(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
同一階調に対して、前記第4、第8及び第10サブフレームには第3強度で前記第2光源をターンオンさせ、前記第2、第6及び第12サブフレームには前記第3強度より大きい第4強度で前記第2光源をターンオンさせることを特徴とする請求項4に記載の表示装置。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、図面を参照して本発明の望ましい実施形態をより詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る表示装置を示すブロック図である。
図2は
図1の表示パネル及び光源部を示す断面図である。
図3は第1サブフレームにおいて、
図1の表示パネル及び光源部を示す断面図である。
図4は第2サブフレームにおいて、
図1の表示パネル及び光源部を示す断面図である。
【0018】
図1、
図2、
図3及び
図4を参照すると、表示装置は、表示パネル100、光源部200、パネル駆動部300、及び光源駆動部400を含む。
【0019】
表示パネル100は、画像を表示する。表示パネル100は第1基板110、第2基板120、液晶層130を含む。
【0020】
表示パネル100は、第1主要色を有する第1サブピクセルR、第2主要色を有する第2サブピクセルG、及び透明サブピクセルTを含む。
【0021】
本実施形態において、第1主要色は赤色であり、第1サブピクセルは赤色サブピクセルRであってもよい。第2主要色は緑色であり、第2サブピクセルは緑色サブピクセルGであってもよい。
【0022】
第1基板110は、トランジスタが形成されている薄膜トランジスタ基板であるとよい。第1基板110には、第1方向に延伸する複数のゲートライン及び第1方向と交差する第2方向に延伸する複数のデータラインが配置されるとよい。第1基板110は、画素電極を含むとよい。
【0023】
第2基板120は、第1基板110と向かい合うように配置される。第2基板120は、カラーフィルタが形成されているカラーフィルタ基板であるとよい。第2基板120は共通電極を含むとよい。
【0024】
第1サブピクセルRは、第2基板120に配置される赤色カラーフィルタによって定義されるとよい。第2サブピクセルGは、第2基板120に配置される緑色カラーフィルタによって定義されるとよい。透明サブピクセルTは、第2基板120に配置される透明カラーフィルタによって定義されるとよい。例えば、透明カラーフィルタは、実質的にカラーフィルタが形成されていない空き空間であってもよい。カラーフィルタの間には遮光パターンBMが配置されてもよい。
【0025】
液晶層130は、第1基板110及び第2基板120の間に配置される。
【0026】
本実施形態において、カラーフィルタは、第2基板120に配置されると説明したが、これに限定されない。例えば、カラーフィルタは、第1基板110に配置されるカラーフィルタオンアレイ構造であってもよい。
【0027】
パネル駆動部300は、表示パネル100に接続されて、表示パネルを駆動する。パネル駆動部300は、タイミングコントローラ、ゲート駆動部及びデータ駆動部を含んでもよい。
【0028】
タイミングコントローラは、ゲート駆動部の駆動タイミングを制御する第1制御信号をゲート駆動部に伝達する。タイミングコントローラは、データ駆動部の駆動タイミングを制御する第2制御信号をデータ駆動部に伝達する。ゲート駆動部は、表示パネル100のゲートラインにゲート信号を伝達する。データ駆動部は、表示パネル100のデータラインにデータ信号を伝達する。
【0029】
パネル駆動部300は、第1サブピクセルR、第2サブピクセルG及び透明サブピクセルTの階調データを設定する。
【0030】
パネル駆動部300は、光源駆動部400の駆動タイミングを制御する光源制御信号を光源駆動部400に伝達する。パネル駆動部300は光源駆動部400と同期できる。
【0031】
光源部200は、互いに異なる色を有する第1光源210及び第2光源220を含む。光源部200は、導光板230をさらに含んでもよい。光源部200は、光を発生して表示パネル100に提供する。
【0032】
第1光源210は、第1主要色及び第2主要色の混合色の光を発生する。本実施形態において、第1主要色は赤色であり、第2主要色は緑色であるので、混合色は黄色(yellow)である。
【0033】
第2光源220は、第3主要色の光を発生する。第3主要色は青色であるとよい。
【0034】
第1、第2及び第3主要色が混色されると白色を表す。本実施形態において、第1、第2及び第3主要色はそれぞれ赤色、緑色、青色であることを例示したが、これに限定されない。
【0035】
本発明の実施形態において、第1光源210は黄色を発生する発光ダイオード(light emitting diode:LED)チップであるとよい。第2光源220は青色を発生するLEDチップであるとよい。これとは異なって、第1光源210は、青色LEDチップ及び黄色蛍光体を含んでもよい。
【0036】
導光板230は、第1及び第2光源210、220から発生した光を表示パネル100に導く。
【0037】
本実施形態において、第1光源210は導光板230の第1側に配置され、第2光源220は、導光板の第2側に配置されるとよい。
【0038】
これとは異なって、第1及び第2光源210、220は、導光板230の第1側に共に配置されてもよい。
【0039】
例えば、第1光源210及び第2光源220は、導光板230の第1側で2つの層に配置されてもよい。例えば、第1光源210は、導光板230の第1側で第1階に配置され、第2光源220は、導光板230の第1側で第1階上の第2階に配置されてもよい。例えば、第1及び第2光源210、220は、同じ層から交互に配置されてもよい。例えば、第1及び第2光源210、220は、第1階に交互に配置され、第1及び第2光源210、220は、第2階に交互に配置されてもよい。この時、第1階の第1光源210の上部には、第2階の第2光源220が配置されるとよい。第1階の第2光源220の上部には第2階の第1光源210が配置されるとよい。
【0040】
これとは異なって、第1光源210及び第2光源220は、1つのパッケージ内に形成されてもよい。パッケージは発光ダイオード及び蛍光体を含んでもよい。例えば、発光ダイオードは、第3主要色を有してもよい。蛍光体は混合色を有してもよい。
【0041】
例えば、パッケージは、第1収納領域及び第2収納領域を分ける隔壁を含んでもよい。第1光源210は、第1収納空間の下面に配置された第3主要色の第1発光ダイオード及び第1発光ダイオード上で第1収納空間内に満たされた混合色の蛍光体によって定義され、第2光源220は、第2収納空間の下面に配置された第3主要色の第2発光ダイオードによって定義されてもよい。第2収納空間は、透明レジンで埋め立てられてもよい。
【0042】
本発明の光源部200は、導光板230及び導光板230の側方に配置される第1及び第2光源210、220を含むエッジ型であることを示したが、これに限定されず、光源部200は、表示パネル100の下面の全面的に複数の光源を含む直下型であってもよい。
【0043】
本発明の表示装置は、液晶表示装置であることを例示したが、これに限定されない。例えば、本発明の表示装置は、有機発光ダイオード表示装置(organic light emitting diode:OLED)であってもよい。
【0044】
光源駆動部400は、光源部200に接続されて光源部200を駆動する。光源駆動部400は第1光源210及び第2光源220のうち、少なくとも1つを繰り返してターンオン及びターンオフさせる。
【0045】
本実施形態において、光源駆動部400は、第1光源210及び第2光源220を交互にターンオンさせることができる。例えば、第1サブフレームに第1光源210がターンオンされ、第2光源220はターンオフされる。第2サブフレームに第1光源210がターンオフされ、第2光源220がターンオンされる。
【0046】
光源駆動部400が光源部300を駆動する方法に対しては、
図5〜
図8を参照して詳細に後述する。
【0047】
第1サブフレームの時間間隔及び第2サブフレームの時間間隔は、同一であってもよい。これとは異なり、第1サブフレームの時間間隔及び第2サブフレームの時間間隔は互いに相異なってもよい。
【0048】
パネル駆動部300は、第1及び第2サブピクセルR、G、並びに透明サブピクセルTの階調データを設定するサブピクセルレンダリングを遂行する。
【0049】
図5〜
図7は
図1の表示装置を駆動する方法を示す概念図である。
図1〜
図7を参照すると、1つの入力画像データに対応する1つのフレームは、3つのサブフレームからなる。第1フレームFRAME1は、第1サブフレームSF1、第2サブフレームSF2及び第3サブフレームSF3を含む。第2フレームFRAME2は、第4サブフレームSF4、第5サブフレームSF5及び第6サブフレームSF6を含む。第3フレームFRAME3は、第7サブフレームSF7、第8サブフレームSF8及び第9サブフレームSF9を含む。第4フレームFRAME4は、第10サブフレームSF10、第11サブフレームSF11及び第12サブフレームSF12を含む。
【0050】
本実施形態において、入力画像データが60Hzで入力されると仮定すると、3つのサブフレームで分割駆動される表示パネル100は、180Hzで画像を表示する。光源駆動部400は、第1及び第2光源210、220を2つのサブフレーム単位で交互にターンオンさせるので、光源駆動部400が第1及び第2光源210、220を交互にターンオンさせる周期は120Hzである。
【0051】
