【課題を解決するための手段】
【0005】
(発明の要旨)
本発明は、例えば以下の項目を提供する。
(項目1)
約1000nm未満の距離で隔てられた第1の物体と第2の物体とを提供することと;
前記第1の物体から放射される光を決定することと;
前記第2の物体から放射される光を決定することと;
前記第1の物体から放射される光と、前記第2の物体から放射される光とを用いて、前記第1の物体の位置および前記第2の物体の位置を決定することとを含む、方法。
(項目2)
前記第1の物体から放射される光の波長と、前記第2の物体から放射される光の波長とが異なる、項目1に記載の方法。
(項目3)
前記第1の物体から放射される光の波長と、前記第2の物体から放射される光の波長とが実質的に同じである、項目1に記載の方法。
(項目4)
前記第1の物体および前記第2の物体が、異なる波長によって活性化される、項目1に記載の方法。
(項目5)
前記第1の物体および前記第2の物体が、実質的に同じ波長によって活性化される、項目1に記載の方法。
(項目6)
前記第1の物体を活性化させ、前記第1の物体から放射される光を発生することを含む、項目1に記載の方法。
(項目7)
前記第1の物体を第1の波長を有する入射光にさらすことによって、前記第1の物体が活性化する、項目6に記載の方法。
(項目8)
前記第1の物体から放射される光を発生させないように、前記第1の物体を不活性化することを含む、項目6に記載の方法。
(項目9)
前記第2の物体を第1の波長を有する入射光にさらすことによって、前記第1の物体が不活性化する、項目8に記載の方法。
(項目10)
前記第1の物体を第1の波長を有する入射光にさらすことによって、前記第1の物体が不活性化する、項目8に記載の方法。
(項目11)
前記第2の物体を活性化させずに、前記第1の物体を活性化し、光を発生させることをさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目12)
前記第2の物体を活性化し、光を発生させることをさらに含む、項目11に記載の方法。
(項目13)
前記第1の物体を不活性化することをさらに含む、項目12に記載の方法。
(項目14)
前記第1の物体を不活性化させる工程の後に、前記第2の物体を活性化し、光を発生させる工程が行われる、項目13に記載の方法。
(項目15)
前記第1の物体が、前記第2の物体とは化学的に異なっている、項目1に記載の方法。(項目16)
前記第1の物体が、前記第2の物体と化学的に実質的に同じである、項目1に記載の方法。
(項目17)
前記第1の物体が、光活性化可能なプローブまたは光スイッチング可能なプローブであり、前記第2の物体が、光活性化可能なプローブまたは光スイッチング可能なプローブである、項目1に記載の方法。
(項目18)
前記第1の物体が、光活性化可能な染料または光スイッチング可能な染料である、項目1に記載の方法。
(項目19)
前記第1の物体が、光活性化可能な蛍光タンパク質または光スイッチング可能な蛍光タンパク質である、項目1に記載の方法。
(項目20)
前記第2の物体が、光活性化可能な染料または光スイッチング可能な染料である、項目1に記載の方法。
(項目21)
前記第2の物体が、光活性化可能な蛍光タンパク質または光スイッチング可能な蛍光タンパク質である、項目1に記載の方法。
(項目22)
前記第1の物体が、第1部分である光放射部分と、外的刺激にさらされると前記第1部分を活性化する第2部分である活性化部分とを含む、項目1に記載の方法。
(項目23)
前記第1部分である光放射部分がCy5である、項目22に記載の方法。
(項目24)
前記第1部分である光放射部分がCy5.5である、項目22に記載の方法。
(項目25)
前記第1部分である光放射部分がCy7である、項目22に記載の方法。
(項目26)
前記第1部分である光放射部分がAlexa Fluor 647である、項目22に記載の方法。
(項目27)
前記第2部分である活性化部分がAlexa Fluor 405である、項目22に記載の方法。
(項目28)
前記第2部分である活性化部分がAlexa Fluor 488である、項目22に記載の方法。
(項目29)
前記第2部分である活性化部分がCy2である、項目22に記載の方法。
(項目30)
前記第2部分である活性化部分がCy3である、項目22に記載の方法。
(項目31)
前記第2部分である活性化部分がCy3.5である、項目22に記載の方法。
(項目32)
前記第2部分である活性化部分がCy5である、項目22に記載の方法。
(項目33)
前記第2の物体が、第1部分である光放射部分と、外的刺激にさらされると前記第1部分を活性化する第2部分である活性化部分とを含む、項目22に記載の方法。
(項目34)
前記第1部分である光放射部分がCy5である、項目33に記載の方法。
(項目35)
前記第1部分である光放射部分がCy5.5である、項目33に記載の方法。
(項目36)
前記第1部分である光放射部分がCy7である、項目33に記載の方法。
(項目37)
前記第1部分である光放射部分がAlexa Fluor 647である、項目33に記載の方法。
(項目38)
前記第2部分である活性化部分がAlexa Fluor 405である、項目33に記載の方法。
(項目39)
