(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明の概要】
【0003】
本発明の実施例は情報プッシュ方法及び装置を提供する。前記技術案は下記である。
【0004】
本発明の実施例の第1態様によれば、端末に用いられる情報プッシュ方法であって、
ユーザの動画情報に対する操作動作を記録するステップと、
前記操作動作に基づいて前記ユーザが前記動画の更新情報を取得しようとするか否かを特定するステップと、
前記ユーザが前記動画の更新情報を取得しようとすると特定された場合に、前記動画を追跡するステップと、
前記動画が更新された場合に、更新情報を前記ユーザへプッシュするステップと、を含む情報プッシュ方法が提供される。
【0005】
一つの実施例において、前記操作動作は、ユーザの動画情報に対する検索動作、又はユーザの動画情報に対する視聴履歴を含む。
【0006】
一つの実施例において、前記操作動作がユーザの動画情報に対する検索動作である場合に、前記操作動作に基づいて前記ユーザが前記動画の更新情報を取得しようとするか否かを特定するステップは、
前記ユーザの検索する動画情報が存在するか否かを特定するステップと、
前記ユーザの検索する動画情報が存在しない場合に、前記ユーザの動画情報に対する検索動作に基づいて、前記ユーザの動画に対する検索回数を計数するステップと、
動画に対する検索回数が第1所定閾値よりも大きい場合に、前記ユーザが前記動画の更新情報を取得し望むと特定するステップと、を含む。
【0007】
一つの実施例において、前記操作動作がユーザの動画情報に対する視聴履歴である場合に、前記操作動作に基づいて前記ユーザが前記動画の更新情報を取得しようとするか否かを特定するステップは、
前記ユーザの動画に対する視聴履歴に基づいて、前記ユーザの前記動画を視聴した回数を特定するステップと、
前記ユーザの前記動画を視聴した回数が第2所定閾値よりも大きい場合に、前記ユーザが前記動画の更新情報を取得し望むと特定するステップと、を含む。
【0008】
一つの実施例において、前記動画が更新された場合に、更新情報を前記ユーザへプッシュするステップは、
前記動画が更新された場合に、前記動画が更新されたことをユーザへリマインドするリマインダーを通知バーに追加するステップ、又は、
前記動画が更新された場合に、ユーザが動画アプリケーションを起動すると、動画アプリケーションのページからポップアップしたウィンドウにより、前記動画が更新されたことをユーザへリマインドするステップ、又は、
前記動画が更新された場合に、前記動画が更新されたというメッセージリマインドを前記ユーザによって設定された連絡アカウントへプッシュするステップ、を含む。
【0009】
本発明の実施例の第2態様によれば、端末に用いられる情報プッシュ装置であって、
ユーザの動画情報に対する操作動作を記録するように配置されるメッセージ記録モジュールと、
前記操作動作に基づいて前記ユーザが前記動画の更新情報を取得しようとするか否かを特定するように配置される情報判断モジュールと、
前記ユーザが前記動画の更新情報を取得しようすると特定された場合に、前記動画を追跡するように配置される情報追跡モジュールと、
前記動画が更新された場合に、更新情報を前記ユーザへプッシュするように配置されるメッセージリマインドモジュールと、を備える情報プッシュ装置が提供される。
【0010】
一つの実施例において、前記情報判断モジュールは、
前記操作動作がユーザの動画情報に対する検索動作である場合に、前記ユーザの検索する動画情報が存在するか否かを特定するように配置される第1判断サブモジュールと、
前記ユーザの検索する動画情報が存在しない場合に、前記ユーザの動画情報に対する検索動作に基づいて、前記ユーザの動画に対する検索回数を計数するように配置される情報統計サブモジュールと、
動画に対する検索回数が第1所定閾値よりも大きい場合に、前記ユーザが前記動画の更新情報を取得し望むと特定するように配置される第2判断サブモジュールと、を備える。
【0011】
一つの実施例において、前記情報判断モジュールは、
前記操作動作がユーザの動画情報に対する視聴履歴である場合に、前記ユーザの動画に対する視聴履歴に基づいて、前記ユーザの前記動画を視聴した回数を特定するように配置される第3判断サブモジュールと、
