特許第6297836号(P6297836)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6297836電子装置、及び電子装置のプレイリストの表示方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6297836
(24)【登録日】2018年3月2日
(45)【発行日】2018年3月20日
(54)【発明の名称】電子装置、及び電子装置のプレイリストの表示方法
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/0482 20130101AFI20180312BHJP
   G06F 3/0488 20130101ALI20180312BHJP
   G06F 3/041 20060101ALI20180312BHJP
   H04M 1/00 20060101ALI20180312BHJP
【FI】
   G06F3/0482
   G06F3/0488 130
   G06F3/041 590
   H04M1/00 R
【請求項の数】15
【全頁数】29
(21)【出願番号】特願2013-273717(P2013-273717)
(22)【出願日】2013年12月30日
(65)【公開番号】特開2014-203455(P2014-203455A)
(43)【公開日】2014年10月27日
【審査請求日】2016年12月21日
(31)【優先権主張番号】10-2013-0035305
(32)【優先日】2013年4月1日
(33)【優先権主張国】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】390019839
【氏名又は名称】三星電子株式会社
【氏名又は名称原語表記】Samsung Electronics Co.,Ltd.
(74)【代理人】
【識別番号】100121382
【弁理士】
【氏名又は名称】山下 託嗣
(72)【発明者】
【氏名】崔 泳 謹
【審査官】 星野 裕
(56)【参考文献】
【文献】 特表2012−504837(JP,A)
【文献】 特開2008−276575(JP,A)
【文献】 特開2011−076217(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2011/0041099(US,A1)
【文献】 特開2005−196496(JP,A)
【文献】 特開2006−350944(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 3/041
G06F 3/048
H04M 1/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
タッチスクリーンにアプリケーションで再生可能なフォルダプレイリスト(playlist)を表示するステップと、
前記フォルダプレイリストのうち一つのフォルダからタッチを検出するステップと、
前記フォルダのパスが表示された領域内での前記タッチの連続的な動きを検出するステップと、
前記タッチの連続的な動きに応答し、前記タッチが検出されたフォルダのパスを利用して前記フォルダプレイリストの前記フォルダの順番を整列(sort)するステップと、
を含む、電子装置のプレイリストの表示方法。
【請求項2】
タッチスクリーンにアプリケーションで再生可能なフォルダプレイリスト(playlist)を表示するステップと、
前記フォルダプレイリストのうち一つのフォルダからタッチを検出するステップと、
前記タッチの連続的な動きを検出するステップと、
前記タッチの連続的な動きに応答し、前記タッチが検出されたフォルダのパスを利用して前記フォルダプレイリストの前記フォルダの順番を整列(sort)するステップと、
を含み、
前記整列するステップでは、
前記タッチが検出されたフォルダの絶対パスのうち、最下位から1段階上位フォルダの名前及び2段階上位フォルダの名前のうち一つのフォルダの名前を有する新規フォルダを生成して表示するステップを更に含む
子装置のプレイリストの表示方法。
【請求項3】
前記プレイリストで前記新規フォルダの位置は変更可能である、
請求項2に記載の電子装置のプレイリストの表示方法。
【請求項4】
前記整列するステップでは、
前記タッチが検出されたフォルダの絶対パスのうち、最下位から1段階上位フォルダの名前を基準にフォルダを整列する、
請求項1又は2に記載の電子装置のプレイリストの表示方法。
【請求項5】
前記一つのタッチの連続的な動きは、前記タッチが検出された位置を基準に前記タッチスクリーンの上で接触が連続的に維持されることを含む、
請求項1又は2に記載の電子装置のプレイリストの表示方法。
【請求項6】
前記タッチの連続的な動きはフリック(flick)、ドラッグ(drag)及び回転(rotate)のうち一つを含む、
請求項1又は2に記載の電子装置のプレイリストの表示方法。
【請求項7】
前記タッチを検出するステップでは、
前記タッチは、前記タッチスクリーン上に前記フォルダのパスが表示された領域内に検出されるマルチタッチを含み、
前記タッチの連続的な動きを検出するステップでは、
前記検出されたマルチタッチの連続的な動きは、前記マルチタッチのうち少なくとも一つのタッチの連続的な動きを含み、
前記マルチタッチのうち少なくとも一つのタッチの連続的な動きに応答し、パスの一部分を縮約して表示するステップを更に含む、
請求項1又は2に記載の電子装置のプレイリストの表示方法。
【請求項8】
前記マルチタッチのうち少なくとも一つのタッチの連続的な動きに応答し、前記フォルダの絶対パスのうち、最下位フォルダの名前及び最下位から1段階上位フォルダの名前を全て表示可能に縮約して表示するステップを更に含む、
請求項に記載の電子装置のプレイリストの表示方法。
【請求項9】
前記マルチタッチのうち少なくとも一つのタッチの連続的な動きに応答し、前記フォルダの絶対パスのうち、最下位から1段階上位フォルダの名前が同じである一つ又は2つ以上の他のフォルダの名前を縮約して表示するステップを更に含む、
請求項に記載の電子装置のプレイリストの表示方法。
【請求項10】
前記マルチタッチの連続的な動きはピンチ(pinch)、スプレッド(spread)又は回転(rotate)を含む、
請求項に記載の電子装置のプレイリストの表示方法。
【請求項11】
アプリケーションのフォルダプレイリストを表示するタッチスクリーンと、
前記タッチスクリーンを制御する制御部と、
を含み、
前記制御部は、
前記タッチスクリーンに表示されるフォルダプレイリストのうち一つのフォルダからタッチを検出し、前記検出されたタッチの前記フォルダのパスが表示された領域内での連続的な動きに応答して前記フォルダのパスを利用して前記フォルダプレイリストの前記フォルダの順番を整列するように制御する、
電子装置。
【請求項12】
アプリケーションのフォルダプレイリストを表示するタッチスクリーンと、
前記タッチスクリーンを制御する制御部と、
を含み、
前記制御部は、
前記タッチスクリーンに表示されるフォルダプレイリストのうち一つのフォルダからタッチを検出し、前記検出されたタッチの連続的な動きに応答して前記フォルダのパスを利用して前記フォルダプレイリストの前記フォルダの順番を整列するように制御し、
前記制御部は、
前記タッチが検出されたフォルダの絶対パスのうち、最下位から1段階上位フォルダの名前及び2段階上位フォルダの名前のうち一つのフォルダの名前を有する新規フォルダを生成すること、及び前記タッチが検出されたフォルダの絶対パスのうち、最下位から1段階上位フォルダの名前を基準に整列することのうちの一つを実行するように制御する
子装置。
【請求項13】
前記タッチの連続的な動きはフリック、ドラッグ及び回転のうち一つを含み、相互変更可能である、
請求項11又は12に記載の電子装置。
【請求項14】
アプリケーションのフォルダプレイリストを表示するタッチスクリーンと、
前記タッチスクリーンを制御する制御部と、
を含み、
前記制御部は、
前記タッチスクリーンに表示されるフォルダプレイリストのうち一つのフォルダからマルチタッチを検出し、前記検出されたマルチタッチの少なくとも一つのタッチの前記フォルダのパスが表示された領域内での連続的な動きに応答して前記フォルダのパスの一部分を縮約して表示するように制御する、
電子装置。
【請求項15】
前記検出されたマルチタッチのうち少なくとも一つのタッチの連続的な動きはピンチ、スプレッド及び回転のうち一つを含み、
一つのタッチは固定で他のタッチの連続的な動き又はマルチタッチのそれぞれの連続的な動きを含む、
請求項14に記載の電子装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は電子装置及び電子装置のプレイリストの表示方法に関するものであり、詳しくはタッチ及び/又はタッチジェスチャーを利用した電子装置及び電子装置のプレイリストの表示方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、電子装置で提供する多様なサービス及び機能は次第に拡大されている。このような電子装置の利用価値を高め、ユーザの多様なニーズを満足するために電子装置において実行可能な多様なアプリケーションが開発されている。それによって、近年、スマートフォン、携帯電話、ノートPC及びタブレットPCのように持ち運び可能でタッチスクリーンを有する電子装置には、一つ以上のアプリケーションをインストールすることができる。
【0003】
オーディオファイルを再生可能なミュージックプレーヤー又はビデオファイルを再生可能なビデオプレーヤーによってユーザが選択するオーディオファイル又はビデオファイルが再生される。ユーザは、ミュージックプレーヤーでオーディオファイルを含むプレイリスト(playlist)又はビデオプレーヤーでビデオファイルを含むプレイリストを利用し、容易に再生することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
