(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
稼働した場合に接続可能な機器との間で接続情報を伝送し、前記情報管理装置と接続した場合に、前記親機の接続情報を前記情報管理装置へ授受する接続設定手段を備える親機を更に備えることを特徴とする請求項4に記載の通信システム。
前記情報管理装置の通信手段は、前記入力手段が前記子機の接続情報の前記親機への送信指示を受付けた場合、前記子機の接続情報を前記親機へ送信する、ことを特徴とする請求項5又は6に記載の通信システム。
【発明を実施するための形態】
【0013】
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態について説明する。
【0014】
本実施形態に係る情報管理装置10のブロック構成図を
図1に示す。情報管理装置10は、
図1に示すように、接続設定手段20と、通信手段30と、記憶手段40と、入力手段50と、を備える。
【0015】
接続設定手段20は、稼働した時に接続可能な機器との間で接続情報を伝送する。接続設定手段20として、例えば、Wi−Fi Protected Setup(WPS)規格のプッシュボタン方式を適用することができる。この場合、接続設定手段20は接続スイッチを備え、接続スイッチがONされている機器間で、Wi−Fi(登録商標)による接続を確立する。そして、接続設定手段20は、子機と接続した場合には情報管理装置10の接続情報を子機に授受する。一方、接続設定手段20は、親機と接続した場合には親機の接続情報を取得し、取得した親機の接続情報を通信手段30に設定する。
【0016】
通信手段30は、接続設定手段20が情報管理装置10の接続情報を子機に授受した場合、子機から子機の接続情報を受信する。また、通信手段30は、接続設定手段20によって親機の接続情報が設定された場合、記憶手段40に保持されている子機の設定情報を親機へ送信する。
【0017】
記憶手段40は、子機の接続情報を保持する。
【0018】
入力手段50は、更新の指示が入力された場合、記憶手段40が保持している子機の接続情報を、更新の指示に応じて更新する。
【0019】
次に、
図2を参照しながら、情報管理装置10が、子機から、子機の接続情報を取得する時の動作について説明する。
【0020】
情報管理装置10のユーザは、情報管理装置10に子機の接続情報を登録する場合、情報管理装置10の接続スイッチと、接続情報の登録対象の子機に配置されている接続スイッチとをONする。これにより、情報管理装置10の接続情報の登録対象の子機との間での接続設定手段におけるWi−Fi接続が確立される。情報管理装置10は、接続情報の登録対象の子機とのWi−Fi接続が確立された場合、子機の接続情報の送信要求と共に、情報管理装置10の接続情報を子機に授受する(S101)。子機は、Wi−Fi通信によって情報管理装置10から接続情報の送信要求と共に情報管理装置10の接続情報を受信した時、受信した情報管理装置10の接続情報用いて、無線通信により自機の接続情報を情報管理装置10の通信手段30へ送信する。
【0021】
情報管理装置10の通信手段30は、S101の後、子機から子機の接続情報を受信する(S102)。
【0022】
情報管理装置10は、記憶手段40に受信した子機の接続情報を保持する(S103)。情報管理装置10のユーザは、情報管理装置10への子機の接続情報の登録が完了した後、情報管理装置10と子機の接続スイッチをOFFする。そして、ユーザはさらに情報管理装置10に登録されている子機の接続情報の修正・削除等を行う場合、情報管理装置10の入力手段50を用いて、子機の接続情報の修正・削除等の更新指示を行う。
【0023】
更新の指示が入力された場合(S104のYES)、入力手段50は、記憶手段40が保持している子機の接続情報を、更新の指示に応じて更新する(S105)。
【0024】
S105終了後、又は更新の指示が入力されなかった場合(S104のNO)、情報管理装置10は、動作を終了する。
【0025】
