【発明が解決しようとする課題】
【0011】
[課 題]
1)特許文献4に記載の第2実施例の据付用台車は、車輪を上下動する構成を第1前輪と第2前輪及び第1後輪と第2後輪について全て同じ構造にしている。各車輪は、それぞれの役割があり、必要とする性能が異なる。同じ構造は、実用的ではない。
【0012】
2)特許文献4に記載の第2実施例の据付用台車は、ブロックが筒形状に限定されている。据付可能なブロックの範囲が狭い。筒形状ブロックを持ち上げるため、持上げ用ジャッキを搭載した荷台部を筒形状ブロックの通孔に進入させて筒形状ブロックの天板部を持上げ用ジャッキで突き上げる。持上げ用ジャッキ搭載の荷台部を天板部の下側に位置させることのできないブロック、例えば、天板部のないブロック、通孔のないブロックや、通孔が小さいブロックには、使用することができない。
特許文献1、2や3に記載のブロック据付装置は、ブロック保持部を据付待ちブロックの上側又は据付待ちブロックの下部の上側に位置させ、ブロック保持部に据付待ちブロックを連結し、ブロック保持部を上昇させて据付待ちブロックを持ち上げる。ブロック保持部をブロック又はその下部の上側に配置可能なブロック、例えば、筒形状、U型断面状、L型断面状、逆T型断面状、C型断面状、門型断面状や平板状のブロックに使用することができる。各種のブロックを据え付けることができる。
【0013】
3)特許文献4に記載の第2実施例は、据付待ち筒形状ブロックを据付用台車の後側に仮置きする据付方法を実現する据付用台車の構成を実施可能な程度に開示していない。
【0014】
4)各種のブロックについて据付待ちブロックをブロック据付装置の後側に仮置きする後側仮置式の据付方法を実現したい。後側仮置式の据付方法を実施可能なブロック据付装置を提供したい。
【0015】
[構 想]
1)ブロック据付装置
特許文献1、2や3に記載のブロック据付装置は、後輪を上下動して後側の据付待ちブロック又はその下部を乗り越えさせることを想定していない。後輪の取付け構造、上下動駆動装置と正逆転駆動装置は、ブロック乗り越し用には設計されていない。
このようなブロック据付装置において、後輪を第1後輪にし、第1後輪の後側に第2後輪を上下動可能に取り付け、第2後輪の上下動駆動装置と回転駆動装置を備える。すると、その第2後輪付のブロック据付装置は、次に説明する据付方法で、第1後輪の上下動駆動を必要とせずに、後側に仮置の据付待ちブロック又はその下部を乗り越えさせることができるのである。即ち、後側に仮置きした据付待ちブロックを、前側に位置する据付済みブロックに隣接の据付位置に据え付けることができる。後側仮置式の据付方法を実現することができるのである。
即ち、第2後輪付のブロック据付装置は、前側仮置式の据付方法の外に、後側仮置式の据付方法を実施することができる。
【0016】
2)後側仮置式の据付方法
第2後輪付のブロック据付装置は、基礎面上の据付済みブロックに対面する位置に配置する。据付待ちブロックは、ブロック据付装置の後側の基礎面上に仮置きする。即ち、第2後輪付のブロック据付装置は、据付済みブロックと据付待ちブロックとの間に位置させる。
第2後輪付のブロック据付装置は、第1後輪の逆転駆動で後側の据付待ちブロックに向けて後進させる。後進中のブロック据付装置は、上動状態の第2後輪を据付待ちブロック又はその下部に乗せる。そして、第2後輪の下動作動でブロック据付装置の後端側を持ち上げる。第1後輪は、基礎面から浮かせて第2後輪より高い位置にする。
尻上り姿勢になったブロック据付装置は、第1後輪を浮かせた状態で、第2後輪の回転駆動で後進させる。第2後輪を据付待ちブロック又はその下部の後端に到着させる。その位置で、第2後輪の上動作動でブロック据付装置の後端側を下降して第1後輪を据付待ちブロック又はその下部に乗せる。
