特許第6293889号(P6293889)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6293889ユーザリソース情報を関連付けるための方法、端末装置、及びシステム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6293889
(24)【登録日】2018年2月23日
(45)【発行日】2018年3月14日
(54)【発明の名称】ユーザリソース情報を関連付けるための方法、端末装置、及びシステム
(51)【国際特許分類】
   G06F 13/00 20060101AFI20180305BHJP
【FI】
   G06F13/00 510A
【請求項の数】14
【全頁数】19
(21)【出願番号】特願2016-530934(P2016-530934)
(86)(22)【出願日】2014年12月31日
(65)【公表番号】特表2017-502381(P2017-502381A)
(43)【公表日】2017年1月19日
(86)【国際出願番号】CN2014095965
(87)【国際公開番号】WO2015101334
(87)【国際公開日】20150709
【審査請求日】2016年6月28日
(31)【優先権主張番号】201410003617.9
(32)【優先日】2014年1月3日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】512249098
【氏名又は名称】テンセント テクノロジー (シェンツェン) カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100101454
【弁理士】
【氏名又は名称】山田 卓二
(74)【代理人】
【識別番号】100081422
【弁理士】
【氏名又は名称】田中 光雄
(74)【代理人】
【識別番号】100125874
【弁理士】
【氏名又は名称】川端 純市
(74)【代理人】
【識別番号】100189544
【弁理士】
【氏名又は名称】柏原 啓伸
(72)【発明者】
【氏名】イエ・ワァ
(72)【発明者】
【氏名】マオ・ウェイ
(72)【発明者】
【氏名】ルゥ・チアン
(72)【発明者】
【氏名】リィ・デユエン
(72)【発明者】
【氏名】シュイ・ジェンユー
【審査官】 佐々木 洋
(56)【参考文献】
【文献】 中国特許出願公開第103023918(CN,A)
【文献】 特開2008−077245(JP,A)
【文献】 特開2012−083913(JP,A)
【文献】 特開2014−174707(JP,A)
【文献】 特表2016−531364(JP,A)
【文献】 特開2008−217277(JP,A)
【文献】 特開2003−044934(JP,A)
【文献】 特開2002−281179(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 13/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザリソース情報を関連付けるための方法であって、上記方法は、
第1のネットワークプラットフォームにおいてユーザの第1のユーザ識別子に関連付けられたユーザリソース情報を取得するステップと、
上記ユーザの第2のユーザ識別子及び上記ユーザリソース情報を第2のネットワークプラットフォームに送信するステップとを含み、
上記第1のユーザ識別子は上記第1のネットワークプラットフォームにおいて上記ユーザを識別するために使用され、上記ユーザリソース情報はデータ処理中の値転送を実行するために使用され、
上記第2のユーザ識別子は上記第2のネットワークプラットフォームにおいて上記ユーザを識別するために使用され、上記第2のネットワークプラットフォームが上記第2のユーザ識別子を上記ユーザリソース情報に関連付けるように、上記第1のユーザ識別子及び上記第2のユーザ識別子の両方は、上記第1のネットワークプラットフォーム及び上記第2のネットワークプラットフォームにおいて別々に上記ユーザにより登録されたユーザ識別子である方法。
【請求項2】
上記第1のネットワークプラットフォームにおいて、ユーザの第1のユーザ識別子に関連付けられたユーザリソース情報を取得するステップは、
第1の端末装置により表示されたグラフィックコードをスキャンすることを含み、上記グラフィックコードは上記第1のネットワークプラットフォームにおいて上記ユーザの上記第1のユーザ識別子に関連付けられた上記ユーザリソース情報を含む請求項1記載の方法。
【請求項3】
上記第1のネットワークプラットフォームにおいて、ユーザの第1のユーザ識別子に関連付けられたユーザリソース情報を取得するステップは、
取得要求メッセージを上記第1のネットワークプラットフォームに送信することと、
上記第1のネットワークプラットフォームにより送信された上記ユーザリソース情報を受信することとを含み、上記第1のネットワークプラットフォームが上記第1のユーザ識別子に従って上記第1のユーザ識別子に関連付けられた上記ユーザリソース情報を取得するように、上記取得要求メッセージは上記ユーザの上記第1のユーザ識別子を伝送する請求項1記載の方法。
【請求項4】
ユーザリソース情報を関連付けるための方法であって、上記方法は、
第1のネットワークプラットフォームにより、ユーザの第1のユーザ識別子を受信し、上記第1のユーザ識別子に関連付けられたユーザリソース情報を取得し、上記ユーザリソース情報を第2の端末装置に送信するステップと、
上記第2の端末装置により、上記ユーザの第2のユーザ識別子及び上記ユーザリソース情報を第2のネットワークプラットフォームに送信するステップと、
上記第2のネットワークプラットフォームにより、上記第2のユーザ識別子を上記ユーザリソース情報に関連付けるステップとを含み、
上記第1のユーザ識別子は上記第1のネットワークプラットフォームにおいて上記ユーザを識別するために使用され、上記ユーザリソース情報はデータ処理中の値転送を実行するために使用され、
上記第2のユーザ識別子は上記第2のネットワークプラットフォームにおいて上記ユーザを識別するために使用され、上記第1のユーザ識別子及び上記第2のユーザ識別子の両方は上記第1のネットワークプラットフォーム及び上記第2のネットワークプラットフォームにおいて別々に上記ユーザにより登録されたユーザ識別子である方法。
【請求項5】
上記第1のネットワークプラットフォームにより、第1のユーザ識別子を受信し、上記第1のユーザ識別子に関連付けられたユーザリソース情報を取得し、上記ユーザリソース情報を第2の端末装置に送信するステップは、
上記第1のネットワークプラットフォームにより、上記ユーザの上記第1のユーザ識別子を受信し、上記第1のユーザ識別子に従って、ユーザ識別子とユーザリソース情報との間の格納された対応関係から、上記第1のユーザ識別子に関連付けられた上記ユーザリソース情報を取得してグラフィックコードを生成し、1の端末装置が上記グラフィックコードを表示するように、上記グラフィックコードを上記第1の端末装置に送信することと、
上記第2の端末装置により、上記第1の端末装置により表示された上記グラフィックコードをスキャンし、上記グラフィックコードから上記ユーザリソース情報を取得することとを含み、
上記グラフィックコードは上記ユーザリソース情報を含む請求項4記載の方法。
【請求項6】
上記第2のネットワークプラットフォームにより、上記第2のユーザ識別子を上記ユーザリソース情報に関連付けるステップは、
上記第2のネットワークプラットフォームにより、上記第2のユーザ識別子に従って、ユーザ識別子と検証情報との間の格納された対応関係から、対応する検証情報を取得し、上記取得された検証情報及び上記ユーザリソース情報を上記第1のネットワークプラットフォームに送信することと、
上記第1のネットワークプラットフォームにより、上記検証情報及び上記ユーザリソース情報に従って上記ユーザのアイデンティティに対する検証を実行し、上記ユーザのアイデンティティに対する上記検証が成功するときは関連付け肯定応答メッセージを上記第2のネットワークプラットフォームに送信することと、
