソケットのアドレス及び前記開始時間が付加された制御命令を前記スマートルータに送信して、前記ホームスマートソケットを制御して前記開始時間にオン操作を実行するようにするステップは、
前記制御情報が前記ホームスマートソケットをオンにするための情報であり、且つ、前記制御情報に開始時間と継続期間とが含まれていると、前記ホームスマートソケットのアドレス、前記開始時間及び前記継続期間が付加された制御命令を前記スマートルータに送信して、前記ホームスマートソケットを制御して、前記開始時間にオン操作を実行するようにし、且つ、オン期間が前記継続期間に達するとオフ操作を実行するようにするステップを含む。
【0011】
ここで、前記方法は、
前記ユーザが前記家電に対して設定した使用習慣情報を取得するステップと、
前記使用習慣情報が「よく使われてない」である情報であると、前記家電と接続された前記ホームスマートソケットのオン期間が予め設定した閾値を超えたか否かを定期的に検出し、超えた場合には、制御命令を前記スマートルータに送信して、前記ホームスマートソケットを制御してオフ操作を実行するようにするステップと
をさらに含む。
【0012】
ここで、前記ユーザが前記家電に対して設定した制御情報を取得するステップは、
前記家電の情報をユーザに提供し、前記ユーザが前記家電に対して設定した制御情報を受信するステップ、
或いは、
前記家電の情報を分析して制御情報を生成するステップ
を含む。
【0013】
ここで、前記家電の情報は、前記家電の識別子情報を含むか、或いは、前記家電の識別子情報、及び、前記ユーザが照会する時に表示させるためのプロパティ情報を含む。
【0014】
本発明の実施例に係る第2の態様によると、ホームスマートソケット制御装置を提供する。
【0015】
当該装置は、
スマートルータとホームスマートソケットとの自動マッチングに成功した後に、前記スマートルータが前記ホームスマートソケットに割り当てたアドレスを取得し、前記ホームスマートソケットに接続された家電の情報を取得するための取得モジュールと、
前記家電の情報と前記ホームスマートソケットのアドレスとの対応関係を構築するための構築モジュールと、
ユーザが前記家電に対して設定した制御情報を取得し、前記対応関係の中から前記家電と接続された前記ホームスマートソケットのアドレスを検索し、前記制御情報及び前記ホームスマートソケットのアドレスに基づいて制御命令を前記スマートルータに送信して、前記ホームスマートソケットを制御して該当する操作を実行するようにするための制御モジュールと
を備える。
【0016】
ここで、前記制御モジュールは、
ユーザが前記家電に対して設定した制御情報を取得し、前記対応関係の中から前記家電と接続された前記ホームスマートソケットのアドレスを検索するための検索サブモジュールと、
前記制御情報が前記ホームスマートソケットをオンにするための情報であると、前記ホームスマートソケットのアドレスが付加された制御命令を前記スマートルータに送信して、前記ホームスマートソケットを制御してオン操作を実行するようにし、或いは、前記制御情報が前記ホームスマートソケットをオフにするための情報であると、前記ホームスマートソケットのアドレスが付加された制御命令を前記スマートルータに送信して、前記ホームスマートソケットを制御してオフ操作を実行するようにするための制御サブモジュールとを備える。
【0017】
ここで、前記制御サブモジュールは、
前記制御情報が前記ホームスマートソケットをオンにするための情報であり、且つ、前記制御情報に開始時間が含まれていると、前記ホームスマートソケットのアドレス及び前記開始時間が付加された制御命令を前記スマートルータに送信して、前記ホームスマートソケットを制御して前記開始時間にオン操作を実行するようにする。
【0018】
ここで、前記制御サブモジュールは、具体的に、
前記制御情報が前記ホームスマートソケットをオンにするための情報であり、且つ、前記制御情報に開始時間と継続期間とが含まれていると、前記ホームスマートソケットのアドレス、前記開始時間及び前記継続期間が付加された制御命令を前記スマートルータに送信して、前記ホームスマートソケットを制御して、前記開始時間にオン操作を実行するようにし、且つ、オン期間が前記継続期間に達するとオフ操作を実行するようにする。
【0019】
ここで、前記取得モジュールは、さらに、前記ユーザが前記家電に対して設定した使用習慣情報を取得するステップと、
前記装置は、
前記使用習慣情報が「よく使われてない」である情報であると、前記家電と接続された前記ホームスマートソケットのオン期間が予め設定した閾値を超えたか否かを定期的に検出し、超えた場合には、制御命令を前記スマートルータに送信して、前記ホームスマートソケットを制御してオフ操作を実行するようにするためのモニタリングモジュールをさらに備える。
【0020】
ここで、前記制御モジュールは、
前記家電の情報をユーザに提供し、前記ユーザが前記家電に対して設定した制御情報を受信するか、
或いは、
前記家電の情報を分析して制御情報を生成する。
【0021】
ここで、前記家電の情報は、前記家電の識別子情報を含むか、或いは、前記家電の識別子情報、及び、前記ユーザが照会する時に表示させるためのプロパティ情報を含む。
【0022】
本発明の実施例に係る第3の態様によると、ホームスマートソケット制御装置を提供する。
【0023】
当該装置は、
プロセッサと、
前記プロセッサが実行可能な命令を記憶するためのメモリと
を備え、
前記プロセッサは、
スマートルータとホームスマートソケットとの自動マッチングに成功した後に、前記スマートルータが前記ホームスマートソケットに割り当てたアドレスを取得し、前記ホームスマートソケットに接続された家電の情報を取得し、
