特許第6295764号(P6295764)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6295764
(24)【登録日】2018年3月2日
(45)【発行日】2018年3月20日
(54)【発明の名称】骨伝導デバイス
(51)【国際特許分類】
   H04R 1/00 20060101AFI20180312BHJP
   H04R 13/00 20060101ALI20180312BHJP
【FI】
   H04R1/00 317
   H04R13/00
【請求項の数】2
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2014-61948(P2014-61948)
(22)【出願日】2014年3月25日
(65)【公開番号】特開2015-186103(P2015-186103A)
(43)【公開日】2015年10月22日
【審査請求日】2017年2月2日
(73)【特許権者】
【識別番号】304039825
【氏名又は名称】三光金型株式会社
(73)【特許権者】
【識別番号】305057109
【氏名又は名称】ゴールデンダンス株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100074561
【弁理士】
【氏名又は名称】柳野 隆生
(74)【代理人】
【識別番号】100124925
【弁理士】
【氏名又は名称】森岡 則夫
(74)【代理人】
【識別番号】100141874
【弁理士】
【氏名又は名称】関口 久由
(74)【代理人】
【識別番号】100163577
【弁理士】
【氏名又は名称】中川 正人
(72)【発明者】
【氏名】中嶋 政広
【審査官】 大石 剛
(56)【参考文献】
【文献】 特開2007−184722(JP,A)
【文献】 実開昭63−173993(JP,U)
【文献】 特開2007−074693(JP,A)
【文献】 特開平10−301573(JP,A)
【文献】 特開平10−187158(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04R 1/00
H04R 13/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
上端が開口し、磁性材料よりなる有底の筒状本体と、
該筒状本体の開口部に渡設される振動板と、
前記筒状本体の内側底面に立設されるヨークと、
前記筒状本体内における前記ヨークの周りに配置されるボイスコイルと、
を備え、
前記ヨークが、マグネットと該マグネット上端に接合される磁性材料よりなる端部材とより構成され
前記振動板の下面側に、磁性材料よりなる板材又は第2のマグネットを固定してなることを特徴とする骨伝導デバイス。
【請求項2】
前記筒状本体が、前記上端の開口を全周にわたって囲む周壁を備えている請求項1記載の骨伝導デバイス。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、骨伝導スピーカやマイクの振動ドライバとして好適に用いられる骨伝導デバイスに関し、特に、小型・軽量としても高出力が可能な効率の良い骨伝導デバイスに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、この種の骨伝導デバイスとしては、例えば特許文献1の図1に開示されているように、振動板(70)を支持する延長部(30)(30’)を設け、ボイスコイル(40)と中央磁極(ヨーク)(50)を形成し、上部に鉄片(60)が固定される振動板(70)を延長部(30)(30’)間に渡設し、鉄片(60)の上部にマグネット(90)を付着した構造のものが提供されている。この構造は、組立工程が簡単となりコスト低減を図れるとともに、マグネットがボイスコイルの外周側ではなく振動板の上部に位置するためボイスコイルの大きさ等を比較的自由に変えることができ、特性の調整の巾が広がり、デバイス全体の小型化、軽量化も可能となるというものである。
【0003】
しかしながら、上記特許文献1の骨伝導デバイスの構造によれば、たしかにボイスコイルの外周側にマグネットが存在せず、全体のスリム化が可能となり、ボイスコイルやマグネットについて、特性の調整の巾や設計の自由度も高まるのであるが、出力アップに一定の限界が生じていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2007−74693号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