尻上り角度が減少したブロック据付装置は、第1後輪の逆転駆動で後進させる。第1後輪は、据付待ちブロック又はその下部の後端に到着させる。その位置で、第2後輪を下動して基礎面に下ろし、第2後輪の更なる下動作動でブロック据付装置の後端側を持ち上げて第1後輪を据付待ちブロック又はその下部から浮かす。
尻上り角度が増加したブロック据付装置は、第2後輪の回転駆動で後進させる。後輪部は、据付待ちブロック又はその下部の上側を通過させる。ブロック保持部は、据付待ちブロック又はその下部の上側に位置させる。その位置で、第2後輪の上動作動でブロック据付装置の後端側を下降して第1後輪を基礎面に下ろす。ブロック据付装置は、水平姿勢に戻す。
後輪部は、第1後輪の上下動駆動装置を作動させずに、据付待ちブロック又はその下部を乗り越える。その後は、次に説明するように、前側仮置式の据付方法と同様にする。第2後輪は、上動状態に維持して使用しない。
水平姿勢のブロック据付装置は、ブロック保持部の下側に位置する据付待ちブロックをブロック保持部に連結し、第2前輪と第1後輪の下動作動でブロック保持部を上昇させて据付待ちブロックを基礎面から持ち上げる。ブロック据付装置は、据付待ちブロックを浮かせて保持した状態で、第1後輪の正転駆動で据付済みブロックに向けて前進させる。
前進中のブロック据付装置は、第1前輪と第2前輪を順次上動して据付済みブロック又はその下部に乗り上げさせる。ブロック保持部に保持した据付待ちブロックは、据付済みブロックに隣接した据付位置の上側に到着させる。その位置で、第1前輪と第2前輪及び第1後輪の上動作動でブロック保持部を下降させて、据付待ちブロックを基礎面に下ろして据付位置に置く。そして、据付待ちブロックは、ブロック保持部との連結を解除する。ブロック据付装置は、連結を解除したブロックを据付位置に残して、第1後輪の逆転駆動で後退させる。後退中のブロック据付装置は、第1前輪と第2前輪を据付済みブロック又はその下部の上側から据付直後のブロック又はその下部の上側を通過させる。第2前輪は、下動して基礎面に下ろす。ブロック据付装置は、据付直後のブロックに対面する位置に戻す。
【0017】
3)ブロック据付装置の第2後輪
(1)第2後輪の必要駆動力
上記の後側仮置式の据付方法を実施するブロック据付装置において、第2後輪が必要とする駆動力は、据付待ちブロックを保持していない空のブロック据付装置を後退させる回転駆動力と、空のブロック据付装置の後端側を持ち上げる下動駆動力である。一方、第1後輪が必要とする駆動力は、据付待ちブロックを保持しているブロック付きのブロック据付装置を前進させる回転駆動力と、ブロック付きのブロック据付装置を上昇させる下動駆動力である。
第2後輪の必要駆動力は、第1後輪のそれに比べて少ない。第2後輪の取付け構造や駆動装置は、第1後輪のそれら程には、強度や性能を要求されない。
【0018】
(2)第2後輪の必要上下動範囲
第2後輪が必要とする上下動の範囲は、上端が、第2後輪が据付待ちブロック又はその下部に乗る位置である。下端が、据付待ちブロック又はその下部に乗った第2後輪がブロック据付装置の後端側を持ち上げて、第1後輪を第2後輪より高くする位置である。一方、第1後輪が必要とする上下動の範囲は、据付待ちブロックを持ち運ぶために基礎面から浮かせる範囲である。
第2後輪の必要上下動範囲は、第1後輪のそれに比べて広い。第2後輪を上下動可能にする取付け構造や駆動装置は、第1後輪のそれより上下動範囲の広い構造や装置が必要になる。
【0019】
(3)第2後輪の取付け構造と駆動装置
