【文献】
ZTE Corporation,Comparison between CP solution C1 and C2[online], 3GPP TSG-RAN WG2♯83 R2-132383,インターネット<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG2_RL2/TSGR2_83/Docs/R2-132383.zip>,2013年 8月 9日
【文献】
Alcatel-Lucent, Alcatel-Lucent Shanghai Bell,User plane interruption handling during offload bearer modification[online], 3GPP TSG-RAN WG2♯83 R2-132764,インターネット<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG2_RL2/TSGR2_83/Docs/R2-132764.zip>,2013年 8月10日
【文献】
Intel Corporation,Further discussion and comparison between CP architecture options C1 and C2[online], 3GPP TSG-RAN WG2♯83 R2-132820,インターネット<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG2_RL2/TSGR2_83/Docs/R2-132820.zip>,2013年 8月10日
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記接続の情報は、前記メイン接続ノードの提供した各削除/移出された接続が前記リソース接続ノードとメイン接続ノードのXnインターフェースでデータ転送を行うアップリンク・ダウンリンクユーザプレーンGPRSトンネルプロトコルトンネル識別情報を更に含む請求項5に記載の方法。
前記リソース接続ノードは、前記メイン接続ノードの指示に従って、接続の削除/移出を対応的に完了した後、前記メイン接続ノードに、削除/移出されたすべての接続の識別情報を少なくとも含む前記削除/移出されたすべての接続の情報を送信することを更に含む請求項1、5又は6のいずれか1項に記載の方法。
前記メイン接続ノードにより送信された指示を受信した後、前記リソース接続ノードが前記UEと前記リソース接続ノードとの間のすべての接続を削除することを更に含み、
又は、
前記UEが前記少なくとも一部の接続を対応的に削除又は移動した後、前記メイン接続ノードに応答を送信することを更に含み、
前記UEが返信した前記応答を受信した後、前記リソース接続ノードに、削除又は移動が成功したことを通知することを更に含む
請求項1に記載の方法。
前記指示モジュールは更に、前記アクセスネットワークエレメントをメイン接続ノードとする場合、前記確定モジュールが、前記UEと1つのリソース接続ノードとの間の少なくとも一部の接続を削除又は移動する必要があると確定した時、前記少なくとも一部の接続を対応的に削除又は移動するように前記UEに指示するように設定され、又は、前記アクセスネットワークエレメントをリソース接続ノードとする場合、メイン接続ノードにより送信された、少なくとも一部の接続を削除又は移動する指示を受信した後、前記少なくとも一部の接続を対応的に削除又は移動するように前記UEに指示するように更に設定される請求項11に記載のアクセスネットワークエレメント。
前記指示モジュールが、前記アクセスネットワークエレメントをメイン接続ノードとする場合、前記少なくとも一部の接続を対応的に削除又は移動するように前記UEに指示するように設定されることは、
前記指示モジュールが、前記アクセスネットワークエレメントをメイン接続ノードとする場合、前記少なくとも一部の接続を対応的に削除又は移動するように前記リソース接続ノードに指示すると同時に、前記少なくとも一部の接続を対応的に削除又は移動するように前記UEに指示するように設定されること、又は、
前記指示モジュールが、前記アクセスネットワークエレメントをメイン接続ノードとする場合、前記リソース接続ノードが前記少なくとも一部の接続を対応的に削除又は移動したことを知った後、前記少なくとも一部の接続を対応的に削除又は移動するように前記UEに指示するように設定されることを含む請求項12に記載のアクセスネットワークエレメント。
前記接続の情報は、前記指示モジュールの提供した各削除/移出された接続が前記リソース接続ノードとメイン接続ノードのXnインターフェースでデータ転送を行うアップリンク・ダウンリンクユーザプレーンGPRSトンネルプロトコルトンネル識別情報を更に含む請求項16に記載のアクセスネットワークエレメント。
前記アクセスネットワークエレメントをリソース接続ノードとする場合、前記メイン接続ノードの指示に従って、接続の削除/移出を対応的に完了した後、前記メイン接続ノードに、削除/移出されたすべての接続の識別情報を少なくとも含む前記削除/移出されたすべての接続の情報を送信するように設定される送信モジュールを更に備える請求項11、16又は17のいずれか1項に記載のアクセスネットワークエレメント。
【背景技術】
【0002】
1980年代の第1世代移動通信システムから現在まで発展してきて、移動通信技術は4G(第4世代移動通信技術)時代に入り、ユーザの移動通信需要は単一の音声サービスから、音声及び基本的なデータサービスに至って、更にデータサービスが爆発的に増加するという過程を経て、移動通信は徐々に現在のモバイルインターネット時代に入る。モバイルインターネット時代で、新たなモバイルアプリケーション需要、特に高品質、高効率(高速)、低遅延のモバイルアプリケーション需要は爆発的に増加し、国際電気通信連合(International Telecommunications Union、ITUと略称する)の予測によると、2010年から2015年まで、移動通信サービスは、以前の移動通信サービスに対して、15〜30倍の増加が発生し、2020年まで、移動通信サービスは500倍を超える増加が発生する可能性が高い。
【0003】
移動通信サービスの爆発的な増加及びユーザのモバイル通信体験へのより高い期待、例えばより高いスループット(処理能力)、より低い遅延、より速い通信速度、より安いコストは、いずれも現有の移動通信技術及び移動通信ネットワークが更に発展してアップグレードするように駆使し、ネットワーク機能の拡張、ネットワークカバレッジの強化、異なるネットワーク、異なるセルの間の連携強化、ネットワーク配置の柔軟性の向上、ネットワーク配置のコスト等の削減を含む。
【0004】
ユーザの通信行為及び通信習慣の統計から、大部分の高データトラフィックの通信が屋内環境及びホットスポット領域、例えば、マーケット、学校、ユーザ宅、大型公演、集会会場等に集中的に発生することを見出し、屋内環境及びホットスポット領域の分布が広い範囲にバラバラであり、単一の領域範囲が小さく、ユーザが集中する等の特徴を考慮して、低電力ノード(Lower Power Node、LPNと略称する)が機運に乗じて出現する。概念からみれば、LPNは、送信パワーが従来のマクロネットワークにおけるマクロノード(Macro Node)又は基地局(Base Station、BSと略称する)の送信パワーより低い無線アクセスネットワークノードを意味し、LPNはピコノード(Pico Node)、フェムトセル(Femto/Home(e)NB)及び他の出現する可能性がある、いかなる送信パワーが従来のmacro node又はBSよりも低いセルラーノードであってもよい。LPNの配置は、効果的にネットワーク機能を拡張し、ネットワークカバレッジを強化し、最終的に端末ユーザのスループットを向上させ、端末ユーザの通信体験を改善することができる。また、LPNの送信パワーが低く、プラグアンドプレイが可能であるため、ネットワークオペレータは必要に応じて柔軟的で容易にLPNを配置することができ、ひいては、ネットワークオペレータはLPNの配置権限を企業、学校等のユーザ、ひいては個人ユーザに開放して与えることができ、それによりネットワーク配置の柔軟性を向上させ、同時にネットワーク配置及び運営維持コストを削減する。