前記ユーザの前記動画を視聴した回数が第2所定閾値よりも大きい場合に、前記ユーザが前記動画の更新情報を取得し望むと特定するように配置される第4判断サブモジュールと、を備える。
【0012】
一つの実施例において、前記メッセージリマインドモジュールは、
前記動画が更新された場合に、前記動画が更新されたことをユーザへリマインドするリマインダーを通知バーに追加するように配置される第1リマインドサブモジュール、又は、
前記動画が更新された場合に、ユーザが動画アプリケーションを起動すると、動画アプリケーションのページからポップアップしたウィンドウにより、前記動画が更新されたことをユーザへリマインドするように配置される第2リマインドサブモジュール、又は、
前記動画が更新された場合に、前記動画が更新されたというメッセージリマインドを前記ユーザによって設定された連絡アカウントへプッシュするように配置される第3リマインドサブモジュール、を備える。
【0013】
本発明の実施例の第3態様によれば、情報プッシュ装置であって、
プロセッサと、
前記プロセッサの実行可能なコマンドを記憶するためのメモリと、を備え、
前記プロセッサは、
ユーザの動画情報に対する操作動作を記録し、
前記操作動作に基づいて前記ユーザが前記動画の更新情報を取得しようとするか否かを特定し、
前記ユーザが前記動画の更新情報を取得しようとすると特定された場合に、前記動画を追跡し、
前記動画が更新された場合に、更新情報を前記ユーザへプッシュするように配置される情報プッシュ装置が提供される。
【0014】
本発明の実施例で提供される技術案は、下記の有利な効果を奏する。
【0015】
ユーザの動画情報に対する操作動作を記録し、前記操作動作に基づいて、前記ユーザが前記動画の更新情報を取得しようとするか否かを特定し、前記ユーザが前記動画の更新情報を取得しようとすると特定された場合には、前記動画を追跡し、前記動画が更新された場合には、更新情報を前記ユーザへプッシュする技術案の実現によって、ユーザの動画視聴動作をインテリジェントに認識して、タイムリーな動画更新知らせをユーザへ提供することができるとともに、ユーザの操作動作に基づいて情報のプッシュを行って、ユーザの視聴愛好をより正確に反映することができる。
【0016】
理解すべきこととしては、上記の普通な記載と下記の詳細記載は単に例示的、解釈的なものに過ぎず、本発明を制限することができない。
【発明を実施するための形態】
【0018】
ここに、例示の実施例を詳しく説明するが、その例示は図面に示される。以下の記載は図面に関する場合に、別に示されない限り、異なる図面における同一数字が同一又は類似な要素を示す。以下の例示の実施例に記載の実施形態は、本発明と一致する全ての実施形態を代表するものではない。逆に、これらは単に添付の特許請求の範囲に詳細に記載されるような、本発明のいくつかの態様に一致する装置及び方法の例に過ぎない。
【0019】
図1は一方の例示の実施例に示す情報プッシュ方法によるフローチャートであり、例えばスマートテレビ、タブレットPC、スマートフォン又はパソコン等の端末に用いられ、下記のステップを含んでもよい。
【0020】
ステップ101では、ユーザの動画情報に対する操作動作を記録する。
【0021】
ステップ102では、前記操作動作に基づいて前記ユーザが前記動画の更新情報を取得しようとするか否かを特定する。
【0022】
ステップ103では、前記ユーザが前記動画の更新情報を取得しようとすると特定された場合に、前記動画を追跡する。
【0023】
ステップ104では、前記動画が更新された場合に、更新情報を前記ユーザへプッシュする。
【0024】
このように、本発明の実施例で提供される情報プッシュ方法においては、ユーザの動画情報に対する操作動作を記録し、前記操作動作に基づいて、前記ユーザが前記動画の更新情報を取得しようとするか否かを特定し、前記ユーザが前記動画の更新情報を取得しようとすると特定された場合には、前記動画を追跡し、前記動画が更新された場合には、更新情報を前記ユーザへプッシュする技術案の実現によって、ユーザの動画視聴動作をインテリジェントに認識して、タイムリーな動画更新知らせをユーザへ提供することができるとともに、ユーザの操作動作に基づいて情報のプッシュを行って、ユーザの視聴愛好をより正確に反映することができる。