上記第2のネットワークプラットフォームにより、上記関連付け肯定応答メッセージを受信し、上記第2のユーザ識別子及び上記ユーザリソース情報をユーザ識別子とユーザリソース情報との間の対応関係に格納することとを含む請求項4記載の方法。
【請求項7】
上記第1のネットワークプラットフォームにより、上記検証情報及び上記ユーザリソース情報に従って上記ユーザのアイデンティティに対する検証を実行することは、
上記第1のネットワークプラットフォームにより、上記ユーザリソース情報に関連付けられた上記第1のユーザ識別子を取得し、上記第1のユーザ識別子に従って、上記ユーザ識別子と検証情報との間の格納された対応関係から、対応する検証情報を取得することを含み、
上記取得された検証情報が上記第2のネットワークプラットフォームにより送信された上記検証情報と同一であるとき、上記ユーザのアイデンティティに対する上記検証は成功し、上記取得された検証情報が上記第2のネットワークプラットフォームにより送信された上記検証情報と同一でないとき、上記ユーザのアイデンティティに対する上記検証は失敗する請求項6記載の方法。
【請求項8】
第1のネットワークプラットフォームにおいて、ユーザの第1のユーザ識別子に関連付けられたユーザリソース情報を取得するように構成される取得モジュールを備えた端末装置であって、
上記第1のユーザ識別子は上記第1のネットワークプラットフォームにおいて上記ユーザを識別するために使用され、上記ユーザリソース情報はデータ処理中の値転送を実行するために使用され、
上記端末装置は、
上記ユーザの第2のユーザ識別子及び上記ユーザリソース情報を第2のネットワークプラットフォームに送信するように構成される送信モジュールを備え、
上記第2のユーザ識別子は上記第2のネットワークプラットフォームにおいて上記ユーザを識別するために使用され、上記第2のネットワークプラットフォームが上記第2のユーザ識別子を上記ユーザリソース情報に関連付けるように、上記第1のユーザ識別子及び上記第2のユーザ識別子の両方は、上記第1のネットワークプラットフォーム及び上記第2のネットワークプラットフォームにおいて別々に上記ユーザにより登録されたユーザ識別子である端末装置。
【請求項9】
上記取得モジュールは、
第1の端末装置により表示されたグラフィックコードをスキャンするように構成されるスキャニングユニットと、
上記スキャンされたグラフィックコードから上記ユーザリソース情報を取得するように構成される取得モジュールとを備え、
上記グラフィックコードは、上記第1のネットワークプラットフォームにおいて上記ユーザの上記第1のユーザ識別子に関連付けられた上記ユーザリソース情報を含む請求項8記載の端末装置。
【請求項10】
上記取得モジュールは、
取得要求メッセージを上記第1のネットワークプラットフォームに送信するように構成される送信ユニットと、
上記第1のネットワークプラットフォームにより送信された上記ユーザリソース情報を受信するように構成される受信ユニットとを備え、
上記第1のネットワークプラットフォームは、上記第1のユーザ識別子に従って、上記第1のユーザ識別子に関連付けられた上記ユーザリソース情報を取得するように、上記取得要求メッセージは上記ユーザの上記第1のユーザ識別子を伝送する請求項8記載の端末装置。
【請求項11】
ユーザリソース情報を関連付けるためのシステムであって、
上記システムは、第1のネットワークプラットフォームと、第2の端末装置と、第2のネットワークプラットフォームとを備え、
上記第1のネットワークプラットフォームは、ユーザの第1のユーザ識別子を受信し、上記第1のユーザ識別子に関連付けられたユーザリソース情報を取得し、上記ユーザリソース情報を上記第2の端末装置に送信するように構成され、ここで、第1のユーザ識別子は上記第1のネットワークプラットフォームにおいて上記ユーザを識別するために使用され、上記ユーザリソース情報はデータ処理中の値転送を実行するために使用され、
上記第2の端末装置は、上記ユーザの第2のユーザ識別子及び上記ユーザリソース情報を上記第2のネットワークプラットフォームに送信するように構成され、ここで、上記第2のユーザ識別子は上記第2のネットワークプラットフォームにおいて上記ユーザを識別するために使用され、上記第1のユーザ識別子及び上記第2のユーザ識別子の両方は、上記第1のネットワークプラットフォーム及び上記第2のネットワークプラットフォームにおいて別々に上記ユーザにより登録されたユーザ識別子であり、
上記第2のネットワークプラットフォームは、上記第2のユーザ識別子を上記ユーザリソース情報に関連付けるように構成されるシステム。
【請求項12】
上記第1のネットワークプラットフォームは、上記第1のユーザ識別子を受信し、上記第1のユーザ識別子に従って、ユーザ識別子とユーザリソース情報との間の格納された対応関係から、上記第1のユーザ識別子に関連付けられた上記ユーザリソース情報を取得してグラフィックコードを生成し、1の端末装置が上記グラフィックコードを表示するように、上記グラフィックコードを上記第1の端末装置に送信するように構成され、ここで、上記グラフィックコードは上記ユーザリソース情報を含み、
上記第2の端末装置は、上記第1の端末装置により表示された上記グラフィックコードをスキャンし、上記グラフィックコードから上記ユーザリソース情報を取得するように構成される請求項11記載のシステム。
【請求項13】
上記第2のネットワークプラットフォームは、上記第2のユーザ識別子に従って、ユーザ識別子と検証情報との間の格納された対応関係から、対応する検証情報を取得し、上記取得された検証情報及び上記ユーザリソース情報を上記第1のネットワークプラットフォームに送信するように構成され、
上記第1のネットワークプラットフォームは、上記検証情報及び上記ユーザリソース情報に従って上記ユーザのアイデンティティに対する検証を実行し、上記ユーザの上記アイデンティティに対する上記検証が成功するとき、関連付け肯定応答メッセージを上記第2のネットワークプラットフォームに送信するように構成され、
上記第2のネットワークプラットフォームは、上記関連付け肯定応答を受信し、上記第2のユーザ識別子及び上記ユーザリソース情報をユーザ識別子とユーザリソース情報との間の対応関係に格納するようにさらに構成される請求項11記載のシステム。
【請求項14】
上記第1のネットワークプラットフォームは、上記ユーザリソース情報に関連付けられた上記第1のユーザ識別子を取得し、上記第1のユーザ識別子に従って、上記ユーザ識別子と検証情報との間の格納された対応関係から、対応する検証情報を取得するように構成され、
第1のネットワークプラットフォームは、上記取得された検証情報が上記第2のネットワークプラットフォームにより送信された上記検証情報と同一であるとき、上記ユーザの上記アイデンティティに対する上記検証が成功することを決定し、上記取得された検証情報が上記第2のネットワークプラットフォームにより送信された上記検証情報とが異なるとき、上記ユーザの上記アイデンティティに対する上記検証が失敗することを決定する請求項13記載のシステム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、インターネット通信の分野に関し、特に、ユーザリソース情報を関連付けるための方法、端末装置、及びシステムに関する。
【0002】
関連出願の相互参照
この出願は、2014年1月3日付け出願の発明の名称「ユーザリソース情報を関連付けるための方法、端末装置、及びシステム」を有する中国特許出願第2014100036179号に基づく優先権を主張し、それがその全体において参照によりここに組み込まれる。
【背景技術】
【0003】
現在、ユーザは、ユーザ識別子を使用することによりネットワークプラットフォーム内へとログインし、ネットワークプラットフォームを使用することにより値転送処理を実行する。また、その処理の最初において、ネットワークプラットフォームは、ユーザ識別子に関連付けられたユーザリソース情報を取得してユーザリソース情報に従って値転送処理を実行する必要がある。
【0004】
