特許第6286870号(P6286870)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6286870
(24)【登録日】2018年2月16日
(45)【発行日】2018年3月7日
(54)【発明の名称】点灯装置および照明装置
(51)【国際特許分類】
   H05B 37/02 20060101AFI20180226BHJP
【FI】
   H05B37/02 J
【請求項の数】2
【全頁数】16
(21)【出願番号】特願2013-110182(P2013-110182)
(22)【出願日】2013年5月24日
(65)【公開番号】特開2014-229561(P2014-229561A)
(43)【公開日】2014年12月8日
【審査請求日】2016年3月30日
(73)【特許権者】
【識別番号】000006013
【氏名又は名称】三菱電機株式会社
(73)【特許権者】
【識別番号】390014546
【氏名又は名称】三菱電機照明株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100082175
【弁理士】
【氏名又は名称】高田 守
(74)【代理人】
【識別番号】100106150
【弁理士】
【氏名又は名称】高橋 英樹
(74)【代理人】
【識別番号】100142642
【弁理士】
【氏名又は名称】小澤 次郎
(72)【発明者】
【氏名】西川 弘明
(72)【発明者】
【氏名】野瀬 丈裕
【審査官】 松本 泰典
(56)【参考文献】
【文献】 特開2012−109141(JP,A)
【文献】 特開2012−089383(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H05B 37/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
直流電源に直列接続されてオンオフ制御されるスイッチング素子と、
前記スイッチング素子と直列に接続し、前記スイッチング素子のオン時に前記直流電源から電流が流れるインダクタンス要素と、
前記スイッチング素子のオン時に前記インダクタンス要素に蓄積されたエネルギーを、前記スイッチング素子のオフ時に半導体発光素子に放出する回生ダイオードと、
前記スイッチング素子に流れる電流を検出する検出抵抗と、
第1端子に前記検出抵抗で検出した検出値を受け、第2端子に閾値を受け前記検出値が前記閾値に達すると出力を切り替えるコンパレータを含み、前記コンパレータの出力に応じて前記スイッチング素子をオフさせると共に、前記インダクタンス要素のエネルギー放出が完了したときに前記スイッチング素子をオンさせる制御回路と、
前記半導体発光素子の順電圧が大きいほど前記閾値を増加補正する回路と、
を備え、
前記インダクタンス要素は、前記スイッチング素子と直列に接続する1次巻線と、前記1次巻線と結合した2次巻線および3次巻線と、を含み、
前記制御回路は、前記2次巻線の電圧に基づいて前記スイッチング素子をオフからオンに切り替え、
前記閾値を増加補正する回路は、前記3次巻線に生ずる電圧を分圧した電圧を前記第2端子に供給し、
前記制御回路は、前記閾値を決定する電圧を入力すべき電圧入力端子を備え、
前記閾値を増加補正する回路は、前記3次巻線に生ずる電圧をピークホールドするピークホールド回路を含み、
前記ピークホールド回路は、アノードが前記3次巻線の一端と接続するダイオードと、一端が前記ダイオードのカソードと接続し他端が基準電位に接続されるコンデンサと、を含み、
一端に前記制御回路の制御電源電圧を受ける第一抵抗と、一端が前記第一抵抗の他端と接続し他端が基準電位に接続される第二抵抗と、を含み前記第一抵抗と前記第二抵抗との接続点から前記制御電源電圧を分圧して前記電圧入力端子に供給する分圧回路と、
一端が前記ダイオードと前記コンデンサとの接続点に接続し他端が前記電圧入力端子に接続する第三抵抗と、
をさらに備え、
前記制御回路は、前記電圧入力端子に入力される電圧に比例して前記閾値を直線的に変化させる線形領域を有し、
前記インダクタンス要素のインダクタンスをL1とし、前記検出抵抗の抵抗値をRcsとし、前記第一抵抗の抵抗値をR8とし、前記第二抵抗の抵抗値をR9とし、前記1次巻線と前記3次巻線との巻き数の比を1/nとし、前記半導体発光素子の前記順電圧をVとし、前記検出値をVCSとし、点灯装置に入力される電圧をVINとし、定数をConstで表し

で表される電流値ILEDの計算式におけるtdを用いた場合に、
前記第三抵抗の抵抗値R10が、
で決まる数式に基づいて設定されることを特徴とする点灯装置。
【請求項2】
半導体発光素子と、
