特許第6294199号(P6294199)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6294199
(24)【登録日】2018年2月23日
(45)【発行日】2018年3月14日
(54)【発明の名称】モータ
(51)【国際特許分類】
   H02K 5/10 20060101AFI20180305BHJP
   H02K 1/06 20060101ALI20180305BHJP
   F04D 13/06 20060101ALI20180305BHJP
【FI】
   H02K5/10 Z
   H02K1/06 Z
   F04D13/06 A
【請求項の数】4
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2014-195587(P2014-195587)
(22)【出願日】2014年9月25日
(65)【公開番号】特開2016-67161(P2016-67161A)
(43)【公開日】2016年4月28日
【審査請求日】2017年5月25日
(73)【特許権者】
【識別番号】000101352
【氏名又は名称】アスモ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100079049
【弁理士】
【氏名又は名称】中島 淳
(74)【代理人】
【識別番号】100084995
【弁理士】
【氏名又は名称】加藤 和詳
(74)【代理人】
【識別番号】100099025
【弁理士】
【氏名又は名称】福田 浩志
(72)【発明者】
【氏名】白倉 勇輝
【審査官】 津久井 道夫
(56)【参考文献】
【文献】 特開2013−238162(JP,A)
【文献】 特開2014−157972(JP,A)
【文献】 国際公開第2014/030445(WO,A1)
【文献】 特開2014−92084(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H02K 5/10
H02K 1/06
F04D13/06
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
固定子と、
前記固定子が界磁する回転磁界によって回転する回転子と、
前記固定子への通電を制御する制御装置と、
箱状に形成され、前記固定子を収容する固定子収容部を有する筐体と、
前記筐体における前記固定子収容部の径方向外側に設けられ、前記固定子収容部側の面が傾斜されていると共に前記筐体の内部と前記筐体の外部とを連通する連通孔が形成された傾斜面を有し、前記制御装置への給電端子を有する給電部と、
を備えたモータ。
【請求項2】
前記傾斜面は、前記筐体内の気密性を検査する冶具が当接する冶具当接面とされている請求項1記載のモータ。
【請求項3】
前記連通孔の開口縁部又は前記連通孔内には、気体は通過し且つ液体は通過しない多孔質部材が設けられている請求項1又は請求項2記載のモータ。
【請求項4】
前記連通孔は、軸方向に沿って延びる第1連通部と、軸方向と直交する方向に延びる第2連通部と、を含んで構成されている請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のモータ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、モータに関する。
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、電動ポンプに用いられるモータが開示されている。この文献に記載されたモータは、ステータと、ステータが発生する回転磁界によって回転するロータと、ステータの一部を構成するコイルへの通電を制御する制御基板と、を備えている。また、ステータ及び制御基板は、ステータホルダ及びベース部材等によって囲まれた密閉空間内に配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2014−92084号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、ステータ及び制御基板が配置された密閉空間内の圧力変動を抑制するために、当該密閉空間とモータの外部とを連通する連通孔を設けることが考えられる。連通孔が設けられたモータにおいては、上記密閉空間内の気密性が要求される。すなわち、連通孔以外の箇所において密閉空間とモータの外部とが連通されないことが要求される。また、連通孔が設けられたモータの検査時においては、上記密閉空間内の気密性の検査を容易に行えることが望ましい。
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、気密性の検査を容易に行うことができるモータを得ることが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1記載のモータは、固定子と、前記固定子が界磁する回転磁界によって回転する回転子と、前記固定子への通電を制御する制御装置と、箱状に形成され、前記固定子を収容する固定子収容部を有する筐体と、前記筐体における前記固定子収容部の径方向外側に設けられ、前記固定子収容部側の面が傾斜されていると共に前記筐体の内部と前記筐体の外部とを連通する連通孔が形成された傾斜面を有し、前記制御装置への給電端子を有する給電部と、を備えている。