前記第2部分である活性化部分がAlexa Fluor 488である、項目33に記載の方法。
(項目40)
前記第2部分である活性化部分がCy2である、項目33に記載の方法。
(項目41)
前記第2部分である活性化部分がCy3である、項目33に記載の方法。
(項目42)
前記第2部分である活性化部分がCy3.5である、項目33に記載の方法。
(項目43)
前記第2部分である活性化部分がCy5である、項目33に記載の方法。
(項目44)
前記第1の物体の第1部分と、前記第2の物体の第1部分とが、化学的に実質的に同じであり、前記第1の物体の第2部分と、前記第2の物体の第2部分とが、化学的に同じではない、項目33に記載の方法。
(項目45)
前記第1の物体の第1部分と、前記第2の物体の第1部分とが、化学的に同じではなく、前記第1の物体の第2部分と、前記第2の物体の第2部分とが、化学的に実質的に同じである、項目33に記載の方法。
(項目46)
前記第1の物体の第1部分と、前記第2の物体の第1部分とが、化学的に同じではなく、前記第1の物体の第2部分と、前記第2の物体の第2部分とが、化学的に同じではない、項目33に記載の方法。
(項目47)
前記第1の物体の第1部分と、前記第2の物体の第1部分とが、化学的に実質的に同じであり、前記第1の物体の第2部分と、前記第2の物体の第2部分とが、化学的に実質的に同じである、項目33に記載の方法。
(項目48)
前記第1の物体および前記第2の物体がスイッチング可能である、項目1に記載の方法。
(項目49)
前記第1の物体から放射される光が可視光である、項目1に記載の方法。
(項目50)
前記第1の物体および前記第2の物体が、共通の物体に固定される、項目1に記載の方法。
(項目51)
前記共通の物体が生体分子複合体を含む、項目50に記載の方法。
(項目52)
前記共通の物体が生体分子を含む、項目50に記載の方法。
(項目53)
前記生体分子が核酸である、項目52に記載の方法。
(項目54)
前記第1の物体と前記第2の物体とを隔てている塩基の数を決定することをさらに含む、項目53に記載の方法。
(項目55)
前記生体分子がDNAである、項目53に記載の方法。
(項目56)
前記生体分子がRNAである、項目53に記載の方法。
(項目57)
前記生体分子がPNAである、項目53に記載の方法。
(項目58)
前記生体分子がタンパク質である、項目52に記載の方法。
(項目59)
前記共通の物体が細胞である、項目50に記載の方法。
(項目60)
前記共通の物体が組織である、項目50に記載の方法。
(項目61)
前記共通の物体が生体物質ではない、項目50に記載の方法。
(項目62)
前記第1の物体から放射される光を決定する工程と、前記第2の物体から放射される光を決定する工程とを繰り返す、項目1に記載の方法。
(項目63)
前記第1の物体から放射される光を決定する工程が、前記第1の物体から放射される光の画像を得ることを含む、項目1に記載の方法。
(項目64)
前記第1の物体の位置および前記第2の物体の位置を決定する工程が、前記放射光のGaussianフィッティングを用いて、前記第1の物体の位置および前記第2の物体の位置を決定することを含む、項目1に記載の方法。
(項目65)
前記第1の物体の位置および前記第2の物体の位置を決定する工程が、ドリフト補正を用いて、前記第1の物体の位置および前記第2の物体の位置を決定することをさらに含む、項目64に記載の方法。
(項目66)
前記ドリフト補正が、基準マーカーを用いて行われる、項目65に記載の方法。
(項目67)
前記ドリフト補正が、画像相関を用いて行われる、項目65に記載の方法。
(項目68)
前記第1の物体の位置および前記第2の物体の位置が、少なくとも約300nmの精度で決定される、項目1に記載の方法。
(項目69)
前記第1の物体の位置および前記第2の物体の位置が、少なくとも約100nmの精度で決定される、項目1に記載の方法。
(項目70)
前記第1の物体の位置および前記第2の物体の位置が、少なくとも約50nmの精度で決定される、項目1に記載の方法。
(項目71)
前記第1の物体の位置および前記第2の物体の位置が、少なくとも約20nmの精度で決定される、項目1に記載の方法。
(項目72)
前記第1の物体の位置および前記第2の物体の位置が、前記第1の物体および/または前記第2の物体から放射される光の波長未満の精度で決定される、項目1に記載の方法。(項目73)
前記第1の物体と前記第2の物体とが、約700nm未満の距離によって隔てられている、項目1に記載の方法。
(項目74)
前記第1の物体と前記第2の物体とが、前記第1の物体から放射される光の波長または前記第2の物体から放射される光の波長未満の距離によって隔てられている、項目1に記載の方法。
(項目75)
第1の時間点で前記第1の物体の位置および前記第2の物体の位置を決定することと、第2の時間点で前記第1の物体の位置および前記第2の物体の位置を決定することとを含む、項目1に記載の方法。
(項目76)
2つ以上の時間点で前記第1の物体の位置および前記第2の物体の位置を決定することおよび/または時間の関数として前記第1の物体の位置および前記第2の物体の位置を決定することを含む、項目1に記載の方法。
(項目77)
前記工程が、列挙した順に行われる、項目1に記載の方法。
(項目78)
約1000nm未満の距離で隔てられた第1の物体と第2の物体とを提供することと;