前記半導体発光素子と接続する点灯装置と、
を備え、
前記点灯装置は、
直流電源に直列接続されてオンオフ制御されるスイッチング素子と、
前記スイッチング素子と直列に接続し、前記スイッチング素子のオン時に前記直流電源から電流が流れるインダクタンス要素と、
前記スイッチング素子のオン時に前記インダクタンス要素に蓄積されたエネルギーを、前記スイッチング素子のオフ時に前記半導体発光素子に放出する回生ダイオードと、
前記スイッチング素子に流れる電流を検出する検出抵抗と、
第1端子に前記検出抵抗で検出した検出値を受け、第2端子に閾値を受け前記検出値が前記閾値に達すると出力を切り替えるコンパレータを含み、前記コンパレータの出力に応じて前記スイッチング素子をオフさせると共に、前記インダクタンス要素のエネルギー放出が完了したときに前記スイッチング素子をオンさせる制御回路と、
前記半導体発光素子の順電圧が大きいほど前記閾値を増加補正する回路と、
を備え、
前記インダクタンス要素は、前記スイッチング素子と直列に接続する1次巻線と、前記1次巻線と結合した2次巻線および3次巻線と、を含み、
前記制御回路は、前記2次巻線の電圧に基づいて前記スイッチング素子をオフからオンに切り替え、
前記閾値を増加補正する回路は、前記3次巻線に生ずる電圧を分圧した電圧を前記第2端子に供給し、
前記制御回路は、前記閾値を決定する電圧を入力すべき電圧入力端子を備え、
前記閾値を増加補正する回路は、前記3次巻線に生ずる電圧をピークホールドするピークホールド回路を含み、
前記ピークホールド回路は、アノードが前記3次巻線の一端と接続するダイオードと、一端が前記ダイオードのカソードと接続し他端が基準電位に接続されるコンデンサと、を含み、
一端に前記制御回路の制御電源電圧を受ける第一抵抗と、一端が前記第一抵抗の他端と接続し他端が基準電位に接続される第二抵抗と、を含み前記第一抵抗と前記第二抵抗との接続点から前記制御電源電圧を分圧して前記電圧入力端子に供給する分圧回路と、
一端が前記ダイオードと前記コンデンサとの接続点に接続し他端が前記電圧入力端子に接続する第三抵抗と、
をさらに備え、
前記制御回路は、前記電圧入力端子に入力される電圧に比例して前記閾値を直線的に変化させる線形領域を有し、
前記インダクタンス要素のインダクタンスをL1とし、前記検出抵抗の抵抗値をRcsとし、前記第一抵抗の抵抗値をR8とし、前記第二抵抗の抵抗値をR9とし、前記1次巻線と前記3次巻線との巻き数の比を1/nとし、前記半導体発光素子の前記順電圧をVとし、前記検出値をVCSとし、前記点灯装置に入力される電圧をVINとし、定数をConstで表し
で表される電流値ILEDの計算式におけるtdを用いた場合に、
前記第三抵抗の抵抗値R10が、
で決まる数式に基づいて設定されることを特徴とする照明装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、点灯装置および照明装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、例えば、特開2012−64431号公報に開示されているように、臨界モードで動作する電力変換回路によりLED等の半導体発光素子に流れる電流を制御する半導体発光素子の点灯装置およびそれを用いた照明器具が知られている。
【0003】
上記臨界モードを実現するための基本構成としては、直流電源に直列接続されて高周波でオンオフ制御されるスイッチング素子と、このスイッチング素子と電気的に接続するインダクタンス要素および回生ダイオードと、スイッチング素子に流れる電流を検出する電流検出手段と、が含まれる。インダクタンス要素には、スイッチング素子のオン時に直流電源から電流が流れる。回生ダイオードは、スイッチング素子のオン時にインダクタンス要素に蓄積されたエネルギーをスイッチング素子のオフ時に半導体発光素子に放出する。さらに、電流検出手段により検出された電流値が閾値に達すると、スイッチング素子をオフさせると共にインダクタンス要素のエネルギー放出が完了したときにスイッチング素子をオンさせる制御手段が備えられる。
【0004】
「臨界モード」とは、上記基本構成において、スイッチング素子のオン期間にインダクタンス要素に蓄積されたエネルギーがスイッチング素子のオフ期間に放出され、そのエネルギー放出が完了したタイミングでスイッチング素子を再度オンさせる制御モードのことである。
【0005】