【0007】
請求項1記載のモータによれば、給電部の給電端子を介して制御装置に給電がなされると、固定子への通電が制御装置によって制御される。そして、固定子が回転磁界を発生させることによって回転子が回転する。ここで、本発明では、筐体の内部と外部とを連通する連通孔を有する給電部が、筐体の固定子収容部の径方向外側に設けられている。この場合、筐体内の気密性を検査するための冶具を給電部に押し当てて、当該冶具から連通孔を通じて筐体内に所定の圧力のガスを充填する際に、当該冶具が筐体の固定子収容部に当接することが考えられる。しかしながら、本発明では、連通孔が、給電部における上記構成の傾斜面に設けられていることにより、筐体内の気密性を検査するための冶具を軸方向に移動させることによって、当該冶具を給電部の傾斜面に押し当てることができる。これにより、本発明では、気密性の検査を容易に行うことができる。
【0008】
請求項2記載のモータは、請求項1記載のモータにおいて、前記傾斜面は、前記筐体内の気密性を検査する冶具が当接する冶具当接面とされている。
【0009】
請求項2記載のモータによれば、気密性を検査する冶具を冶具当接面に当接させることによって、気密性の検査を容易に行うことができる。
【0010】
請求項3記載のモータは、請求項1又は請求項2記載のモータにおいて、前記連通孔の開口縁部又は前記連通孔内には、気体は通過し且つ液体は通過しない多孔質部材が設けられている。
【0011】
請求項3記載のモータによれば、上記多孔質部材によって水滴等の液体の筐体内への浸入を抑制することができる。
【0012】
請求項4記載のモータは、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のモータにおいて、前記連通孔は、軸方向に沿って延びる第1連通部と、軸方向と直交する方向に延びる第2連通部と、を含んで構成されている。
【0013】
請求項4記載のモータによれば、連通孔が、上記第1連通部と第2連通部とを含んで構成されていることにより、即ち、連通孔が、側断面視で屈曲していることにより、水滴等の液体の筐体内への浸入を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1】(A)は電動ポンプを示す斜視図であり、(B)は電動ポンプにおいて給電コネクタが取付けられた部位を拡大して示す拡大斜視図である。
図2】電動ポンプにおいてインペラが取付けられた部位を拡大して示す拡大斜視図である。
図3】給電コネクタを示す側面図である。
図4】給電コネクタにおいて連通孔が形成された部位の断面を拡大して示す拡大側断面図である。
図5】電動ポンプの気密性検査の工程を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
図1図4を用いて本発明の実施形態に係るモータについて説明する。なお、図中に適宜示す矢印Z方向、矢印R方向及び矢印C方向は、固定子及び回転子の軸方向、径方向及び周方向をそれぞれ示すものとする。また以下、単に軸方向、径方向、周方向を示す場合は、特に断りのない限り、固定子及び回転子の軸方向、径方向、周方向を示すものとする。
【0016】
図1(A)及び(B)に示されるように、本実施形態のモータとしての電動ポンプ10は、エンジンの内部の冷却水を循環させるために用いられるウォータポンプである。具体的には、電動ポンプ10は、当該電動ポンプ10の外郭を構成する筐体12内に配置された固定子14と、固定子14が界磁する回転磁界によって回転する回転子16と、固定子14の一部を構成するコイルへの通電を制御する制御装置18と、を備えている。また、電動ポンプ10は、制御装置18へ給電を行うための図示しないコネクタが接続される給電部としての給電コネクタ20を備えている。
【0017】
固定子14は、鋼材等を用いて形成された固定子コアと、当該固定子コアの所定の部位に導電性の巻線が巻回されることによって形成された複数のコイルと、を含んで構成されている。複数のコイルへの通電が後述する制御装置18によって切替えられることによって、固定子14が回転磁界を生じさせるようになっている。
【0018】
回転子16は、固定子14の径方向内側に配置されている。図2に示されるように、回転子16は、筐体12に設けられた図示しない軸支部に軸支された回転軸22と、回転軸22に固定された円筒状のヨーク24と、ヨーク24の外周部に固定された図示しないセグメントマグネットと、を含んで構成されている。また、ヨーク24の端部には、インペラ26が固定されている。これにより、インペラ26が回転子16と共に回転するようになっている。
【0019】