前記第1の物体を活性化し、前記第2の物体を活性化しないことと;
前記第1の物体から放射される光を決定することと;
前記第2の物体を活性化することと;
前記第2の物体から放射される光を決定することと;
前記第1の物体から放射される光と、前記第2の物体から放射される光とを用いて、前記第1の物体の位置および前記第2の物体の位置を決定することとを含む、方法。
(項目79)
ある距離で隔てられた第1の物体と第2の物体とを提供することと;
前記隔てられた距離よりも大きな波長を有する、前記第1の物体から放射される光を決定することと;
前記第2の物体から放射される光を決定することと;
前記第1の物体から放射される光と、前記第2の物体から放射される光とを用いて、前記第1の物体の位置および前記第2の物体の位置を決定することとを含む、方法。
(項目80)
前記第1の物体から放射される光の波長と、前記第2の物体から放射される光の波長とが異なる、項目79に記載の方法。
(項目81)
前記第1の物体から放射される光の波長と、前記第2の物体から放射される光の波長とが実質的に同じである、項目79に記載の方法。
(項目82)
前記第1の物体を活性化するのに使用する光の波長と、前記第2の物体を活性化するのに使用する光の波長とが異なる、項目79に記載の方法。
(項目83)
前記第1の物体を活性化するのに使用する光の波長と、前記第2の物体を活性化するのに使用する光の波長とが実質的に同じである、項目79に記載の方法。
(項目84)
前記第1の物体を活性化させ、前記第1の物体から放射される光を発生することを含む、項目79に記載の方法。
(項目85)
前記第1の物体を第1の波長を有する入射光にさらすことによって、前記第1の物体が活性化する、項目84に記載の方法。
(項目86)
前記第1の物体から放射される光を発生させないように、前記第1の物体を不活性化することを含む、項目84に記載の方法。
(項目87)
前記第2の物体を第1の波長を有する入射光にさらすことによって、前記第1の物体が不活性化する、項目86に記載の方法。
(項目88)
前記第1の物体を第1の波長を有する入射光にさらすことによって、前記第1の物体が不活性化する、項目86に記載の方法。
(項目89)
前記第2の物体を活性化させずに、前記第1の物体を活性化し、光を発生させることをさらに含む、項目79に記載の方法。
(項目90)
前記第2の物体を活性化し、光を発生させることをさらに含む、項目89に記載の方法。
(項目91)
前記第1の物体を不活性化することをさらに含む、項目90に記載の方法。
(項目92)
前記第1の物体を不活性化させる工程の後に、前記第2の物体を活性化し、光を発生させる工程が行われる、項目91に記載の方法。
(項目93)
前記第1の物体が、前記第2の物体とは化学的に異なっている、項目79に記載の方法。
(項目94)
前記第1の物体が、前記第2の物体と化学的に実質的に同じである、項目79に記載の方法。
(項目95)
前記第1の物体が、光活性化可能なプローブまたは光スイッチング可能なプローブであり、前記第2の物体が、光活性化可能なプローブまたは光スイッチング可能なプローブである、項目79に記載の方法。
(項目96)
前記第1の物体が、第1部分である光放射部分と、外的刺激にさらされると前記第1部分を活性化する第2部分である活性化部分とを含む、項目79に記載の方法。
(項目97)
前記第1部分である光放射部分がCy5である、項目96に記載の方法。
(項目98)
前記第1部分である光放射部分がCy5.5である、項目96に記載の方法。
(項目99)
前記第1部分である光放射部分がCy7である、項目96に記載の方法。
(項目100)
前記第1部分である光放射部分がAlexa Fluor 647である、項目96に記載の方法。
(項目101)
前記第2部分である活性化部分がAlexa Fluor 405である、項目96に記載の方法。
(項目102)
前記第2部分である活性化部分がAlexa Fluor 488である、項目96に記載の方法。
(項目103)
前記第2部分である活性化部分がCy2である、項目96に記載の方法。
(項目104)
前記第2部分である活性化部分がCy3である、項目96に記載の方法。
(項目105)
前記第2部分である活性化部分がCy3.5である、項目96に記載の方法。
(項目106)
前記第2部分である活性化部分がCy5である、項目96に記載の方法。
(項目107)
前記第2の物体が、第1部分である光放射部分と、外的刺激にさらされると前記第1部分を活性化する第2部分である活性化部分とを含む、項目79に記載の方法。
(項目108)
前記第1の物体の第1部分と、前記第2の物体の第1部分とが、化学的に実質的に同じであり、前記第1の物体の第2部分と、前記第2の物体の第2部分とが、化学的に同じではない、項目107に記載の方法。
(項目109)
前記第1の物体の第1部分と、前記第2の物体の第1部分とが、化学的に同じではなく、前記第1の物体の第2部分と、前記第2の物体の第2部分とが、化学的に実質的に同じである、項目107に記載の方法。
(項目110)
前記第1の物体の第1部分と、前記第2の物体の第1部分とが、化学的に同じではなく、前記第1の物体の第2部分と、前記第2の物体の第2部分とが、化学的に同じではない、項目107に記載の方法。