従来の点灯装置では、電流検出手段により検出される電流値に対して、さらに、出力調整のための補正値を重畳し若しくは差し引くための可変抵抗素子が付け加えられている。この可変抵抗素子を操作することで、電流検出手段で検出される検出値に対して補正を行うことができる。つまり、可変抵抗素子の抵抗値を変化させることで電流検出感度を変更することができ、スイッチング素子に流れる電流のピーク値を上げたり下げたりすることができる。その結果、出力調整が可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2012−64431号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
以下、発光の際に半導体発光素子に流れる電流を、LED電流と称する。LED電流が流れたときに、半導体発光素子には順電圧が生ずる。一般に、複数の半導体発光素子の間には順電圧のばらつきが存在している。
【0008】
LED電流を定電流制御する技術が一般的であり、上記臨界モード制御において順電圧が異なる場合でも一定のLED電流を流すことで定電流制御を行いたいという要求がある。しかし、順電圧の異なる複数の半導体発光素子に対して一定のLED電流を流すのが困難であるという問題がある。
【0009】
すなわち、点灯装置が上記臨界モードにより半導体発光素子を発光させようとする。このとき、この点灯装置に第1の半導体発光素子を接続した場合には、この第1の半導体発光素子の順電圧に起因したLED電流が流れ、発光する。これに対し、この点灯装置に第2の半導体発光素子を接続した場合に、第2の半導体発光素子の順電圧は第1の半導体発光素子の順電圧とは異なるので、同一条件で点灯装置が駆動して定電流制御をしても、LED電流が異なる値に制御されてしまう。このように、点灯装置に対して取り付ける半導体発光素子が異なるとLED電流が相違してしまうという問題があった。
【0010】
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、異なる順電圧を有する半導体発光素子を取り付けたときにLED電流が相違することが抑制された点灯装置および照明装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明にかかる点灯装置は、
直流電源に直列接続されてオンオフ制御されるスイッチング素子と、
前記スイッチング素子と直列に接続し、前記スイッチング素子のオン時に前記直流電源から電流が流れるインダクタンス要素と、
前記スイッチング素子のオン時に前記インダクタンス要素に蓄積されたエネルギーを、前記スイッチング素子のオフ時に半導体発光素子に放出する回生ダイオードと、
前記スイッチング素子に流れる電流を検出する検出抵抗と、
第1端子に前記検出抵抗で検出した検出値を受け、第2端子に閾値を受け前記検出値が前記閾値に達すると出力を切り替えるコンパレータを含み、前記コンパレータの出力に応じて前記スイッチング素子をオフさせると共に、前記インダクタンス要素のエネルギー放出が完了したときに前記スイッチング素子をオンさせる制御回路と、
前記半導体発光素子の順電圧が大きいほど前記閾値を増加補正する回路と、
を備え、
前記インダクタンス要素は、前記スイッチング素子と直列に接続する1次巻線と、前記1次巻線と結合した2次巻線および3次巻線と、を含み、
前記制御回路は、前記2次巻線の電圧に基づいて前記スイッチング素子をオフからオンに切り替え、
前記閾値を増加補正する回路は、前記3次巻線に生ずる電圧を分圧した電圧を前記第2端子に供給し、
前記制御回路は、前記閾値を決定する電圧を入力すべき電圧入力端子を備え、
前記閾値を増加補正する回路は、前記3次巻線に生ずる電圧をピークホールドするピークホールド回路を含み、
前記ピークホールド回路は、アノードが前記3次巻線の一端と接続するダイオードと、一端が前記ダイオードのカソードと接続し他端が基準電位に接続されるコンデンサと、を含み、
一端に前記制御回路の制御電源電圧を受ける第一抵抗と、一端が前記第一抵抗の他端と接続し他端が基準電位に接続される第二抵抗と、を含み前記第一抵抗と前記第二抵抗との接続点から前記制御電源電圧を分圧して前記電圧入力端子に供給する分圧回路と、
一端が前記ダイオードと前記コンデンサとの接続点に接続し他端が前記電圧入力端子に接続する第三抵抗と、
をさらに備え、
前記制御回路は、前記電圧入力端子に入力される電圧に比例して前記閾値を直線的に変化させる線形領域を有し、
前記インダクタンス要素のインダクタンスをL1とし、前記検出抵抗の抵抗値をRcsとし、前記第一抵抗の抵抗値をR8とし、前記第二抵抗の抵抗値をR9とし、前記1次巻線と前記3次巻線との巻き数の比を1/nとし、前記半導体発光素子の前記順電圧をVとし、前記検出値をVCSとし、前記点灯装置に入力される電圧をVINとし、定数をConstで表し
で表される電流値ILEDの計算式におけるtdを用いた場合に、
