特許第6293984号(P6293984)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6293984警報通知メッセージを送信する方法及び装置
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6293984
(24)【登録日】2018年2月23日
(45)【発行日】2018年3月14日
(54)【発明の名称】警報通知メッセージを送信する方法及び装置
(51)【国際特許分類】
   G08B 13/10 20060101AFI20180305BHJP
   G08B 25/04 20060101ALI20180305BHJP
   H04M 11/04 20060101ALI20180305BHJP
【FI】
   G08B13/10
   G08B25/04 H
   H04M11/04
【請求項の数】19
【全頁数】24
(21)【出願番号】特願2017-544816(P2017-544816)
(86)(22)【出願日】2015年12月23日
(65)【公表番号】特表2017-538238(P2017-538238A)
(43)【公表日】2017年12月21日
(86)【国際出願番号】CN2015098436
(87)【国際公開番号】WO2017063272
(87)【国際公開日】20170420
【審査請求日】2016年2月23日
(31)【優先権主張番号】201510659383.8
(32)【優先日】2015年10月12日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】513309030
【氏名又は名称】シャオミ・インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110001357
【氏名又は名称】特許業務法人つばさ国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ウー コー
(72)【発明者】
【氏名】リウ シンユー
(72)【発明者】
【氏名】リウ ホアイージュン
【審査官】 白川 瑞樹
(56)【参考文献】
【文献】 特開2004−246471(JP,A)
【文献】 特開2011−043959(JP,A)
【文献】 特開2005−018342(JP,A)
【文献】 特開2005−337009(JP,A)
【文献】 特開2015−103116(JP,A)
【文献】 特開2000−051157(JP,A)
【文献】 国際公開第2015/056530(WO,A1)
【文献】 特開2008−047097(JP,A)
【文献】 特開2005−092622(JP,A)
【文献】 特許第4354206(JP,B2)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G08B13/00−15/02
19/00−31/00
H04M11/00
11/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
警報通知メッセージを送信する方法であって、
ターゲットデバイスに位置するターゲット対象の身体特性データを取得することと、
前記ターゲット対象の身体特性データと事前記憶されたターゲットユーザーの身体特性データが事前設定されたマッチング条件を満たさない場合に、第1端末に第1警報通知メッセージを送信することと、
を含み、
前記第1端末に第1警報通知メッセージを送信することは、
ローカルが所属するローカルエリアネットワークにおける現在の接続されている端末の端末識別子を取得し、前記端末識別子に前記第1端末の端末識別子がない場合に、前記第1端末に前記第1警報通知メッセージを送信することと、
前記端末識別子に前記第1端末の端末識別子があり、且つ事前設定された第2端末がオン状態になっている場合に、前記第2端末に前記第1警報通知メッセージを送信することと、
を含むことを特徴とする方法。
【請求項2】
前記ターゲットデバイスに位置するターゲット対象の身体特性データを取得することは、
ターゲットデバイスに位置するターゲット対象の圧力データ、接触面積データ、及び温度データを検出し、前記ターゲット対象の圧力データ、面積データ、及び温度データが、事前設定された身体特性条件を満たす場合に、前記ターゲット対象が人であると判定し、前記ターゲット対象の身体特性データを取得することを含む
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記ターゲット対象の身体特性データと事前記憶されたターゲットユーザーの身体特性データが事前設定のマッチング条件を満たさない場合に、第1端末に第1警報通知メッセージを送信することは、
事前記憶されたターゲットユーザーの身体特性データに対応する身体特性データの範囲を確定することと、
前記ターゲット対象の身体特性データが前記身体特性データ範囲内にない場合に、第1端末に第1警報通知メッセージを送信することと
を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記方法は、更に、
事前設定された過去の時間内の前記ターゲットユーザーの運動データを取得し、前記事前設定された過去の時間内のターゲットユーザーの運動データに基づき、前記身体特性データの範囲を調整することを含み、
前記ターゲット対象の身体特性データが前記身体特性データ範囲内にない場合に、第1端末に第1警報通知メッセージを送信することは、
前記ターゲット対象の身体特性データが、調整した後の身体特性データ範囲内にない場合に、第1端末に第1警報通知メッセージを送信することを含む
ことを特徴とする請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記方法は、
ターゲット被制御デバイスへ事前設定された制御コマンドを送信することをさらに含む
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項6】
ターゲット被制御デバイスへ事前設定された制御コマンドを送信することは、
前記第1端末から送信した警報確認メッセージが受信された後に、ターゲット被制御デバイスへ事前設定された制御コマンドを送信することを含む
ことを特徴とする請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記ターゲット被制御デバイスへ事前設定された制御コマンドを送信することは、
監視デバイスにビデオ録画コマンドを送信することを含む
ことを特徴とする請求項5に記載の方法。
【請求項8】
前記ターゲット被制御デバイスへ事前設定された制御コマンドを送信することは、
防犯ドア及び/又は防犯窓にロックコマンドを送信することを含む
ことを特徴とする請求項5に記載の方法。
【請求項9】
前記方法は、
前記第1端末から送信した警報確認メッセージが受信された後に、ローカルが所属する安全保護ネットワークのバックグラウンドサーバーに第2警報通知メッセージを送信することをさらに含む
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項10】
警報通知メッセージを送信する装置であって、
ターゲットデバイスに位置するターゲット対象の身体特性データを取得する第1取得モジュールと、
前記ターゲット対象の身体特性データと事前記憶されたターゲットユーザーの身体特性データが事前設定されたマッチング条件に満たさない場合に、第1端末に第1警報通知メッセージを送信する第1送信モジュールと、
を含み、
前記第1送信モジュールは、
ローカルが所属するローカルエリアネットワークにおける現在の接続されている端末の端末識別子を取得し、前記端末識別子に前記第1端末の端末識別子がない場合に、前記第1端末に前記第1警報通知メッセージを送信し、
前記端末識別子に前記第1端末の端末識別子があり、且つ事前設定された第2端末がオン状態になっている場合、前記第2端末に前記第1警報通知メッセージを送信する
ことを特徴とする装置。
【請求項11】
前記第1取得モジュールは、