韓国公開特許第10−2004−0074758号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、タッチ及び/又はタッチジェスチャーを利用してアプリケーションのプレイリストを整列可能な電子装置及び電子装置のプレイリスト表示方法を提供することにある。
【0006】
本発明のさらに別の目的は、タッチ及び/又はタッチジェスチャーを利用してアプリケーションの絶対パスのうちの最下位フォルダから1段階上位フォルダの名前を基準に整列可能な電子装置及び電子装置のプレイリストの表示方法を提供することにある。
【0007】
本発明のさらに別の目的は、タッチ及び/又はタッチジェスチャーを利用してアプリケーションのタッチが検出された絶対パスのうち、最下位から1段階上位フォルダの名前及び2段階上位フォルダの名前のうちの一つのフォルダの名前を有する新規フォルダを生成可能な電子装置及び電子装置のプレイリストの表示方法を提供することにある。
【0008】
本発明のさらに別の目的は、マルチタッチ及び/又はマルチタッチジェスチャーを利用してアプリケーションに表示されるフォルダのパスを縮約可能な電子装置及び電子装置のプレイリストの表示方法を提供することにある。
【0009】
本発明のさらに別の目的は、マルチタッチ及び/又はマルチタッチジェスチャーを利用してアプリケーションに表示されるフォルダの絶対パスのうち、最下位フォルダの名前及び最下位から1段階上位フォルダの名前が全て表示されるように縮約可能な電子装置及び電子装置のプレイリストの表示方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の多様な実施形態によると、電子装置のプレイリストの表示方法は、タッチスクリーンにミュージックアプリケーションで再生可能なフォルダプレイリストを表示するステップ、フォルダープレイリストのうち一つのフォルダーでタッチを検出するステップ、タッチの連続的な動きを検出するステップ及びタッチの連続的な動きに応答し、タッチが検出されたフォルダーのパスを利用して整列(sort)するステップを含む。
【0011】
多様な実施形態によると、電子装置のプレイリストの表示方法は、タッチが検出されたフォルダの絶対パスのうち、最下位から1段階上位フォルダの名前及び2段階上位フォルダの名前のうち一つのフォルダの名前を有する新規フォルダを生成して表示するステップを更に含む。
【0012】
多様な実施形態によると、タッチが検出されたフォルダの絶対パスのうち、最下位から1段階上位フォルダの名前を基準にフォルダを整列する。
【0013】
多様な実施形態によると、一つのタッチの連続的な動きは、タッチが検出された位置を基準にタッチスクリーンの上で接触が連続的に維持される。
【0014】
多様な実施形態によると、タッチの連続的な動きはフリック(flick)、ドラッグ(drag)及び回転(rotate)のうち一つを含む。
【0015】
多様な実施形態によると、電子装置のプレイリストの表示方法は、タッチスクリーン上にフォルダのパスが表示された領域内に検出されるマルチタッチを含む。
【0016】
多様な実施形態によると、電子装置のプレイリストの表示方法は、マルチタッチのうち少なくとも一つのタッチの連続的な動きに応答し、マルチタッチのうち少なくとも一つのタッチの連続的な動きが検出されたフォルダのパスの一部分を縮約して表示する。
【0017】
多様な実施形態によると、マルチタッチのうち少なくとも一つのタッチの連続的な動きに応答し、パスの一部分を縮約して表示するステップを更に含む。一実施形態によると、マルチタッチのうち少なくとも一つのタッチの連続的な動きに応答し、フォルダの絶対パスのうち、最下位フォルダの名前及び最下位から1段階上位フォルダの名前を全て表示可能に縮約して表示するステップを更に含む。一実施形態によると、マルチタッチのうち少なくとも一つのタッチの連続的な動きに応答し、フォルダの絶対パスのうち、最下位から1段階上位フォルダの名前が同じである一つ又は2つ以上の他のフォルダの名前を縮約して表示するステップを更に含む。
【0018】
多様な実施形態によると、マルチタッチの連続的な動きはピンチ(pinch)、スプレッド(spread)又は回転(rotate)を含む。
【0019】
多様な実施形態によると、本発明はアプリケーションのフォルダプレイリストを表示するタッチスクリーン及びタッチスクリーンを制御する制御部を含み、制御部はタッチスクリーンに表示されるフォルダプレイリストのうち一つのフォルダからタッチを検出し、検出されたタッチの連続的な動きに応答してフォルダのパスを利用して整列するように制御する。
【0020】
多様な実施形態によると、制御部はタッチが検出されたフォルダの絶対パスのうち、最下位から1段階上位フォルダの名前及び2段階上位フォルダの名前のうちの一つのフォルダの名前を有する新規フォルダを生成すること、及びタッチが検出されたフォルダの絶対パスのうち、最下位から1段階上位フォルダの名前を基準に整列することのうちの一つを実行するように制御する。
【0021】
多様な実施形態によると、本発明はアプリケーションのフォルダプレイリストを表示するタッチスクリーン及びタッチスクリーンを制御する制御部を含み、制御部はタッチスクリーンに表示されるフォルダプレイリストのうち一つのフォルダからマルチタッチを検出し、検出されたマルチタッチのうち少なくとも一つのタッチの連続的な動きに応答してフォルダのパスの一部分を縮約して表示するように制御する。
【0022】
多様な実施形態によると、検出されたマルチタッチのうち少なくとも一つのタッチの連続的な動きはピンチ、スプレッド及び回転のうち一つを含み、一つのタッチは固定で他のタッチの連続的な動き又はマルチタッチのそれぞれの連続的な動きを含む。
【図面の簡単な説明】
【0023】
図1】本発明の実施形態による電子装置を示す概略的なブロック図である。
図2】本発明の実施形態による電子装置を示す概略的な前面斜視図である。
図3】本発明の実施形態による電子装置を示す概略的な後面斜視図である。
図4】本発明の実施形態による電子装置のプレイリストの表示方法を示す概略的な順序図である。
図5】本発明の実施形態による電子装置のプレイリストの表示方法の例を示す図である。
図6】本発明の実施形態による電子装置のプレイリストの表示方法の例を示す図である。
図7】本発明の実施形態による電子装置のプレイリストの表示方法の例を示す図である。
図8】本発明の実施形態による電子装置のプレイリストの表示方法の例を示す図である。
図9A】本発明の実施形態による電子装置のプレイリストの表示方法の例を示す図である。
図9B】本発明の実施形態による電子装置のプレイリストの表示方法の例を示す図である。
図9C】本発明の実施形態による電子装置のプレイリストの表示方法の例を示す図である。
図10】本発明の実施形態による電子装置のプレイリストの表示方法の例を示す図である。
図11】本発明の実施形態による電子装置のプレイリストの表示方法の例を示す図である。
図12】本発明の実施形態による電子装置のプレイリストの表示方法の例を示す図である。
図13】本発明の実施形態によるプレイリストの表示設定の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
以後、添付の図面に記載された内容を参照して、本発明による例示的実施形態を詳細に説明する。また、添付した図面に記載された内容を参照して本発明を製造し使用する方法を詳細に説明する。各図面に提示されている同じ参照番号又は符号は実質的に同じ機能を行う部品又は構成要素を示す。
【0025】
「第1」、「第2」などのように序数を含む用語は、多用な構成要素を説明するために使用されるが、構成要素が当該用語によって限定されることはない。当該用語は一つの構成要素を他の構成要素から区別する目的にのみ使用される。例えば、本発明の権利範囲を逸脱することなく第1構成要素は第2構成要素として命名されてもよく、類似して第2構成要素も第1構成要素として命名されてもよい。「及びに/又は」という用語は、複数の関連する記載項目の組み合わせ又は複数の関連する記載項目のうちいずれかの項目を含む。
【0026】
アプリケーション(application)はコンピュータ用OS(Operating System)又はモバイルOSの上で実行され、ユーザが直接使用するソフトウェアを意味する。例えば、ワードプロセッサ、スプレッドシート、SNS(Social Network System)、チャット(chatting)、地図(Map)、ミュージックプレーヤー及び動画プレーヤーなどがある。
【0027】
ウィジェット(widget)とは、ユーザとアプリケーション又はOSとの相互作用をより円滑に支援するグラフィックユーザインタフェース(GUI,Graphic User Interface)のうち一つであるミニアプリケーションを意味する。例えば、天気ウィジェット、電卓ウィジェット、時計ウィジェットなどがある。ショートカットアイコンの形に作ってデスクトップ又は電子装置、ブログ、カフェ、個人ホームページなどとしてインストールすることができ、ウェブブラウザを介さずにクリックを介して該当サービスをすぐに利用できるようにしたものである。また、ウィジェットは指定された経路にショートカット又は指定されたアプリケーションを実行可能なショートカットアイコンを含む。
【0028】
本明細書で使用された用語は実施形態を説明するためのものであって、本発明を制限及び/又は限定する意図ではない。単数の表現は文脈上明白に異なるように意味しない限り、複数の表現を含む。本出願において、「含む」又は「有する」などの用語は明細書上に記載された特徴、数字、ステップ、動作、構成要素、部品又はそれらを組み合わせたものが存在することを指定するためのものであり、一つ又はそれ以上の他の特徴や数字、ステップ、動作、構成要素、部品又はそれらを組み合わせたものの存在又は付加される可能性を予め排除しないものとして理解されるべきである。各図面に提示されている同じ参照符号は実質的に同じ機能を行う部材を示す。