前記第三抵抗の抵抗値R10が、
で決まる数式に基づいて設定されることを特徴とする。
【0012】
本発明にかかる照明装置は、
半導体発光素子と、
前記半導体発光素子と接続する点灯装置と、
を備え、
前記点灯装置は、
直流電源に直列接続されてオンオフ制御されるスイッチング素子と、
前記スイッチング素子と直列に接続し、前記スイッチング素子のオン時に前記直流電源から電流が流れるインダクタンス要素と、
前記スイッチング素子のオン時に前記インダクタンス要素に蓄積されたエネルギーを、前記スイッチング素子のオフ時に前記半導体発光素子に放出する回生ダイオードと、
前記スイッチング素子に流れる電流を検出する検出抵抗と、
第1端子に前記検出抵抗で検出した検出値を受け、第2端子に閾値を受け前記検出値が前記閾値に達すると出力を切り替えるコンパレータを含み、前記コンパレータの出力に応じて前記スイッチング素子をオフさせると共に、前記インダクタンス要素のエネルギー放出が完了したときに前記スイッチング素子をオンさせる制御回路と、
前記半導体発光素子の順電圧が大きいほど前記閾値を増加補正する回路と、
を備え、
前記インダクタンス要素は、前記スイッチング素子と直列に接続する1次巻線と、前記1次巻線と結合した2次巻線および3次巻線と、を含み、
前記制御回路は、前記2次巻線の電圧に基づいて前記スイッチング素子をオフからオンに切り替え、
前記閾値を増加補正する回路は、前記3次巻線に生ずる電圧を分圧した電圧を前記第2端子に供給し、
前記制御回路は、前記閾値を決定する電圧を入力すべき電圧入力端子を備え、
前記閾値を増加補正する回路は、前記3次巻線に生ずる電圧をピークホールドするピークホールド回路を含み、
前記ピークホールド回路は、アノードが前記3次巻線の一端と接続するダイオードと、一端が前記ダイオードのカソードと接続し他端が基準電位に接続されるコンデンサと、を含み、
一端に前記制御回路の制御電源電圧を受ける第一抵抗と、一端が前記第一抵抗の他端と接続し他端が基準電位に接続される第二抵抗と、を含み前記第一抵抗と前記第二抵抗との接続点から前記制御電源電圧を分圧して前記電圧入力端子に供給する分圧回路と、
一端が前記ダイオードと前記コンデンサとの接続点に接続し他端が前記電圧入力端子に接続する第三抵抗と、
をさらに備え、
前記制御回路は、前記電圧入力端子に入力される電圧に比例して前記閾値を直線的に変化させる線形領域を有し、
前記インダクタンス要素のインダクタンスをL1とし、前記検出抵抗の抵抗値をRcsとし、前記第一抵抗の抵抗値をR8とし、前記第二抵抗の抵抗値をR9とし、前記1次巻線と前記3次巻線との巻き数の比を1/nとし、前記半導体発光素子の前記順電圧をVとし、前記検出値をVCSとし、前記点灯装置に入力される電圧をVINとし、定数をConstで表し
で表される電流値ILEDの計算式におけるtdを用いた場合に、
前記第三抵抗の抵抗値R10が、
で決まる数式に基づいて設定されることを特徴とする。

【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、異なる順電圧を有する半導体発光素子を取り付けたときにLED電流が相違することが抑制される。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1】本発明の実施の形態にかかる点灯装置および照明装置の構成を説明するための図である。
図2】本発明の実施の形態にかかる点灯装置および照明装置の構成を説明するための図である。
図3】本発明の実施の形態にかかる点灯装置および照明装置の構成を説明するための図である。
図4】本発明の実施の形態にかかる点灯装置および照明装置の動作を説明するための図である。
図5】本発明の実施の形態にかかる点灯装置および照明装置の動作を説明するための図である。
図6】本発明の実施の形態にかかる点灯装置および照明装置の動作原理を説明するための図である。
図7】本発明の実施の形態にかかる点灯装置および照明装置の動作原理を説明するための図である。
図8】本発明の実施の形態にかかる点灯装置および照明装置の動作原理を説明するための図である。
図9】本発明の実施の形態にかかる点灯装置および照明装置の効果説明のために示す比較例の図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
[実施の形態の装置の構成および動作]
(点灯装置およびこれを用いた照明装置)
図1は、本発明の実施の形態にかかる半導体発光素子の点灯装置100を示す図であるとともに、本発明の実施の形態にかかる照明装置を示す図でもある。実施の形態にかかる点灯装置は、点灯装置100およびこれにより電流の供給を受けて点灯する半導体発光素子16を備えている。この半導体発光素子16は、発光ダイオード(LED)である。
