【文献】
LINE PLAY×LINE cameraスペシャルコラボ!アイアバターがカメラスタンプとして使えるようになりました!,[online],2014年10月25日,2018年1月24日検索,URL,http://camera-official-blog.line.me/ja/archives/1011559356.html
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記1又は複数のコンピュータプロセッサは、更に、前記登録されたアバター画像に対する評価に少なくとも基づいて前記登録されたアバター画像の第1のポイントを算出する処理と、算出した第1のポイントに少なくとも基づいて、複数のユーザによってそれぞれ登録された複数のアバター画像のランキングを設定する処理と、を実行する、
請求項1のシステム。
前記アバター画像オブジェクトを提供する処理は、前記登録された複数のアバター画像のランキングが上位である所定数の上位アバター画像の各々に対応するアバター画像オブジェクトを複数のユーザに提供することを含む、
請求項2のシステム。
前記第1のポイントを算出する処理は、前記登録されたアバター画像に関連付けられた特定のSNSに対する投稿に応じて、前記登録されたアバター画像の第1のポイントを増加させることを含む、
請求項2ないし5何れかのシステム。
前記1又は複数のコンピュータプロセッサは、更に、前記登録されたアバター画像に対する評価、及び、前記登録されたアバター画像に設定されている1又は複数のアイテムの各々の第2のポイントに少なくとも基づいて、前記登録されたアバター画像の第1のポイントを算出する処理を実行する、
請求項9又は10のシステム。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
【0012】
図1は、本発明の一実施形態に係るコンテスト提供システム10を含むネットワークの構成を概略的に示す構成図である。システム10は、
図1に示すように、インターネット等のネットワーク20を介してユーザ端末30と通信可能に接続されている。
図1においては、1つのユーザ端末30のみが図示されているが、システム10は、複数のユーザ端末30と通信可能に接続されている。システム10は、ユーザ端末30のユーザに対してアバター画像のコンテストを提供し、当該コンテストにおけるアバター画像に対する評価を管理する機能を有する。
【0013】
システム10は、一般的なコンピュータとして構成されており、
図1に示すように、CPU(コンピュータプロセッサ)11と、メインメモリ12と、ユーザI/F13と、通信I/F14と、ストレージ(記憶装置)15とを備え、これらの各構成要素が図示しないバス等を介して電気的に接続されている。
【0014】
CPU11は、ストレージ15等に記憶されている様々なプログラムをメインメモリ12に読み込んで、当該プログラムに含まれる各種の命令を実行する。メインメモリ12は、例えば、DRAM等によって構成される。
【0015】
ユーザI/F13は、ユーザとの間で情報をやり取りするための各種の入出力装置を含む。ユーザI/F13は、例えば、キーボード、ポインティングデバイス(例えば、マウス、タッチパネル等)等の情報入力装置、マイクロフォン等の音声入力装置、カメラ等の画像入力装置を含む。また、ユーザI/F13は、ディスプレイ等の画像出力装置、スピーカ等の音声出力装置を含む。
【0016】
通信I/F14は、ネットワークアダプタ等のハードウェア、各種の通信用ソフトウェア、又はこれらの組み合わせとして実装され、ネットワーク20等を介した有線又は無線の通信を実現できるように構成されている。
【0017】
ストレージ15は、例えば磁気ディスク、フラッシュメモリ等によって構成される。ストレージ15は、オペレーティングシステムを含む様々なプログラム、及び各種データ等を記憶する。
【0018】
本実施形態において、システム10は、それぞれが上述したハードウェア構成を有する複数のコンピュータを用いて構成され得る。例えば、システム10は、複数のサーバ装置によって構成され得る。
【0019】
このように構成されたコンテスト提供システム10は、ウェブサーバ及びアプリケーションサーバとしての機能を有し、ユーザ端末30にインストールされているウェブブラウザ又はその他のアプリケーションからの要求に応答して各種の処理を実行し、当該処理の結果に応じた画面データ(例えば、HTMLデータ)及び制御データ等をユーザ端末30に送信する。ユーザ端末30では、受信したデータに基づくウェブページ又はその他の画面が表示される。
【0020】
ユーザ端末30は、一般的なコンピュータとして構成されており、
図1に示すように、CPU(コンピュータプロセッサ)31と、メインメモリ32と、ユーザI/F33と、通信I/F34と、ストレージ(記憶装置)35と、を備え、これらの各構成要素が図示しないバス等を介して電気的に接続されている。
【0021】
CPU31は、ストレージ35等に記憶されている様々なプログラムをメインメモリ32に読み込んで、当該プログラムに含まれる各種の命令を実行する。メインメモリ32は、例えば、DRAM等によって構成される。
【0022】