そこで、本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、小型・軽量としても高出力が可能な骨伝導デバイスを提供する点にある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者は、かかる現況に鑑み、鋭意検討した結果、上記特許文献1の骨伝導デバイスが出力アップの限界を生じている原因として、マグネットが振動板に対してボイスコイルと反対側となる上部に固定されており、これが磁気漏れを誘発し、磁気回路の非効率化を招いていることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0007】
すなわち本発明は、上端が開口し、磁性材料よりなる有底の筒状本体と、該筒状本体の開口部に渡設される振動板と、前記筒状本体の内側底面に立設されるヨークと、前記筒状本体内における前記ヨークの周りに配置されるボイスコイルとを備え、前記ヨークが、マグネットと該マグネット上端に接合される磁性材料よりなる端部材とより構成されていることを特徴とする骨伝導デバイスを構成した。
【0008】
ここで、前記筒状本体が、前記上端の開口を全周にわたって囲む周壁を備えているものが好ましい。
【0009】
また、前記振動板の下面側に、磁性材料よりなる板材又は第2のマグネットを固定してなるものが好ましい。
【発明の効果】
【0010】
以上にしてなる本願発明に係る骨伝導デバイスによれば、前記ヨークが、マグネットと該マグネット上端に接合される磁性材料よりなる端部材とより構成されているので、ボイスコイル外周側にマグネットが存在せず全体のスリム化が図れ、特性の調整の巾や設計の自由度も高くなるといった作用効果に加え、振動板にもマグネットを省略でき、コンパクトであるとともに、マグネットからの磁束は発散せずに上端の磁性材料よりなる端部材を通じて上方向に出て、そこから磁性材料よりなる筒状本体の周壁上端部に捕捉され、該筒状本体を通じて再びヨークのマグネットへと導かれる。磁束の方向は限定されず、逆の流れでも同様である。すなわち、本発明によれば磁束の流れがコンパクトであり、効率のよい磁気回路が形成され、外部への磁気漏れも極めて少なくなることから高効率となり、小型・軽量にしても高出力を得ることが可能となる。
【0011】
また、前記筒状本体が、前記上端の開口を全周にわたって囲む周壁を備えているので、前記端部材からの磁束の大部分が、開口を全周にわたって囲んでいる筒状本体周壁の上端部に効率よく捕捉され、該筒状本体を通じてヨークへと導かれる。すなわち、磁束の流れが均一且つコンパクトとなる効率のよい磁気回路が形成され、外部への磁気漏れも極めて少なくなることから、より高効率となり、小型・軽量にしても高出力を得ることが可能となる。
【0012】
また、前記振動板の下面側に、磁性材料よりなる板材又は第2のマグネットを固定してなるので、前記端部材からの磁束をより効率よく筒状本体、ヨークへと導くことができ、更なる高出力、高効率化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】本発明の代表的実施形態に係る骨伝導デバイスを示す斜視図。
図2】同じく骨伝導デバイスの縦断面図。
図3】同じく分解斜視図。
図4】実施例1の磁束密度分布のシミュレーション結果。
【発明を実施するための形態】
【0014】
次に、本発明の実施形態を添付図面に基づき詳細に説明する。
【0015】
本発明に係る骨伝導デバイス1は、図1図3に示すように、上端が開口し、磁性材料よりなる有底の筒状本体2と、筒状本体2の開口部2aに渡設される振動板3と、筒状本体2の内側底面2bに立設されるヨーク4と、筒状本体2内のヨーク4周りに配置されるボイスコイル6とより構成されており、ヨーク4が、マグネット41と該マグネット41上端に接合される磁性材料よりなる端部材42とより構成されている。
【0016】
筒状本体2は、ヨーク4、板材5及びボイスコイル6を内側に配する有底のケースであり、磁性材料で形成される内側筒状部20と非磁性材料で形成される外側被覆部21とより構成されている。そして、非磁性体の外側被覆部21に振動板3を固定する固定部を備えさせ、磁性体の内側筒状部20をそのような複雑構造を有しないシンプルな筒状体とすることで、ヨーク4のマグネット41からの磁束を乱すことなく内側筒状部20を通じて均一に効率よく導くことができる構造とされている。すなわち、磁気回路となる内側筒状部20に形状設計の自由度を高く保つことができ、磁束の乱れを生じさせない、できるだけ単純な形状・構造にすることが可能となり、磁束の流れを均一として磁気漏れを防止し、効率化・高出力化をさらに追求することができる。
【0017】
内側筒状部20は、周壁2cの一部を為す全周にわたる周壁24を備えた有底の筒状体であり、磁性体金属、例えばSUS430のステンレス材をプレス加工等して形成されている。内側筒状部20の周壁24は、上端の位置が全周にわたり略同じ高さとされている。ヨーク端部材42から出た磁束を受ける振動板下面側の板材5上面からは、磁束が周囲の全方位に広がろうとするが、その大部分を全周にわたって略同一高さで囲んでいる内側筒状部20の周壁24の上端部によって効率よく捕捉することができ、外部への磁気漏れを極めて少なくすることができる。