【0016】
点灯装置100には交流電源Vacが入力される。点灯装置100は、半導体発光素子16に定電流を流すことにより半導体発光素子16を点灯させる。点灯装置100は、入力端子10と、ノイズ制御回路11と、整流回路12と、昇圧チョッパ回路13と、降圧チョッパ回路14と、出力端子15とを備えている。ノイズ制御回路11は、L型やΠ型のノイズフィルタなどからなる。整流回路12は、交流電源Vacを全波整流するダイオードブリッジより構成される。
【0017】
昇圧チョッパ回路13は、整流回路12の直流出力端間に接続され、整流回路12の出力電圧を所定の直流電圧に変換する。降圧チョッパ回路14は、昇圧チョッパ回路13から出力される直流電圧を、より低い直流電圧に変換する。また、電流ピーク制御を用い、いわゆる「臨界モード」の動作にて、インダクタンス要素(後述するインダクタL1)に流れる電流を制御し、さらに、平滑コンデンサ(後述するコンデンサC1)にて高周波リップルを抑制することで、半導体発光素子16に定電流を流している。
【0018】
「臨界モード」とは、スイッチング素子のオン期間にインダクタンス要素に蓄積されたエネルギーがスイッチング素子のオフ期間に放出され、そのエネルギー放出が完了したタイミングでスイッチング素子を再度オンさせる制御モードのことである。他の制御モードに比べて電力変換効率が高くなり、また、スイッチング電流のピーク値の半分が負荷電流の平均値となるので、定電流制御が容易に実現できるという利点がある。
【0019】
なお、ノイズ制御回路11、整流回路12、昇圧チョッパ回路13は、公知の各種構成を適宜に用いればよいため、詳細な説明は省略する。
【0020】
(降圧チョッパ回路の構成および臨界モード動作)
図2は、本発明の実施の形態にかかる降圧チョッパ回路14の回路図である。図3は、本発明の実施の形態にかかる制御集積回路IC1の内部構成を示す図である。
【0021】
図2および図3において、制御集積回路IC1の1番ピン(INV)は内蔵の誤差増幅器(エラーアンプ)EAの反転入力端子、2番ピン(COMP)は誤差増幅器EAの出力端子、3番ピン(MULT)は乗算回路52の入力端子、4番ピン(CS)はチョッパ電流検出端子、5番ピン(ZCD)はゼロカレント検出端子、6番ピン(GND)はグランド端子、7番ピン(GD)はゲートドライブ端子、8番ピン(VCC)は電源端子である。
【0022】
スイッチング素子Q1は制御集積回路IC1により高周波でオンオフ駆動される。制御集積回路IC1は、PFC回路(力率改善制御用の昇圧チョッパ回路)の制御用集積回路であり、内部に乗算回路52を含んでいる。PFC回路の制御用ICの典型的な構成は既に周知であり、新規な事項ではないため、これ以上の説明は省略する。
【0023】
乗算回路52のMULT端子3に与えられる電圧を、以下、「電圧VMULT」とも称す。電圧VMULTは、「制御電源分圧電圧」と「バイアス電圧」の合計である。「制御電源分圧電圧」とは、抵抗R8、R9で制御電源電圧を分圧生成した電圧である。バイアス電圧は、インダクタL1の3次巻線S2の電圧をダイオードD4とコンデンサC5によりピークホールドし、抵抗R10を介して抵抗R9にバイアスする電圧である。これらの関係は図2の回路図において、抵抗R8、R9の接続点と抵抗R10の一端とがMULT端子3に共通に接続していることからも明らかである。
【0024】
インダクタL1の3次巻線S2の電圧は、インダクタL1の1次巻線Pに対して逆の極性としている。このため、3次巻線S2の電圧は、半導体発光素子16の順電圧をインダクタL1の1次巻線Pの巻き数と3次巻線S2の巻き数の比で乗算した電圧である。インダクタL1の3次巻線S2の電圧と出力端子15に接続した半導体発光素子16の順電圧Vとの間には比例関係がある。そしてインダクタL1の3次巻線S2の電圧と上記第2電圧との間にも比例関係があり、バイアス電圧が変化すればその分だけ電圧VMULTが変化する。したがって、実施の形態では、電圧VMULTを、半導体発光素子16の順電圧Vに応じて変化させることができる。
【0025】
電源端子(VCC)とグランド端子GNDの間に所定電圧以上の制御電源電圧が供給されると、制御電源51により基準電圧Vref1、Vref2が生成されると共に、制御集積回路IC1内部の各回路が動作可能となる。スタータ53により電源投入時にはフリップフロップFF1のセット入力端子Stにスタートパルスが供給されて、フリップフロップFF1のQ出力はHighレベルとなる。これにより駆動回路54を介して7番ピン(ゲートドライブ端子GD)がHighレベルとなる。