【0029】
図1は、本発明の実施形態による電子装置を示す概略的なブロック図である。
【0030】
図1を参照すると、電子装置100は、移動通信ユニット120、サブ通信ユニット130及びコネクタ165を利用して外部装置(図示せず)と連結される。「外部装置」は他の電子装置(図示せず)、携帯電話(図示せず)、スマートフォン(図示せず)、入力ユニット(図示せず)、タブレットPC(図示せず)及びサーバ(図示せず)を含む。電子装置とは携帯可能でデータの送受信が可能な装置であって、一つ又はそれ以上のタッチスクリーンを具備する。このような電子装置は携帯電話、スマートフォン、タブレットPC、3D−TV、スマートTV、LED TV、LCD TVなどを含み、他にも電子装置100と連結可能な周辺機器(peripheral)又は遠距離に位置する他の装置とデータの送受信が可能な装置を含む。
【0031】
電子装置100は、タッチスクリーン190及びタッチスクリーンコントローラ195を含む。また、電子装置100は、制御部110、移動通信ユニット120、サブ通信ユニット130、マルチメディアユニット140、カメラユニット150、GPSユニット155、入出力ユニット160、センサユニット170、記憶部175及び電源供給部180を含む。サブ通信ユニット130は、無線LANユニット131及び近距離通信ユニット132のうち少なくとも一つを含み、マルチメディアユニット140は、放送通信ユニット141、オーディオ再生ユニット142及び動画再生ユニット143のうち少なくとも一つを含む。カメラユニット150は、第1カメラ151及び第2カメラ152のうち少なくとも一つを含み、入出力ユニット160は、ボタン161、マイク162、スピーカ163、振動モータ164、コネクタ165、キーパッド166及び入力ユニット167のうち少なくとも一つを含み、センサユニット170は、近接センサ171、照度センサ172及びジャイロセンサ173を含む。
【0032】
制御部110は、AP(Application Processor)111、電子装置100を制御するための制御プログラムが記憶されたROM112及び電子装置100の外部から入力される信号又はデータを記憶するか、電子装置100から行われる作業に対する記憶領域として使用されるRAM113を含む。
【0033】
制御部110は電子装置100の全般的な動作及び電子装置100の内部構成要素120乃至195間の信号の流れを制御し、データを処理する機能を行う。制御部110は電源供給部180から内部構成要素120乃至195への電源供給を制御する。また、制御部190は記憶部175に記憶されたOS及びアプリケーションを実行する。
【0034】
AP111は、グラフィックを処理するためのGPU(Graphic Processing Unit,図示せず)を含む。AP111は、コア(core,図示せず)とGPU(図示せず)がSoC(System on Chip)で具現化されてもよい。AP111は、シングルコア、デュアルコア、トリプルコア、クアッドコア及びマルチコア(multiple core)を含む。また、AP111、ROM112及びRAM113は内部バス(bus)を介して互いに連結される。
【0035】
制御部110は、移動通信ユニット120、サブ通信ユニット130、マルチメディアユニット140、カメラユニット150、GPSユニット155、入出力ユニット160、センサユニット170、記憶部175、電源供給部180、タッチスクリーン190及びタッチスクリーンコントローラ195を制御する。
【0036】
本発明の実施形態による制御部110は、タッチスクリーンにミュージックアプリケーションによって再生可能なフォルダプレイリストを表示し、フォルダプレイリストに表示される複数のフォルダのうち一つのフォルダからタッチを検出し、タッチの連続的な動きに応答してタッチが検出されたフォルダのパスを利用して整列するように制御する。
【0037】
制御部110は、タッチの連続的な動きに応答し、タッチが検出されたフォルダの絶対パスのうち、最下位から1段階上位フォルダの名前及び2段階上位フォルダの名前のうち一つのフォルダの名前を有する新規フォルダを生成して表示するように制御する。
【0038】
制御部110は、ユーザによってプレイリストに表示される新規フォルダの位置を変更するように制御する。
【0039】
制御部110は、タッチの連続的な動きに応答し、タッチが検出されたフォルダの最下位パスから1段階上位フォルダの名前を基準にフォルダを整列するように制御する。
【0040】
制御部110は、一つのタッチの連続的な動きは、タッチが検出された位置を基準にタッチスクリーンの上で接触が連続的に維持されることを検出する。
【0041】
制御部110は、タッチの連続的な動きに対応するフリック、ドラッグ及び回転を検出する。
【0042】
制御部110は、フォルダのパス上に検出されるマルチタッチを検出するように制御する。
【0043】
制御部110は、マルチタッチのうち少なくとも一つのタッチの連続的な動きに対応するピンチ、スプレッド又は回転を検出する。
【0044】
制御部110は、マルチタッチのうち少なくとも一つのタッチの連続的な動きを検出する。例えば、制御部110は、一つのタッチが固定され、他の一つのタッチの連続的な動きを検出してもよい。又は制御部110は、マルチタッチの相互連続的な動きを検出する。
【0045】
制御部110は、マルチタッチのうち少なくとも一つのタッチの連続的な動きに応答してパスの一部分を縮約(Abbreviation)して表示するように制御する。
【0046】
制御部110はマルチタッチのうち少なくとも一つのタッチの連続的な動きに応答し、フォルダの絶対パスのうち最下位フォルダの名前及び最下位から1段階上位フォルダの名前を全て表示可能であるようにパスを縮約して表示するように制御する。
【0047】
制御部110はマルチタッチのうち少なくとも一つのタッチの連続的な動きに応答し、フォルダの絶対パスのうち、最下位から1段階上位フォルダの名前が同じである一つ又はそれ以上の他のフォルダの名前を縮約して表示するように制御する。
【0048】
本発明の実施形態において、「制御部」という用語はAP111、ROM112及びRAM113を含む。
【0049】
移動通信ユニット120は、制御部の制御によって、一つ又は複数のアンテナ(図示せず)を利用して移動通信を介して電子装置100が外部装置と連結されるようにする。移動通信ユニット120は、電子装置100に入力される電話番号を有する携帯電話(図示せず)、スマートフォン(図示せず)、タブレットPC又は他の電子装置(図示せず)と音声通話、画像通話、文字メッセージ(SMS)、マルチメディアメッセージ(MMS)及びデータ通信をするための無線信号を送受信する。
【0050】
サブ通信ユニット130は、無線LANユニット131と近距離通信ユニット132のうち少なくとも一つを含む。例えば、無線LANユニット131のみ含むか、近距離通信ユニット132のみ含むか、又は無線LANユニット131と近距離通信ユニット132を全て含んでもよい。
【0051】
無線LANユニット131は、制御部の制御によって、AP(access point,図示せず)が設置された場所で無線を利用してインターネットに連結されてもよい。無線LANユニット131は米国電気電子学会(IEEE)の無線LAN規格(IEEE802.11x)をサポートする。近距離通信ユニット132は、制御部の制御によって、無線で電子装置100と外部装置との間で近距離通信を行う。近距離通信はブルートゥース(bluetooth)(登録商標)、赤外線通信(IrDA,infrared data association)及びNFC(Near Field Communication)などを含む。
【0052】
電子装置100は、性能に応じて移動通信ユニット120、無線LANユニット131及び近距離通信ユニット132のうち少なくとも一つを含む。例えば、電子装置100は、性能に応じて移動通信ユニット120、無線LANユニット131及び近距離通信ユニット132の組み合わせを含んでもよい。
【0053】
本発明の実施形態において、「通信ユニット」という用語は移動通信ユニット120、サブ通信ユニット130を含む。本発明の実施形態によって、通信ユニットは、制御部の制御によってミュージックアプリケーションで実行可能なサウンドソースを外部装置から受信する。制御部は外部装置から受信されたサウンドソースを記憶部に記憶する。
【0054】
マルチメディアユニット140は、放送通信ユニット141、オーディオ再生ユニット142又は動画再生ユニット143を含む。放送通信ユニット141は制御部の制御によって、放送通信アンテナ(図示せず)を介して外部の放送局から送出される放送信号(例えば、TV放送信号、ラジオ放送信号又はデータ放送信号)及び放送付加情報(例えば、EPS(Electric Program Guide)又はESG(Elecric Service Guide))を受信し、タッチスクリーンビデオコーデックユニット(Codec unit,図示せず)及びオーディオコーデックユニット(図示せず)を利用して再生する。
【0055】
オーディオ再生ユニット142は、制御部の制御によって電子装置100の記憶部175に予め記憶されるか又は携帯装置100の外部から受信されるオーディオソース(例えば、ファイルの拡張子がmp3,wma,ogg又はwavであるオーディオファイル)をオーディオコーデックユニットを利用して再生する。
【0056】
本発明の実施形態によって、オーディオ再生ユニット142は制御部の制御によってミュージックアプリケーションで選択されたオーディオソースをオーディオコーデックを介して再生する。オーディオ再生ユニット142は制御部の制御によってミュージックアプリケーションに表示されるフォルダプレイリストから検出されるタッチ又はタッチの連続的な動きに対応する聴覚フィードバック(例えば、記憶部に予め記憶されたオーディーソースの出力など)をオーディオコーデックユニットを介して再生する。
【0057】