【0005】
ネットワークにとっては、ネットワーク機能を拡張し、ネットワークカバレッジを強化し、ネットワーク配置の柔軟性を向上させ、ネットワーク配置のコストを削減し、ユーザにとっては、ユーザの通信体験のターゲットを向上させ、即ちユーザ端末装置(User Equipment、UEと略称する)のスループットを向上させ、ユーザ端末装置のモバイル性能を向上させる、等のために、LPNが多く配置されることが期待可能であり、例えば、4G LTE(Long Term Evolution、ロングタームエボリューション)システムに対しては、3gpp(the 3rd Generation Partner Project、第3世代パートナーシッププロジェクト)バージョン12(Release12、R12と略称する)及びR12+の後、従来のマクロネットワークを踏まえて、LPNが多く配置されることが期待可能であり、既に屋内環境を含み屋外環境をも含む。
【0006】
ユーザの通信体験を改善し、特にユーザ装置のスループット及びモバイル性能を向上させるために、現在、多くのオペレータ及び機器メーカーはいずれも新たな技術的解決手段を模索する傾向があり、マルチ接続はその1つである。マルチ接続は、ユーザ装置が同時に少なくとも2つの異なるアクセスネットワークエレメントのリソースを使用することができることを意味し、この少なくとも2つの異なるアクセスネットワークエレメント及びそのマルチ接続で発揮する機能は、アクセスネットワークエレメントの機能的特徴に依存しなくてもよく、例えば、この少なくとも2つの異なるアクセスネットワークエレメントはいずれも従来のマクロノードであってもよく、又はいずれも低電力ノードであってもよく、一方の部分がマクロノードで、他方の部分が低電力ノードであってもよい。低電力ノードが、マクロノードのカバーしたホットスポット領域及び屋内カバレッジ領域に多く配置される可能性があることの特徴を考慮して、ユーザ装置がマクロノード及び低電力ノードのリソースを同時に使用するマルチ接続手段は、ユーザ通信体験を大幅に改善し、新たなモバイル需要を満たすことを予測することができる。
【0007】
図1に示すように、LTEシステムは、コアネットワーク(Core Network、CNと略称する)のネットワークエレメントの移動管理エンティティ(Mobility Management Entity、ΜΜΕと略称する)及びサービスゲートウェイ(Serving Gateway、SGWと略称する)、アクセスネットワーク(Radio Access Network、RAN)ネットワークエレメントの基地局(eNBlとeNB2)、及びUEを含む。UEは、エアインターフェース(Uuインターフェース)を介してサービス基地局eNBlと通信し、サービス基地局eNBlは、コントロールプレーンS1インターフェースプロトコル、S1−MME/S1−Cを介して、MMEとシグナリング伝送を実現し、ユーザプレーンS1インターフェースプロトコル、S1−Uを介して、ユーザプレーンデータ伝送を実現する。サービス基地局eNBlは、基地局の間のX2インターフェースプロトコルを介して、隣接基地局eNB2との間のコントロールプレーンシグナリング及びユーザプレーンデータの伝送を実現する。
図1から分かるように、ロングタームエボリューションシステムにおいて、1つのUEは1つのみの基地局との接続を実現し、該1つの基地局のリソースのみを使用し、該1つのUEも1つのみのMME/SGWと接続を確立する。
【0008】
図2はロングタームエボリューションシステムにマルチ接続を導入した後のシステム構造図であり、二重接続を例として、
図1の単一接続システム構造と比べて、UEは、エアインターフェースUul及びUu2を介して、それぞれ基地局eNBl及び基地局eNB2に接続することができ、即ち、UEはeNBl及びeNB2のリソースを同時に使用し、エアインタフェースリソースの二重接続を実現することができる。コアネットワークコントロールプレーンのMMEに対して、UEは、基地局eNBlのみを介して、MMEに接続でき、それにより、エアインターフェース二重接続を導入した後もたらしたコアネットワークに対する修正及びシグナリング衝突を回避する。コアネットワークユーザプレーンにおいて、二重接続の目的の1つはUEのスループットを向上させることであるため、異なるネットワーク構造の設計の需要に応じて、UEはeNBlのS1−Uインターフェースを介してSGWにアクセスする以外、追加的に、UEは更にeNB2のS1−Uインターフェースを介してSGWにアクセスすることもできる。また、eNBlとeNB2との間にXnインターフェースを確立し、コントロールプレーン情報のインタラクションを実現し、又はコントロールプレーン情報とユーザプレーン情報のインタラクションを同時に実現する。
図2において、UEが二重接続を実現する2つの基地局のカテゴリーは限定されるものではなく、eNBl及びeNB2はいずれもマクロノードであってもよく、いずれも低電力ノードであってもよく、一方がマクロノードで、他方が低電力ノードであってもよく、又は他の任意の可能なアクセスネットワークノードであってもよく、eNBl及びeNB2の規格も限定されるものではなく、いずれも時分割復信(Time Division Duplexing、TDDと略称する)又は周波数分割復信(Frequency Division Duplexing、FDDと略称する)規格であってもよく、又は一方がTDDで、他方がFDD規格であってもよい。また、
図2の二重接続は例示的なものに過ぎず、UEは更に3つ以上のeNBとのマルチ接続手段を実現することができる。
【0009】
しかし、マルチ接続手段の出現に伴って、ユーザ装置は従来の1つのアクセスネットワークエレメントのリソースのみを使用できることから、2つ又はそれ以上のアクセスネットワークエレメントのリソースを使用できることに拡張され、言い換えれば、ユーザ装置は、従来の1つのアクセスネットワークエレメントのみに接続できることから、2つ又は3つ以上のアクセスネットワークエレメントに接続できることに拡張され、接続管理に対して新たな課題を提起し、新たな接続管理手段を見つける必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明の実施例は、関連するマルチ接続を管理することができないという欠陥を克服するための接続管理方法及びアクセスネットワークエレメントを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記問題を解決するために、本発明の実施例は接続管理方法を提供しており、ユーザ装置(UE)が同時に少なくとも2つのアクセスネットワークエレメントと接続を確立するシーンに適用され、
メイン接続ノードは、前記UEと1つのリソース接続ノードとの間の少なくとも一部の接続を削除又は移動する必要があると確定した場合、前記少なくとも一部の接続を対応的に削除又は移動するように前記リソース接続ノードに指示し、前記リソース接続ノード又は前記メイン接続ノードは、前記少なくとも一部の接続を対応的に削除又は移動するように前記UEに指示することを含む。
【0012】
好ましくは、
前記少なくとも一部の接続を対応的に削除又は移動するように前記リソース接続ノードに指示することは、
前記メイン接続ノードが、前記リソース接続ノードがベアリングするユーザプレーンデータ伝送用の少なくとも一部の無線アクセスベアラ(RAB)を対応的に削除又は移動するように前記リソース接続ノードに指示することを含む。
【0013】
好ましくは、
前記メイン接続ノードが、前記少なくとも一部の接続を対応的に削除又は移動するように前記UEに指示することは、
前記メイン接続ノードが、前記少なくとも一部の接続を対応的に削除又は移動するように前記リソース接続ノードに指示すると同時に、前記少なくとも一部の接続を対応的に削除又は移動するように前記UEに指示すること、又は、