【0018】
また、周壁24は全周にわたり略均一な厚みを有しており、さらに本例では周壁24の少なくとも内周面が上側から見た平面視で角のない連続した曲面、特に略円形(本例では真円形)の円筒体とされ、周壁24の全面に切欠きや穴がなく全周にわたって均一厚み、均一高さとされている。したがって、当該内側筒状部20により周方向に均一で効率的な磁気回路が形成される。平面視で略楕円形のものなども好ましい。ただし、均一性は低下するが、四角形その他の多角形であるものや異形のものであっても勿論よく、また周壁の一部に切欠きや穴があってもよい。
【0019】
内側筒状部20の底壁25の中央部には、ヨーク4(ベース部材40)を固定するための貫通した取付穴20cが穿設されている。そして、略円柱状のヨーク4(ベース部材40)が前記取付穴20cに底部をカシメ止めして固定されている。勿論、溶接固定などその他の固定方法により底壁25に立設してもよい。また、本例のように別途形成したベース部材40を固定する代わりに、削り出しや鋳造によって筒状本体2(内側筒状部20)と一体的にベース部材40を形成したものでもよい。
【0020】
外側被覆部21は、内側筒状部20の外面側に設けられ、且つ振動板3を固定する固定部23を有している。具体的には、内側筒状部20の外面側に合成樹脂材料を用いてインサート成形された同じく有底の筒状部であり、上端外周部に前記固定部23として複数のフランジが突設され、該フランジ(固定部23)の上面間に振動板3が架設される。
【0021】
外側被覆部21の成形は、あらかじめ内側筒状部20の底面に上記のとおりヨーク4のベース部材40をカシメ止めした状態で行われる。したがって内側筒状部20の取付穴20cから下方に突出しているベース部材40のカシメ部分も外側被覆部21を構成する合成樹脂に埋められ、ヨーク4の組み付け強度が向上する。
【0022】
本例では内側筒状部20と同様、周壁2cの一部を為す全周にわたる周壁26を有する有底の筒状であるが、これに限定されず、例えばフランジ(固定部23)の箇所のみ壁を有するものや、フランジ(固定部23)が形成される上端側のみに筒状に被覆されているものでもよい。外側被覆部21は磁気回路を構成しないので、内側筒状部20の周壁24のように周方向に均等な周壁としなくても磁気漏れの低減や効率化に殆ど影響しないためである。また、インサート成形に限らず、例えば外側被覆部21として別途合成樹脂により筒状に成形した部材を内側筒状部20の外側に組み付けて構成することもできる。
【0023】
振動板3は、筒状本体2の上端部、具体的には上記外側被覆部21のフランジ(固定部23)の上面に、取付ネジ7により固定される環状の枠部30と、枠部30の内側に隙間s1を介して配される振動部31と、該振動部31を枠部30に対して軸方向(筒状本体2の軸方向)に相対移動可能に連結している連結部32とより構成されている。また、振動部31の下面には磁性材料よりなる板材5が固定されている。
【0024】
枠部30が固定される固定部23の上面の高さは、内側筒状部20の上端面22と同じか、より高い位置となるように設定されており、したがって振動板3は略フラットでよく、振動部31が筒状本体2の開口部2aを覆うように渡設されている。振動部31の枠部30との隙間s1を臨む外周縁の形状は、内側筒状部20の開口縁部22aにほぼ沿った真円の形状とされているが、これに何ら限定されない。振動板3は非磁性体、例えばSUS304のステンレスなどより構成されている。したがって、振動板3は磁気回路を構成しないが、振動板3の下面に固定される板材5は磁性体の内側筒状部20の周壁24に囲まれており、板材5を通じた磁束は周壁24の上端部に効率よく捕捉されるのである。
【0025】
勿論、振動板3は内側筒状部20と同じようにSUS430のような磁性体材料で構成してもよい。この場合には板材5を省略すればよい。振動板3が磁性材料であれば振動板3が磁気回路を構成するため、本例のように振動部31の外周縁の形状を内側筒状部20の開口縁部22a(周壁24の上端縁部)に沿った形状とすることで、外周縁31aから筒状本体2の開口縁部22aにスムーズに磁束の流れが形成され、磁気漏れもさらに抑制することができる。
【0026】
振動部31には図示しない振動伝達部材を取り付ける取付穴31bが設けられており、骨伝導スピーカとして利用する場合は振動部31の振動が振動伝達部材を通じて人体の頭皮等に伝達される。それにより人体の頭蓋骨内の鼓膜や耳小骨に異常のある難聴者でも、蝸牛や聴覚神経が正常であれば確実に音を聞くことが出来る。
【0027】