【0025】
図2は他方の例示の実施例に示す情報プッシュ方法によるフローチャートであり、該方法は例えばスマートテレビ、タブレットPC、スマートフォン又はパソコン等の端末に用いられ、下記のステップを含んでもよい。
【0026】
ステップ201では、ユーザの動画情報に対する操作動作を記録する。
【0027】
一つの実施例において、前記操作動作は、ユーザの動画情報に対する検索動作、又はユーザの動画情報に対する視聴履歴を含む。
【0028】
ステップ202では、前記操作動作に基づいてユーザが前記動画の更新情報を取得しようとするか否かを特定し、
ユーザが前記動画の更新情報を取得しようとすると特定された場合には、ステップ203を実行し、
ユーザが前記動画の更新情報を取得しようとしないと特定された場合には、ステップ201に戻して実行する。
【0029】
一つの実施例において、前記操作動作がユーザの動画情報に対する検索動作である場合に、前記操作動作に基づいてユーザが前記動画の更新情報を取得しようとするか否かを特定するステップは、
ユーザの検索する動画情報が存在するか否かを特定するステップと、
ユーザの検索する動画情報が存在しない場合に、ユーザの動画情報に対する検索動作に基づいて、ユーザの動画に対する検索回数を計数するステップと、
動画に対する検索回数が第1所定閾値よりも大きい場合に、前記ユーザが前記動画の更新情報を取得し望むと特定するステップと、を含んでもよい。
【0030】
ここで、第1所定閾値を予め設定することができ、例えば、該第1所定閾値を3としてもよく、一つの動画についてユーザが三回以上検索した場合に、ユーザが該動画を視聴する希望が非常に強いと考えられる。当然のことながら、本発明の種々の実施例では、該閾値を上記のように制限する意図はなく、実際の状況に応じて該閾値を調整することができる。
【0031】
一つの実施例において、前記操作動作がユーザの動画情報に対する視聴履歴である場合に、前記操作動作に基づいてユーザが前記動画の更新情報を取得しようとするか否かを特定するステップは、
前記ユーザの動画に対する視聴履歴に基づいて、前記ユーザの前記動画を視聴した回数を特定するステップと、
前記ユーザの前記動画を視聴した回数が第2所定閾値よりも大きい場合に、前記ユーザが前記動画の更新情報を取得し望むと特定するステップと、を含んでもよい。
【0032】
ここで、第2所定閾値を予め設定することができ、例えば、該第2所定閾値を8としてもよく、一つのシーズンのドラマについてユーザが8話以上視聴した場合に、ユーザがドラマを連続的に追いかけて見ると考えられる。当然のことながら、本発明の種々の実施例では、該閾値を上記のように制限する意図はなく、実際の状況に応じて該閾値を調整することができる。
【0033】
ステップ203では、ユーザが前記動画の更新情報を取得しようとすると特定された場合に、前記動画を追跡する。
【0034】
一つの実施例において、ユーザが前記動画の更新情報を取得しようとすると特定された場合に、該動画の更新状態を追跡するように該動画をマークする。
【0035】
ステップ204では、前記動画が更新された場合に、更新情報を前記ユーザへプッシュする。
【0036】
一つの実施例において、前記動画が更新された場合に、下記の三つの方式で、ユーザを知らせるように動画が更新された情報をユーザへプッシュすることができる。
【0037】
前記動画が更新された場合に、前記動画が更新されたことをユーザへリマインドするリマインダーを通知バーに追加し、又は、
前記動画が更新された場合に、ユーザが動画アプリケーションを起動すると、動画アプリケーションのページからポップアップしたウィンドウにより、前記動画が更新されたことをユーザへリマインドし、又は、
前記動画が更新された場合に、前記動画が更新されたというメッセージリマインドを前記ユーザによって設定された連絡アカウントへプッシュする。
【0038】
本発明の実施例において、前記更新情報は、動画が更新されたウェブサイト、更新された動画の名称、更新された動画の内容概要等を含む。
【0039】