本実施形態において、光源部200の駆動方式は、2つのフレーム単位で繰り返される。第1フレームFRAME1及び第3フレームFRAME3では、各サブフレームに対応して第1光源210、第2光源220及び第1光源210順でターンオンされる。第2フレームFRAME2及び第4フレームFRAME4では各サブフレームに対応して第2光源220、第1光源210及び第2光源220順でターンオンされる。
【0052】
光源駆動部400は、第1サブフレームSF1の間に第1光源210をターンオンさせ、第2サブフレームSF2の間に第2光源220をターンオンさせ、第3サブフレームSF3の間に第1光源210をターンオンさせ、第4サブフレームSF4の間に第2光源220をターンオンさせ、第5サブフレームSF5の間に第1光源210をターンオンさせ、第6サブフレームSF6の間に第2光源220をターンオンさせる。
【0053】
具体的に、光源駆動部400は、同じ階調に対して第1及び第3サブフレームSF1、SF3の間に第1光源210を第1強度yで駆動し、第5サブフレームSF5の間に第1光源210を第1強度yより大きい第2強度Yで駆動する。
【0054】
具体的に、光源駆動部400は、同じ階調に対して第4及び第6サブフレームSF4、SF6の間に第2光源220を第3強度bで駆動し、第2サブフレームSF2の間に第2光源220を第3強度bより大きい第4強度Bで駆動する。
【0055】
例えば、同じ階調に対して、第1強度yは第2強度Yの半分であるとよい。第3強度bは第4強度Bの半分であるとよい。同じ階調に対して、第1フレームFRAME1での第1光源210の光の強度は、2yであり、第2フレームFRAME2での第1光源210の光の強度は、Yである。第1強度yが第2強度Yの半分である時、第1フレームFRAME1及び第2フレームFRAME2は同じ階調に対して同じ光の強度を有する。
【0056】
第7サブフレームSF7〜第12サブフレームSF12の光源部200の駆動方式は、第1サブフレームSF1〜第6サブフレームSF6の光源部200の駆動方式と同一である。
【0057】
図6〜
図7は各サブフレームでの透明サブピクセルTの液晶応答を第1及び第2光源210、220の強度とともに示す。
図6〜
図7では説明の便宜上、第1サブフレームSF1〜第3サブフレームSF3の間に透明サブピクセルTが同じデータ電圧を有することと仮定する。
【0058】
第1サブフレームSF1では透明サブピクセルTに対応する液晶分子が徐々に透過状態に変化している。第2サブフレームSF2では透明サブピクセルTに対応する液晶分子が透過状態を維持する。第3サブフレームSF3では透明サブピクセルTに対応する液晶分子が透過状態から非透過状態に変化する。
【0059】
本実施形態においては、液晶分子の状態が変化する第1サブフレームSF1及び第3サブフレームSF3で第1光源210の強度が相対的に低いレベルyを有するので、第1フレームFRAME1内で液晶の応答速度にともなう輝度の減少幅を減らすことができる。
【0060】
また、第1フレームFRAME1と第2フレームFRAME2の境界に配置する第3サブフレームSF3と第4サブフレームSF4との間に第1及び第2光源210、220の強度が相対的に低いレベルy、bを有するので、色分離現象を減少させることができる。
【0061】
図8及び
図9は、
図5〜
図7の表示装置駆動方法によって、
図1の表示パネル上に視認される画像を示す概念図である。
【0062】
図8は、白色四角形画像が表示パネル100上で水平方向に移動する場合を例示する。
【0063】
図8を参照すると、上段の四角形は第1フレームFRAME1で表示される白色四角形画像を意味し、下段の四角形は第2フレームFRAME2で表示される白色四角形画像を意味する。
【0064】
第1フレームFRAME1に、第1及び第2光源210、220は、y、B、yの強度を有し、第1フレームFRAME2の位置で水平方向に移動した第2フレームFRAME2に、第1及び第2光源210、220は、b、Y、bの強度を有する。
【0065】
図8及び
図9を参照すると、四角形画像の移動により観察者の視野は自然に四角形画像にしたがって動くことになる。
【0066】
観察者の視野が第1時点V1にしたがって移動する時、観察者には互いに補色関係を有する黄色yと青色bが混ざって見えることになるので、観察者は無彩色を視認することになる。従って、色分離現象を防止することができる。また、第1及び第2光源210、220は、第1時点V1で弱い強度y、bを有するので、観察者は四角形画像の移動がより滑らかに視認することができる。
【0067】
観察者の視野が第2時点V2にしたがって移動する時、観察者には互いに補色関係を有する黄色yと青色bが混ざって見えることになるので、観察者は無彩色を視認することになる。従って、色分離現象を防止することができる。また、第1及び第2光源210、220は、第2時点V2で弱い強度y、bを有するので、観察者は四角形画像の移動がより滑らかに視認することができる。
【0068】
本実施形態によると、表示パネル100は赤色、緑色及び透明サブピクセルR、G、Tを含み、光源部200は繰り返してターンオン及びターンオフされる黄色及び青色光源YL、BLを含むので表示装置の消費電力を減少させることができる。また、色分離現象を防止して表示品質を向上させることができる。
【0069】
図10は、本発明の他の実施形態に係る
図1の表示装置を駆動する方法を示す概念図である。
【0070】
本実施形態に係る表示装置の駆動方法は、第1サブフレームSF1及び第3サブフレームSF3で第1光源210がオンになるタイミングを除けば、
図5〜
図9による表示装置の駆動方法と実質的に同一であるので、同一または対応する構成要素に対しては同じ図面符号を使って、繰り返される説明は省略する。
【0071】
図6及び
図10は、各サブフレームでの透明サブピクセルTの液晶応答を第1及び第2光源210、220の強度とともに示す。
図6及び
図10では説明の便宜上、第1サブフレームSF1〜第3サブフレームSF3の間に透明サブピクセルTが同じデータ電圧を有することと仮定する。
【0072】
図6及び
図10を参照すると、第1サブフレームSF1では透明サブピクセルTに対応する液晶分子が徐々に透過状態に変化している。第2サブフレームSF2では透明サブピクセルTに対応する液晶分子が透過状態を維持する。第3サブフレームSF3では透明サブピクセルTに対応する液晶分子が透過状態から非透過状態に変化する。
【0073】
本実施形態においては、液晶分子の状態が変化する第1サブフレームSF1及び第3サブフレームSF3で第1光源210の強度が相対的に低いレベルyを有するので、第1フレームFRAME1内で液晶の応答速度にともなう輝度の減少幅を減らすことができる。
【0074】
本実施形態において、第1サブフレームSF1内で第1光源210がターンオンされる時期は、第2サブフレームSF2内で第2光源220がターンオンされる時期に比べて相対的に遅れるとよい。即ち、第1サブフレームSF1内で第1光源210は第2サブフレームSF2に近接してターンオンされる。この時、第1サブフレームSF1の第1光源210のデューティー比は、第2サブフレームSF2の第2光源220のデューティー比と同一であってもよい。
【0075】
本実施形態において、第3サブフレームSF3内で第1光源210がターンオンされる時期は、第2サブフレームSF2内で第2光源220がターンオンされる時期に比べて相対的に早まるとよい。即ち、第3サブフレームSF3内で第1光源210は第2サブフレームSF2に近接してターンオンされる。この時、第3サブフレームSF3の第1光源210のデューティー比は、第2サブフレームSF2の第2光源220のデューティー比と同一であってもよい。
【0076】
本実施形態によると、液晶分子の状態が初期に変化する第1サブフレームSF1内では、第1光源210のターンオン時期を相対的に遅らせ、液晶分子の状態が後期に変化する第3サブフレームSF3内では第1光源210のターンオン時期を相対的に操り上げて第1フレームFRAME1内で液晶の応答速度にともなう輝度の減少幅をさらに減らすことができる。
【0077】
図11及び
図12は、本発明のまた他の実施形態に係る
図1の表示装置を駆動する方法を示す概念図である。
【0078】
本実施形態に係る表示装置の駆動方法は、光源部200が4つのフレーム単位で繰り返されることを除けば、
図5〜
図9に係る表示装置の駆動方法と実質的に同一であるので、同一または対応する構成要素に対しては同じ図面符号を使い、繰り返される説明は省略する。
【0079】
図1〜
図4、
図11及び
図12を参照すると、1つの入力画像データに対応する1つのフレームは、3つのサブフレームからなる。第1フレームFRAME1は、第1サブフレームSF1、第2サブフレームSF2及び第3サブフレームSF3を含む。第2フレームFRAME2は、第4サブフレームSF4、第5サブフレームSF5及び第6サブフレームSF6を含む。第3フレームFRAME3は、第7サブフレームSF7、第8サブフレームSF8及び第9サブフレームSF9を含む。第4フレームFRAME4は、第10サブフレームSF10、第11サブフレームSF11及び第12サブフレームSF12を含む。
【0080】
本実施形態において、光源部200の駆動方式は、4つのフレーム単位で繰り返される。第1フレームFRAME1及び第3フレームFRAME3では、各サブフレームに対応して第1光源210、第2光源220及び第1光源210順でターンオンされる。第2フレームFRAME2及び第4フレームFRAME4では各サブフレームに対応して第2光源220、第1光源210及び第2光源220順でターンオンされる。
【0081】
