(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0016】
[0023]本発明は種々の改造及び代替的な形態とすることができるけれども、図面には例示としての特別な実施形態が示されており且つ詳細に説明されている。しかしながら、本発明は、ここに開示されている特別な実施形態に限定されることは意図されていない。むしろ、本発明は、特許請求の範囲によって規定されている本発明の精神及び範囲に含まれる全ての改造例、等価物及び代替例を包含することを意図されている。
【0017】
[0024]本発明は、装置のプロセッサ(例えば、マイクロプロセッサ)に更新情報を提供するようになされたプログラムストリップ及びその使用方法に関する。当該プログラムストリップは、現存のアルゴリズムを再プログラムすること、定数を変更すること又は装置内に新しいプログラムをインストールすることに関する更新情報を含むことができる。プロセッサに送ることができる情報の幾つかの非限定的な例としては、(a)分析物の濃度を測定する現存のアルゴリズムのうちの少なくとも1つを修正するか又は交換すること、(b)ソフトウエア内のバグを処理するためにソフトウエアのコードを追加又は修正すること、(c)現存のアルゴリズム内の定数を変えること、及び(d)分析物濃度を測定するのに必要とされる流体の最少量の修正のようなプログラム内の制限値を変えることがある。当該装置は、センサー分配装置を含む種々のタイプとすることができる。当該装置は、携帯型の装置又はテーブルトップ型の装置とすることができる。
【0018】
[0025]当該装置は、典型的には、分析物の濃度を測定するために使用される。当該装置によって測定することができる分析物としては、グルコース、脂質プロファイル(例えば、コレステロール、トリグリセリド、LDL及びHDL)、ミクロアルブミン、ヘモグロビンA
1C、ラクテート又はビリルビンがある。しかしながら、当該装置は、これらの特定の分析物の測定に限られず、他の分析物濃度を測定することができることが考えられる。分析物は、例えば、全血サンプル、血液血清サンプル、血漿サンプル又はISF(間質液)のような他の体液及び尿であっても良い。
【0019】
[0026]
図1a、1bを参照すると、一つの実施形態によるプログラムストリップ10が示されている。プログラムストリップ10は、不揮発メモリ12と、コミュニケーションバス14とを含んでいる。図示された実施形態においては、
図1のコミュニケーションバス14は、電力データ通信ライン16と接地ライン18とを含んでいる。不揮発メモリ12は、更新情報を記憶し且つコミュニケーションバス14を介してプロセッサ装置に通信可能に接続されている。
【0020】
[0027]不揮発メモリの非限定的な例はEEPROMである。EEPROM(電気的書き込み消去可能読み出し専用メモリ)は、その記憶内容を保持するのに電力を必要としない再書き込み可能なメモリである。プログラムストリップ内で使用することができるメモリの一つの例は、DS2431の商標名で市販されているチップであり、これは、Maxim Integrated Products, Inc./Dallas Semiconductor Corporationによって作られた1024ビット、1−wire(登録商標)EEPROMチップである。Maxim Integrated Productsは、カリフォルニア州サニーベールにあり、Dalla Semiconductor Corporationは、テキサス州ダラスにある。その他の1−wire(登録商標)EEPROMチップを不揮発メモリとして使用しても良いことが考えられる。
【0021】
[0028]EEPROMは、プログラムストリップ内で使用しても良いことが考えられる。フラッシュメモリのような他の不揮発メモリをプログラムストリップ内で使用して良いことが考えられる。
【0022】
[0029]
図1a及び1bに示されているように、コミュニケーションバス14は、メモリ12と装置のプロセッサとに通信可能に接続するようになされている。より特別には、一つの実施形態によれば、コミュニケーションバス14は、メモリ12を装置の複数の電気接続パッドを介してプロセッサに接続するようになされている。電力データ通信ライン16は、メモリ12と装置のプロセッサとの間の二方向通信を可能にしている。
【0023】
