(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
内部キャビティを有するボディ部であって、トウ部と、ヒール部と、トップ部と、ソール部と、バック部と、フェース挿入物を含むフェース部を持つフロント部とを有し、第1の色を有する、前記ボディ部と、
複数のウェイト部と、
前記トウ部又はその近傍の前記トップ部に取り外し可能に接続され且つ前記トップ部の上面の上に延びる第1のウェイトプラットフォーム部を有する第1の領域であって、前記第1のウェイトプラットフォーム部は、前記フロント部から前記バック部に向かう方向に離して配置された前記複数のウェイト部のうちの少なくとも2つのウェイト部を受けるように構成された、前記第1の領域と、
前記第1のウェイトプラットフォーム部とは別に前記ヒール部又はその近傍の前記トップ部に取り外し可能に接続され且つ前記トップ部の前記上面の上に延びる第2のウェイトプラットフォーム部を有する第2の領域であって、前記第2のウェイトプラットフォーム部は、前記フロント部から前記バック部に向かう方向に離して配置された前記複数のウェイト部のうちの少なくとも2つのウェイト部を受けるように構成された、前記第2の領域と、
を備えたゴルフクラブヘッドであって、
前記第1のウェイトプラットフォーム部及び前記第2のウェイトプラットフォーム部は、前記トウ部から前記ヒール部に向かう方向に前記トップ部上で離して配置され、前記第1のウェイトプラットフォーム部及び前記第2のウェイトプラットフォーム部は、アドレスポジションにいる人に視認可能であり且つゴルフボールを打つときに前記ボディ部の動く方向と実質的に同じ方向に長く延びて、第1の視覚的ガイド部及び第2の視覚的ガイド部を画定し、
前記内部キャビティは、弾性ポリマー材料で少なくとも50%が充填されていることを特徴とするゴルフクラブヘッド。
【発明を実施するための形態】
【0051】
説明の簡素化及び明確化のために、図面は構造を一般的な方法で示し、周知の機能及び技術の説明及び詳細は本開示を不必要に不明瞭にすることを避けるために省略される。また、図面中の要素は一定の縮尺で描かれないことがある。例えば、図面中の一部の要素の寸法は、本開示の実施例の理解の改善を助けるために他の要素に対して誇張され得る。
【0052】
一般に、ゴルフクラブヘッド及びゴルフクラブヘッド製造方法が本明細書に記載される。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
【0053】
図1〜10の例では、ゴルフクラブヘッド100は、ボディ部110と、概して122、124、126として示される、視覚的ガイド部120とを含んでもよい。ボディ部110は、トウ部130と、ヒール部140と、フロント部150と、リア部160と、トップ部170と、ソール部180とを含んでもよい。ボディ部110は、種々の製造方法及び/又は工程(例えば、鋳造工程、鍛造工程、フライス工程、切削工程、研削工程、溶接工程、それらの組み合わせ、等)を介して製造することができる。ボディ部110は、部分的に又は完全に、アルミニウム系材料(例えば、高強度アルミニウム合金、又は高強度合金で被覆された複合アルミニウム合金)、マグネシウム系材料、ステンレス系材料、チタン系材料、タングステン系材料、それらの任意の組み合わせ、及び/又は他の適切なタイプの材料で作製されてもよい。あるいは、ボディ部110は、部分的に又は完全に、非金属材料(例えば、複合材料、プラスチック、等)で作製されてもよい。ゴルフクラブヘッド100は、パター型ゴルフクラブヘッド(例えば、ブレード型パター、ミッドマレット型パター、マレット型パター、等)であってもよい。上述したようなパターのタイプに基づいて、ボディ部110は少なくとも200グラムであってもよい。例えば、ボディ部110は、300から600グラムの範囲であってもよい。
図1〜10は特定のタイプのゴルフクラブヘッドを示すが、本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、他のタイプのクラブヘッド(例えば、ドライバー型クラブヘッド、フェアウェイウッド型クラブヘッド、ハイブリッド型クラブヘッド、アイアン型クラブヘッド、等)に適用されてもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
【0054】
トウ部130及びヒール部140は、それぞれ、ボディ部110の反対側の両端部にあってもよい。ヒール部140は、ゴルフクラブを形成するシャフトの一方の端部で、グリップ(不図示)を持つシャフト(不図示)を受けるように構成されたホーゼル部145と、他方の端部にあるゴルフクラブヘッド100とを含んでもよい。あるいは、ヒール部140は、シャフトを受けるボア部(
図12に1245として1つ示される)を含んでもよい。トウ部130及びヒール部140は、それぞれ、ボディ部110の幅を画定してもよい。
【0055】
同様に、フロント部150及びリア部160は、それぞれ、ボディ部110の反対側の両端部にあってもよい。フロント部150は、フェース部155(例えば、打撃面)を含んでもよい。フェース部155は、ゴルフボール(
図5に500として1つ示される)に衝撃を与えるために使用されてもよい。フェース部155は、ボディ部110と一体的な部分であってもよい。あるいは、フェース部155は、種々の製造方法及び/又は工程(例えば、ボンディング工程、溶接工程、ろう付け工程、機械的なロック方法、機械的な締結方法、それらの任意の組み合わせ、又は他の適切なタイプの製造方法及び/又は工程)を介してボディ部110に結合される、別々の部品又は挿入物でもよい。フェース部155は、ゴルフクラブヘッド100のロフト角を画定するロフト面と関連付けられてもよい。フロント部150及びリア部160は、それぞれ、ボディ部110の長さ(
図9に920として示される)を画定してもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
【0056】
一例では、視覚的ガイド部120は、第1のガイド部122と、第2のガイド部124とを含んでもよい。第1及び第2のガイド部122、124は、それぞれ、フロント部150とリア部160のそれぞれの間に設けられてもよい。例えば、第1及び第2のガイド部122、124は、それぞれ、ボディ部110の長さの範囲に設けられてもよい。第1及び第2のガイド部122、124は、それぞれ、実質的に一致してもよい(例えば、同じ長さ)。あるいは、第1及び第2のガイド部122、124は、それぞれ、異なる長さを有してもよい。すなわち、第1のガイド部122は、第2のガイド部124より長くてもよく、又はその逆でもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
【0057】
視覚的ガイド部120は、実線部、破線部、点線部、又はそれらの任意の組み合わせを含んでもよい。図に示すように、例えば、第1及び第2のガイド部122、124は、それぞれ、実線部であってもよい。視覚的ガイド部120は、色付き線部、凸状線部、凹状線部、レーザエッチング線部、又はそれらの任意の組み合わせを含んでもよい。例えば、第1及び第2のガイド部122、124は、それぞれ、色付き及び凹状線部(例えば、ボディ部110に対するコントラスト層を含む)であってもよい。第1及び第2のガイド部122、124は、ボディ部110の色とは異なる、それぞれ同じ色であってもよい(例えば、2つの対比色)。例えば、第1及び第2のガイド部122、124は、それぞれ、白色であり得る一方で、ボディ部110は、黒色(例えば、黒ニッケルクロム)であり得る。あるいは、ボディ部110及び/又は視覚的ガイド部120は、ボディ部110と視覚的ガイド部120が対照的な仕上げとなるように、異なる方法及び/又は工程で製造されてもよい。例えば、ボディ部110は、黒ニッケルクロムの仕上げであり得る一方で、第1及び第2のガイド部122、124は、それぞれ、ステンレス鋼の仕上げであり得る。上記の例は、第1及び第2のガイド部122、124は、それぞれ、同じ色を有する記述であるが、第1及び第2のガイド部122、124は、それぞれ、異なる色を有してもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
【0058】
また、第1及び第2のガイド部122、124は、それぞれ、互いに実質的に平行であってもよい。第1及び第2のガイド部122、124は、それぞれ、少なくとも1.68インチで分離されてもよい。第1のガイド部122は、トウ部130又はその近傍に配置され得る一方で、第2のガイド部124は、ヒール部140又はその近傍に配置され得る。例えば、第1のガイド部122は、トウ部130の外縁から1インチ未満に位置し得る一方で、第2のガイド部124は、ヒール部140の外縁から1インチ未満に位置し得る。具体的には、トウ部130は、トウ端部135と関連付けられてもよく、ヒール部140は、ヒール端部145と関連付けられてもよい。トウ端部135は、第1の垂直面415(
図4)に接してもよく、ヒール端部145は、第2の垂直面425(
図4)に接してもよい。第1及び第2の垂直面415、425は、それぞれ、互いに実質的に平行であってもよく、また、接地面200に対して実質的に垂直であってもよい(
図2、3)。一例では、第1のガイド部122は、トウ部130の第1の垂直面415から1インチ未満に配置されてもよく、第2のガイド部124は、ヒール部140の第2の垂直面425から1インチ未満に配置されてもよい。あるいは、第1及び第2のガイド部122、124は、それぞれ、第1及び第2の垂直面415、425のそれぞれから異なる距離に配置されてもよい。例えば、第1のガイド部122は、第1の垂直面415から0.5インチ(12.7mm)に配置され得る一方で、第2のガイド部124は、第2の垂直面425から0.75インチに配置され得る。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
【0059】
上述したように、第1及び第2のガイド部122、124は、それぞれ、凹状線部であってもよい。例えば、第1及び第2のガイド部122、124は、それぞれ、U字状の断面形状を有してもよい。あるいは、第1及び第2のガイド部122、124は、それぞれ、V字状の断面形状を有してもよく、任意の他の適切な断面形状を有してもよい。
図9、10に戻り、例えば、第1のガイド部122は、第1の垂直面415からの距離910に配置されてもよい。距離910は、1インチ未満であってもよい。第1のガイド部122は、少なくとも0.5インチ(12.7mm)の長さ920を有してもよい。具体的には、長さ920は、約1.6インチであってもよい。また、第1のガイド部122は、少なくとも0.05インチの幅1010と、少なくとも0.015インチの深さ1020を有してもよい。一例では、幅1010は、約0.1インチであってもよく、深さ1020は、約0.05インチであってもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
【0060】
視覚的ガイド部120は、他のアライメント補助具と同様に、視覚的なアライメントを支援することができる。しかし、視覚的ガイド部120は、他のアライメント補助具とは対照的に、ゴルフホール又はカップに対するゴルフボールを思い描く各人を支援することができる。
図5、11に示されるように、例えば、間隔510は、第1及び第2のガイド部122、124のそれぞれを分離してもよい。具体的には、間隔510は、ゴルフボール500の直径(例えば、1.68インチ又は42.67ミリメートル)よりも大きくてもよい。例えば、間隔510は、ゴルフカップ1100の直径よりも大きくてもよい(例えば、4.25インチ又は107.95ミリメートル)。第1及び第2のガイド部122、124は、それぞれ、ゴルフカップ1100よりも相対的に小さいゴルフボール500(すなわち、ゴルフボール500はゴルフカップ1100の40%未満であり得る)の心的イメージを提供することで、各人の自信とパットの能力の向上を支援することができる。あるいは、間隔510は、ゴルフカップ1100よりも相対的に小さいゴルフボール500の心的イメージを提供するために、4.25インチ以下だが1.68インチより大きくしてもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