(項目111)
前記第1の物体の第1部分と、前記第2の物体の第1部分とが、化学的に実質的に同じであり、前記第1の物体の第2部分と、前記第2の物体の第2部分とが、化学的に実質的に同じである、項目107に記載の方法。
(項目112)
前記第1の物体から放射される光が可視光である、項目79に記載の方法。
(項目113)
前記第1の物体および前記第2の物体が、共通の物体に固定される、項目79に記載の方法。
(項目114)
前記第1の物体から放射される光を決定する工程と、前記第2の物体から放射される光を決定する工程とを繰り返す、項目79に記載の方法。
(項目115)
前記第1の物体から放射される光を決定する工程が、前記第1の物体から放射される光の画像を得ることを含む、項目79に記載の方法。
(項目116)
前記第1の物体の位置および前記第2の物体の位置を決定する工程が、前記放射光のGaussianフィッティングを用いて、前記第1の物体の位置および前記第2の物体の位置を決定することを含む、項目79に記載の方法。
(項目117)
前記第1の物体の位置および前記第2の物体の位置を決定する工程が、ドリフト補正を用いて、前記第1の物体の位置および前記第2の物体の位置を決定することをさらに含む、項目116に記載の方法。
(項目118)
前記ドリフト補正が、基準マーカーを用いて行われる、項目117に記載の方法。
(項目119)
前記ドリフト補正が、画像相関を用いて行われる、項目117に記載の方法。
(項目120)
前記第1の物体の位置および前記第2の物体の位置が、少なくとも約300nmの精度で決定される、項目79に記載の方法。
(項目121)
前記第1の物体の位置および前記第2の物体の位置が、前記第1の物体または前記第2の物体から放射される光の波長よりもおおきな精度で決定される、項目79に記載の方法。
(項目122)
第1の時間点で前記第1の物体の位置および前記第2の物体の位置を決定することと、第2の時間点で前記第1の物体の位置および前記第2の物体の位置を決定することとを含む、項目79に記載の方法。
(項目123)
2つ以上の時間点で前記第1の物体の位置および前記第2の物体の位置を決定することおよび/または時間の関数として前記第1の物体の位置および前記第2の物体の位置を決定することを含む、項目79に記載の方法。
(項目124)
ある距離で隔てられた第1の物体と第2の物体とを提供することと;
前記第1の物体を活性化し、前記第2の物体を活性化しないことと;
前記隔てられた距離よりも大きな波長を有する、前記第1の物体から放射される光を決定することと;
前記第2の物体を活性化することと;
前記第2の物体から放射される光を決定することと;
前記第1の物体から放射される光と、前記第2の物体から放射される光とを用いて、前記第1の物体の位置および前記第2の物体の位置を決定することとを含む、方法。
(項目125)
光を放射することが可能で、そのうちのいくつかは、放射される光の波長未満の距離で隔てられている、複数の物体を提供することと;
前記複数の物体の一部分を活性化し、光を放射させることと;
前記放射される光を決定することと;
前記複数の物体のうち、前記活性化した部分を不活性化することと;
前記複数の物体を活性化し、不活性化する工程を繰り返して、前記複数の物体の位置を決定することとを含む、方法。
(項目126)
前記複数の物体の少なくともいくつかが、異なる波長で光を放射する、項目125に記載の方法。
(項目127)
前記複数の物体が、各々実質的に同じ波長で光を放射する、項目125に記載の方法。(項目128)
前記複数の物体の少なくともいくつかが、異なる波長の光によって活性化される、項目125に記載の方法。
(項目129)
前記複数の物体が、実質的に同じ波長の光によって活性化される、項目125に記載の方法。
(項目130)
第1の波長を有する入射光を前記複数の物体に照射することによって、前記複数の物体の一部分が活性化する、項目125に記載の方法。
(項目131)
第2の波長を有する入射光を前記複数の物体の一部分に照射することによって、前記複数の物体の一部分を不活性化する、項目125に記載の方法。
(項目132)
第1の波長を有する入射光を前記複数の物体に照射することによって、前記複数の物体の一部分を不活性化する、項目125に記載の方法。
(項目133)
前記複数の物体の少なくともいくつかが化学的に異なっている、項目125に記載の方法。
(項目134)
前記複数の物体が化学的に実質的に同じである、項目125に記載の方法。
(項目135)
前記複数の物体の少なくともいくつかが、光活性化可能なプローブまたは光スイッチング可能なプローブである、項目125に記載の方法。
(項目136)
前記複数の物体の少なくともいくつかが、第1部分である光放射部分と、外的刺激にさらされると前記第1部分を活性化する第2部分である活性化部分とを含む、項目125に記載の方法。
(項目137)
前記複数の物体の第1部分が化学的に同じであり、前記複数の物体の第2部分が化学的に同じではない、項目136に記載の方法。
(項目138)
前記複数の物体の第1部分が化学的に同じではなく、前記複数の物体の第2部分が化学的に実質的に同じである、項目136に記載の方法。
(項目139)
前記複数の物体の第1部分が化学的に同じではなく、前記複数の物体の第2部分が化学的に同じではない、項目136に記載の方法。