一方、情報管理装置10のユーザは、親機に情報管理装置10に登録されている子機の接続情報を転送する場合、情報管理装置10の接続スイッチと親機に配置されている接続スイッチとをONする。これにより、情報管理装置10と親機とがWi−Fi接続される。情報管理装置10は、親機とWi−Fi接続された時、親機へ接続情報の送信を要求する。そして、情報管理装置10の接続設定手段20は、親機から親機の接続情報を受信した場合、受信した親機の接続情報を通信手段30へ設定する。そして、情報管理装置10は、通信手段30を用いて自装置の接続情報を親機へ送信する。情報管理装置10と親機の間で無線通信が可能になった場合、情報管理装置10は、通信手段30を用いて記憶手段40に登録されている子機の接続情報を親機へ送信する。情報管理装置10のユーザは、親機への子機の接続情報の転送が完了した後、情報管理装置10と親機の接続スイッチをOFFする。
【0026】
上記構成とすることで、本実施形態に係る情報管理装置10は、物件に新たな居住者が入居する以前に、新たな子機が追加設置された場合や、新たな子機が付替設置された場合であっても、物件の新たな居住者の通信装置と、新たな子機及び既設子機とを容易に接続させることができる。
【0027】
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
【0028】
本実施形態に係る通信システム100のシステム構成図を
図3に示す。通信システム100は、
図3に示すように、無線親機200と、情報管理装置300と、無線子機400と、を備える。なお、無線子機400の設置数は、特に限定されない。また、無線親機200と、情報管理装置300と、無線子機400とのそれぞれは、ARIB STD−T108で規定された920MHz帯特定省電力無線規格に準じた同一無線通信方式に対応しているものとする。
【0029】
無線親機200は、物件の新たな居住者が所有する通信装置であって、情報管理装置300から、無線子機400との接続に必要な情報(以下、「接続要件情報」と記載する。)を受信し、受信した接続要件情報に基づいて無線子機400と接続する。ここで、接続要件情報の一例を
図4に示す。なお、接続要件情報に含まれる無線子機400の数は、通信システム100における無線子機400の設置数に応じて増減する。
する。
【0030】
情報管理装置300は、無線子機400の接続要件情報を保持する管理装置であって、無線親機200が無線子機400と接続する場合、接続要件情報を無線親機200に送信する。なお、情報管理装置300は、物件に常設されるものであってもよいし、持ち運び可能なものであってもよい。
【0031】
無線子機400は、物件に新たな居住者が入居する以前に、物件に設置されている子機であって、接続要件情報が無線親機200に設定されることにより、無線親機200から各種指示情報を受信する。
【0032】
無線親機200のブロック構成図を
図5に示す。無線親機200は、
図5に示すように、無線親機側接続スイッチ210と、無線親機制御部220と、無線親機側通信部230と、無線親機メモリ240と、を備える。
【0033】
無線親機側接続スイッチ210は、押下されると、無線親機200を、後述する情報管理装置側接続スイッチ310が押下された情報管理装置300や、後述する無線子機側接続スイッチ410が押下された無線子機400と接続させる。なお、無線親機側接続スイッチ210、情報管理装置側接続スイッチ310及び無線子機側接続スイッチ410は、WPS規格のプッシュボタン方式に対応したスイッチである。
【0034】
無線親機制御部220は、無線親機側接続スイッチ210及び情報管理装置側接続スイッチ310が押下され、無線親機200と情報管理装置300とが接続した後、次の2つの動作を行う。第1に、無線親機制御部220は、無線親機側通信部230に、後述する情報管理装置側通信部330から送信される接続要件情報を受信させ、これを無線親機メモリ240に保存させる。第2に、無線親機制御部220は、上記保存させた接続要件情報を無線親機側通信部230の通信設定に適用し、この通信設定下で無線親機側通信部230を動作させる。
【0035】
無線親機側通信部230は、無線親機側接続スイッチ210及び情報管理装置側接続スイッチ310が押下され、無線親機200と情報管理装置300とが接続した後、次の2つの動作を行う。第1に、無線親機側通信部230は、情報管理装置側通信部330から送信される接続要件情報を受信し、これを無線親機メモリ240に保存する。第2に、無線親機側通信部230は、無線親機制御部220からの指示を受け、上記保存した接続要件情報に基づく動作を行う。