【0061】
視覚的ガイド部120はまた、第3のガイド部126を含んでもよい。第3のガイド部126は、ボディ部110を2等分してもよい。第3のガイド部126は、第1及び第2のガイド部122、124のそれぞれの対称線を画定してもよい。第3のガイド部126は、第1及び/または第2のガイド部122、124のそれぞれと同じでもよく、異なっていてもよい。一例では、第1、第2及び第3のガイド部122、124、126は、それぞれ、同じ色の凹状線部であってもよい。あるいは、第1及び第2のガイド部122、124は、それぞれ、凹状線部であり得る一方で、第3のガイド部126は、凸状線部であり得る。別の例では、第3のガイド部126は、第1及び第2のガイド部122、124のそれぞれとは異なる色であってもよい。更に別の例では、第3のガイド部126は、第1及び第2のガイド部122、124のそれぞれとは異なる長さを有してもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
【0062】
図12〜14を参照すると、例えば、ゴルフクラブヘッド1200は、ボディ部1210と、概して1222、1224、1226として示される、視覚的ガイド部1220とを含んでもよい。ボディ部1210は、トウ部1230と、ヒール部1240と、フロント部1250と、リア部1260と、トップ1270と、ソール部1280とを含んでもよい。ホーゼルの代わりに、ゴルフクラブヘッド1200は、シャフト(不図示)を受けるボア1245を含んでもよい。視覚的ガイド部122、124(
図1〜11)と同様に、視覚的ガイド部1222、1224は、第1の垂直面1415と第2の垂直面1425のそれぞれから特定の距離に配置されてもよい。例えば、視覚的ガイド部1222は、第1の垂直面1415から1インチ以内に配置されてもよく、視覚的ガイド部1224は、第2の垂直面1425から1インチ以内に配置されてもよい。また、間隔は、視覚的ガイド部1222、1224を分離してもよく、ゴルフボールの直径よりも大きくてもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
【0063】
図15は、本明細書に記載のゴルフクラブヘッドを製造する1つの方法を示す図である。
図15の例では、プロセス1500は、トウ部130、ヒール部140、フロント部150、及びリア部160を含むボディ部110を供給することで開始され得る(ブロック1510)。フロント部150は、ゴルフボールを打つ打撃面155を含んでもよい。ボディ部110は、種々の製造方法及び/または工程(例えば、鋳造工程、鍛造工程、フライス工程、等)を介して製造されてもよい。
【0064】
プロセス1500は、ゴルフボールを打撃面で打つ視覚的ガイドを提供するために、フロント部150とリア部160との間に設けられる視覚的ガイド部120を供給してもよい(ブロック1520)。視覚的ガイド部120は、トウ部130又はその近傍に配置される第1のガイド部122と、ヒール部140又はその近傍に配置される第2のガイド部124とを含んでもよい。第1及び第2のガイド部122、124は、それぞれ、互いに実質的に平行であってもよい。視覚的ガイド部120は、種々の製造方法及び/または工程(例えば、鋳造工程、鍛造工程、フライス工程、等)を介して製造されてもよい。例えば、視覚的ガイド部120は、ボディ部110と同様の製造工程(例えば、鋳造工程又はフライス工程)で製造されてもよい。他の例では、視覚的ガイド部120は、フライス工程で製造され得る一方で、ボディ部110は、鋳造工程で製造され得る。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
【0065】
図15に戻って参照すると、プロセス1500の例は、単に、ゴルフクラブヘッド100を製造する1つの方法の例を他の図と共に提供し、説明している。アクションの特定の順序を
図15に示しているが、これらのアクションは、他の経時的な順番で実行されてもよい。例えば、
図15に示す2以上のアクションは、連続して、同時に、又は一斉に実行されてもよい。一例では、ブロック1510と1520は、同時に又は一斉に実行されてもよい。
図15は特定の数のブロックを示すが、プロセスは、1以上のブロックを実行しなくてもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
【0066】
図16〜28に戻り、例えば、ゴルフクラブヘッド1600は、ボディ部1610(例えば、
図23、24)と、概して1622、1624、1626として示される、視覚的ガイド部1620とを含んでもよい。ボディ部1610は、トウ部1630と、ヒール部1640と、フロント部1650と、リア部1660と、トップ部1670と、ソール部1680とを含んでもよい。ボディ部1610はまた、シャフト(不図示)を受けるボア部1645を含んでもいよい。あるいは、ボディ部1610は、シャフトを受けるホーゼル(不図示)を含んでもよい。ボディ部1610は、部分的に又は完全に、鋼系材料(例えば、17−4PHステンレス鋼)、チタン系材料、アルミニウム系材料(例えば、高強度アルミニウム合金、又は高強度合金で被覆された複合アルミニウム合金)、それらの任意の組み合わせ、及び/又は他の適切なタイプの材料で作製されてもよい。あるいは、ボディ部1610は、部分的に又は完全に、非金属材料(例えば、複合材料、プラスチック、等)で作製されてもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
【0067】
図23に示すように、例えば、ボディ部1610は、概して第1の視覚的ガイド部1622を形成する第1セットのウェイトポート2320(例えば、図示のウェイトポート2321、2322、2323、2324、2325)及び第2の視覚的ガイド部1624を形成する第2セットのウェイトポート2340(例えば、図示のウェイトポート2341、2342、2343、2344、2345)として示される、2以上のウェイトポートを含んでもよい。第1及び第2セットのウェイトポート2320、2340は、それぞれ、1以上のウェイト部(例えば、
図25に2500として1つ示される)を受けるよう構成された外部ウェイトポートであってもよい。具体的には、第1及び第2セットのウェイトポート2320、2340は、ゴルフクラブヘッド1600の周辺又はその近傍に配置されてもよい。例えば、第1及び第2セットのウェイトポート2320、2340は、それぞれ、トップ部1670上又はその近傍にあってもよい。第1セットのウェイトポート2320は、トウ部1630又はその近傍にあり得る一方で、第2セットのウェイトポート2340は、ヒール部1640又はその近傍にあり得る。
【0068】
第1セットのウェイトポート2320の各ウェイトポートは、第1ポート直径(PD
1)を有してもよい。具体的には、第1ポート直径未満の均一な距離は、第1セット2320のうちの隣接するいずれか2つのウェイトポート(例えば、(i)ウェイトポート2321と2322、(ii)ウェイトポート2322と2323、(iii)ウェイトポート2323と2324、又は(iv)ウェイトポート2324と2325)を離してもよい。一例では、第1ポート直径は、約0.25インチであってもよく、第1セット2320のうちの隣接するいずれか2つのウェイトポートは、0.1インチで離されてもよい。同様に、第2セットのウェイトポート2340の各ウェイトポートは、第2ポート直径(PD
2)を有してもよい。第2ポート直径未満の均一な距離は、第2セット2340のうちの隣接するいずれか2つのウェイトポート(例えば、(i)ウェイトポート2341と2342、(ii)ウェイトポート2342と2343、(iii)ウェイトポート2343と2344、又は(iv)ウェイトポート2344と2345)を離してもよい。第1ポート直径及び第2ポート直径は、互いに等しくてもよい(すなわち、PD
1=PD
2)。例えば、第2ポート直径は、約0.25インチであってもよく、第2セット2340のうちの隣接するいずれか2つのウェイトポートは、0.1インチで離されてもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
【0069】
上述したように、視覚的ガイド部1620は、第3のガイド部1626を含んでもよい。従って、ボディ部1610は、概して第3のガイド部1626を形成する第3セットのウェイトポート2360(例えば、図示のウェイトポート2361、2362、2363、2364、2365、2366、2367、2368)として示される、2以上のウェイトポートを含むことができる。具体的には、第3のガイド部1626は、第1及び第2のガイド部1622、1624から実質的に等距離であってもよい。例えば、第3のガイド部1626は、ボディ部1610の中央又はその近傍の位置で、フロント部1650とリア部1660との間に設けられてもよい。第3セットのウェイトポート2360の各ウェイトポートは、第3ポート直径(PD
3)を有してもよい。第3ポート直径は、第1ポート直径又は第2ポート直径と等しくてもよい(すなわち、PD
1=PD
2=PD
3)。具体的には、第3ポート直径未満の均一な距離は、第3セット2360のうちの隣接するいずれか2つのウェイトポート(例えば、(i)ウェイトポート2361と2362、(ii)ウェイトポート2362と2363、(iii)ウェイトポート2363と2364、(iv)ウェイトポート2364と2365、(v)ウェイトポート2365と2366、(vi)ウェイトポート2366と2367、又は(vii)ウェイトポート2367と2368)を離してもよい。ボディ部1610はまた、U字状の凹部1690を含んでもよい。第3のガイド部1626は、U字状の凹部1690内に配置されてもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
【0070】
また
図24に示すように、ボディ部1610は、内部キャビティ2400を含んでもよい。内部キャビティ2400は、衝撃を吸収し、振動を分離し、及び/又はノイズを減衰するように、弾性ポリマー又はエラストマー材料、熱可塑性エラストマー材料(TPE)、熱可塑性ポリウレタン材料(TPU)、及び/又は他の適切なタイプの材料で、部分的に又は完全に充填されてもよい。プレート部2000(
図20)は、ソール部1680から内部キャビティ2400を覆ってもよい。プレート部2000は、部分的に又は完全に、鋼系材料(例えば、17−4PHステンレス鋼)、チタン系材料、アルミニウム系材料(例えば、高強度アルミニウム合金、又は高強度合金で被覆された複合アルミニウム合金)、それらの任意の組み合わせ、及び/又は他の適切なタイプの材料で作製されてもよい。あるいは、ボディ部1610は、
図28に2810として1つ示すように、部分的に又は完全に、非金属材料(例えば、複合材料、プラスチック、等)で作製されてもよい。
【0071】
視覚的ガイド部1622、1624は、それぞれ、視覚的ガイド部1222、1224(
図12〜14)と同様な方法で、第1の垂直面1615と第2の垂直面1625のそれぞれから特定の距離に配置されてもよい。例えば、視覚的ガイド部1622は、第1の垂直面1615から1インチ以内に配置されてもよく、視覚的ガイド部1624は、第2の垂直面1625から1インチ以内に配置されてもよい。また、間隔1910は、視覚的ガイド部1622、1624を分離してもよく、ゴルフボールの直径より大きくてもよい。一例では、間隔1910は、3インチ(3in.)より大きくてもよい。別の例では、間隔1910は、約3.75インチでもよい。
【0072】
視覚的ガイド部1622、1624は、ゴルフクラブヘッド1600の周囲に対して配置してもよい。一例では、視覚的ガイド部1622は、トウ部1630又はその近傍の周囲から0.5インチ(12.7mm)未満に配置され得る一方で、視覚的ガイド部1624は、ヒール部1640又はその近傍の周囲から0.5インチ(12.7mm)未満に配置され得る。また、視覚的ガイド部1622、1624の各々は、フロント部1650とリア部1660との間の最大長1690程度に設けられてもよい。あるいは、視覚的ガイド部1622、1624の各々は、フロント部1650とリア部1660との間の最大長1690の50%未満に設けられてもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