前記メイン接続ノードが、前記リソース接続ノードが前記少なくとも一部の接続を対応的に削除又は移動したことを知った後、前記少なくとも一部の接続を対応的に削除又は移動するように前記UEに指示することを含む。
【0014】
好ましくは、
前記リソース接続ノードが、前記少なくとも一部の接続を対応的に削除又は移動するように前記UEに指示することは、
前記リソース接続ノードが、前記メイン接続ノードの指示を受信した後、前記少なくとも一部の接続を対応的に削除又は移動するように前記UEに指示することを含む。
【0015】
好ましくは、
前記少なくとも一部の接続を削除又は移動するように前記UEに指示することは、
前記UEと前記リソース接続ノードとの間の少なくとも1つのユーザプレーンデータ無線ベアラ(DRB)、又は前記少なくとも1つのユーザプレーンDRB及び前記UEと前記リソース接続ノードとの間の少なくとも1つのコントロールプレーンシグナリング無線ベアラ(SRB)を削除又は移動するように前記UEに指示することを含む。
【0016】
好ましくは、
前記メイン接続ノードが、前記UEと前記1つのリソース接続ノードとの間の少なくとも一部の接続を削除又は移動する必要があると確定することは、
前記メイン接続ノードが、受信した測定レポート、無線リソース管理(RRM)アルゴリズム、受信したリソースノードの負荷情報及びサービス伝送状況のうちの少なくとも1つの要素に基づいて、前記UEと1つのリソース接続ノードとの間の少なくとも一部の接続を削除又は移動する必要があるかどうかを判断することを含む。
【0017】
好ましくは、
前記少なくとも一部の接続を対応的に削除又は移動するように前記リソース接続ノードに指示することは、
前記リソース接続ノードに接続再設定要求を開始することを含み、前記接続再設定要求は、前記メイン接続ノードにより削除すると決められた、又はリソース接続ノードから移出すると決められた接続の情報を含み、
前記接続の情報は少なくとも前記接続の識別情報を含む。
【0018】
好ましくは、
前記接続の情報は、前記メイン接続ノードの提供した各削除/移出された接続が前記リソース接続ノードとメイン接続ノードのXnインターフェースでデータ転送(data forwarding)を行うアップリンク・ダウンリンクユーザプレーンGPRSトンネルプロトコルトンネル識別情報を更に含む。
【0019】
好ましくは、
前記接続の情報は、前記各削除/移出された接続がデータ転送を行うかどうかの指示情報を更に含み、
前記リソース接続ノードは、データ転送を行うかどうかの指示情報の値がデータ転送を行う必要があることを表すと判断した場合、データを前記メイン接続ノードに転送する。
【0020】
好ましくは、前記方法は、
前記リソース接続ノードは、前記メイン接続ノードの指示に従って、接続の削除/移出を対応的に完了した後、前記メイン接続ノードに、前記削除/移出されたすべての接続の識別情報を少なくとも含む削除/移出されたすべての接続の情報を送信することを更に含む。
【0021】
好ましくは、
前記削除/移出されたすべての接続の情報は、各削除/移出された接続がデータ転送を行うかどうかの指示を更に含む。
【0022】
好ましくは、
前記すべての接続の情報は、各削除/移出された接続でのデータ伝送の伝送シーケンス状態を更に含み、前記伝送シーケンス状態は、アップリンクパケットデータプロトコル層サービスデータパケット(PDCP SDU)の受信状態指示、最初に欠落したアップリンクPDCP SDUのカウント番号及び最初に欠落したダウンリンクPDCP SDUのカウント番号のうちの任意の1つ又は任意のいくつかの組み合せを含む。
【0023】
好ましくは、
前記リソース接続ノードは、前記メイン接続ノードの指示に従って、接続の削除/移出を対応的に完了した後、前記メイン接続ノードに各削除/移出された接続でのデータ伝送の伝送シーケンス状態を送信し、前記伝送シーケンス状態は、アップリンクPDCP SDUの受信状態指示、最初に欠落したアップリンクPDCP SDUのカウント番号及び最初に欠落したダウンリンクPDCP SDUのカウント番号のうちの任意の1つ又は任意のいくつかの組み合せを含む。
【0024】
好ましくは、
前記メイン接続ノードにより送信された指示を受信した後、前記リソース接続ノードは前記UEと前記リソース接続ノードとの間のすべての接続を削除する。
【0025】
好ましくは、前記方法は、
前記UEは、前記少なくとも一部の接続を対応的に削除又は移動した後、前記メイン接続ノードに応答を送信することを更に含む。
【0026】
好ましくは、前記方法は、
前記UEがフィードバックした前記応答を受信した後、削除又は移動が成功したことを前記リソース接続ノードに通知することを更に含む。
【0027】
対応的に、本発明の実施例はアクセスネットワークエレメントを更に提供しており、
前記アクセスネットワークエレメントをメイン接続ノードとする場合、前記UEと1つのリソース接続ノードとの間の少なくとも一部の接続を削除又は移動する必要があるかどうかを確定するように設定される確定モジュール、
前記アクセスネットワークエレメントをメイン接続ノードとする場合、前記確定モジュールが、前記UEと1つのリソース接続ノードとの間の少なくとも一部の接続を削除又は移動する必要があると確定した時、前記少なくとも一部の接続を対応的に削除又は移動するように前記リソース接続ノードに指示するように設定される指示モジュールを備える。
【0028】
好ましくは、
前記指示モジュールは更に、前記アクセスネットワークエレメントをメイン接続ノードとする場合、前記確定モジュールが、前記UEと前記1つのリソース接続ノードとの間の少なくとも一部の接続を削除又は移動する必要があると確定した時、前記少なくとも一部の接続を対応的に削除又は移動するように前記UEに指示するように設定され、又は、前記アクセスネットワークエレメントをリソース接続ノードとする場合、メイン接続ノードにより送信された、少なくとも一部の接続を削除又は移動する指示を受信した後、前記少なくとも一部の接続を対応的に削除又は移動するように前記UEに指示するように更に設定される。
【0029】
好ましくは、
前記指示モジュールが、前記少なくとも一部の接続を対応的に削除又は移動するように前記リソース接続ノードに指示するように設定されることは、
前記指示モジュールが、前記リソース接続ノードがベアリングするユーザプレーンデータ伝送用の少なくとも一部の無線アクセスベアラ(RAB)を対応的に削除又は移動するように前記リソース接続ノードに指示するように設定されることを含む。
【0030】
好ましくは、
前記指示モジュールが、前記アクセスネットワークエレメントをメイン接続ノードとする場合、前記少なくとも一部の接続を対応的に削除又は移動するように前記UEに指示するように設定されることは、
前記指示モジュールが、前記アクセスネットワークエレメントをメイン接続ノードとする場合、前記少なくとも一部の接続を対応的に削除又は移動するように前記リソース接続ノードに指示すると同時に、前記少なくとも一部の接続を対応的に削除又は移動するように前記UEに指示するように設定されること、又は、
前記指示モジュールが、前記アクセスネットワークエレメントをメイン接続ノードとする場合、前記リソース接続ノードが前記少なくとも一部の接続を対応的に削除又は移動したことを知った後、前記少なくとも一部の接続を対応的に削除又は移動するように前記UEに指示するように設定されることを含む。
【0031】
好ましくは、
前記指示モジュールが、前記少なくとも一部の接続を削除又は移動するように前記UEに指示するように設定することは、
前記指示モジュールが、前記UEと前記リソース接続ノードとの間の少なくとも1つのユーザプレーンデータ無線ベアラ(DRB)、又は前記少なくとも1つのユーザプレーンDRB及び前記UEと前記リソース接続ノードとの間の少なくとも1つのコントロールプレーンシグナリング無線ベアラ(SRB)を削除又は移動するように前記UEに指示するように設定されることを含む。
【0032】
好ましくは、
前記確定モジュールが、前記UEと前記1つのリソース接続ノードとの間の少なくとも一部の接続を削除又は移動する必要があるかどうかを確定するように設定されることは、