その処理が開始する前に、ネットワークプラットフォームは、ユーザのユーザ識別子をユーザリソース情報に関連付ける必要がある。特定の関連付け処理は以下の通りである。すなわち、ネットワークプラットフォームは先ず、端末装置上に情報入力インターフェースを表示する。ここで、ユーザは、値転送のために使用されるユーザのユーザリソース情報を情報入力インターフェースに対して入力してもよい。次に、端末装置は、ユーザのユーザ識別子及びユーザリソース情報をネットワークプラットフォームに送信し、ネットワークプラットフォームはさらにユーザ識別子をユーザリソース情報に関連付ける。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ユーザリソース情報は、例えばユーザの、カード番号、氏名、アイデンティティ(同一性)カード番号及びモバイル番号などの複数の情報を含むので、もしユーザが手動で各情報を端末装置に入力すれば、それによってユーザリソース情報を関連付けるのに長い時間がかかってしまい効率性が低下する。もしユーザにより使用される端末装置が携帯電話であれば、ユーザが携帯電話の小さいキーパッドのために誤ったユーザリソース情報を入力し易くなる。それが関連付け失敗を生じさせてユーザは再関連付けを実行する必要がある。それにより、ユーザリソース情報を関連付けることの効率性がさらに低下する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
従来の方法に関連した課題の観点から、本発明の実施形態がユーザリソース情報を関連付けるための方法、端末装置及びシステムを提供する。技術的な解決法は以下の通りである。
【0007】
一態様によれば、ユーザリソース情報を関連付けるための方法が提供され、その方法は、以下のことを含む。すなわち、
・第1のネットワークプラットフォームにおいて、ユーザの第1のユーザ識別子に関連付けられたユーザリソース情報を取得すること。ここで、第1のユーザ識別子は第1のネットワークプラットフォームにおいてユーザを識別するために使用され、ユーザリソース情報はデータ処理中の値転送を実行するために使用される。
・ユーザの第2のユーザ識別子及びユーザリソース情報を第2のネットワークプラットフォームに送信すること。ここで、第2のユーザ識別子は第2のネットワークプラットフォームにおいてユーザを識別するために使用され、第2のネットワークプラットフォームは第2のユーザ識別子をユーザリソース情報に関連付けるように、第1のユーザ識別子及び第2のユーザ識別子の両方が第1のネットワークプラットフォーム及び第2のネットワークプラットフォームにおいて別々にユーザにより登録されたユーザ識別子である。
【0008】
もう一つの態様によれば、ユーザリソース情報を関連付けるための方法が提供され、その方法は、以下のことを含む。すなわち、
・第1のネットワークプラットフォームにより、ユーザの第1のユーザ識別子を受信し、第1のユーザ識別子に関連付けられたユーザリソース情報を取得し、ユーザリソース情報を第2の端末装置に送信すること。ここで、第1のユーザ識別子は第1のネットワークプラットフォームにおいてユーザを識別するために使用され、ユーザリソース情報はデータ処理中の値転送を実行するために使用される。
・第2の端末装置により、ユーザの第2のユーザ識別子及びユーザリソース情報を第2のネットワークプラットフォームに送信すること。ここで、第2のユーザ識別子は第2のネットワークプラットフォームにおいてユーザを識別するために使用され、第1のユーザ識別子及び第2のユーザ識別子の両方は第1のネットワークプラットフォーム及び第2のネットワークプラットフォームにおいて別々にユーザにより登録されたユーザ識別子である。
・第2のネットワークプラットフォームにより、第2のユーザ識別子をユーザリソース情報に関連付けること。
【0009】
さらにもう一つの態様によれば、端末装置が提供され、その端末装置は以下を含む。すなわち、
・第1のネットワークプラットフォームにおいて、ユーザリソース情報を取得するように構成され、ユーザの第1のユーザ識別子に関連付けられた取得モジュール。ここで、第1のユーザ識別子は第1のネットワークプラットフォームにおいてユーザを識別するために使用され、ユーザリソース情報はデータ処理中の値転送を実行するために使用される。
・ユーザの第2のユーザ識別子及びユーザリソース情報を第2のネットワークプラットフォームに送信するように構成される送信モジュール。ここで、第2のユーザ識別子は第2のネットワークプラットフォームにおいてユーザを識別するために使用され、第2のネットワークプラットフォームは第2のユーザ識別子をユーザリソース情報に関連付けるように、第1のユーザ識別子及び第2のユーザ識別子の両方は第1のネットワークプラットフォーム及び第2のネットワークプラットフォームにおいて別々にユーザにより登録されたユーザ識別子である。
【0010】
さらにもう一つの態様によれば、ユーザリソース情報を関連付けるためのシステムが提供され、そのシステムは、第1のネットワークプラットフォーム、第2の端末装置、及び第2のネットワークプラットフォームを含む。すなわち、
・第1のネットワークプラットフォームは、ユーザの第1のユーザ識別子を受信し、第1のユーザ識別子に関連付けられたユーザリソース情報を取得し、ユーザリソース情報を第2の端末装置に送信するように構成される。ここで、第1のユーザ識別子は第1のネットワークプラットフォームにおいてユーザを識別するために使用され、ユーザリソース情報はデータ処理中の値転送を実行するために使用される。
・第2の端末装置は、ユーザの第2のユーザ識別子及びユーザリソース情報を第2のネットワークプラットフォームに送信するように構成される。ここで、第2のユーザ識別子は第2のネットワークプラットフォームにおいてユーザを識別するために使用され、第1のユーザ識別子及び第2のユーザ識別子の両方は第1のネットワークプラットフォーム及び第2のネットワークプラットフォームにおいて別々にユーザにより登録されたユーザ識別子である。
・第2のネットワークプラットフォームは第2のユーザ識別子をユーザリソース情報に関連付けるように構成される。
【0011】
本発明の実施形態では、もしユーザが第1のネットワークプラットフォームにおいてユーザリソース情報をすでに関連付けていたならば、ユーザが第2のネットワークプラットフォームにおいてユーザリソース情報をさらに関連付けるときに第1のネットワークプラットフォームは第1のユーザ識別子に関連付けられたユーザリソース情報を第2の端末装置に送信し、ユーザがさらに手動でユーザリソース情報を第2の端末装置に入力する必要なしに、第2の端末装置はユーザリソース情報を第2のネットワークプラットフォームに直接的に送信してもよい。それがユーザリソース情報を入力するための時間を低減し、それによりユーザリソース情報を関連付けることの効率性を改善させる。また、ユーザが誤ったユーザリソース情報を入力しないように、第2の端末装置は第1のネットワークプラットフォームからユーザリソース情報を直接的に取得する。それが関連付け失敗による再関連付けを実行することが必要となる現象を回避しユーザリソース情報を関連付けることの効率性をさらに改善させる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本発明のいくつかの実施形態に係る、ユーザリソース情報を関連付けるための方法のフローチャートである。
図2】本発明のいくつかの実施形態に係る、ユーザリソース情報を関連付けるための方法のフローチャートである。
図3】本発明のいくつかの実施形態に係る、ユーザリソース情報表示インターフェースの概略図である。
図4】本発明のいくつかの実施形態に係る、ユーザリソース情報を関連付けるための方法のフローチャートである。
図5】本発明のいくつかの実施形態に係る、端末装置の概略的な構造図である。
図6】本発明のいくつかの実施形態に係る、ユーザリソース情報を関連付けるためのシステムの概略的な構造図である。
【発明を実行するための形態】
【0013】
本発明の目的、技術的な解決法及び利点をより明確にするために、本発明の複数の実施形態が添付の図面を参照して詳細にさらに以下に説明される。
【0014】
実施形態1.