【0073】
視覚的ガイド部1622、1624の各々は、それぞれ、実線(例えば、視覚的ガイド部1222、1224)に代えて、概して第1セットのウェイト部1920(例えば、図示の1921、1922、1923、1924、1925)及び第2セットのウェイト部1940(例えば、図示の1941、1942、1943、1944、1945)として示される、2以上のウェイト部で形成される点線であってもよい。同様に、視覚的ガイド部1626は、概して第3セットのウェイト部1960(例えば、図示の1961、1962、1963、1964、1965、1966、1967、1968)として示される、2以上のウェイト部で形成される点線であってもよい。第1、第2及び第3セットのウェイト部1920、1940、1960は、それぞれ、部分的に又は完全に、タングステン系材料のような高密度材料又は適切なタイプの材料で作製されてもよい。あるいは、第1、第2及び第3セットのウェイト部1920、1940、1960は、それぞれ、部分的に又は完全に、非金属材料(例えば、複合材料、プラスチック、等)で作製されてもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
【0074】
第1、第2及び第3セットのウェイト部1920、1940、1960は、それぞれ、類似又は異なる物理的特性(例えば、密度、形状、質量、体積、サイズ、色、等)を有してもよい。
図25〜27に例を図示するように、第1、第2及び第3セット1920、1940、1960の各ウェイト部は、円筒形状(例えば、円形の断面)を有してもよい。あるいは、第1及び第2セット1920、1940の各ウェイト部は、第1の形状(例えば、円筒形状)であり得る一方で、第3セット1960の各ウェイト部は、第2の形状(例えば、矩形状)であり得る。上記の例は特定の形状を持つウェイト部を記載しているが、本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、他の適切な形状(例えば、球体の一部又は全部、立方体、円錐、円柱、角錐、円錐台、立方体状、角柱、錐台、又は他の適切な幾何学的形状)のウェイト部を含んでもよい。
【0075】
また、第1、第2及び第3セット1920、1940、1960の各ウェイト部は、それぞれ、約0.25インチの直径2510を有してもよいが、第1、第2及び第3セットのウェイト部1920、1940、1960は、それぞれ、異なる高さであってもよい。具体的には、第1及び第2セット1920、1940の各ウェイト部は、第1高さ2610(
図26)と関連付けられてもよく、第3セット1960の各ウェイト部は、第2高さ2710(
図27)と関連付けられてもよい。第1高さ2610は、第2高さ2710より相対的に長くてもよい。一例では、第1高さ2610は、約0.3インチであり得る一方で、第2高さ2710は、約0.16インチであり得る。あるいは、第1高さ2610は、第2高さ2710以下であってもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
【0076】
第1及び第2セットのウェイト部1920、1940は、それぞれ、ウェイトポートに固定するためのネジ山を含んでもよい。例えば、第1及び第2セットのウェイト部1920、1940の各ウェイト部は、ネジであってもよい。第1及び第2セットのウェイト部1920、1940は、それぞれ、工具有り又は無しでボディ部1610から容易に取り外し可能でなくともよい。あるいは、第1及び第2セットのウェイト部1920、1940は、それぞれ、第1及び第2セット1920、1940の1以上のウェイト部を相対的に重い又は軽いウェイト部にそれぞれ付け替えることができるように、(例えば、工具有りで)容易に取り外し可能であってもよい。別の例では、第1及び第2セットのウェイト部1920、1940は、それぞれ、第1及び第2セットのウェイト部1920、1940をそれぞれ容易に取り外しできないように、エポキシ樹脂又は接着剤でボディ部1610のウェイトポートに固定されてもよい。更に別の例では、第1及び第2セットのウェイト部1920、1940は、それぞれ、第1及び第2セットのウェイト部1920、1940をそれぞれ容易に取り外しできないように、エポキシ樹脂及びネジ山の両方でボディ部1610のウェイトポートに固定されてもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
【0077】
ゴルフクラブヘッド1600はまた、第4セットのウェイト部2120(例えば、図示の2121、2122、2123、2124)及び第5セットのウェイト部2220(例えば、図示の2221、2222、2223、2224)を含んでもよい。第4及び第5セットのウェイト部2120、2220は、リア部1660又はその近傍に配置されてもよいが、第4セットのウェイト部2120は、ヒール部1640又はその近傍に配置され得る一方で、第5セットのウェイト部2220は、トウ部1630又はその近傍に配置され得る。第4及び第5セットのウェイト部2120、2220の各々は、少なくとも3つのウェイト部を含んでもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
【0078】
上記の例は、特定の数の視覚的ガイド部、ウェイトポート、及びウェイト部を記載するが、本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、より多い又はより少ない視覚的ガイド部、ウェイトポート、及び/又はウェイト部を含んでもよい。
図16〜24は、特定のタイプのパタークラブヘッド(例えば、マレット型パタークラブヘッド)を示すが、本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、他のタイプのパターに適用されてもよい。
図29に示すように、本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、ブレード型パタークラブヘッド2900に適用されてもよい。例えば、ゴルフクラブヘッド2900は、ボディ部2910と、概して2922、2924として示される、視覚的ガイド部2920とを含んでもよい。ボディ部2910は、トウ部2930と、ヒール部2940と、フロント部2950と、リア部2960と、トップ部2970とを含んでもよい。ボディ部2910はまた、シャフト(不図示)を受けるボア2945を含んでもよい。あるいは、ボディ部2910は、シャフトを受けるホーゼル(不図示)を含んでもよい。ボディ部2910は、部分的に又は完全に、鋼系材料(例えば、17−4PHステンレス鋼)、チタン系材料、アルミニウム系材料(例えば、高強度アルミニウム合金、又は高強度合金で被覆された複合アルミニウム合金)、それらの任意の組み合わせ、及び/又は他の適切なタイプの材料で作製されてもよい。あるいは、ボディ部2910は、部分的に又は完全に、非金属材料(例えば、複合材料、プラスチック、等)で作製されてもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
【0079】
視覚的ガイド部2922、2924は、それぞれ、視覚的ガイド部1622、1624(
図16〜24)と同様に、第1の垂直面2915と第2の垂直面2925のそれぞれから特定の距離に配置されてもよい。例えば、視覚的ガイド部2922は、第1の垂直面2915から1インチ以内に配置されてもよく、視覚的ガイド部2924は、第2の垂直面2925から1インチ以内に配置されてもよい。また、間隔3010は、視覚的ガイド部2922、2924を分離してもよく、ゴルフボールの直径より大きくてもよい。一例では、間隔3010は、3インチ(3in.)より大きくてもよい。別の例では、間隔3010は、約3.75インチであってもよい。
【0080】
視覚的ガイド部2922、2924は、ゴルフクラブヘッド2900の周囲に対して配置されてもよい。一例では、視覚的ガイド部2922は、トウ部2930又はその近傍の周囲から0.5インチ(12.7mm)未満に配置され得る一方で、視覚的ガイド部2924は、ヒール部2940又はその近傍の周囲から0.5インチ(12.7mm)未満に配置され得る。また、視覚的ガイド部2922、2924の各々は、フロント部2950とリア部2960との間の最大長2990程度に設けられてもよい。あるいは、視覚的ガイド部2922、2924の各々は、フロント部2950とリア部2960との間の最大長2990の50%未満に設けられてもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
【0081】
視覚的ガイド部2922、2924の各々は、それぞれ、概して第1セットのウェイト部3020(例えば、図示の3021、3022、3023、3024、3025)及び第2セットのウェイト部3040(例えば、図示の3041、3042、3043、3044、3045)として示される、2以上のウェイト部で形成される点線であってもよい。第1セット及び第2セットのウェイト部3020、3040は、それぞれ、部分的に又は完全に、タングステン系材料のような高密度材料又は適切なタイプの材料で作製されてもよい。あるいは、第1セット及び第2セットのウェイト部3020、3040は、それぞれ、部分的に又は完全に、非金属材料(例えば、複合材料、プラスチック、等)で作製されてもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
【0082】
第1及び第2セットのウェイト部3020、3040は、それぞれ、類似又は異なる物理的特性(例えば、密度、形状、質量、体積、サイズ、色、等)を有してもよい。
図25〜27に例を図示するように、第1及び第2セット3020、3040のウェイト部の各々は、円筒形状(例えば、円形の断面)を有してもよい。上記の例は特定の形状を持つウェイト部を記載しているが、本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、他の適切な形状(例えば、球体の一部又は全部、立方体、円錐、円柱、角錐、円錐台、立方体状、角柱、錐台、又は他の適切な幾何学的形状)のウェイト部を含んでもよい。
【0083】
第1及び第2セットのウェイト部3020、3040は、それぞれ、ウェイトポートに固定するためのネジ山を含んでもよく、該ウェイトポートもまた、対応するネジ山を有してもよい。例えば、第1及び第2セットのウェイト部3020、3040の各ウェイト部は、ネジであってもよい。第1及び第2セットのウェイト部3020、3040は、それぞれ、工具有り又は無しでボディ部2910から容易に取り外し可能でなくともよい。あるいは、第1及び第2セットのウェイト部3020、3040は、それぞれ、第1及び第2セット3020、3040の1以上のウェイト部を相対的に重い又は軽いウェイト部にそれぞれ付け替えることができるように、(例えば、工具有りで)容易に取り外し可能であってもよい。別の例では、第1及び第2セットのウェイト部3020、3040は、それぞれ、第1及び第2セットのウェイト部3020、3040をそれぞれ容易に取り外しできないように、エポキシ樹脂又は接着剤でボディ部2010のウェイトポートに固定されてもよい。更に別の例では、第1及び第2セットのウェイト部3020、3040は、それぞれ、第1及び第2セットのウェイト部3020、3040をそれぞれ容易に取り外しできないように、エポキシ樹脂及びネジ山の両方でボディ部2910のウェイトポートに固定されてもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
【0084】
図30、31の例では、ゴルフクラブヘッド3100は、ボディ部3110を含んでもよい。ボディ部3110は、トウ部(不図示)と、ヒール部(不図示)と、フロント部3150と、リア部3160と、トップ部3170と、ソール部3180とを含んでもよい。ボディ部3110は、種々の製造方法及び/又は工程(例えば、鋳造工程、鍛造工程、フライス工程、切削工程、研削工程、溶接工程、それらの組み合わせ、等)を介して製造することができる。ボディ部3110は、部分的に又は完全に、アルミニウム系材料(例えば、高強度アルミニウム合金、又は高強度合金で被覆された複合アルミニウム合金)、マグネシウム系材料、ステンレス系材料、チタン系材料、タングステン系材料、それらの任意の組み合わせ、及び/又は他の適切なタイプの材料で作製されてもよい。あるいは、ボディ部3110は、部分的に又は完全に、非金属材料(例えば、複合材料、プラスチック、等)で作製されてもよい。ゴルフクラブヘッド3100は、パター型ゴルフクラブヘッド(例えば、ブレード型パター、ミッドマレット型パター、マレット型パター、等)であってもよい。上述したようなパターのタイプに基づいて、ボディ部3110は少なくとも200グラムであってもよい。例えば、ボディ部110は、300から600グラムの範囲であってもよい。