(項目140)
前記複数の物体の第1部分が化学的に実質的に同じであり、前記複数の物体の第2部分が化学的に実質的に同じである、項目136に記載の方法。
(項目141)
前記放射光が可視光である、項目125に記載の方法。
(項目142)
前記複数の物体の少なくともいくつかが、共通の物体に固定される、項目125に記載の方法。
(項目143)
前記放射光を決定する工程が、前記放射光の画像を得ることを含む、項目125に記載の方法。
(項目144)
前記複数の物体の位置を決定する工程が、前記放射光のGaussianフィッティングを用いて、前記複数の物体の位置を決定することを含む、項目125に記載の方法。
(項目145)
前記複数の物体の位置を決定する工程が、ドリフト補正を用いて、前記複数の物体の位置を決定することを含む、項目144に記載の方法。
(項目146)
前記ドリフト補正が、基準マーカーを用いて行われる、項目145に記載の方法。
(項目147)
前記ドリフト補正が、画像相関を用いて行われる、項目145に記載の方法。
(項目148)
前記複数の物体の位置が、少なくとも約300nmの精度で決定される、項目125に記載の方法。
(項目149)
前記複数の物体の位置が、前記複数の物体から放射される光の波長よりも大きな精度で決定される、項目125に記載の方法。
(項目150)
第1の時間点で前記複数の物体の位置を決定することと、第2の時間点で前記複数の物体の位置を決定することとを含む、項目125に記載の方法。
(項目151)
2つ以上の時間点で前記複数の物体の位置を決定することおよび/または時間の関数として前記複数の物体の位置を決定することを含む、項目125に記載の方法。
(項目152)
前記工程が、列挙した順に行われる、項目125に記載の方法。
(項目153)
光を放射することが可能で、そのうちのいくつかは、約1000nm未満の距離で隔てられている、複数の物体を提供することと;
前記複数の物体の一部分を活性化し、光を放射させることと;
前記放射される光を決定することと;
前記複数の物体の前記活性化した部分を不活性化することと;
前記複数の物体を活性化し、不活性化する工程を繰り返し、前記複数の物体の位置を決定することとを含む、方法。
(項目154)
前記複数の物体の少なくともいくつかが、異なる波長で光を放射する、項目153に記載の方法。
(項目155)
前記複数の物体が、各々実質的に同じ波長で光を放射する、項目153に記載の方法。(項目156)
前記複数の物体の少なくともいくつかが、異なる波長の光によって活性化される、項目153に記載の方法。
(項目157)
前記複数の物体が、実質的に同じ波長の光によって活性化される、項目153に記載の方法。
(項目158)
第1の波長を有する入射光を前記複数の物体の一部分に照射することによって、前記複数の物体の一部分を活性化する、項目153に記載の方法。
(項目159)
第2の波長を有する入射光を前記複数の物体の一部分に照射することによって、前記複数の物体の一部分を不活性化する、項目153に記載の方法。
(項目160)
第1の波長を有する入射光を前記複数の物体の一部分に照射することによって、前記複数の物体の一部分を不活性化する、項目153に記載の方法。
(項目161)
前記複数の物体の少なくともいくつかが、光活性化可能なプローブまたは光スイッチング可能なプローブである、項目153に記載の方法。
(項目162)
前記プローブの少なくともいくつかが、光活性化可能な染料または光スイッチング可能な染料である、項目161に記載の方法。
(項目163)
前記プローブの少なくともいくつかが、光活性化可能な蛍光タンパク質または光スイッチング可能な蛍光タンパク質である、項目161に記載の方法。
(項目164)
前記複数の物体の少なくともいくつかが、第1部分である光放射部分と、外的刺激にさらされると前記第1部分を活性化する第2部分である活性化部分とを含む、項目153に記載の方法。
(項目165)
前記複数の物体の第1部分が化学的に同じであり、前記複数の物体の第2部分が化学的に同じではない、項目164に記載の方法。
(項目166)
前記複数の物体の第1部分が化学的に同じではなく、前記複数の物体の第2部分が化学的に実質的に同じである、項目164に記載の方法。
(項目167)
前記複数の物体の第1部分が化学的に同じではなく、前記複数の物体の第2部分が化学的に同じではない、項目164に記載の方法。
(項目168)
前記複数の物体の少なくともいくつかが、共通の物体に固定される、項目153に記載の方法。
(項目169)
前記放射光を決定する工程が、前記放射光の画像を得ることを含む、項目153に記載の方法。
(項目170)
前記第1の物体の位置および前記第2の物体の位置を決定する工程が、前記放射光のGaussianフィッティングを用いて、前記第1の物体の位置および前記第2の物体の位置を決定することを含む、項目153に記載の方法。
(項目171)
前記第1の物体の位置および前記第2の物体の位置を決定する工程が、ドリフト補正を用いて、前記第1の物体の位置および前記第2の物体の位置を決定することをさらに含む、項目170に記載の方法。
(項目172)
前記ドリフト補正が、基準マーカーを用いて行われる、項目171に記載の方法。
(項目173)