ユーザI/F33は、ユーザとの間で情報をやり取りするための各種の入出力装置である。ユーザI/F33は、例えば、キーボード、ポインティングデバイス(例えば、マウス、タッチパネル等)等の情報入力装置、マイクロフォン等の音声入力装置、カメラ等の画像入力装置を含む。また、ユーザI/F33は、ディスプレイ等の画像出力装置、スピーカ等の音声出力装置を含む。
【0023】
通信I/F34は、ネットワークアダプタ等のハードウェア、各種の通信用ソフトウェア、及びこれらの組み合わせとして実装され、ネットワーク20等を介した有線又は無線の通信を実現できるように構成されている。
【0024】
ストレージ35は、例えば磁気ディスク又はフラッシュメモリ等によって構成される。ストレージ35は、オペレーティングシステムを含む様々なプログラム及び各種データ等を記憶する。ストレージ35が記憶するプログラムは、アプリケーションマーケット等からダウンロードされてインストールされ得る。
【0025】
本実施形態において、ユーザ端末30は、スマートフォン、タブレット端末、ウェアラブルデバイス、パーソナルコンピュータ、又はゲームコンソール等として構成され得る。
【0026】
次に、本実施形態のコンテスト提供システム10が有する機能について説明する。
図2は、システム10が有する機能を概略的に示すブロック図である。システム10は、図示するように、様々な情報を記憶及び管理する情報記憶管理部41と、アバター画像の管理に関する処理を実行するアバター画像管理部43と、アバター画像に対応するアバタースタンプ(アバター画像オブジェクト)の提供に関する処理を実行するアバタースタンプ提供部45と、複数のユーザ間で行われる所定のコミュニケーションの制御に関する処理を実行するコミュニケーション制御部47とを有する。これらの機能は、CPU11及びメインメモリ12等のハードウェア、並びに、ストレージ15等に記憶されている各種プログラムやデータ等が協働して動作することによって実現され、例えば、メインメモリ12に読み込まれたプログラムに含まれる命令をCPU11が実行することによって実現される。また、
図2に示す機能の一部又は全部は、システム10とユーザ端末30とが協働することによって実現され、又は、ユーザ端末30によって実現され得る。
【0027】
システム10の情報記憶管理部41は、ストレージ15等において様々な情報を記憶及び管理する。システム10のアバター画像管理部43は、アバター画像の管理に関する様々な処理を実行する。本実施形態において、アバター画像管理部43は、コンテストにおけるアバター画像の登録を受け付けるように構成されている。例えば、アバター画像管理部43は、ユーザ端末30において表示される画面を介してユーザからアバター画像を受け付けて、受け付けたアバター画像をストレージ15等に登録するように構成される。
【0028】
また、アバター画像管理部43は、登録されたアバター画像に対する評価を受け付けるように構成されている。例えば、アバター画像管理部43は、特定のユーザによって登録されたアバター画像に対する他のユーザによる評価をユーザ端末30において表示される画面を介して受け付けるように構成される。各アバター画像の評価は、例えば、ストレージ15等において管理される。
【0029】
システム10のアバタースタンプ提供部45は、アバタースタンプの提供に関する様々な処理を実行する。本実施形態において、アバタースタンプ提供部45は、登録されたアバター画像に対する評価に少なくとも基づいて、当該アバター画像に対応するアバタースタンプを提供するように構成されている。アバタースタンプは、コミュニケーション制御部47によって制御される所定のコミュニケーションにおけるメッセージとして利用可能なスタンプ(画像オブジェクト)であって、登録されたアバター画像に対応するものである。例えば、アバター画像に対応するアバタースタンプは、当該アバター画像と同一の又は類似する外観を有する。例えば、ユーザが保有するスタンプに関する保有スタンプ情報は、ストレージ15等において管理され、アバタースタンプ提供部45によるアバタースタンプの提供に応じて当該保有スタンプ情報が更新される。
【0030】
システム10のコミュニケーション制御部47は、所定のコミュニケーションの制御に関する様々な処理を実行する。所定のコミュニケーションは、複数のユーザ間でメッセージ等のやり取りが行われるものであり、例えば、テキストチャット、及び、掲示板等を含む。
【0031】
このように、本実施形態におけるコンテスト提供システム10は、登録されたアバター画像に対する評価を受け付ける一方、当該評価に少なくとも基づいてアバター画像に対応するアバタースタンプを提供する。従って、ユーザは、アバター画像に対する評価が行われるコンテストが終了した後においても、当該評価に基づいて提供される対応するアバタースタンプの利用を継続して楽しむことができる。
【0032】
本実施形態において、アバター画像管理部43は、登録されたアバター画像に対する評価に少なくとも基づいて複数のアバター画像のランキングを設定するように構成され得る。例えば、アバター画像管理部43は、登録されたアバター画像に対する評価に少なくとも基づいて当該登録されたアバター画像の第1のポイントを算出し、算出した第1のポイントに少なくとも基づいて、複数のユーザによってそれぞれ登録された複数のアバター画像のランキングを設定するように構成され得る。設定されたランキングはユーザからの要求に応答して当該ユーザに提示(例えば、ユーザ端末30に表示)され得る。こうした構成は、アバター画像に対する評価に基づくランキングの設定を可能とする。