[0030]コミュニケーションバス14は、種々の材料によって作ることができる。一つの実施形態においては、コミュニケーションバスは、複数のトレースを含んでいる。当該複数のトレースは、カーボンフィルムのような塗布されるコーティング又は塗装とすることができる。代替的には、当該複数のトレースは、銅、錫、銀、金又はこれらの組み合わせによって作られた塗布コーティング又は塗装であっても良い。銅、錫、銀及び金は、他の物質との合金の形態であっても良い。別の実施形態においては、コミュニケーションバスは複数の線とすることができる。
【0024】
[0031]コミュニケーションバス14は、
図1aに示されているような正確に2つのラインを有していても良い。メモリと装置のプロセッサとを通信可能に接続するために付加的なラインを使用しても良いことが考えられる。例えば、メモリと装置のプロセッサとを通信可能に接続するために正確に5つのラインを使用しても良いことも考えられる。
【0025】
[0032]プログラムストリップ10は、典型的には、ポリマー材料によって作られ且つその上又は内部にメモリと導電性部材とが配置される。例えば、プログラムストリップは、
図1bに示されているような構造としても良い。
図1bに示されているように、コミュニケーションバス14は、ポリマー素材20の表面上に形成されたものとして示されており、不揮発メモリ12は、窪み22内に配置されるか又は埋め込まれたものとして示されている。不揮発メモリ12を更に保護するためには、当該不揮発メモリが窪み22内に配置され且つ取り付けられるのが望ましい。不揮発メモリは、例えば、接着剤(例えば、エポキシ樹脂)又は半田付け方法を使用して前記窪み内に取り付けても良い。しかしながら、不揮発メモリは、ポリマー素材の表面上に配置しても良い。この実施形態においては、不揮発メモリは、例えば、接着剤(例えば、エポキシ樹脂)又は半田付け方法を使用して取り付けても良い。コミュニケーションバス及びメモリは、他の技術によって素材上に形成し又は配置しても良いことが考えられる。
【0026】
[0033]プログラムストリップ10のメモリ12は、更新情報を記憶するようになされており且つ装置と通信可能に接続されるようになされている。一つの実施形態によれば、当該装置はセンサー分配装置である。センサー分配装置40、70の例は、
図2、3aに示されている。
図2、3aに示されたもの以外の他のセンサー分配装置を採用しても良いことが考えられる。
【0027】
[0034]より特別には、プログラムストリップ10のメモリ12は、更新情報を記憶するようになされており且つ装置のプロセッサ(例えば、マイクロプロセッサ)と通信可能に接続されるようになされている。プロセッサは、指示を読み取り且つ実行することを含む演算を実行する。プロセッサはまた、中央処理ユニット(CPU)とすることもできる。
【0028】
[0035]
図2、3aを参照すると、センサー分配装置40、70は、各々のプロセッサ42、72を含んでいる。使用することができるプロセッサの一つの例は、日本の株式会社NECによるuPD78F0338マイクロプロセッサである。テキサスインスツルメント・インク、インテル・コーポレーション及びシーメンスAGのような会社によって作られた選択されたプロセッサのような他のプロセッサを使用しても良いことが考えられる。装置内に他のプロセッサを使用しても良いことも考えられる。
【0029】
プロセッサ42、72は、プログラムストリップ10を内部メモリ更新素子として特定するようになされている。より特別には、プロセッサ42、72は、メモリ12を読み取ってインストールされるべき更新される情報のタイプを特定し、適切なアップロード
シーケンス又は再プログラムシーケンスを開始することができる。更新が完了すると、装置のプロセッサは最新の情報を有するであろう。
【0030】
[0037]一つの実施形態においては、プログラムストリップは個々に記憶させても良い。プログラムストリップは、バイアル瓶のような容器内に貯蔵しても良い。プログラムストリップはまた、複数の試験センサーを有するボトル又は容器内に入れても良い。一つの実施形態においては、ボトルは、1つのプログラムストリップと約5個〜100個の試験センサーとを含んでいる。プログラムストリップは、パケットのような他の容器内に個々に貯蔵しても良いことが考えられる。
【0031】