【0036】
無線親機メモリ240は、無線親機側通信部230が受信した接続要件情報等、各種情報を保持する。
【0037】
情報管理装置300のブロック構成図を
図6に示す。情報管理装置300は、
図6に示すように、情報管理装置側接続スイッチ310と、情報管理装置制御部320と、情報管理装置側通信部330と、入力部340と、情報管理装置メモリ350と、を備える。
【0038】
情報管理装置側接続スイッチ310は、押下されると、情報管理装置300を、無線親機側接続スイッチ210が押下された無線親機200や、無線子機側接続スイッチ410が押下された無線子機400と接続させる。
【0039】
情報管理装置制御部320は、情報管理装置側接続スイッチ310及び無線子機側接続スイッチ410が押下され、情報管理装置300と無線子機400とが接続した後、情報管理装置側通信部330に無線子機側通信部430から送信される接続要件情報を受信させ、これを情報管理装置メモリ350に保存させる。
【0040】
また、情報管理装置制御部320は、無線親機側接続スイッチ210及び情報管理装置側接続スイッチ310が押下され、無線親機200と情報管理装置300とが接続した後、情報管理装置メモリ350から接続要件情報を読み出し、これを情報管理装置側通信部330に、無線親機側通信部230へ送信させる。
【0041】
情報管理装置側通信部330は、情報管理装置側接続スイッチ310及び無線子機側接続スイッチ410が押下され、情報管理装置300と無線子機400とが接続した後、無線子機側通信部430から送信される接続要件情報を受信し、これを情報管理装置メモリ350に保存する。
【0042】
情報管理装置側通信部330は、無線親機側接続スイッチ210及び情報管理装置側接続スイッチ310が押下され、無線親機200と情報管理装置300とが接続した後、情報管理装置制御部320が読み出した接続要件情報を、無線親機側通信部230へ送信する。
【0043】
入力部340は、情報管理装置300の図示されない表示部に表示された情報管理装置メモリ350に登録されている接続要件情報に対する、ユーザによる削除又は更新等の入力を受付ける。
【0044】
情報管理装置メモリ350は、接続要件情報等、各種情報を保持する。
【0045】
無線子機400のブロック構成図を
図7に示す。無線子機400は、
図7に示すように、無線子機側接続スイッチ410と、無線子機制御部420と、無線子機側通信部430と、動作検出部440と、無線子機メモリ450と、を備える。
【0046】
無線子機側接続スイッチ410は、押下されると、無線子機400を、無線親機側接続スイッチ210が押下された無線親機200や、情報管理装置側接続スイッチ310が押下された情報管理装置300と接続させる。
【0047】
無線子機制御部420は、情報管理装置側接続スイッチ310及び無線子機側接続スイッチ410が押下され、情報管理装置300と無線子機400とが接続した後、無線子機メモリ450から接続要件情報を読み出し、これを無線子機側通信部430に、情報管理装置側通信部330へ送信させる。
【0048】
また、無線子機制御部420は、無線親機200と無線子機400が接続した後、無線子機側通信部430から動作制御信号を通知された場合、当該動作制御信号の指示内容に基づき、動作検出部440を動作させる。ここで、動作制御信号とは、「無線子機400の消費電力を監視せよ」、「温度、湿度を計測せよ」、「1時間後に無線子機400に電源をOFFせよ」等の指示内容を含んだ信号のことである。
【0049】
無線子機側通信部430は、情報管理装置側接続スイッチ310及び無線子機側接続スイッチ410が押下され、情報管理装置300と無線子機400とが接続した後、無線子機制御部420が読み出した接続要件情報を、情報管理装置側通信部330へ送信する。
【0050】
また、無線子機側通信部430は、無線親機200と無線子機400が接続した後、ユーザが無線親機200の図示しない動作制御信号入力部を操作し、無線親機側通信部230に送信させた動作制御信号を受信した場合、これを無線子機制御部420に通知する。