本発明のこの実施形態はユーザリソース情報を関連付けるための方法を提供する。図1を参照して、その方法は、以下のステップを含む。
・ステップ1:第1のネットワークプラットフォームにおいて、ユーザの第1のユーザ識別子に関連付けられたユーザリソース情報を取得する。ここで、第1のユーザ識別子は第1のネットワークプラットフォームにおいてユーザを識別するために使用され、ユーザリソース情報はデータ処理中の値転送を実行するために使用される。
・ステップ2:ユーザの第2のユーザ識別子及びユーザリソース情報を第2のネットワークプラットフォームに送信する。ここで、第2のユーザ識別子は第2のネットワークプラットフォームにおいてユーザを識別するために使用され、第2のネットワークプラットフォームが第2のユーザ識別子をユーザリソース情報に関連付けるように、第1のユーザ識別子及び第2のユーザ識別子の両方は第1のネットワークプラットフォーム及び第2のネットワークプラットフォームにおいて別々にユーザにより登録されたユーザ識別子である。
【0015】
第1のネットワークプラットフォームにおいて、ユーザの第1のユーザ識別子に関連付けられたユーザリソース情報を取得することは、以下のことを含む。
・第1の端末装置により表示されたグラフィックコードをスキャンすること。ここで、グラフィックコードは第1のネットワークプラットフォームにおいて第1のユーザ識別子に関連付けられたユーザリソース情報を含む。
・スキャンされたグラフィックコードからユーザリソース情報を取得すること。
【0016】
選択的に、第1のネットワークプラットフォームにおいてユーザの第1のユーザ識別子に関連付けられたユーザリソース情報を取得することは、以下のことを含む。
・取得要求メッセージを第1のネットワークプラットフォームに送信すること。ここで、第1のユーザ識別子に従って、第1のネットワークプラットフォームが第1のユーザ識別子に関連付けられたユーザリソース情報を取得するように、取得要求メッセージはユーザの第1のユーザ識別子を伝送する。
・第1のネットワークプラットフォームにより送信されたユーザリソース情報を受信すること。
【0017】
本発明のこの実施形態は端末装置により実行されてもよい。
【0018】
本発明の実施形態において、もしユーザが第1のネットワークプラットフォームにおいてユーザリソース情報をすでに関連付けていたならば、ユーザが第2のネットワークプラットフォームにおいてユーザリソース情報をさらに関連付けるときに第1のネットワークプラットフォームは第1のユーザ識別子に関連付けられたユーザリソース情報を第2の端末装置に送信し、ユーザがさらに手動でユーザリソース情報を第2の端末装置に入力する必要なしに、第2の端末装置はユーザリソース情報を第2のネットワークプラットフォームに直接的に送信してもよい。それがユーザリソース情報を入力するための時間を低減し、それによりユーザリソース情報を関連付けることの効率性を改善させる。また、ユーザが誤ったユーザリソース情報を入力しないように、第2の端末装置は第1のネットワークプラットフォームからユーザリソース情報を直接的に取得する。それが関連付け失敗による再関連付けを実行することが必要となる現象を回避しユーザリソース情報を関連付けることの効率性をさらに改善させる。
【0019】
実施形態2.
本発明のこの実施形態はユーザリソース情報を関連付けるための方法を提供する。図2を参照して、その方法は以下のステップを含む。
・ステップ201:第1のネットワークプラットフォームはユーザの第1のユーザ識別子を受信し、第1のユーザ識別子に関連付けられたユーザリソース情報を取得し、ユーザリソース情報を第2の端末装置に送信する。ここで、第1のユーザ識別子は第1のネットワークプラットフォームにおいてユーザを識別するために使用され、ユーザリソース情報はデータ処理中の値転送を実行するために使用される。
【0020】
特に、このステップは以下のステップ(1)からステップ(2)を使用することにより実行されてもよい。
【0021】
(1)第1のネットワークプラットフォームは第1のユーザ識別子を受信し、第1のユーザ識別子に従ってユーザ識別子とユーザリソース情報との間の格納された対応関係から、第1のユーザ識別子に関連付けられたユーザリソース情報を取得してグラフィックコードを生成し、第1の端末装置がグラフィックコードを表示するようにグラフィックコードを第1の端末装置に送信する。ここで、グラフィックコードはユーザリソース情報を含む。
【0022】
特に、第1のネットワークプラットフォームは第1の端末装置により送信されたユーザの第1のユーザ識別子を受信し、第1のユーザ識別子に従ってユーザ識別子とユーザリソース情報との間の格納された対応関係から、対応するユーザリソース情報を取得し、取得されたユーザリソース情報を第1のユーザ識別子に関連付けられたユーザリソース情報として決定する。第1のネットワークプラットフォームはグラフィックコード生成アルゴリズムを使用することにより第1のユーザ識別子に関連付けられたユーザリソース情報に従ってユーザリソースを含むグラフィックコードを生成し、第1の端末装置がグラフィックコードを表示するように、グラフィックコードを第1の端末装置に送信する。
【0023】
ユーザが第1のネットワークプラットフォームにおいて関連付けられたユーザリソース情報を第2のネットワークプラットフォーム内へとインポートしようとするとき、ユーザは第1の端末装置におけるインポートボタンをクリックしてインポート命令を第1の端末装置に提示してもよい。第1の端末装置はユーザの第1のユーザ識別子を第1のネットワークプラットフォームに送信する。
【0024】
ユーザは初めて第1のネットワークプラットフォームへとログインするとき、ユーザは第1のネットワークプラットフォームにおけるユーザアカウント及びログインパスワードを登録する必要がある。登録されたユーザアカウント及びログインパスワードに従って第1のネットワークプラットフォームへのログインに成功した後に、もしユーザが第1のネットワークプラットフォームを使用してデータ処理を実行すれば、ユーザは第1のネットワークプラットフォームにおいてユーザリソース情報を関連付ける必要がある。すなわち、第1のユーザ識別子及びユーザリソース情報をユーザ識別子とユーザリソース情報との間の対応関係に格納する必要がある。
【0025】
ユーザの第1のユーザ識別子は第1のネットワークプラットフォームにおいて登録されたユーザアカウントであってもよいし、また例えばユーザのニックネームもしくはメールアドレスなどの情報であってもよい。
【0026】
グラフィックコード生成アルゴリズムを使用することにより第1のユーザ識別子に関連付けられたユーザリソース情報に従って第1のネットワークプラットフォームにより生成されたグラフィックコードは2次元コード、2次元バーコードなどであってもよい。
【0027】
処理される必要があるデータに従って、値転送処理は二人のユーザのユーザリソース情報に対して実行される処理である。すなわち、処理される必要があるデータは第1のユーザのユーザリソース情報から差し引かれてもよいし、差し引かれたデータは第2のユーザのユーザリソース情報に書き加えられてもよい。