[0038]もう一つ別の実施形態によれば、プログラムストリップは、分析物の濃度を測定するようになされている試験センサーのうちの一つを交換することによって、センサーパック(例えば、ブリスタ(水疱)型のパック)のような使い捨てカートリッジ内に配置しても良い。
【0032】
[0039]センサーパックの一つの例、より特定すると、ブリスタ型のパックが
図2に示されている。ブリスタ型のパック50は、
図2においてはセンサー分配装置40内に配置された状態で示されている。ブリスタ型のパック50は、プログラムストリップ52と、センサーキャビティ56の各々に個々に貯蔵されている複数の試験センサー54とを含んでいる。プログラムストリップと複数の試験センサーとを個々に保持した他のセンサーパックを使用しても良いことが考えられる。
図2のセンサーパック(プログラムストリップを備えていない)が2003年2月13日に発行された“Mechanical Mechanism for a Blood Glucose Sensor-Dispensing Instrument(血液グルコースセンサー分配装置のための機械的機構)”という名称の米国公開第2003/0032190号に更に記載されている。他のセンサーパックを使用しても良いことが考えられる。
【0033】
[0040]更に別の実施形態によれば、プログラムストリップはまた、
図3bに示されているような使い捨てカートリッジ内の複数の試験センサーを備えたスタック内に配置しても良い。
図3bを参照すると、使い捨てカートリッジ80は、ハウジング82と、プログラムストリップ84と、複数の試薬試験センサー86とを含んでいる。プログラムストリップ84と複数の試薬試験センサー86とは、カートリッジ80内に重ねられている。
【0034】
[0041]プログラムストリップ84と複数の重ねられた試薬試験センサー86とは、ばね88によって矢印Aの方向に動かされる。カートリッジ80はまた、重ねられた試薬試験センサー90を湿度から保護する複数のシール90a,90bをも含んでいる。プログラムストリップ84と複数の試薬センサー86とは、一回に一つずつ、開口部92を介してカートリッジ80から出て行く。装置のプロセッサに新しい情報を即座に提供するためには、プログラムストリップ84は、カートリッジ80から最初に取り出されるように配置されるのが望ましい。
【0035】
[0042]
図3bの使い捨てカートリッジ80は、
図3aのセンサー分配装置70内に貯蔵されている。プログラムストリップ及び複数の試験センサーを収容するために他のカートリッジを使用しても良いことが考えられる。
【0036】
[0043]典型的には、
図2、3bのセンサーパック50とカートリッジ80とは、唯一のプログラムストリップを含んでいる。なぜならば、全ての更新情報がプログラムストリップのメモリ内に記憶されているからである。カートリッジは、典型的には、約10個〜50個の試験センサーを含んでおり、より特別には、約25個〜40個の試験センサーを含んでいる。
【0037】
[0044]複雑さを低くするためには、プログラムストリップの大きさは、分析物濃度を測定するようになされている複数の試験センサーと同じでない場合には類似するようにするのが望ましいかも知れない。例えば、一つの例示的な実施形態においては、
図1のプログラムストリップ10の寸法は、
図3cに示されている試薬試験センサー86と同じである。特に、
図1のプログラムストリップ10と
図3cの試薬試験センサー86との間の唯一の違いは、プログラムストリップ10を形成するために試薬受け入れ領域86aをメモリ12と置換したことである。試薬受け入れ領域とメモリとは同じ大きさであっても良い。もう一つ別の実施形態によれば、プログラムストリップ及び試薬試験センサーは、異なる大きさとすることができる。同様に、試薬受け入れ領域及びメモリの大きさも異なっている。
【0038】
[0045]本発明の方法は、ユーザーによって更新情報が装置のプロセッサに供給されるので望ましい。例えば、ユーザーは、装置によって分析物(例えば、グルコース)濃度を過程で測定する必要があるユーザーであっても良い。
【0039】
[0046]装置のプロセッサに更新情報を提供するためには、プログラムストリップは、プロセッサと通信可能に接続されるように装置内に適正に配置される必要がある。一つの方法によれば、ユーザーは、プログラムストリップを把持し且つ装置の開口部内に適正に配置される必要がある。一つの方法によれば、ユーザーは、プログラムストリップを把持し且つ装置の開口部内に適正に配置する。例えば、