【0033】
本実施形態において、アバタースタンプ提供部45は、登録された複数のアバター画像のランキングが上位である所定数の上位アバター画像の各々に対応するアバタースタンプを複数のユーザ(例えば、コンテストに参加した(アバター画像を登録した)全てのユーザ等)に提供するように構成され得る。こうした構成は、ランキング上位のアバター画像に対応するアバタースタンプが複数のユーザに提供されるから、質の高いスタンプをユーザに提供できるとともに、上位にランキングすることに対するユーザのモチベーションを向上させる。また、アバター画像に対応するアバタースタンプを入手するためには当該アバター画像のランキングが上位となる必要があるから、ユーザにコンテストへの参加(気になるアバター画像に対する評価)を促すことができ、コンテストを活性化させることができる。
【0034】
また、アバター画像管理部43は、所定の期間に限定してアバター画像に対する評価を受け付ける(つまり、アバター画像に対する評価期間を設ける)ように構成することができ、この場合、所定の期間中、及び、所定の期間後において、アバタースタンプ提供部45が提供するアバタースタンプの範囲(種類)が異なるようにしても良い。例えば、アバタースタンプ提供部45は、アバター画像に対する評価を受け付ける所定の期間中においては、ユーザ自身が登録したアバター画像に対応するアバタースタンプをユーザに提供する(つまり、特定のユーザによって登録された特定のアバター画像に対応する特定のアバタースタンプを当該特定のユーザに提供する)一方、当該所定の期間の後においては、ランキングが上位である所定数の上位アバター画像の各々に対応するアバタースタンプを複数のユーザの各々に提供する(つまり、上記特定のアバター画像が所定数の上位アバター画像に含まれる場合には、上記特定のアバタースタンプを他のユーザにも提供する)ように構成される。こうした構成は、評価を受け付ける期間中において、ユーザが登録したアバター画像に対応するアバタースタンプがユーザ自身に提供されるから、ユーザは、当該アバタースタンプを所定のコミュニケーションにおいて利用することにより、ユーザ自身のアバター画像の他のユーザに対するアピールが可能となる。この結果、コンテストの活性化が実現され得る。
【0035】
また、アバタースタンプ提供部45は、アバター画像に対する評価を受け付ける所定の期間の前(例えば、アバター画像の登録を受け付ける期間)において、所定のアバタースタンプ(例えば、コンテストの運営者によって準備されるスタンプ)を複数のユーザに提供するように構成され得る。こうした構成は、例えば、当該所定のアバタースタンプが所定のコミュニケーションにおいて利用されることによるコンテストの宣伝効果を期待することができ、アバター画像の登録(コンテストへのエントリー)を多くのユーザに対して促し得る。
【0036】
また、アバター画像管理部43は、登録されたアバター画像に関連付けられた特定のSNSに対する投稿に応じて、ランキングの設定に用いられる上記第1のポイントを増加させるように構成され得る。こうした構成は、登録されたアバター画像に関連付けられた投稿が促進され、コンテストの宣伝効果を期待することができる。
【0037】
本実施形態において、アバター画像は、アバター本体に対して1又は複数のアイテムが設定されるように構成することができる。例えば、ユーザからアバター画像を受け付ける画面は、利用可能な複数のアイテムの中からアバター本体に対して設定する1又は複数のアイテムを選択できるように構成される。この場合において、コミュニケーション制御部47は、所定のコミュニケーションにおけるメッセージの入力及び表示を行うための第1の画面を提示し(例えば、ユーザ端末30において表示し)、当該メッセージとして第1の画面に表示されているアバタースタンプの選択に応答して、選択されたアバタースタンプに対応するアバター画像において設定されている1又は複数のアイテムを入手するための第2の画面を提示する(例えば、ユーザ端末30において表示する)ように構成され得る。第2の画面は、例えば、仮想的なショッピングカートを用いてアイテムを購入するための画面である。こうした構成は、所定のコミュニケーションにおいて利用されたアバタースタンプを介したアイテムの入手を可能とする。
【0038】
本実施形態において、上記第2の画面は、対応するアバター画像において設定されている1又は複数のアイテムのうち、非売品であるアイテムに対する販売リクエストを入力できるように構成され得る。こうした構成は、非売品であるアイテムの需要を運営者側で把握することを可能とする。
【0039】
また、アバター画像管理部43は、登録された複数のアバター画像に設定されている複数のアイテムの各々の第2のポイントを算出するように構成され得る。例えば、アバター画像管理部43は、複数のアイテムの各々が設定されている登録されたアバター画像の数(各アイテムのアバター画像に対する被設定数)に少なくとも基づいて、複数のアイテムの各々の第2のポイントを算出するように構成される。こうした構成は、例えば、アイテムの被設定数に基づいて、当該アイテムの人気度を第2のポイントとして算出することを可能とする。