ターゲットデバイスに位置するターゲット対象の圧力データ、接触面積データ、及び温度データを検出し、前記ターゲット対象の圧力データ、面積データ、及び温度データが、事前設定された身体特性条件を満たす場合に、前記ターゲット対象が人であると判定し、前記ターゲット対象の身体特性データを取得する
ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項12】
前記第1送信モジュールは、
事前記憶されたターゲットユーザーの身体特性データに対応する身体特性データの範囲を確定する確定サブモジュールと、
前記ターゲット対象の身体特性データが前記身体特性データ範囲内にない場合、第1端末に第1警報通知メッセージを送信する送信サブモジュールと
を含むことを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項13】
前記装置は、
事前設定された過去の時間内の前記ターゲットユーザーの運動データを取得し、前記事前設定された過去の時間内のターゲットユーザーの運動データに基づき、前記身体特性データの範囲を調整する第2取得モジュールを更に含み、
前記第1送信モジュールは、前記ターゲット対象の身体特性データが調整後の身体特性データ範囲内にない場合に、第1端末に第1警報通知メッセージを送信する
ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項14】
前記装置は、
ターゲット被制御デバイスへ事前設定された制御コマンドを送信する第2送信モジュールをさらに含む
ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項15】
前記第2送信モジュールは、
前記第1端末から送信した警報確認メッセージが受信された後に、ターゲット被制御デバイスへ事前設定された制御コマンドを送信する
ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項16】
前記第2送信モジュールは、
監視デバイスにビデオ録画コマンドを送信する
ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項17】
前記第2送信モジュールは、
防犯ドア及び/又は防犯窓にロックコマンドを送信する
ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項18】
前記装置は、
前記第1端末から送信した警報確認メッセージが受信された後に、ローカルが所属する安全保護ネットワークのバックグラウンドサーバーに第2警報通知メッセージを送信する第3送信モジュールをさらに含む
ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項19】
警報通知メッセージを送信する装置であって、
プロセッサと、
プロセッサの実行可能なコマンドを記憶しているメモリと、
を含み、
前記プロセッサは、
ターゲットデバイスに位置するターゲット対象の身体特性データを取得し、
前記ターゲット対象の身体特性データと事前記憶されたターゲットユーザーの身体特性データが事前設定されたマッチング条件を満たさない場合、第1端末に第1警報通知メッセージを送信し、
ローカルが所属するローカルエリアネットワークにおける現在の接続されている端末の端末識別子を取得し、前記端末識別子に前記第1端末の端末識別子がない場合に、前記第1端末に前記第1警報通知メッセージを送信し、
前記端末識別子に前記第1端末の端末識別子があり、且つ事前設定された第2端末がオン状態になっている場合、前記第2端末に前記第1警報通知メッセージを送信するように構成された
ことを特徴とする装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、出願番号がCN201510659383.8であり、出願日が2015年10月12日である中国特許出願に基づいて提供され、該中国特許出願の優先権を主張し、該中国特許出願の全ての内容はここで参考として本発明に援用される。
【0002】
本発明はコンピューター技術分野に関し、特に警報通知メッセージを送信する方法及び装置に関する。
【背景技術】
【0003】
端末技術の発展に伴い、端末の応用がますます広がり、日常生活との関連もますます緊密になっている。日常生活において、財産の安全は、人々が非常に重視する問題であり、家に防犯ドアを取り付け、他人が家に入りお金や品物を盗難することを防止することは普通である。
【0004】
防犯ドアには警報装置が設置されている。主人以外の者が該主人の家に入ろうとする時、常に防犯ドアを破壊する。この時、警報装置をトリガーして警報を出し、例えばデシベルが高い警報音を出す。
【0005】
本発明を実現する過程において、発明者は少なくとも以下の問題があることを発見した。
【0006】
他人が例えば窓などの別のルートでユーザーの部屋に入る場合に防犯ドアは他人がユーザーの部屋に入ったことを検出できないため、ユーザーの財産の安全性が低くなる。
【発明の概要】
【0007】
本発明は、かかる技術にある問題を解消するために、警報通知メッセージを送信する方法及び装置を提供している。前記技術的解決手段は以下のとおりである。
【0008】
本発明の実施例の第1態様によれば、ターゲットデバイスに位置するターゲット対象の身体特性データを取得することと、
前記ターゲット対象の身体特性データと事前記憶されたターゲットユーザーの身体特性データが事前設定されたマッチング条件を満たさない場合に、第1端末に第1警報通知メッセージを送信することと、
を含み、
前記第1端末に第1警報通知メッセージを送信することは、
ローカルが所属するローカルエリアネットワークにおける現在の接続されている端末の端末識別子を取得し、前記端末識別子に前記第1端末の端末識別子がない場合に、前記第1端末に前記第1警報通知メッセージを送信することと、
前記端末識別子に前記第1端末の端末識別子があり、且つ事前設定された第2端末がオン状態になっている場合に、前記第2端末に前記第1警報通知メッセージを送信することと、
を含む警報通知メッセージを送信する方法を提供する。
【0009】
また、前記ターゲットデバイスに位置するターゲット対象の身体特性データを取得することは、
ターゲットデバイスに位置するターゲット対象の圧力データ、接触面積データ、及び温度データを検出し、前記ターゲット対象の圧力データ、面積データ、及び温度データが、事前設定された身体特性条件を満たす場合に、前記ターゲット対象が人であると判定し、前記ターゲット対象の身体特性データを取得することを含む。
【0010】
そして、人ではないと判定されたターゲット対象に対し、後続処理を行わないことができることで、ターゲットデバイスの処理量を軽減することができる。
【0011】
また、前記ターゲット対象の身体特性データと事前記憶されたターゲットユーザーの身体特性データが事前設定されたマッチング条件を満たさない場合に、第1端末に第1警報通知メッセージを送信することは、
事前記憶されたターゲットユーザーの身体特性データに対応する身体特性データの範囲を確定することと、
前記ターゲット対象の身体特性データが前記身体特性データ範囲内にない場合に、第1端末に第1警報通知メッセージを送信することとを含む。
【0012】
このように、誤判断の可能性を低減させる。
【0013】
また、前記方法は、更に、
事前設定された過去の時間内の前記ターゲットユーザーの運動データを取得し、前記事前設定された過去の時間内のターゲットユーザーの運動データに基づき、前記身体特性データの範囲を調整することを含み、
前記ターゲット対象の身体特性データが前記身体特性データ範囲内にない場合に、第1端末に第1警報通知メッセージを送信することは、
前記ターゲット対象の身体特性データが調整後の身体特性データ範囲内にない場合に、第1端末に第1警報通知メッセージを送信することを含む。
【0014】
このように、ユーザーの運動状況に基づいて身体特性データ範囲の変更を確定することができ、ユーザーが不審者であると判定されることを防止できる。
【0015】
また、前記方法は、
ターゲット被制御デバイスへ事前設定された制御コマンドを送信することをさらに含む。
【0016】
また、前記ターゲット被制御デバイスへ事前設定された制御コマンドを送信することは、
前記第1端末から送信した警報確認メッセージが受信された後に、ターゲット被制御デバイスへ事前設定された制御コマンドを送信することを含む。