図4及び5a、5bを参照すると、ユーザーは、プログラムストリップ(例えば、プログラムストリップ10)を取り出してセンサー分配装置170の開口部内に配置しても良い。プログラムストリップ10のメモリ12は、次いで、センサー分配装置170のプロセッサ172と通信可能に接続される。図示された実施形態においては、端部16a、18aは、プログラムストリップ10が開口部176内に適正に配置されたときに装置170の複数の電気接触パッド192a、192bに接触するであろう。
図4の実施形態においては、カートリッジ180は恐らくプログラムストリップを含んでいない。むしろ、カートリッジ180は、複数の試験センサーのみを含んでいる。
【0040】
[0047]費用を低減するためには、
図4に示されているようなプログラムストリップと分析物濃度を測定するための複数の試験センサーとの両方を受け入れるようになされた開口部を使用することが望ましい。更に、プログラムストリップ及び試験センサーの両方のための開口部を有する必要性を避けることによって比較的コンパクトにすることができる。しかしながら、各々のプログラムストリップと試験センサーとを受け入れるようになされた別個の開口部を装置内に形成しても良いことが考えられる。
【0041】
[0048]もう一つ別の方法によれば、プログラムストリップは、自動的に動かされ且つユーザーがプログラムストリップを操作することなく適正に配置することができる。例えば、
図3a、3bを参照すると、ユーザーがカートリッジ80をセンサー分配装置内に配置した後に、センサー分配装置は、プログラムストリップ84を開口部76内へ自動的に進入させる。プログラムストリップ84の自動的な進入は、幾つかの方法によって開始させることができる。例えば、この自動的な進入は、複数のボタン82a〜82cのうちの一つを押圧するか又は押込み機構84を押すことによって開始させても良い。プログラムストリップは、モーターを使用することによって進入させても良い。カートリッジをセンサー分配装置内に配置することによって開始させることもできる。
【0042】
[0049]プログラムストリップのメモリからの情報を装置のプロセッサに提供するプロセスは、典型的には、短期間で行われる。短期間の一例としては、一般的には約0.1ミリ秒(“ms”)〜約1秒であり、より典型的には、約1ms〜約50msである。更新情報を、プログラムストリップのメモリから装置のプロセッサへ送るのに必要とされる時間は、より長くても良いが、短いのが勿論望ましいと考えられる。
【0043】
[0050]一つの実施形態によれば、センサー分配装置40、70は、更新又は再プログラムシーケンスが開始され、プログラムストリップ(例えば、プログラムストリップ10)が取り出されるか又は引き抜かれても良いことをユーザーに知らせることができる。例えば、
図3aにおけるセンサー分配装置70のディスプレイ86は、更新シーケンスが開始されたことをユーザーに知らせることができる。ディスプレイの一つの例は液晶ディスプレイである。
【0044】
[0051]プログラムストリップは、イジェクト機構を介して装置によって自動的に取り出されることができることが考えられる。このような方法においては、試験センサーは強制的に解除される。別の方法によれば、ユーザーは、解除機構88(
図3a)又は解除機構188(
図4)を介してプログラムストリップを手動によって解除する。このような実施形態においては、解除機構が起動された後に、試験センサーは、装置70、170を傾けて、プログラムストリップが重力によって装置70、170から落下するようにして取り出すことができる。別の方法として、解除機構が起動された後、試験センサーを装置から引っ張ることによって取り外しても良い。試験センサーは、解除機構を使用することなく装置から引っ張り出すことができることも考えられる。プログラムストリップは、他の技術によって取り出しても良いことが考えられる。再プログラムを完了した後に、センサー分配装置は、例えば、更新されたプログラム、定数又はアルゴリズムによって意図された通りに
動作するであろう。
【0045】
[0052]
実施例A