このように、本発明の実施例で提供される情報プッシュ方法においては、ユーザの動画情報に対する操作動作を記録し、前記操作動作に基づいて、前記ユーザが前記動画の更新情報を取得しようとするか否かを特定し、前記ユーザが前記動画の更新情報を取得しようとすると特定された場合には、前記動画を追跡し、前記動画が更新された場合には、更新情報を前記ユーザへプッシュする技術案の実現によって、ユーザの動画視聴動作をインテリジェントに認識して、タイムリーな動画更新知らせをユーザへ提供することができるとともに、ユーザの操作動作に基づいて情報のプッシュを行って、ユーザの視聴愛好をより正確に反映することができる。
【0040】
以下、具体的な適用シーンを併せて上記技術案を説明する。
【0041】
シーン1:ユーザAは、端末にインストールされたある動画サイトによって動画Aを視聴する希望があるが、ユーザが検索した当時に、該動画サイトに該動画Aがアップロードされておらず、該動画サイトは、該ユーザAの動画Aに対する検索動作を記録し、記録した結果として、ユーザAの動画Aに対する検索動作が2回以上であることを見出した場合に、該ユーザAが本当に動画Aを視聴したいと特定され、該動画サイトは、該動画Aをマークして追跡するようになり、該動画サイトに該動画Aがアップロードされたとたんに、ユーザAを知らせるように該動画Aの更新情報をユーザAへプッシュする。このように、ユーザAは、該動画Aの更新情報に常に注意を払っている必要はなく、動画サイトは、ユーザAの検索動作に基づいて、ユーザAの視聴したい動画の情報をインテリジェントに記録するとともに、更新をタイムリーにプッシュすることができる。
【0042】
シーン2:ユーザBは端末にインストールされたある動画サイトを介してシーズン放送ドラマBを視聴し、該シーズン放送ドラマBは終了せず更新されており、該動画サイトはユーザの該シーズン放送ドラマに対する視聴履歴を記録し、記録した結果として、ユーザBが該シーズン放送ドラマBについて6話以上またはシーズン全体を視聴したことを見出した場合に、該ユーザBがドラマを追いかけて見ると特定され、該動画サイトは該シーズン放送ドラマBをマークして追跡し、該動画サイトに該シーズン放送ドラマBの新シーズン又は現在シーズンの新な1話がアップロードされたとたんに、ユーザを知らせるように、該シーズン放送ドラマBの更新情報をユーザBへプッシュする。このように、ユーザBはシーズン放送ドラマの更新時間を意図的に覚えている必要はなく、動画サイトは、ユーザBの視聴動作に基づいて、ユーザの意思をインテリジェントに分析することによって、ユーザへ視聴したい動画の更新情報をタイムリーかつ精確に推薦することができる。
【0043】
下記は本発明の装置実施例で、本発明の方法実施例の実行に用いられることができる。本発明の装置実施例に開示されていない詳細については、本発明の方法実施例を参照する。
【0044】
図3は一方の例示の実施例に示す情報プッシュ装置300によるブロック図であり、該情報プッシュ装置300は、ソフトウェア、ハードウェア又は両者の組み合わせによって、端末の一部もしくは全部として実現されることができ、該端末として、スマートテレビ、タブレットPC、スマートフォン又はパソコン等であってもよい。該情報プッシュ装置300は、
ユーザの動画情報に対する操作動作を記録するように配置されるメッセージ記録モジュール310と、
前記操作動作に基づいて前記ユーザが前記動画の更新情報を取得しようとするか否かを特定するように配置される情報判断モジュール320と、
前記ユーザが前記動画の更新情報を取得しようすると特定された場合に、前記動画を追跡するように配置される情報追跡モジュール330と、
前記動画が更新された場合に、更新情報をユーザへプッシュするように配置されるメッセージリマインドモジュール340と、を備えてもよい。
【0045】
好ましくは、
図3Aは
図3に示す実施例に示す情報判断モジュール320のブロック図であり、
図3Aを参照して、情報判断モジュール320は、
前記操作動作がユーザの動画情報に対する検索動作である場合に、前記ユーザの検索する動画情報が存在するか否かを特定するように配置される第1判断サブモジュール320aと、