第2後輪は、必要駆動力が少なくて必要上下動範囲が広いことから、第2後輪をブロック据付装置の後端に上下動可能に取り付けて第1後輪の後側に配置する構造は、平面4節機構、平行四辺形のリンク機構、平行クランク機構を利用する。
ブロック据付装置の後端は、上下の位置にそれぞれ回動棒の前端を回転可能に取り付ける。上下の回動棒は、それぞれ、後方に突出して上下方向に回動可能にし、後端を上下動棒に回転可能に取り付ける。それら4節の上下前後の4個所の回転中心は、平行四辺形の角の位置にする。即ち、上下動棒が縦姿勢を維持して上下動する平行四辺形のリンク機構を構成する。上下動棒は、下端に第2後輪を左右方向軸の周りに回転可能に取り付ける。第2後輪は、ブロック据付装置の後端に平行四辺形のリンク機構を介して取り付ける。
この取付け構造は、上下の回動棒の前端の回転中心と後端の回転中心の間の距離を長く又は短くすると、第2後輪付の上下動棒の上下動範囲が広く又は狭くなる。また、上側又は下側の回動棒の上下方向の回動範囲を広く又は狭くすると、第2後輪付の上下動棒の上下動範囲が広く又は狭くなる。第2後輪の上下動範囲を必要範囲に設定するのが容易である。また、回動棒と上下動棒は、材質と断面の形状寸法を選定することにより強度を必要量に設定するのが容易である。
第2後輪の上下動駆動装置は、実施形態では、油圧シリンダ装置にする。油圧シリンダは、上端をブロック据付装置の後端に回転可能に取り付け、下端から突出したロッドの下端を上下動棒に回転可能に取り付ける。油圧の発生制御装置は、ブロック据付装置に設置する。油圧の発生制御装置は、可撓性のホースで油圧シリンダに接続する。第2後輪付の上下動棒は、油圧シリンダ装置を伸長作動すると下動し、逆に縮小作動すると上動する。なお、ロッドの下端は、上下動棒に替えて、上側又は下側の回動棒に回転可能に取り付けることもできる。この油圧シリンダ装置は、油圧モータ装置や電動モータ装置に変更可能である。ブロック据付装置に油圧モータや電動モータを設置し、油圧モータ装置や電動モータの正逆転を原動力にして上側又は下側の回動棒を上方又は下方に回動し、第2後輪付の上下動棒を上下動する。
第2後輪の回転駆動装置は、実施形態では、油圧モータ装置にする。油圧モータは、上下動棒に取り付け、第2後輪に連結する。油圧の発生制御装置は、ブロック据付装置に設置し、可撓性のホースで油圧モータに接続する。この油圧モータ装置は、電動モータ装置に変更可能である。電動モータは、上下動棒に取り付け、第2後輪に連結する。電動モータの回転制御装置は、ブロック据付装置に設置し、可撓性の電線で電動モータに接続する。
【0020】
(4)第1後輪の取付け構造と駆動装置
第1後輪は、特許文献1、2や3に記載のブロック据付装置の後輪と同様である。
ブロック据付装置の後輪部は、下側に後輪取付け部材を上下動可能に取り付け、後輪取付け部材に第1後輪を左右方向軸の周りに回転可能に取り付ける。
第1後輪の上下動駆動装置は、油圧シリンダ装置にする。油圧シリンダは、後輪部に縦に固定し、下端から突出したロッドの下端を後輪取付け部材に連結する。油圧の発生制御装置は、後輪部に設置し、パイプで油圧シリンダに接続する。
第1後輪の正逆転駆動装置は、油圧モータ装置にする。油圧モータは、後輪取付け部材に取り付け、第1後輪に連結する。油圧の発生制御装置は、後輪部に設置する。油圧の発生制御装置は、可撓性のホースで油圧モータに接続する。この油圧モータ装置は、電動モータ装置に変更可能である。電動モータは、後輪取付け部材に取り付け、第1後輪に連結する。電動モータの回転制御装置は、後輪部に設置し、可撓性の電線で電動モータに接続する。
【課題を解決するための手段】
【0021】