分析物の濃度を測定するようになされた装置のプロセッサに更新情報を提供するようになされているプログラムストリップであって、不揮発メモリとコミュニケーションバスとを含んでおり、前記不揮発メモリは、更新情報を記憶するようになされ且つ前記装置のプロセッサと通信可能に接続されるようになされており、前記コミュニケーションバスは、前記メモリと前記装置のプロセッサとを通信可能に接続する助けとなるようになされている少なくとも2つのラインを備えているプログラムストリップ。
【0046】
[0053]
実施例B
前記コミュニケーションバスが正確に2つのラインを含んでいる実施例Aのプログラムストリップ。
【0047】
[0054]
実施例C
前記コミュニケーションバスが正確に5つのラインを含んでいる実施例Aのプログラムストリップ。
【0048】
[0055]
実施例D
前記不揮発メモリがEEPROMである実施例Aのプログラムストリップ。
[0056]
実施例E
前記不揮発メモリがフラッシュメモリである実施例Aのプログラムストリップ。
【0049】
[0057]
実施例F
前記不揮発メモリを受け入れる窪みが形成されている実施例Aのプログラムストリップ。
【0050】
[0058]
実施例G
分析物の濃度を測定するようになされた装置のプロセッサに更新情報を提供するようになされているプログラムストリップであって、
前記更新情報を記憶するようになされ且つ前記装置のプロセッサと通信可能に接続できるようになされたEEPROMである不揮発メモリと、
前記メモリと前記装置のプロセッサとを通信可能に接続する助けとするようになされている正確に2つのラインを備えているコミュニケーションバスであって、第一のラインは電力データ通信ラインであり、第二のラインは接地ラインである前記コミュニケーションバスと、を含んでいるプログラムストリップ
[0059]
実施例H
前記コミュニケーションバスが複数のトレースを含んでいる実施例Gのプログラムストリップ。
【0051】
[0060]
実施例I
前記EEPROMを収容する窪みが形成されている実施例Gのプログラムストリップ。
[0061]
実施例J
分析物の濃度を測定するようになされた装置のプロセッサに更新情報を提供するようになされたプログラムストリップであって、
前記更新情報を記憶するようになされ且つ前記装置のプロセッサと通信可能に接続されるようになされたフラッシュメモリからなる不揮発メモリと、
当該不揮発メモリと前記装置のプロセッサとを通信可能に接続する助けとなるようになされている正確に2つのラインを備えており、第一のラインが電力データ通信ラインであり、第二のラインが接地ラインであるコミュニケーションバスと、を含んでいるプログラムストリップ。
【0052】
[0062]
実施例K
前記コミュニケーションバスが複数のトレースを含んでいる実施例Jのプログラムストリップ。
【0053】
[0063]
実施例L
前記フラッシュメモリを収容する窪みが形成されている実施例Jのプログラムストリップ。
【0054】
[0064]
実施例M
分析物の濃度を測定するようになされ且つプロセッサを含んでいるセンサー分配装置内で使用できるようになされたカートリッジであり、プログラムストリップと複数の試験センサーとを含んでおり、前記プログラムストリップは不揮発メモリ及びコミュニケーションバスを含んでおり、前記不揮発メモリは、更新情報を記憶するようになされ且つ装置のプロセッサに通信可能に接続されるようになされており、前記コミュニケーションバスは、前記メモリと前記装置のプロセッサとを通信可能に接続する助けとなるようになされている少なくとも2つのラインを備えているカートリッジ。
【0055】
[0065]
実施例N
前記複数の試験センサーが試薬試験センサーである実施形態Mのカートリッジ。
[0066]
実施例O
前記カートリッジがセンサーパックである実施例Mのカートリッジ。
【0056】
[0067]
実施例P
前記センサーパックがブリスタ型のパックである実施例Oのカートリッジ。
[0068]
実施例Q
前記複数の試験センサーが重ねられている実施例Mのカートリッジ。
【0057】
[0069]
実施例R
前記複数の試験センサーを保護する助けとするための少なくとも1つのシールを更に含んでいる実施例Qのカートリッジ。
【0058】
[0070]
実施例S
前記プログラムストリップと前記複数の試験センサーとが同じ大きさを有している実施例Mのカートリッジ。