光源駆動部400は、第1サブフレームSF1の間に第1光源210をターンオンさせ、第2サブフレームSF2の間に第2光源220をターンオンさせ、第3サブフレームSF3の間に第1光源210をターンオンさせ、第4サブフレームSF4の間に第2光源220をターンオンさせ、第5サブフレームSF5の間に第1光源210をターンオンさせ、第6サブフレームSF6の間に第2光源220をターンオンさせ、第7サブフレームSF7の間に第1光源210をターンオンさせ、第8サブフレームSF8の間に第2光源220をターンオンさせ、第9サブフレームSF9の間に第1光源210をターンオンさせ、第10サブフレームSF10の間に第2光源220をターンオンさせ、第11サブフレームSF11の間に第1光源210をターンオンさせ、第12サブフレームSF12の間に第2光源220をターンオンさせる。
【0082】
具体的に、光源駆動部400は、同じ階調に対して第1サブフレームSF1、第5サブフレームSF5及び第7サブフレームSF7の間に第1光源210を第1強度yで駆動し、第3サブフレームSF3、第9サブフレームSF9及び第11サブフレームSF11の間に第1光源210を第1強度yより大きい第2強度Yで駆動する。
【0083】
具体的に、光源駆動部400は、同じ階調に対して第4サブフレームSF4、第8サブフレームSF8及び第10サブフレームSF10の間に第2光源220を第3強度bで駆動し、第2、第6及び第12サブフレームSF12の間で第2光源220を第3強度bより大きい第4強度Bで駆動する。
【0084】
例えば、同じ階調に対して、第1強度yは第2強度Yの1/3であるとよい。第3強度bは第4強度Bの1/3であるとよい。
【0085】
本実施形態においては、各フレーム(FRAME1〜FRAME4)の境界に配置する第3サブフレームSF3及び第4サブフレームSF4、第6サブフレームSF6及び第7サブフレームSF7、第9サブフレームSF9及び第10サブフレームSF10、第12サブフレームSF12及び第13サブフレームSF13のうちいずれか1つで第1及び第2光源210、220の強度が相対的に低いレベルy、bを有するので、色分離現象を減少させることができる。
【0086】
図13は、本発明のまた他の実施形態に係る
図1の表示装置を駆動する方法を示す概念図である。
【0087】
本実施形態に係る表示装置の駆動方法は、表示パネル100の駆動方法及び光源部200の駆動方法を除けば、
図5〜
図9に係る表示装置の駆動方法と実質的に同一であるので、同一または対応する構成要素に対しては同じ図面符号を使い、繰り返される説明は省略する。
【0088】
図13においては、透明サブピクセルTの駆動方法並びに第1及び第2サブピクセルR、Gの駆動方法を分けて図示する。
【0089】
図1〜
図4及び
図13を参照すると、表示パネル100は、第1及び第2サブピクセルR、G並びに赤色と緑色の混合光である第1光源210の黄色光を利用して赤色及び緑色を表現し、第2光源220の青色光を利用して青色を表現する。
【0090】
1つの入力画像データに対応する1つのフレームは、2つのサブフレームからなる。第1フレームFRAME1は第1サブフレームSF1及び第2サブフレームSF2を含む。第2フレームFRAME2は第3サブフレームSF3及び第4サブフレームSF4を含む。
【0091】
本実施形態において、入力画像データが60Hzで入力されると仮定すると、2つのサブフレームで分割駆動される表示パネル100は、120Hzで画像を表示する。光源駆動部400は第1及び第2光源210、220を2つのサブフレーム単位で交互にターンオンさせるので、光源駆動部400が第1及び第2光源210、220を交互にターンオンさせる周期は120Hzである。
【0092】
本実施形態では、第1サブフレームSF1及び第3サブフレームSF3には青色を表す第2光源220がオンになり、第2サブフレームSF2及び第4サブフレームSF4には黄色を表す第1光源210がオンになることと定義する。
【0093】
透明サブピクセルT並びに第1及び第2サブピクセルR、Gを同じ方式で駆動するすると、赤色及び緑色の場合は、フル階調の50%しか表現できない問題がある。例えば、白色100階調(フル階調で仮定)を表現するためには第1サブフレームSF1の間に、第2光源220の100階調に対応する青色光を透明サブピクセルTが最大で透過して青色100階調を表現する。また、第2サブフレームSF2の間に第1光源210の50階調に対応する黄色光を第1サブピクセルR及び第2サブピクセルGが最大で透過して赤色50階調、緑色50階調を表現し、透明サブピクセルTが最大で透過して黄色50階調をそれぞれ表現する。
【0094】
駆動方式では、赤色100階調は、第1サブピクセルRの50階調と黄色50階調の赤色成分50階調の合計からなるので、純粋に赤色100階調を表現できる方法がない。
【0095】
本実施形態に係る駆動方式では、パネル駆動部300は第1及び第2サブフレームSF1、SF2の間に、第1及び第2サブピクセルR、Gに同じ階調データを設定する。
【0096】
パネル駆動部300は、第1及び第2サブピクセルR、Gに第1及び第2サブフレームSF1、SF2の間に第2サブフレームSF2に対応する階調データを設定する。
【0097】
第1サブフレームSF1の間には青色光Bがオンになるので、第1及び第2サブピクセルR、Gは液晶層が透過状態を有しても光を透過しない。従って、第1サブフレームSF1の間に第2サブフレームSF2に対応する第1及び第2サブピクセルR、Gの階調データを予め充電しても第1サブフレームSF1の表示画像には変化がない。
【0098】
第1サブフレームSF1の間に第2サブフレームSF2に対応する第1及び第2サブピクセルR、Gの階調データを予め充電して、第2サブフレームSF2に液晶分子の遅い応答速度を補償することができる。従って、第2サブフレームSF2の間に第1及び第2サブピクセルR、Gの輝度を向上させることができる。
【0099】
反面、パネル駆動部300は、透明サブピクセルTに第1サブフレームSF1の間に第1サブフレームSF1に対応する階調データを設定し、第2サブフレームSF2の間に第2サブフレームSF2に対応する階調データを設定する。
【0100】
図13において、液晶応答曲線と光の強度グラフがオーバーラップする領域の広さは、サブフレームにおいてのサブピクセルの輝度に対応しているといえる。
【0101】
第2サブフレームSF2で、透明サブピクセルT及び第1サブピクセルRには同じ強度の光が照射され、透明サブピクセルTに対応する液晶層及び第1サブピクセルRに対応する液晶層は同じ光透過率を有する。この時、第1サブピクセルRは、第1サブフレームSF1の間にプリチャージされるので、第1サブピクセルRは透明サブピクセルTに比べて高い輝度を有する。
【0102】
例えば、第2サブフレームSF2で、透明サブピクセルT及び第1サブピクセルRには同じ強度の光が照射され、透明サブピクセルTに対応する液晶層及び第1サブピクセルRに対応する液晶層は同じ光透過率を有する時、第1サブピクセルRは透明サブピクセルTに比べて2倍の輝度を有することができる。
【0103】
即ち、本実施形態では第1サブピクセルRの液晶層の光透過率を最大に設定し、黄色光の強度を最大(50階調)に設定する時、実質的に赤色100階調を表現することができる。
【0104】
同じ方式で、第2サブピクセルGの液晶層の光透過率を最大で設定して、黄色光の強度を最大(50階調)で設定する時、実質的に緑色100階調を表現することができる。
【0105】
本実施形態によると、第1サブフレームSF1に第1及び第2サブピクセルR、Gにプリチャージ電圧を印加して所望の階調を表現することができる。従って、表示品質を向上させることができる。
【0106】
図14は、本発明のまた他の実施形態に係る表示装置の表示パネル及び光源部を示す断面図である。
図15は、
図14の表示装置を駆動する方法を示す概念図である。
【0107】
本実施形態に係る表示装置及びその駆動方法は、第1サブピクセルが赤色サブピクセルであり、第2サブピクセルが青色サブピクセルであり、第1光源がマゼンタ色光源であり、第2光源が緑色光源であることを除けば
図1〜
図9に係る表示装置及びその駆動方法と実質的に同一であるので、同一または対応する構成要素に対しては同じ図面符号を使い、繰り返される説明は省略する。
【0108】
図1及び
図14を参照すると、表示装置は、表示パネル100、光源部200、パネル駆動部300及び光源駆動部400を含む。
【0109】
表示パネル100は、第1主要色を有する第1サブピクセルR、第2主要色を有する第2サブピクセルB及び透明サブピクセルTを含む。
【0110】
本実施形態において、第1主要色は赤色であり、第1サブピクセルは赤色サブピクセルRであるとよい。第2主要色は青色であり、第2サブピクセルは青色サブピクセルBであるとよい。
【0111】
第1サブピクセルRは、第2基板120に配置される赤色カラーフィルタによって定義できる。第2サブピクセルBは、第2基板120に配置される青色カラーフィルタによって定義できる。透明サブピクセルTは、第2基板120に配置される透明カラーフィルタによって定義できる。例えば、透明カラーフィルタは実質的にカラーフィルタが形成されていない空き空間であってもよい。カラーフィルタの間には遮光パターンBMが配置されてもよい。
【0112】
パネル駆動部300は、第1サブピクセルR、第2サブピクセルB及び透明サブピクセルTの階調データを設定する。
【0113】
光源部200は、第1光源210及び第2光源220を含む。光源部200は、導光板230をさらに含むとよい。光源部200は、光を発生して表示パネル100に提供する。
【0114】
第1光源210は、第1主要色及び第2主要色の混合色の光を発生する。本実施形態において、第1主要色は赤色であり、第2主要色は青色であるので、混合色はマゼンタ色(magenta)である。
【0115】
第2光源220は、第3主要色の光を発生する。第3主要色は緑色であるとよい。
【0116】
光源駆動部400は、光源部200に接続されて光源部200を駆動する。本実施形態において、光源駆動部400は、第1光源210及び第2光源220を交互にターンオンさせることができる。例えば、第1サブフレームに第1光源210がターンオンされ、第2光源220はターンオフされる。第2サブフレームに第1光源210がターンオフされ、第2光源220がターンオンされる。