動画再生ユニット143は、制御部の制御によって電子装置100の記憶部175に予め記憶されるか又は携帯装置100の外部から受信されるデジタル動画ファイル(例えば、ファイルの拡張子がmpeg,mpg,mp4,avi,mov又はmkvであるファイル)をビデオコーデックユニットを利用して再生する。電子装置100に設置可能な殆どのアプリケーションは、オーディオコーデックユニット又はビデオコーデックユニットを利用してオーディオ及び動画を再生する。
【0058】
多種のビデオ及びオーディオコーデックユニットが生産及び販売されているということは、該当技術分野の通常の知識を有する者に容易に理解されるはずである。また、動画再生ユニット143は、ビデオコーデックユニット又はオーディオコーデックユニットを利用してオーディオソースを再生する。
【0059】
マルチメディアユニット140は、電子装置100の性能又は構造に対応して放送通信ユニット141を除きオーディオ再生ユニット142と動画再生ユニット143を含む。また、マルチメディアユニット140のオーディオ再生ユニット142又は動画再生ユニット143は制御部110に含まれる。本発明の実施例において、「ビデオコーデックユニット」という用語は一つ又は複数のビデオコーデックユニットを含む。本発明の実施形態において、「オーディオコーデックユニット」という用語は一つ又は複数のオーディオコーデックユニットを含む。
【0060】
カメラユニット150は、制御部の制御によって静止イメージ又は動画を撮影する前面(図の100a)の第1カメラ(図1の151)及び後面(図3の100c)の第2カメラ(図3の152)のうち少なくとも一つを含む。カメラユニット150は、第1カメラ151と第2カメラ152のうち一つ又は両方を含む。また、第1カメラ151と第2カメラ152は撮影に必要な光量を提供する補助光源(例えば、フラッシュ153)を含む。
【0061】
制御部の制御によってカメラユニット150の第1カメラ151と第2カメラ152は追加カメラ(図示せず)と隣接(例えば、図2の前面100aの第1カメラ151又は図3の後面100cの第2カメラ152は追加カメラ(図示せず)との間隔が2cmより大きくて8cmより小さい)して位置し、3次元静止イメージ又は3次元動画を撮影する。
【0062】
GPSユニット155は、地球の軌道上にある複数のGPS衛星(図示せず)から周期的に情報(例えば、電子装置100に受信可能なGPS衛星(図示せず)の正確な位置情報と時間情報)を受信する。電子装置100は、複数のGPS衛星から受信される電波を利用して電子装置100の位置、速度及び時間を検知する。
【0063】
入出力ユニット160は、複数のボタン161、マイク162、スピーカ163、振動モータ164、コネクタ165、キーパッド166及び入力ユニット167のうち少なくとも一つを含む。
【0064】
図2及び図3に示した電子装置100を参照すると、ボタン161は、前面100aの下部にあるメニュボタン161b、ホームボタン161a及びバックボタン(back button)161cを含む。ボタン161は、側面100bの電源/ロックボタン161d及び少なくとも一つのボリュームボタン161eを含む。また、ボタン161は、ホームボタン161aのみを含んでもよい。ボタン161は物理的ボタンではなく、タッチボタンで具現化されてもよい。また、ボタン161はタッチスクリーン190内に表示されてもよい。
【0065】
マイク162は、制御部の制御によって外部から音声(voice)又はサウンド(sound)を入力されて電気的信号を生成する。マイク162で生成された電気的信号はオーディオコーデックユニットで変換され、記憶部175に記憶されるかスピーカ163を介して出力される。マイク162は、電子装置100の前面100a、側面100b及び後面100cに一つ又は複数個搭載されてもよい。また、側面100bのみに少なくとも一つのマイクが搭載されてもよい。
【0066】
スピーカ163は、制御部の制御によってオーディオコーデックユニットを利用し、移動通信ユニット120、サブ通信ユニット130、マルチメディアユニット140又はカメラユニット150の多様な信号(例えば、無線信号、放送信号、オーディオソース、動画ファイル又は写真撮影など)に対応するサウンドを電子装置100の外部に出力する。
【0067】
スピーカ163は、電子装置100が行う機能に対応するサウンド(例えば、電話通話に対応するタッチ操作音又は写真撮影ボタンの操作音)を出力する。電子装置100の前面100a、側面100b及び後面100cに少なくとも一つのスピーカ163が搭載される。図2及び図3に示した電子装置100を参照すると、前面100aと後面100cに複数のスピーカ163a,163bが搭載される。また、前面100aに複数のスピーカ163a,163bが搭載されるか又は前面100aに一つのスピーカ163a及び後面100cに複数のスピーカ(図示せず)が搭載されてもよい。
【0068】
また、側面100bに少なくとも一つのスピーカ(図示せず)が搭載されてもよい。側面100a,100bに少なくとも一つのスピーカ(図示せず)が搭載される電子装置100は、前面100a及び後面100cにスピーカが搭載される場合とは異なるサウンドの出力効果を提供する。
【0069】
本発明の実施形態によって、スピーカ163は、制御部の制御によってミュージックアプリケーションで選択されたオーディオソースに対応するオーディオを出力する。スピーカ163は、制御部の制御によってミュージックアプリケーションに表示されるフォルダプレイリストから検出されるタッチ又はタッチの連続的な動きに対応する聴覚フィードバックを出力する。
【0070】
振動モータ164は、制御部の制御によって電気的信号を機械的振動に変換する。例えば、振動モータ164はリニア振動モータ、バータイプ振動モータ、コインタイプ振動モータ又は圧電素子振動モータを含んでもよい。他の電子装置(図示せず)から音声通話リクエストが受信される場合、振動モードにある電子装置100で振動モータ164が動作する。振動モータ164は電子装置100に一つ又は複数個搭載される。また、振動モータ164は電子装置100全体を振動するか電子装置100の一部のみを振動してもよい。
【0071】
本発明の実施形態によって、振動モータ164は制御部の制御によってミュージックアプリケーションで選択されたオーディオソースに対応する触覚フィードバックを出力する。振動モータ164は、制御部の制御によってミュージックアプリケーションに表示されるフォルダプレイリストから検出されるタッチ又はタッチの連続的な動きに対応する聴覚フィードバックを出力する。また、振動モータ164は、制御部の制御命令に基づいて多様な触覚フィードバック(例えば、振動の強度及び振動の持続時間)を提供する。
【0072】
コネクタ165は、電子装置100と外部装置(図示せず)又は電源ソース(図示せず)を連結するためのインタフェースとして利用される。制御部の制御によって、コネクタ165に連結された有線ケーブルを介して電子装置100の記憶部175に記憶されたデータをと外部装置(図示せず)に伝送するか、外部装置(図示せず)からデータを受信する。コネクタ165に連結された有線ケーブルを介して電源ソース(図示せず)から電源が入力されるか、バッテリ(図示せず)を充電する。
【0073】
キーバッド166は電子装置100を制御するためにユーザからキー入力を受信する。キーパッド166は電子装置100に形成される物理的なキーパッド(図示せず)又はタッチスクリーン190に表示される仮想キーパッド(図示せず)を含む。電子装置100に形成される物理的なキーパッド(図示せず)は、電子装置100の性能又は構造に応じて省略されてもよい。
【0074】
入力ユニット167は電子装置100のタッチスクリーン190に表示されるオブジェクト(例えば、メニュー、テキスト、イメージ、図形及びアイコン)をタッチするか選択する。入力ユニット167は、例えば静電容量方式、抵抗方式及び電磁気誘導(electromagnetic induction)方式のタッチスクリーンをタッチするか、仮想キーボードを利用して文字などを入力する。入力ユニット167は、例えばスタイラス又は電子装置100の通信ユニットから受信された制御情報を利用して内蔵されたペン振動素子(図示せず、例えば振動モータ又はアクチュエータ(actuator))が振動するハプティックペン(haptic pen)167などがある。また、電子装置100から受信される制御情報ではなく、入力ユニット167に内蔵されたセンサ(例えば加速度センサ、図示せず)から検出されたセンシング情報を利用して振動素子が振動してもよい。
【0075】
センサユニット170は電子装置100の状態を検出する少なくとも一つのセンサを含む。例えば、センサユニット170はユーザの電子装置100の前面100a上部に位置し、電子装置100に対する接近可否を検出する近接センサ171、電子装置100周辺の光量を検出する照度センサ172、電子装置100の回転慣性を利用して方向を検出するジャイロセンサ173、電子装置100に加えられる3軸(例えば、x軸、y軸、z軸)の勾配を検出する加速度センサ(図示せず)、重力の作用方向を検出する重力センサ(Gravity Sensor)又は大気の圧力を測定して高度を検出する高度計(Altimeter)を含む。
【0076】
センサユニット170は電子装置の運動加速度と重力加速度が加えられた加速度を測定し、電子装置100が動かない場合、重力加速度のみを測定する。例えば、電子装置100の前面が上を向く場合の重力加速度は正(+)の方向で、電子装置100の後面が上を向く場合の重力加速度は負(−)の方向であってもよい。
【0077】
センサユニット170に含まれる少なくとも一つのセンサは電子装置100の状態を検出し、検出に対応する信号を生成して制御部に伝送する。センサユニット170のセンサは電子装置100の性能に応じて追加されるか削除されてもよい。
【0078】