【0040】
また、例えば、アバター画像管理部43は、複数のアイテムの各々が設定されている登録されたアバター画像に対する評価に少なくとも基づいて、当該複数のアイテムの各々の第2のポイントを算出するように構成される。例えば、アバター画像管理部43は、特定のアバター画像に対する評価に基づいて、当該特定のアバター画像の第1のポイント、及び、当該特定のアバター画像に設定されている1又は複数のアイテムの各々の第2のポイントを算出するように構成される。こうした構成は、例えば、アバター画像に対する評価に基づいて、当該アバター画像に設定されているアイテムの人気度を第2のポイントとして算出することを可能とする。
【0041】
また、アバター画像管理部43は、登録されたアバター画像に対する評価に加えて、当該アバター画像に設定されている1又は複数のアイテムの各々の第2のポイントに基づいて、当該登録されたアバター画像の第1のポイントを算出するように構成され得る。こうした構成は、例えば、人気のあるアイテムが設定されたアバター画像がランキングの上位となることを促進する。すなわち、人気のあるアイテムが設定されたアバター画像がアバタースタンプとして提供されやすくなるので、当該アバタースタンプの利用が活性化され得る。
【0042】
次に、このような機能を有する本実施形態のコンテスト提供システム10の具体例について説明する。
図3及び
図4は、この具体例においてストレージ15等に格納されるテーブルにおいて管理される情報を例示する。
図3は、登録されたアバター画像に関する情報を管理するアバター画像管理テーブル411において管理される情報を例示する。アバター画像管理テーブル411は、図示するように、登録された個別のアバター画像を識別する「アバター画像ID」に対応付けて、当該アバター画像を登録したユーザを識別する「ユーザID」、当該アバター画像において設定されているアイテムに関する情報である「設定アイテム情報」、当該アバター画像において入力されている文字列に関する情報である「入力文字列情報」、当該アバター画像が受けた「いいね」の数である「いいね数」、当該アバター画像に関連付けられた特定のSNSに対する投稿の数である「SNS投稿数」、「アバター画像ポイント」(第1のポイント)等の情報を管理する。設定アイテム情報は、設定されている1又は複数のアイテムをそれぞれ識別する1又は複数のアイテムIDを含む。アバター画像ポイントは、詳しくは後述するが、「いいね数」及びSNS投稿数等に基づいて算出され、アバター画像のランキングの設定に用いられる。
【0043】
図4は、この具体例において、アバター画像に設定可能なアイテムに関する情報を管理するアイテム管理テーブル412において管理される情報を例示する。アイテム管理テーブル412は、図示するように、個別のアイテムを識別する「アイテムID」に対応付けて、当該アイテムが設定されている複数のアバター画像が受けた「いいね」の総数である「いいね数」、当該アイテムが設定されているアバター画像の総数である「被設定数」、「アイテムポイント」(第2のポイント)、当該アイテムが非売品であるか否かを示す「非売品フラグ」、当該アイテムが非売品である場合に受けた販売リクエストの数である「販売リクエスト数」等の情報を管理する。アイテムポイントは、詳しくは後述するが、「いいね数」及び被設定数等に基づいて算出され、アイテムの人気度を表す。
【0044】
ここで、この例では、コンテストにおいて利用可能なアバター本体及びアイテムが予め運営者によって準備されており、ユーザは、当該準備されているアバター本体及びアイテムを利用して、アバター画像を作成し登録することになる。上述したアイテム管理テーブル412は、このように運営者によって予め準備されたアイテムに関する情報を管理する。
【0045】
次に、具体例におけるコンテスト提供システム10の動作について説明する。
図5は、コンテスト提供システム10の動作を例示するフロー図である。コンテスト提供システム10は、まず、図示するように、ユーザからアバター画像の登録を受け付ける(ステップS110)。この例において、アバター画像の登録の受付は、ユーザ端末30において表示される画面を介して行われる。
【0046】
図6は、ユーザ端末30において表示される着替え画面50を例示する。当該画面50は、アバター本体に対してアイテムを設定するための画面であり、図示するように、現在のアバター画像を表示するアバター画像表示領域51と、アイテムに関する操作を行うためのアイテム操作領域52と、「ひとつ進む」と表示された進むボタン53と、「ひとつ戻す」と表示された戻すボタン54と、「次へ」と表示された続行ボタン56とを有する。
【0047】
アバター画像表示領域51に表示されるアバター画像は、最初は、何れのアイテムも設定されていない状態のアバター本体の画像であり、アイテム操作領域52を介したアイテムの設定に応じて、当該アイテムの設定が反映されたアバター画像へと変化する。
【0048】