ヨーク4は、内側筒状部20の取付穴20cに底部をカシメ止めされる磁性材料よりなる略扁平円柱状のベース部材40と、その上面に設けられる同じく略扁平円柱状のマグネット41と、その上面に設けられる同じく略扁平円柱状の磁性材料よりなる端部材42とより構成されており、これらは同軸状に積層された状態とされている。具体的には、マグネット41の中央部を貫通する磁性材料の芯部材43によりベース部材40、マグネット41及び端部材42が一体的に組み付けられている。
【0028】
すなわち、ベース部材40には予め芯部材43を立設するための有底の取付穴40aが上面に穿設されており、ベース部材40が筒状本体2にカシメ止めにより取付られた後、まず芯部材43を前記取付穴40aに差し込んで固定することで立設し、この芯部材43に対して、中央部に貫通穴41a、42aが穿設された上記マグネット41、端部材42を順次、貫通穴41a、42aに芯部材43を挿通させて装着し、組み付けたものである。このように芯部材43によりヨーク4が効率よく組み付けられ、組み付け後の高い強度が保持されている。
【0029】
尚、このように芯部材43を用いた組み付け構造に何ら限定されるものではなく、他の嵌合構造によって同じく高い強度で組み付けることも好ましく、単に接着したものでも勿論よい。さらに、本例では磁性材料よりなるベース部材40とマグネット41を別に構成しているが、ベース部材40を省略し、マグネット41を直接筒状本体2の底面に固定したものでもよい。
【0030】
板材5は、内側筒状部20の内周面と略相似する平面視略円形(真円)の扁平な円柱形状または円筒形状とされており、振動板3の下面3cのうち、内側筒状部20と略同軸になる位置(振動部31の略中央位置)に固定されるとともに、下面側がヨーク4の端部材42の上面に隙間を介して対向するように配置されている。このような形状、配置により、磁気回路を構成するヨーク4、板材5、内側筒状部20がすべて同軸状に配置され、磁束の流れが均一となる効率のよい磁気回路が形成される。
【0031】
板材5は省略することもできる。また、その形状も円柱形状や円筒形状以外に三角柱形状、五角柱形状その他の種々なる形状が採用できる。特に、振動板3自体が磁性体であれば、板材5を設ける必要性は低い。また、板材5を第2のマグネットとしてもよい。その場合、ヨーク4のマグネット41と互いに引き合う磁極配置とすればよい。
【0032】
ボイスコイル6は、ヨーク4の外周面上、又は筒状本体2の内側筒状部20の底面上に固定されている。ボイスコイル6のコイル線の両端部は、筒状本体2の底面の貫通孔2dを通じて外部に引き出され、外部からボイスコイル6に対してサウンド信号等が入力される。
【0033】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこうした実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
【実施例】
【0034】
以下、本発明に係る実施例1の骨伝導デバイスのモデルについて、磁束密度分布をコンピュータシミュレーションで計算した解析結果について説明する。
【0035】
実施例1のモデルは、本発明に係る骨伝導デバイス(図1図3)とした。振動板は、外径20mm、厚さ0.7mmのSUS304(バネ鋼)製とし、筒状本体(内側筒状部)を、外径14mm、高さ5.6mm、厚さ1mmのSUS430製、筒状本体(外側被覆部)を、周壁、底壁の厚さが1.5mmのPPS製、振動板下面の板材を、外径が7mm、厚さが0.5mmのSUS430製、ヨークのベース部材を、外径4.5mm、カシメ部を除く高さ1.1mmのSS400製、ヨークのマグネットを、外径が4.5mm、高さ(厚さ)が1.1mmのN−35材、ヨークの端部材を、外径4.5mm、高さ(厚さ)1.1mmのSS400製、ヨークの芯材を電磁鋼板50A400、コイルを銅線とした。
【0036】
磁束密度分布の計算は、株式会社JSOL製のシミュレーションソフト「JMAG」を用いた。磁束密度分布の解析結果を図4に示す。図4から分かるように、実施例1はヨークのマグネットからの磁束が板材を通じて筒状本体を導かれ、該筒状本体からヨークへと効率のよい磁気回路が形成され、磁気漏れも少なくなる。
【符号の説明】
【0037】
1 骨伝導デバイス
2 筒状本体
2a 開口部
2b 内側底面
2c 周壁
2d 貫通孔
3 振動板
3c 下面
4 ヨーク
5 板材
6 ボイスコイル
7 取付ネジ
20 内側筒状部
20c 取付穴
21 外側被覆部
22 上端面
22a 開口縁部
23 固定部
24 周壁
25 底壁
26 周壁
30 枠部
31 振動部
31a 外周縁
31b 取付穴
32 連結部
40 ベース部材
40a 取付穴
41 マグネット
41a 貫通穴
42 端部材
43 芯部材
s1 隙間
図1
図2
図3
図4