前記家電の情報と前記ホームスマートソケットのアドレスとの対応関係を構築し、
ユーザが前記家電に対して設定した制御情報を取得し、前記対応関係の中から前記家電と接続された前記ホームスマートソケットのアドレスを検索し、前記制御情報及び前記ホームスマートソケットのアドレスに基づいて制御命令を前記スマートルータに送信して、前記ホームスマートソケットを制御して該当する操作を実行するようにするように構成される。
【0024】
本発明の実施例の第4の態様によると、プログラムを提供し、当該プログラムは、プロセッサに実行されることにより、上記のホームスマートソケット制御方法を実現する。
【0025】
本発明の実施例の第5の態様によると、記録媒体を提供し、当該記録媒体には、上記プログラムが記録されている。
【発明の効果】
【0026】
本発明の実施例が提供する構成の有益な効果は以下のとおりである。
【0027】
スマートルータとホームスマートソケットとの自動マッチングに成功した後に、前記スマートルータが前記ホームスマートソケットに割り当てたアドレスを取得し、前記ホームスマートソケットに接続された家電の情報を取得し、前記家電の情報と前記ホームスマートソケットのアドレスとの対応関係を構築し、ユーザが前記家電に対して設定した制御情報を取得し、前記対応関係の中から前記家電と接続された前記ホームスマートソケットのアドレスを検索し、前記制御情報及び前記ホームスマートソケットのアドレスに基づいて制御命令を前記スマートルータに送信して、前記ホームスマートソケットを制御して該当する操作を実行するようにする。このようにすることにより、ホームスマートソケットのスマート制御を実現して、ユーザの操作と使用を大幅に便利にして、省エネ、安全、及び、生活の便利の目的を達成して、家電の使用と管理の最適化を実現した。
【0028】
以上の統括な記述と以下の細部記述は、ただ例示的なものであり、本発明を制限するものではないと、理解するべきである。
【図面の簡単な説明】
【0029】
ここでの図面は、明細書に合併されて本明細書の一部を構成して本発明に合致する実施例を示し、明細書とともに本発明の原理を説明するのに用いられる。
図1】例示的な一実施例に係るホームスマートソケット制御方法を示すフローチャートである。
図2】例示的なもう一実施例に係る制御ホームスマートソケットの適用場面を示す模式図である。
図3】例示的なもう一実施例に係るホームスマートソケット制御方法を示すフローチャートである。
図4】例示的なもう一実施例に係るホームスマートソケット制御方法を示すフローチャートである。
図5】例示的なもう一実施例に係るホームスマートソケット制御装置を示すブロック図である。
図6】例示的なもう一実施例に係るホームスマートソケット制御装置を示すブロック図である。
図7】例示的なもう一実施例に係るホームスマートソケット制御装置を示すブロック図である。
図8】例示的なもう一実施例に係るホームスマートソケット制御装置を示すブロック図である。
図9】例示的なもう一実施例に係るホームスマートソケット制御装置を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0030】
ここで、例示的な実施例を詳細に説明する。また、説明中の例は、図面に示している。以下の記述において、図面を説明する際に特に説明しない場合、異なる図面中の同一の符号は、同一或いはは同様な要素を意味する。以下の例示的な実施例において記述する実施方法は、本発明に合致するすべての実施方法を代表しない。逆に、それらは、添付の特許請求の範囲において詳細に記述された、本発明のいくつかの態様と合致する装置、及び方法の例に過ぎない。
【0031】
図1は、例示的な一実施例に係るホームスマートソケット制御方法を示すフローチャートである。図1に示したように、当該方法は端末に用いられる。当該方法は、以下のステップを含む。
【0032】
ステップS11において、スマートルータとホームスマートソケットとの自動マッチングに成功した後に、当該スマートルータが当該ホームスマートソケットに割り当てたアドレスを取得し、当該ホームスマートソケットに接続された家電の情報を取得する。
【0033】
ステップS12において、当該家電の情報と当該ホームスマートソケットのアドレスとの間の対応関係を構築する。
【0034】
ステップS13において、ユーザが当該家電に対して設定した制御情報を取得し、当該対応関係の中から当該家電と接続された当該ホームスマートソケットのアドレスを検索し、当該制御情報及び当該ホームスマートソケットのアドレスに基づいて制御命令を当該スマートルータに送信して、当該ホームスマートソケットを制御して該当する操作を実行するようにする。
【0035】
図2を参考すると、上記の方法は、図2に示した適用場面に適用される。ここで、端末はスマートルータに接続されており、スマートルータには複数のホームスマートソケットが接続されており、各ホームスマートソケットにはそれぞれ一つの家電が接続されている。スマートルータは、ホームスマートソケットと自動的にマッチングして接続を構築してもよい。端末は、wifi等のようなサブネットを介してスマートルータと接続されてもよい。各ホームスマートソケットの状態をスマートルータにアップロードしてもよい。スマートルータは受信した状態情報を端末に送信して表示させる。端末は、スマートルータを介してホームスマートソケット及び家電の情報を受信し、制御命令をスマートルータに送信することにより、ホームスマートソケットを制御して操作を実行するようにする。このようにして、該当する家電の使用状態を制御して、ユーザが端末を介して家電を遠隔制御するようにする。
【0036】