【0117】
図14及び
図15を参照すると、1つの入力画像データに対応する1つのフレームは3つのサブフレームからなる。
【0118】
光源駆動部400は、第1サブフレームSF1の間に第1光源210をターンオンさせ、第2サブフレームSF2の間に第2光源220をターンオンさせ、第3サブフレームSF3の間に第1光源210をターンオンさせ、第4サブフレームSF4の間に第2光源220をターンオンさせ、第5サブフレームSF5の間に第1光源210をターンオンさせ、第6サブフレームSF6の間に第2光源220をターンオンさせる。
【0119】
具体的に、光源駆動部400は、同じ階調に対して第1及び第3サブフレームSF1、SF3の間に第1光源210を第1強度mで駆動し、第5サブフレームSF5の間に第1光源210を第1強度mより大きい第2強度Mで駆動する。
【0120】
具体的に、光源駆動部400は、同じ階調に対して第4及び第6サブフレームSF4、SF6の間に第2光源220を第3強度gで駆動し、第2サブフレームSF2の間に第2光源220を第3強度gより大きい第4強度Gで駆動する。
【0121】
本実施形態によると、表示パネル100は赤色、青色及び透明サブピクセルR、B、Tを含み、光源部200は繰り返してターンオン及びターンオフされるマゼンタ色及び緑色光源ML、GLを含むので表示装置の消費電力を減少させることができる。また、色分離現象を防止して表示品質を向上させることができる。
【0122】
図16は、本発明のまた他の実施形態に係る
図14の表示装置を駆動する方法を示す概念図である。
【0123】
本実施形態に係る表示装置の駆動方法は光源部200が4つのフレーム単位で繰り返されることを除けば、
図15に係る表示装置の駆動方法と実質的に同一であるので、同一または対応する構成要素に対しては同じ図面符号を使い、繰り返される説明は省略する。
【0124】
図14及び
図16を参照すると、光源駆動部400は、第1サブフレームSF1の間に第1光源210をターンオンさせ、第2サブフレームSF2の間に第2光源220をターンオンさせ、第3サブフレームSF3の間に第1光源210をターンオンさせ、第4サブフレームSF4の間に第2光源220をターンオンさせ、第5サブフレームSF5の間に第1光源210をターンオンさせ、第6サブフレームSF6の間に第2光源220をターンオンさせ、第7サブフレームSF7の間に第1光源210をターンオンさせ、第8サブフレームSF8の間に第2光源220をターンオンさせ、第9サブフレームSF9の間に第1光源210をターンオンさせ、第10サブフレームSF10の間に第2光源220をターンオンさせ、第11サブフレームSF11の間に第1光源210をターンオンさせ、第12サブフレームSF12の間に第2光源220をターンオンさせる。
【0125】
具体的に、光源駆動部400は、同じ階調に対して第1、5及び第7サブフレームSF1、SF5、SF7の間に第1光源210を第1強度mで駆動し、第3、第9及び第11サブフレームSF3、SF9、SF11の間に第1光源210を第1強度mより大きい第2強度Mで駆動する。
【0126】
具体的に、光源駆動部400は同じ階調に対して第4、第8及び第10サブフレームSF4、SF8、SF10の間に第2光源220を第3強度gで駆動し、第2、第6及び第12サブフレームSF2、SF6、SF12の間に第2光源220を第3強度gより大きい第4強度Gで駆動する。
【0127】
本実施形態においては、各フレーム(FRAME1〜FRAME4)の境界に配置する第3サブフレームSF3及び第4サブフレームSF4、第6サブフレームSF6及び第7サブフレームSF7、第9サブフレームSF9及び第10サブフレームSF10、第12サブフレームSF12及び第13サブフレームSF13のうちいずれか1つで第1及び第2光源210、220の強度が相対的に低いレベルm、gを有するので、色分離現象を減少させることができる。
【0128】
図17は、本発明のまた他の実施形態に係る
図14の表示装置を駆動する方法を示す概念図である。
【0129】
本実施形態に係る表示装置の駆動方法は、表示パネル100の駆動方法及び光源部200の駆動方法を除けば、
図15に係る表示装置の駆動方法と実質的に同一であるので、同一または対応する構成要素に対しては同じ図面符号を使い、繰り返される説明は省略する。
【0130】
図17では、透明サブピクセルTの駆動方法及び第1及び第2サブピクセルR、Bの駆動方法を分けて図示する。
【0131】
図14及び
図17を参照すると、表示パネル100は、第1及び第2サブピクセルR、B、並びに赤色と青色の混合光である第1光源210のマゼンタ光を利用して赤色及び青色を表現し、第2光源220の緑色光を利用して緑色を表現する。
【0132】
本実施形態に係る駆動方式では、パネル駆動部300は第1及び第2サブフレームSF1、SF2の間に第1及び第2サブピクセルR、Bに同じ階調データを設定する。
【0133】
本実施形態によると、第1サブフレームSF1に第1及び第2サブピクセルR、Bにプリチャージ電圧を印加して所望の階調を表現することができる。従って、表示品質を向上させることができる。
【0134】
図18は、本発明のまた他の実施形態に係る表示装置の表示パネル及び光源部を示す断面図である。
図19は、
図18の表示装置を駆動する方法を示す概念図である。
【0135】
本実施形態に係る表示装置及びその駆動方法は、第1サブピクセルが緑色サブピクセルであり、第2サブピクセルが青色サブピクセルであり、第1光源がシアン色光源であり、第2光源が赤色光源であることを除けば
図1〜
図9に係る表示装置及びその駆動方法と実質的に同一であるので、同一または対応する構成要素に対しては同じ図面符号を使い、繰り返される説明は省略する。
【0136】
図1及び
図18を参照すると、表示装置は、表示パネル100、光源部200、パネル駆動部300及び光源駆動部400を含む。
【0137】
表示パネル100は、第1主要色を有する第1サブピクセルG、第2主要色を有する第2サブピクセルB、及び透明サブピクセルTを含む。
【0138】
本実施形態において、第1主要色は緑色であり、第1サブピクセルは緑色サブピクセルGであるとよい。第2主要色は青色であり、第2サブピクセルは青色サブピクセルBであるとよい。
【0139】
第1サブピクセルGは、第2基板120に配置される緑色カラーフィルタによって定義できる。第2サブピクセルBは、第2基板120に配置される青色カラーフィルタによって定義できる。透明サブピクセルTは、第2基板120に配置される透明カラーフィルタによって定義できる。例えば、透明カラーフィルタは実質的にカラーフィルタが形成されていない空き空間であってもよい。カラーフィルタ間には遮光パターンBMが配置されてもよい。
【0140】
パネル駆動部300は、第1サブピクセルG、第2サブピクセルB及び透明サブピクセルTの階調データを設定する。
【0141】
光源部200は、第1光源210、第2光源220を含む。光源部200は、導光板230をさらに含んでもよい。光源部200は、光を発生して表示パネル100に提供する。
【0142】
第1光源210は、第1主要色及び第2主要色の混合色の光を発生する。本実施形態において、第1主要色は緑色であり、第2主要色は青色であるので、混合色はシアン色(cyan)である。
【0143】
第2光源220は、第3主要色の光を発生する。第3主要色は赤色であるとよい。
【0144】
光源駆動部400は、光源部200に接続されて光源部200を駆動する。本実施形態において、光源駆動部400は第1光源210及び第2光源220を交互にターンオンさせることができる。例えば、第1サブフレームに第1光源210がターンオンされて、第2光源220はターンオフされる。第2サブフレームに第1光源210がターンオフされ、第2光源220がターンオンされる。
【0145】
図18及び
図19を参照すると、1つの入力画像データに対応する1つのフレームは3つのサブフレームからなる。
【0146】
光源駆動部400は、第1サブフレームSF1の間に第1光源210をターンオンさせ、第2サブフレームSF2の間に第2光源220をターンオンさせ、第3サブフレームSF3の間に第1光源210をターンオンさせ、第4サブフレームSF4の間に第2光源220をターンオンさせ、第5サブフレームSF5の間に第1光源210をターンオンさせ、第6サブフレームSF6の間に第2光源220をターンオンさせる。
【0147】
具体的に、光源駆動部400は、同じ階調に対して第1及び第3サブフレームSF1、SF3の間に第1光源210を第1強度cで駆動し、第5サブフレームSF5の間に第1光源210を第1強度cより大きい第2強度Cで駆動する。
【0148】
具体的に、光源駆動部400は、同じ階調に対して第4及び第6サブフレームSF4、SF6の間に第2光源220を第3強度rで駆動し、第2サブフレームSF2の間に第2光源220を第3強度rより大きい第4強度Rで駆動する。
【0149】
本実施形態によると、表示パネル100は緑色、青色及び透明サブピクセルG、B、Tを含み、光源部200は繰り返してターンオン及びターンオフされるシアン色及び赤色光源CL、RLを含むので、表示装置の消費電力を減少させることができる。また、色分離現象を防止して表示品質を向上させることができる。
【0150】
図20は、本発明のまた他の実施形態に係る
図18の表示装置を駆動する方法を示す概念図である。
【0151】
本実施形態に係る表示装置の駆動方法は、光源部200が4つのフレーム単位で繰り返されることを除けば、
図19に係る表示装置の駆動方法と実質的に同一であるので、同一または対応する構成要素に対しては同じ図面符号を使い、繰り返される説明は省略する。
【0152】
図18及び