前記ドリフト補正が、画像相関を用いて行われる、項目171に記載の方法。
(項目174)
前記複数の物体の位置が、少なくとも約300nmの精度で決定される、項目153に記載の方法。
(項目175)
前記複数の物体の位置が、前記第1の物体から放射される光の波長未満の精度で決定される、項目153に記載の方法。
(項目176)
第1の時間点で前記複数の物体の位置を決定することと、第2の時間点で前記複数の物体の位置を決定することとを含む、項目153に記載の方法。
(項目177)
約1000nm未満の距離で隔てられ、各々共通の物体に固定されている第1の物体と第2の物体とを提供することと;
第1の時間点で前記第1の物体および前記第2の物体の位置を決定することと;
第2の時間点で前記第1の物体および前記第2の物体の位置を決定することと;
前記第1の時間点および前記第2の時間点での前記第1の物体および前記第2の物体の位置を用いて、前記共通の物体の移動を決定することとを含む、方法。
(項目178)
ある距離で隔てられ、共通の物体に固定されている第1の物体と第2の物体とを提供することと;
前記隔てられたある距離より大きな波長を有する前記第1の物体から放射される光と、前記第2の物体から放射される光とを用いて、第1の時間点で前記第1の物体および前記第2の物体の位置を決定することと;
第2の時間点で前記第1の物体および前記第2の物体の位置を決定することと;
前記第1の時間点および前記第2の時間点での前記第1の物体および前記第2の物体の位置を用いて、前記共通の物体の移動を決定することとを含む、方法。
(項目179)
時間内の一連の画像の中で、1つの物体によって各々作成される1つ以上の光放射領域を同定することと;
各光放射領域について、その光放射領域の中心を同定することと;
各光放射領域について、前記光放射領域を作成する前記1つの物体の位置を、前記1つの物体から放射される光の波長よりも大きな解像度で再構築することとを含む、方法。
(項目180)
前記光放射領域の中心を同定する工程が、Gaussian関数に対する最少二乗法を用いることを含む、項目179に記載の方法。
(項目181)
前記第1の物体の位置および前記第2の物体の位置を決定する工程が、ドリフト補正を用いて、前記第1の物体の位置および前記第2の物体の位置を決定することをさらに含む、項目179に記載の方法。
(項目182)
前記ドリフト補正が、基準マーカーを用いて行われる、項目181に記載の方法。
(項目183)
前記ドリフト補正が、画像相関を用いて行われる、項目181に記載の方法。
(項目184)
前記1つの物体が、光活性化可能なプローブまたは光スイッチング可能なプローブである、項目179に記載の方法。
(項目185)
前記1つの物体が、第1部分である光放射部分と、外的刺激にさらされると前記第1部分を活性化する第2部分である活性化部分とを含む、項目179に記載の方法。
(項目186)
前記1つ以上の光放射領域の位置を再構築したものを用いて、画像を作成することをさらに含む、項目179に記載の方法。
(項目187)
時間内の一連の画像の中で、1つの物体によって各々作成される1つ以上の光放射領域を同定する工程と;
各光放射領域について、その光放射領域の中心を同定する工程と;
各光放射領域について、前記光放射領域を作成する前記1つの物体の位置を、前記1つの物体から放射される光の波長よりも大きな解像度で再構築する工程とを含む方法を機械に実行させるために、媒体に組み込まれたプログラムを備える機械可読媒体を含む、物品。
(項目188)
約100nm/分未満のドリフトを有する顕微鏡用の移動ステージを備える、物品。
(項目189)
前記移動ステージが、約10nm/分未満のドリフトを有する、項目188に記載の物品。
(項目190)
前記移動ステージの少なくとも一部分に照射するように配置された光源をさらに備え、この光源を、プログラムされた様式で作動させ、停止させることが可能である、項目188に記載の物品。
(項目191)
前記移動ステージの少なくとも一部分に照射するように配置された光源をさらに備え、この光源を、周期的な様式で作動させ、停止させることが可能である、項目188に記載の物品。
(項目192)
前記移動ステージの少なくとも一部分に照射するように配置された光源をさらに備え、この光源をシャッターを用いて調節することが可能である、項目189に記載の物品。
(項目193)
前記移動ステージの少なくとも一部分に照射するように配置された光源をさらに備え、この光源を音響光学変調器を用いて調節することが可能である、項目189に記載の物品。
(項目194)
前記移動ステージに光学的に連結した位置に光検出器をさらに備える、項目189に記載の物品。
(項目195)
前記光検出器が、フォトダイオード、光電子増倍器またはCCDカメラを備える、項目194に記載の物品。
(項目196)
前記移動ステージの少なくとも一部分に照射するように配置された2つ以上の光源をさらに備える、項目189に記載の物品。
(項目197)
前記2つ以上の光源のうち少なくとも2つは、異なる波長で光を放射する、項目196に記載の物品。
(項目198)
光源から前記移動ステージに直接光があたるように配置された二色性ミラーまたは多色性ミラーを備える、項目189に記載の物品。
(項目199)