【0028】
またさらに、第1のネットワークプラットフォームは第1のユーザ識別子に関連付けられた複数のユーザリソース情報を含むとき、第1のネットワークプラットフォームはグラフィックコード生成アルゴリズムを使用することにより複数のユーザリソース情報に従って複数のユーザリソース情報を含むグラフィックコードを生成してもよい。第1の端末装置がグラフィックコードを表示するように、第1のネットワークプラットフォームはグラフィックコードを第1の端末装置に送信する。第2の端末装置はグラフィックコードをスキャンした後、第2の端末装置は複数のユーザリソース情報を表示し、ユーザは複数のユーザリソース情報から1つのユーザリソース情報を選択してもよい。確かに、インポート命令を第1の端末装置に提示するとき、ユーザは第1のユーザ識別子に関連付けられた複数のユーザリソース情報から1つのアカウント情報をさらに選択してもよい。第1の端末装置は選択されたユーザリソース情報の第1のユーザ識別子及びユーザリソース情報識別子を第1のネットワークプラットフォームに送信する。ここで、ユーザリソース情報のユーザリソース情報識別子はカードのカード番号であってもよいし、そのカードは銀行カード、スーパーマーケットメンバーシップカード、仮想カードなどであってもよい。
【0029】
(2)第2の端末装置は第1の端末装置により表示されたグラフィックコードをスキャンし、グラフィックコードからユーザリソース情報を取得する。
【0030】
選択的に、第1のネットワークプラットフォームがユーザの第1のユーザ識別子を受信し、第1のユーザ識別子に従ってユーザ識別子とユーザリソース情報との間の格納された対応関係から第1のユーザ識別子に関連付けられたユーザリソース情報を取得してグラフィックコードを生成してグラフィックコードを第1の端末装置に送信するステップはまた以下のようであってもよい。ここで、グラフィックコードはユーザリソース情報を含む。すなわち、第2の端末装置はユーザの第1のユーザ識別子を第1のネットワークプラットフォームに送信し、第1のネットワークプラットフォームは第2の端末装置により送信されたユーザの第1のユーザ識別子を受信し、第1のユーザ識別子に従ってユーザ識別子とユーザリソース情報との間の格納された対応関係から、対応するユーザリソース情報を取得し、取得されたユーザリソース情報を第1のユーザ識別子に関連付けられたユーザリソース情報として決定し、第1のユーザ識別子に関連付けられたユーザリソース情報を第2の端末装置に送信する。
【0031】
またさらに、第2の端末装置が第1のユーザ識別子に関連付けられたユーザリソース情報を取得した後、第2の端末装置はユーザリソース情報に対応する表示ボックス内をユーザリソース情報で埋め、その表示ボックスをユーザに表示させる。例えば、図3で図示されるユーザリソース情報表示インターフェースでは、ユーザリソース情報表示インターフェースは複数の表示ボックスを含む。すなわち、ユーザリソース情報表示インターフェースはカード番号の表示ボックス、氏名の表示ボックス、アイデンティティカード番号の表示ボックス、及びモバイル番号の表示ボックスを含む。第2の端末装置は、カード番号に対応する表示ボックス内をユーザリソース情報におけるカード番号「23435354566586867」で、アイデンティティカード番号に対応する表示ボックス内をアイデンティティカード番号「64934859446797」で、モバイル番号に対応する表示ボックス内をモバイル番号「13356546457」で別々に埋め、表示インターフェース表示をユーザに表示させる。
【0032】
ステップ202:第2の端末装置はユーザの第2のユーザ識別子及びユーザリソース情報を第2のネットワークプラットフォームに送信する。ここで、第2のユーザ識別子は第2のネットワークプラットフォームにおいてユーザを識別するために使用され、第1のユーザ識別子及び第2のユーザ識別子の両方は第1のネットワークプラットフォーム及び第2のネットワークプラットフォームにおいて別々にユーザにより登録されたユーザ識別子である。
【0033】
特に、第2の端末装置はユーザの第2のユーザ識別子を取得し、第2のユーザ識別子及び取得されたユーザリソース情報を第2のネットワークプラットフォームに送信する。
【0034】
第2のユーザ識別子は第2のネットワークプラットフォームにおいてユーザにより登録された例えばユーザアカウントもしくはニックネームなどの情報であってもよい。
【0035】
ユーザは第2の端末装置により表示されたユーザリソース情報が正しいことを決定した後、ユーザは送信命令を第2の端末装置に提示してもよい。第2の端末装置はユーザにより提示された送信命令を受信し、ユーザの第2のユーザ識別子及びユーザリソース情報を第2のネットワークプラットフォームに送信する。例えば、ユーザは図3における「次のステップ」のボタンをクリックして送信命令を第2の端末装置に提示してもよい。
【0036】
ステップ203:第2のネットワークプラットフォームは第2のユーザ識別子に従ってユーザ識別子と検証情報との間の格納された対応関係から、対応する検証情報を取得し、取得された検証情報及びユーザリソース情報を第1のネットワークプラットフォームに送信する。
【0037】
検証情報はユーザの実名認証情報であってもよいし、また第2のユーザ識別子に関連付けられた第3のユーザ識別子であってもよい。第3のユーザ識別子はユーザの即時のメッセージングアカウントであってもよい。
【0038】
例えば、第2のユーザ識別子はName2である。第2のネットワークプラットフォームは、第2のユーザ識別子Name2に従って以下の表1に示される、ユーザ識別子と検証情報との間の対応関係から、対応する検証情報を取得する。ここで、対応する検証情報は検証情報2であり、取得された検証情報2及びユーザリソース情報を第1のネットワークプラットフォームに送信する。
【0039】
【表1】
【0040】
ステップ204:第1のネットワークプラットフォームは、検証情報及びユーザリソース情報に従ってユーザのアイデンティティに対する検証を実行し、もしユーザのアイデンティティに対する検証が成功すれば、第1のネットワークプラットフォームは関連付け肯定応答メッセージを第2のネットワークプラットフォームに送信する。
【0041】
特に、第1のネットワークプラットフォームはユーザリソース情報に関連付けられた第1のユーザ識別子を取得し、第1のユーザ識別子に従って、ユーザ識別子と検証情報との間の格納された対応関係から、対応する検証情報を取得する。もし取得された検証情報が第2のネットワークプラットフォームにより送信された検証情報と同一であれば、第1のネットワークプラットフォームはユーザのアイデンティティに対する検証が成功し、関連付け肯定応答メッセージを第2のネットワークプラットフォームに送信することを決定する。
【0042】
第1のネットワークプラットフォームがユーザリソース情報に関連付けられた第1のユーザアイデンティティを取得する特定の演算は以下のようであってもよい。すなわち、第1のネットワークプラットフォームは、ユーザリソース情報に従って、ユーザ識別子とユーザリソース情報との間の格納された対応関係から、対応するユーザ識別子を取得し、取得されたユーザ識別子をユーザリソース情報に関連付けられた第1のユーザ識別子として決定する。