【0017】
このように、ユーザーの友人又は親戚が不法侵入者であると判定され、誤判断となることを防止できる。
【0018】
また、前記ターゲット被制御デバイスへ事前設定された制御コマンドを送信することは、
監視デバイスにビデオ録画コマンドを送信することを含む。
【0019】
このように、不法侵入者に関連する情報を効果的に取得することができる。
【0020】
また、前記ターゲット被制御デバイスへ事前設定された制御コマンドを送信することは、
防犯ドア及び/又は防犯窓にロックコマンドを送信することを含む。
【0021】
このようにして、ある程度に不法侵入者の逃走を防止することができる。
【0022】
また、前記方法は、
前記第1端末から送信した警報確認メッセージが受信された後に、ローカルが所属する安全保護ネットワークのバックグラウンドサーバーに第2警報通知メッセージを送信することをさらに含む。
【0023】
このようにして、警備担当者に通知することで不法侵入者を捕まえるよう協力し、ユーザー財産の安全性を向上させる。
【0025】
このように、ユーザーが家にいる時に、他の端末を介してユーザーに知らせることで、ユーザーが早期に警報を受信するようになる。
【0026】
本発明の実施例の第2態様によれば、警報通知メッセージを送信する装置を提供し、前記装置は、
ターゲットデバイスに位置するターゲット対象の身体特性データを取得する第1取得モジュールと、
前記ターゲット対象の身体特性データと事前記憶されたターゲットユーザーの身体特性データが事前設定されたマッチング条件を満たさない場合に、第1端末に第1警報通知メッセージを送信する第1送信モジュールと
を含み、
前記第1送信モジュールは、
ローカルが所属するローカルエリアネットワークにおける現在の接続されている端末の端末識別子を取得し、前記端末識別子に前記第1端末の端末識別子がない場合に、前記第1端末に前記第1警報通知メッセージを送信し、
前記端末識別子に前記第1端末の端末識別子があり、且つ事前設定された第2端末がオン状態になっている場合、前記第2端末に前記第1警報通知メッセージを送信する。
【0027】
また、前記第1取得モジュールは、
ターゲットデバイスのターゲット対象の圧力データ、接触面積データ、及び温度データを検出し、前記ターゲット対象の圧力データ、面積データ、及び温度データが事前設定された身体特性条件を満たす場合に、前記ターゲット対象が人でありと判定し、前記ターゲット対象の身体特性データを取得する。
【0028】
また、前記第1送信モジュールは、
事前記憶されたターゲットユーザーの身体特性データに対応する身体特性データの範囲を確定する確定サブモジュールと、
前記ターゲット対象の身体特性データが前記身体特性データ範囲内にない場合、第1端末に第1警報通知メッセージを送信する送信サブモジュールとを含む。
【0029】
また、前記装置は、
事前設定された過去の時間内の前記ターゲットユーザーの運動データを取得し、前記事前設定された過去の時間内のターゲットユーザーの運動データに基づき、前記身体特性データの範囲を調整する第2取得モジュールを更に含み、
前記第1送信モジュールは、前記ターゲット対象の身体特性データが調整後の身体特性データ範囲内にない場合に、第1端末に第1警報通知メッセージを送信する。
【0030】
また、前記装置は、
ターゲット被制御デバイスへ事前設定された制御コマンドを送信する第2送信モジュールをさらに含む。
【0031】
また、前記第2送信モジュールは、
前記第1端末から送信した警報確認メッセージが受信された後に、ターゲット被制御デバイスへ事前設定された制御コマンドを送信する。
【0032】
また、前記第2送信モジュールは、
監視デバイスにビデオ録画コマンドを送信する。
【0033】
また、前記第2送信モジュールは、
防犯ドア及び/又は防犯窓にロックコマンドを送信する。
【0034】
また、前記装置は、
前記第1端末から送信した警報確認メッセージが受信された後に、ローカルが所属する安全保護ネットワークのバックグラウンドサーバーに第2警報通知メッセージを送信する第3送信モジュールをさらに含む。
【0036】
本発明の実施例の第3態様によれば、警報通知メッセージを送信する装置を提供し、前記装置は、
プロセッサと、
プロセッサの実行可能なコマンドを記憶しているメモリと、
を含み、
前記プロセッサは、
ターゲットデバイスに位置するターゲット対象の身体特性データを取得し、
前記ターゲット対象の身体特性データと事前記憶されたターゲットユーザーの身体特性データが、事前設定されたマッチング条件に満たさない場合、第1端末に第1警報通知メッセージを送信し、
ローカルが所属するローカルエリアネットワークにおける現在の接続されている端末の端末識別子を取得し、前記端末識別子に前記第1端末の端末識別子がない場合に、前記第1端末に前記第1警報通知メッセージを送信し、
前記端末識別子に前記第1端末の端末識別子があり、且つ事前設定された第2端末がオン状態になっている場合、前記第2端末に前記第1警報通知メッセージを送信する。
【0037】
本発明の実施例により提供される技術的解決手段は、下記好適な効果を含むことができる。
【0038】
本発明の実施例において、ターゲットデバイスに位置するターゲット対象の身体特性データを取得し、ターゲット対象の身体特性データと事前記憶されたターゲットユーザーの身体特性データが事前設定されたマッチング条件を満たさない場合、第1端末に第1警報通知メッセージを送信することで、ターゲットユーザー以外の人がターゲットデバイスにいる時、第1端末に第1警報通知メッセージを送信するトリガーを行わせることで、ターゲットユーザーの財産の安全性を向上させる。
【0039】
理解すべきことは、以上の一般的な説明と後の詳細な説明は例示的なものに過ぎず、本発明を限定するものではない。
【図面の簡単な説明】
【0040】
ここの図面は明細書に併入され本明細書の一部を構成し、本発明に合わせる実施例を示し、明細書と共に本発明の原理を解釈するためである。図面において、以下を含む。
図1】一例示的な実施例により示された警報通知メッセージを送信する方法のフローチャートである。
図2】一例示的な実施例により示された使用場面を示す模式図である。
図3a】一例示的な実施例により示された使用場面を示す模式図である。
図3b】一例示的な実施例により示された使用場面を示す模式図である。
図3c】一例示的な実施例により示された使用場面を示す模式図である。
図3d】一例示的な実施例により示された使用場面を示す模式図である。
図4】一例示的な実施例により示された適用環境使用場面を示す模式図である。
図5a】例示的な実施例により示された使用場面を示す模式図である。
図5b】例示的な実施例により示された使用場面を示す模式図である。
図6】一例示的な実施例により示された使用場面を示す模式図である。
図7】一例示的な実施例により示された警報通知メッセージを送信する装置を示す模式図である。
図8】一例示的な実施例により示された警報通知メッセージを送信する装置を示す模式図である。
図9】一例示的な実施例により示された警報通知メッセージを送信する装置を示す模式図である。
図10】一例示的な実施例により示された警報通知メッセージを送信する装置を示す模式図である。
図11】一例示的な実施例により示された警報通知メッセージを送信する装置を示す模式図である。
図12】一例示的な実施例により示されたターゲットデバイスの構造の模式図である。
【0041】
上記図面により、既に本発明に開示された実施例が示され、後述でさらに詳しく記述する。これらの図面と文字記述はいずれの方式で本発明の思想の範囲を限定することではなく、特定な実施例を参考することによって当業者へ本発明の概念を説明するためである。
【発明を実施するための形態】
【0042】
ここで例示的な実施例について詳しく説明し、その実例は図面に示す通りである。下記の説明が図面に関連する時、別途に示されない限り、異なる図面における同じ数字は同じ又は類似する要素を示す。以下の例示的な実施例に説明される実施形態は本発明と一致する全ての実施形態を示すわけではない。逆に、それらは添付の特許請求の範囲に詳細に記載された本発明の一部の態様と一致する装置と方法の例に過ぎない。
【0043】
