特許第6286626号(P6286626)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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  • 特許6286626-絞器付吸水ベルト 図000002
  • 特許6286626-絞器付吸水ベルト 図000003
  • 特許6286626-絞器付吸水ベルト 図000004
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6286626
(24)【登録日】2018年2月9日
(45)【発行日】2018年2月28日
(54)【発明の名称】絞器付吸水ベルト
(51)【国際特許分類】
   A47L 13/144 20060101AFI20180215BHJP
【FI】
   A47L13/144
【請求項の数】3
【全頁数】6
(21)【出願番号】特願2016-81517(P2016-81517)
(22)【出願日】2016年3月28日
(65)【公開番号】特開2017-176793(P2017-176793A)
(43)【公開日】2017年10月5日
【審査請求日】2016年5月25日
【権利譲渡・実施許諾】特許権者において、権利譲渡・実施許諾の用意がある。
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】594207872
【氏名又は名称】水谷 貞男
(72)【発明者】
【氏名】水谷 貞男
【審査官】 遠藤 邦喜
(56)【参考文献】
【文献】 特開昭48−055565(JP,A)
【文献】 特開2001−301389(JP,A)
【文献】 特開2008−067951(JP,A)
【文献】 実開平07−033245(JP,U)
【文献】 特開平10−295611(JP,A)
【文献】 特開平09−206703(JP,A)
【文献】 特開2005−106117(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47L 13/144
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
本体7と、
該本体に取付けられ、絞器駆動ローラー1と、絞器空回りローラー2と、空回りローラー3と、空回りローラー4とを含む複数のローラーと、
前記絞器空回りローラー2と、前期空回りローラー3と、前記空回りローラー4とに掛け回される吸水ベルト9と、
前記絞器駆動ローラー1に取付けられた駆動ハンド11を回すことにより、前記絞器駆動ローラー1と前記絞器空回りローラー2の間で、前記吸水ベルト9を挟んで、前記吸水ベルト9に吸水された水を絞る絞器と、前記本体7の両外側において、前記絞器駆動ローラー1と前記絞器空回りローラー2の軸間に設けられた前記吸水ベルト9の水を絞る絞圧を調整出来る引張物12と、 前記吸水ベルト9の接地面に対して、吸水ベルト押え10を介して設けられたクッション13と、を備え、
前記空回りローラー4は、前記吸水ベルト9が円滑に回る様に、前記空回りローラー4の位置を移動することで、前記吸水ベルト9の伸び縮み、前記吸水ベルト9の左右調整ができ、
前記吸水ベルト押え10を設けた拭き面で、汚れを拭き取ることのできることを特徴とする装置。
【請求項2】
前記絞器駆動ローラー1は、絞器駆動ローラー駆動ハンドル11を備え、前記絞器駆動ローラー駆動ハンドル11を回すことにより、前記絞器駆動ローラー1と前記絞器空回りローラー2の間で、前記吸水ベルト9を挟んで、前記吸水ベルト9に吸水された水を絞る絞器を特徴とする請求項1に記載の装置
【請求項3】
前記本体7の両外側において、前記絞器駆動ローラー1と前記絞器空回りローラー2の軸間に設けられた前記吸水ベルト9の水を絞る絞圧を調整出来る引張物12と、
前記吸水ベルト9の接地面に対して、吸水ベルト押え10を介して設けられたクッション13と、を備え、
前記空回りローラー4は、前記吸水ベルト9が円滑に回る様に、前記空回りローラー4の位置を移動することで、前記吸水ベルト9の伸び縮み、前記吸水ベルト9の左右調整ができ、
前記吸水ベルト押え10を設けた拭き面で、汚れを拭き取ることのできることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
洗面台の水滴を雑巾で毎回拭き取る、使うたびに拭き取る、又飯台を布巾で拭きとっていた、本発明は、洗面台の水滴を取り除く、又飯台も拭く、除菌もする、絞器付吸水ベルトの製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来は、布巾、雑巾、タオル等で拭いていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2014−159898
【非特許文献】
【0004】
【非特許文献2】実解昭61−099537
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来は、雑巾で洗面台の水滴を拭き、飯台は、布巾で拭くが、抗菌洗剤で手が荒たり、拭くたびに水で洗う、何回も、何回も水に濡れると言う問題点があった。
【0006】
