特許第6297815号(P6297815)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6297815
(24)【登録日】2018年3月2日
(45)【発行日】2018年3月20日
(54)【発明の名称】マーカー探査装置
(51)【国際特許分類】
   G01V 3/10 20060101AFI20180312BHJP
   G01V 15/00 20060101ALI20180312BHJP
   G01B 7/00 20060101ALI20180312BHJP
【FI】
   G01V3/10 B
   G01V15/00
   G01B7/00 101E
【請求項の数】3
【全頁数】13
(21)【出願番号】特願2013-227772(P2013-227772)
(22)【出願日】2013年10月31日
(65)【公開番号】特開2015-96803(P2015-96803A)
(43)【公開日】2015年5月21日
【審査請求日】2015年10月23日
(31)【優先権主張番号】特願2013-214038(P2013-214038)
(32)【優先日】2013年10月11日
(33)【優先権主張国】JP
(73)【特許権者】
【識別番号】000112691
【氏名又は名称】フジテコム株式会社
(73)【特許権者】
【識別番号】513257742
【氏名又は名称】巧和電機株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100103399
【弁理士】
【氏名又は名称】橋本 清
(72)【発明者】
【氏名】古波津 潤一郎
(72)【発明者】
【氏名】太田 宏一
(72)【発明者】
【氏名】河村 重憲
(72)【発明者】
【氏名】佐藤 敦
【審査官】 北川 創
(56)【参考文献】
【文献】 特開平07−311276(JP,A)
【文献】 特開2004−294288(JP,A)
【文献】 特開2007−093533(JP,A)
【文献】 特開2003−107166(JP,A)
【文献】 特開2009−156727(JP,A)
【文献】 特開2004−003906(JP,A)
【文献】 特開2001−330681(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G01V 3/10 − 3/12
G01B 7/00
G01V 15/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
送信及び受信を兼用するコイルを配設して成るアンテナと、
制御用中央処理装置及び信号増幅器を有する送信回路と、前記制御用中央処理装置、信号切換回路、信号増幅器及びA/Dコンバータを有する受信回路と、表示装置と、表示用中央処理装置と、から成る装置本体と、から構成し、
前記アンテナ及び前記装置本体を地表面上において移動させつつ、前記送信回路が生成した送信信号によって前記アンテナのコイルに交流電流を流すことによって前記コイルの周囲に一次磁界を発生させ、この一次磁界により地中に埋設されたマーカーの共振回路に誘導電流が流れてその周囲に二次磁界が発生し、この二次磁界によって前記アンテナのコイルに応答信号となる交流電流が流れ、この交流電流によってマーカーの埋設位置と埋設深度を探査するマーカー探査装置であって、
前記マーカーからの応答信号である交流電流の強さとしての振幅を前記A/Dコンバータによってデジタル信号に変換し、前記制御用中央処理装置によってその応答信号である交流電流の振幅に対応する受信値Cを算出するに当たって、前記制御用中央処理装置の指令によって前記信号切換回路を作動させ、送信信号の発信と応答信号の受信を交互に複数回繰り返し、前記アンテナのコイルに受信した応答信号を前記A/Dコンバータによってデジタル信号に変換し、これによって得られたn個の受信信号S1,S2,・・・,Snから、下記数式1によって前記受信値Cを算出することとし、予め用意したデータテーブルを参照して前記受信値Cに対応する深度Dを抽出し、前記マーカーの埋設深度を探査するようにしたことを特徴とするマーカー探査装置。
【数1】
【請求項2】
前記データテーブルを複数種類用意したことを特徴とする請求項1に記載のマーカー探査装置
【請求項3】
前記アンテナ及び前記装置本体を地表面上において移動させ、前記応答信号をデジタル信号処理することによって得られたある地点における最新の受信値C2と、その地点より前の地点における前回の受信値C3と、前記表示装置に表示された表示値C1と、に基づいて、下記数式2によって予測値C0を算出し、この予測値C0を前記表示装置に表示するようにして、前記マーカーの埋設位置を探査するようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載のマーカー探査装置。