1.ブロック据付装置を、ブロックを持ち上げて前進させ、そのブロックを据付位置に下ろして後退させるブロック据付方法において、
ブロック据付装置はブロック保持部の前後に前輪部と後輪部を設け、ブロック保持部の下側にブロックを保持する構成にし、後輪部に第1後輪と第2後輪をそれぞれ上下動可能に取り付け、前側の第1後輪の上下動駆動装置と正逆転駆動装置、及び、後側の第2後輪の上下動駆動装置と回転駆動装置を設けて
、ブロック据付装置は、第1後輪の正転駆動で前進させ、第1後輪の逆転駆動で後進させ、また、第2後輪の回転駆動で後進させる構成にしており、
ブロック据付装置は、据付待ちブロックを保持して持ち上げるため、据付待ちブロック又はその下部の上側にブロック保持部を位置させるに当たり、後輪部を据付待ちブロック又はその下部を乗り越えさせる方法であって、
ブロック据付装置は基礎面上の据付済みブロックに対面する位置に配置し、据付待ちブロックはブロック据付装置の後側の基礎面上に仮置きし、ブロック据付装置は据付済みブロックと据付待ちブロックとの間に位置させ、
ブロック据付装置は第1後輪の逆転駆動で後側の据付待ちブロックに向けて後進させ、第2後輪を据付待ちブロック又はその下部に乗せ、そして、第2後輪の下動作動でブロック据付装置の後端側を持ち上げ、第1後輪を基礎面から浮かせて第2後輪より高い位置にし、
尻上り姿勢になったブロック据付装置は、第1後輪を浮かせた状態で、第2後輪の回転駆動で後進させ、第2後輪を据付待ちブロック又はその下部の後端に到着させ、その位置で、第2後輪の上動作動でブロック据付装置の後端側を下降して第1後輪を据付待ちブロック又はその下部に乗せ、
尻上り角度が減少したブロック据付装置は、第1後輪の逆転駆動で後進させ、第1後輪を据付待ちブロック又はその下部の後端に到着させ、その位置で、第2後輪を下動して基礎面に下ろし、第2後輪の更なる下動作動でブロック据付装置の後端側を持ち上げて第1後輪を据付待ちブロック又はその下部から浮かせ、
尻上り角度が増加したブロック据付装置は、第2後輪の回転駆動で後進させ、後輪部を据付待ちブロック又はその下部の上側を通過させ、ブロック保持部を据付待ちブロック又はその下部の上側に位置させ、その位置で、第2後輪の上動作動でブロック据付装置の後端側を下降して第1後輪を基礎面に下ろし、ブロック据付装置を水平姿勢に戻すことを特徴とするブロック据付方法。
2.上記1のブロック据付方法において、
ブロック据付装置は、前輪部に第1前輪と第2前輪をそれぞれ上下動可能に取り付け、前側の第1前輪の上下動駆動装置と、後側の第2前輪の上下動駆動装置を設けており、
後輪部が据付待ちブロック又はその下部を乗り越えた後、
水平姿勢のブロック据付装置は、ブロック保持部の下側に位置する据付待ちブロックをブロック保持部に連結し、第2前輪と第1後輪の下動作動でブロック保持部を上昇させて据付待ちブロックを基礎面から持ち上げ、据付待ちブロックを浮かせて保持した状態で、第1後輪の正転駆動で据付済みブロックに向けて前進させ、
前進中のブロック据付装置は、第1前輪と第2前輪を順次上動して据付済みブロック又はその下部に乗り上げさせ、ブロック保持部に保持した据付待ちブロックを据付済みブロックに隣接した据付位置の上側に到着させ、その位置で、第1前輪と第2前輪及び第1後輪の上動作動でブロック保持部を下降させて、据付待ちブロックを基礎面に下ろして据付位置に置く、そして、据付待ちブロックはブロック保持部との連結を解除し、
ブロック据付装置は、連結を解除したブロックを据付位置に残して、第1後輪の逆転駆動で後退させ、後退中のブロック据付装置は、第1前輪と第2前輪を据付済みブロック又はその下部の上側から据付直後のブロック又はその下部の上側を通過させ、第2前輪を下動して基礎面に下ろし、ブロック据付装置を据付直後のブロックに対面する位置に戻すことを特徴とする。