本発明の一例示的な実施例は警報通知メッセージを送信する方法を提供し、図1に示すように、該方法の処理フローは以下のステップを含む。
【0044】
ステップ101において、ターゲットデバイスに位置するターゲット対象の身体特性データを取得する。
【0045】
ステップ102において、ターゲット対象の身体特性データと事前記憶されたターゲットユーザーの身体特性データとを比較して事前設定されたマッチング条件を満たさない場合、第1端末に第1警報通知メッセージを送信する。
【0046】
本発明の実施例において、ターゲットデバイスに位置するターゲット対象の身体特性データを取得し、ターゲット対象の身体特性データと事前記憶されたターゲットユーザーの身体特性データが事前設定されたマッチング条件を満たさない場合、第1端末に第1警報通知メッセージを送信する。このように、ターゲットユーザー以外の人がターゲットデバイスにいる時、第1端末に第1警報通知メッセージを送信するトリガーを行うことで、ターゲットユーザーの財産の安全性を向上させる。
【0047】
本発明の他の例示的な実施例は警報通知メッセージを送信する方法を提供し、該方法は、人を載置できる機能を有するデバイスである例えばインテリジェントマットレス、スマートチェア又はスマートフロア等のターゲットデバイスに用いられる。本実施例はターゲットデバイスがインテリジェントマットレスである例を挙げて説明する。ターゲットデバイスは、ターゲットデバイスに位置するターゲット対象の身体特性データを取得するセンサーと、ターゲット対象の身体特性データと事前記憶されたターゲットユーザーの身体特性データが事前設定されたマッチング条件を満たすか否かを判断するプロセッサと、上記処理フローに必要なデータ及び生成したデータ、並びにターゲットユーザーの身体特性データを記憶するメモリとを含むことができる。該ターゲットデバイスは、端末に警報通知メッセージを送信し、ターゲット被制御デバイスに送信した制御コマンドを取得する送受信機をさらに含むことができる。外ターゲットデバイスは、更に電源等の部品を含むことができる。
【0048】
以下は実施形態を結合して、図1に示すような処理フローに対して詳しく説明し、内容は以下の通りである。
【0049】
ステップ101において、ターゲットデバイスに位置するターゲット対象の身体特性データを取得する。
【0050】
ここで、身体特性データは、人の身体特性を反映するためである。身体特性データは、圧力データと、接触面積データと、を含んでも良く、さらに温度データと重量データ等を含んでもいい。
【0051】
実施例において、インテリジェントマットレスには複数の検出点を設置することができ、各検出点に対応して例えば圧力センサーと温度センサー等であるセンサーを設置することができる。これらの検出点は図2に示すように、インテリジェントマットレスに均一に配置される。インテリジェントマットレスは、ターゲット対象(例えば品物又は人)がインテリジェントマットレスにいる時、センサーを介してインテリジェントマットレスにいるターゲット対象の身体特性データを検出することができ、例えば圧力センサーを介してターゲット対象がインテリジェントマットレスに与える圧力を検出する。インテリジェントマットレスは、さらに検出した圧力データを介してターゲット対象の重量を算出し、ターゲット対象の重量データを取得することができる。また、インテリジェントマットレスがターゲット対象の圧力データを検出する時、圧力が最も大きい若干のデータを取得し、平均値を算出し、縁の数値が小さい圧力データを無視することができる。
【0052】
インテリジェントマットレスは、ターゲット対象とインテリジェントマットレスとの接触面積データを検出することができる。インテリジェントマットレスは測定した身体特性データの検出点の数(第1数とも称する)を統計して、その後に第1数と検出点の総数の比率を計算することができる。インテリジェントマットレスは、自身の総面積を取得し、自身の総面積に該比率を乗じ、ターゲット対象の接触面積データを得ることができる。又は、インテリジェントマットレスは、各検出点が示す面積を事前に記憶し、検出した身体特性データの検出点の数に該面積を乗じ、ターゲット対象の接触面積データを得ることができる。設置された各検出点が示す面積の設置方式は様々であり、インテリジェントマットレスの総面積は検出点の総数で割り、各検出点が示す面積データを得ることができる。また、検出点の位置に従い、各検出点に面積データを設置することもでき、例えば、インテリジェントマットレスの上表面の検出点の面積を大きい数値に設置し、上表面の縁の検出点の面積を小さい数値に設置する。インテリジェントマットレスはターゲット対象の圧力データと面積データを検出した後、圧力データと面積データの比率をさらに計算し、ターゲット対象の単位面積当たりにかかる圧力データを取得できる。
【0053】
また、インテリジェントマットレスはさらにターゲット対象の接触面積形状を検出することができる。例えば、インテリジェントマットレスの検出点の数が非常に多い場合に、インテリジェントマットレスは検出した圧力データ及び/又は重量データの検出点の位置に基づき、ターゲット対象の接触面積形状を確定することができる。
【0054】
また、ターゲット対象が人であるか否かを判断することができ、対応的には、ステップ101の処理フローは以下の通りである。ターゲットデバイスのターゲット対象の圧力データ、接触面積データと温度データを検出し、ターゲット対象の圧力データ、面積データと温度データが事前設定の身体特性条件を満たす場合、ターゲット対象を人と判定し、ターゲット対象の身体特性データを取得する。
【0055】
実施例において、インテリジェントマットレスは、圧力数値範囲、接触面積数値範囲と温度数値範囲を含む人の身体特性条件を事前記憶することができる。例えば、人のインテリジェントマットレスに対する圧力数値範囲は500N〜2500Nであり、インテリジェントマットレスとの接触面積数値範囲は10cm2〜1m2であり、温度数値範囲は30℃〜37℃である。また、インテリジェントマットレスはさらに人のインテリジェントマットレスに対する単位面積当たりにかかる圧力数値範囲を事前記憶することができる。インテリジェントマットレスはインテリジェントマットレスに位置するターゲット対象の圧力データ、接触面積データと温度データを検出することができ、その後にターゲット対象の圧力データが人の圧力データ範囲内にあるか否かを判断し、ターゲット対象の接触面積データが人の接触面積データ範囲内にあるか否かを判断し、ターゲット対象の温度データが人の温度数値範囲内にあるか否かを判断することができる。インテリジェントマットレスはさらにターゲット対象の単位面積当たりにかかる圧力データを判断することができ、ターゲット対象の単位面積当たりにかかる圧力データが人の単位面積当たりにかかる圧力数値範囲内にあるか否かを判断する。ターゲット対象の圧力データ、接触面積データ、温度データと単位面積当たりにかかる圧力データがいずれも対応する数値範囲内にある場合、ターゲット対象を人と判定することができ、その後にターゲット対象の身体特性データを取得することができる。
【0056】
ステップ102において、ターゲット対象の身体特性データと事前記憶したターゲットユーザーの身体特性データが事前設定のマッチング条件を満たさない場合、第1端末に第1警報通知メッセージを送信する。
【0057】
ここで、第1端末は、例えば携帯電話又はリストバンド等のユーザーが携帯する携帯型インテリジェントデバイスであってもいい。
【0058】
実施例において、インテリジェントマットレスはターゲットユーザーの身体特性データを事前記憶することができる。インテリジェントマットレスは、ターゲットユーザーが異なる姿勢でインテリジェントマットレスにいる時の、対応する圧力データと接触面積データ等を事前記憶することができる。インテリジェントマットレスは、検出した圧力データと接触面積データに基づき、単位面積当たりにかかる圧力データを計算し、単位面積当たりにかかる圧力データを対応的に記憶することができる。また、インテリジェントマットレスは、さらに、ある姿勢で検出した複数の接触面積の位置関係及び接触面積形状を記憶でき、検出した複数の接触面積の位置関係、接触面積データ及び接触面積形状に基づき、対応する圧力データを取得し、その後にマッチングすることができる。
【0059】