前記確定モジュールが、受信した測定レポート、無線リソース管理(RRM)アルゴリズム、受信したリソースノードの負荷情報及びサービス伝送状況のうちの少なくとも1つの要素に基づいて、前記UEと前記1つのリソース接続ノードとの間の少なくとも一部の接続を削除又は移動する必要があるかどうかを判断するように設定されることを含む。
【0033】
好ましくは、
前記指示モジュールが、前記少なくとも一部の接続を対応的に削除又は移動するように前記リソース接続ノードに指示するように設定されることは、
前記指示モジュールが、前記リソース接続ノードに接続再設定要求を開始するように設定されることを含み、前記接続再設定要求は、前記メイン接続ノードにより削除すると決められた、又はリソース接続ノードから移出すると決められた接続の情報を含み、
前記接続の情報は少なくとも前記接続の識別情報を含む。
【0034】
好ましくは、
前記接続の情報は、前記指示モジュールの提供した各削除/移出された接続が前記リソース接続ノードと前記メイン接続ノードのXnインターフェースでデータ転送を行うアップリンク・ダウンリンクユーザプレーンGPRSトンネルプロトコルトンネル識別情報を更に含む。
【0035】
好ましくは、
前記接続の情報は、前記各削除/移出された接続がデータ転送を行うかどうかの指示情報を更に含み、
前記アクセスネットワークエレメントをリソース接続ノードとする場合、
データ転送を行うかどうかの指示情報の値がデータ転送を行う必要があることを表すと判断した場合、データを前記メイン接続ノードに転送するように設定される送信モジュールを更に備える。
【0036】
好ましくは、前記アクセスネットワークエレメントは、
前記アクセスネットワークエレメントをリソース接続ノードとする場合、前記メイン接続ノードの指示に従って、接続の削除/移出を対応的に完了した後、前記メイン接続ノードに、前記削除/移出されたすべての接続の識別情報を少なくとも含む削除/移出されたすべての接続の情報を送信するように設定される送信モジュールを更に備える。
【0037】
好ましくは、
前記送信モジュールの送信した前記削除/移出されたすべての接続の情報は、各削除/移出された接続がデータ転送を行うかどうかの指示を更に含む。
【0038】
好ましくは、
前記送信モジュールの送信した前記削除/移出されたすべての接続の情報は、各削除/移出された接続でのデータ伝送の伝送シーケンス状態を更に含み、前記伝送シーケンス状態は、アップリンクパケットデータプロトコル層サービスデータパケット(PDCP SDU)の受信状態指示、最初に欠落したアップリンクPDCP SDUのカウント番号及び最初に欠落したダウンリンクPDCP SDUのカウント番号のうちの任意の1つ又は任意のいくつかの組み合せを含む。
【0039】
好ましくは、
前記送信モジュールは更に、前記メイン接続ノードの指示に従って、接続の削除/移出を対応的に完了した後、前記メイン接続ノードに各削除/移出された接続でのデータ伝送の伝送シーケンス状態を送信するように設定され、前記伝送シーケンス状態は、アップリンクPDCP SDUの受信状態指示、最初に欠落したアップリンクPDCP SDUのカウント番号及び最初に欠落したダウンリンクPDCP SDUのカウント番号のうちの任意の1つ又は任意のいくつかの組み合せを含む。
【発明の効果】
【0040】
本発明の実施例は、二重接続アーキテクチャでUEとリソース接続ノードとの間の接続管理を実現し、特にリソース接続ノードがUEに情報伝送を提供することにもはや適していない、又はUEにこの前に確立されたすべての接続の情報伝送を提供することにもはや適していない場合の接続管理を実現する。
【発明を実施するための形態】
【0042】
以下、図面を参照しながら本発明の実施例を詳細に説明する。矛盾が生じない場合、本願における実施例及び実施例における特徴は互いに任意に組み合せることができる。
【0043】
図2において、エアインターフェースで、UEはUul及びUu2を介してeNBl及びeNB2に同時に接続されるが、コアネットワークに対する修正及びシグナリング衝突を軽減させるために、コントロールプレーンUEはeNBlのみを介してMMEに接続され、即ちeNBlは、UEとMMEのコントロールプレーンがアンカーにアクセスすることを実現する。本実施例において、UEコントロールプレーンがMMEのアンカーにアクセスする機能を実現するアクセスネットワークエレメント(例えば、
図2における基地局eNBl)をメイン接続ノードと称し、UEが接続した他のアクセスネットワークエレメント(例えば、
図2における基地局eNB2)をリソース接続ノードと称する。メイン接続ノードはUEに情報伝送を提供する以外、リソース接続ノードもUEに情報伝送を提供することができ、UEとメイン接続ノード及びリソース接続ノードとの間の情報伝送は、UEのハードウェア能力及びネットワークの構成状況に応じて、同時に伝送してもよく、時分割多重化の方式で協調伝送してもよい。
【0044】
本発明の実施例は、接続管理方法、特にリソース接続ノードがUEに情報伝送を提供することにもはや適していない場合の接続管理方法、即ち、UEとリソース接続ノードとの間の接続を削除する必要がある状況、又はUEとリソース接続ノードとの間の接続をメイン接続ノードに移動する必要があり、その後メイン接続ノードが更に前記接続を他のリソース接続ノードに移動できる状況に対する接続管理方法を提案する。上記UEとリソース接続ノードとの間の接続は、UEとリソース接続ノードとの間のユーザプレーンデータ接続を少なくとも含み、UEとリソース接続ノードとの間のコントロールプレーンシグナリング接続を更に含んでもよい。
【0045】
図3に示すように、UEは当初は2つ以上のアクセスネットワークエレメントと接続を確立し、接続管理方法であって、上記マルチ接続シーンに適用され、下記のステップを含む。
【0046】
301:メイン接続ノードは、UEと1つのリソース接続ノードとの間の一部又は全部の接続を削除又は移動する必要があることを判断する。
【0047】
そのうち、メイン接続ノードは、受信した測定レポート、RRM(Radio Resource Management、無線リソース管理)アルゴリズム、受信したリソース接続ノードの負荷情報及びサービス伝送状況のうちの任意の1つ又は任意のいくつかの組み合せの要素に基づいて、UEと1つのリソース接続ノードとの間の一部又は全部の接続を削除又は移動する必要があるかどうかを判断することができる。
【0048】
302:メイン接続ノードは、削除又は移動操作を開始し、前記操作は以下の302−1と302−2を含む。
【0049】
302−1:メイン接続ノードは、前記接続を削除又は移動するように前記リソース接続ノードに指示し、
そのうち、メイン接続ノードが前記リソース接続ノードに指示を出して削除又は移動した前記接続は、前記リソース接続ノードがベアリングする上記UEのユーザプレーンデータ伝送用の1つ以上の無線アクセスベアラ(Radio Access Bearer、RABと略称する)を指し、前記無線アクセスベアラは、エアインターフェースにおいて、即ち前記リソース接続ノードと前記UEとの間のユーザプレーンデータ無線ベアラ(Data Radio Bear、DRBと略称する)を指す。
【0050】
302−2:メイン接続ノードは前記接続を削除又は移動するようにUEに指示し、又は、リソース接続ノードはメイン接続ノードが送信してきた指示を受信した後、前記接続を削除又は移動するように前記UEに指示する。
【0051】
前記メイン接続ノード又は前記リソース接続ノードが、前記接続を削除又は移動するようにUEに指示する操作は、メイン接続ノード又は該リソース接続ノードがエアインターフェースメッセージを介して該接続を再設定することにより実現されてもよく、前記エアインターフェースメッセージにおいて、前記接続を再設定するUEの操作が、前記接続を削除することであるか、前記接続を削除して前記接続をUEとメイン接続ノードとの間に新規作成することであるかを指示し、後者は前記接続をメイン接続ノードに移動することに相当する。