前記ユーザの検索する動画情報が存在しない場合に、前記ユーザの動画情報に対する検索動作に基づいて、前記ユーザの動画に対する検索回数を計数するように配置される情報統計サブモジュール320bと、
動画に対する検索回数が第1所定閾値よりも大きい場合に、前記ユーザが前記動画の更新情報を取得し望むと特定するように配置される第2判断サブモジュール320cと、を備えてもよい。
【0046】
好ましくは、
図3Bは
図3に示す実施例に示す情報判断モジュール320のブロック図であり、
図3Bを参照して、情報判断モジュール320は、
前記操作動作がユーザの動画情報に対する視聴履歴である場合に、前記ユーザの動画に対する視聴履歴に基づいて、前記ユーザの前記動画を視聴した回数を特定するように配置される第3判断サブモジュール320dと、
前記ユーザの前記動画を視聴した回数が第2所定閾値よりも大きい場合に、前記ユーザが前記動画の更新情報を取得し望むと特定するように配置される第4判断サブモジュール320eと、を備えてもよい。
【0047】
好ましくは、
図3Cは
図3に示す実施例に示すメッセージリマインドモジュール340のブロック図であり、
図3Cを参照して、該メッセージリマインドモジュール340は、
前記動画が更新された場合に、前記動画が更新されたことをユーザへリマインドするリマインダーを通知バーに追加するように配置される第1リマインドサブモジュール340a、又は、
前記動画が更新された場合に、ユーザが動画アプリケーションを起動すると、動画アプリケーションのページからポップアップしたウィンドウにより、前記動画が更新されたことをユーザへリマインドするように配置される第2リマインドサブモジュール340b、又は、
前記動画が更新された場合に、前記動画が更新されたというメッセージリマインドを前記ユーザによって設定された連絡アカウントへプッシュするように配置される第3リマインドサブモジュール340c、を備えてもよい。
【0048】
このように、本発明の実施例で提供される情報プッシュ装置においては、ユーザの動画情報に対する操作動作を記録し、前記操作動作に基づいて、前記ユーザが前記動画の更新情報を取得しようとするか否かを特定し、前記ユーザが前記動画の更新情報を取得しようとすると特定された場合には、前記動画を追跡し、前記動画が更新された場合には、更新情報を前記ユーザへプッシュする技術案の実現によって、ユーザの動画視聴動作をインテリジェントに認識して、タイムリーな動画更新知らせをユーザへ提供することができるとともに、ユーザの操作動作に基づいて情報のプッシュを行って、ユーザの視聴愛好をより正確に反映することができる。
【0049】
上記実施例における装置について、各モジュールが操作を実行する具体的方式は、該方法に関する実施例において詳しく記載されたが、ここに詳細に説明されない。
【0050】
本発明の実施例では、情報プッシュ装置であって、
プロセッサと、
前記プロセッサの実行可能なコマンドを記憶するためのメモリと、を備え、
前記プロセッサは、
ユーザの動画情報に対する操作動作を記録し、
前記操作動作に基づいて前記ユーザが前記動画の更新情報を取得しようとするか否かを特定し、
前記ユーザが前記動画の更新情報を取得しようとすると特定された場合に、前記動画を追跡し、
前記動画が更新された場合に、更新情報を前記ユーザへプッシュするように配置される情報プッシュ装置が更に提供される。
【0051】
図4を参照して、一方の例示の実施例に示す情報プッシュ用の装置400のブロック図が示される。例えば、装置400として、モバイルフォン、コンピュータ、デジタル放送端末、メッセージ送受信装置、ゲームコンソール、タブレットデバイス、医療装置、フィットネス機器、パーソナルデジタルアシスタント等であってもよい。
【0052】
図4を参照し、端末400は、処理部材402、メモリ404、電源部材406、マルチメディア部材408、オーディオ部材410、入力/出力(I/ O)インターフェース410、センサ部材414及び通信部材416のうちの一つまたは複数を備えてもよい。
【0053】