一つの姿勢で検出された圧力データ、接触面積データと単位面積当たりにかかる圧力データ等の身体特性データに対し、一組の身体特性データと称することができる。例えば、図3aに示すように、ターゲットユーザーがインテリジェントマットレスに横になっている時に、検出された圧力データ、接触面積データと接触面積形状を記憶することができる。又は、図3bに示すように、ターゲットユーザーがインテリジェントマットレスに立っている時に、検出された圧力データ、接触面積データと接触面積形状を記憶することができる。ここで、検出した二つの接触面積の位置関係は、距離が足の長さの2倍より短いということである。さらに、図3cに示すように、ターゲットユーザーが両手両足でインテリジェントマットレスに腹ばいになっている時に、検出された圧力データ、接触面積データと接触面積形状を記憶することができる。ここで、検出した四つの接触面積の位置関係は、手と足の距離が身長より短いということである。さらに図3dに示すように、ターゲットユーザーがインテリジェントマットレスに座っている時の身体特性データを記憶することができる。また、ターゲットユーザーの姿勢は、片足でインテリジェントマットレスに立ち、又は両足と片手でインテリジェントマットレスに接触し、又は片足と両手でインテリジェントマットレスに接触する等である。
【0060】
インテリジェントマットレスは、異なる身長と体重の人が異なる姿勢でインテリジェントマットレスにいる時に、検出された身体特性データを事前記憶していることができる。ターゲットユーザーはインテリジェントマットレスの制御部品に自身の身長と体重を入力できる。インテリジェントマットレスは、事前記憶された異なる身長と体重の人が異なる姿勢でインテリジェントマットレスにいる時に検出された身体特性データ、及びターゲットユーザーの身長と体重のデータに基づき、ターゲットユーザーが異なる姿勢でインテリジェントマットレスにいる時の、対応的な身体特性データを計算する。また、ターゲットユーザーは、インテリジェントマットレスに異なる姿勢をすることができる。それに対応して、インテリジェントマットレスは、対応的な身体特性データを検出し、記憶することができる。
【0061】
インテリジェントマットレスは、ターゲット対象の身体特性データを取得した後、該身体特性データとターゲットユーザーの複数の身体特性データを比較し、両者の差値を計算し、身体特性データに複数の種類のデータが含まれる場合、各種類のデータの差値をそれぞれ計算することができる。計算された差値がいずれも事前設定の閾値より小さい場合、ターゲット対象の身体特性データとターゲットユーザーの身体特性データがマッチング条件を満たすと判定することができ(即ちターゲット対象がターゲットユーザーである)、第1端末に第1警報メッセージを送信しないことができる。計算された差値がいずれも事前設定の閾値より小さいことでない場合、ターゲット対象の身体特性データとターゲットユーザーの身体特性データがマッチング条件を満たさないと判定することができ(即ちターゲット対象がターゲットユーザーではない)、第1端末に第1警報メッセージを送信することができる。第1警報メッセージの形式は様々であり、例えばショートメッセージ、又はプッシュメッセージの形式であり、図4に示すように、第1警報メッセージは、現在不審者が家に侵入していることをユーザーに警告するためであっていい。
【0062】
また、身体特性データ範囲に基づき判断することができ、対応的に、ステップ102の処理フローが以下のようになることができる。事前記憶したターゲットユーザーの身体特性データに対応する身体特性データ範囲を確定し、ターゲットユーザーの身体特性データが身体特性データ範囲に存在しない場合、第1端末に第1警報通知メッセージを送信する。
【0063】
実施例において、インテリジェントマットレスは、ターゲットユーザーの身体特性データを取得した後、ターゲットユーザーの身体特性データに対応する身体特性データ範囲を確定し、記憶する。例えば、ターゲットユーザーの圧力データが800Nである場合に、対応する圧力データ範囲が790N〜810Nであることを確定できる。インテリジェントマットレスは、ターゲット対象の身体特性データを取得した後、ターゲット対象の身体特性データが上記身体特性データ範囲内にあるか否かを判断することができる。身体特性データに複数の種類のデータが含まれている場合に、各種のデータが対応するターゲットユーザーの身体特性データ範囲内にあるか否かをそれぞれ判断することができる。例えば、圧力データがターゲットユーザーの圧力データ範囲内にあるか否か、面積データがターゲットユーザーの面積データ範囲内にあるか否かをそれぞれ判断することができる。身体特性データに含まれている各データがいずれも対応する身体特性データ範囲内にあると判定された場合、ターゲット対象の身体特性データとターゲットユーザーの身体特性データがマッチング条件を満たすと確定し、第1端末に第1警報メッセージを送信しないことができる。身体特性データに含まれている各データがいずれも対応する身体特性データ範囲内にないと判定された場合、ターゲット対象の身体特性データとターゲットユーザーの身体特性データがマッチング条件を満たさないと確定し、第1端末に第1警報メッセージを送信することができる。第1警報メッセージの形は様々であり、例えばショートメッセージ形式、又はプッシュメッセージ形式である。図6に示すように、第1警報メッセージは、現在不審者が家に侵入していることをユーザーに警告するためである。
【0064】
また、ユーザーの運動状況に基づき、ユーザーの身体特性データ範囲を調整することができる。対応する処理フローは以下のようである。事前設定された過去の時間内のターゲットユーザーの運動データを取得し、事前設定された過去の時間内のターゲットユーザーの運動データに基づき、身体特性データの範囲を調整する。
【0065】
実施例において、インテリジェントマットレスは、事前設定された過去の時間内のターゲットユーザーの運動データを取得することができる。運動データは運動時間、運動種類と運動強度等を含むことができる。インテリジェントマットレスはウェアラブルスマートデバイス(例えばスマートリストバンド)を介してターゲットユーザーの運動データを取得することができ、ターゲットユーザーがインテリジェントマットレスの入力ユニットを介して運動データを入力することができる。インテリジェントマットレスは、異なる運動に対して異なる重み付けをそれぞれ設置することができ、例えば、ジョギングに対応する重み付けは5であり、ウオーキングに対応する重み付けは2であり、腹筋運動に対応する重み付けは4であり、器械トレーニングに対応する重み付けは3である。インテリジェントマットレスは、各種運動の運動時間に該運動種類に対応する重み付けを乗じ、その後運動強度を乗じ、ターゲットユーザーの事前設定された過去の時間内の総運動数値を取得する。インテリジェントマットレスは運動数値と身体特性データ範囲の調整値の対応関係を事前記憶することができ、その後該総運動数値に対応する身体特性データ範囲の調整値を確定することができる。調整値は具体的な数値でもよく、比率でもよい。例えば、ターゲットユーザーの重量データ範囲は70kg〜72kgであり、総運動数値は550であり、対応する身体特性データ範囲の調整値は−2kgである場合に、調整後の重量データ範囲を68kg〜70kgに確定することができる。
【0066】
また、上記身体特性データ範囲を調整する状況に対し、相応的に、ステップ102の処理フローは以下のようである。ターゲット対象の身体特性データが調整後の身体特性データ範囲に属さない場合、第1端末に第1警報通知メッセージを送信する。
【0067】
また、インテリジェントマットレスは、ターゲット対象がターゲットユーザーではないと判定した後に、ターゲット被制御デバイスへ事前設定された制御コマンドを送信することができる。
【0068】
実施例において、ターゲット被制御デバイスは、例えば防犯ドア、防犯窓等のセキュリティ装置であってもよく、例えばカメラ、録音装置等のモニタリングデバイスであってもよく、例えばスマートテレビ、タブレットパソコン等の表示機能を有するデバイスであってもよい。インテリジェントマットレスは、ターゲット対象の身体特性データと事前記憶のターゲットユーザーの身体特性データがマッチング条件を満たさないと判定した後、ユーザー財産の安全性を向上させるように、ターゲット被制御デバイスに事前設定の制御コマンドを送信することができる。