図30、31は特定のタイプのゴルフクラブヘッドを示すが、本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、他のタイプのクラブヘッド(例えば、ドライバー型クラブヘッド、フェアウェイウッド型クラブヘッド、ハイブリッド型クラブヘッド、アイアン型クラブヘッド、等)に適用されてもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
【0085】
ボディ部3110は、ゴルフクラブを形成するように、一方の端部にゴルフクラブヘッド3100があり且つ他方の端部にグリップ(不図示)を持つシャフト(不図示)を受けるように構成されたホーゼル部3145を含んでもよい。フロント部3150及びリア部3160は、それぞれ、ボディ部3110の反対側の両端部にあってもよい。フロント部3150は、フェース部3155(例えば、打撃面)を含んでもよい。フェース部3155は、ゴルフボール(
図5に500として1つ示される)に衝撃を与えるために使用されてもよい。フェース部3155は、ボディ部3110と一体的な部分であってもよい。あるいは、フェース部3155は、種々の製造方法及び/又は工程(例えば、ボンディング工程、溶接工程、ろう付け工程、機械的なロック方法、機械的な締結方法、それらの任意の組み合わせ、又は他の適切なタイプの製造方法及び/又は工程)を介してボディ部3110に結合される、別々の部品又は挿入物でもよい。フェース部3155は、ゴルフクラブヘッド3100のロフト角を画定するロフト面と関連付けられてもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
【0086】
ボディ部3110は、本明細書に記載の任意のゴルフクラブヘッドと同様に1以上のウェイトポート及び1以上のウェイト部を含んでもよい。例えば、ウェイトポート3120が
図31に示されている。例えば、ボディ部3110は、複数のウェイト部を受けるように構成された、ゴルフクラブヘッド1600のウェイトポート2320と同様な第1セットのウェイトポート(不図示)と、ゴルフクラブヘッド1600のウェイトポート2340と同様な第2セットのウェイトポート(不図示)とを含んでもよい。従って、ゴルフクラブヘッド3100のウェイトポート及びウェイト部の具体的な説明は省略する。あるいは、ボディ部3110は、任意のウェイトポート及び/又はウェイト部を含まなくてもよい。
【0087】
ボディ部3110は、フロント部3150とバック部3160の間に延在する内部キャビティ3182を含む中空体であってもよい。また、内部キャビティ3182は、トップ部3170とソール部3180の間に延在してもよい。キャビティウォール部3184は、内部キャビティ3180とフェース部3155とを分離してもよい。内部キャビティ3180は、キャビティ高3186(H
C)と関連付けられてもよく、ボディ部3110は、ボディ高3188(H
B)と関連付けられてもよい。キャビティ高3186とボディ高3188はトウ部とヒール部の間で変化し得るが、キャビティ高3186は、ボディ高3188の少なくとも50%であってもよい(H
C>0.5*H
B)。例えば、キャビティ高3186は、ボディ高3188の70%から85%の間で変化してもよい。内部キャビティ3180のキャビティ高3186がボディ高3188の50%より大きい場合、ゴルフクラブヘッド3100は、ゴルフクラブヘッド3100がフェース部3155を介してゴルフボールを打つときに、ボディ高の50%より小さいキャビティ高を持つゴルフクラブヘッドよりも、比較的より一貫した感触、音、及び/又は結果を生じさせることができる。しかし、キャビティ高3186は、ボディ高3188の50%より小さくてもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
【0088】
一例では、内部キャビティ3182は、無充填(すなわち、空の空間)であってもよい。あるいは、内部キャビティ3182は、充填材料(例えば、概して3190として示される)で、部分的に又は完全に充填されてもよい。充填材料3190は、衝撃を吸収し、振動を分離し、及び/又はノイズを減衰するように、弾性ポリマー又はエラストマー材料(例えば、オハイオ州、ケント、Sorbothane社製のSorbothane(登録商標)のような粘弾性ウレタンポリマー材料)、熱可塑性エラストマー材料(TPE)、熱可塑性ポリウレタン材料(TPU)、及び/又は他の適切なタイプの材料であってもよい。例えば、内部キャビティ3182の少なくとも50%は、ゴルフクラブヘッド3100がフェース部3155を介してゴルフボールを打つときに、衝撃を吸収し、振動を分離し、及び/又はノイズを減衰するように、TPE材料で充填されてもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
【0089】
別の例では、充填材料3190は、ゴルフクラブヘッド3100がフェース部3155を介してゴルフボールを打つときに、衝撃を吸収し、振動を分離し、及び/又はノイズを減衰するように、エチレン共重合体材料などのポリマー材料であってもよい。具体的には、内部キャビティ3182の少なくとも50%は、高密度エチレン共重合体アイオノマー、脂肪酸変成エチレン共重合体アイオノマー、高非晶質エチレン共重合体アイオノマー、エチレン酸アクリレート三元共重合体のアイオノマー、マグネシウムアイオノマーを含むエチレン共重合体、様々な形状を作り出す従来の射出成形装置で使用される射出成型可能なエチレン共重合体、様々な形状を作り出す従来の押出し装置で使用できるエチレン共重合体、及び/又は熱硬化性ポリブタジエンゴムに類似した高圧縮性及び低反発性のエチレン共重合体で充填されてもよい。例えば、エチレン共重合体は、デラウェア州、ウィルミントンのE.I.du Pont de Nemours and Company社製の、DuPont(登録商標)高性能樹脂(HPF)ファミリーの材料(例えば、DuPont(登録商標)HPF AD1172、DuPont(登録商標) HPF AD1035、DuPont(登録商標) HPF 1000、及びDuPont(登録商標) HPF 2000)に関連する任意のエチレン共重合体を含んでもよい。エチレン共重合体のDuPont(登録商標)ファミリーは、射出成型可能であり、低圧縮性及び高反発力を提供する従来の射出成形装置及び金型を使用することができる。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
【0090】
充填材料3190は、
図30に示すようなボディ部3110のポート3192を介して射出成型工程により内部キャビティ3182に注入されてもよい。ポート3192は、ポート3192を通じて内部キャビティ3182に充填材料を注入できるように、ボディ部3110上に開口部3194を有してもよい。ポート3192は、プラグ3196を有してもよく、これにより内部キャビティ3182に充填材料3190を注入した後に開口部3194を閉じることができる。あるいは、
図31に例示するように、ボディ部3110のウェイトポート3120の少なくとも1つは、ポート3192と同様の接続ポート3122を通じて内部キャビテイ3182に接続されてもよい。従って、充填材料は、接続ポート3122を通じて少なくとも1つのウェイトポート3120から内部キャビティ3182に注入されてもよい。
【0091】
例えば、内部キャビティ3182の少なくとも50%は、ゴルフクラブヘッド3100がフェース部3155を介してゴルフボールを打つときに、衝撃を吸収し、振動を分離し、ノイズを減衰し、及び/又は構造的支持を提供するように、TPE材料で充填されてもよい。キャビティウォール部3184の支持と、弾性ポリマー材料で内部キャビティ3182の少なくとも一部を充填することによって、フェイス部3155は、ゴルフクラブヘッド3100の構造的完全性、音、及び/又は感触を劣化させずに相対的に薄くすることができる。一例では、フェース部3155は、0.075インチ以下の厚さ(例えば、キャビティウォール部3182の厚さ)を有してもよい。別の例では、フェース部3155は、0.060インチ以下の厚さを有してもよい。更に別の例では、フェース部3155は、0.050インチ以下の厚さを有してもよい。更に、フェース部3155は、0.030以下の厚さを有してもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、種々の実施例で実施することができ、これらの実施例の幾つかの上記説明は、必ずしも全ての可能な実施例の完全な説明を表すものではない。代わりに、図面の説明、及び図面自体は、少なくとも1つの実施例を開示し、及び代替の実施例を開示してもよい。
【0092】
図31の例では、ゴルフクラブヘッド3200は、ボディ部3210を含んでもよい。ボディ部3210は、トウ部3230と、ヒール部3240と、フロント部3250と、リア部3260と、トップ部3270と、ソール部3280とを含んでもよい。ボディ部3210は、種々の製造方法及び/又は工程(例えば、鋳造工程、鍛造工程、フライス工程、切削工程、研削工程、溶接工程、それらの組み合わせ、等)を介して製造することができる。ボディ部3210は、部分的に又は完全に、アルミニウム系材料(例えば、高強度アルミニウム合金、又は高強度合金で被覆された複合アルミニウム合金)、マグネシウム系材料、ステンレス系材料、チタン系材料、タングステン系材料、それらの任意の組み合わせ、及び/又は他の適切なタイプの材料で作製されてもよい。あるいは、ボディ部3210は、部分的に又は完全に、非金属材料(例えば、複合材料、プラスチック、等)で作製されてもよい。ゴルフクラブヘッド3200は、パター型ゴルフクラブヘッド(例えば、ブレード型パター、ミッドマレット型パター、マレット型パター、等)であってもよい。上述したようなパターのタイプに基づいて、ボディ部3210は少なくとも200グラムであってもよい。例えば、ボディ部3210は、300から600グラムの範囲であってもよい。
図31は特定のタイプのゴルフクラブヘッドを示すが、本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、他のタイプのクラブヘッド(例えば、ドライバー型クラブヘッド、フェアウェイウッド型クラブヘッド、ハイブリッド型クラブヘッド、アイアン型クラブヘッド、等)に適用されてもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
【0093】
ボディ部3210は、ゴルフクラブを形成するように、一方の端部にゴルフクラブヘッド3200があり且つ他方の端部にグリップ(不図示)を持つシャフト(不図示)を受けるように構成されたホーゼル部3245を含んでもよい。フロント部3250及びリア部3260は、それぞれ、ボディ部3210の反対側の両端部にあってもよい。フロント部3250は、フェース部3255(例えば、打撃面)を含んでもよい。フェース部3255は、ゴルフボール(
図5に500として1つ示される)に衝撃を与えるために使用されてもよい。フェース部3255は、ゴルフクラブヘッド3200のロフト角を画定するロフト面と関連付けられてもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
【0094】
ボディ部3210は、本明細書に記載の任意のゴルフクラブヘッドと同様に1以上のウェイトポート及び1以上のウェイト部を含んでもよい。例えば、ボディ部3210は、リア部3260上に第1セットのウェイトポート3320を含んでもよい。