アイテム操作領域52は、コンテストの運営者によって予め準備されている(つまり、アバター本体に設定可能な)複数のアイテムの各々に対応するアイテム画像521が上下及び左右方向に並べて配置されている。アイテムの種類は、例えば、衣装、髪型、小物、装飾品、及びモーション等が含まれる。ユーザは、アイテム操作領域52に配置されている複数のアイテム画像521の何れかを選択する操作によって、対応するアイテムのアバター本体への設定及びその解除を行うことができる。
【0049】
進むボタン53及び戻るボタン54は、アイテムの設定をキャンセルし、又は、設定をキャンセルしたアイテムを再度設定するためのボタンである。戻るボタン54が選択されると、アバター本体に対するアイテムの設定状態が1つ前の状態に戻り(例えば、最後に設定されたアイテムの設定がキャンセルされ、又は、最後に設定をキャンセルされたアイテムが再度設定され)、進むボタン53が選択されると、アバター本体に対するアイテムの設定状態が1つ後の状態(戻る直前の状態)へと進む。
【0050】
ユーザが続行ボタン56を選択すると、
図7に例示する文字入力画面60がユーザ端末30において表示される。文字入力画面60は、アバター画像における文字列を入力するための画面であり、図示するように、
図6に例示した着替え画面50と同様に、現在のアバター画像を表示するアバター画像表示領域61と、「ひとつ進む」と表示された進むボタン63と、「ひとつ戻す」と表示された戻すボタン64とを有する。また、当該画面60は、文字入力に関する操作を行うための文字入力操作領域域62と、「登録」と表示された登録ボタン66とを有する。
【0051】
文字入力操作領域62は、アバター画像に新たな文字列を追加するための文字追加ボタン621と、既に追加されている文字列を変更するための文字変更ボタン622と、既に追加されている文字列の書体を変更するための書体変更ボタン623と、既に追加されている文字列を回転させるための回転ボタン624と、既に追加されている文字列を移動(アバター画像内における位置を変更)させるための移動ボタン625とを有する。ユーザは、これらのボタン621−625を用いて、アバター画像に対して文字列を追加し、また、追加した文字列を編集することができる。
図7の例では、アバター画像表示領域61において表示されているアバター画像は、アバター本体の上方に「りょうかい!」という文字列が追加されている。なお、1つのアバター画像に対して複数の文字列を追加することも可能である。このように、この例におけるアバター画像は、アバター本体に対して1又は複数のアイテムが設定された画像に対して任意の文字列が入力された画像である。また、ユーザが自由に文字を入力できるので、スタンプとしてのあらゆる利用場面を想定したメッセージを含むアバター画像を作成できる。この結果、ユーザ間のコミュニケーションにおけるアバターの利用(具体的には、アバター画像に対応するアバタースタンプの利用)を促進することができる。
【0052】
ユーザが登録ボタン66を選択すると、システム10によって、アバター画像の登録が受け付けられる。具体的には、アバター画像テーブル411に新たなレコードが生成され、アバター画像ID、ユーザID、設定アイテム情報、及び入力文字列情報に対応する値が設定される。また、アバター画像において設定されている1又は複数のアイテムの各々に関して、アイテム管理テーブル412の被設定数が更新(1つ加算)される。
【0053】
この例において、こうしたアバター画像の登録(コンテストへのエントリー)の受付は、予め定められた登録期間(例えば、特定の1週間)において行われる。
図5のフロー図に戻り、当該登録期間を終了すると、次に、システム10は、登録されたアバター画像に対する投票(評価)を受け付ける(ステップS120)。
【0054】
図8は、他のユーザによって登録されたアバター画像に対する投票を行うための投票画面70を例示する。投票画面70は、図示するように、各々がアバター画像に関する情報を個別に表示する複数の個別表示領域72が上下及び左右方向に並べて配置されている。
【0055】
個別表示領域72は、アバター画像を表示するアバター画像表示領域721と、アバター画像に対する投票として「いいね」を入力するための投票領域722とを有し、対応するアバター画像に関する情報(アバター画像を登録したユーザに関する情報等)等が表示されている。ユーザは、投票領域722内に配置されているハート型のオブジェクトを選択することにより、対応するアバター画像に対して「いいね」を入力することができる。「いいね」が入力されると、システム10は、対応するアバター画像に関して、アバター画像管理テーブル411の「いいね数」を更新(1つ加算)すると共に、当該アバター画像に設定されている1又は複数のアイテムの各々に関して、アイテム管理テーブル412の「いいね数」を更新(1つ加算)する。
【0056】
ここで、この例において、投票画面70に表示されるアバター画像は、登録されている複数のアバター画像の中から所定のルールに従って抽出及びソートされたものである。例えば、システム10は、登録日時及び「いいね数」に少なくとも基づいて、投票画面70に表示するアバター画像の抽出及びソートを行う(例えば、登録日時が新しいアバター画像ほど、及び、「いいね数」が多いアバター画像ほど優先される)。