記憶部175は制御部の制御によって移動通信ユニット120、サブ通信ユニット130、マルチメディアユニット140、カメラユニット150、GPSユニット155、入出力ユニット160、センサユニット170及びタッチスクリーン190の動作に対応して入出力される信号又はデータを記憶する。記憶部175は電子装置100又は制御部の制御のための制御プログラムと製造者から提供されるか外部からダウンロードしたアプリケーションに関するGUI、GUIを提供するためのイメージ、ユーザ情報、文書、データベース又は関連データを記憶する。
【0079】
本発明の実施形態による記憶部175は、ミュージックアプリケーション、フォルダプレイリストに表示されるサウンドソース、シングルタッチ又はマルチタッチに対応するタッチ情報(例えば、検出されたタッチ位置のXとY座標、タッチ検出時間など)又はホバリングに対応するホバリング情報(例えば、ホバリングのX,YとZ座標、ホバリング時間など)を記憶する。記憶部175はサウンドソースのメタデータ(例えば、曲名、アルバム、アーティスト、トラック番号など)、プレイリスト、カバーアート及びフォルダのパスを記憶する。記憶部175はそれぞれのタッチに対応してユーザが認知可能なスピーカ163から出力される聴覚フィードバック(例えば、サウンドソースなど)及び振動モータ164から出力される触覚フィードバック(例えば、ハプティックパターンなど)を記憶する。
【0080】
本発明の実施形態において、「記憶部」という用語は記憶部175、制御部内のROM112、RAM113又は電子装置100に装着されるメモリカード(図示せず、例えばmicro SDカード、メモリスティック)を含む。記憶部は非揮発性メモリ、揮発性メモリ、ハードディスクドライバ(HDD)又はソリッドステートドライブ(SSD)を含む。
【0081】
電源供給部180は制御部の制御によって電子装置100に位置する一つ又は複数でバッテリー(図示せず)に電源を供給する。一つ又は複数のバッテリー(図示せず)は前面100aに位置するタッチスクリーン190と後面100cとの間に位置する。また、電源供給部180は、コネクト165と連結された有線ケーブル(図示せず)を介して外部の電源ソース(図示せず)から入力される電源を電子装置100に供給する。
【0082】
タッチスクリーン190はユーザに多様なサービス(例えば、データの伝送、放送、写真撮影、動画又はアプリケーション)に対応するGUIを提供する。タッチスクリーン190は、GUIを介して入力される一つ又はマルチデータに対応するアナログ信号をタッチスクリーンコントローラ195に伝送する。タッチスクリーン190はユーザの身体(例えば、親指を含む指)又はタッチ可能な入力ユニット167を介して一つ又は複数のタッチを入力される。
【0083】
本発明の実施形態において、タッチは、タッチスクリーン190とユーザの身体又はタッチ可能な入力ユニット167の接触に限らず、非接触(例えば、タッチスクリーン190とユーザの身体又は入力ユニット167との検出可能な間隔が30mm以下であるホバリング(hovering))を含んでもよい。タッチスクリーン190で検出可能な非接触の感覚が電子装置100の性能又は構造に応じて変更可能であるということは、該当技術分野の通常の知識を有する者に容易に理解されるはずである。
【0084】
タッチスクリーンは、例えば抵抗膜(resistive)方式、静電容量(capacitive)方式、赤外線(infrared)方式又は超音波(acoustic wave)方式で具現される。
【0085】
タッチスクリーンコントローラ195は、タッチスクリーン190から受信された一つ又はマルチタッチに対応するアナログ信号をデジタル信号(例えば、検出されたタッチ位置に対応するXとY座標)に変換して制御部に伝送する。制御部はタッチスクリーンコントローラ195から受信されたデジタル信号を利用し、タッチスクリーン上のタッチ位置に対応するXとY座標を算出する。また、制御部はタッチスクリーンコントローラ195から受信されたデジタル信号を利用してタッチスクリーン190を制御する。例えば、制御部は入力されたタッチに応答してタッチスクリーン190に表示されたショートカットアイコン(図2の191f)が選択されたことを表示するか、選択されたショートカットアイコン191fに対応するアプリケーションを実行して表示してもよい。
【0086】
本発明の実施形態による一つ又は複数のタッチスクリーンコントローラ195は、一つ又は複数のタッチスクリーンを制御する。電子装置100の性能又は構造に応じて、タッチスクリーンコントローラ195が制御部に含まれてもよい。
【0087】
図1の電子装置100に図示された構成要素は、電子装置100の性能に応じて少なくとも一つの構成要素が追加されるか削除されてもよい。また、構成要素の位置は電子装置100の性能又は構造に対応して変更可能であるということは、該当技術分野の通常の知識を有する者に容易に理解されるはずである。
【0088】
図2は、本発明の実施例による電子装置を示す概略的な前面斜視図である。
【0089】
図3は、本発明の実施例による電子装置を示す概略的な後面斜視図である。
【0090】
図2及び図3を参照すると、電子装置100の前面100a中央部にはタッチスクリーン190が位置する。図2において、電子装置100にユーザがログインする場合、タッチスクリーン190にホーム画面が表示された例を示す。電子装置100は互いに異なる複数のホーム画面を有してもよい。ホーム画面191はよく使用するアプリケーションを実行するためのショートカットアイコン191a乃至191i、時間及び天気などを表示する。ホーム画面191の上端にはバッテリの充電状態、受信信号の強度、現在時刻のような電子装置100の状態を示すステータスバー(Status Bar)192が表示される。電子装置100のホーム画面191は、オペレーティングシステム(operationg system,OS)によってステータスバー192が表示されなくてもよい。
【0091】
電子装置100の前面100a上部には、第1カメラ151、スピーカ163a、近接センサ171及び照度センサ172が位置する。携帯端末100の後面100cには、第2カメラ152、フラッシュ(flash)153及びスピーカ163bが位置する。
【0092】
電子装置100の前面100a下部には、ホームボタン161a、メニュボタン161b及びバックボタン161cが位置する。ボタン161は物理的ボタンではなくタッチボタンで具現化されてもよい。また、ボタン161はタッチスクリーン190内にホーム画面と一緒に表示されてもよい。
【0093】
電子装置100の側面100bには、例えば電源/ロックボタン161d、ボリュームボタン161e、一つ又は複数のマイク162などが位置してもよい。電子装置100の下端側面にはコネクタ165が形成される。コネクタ165は外部装置と有線で連結される。また、電子装置100の下端側面にはボタン167aを有する入力ユニット167を挿入可能な挿入口が位置する。入力ユニット167は挿入口を介して電子装置100の内部に保管され、使用の際には電子装置100から抜き取られる。
【0094】
図4は、本発明の実施例による電子装置のプレイリストの表示方法を示す概略的なフローチャートである。
【0095】
図5乃至図13は、本発明の実施形態による電子装置のプレイリストの表示方法の例を示す図である。
【0096】
図4のステップ401において、タッチスクリーンに表示されるミュージックアプリケーションを実行する。
【0097】
図5を参照すると、タッチスクリーン190には、画面が表示される。画面はホーム画面191とステータスバー192とを含む。ホーム画面191には、電子装置100で実行可能なアプリケーションに対応するショートカットアイコン191a乃至191i及び/又は電子装置100で実行可能な少なくとも一つのウィジェット191jが表示されてもよい。ステータスバー192は、バッテリの充電状態192a、携帯電話の受信信号の強度192b又は振動モードアイコン(図示せず)のような電子装置100の状態を表示する。
【0098】
電子装置100のOS又はアプリケーションに応じて、画面にステータスバー192が表示されなくてもよい。ステータスバー192が表示されない場合、タッチスクリーン190にはホーム画面191のみが表示される。
【0099】
ホーム画面191に表示されるショートカットアイコンのうち、ミュージックアプリケーションに対応するショートカットアイコン191fからユーザによって入力されるタッチ501が検出される。制御部はタッチスクリーン190及びタッチスクリーンコントローラを介してショートカットアイコン191fから第1タッチ501を検出する。制御部は、タッチスクリーンコントローラから第1タッチ501に対応する第1位置情報(例えば、第1タッチ位置501aに対応するX1とY1座標)を受信する。制御部は、ショートカットアイコン191fから検出された第1タッチに応答し、ミュージックアプリケーションを実行してタッチスクリーンに表示する。
【0100】
制御部は、受信された第1位置情報に含まれたタッチスクリーン190上のタッチ、タッチ検出時間(例えば、12時45分)及びタッチに対応するタッチ情報(例えば、タッチ圧力など)を記憶部に記憶する。ショートカットアイコン191fから検出されるタッチ501は、例えば親指を含む指のうちの一つ、もしくはタッチ可能な入力ユニット167によって発生する。図4のステップ401で本発明の実施形態によってミュージックアプリケーションでタッチが検出されたが、それに限ることはない。本発明の他の実施形態によって他のアプリケーション(図示せず、例えば動画アプリケーション)でもタッチが検出される。また、タッチが検出される他のアプリケーションはフォルダプレイリストを表示可能なアプリケーションを含む。
【0101】
図4のステップ402において、タッチスクリーンにプレイリストを表示する。
【0102】
図6を参照すると、実行されたミュージックアプリケーションの上端に位置するカテゴリのうちフォルダ601からユーザによって入力されるタッチ(図示せず)が検出される。カテゴリはアルバム、アーティスト、ミュージックスクエア及びフォルダを含む。制御部は検出されたタッチに応答して電子装置100の記憶部に記憶されたそれぞれのサウンドソースの記憶位置を把握し、サウンドソースが記憶されたフォルダをフォルダ単位階層で区分してプレイリスト600を表示する。