【数2】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、地中に埋設された水道管、ガス管等の埋設物に直接連結し、又はその近傍に配置したマーカーを、地表面上において移動させつつ磁界を発生させることによって探査するマーカー探査装置に関する。
【背景技術】
【0002】
地中に埋設された水道管、ガス管等の埋設物の埋設位置を探知する方法として、図1及び図2に示すように、水道管、ガス管等の埋設物Pにマーカー61を直接連結し、又はその近傍に配置しておき、地表面G上においてマーカー探査装置51を移動させつつ磁界を発生させることによってマーカー61の埋設位置を探査し、これによって水道管、ガス管等の埋設物Pの埋設位置を探知する方法が知られている。
【0003】
ここで、図1及び図3に示すように、マーカー61は、杭形状の筺体内にコイル及びコンデンサを組み合わせた共振回路を構成したものであり、マーカー探査装置51は、円盤状の筺体内に送信コイル及び受信コイルを配設したアンテナ52と、送信回路54、受信回路55、中央処理装置(CPU)56、表示装置57、スピーカ58を有する装置本体53から構成したものである。
【0004】
地表面G上においてマーカー探査装置51を移動させつつ、中央処理装置56からの指令によって、図4(イ)に示すように、送信回路54がマーカー61の共振周波数と同一周波数の送信信号を出力すると、アンテナ52の送信コイルが励起され、共振周波数と同一周波数の交流磁界が発生する。
この一次磁界を地中に埋設したマーカー61が捕捉すると、図4(ロ)に示すように、共振回路に誘導電流が流れ、この誘導電流によって、図4(ハ)に示すように、マーカー61の周囲には同一周波数の二次磁界が発生する。
【0005】
この二次磁界をアンテナ52の受信コイルが捕捉すると、受信コイルには交流電流が流れるが、受信回路55は送信停止後の信号のみを検出するため、図4(ニ)に示すように、受信回路55からは送信信号を停止した後の応答信号が出力される。
この応答信号の強度を、表示装置57によって信号レベル量を視認し、又は、スピーカ58によって音声出力して聴取し、応答信号の強度が極大値を示す時、すなわち、信号レベル量、出力音声の音量が極大値を示す時のマーカー探査装置51の位置をマーカー61の埋設位置の直上地点と判断する。
【0006】
このようなマーカー探査装置51において、探査精度を向上させるためには、アンテナ52の送信コイルの出力電圧を増大させ、一次交流磁界の強度を高めること、又、受信コイルの感度を高めることが必要であるが、受信コイルの観点から探査精度を向上させるようにしたマーカー探査装置が提案されている(特許文献1参照)。
【0007】
特許文献1に記載されたマーカー探査装置は、アンテナの受信コイルの外径を送信コイルの外径より大とすると共に、送信コイルの外径を受信コイルの外径の1/2より大とすることによって、送信コイルと受信コイルとの直接結合を抑制しつつ受信コイルの感度を高め、マーカーの探査精度を向上させるようにしたものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】特開2003−107166号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
従来のマーカー探査装置は、何れも、マーカーの埋設位置、すなわち、水平方向位置を探査するものであって、埋設位置と同時にマーカーの埋設深度、すなわち、垂直方向位置を探査するものは存在しなかった。
【0010】
又、埋設位置と同時にマーカーの埋設深度を探査できるようにすると、どうしても信号処理に要する時間が長くなるため、マーカー探査装置を移動することによる、マーカーの埋設位置の実際とのずれが大きくなってしまう問題がある。
【0011】
本発明は、かかる従来の問題点を解決するために為されたものであって、その目的とするところは、従来のマーカー探査装置では為し得なかったマーカーの埋設深度を探査することができると共に、それによる信号処理時間が長くなるのを極力防止して、マーカーの埋設位置の実際とのずれを極力小さくするようにしたマーカー探査装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0012】