【0057】
図9は、投票画面70におけるアバター画像表示領域721の選択に応じて表示される個別表示画面80を例示する。当該画面80は、個別のアバター画像を拡大して表示する個別表示領域81と、アバター画像に対する投票として「いいね」を入力するための投票領域82と、「つぶやく」と表示されたつぶやきボタン83とを有する。このように、アバター画像に対する投票は、投票画面70に加えて、個別表示画面80の投票領域82を介して行うこともできる。
【0058】
つぶやきボタン83は、システム10以外の他のシステムが提供する特定のSNSに対して、対応するアバター画像が関連付けられた投稿を行うためのボタンである。具体的には、ユーザがボタン83を選択すると、特定のSNSに対する投稿を行うための画面が表示され、当該画面における投稿内容を入力するための領域に対して、例えば、個別表示画面80に対応するウェブページのURLが入力される。つぶやきボタン83が選択されて特定のSNSに対する投稿が行われると、システム10は、対応するアバター画像に関して、アバター画像管理テーブル411のSNS投稿数を更新(1つ加算)する。
【0059】
なお、ユーザは、投票画面70を介することなく、ユーザ自身が登録したアバター画像を表示する個別表示画面80をユーザ端末30において表示させることもできる。従って、上述した特定のSNSに対する投稿は、ユーザ自身のアバター画像に関連付けて行うこともできる。
【0060】
この例において、こうしたアバター画像に対する投票の受付は、予め定められた投票期間(例えば、特定の1週間)において行われる。
図5のフロー図に戻り、投票期間を終了すると、次に、システム10は、アバター画像のランキングを設定及び提示する(ステップS130)。
【0061】
この例において、アバター画像のランキングは、アバター画像管理テーブル411のアバター画像ポイントに従って設定される。当該ポイントは、「いいね数」、SNS投稿数、及び、設定されているアイテムのアイテムポイントに基づいて算出される。具体的には、アバター画像ポイントは、「いいね数」をベースとし、SNS投稿数が多いほど、及び、アイテムポイントが多いほど、多くの所定の加算ポイントが付加されるように算出される。
【0062】
ここで、アイテム管理テーブル412におけるアイテムポイントは、「いいね数」及び被設定数に基づいて算出される。具体的には、アイテムポイントは、「いいね数」をベースとし、被設定数が多いほど、多くの所定の加算ポイントが付加されるように算出される。
【0063】
図10は、アバター画像のランキングを表示するランキング画面90を例示する。当該画面90は、図示するように、設定されたランキングに従う順序(つまり、アバター画像ポイントが多い順)で、個別のアバター画像を表示するアバター画像表示領域92が上下方向に並べて配置されている。当該画面90は、アバター画像表示領域92の左側において、対応するアバター画像の順位、アバター画像ポイント、対応するユーザの画像(例えば、コンテスト用のアバター画像とは異なる通常用のアバター画像)、及び、当該ユーザに関する情報を表示する。
【0064】
この例において、こうしたランキング画面90を介したランキング(投票結果)の発表は、予め定められた結果発表期間において行われる。
【0065】
ここで、この例におけるアバタースタンプの提供について説明する。この例では、上述した登録期間、投票期間、及び、結果発表期間の間で、ユーザに提供されるアバタースタンプの範囲(種類)が異なる。
図11は、各期間と利用可能なアバタースタンプとの対応関係を説明するための図である。図示するように、アバター画像の登録を受け付ける登録期間においては、公式アバタースタンプのみが提供されて利用可能となる。当該公式アバタースタンプは、コンテストの運営者によって作成されたアバター画像に対応するアバタースタンプである。公式アバタースタンプに対応するアバター画像も、一般のユーザによって登録されるアバター画像と同様に、アバター本体に対して1又は複数のアイテムが設定された画像に対して任意の文字列が入力された画像として構成される。
【0066】
また、登録されたアバター画像に対する投票を受け付ける投票期間においては、
図11に示すように、公式アバタースタンプに加えて、ユーザ自身が作成及び登録したアバター画像に対応する自作アバタースタンプが提供されて利用可能となる。また、ランキング画面90を介したランキングの発表が行われる結果発表期間においては、公式アバタースタンプ、及び、自作アバタースタンプに加えて、ランキング上位(例えば、1位から10位まで)のアバター画像に対応するランキング上位アバタースタンプが提供されて利用可能となる。
【0067】
この例において、アバタースタンプは、システム10が提供するチャットサービスにおけるメッセージとして利用可能なスタンプである。アバタースタンプの提供は、当該チャットサービスにおける機能を介して行われる。
図12は、チャットサービスにおけるチャット一覧画面100を例示する。当該画面100は、個別のチャットルームに対応する個別表示領域102が上下方向に並べて配置されている。
【0068】
チャット一覧画面100に表示されている何れかの個別表示領域102が選択されると、対応するチャットルームにおけるテキストチャットを行うための