【0051】
動作検出部440は、無線子機制御部420の指示(動作制御信号の指示内容)に基づき動作する。
【0052】
無線子機メモリ450は、無線子機側通信部430が受信した動作制御信号や接続要件情報等、各種情報を保持する。
【0053】
次に、物件に新たな居住者が入居する以前に行われる動作について説明する。
【0054】
物件の管理者は、物件に無線子機400を設置すると、情報管理装置側接続スイッチ310及び無線子機側接続スイッチ410を押下することで、情報管理装置300と無線子機400との接続を確立し、無線子機400に情報管理装置300へ接続要件情報を送信させることで、情報管理装置メモリ350に接続要件情報を保持させる。なお、本動作は、情報管理装置300において、入力部340を用いて接続要件情報を入力し、これを情報管理装置メモリ350に保持させることでも実現可能である。
【0055】
その後さらに、物件の管理者は、必要に応じて、入力部340を用いて情報管理装置メモリ350が保持している接続要件情報に対し、削除や追加修正等を行う。物件の管理者は、情報管理装置メモリ350が保持している接続要件情報に対し、例えば、
図8に示すような削除修正を加える。また、物件の管理者は、情報管理装置メモリ350が保持している接続要件情報に対し、例えば、
図9に示すような追加修正を加える。
【0056】
そして、物件の管理者は、情報管理装置300を物件の新たな居住者に譲渡する。
【0057】
なお、上記動作を行う者は、物件の管理者に限定されない。例えば、物件の施工業者等であってもよい。
【0058】
次に、
図10を参照しながら、無線親機200が無線子機400と接続する動作手順について説明する。
【0059】
物件の新たな居住者は、無線親機側接続スイッチ210及び情報管理装置側接続スイッチ310を押下し、無線親機200と情報管理装置300を接続させる(S201)。
【0060】
S201の後、情報管理装置制御部320は、情報管理装置メモリ350から接続要件情報を読み出し、これを情報管理装置側通信部330に、無線親機側通信部230へ送信させる(S202)。
【0061】
無線親機側通信部230は、接続要件情報を受信すると、これを無線親機メモリ240に保存する(S203)。
【0062】
無線親機制御部220は、無線親機メモリ240に保存された接続要件情報を無線親機側通信部230の通信設定に適用する(S204)。具体的には、S204で保存された接続要件情報が
図4に示すものであった場合、無線親機制御部220は、無線親機側通信部230の通信設定に、使用チャネルとして暗号方式920MHz帯特定省電力規格であるARIBのSTD−T108で規定された53ch/54chを、変調方式としてGFSK(Gaussian Filtered frequency Shift Keying)を、PAN-IDとして1234を、無線子機400−1及び無線子機400−2の子機アドレスとして“aa:〜:aa”及び“bb:〜:bb”を、暗号方式としてAESを、無線子機400−1及び無線子機400−2の認証鍵として“aaaaa”及び“bbbbb”を、それぞれ設定する。
【0063】
そして、無線親機制御部220は、接続要件情報を設定した通信設定下で、無線親機側通信部230を動作させる(S205)。
【0064】
S205の後、無線親機200は、無線子機400と接続し、無線子機400の動作を遠隔で制御可能となる。
【0065】
以上のように、本実施形態に係る通信システム100において、情報管理装置300は、物件の管理者によって更新された接続要件情報を保持する。そして、物件の新たな居住者は、情報管理装置300が保持する接続要件情報を無線親機200に受信させ、無線親機200と無線子機400とを接続させる。従って、本実施形態によれば、物件に新たな居住者が入居する以前に、新たな子機が追加設置された場合や、新たな子機が付替設置された場合であっても、物件の新たな居住者の通信装置と、新たな子機及び既設子機とを容易に接続させることができる。
【0066】
なお、本実施形態に係る通信システム100において、無線親機200は、情報管理装置300から受信した接続要件情報に基づき、無線子機400と接続する。従って、物件の新たな居住者は、無線子機400が手に届かない場所に設置されている場合や、無線子機400の設置場所が不明な場合であっても、無線親機200と無線子機400とを接続させることができる。