【0103】
例えば、表示されるポップソングフォルダ602はテキストで表示されるフォルダの名前602a、イメージで表示されるカバーアート602b及びサウンドソースが記憶されたフォルダのパス602cを含む。他のフォルダ603乃至610もフォルダの名前、カバーアート及びパスを含む。図4のステップ402において本発明の実施形態によってミュージックアプリケーションでサウンドソースを含むフォルダプレイリストが表示されているが、それに限られない。本発明の他の実施形態によって、他のアプリケーション(例えば、動画アプリケーション)でもビデオソースを含むフォルダプレイリスト(図示せず)が表示される。また、他のアプリケーションはオーディオソース及び/又はビデオソースを除く他のタイプのフォルダプレイリストを表示可能なアプリケーションを含む。
【0104】
図6を参照すると、表示されるフォルダ603乃至608はフォルダの名前が「chapter 1」で同じである。フォルダ603乃至608の絶対パスのうち、最下層から1段階上位階層を除き、最下層から2段階上位階層までのパスが同じである。また、フォルダ603乃至608のパスで残りのパスが表示されないため、記憶されたサウンドソースを区別することが難しい。第一に表示されるChapter 1フォルダ603の絶対パスは/ext/sdcard/07_study/Fantastic TOEIC/Part2/Chapter1であり、第二に表示されるChapter 1フォルダ604の絶対パスは/ext/sdcard/07_study/Fantastic TOEIC/Part3/Chapter1であり、第三に表示されるChapter 1フォルダ605の絶対パスは/ext/sdcard/07_study/Fantastic TOEIC/Part4/Chapter1であり、第四に表示されるChapter 1フォルダ606の絶対パスは/ext/sdcard/07_study/Fantastic TOEIC/Part5/Chapter1であり、第五に表示されるChapter 1フォルダ607の絶対パスは/ext/sdcard/07_study/Fantastic TOEIC/Part6/Chapter1であり、第六に表示されるChapter 1フォルダ608の絶対パスは/ext/sdcard/07_study/Fantastic TOEIC/Part7/Chapter1である。最後に表示されるChapter 2フォルダ609の絶対パスは/ext/sdcard/07_study/Fantastic TOEIC/Part2/Chapter2であり、フォルダ603に比べ、ルートから1段階上位階層までのパスが同じで最終フォルダの位置は異なる。
【0105】
図4のステップ403において、プレイリストのフォルダからシングルタッチを検出する。
【0106】
図7を参照すると、プレイリストに表示されるchapter 1フォルダ603からユーザによって入力される第2タッチ651が検出される。制御部はタッチスクリーン190及びタッチスクリーンコントローラを介してchapter 1フォルダ603から第2タッチ651を検出する。制御部はタッチスクリーンコントローラから第2タッチ651に対応する第2位置情報(例えば、第2タッチ位置651aに対応するX2とY2座標)を受信する。
【0107】
制御部は受信された第2位置情報に含まれたタッチスクリーン190上のタッチ、タッチ検出時間(例えば、12時45分)及びタッチに対応するタッチ情報(例えば、タッチ圧力など)を記憶部に記憶する。制御部は第2位置情報を利用してchapter 1フォルダ603から第2タッチ651が検出されたことを決定する。第2タッチが検出されたchapter 1フォルダ603はフォルダの名前603a、カバーアート603b及びパス603cを含む。
【0108】
chapter 1フォルダ603から検出される第2タッチ651は、親指を含む指のうちの一つ又はタッチ可能な入力ユニット167によって発生する。
【0109】
図4のステップ404において、シングルタッチの連続的な動きを検出する。
【0110】
を参照すると、プレイリストに表示されるchapter 1フォルダ603からユーザによって入力される第2タッチ651の連続的な動きが検出される。制御部はタッチスクリーン190及びタッチスクリーンコントローラを介してchapter 1フォルダ603からカバーアート603b方向に第2タッチ651の連続的な動き(例えば、最初の検出タッチ位置651aから最後の検出タッチ位置651bまでの連続的なタッチに対応する複数のXとY座標)を検出する。制御部はタッチスクリーンコントローラから第2タッチ651の連続的な動きに対応する複数の第2位置情報(例えば、連続的なタッチに対応する複数のXとY座標)を受信する。
【0111】
第2タッチ651の連続的な動きは、検出された第2タッチ651のカバーアート603b方向への連続的な動き又は第2タッチ651のカバーアート603bの反対方向への連続的な動き(図示せず)を含む。第2タッチ651の連続的な動きは、プレイリスト上で最初の検出タッチ位置651から最後の検出タッチ位置651bまで接触が連続的に維持されることを意味する。
【0112】
また、第2タッチ651の連続的な動きは、プレイリスト上で最初の検出タッチ位置651から最後の検出タッチ位置651b方向に予め決定された距離(例えば、10mm)以上の接触が連続的に維持されることを意味する。図13の(a)及び(b)を参照すると、プレイリスト表示設定1306で予め設定された距離を選択及び/又は変更する。
【0113】
また、第2タッチ651の連続的な動きは、水平の連続的な動きだけでなく垂直の連続的な動き(例えば、ポップソングフォルダ602方向又はGreatest hitsフォルダ610方向)を含む。この場合、一般的なプレイリストのスクロール(scroll)との区分が必要である。第2タッチ651は、ユーザによって長押し(long press、例えば1sec以上で変更可能)の後の垂直の連続的な動きで入力されてもよい。第2タッチ651で長押しが入力される場合、垂直の連続的な動きの方向に対応する直感的なユーザガイドが表示される。例えば、ユーザガイドは第2タッチ651の上端領域(例えば、ポップソングフォルダ602領域に上方向を示す表1に示すアイコン)と下端領域(例えば、chapter 1フォルダ604領域に下方向を示す表2に示すアイコン)にプレイリストと区別されるように(例えば、オーバレイ(overlay))表示されてもよい。
【0114】
【表1】
【0115】
【表2】
【0116】
第2タッチ651の連続的な動きに対応する線形のタッチジェスチャーはフリック又はドラッグを含む。また、第2タッチ651の連続的な動きに対応する非線形のタッチジェスチャーは回転を含む。図13の(a)及び(b)を参照すると、プレイリスト表示設定1306のタッチジェスチャー変更1306aを利用してフリック、ドラック及び回転のうち一つのタッチジェスチャーを選択及び/又は変更することができる。
【0117】
制御部は、第2タッチの連続的な動きの到着651bに応答するフィードバック(feedback)をユーザに提供する。提供されるフィードバックは視覚的フィードバック、聴覚的フィードバック又は触覚的フィードバックのうち少なくとも一つとして提供される。例えば、制御部は視覚的フィードバック、聴覚的フィードバック及び触覚的フィードバックの組み合わせをユーザに提供してもよい。
【0118】
視覚的フィードバックは第2タッチの連続的な動きの到着651bに応答する視覚的効果(例えば、別途のイメージ又は別途のイメージに適用されたフェード(fade)のようなアニメーション効果)を、タッチスクリーン190に表示されるプレイリストと区別して表示する。聴覚的フィードバックは第2タッチの連続的な動きの到着651bに応答するサウンドであって、第1スピーカ163aと第2スピーカ163bのうち一つから、又は第1スピーカ163aと第2スピーカ163b両方から出力される。触覚的フィードバックは第2タッチの連続的な動きの到着651bに応答する振動であって、振動モータ164から出力される。少なくとも一つのフィードバックは、第2タッチの最初検出位置651aから連続的な動きの到着651bまで維持される。図13の(a)及び(b)を参照すると、プレイリスト表示設定1306のフィードバック1306fでシングルタッチの連続的な動きに対応するフィードバック(例えば、視覚的フィードバック、聴覚的フィードバック及び触覚的フィードバックのうち少なくとも一つ)を選択及び/又は変更することができる。また、図13の(a)及び(b)を参照すると、プレイリスト表示設定1306で少なくとも一つのフィードバックがユーザに提供する時間(例えば、0.5sec)を選択及び/又は変更することができる。
【0119】
図4のステップ405において、フォルダのパスを利用して整列する。
【0120】
図9Aを参照すると、制御部は第2タッチの連続的な動きに応答して新規フォルダ611を生成して表示する。新規フォルダ611は「Part 2」として設定されたフォルダの名前611a、カバーアート611b及び従来の「/ext/sdcard/07_study/Fantastic TOEIC/Part2/Chapter1」から「/ext/sdcard/07_study/Fantastic TOEIC/Part2」に変更されたパス611cを含む。新規フォルダ611には従来のフォルダプレイリストに散在していた4つのフォルダ(例えば、パスが「/ext/sdcard/07_study/Fantastic TOEIC/Part2/Chapter1」であるchapter1フォルダ603、パスが「/ext/sdcard/07_study/Fantastic TOEIC/Part2/Chapter2」であるchapter2フォルダ609、パスが「/ext/sdcard/07_study/Fantastic TOEIC/Part2/Chapter3」であるchapter3フォルダ(図示せず)及びパスが「/ext/sdcard/07_study/Fantastic TOEIC/Part2/Chapter4」であるchapter3フォルダ(図示せず))を含んでもよい。