【0059】
[0071]
実施例T
分析物の濃度を測定するようになされ且つプロセッサを含んでいるセンサー分配装置内で使用できるようになされたカートリッジであり、プログラムストリップと複数の試験センサーとを含んでおり、前記プログラムストリップは不揮発メモリ及びコミュニケーションバスを含んでおり、前記不揮発メモリは、更新情報を記憶するようになされ且つ装置のプロセッサに通信可能に接続されるようになされており、前記コミュニケーションバスは、前記メモリと前記装置のプロセッサとを通信可能に接続する助けとなるようになされている正確に2つのラインを備えており、第一のラインは電力データ通信ラインであり、第二のラインは接地ラインであるカートリッジ。
【0060】
[0072]
実施例U
前記不揮発メモリがEEPROMである実施例Tのカートリッジ。
[0073]
実施例V
前記不揮発メモリがフラッシュメモリである実施例Tのカートリッジ。
【0061】
[0074]
実施例W
前記複数の試験センサーが試薬試験センサーである実施例Tのカートリッジ。
[0075]
実施例X
前記カートリッジがセンサーパックである実施例Tのカートリッジ。
【0062】
[0076]
実施例Y
前記センサーパックがブリスタ型のパックである実施例Xのカートリッジ。
[0077]
実施例Z
前記複数の試験センサーが重ねられている実施例Tのカートリッジ。
【0063】
[0078]
実施例AA
前記複数の試験センサーを保護する助けとするための少なくとも1つのシールを更に含んでいる実施例Zのカートリッジ。
【0064】
[0079]
実施例BB
前記プログラムストリップと前記複数の試験センサーとが同じ大きさを有している実施例Tのカートリッジ。
【0065】
[0080]
実施例CC
流体内の分析物濃度を測定するための装置であって、
不揮発メモリとコミュニケーションバスとを含んでおり、前記不揮発メモリが更新情報を記憶するようになされており、前記コミュニケーションバスが少なくとも2つのラインを備えているプロセスストリップと、
少なくともプログラムストリップを収容するようになされている開口部と、
前記コミュニケーションバスを介して前記プログラムストリップと通信可能に接続されるように前記プログラムストリップが前記開口部内に少なくとも部分的に配置された後に、前記プログラムストリップの不揮発メモリから情報を受け取るようになされたプロセッサと、を含んでいる装置。
【0066】
[0081]
実施例DD
複数の試験センサーを更に含んでいる実施形態CCの装置。
[0082]
実施例EE
前記開口部が、前記プログラムストリップと複数の試験センサーとを受け入れるようになされている実施形態DDの装置。
【0067】
[0083]
実施例FF
前記複数の試験センサーが試薬試験センサーである実施形態DDの装置。
[0084]
実施例GG
前記流体が血液であり、前記分析物がグルコースである実施形態CCの装置。
【0068】
[0085]
実施例HH
前記プログラムストリップと前記プロセッサとを通信可能に接続する助けとなるようになされている複数の電気接続パッドを更に含んでいる実施形態CCの装置。
【0069】
[0086]
実施例II
流体の分析濃度を測定するための装置であって、
不揮発メモリとコミュニケーションバスとを含んでいるプログラムストリップであって、当該不揮発メモリは更新情報を記憶するようになされており、前記コミュニケーションバスは正確に2つのラインを有しており、当該2つのラインのうちの第一のラインが電力データ通信ラインであり、第二のラインが接地ラインであるようになされている前記プログラムストリップと、
少なくともプログラムストリップを収容するようになされている開口部と、
前記コミュニケーションバスを介して前記プログラムストリップと通信可能に接続されるように前記プログラムストリップが前記開口部内に少なくとも部分的に配置された後に、前記プログラムストリップの不揮発メモリから情報を受け取るようになされたプロセッサと、を含んでいる装置。
【0070】
[0087]
実施例JJ
前記不揮発メモリがEEPROMである実施形態IIの装置。
[0088]
実施例KK
前記不揮発メモリがフラッシュメモリである実施形態IIの装置。
【0071】
[0089]
実施例LL
複数の試験センサーを更に含んでいる実施形態IIの装置。