図13に例示するチャット画面110が表示される。チャット画面110は、図示するように、送信されたチャットメッセージを時系列に従って上下方向に並べて表示するメッセージ表示領域112と、メッセージを入力するためのメッセージ入力領域114と、当該領域114に入力されたメッセージを送信するための送信ボタン116と、メッセージとしてスタンプを送信するためのスタンプボタン118とを有する。
【0069】
ここで、
図13のチャット画面110は、アバター画像のコンテストの運営者が管理する運営アカウントとの間のチャットルームに対応している。そして、この例では、上述した登録期間において、ユーザがアバター画像を登録すると、当該ユーザに対して、運営アカウントから
図13におけるメッセージMSG11が送信される。当該メッセージMSG11は、上述した公式アバタースタンプがユーザに対して提供された旨を通知するメッセージである。ユーザは、当該メッセージMSG11が示すスタンプ管理機能を介して、公式アバタースタンプを利用可能な状態にすることができる。
【0070】
図14は、
図13のチャット画面110の状態から、上述した自作アバタースタンプがユーザに対して提供された旨を通知するメッセージMSG12が運営アカウントから送信され、その後、上述したランキング上位アバタースタンプが提供された旨を通知するメッセージMSG13が運営アカウントから送信された状態のチャット画面110を示している。自作アバタースタンプが提供された旨を通知するメッセージMSG12は、投票期間内の所定のタイミング(例えば、当該期間の初日)で送信される。また、同様に、ランキング上位アバタースタンプが提供された旨を通知するメッセージMSG13は、結果発表期間内の所定のタイミング(例えば、当該期間の初日)で送信される。このように、この例では、登録期間、投票期間、結果発表期間の各々の期間において、運営アカウントからのチャットメッセージを介して、アバタースタンプの提供が通知される。
【0071】
こうして提供されたアバタースタンプは、通常のスタンプと同様に、チャットサービスにおけるチャットメッセージとして利用(送信)することができる。
図15は、チャット画面110の他の例を示す。
図15に例示されるチャット画面110は、メッセージ表示領域112において、他のユーザからの「よろしくね!」というメッセージMSG21が表示されており、また、利用可能な複数のスタンプ1191が上下及び左右方向に配置されているスタンプ表示領域119が表示されている。当該領域119は、上述したチャット画面110のスタンプボタン118の選択に応じて展開表示される。ユーザは、当該領域119に配置されているスタンプ1191の中から、アバタースタンプを含む任意のスタンプを選択してメッセージとして送信することができる。
【0072】
図16は、アバタースタンプがメッセージMSG22として送信された状態のチャット画面110を例示する。この例では、アバタースタンプは、対応するアバター画像と同じ外観を有している。ここで、チャット画面110は、メッセージ表示領域112に表示されているアバタースタンプ(つまり、メッセージとして送信されたアバタースタンプ)が選択されると、
図17に例示する設定アイテム購入画面120が呼び出されるように構成されている。設定アイテム購入画面120は、図示するように、対応するアバター画像を表示するアバター画像表示領域122と、当該アバター画像において設定されているアイテムを一覧表示するアイテム一覧表示領域124とを有する。当該画面120のアバター画像表示領域122において表示されるアバター画像は、入力されている文字列が省略される(非表示となる)。また、アイテム一覧表示領域124には、個別のアイテムに関する情報を表示する個別表示領域1241が上下方向に並べて配置されている。
【0073】
個別表示領域1241は、
図17に示すように、アイテムに関する情報(画像及び説明文等)を表示する。また、当該領域1241には、「買い物かごに入れる」と表示された第1ボタン1242、又は、「販売リクエスト」と表示された第2ボタン1243の何れか一方が配置されている。第1ボタン1242は、対応するアイテムが非売品ではない場合に配置され、仮想的な買い物かご(ショッピングカード)にアイテムを入れるためのボタンである。当該買い物かごに入れられたアイテムの購入手続は、後続の画面を介して行われる。また、第2ボタン1243は、対応するアイテムが非売品である場合に配置され、当該アイテムの販売リクエストを行うためのボタンである。第2ボタン1243が選択されると、対応するアイテムに関して、アイテム管理テーブル412の販売リクエスト数が更新(1つ加算)される。
【0074】
このように、アバタースタンプを送信又は受信したユーザは、対応するアバター画像に設定されているアイテムを、設定アイテム購入画面120を介して購入することができる。そして、購入されたアイテムは、コンテスト用のアバター画像とは異なる通常用のアバター画像において、アバター本体に設定することができる。通常用のアバター画像は、例えば、ユーザのプロフィール画面を含む様々な画面においてユーザの分身として表示される。このような構成により、ユーザによる、気になるアイテムを含むアバター画像に対応するアバタースタンプの利用の活性化及びアイテム購入の促進を図ることができる。