【0069】
また、ターゲットユーザーは制御コマンドを送信するか否かを決定することができる。対応する処理フローは以下のようである。第1端末から送信された警報確認メッセージを受信した後、ターゲット被制御デバイスに事前設定の制御コマンドを送信する。
【0070】
実施例において、インテリジェントマットレスは、ターゲット対象の身体特性データと事前記憶されているターゲットユーザーの身体特性データが事前設定されたマッチング条件を満たさないと判定された場合に、第1端末(例えば携帯電話又はリストバンド等)に第1警報通知メッセージを送信する。第1警報通知メッセージには、警報確認オプションと警報解除オプションを設置していることができる。ターゲットユーザーが第1警報通知メッセージを見る時に、警報を出すか否かを選択することができる。ターゲットユーザーが警報を出すことを選択した場合、警報確認オプションをクリックし、ターゲット端末がインテリジェントマットレスに警報確認メッセージを送信し、インテリジェントマットレスが警報確認メッセージを受信した後に、ターゲット被制御デバイスへ事前設定された制御コマンドを送信することができる。ターゲットユーザーが警報解除を選択した場合に、警報解除オプションをクリックし、ターゲット端末がインテリジェントマットレスに警報解除メッセージを送信し、インテリジェントマットレスが警報解除メッセージを受信した後に、ターゲット被制御デバイスに事前設定の制御コマンドを送信することを取り消すことができる。
【0071】
また、ターゲット被制御デバイスはモニタリングデバイスであってもよく、対応する処理フローは以下のとおりである。モニタリングデバイスにビデオ録画コマンドを送信する。
【0072】
実施例において、インテリジェントマットレスは、ターゲット対象の身体特性データと事前記憶されたターゲットユーザーの身体特性データが事前設定されたマッチング条件を満たさないと判定した後、ブルートゥース又はルーターを介してモニタリングデバイスにビデオ録画コマンドを送信することができる。モニタリングデバイスがビデオ記録コマンドを受信した後、ビデオ録画機能を起動することができ、ビデオ録画を行い、録画したビデオを記憶することもできる。
【0073】
好ましくは、ターゲット被制御デバイスは防犯ドア及び/又は防犯窓であってもよく、対応する処理フローは以下のとおりである。防犯ドア及び/又は防犯窓にロックコマンドを送信する。
【0074】
実施例において、インテリジェントマットレスはターゲット対象の身体特性データと事前記憶されたターゲットユーザーの身体特性データが事前設定されたマッチング条件を満たさないと判定した後、ブルートゥース又はルーターを介して防犯ドア及び防犯窓にロックコマンドを送信することができる。防犯ドア及び防犯窓がロックコマンドを受信した後、ロック機能を起動し、例えばドア開け機能を閉じ又は窓開け機能を閉じ、この時、部屋の中の人は防犯ドア又は防犯窓を介して外へ出ることができず、例えば図5a、図5bに示すようになる。
【0075】
好ましくは、さらに安全保護ネットワークに警報通知メッセージを送信することができ、対応する処理フローは以下のとおりである。第1端末から送信した警報確認メッセージが受信された後、ローカルが所属する安全保護ネットワークのバックグラウンドサーバーに第2警報通知メッセージを送信する。
【0076】
実施例において、ターゲットユーザーが所属する団地には安全保護ネットワークが設置され、該団地のユーザーは該安全保護ネットワークを介して警報通知メッセージを送信することができる。インテリジェントマットレスは、第1端末から送信した警報確認メッセージを受信した後、ローカルが所属する安全保護ネットワークの識別子を取得することができ、その後該安全保護ネットワークのバックグラウンドサーバーに第2警報通知メッセージを送信することができ、第2警報通知メッセージが事前設定のプロトコルに従って警報通知メッセージを生成し、前記警報通知メッセージがネットワークアドレス、又は事前記憶された団地アドレス(例えば建物番号と家の番号)のような位置識別子を付けることができる。該安全保護ネットワークは、第2警報通知メッセージを受信した後、事前記憶された端末識別子に基づき、対応する端末に警報を送信し、該端末は当該団地の警備員が使用する端末であってもよく、例えば携帯電話又はコンピューター等である。
【0077】
また、まず、ターゲットユーザーが家にいるか否かを判断し、その後警報通知メッセージを送信することができる。対応的に、ステップ102の処理フローは以下の通りである。ローカルが所属するローカルエリアネットワークにおける現在の接続されている端末の端末識別子を取得し、端末識別子に第1端末の端末識別子がない場合、第1端末に第1警報通知メッセージを送信する。
【0078】
実施例において、インテリジェントマットレスは、所属するローカルエリアネットワークのルーターに端末識別子取得リクエストを送信する。ルーターが端末識別子取得リクエストを受信した後にローカルの現在接続されている端末の端末識別子をインテリジェントマットレスに送信することができ、その後受信した端末識別子において、第1端末の端末識別子があるか否かを調べ、受信した端末識別子に第1端末の端末識別子がない場合、ターゲットユーザーが現在家にないことを説明し、第1端末に第1警報通知メッセージを送信することができる。
【0079】
また、ターゲットユーザーが家にいる場合に、対応する処理方式は以下のとおりである。ローカルが所属するローカルエリアネットワークにおける現在の接続されている端末の端末識別子を取得し、端末識別子に第1端末の端末識別子があり、事前設定の第2端末がオン状態になっている場合に、第2端末に第1警報通知メッセージを送信する。
【0080】
実施例において、インテリジェントマットレスは、受信された端末識別子において、第1端末の端末識別子があるか否かを調べ、受信された端末識別子に、第1端末の端末識別子が検索された場合に、ターゲットユーザーが現在家にいると確定し、第2端末がオン状態であるか否かを判断することができる。第2端末は第1端末を除き、他の表示又は音声プロンプト機能を有する端末であり、第2端末はスマートテレビ、タブレットパソコン又はスマートエアコン等であることができる。インテリジェントマットレスはブルートゥース(登録商標)部品を介して第2端末に検索コマンドを送信することができ、第2端末から送信されたフィードバックメッセージを受信した場合に、第2端末がオン状態になっていることを判定できる。インテリジェントマットレスが第2端末のオン状態であると判定された場合、第2端末に第1警報通知メッセージを送信することができ、第2端末が第1警報通知メッセージを受信した後に該第1警報通知メッセージの内容を表示することができ、図6示すように、音声信号を出力する方式により、第1警報通知メッセージの内容を出力することもできる。
【0081】
本発明の実施例において、ターゲットデバイスに位置するターゲット対象の身体特性データを取得し、ターゲット対象の身体特性データと事前記憶されたターゲットユーザーの身体特性データが事前設定されたマッチング条件を満たさない場合に、第1端末に第1警報通知メッセージを送信し、この場合に、ターゲットユーザー以外の人物がターゲットデバイスにいる時に、第1端末に第1警報通知メッセージを送信するトリガーを行わせることで、ターゲットユーザーの財産の安全性を向上させる。
【0082】
本発明の他の例示的な実施例は、さらに警報通知メッセージを送信する装置を提供し、図7に示すように、該装置は、
ターゲットデバイスに位置するターゲット対象の身体特性データを取得する第1取得モジュール710と、
前記ターゲット対象の身体特性データと事前記憶されたターゲットユーザーの身体特性データが事前設定のマッチング条件を満たさない場合に、第1端末に第1警報通知メッセージを送信する第1送信モジュール720とを含む。
【0083】
また、前記第1取得モジュール710は、
ターゲットデバイスにいるターゲット対象の圧力データ、接触面積データ、及び温度データを測定し、前記ターゲット対象の圧力データ、面積データ、及び温度データが事前設定された身体特性条件を満たす場合に、前記ターゲット対象が人物であると判定し、前記ターゲット対象の身体特性データを取得する。