本実施例において、オプションとして、スマートルータとホームスマートソケットとの間は無線接続であり、ブルートゥース、赤外線、wifi、等を含むが、これに制限されない。スマートルータとホームスマートソケットとの自動マッチングに成功した後に、スマートルータはホームスマートソケットにアドレスを自動的に割り当てる。当該アドレスは、唯一性を有し、一つのホームスマートソケットを唯一に識別でき、ホーム中の全てのホームスマートソケットの区別を保証できる。
【0037】
本実施例において、オプションとして、当該制御情報及び当該ホームスマートソケットのアドレスに基づいて制御命令を当該スマートルータに送信して、当該ホームスマートソケットを制御して該当する操作を実行するようにするステップは、
当該制御情報が当該ホームスマートソケットをオンにするための情報であると、当該ホームスマートソケットのアドレスが付加された制御命令を当該スマートルータに送信して、当該ホームスマートソケットを制御してオン操作を実行するようにするか、
或いは、
当該制御情報が当該ホームスマートソケットをオフにするための情報であると、当該ホームスマートソケットのアドレスが付加された制御命令を当該スマートルータに送信して、当該ホームスマートソケットを制御してオフ操作を実行するようにする。
【0038】
本実施例において、オプションとして、高レベル又は低レベルを送信することにより、ホームスマートソケットのオンとオフを制御できる。例えば、高レベルを出力すると、ホームスマートソケットをオンにして、家電に対する電力の供給を保証し、低レベルを出力すると、ホームスマートソケットをオフにして、電力を供給しない。
【0039】
本実施例において、オプションとして、当該制御情報が当該ホームスマートソケットをオンにするための情報であると、当該ホームスマートソケットのアドレスが付加された制御命令を当該スマートルータに送信して、当該ホームスマートソケットを制御してオン操作を実行するようにするステップは、
当該制御情報が当該ホームスマートソケットをオンするための情報であり、且つ、当該制御情報に開始時間が含まれていると、当該ホームスマートソケットのアドレス及び当該開始時間が付加された制御命令を当該スマートルータに送信して、当該ホームスマートソケットを制御して当該開始時間にオン操作を実行するようにするステップを含む。
【0040】
本実施例において、オプションとして、当該制御情報が当該ホームスマートソケットをオンするための情報であり、且つ、当該制御情報に開始時間が含まれていると、当該ホームスマートソケットのアドレス及び当該開始時間が付加された制御命令を当該スマートルータに送信して、当該ホームスマートソケットを制御して当該開始時間にオン操作を実行するようにするステップは、
当該制御情報が当該ホームスマートソケットをオンするための情報であり、且つ、当該制御情報に開始時間と継続期間とが含まれていると、当該ホームスマートソケットのアドレス、当該開始時間及び当該継続期間が付加された制御命令を当該スマートルータに送信して、当該ホームスマートソケットを制御して当該開始時間にオン操作を実行し、且つ、オン期間が当該継続期間に達するとオフ操作を実行するようにするステップを含む。
【0041】
本実施例において、オプションとして、上記の方法は、
当該ユーザが当該家電に対して設定した使用習慣情報を取得するステップと、
当該使用習慣情報が「よく使われてない」である情報であると、当該家電と接続された当該ホームスマートソケットのオン期間が予め設定した閾値を超えたか否かを定期的に検出して、超えた場合には、制御命令を当該スマートルータに送信して、当該ホームスマートソケットを制御してオフ操作を実行するようにするステップと
をさらに含む。
【0042】
本実施例において、オプションとして、前記ユーザが前記家電に対して設定した制御情報を取得するステップは、
前記家電の情報をユーザに提供し、前記ユーザが前記家電に対して設定した制御情報を受信するステップ、
或いは、
前記家電の情報を分析して制御情報を生成するステップを含む。
【0043】
本実施例において、オプションとして、当該家電の情報は、当該家電の識別子情報を含むか、或いは、当該ユーザが照会する時に表示させるためのプロパティ情報を含む。
【0044】
本実施例によって提供する上記の方法によると、スマートルータとホームスマートソケットとの自動マッチングに成功した後に、前記スマートルータが前記ホームスマートソケットに割り当てたアドレスを取得し、前記ホームスマートソケットに接続された家電の情報を取得し、前記家電の情報と前記ホームスマートソケットのアドレスとの対応関係を構築し、ユーザが前記家電に対して設定した制御情報を取得し、前記対応関係の中から前記家電と接続された前記ホームスマートソケットのアドレスを検索し、前記制御情報及び前記ホームスマートソケットのアドレスに基づいて制御命令を前記スマートルータに送信して、前記ホームスマートソケットを制御して該当する操作を実行するようにする。このようにすることにより、ホームスマートソケットのスマート制御を実現して、ユーザの操作と使用を大幅に便利にして、省エネ、安全、及び、生活の便利の目的を達成して、家電の使用と管理の最適化を実現した。
【0045】
図3は、例示的なもう一実施例に係るホームスマートソケット制御方法を示すフローチャートである。図3に示したように、当該方法は端末に用いられる。当該方法は、以下のステップを含む。
【0046】
ステップS21において、スマートルータとホームスマートソケットとの自動マッチングに成功した後に、当該スマートルータが当該ホームスマートソケットに割り当てたアドレスを取得し、当該ホームスマートソケットに接続された家電の情報を取得する。
【0047】