3.上記1又は2のブロック据付方法において、
ブロック据付装置は、後輪部に第2後輪を上下動可能に取り付けるに当たり、
後輪部の後端の上下の位置にそれぞれ回動棒の前端を回転可能に取り付け、上下の回動棒をそれぞれ後方に突出して上下方向に回動可能にし、上下の回動棒の後端をそれぞれ上下動棒に回転可能に取り付け、上下前後の4個所の回転中心を平行四辺形の角の位置にし、上下動棒が縦姿勢を維持して上下動する平行四辺形のリンク機構を構成し、上下動棒の下端に第2後輪を左右方向軸の周りに回転可能に取り付けており、第2後輪は後輪部の後端に平行四辺形のリンク機構を介して取り付けていることを特徴とする。
4.上記3のブロック据付方法において
、
第2後輪の上下動駆動装置は、油圧シリンダ装置又は電動モータ装置で第2後輪付の上下動棒を上下動する構成にしていることを特徴とする。
5.上記3又は4のブロック据付方法において
、
第2後輪の回転駆動装置は、油圧モータ装置又は電動モータ装置にし、油圧モータ又は電動モータを上下動棒に取り付けて第2後輪に連結し、油圧モータ又は電動モータで第2後輪を回転する構成にしていることを特徴とする。
6.ブロック保持部の前後に前輪部と後輪部を設け、ブロック保持部の下側にブロックを保持する構成にし、
前輪部に第1前輪と第2前輪をそれぞれ上下動可能に取り付け、前側の第1前輪の上下動駆動装置と後側の第2前輪の上下動駆動装置を設け、後輪部に後輪を上下動可能に取り付け
、後輪の上下動駆動装置と正逆転駆動装置を設けて、据付待ちブロックを前側に仮置する前側仮置式の据付方法を実施するブロック据付装置において、
後輪は第1後輪にし、第1後輪の後側に第2後輪を上下動可能に取り付け
、第2後輪の上下動駆動装置と回転駆動装置を設けて、請求項1に記載のブロック据付方法で、据付待ちブロックを後側に仮置する後側仮置式の据付方法を実施する構成にしており、
第2後輪の取付け構造は、後輪部の後端の上下の位置にそれぞれ回動棒の前端を回転可能に取り付け、上下の回動棒をそれぞれ後方に突出して上下方向に回動可能にし、上下の回動棒の後端をそれぞれ上下動棒に回転可能に取り付け、上下前後の4個所の回転中心を平行四辺形の角の位置にし、上下動棒が縦姿勢を維持して上下動する平行四辺形のリンク機構を構成し、上下動棒の下端に第2後輪を左右方向軸の周りに回転可能に取り付けており、第2後輪は後輪部の後端に平行四辺形のリンク機構を介して取り付けていることを特徴とするブロック据付装置。
7.上記6のブロック据付装置において
、
第2後輪の上下動駆動装置は、油圧シリンダ装置又は電動モータ装置で第2後輪付の上下動棒を上下動する構成にしていることを特徴とする。
8.上記6又は7のブロック据付装置において
、
第2後輪の回転駆動装置は、油圧モータ装置又は電動モータ装置にし、油圧モータ又は電動モータを上下動棒に取り付けて第2後輪に連結し、油圧モータ又は電動モータで第2後輪を回転する構成にしていることを特徴とする。
9.上記6、7又は8のブロック据付装置において、
第1後輪の取付け構造は、後輪部の下側に後輪取付け部材を上下動可能に取り付け、後輪取付け部材に第1後輪を左右方向軸の周りに回転可能に取り付け
、
第1後輪の上下動駆動装置は、油圧シリンダ装置で第1後輪付の後輪取付け部材を上下動する構成にし、
第1後輪の正逆転駆動装置は、油圧モータ装置又は電動モータ装置にし、油圧モータ又は電動モータを後輪取付け部材に取り付けて第1後輪に連結し、油圧モータ又は電動モータで第1後輪を正逆転する構成にしていることを特徴とする。