図20を参照すると、光源駆動部400は、第1サブフレームSF1の間に第1光源210をターンオンさせ、第2サブフレームSF2の間に第2光源220をターンオンさせ、第3サブフレームSF3の間に第1光源210をターンオンさせ、第4サブフレームSF4の間に第2光源220をターンオンさせ、第5サブフレームSF5の間に第1光源210をターンオンさせ、第6サブフレームSF6の間に第2光源220をターンオンさせ、第7サブフレームSF7の間に第1光源210をターンオンさせ、第8サブフレームSF8の間に第2光源220をターンオンさせ、第9サブフレームSF9の間に第1光源210をターンオンさせ、第10サブフレームSF10の間に第2光源220をターンオンさせ、第11サブフレームSF11の間に第1光源210をターンオンさせ、第12サブフレームSF12の間に第2光源220をターンオンさせる。
【0153】
具体的に、光源駆動部400は、同じ階調に対して第1サブフレームSF1、第5サブフレームSF5及び第7サブフレームSF7の間に第1光源210を第1強度cで駆動し、第3サブフレームSF3、第9サブフレームSF9及び第11サブフレームSF11の間に第1光源210を第1強度cより大きい第2強度Cで駆動する。
【0154】
具体的に、光源駆動部400は、同じ階調に対して第4サブフレームSF4、第8サブフレームSF8及び第10サブフレームSF10の間に第2光源220を第3強度rで駆動し、第2サブフレームSF2、第6サブフレームS6及び第12サブフレームSF12の間に第2光源220を第3強度rより大きい第4強度Rで駆動する。
【0155】
本実施形態においては、各フレーム(FRAME1〜FRAME4)の境界に配置する第3サブフレームSF3及び第4サブフレームSF4、第6サブフレームSF6及び第7サブフレームSF7、第9サブフレームSF9及び第10サブフレームSF10、第12サブフレームSF12及び第13サブフレームSF13のうちいずれか1つで第1及び第2光源210、220の強度が相対的に低いレベルc、rを有するので、色分離現象を減少させることができる。
【0156】
図21は、本発明のまた他の実施形態に係る
図18の表示装置を駆動する方法を示す概念図である。
【0157】
本実施形態に係る表示装置の駆動方法は、表示パネル100の駆動方法及び光源部200の駆動方法を除けば、
図19に係る表示装置の駆動方法と実質的に同一であるので、同一または対応する構成要素に対しては同じ図面符号を使い、繰り返される説明は省略する。
【0158】
図21では、透明サブピクセルTの駆動方法並びに第1及び第2サブピクセルG、Bの駆動方法を分けて図示する。
【0159】
図18及び
図21を参照すると、表示パネル100は、第1及び第2サブピクセルG、B、並びに緑色と青色の混合光である第1光源210のシアン色光を利用して緑色及び青色を表現し、第2光源220の赤色光を利用して赤色を表現する。
【0160】
本実施形態に係る駆動方式では、パネル駆動部300は、第1及び第2サブフレームSF1、SF2の間に第1及び第2サブピクセルG、Bに同じ階調データを設定する。
【0161】
本実施形態によると、第1サブフレームSF1に第1及び第2サブピクセルG、Bにプリチャージ電圧を印加して所望の階調を表現することができる。従って、表示品質を向上させることができる。
【0162】
図22は、本発明のまた他の実施形態に係る表示装置の表示パネル及び光源部を示す断面図である。
図23は、
図22の表示装置を駆動する方法を示す概念図である。
【0163】
本実施形態に係る表示装置及びその駆動方法は、第1光源が白色光源であることを除けば、
図1〜
図9に係る表示装置及びその駆動方法と実質的に同一であるので、同一または対応する構成要素に対しては同じ図面符号を使い、繰り返される説明は省略する。
【0164】
図1及び
図22を参照すると、表示装置は、表示パネル100、光源部200、パネル駆動部300及び光源駆動部400を含む。
【0165】
表示パネル100は、第1主要色を有する第1サブピクセルR、第2主要色を有する第2サブピクセルG及び透明サブピクセルTを含む。
【0166】
本実施形態において、第1主要色は赤色であり、第1サブピクセルは赤色サブピクセルRであるとよい。第2主要色は緑色であり、第2サブピクセルは緑色サブピクセルGであるとよい。
【0167】
第1サブピクセルRは、第2基板120に配置される赤色カラーフィルタによって定義できる。第2サブピクセルGは、第2基板120に配置される緑色カラーフィルタによって定義できる。透明サブピクセルTは、第2基板120に配置される透明カラーフィルタによって定義できる。例えば、透明カラーフィルタは実質的にカラーフィルタが形成されていない空き空間であってもよい。カラーフィルタの間には遮光パターンBMが配置されてもよい。
【0168】
パネル駆動部300は、第1サブピクセルR、第2サブピクセルG及び透明サブピクセルTの階調データを設定する。
【0169】
光源部200は、第1光源210、第2光源220を含む。光源部200は、導光板230をさらに含んでもよい。光源部200は、光を発生して表示パネル100に提供する。
【0170】
第1光源210は、白色光を発生する。第2光源220は第3主要色の光を発生する。第3主要色は青色であるとよい。
【0171】
光源駆動部400は、光源部200に接続されて光源部200を駆動する。本実施形態において、光源駆動部400は、第1光源210及び第2光源220を交互にターンオンさせることができる。例えば、第1サブフレームに第1光源210がターンオンされ、第2光源220はターンオフされる。第2サブフレームに第1光源210がターンオフされ、第2光源220がターンオンされる。
【0172】
パネル駆動部300は、第1及び第2サブピクセルR、G、並びに透明サブピクセルTの階調データを設定するサブピクセルレンダリングを遂行する。
【0173】
図22及び
図23を参照すると、1つの入力画像データに対応する1つのフレームは3つのサブフレームからなる。
【0174】
光源駆動部400は、第1サブフレームSF1の間に第1光源210をターンオンさせ、第2サブフレームSF2の間に第2光源220をターンオンさせ、第3サブフレームSF3の間に第1光源210をターンオンさせ、第4サブフレームSF4の間に第2光源220をターンオンさせ、第5サブフレームSF5の間に第1光源210をターンオンさせ、第6サブフレームSF6の間に第2光源220をターンオンさせる。
【0175】
具体的に、光源駆動部400は、同じ階調に対して第1及び第3サブフレームSF1、SF3の間に第1光源210を第1強度wで駆動し、第5サブフレームSF5の間に第1光源210を第1強度wより大きい第2強度Wで駆動する。
【0176】
具体的に、光源駆動部400は、同じ階調に対して第4及び第6サブフレームSF4、SF6の間に第2光源220を第3強度bで駆動し、第2サブフレームSF2の間に第2光源220を第3強度bより大きい第4強度Bで駆動する。
【0177】
本実施形態においては、液晶分子の状態が変化する第1サブフレームSF1及び第3サブフレームSF3で第1光源210の強度が相対的に低いレベルwを有するので、第1フレームFRAME1内で液晶の応答速度にともなう輝度の減少幅を減らすことができる。
【0178】
また、第1フレームFRAME1と第2フレームFRAME2との境界に配置する第3サブフレームSF3及び第4サブフレームSF4間に第1及び第2光源210、220の強度が相対的に低いレベルw、bを有するので、色分離現象を減少させることができる。
【0179】
図24及び
図25は、
図23の表示装置駆動方法によって
図22の表示パネル上に視認される画像を示す概念図である。
【0180】
図24は、白色四角形画像が表示パネル100上で水平方向に移動する場合を例示する。
【0181】
図24を参照すると、上段の四角形は、第1フレームFRAME1で表示される白色四角形画像を意味し、下段の四角形は第2フレームFRAME2で表示される白色四角形画像を意味する。
【0182】
第1フレームFRAME1に、第1及び第2光源210、220は、w、B、wの強度を有し、第1フレームFRAME2の位置で水平方向に移動した第2フレームFRAME2に、第1及び第2光源210、220はb、W、bの強度を有する。
【0183】
図24及び
図25を参照すると、四角形画像の移動により観察者の視野は自然に四角形画像について動くことになる。
【0184】
観察者の視野が第1時点V1にしたがって移動する時、観察者には赤色、緑色、青色の混合色に該当する白色wと青色bが混ざって見えることになるので、観察者は無彩色に近い青色を視認することになる。従って、色分離現象を減少させることができる。また、第1及び第2光源210、220は、第1時点V1で弱い強度w、bを有するので、観察者は四角形画像の移動をより滑らかに視認することができる。
【0185】
観察者の視野が第2時点V2にしたがって移動する時、観察者には白色yと青色bが混ざって見えることになるので、観察者は無彩色に近い青色を視認することになる。従って、色分離現象を減少させることができる。また、第1及び第2光源210、220は、第2時点V2で弱い強度w、bを有するので、観察者は四角形画像の移動をより滑らかに視認されることができる。
【0186】
本実施形態によると、表示パネル100は赤色、緑色及び透明サブピクセルR、G、Tを含み、光源部200は繰り返してターンオン及びターンオフされる白色及び青色光源WL、BLを含むので、表示装置の消費電力を減少させることができる。また、色分離現象を防止して表示品質を向上させることができる。
【0187】
図26は、本発明のまた他の実施形態に係る
図22の表示装置を駆動する方法を示す概念図である。
【0188】
本実施形態に係る表示装置の駆動方法は、光源部200が4つのフレーム単位で繰り返されることを除けば、