本実施例において、オプションとして、当該家電の情報は、当該家電の識別子情報を含むか、或いは、当該ユーザが照会する時に表示させるためのプロパティ情報を含む。ここで、当該プロパティ情報は、家電の定格電力、スタンバイ状態の消費電力、家電を最初に使用した時間、耐用年数、保存寿命、品質検査時間、等を含むが、これに制限されない。これらプロパティ情報は、ユーザが家電の老化の程度及び消費電力の情況、等を便利に照会するようにする。
【0048】
ステップS22において、当該家電の情報と当該ホームスマートソケットのアドレスとの間の対応関係を構築する。
【0049】
ステップS23において、ユーザが当該家電に対して設定した制御情報を取得し、当該対応関係の中から当該家電と接続された当該ホームスマートソケットのアドレスを検索する。
【0050】
ここで、前記ユーザが当該家電に対して設定した制御情報を取得するステップは、
前記家電の情報をユーザに提供し、前記ユーザが前記家電に対して設定した制御情報を受信するステップ、
或いは、
前記家電の情報を分析して制御情報を生成するステップ
を含む。
【0051】
ステップS24において、当該制御情報が当該ホームスマートソケットをオンするための情報であり、且つ、当該制御情報に開始時間が含まれていると、当該ホームスマートソケットのアドレス及び当該開始時間が付加された制御命令を当該スマートルータに送信して、当該ホームスマートソケットを制御して当該開始時間にオン操作を実行するようにする。
【0052】
ここで、制御情報は、ユーザにより端末のインターフェイスを介して設定してもよい。例えば、ダイアログをポップアップしてユーザに設定するか否かを問い合わせてもよい。さらに、設定オプションをユーザに提供してもよい。或いは、ユーザに編集ウィンドウを提供して、制御情報を編集するようにしてもよい。ユーザは、自分の好みによって、各家電の使用時間および使用状態等を設定してもよく、本実施例においてはこれらに対して限定しない。制御情報は、ホームスマートソケットに対するオン又はオフのような操作種類を少なくとも含む。オプションとして、さらに、開始時間、継続期間及びオフ時間の中の一つ又は複数を含んでもよい。
【0053】
オプションとして、本ステップは、
当該制御情報が当該ホームスマートソケットをオンするための情報であり、且つ、前記制御情報に開始時間と継続期間とが含まれていると、当該ホームスマートソケットのアドレス、当該開始時間及び当該継続期間が付加された制御命令を当該スマートルータに送信して、当該ホームスマートソケットを制御して当該開始時間にオン操作を実行し、且つ、オン期間が当該継続期間に達するとオフ操作を実行するようにするステップを含んでもよい。
【0054】
例えば、ユーザにより、炊飯器の開始時間を早5時に設定するか、或いは、洗濯機の開始時間を15時に設定し、継続期間を1.5時間に設定してもよい。
【0055】
ステップS25において、当該制御情報が当該ホームスマートソケットをオフにするための情報であると、当該ホームスマートソケットのアドレスが付加された制御命令を当該スマートルータに送信して、当該ホームスマートソケットを制御してオフ操作を実行するようにする。
【0056】
本実施例において、スマートルータは制御命令を受信した後に、ホームスマートソケットに無線信号を直接送信して、当該ホームスマートソケットのオン又はオフを制御して、スマート制御の目的を達成する。
【0057】
本実施例において、オプションとして、上記の方法は、
当該ユーザが当該家電に対して設定した使用習慣情報を取得するステップと、
当該使用習慣情報が「よく使われてない」である情報であると、当該家電と接続された当該ホームスマートソケットのオン期間が予め設定した閾値を超えたか否かを定期的に検出して、超えた場合には、制御命令を当該スマートルータに送信して、当該ホームスマートソケットを制御してオフ操作を実行するようにするステップと
をさらに含む。
【0058】
本実施例において、ホームスマートソケットに例えば途中停電のような異常が発生した場合にも、リアルタイムに、異常情報をスマートルータに報告して、スマートルータにより端末に通知することにより、ユーザが当該情況をタイムリーに了解するようにする。
【0059】
本実施例によって提供する上記の方法によると、スマートルータとホームスマートソケットとの自動マッチングに成功した後に、前記スマートルータが前記ホームスマートソケットに割り当てたアドレスを取得し、前記ホームスマートソケットに接続された家電の情報を取得し、前記家電の情報と前記ホームスマートソケットのアドレスとの対応関係を構築し、ユーザが前記家電に対して設定した制御情報を取得し、前記対応関係の中から前記家電と接続された前記ホームスマートソケットのアドレスを検索し、前記制御情報及び前記ホームスマートソケットのアドレスに基づいて制御命令を前記スマートルータに送信して、前記ホームスマートソケットを制御して該当する操作を実行するようにする。このようにすることにより、ホームスマートソケットのスマート制御を実現して、ユーザの操作と使用を大幅に便利にして、省エネ、安全、及び、生活の便利の目的を達成して、家電の使用と管理の最適化を実現した。
【0060】
図4は、例示的なもう一実施例に係るホームスマートソケット制御方法を示すフローチャートである。図4に示したように、当該方法は端末に用いられる。当該方法は、以下のステップを含む。
【0061】
ステップS31において、スマートルータとホームスマートソケットとの自動マッチングに成功した後に、当該スマートルータが当該ホームスマートソケットに割り当てたアドレスを取得し、当該ホームスマートソケットに接続された家電の情報を取得する。
【0062】