図32〜37の例では、リア部3260は、第1セットのウェイトポート3320の第1のウェイトポート3322と第1セットのウェイトポート3320の第2のウェイトポート3324を有するバックウォール部3262を含む。第1のウェイトポート3322は、第2のウェイトポート3324よりもトウ部3230に近接してもよい。第2のウェイトポート3324は、第1のウェイトポート3322よりもヒール部3240に近接してもよい。第1のウェイトポート3322及び第2のウェイトポート3324は、それぞれ、バックウォール部3262又はリア部3260上の任意の位置にあってもよい。ボディ部3210は、バックウォール部3262上に任意のウェイトポートを含まなくてもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
【0095】
図32〜37の例では、ボディ部3210は、ヒール部3240の近傍のトウ部3230とヒール部3240の間に延在する、
図35に示すような第2セットのウェイトポート3340を含んでもよい。第2セットのウェイトポート3340は、
図34にウェイトポート3342、3343、3344として示す3つのウェイトポートのような、任意の数のウェイトポートを含んでもよい。ボディ部3210は、トウ部の近くに位置してトウ部3230とヒール部3240の間に延在する第3セットのウェイトポート3360を含んでもよい。第3セットのウェイトポート3360は、第2セットのウェイトポート3340のウェイトポートと同様の3つのウェイトポートのような、任意の数のウェイトポートを含んでもよい。第2及び第3セットのウェイトポート3340、3360は、それぞれ、互いに類似し且つボディ部3210の中間点に対して対称に配置されてもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
【0096】
ゴルフクラブヘッド3200は、複数のウェイト部を含んでもよい。各ウェイトポートは、ウェイト部を受けるように構成されてもよい。例えば、第1セットのウェイトポート3320のウェイトポート3322、3324は、ウェイト部3332、3334のそれぞれを受けることができる。例えば、第2ウェットのウェイトポート3340のウェイトポート3342、3343、3344は、ウェイトポート3352、3353、3354のそれぞれを受けることができる。第3セットのウェイトポート3360の各ウェイトポートは、第2セットのウェイトポート3340と同様にウェイト部を受けることができる。
図37の例では、第3セットのウェイトポート3360のウェイトポート3362は、ウェイト部3372を受けたものとして示されている。ゴルフクラブヘッド3200のウェイトポート及びウェイト部の構成(例えば、内径、外径、サイズ、形状、隣接するウェイトポート又はウェイト部との距離、等)は、本明細書に記載の任意のゴルフクラブヘッドのウェイトポート及びウェイト部と多くの点で類似してもよい。従って、ゴルフクラブヘッド3200のウェイトポート及びウェイト部の具体的な説明は省略する。あるいは、ボディ部3210は、任意のウェイトポート及び/又はウェイト部を含まなくてもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
【0097】
図32〜37の例では、フェース部3255は、ボディ部3210に結合される別々の部品又は挿入物を含んでもよい。フェース部3255は、任意の製造方法及び/又は工程(例えば、ボンディング工程、溶接工程、ろう付け工程、機械的なロック方法、機械的な締結方法、それらの任意の組み合わせ、又は他の適切なタイプの製造方法及び/又は工程)を介してフロント部に結合される、フェース挿入物3256を含んでもよい。
図32、34に示す一例では、フェース挿入物3256は、フェース挿入物3256のトウ部及びヒール部の近傍に2つの締結穴3258を含んでもよい。締結穴3258の各々は、ボディ部3210にフェース挿入物3256を取り付けるための締結具3262を受けるように構成されてもよい。ボディ部3210は、締結具3262を受けるように構成された2つの締結ポート3268(
図34に1つの締結ポート3268を示す)を含んでもよい。各締結ポート3268は、締結具3262の外部ネジ山と係合するように構成された内部ネジ山を有してもよい。
【0098】
フェース部3255は、フェース挿入物3256を受けるように構成された周辺凹部3272を含んでもよい。
図34〜37に例を示すように、フェース挿入物3256がボディ部3210に固定されたときに、フェース挿入物がフェース部3255と同一平面上又は実質的に同一平面上に位置するように、周辺凹部3272の深さはフェース挿入物3256の厚さと同様であってもよい。あるいは、フェース挿入物3256は、フェース部3255から突き出てもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
【0099】
締結具3262は、ゴルフクラブ3200のバランスを取るために、及び/又は、ヒール又はトウの重量バイアスを提供するために、類似又は異なる重量を有してもよい。例えば、ボディ部3210の重量は、締結具3262の重量をそれぞれ増加又は減少させることで、同様に増加又は減少させることができる。一例では、ゴルフクラブヘッドは、トウ部3230に近接する締結具3262をヒール部3240に近接する締結具3262より重くすることで、トウ側に偏った重量構成を提供することができる。反対に、ゴルフクラブヘッドは、ヒール部3240に近接する締結具をトウ部3230に近接する締結具3262より重くすることで、ヒール側に偏った重量構成を提供することができる。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
【0100】
フェース挿入物3256をボディ部3210に取り付けるために、フェース挿入物3256は周辺凹部3272に挿入されてもよく、それにより、フェース挿入物3256の締結穴3258とボディ部3210の締結ポート3268とを概ね整列させることができる。締結具3262は、締結穴3258を通じて挿入され、締結ポート3268に捻じ込まれて、ボディ部3210にフェース挿入物3256をしっかりと取り付けることができる。フェース挿入物3256は、ゴルフクラブヘッド3210に特定のボール打撃特性を与えるために、金属、金属合金、プラスチック、木材、複合材料又はそれらの組み合わせ等の任意の材料から構成されてもよい。フェース挿入物3256を製造するための材料は、ボールの速度及び回転の特性に影響を与える可能性がある。従って、フェース挿入物3256は、各人に特定のボールの速度及び回転の特性を提供するように選択されてもよい。このため、フェース挿入物3256は、異なるボールの速度及び回転の特性を有する他のフェース挿入物3256と交換可能でもよい。フェース挿入物3256は、ボンディング、溶接、接着剤及び/又は他の適切な締結機器及び/又は方法のような、他の方法又は機器によってボディ部3210に結合されてもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
【0101】
ボディ部3210は、フロント部3250とリア部3260の間、及びトウ部3230とヒール部3240の間に延在する内部キャビティ3282を含んでもよい。
図35〜37に示す一例では、内部キャビティ3282は、フェース挿入物3256によって覆われるフェース部3250内の凹部3284によって画定されてもよい。凹部3284は、トウ部3230の近くからヒール部3240の近くまで、及びトップ部3270の近くからソール部3280の近くまで延在してもよい。あるいは、凹部3282は、ボディ部3210の締結ポート3268の間に延在してもよい。一例では、凹部3282は、概してゴルフボールを打つフェース部3255の領域内及び/又は近傍に位置してもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
【0102】
内部キャビティ3282は、キャビティ高3286(H
C)と関連付けられてもよく、ボディ部3210は、ボディ高3288(H
B)と関連付けられてもよい。キャビティ高3286とボディ高3288はトウ部とヒール部の間で変化し得るが、キャビティ高3286は、ボディ高3288の少なくとも50%であってもよい(H
C>0.5*H
B)。例えば、キャビティ高3286は、ボディ高3288の70%から85%の間で変化してもよい。内部キャビティ3282のキャビティ高3286がボディ高3288の50%より大きい場合、ゴルフクラブヘッド3200は、ゴルフクラブヘッド3200がフェース部3255を介してゴルフボールを打つときに、ボディ高の50%より小さいキャビティ高を持つゴルフクラブヘッドよりも、比較的より一貫した感触、音、及び/又は結果を生じさせることができる。しかし、キャビティ高3286は、ボディ高3288の50%より小さくてもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
【0103】
一例では、内部キャビティ3282は、無充填(すなわち、空の空間)であってもよい。あるいは、内部キャビティ3282は、フェース部3255でゴルフボールを打つときに、衝撃を吸収し、振動を分離し、及び/又はノイズを減衰するように、充填材料3292で部分的に又は完全に充填されてもよい。充填材料3292は、衝撃を吸収し、振動を分離し、及び/又はノイズを減衰するように、弾性ポリマー又はエラストマー材料(例えば、オハイオ州、ケント、Sorbothane社製のSorbothane(登録商標)のような粘弾性ウレタンポリマー材料)、熱可塑性エラストマー材料(TPE)、熱可塑性ポリウレタン材料(TPU)、及び/又は他の適切なタイプの材料であってもよい。例えば、内部キャビティ3282の少なくとも50%は、ゴルフクラブヘッド3200がフェース部3255を介してゴルフボールを打つときに、衝撃を吸収し、振動を分離し、及び/又はノイズを減衰するように、TPE材料で充填されてもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
【0104】
別の例では、充填材料3292は、ゴルフクラブヘッド3210がフェース部3255を介してゴルフボールを打つときに、衝撃を吸収し、振動を分離し、及び/又はノイズを減衰するように、エチレン共重合体材料などのポリマー材料であってもよい。具体的には、内部キャビティ3282の少なくとも50%は、高密度エチレン共重合体アイオノマー、脂肪酸変成エチレン共重合体アイオノマー、高非晶質エチレン共重合体アイオノマー、エチレン酸アクリレート三元共重合体のアイオノマー、マグネシウムアイオノマーを含むエチレン共重合体、様々な形状を作り出す従来の射出成形装置で使用される射出成型可能なエチレン共重合体、様々な形状を作り出す従来の押出し装置で使用できるエチレン共重合体、及び/又は熱硬化性ポリブタジエンゴムに類似した高圧縮性及び低反発性のエチレン共重合体で充填されてもよい。例えば、エチレン共重合体は、デラウェア州、ウィルミントンのE.I.du Pont de Nemours and Company社製の、DuPont(登録商標)高性能樹脂(HPF)ファミリーの材料(例えば、DuPont(登録商標)HPF AD1172、DuPont(登録商標) HPF AD1035、DuPont(登録商標) HPF 1000、及びDuPont(登録商標) HPF 2000)に関連する任意のエチレン共重合体を含んでもよい。エチレン共重合体のDuPont(登録商標)ファミリーは、射出成型可能であり、低圧縮性及び高反発力を提供する従来の射出成形装置及び金型を使用することができる。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
【0105】
内部キャビティ3282は、充填材料3292で部分的に又は完全に充填されてもよい。一例では、凹部3284は、フェース部3255にフェース挿入物3256を取り付ける前に、充填材料3292で充填されてもよい。一例では、内部キャビティ3282は、第1セットのウェイトポート3320のウェイトポート3322又は3324のいずれか1つを介して、充填材料3292で充填されてもよい。