【0052】
そのうち、メイン接続ノード又はリソース接続ノードがUEに指示を出して削除又は移動した前記接続は、前記UEと前記リソース接続ノードとの間の1つ以上のユーザプレーンDRB、又は前記1つ以上のユーザプレーンDRB及びUEと前記リソース接続ノードとの間の1つ以上のコントロールプレーンシグナリング無線ベアラ(Signaling Radio Bear、SRBと略称する)を指す。
【0053】
そのうち、302−2において、メイン接続ノードは前記接続を削除又は移動するように前記UEに指示すると、操作302−1と操作302−2は順に実行されてもよく、並行に実行されてもよく、302−2において、リソース接続ノードはメイン接続ノードの指示を受信した後、前記接続を削除又は移動するように前記UEに指示すると、操作302−1と操作302−2は順に実行される。
【0054】
上記方法により、UEとリソース接続ノードとの間の一部又は全部の接続を削除する状況に対して、リソース接続ノード及びUEは前記削除された一部又は全部の接続で情報を受信及び送信することを停止する。UEとリソース接続ノードとの間の一部又は全部の接続をメイン接続ノードに移動する状況に対して、移動が成功した後、メイン接続ノード及びUEはメイン接続ノードに移動された接続で情報を引き続き受信及び送信し、それにより接続が削除又は移動された後のデータの連続性を実現する。
【0055】
実施する場合、上記UEと接続を確立した2つ以上のアクセスネットワークエレメントは基地局であってもよいが、基地局に限られない。
【0056】
図4は、上記接続管理方法が二重接続シーンに適用される非限定的な模式図であり、UEはA点において、ノード1が配置されたセル1とノード2が配置されたセル2の共同カバレッジ領域内に位置し、従って、UEはA点においてノード1及びノード2と接続を同時に確立し、そのうち、ノード1はUEのメイン接続ノードであり、ノード2はUEのリソース接続ノードである。UEの移動ルートは図における矢印実線で示され、UEがA点からB点に移動した時、セル2の信号品質が劣化し、UEに情報伝送を提供することにもはや適合しなくなり、従って、UEとノード2との間の接続を削除する必要があり、又はUEとノード2との間の接続をメイン接続ノードに移動する必要がある。
【0057】
以下、非限定的な実施例を例として、図面を参照しながら、本発明の接続管理手段を詳細について説明する。以下の各非限定的な実施形態はいずれもLTEシステムでのUEと2つのノードとの二重接続を例とするが、本発明の実施例が、UEが3つ以上のノードと接続する例に応用できることを限定せず、本発明の実施例が他のワイヤレスネットワークシステムに応用できることを限定しない。
【0058】
実施形態1
図5は本実施形態での二重接続無線インターフェースコントロールプレーン構造の模式図である。そのうち、メイン接続ノード及びUEにはいずれも無線リソースコントロール(Radio Resource Control、RRCと略称する)エンティティが配置され、メイン接続ノード及びUEでのRRCエンティティは、関連技術のLTEシステムにおけるあらゆるRRC機能を実現し、システムブロードキャストメッセージの送受信及びRRC接続コントロールのすべての機能を含む。リソース接続ノードにはRRCエンティティ(
図5の灰色破線フレームで示す)が配置されてもよく、RRCエンティティが配置されなくてもよい。リソース接続ノードにRRCエンティティが配置されない状況に対して、メイン接続ノードは、UEとの間のRRCメッセージ伝送を担当し、リソース接続ノードにRRCエンティティが配置された状況に対して、メイン接続ノードとUEとの間にRRCメッセージを伝送することができる以外、リソース接続ノードとUEとの間にRRCメッセージを伝送することもできる。実施形態1において、リソース接続ノードにRRCエンティティが配置されるか配置されないかにもかかわらず、すべてのRRCメッセージはメイン接続ノードとUEとの間に伝送される。
【0059】
実施例1
本実施例は
図3に示すシーンに適用され、UEはもともとはメイン接続ノードとリソース接続ノードとの間に二重接続を確立したが、その後、UEはUEの所在するリソース接続ノードがカバーするセル(セル2)の信号品質が劣化したことを検出し、UEが引き続き前記リソース接続ノードにおいて接続を維持することにもはや適合されなくなり、本実施例において、メイン接続ノードは、UEと前記リソース接続ノードとの間の接続をメイン接続ノードに移動することを確定する。
図6に示すように、接続管理方法は以下の601〜607を含む。
【0060】
601:UEはメイン接続ノードに測定レポートを報告する。前記測定レポートはセル2の測定結果を含む。
【0061】
602:メイン接続ノードは測定レポートを受信した後、測定レポート及びメイン接続ノードのRRMに基づいて、UEのリソース接続ノードでの接続をメイン接続ノードに移動することを決める。
【0062】
本実施例において、UEの所在するリソース接続ノードがカバーするセル信号品質が劣化し、メイン接続ノードは測定レポート及びRRMに基づいて判断して、UEのリソース接続ノードでの接続をメイン接続ノードに移動することを決めたものであるが、これは、UEの所在するリソース接続ノードがカバーするセル信号品質が劣化しておらず、依然としてUEに接続を引き続き提供することに適合する場合に、メイン接続ノードが自身のRRMに基づいて、例えばメイン接続ノードが、メイン接続ノードリソースがUEのすべての接続にサービスを提供できるほど十分であると判断した場合、UEのリソース接続ノードでの接続をメイン接続ノードに移動することを決めたことを制限するものではない。
【0063】
603:メイン接続ノードはリソース接続ノードに接続再設定要求を送信する。
【0064】
そのうち、接続再設定要求は、メイン接続ノードにより前記リソース接続ノードから移出することを決められた接続の情報を含む。前記移出された接続の情報は、前記接続の識別情報を含んでもよく、メイン接続ノードが提供する各移出された接続の該リソース接続ノードとメイン接続ノードのXnインターフェースでデータ転送を行うアップリンク・ダウンリンクGTP−U(GPRS Tunnelling Protocol for the user plane、ユーザプレーンGPRSトンネルプロトコル)トンネル識別情報を含んでもよく、各移出された接続がデータ転送を行うかどうかの指示を含んでもよい。
【0065】
又は、本実施例において、セル2の信号品質が劣化し、メイン接続ノードはUEのリソース接続ノードでのすべての接続をメイン接続ノードに移動することを決め、このように、前記接続再設定要求メッセージはいかなる接続の情報を含まなくてもよく、前記接続再設定メッセージ自身がUEとリソース接続ノードとの間のすべての接続を移出することを表すように定義する。
【0066】
「接続再設定要求」は本実施例の示例的なメッセージ名称のみであり、メッセージ名称は本例示に限定されず、この説明は本発明の実施例のすべての実施例におけるすべてのメッセージ名称に適用できる。
【0067】
604:リソース接続ノードはメイン接続ノードに接続再設定応答を戻す。
【0068】
接続再設定応答はリソース接続ノードが移出したすべての接続の情報を含み、前記接続の情報は接続の識別情報を含んでもよく、各移出された接続がデータ転送を行うかどうかの指示を含んでもよい。また、接続再設定応答メッセージは各移出された接続でのデータ伝送の伝送シーケンス状態を含んでもよく、例えば、アップリンクPDCP SDU(Packet Data Convergence Protocol Service Data Unit、パケットデータプロトコル層サービスデータパケット)の受信状態指示、最初に欠落したアップリンクPDCP SDUのカウント番号及び最初に欠落したダウンリンクPDCP SDUのカウント番号のうちの任意の1つ又は任意のいくつかの組み合せを含む。
【0069】
勿論、前記各移出された接続でのデータ伝送の伝送シーケンス状態は、接続再設定応答から独立したメッセージ(