ステップS32において、当該家電の情報と当該ホームスマートソケットのアドレスとの間の対応関係を構築する。
【0063】
ステップS33において、ユーザが当該家電に対して設定した制御情報を取得し、当該対応関係の中から当該家電と接続された当該ホームスマートソケットのアドレスを検索する。
【0064】
ここで、前記ユーザが当該家電に対して設定した制御情報を取得するステップは、
前記家電の情報をユーザに提供し、前記ユーザが前記家電に対して設定した制御情報を受信するステップ、
或いは、
前記家電の情報を分析して制御情報を生成するステップ
を含む。
【0065】
ステップS34において、当該制御情報及び当該ホームスマートソケットのアドレスに基づいて制御命令を当該スマートルータに送信して、当該ホームスマートソケットを制御して該当する操作を実行するようにする。
【0066】
ここで、オプションとして、本ステップは、
当該制御情報が当該ホームスマートソケットをオンにするための情報であると、当該ホームスマートソケットのアドレスが付加された制御命令を当該スマートルータに送信して、当該ホームスマートソケットを制御してオン操作を実行するようにするステップ、
或いは、
当該制御情報が当該ホームスマートソケットをオフにするための情報であると、当該ホームスマートソケットのアドレスが付加された制御命令を当該スマートルータに送信して、当該ホームスマートソケットを制御してオフ操作を実行するようにするステップ
を含んでもよい。
【0067】
ここで、オプションとして、前記当該制御情報が当該ホームスマートソケットをオンにするための情報であると、当該ホームスマートソケットのアドレスが付加された制御命令を当該スマートルータに送信して、当該ホームスマートソケットを制御してオン操作を実行するようにするステップは、
当該制御情報が当該ホームスマートソケットをオンするための情報であり、且つ、当該制御情報に開始時間が含まれていると、当該ホームスマートソケットのアドレス及び当該開始時間が付加された制御命令を当該スマートルータに送信して、当該ホームスマートソケットを制御して当該開始時間にオン操作を実行するようにするステップ、
或いは、
当該制御情報が当該ホームスマートソケットをオンするための情報であり、且つ、前記制御情報に開始時間と継続期間とが含まれていると、当該ホームスマートソケットのアドレス、当該開始時間及び当該継続期間が付加された制御命令を当該スマートルータに送信して、当該ホームスマートソケットを制御して当該開始時間にオン操作を実行し、且つ、オン期間が当該継続期間に達するとオフ操作を実行するようにするステップ
を含む。
【0068】
ステップS35において、当該ユーザが当該家電に対して設定した使用習慣情報を取得する。
【0069】
ここで、ユーザは、端末が提供する設定インターフェイスにおいて、家電に対する使用習慣を設定してもよい。設定の情報は、「よく使われる」、「よく使われてない」、「毎日に使われる」、等を含んでもよく、本実施例においてはこれらに対して限定しない。
【0070】
ステップS36において、当該使用習慣情報が「よく使われてない」である情報であると、当該家電と接続された当該ホームスマートソケットのオン期間が予め設定した閾値を超えたか否かを定期的に検出して、超えた場合には、制御命令を当該スマートルータに送信して、当該ホームスマートソケットを制御してオフ操作を実行するようにする。
【0071】
ここで、家電がよく使われてない家電である場合、ユーザがソケットをオフにすることを忘れて、漏電、或いは、電力浪費等の状況が発生するおそれがある。ホームスマートソケットを定期的に検出してオフにすることにより、これら状況の発生を回避して、電力を効率的に節約して、ホームスマートソケットをリアルタイムに管理する目的を達成した。このようにして、省エネ及びホーム安全を実現して、ユーザ使用の便利さの極大化を図ることができて、ユーザーエクスペリエンスを改善した。
【0072】
オプションとして、スマートルータは、家電のオン期間が予め設定した閾値を超えたことを特定した場合に、警告情報を出してもよく、当該警告情報は音声警告或いはライト点滅警告等を含むが、これに制限されない。当該警告情報は、スマートルータより出してもよいし、或いは、スマートルータが端末に通知して、端末により警告情報を出してユーザに通知してもよい。前記予め設定した閾値は必要によって設定してもよく、具体的な数値に限定されない。例えば、5時間、8時間、10時間、等に設定してもよい。
【0073】
本実施例において、ユーザは、ホーム内の家電がより多い場合、必要によって、全ての家電に対して使用習慣情報を設定するか、或いは、一部の家電に対して使用習慣情報を設定してもよく、本実施例においてはこれらに対して限定しない。
【0074】
本実施例において、オプションとして、当該家電の情報は、当該家電の識別子情報を含むか、或いは、当該ユーザが照会する時に表示させるためのプロパティ情報を含む。
【0075】
本実施例によって提供する上記の方法によると、スマートルータとホームスマートソケットとの自動マッチングに成功した後に、前記スマートルータが前記ホームスマートソケットに割り当てたアドレスを取得し、前記ホームスマートソケットに接続された家電の情報を取得し、前記家電の情報と前記ホームスマートソケットのアドレスとの対応関係を構築し、ユーザが前記家電に対して設定した制御情報を取得し、前記対応関係の中から前記家電と接続された前記ホームスマートソケットのアドレスを検索し、前記制御情報及び前記ホームスマートソケットのアドレスに基づいて制御命令を前記スマートルータに送信して、前記ホームスマートソケットを制御して該当する操作を実行するようにする。このようにすることにより、ホームスマートソケットのスマート制御を実現して、ユーザの操作と使用を大幅に便利にして、省エネ、安全、及び、生活の便利の目的を達成して、家電の使用と管理の最適化を実現した。例えば、幾つかのよく使われない家電が稼動状態にあり、また、ユーザによりタイムリーにオフにすることができない場合、端末を用いてリモート操作等を行ってホームスマートソケットのスマート管理を実現できる。