本発明は、布巾で手を濡らさずに、絞器吸水ベルトに水道水で洗いながら絞り、抗菌洗剤を吸水ベルトに染込ませ絞る、洗面台の水滴、飯台を拭く、吸水ベルトが汚れたら、桶に入れた水にキッチンハイター(登録商標)を入れ、絞器付吸水ベルト、本体ごと全部キッチンハイター(登録商標)で薄めた、水の中に沈めて除菌と漂白にする、製造方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本体の、絞器駆動ローラーと、絞器空回りローラーに、吸水ベルトを、絞器駆動ローラーと、絞器空回りローラーに、挟み、絞る、吸水ベルトを、空回りローラーに、通して、絞器駆動ローラーと、絞器空回りローラーと、本体の両、外側に、引張物を取付け挟み圧が調整出来る、空回りローラーを、吸水ベルトが、円滑に回る様に、吸水ベルトの左右ずれ調整と、伸び縮み調整が出来る。
【0008】
水道の水を、吸水ベルトに流しながら洗い絞る、絞った、吸水ベルトに抗菌洗剤を1.2滴落し、抗菌洗剤を潤滑油替わりに使い、軸全体に染み込ませ絞って、飯台等を拭き取る、この繰り返しで拭き取りが終わったら、吸水ベルトを水道水で洗い、抗菌洗剤を1.2滴落し、絞り、壁の金具に掛けて乾かす。
【0009】
吸水ベルトが汚れたら、本体、全体を、桶の水に溶かしたキッチンハイター(登録商標)に沈めてつける。
【0010】
吸水ベルトが汚れて取替える時は、蝶ネジ側の側板が、複数の蝶ネジをゆるめて外せる。
【発明の効果】
【0011】
洗面台を拭くのに、何回も濡らした雑巾、又は布巾を使い、絞器吸水ベルトで拭くと、濡らした雑巾、又は布巾等を手で拭かなくても良い。
【0012】
絞器駆動ローラーと、絞器空回りローラーで、吸水ベルトを挟み絞る、吸水ベルトが調度いい濡れ具合に成り、手を濡らさずに、洗面台、飯台等が拭ける。図1の同じ部材のローラーの、4の空回りローラーが、吸水ベルトの伸び縮み調整と、吸水ベルトの左右ずれ調整で、吸水ベルトが円滑に回る。
【0013】
絞器駆動ローラーと絞器空回りローラーに、吸水ベルトを挟み絞る、吸水ベルトに抗菌洗剤を1.2滴落として染込ませる、絞器駆動ローラーと絞器空回りローラーの、軸、摩擦面に抗菌洗剤を潤滑油替わりに使う、駆動ハンドルを回して絞り使う。
【0014】
吸水ベルトは、吸水率の高い物。
【0015】
吸水ベルトが汚れたら、桶に入れた水にキッチンハイター(登録商標)をうすめ、絞器付吸水ベルト本体を、全体沈める、抗菌と漂白が出来る。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1図1の1の絞器駆動ローラーと2の絞器空回りローラーに、9の吸水ベルトを挟み、3空回りローラーを通り、4の空回りローラーの吸水ベルトの伸び縮み調整と、吸水ベルトの左右ずれ調整ローラー、駆動ハンドルを回し、絞り、拭く。7の本体は、拭きやすさと、拭く時の力の入り具合で不等辺三角形にする、側面図。
図2図2の1の絞器駆動ローラーと、2の絞器空回りローラーに、9の吸水ベルトを挟み、12の挟み圧調整の引張物。8の蝶ネジ部分の、側板が外せる、不等辺三角形の部分、側面図。
図3図3の1の絞器駆動ローラーと駆動ハンドル、蝶ネジ部分の側板が外せる、拭き面から見た平面図。
【発明を実施するための形態】
【0017】
図1の7の本体に、同じ部材の複数のロールを取付けたロールと、7の本体に図1の1の絞器駆動ローラーと図1の2の絞器空回りローラーとで絞る、図1の3と4の空回りローラーを取付ける、図1の1の絞器駆動ローラーと、図1の2の絞器空回りローラーに、図1の9の吸水ベルトを挟み、図1の3と4の空回りローラーに通す、図1の4の空回りローラーで、吸水ベルトが、円滑に回る様に、吸水ベルトの伸び縮みと、ベルトの左右ずれの調整が出来る様にする。
【0018】
図の1の1の絞器駆動ローラーと、図1の2の絞器空回りローラーに、図1の7の本体の両、外側に図1の12の引張物をして、挟み圧が調整出来る様に、図1の7の本体に、図1の10の押当板を拭き取り面に取付けて、図の1の1に絞器駆動ローラーの、図1の11の駆動ハンドルを回し、図1の9の吸水ベルトの吸水した水滴を、図1の1の絞器駆動ローラーで絞る、水道の水を9の吸水ベルトに流しながら洗い絞る、絞った9の吸水ベルトに抗菌洗剤を1.2滴落し、抗菌洗剤を潤滑油替わりに使い、軸全体に染み込ませ絞って、飯台等を拭き取る、この繰り返しで拭き取りが終わったら、吸水ベルトを水道水で洗い、抗菌洗剤を1.2滴落し、絞り、壁の金具に掛けて乾かす。
【0019】
図1の9の吸水ベルトが汚れたら、図1の7の本体、全体を、桶の水に溶かしたキッチンハイター(登録商標)に沈めてつける、絞器吸水ベルトは、本体全体を水に沈め付ける為、構造物はさびない物を使う、ベアリング等から油が漏れない物を使う、吸水ベルトが汚れて取替える時は、蝶ネジ側の側板が、蝶ネジをゆるめて外せる、本発明は、以上の様な構造で成り立つ、絞器付吸水ベルトである。
【符号の説明】
【0020】
1 絞器駆動ローラー
2 絞器空回りローラー
3 空回りローラー
4 吸水ベルトの伸び縮み調整、吸水ベルトの左右ずれ調整
5 パイプ、ベアリング見たいな物
6 ボルト (軸)
7 本体(7の本体の蝶ネジ部分の側板が外せる)
8 蝶ネジ
9 吸水ベルト
10 吸水ベルト押当板
11 駆動ハンドル
12 引張物
13 バネ
14 14の7の本体のグリップ
図1
図2
図3