図23に係る表示装置の駆動方法と実質的に同一であるので、同一または対応する構成要素に対しては同じ図面符号を使い、繰り返される説明は省略する。
【0189】
図22及び
図26を参照すると、光源駆動部400は、第1サブフレームSF1の間に第1光源210をターンオンさせ、第2サブフレームSF2の間に第2光源220をターンオンさせ、第3サブフレームSF3の間に第1光源210をターンオンさせ、第4サブフレームSF4の間に第2光源220をターンオンさせ、第5サブフレームSF5の間に第1光源210をターンオンさせ、第6サブフレームSF6の間に第2光源220をターンオンさせ、第7サブフレームSF7の間に第1光源210をターンオンさせ、第8サブフレームSF8の間に第2光源220をターンオンさせ、第9サブフレームSF9の間に第1光源210をターンオンさせ、第10サブフレームSF10の間に第2光源220をターンオンさせ、第11サブフレームSF11の間に第1光源210をターンオンさせ、第12サブフレームSF12の間に第2光源220をターンオンさせる。
【0190】
具体的に、光源駆動部400は、同じ階調に対して第1サブフレームSF1、第5サブフレームSF5及び第7サブフレームSF7間に第1光源210を第1強度wで駆動し、第3サブフレームSF3、第9サブフレームSF9及び第11サブフレームSF11間に第1光源210を第1強度wより大きい第2強度Wで駆動する。
【0191】
具体的に、光源駆動部400は、同じ階調に対して第4サブフレームSF4、第8サブフレームSF8及び第10サブフレームSF10間に第2光源220を第3強度bで駆動し、第2サブフレームSF2、第6サブフレームSF6及び第12サブフレームSF12間に第2光源220を第3強度bより大きい第4強度Bで駆動する。
【0192】
本実施形態においては、各フレーム(FRAME1〜FRAME4)の境界に配置する第3サブフレームSF3及び第4サブフレームSF4、第6サブフレームSF6及び第7サブフレームSF7、第9サブフレームSF9及び第10サブフレームSF10、第12サブフレームSF12及び第13サブフレームSF13のうちいずれか1つで第1及び第2光源210、220の強度が相対的に低いレベルw、bを有するので、色分離現象を減少させることができる。
【0193】
図27は、本発明のまた他の実施形態に係る
図22の表示装置を駆動する方法を示す概念図である。
【0194】
本実施形態に係る表示装置の駆動方法は、表示パネル100の駆動方法及び光源部200の駆動方法を除けば、
図23に係る表示装置の駆動方法と実質的に同一であるので、同一または対応する構成要素に対しては同じ図面符号を使い、繰り返される説明は省略する。
【0195】
図27では、透明サブピクセルTの駆動方法及び第1及び第2サブピクセルR、Gの駆動方法を分けて図示する。
【0196】
図22及び
図27を参照すると、表示パネル100は、第1及び第2サブピクセルR、G、及び第1光源210の白色光を利用して赤色及び緑色を表現し、第1光源210の白色光及び第2光源220の青色光を利用して青色を表現する。
【0197】
本実施形態においては、第1及び第3サブフレームSF1、SF3には青色を表す第2光源220がオンになり、第2及び第4サブフレームSF2、SF4には白色を表す第1光源210がオンになると定義する。
【0198】
透明サブピクセルT及び第1及び第2サブピクセルR、Gを同じ方式で駆動すると、赤色及び緑色の場合はフル階調の50%しか表現できないという問題がある。
【0199】
本実施形態に係る駆動方式では、パネル駆動部300は第1及び第2サブフレームSF1、SF2間に第1及び第2サブピクセルR、Gに同じ階調データを設定する。
【0200】
パネル駆動部300は第1及び第2サブピクセルR、Gに第1及び第2サブフレームSF1、SF2間に第2サブフレームSF2に対応する階調データを設定する。
【0201】
第1サブフレームSF1の間には青色光Bがオンになるので、第1及び第2サブピクセルR、Gは液晶層が透過状態を有しても光を透過しない。従って、第1サブフレームSF1の間に第2サブフレームSF2に対応する第1及び第2サブピクセルR、Gの階調データを予め充電しても第1サブフレームSF1の表示画像には変化がない。
【0202】
第1サブフレームSF1の間に第2サブフレームSF2に対応する第1及び第2サブピクセルR、Gの階調データを予め充電して、第2サブフレームSF2に液晶分子の遅い応答速度を補償することができる。従って、第2サブフレームSF2の間に第1及び第2サブピクセルR、Gの輝度を向上させることができる。
【0203】
反面、パネル駆動部300は、透明サブピクセルTに第1サブフレームSF1の間に第1サブフレームSF1に対応する階調データを設定して、第2サブフレームSF2の間に第2サブフレームSF2に対応する階調データを設定する。
【0204】
本実施形態によると、第1サブフレームSF1に第1及び第2サブピクセルR、Gにプリチャージ電圧を印加して所望の階調を表現することができる。従って、表示品質を向上させることができる。
【0205】
図28は、本発明のまた他の実施形態に係る表示装置の表示パネル及び光源部を示す断面図である。
図29は、
図15の表示装置を駆動する方法を示す概念図である。
【0206】
本実施形態に係る表示装置及びその駆動方法は、第1光源が白色光源であることを除けば、
図14及び
図15に係る表示装置及びその駆動方法と実質的に同一であるので、同一または対応する構成要素に対しては同じ図面符号を使い、繰り返される説明は省略する。
【0207】
図1及び
図28を参照すると、表示装置は、表示パネル100、光源部200、パネル駆動部300及び光源駆動部400を含む。
【0208】
表示パネル100は、第1主要色を有する第1サブピクセルR、第2主要色を有する第2サブピクセルB、及び透明サブピクセルTを含む。
【0209】
本実施形態において、第1主要色は赤色であり、第1サブピクセルは赤色サブピクセルRであってもよい。第2主要色は青色であり、第2サブピクセルは青色サブピクセルBであってもよい。
【0210】
第1サブピクセルRは、第2基板120に配置される赤色カラーフィルタによって定義できる。第2サブピクセルBは、第2基板120に配置される青色カラーフィルタによって定義できる。透明サブピクセルTは、第2基板120に配置される透明カラーフィルタによって定義できる。例えば、透明カラーフィルタは、実質的にカラーフィルタが形成されていない空き空間であってもよい。カラーフィルタ間には遮光パターンBMが配置されてもよい。
【0211】
パネル駆動部300は、第1サブピクセルR、第2サブピクセルB及び透明サブピクセルTの階調データを設定する。
【0212】
光源部200は、第1光源210、第2光源220を含む。光源部200は導光板230をさらに含んでもよい。光源部200は、光を発生して表示パネル100に提供する。
【0213】
第1光源210は、白色光を発生する。第2光源220は、第3主要色の光を発生する。第3主要色は緑色であるとよい。
【0214】
光源駆動部400は、光源部200に接続されて光源部200を駆動する。本実施形態において、光源駆動部400は、第1光源210及び第2光源220を交互にターンオンさせることができる。例えば、第1サブフレームに第1光源210がターンオンされ、第2光源220はターンオフされる。第2サブフレームに第1光源210がターンオフされ、第2光源220がターンオンされる。
【0215】
図28及び
図29を参照すると、1つの入力画像データに対応する1つのフレームは3つのサブフレームからなる。
【0216】
光源駆動部400は、第1サブフレームSF1の間に第1光源210をターンオンさせ、第2サブフレームSF2の間に第2光源220をターンオンさせ、第3サブフレームSF3の間に第1光源210をターンオンさせ、第4サブフレームSF4の間に第2光源220をターンオンさせ、第5サブフレームSF5の間に第1光源210をターンオンさせ、第6サブフレームSF6の間に第2光源220をターンオンさせる。
【0217】
具体的に、光源駆動部400は、同じ階調に対して第1及び第3サブフレームSF1、SF3の間に第1光源210を第1強度wで駆動し、第5サブフレームSF5の間に第1光源210を第1強度wより大きい第2強度Wで駆動する。
【0218】
具体的に、光源駆動部400は、同じ階調に対して第4及び第6サブフレームSF4、SF6の間に第2光源220を第3強度gで駆動し、第2サブフレームSF2の間に第2光源220を第3強度gより大きい第4強度Gで駆動する。
【0219】
本実施形態によると、表示パネル100は赤色、青色及び透明サブピクセルR、B、Tを含み、光源部200は繰り返してターンオン及びターンオフされる白色及び緑色光源WL、GLを含むので、表示装置の消費電力を減少させることができる。また、色分離現象を防止して表示品質を向上させることができる。
【0220】
図30は、本発明のまた他の実施形態に係る
図28の表示装置を駆動する方法を示す概念図である。
【0221】
本実施形態に係る表示装置の駆動方法は、光源部200が4つのフレーム単位で繰り返されることを除けば、
図29に係る表示装置の駆動方法と実質的に同一であるので、同一または対応する構成要素に対しては同じ図面符号を使い、繰り返される説明は省略する。
【0222】
図28及び
図30を参照すると、光源駆動部400は、第1サブフレームSF1の間に第1光源210をターンオンさせ、第2サブフレームSF2の間に第2光源220をターンオンさせ、第3サブフレームSF3の間に第1光源210をターンオンさせ、第4サブフレームSF4の間に第2光源220をターンオンさせ、第5サブフレームSF5の間に第1光源210をターンオンさせ、第6サブフレームSF6の間に第2光源220をターンオンさせ、第7サブフレームSF7の間に第1光源210をターンオンさせ、第8サブフレームSF8の間に第2光源220をターンオンさせ、第9サブフレームSF9の間に第1光源210をターンオンさせ、第10サブフレームSF10の間に第2光源220をターンオンさせ、第11サブフレームSF11の間に第1光源210をターンオンさせ、第12サブフレームSF12の間に第2光源220をターンオンさせる。