【0076】
図5は、例示的なもう一実施例に係るホームスマートソケット制御装置を示すブロック図である。図5を参考して、当該装置は、取得モジュール121、構築モジュール122及び制御モジュール123を備える。
【0077】
取得モジュール121は、スマートルータとホームスマートソケットとの自動マッチングに成功した後に、当該スマートルータが当該ホームスマートソケットに割り当てたアドレスを取得し、当該ホームスマートソケットに接続された家電の情報を取得する。
【0078】
構築モジュール122は、当該家電の情報と当該ホームスマートソケットのアドレスとの間の対応関係を構築する。
【0079】
制御モジュール123は、ユーザが当該家電に対して設定した制御情報を取得し、当該対応関係の中から当該家電と接続された当該ホームスマートソケットのアドレスを検索し、当該制御情報及び当該ホームスマートソケットのアドレスに基づいて制御命令を当該スマートルータに送信して、当該ホームスマートソケットを制御して該当する操作を実行するようにする。
【0080】
本実施例において、オプションとして、取得モジュール121は、ブルートゥースモジュールであってもよく、ブルートゥースの方法によって命令を送受信して、スマートルータと通信してもよい。構築モジュール122と制御モジュール123は、マイクロプロセッサを利用して実現してもよく、当該マイクロプロセッサによりデータを処理することにより、これら二つのモジュールの機能を実現してもよい。
【0081】
図6を参考して、オプションとして、制御モジュール123は、検索サブモジュール123a、及び、制御サブモジュール123bを備える。
【0082】
検索サブモジュール123aは、ユーザが当該家電に対して設定した制御情報を取得し、当該対応関係の中から当該家電と接続された当該ホームスマートソケットのアドレスを検索する。
【0083】
制御サブモジュール123bは、当該制御情報が当該ホームスマートソケットをオンにするための情報であると、当該ホームスマートソケットのアドレスが付加された制御命令を当該スマートルータに送信して、当該ホームスマートソケットを制御してオン操作を実行するようにするか、或いは、当該制御情報が当該ホームスマートソケットをオフにするための情報であると、当該ホームスマートソケットのアドレスが付加された制御命令を当該スマートルータに送信して、当該ホームスマートソケットを制御してオフ操作を実行するようにする。
【0084】
本実施例において、オプションとして、当該制御サブモジュール123bは、
当該制御情報が当該ホームスマートソケットをオンするための情報であり、且つ、当該制御情報に開始時間が含まれていると、当該ホームスマートソケットのアドレス及び当該開始時間が付加された制御命令を当該スマートルータに送信して、当該ホームスマートソケットを制御して当該開始時間にオン操作を実行するようにする。
【0085】
本実施例において、オプションとして、当該制御サブモジュール123bは、具体的に、
当該制御情報が当該ホームスマートソケットをオンするための情報であり、且つ、前記制御情報に開始時間と継続期間とが含まれていると、当該ホームスマートソケットのアドレス、当該開始時間及び当該継続期間が付加された制御命令を当該スマートルータに送信して、当該ホームスマートソケットを制御して当該開始時間にオン操作を実行し、且つ、オン期間が当該継続期間に達するとオフ操作を実行するようにする。
【0086】
図7を参考して、本実施例において、オプションとして、取得モジュール121は、さらに、
当該ユーザが当該家電に対して設定した使用習慣情報を取得する。
【0087】
当該装置は、モニタリングモジュール124をさらに備える。
【0088】
モニタリングモジュール124は、当該使用習慣情報が「よく使われてない」である情報であると、当該家電と接続された当該ホームスマートソケットのオン期間が予め設定した閾値を超えたか否かを定期的に検出して、超えた場合には、制御命令を当該スマートルータに送信して、当該ホームスマートソケットを制御してオフ操作を実行するようにする。
【0089】
本実施例において、オプションとして、制御モジュール123は、
前記家電の情報をユーザに提供し、前記ユーザが前記家電に対して設定した制御情報を受信するか
或いは、
前記家電の情報を分析して制御情報を生成する。
【0090】
本実施例において、オプションとして、当該家電の情報は、当該家電の識別子情報を含むか、或いは、当該ユーザが照会する時に表示させるためのプロパティ情報を含む。
【0091】
上記の実施例の装置について、その各モジュールが実行する操作の具体的な形態は既に当該方法に関する実施例において詳細に説明したため、ここでは詳細に説明しない。
【0092】
本実施例によって提供する上記の装置によると、スマートルータとホームスマートソケットとの自動マッチングに成功した後に、前記スマートルータが前記ホームスマートソケットに割り当てたアドレスを取得し、前記ホームスマートソケットに接続された家電の情報を取得し、前記家電の情報と前記ホームスマートソケットのアドレスとの対応関係を構築し、ユーザが前記家電に対して設定した制御情報を取得し、前記対応関係の中から前記家電と接続された前記ホームスマートソケットのアドレスを検索し、前記制御情報及び前記ホームスマートソケットのアドレスに基づいて制御命令を前記スマートルータに送信して、前記ホームスマートソケットを制御して該当する操作を実行するようにする。このようにすることにより、ホームスマートソケットのスマート制御を実現して、ユーザの操作と使用を大幅に便利にして、省エネ、安全、及び、生活の便利の目的を達成して、家電の使用と管理の最適化を実現した。