【0043】
またさらに、もし取得された検証情報が第2のネットワークプラットフォームにより送信された検証情報と異なれば、第1のネットワークプラットフォームは、ユーザのアイデンティティに対する検証が失敗し検証失敗プロンプト情報を第2のネットワークプラットフォームに送信してユーザにユーザリソース情報を再関連付けするように指示することを決定する。
【0044】
選択的に、第2のネットワークプラットフォームは第2のユーザ識別子を第1のネットワークプラットフォームにさらに送信してもよい。第1のネットワークプラットフォームにより実行されたユーザのアイデンティティに対する検証が成功した後に、第1のネットワークプラットフォームは検証コードをさらに生成し、第2のユーザ識別子と検証コードとの間の対応関係を創造し、検証コードを第2の端末装置に送信してもよい。第2の端末装置はユーザにより入力された検証コードを受信し、第2のネットワークプラットフォームが第2のユーザ識別子及び検証コードを第1のネットワークプラットフォームに転送するように、第2のユーザ識別子及び検証コードを第2のネットワークプラットフォームに送信する。第1のネットワークプラットフォームは第2のユーザ識別子及び検証コードを受信し、第2のユーザ識別子及び検証コードに従ってユーザのアイデンティティに対する検証を実行する。もし検証が成功されば、第1のネットワークプラットフォームは関連付け肯定応答メッセージは第2のネットワークプラットフォームに送信する。
【0045】
第2のユーザ識別子及び検証コードに従ってユーザのアイデンティティに対する検証を実行することの特定の演算は以下のようであってもよい。すなわち、第2のユーザ識別子に従って、第2のユーザ識別子と検証コードとの間の対応関係から、対応する検証コードを取得し、取得された検証コードを受信された検証コードと比較し、もし2つが同一であれば、ユーザのアイデンティティに対する検証は成功することを決定し、もしくは同一でなければユーザのアイデンティティに対する検証は失敗することを決定する。
【0046】
検証情報に従ってユーザのアイデンティティに対する検証が実行された後に、ユーザのアイデンティティに対する検証が検証コードによりさらに実行される。それがユーザのユーザリソース情報を関連付けることのセキュリティを改善させる。
【0047】
例えば、第1のネットワークプラットフォームは、ユーザリソース情報からモバイル番号を取得し、ショートメッセージサービスにより生成された検証コードを第2の端末装置に送信してもよい。
【0048】
またさらに、第1のネットワークプラットフォームは第2のユーザ識別子とユーザリソース情報との間の対応関係を格納する。
【0049】
例えば、検証情報がユーザの実名認証情報であり実名認証が第1のネットワークプラットフォームにおいてユーザに対してすでに実行されたとき、第1のネットワークプラットフォームはユーザリソース情報に従ってユーザ識別子とユーザリソース情報との間の格納された対応関係から、対応するユーザ識別子を取得し、取得されたユーザ識別子をユーザリソース情報に関連付けられた第1のユーザ識別子として決定する。第1のネットワークプラットフォームは、第1のユーザ識別子に従ってユーザ識別子と実名認証情報との間の格納された対応関係から、対応する実名認証情報を取得する。もし取得された実名認証情報が第2のネットワークプラットフォームにより送信された実名認証情報と同一であれば、第1のネットワークプラットフォームは、ユーザのアイデンティティに対する検証が成功することを決定し、そうでなければ第1のネットワークプラットフォームはユーザのアイデンティティに対する検証が失敗することを決定する。
【0050】
またさらに、もし実名認証が第1のネットワークプラットフォームにおけるユーザに対して実行されなければ、第1のネットワークプラットフォームは、第2のネットワークプラットフォームにより送信されたユーザリソース情報内に含まれたユーザリソース情報識別子に従ってユーザリソース情報識別子と実名情報との間の格納された対応関係から、対応する実名情報を取得し、取得された実名情報と第2のネットワークプラットフォームにより送信された実名認証情報とを比較し、もし2つが同一であれば、ユーザのアイデンティティに対する検証が成功することを決定し、そうでなければユーザのアイデンティティに対する検証が失敗することを決定する。
【0051】
別の例では、検証情報が第2のユーザ識別子に関連付けられた第3のユーザ識別子であるとき、第1のネットワークプラットフォームは、ユーザリソース情報に従ってユーザ識別子とユーザリソース情報との間の格納された対応関係から、対応するユーザ識別子を取得し、取得されたユーザ識別子をユーザリソース情報に関連付けられた第1のユーザ識別子として決定する。第1のネットワークプラットフォームは、第1のユーザ識別子に従って第1のユーザ識別子と第3のユーザ識別子との間の格納された対応関係から、第1のユーザ識別子に関連付けられた第3のユーザ識別子を取得する。もし第2のユーザ識別子に関連付けられた第3のユーザ識別子が第1のユーザ識別子に関連付けられた第3のユーザ識別子と同一であれば、第1のネットワークプラットフォームはユーザのアイデンティティに対する検証が成功することを決定し、そうでなければ第1のネットワークプラットフォームはユーザのアイデンティティに対する検証が失敗することを決定する。
【0052】
ステップ205:第2のネットワークプラットフォームは関連付け肯定応答メッセージを受信し、第2のユーザ識別子及びユーザリソース情報をユーザ識別子とユーザリソース情報との間の対応関係に格納する。
【0053】
例えば、第2のネットワークプラットフォームは関連付け肯定応答メッセージを受信し、第2のユーザ識別子Name2及びユーザリソース情報を、以下の表2で示された、ユーザ識別子とユーザリソース情報との間の対応関係に格納する。
【0054】
【表2】
【0055】
本発明の実施形態では、もしユーザが第1のネットワークプラットフォームにおいてユーザリソース情報をすでに関連付けていたならば、ユーザが第2のネットワークプラットフォームにおいてユーザリソース情報をさらに関連付けるとき、第1のネットワークプラットフォームは第1のユーザ識別子に関連付けられたユーザリソース情報を第2の端末装置に送信し、ユーザがユーザリソース情報を第2の端末装置に対してさらに手動で入力する必要なしに、第2の端末装置はユーザリソース情報を第2のネットワークプラットフォームに直接的に送信してもよい。それがユーザリソース情報を入力するための時間を低減させ、それによりユーザリソース情報を関連付けることの効率性を改善させる。また、ユーザが誤ったユーザリソース情報を入力しないように、第2の端末装置は第1のネットワークプラットフォームからユーザリソース情報を直接的に取得する。それが関連付けの失敗による再関連付けを実行することが必要となる現象を回避しユーザリソース情報を関連付けることの効率性をさらに改善させる。
【0056】
実施形態3.