【0223】
具体的に、光源駆動部400は、同じ階調に対して第1サブフレームSF1、第5サブフレームSF5及び第7サブフレームSF7の間に第1光源210を第1強度wで駆動し、第3サブフレームSF3、第9サブフレームSF9及び第11サブフレームSF11の間に第1光源210を第1強度wより大きい第2強度Wで駆動する。
【0224】
具体的に、光源駆動部400は、同じ階調に対して第4サブフレームSF4、第8サブフレームSF8及び第10サブフレームSF10の間に第2光源220を第3強度gで駆動し、第2サブフレームSF2、第6サブフレームSF6及び第12サブフレームSF12の間に第2光源220を第3強度gより大きい第4強度Gで駆動する。
【0225】
本実施形態においては、各フレーム(FRAME1〜FRAME4)の境界に配置する第3サブフレームSF3及び第4サブフレームSF4、第6サブフレームSF6及び第7サブフレームSF7、第9サブフレームSF9及び第10サブフレームSF10、第12サブフレームSF12及び第13サブフレームSF13のうちいずれか1つで第1及び第2光源210、220の強度が相対的に低いレベルw、gを有するので、色分離現象を減少させることができる。
【0226】
図31は、本発明のまた他の実施形態に係る
図28の表示装置を駆動する方法を示す概念図である。
【0227】
本実施形態に係る表示装置の駆動方法は、表示パネル100の駆動方法及び光源部200の駆動方法を除けば、
図30に係る表示装置の駆動方法と実質的に同一であるので、同一または対応する構成要素に対しては同じ図面符号を使い、繰り返される説明は省略する。
【0228】
図31では、透明サブピクセルTの駆動方法及び第1及び第2サブピクセルR、Bの駆動方法を分けて図示する。
【0229】
図28及び
図31を参照すると、表示パネル100は、第1及び第2サブピクセルR、B、及び第1光源210の白色光を利用して赤色及び青色を表現し、第1光源210の白色光及び第2光源220の緑色光を利用して緑色を表現する。
【0230】
本実施形態に係る駆動方式では、パネル駆動部300は第1及び第2サブフレームSF1、SF2の間に第1及び第2サブピクセルR、Bに同じ階調データを設定する。
【0231】
本実施形態によると、第1サブフレームSF1に第1及び第2サブピクセルR、Bにプリチャージ電圧を印加して所望の階調を表現することができる。従って、表示品質を向上させることができる。
【0232】
図32は、本発明のまた他の実施形態に係る表示装置の表示パネル及び光源部を示す断面図である。
図33は、
図32の表示装置を駆動する方法を示す概念図である。
【0233】
本実施形態に係る表示装置及びその駆動方法は、第1光源が白色光源であることを除けば、
図18及び
図19に係る表示装置及びその駆動方法と実質的に同一であるので、同一または対応する構成要素に対しては同じ図面符号を使い、繰り返される説明は省略する。
【0234】
図1及び
図32を参照すると、表示装置は、表示パネル100、光源部200、パネル駆動部300及び光源駆動部400を含む。
【0235】
表示パネル100は、第1主要色を有する第1サブピクセルG、第2主要色を有する第2サブピクセルB及び透明サブピクセルTを含む。
【0236】
本実施形態において、第1主要色は緑色であり、第1サブピクセルは緑色サブピクセルGであるとよい。第2主要色は青色であり、第2サブピクセルは青色サブピクセルBであるとよい。
【0237】
第1サブピクセルGは、第2基板120に配置される緑色カラーフィルタによって定義できる。第2サブピクセルBは、第2基板120に配置される青色カラーフィルタによって定義できる。透明サブピクセルTは、第2基板120に配置される透明カラーフィルタによって定義できる。例えば、透明カラーフィルタは、実質的にカラーフィルタが形成されていない空き空間であってもよい。カラーフィルタの間には遮光パターンBMが配置されてもよい。
【0238】
パネル駆動部300は、第1サブピクセルG、第2サブピクセルB及び透明サブピクセルTの階調データを設定する。
【0239】
光源部200は、第1光源210、第2光源220を含む。光源部200は、導光板230をさらに含んでもよい。光源部200は、光を発生して表示パネル100に提供する。
【0240】
第1光源210は、白色光を発生する。第2光源220は、第3主要色の光を発生する。第3主要色は赤色であるとよい。
【0241】
光源駆動部400は、光源部200に接続されて光源部200を駆動する。本実施形態において、光源駆動部400は、第1光源210及び第2光源220を交互にターンオンさせることができる。例えば、第1サブフレームに第1光源210がターンオンされ、第2光源220はターンオフされる。第2サブフレームに第1光源210がターンオフされ、第2光源220がターンオンされる。
【0242】
図32及び
図33を参照すると、1つの入力画像データに対応する1つのフレームは3つのサブフレームからなる。
【0243】
光源駆動部400は、第1サブフレームSF1の間に第1光源210をターンオンさせ、第2サブフレームSF2の間に第2光源220をターンオンさせ、第3サブフレームSF3の間に第1光源210をターンオンさせ、第4サブフレームSF4の間に第2光源220をターンオンさせ、第5サブフレームSF5の間に第1光源210をターンオンさせ、第6サブフレームSF6の間に第2光源220をターンオンさせる。
【0244】
具体的に、光源駆動部400は、同じ階調に対して第1及び第3サブフレームSF1、SF3の間に第1光源210を第1強度wで駆動し、第5サブフレームSF5の間に第1光源210を第1強度wより大きい第2強度Wで駆動する。
【0245】
具体的に、光源駆動部400は、同じ階調に対して第4及び第6サブフレームSF4、SF6の間に第2光源220を第3強度rで駆動し、第2サブフレームSF2の間に第2光源220を第3強度rより大きい第4強度Rで駆動する。
【0246】
本実施形態によると、表示パネル100は緑色、青色及び透明サブピクセルG、B、Tを含み、光源部200は繰り返してターンオン及びターンオフされる白色及び赤色光源WL、RLを含むので、表示装置の消費電力を減少させることができる。また、色分離現象を防止して表示品質を向上させることができる。
【0247】
図34は、本発明のまた他の実施形態に係る
図32の表示装置を駆動する方法を示す概念図である。
【0248】
本実施形態に係る表示装置の駆動方法は、光源部200が4つのフレーム単位で繰り返されることを除けば、
図33に係る表示装置の駆動方法と実質的に同一であるので、同一または対応する構成要素に対しては同じ図面符号を使い、繰り返される説明は省略する。
【0249】
図32及び
図34を参照すると、光源駆動部400は、第1サブフレームSF1の間に第1光源210をターンオンさせ、第2サブフレームSF2の間に第2光源220をターンオンさせ、第3サブフレームSF3の間に第1光源210をターンオンさせ、第4サブフレームSF4の間に第2光源220をターンオンさせ、第5サブフレームSF5の間に第1光源210をターンオンさせ、第6サブフレームSF6の間に第2光源220をターンオンさせ、第7サブフレームSF7の間に第1光源210をターンオンさせ、第8サブフレームSF8の間に第2光源220をターンオンさせ、第9サブフレームSF9の間に第1光源210をターンオンさせ、第10サブフレームSF10の間に第2光源220をターンオンさせ、第11サブフレームSF11の間に第1光源210をターンオンさせ、第12サブフレームSF12の間に第2光源220をターンオンさせる。
【0250】
具体的に、光源駆動部400は、同じ階調に対して第1サブフレームSF1、第5サブフレームSF5及び第7サブフレームSF7の間に第1光源210を第1強度wで駆動し、第3サブフレームSF3、第9サブフレームSF9及び第11サブフレームSF11の間に第1光源210を第1強度wより大きい第2強度Wで駆動する。
【0251】
具体的に、光源駆動部400は、同じ階調に対して第4サブフレームSF4、第8サブフレームSF8及び第10サブフレームSF10の間に第2光源220を第3強度rで駆動し、第2サブフレームSF2、第6サブフレームSF6及び第12サブフレームSF12の間に第2光源220を第3強度rより大きい第4強度Rで駆動する。
【0252】
本実施形態においては、各フレーム(FRAME1〜FRAME4)の境界に配置する第3サブフレームSF3及び第4サブフレームSF4、第6サブフレームSF6及び第7サブフレームSF7、第9サブフレームSF9及び第10サブフレームSF10、第12サブフレームSF12及び第13サブフレームSF13のうちいずれか1つで第1及び第2光源210、220の強度が相対的に低いレベルw、rを有するので、色分離現象を減少させることができる。
【0253】
図35は、本発明のまた他の実施形態に係る
図32の表示装置を駆動する方法を示す概念図である。
【0254】
本実施形態に係る表示装置の駆動方法は、表示パネル100の駆動方法及び光源部200の駆動方法を除けば、
図33に係る表示装置の駆動方法と実質的に同一であるので、同一または対応する構成要素に対しては同じ図面符号を使い、繰り返される説明は省略する。
【0255】
図35では、透明サブピクセルTの駆動方法及び第1及び第2サブピクセルG、Bの駆動方法を分けて図示する。
【0256】
図32及び
図35を参照すると、表示パネル100は、第1及び第2サブピクセルG、B及び第1光源210の白色光を利用して緑色及び青色を表現し、第1光源210の白色光及び第2光源220の赤色光を利用して赤色を表現する。