前記移動ステージの少なくとも一部分に照射するように配置された光源と、前記移動ステージに照射する前に、前記光源から放射される光の少なくとも一部分を変えるように配置されたカラーフィルタとをさらに備える、項目189に記載の物品。
(項目200)
第1の放射波長で光を放射可能な第1状態と、第1の放射波長では実質的に光を放射しない第2状態とにスイッチング可能な、光を放射する物体を含む、画像化組成物。
(項目201)
前記光を放射する物体と区別可能であり、第1の放射波長で光を放射可能な第1状態と、第1の放射波長では実質的に光を放射しない第2状態とにスイッチング可能な、第2の光を放射する物体をさらに含む、項目200に記載の画像化組成物。
(項目202)
前記光を放射する物体が、
前記第1の波長で光を放射可能な第1部分と;
外的刺激にさらされると、前記第1の部分を活性化させ、前記第1の波長で前記第1部分から光を放射させる第2部分とを含む、項目200に記載の画像化組成物。
(項目203)
励起波長を有する光にさらされると、前記第2部分が前記第1部分を活性化させる、項目202に記載の画像化組成物。
(項目204)
前記第1部分が前記第2部分と共有結合している、項目202に記載の画像化組成物。(項目205)
前記第1部分および前記第2部分が、各々共通の物体に結合している、項目202に記載の画像化組成物。
(項目206)
前記第1部分が、前記第2部分から切り離されると蛍光性である、項目202に記載の画像化組成物。
(項目207)
前記第2部分が、前記第1部分から切り離されると蛍光性である、項目202に記載の画像化組成物。
(項目208)
前記第1部分が、Cy5、Cy5.5、Cy7またはAlexa Fluor 647である、項目202に記載の画像化組成物。
(項目209)
前記第2部分が、Alexa Fluor 405、Cy2、Alexa Fluor
488、Cy3またはCy3.5である、項目202に記載の画像化組成物。
(項目210)
前記第1部分および前記第2部分が、約50nm以下の距離で隔てられている、項目202に記載の画像化組成物。
(項目211)
前記光を放射する物体と区別可能な第2の光を放射する物体をさらに含み、この第2の光を放射する物体が、第1の波長で光を放射可能な第1部分と、外的刺激にさらされると前記第1部分を活性化する第2部分とを含み、それにより前記第1部分が前記第1の波長で光を放射する、項目202に記載の画像化組成物。
本発明は、一般的に、回折限界以下の画像解像技術および他の画像化技術に関する。本発明の主題は、いくつかの場合には、相互に関連する製品、特定の問題に対する代替的な解決法、および/または1つ以上のシステムおよび/または物品の複数の異なる用途に関する。
【0006】
一態様では、本発明は、方法である。ある一連の実施形態では、この方法は、約1000nm未満の距離で隔てられた第1の物体と第2の物体とを提供する工程と、前記第1の物体から放射される光を決定する工程と、前記第2の物体から放射される光を決定する工程と、前記第1の物体から放射される光と、前記第2の物体から放射される光とを用いて前記第1の物体の位置および前記第2の物体の位置を決定する工程とを含む。別の一連の実施形態では、この方法は、約1000nm未満の距離で隔てられた第1の物体と第2の物体とを提供する工程と、前記第2の物体を活性化させずに、前記第1の物体を活性化する工程と、前記第1の物体から放射される光を決定する工程と、前記第2の物体を活性化する工程と、前記第2の物体から放射される光を決定する工程と、前記第1の物体から放射される光と、前記第2の物体から放射される光とを用いて前記第1の物体の位置および前記第2の物体の位置を決定する工程とを含む。
【0007】
本方法は、さらに別の一連の実施形態によれば、光を放射することが可能で、そのうちのいくつかは、約1000nm未満の距離で隔てられている、複数の物体を提供する工程と、前記複数の物体の一部分を活性化して光を放射させる工程と、前記放射される光を決定する工程と、前記複数の物体のうち、前記活性化した部分を不活性化する工程と、前記複数の物体を活性化し、不活性化する工程を繰り返し、前記複数の物体の位置を決定する工程とを含む。
【0008】
別の一連の実施形態では、本方法は、ある距離で隔てられた第1の物体と第2の物体とを提供する工程と、前記隔てられた距離よりも大きな波長を有する、前記第1の物体から放射される光を決定する工程と、前記第2の物体から放射される光を決定する工程と、前記第1の物体から放射される光と、前記第2の物体から放射される光とを用いて前記第1の物体の位置および前記第2の物体の位置を決定する工程とを含む。さらに別の一連の実施形態では、本方法は、ある距離で隔てられた第1の物体と第2の物体とを提供する工程と、前記第2の物体を活性化させずに、前記第1の物体を活性化する工程と、前記隔てられた距離よりも大きな波長を有する、前記第1の物体から放射される光を決定する工程と、前記第2の物体を活性化する工程と、前記第2の物体から放射される光を決定する工程と、前記第1の物体から放射される光と、前記第2の物体から放射される光とを用いて前記第1の物体の位置および前記第2の物体の位置を決定する工程とを含む。
【0009】