【0026】
制御集積回路IC1の4番ピン(CS)はチョッパ電流検出端子であり、その電圧が、IC内部のRNFとCNFで構成されるノイズフィルタを介して、コンパレータCP1のプラス入力端子に印加される。コンパレータCP1のマイナス入力端子には閾値電圧Vthcsが印加されている。
【0027】
次に、降圧チョッパ回路14の回路構成とともに、スイッチング素子Q1のオンオフ動作およびこれに伴う臨界モード動作について説明する。
【0028】
昇圧チョッパ回路13から出力される直流電圧を、抵抗R4を介して、コンデンサC3にて充電、平滑し、ツェナーダイオードD3により定電圧とする。この定電圧を、制御集積回路IC1のVCC端子8に、制御電源電圧として入力する。制御集積回路IC1に制御電源電圧が入力されると、ゲートドライブ端子7がHighレベルとなる。
【0029】
制御集積回路IC1のゲートドライブ端子7がHighレベルになると、抵抗RGを介し、ゲート駆動電圧が、MOSFETからなるスイッチング素子Q1のゲート−ソース間に印加される。これにより、スイッチング素子Q1がオンとなる。
【0030】
スイッチング素子Q1がオンになると、昇圧チョッパ回路13の正側aの出力から、半導体発光素子16及び、平滑コンデンサC1、インダクタL1、スイッチング素子Q1、抵抗RCSを介して、昇圧チョッパ回路13の負側bの出力へ電流が流れる。この電流は、抵抗RCSにより検出されて、抵抗R1、コンデンサC2からなるノイズ除去用のローパスフィルタを介して、制御集積回路IC1のCS端子4に入力される。
【0031】
制御集積回路IC1のCS端子4は、インダクタ電流検出端子であり、CS端子4の電圧Vcsが閾値電圧Vthcsを超えると、ゲートドライブ端子7からのゲート駆動電圧がLowレベルとなり、スイッチング素子Q1がオフする。
【0032】
図3の回路図で説明すると、チョッパ電流検出端子CSの電圧Vcsが閾値電圧Vthcsを超えると、コンパレータCP1の出力がHighレベルとなり、フリップフロップFF1のリセット入力端子Rstにリセット信号が入力される。これによりフリップフロップFF1のQ出力はLowレベルとなる。その結果、スイッチング素子Q1がオフとなる。
【0033】
スイッチング素子Q1がオフすると、スイッチング素子Q1がオンしている時に、インダクタL1に蓄積されていた電磁エネルギーが、回生ダイオードD1を介して、半導体発光素子16及び、平滑コンデンサC1に放出される。
【0034】
インダクタL1の2次巻線S1の電圧を、抵抗R2、R3にて分圧したのち、制御集積回路IC1のZCD端子5に入力する。なお、抵抗R3と並列にダイオードD2が接続されている。
【0035】
インダクタL1の電流が消失すると、インダクタL1の2次巻線S1には電圧が発生しなくなる。制御集積回路IC1のZCD端子5は、このインダクタL1の2次巻線S1の電圧が立ち下がったことを検出したら、制御集積回路IC1のゲートドライブ端子7をHighレベルとし、再びスイッチング素子Q1をオンさせる。
【0036】
さらに図3の回路図で説明すると、制御集積回路IC1の5番ピン(ゼロカレント検出端子ZCD)には、ゼロカレント検出用のコンパレータCP2のマイナス入力端子が接続されている。コンパレータCP2のプラス入力端子にはゼロカレント検出用の基準電圧Vref2が印加されている。5番ピン(ゼロカレント検出端子ZCD)に印加されていた2次巻線S1の電圧が消失すると、コンパレータCP2の出力がHighレベルとなり、ORゲートを介してフリップフロップFF1のセット入力端子Stにセットパルスが供給され、フリップフロップFF1のQ出力はHighレベルとなる。これにより駆動回路54を介して7番ピン(ゲートドライブ端子GD)がHighレベルとなる。その結果、再びスイッチング素子Q1がオンとなる。
【0037】
以下、同じ動作を繰り返す。
【0038】
このように、インダクタL1に流れる電流のピーク値を一定に検出し、スイッチング素子(MOSFET)Q1をオン/オフする。いわゆる臨界モード動作で、インダクタL1の電流を制御し、さらに、平滑コンデンサC1にて高周波リップルを抑制し、半導体発光素子16に定電流を流している。
【0039】
実施の形態にかかる降圧チョッパ回路14では、フィードバック動作をさせないようにするため(オープンループにて動作させるため)、COMP端子2の電圧は、内部のエラーアンプEAを飽和して使用する。すなわち後述する図4のとおりクランプ電圧にする。INV端子1は、抵抗R5を介してCOMP端子2と接続するとともに、制御電源電圧VCCの電圧が抵抗R6,R7で分圧された電圧が与えられている。なお、抵抗R7と並列にコンデンサC4が接続されている。INV端子1に与えられる電圧は、フィードバック閾値電圧以下となるように、抵抗R5、R6、R7を選定している。