図35に示す一例では、ウェイトポート3324は、開口部3294を介して内部キャビティ3282に接続されてもよい。同様に、ウェイトポート3322は、開口部(不図示)を介して内部キャビティ3282に接続されてもよい。充填材料3292は、開口部3294を介してウェイトポート3324から内部キャビティ3282に注入されてもよい。充填材料3292が内部キャビティ3282を満たすにつれて、充填材料3292によって置換された内部キャビティ3282内の空気は、ウェイトポート3322から内部キャビティ3282にウェイトポート3322を接続する開口部(不図示)を通じて、内部キャビティ3282外に排出されてもよい。従って、ウェイトポート3322は、内部キャビティ3282内の置換された空気の排出ポートとして機能することができる。内部キャビティ3282が充填材料3292で部分的に又は完全に充填された後、ウェイトポート3322、3324は、本明細書に記載されるように、ウェイト部3332、3334のそれぞれを挿入して固定することで、閉鎖されてもよい。あるいは、ウェイトポート3324を内部キャビティ3282内の置換された空気の排出ポートとして機能させながら、充填材料3392がウェイトポート3322から内部キャビティ3282に注入されてもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
【0106】
例えば、内部キャビティ3282の少なくとも50%は、ゴルフクラブヘッド3200がフェース部3255を介してゴルフボールを打つときに、衝撃を吸収し、振動を分離し、ノイズを減衰し、及び/又は構造的支持を提供するように、充填材料3292で充填されてもよい。バックウォール部3284の支持と、充填材料3292で内部キャビティ3282の少なくとも一部を充填することによって、フェイス部3255は、ゴルフクラブヘッド3200の構造的完全性、音、及び/又は感触を劣化させずに相対的に薄くすることができる。一例では、フェース部3255は、0.075インチ以下の厚さ(例えば、キャビティウォール部3282の厚さ)を有してもよい。別の例では、フェース部3255は、0.060インチ以下の厚さを有してもよい。更に別の例では、フェース部3255は、0.050インチ以下の厚さを有してもよい。更に、フェース部3255は、0.030以下の厚さを有してもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、種々の実施例で実施することができ、これらの実施例の幾つかの上記説明は、必ずしも全ての可能な実施例の完全な説明を表すものではない。代わりに、図面の説明、及び図面自体は、少なくとも1つの実施例を開示し、及び代替の実施例を開示してもよい。
【0107】
一例では、フェース部3255は、ボディ部3210と一体であってもよく、ボディ部3210と一体的な部分(不図示)であってもよい。ボディ部3210は、フェース部3255の近くに、内部キャビティ3282と多くの点で類似する内部キャビティを含んでもよい。しかし、フェース挿入物3256によって部分的に画定された内部キャビティ3282とは異なり、一体のフェース部3255を持つボディ部3210の内部キャビティは、ボディ部3210と一体的な部分であってもよい。内部キャビティは、本明細書に記載のウェイトポート3322及び/又は3324を介して、充填材料3292で部分的に又は完全に充填されてもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
【0108】
図38の例では、ゴルフクラブヘッド3800は、ボディ部3810を含んでもよい。ボディ部3810は、トウ部3830と、ヒール部3840と、フロント部3850と、リア部3860と、トップ部3870と、ソール部3880とを含んでもよい。ボディ部3810は、種々の製造方法及び/又は工程(例えば、鋳造工程、鍛造工程、フライス工程、切削工程、研削工程、溶接工程、それらの組み合わせ、等)を介して製造することができる。ボディ部3810は、部分的に又は完全に、アルミニウム系材料(例えば、高強度アルミニウム合金、又は高強度合金で被覆された複合アルミニウム合金)、マグネシウム系材料、ステンレス系材料、チタン系材料、タングステン系材料、それらの任意の組み合わせ、及び/又は他の適切なタイプの材料で作製されてもよい。あるいは、ボディ部3810は、部分的に又は完全に、非金属材料(例えば、複合材料、プラスチック、等)で作製されてもよい。ゴルフクラブヘッド3800は、パター型ゴルフクラブヘッド(例えば、ブレード型パター、ミッドマレット型パター、マレット型パター、等)であってもよい。上述したようなパターのタイプに基づいて、ボディ部3810は少なくとも200グラムであってもよい。例えば、ボディ部3810は、300から600グラムの範囲であってもよい。
図38は特定のタイプのゴルフクラブヘッドを示すが、本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、他のタイプのクラブヘッド(例えば、ドライバー型クラブヘッド、フェアウェイウッド型クラブヘッド、ハイブリッド型クラブヘッド、アイアン型クラブヘッド、等)に適用されてもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
【0109】
ボディ部3810は、ゴルフクラブを形成するように、一方の端部にゴルフクラブヘッド3800があり且つ他方の端部にグリップ(不図示)を持つシャフト(不図示)を受けるように構成されたホーゼル部3845を含んでもよい。あるいは、ボディ部3810は、シャフト(不図示)を受けるボア(不図示)を含んでもよい。フロント部3850及びリア部3860は、それぞれ、ボディ部3810の反対側の両端部にあってもよい。フロント部3850は、フェース部3855(例えば、打撃面)を含んでもよい。フェース部3855は、ゴルフボール(
図5に500として1つ示される)に衝撃を与えるために使用されてもよい。フェース部3855は、ゴルフクラブヘッド3800のロフト角を画定するロフト面と関連付けられてもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
【0110】
図38に示すように、例えば、ボディ部3810は、概して第1のウェイト領域3912及び第2のウェイト領域4012として示される、2以上のウェイト領域を含んでもよい。第1のウェイト領域3912は、第1セットのウェイトポート3920(例えば、図示のウェイトポート3921、3922、3923、3924、3925)を持つ第1のウェイトプラットフォーム部3914を含んでもよい。第1セットのウェイトポート3920の各ウェイトポートは、第1セットのウェイト部3930(例えば、図示のウェイト部3931、3932、3933、3934、3935)の1つのウェイト部を受けるように構成される。第2のウェイト領域4012は、第2セットのウェイトポート4020(例えば、図示のウェイトポート4021、4022、4023、4024、4025)を持つ第2のウェイトプラットフォーム部4014を含んでもよい。第2セットのウェイトポート4020の各ウェイトポートは、第2セットのウェイト部4030(例えば、図示のウェイト部4031、4032、4033、4034、4035)を受けるように構成される。第1セットのウェイト部3930の各ウェイト部は、第2セットのウェイト部4030の各ウェイト部と交換可能であってもよい。従って、第1セットのウェイトポート3920及び第2セットのウェイトポート4020の各ウェイトポートは、第1セットのウェイト部3930又は第2セットのウェイト部4030の任意のウェイト部を交換可能に受けるように構成されてもよい。
【0111】
第1のウェイトプラットフォーム部3914及び第2のウェイトプラットフォーム部4014は、ボディ部長3895(L
B)の約40%より大きいウェイトプラットフォーム部長4015(L
WP)を有してもよい。一例では、ウェイトプラットフォーム部長4015は、ボディ部長3895の50%より大きくてもよい。一例では、ウェイトプラットフォーム部長4015は、ボディ部長3895の60%より大きくてもよい。一例では、ウェイトプラットフォーム部長4015は、ボディ部長3895の70%より大きくてもよい。従って、各ウェイトプラットフォーム部3914、4014の質量は、ボディ部長3895のかなりの部分に沿って分配されてもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
【0112】
第1及び第2のウェイトプラットフォーム部3914、4014の質量は、ボディ部3810の横方向外側に移動させることができる。各ウェイトプラットフォーム部の質量は、第1のウェイトプラットフォーム部3914と第2のウェイトプラットフォーム部4014を含むボディ部3810の質量の5%から30%の間であってもよい。一例では、ウェイトプラットフォーム部がチタン又はチタン合金を含む金属のように比較的軽い金属から作製される場合、各ウェイトプラットフォーム部の質量は、ボディ部3810の質量の約3%から約13%の間であってもよい。別の例では、ウェイトプラットフォーム部が鋼鉄を含む金属から作製される場合、各ウェイトプラットフォーム部の質量は、ボディ部3810の質量の約8%から約21%の間であってもよい。更に別の例では、ウェイトプラットフォーム部がマグネシウム又はマグネシウム合金のように比較的重い金属から作製される場合、各ウェイトプラットフォーム部の質量は、ボディ部3810の質量の約10%から約30%の間であってもよい。従って、ボディ部の質量の約3%から約30%は、ボディ部3810の他の部分とは別のウェイトプラットフォーム部3914、4014によってトウ部3830からヒール部3840の間に再分配されてもよい。また、第1のウェイトプラットフォーム部3914は、トウ部3830の周辺又はその近傍に配置されてもよく、第2のウェイトプラットフォーム部4014は、ヒール部3840の周辺又はその近傍に配置されてもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
【0113】
第1セットのウェイトポート3920の各ウェイトポートは、第1ポート直径(PD
1)を有してもよい。具体的には、第1ポート直径未満の均一な距離は、第1セットのウェイトポート3920のうちの隣接するいずれか2つのウェイトポート(例えば、(i)ウェイトポート3921と3922、(ii)ウェイトポート3922と3923、(iii)ウェイトポート3923と3924、又は(iv)ウェイトポート3924と3925)を離してもよい。一例では、第1ポート直径は、約0.25インチであってもよく、第1セット3920のうちの隣接するいずれか2つのウェイトポートは、0.1インチで離されてもよい。第2セットのウェイトポート4020の各ウェイトポートは、第2ポート直径(PD
2)を有してもよい。第2ポート直径未満の均一な距離は、第2セット4020のうちの隣接するいずれか2つのウェイトポート(例えば、(i)ウェイトポート4021と4022、(ii)ウェイトポート4022と4023、(iii)ウェイトポート4023と4024、又は(iv)ウェイトポート4024と4025)を離してもよい。第1ポート直径及び第2ポート直径は、互いに等しくてもよい(すなわち、PD
1=PD
2)。例えば、第2ポート直径は、約0.25インチであってもよく、第2セット4020のうちの隣接するいずれか2つのウェイトポートは、0.1インチで離されてもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
【0114】
第1のウェイトプラットフォーム部3914、第1セットのウェイトポート3920(ウェイトポート3921、3922、3923、3924、3925)、及び/又は第1セットのウェイト部3930(ウェイト部3931、3932、3933、3934、3935)は、第1の視覚的ガイド部3942を形成してもよい。第2のウェイトプラットフォーム部4014、第2セットのウェイトポート4020(ウェイトポート4021、4022、4023、4024、4025)、及び/又は第2セットのウェイト部4030(ウェイト部4031、4032、4033、4034、4035)は、第2の視覚的ガイド部4042を形成してもよい。第1のウェイト領域3912は、ゴルフクラブヘッド3800のトウ部3830の周辺又はその近傍に配置されてもよい。従って、第1の視覚的ガイド部3942は、トウ部3830の周辺又はその近傍に配置されてもよい。第2のウェイト領域4012は、ゴルフクラブヘッド3800のヒール部3840の周辺又はその近傍に配置されてもよい。従って、第2の視覚的ガイド部4042は、ヒール部3840の周辺又はその近傍に配置されてもよい。第1のウェイトプラットフォーム部3914及び/又は第1セットのウェイト部3930の任意のウェイト部は、ボディ部3810の周囲部分から視覚的に区別されるように、異なる色、マーク及び/又は他の視覚的特徴を有してもよい。同様に、第2のウェイトプラットフォーム部3914及び/又は第1セットのウェイト部4030の任意のウェイト部は、ボディ部3810の周囲部分から視覚的に区別されるように、異なる色、マーク及び/又は他の視覚的特徴を有してもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