【0093】
図8は、例示的なもう一実施例に係るホームスマートソケット制御装置を示すブロック図である。図8を参考して、プロセッサ701と、当該プロセッサ701が実行可能な命令を記憶するためのメモリ702とを備え、
ここで、当該プロセッサ701は、
スマートルータとホームスマートソケットとの自動マッチングに成功した後に、当該スマートルータが当該ホームスマートソケットに割り当てたアドレスを取得し、当該ホームスマートソケットに接続された家電の情報を取得し、
当該家電の情報と当該ホームスマートソケットのアドレスとの間の対応関係を構築し、
ユーザが当該家電に対して設定した制御情報を取得し、当該対応関係の中から当該家電と接続された当該ホームスマートソケットのアドレスを検索し、当該制御情報及び当該ホームスマートソケットのアドレスに基づいて制御命令を当該スマートルータに送信して、当該ホームスマートソケットを制御して該当する操作を実行するようにするように構成される。
【0094】
図9は、例示的な一実施例に係るホームスマートソケット制御装置800を示すブロック図である。例えば、装置800は、携帯電話、コンピューター、デジタル放送端末、メッセージ送受信デバイス、ゲームコンソール、タブレットデバイス、医療機器、フィットネス機器、パーソナルデジタルアシスタント等であってもよい。
【0095】
図9を参照して、装置800は、プロセスアセンブリ802、メモリ804、電源アセンブリ806、マルチメディアアセンブリ808、オーディオアセンブリ810、入出力(I/O)インターフェイス812、センサアセンブリ814、及び通信アセンブリ816のような一つ以上のアセンブリを含んでよい。
【0096】
プロセスアセンブリ802は、一般的には装置800の全体の移動を制御するものであり、例えば、表示、電話呼び出し、データ通信、カメラ移動、及び記録移動と関連する移動を制御する。プロセスアセンブリ802は、一つ以上のプロセッサ820を含み、これらによって命令を実行することにより、上記の方法の全部、或は一部のステップを実現するようにしてもよい。なお、プロセスアセンブリ802は、一つ以上のモジュールを含み、これらによってプロセスアセンブリ802と他のアセンブリの間のインタラクションを容易にするようにしてもよい。例えば、プロセスアセンブリ802は、マルチメディアモジュールを含み、これらによってマルチメディアアセンブリ808とプロセスアセンブリ802の間のインタラクションを容易にするようにしてもよい。
【0097】
メモリ804は、各種類のデータを記憶することにより装置800の移動を支援するように構成される。これらのデータの例は、装置800において移動するいずれのアプリケーションプログラム又は方法の命令、連絡対象データ、電話帳データ、メッセージ、画像、ビデオ等を含む。メモリ804は、いずれの種類の揮発性メモリ、不揮発性メモリ記憶デバイスまたはそれらの組み合わせによって実現されてもよく、例えば、SRAM(StaticRandomAccessMemory)EEPROM(ElectricallyErasable Programmable Read−Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、PROM(Programmable ROM)、ROM(Read Only Member)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、磁気ディスク、或いは光ディスクである。
【0098】
電源アセンブリ806は、装置800の多様なアセンブリに電力を供給する。電源アセンブリ806は、電源管理システム、一つ以上の電源、及び装置800のための電力の生成、管理及び割り当てに関連付けられている他のアセンブリを含んでもよい。
【0099】
マルチメディアアセンブリ808は、前記装置800とユーザの間に一つの出力インターフェイスを提供するスクリーンを含む。上記の実施例において、スクリーンは液晶モニター(LCD)とタッチパネル(TP)を含んでもよい。スクリーンがタッチパネルを含むことにより、スクリーンはタッチスクリーンを実現することができ、ユーザからの入力信号を受信することができる。タッチパネルは一つ以上のタッチセンサを含んでおり、タッチ、スワイプ、及びタッチパネル上のジェスチャを検出することができる。前記タッチセンサは、タッチ、或はスワイプの移動の境界だけでなく、前記のタッチ、或はスワイプ操作に係る継続時間及び圧力も検出できる。上記の実施例において、マルチメディアアセンブリ808は、一つのフロントカメラ、及び/又はリアカメラを含む。装置800が、例えば撮影モード、或はビデオモード等の移動モードにある場合、フロントカメラ、及び/又はリアカメラは外部からマルチメディアデータを受信できる。フロントカメラとリアカメラのそれぞれは、一つの固定型の光レンズ系、或は可変焦点距離と光学ズーム機能を有するものであってもよい。
【0100】
オーディオアセンブリ810は、オーディオ信号を入出力するように構成されてもよい。例えば、オーディオアセンブリ810は、一つのマイク(MIC)を含み、装置800が、例えば呼出しモード、記録モード、及び音声認識モード等の移動モードにある場合、マイクは外部のオーディオ信号を受信することができる。受信されたオーディオ信号は、さらにメモリ804に記憶されたり、通信アセンブリ816を介して送信されたりされる。上記の実施例において、オーディオアセンブリ810は、オーディオ信号を出力するための一つのスピーカーをさらに含む。