【0257】
本実施形態に係る駆動方式では、パネル駆動部300は第1及び第2サブフレームSF1、SF2の間に第1及び第2サブピクセルG、Bに同じ階調データを設定する。
【0258】
本実施形態によると、第1サブフレームSF1に第1及び第2サブピクセルG、Bにプリチャージ電圧を印加して所望の階調を表現することができる。従って、表示品質を向上させることができる。
【0259】
図36は、第1サブフレームで本発明のまた他の実施形態に係る表示装置の表示パネル及び光源部を示す断面図である。
図37は、第2サブフレームで
図36の表示パネル及び光源部を示す断面図である。
【0260】
本実施形態に係る表示装置は、第2サブフレームに第1及び第2光源がターンオンされることを除けば、
図1〜
図4に係る表示装置と実質的に同一であるので、同一または対応する構成要素に対しては同じ図面符号を使い、繰り返される説明は省略する。
【0261】
図1、
図2、
図36及び
図37を参照すると、表示装置は、表示パネル100、光源部200、パネル駆動部300及び光源駆動部400を含む。
【0262】
表示パネル100は、第1主要色を有する第1サブピクセルR、第2主要色を有する第2サブピクセルG及び透明サブピクセルTを含む。
【0263】
本実施形態において、第1主要色は赤色であり、第1サブピクセルは赤色サブピクセルRであるとよい。第2主要色は緑色であり、第2サブピクセルは緑色サブピクセルGであるとよい。これとは異なり、第1主要色は赤色であり、第1サブピクセルは赤色サブピクセルRであってもよい。第2主要色は青色であり、第2サブピクセルは青色サブピクセルBであってもよい。さらに、これとは異なり、第1主要色は緑色であり、第1サブピクセルは緑色サブピクセルGであってもよい。第2主要色は青色であり、第2サブピクセルは青色サブピクセルBであってもよい。
【0264】
第1サブピクセルRは、第2基板120に配置される赤色カラーフィルタによって定義できる。第2サブピクセルGは、第2基板120に配置される緑色カラーフィルタによって定義できる。透明サブピクセルTは、第2基板120に配置される透明カラーフィルタによって定義できる。例えば、透明カラーフィルタは実質的にカラーフィルタが形成されていない空き空間であってもよい。カラーフィルタ間には遮光パターンBMが配置されてもよい。
【0265】
パネル駆動部300は、第1サブピクセルR、第2サブピクセルG及び透明サブピクセルTの階調データを設定する。
【0266】
光源部200は、互いに異なる色を有する第1光源210及び第2光源220を含む。光源部200は、導光板230をさらに含んでもよい。光源部200は、光を発生して表示パネル100に提供する。
【0267】
第1光源210は、第1主要色及び第2主要色の混合色の光を発生する。本実施形態において、第1主要色は赤色であり、第2主要色は緑色であるので、混合色は黄色(yellow)である。これとは異なり、混合色はマゼンタ(magenta)であってもよい。さらに、これとは異なり、混合色はシアン(cyan)であってもよい。さらに、これとは異なり、第1光源210は、白色光を発生してもよい。第2光源220は、第3主要色の光を発生する。
【0268】
光源駆動部400は、光源部200に接続されて光源部200を駆動する。光源駆動部400は、第1光源210及び第2光源220のうち少なくとも1つを繰り返してターンオン及びターンオフさせる。
【0269】
本実施形態において、光源駆動部400は、第1光源210を常時ターンオンさせ、第2光源220を繰り返しターンオン及びターンオフさせることができる。
【0270】
本実施形態において、第1サブフレームに第1光源210がターンオンされ、第2光源220はターンオフされる。第2サブフレームに第1光源210及び第2光源220がターンオンされる。
【0271】
パネル駆動部300は、第1及び第2サブピクセルR、G、並びに透明サブピクセルTの階調データを設定するサブピクセルレンダリングを遂行する。
【0272】
例えば、表示パネル100がホワイト100階調を表現しようと思う場合、第1サブフレームに、パネル駆動部300は第1主要色の階調データを20階調、第2主要色の階調データを20階調に設定することができる。第1光源210は20階調に対応する混合光を発生し、透明サブピクセルTは第1光源210の光を通過させる。
【0273】
第2サブフレームに、パネル駆動部300は、第1主要色の階調データを30階調、第2主要色の階調データを30階調に設定することができる。第1光源210は30階調に対応する混合光を発生し、第2光源220は100階調に対応する第3主要色の光を発生し、透明サブピクセルTは第1光源210及び第2光源220の光を通過させる。
【0274】
第1サブフレームの20階調及び第2サブフレームの30階調は例示に過ぎず、第1及び第2サブフレームの混合画像が所望するホワイト階調を表現できるように変更してもよい。
【0275】
本実施形態によると、表示パネル100は赤色、緑色及び透明サブピクセルR、G、Tを含み、光源部200は繰り返してターンオン及びターンオフされる青色光源BLを含むので、表示装置の消費電力を減少させることができる。
【0276】
図38は、第1サブフレームで本発明のまた他の実施形態に係る表示装置の表示パネル及び光源部を示す断面図である。
図39は、第2サブフレームで
図38の表示パネル及び光源部を示す断面図である。
【0277】
本実施形態に係る表示装置は、第1サブフレームに第1及び第2光源がターンオンされることを除けば、
図1〜
図4に係る表示装置と実質的に同一であるので、同一または対応する構成要素に対しては同じ図面符号を使い、繰り返される説明は省略する。
【0278】
図1、
図2、
図38及び
図39を参照すると、表示装置は、表示パネル100、光源部200、パネル駆動部300及び光源駆動部400を含む。
【0279】
表示パネル100は、第1主要色を有する第1サブピクセルR、第2主要色を有する第2サブピクセルG及び透明サブピクセルTを含む。
【0280】
本実施形態において、第1主要色は赤色であり、第1サブピクセルは赤色サブピクセルRであってもよい。第2主要色は緑色であり、第2サブピクセルは緑色サブピクセルGであってもよい。これとは異なり、第1主要色は赤色であり、第1サブピクセルは赤色サブピクセルRであってもよい。第2主要色は青色であり、第2サブピクセルは青色サブピクセルBであってもよい。さらに、これとは異なり、第1主要色は緑色であり、第1サブピクセルは緑色サブピクセルGであってもよい。第2主要色は青色であり、第2サブピクセルは青色サブピクセルBであってもよい。
【0281】
第1サブピクセルRは、第2基板120に配置される赤色カラーフィルタによって定義できる。第2サブピクセルGは、第2基板120に配置される緑色カラーフィルタによって定義できる。透明サブピクセルTは、第2基板120に配置される透明カラーフィルタによって定義できる。例えば、透明カラーフィルタは、実質的にカラーフィルタが形成されていない空き空間であってもよい。カラーフィルタ間には遮光パターンBMが配置されてもよい。
【0282】
パネル駆動部300は、第1サブピクセルR、第2サブピクセルG及び透明サブピクセルTの階調データを設定する。
【0283】
光源部200は、互いに異なる色を有する第1光源210及び第2光源220を含む。光源部200は、導光板230をさらに含んでもよい。光源部200は、光を発生して表示パネル100に提供する。
【0284】
第1光源210は、第1主要色及び第2主要色の混合色の光を発生する。本実施形態において、第1主要色は赤色であり、第2主要色は緑色であるので、混合色は黄色(yellow)である。これとは異なり、混合色はマゼンタ(magenta)であってもよい。さらに、これとは異なり、混合色はシアン(cyan)であってもよい。さらに、これとは異なり、第1光源210は白色光を発生してもよい。第2光源220は、第3主要色の光を発生する。
【0285】
光源駆動部400は、光源部200に接続されて光源部200を駆動する。光源駆動部400は、第1光源210及び第2光源220のうち少なくとも1つを繰り返してターンオン及びターンオフさせる。
【0286】
本実施形態において、光源駆動部400は、第2光源220は常時ターンオンさせ、第1光源220は繰り返しターンオン及びターンオフさせることができる。
【0287】
本実施形態において、第1サブフレームに第1光源210及び第2光源210がターンオンされ、第2サブフレームに第1光源210はターンオフされ、第2光源220がターンオンされる。
【0288】
パネル駆動部300は、第1及び第2サブピクセルR、G、及び透明サブピクセルTの階調データを設定するサブピクセルレンダリングを遂行する。
【0289】
例えば、表示パネル100がホワイト100階調を表現しようとする場合、第1サブフレームに、パネル駆動部300は第1主要色の階調データを50階調、第2主要色の階調データを50階調に設定することができる。第1光源210は50階調に対応する混合光を発生し、第2光源220は50階調に対応する第3主要色の光を発生し、透明サブピクセルTは第1光源210及び第2光源220の光を通過させる。
【0290】
第2サブフレームに、パネル駆動部300は、第1主要色の階調データを0階調、第2主要色の階調データを0階調に設定することができる。第2光源220は50階調に対応する第3主要色の光を発生し、透明サブピクセルTは第2光源220の光を通過させる。
【0291】
本実施形態によると、表示パネル100は赤色、緑色及び透明サブピクセルR、G、Tを含み、光源部200は繰り返してターンオン及びターンオフされる黄色光源YLを含むので、表示装置の消費電力を減少させることができる。
【0292】
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。