上記目的を達成するために、本発明のマーカー探査装置は、送信及び受信を兼用するコイルを配設して成るアンテナと、制御用中央処理装置及び信号増幅器を有する送信回路と、前記制御用中央処理装置、信号切換回路、信号増幅器及びA/Dコンバータを有する受信回路と、表示装置と、表示用中央処理装置と、から成る装置本体と、から構成し、前記アンテナ及び前記装置本体を地表面上において移動させつつ、前記送信回路が生成した送信信号によって前記アンテナのコイルに交流電流を流すことによって前記コイルの周囲に一次磁界を発生させ、この一次磁界により地中に埋設されたマーカーの共振回路に誘導電流が流れてその周囲に二次磁界が発生し、この二次磁界によって前記アンテナのコイルに応答信号となる交流電流が流れ、この交流電流によってマーカーの埋設位置と埋設深度を探査するマーカー探査装置であって、前記マーカーからの応答信号である交流電流の強さとしての振幅を前記A/Dコンバータによってデジタル信号に変換し、前記制御用中央処理装置によってその応答信号である交流電流の振幅に対応する受信値Cを算出するに当たって、前記制御用中央処理装置の指令によって前記信号切換回路を作動させ、送信信号の発信と応答信号の受信を交互に複数回繰り返し、前記アンテナのコイルに受信した応答信号を前記A/Dコンバータによってデジタル信号に変換し、これによって得られたn個の受信信号S1,S2,・・・,Snから、下記数式1によって前記受信値Cを算出することとし、予め用意したデータテーブルを参照して前記受信値Cに対応する深度Dを抽出し、前記マーカーの埋設深度を探査するようにしたことを特徴とする。
【0014】
【数1】
【0015】
又、前記データテーブルを複数種類用意してもよい。
【0016】
本発明のマーカー探査装置は、又、前記アンテナ及び前記装置本体を地表面上において移動させ、前記応答信号をデジタル信号処理することによって得られたある地点における最新の受信値C2と、その地点より前の地点における前回の受信値C3と、前記表示装置に表示された表示値C1と、に基づいて、下記数式2によって予測値C0を算出し、この予測値C0を前記表示装置に表示するようにして、前記マーカーの埋設位置を探査するようにしたことを特徴とする。
【0017】
【数2】
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1】マーカー探査装置によってマーカーの埋設位置を探査する原理を示す説明図である。
図2】水道管、ガス管の近傍にマーカーを配置した状態を示す説明図である。
図3】従来のマーカー探査装置の概略構成図である。
図4】マーカー探査装置が送信信号を出力した場合の(イ)はアンテナコイルから送信される信号波形を示す図、(ロ)はマーカーの誘導電流波形を示す図、(ハ)はマーカーがあるときにアンテナコイルに流れる信号を示す図、(ニ)は受信回路からの出力信号波形を示す図である。
図5】マーカー探査装置によってマーカーの埋設深度を探査する方法を示す説明図である。
図6】本発明のマーカー探査装置の概略構成図である。
図7】マーカーの埋設深度を探査する場合に実行する信号処理の方法を示す説明図である。
図8】マーカーの埋設深度を測定する試験方法を示す説明図である。
図9】マーカーの埋設深度を測定した結果を示すグラフである。
図10】マーカー探査装置によってマーカーの埋設位置のズレを修正する方法を示す説明図である。
図11】マーカーの埋設位置のズレを修正したシミュレーション結果を示す説明図である。
図12】マーカーの埋設位置のズレを測定する試験方法を示す説明図である。
図13】マーカーの埋設位置のズレを修正した試験結果を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、本発明のマーカー探査装置の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0020】
先ず、本発明のマーカー探査装置11によって、図5に示すように、マーカー61の埋設位置と同時にマーカー61の埋設深度D1,D2を探査する方法について説明する。
【0021】
本発明のマーカー探査装置11は、図6に示すように、アンテナ12と装置本体13とから構成してある。
【0022】
アンテナ12は、図6に示すように、円盤状の筺体内に送信及び受信を兼用するコイルを配設してある。
【0023】
装置本体13は、図6に示すように、送信回路14、受信回路15、表示装置17、表示用中央処理装置(CPU)18から構成してある。
【0024】
送信回路14は、制御用中央処理装置16、信号増幅器19を有しており、制御用中央処理装置16が生成したマーカー61の共振周波数と同一周波数の送信信号を信号増幅器19によって電力増幅し、アンテナ12に交流電流を流す。
【0025】
これによって、コイルの周囲に一次磁界が発生し、所定時間、マーカー61に送信信号が発信され、マーカー61の共振回路に誘導電流が流れる。
尚、マーカー61に送信信号を送信している間は、制御用中央処理装置16によって後記信号切換回路20のスイッチが遮断され、受信回路15には応答信号は伝達されない。
【0026】
マーカー61の共振回路に誘導電流が流れると、マーカー61の周囲に二次磁界が発生し、応答信号が発信され、アンテナ12のコイルに交流電流が流れる。
尚、送信信号を停止した後も、マーカー61の共振回路には誘導電流が流れるから、応答信号は減衰しつつも発信される。
【0027】
受信回路15は、図6に示すように、制御用中央処理装置16、信号切換回路20、信号増幅器21、帯域フィルタ22、A/Dコンバータ23を有している。