図6における604≡)を介してメイン接続ノードに送信されてもよい。
【0070】
ステップ603はデータ転送を行う必要があると指示すると、ステップ604と同期に、リソース接続ノードは604−1によりデータをメイン接続ノードに転送する。
【0071】
605:メイン接続ノードはRRC接続再設定メッセージをUEに送信し、UEと上記リソース接続ノードとの間の接続をメイン接続ノードに再設定するようにUEに指示する。
【0072】
606:UEはRRC接続再設定応答をフィードバックする。
【0073】
607:該ステップはオプションであり、メイン接続ノードはリソース接続ノードに、接続再設定が成功した、即ち接続移動が成功したことを通知する。
【0074】
本実施例の上記操作に基づいて、UEとリソース接続ノードとの間の一部又は全部の接続をメイン接続ノードに移動し、移動が成功した後、メイン接続ノード及びUEは、メイン接続ノードに移動された前記接続で情報を引き続き受信及び送信することができ、それにより接続移動とデータの連続を実現する。
【0075】
最適化において、本実施例1における接続管理プロセスは
図8によって最適化されてもよく、ステップ801、802、807はそれぞれステップ601、602、607と同じ、ステップ803、ステップ804、804’、804−1の説明はそれぞれステップ603、ステップ604、604’と同じ、ステップ803−x、804−xの説明はそれぞれステップ605、606と同じである。即ち、上記プロセスとの区別は、メイン接続ノードが、UEとリソース接続ノードとの間の接続を移動するようにリソース接続ノードに指示する操作(ステップ803、ステップ804、804’、804−1)とメイン接続ノードが、該UEとリソース接続ノードとの間の接続を移動するようにUEに指示する操作(ステップ803−x、ステップ804−x)が、並行に実行することができることである。
【0076】
実施例2
本実施例は、UEはもともとはメイン接続ノードとリソース接続ノードとの間に二重接続を確立したが、その後、サービストラフィックが減少するため、UEとネットワークのオーバーヘッドを低減させるために、UEとリソース接続ノードとの間の接続を削除する必要があり、単一接続状態に戻るというシーンに適用できる。本実施例において、メイン接続ノードはUEとリソース接続ノードとの間の接続を削除する必要があると確定する。
図7に示すように、接続管理方法は以下の701〜706を含む。
【0077】
701:メイン接続ノードはサービストラフィックが低下したことを判断し、UEとリソース接続ノードとの間のデータ伝送が終わった時、メイン接続ノードはUEのリソース接続ノードでの接続を削除することを決める。
702:メイン接続ノードはリソース接続ノードに接続再設定要求を送信し、前記接続再設定要求はメイン接続ノードにより削除することを決められた接続の情報を含む。又は本実施例において、UEとリソース接続ノードとの間のデータ伝送がすでに終わり、前記接続再設定要求メッセージはいかなる接続の情報を含まなくてもよく、前記接続再設定メッセージ自身がUEとリソース接続ノードとの間のすべての接続を削除することを表すように定義する。
703:リソース接続ノードはメイン接続ノードに接続再設定応答を戻し、前記接続再設定応答はリソース接続ノードが削除したすべての接続の情報を含み、又は本実施例において、UEとリソース接続ノードとの間のデータ伝送がすでに終わり、前記接続再設定応答メッセージはいかなる接続の情報を含まなくてもよく、即ちリソース接続ノードが該リソース接続ノードとUEとの間のすべての接続を削除したことを表すことができる。
704:メイン接続ノードはRRC接続再設定メッセージをUEに送信し、該RRC接続再設定メッセージは上記リソース接続ノードとの間のすべての接続を削除するようにUEに指示する。
705:UEはRRC接続再設定応答をフィードバックする。
706:該ステップはオプションであり、メイン接続ノードはリソース接続ノードに、接続再設定が成功した、即ち接続削除が成功したことを通知する。
【0078】
好ましくは、本実施例における接続管理プロセスは
図9によって最適化されてもよく、ステップ901、906の説明はそれぞれステップ701、706と同じ、ステップ902、903の説明はそれぞれステップ702、703と同じ、ステップ902−x、903−xの説明はそれぞれステップ704、705と同じである。即ち、上記プロセスとの区別は、メイン接続ノードが、UEとリソース接続ノードとの間の接続を削除するようにリソース接続ノードに指示する操作(ステップ902、903)とメイン接続ノードが、UEとリソース接続ノードとの間の接続を削除するようにUEに指示する操作(ステップ902−x、ステップ903−x)が、並行に実行することができることである。
【0079】
本実施例の以上の操作に基づいて、UEとリソース接続ノードとの間の一部又は全部の接続を削除した後、リソース接続ノード及びUEは前記削除された一部又は全部の接続で情報を受信及び送信することを停止する。
【0080】
実施例3
本実施例は、UEはもともとはメイン接続ノードとリソース接続ノードとの間に二重接続を確立したが、その後、リソース接続ノードの負荷が大きすぎるため、UEとリソース接続ノードとの間の一部又は全部の接続をメイン接続ノードに移動する必要があるというシーンに適用できる。本実施例において、メイン接続ノードはUEとリソース接続ノードとの間の一部又は全部の接続をメイン接続ノードに移動することを決めて開始する。
図10に示すように、本実施例の接続管理方法は以下の1001〜1007を含む。
【0081】
1001:リソース接続ノードは自身の負荷情報をメイン接続ノードに通知する。前記負荷情報は、ハードウェア負荷、トランスポート層負荷、無線リソース負荷及び干渉負荷等の情報のうちの任意の1種又は任意の複数種の組み合わせを含んでもよい。
【0082】
1002:メイン接続ノードは受信した負荷情報及びRRMアルゴリズムに基づいて、リソース接続ノードでの一部又は全部の接続をメイン接続ノードに移動することを決める。勿論、メイン接続ノードの負荷及びRRMアルゴリズム結果に基づいて、メイン接続ノードはリソース接続ノードでの一部又は全部の接続を削除することを選択してもよい。
【0083】
1003〜1007は、実施例1のステップ603〜607の説明と同じであり、繰り返して説明しない。
【0084】
好ましくは、
図10に示す接続管理プロセスで最適化してもよく、即ち、メイン接続ノードが、UEとリソース接続ノードとの間の接続を移動するようにリソース接続ノードに指示する操作(ステップ1003、1003’、1003−1、1004)とメイン接続ノードが、UEとリソース接続ノードとの間の接続を移動するようにUEに指示する操作(ステップ1005、1006)は、並行に実行することができる。
【0085】
本実施例の以上の操作に基づいて、UEとリソース接続ノードとの間の一部又は全部の接続をメイン接続ノードに移動することに成功した後、メイン接続ノード及びUEはメイン接続ノードに移動された前記接続で引き続き情報を受信及び送信することができ、それにより接続移動及びデータの連続を実現する。
【0086】
以上の3つの実施例を結合し、
図11は実施形態1の方法フローチャートである。UEがもともとは2つ以上の接続ノードと接続を確立したことを仮定し、
図11に示すように、接続管理方法は以下の1101〜1102を含む。
【0087】
1101:メイン接続ノードは、UEと1つのリソース接続ノードとの間の一部又は全部の接続を削除又は移動する必要があると判断する。
【0088】
そのうち、メイン接続ノードは受信した測定レポート、RRMアルゴリズム、受信したリソースノードの負荷情報、サービス伝送状況のうちの1つ又は任意複数の要素に基づいて、UEと1つのリソース接続ノードとの間の一部又は全部の接続を削除又は移動する必要があるかどうかを判断する。
【0089】
1102:メイン接続ノードは前記削除又は移動操作を開始し、前記操作は以下の1102−1と1102−2を含む。