【0040】
(閾値電圧Vthcsおよび出力調整)
図4は、本発明の実施の形態にかかる制御集積回路IC1における、横軸の電圧VMULTに対する、縦軸のVthcs(コンパレータCP1の閾値電圧)の特性を示す図である。電圧VMULTとは、MULT端子3に入力される電圧である。閾値電圧Vthcsは、1番ピン(INV)の印加電圧と3番ピン(MULT)の印加電圧VMULTにより決定される。すなわち、閾値電圧Vthcsは、制御集積回路IC1への電圧VMULTによって可変できる。
【0041】
図4の各特性VV0〜VV5に示すように、MULT端子電圧(VMULT_PIN3)が変化すると、閾値電圧であるVthcsが変化する。前述したように、MULT端子3に与えられる電圧は、抵抗R8と抵抗R9とで制御電源電圧を分圧した電圧に、3次巻線S2の電圧をピークホールドし抵抗R10を介してバイアス電圧として加えた電圧である。3次巻線S2の電圧とこのバイアス電圧の大きさの間には比例関係があるので、バイアス電圧が変化すれば、その分だけ電圧VMULTが変化する。このため、実施の形態にかかる点灯装置100によれば、半導体発光素子16の順電圧Vに応じてMULT端子3に与える電圧を可変できる。
【0042】
MULT端子3に与えられる電圧を可変すれば閾値電圧Vthcsが変化するので、スイッチング素子Q1のオンオフを調整できる。これにより、スイッチング素子Q1に流れる電流のピーク値を上げたり下げたりすることができる。半導体発光素子16の順電圧Vに応じて半導体発光素子16に流れる電流を調整することで、半導体発光素子16の順電圧Vによらず半導体発光素子16に一定の電流を流すことができる。
【0043】
なお、順電圧Vが異なる複数の半導体発光素子16を適合半導体発光素子とする場合、順電圧V毎に半導体発光素子16に流れる電流を明確にしたうえで、仕様を決めている。このように順電圧V毎にLED電流を明確化すると、仕様が繁雑でわかり難くなる課題がある。この点、本実施形態にかかる点灯装置100によれば順電圧Vによらず半導体発光素子16に一定の電流を流すことができるので、順電圧V毎に別々の仕様を考慮する必要がなく、仕様をわかりやすくすることができる。
【0044】
実施の形態では、VMULT−Vthcs特性上における動作点を次のように設定している。図4に示すVMULT−Vthcs特性は、COMP端子2の電圧Vcompの大きさに応じて変化し、さらに図4の破線Xを境として飽和領域Astuと線形領域ALINとに区分することができる。図4に示すVMULT−Vthcs特性は、制御集積回路IC1内部におけるエラーアンプEA、乗算回路52、およびコンパレータCP1の電源電圧によって決まる。
【0045】
実施の形態では、線形領域ALINであってかつVcomp=6.0Vの特性VV5上に動作点を置いている。中心の動作点P2をVCS1=0.525Vと設定している。これはちょうど飽和領域における飽和値(約1.05V)の半分の値となっている。動作点P2が中心となって、Vthcsを低下する側に最小動作点P1を設定し、Vthcsを増加させる側に最大動作点P3を設定している。ここで、P2からP1までの幅と、P2からP3までの幅を、均等な幅に取っている。
【0046】
[LED電流値の算出式による説明]
次に、本実施形態の作用効果を、数式を用いて説明する。
下記の式(1)は、LED電流値ILEDの算出式である。
【0047】
【0048】
式(1)を、ILEDとVの関係に整理すると、下記の式(2)になる。
【0049】
【0050】
ここで、上記式(2)の右辺第1項および第2項を、下記の式(3)、(4)のようにおく。
【0051】
【0052】
そうすると、式(2)は、下記の式(5)で表される。
【0053】
図5は、この式(5)をグラフにしたものである。
【0054】
順電圧VによらずILEDを一定値にするためには、式(5)にA×Vという値を加えればよい。そうすることで、ILED=Bとなり一定値になるからである。
また、式(1)のうち、チョッパ電流検出端子CSの電圧Vcs以外は、いずれも固定値である。そこで、式(1)のVcsにA×Vを重畳すればよい。
考え方としては、VcsがVcs1とVcs2の合計からなるものとし、このVcs2はA×Vを打ち消す値とする。Vcs2の加算は、本実施形態における3次巻線S2、ダイオードD4、コンデンサC5、および抵抗R10で実現される。一方、Vcs1は、Vcs2=A×Vの加算を行わないとした場合のVcsであり、具体的には後述する比較例の回路におけるVcsである。