制御用中央処理装置16によって信号切換回路20のスイッチが受信回路15と接続されると、コイルによって受信された応答信号は、信号増幅器21によって電圧増幅され、帯域フィルタ22によって所定周波数帯域以外の応答信号は除去され、その後、A/Dコンバータ23によってデジタル信号へと変換される。
【0028】
デジタル化された応答信号は制御用中央処理装置16に入力され、制御用中央処理装置16によって応答信号の強さに対応した受信値Cが算出される。
【0029】
この受信値Cを安定化するために、図7に示すように、制御用中央処理装置16は送信信号の発信と応答信号の受信を交互に複数回繰り返し、受信した応答信号をデジタル化して、得られたn個の受信信号S1,S2,・・・,Snから、下記数式1によって受信値Cを算出するようにしている。
【0030】
【数1】
【0031】
埋設深度Dは、下記表1及び表2に示すように、この受信値Cに対応してデータテーブル化してあり、制御用中央処理装置16においてこのデータテーブルを参照し、受信値Cに対応する深度Dを抽出するようになっている。
尚、データテーブルは2種類用意してあるが、さらに、複数種類用意してもよい。
【0032】
【表1】
【0033】
【表2】
【0034】
このようにした求められた受信値C及び深度Dは、図6に示すように、制御用中央処理装置16から表示用中央処理装置18に転送され、表示用中央処理装置18によって適宜形式に整理され、表示装置17に表示される。
【0035】
[試験例1]
図8に示すように、マーカー61及びマーカー探査装置11を設定し、マーカー61の上端面とアンテナ12の下端面との距離を変更することによって、マーカー探査装置11によって抽出した深度Dを検証した。
【0036】
その結果は、図9に示すようであり、本発明によれば、0〜100cmの範囲の深度Dを探査することができ、実際の深度との誤差は10cm以下であることを検証することができた。
【0037】
次に、本発明のマーカー探査装置11によって、図10に示すように、マーカー探査装置11を移動することによる、マーカー61の埋設位置の実際とのずれを修正する方法について説明する。
【0038】
図10に示すように、マーカー探査装置11を速く移動させると、実際の埋設位置の直上地点P1とは少し離反した地点P2において、表示装置17に応答信号波形の極大値が表示され、埋設位置の探査が困難になる場合がある。
【0039】
そこで、本発明においては、この埋設位置の実際とのずれを修正するために、デジタル信号処理によって得られたある地点P2における最新の受信値C2と、地点P2より前の地点P1における前回の受信値C3と、表示値C1とから、外挿法によって下記数式2により予測値C0を算出して、表示装置17に表示するようにした。
【0040】
【数2】
【0041】
上記数式2により算出した予測値C0と最新の受信値C2とを対比したシミュレーション結果を経過時間を横軸として表示したものを図11に示す。
これによれば、マーカー探査装置11を速く移動させて探査した場合には、マーカー61の埋設位置の直上地点P1に近づくと、予測値C0は最新の受信値C2よりも大きい値を表示し、埋設位置の直上地点P1から離れると、予測値C0は最新の受信値C2よりも小さい値を表示するがわかる。
【0042】
よって、マーカー61の実際の埋設位置の直上地点P1に近づいていること、及び直上地点P1から離れつつあることを早く認識することができ、これによって、埋設位置の探査をより確実なものとすることができる。
【0043】
[試験例2]
図12に示すように、マーカー61及びマーカー探査装置11を設定し、モータとロープによって台車を移動させることによって、マーカー61の埋設位置のずれを修正するこができるか検証した。
【0044】
その結果は、図13に示すようであり、マーカー探査装置11を速く移動させて探査した場合には、マーカー61の埋設位置の直上地点P1に近づくと、予測値C0は最新の受信値C2よりも大きい値を表示し、埋設位置の直上地点P1から離れると、予測値C0は最新の受信値C2よりも小さい値を表示するが検証できた。
【0045】
そして、外挿法を適用しない場合には、約400ms毎に受信値C2が変化しているのに対して、外挿法を適用した場合には、約50〜100ms毎に予測値C0が変化しており、さらに、200ms程度早く予測値C0が0となっているから、埋設位置の実際とのずれを十分に小さくできることがわかった。
【0046】
以上のように、本発明のマーカー探査装置によれば、従来のマーカー探査装置では為し得なかったマーカーの埋設深度を探査することができると共に、それによる信号処理時間が長くなるのを極力防止して、マーカーの埋設位置の実際とのずれを極力小さくするようにすることができる。
【符号の説明】
【0047】
11 マーカー探査装置
12 アンテナ
13 装置本体
61 マーカー
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13