図1(A)に示されるように、制御装置18は、複数の回路素子が回路基板に実装されることによって構成されている。また、回路基板には、固定子14の一部を構成する複数のコイルの端末部がバスバー等を介して接続されている。また、回路基板には、後述する給電コネクタ20の給電端子34(図3参照)が接続されている。
【0020】
図1(A)及び図2に示されるように、筐体12は、一例としてアルミニウム合金を用いて形成されており。この筐体12は、インペラ26(図2参照)側が開放された有底箱状に形成されている。具体的には、筐体12は、有底円筒状に形成されていると共に径方向内側に固定子14が収容される固定子収容部28を備えており、この固定子収容部28は、円筒状に形成された周壁28Aと、周壁28Aの軸方向一方側の端部を閉止する底壁28Bと、を含んで構成されている。また、筐体12は、固定子収容部28の周壁28Aの軸方向他方側の端部から、径方向外側に向けて延びる一般部30を備えている。この一般部30の径方向外側の端部には、図示しないボルトが挿通される複数のボルト挿通孔32が形成されている。複数のボルト挿通孔32にそれぞれ挿通された複数のボルトが、シリンダブロック等に形成された螺子孔に螺入されることによって、電動ポンプ10がシリンダブロック等に固定されるようになっている。また、一般部30において後述する給電コネクタ20が取付けられる部位には、図示しない開口部が形成されている。この開口部は、給電コネクタ20が一般部30に取付けられることによって閉止されるようになっている。また、この開口部を通じて給電コネクタ20の給電端子34(図3参照)を制御装置18(図1(A)参照)の回路基板に接続することが可能となっている。
【0021】
また、前述した固定子14及び制御装置18は、筐体12と当該筐体12に取付けられた図示しない固定子ホルダ等との間に形成された密閉空間内に配置されている。
【0022】
次に、本実施形態の要部である給電コネクタ20の構成について説明する。
【0023】
図3に示されるように、給電コネクタ20は、給電端子34が所定の姿勢に保持された金型の内部に樹脂材料等の絶縁性の材料が射出等されることによって形成されている。具体的には、給電端子34の一部は、絶縁部36によって被われており、この絶縁部36は、筐体12の一般部30に沿って延びるベース部38と、ベース部38の一方側の端部に設けられていると共に他のコネクタが接続される矩形状の被接続部40と、を備えている。図1(B)に示されるように、ベース部38の端部には、ボルト42(図1(B)参照)が挿通される3つの挿通孔(図示省略)が形成されている。この挿通孔に挿通されたボルト42が、筐体12の一般部30に形成された図示しない螺子孔に螺入されることによって給電コネクタ20が筐体12の一般部30に固定されるようになっている。なお、ボルト42が挿通される挿通孔の周縁部には、金属製のカラーが設けられている。
【0024】
図1(B)及び図3に示されるように、絶縁部36は、給電コネクタ20が筐体12の一般部30に固定された状態においてベース部38の他方の端部から軸方向一方側に向けて突出する凸状部44を備えている。この凸状部44の固定子収容部28の周壁28A側の面は、軸方向一方側に向かうにつれて固定子収容部28の周壁28Aと離間する側に傾斜された傾斜面46とされている。そして、この傾斜面46の軸方向に対する傾斜角θは約45degに設定されている。また、傾斜面46は、後述する筐体12内の気密性を検査するための冶具58が当接する冶具当接面Sとされている。
【0025】
また、傾斜面46には、筐体12の内部に形成された密閉空間内(固定子14及び制御装置18が配置された空間内)と筐体12の外部とを連通すると共に縁部が矩形状に形成された連通孔48が形成されている。この連通孔48は、傾斜面46と、ベース部38の筐体12側の端面とを繋いでいる。具体的には、連通孔48は、ベース部38の筐体12側の端面から軸方向に沿って延びる第1連通部50と、第1連通部50の軸方向一方側の端から傾斜面46側に軸方向と直交する方向に沿って延びる第2連通部52と、を含んで構成されていることにより、側面視で略L字状に屈曲している。そして、筐体12の内部の密閉空間と筐体の外部とが、連通孔48の第1連通部50及び第2連通部52を通じて連通されるようになっている。これにより、筐体12の内部の密閉空間内の圧力変動が抑制されている。なお、第2連通部52の延びる方向は、給電コネクタ20を形成する金型の型抜き方向と一致している。
【0026】
また、ベース部38の筐体12側の端面には、第1連通部50の開放端50Aを覆う多孔質部材としての多孔質シート54が取付けられている。多孔質シート54は、気体が通過することが可能とされていると共に液体が通過することが不可能とされた直径の複数の微細孔を有して構成されている。これにより、筐体12の外部の水滴等が、連通孔48を通じて筐体12の内部に浸入することが抑制されている。
【0027】
なお、図4に示されるように、連通孔48の内部に多孔質部材56を注入することによって、筐体12の外部の水滴等が、連通孔48を通じて筐体12の内部に浸入することを抑制してもよい。
【0028】