【0101】
I/Oインターフェイス812は、プロセスアセンブリ802と周辺インターフェイスモジュールの間にインターフェイスを提供するものであり、上記周辺インターフェイスモジュールは、キーボード、クリックホイール、ボタン等であってもよい。これらのボタンは、ホームボタン、ボリュームボタン、作動ボタン、ロッキングボタンを含んでもよいが、これらに限定されない。
【0102】
センサアセンブリ814は、装置800に各種の状態に対する評価を提供するための一つ以上のセンサを含む。例えば、センサアセンブリ814は、装置800のON/OFF状態、装置800のディスプレイとキーパッドのようなアセンブリの相対的な位置決めを検出できる。また、例えば、センサアセンブリ814は、装置800、或は装置800の一つのアセンブリの位置変更、ユーザと装置800とが接触しているか否か、装置800の方位、又は加速/減速、装置800の温度の変化を検出できる。センサアセンブリ814は、何れの物理的接触がない状態にて付近の物体の存在を検出するための近接センサを含んでもよい。センサアセンブリ814は、撮影アプリケーションに適用するため、CMOS、又はCCD画像センサのような光センサを含んでもよい。上記の実施例において、当該センサアセンブリ814は、加速度センサ、ジャイロスコープセンサ、磁気センサ、圧力センサ、及び温度センサをさらに含んでもよい。
【0103】
通信アセンブリ816は、装置800と他の機器の間に有線、又は利便性のよい形態の通信を提供する。装置800は、例えばWiFi(登録商標)、2G、3G、或はこれらの組み合わせのような、通信規格に基づいた無線ネットワークに接続されてもよい。一つの例示的な実施例において、通信アセンブリ816は、放送チャンネルを介して外部の放送管理システムからの放送信号、又は放送に関連する情報を受信する。一つの例示的な実施例において、前記通信アセンブリ816は、近距離無線通信(NFC)モジュールをさらに含むことにより、近距離通信を可能にする。例えば、NFCモジュールは、RFID(RadioFrequency IDentification)技術、IrDA(InfraredData Association)技術、UWB(Ultra Wide Band)技術、BT(Bluetooth(登録商標))技術、他の技術に基づいて実現できる。
【0104】
例示的な実施例において、装置800は、一つ以上のASIC(ApplicationSpecificIntegrated Circuit)、DSP(Digital Signal Processor)、DSPD(Digital Signal ProcessingDevice)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field−Programmable Gate Array)、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、または他の電子部品によって実現されるものであり、上記方法を実行する。
【0105】
例示的な実施例において、さらに、命令を含むコンピュータ読取り可能な非一時的な記録媒体、例えば命令を含むメモリ804を提供しており、装置800のプロセッサ820により上記命令を実行して上記方法を実現する。例えば、前記コンピュータ読取り可能な非一時的な記録媒体は、ROM、RAM、CD-ROM、磁気テープ、フロッピーディスク(登録商標)、光データ記憶デバイス等である。
【0106】
コンピュータ読取り可能な非一時的な記録媒体は、当該記録媒体中の命令が移動端末のプロセッサによって実行される際に、移動端末に、上記の任意の方法を実行させる。
【0107】
本実施例によって提供するコンピュータ読取り可能な非一時的な記録媒体によると、スマートルータとホームスマートソケットとの自動マッチングに成功した後に、前記スマートルータが前記ホームスマートソケットに割り当てたアドレスを取得し、前記ホームスマートソケットに接続された家電の情報を取得し、前記家電の情報と前記ホームスマートソケットのアドレスとの対応関係を構築し、ユーザが前記家電に対して設定した制御情報を取得し、前記対応関係の中から前記家電と接続された前記ホームスマートソケットのアドレスを検索し、前記制御情報及び前記ホームスマートソケットのアドレスに基づいて制御命令を前記スマートルータに送信して、前記ホームスマートソケットを制御して該当する操作を実行するようにする。このようにすることにより、ホームスマートソケットのスマート制御を実現して、ユーザの操作と使用を大幅に便利にして、省エネ、安全、及び、生活の便利の目的を達成して、家電の使用と管理の最適化を実現した。
【0108】
当業者は、明細書を検討して本発明を実施した後、本発明の他の実施例を容易に考え出すことができる。本願は、本発明のいずれの変形、用途、又は適応的な変更をカバーすることを意図しており、これらの変形、用途、又は適応的な変更は、本発明の一般的な原理に従い、また、本発明は公開していない当該技術分野の公知の知識又は通常の技術手段を含む。明細書と実施例はただ例示として考慮され、本発明の本当の範囲と趣旨は以下の特許請求の範囲に記載される。
【0109】
本発明は上記に記述され、また図面で示した厳密な構成に限定されず、その範囲を逸脱しない限り多様な置換えと変更を行うことができると、理解されるべきである。本発明の範囲は添付の特許請求の範囲のみにより限定される。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9