【0115】
ゴルフクラブヘッド3810は、第1及び第2の視覚的ガイド部3942、4042から実質的に等距離にある、第3の視覚的ガイド部4142を含んでもよい。例えば、第3の視覚的ガイド部4042は、ボディ部3810の中央又はその近傍の位置で、フロント部3850とリア部3860との間に延在してもよい。第3の視覚的ガイド部4142は、第1及び/又は第2の視覚的ガイド部3942、4042のそれぞれと同じであってもよく、異なっていてもよい。一例では、第3の視覚的ガイド部4142は、特定の色を有する凹状線部であってもよい。別の例では、第3の視覚的ガイド部4142は、複数のウェイト部(不図示)を収容した複数のウェイトポート(不図示)を含んでもよい。あるいは、第3の視覚的ガイド部4142は、トップ部3870の隆起部によって画定されてもよい。第3の視覚的ガイド部4142は、本明細書に記載の任意の視覚的ガイド部と多くの点で類似してもよい。従って、第3の視覚的ガイド部4142の詳細な説明は省略する。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
【0116】
第1及び第2セットのウェイト部3930、4030は、それぞれ、類似又は異なる物理的特性(例えば、密度、形状、質量、体積、サイズ、色、等)を有してもよい。第1及び第2セットのウェイト部3930、4030は、それぞれ、第1及び第2セットのウェイトポート3920、4020のそれぞれのウェイトポートを固定するためのネジ山を含んでもよい。第1及び第2セットのウェイト部3930、4030の物理的特性は、それぞれ、本明細書に記載の任意のウェイト部と多くの点で類似してもよい。従って、第1及び第2セットのウェイト部3930、4030のそれぞれのウェイト部の物理的特性の詳細な説明は省略する。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
【0117】
第1のウェイトプラットフォーム部3914は、第1セットのウェイト部3930又は第2セットのウェイト部4030の任意の1以上のウェイト部によってボディ部3810に取り付けられてもよい。ボディ部は、トウ部3830又はその近傍のトップ部3870に複数のトウ側ネジ山付きボア(不図示)を含んでもよい。
図38に示すように、第1のウェイトプラットフォーム部3914がトウ部3830の周辺又はその近傍のトップ部3870に配置される場合、トウ側ネジ山付きボアは、第1セットのウェイトポート3920のウェイトポートに概して合致してもよい。第1セットのウェイト部3930又は第2セットのウェイト部4030のウェイト部が第1セットのウェイトポート3920に挿入される場合、ウェイト部はボディ部3810の対応するトウ側ネジ山付きボアの1つを通って延びて、ウェイト部のネジ山が対応するトウ側ネジ山付きボア内のネジ山と係合する。その後、ウェイト部は、ボディ部3810の第1のウェイトプラットフォーム部3914に固定するために、対応するトウ側ネジ山付きボアに捻じ込むことができる。
【0118】
第2のウェイトプラットフォーム部4014は、第1セットのウェイト部3930又は第2セットのウェイト部4030の任意の1以上のウェイト部によってボディ部3810に取り付けられてもよい。ボディ部は、ヒール部3840又はその近傍のトップ部3870に複数のヒール側ネジ山付きボア(不図示)を含んでもよい。
図38に示すように、第2セットのウェイトプラットフォーム部4014がヒール部3840又はその近傍のトップ部3870に配置される場合、ヒール側ネジ山付きボアは、第2セットのウェイトポート4020のウェイトポートに概して合致してもよい。第1セットのウェイト部3930又は第2セットのウェイト部4030のウェイト部が第2セットのウェイトポート4020に挿入される場合、ウェイト部はボディ部3810の対応するヒール側ネジ山付きボアの1つを通って延びて、ウェイト部のネジ山が対応するヒール側ネジ山付きボア内のネジ山と係合する。その後、ウェイト部は、ボディ部3810の第2のウェイトプラットフォーム部4014に固定するために、対応するヒール側ネジ山付きボアに捻じ込むことができる。
【0119】
第1及び第2セットのウェイト部3930、4030の各ウェイト部は、それぞれ、本明細書に記載のようにウェイトポートを通ってボディ部の対応するネジ山付きボアに延びるのに十分な長さを有し、ボディ部3810に第1のウェイトプラットフォーム部3914及び第2のウェイトプラットフォーム部4014を固定してもよい。第1セットのウェイト部3930の1以上のウェイト部及び/又は第2セットのウェイト部4030の1以上のウェイト部は、ゴルフクラブヘッド3800の重量分布を構成するためのウェイトと、ボディ部3810上の第1のウェイトプラットフォーム部3914及び/又は第2のウェイトプラットフォーム部4014を固定するための締結具の両方として機能してもよい。あるいは、第1のウェイトプラットフォーム部3914及び/又は第2のウェイトプラットフォーム部4014は、第1セットのウェイト部3930の1以上のウェイト部及び/又は第2セットのウェイト部4030の1以上のウェイト部がウェイト部としてのみ機能するような他のタイプの締結機構を用いて、ボディ部に固定されてもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
【0120】
第1及び第2のウェイトプラットフォーム部3914、4014の各々は、それぞれ、部分的に又は完全に、アルミニウム系材料(例えば、高強度アルミニウム合金、又は高強度合金で被覆された複合アルミニウム合金)、マグネシウム系材料、ステンレス系材料、チタン系材料、タングステン系材料、それらの任意の組み合わせ、及び/又は他の適切なタイプの材料で作製されてもよい。第1及び第2のウェイトプラットフォーム部3914、4014は、それぞれ、ゴルフクラブヘッド3800の重量分布、重心位置、及び/又は慣性モーメントに最適な影響を及ぼすように、類似の質量又は異なる質量を有してもよい。ウェイトプラットフォーム部3912、3912の各々は、ボディ部3810の追加ウェイトとして、及びウェイト部3930、4030の形式のボディ部の追加ウェイトを受けるプラットフォームとして機能してもよい。従って、ウェイトプラットフォーム3914及び/又は4014の物理的特性及び構成材料は、ゴルフクラブヘッド3800の重量、重量分布、重心位置、慣性モーメント特性、構造的完全性、及び/又は、他の静的及び/又は動的特性に、最適な影響を及ぼすように決定することができる。
【0121】
一例では、フェース部3855は、ボディ部3810と一体であってもよく、ボディ部3810と一体的な部分(不図示)であってもよい。フェース部3855は、ボディ部3810に結合される別々の部品又は挿入物を含んでもよい。フェース部3855は、任意の製造方法及び/又は工程(例えば、ボンディング工程、溶接工程、ろう付け工程、機械的なロック方法、機械的な締結方法、それらの任意の組み合わせ、又は他の適切なタイプの製造方法及び/又は工程)を介してフロント部に結合される、フェース挿入物3856を含んでもよい。
図38に示す一例では、フェース挿入物3856は、フェース挿入物3256のトウ部及びヒール部の近傍に2つの締結穴3858を含んでもよい。締結穴3858の各々は、ボディ部3810にフェース挿入物3856を取り付けるための締結具3862を受けるように構成されてもよい。ボディ部3810は、締結具3862を受けるように構成された2つの締結ポート(不図示)を含んでもよい。締結具3862は、第1セットのウェイト部3930のウェイト部及び/又は第2セットのウェイト部4030のウェイト部と類似又は実質的に類似してもよい。従って、締結具3862は、ゴルフクラブヘッド3800の重量分布を構成するためのウェイトと、フェース部3855にフェース挿入物3856を固定するための締結具の両方として機能してもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。各締結ポートは、締結具3862の外部ネジ山と係合するように構成された内部ネジ山を有してもよい。ボディ部3810の締結ポートは、ゴルフクラブヘッド3200の締結ポート3268と多くの点で類似してもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
【0122】
フェース部3855は、フェース挿入物3856を受けるように構成された周辺凹部3872(
図46に示す)を含んでもよい。
図46に例を示すように、フェース挿入物3856がボディ部3810に固定されたときに、フェース挿入物がフェース部3855と同一平面上又は実質的に同一平面上に位置するように、周辺凹部3872の深さは、フェース挿入物3856の厚さと同様であってもよい。あるいは、フェース挿入物3856は、フェース部3855から突き出てもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
【0123】
上述したように、締結具3862は、締結具3862がゴルフクラブヘッド3800の重量分布を構成するよう機能するように、第1セットのウェイト部3930のウェイト部及び/又は第2セットのウェイト部4030のウェイト部と類似又は実質的に類似してもよい。従って、締結具3862は、ゴルフクラブ3800のバランスを取るために、及び/又は、ヒール又はトウの重量バイアスを提供するために、類似又は異なる重量を有してもよい。例えば、ボディ部3810の重量は、締結具3862の重量をそれぞれ増加又は減少させることで、同様に増加又は減少させることができる。一例では、ゴルフクラブヘッドは、トウ部3830に近接する締結具3862をヒール部3840に近接する締結具3862より重くすることで、トウ側に偏った重量構成を提供することができる。反対に、ゴルフクラブヘッドは、ヒール部3840に近接する締結具をトウ部3830に近接する締結具3862より重くすることで、ヒール側に偏った重量構成を提供することができる。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
【0124】
フェース挿入物3856をボディ部3810に取り付けるために、フェース挿入物3856は周辺凹部3872に挿入されてもよく、それにより、フェース挿入物3856の締結穴3858とボディ部3810の締結ポート(不図示)とを概ね整列させることができる。締結具3862は、締結穴3858を通じて挿入され、ボディ部3810の締結ポートに捻じ込まれて、ボディ部3810にフェース挿入物3856をしっかりと取り付けることができる。フェース挿入物3856は、ゴルフクラブヘッド3810に特定のボール打撃特性を与えるために、金属、金属合金、プラスチック、木材、複合材料又はそれらの組み合わせ等の任意の材料から構成されてもよい。フェース挿入物3856を製造するための材料は、ボールの速度及び回転の特性に影響を与える可能性がある。従って、フェース挿入物3856は、各人に特定のボールの速度及び回転の特性を提供するように選択されてもよい。このため、フェース挿入物3856は、異なるボールの速度及び回転の特性を有する他のフェース挿入物3856と交換可能でもよい。フェース挿入物3856は、ボンディング、溶接、接着剤及び/又は他の適切な締結機器及び/又は方法のような、他の方法又は機器によってボディ部3810に結合されてもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
【0125】
ボディ部3810は、フロント部3850とリア部3860の間、及びトウ部3830とヒール部3840の間に延在する内部キャビティ3882(