本発明のこの実施形態はユーザリソース情報を関連付けるための方法を提供する。図4を参照して、その方法は以下のステップを含む。
ステップ301:第1のネットワークプラットフォームはユーザの第1のユーザ識別子を受信し、第1のユーザ識別子に関連付けられたユーザリソース情報を取得し、ユーザリソース情報を第2の端末装置に送信する。ここで、第1のユーザ識別子は第1のネットワークプラットフォームにおいてユーザを識別するために使用され、ユーザリソース情報はデータ処理中に値転送を実行するために使用される。
ステップ302:第2の端末装置はユーザの第2のユーザ識別子及びユーザリソース情報を第2のネットワークプラットフォームに送信する。ここで、第2のユーザ識別子は第2のネットワークプラットフォームにおいてユーザを識別するために使用され、第1のユーザ識別子及び第2のユーザ識別子の両方は第1のネットワークプラットフォーム及び第2のネットワークプラットフォームにおいて別々にユーザにより登録されたユーザ識別子である。
ステップ303:第2のネットワークプラットフォームは第2のユーザ識別子をユーザリソース情報に関連付ける。
【0057】
第1のネットワークプラットフォームはユーザの第1のユーザ識別子を受信し、第1のユーザ識別子に関連付けられたユーザリソース情報を取得し、ユーザリソース情報を第2の端末装置に送信することは以下を含む。すなわち、
・第1のネットワークプラットフォームはユーザの第1のユーザ識別子を受信し、第1のユーザ識別子に従ってユーザ識別子とユーザリソース情報との間の格納された対応関係から第2のユーザ識別子に関連付けられたユーザリソース情報を取得してグラフィックコードを生成する。ここで、グラフィックコードはユーザリソース情報を含み、第1の端末装置がグラフィックコードを表示するように、第1のネットワークプラットフォームはグラフィックコードを第1の端末装置に送信する。
・第2の端末装置は第1の端末装置により表示されたグラフィックコードをスキャンし、グラフィックコードからユーザリソース情報を取得する。
【0058】
第2のネットワークプラットフォームは第2のユーザ識別子をユーザリソース情報に関連付けることは以下を含む。すなわち、
・第2のネットワークプラットフォームは第2のユーザ識別子に従ってユーザ識別子と検証情報との間の格納された対応関係から、対応する検証情報を取得し、取得された検証情報及びユーザリソース情報を第1のネットワークプラットフォームに送信する。
・第1のネットワークプラットフォームは検証情報及びユーザリソース情報に従ってユーザのアイデンティティに対する検証を実行し、ユーザのアイデンティティに対する検証が成功すれば、関連付け肯定応答メッセージを第2のネットワークプラットフォームに送信する。
・第2のネットワークプラットフォームは関連付け肯定応答メッセージを受信し、第2のユーザ識別子及びユーザリソース情報をユーザ識別子とユーザリソース情報との間の対応関係に格納する。
【0059】
第1のネットワークプラットフォームは検証情報及びユーザリソース情報に従ってユーザのアイデンティティに対する検証を実行することは以下を含む。すなわち、
・第1のネットワークプラットフォームはユーザリソース情報に関連付けられた第1のユーザ識別子を取得し、第1のユーザ識別子に従って、ユーザ識別子と検証情報との間の格納された対応関係から、対応する検証情報を取得する。
・もし取得された検証情報が第2のネットワークプラットフォームにより送信された検証情報と同一であれば、第1のネットワークプラットフォームはユーザのアイデンティティに対する検証が成功することを決定し、そうでなければユーザのアイデンティティに対する検証が失敗することを決定する。
【0060】
本発明の実施形態では、もしユーザが第1のネットワークプラットフォームにおいてユーザリソース情報をすでに関連付けていたならば、ユーザは第2のネットワークプラットフォームにおいてユーザリソース情報をさらに関連付けるとき、第1のネットワークプラットフォームは第1のユーザ識別子に関連付けられたユーザリソース情報を第2の端末装置に送信し、ユーザがさらに手動でユーザリソース情報を第2の端末装置に入力する必要なしに、第2の端末装置はユーザリソース情報を第2のネットワークプラットフォームに直接的に送信してもよい。それがユーザリソース情報を入力するための時間を低減させ、それによりユーザリソース情報を関連付けることの効率性を改善させる。また、ユーザが誤ったユーザリソース情報を入力しないように、第2の端末装置は第1のネットワークプラットフォームからユーザリソース情報を直接的に取得する。それが関連付け失敗による再関連付けを実行することが必要となる現象を回避しユーザリソース情報を関連付けることの効率性をさらに改善させる。
【0061】
実施形態4.
本発明のこの実施形態は端末装置を提供する。図5を参照して、その端末装置は以下を含む。すなわち、
・第1のネットワークプラットフォームにおいて、ユーザの第1のユーザ識別子に関連付けられたユーザリソース情報を取得するように構成される取得モジュール401。ここで、第1のユーザ識別子は第1のネットワークプラットフォームにおいてユーザを識別するために使用され、ユーザリソース情報はデータ処理中の値転送を実行するために使用される。
・ユーザの第2のユーザ識別子及びユーザリソース情報を第2のネットワークプラットフォームに送信するように構成される送信モジュール402。ここで、第2のユーザ識別子は第2のネットワークプラットフォームにおいてユーザを識別するために使用され、第2のネットワークプラットフォームが第2のユーザ識別子をユーザリソース情報に関連付けるように、第1のユーザ識別子及び第2のユーザ識別子の両方は、第1のネットワークプラットフォーム及び第2のネットワークプラットフォームにおいて別々にユーザにより登録されたユーザ識別子である。
【0062】
取得モジュール401は以下を含む。すなわち、
・第1の端末装置により表示されるグラフィックコードをスキャンするように構成されるスキャニングユニット。ここで、グラフィックコードは第1のネットワークプラットフォームにおいてユーザの第1のユーザ識別子に関連付けられたユーザリソース情報を含む。
・スキャンされたグラフィックコードからユーザリソース情報を取得するように構成される取得ユニット。
【0063】
選択的に、取得モジュール401は以下を含む。すなわち、
・取得要求メッセージを第1のネットワークプラットフォームに送信するように構成される送信ユニット。ここで、第1のネットワークプラットフォームは、第1のユーザ識別子に従って、第1のユーザ識別子に関連付けられたユーザリソース情報を取得するように、取得要求メッセージはユーザの第1のユーザ識別子を伝送する。
・第1のネットワークプラットフォームにより送信されたユーザリソース情報を受信するように構成される受信ユニット。
【0064】
本発明の実施形態では、もしユーザが第1のネットワークプラットフォームにおいてユーザリソース情報をすでに関連付けていたならば、ユーザは第2のネットワークプラットフォームにおいてユーザリソース情報をさらに関連付けるとき、第1のネットワークプラットフォームは第1のユーザ識別子に関連付けられたユーザリソース情報を第2の端末装置に送信し、ユーザがさらに手動でユーザリソース情報を第2の端末装置に入力する必要なしに、第2の端末装置はユーザリソース情報を第2のネットワークプラットフォームに直接的に送信してもよい。それがユーザリソース情報を入力するための時間を低減させ、それによりユーザリソース情報を関連付けることの効率性を改善させる。また、ユーザが誤ったユーザリソース情報を入力しないように、第2の端末装置は第1のネットワークプラットフォームからユーザリソース情報を直接的に取得する。それが関連付け失敗による再関連付けを実行することが必要となる現象を回避しユーザリソース情報を関連付けることの効率性をさらに改善させる。
【0065】
実施形態5.