ある一連の実施形態では、本方法は、光を放射することが可能で、そのうちのいくつかは、放射される光の波長未満の距離で隔てられている、複数の物体を提供する工程と、前記複数の物体の一部分を活性化して光を放射させる工程と、前記放射される光を決定する工程と、前記複数の物体のうち、前記活性化した部分を不活性化する工程と、前記複数の物体を活性化し、不活性化する工程を繰り返し、前記複数の物体の位置を決定する工程とを含む。
【0010】
別の一連の実施形態では、本方法は、約1000nm未満の距離で隔てられ、共通の物体に固定されている第1の物体と第2の物体とを提供する工程と、第1の時間点で前記第1の物体および前記第2の物体の位置を決定する工程と、第2の時間点で前記第1の物体および前記第2の物体の位置を決定する工程と、前記第1の時間点および前記第2の時間点での前記第1の物体および前記第2の物体の位置を用いて、前記共通の物体の移動および/または構造の変化を決定する工程とを含む。いくつかの場合には、この物体は、時間内に解像されても画像化されてもよい。これらの物体の片方または両方は、いくつかの場合には、光活性化可能であっても光スイッチング可能であってもよい。2つの物体は、化学的に同じであっても別のものであってもよく、例えば、多色画像化可能なものであってもよい。さらに別の一連の実施形態では、本方法は、ある距離で隔てられ、共通の物体に固定されている第1の物体と第2の物体とを提供する工程と、前記隔てられたある距離より大きな波長を有する前記第1の物体から放射される光と、前記第2の物体から放射される光とを用いて、第1の時間点で前記第1の物体および前記第2の物体の位置を決定する工程と、第2の時間点で前記第1の物体および前記第2の物体の位置を決定する工程と、前記第1の時間点および前記第2の時間点での前記第1の物体および前記第2の物体の位置を用いて、前記共通の物体の移動および/または構造の変化を決定する工程とを含む。いくつかの場合にはこの物体は、時間内に解像されても画像化されてもよい。これらの物体の片方または両方は、いくつかの場合には、光活性化可能であっても光スイッチング可能であってもよい。2つの物体は、化学的に同じであっても別のものであってもよく、例えば、多色画像化可能なものであってもよい。
【0011】
さらに別の一連の実施形態では、本方法は、時間内の一連の画像の中で、1つの物体によって各々作成される1つ以上の光放射領域を同定する工程と、各光放射領域について、その光放射領域の中心を同定する工程と、各光放射領域について、前記光放射領域を作成する前記1つの物体の位置を、前記1つの物体から放射される光の波長よりも大きな解像度で再構築する工程とを含む。これらの物体のいくつかまたはすべては、光活性化可能であっても光スイッチング可能であってもよい。これらの物体は、化学的に同じであっても別のものであってもよく、例えば、多色画像化可能なものであってもよい。
【0012】
別の態様では、本発明は、約100nm/分未満のドリフトを有する顕微鏡用の移動ステージを備える物品、および/または周期的な様式および/またはプログラムされた様式でオンオフを切り替えることが可能な時間によって調節される光源を備える物品、および/または蛍光放射を検出するための検出器を備える物品に関する。
【0013】
本発明のさらに別の態様は、画像化組成物に関する。この組成物は、ある一連の実施形態によれば、第1の放射波長で光を放射可能な第1状態と、第1の放射波長では実質的に光を放射しない第2状態とに可逆的または不可逆的にスイッチング可能な光を放射する物体を含む。一実施形態では、光を放射する物体は、前記第1の波長で光を放射可能な第1部分と、外的刺激にさらされると、前記第1の物体を活性化させ、前記第1の波長で前記第1部分から光を放射させる第2部分とを含む。
【0014】
別の態様では、本発明は、本明細書に記載の1つ以上の実施形態を実行するシステムに関する。別の態様では、本発明は、本明細書に記載の1つ以上の実施形態を実行するためのコンピュータプログラムおよび技術に関する。たとえば、本発明の一実施形態は、時間内の一連の画像の中で、1つの物体によって各々作成される1つ以上の光放射領域を同定する工程と、各光放射領域について、その光放射領域の中心を同定する工程と、各光放射領域について、前記光放射領域を作成する前記1つの物体の位置を、前記1つの物体から放射される光の波長よりも大きな解像度で再構築する工程とを含む方法を機械に実行させるために、媒体に組み込まれたプログラムを備える機械可読媒体に関する。
【0015】
本発明の他の利点および新規な特徴は、添付の図面と組み合わせて考えると、本発明の非限定的な種々の実施形態に関する以下の詳細な記載から明らかになる。本明細書および参考として組み込まれた文献の開示内容が矛盾点および/または不一致点を含んでいる場合、本明細書の内容が優先する。参考として組み込まれた2つ以上の文献の開示内容が矛盾点および/または不一致点を含んでいる場合、最近の有効日付を有する文献の内容が優先する。
【0016】
本発明の非限定的な実施形態を、添付の図面を参照し、一例として記載する。図面は模式的なものであり、縮尺どおりに描画することを意図していない。図面では、同じ要素またはほぼ同じ要素は、典型的には同じ数字であらわしている。明確にするために、すべての要素に数字を付してはおらず、当業者が本発明を理解するのに、その要素の説明が必要ではない場合、本発明の各実施形態のすべての要素を示してはいない。