【0067】
また、本実施形態においては、無線親機側接続スイッチ210、情報管理装置側接続スイッチ310及び無線子機側接続スイッチ410を押下することで、スイッチが押下された通信装置間を接続させたが、これに限定されない。例えば、情報管理装置300にPIN(Personal Identification Number)コードを生成させ、これを無線親機200や無線子機400に入力することで、無線親機200及び無線子機400と、情報管理装置300とを接続させることもできる。
【0068】
また、本実施形態において、接続要件情報は、
図11に示すように、無線子機400の設置場所や、機能、機器名、メーカ等の情報も保持することができる。これにより、物件の新たな居住者は、無線子機400の設置場所や、機能、機器名、メーカ等の情報も管理することができる。
【0069】
また、本実施形態において、無線親機200と、情報管理装置300と、無線子機400とのそれぞれは、ARIB STD−T108で規定された920MHz帯特定省電力無線規格に準じた同一無線通信方式に対応しているものとしたが、これに限定されない。例えば、無線親機200と、情報管理装置300と、無線子機400とのそれぞれを、IEEE802.11nなどで規定された2.4GHz帯域の無線規格に準じた無線通信方式に対応させることもできる。この場合、接続要件情報は、例えば、
図12のようになる。
【0070】
また、本実施形態に係る無線親機200は、920MHz帯特定省電力無線規格以外の規格に対応した通信部を更に備えることができる。これにより、物件の新たな居住者は、物件の管理者が、920MHz帯特定省電力無線規格以外の規格に対応した通信装置との接続に必要な情報を情報管理装置300に保持させた場合であっても、無線子機400と上記通信装置とを接続させることができる。なお、無線親機200が備えることができる通信部の数及びその通信規格は、特に限定されない。
【0071】
また、本実施形態に係る無線子機400は、子機と親機両方の機能を備えた通信装置であってもよい。この場合も上記と同様の方法を用いて、物件の新たな居住者は、無線親機200と無線子機400とを接続させることができる。
【0072】
また、本実施形態に係る通信システム100では、接続要件情報の保持および子機情報の無線親機200への送信のために情報管理装置300を用いたが、これに限定されない。例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリ等の記憶媒体を用いてもよい。この場合、物件の管理者は、USBメモリを無線子機400の図示しないインターフェースに接続し、USBメモリに接続要件情報を保存する。そして、物件の新たな居住者は、USBメモリを無線親機の200の図示しないインターフェースに接続し、上記接続要件情報を無線親機メモリ240に保存することで、無線親機200と無線子機400とを接続させることができる。なお、USBメモリを用いる場合、物件の管理者は、パソコン等を用いてUSBメモリに保持されている接続要件情報の削除や追加を行う。
【0073】
また、本実施形態においては、物件の新たな居住者は、情報管理装置300から受信した接続要件情報を用いて、無線親機200と無線子機400とを接続させた後、新たな無線子機400―aを通信システム100に追加する場合、無線親機側接続スイッチ210及び無線子機側接続スイッチ410−aを押下することで、無線親機200と無線子機400−aとを接続させることができる。なお、物件の新たな居住者は、無線子機400−aとの接続に必要な情報を情報管理装置300に保持させ、これを無線親機200に送信することで、無線親機200と無線子機400とを接続させることもできる。
【0074】
また、本実施形態においては、無線親機200として、スマートフォン等の端末装置を用いることもできる。この場合、無線親機200と情報管理装置300との接続は、無線親機側接続スイッチ210および情報管理装置側接続スイッチ310による接続の代わりに、Felica(登録商標)等による近距離無線通信を用いることができる。