【0121】
制御部は第2タッチの連続的な動きに応答し、第2タッチの連続的な動きが検出されたフォルダ603のパス603cを基準に整列(例えば、整列基準は「最終フォルダのみ異なってルートから1段階上位フォルダまでが同じ」)する。
【0122】
図13の(a)及び(b)を参照すると、プレイリスト表示設定1306の新規フォルダ位置1306cから第2タッチの連続的な動きが検出されたフォルダ603を基準に整列可能な整列基準を選択及び/又は変更する。
【0123】
制御部は、第2タッチの連続的な動きが検出されたフォルダ603のパス603cを基準に整列された4つのフォルダを含む新規フォルダ611を生成する。制御部は、生成された新規フォルダ611を従来のフォルダと区分するためにフォルダプレイリストの上端(top)に表示する。図13の(a)及び(b)を参照すると、プレイリスト表示設定1306の新規フォルダ位置1306cから第2タッチの連続的な動きに応答して生成される新規フォルダの位置を選択及び/又は変更する。選択可能な新規フォルダの位置はプレイリストの上端、第2タッチの連続的な動きが検出されたフォルダ603の元来の位置(original)又はプレイリストの下端(bottom)を含む。
【0124】
図9Bを参照すると、制御部は第2タッチの連続的な動きに応答して新規フォルダ612を生成して表示する。新規フォルダ612は「Fantastic TOEIC/Part 2」として設定されたフォルダの名前612a、カバーアート612b及び従来の「/ext/sdcard/07_study/Fantastic TOEIC/Part2/Chapter1」から「/ext/sdcard/07_study/Fantastic TOEIC/Part2」に変更されたパス612cを含む。
【0125】
図9Bにおいて、新規フォルダ612の生成は図9Aでの新規フォルダ611の生成と実質的に同じであるため重複する説明は省略する。
【0126】
図9Cを参照すると、制御部は第2タッチの連続的な動きに応答して第2タッチの連続的な動きが検出されたフォルダ603のパス603cを利用して整列する。図6図10を比較すると、制御部は第2タッチの連続的な動きに応答してフォルダプレイリストでフォルダの順番(order)を整列する。フォルダプレイリストで整列されたフォルダの順番は、例えば以下のようである。パスが「/ext/sdcard/07_study/Fantastic TOEIC/Part2/Chapter1」であるchapter1フォルダ603、パスが「/ext/sdcard/07_study/Fantastic TOEIC/Part2/Chapter2」であるchapter2フォルダ609、パスが「/ext/sdcard/07_study/Fantastic TOEIC/Part2/Chapter3」であるchapter3フォルダ613、パスが「/ext/sdcard/07_study/Fantastic TOEIC/Part2/Chapter4」であるchapter4フォルダ614、パスが「/ext/sdcard/07_study/Fantastic TOEIC/Part3/Chapter1」であるchapter1フォルダ604、パスが「/ext/sdcard/07_study/Fantastic TOEIC/Part3/Chapter2」であるchapter2フォルダ615、パスが「/ext/sdcard/07_study/Fantastic TOEIC/Part3/Chapter3」であるchapter3フォルダ616、パスが「/ext/sdcard/07_study/Fantastic TOEIC/Part3/Chapter4」であるchapter4フォルダ617及びパスが「/ext/sdcard/07_study/Fantastic TOEIC/Part4/Chapter1」であるchapter1フォルダ605の順番である。プレイリストをスクロール(scroll)する場合、見えなかった整列されたフォルダが表示される。
【0127】
図4のステップ405において、制御部が第2タッチの連続的な動きに応答し、第2タッチの連続的な動きが検出されたフォルダ603のパス603cを利用してフォルダを整列する場合、電子装置100のプレイリストの表示方法は終了する。
【0128】
図4のステップ403に戻って、電子装置のプレイリストでシングルタッチが検出されない場合、ステップ406に進む。
【0129】
図4のステップ408において、プレイリストのフォルダからマルチタッチを検出する。
【0130】
図10を参照すると、プレイリストに表示されるchapter 1フォルダ603からユーザによって入力される第3タッチ652及び第4タッチ653が検出される。制御部はタッチスクリーン190及びタッチスクリーンコントローラを介してchapter 1フォルダ603から第3タッチ652及び第4タッチ653を検出する。
【0131】
制御部はタッチスクリーンコントローラから第3タッチ652に対応する第3位置情報(例えば、第3タッチ位置652aに対応するX3とY4座標)及び第4タッチ653に対応する第4位置情報(例えば、第4タッチ位置653aに対応するX4とY4座標)を受信する。
【0132】
制御部は受信された第3位置情報に含まれたタッチスクリーン190上のタッチ、タッチ検出時間(例えば、12時45分)及びタッチに対応するタッチ情報(例えば、タッチ圧力など)及び第4位置情報に含まれたタッチスクリーン190上のタッチ、タッチ検出時間(例えば、12時45分)及びタッチに対応するタッチ情報(例えば、タッチ圧力など)を記憶部に記憶する。制御部は第3位置情報及び第4位置情報を利用してchapter 1フォルダ603から第3タッチ652及び第4タッチ653が検出されることを決定する。
【0133】
マルチタッチ652,653は、例えば親指を含む指のうちの2つ、親指を含む指の一つ、タッチ可能な入力ユニット167、又は複数のタッチ可能な入力ユニット167によって発生する。
【0134】
図4のステップ407において、マルチタッチの連続的な動きを検出する。
【0135】
図11を参照すると、プレイリストに表示されるchapter 1フォルダ603からユーザによって入力される第3タッチ652及び第4タッチ653のうち少なくとも一つのタッチの連続的な動きが検出される。制御部はタッチスクリーン190及びタッチスクリーンコントローラを介してchapter 1フォルダ603から第3タッチ652及び第4タッチ653のうち少なくとも一つのタッチの連続的な動き(例えば、最初の検出タッチ位置から最後の検出タッチ位置までの連続的なタッチに対応する複数のXとY座標)を検出する。制御部はタッチスクリーンコントローラから第3タッチ652及び第4タッチ653のうち少なくとも一つのタッチの連続的な動きに対応する複数の第3位置情報(例えば、第3タッチ652の連続的なタッチに対応する複数のXとY座標)及び複数の第4位置情報(例えば、第4タッチ653の連続的なタッチに対応する複数のXとY座標)を受信する。
【0136】
少なくとも一つのタッチの連続的な動きは、第3タッチ652は第4タッチ653方向に移動(例えば、タッチ位置652aからタッチ位置652bに移動)し、第4タッチ653は固定(例えば、653aに固定)、第4タッチ653は第3タッチ652方向に移動(例えば、タッチ位置653aからタッチ位置653bに移動)し、第3タッチ位置652は固定(例えば、タッチ位置652aに固定)、又は第3タッチ652と第4タッチ653が相互移動(例えば、第3タッチ652はタッチ位置652aからタッチ位置652bに移動し、第4タッチ653はタッチ位置653aからタッチ位置653bに移動)を含む。また、少なくとも一つのタッチの連続的な動きは、第3タッチ652はカバーアート603bの反対方向に移動(図示せず)して第4タッチ653は固定(例えば、653aに固定)、第4タッチ653はカバーアート603b方向に移動(図示せず)して第3タッチ652は固定(例えば、タッチ位置652aに固定)、又は第3タッチ652と第4タッチ653が相互移動(例えば、第3タッチ652はカバーアート603bの反対方向に移動(図示せず)し、第4タッチ653はカバーアート603b方向に移動(図示せず))を含む。第3タッチ652及び第4タッチ653の連続的な動きは、プレイリスト上で最初の検出タッチ位置から最後の検出タッチ位置方向に予め決定された距離(例えば、10mm)以上の接触が連続的に維持されることを意味する。図13の(a)及び図13(b)を参照すると、プレイリスト表示設定1306で予め設定された距離を選択及び/又は変更する。
【0137】
また、マルチタッチ652,653の連続的な動きは、水平の連続的な動きだけでなく垂直の連続的な動き(例えば、ポップソングフォルダ602方向又はGreatest hitsフォルダ610方向)を含む。マルチタッチ652,653は、ユーザによって長押し(例えば、1sec以上に変更可能)の後の垂直の連続的な動きで入力されてもよい。マルチタッチ652,653で長押しが入力される場合、垂直の連続的な動きの方向に対応する直感的なユーザガイドが表示される。例えば、ユーザガイドはマルチタッチ652,653の上端領域(例えば、ポップソングフォルダ602領域に上方向を示す表1に示すアイコン)と下端領域(例えば、chapter 1フォルダ604領域に下方向を示す表2に示すアイコン)にプレイリストと区別されるように(例えば、オーバレイ(overlay))表示されてもよい。
【0138】