【0084】
また、図8に示すように、前記第1送信モジュール720は、
事前記憶されたターゲットユーザーの身体特性データに対応する身体特性データの範囲を確定する確定サブモジュール721と、
前記ターゲット対象の身体特性データが前記身体特性データ範囲にない場合に、第1端末に第1警報通知メッセージを送信する送信サブモジュール722とを含む。
【0085】
また、図9に示すように、前記装置は、
事前設定された過去の時間内の前記ターゲットユーザーの運動データを取得し、前記事前設定された過去の時間内のターゲットユーザーの運動データに基づき、前記身体特性データの範囲を調整する第2取得モジュール730と、
前記ターゲット対象の身体特性データが調整後の身体特性データ範囲にない場合に、第1端末に第1警報通知メッセージを送信する前記第1送信モジュール720とをさらに含む。
【0086】
また、図10に示すように、前記装置は、
ターゲット被制御デバイスへ事前設定された制御コマンドを送信する第2送信モジュール740をさらに含む。
【0087】
また、前記第2送信モジュール740は、
前記第1端末から送信した警報確認メッセージが受信された後に、ターゲット被制御デバイスへ事前設定された制御コマンドを送信する。
【0088】
また、前記第2送信モジュール740は、
監視デバイスにビデオ録画コマンドを送信する。
【0089】
また、前記第2送信モジュール740は、
防犯ドア及び/又は防犯窓へロックコマンドを送信する。
【0090】
また、図11に示すように、前記装置は、
前記第1端末から送信した警報確認メッセージが受信された後に、ローカルが所属する安全保護ネットワークのバックグラウンドサーバーに第2警報通知メッセージを送信する第3送信モジュール750をさらに含む。
【0091】
また、第1送信モジュール720は、
ローカルが所属するローカルエリアネットワークにおける現在の接続されている端末の端末識別子を取得し、前記端末識別子に前記第1端末の端末識別子がない場合に、前記第1端末へ第1警報通知メッセージを送信する。
【0092】
前記第1送信モジュール720は、さらに、
ローカルが所属するローカルエリアネットワークにおける現在の接続されている端末の端末識別子を取得し、前記端末識別子に前記第1端末の端末識別子があり、且つ事前設定された第2端末がオン状態になっている場合に、前記第2端末に前記第1警報通知メッセージを送信する。
【0093】
上記実施例における装置は、そのうちの各モジュールの操作を実行する具体的な方式は既に該方法に関連する実施例において詳しく説明されたため、ここでは詳しい説明を省略する。
【0094】
本発明の実施例において、ターゲットデバイスに位置するターゲット対象の身体特性データを取得し、ターゲット対象の身体特性データと事前記憶されたターゲットユーザーの身体特性データが事前設定されたマッチング条件を満たさない場合に、第1端末に第1警報通知メッセージを送信することで、ターゲットユーザー以外の人がターゲットデバイスにいる時に、第1端末に第1警報通知メッセージを送信するトリガーを行わせることで、ターゲットユーザーの財産の安全性を向上させる。
【0095】
なお、上記実施例に提供される警報通知メッセージを送信する装置は警報通知メッセージを送信する時に、上記各機能モジュールの区分の例のみを挙げて説明し、実際の適用に、必要に応じて上記機能が異なる機能モジュールにより完成されることができ、即ち上記記述の全部又は一部機能を完成するように、設備の内部構造を異なる機能モジュールに区切る。また、上記実施例により提供される警報通知メッセージを送信する装置は警報通知メッセージを送信する方法の実施例と同一な思想に属し、その具体的な実施過程は方法の実施例を詳しく参考し、ここでその説明を省略する。
【0096】
本発明の他の例示的な実施例はターゲットデバイスの構造図を提供する。該ターゲットデバイスはインテリジェントマットレス等であることができる。
【0097】
図12に示すように、ターゲットデバイス800は処理部802、カメラ部804、電源部806、マルチメディア部808、オーディオ部810、入力/出力(I/O)インターフェース812、センサー部814、及び通信部816の一つ又は複数の部材を含むことができる。
【0098】
処理部802は、一般的にターゲットデバイス800の全体的操作、例えば、表示、電話の呼び出し、データ通信、カメラ操作及び記録操作に関連する操作を制御する。処理部802は、上記方法の全部又は一部のステップを完成するように、コマンドを実行する一つ又は複数のプロセッサ818を含むことができる。なお、処理部802は、その他の部材との間のインタラクションを行うための一つ又は複数のモジュールを含むことができる。例えば、処理部802は、マルチメディア部808と処理部802とのインタラクションを行うマルチメディアモジュールを含むことができる。
【0099】
メモリ804は、ターゲットデバイス800の操作を支持するように、各タイプのデータを記憶しているように構成される。これらのデータの例はターゲットデバイス800に操作される全てのアプリケーション又は方法コマンド、連絡先データ、電話帳データ、メッセージ、画像、ビデオ等を含む。メモリ804は任意のタイプの揮発性又は不揮発性記憶装置又はそれらの組合わせにより実現することができ、例えば、スタティックランダムアクセスメモリー(SRAM、static random access memory)、電気的消去可能なプログラム可能な読み取り専用メモリー(EEPROM、Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)、消去可能なプログラム可能な読み取り専用メモリー(EPROM、Erasable Programmable Read Only Memory)、プログラム可能な読み取り専用メモリー(PROM、Programmable Read Only Memory)、読み取り専用メモリー(ROM、Read Only Memory)、磁気メモリー、フラッシュメモリー、磁気ディスク又は光ディスクにより実現することができる。
【0100】
電源部806は、装置800の様々な部材へ電力を提供する。電源部806は、電源管理システム、一つ又は複数の電源、及びその他のオーディオ出力装置800に対する電力の生成、管理及び分割に関連する部材を含むことができる。
【0101】
マルチメディア部808は、前記ターゲット装置800とユーザの間の出力インターフェースを提供するスクリーンを含む。一部の実施例において、スクリーンは液晶ディスプレイ(LCD)とタッチパネル(TP)を含むことができる。スクリーンにタッチパネルが含まれる場合、ユーザからの入力信号を受信するように、スクリーンがタッチパネルとして実現してもいい。タッチパネルは、タッチ、スワイプ及びタッチパネルに対するジェスチャーを検知するための一つ又は複数のタッチセンサーを含む。前記タッチセンサーは、タッチ又はスワイプ動作の境界を検知するのみでなく、前記タッチ又はスワイプの動作に関連する持続時間及び圧力を検出することができる。一部の実施例において、マルチメディア部808は、フロントカメラ及び/又はバックカメラを含む。ターゲット装置800が、例えば撮影モード又はビデオモードである操作モードにある場合に、フロントカメラ及び/又はバックカメラは外部からのマルチメディアデータを受信することができる。各フロントカメラ及びバックカメラは、固定された光学レンズシステムであり、又は焦点距離と光学ズーム能力を有してもいい。
【0102】
オーディオ部810は、オーディオ信号を出力及び/又は入力するように構成される。例えば、オーディオ部810は、マイクロフォン(MIC)を含んでいる。マイクロフォンは、装置800が例えば呼び出しモード、記録モード、音声認識モードである操作モードにある場合に、外部のオーディオ信号を受信するように構成される。受信されたオーディオ信号は、さらにメモリー804に記憶され、又は通信部816を介して送信される。
【0103】
I/Oインタフェース812は、処理部802と周辺インタフェースモジュールの間にインタフェースを提供する。上記周辺インタフェースモジュールは、キーボード、クリックホイール、ボタンなどであってもよい。これらのボタンは、ホームボタン、ボリュームボタン、スタートボタン及びロックボタンを含んでもいいが、それに限定されない。