[0090]
実施例MM
前記開口部が前記プログラムストリップと複数の試験センサーとの両方を収容するようになされている実施形態LLの装置。
【0072】
[0091]
実施例NN
前記複数の試験センサーが試薬試験センサーである実施形態LLの装置。
[0092]
実施例OO
前記流体が血液であり、分析物がグルコースである実施形態IIの装置。
【0073】
[0093]
実施例PP
前記プログラムストリップと前記プロセッサとを通信可能に接続する助けとなるようになされている複数の電気接続パッドを更に含んでいる実施形態IIの装置。
【0074】
[0094]
実施例QQ
流体内の分析物濃度を測定するようになされた装置への情報を更新する方法であり、
プログラムストリップ、少なくとも当該プログラムストリップを収容するようになされている開口部及びプロセッサを含んでいる装置であって、前記プログラムストリップは不揮発メモリとコミュニケーションバスとを含んでおり、前記不揮発メモリは更新情報を記憶するようになされており、前記コミュニケーションバスは少なくとも2つのラインを有している前記装置を設けるステップと、
前記プログラムストリップと前記プロセッサとが前記コミュニケーションバスを介して通信可能に接続されるように前記プログラムストリップを前記開口部内に少なくとも部分的に配置するステップと、
前記プロセッサを、前記不揮発メモリ内に記憶された情報によって更新するステップとを含む方法。
【0075】
[0095]
実施例RR
前記プログラムストリップを配置するステップが、ユーザーが前記プログラムストリップを把持するステップと、前記プログラムストリップを前記開口部内に少なくとも部分的に配置するステップとを含んでいる実施形態QQの方法。
【0076】
[0096]
実施例SS
前記開口部が、前記プログラムストリップ及び前記複数の試験センサーを受け入れるようになされている実施形態QQの方法。
【0077】
[0097]
実施例TT
前記プログラムストリップの位置決めが、ユーザーが前記プログラムストリップを操作することなく前記装置によって自動的に行われるようになされた実施形態QQの方法。
【0078】
[0098]
実施例UU
前記開口部から前記プログラムストリップを取り出すステップを更に含んでいる実施形態QQの方法。
【0079】
[0099]
実施例VV
流体内の分析物濃度を測定するようになされた装置への情報を更新する方法であり、
プログラムストリップ、少なくとも当該プログラムストリップを収容するようになされている開口部及びプロセッサを含んでいる装置であって、前記プログラムストリップは不揮発メモリとコミュニケーションバスとを含んでおり、前記不揮発メモリは更新情報を記憶するようになされており、前記コミュニケーションバスは正確に2つのラインを有し、当該2つのラインのうちの第一のラインは電力通信ラインであり、第二のラインは接地ラインであるようになされた前記装置を設けるステップと、
前記プログラムストリップと前記プロセッサとが前記コミュニケーションバスを介して通信可能に接続されるように前記プログラムストリップを前記開口部内に少なくとも部分的に配置するステップと、
前記プロセッサを、前記不揮発メモリ内に記憶された情報によって更新するステップとを含む方法。
【0080】
[0100]
実施例WW
前記プログラムストリップを配置するステップが、ユーザーが前記プログラムストリップを把持するステップと、前記プログラムストリップを前記開口部内に少なくとも部分的に配置するステップとを含んでいる実施形態VVの方法。
【0081】
[0101]
実施例XX
前記開口部が、前記プログラムストリップ及び前記複数の試験センサーを受け入れるようになされている実施形態VVの方法。
【0082】
[0102]
実施例YY
前記プログラムストリップの位置決めが、ユーザーが前記プログラムストリップを操作することなく前記装置によって自動的に行われるようになされた実施形態VVの方法。
【0083】
[0103]
実施例ZZ
前記開口部から前記プログラムストリップを取り出すステップを更に含んでいる実施形態VVの方法。
【0084】
[0104]
実施例AAA
前記不揮発メモリがEEPROMである実施形態VVのカートリッジ。
[0105]
実施例BBB
前記不揮発メモリがフラッシュメモリである実施形態VVのカートリッジ。