【0055】
VcsをVcs1とVcs2の合計であるものとすると、式(2)は下記の式(6)になる。
【0056】
【0057】
【0058】
MULT−Vthcs特性上における動作点を、線形領域ALINに置いている。このため、VCSとVMULTとの間に下記の関係式が成り立つ。
【0059】
【0060】
VcsをVcs1とVcs2に分けると、下記のようになる。
【0061】
【0062】
Vcs2についてまとめる。
【0063】
【0064】
この式(14)に、式(8)を代入すると、下記の式(15)が導出される。
【0065】
式(15)のとおり順電圧Vに定数を乗じた値がVMULT2である。このVMULT2をMULT端子3に追加的に供給することで、順電圧VによらずILEDを一定値に保つことができる。
【0066】
すなわち、閾値電圧Vthcsは、1番ピン(INV)の印加電圧と3番ピン(MULT)の印加電圧VMULTにより決定される。本実施形態では、式(15)のように、電圧VMULTに含まれるVMULT2を、半導体発光素子16の順電圧Vが大きいほどこれに比例して増加させる。そうすることによって、VMULT2の増加分だけ、閾値電圧Vthcsに増加補正を施すことができる。このように、実施の形態によれば、3次巻線S2、ダイオードD4、コンデンサC5、抵抗R10によって、半導体発光素子16の順電圧Vが大きいほど閾値Vthcsを増加補正する回路が構成されている。
【0067】
次に、実施の形態にかかる図2の回路について具体的な説明を行う。
図6は、図2の回路におけるMULT端子3およびこれに接続する回路要素を部分的に抜き出した回路図である。図6にダイオードD4のアノードに(1/n)×Vという大きさの電圧が供給されているが、これは3次巻線S2で生じる電圧である。1/nは、1次巻線Pと3次巻線S2との間の巻き数の比である。
【0068】
(1/n)×Vという大きさの電圧源の側のバイアスを含む等価回路は、図7のように図示できる。図7から電圧VMULT2に着目すると、図8のように図示できる。図8のVMULT2を数式で表すと、下記の式(16)となる。
【0069】
【0070】
図8のIを求めて代入すると、下記の式(17)となる。
【0071】
【0072】
式(17)のVMULT2の値が、前述の式(15)と一致すればよい。そこで、式(17)に式(15)を代入すると、下記の式(18)が導出される。
【0073】
【0074】
上記式(18)をR10について解くと、下記のようになる。
【0075】
このようにR10を選定して電圧VMULT2を生成すればよい。

【0076】
[実施の形態に対する比較例]
図9は、実施の形態に対する比較例として示す降圧チョッパ回路114の回路図である。比較例と実施の形態との間の構成の違いは、降圧チョッパ回路14内のMULT端子3に与えられる電圧に関する回路のみである。図9に示すように、比較例にかかる降圧チョッパ回路114において、MULT端子3に与えられる電圧である電圧VMULTは、制御電源電圧を抵抗R8と抵抗R9により分圧した電圧である。この場合、電圧VMULTと順電圧Vとは独立している。
【0077】
これに対し、図2に示す本実施の形態にかかる電圧VMULTは、抵抗R8と抵抗R9とで制御電源電圧を分圧した電圧に、さらにインダクタL1の3次巻線S2の電圧をダイオードD4とコンデンサC5によりピークホールドし抵抗R10を介して抵抗R9にバイアスした電圧である。したがって、実施の形態では、半導体発光素子16の順電圧Vに応じてMULT端子3の電圧VMULTが変わる。
【0078】
順電圧Vに応じて電圧VMULTを可変して閾値電圧Vthcsを上げたり下げたりすることで、スイッチング素子Q1のオンオフを調整してスイッチング素子Q1に流れる電流のピーク値を上げたり下げたりすることができる。その結果、順電圧Vに応じて半導体発光素子16に流れる電流を調整することができ、順電圧Vによらず半導体発光素子16に一定の電流を流すことができる。
【符号の説明】
【0079】
11 ノイズ制御回路、12 整流回路、13 昇圧チョッパ回路、14 降圧チョッパ回路、16 半導体発光素子、51 制御電源、52 乗算回路、53 スタータ、54 駆動回路、100 点灯装置、114 降圧チョッパ回路、D1 回生ダイオード、EA エラーアンプ(誤差増幅器)、FF1 フリップフロップ、GD ゲートドライブ端子、IC1 制御集積回路、L1 インダクタ、Q1 スイッチング素子、RCS 検出抵抗、P 1次巻線、S1 2次巻線、S2 3次巻線
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9