また、電動ポンプ10がシリンダブロック等に固定されたエンジンが、車体に搭載された状態において、連通孔48(第2連通部52)の傾斜面46側の開放端52Aが車両下方側に向けられるようになっている。電動ポンプ10の搭載姿勢が上記のように設定されていることにより、エンジンルーム内の水滴等が、連通孔48を通じて筐体12内部に浸入することが抑制されている。
【0029】
次に、上記電動ポンプ10の気密性の検査について説明する。
【0030】
図5に示されるように、電動ポンプ10の気密性の検査は、筐体12の内部に形成された密閉空間内(固定子14及び制御装置18が配置された空間内)に所定の圧力を掛けて行う。検査における気密性の判定は、一例として、筐体12の内部に形成された密閉空間内に所定の圧力を掛けて、当該所定の圧力からの圧力降下が所定の閾値を下回らないか否かにより行う。
【0031】
上記気密性の検査を行うための冶具58は、軸方向を長手方向とする筒状に形成されており、この冶具58の給電コネクタ20側の端面は、給電コネクタ20の絶縁部36に形成され傾斜面46と対応する傾斜面60とされている。これにより、冶具58を軸方向に移動させることによって、当該冶具58の傾斜面60を給電コネクタ20の絶縁部36に形成され傾斜面46に当接及び密着させることが可能となっている。なお、冶具58の傾斜面60には、当該冶具58の傾斜面60と給電コネクタ20の絶縁部36に形成され傾斜面46との間からエアが漏れることを抑制するためのシール部材が取付けられている。
【0032】
(本実施形態の作用並びに効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
【0033】
図1図3に示されるように、本電動ポンプ10によれば、給電コネクタ20の給電端子34を介して制御装置18に給電がなされると、固定子14への通電が制御装置18によって制御される。そして、固定子14が回転磁界を発生させることによって回転子16が回転する。ここで、本実施形態では、筐体12の内部と外部とを連通する連通孔48を有する給電コネクタ20が、筐体12の固定子収容部28の周壁28Aの径方向外側に設けられている。この場合、筐体12内の気密性を検査するための冶具58を給電コネクタ20に押し当てて、当該冶具58から連通孔48を通じて筐体12内に所定の圧力のガスを充填する際に、当該冶具58が筐体12の固定子収容部28の周壁28A等に当接することが考えられる。しかしながら、本実施形態では、連通孔48が、給電コネクタ20における上記構成の傾斜面46に設けられていることにより、筐体12内の気密性を検査するための冶具58を軸方向に移動させることによって、当該冶具58の傾斜面60を給電コネクタ20の傾斜面46(冶具当接面S)に押し当てることができる。これにより、本実施形態では、気密性の検査を容易に行うことができる。
【0034】
また、本実施形態では、第1連通部50の開放端50Aを覆う多孔質シート54が、ベース部38の筐体12側の端面に取付けられている。これにより水滴等の液体の筐体12内への浸入を抑制することができる。
【0035】
さらに、本実施形態では、連通孔48が、上記第1連通部50と第2連通部52とを含んで構成されていることにより、即ち、連通孔48が、側断面視で屈曲していることにより、水滴等の液体の筐体12内への浸入を抑制することができる。
【0036】
また、本実施形態では、第2連通部52の延びる方向が、給電コネクタ20を形成する金型の型抜き方向と一致している。これにより、給電コネクタ20の成型時に第2連通部52を形成するための複雑な入れ子などが不要となり、給電コネクタ20の製造コストを低減することができる。
【0037】
なお、本実施形態では、第2連通部52の延びる方向を給電コネクタ20を形成する金型の型抜き方向と一致させた例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、第1連通部50の延びる方向を給電コネクタ20を形成する金型の型抜き方向と一致させてもよい。
【0038】
また、本実施形態では、水滴等の液体の筐体12内への浸入を抑制するための多孔質シート54を設けた例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、本発明が適用されたモータの使用環境によっては、多孔質シート54等の多孔質部材を設けない構成とすることもできる。
【0039】
さらに、本発明は、上記電動ポンプに限定されず、ファンモータやワイパモータ等の他のモータに適用することもできる。
【0040】
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において上記以外にも種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
【符号の説明】
【0041】
10…電動ポンプ(モータ),12…筐体,14…固定子,16…回転子,18…制御装置,20…給電コネクタ(給電部),46…傾斜面,48…連通孔,50…第1連通部,52…第2連通部,54…多孔質シート(多孔質部材),56…多孔質部材,58…冶具,S…冶具当接面
図1
図2
図3
図4
図5