第3タッチ652の第4タッチ653の連続的な動きに対応する線形のタッチジェスチャーはピンチ又はスプレッドを含む。また、第3タッチ652及び第4タッチ653の連続的な動きに対応する非線形のマルチタッチジェスチャーは回転を含む。非線形のマルチタッチジェスチャーは線形のタッチジェスチャーと同様に、第3タッチ652及び第4タッチ653のうち一つのみ回転するか、第3タッチ652及び第4タッチ653両方とも回転してもよい。
【0139】
図13の(a)及び(b)を参照すると、プレイリスト表示設定1306のタッチジェスチャー変更1306aを利用してピンチ、スプレッド及び回転のうち一つのマルチタッチジェスチャーを選択及び/又は変更することができる。
【0140】
制御部は、第3タッチ652及び第4タッチ653の連続的な動きの到着652b,653bに応答するフィードバックをユーザに提供する。
【0141】
図4のステップ407において提供されるフィードバックは、図4のステップ404で提供されるフィードバックと実質的に同じであるため重複する説明は省略する。図13の(a)及び(b)を参照すると、プレイリスト表示設定1306のフィードバック1306fでシングルタッチの連続的な動きに対応するフィードバック(例えば、視覚的フィードバック、聴覚的フィードバック及び触覚的フィードバックのうち少なくとも一つ)を選択及び/又は変更する。また、図13の(a)及び(b)を参照すると、プレイリスト表示設定1306で少なくとも一つのフィードバックがユーザに提供する時間(例えば、0.5sec)を選択及び/又は変更する。
【0142】
図4のステップ408において、フォルダのパスを縮約して表示する。
【0143】
図12を参照すると、制御部は第3タッチ652及び第4タッチ653のうち少なくとも一つのタッチの連続的な動きに応答し、フォルダ603のパス603cを縮約して表示する。
【0144】
パス603cの縮約はマルチタッチのうち少なくとも一つのタッチの連続的な動きに応答し、フォルダの絶対パス上で最下位フォルダの名前603aを除いた、ルートから、最下位から1段階上位フォルダまでを「/…/」として縮約して表示してもよい。
【0145】
パス603cの縮約はマルチタッチのうち少なくとも一つのタッチの連続的な動きに応答し、フォルダの絶対パス上で最下位フォルダの名前603a及び最下位からの1段階上位フォルダの名前が全て表示されるようにルートから2段階上位フォルダまでを「/…/」として縮約して表示してもよい。
【0146】
また、制御部は第3タッチ652及び第4タッチ653のうち少なくとも一つの連続的な動きに応答し、タッチスクリーン190にフォルダ603のパス603cが表示された領域内から検出されたマルチタッチの位置652a,653aを基準にパスを「/…/」として縮約して表示してもよい。例えば、第3タッチのタッチ位置652aが検出された「TOEIC」を含むフォルダの名前と第4タッチのタッチ位置653aが検出された「ext」を含むフォルダの名前との間のパスが「/…/」として縮約して表示されてもよい。
【0147】
また、制御部は第3タッチ652及び第4タッチ653のうち少なくとも一つの連続的な動きに応答し、フォルダ603のパス603cを基準に他のフォルダ604乃至609のパスをフォルダ603と同様に縮約して表示してもよい。
【0148】
タッチの連続的な動きに対応するフォルダ602でパス603cの縮約は、「/…/」だけでなくパスが縮約されたことをユーザが認識するように表示されれば十分である。例えば、「/〜/」及び「/−/」であってもよい。また、プレイリスト表示設定1306でパス603cの縮約を示す「/…/」、「/〜/」及び「/−/」のうち一つを選択及び/又は変更可能であるということは、該当技術分野の通常の知識を有する者に容易に理解されるはずである。
【0149】
フォルダ603でフォルダの名前603a及びカバーアート603bは変更されない。また、フォルダ603に記憶されているサウンドソース(図示せず)も変更されない。
【0150】
図13の(a)及び(b)を参照すると、プレイリスト表示設定1306のパス縮約1306dでマルチタッチのうち少なくとも一つの連続的な動きに応答し、フォルダ603のパス603cに対するパス縮約可否を選択及び/又は変更する。また、マルチタッチのうち少なくとも一つの連続的な動きに応答し、フォルダ603のパス603cに対する縮約の基準(例えば、絶対パスで最下位フォルダと最下位からの1段階上位フォルダを表示するか、マルチタッチ間のパスを縮約する)を選択及び/又は変更する。マルチタッチのうち少なくとも一つの連続的な動きに応答してフォルダ603のパス路603cに対する縮約の基準をアプリケーションの性能に応じて変更可能であるということは、該当技術分野の通常の知識を有する者に容易に理解されるはずである。
【0151】
図4のステップ408において、制御部が第3タッチ652及び第4タッチ653のうち少なくとも一つのタッチの連続的な動きに応答してフォルダ603のパス603cを縮約して表示する場合、電子装置100のプレイリストの表示方法は終了される。
【0152】
図13は、本発明の実施形態によるプレイリストの表示設定の例を示す図である。
【0153】
図5を参照すると、タッチスクリーン190に表示されるホーム画面191の環境設定ショートカットアイコン191eからユーザによって入力されるタッチ(図示せず)が検出される。制御部は、環境設定ショートカットアイコン191eから検出されるタッチ(図示せず)に応答し、環境設定画面1400を表示する。
【0154】
図13の(a)を参照すると、表示される環境設定1300の項目は無線及びネットワーク1301、通話1302、サウンド1303、ディスプレー1304、セキュリティ1305及びプレイリスト表示設定1306を含む。環境設定1300で表示される設定項目は、電子装置100の性能に応じて追加されるか削除されてもよい。
【0155】
タッチスクリーン190に表示される環境設定画面1400のプレイリスト表示設定1306からユーザによって入力されるタッチ(図示せず)が検出される。制御部はプレイリスト表示設定1306から検出されるタッチ(図示せず)に応答し、プレイリスト表示設定1306を表示する。
【0156】
図13の(b)を参照すると、プレイリスト表示設定1306は、現在設定はoffでシングルタッチ651ジェスチャー(例えば、フリック、ドラッグ又は回転)のうちの一つ又はマルチタッチ652,653ジェスチャー(例えば、ピンチ、スプレッド又は回転)のうちの一つを選択/変更するタッチジェスチャー変更1306a、現在設定はonでシングルタッチ651の連続的な動きに応答して新規フォルダを生成する新規フォルダ生成1306b、現在設定は上端(Top)で新規フォルダの位置を選択/変更する新規フォルダ位置1306c、現在設定はonでマルチタッチのうち少なくとも一つのタッチの連続的な動きが検出されたフォルダのパスを縮約するパス縮約1306d、現在設定はマルチタッチ間のパスを縮約するTouchでパスを縮約する基準を選択するパス縮約基準1306e及び現在設定がonであるシングルタッチ及びマルチタッチの連続的な動きの到着に対応する視覚フィードバック、聴覚フィードバック及び触覚フィードバックのうちの少なくとも一つを選択するフィードバック1306fを含む。他にも、表示されていないプレイリスト表示設定1306としてはマルチタッチで検出されるマルチタッチ間の時間間隔(例えば、500msec)、第2タッチの連続的な動きが検出されたフォルダを基準に整列可能な整列基準(例えば、最下位フォルダ、最下位フォルダからの1段階上位フォルダ又は2段階上位フォルダなど)及びシングルタッチ及びマルチタッチの連続的な動きで検出される設定距離(例えば、10mm)を更に含んでもよい。
【0157】
また、プレイリスト表示設定1306が環境設定1300で設定されてもよいが、ミュージックアプリケーションを実行しメニュボタン161bを選択して表示される環境設定(図示せず)でもプレイリスト表示設定1306を選択及び/又は変更することができるということは、該当技術分野の通常の知識を有する者に容易に理解されるはずである。
【0158】
電子装置100がサポートする性能及び機能に応じて、プレイリスト表示設定1306の項目は追加されるか削除されてもよい。
【0159】
本発明の例示的な実施形態による方法は多様なコンピュータ手段を介して行われるプログラム命令の形で具現化され、コンピュータで判読可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータで判読可能な記録媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などを単独に又は組み合わせて含んでもよい。例えば、コンピュータで判読可能な媒体は削除可能又は再記録可能可否とは関係なく、ROMなどの記憶装置のような揮発性又は非揮発性記憶装置、又は、例えばRAM,メモリチップ、装置又は集積回路のようなメモリ、又は、例えばCD、DVD、磁気ディスク又は磁気テープなどのような光学又は磁気的に記録可能であると共に機械(例えば、コンピュータ)によって判読可能な記憶媒体に記憶されてもよい。移動端末内に含まれるメモリは、本発明の実施例を具現化する指示を含むプログラム又はプログラムを記憶するのに適合した機械で判読可能な記憶媒体の一例であることを理解できるはずである。媒体に記録されるプログラム命令は本発明のために特別に設計され構成されたものであるか、コンピュータソフトウェアの当業者に公知されて使用可能なものであってもよい。
【0160】
上述したように本発明は限られた例示的実施形態と図面によって説明されているが、本発明が例示的な実施形態に限定されることはなく、本発明の属する分野の通常の知識を有する者であればこのような記載から多様な修正及び変形が可能である。
【0161】
よって、本発明の範囲は説明された実施形態に限って定められてはならず、後述する特許請求の範囲だけでなく、この特許請求の範囲と均等なものによって定められるべきである。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9A
図9B
図9C
図10
図11
図12
図13