1102−1:メイン接続ノードは、前記接続を削除又は移動するように前記リソース接続ノードに指示する。
1102−2:メイン接続ノードは、前記接続を削除又は移動するように前記UEに指示する。
【0090】
そのうち、以上の操作1102−1及び操作1102−2は順に実行されてもよく、並行に実行されてもよい。
【0091】
実施形態1の方法を採用し、UEとリソース接続ノードとの間の一部又は全部の接続を削除する状況に対して、リソース接続ノード及びUEは前記削除された一部又は全部の接続で情報を受信及び送信することを停止し、UEとリソース接続ノードとの間の一部又は全部の接続をメイン接続ノードに移動する状況に対して、移動が成功した後、メイン接続ノード及びUEはメイン接続ノードに移動した前記接続で情報を引き続き受信及び送信することができ、それにより、接続の削除又は接続の移動及びデータの連続を実現し、マルチ接続アーキテクチャでUEとリソース接続ノードとの間の接続管理を実現する。
【0092】
実施形態2
図12は、本実施形態の、二重接続無線インターフェースコントロールプレーン構造の模式図である。そのうち、メイン接続ノード及びUEにはいずれもRRCエンティティが配置され、メイン接続ノード及びUEでのRRCエンティティは関連技術のLTEシステムにおけるあらゆるRRC機能を実現し、システムブロードキャストメッセージの送受信及びRRC接続コントロールのすべての機能を含む。リソース接続ノードにもRRCエンティティが配置され、メイン接続ノードとUEの間にRRCメッセージを伝送することができる以外、リソース接続ノードとUEの間にRRCメッセージを伝送することもできる。
【0093】
実施例1
本実施例は
図3に示すシーンに適用され、UEはもともとはメイン接続ノードとリソース接続ノードとの間に二重接続を確立したが、その後、UEはUEの所在するリソース接続ノードがカバーするセル(セル2)の信号品質が劣化したことを検出し、UEが引き続き前記リソース接続ノードにおいて接続を維持することにもはや適合されなくなり、本実施例において、メイン接続ノードは、UEと該リソース接続ノードとの間の接続をメイン接続ノードに移動することを確定する。
図13は実施形態2の実施例1に係る接続管理フローチャートであり、以下の1301〜1306を含む。
【0094】
1301〜1303:実施形態1の実施例1のステップ601〜603の記述と同じ、ここでは繰り返して説明しない。
1304:リソース接続ノードはメイン接続ノードに接続再設定応答を戻し、実施形態1の実施例1のステップ604の記述と同じである。
ステップ1034’、1034−1の操作も実施形態1の実施例1のステップ604’、604−1の記述と同じである。
1304−x:該ステップはステップ1304と並行に実行されてもよい。リソース接続ノードはRRC接続再設定メッセージをUEに送信し、即ち、リソース接続ノードはUEとリソース接続ノードとの間の接続をメイン接続ノードに再設定するようにUEに指示する。
1035〜1036:実施形態1の実施例1のステップ606〜607の記述と同じである。
【0095】
実施例2
本実施例は、UEが元々メイン接続ノードとリソース接続ノードとの間に二重接続を確立したが、その後、サービストラフィックが減少するため、UEとネットワークのオーバーヘッドを低減させるために、UEとリソース接続ノードとの間の接続を削除する必要があり、単一接続状態に戻るということに適用できる。本実施例において、メイン接続ノードはUEとリソース接続ノードとの間の接続を削除する必要があると確定する。
図14は実施形態2の実施例2に係る接続管理フローチャートであり、以下の1401〜1404を含む。
【0096】
1401〜1402:実施形態1の実施例2のステップ701〜702の記述と同じ、ここでは繰り返して説明しない。
1403:リソース接続ノードはメイン接続ノードに接続再設定応答を戻し、前記接続再設定応答はリソース接続ノードが削除したすべての接続の情報を含み、又は本実施例において、UEとリソース接続ノードとの間のデータ伝送がすでに終わり、前記接続再設定応答メッセージはいかなる接続の情報を含まなくてもよい。
1403−x:リソース接続ノードはRRC接続再設定メッセージをUEに送信し、リソース接続ノードとの間のすべてのユーザプレーンデータ接続を削除するようにUEに指示し、該ステップはステップ1403と並行に実行されてもよい。
1404:ステップ1403−xにおいてUEとリソース接続ノードとの間のすべてのユーザプレーンデータ接続を削除したが、UEとリソース接続ノードとの間のコントロールプレーンシグナリング接続を保持し、従って、本実施例において、UEはRRC接続再設定応答メッセージをリソース接続ノードにフィードバックする。
【0097】
実施例3
本実施例は、UEはもともとはメイン接続ノードとリソース接続ノードとの間に二重接続を確立したが、その後、リソース接続ノードの負荷が大きすぎるため、UEとリソース接続ノードとの間の一部又は全部の接続をメイン接続ノードに移動する必要があるということに適用できる。本実施例において、メイン接続ノードはUEとリソース接続ノードとの間の一部又は全部の接続をメイン接続ノードに移動することを決めて開始する。
図15は実施形態2の実施例3に係る接続管理フローチャートであり、以下の1501〜1505を含む。
【0098】
1501〜1503:実施形態1の実施例3のステップ1001〜1003の記述と同じ、ここでは繰り返して説明しない。
1504、1504’、1504−1:実施形態1の実施例1のステップ604、604’、604−1の記述と同じである。
1504−x:該ステップと1504は同期して実行され、リソース接続ノードはRRC接続再設定メッセージをUEに送信し、リソース接続ノードとの間のすべてのユーザプレーンデータ接続を削除するようにUEに指示する。
1505:ステップ1403−xにおいてUEとリソース接続ノードとの間のすべてのユーザプレーンデータ接続を削除したが、UEとリソース接続ノードとの間のコントロールプレーンシグナリング接続を保持し、従って、本実施例において、UEはRRC接続再設定応答メッセージをリソース接続ノードにフィードバックする。勿論、本実施例において、ステップ1504−xはUEとリソース接続ノードとの間のすべてのユーザプレーンデータ接続及びコントロールプレーンシグナリング接続を削除してもよく、このように、該ステップにおいてUEはRRC接続再設定応答メッセージをメイン接続ノードにフィードバックする。
【0099】
以上の3つの実施例を結合し、
図16に示すように、実施形態2の接続管理方法は、UEがもともとは2つ以上の接続ノードと接続を確立した状況に適用され、以下の1601〜1602を含む。
【0100】
1601:メイン接続ノードは、UEと1つのリソース接続ノードとの間の一部又は全部の接続を削除又は移動する必要があると判断する。
そのうち、メイン接続ノードは受信した測定レポート、RRMアルゴリズム、受信したリソースノードの負荷情報、サービス伝送状況のうちの1つ又は任意複数の要素に基づいて、UEと1つのリソース接続ノードとの間の一部又は全部の接続を削除又は移動する必要があるかどうかを判断する。
【0101】
1602:メイン接続ノードは前記削除又は移動操作を開始し、前記操作は以下の1602−1と1602−2を含む。
1602−1:メイン接続ノードは、前記接続を削除又は移動するように前記リソース接続ノードに指示する。
1602−2:リソース接続ノードはメイン接続ノードの指示を受信した後、前記接続を削除又は移動するように前記UEに指示する。
【0102】
そのうち、以上の操作1602−1及び操作1602−2は順に実行される。
【0103】
実施形態2の方法を採用し、UEとリソース接続ノードとの間の一部又は全部の接続を削除する状況に対して、リソース接続ノード及びUEは前記削除された一部又は全部の接続で情報を受信及び送信することを停止する。UEとリソース接続ノードとの間の一部又は全部の接続をメイン接続ノードに移動する状況に対して、移動が成功した後、メイン接続ノード及びUEはメイン接続ノードに移動した前記接続で情報を引き続き受信及び送信することができ、それにより、接続の削除又は接続の移動及びデータの連続を実現し、マルチ接続アーキテクチャでUEとリソース接続ノードとの間の接続管理を実現する。