【0104】
センサー部814は、ターゲット装置800へ各方面からの状態評価を提供する一つ又は複数のセンサーを含んでいる。センサー部814は、例えば、ターゲット装置800のオン/オフ状態、例えばターゲット装置800のディスプレイ及びキーパッドである部品の相対的位置決めを検出することができ、さらにターゲット装置800又はターゲット装置800の一つの部品の位置変化、ユーザとターゲット装置800の接触の有無、ターゲット装置800の方位又は加速/減速、及びターゲット装置800の温度変化を検出することができる。センサー部814は、物理的接触がない時、近傍物体の存在を検出する近接センサーを含んでいるように構成される。センサー部814は、さらに、例えばCMOS又はCCDイメージセンサーなどの、イメージングアプリケーションに用いられる光学センサーを含むことができる。一部の実施例において、該センサー部814は、さらに加速度センサー、ジャイロセンサー、磁気センサー、圧力センサー又は温度センサーを含むことができる。
【0105】
通信部816は、ターゲット装置800とその他の装置との間の有線又は無線方式による通信ためのであるように構成される。装置800は、通信標準に基づく例えば、Wi−Fi(登録商標)、2G又は3G、又はそれらの組み合わせの無線ネットワークにアクセスすることができる。一例示的な実施例において、通信部816は、放送チャネルを介して外部放送管理システムからの放送信号又は放送関連情報を受信する。一例示的な実施例において、前記通信部816は、さらに狭域通信を促進するための近距離無線通信(NFC)モジュールを含む。例えば、NFCモジュールにおいて、無線周波数識別(RFID)技術、赤外線データ協会(IrDA)技術、超広帯域(UWB)技術、ブルートゥース(登録商標)(BT)及びその他の技術により実現することができる。
【0106】
一例示的な実施例において、ターゲット装置800は、一つ又は複数の特定用途向け集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理装置(DSPD)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ又はその他の電子部品により実現され、上記ユーザの方法を実行するためである。
【0107】
例示的な実施例において、さらにコマンドの非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を含み、例えばターゲットデバイス800のプロセッサ820に実行されて上記方法を完成するコマンドを含みメモリ804である。例えば、前記非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体はROM、ランダムアクセスメモリ(RAM)、CD−ROM、磁気テープ、フロッピーディスク(登録商標)と光学データ記憶装置等であってもいい。
【0108】
非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記記憶媒体におけるコマンドがターゲットデバイスのプロセッサにより実行される場合、ターゲットデバイスに上記方法を実行させることができ、該方法は、
ターゲットデバイスに位置するターゲット対象の身体特性データを取得することと、
前記ターゲット対象の身体特性データと事前記憶されたターゲットユーザーの身体特性データが事前設定されたマッチング条件を満たさない場合に、第1ターゲットデバイスに第1警報通知メッセージを送信することとを含む。
【0109】
また、前記ターゲットデバイスに位置するターゲット対象の身体特性データを取得することは、
ターゲットデバイスに位置するターゲット対象の圧力データ、接触面積データ、及び温度データを検出し、前記ターゲット対象の圧力データ、面積データ、及び温度データが事前設定された身体特性条件を満たす場合、前記ターゲット対象が人であると判定し、前記ターゲット対象の身体特性データを取得することを含む。
【0110】
また、前記ターゲット対象の身体特性データと事前記憶されたターゲットユーザーの身体特性データが事前設定されたマッチング条件を満たさない場合に、第1ターゲットデバイスに第1警報通知メッセージを送信することは、
事前記憶されたターゲットユーザーの身体特性データに対応する身体特性データの範囲を確定することと、
前記ターゲット対象の身体特性データが前記身体特性データ範囲にない場合に、第1端末に第1警報通知メッセージを送信することとを含む。
【0111】
また、前記方法は、
事前設定された過去の時間内の前記ターゲットユーザーの運動データを取得し、前記事前設定された過去の時間内のターゲットユーザーの運動データに基づき、前記身体特性データの範囲を調整することを更に含み、
前記ターゲット対象の身体特性データが前記身体特性データ範囲にない場合に、第1端末に第1警報通知メッセージを送信することは、前記ターゲット対象の身体特性データが調整した後の身体特性データ範囲にない場合に、第1端末に第1警報通知メッセージを送信することを含む。
【0112】
また、前記方法は、
ターゲット被制御デバイスに事前設定の制御コマンドを送信することをさらに含む。
【0113】
また、前記ターゲット被制御デバイスに事前設定の制御コマンドを送信することは、
前記第1端末から送信した警報確認メッセージが受信された後に、ターゲット被制御デバイスへ事前設定された制御コマンドを送信することを含む。
【0114】
また、前記ターゲット被制御デバイスへ事前設定された制御コマンドを送信することは、
監視デバイスにビデオ録画コマンドを送信することを含む。
【0115】
また、前記ターゲット被制御デバイスへ事前設定された制御コマンドを送信することは、
防犯ドア及び/又は防犯窓にロックコマンドを送信することを含む。
【0116】
また、前記方法は、
前記第1端末から送信した警報確認メッセージが受信された後に、ローカルが所属する安全保護ネットワークのバックグラウンドサーバーに第2警報通知メッセージを送信することをさらに含む。
【0117】
また、前記第1端末に第1警報通知メッセージを送信することは、
ローカルが所属するローカルエリアネットワークにおける現在の接続されている端末の端末識別子を取得し、前記端末識別子に前記第1端末の端末識別子がない場合に、前記第1端末に第1警報通知メッセージを送信することを含み、
さらに、ローカルが所属するローカルエリアネットワークにおける現在の接続されている端末の端末識別子を取得し、前記端末識別子に前記第1端末の端末識別子があり、且つ事前設定の第2端末がオン状態になっている場合に、前記第2端末に前記第1警報通知メッセージを送信することを含む。
【0118】
本発明の実施例において、ターゲットデバイスに位置するターゲット対象の身体特性データを取得し、ターゲット対象の身体特性データと事前記憶されたターゲットユーザーの身体特性データが事前設定されたマッチング条件を満たさない場合に、第1端末に第1警報通知メッセージを送信することで、ターゲットユーザー以外の人がターゲットデバイスにいる時に、第1端末に第1警報通知メッセージを送信するトリガーを行われることで、ターゲットユーザーの財産の安全性を向上させる。
【0119】
当業者であれば、明細書を考慮しここに開示された発明を実践した後、本公開のその他の実施態様を容易に想到できる。本発明は、本公開の如何なる変形、用途又は適応的変化を含むためのものであり、これらの変形、用途又は適応的変化は本発明の一般的な原理に準じ、本発明の開示されていない当該技術分野における周知知識又は慣用の技術手段を含む。明細書と実施例は例示的なものに過ぎず、本発明の実際の範囲と精神は下記請求項により与えられる。
【0120】
ここで理解すべきことは、本発明は既に上記のように説明され、図面に示された精確な構成に限定されず、その範囲を逸脱しない限りにおいて様々な修正や変更を行うことができる。本発明の範囲は添付の特許請求の範囲のみにより限定される。
図1
図2
図3a
図3b
図3c
図3d
図4
図5a
図5b
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12