【0075】
上述した例では、アバター画像のランキングを設定及び提示するようにしたが、こうしたアバター画像のランキングに加えて、アイテムのランキングを設定及び提示するようにしても良い。この場合、例えば、アイテムのランキングは、アイテムポイントに従って設定され、上述したランキング画面90に相当する画面を介してユーザに提示される。この場合、当該画面は、ランキング上位のアイテムの購入、及び、販売リクエストが可能となるように構成され得る。
【0076】
上述した例では、アバター画像が関連付けられた特定のSNSに対する投稿数を管理し、当該投稿数が多いほど、多くの所定の加算ポイントがアバター画像ポイントに付加されるようにしたが、特定のSNSに対する投稿数に代えて、又は、これに加えて、特定のSNSにおける当該投稿のシェア数を管理し、当該シェア数に基づく所定の加算ポイントの付加を行うようにしても良い。この場合、システム10は、例えば、特定のSNSにおける投稿のシェア数を、当該SNSを提供する他のシステムから取得するように構成される。
【0077】
上述した例では、ランキング上位(例えば、1位から10位まで)のアバター画像に対応するランキング上位アバタースタンプが複数のユーザに提供されるようにしたが、更に、ランキングにおける順位に基づいて、アバタースタンプの外観を変化させる(例えば、1位から3位までのアバター画像に対応するアバタースタンプは、アバター画像に対して特別な視覚効果を付与する等)ようにしても良い。また、本実施形態の他の例では、例えば、ユーザ自身が登録したアバター画像のランキング(つまり、アバター画像ポイント)に少なくとも基づいて自作アバタースタンプの外観を変化させるように構成され得る。
【0078】
上述した例では、アバタースタンプは、チャットサービスにおけるチャットメッセージとして利用することができるように構成したが、チャットサービスに代えて、又は、これに加えて、特定の参加メンバーのみによって利用される掲示板(サークル)におけるメッセージとして利用することができるようにしても良い。
【0079】
以上説明した本実施形態に係るコンテスト提供システム10は、登録されたアバター画像に対する評価(例えば、「いいね」)を受け付ける一方、当該評価に少なくとも基づいてアバター画像に対応するアバタースタンプを提供する。従って、ユーザは、アバター画像に対する評価が行われるコンテストが終了した後においても、当該評価に基づいて提供される対応するアバタースタンプの利用を継続して楽しむことができる。このように、本発明の実施形態は、コンテスト等に登録されたアバター画像の継続的な利用を促進する。
【0080】
本実施形態では、システム10が、チャット等の所定のコミュニケーションのサービスを提供するようにしたが、本発明の他の実施形態においては、所定のコミュニケーションのサービスは、システム10以外の他のシステムによって提供され得る。つまり、本発明の実施形態におけるアバタースタンプは、システム10以外の他のシステムが提供するチャットサービス等において利用可能なスタンプが含まれる。
【0081】
本明細書で説明された処理及び手順は、明示的に説明されたもの以外にも、ソフトウェア、ハードウェア又はこれらの任意の組み合わせによって実現される。例えば、本明細書で説明される処理及び手順は、集積回路、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、磁気ディスク等の媒体に、当該処理及び手順に相当するロジックを実装することによって実現される。また、本明細書で説明された処理及び手順は、当該処理・手順に相当するコンピュータプログラムとして実装し、各種のコンピュータに実行させることが可能である。
【0082】
本明細書中で説明された処理及び手順が単一の装置、ソフトウェア、コンポーネント、モジュールによって実行される旨が説明されたとしても、そのような処理又は手順は複数の装置、複数のソフトウェア、複数のコンポーネント、及び/又は複数のモジュールによって実行され得る。また、本明細書において説明されたソフトウェア及びハードウェアの要素は、それらをより少ない構成要素に統合して、又はより多い構成要素に分解することによって実現することも可能である。
【0083】
本明細書において、発明の構成要素が単数もしくは複数の何れか一方として説明された場合、又は、単数もしくは複数の何れとも限定せずに説明された場合であっても、文脈上別に解すべき場合を除き、当該構成要素は単数又は複数の何れであってもよい。
【解決手段】 本発明の一実施形態に係るコンテスト提供システム10は、ユーザ端末30のユーザに対してアバター画像のコンテストを提供し、当該コンテストにおけるアバター画像に対する評価を管理する機能を有する。当該システム10は、登録されたアバター画像に対する評価を受け付ける一方、当該評価に少なくとも基づいてアバター画像に対応するアバタースタンプを提供する。従って、ユーザは、アバター画像に対する評価が行われるコンテストが終了した後においても、当該評価に基づいて提供される対応するアバタースタンプの利用を継続して楽しむことができる。