【0104】
また、本実施例において、アクセスネットワークエレメントを更に提供しており、
前記アクセスネットワークエレメントをメイン接続ノードとする場合、前記UEと1つのリソース接続ノードとの間の少なくとも一部の接続を削除又は移動する必要があるかどうかを確定するように設定される確定モジュール、
前記アクセスネットワークエレメントをメイン接続ノードとする場合、前記確定モジュールが、前記UEと1つのリソース接続ノードとの間の少なくとも一部の接続を削除又は移動する必要があると確定した時、前記少なくとも一部の接続を対応的に削除又は移動するように前記リソース接続ノードに指示するように設定される指示モジュールを備える。
【0105】
好ましくは、
前記指示モジュールは更に、前記アクセスネットワークエレメントをメイン接続ノードとする場合、前記確定モジュールが、前記UEと1つのリソース接続ノードとの間の少なくとも一部の接続を削除又は移動する必要があると確定した時、前記少なくとも一部の接続を対応的に削除又は移動するように前記UEに指示するように設定され、又は、前記アクセスネットワークエレメントをリソース接続ノードとする場合、メイン接続ノードにより送信された、少なくとも一部の接続を削除又は移動する指示を受信した後、前記少なくとも一部の接続を対応的に削除又は移動するように前記UEに指示するように更に設定される。
【0106】
好ましくは、
前記指示モジュールが、前記少なくとも一部の接続を対応的に削除又は移動するように前記リソース接続ノードに指示するように設定されることは、
前記指示モジュールが、前記リソース接続ノードがベアリングするユーザプレーンデータ伝送用の少なくとも一部の無線アクセスベアラ(RAB)を対応的に削除又は移動するように前記リソース接続ノードに指示するように設定されることを含む。
【0107】
好ましくは、
前記指示モジュールが、前記アクセスネットワークエレメントをメイン接続ノードとする場合、前記少なくとも一部の接続を対応的に削除又は移動するように前記UEに指示するように設定されることは、
前記指示モジュールが、前記アクセスネットワークエレメントをメイン接続ノードとする場合、前記少なくとも一部の接続を対応的に削除又は移動するように前記リソース接続ノードに指示すると同時に、前記少なくとも一部の接続を対応的に削除又は移動するように前記UEに指示するように設定されること、又は、
前記指示モジュールが、前記アクセスネットワークエレメントをメイン接続ノードとする場合、前記リソース接続ノードが前記少なくとも一部の接続を対応的に削除又は移動したことを知った後、前記少なくとも一部の接続を対応的に削除又は移動するように前記UEに指示するように設定されることを含む。
【0108】
好ましくは、
前記指示モジュールが、前記少なくとも一部の接続を削除又は移動するように前記UEに指示するように設定されることは、
前記指示モジュールが、前記UEと前記リソース接続ノードとの間の少なくとも1つのユーザプレーンデータ無線ベアラ(DRB)、又は前記少なくとも1つのユーザプレーンDRB及び前記UEと前記リソース接続ノードとの間の少なくとも1つのコントロールプレーンシグナリング無線ベアラ(SRB)を削除又は移動するように前記UEに指示するように設定されることを含む。
【0109】
好ましくは、
前記確定モジュールが、前記UEと1つのリソース接続ノードとの間の少なくとも一部の接続を削除又は移動する必要があるかどうかを確定するように設定されることは、
前記確定モジュールが、受信した測定レポート、無線リソース管理(RRM)アルゴリズム、受信したリソースノードの負荷情報及びサービス伝送状況のうちの少なくとも1つの要素に基づいて、前記UEと1つのリソース接続ノードとの間の少なくとも一部の接続を削除又は移動する必要があるかどうかを判断するように設定されることを含む。
【0110】
好ましくは、
前記指示モジュールが、前記少なくとも一部の接続を対応的に削除又は移動するように前記リソース接続ノードに指示するように設定されることは、
前記指示モジュールが、前記リソース接続ノードに接続再設定要求を開始するように設定されることを含み、前記接続再設定要求は、前記メイン接続ノードにより削除すると決められた、又はリソース接続ノードから移出すると決められた接続の情報を含み、
前記接続の情報は少なくとも前記接続の識別情報を含む。
【0111】
好ましくは、
前記接続の情報は、前記指示モジュールの提供した各削除/移出された接続が前記リソース接続ノードとメイン接続ノードのXnインターフェースでデータ転送を行うアップリンク・ダウンリンクユーザプレーンGPRSトンネルプロトコルトンネル識別情報を更に含む。
【0112】
好ましくは、
前記接続の情報は前記各削除/移出された接続がデータ転送を行うかどうかの指示情報を更に含み、
前記アクセスネットワークエレメントをリソース接続ノードとする場合、
前記データ転送を行うかどうかの指示情報の値がデータ転送を行う必要があることを表すと判断した場合、データを前記メイン接続ノードに転送するように設定される送信モジュールを更に備える。
【0113】
好ましくは、前記アクセスネットワークエレメントは、
前記アクセスネットワークエレメントをリソース接続ノードとする場合、前記メイン接続ノードの指示に従って、接続の削除/移出を対応的に完了した後、前記メイン接続ノードに、前記削除/移出されたすべての接続の識別情報を少なくとも含む削除/移出されたすべての接続の情報を送信するように設定される送信モジュールを更に備える。
【0114】
好ましくは、
前記送信モジュールの送信した前記削除/移出されたすべての接続の情報は、各削除/移出された接続がデータ転送を行うかどうかの指示を更に含む。
【0115】
好ましくは、
前記送信モジュールの送信した前記削除/移出されたすべての接続の情報は、各削除/移出された接続でのデータ伝送の伝送シーケンス状態を更に含み、前記伝送シーケンス状態は、アップリンクパケットデータプロトコル層サービスデータパケット(PDCP SDU)の受信状態指示、最初に欠落したアップリンクPDCP SDUのカウント番号及び最初に欠落したダウンリンクPDCP SDUのカウント番号のうちの任意の1つ又は任意のいくつかの組み合せを含む。
【0116】
好ましくは、
前記送信モジュールは更に、前記メイン接続ノードの指示に従って、接続の削除/移出を対応的に完了した後、前記メイン接続ノードに各削除/移出された接続でのデータ伝送の伝送シーケンス状態を送信するように設定され、前記伝送シーケンス状態は、アップリンクPDCP SDUの受信状態指示、最初に欠落したアップリンクPDCP SDUのカウント番号及び最初に欠落したダウンリンクPDCP SDUのカウント番号のうちの任意の1つ又は任意のいくつかの組み合せを含む。
【0117】
当業者は、上記方法における全部又は一部のステップをプログラムによって関連ハードウェアに命令を出して完成させることができ、前記プログラムはコンピュータ読み取り可能な記憶媒体、例えば読取り専用メモリ、ディスク又は光ディスク等に記憶してもよいと理解することができる。選択的に、上記実施例の全部又は一部のステップが1つ又は複数のICにより実現されてもよい。それに対応して、上記実施例における各モジュール/ユニットはハードウェアの形式で実現されてもよく、ソフトウェア機能モジュールの形式で実現されてもよい。本発明の実施例はいかなる特定形式のハードウェアとソフトウェアの組合せに限らない。
【0118】
以上は本発明の好適な実施例に過ぎず、本発明の実施例の保護範囲を制限するものではない。本発明の実施例の発明内容に基づいて、他の複数種の実施例を有し得る。本発明の実施例の趣旨及びその実質を逸脱しない場合に、当業者は、本発明の実施例に基づいて各種の対応する変更及び変形を行うことができ、本発明の実施例の趣旨及び原則内で行ったいかなる変更、等価置換、改良等は、いずれも本発明の実施例の保護範囲内に属すべきである。