図46に示す)を含んでもよい。内部キャビティ3882は、フェース部3855及び/又はソール部3880で開口し、又はアクセス可能であってもよい。従って、内部キャビティ3882は、フェース部3855に第1の開口部4176を有し及び/又はソール部3880に第2の開口部4178を有してもよい。内部キャビティ3882は、ゴルフクラブヘッド3800の全体の質量に影響を与えず又は実質的に影響を与えずに、除去された質量が第1のウェイトプラットフォーム部3914及び第2のウェイトプラットフォーム部4014を用いてトウ部3830及びヒール部3840に再分配されるように、ボディ部3810の質量がボディ部3810の中心位置又はその周囲から除去されることを可能にする。
【0126】
図43、46に示す一例では、内部キャビティ3882は、フェース挿入物3856によってフェース部3855で覆われ、カバー又はソールプレート4180によってソール部3880で覆われてもよい。一例では、ソールプレート4180は、ゴルフクラブヘッド3800の質量の7%から17%の間の質量を有してもよい。一例では、ソールプレートは、ゴルフクラブヘッド3800の質量の10%から15%の間の質量を有してもよい。本明細書に記載のように、内部キャビティ3882は、ボディ部3810の質量をボディ部3810の中心位置又はその周囲から除去することを可能にする。除去された質量は、ゴルフクラブヘッド3800の全体の質量に影響を与えず又は実質的に影響を与えずに、ゴルフクラブヘッド3800の重心が低くなるように、ソールプレート4180を用いてソール部3880に再分配されてもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
【0127】
ソールプレート4180は、1以上の締結具でソール部3880に取り付けられてもよい。
図39の例では、ソールプレート4180は、ソール部3880で内部キャビティ3882の第2の開口部4178を覆うように、締結具4181、4182、4183でソール部3880に取り付けられてもよい。締結具4181、4182、4183の各々は、ボディ部3810内の対応するネジ付きボア4190(
図46に示す)と係合するよう構成されたネジ部を有してもよい。締結具4181、4182及び/又は4183は、第1セットのウェイト部3930のウェイト部及び/又は第2セットのウェイト部4030のウェイト部と類似又は実質的に類似してもよい。従って、締結具4181、4182及び/又は4183は、ゴルフクラブヘッド3800の重量分布を構成するためのウェイトと、ソール部4080にソールプレート4180を固定するための締結具の両方として機能してもよい。締結具4181、4182及び/又は4183は、ソールプレート4180に関して本明細書に記載したように、ゴルフクラブヘッド3800の全体の質量に影響を与えず又は実質的に影響を与えずに、ソール部3880に更に質量を追加することによって、ゴルフクラブヘッド3800の重心を低くしてもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
【0128】
ソールプレートは、部分的に又は完全に、アルミニウム系材料(例えば、高強度アルミニウム合金、又は高強度合金で被覆された複合アルミニウム合金)、マグネシウム系材料、ステンレス系材料、チタン系材料、タングステン系材料、それらの任意の組み合わせ、及び/又は他の適切なタイプの材料で作製されてもよい。ソールプレート4180の物理的特性及び構成材料は、ゴルフクラブヘッド3800の重量、重量分布、重心位置、慣性モーメント特性、構造的完全性、及び/又は、他の静的及び/又は動的特性に、最適な影響を及ぼすように決定することができる。
【0129】
内部キャビティ3882は、トウ部3830の近くからヒール部3840の近くまで、及びトップ部3870の近くからソール部3880の近くまで延在してもよい。あるいは、内部キャビティは、フロント部3850とリア部3860の間に延在し、トウ部3830とヒール部3840の近くの間及びトップ部3870とソール部3880の近くの間のボディ部3810の一部を含んでもよい。一例では、内部キャビティ3882の一部は、概してゴルフボールを打つフェース部3855の領域の近傍に配置されてもよい。一例では、内部キャビティ3882は、ゴルフクラブヘッド3200の内部キャビティ3282と同様のフェース部3855のみにあってもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
【0130】
フェース部3855に近接する内部キャビティ3882は、キャビティ高3886(H
C)と関連付けられてもよく、フェース部3855に近接するボディ部3810は、ボディ高3888(H
B)と関連付けられてもよい。キャビティ高3886とボディ高3888は、トウ部とヒール部の間、フロント部とリア部の間、及びトップ部とソール部の間で変化し得るが、キャビティ高3886は、フェース部3855又は内部キャビティ3882の任意の位置の近傍のボディ高3888の少なくとも50%であってもよい(H
C>0.5*H
B)。例えば、キャビティ高3886は、ボディ高3888の70%から85%の間で変化してもよい。内部キャビティ3882のキャビティ高3886がボディ高3888の50%より大きい場合、ゴルフクラブヘッド3800は、ゴルフクラブヘッド3800がフェース部3855を介してゴルフボールを打つときに、ボディ高の50%より小さいキャビティ高を持つゴルフクラブヘッドよりも、比較的より一貫した感触、音、及び/又は結果を生じさせることができる。しかし、キャビティ高3886は、ボディ高3888の50%より小さくてもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
【0131】
一例では、内部キャビティ3882は、無充填(すなわち、空の空間)であってもよい。あるいは、内部キャビティ3882は、フェース部3855でゴルフボールを打つときに、衝撃を吸収し、振動を分離し、及び/又はノイズを減衰するように、充填材料(不図示)で部分的に又は完全に充填されてもよい。充填材料は、衝撃を吸収し、振動を分離し、及び/又はノイズを減衰するように、弾性ポリマー又はエラストマー材料(例えば、オハイオ州、ケント、Sorbothane社製のSorbothane(登録商標)のような粘弾性ウレタンポリマー材料)、熱可塑性エラストマー材料(TPE)、熱可塑性ポリウレタン材料(TPU)、及び/又は他の適切なタイプの材料であってもよい。例えば、内部キャビティ3882の少なくとも50%は、ゴルフクラブヘッド3800がフェース部3855を介してゴルフボールを打つときに、衝撃を吸収し、振動を分離し、及び/又はノイズを減衰するように、TPE材料で充填されてもよい。一例では、充填材料(例えば、TPE、TPU、等)の質量は、ゴルフクラブヘッド3800の質量の3%から13%の間であってもよい。一例では、充填材料の質量は、ゴルフクラブヘッド3800の質量の6%から10%の間であってもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
【0132】
別の例では、充填材料は、ゴルフクラブヘッド3810がフェース部3855を介してゴルフボールを打つときに、衝撃を吸収し、振動を分離し、及び/又はノイズを減衰するように、エチレン共重合体材料などのポリマー材料であってもよい。具体的には、内部キャビティ3882の少なくとも50%は、高密度エチレン共重合体アイオノマー、脂肪酸変成エチレン共重合体アイオノマー、高非晶質エチレン共重合体アイオノマー、エチレン酸アクリレート三元共重合体のアイオノマー、マグネシウムアイオノマーを含むエチレン共重合体、様々な形状を作り出す従来の射出成形装置で使用される射出成型可能なエチレン共重合体、様々な形状を作り出す従来の押出し装置で使用できるエチレン共重合体、及び/又は熱硬化性ポリブタジエンゴムに類似した高圧縮性及び低反発性のエチレン共重合体で充填されてもよい。例えば、エチレン共重合体は、デラウェア州、ウィルミントンのE.I.du Pont de Nemours and Company社製の、DuPont(登録商標)高性能樹脂(HPF)ファミリーの材料(例えば、DuPont(登録商標)HPF AD1172、DuPont(登録商標) HPF AD1035、DuPont(登録商標) HPF 1000、及びDuPont(登録商標) HPF 2000)に関連する任意のエチレン共重合体を含んでもよい。エチレン共重合体のDuPont(登録商標)ファミリーは、射出成型可能であり、低圧縮性及び高反発力を提供する従来の射出成形装置及び金型を使用することができる。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
【0133】
内部キャビティ3882は、充填材料3892で部分的に又は完全に充填されてもよい。一例では、内部キャビティ3882は、フェース挿入物3856及び/又はソールプレート4180のそれぞれをボディ部3810に取り付ける前に、第1の開口部4176及び/又は第2の開口部4178から充填材料で充填されてもよい。一例では、内部キャビティ3882は、フェース挿入物3856及びソールプレート4180がボディ部3810に取り付けられた後に、ソールプレート4180の1以上のポート(不図示)を通じて内部キャビティ3882に充填材料が注入されることによって、充填材料で充填されてもよい。充填材料によって置換された内部キャビティ3882内の空気をソールプレート4180の1以上の他のポートから内部キャビティ3882外に排気させながら、充填材料がソールプレート4180上の1以上のポートから内部キャビティ3882に注入されてもよい。
【0134】
例えば内部キャビティ3882の少なくとも50%は、ゴルフクラブヘッド3800がフェース部3855を介してゴルフボールを打つときに、衝撃を吸収し、振動を分離し、ノイズを減衰し、及び/又は構造的支持を提供するように、充填材料で充填されてもよい。充填材料によって、フェース部3855は、ゴルフクラブヘッド3800の構造的完全性、音、及び/又は感触を劣化させずに相対的に薄くすることができる。一例では、フェース部3855は、0.075インチ以下の厚さ(例えば、キャビティウォール部3882の厚さ)を有してもよい。別の例では、フェース部3855は、0.060インチ以下の厚さを有してもよい。更に別の例では、フェース部3855は、0.050インチ以下の厚さを有してもよい。更に、フェース部3855は、0.030以下の厚さを有してもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、種々の実施例で実施することができ、これらの実施例の幾つかの上記説明は、必ずしも全ての可能な実施例の完全な説明を表すものではない。代わりに、図面の説明、及び図面自体は、少なくとも1つの実施例を開示し、及び代替の実施例を開示してもよい。
【0135】
ゴルフのルールが時々変更されるように(例えば、ゴルフ標準団体及び/又は全米ゴルフ協会(USGA)、全英ゴルフ協会(R&A)、等のような運営組織によって、新しい規則が採択されてもよく又は古い規則が撤廃又は変更されてもよい)、本明細書に記載の器具、方法、及び製造物に関連するゴルフ用品は、任意の特定の時点のゴルフのルールに適合しても適合しなくてもよい。従って、本明細書に記載の器具、方法、及び製造物に関連するゴルフ用品は、適合又は不適合のゴルフ用品として宣伝され、売りに出され、及び/又は販売されてもよい。本明細書に記載の器具、方法、及び製造物は、これに限定されない。
【0136】
器具、方法、及び製造物の特定の例を本明細書で説明したが、本開示の対象領域はこれに限定されない。これに対し、本開示は、添付の特許請求の範囲又は均等論の領域内に公正に入る全ての器具、方法、及び製造物をカバーする。
ゴルフクラブヘッド及びゴルフクラブヘッド製造方法の実施例は、概して本明細書に記載されている。一例では、ゴルフクラブヘッドは、トウ部と、ヒール部と、リア部と、打撃面を持つフロント部と、ソール部と、複数のウェイトポートを持つトップ部とを有するボディ部を備えてもよい。前記ボディ部は、ゴルフクラブヘッドの周囲を画定してもよい。ゴルフクラブヘッドはまた、前記複数のウェイトポートの各ウェイトポートに各々が配置される複数のウェイト部を備えてもよい。他の実施例及び実施形態は、明細書で説明され、特許請求の範囲に記載される。