本発明のこの実施形態はユーザリソース情報を関連付けるためのシステムを提供する。図6を参照して、そのシステムは第1のネットワークプラットフォーム501、第2の端末装置502、及び第2のネットワークプラットフォーム503を含む。
【0066】
第1のネットワークプラットフォーム501は、ユーザの第1のユーザ識別子を受信し、第1のユーザ識別子に関連付けられたユーザリソース情報を取得し、ユーザリソース情報を第2の端末装置に送信するように構成される。ここで、第1のユーザ識別子は第1のネットワークプラットフォームにおいてユーザを識別するために使用され、ユーザリソース情報はデータ処理中の値転送を実行するために使用される。
【0067】
第2の端末装置502は、ユーザの第2のユーザ識別子及びユーザリソース情報を第2のネットワークプラットフォームに送信するように構成される。ここで、第2のユーザ識別子は第2のネットワークプラットフォームにおいてユーザを識別するために使用され、第1のユーザ識別子及び第2のユーザ識別子の両方は第1のネットワークプラットフォーム及び第2のネットワークプラットフォームにおいて別々にユーザにより登録されたユーザ識別子である。
【0068】
第2のネットワークプラットフォーム503は、第2のユーザ識別子をユーザリソース情報に関連付けるように構成される。
【0069】
第1のネットワークプラットフォーム501は、ユーザの第1のユーザ識別子を受信し、第1のユーザ識別子に従ってユーザ識別子とユーザリソース情報との間の格納された対応関係から、第1のユーザ識別子に関連付けられたユーザリソース情報を取得してグラフィックコードを生成するように構成される。ここで、グラフィックコードはユーザリソース情報を含み、第1の端末装置がグラフィックコードを表示するように、第1のネットワークプラットフォーム501はグラフィックコードを第1の端末装置に送信する。
【0070】
第2の端末装置502は第1の端末装置により表示されたグラフィックコードをスキャンし、スキャンされたグラフィックコードからユーザリソース情報を取得するように構成される。
【0071】
第2のネットワークプラットフォーム503は、第2のユーザ識別子に従って、ユーザ識別子と検証情報との間の格納された対応関係から、対応する検証情報を取得し、取得された検証情報及びユーザリソース情報を第1のネットワークプラットフォームに送信するように構成される。
【0072】
第1のネットワークプラットフォーム501は、検証情報及びユーザリソース情報に従ってユーザのアイデンティティに対する検証を実行し、もしユーザのアイデンティティに対する検証が成功すれば関連付け肯定応答メッセージを第2のネットワークプラットフォームに送信するように構成される。
【0073】
第2のネットワークプラットフォーム503は、関連付け肯定応答メッセージを受信し、第2のユーザ識別子及びユーザリソース情報をユーザ識別子とユーザリソース情報との間の対応関係に格納するようにさらに構成される。
【0074】
第1のネットワークプラットフォーム501は、ユーザリソース情報に関連付けられた第1のユーザ識別子を取得し、第1のユーザ識別子に従って、ユーザ識別子と検証情報との間の格納された対応関係から、対応する検証情報を取得するように構成される。
【0075】
第1のネットワークプラットフォーム501は、もし取得された検証情報が第2のネットワークプラットフォームにより送信された検証情報と同一であれば、ユーザのアイデンティティに対する検証が成功することを決定し、そうでなければユーザのアイデンティティに対する検証が失敗することを決定するようにさらに構成される。
【0076】
本発明の実施形態では、もしユーザが第1のネットワークプラットフォームにおいてユーザリソース情報をすでに関連付けていたならば、ユーザは第2のネットワークプラットフォームにおいてユーザリソース情報をさらに関連付けるとき、第1のネットワークプラットフォームは第1のユーザ識別子に関連付けられたユーザリソース情報を第2の端末装置に送信し、ユーザがさらに手動でユーザリソース情報を第2の端末装置に入力する必要なしに、第2の端末装置はユーザリソース情報を第2のネットワークプラットフォームに直接的に送信してもよい。それがユーザリソース情報を入力するための時間を低減させ、それによりユーザリソース情報を関連付けることの効率性を改善させる。また、ユーザが誤ったユーザリソース情報を入力しないように、第2の端末装置は第1のネットワークプラットフォームからユーザリソース情報を直接的に取得する。それが関連付け失敗による再関連付けを実行することが必要となる現象を回避しユーザリソース情報を関連付けることの効率性をさらに改善させる。
【0077】
上述した実施形態により提供されたユーザリソース情報を関連付けるための端末装置がユーザリソース情報を関連付けるとき、上述した機能モジュールの分割は説明するための実施例として単に使用されたことに留意すべきである。実際の応用では、異なる機能モジュールが必要に応じて上述の機能を実施するように割り当てられてもよい。すなわち、上述した機能のすべてもしくはいくつかを実施するように、端末装置の内部構造は異なる機能モジュールに分割される。また、上述した実施形態により提供されたユーザリソース情報を関連付けるための端末装置及びユーザリソース情報を関連付ける方法の実施形態は同一の思想に属し、その特定の実施プロセスの詳細に対しては方法の実施形態が参照され、ここで再び説明しない。
【0078】
本発明の上述した実施形態の連続番号は単に説明の利便性のためだけであって、複数の実施形態のうちの優先度を意味するものではない。
【0079】
当業者は、上述した実施形態のすべてのステップもしくはいくつかのステップはハードウェアを使用することにより実施されてもよいし、もしくは関連したハードウェアを指示するプログラムにより実施されてもよいことを理解してもよい。そのプログラムは、コンピュータ可読記憶媒体内に格納されてもよい。その記憶媒体は読み出し専用媒体、磁気ディスク、光ディスクなどであってもよい。
【0080】
上述した説明は本発明の単なる例示的な実施形態であるが、本発明を限定することを意図するものではない。本発明の精神及び原理内で得られた任意の変形、均等物の置き換え、及び改良が本発明の保護範囲内に含まれるであろう。
図1
図2
図3
図4
図5
図6