処理部材402は一般的に、装置400の全体操作、例えば表示、電話呼び出し、データ通信、カメラ操作及び記録操作に関連付けられる操作を制御する。処理部材402は、上記方法の全部または一部のステップを完了するように、一つまたは複数のプロセッサ420を備えてコマンドを実行するようにしてもよい。また、処理部材402は、他の部材とのインタラクティブを処理することに寄与するように、一つまたは複数のモジュールを備えてもよい。例えば、処理部材402は、マルチメディア部材408とのインタラクティブに寄与するように、マルチメディアモジュールを備えてもよい。
【0054】
メモリ404は、各タイプのデータを記憶し、端末400での操作をサポートするように配置される。これらのデータの例示として、端末400で操作するための任意のアプリケーションや方法のコマンド、連絡先データ、電話帳データ、メッセージ、写真、ビデオ等を含む。メモリ404は、任意タイプの揮発性又は非揮発性の記憶装置又はこれらの組み合わせによって実現され、例えばスタティックRAM(SRAM)、電気的消去可能なプログラム可能ROM(EEPROM)、消去可能PROM(EPROM)、プログラマブルROM(PROM)、読み取り専用メモリ(ROM)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、ディスク又は光ディスクである。
【0055】
電力部材406は、装置400の各部材へ電力を提供する。電力部材406は、電源管理システム、一つ又は複数の電源、及び他の装置400に対する電力の生成、管理、割り当てに関する部材を備えてもよい。
【0056】
マルチメディア部材408は、装置400とユーザとの間に出力インターフェースを提供するディスプレイを備える。いくつかの実施例において、ディスプレイは、液晶表示器(LCD)とタッチパネル(TP)を備えてもよい。ディスプレイがタッチパネスを備える場合には、ディスプレイは、ユーザからの入力信号を受信するように、タッチパネルとして実現されることができる。タッチパネスは、タッチ、スライド及びタッチパネルにおけるジェスチャーを感知するように、一つ又は複数のタッチセンサを備える。タッチセンサは、タッチやスライド動作の境界を感知するだけでなく、タッチやスライドの操作に関する持続時間と圧力を検出することができる。いくつかの実施例において、マルチメディア部材408は、一つのフロントカメラ及び/又はリアカメラを備える。装置400が操作モード、例えば撮影モードやビデオモードである場合に、フロントカメラ及び/又はリアカメラは、外部からのマルチメディアデータを受信することができる。各々のフロントカメラとリアカメラとしては、固定の光学レンズシステム、又は焦点距離及び光学ズーム能力を有するものであってもよい。
【0057】
オーディオ部材410は、オーディオ信号を出力且つ/又は入力するように配置される。例えば、オーディオ部材410は、一つのマイク(MIC)を備え、マイクは、装置400が操作モード、例えばコールモード、記録モード及び音声認識モードである場合に、外部からのオーディオ信号を受信するように配置される。受信されたオーディオ信号は、さらにメモリ404に記憶され、又は通信部材416を介して送信されることができる。いくつかの実施例において、オーディオ部材410は、オーディオ信号を出力するためのスピーカーを更に備える。
【0058】
I/Oインターフェース412は、処理部材402と周辺インターフェースモジュールとの間にインターフェースを提供し、上記周辺インターフェースモジュールとしては、キーボード、クリックホイール、ボタン等であってもよい。これらのボタンは、ホームページボタン、音量ボタン、起動ボタン及びロックボタンを含むが、それらに限定されるものではない。
【0059】
センサ部材414は、装置400に様々な態様の状態評価を提供するように、一つ又は複数のセンサを備える。例えば、センサ部材414は、装置400のオン/オフ状態、部材の相対位置を検出することができ、例えば部材が装置400の表示器及びキーパッドであり、センサ部材414は、装置400又は装置400の一つの部材の位置変化、ユーザと装置400との接触の存在又は不存在、装置400の方位又は加速/減速並びに装置400の温度変化を検出することができる。センサ部材414は、何ら物理的な接触もない場合に近傍の物体の存在を検出するように配置される近接センサを備えてもよい。センサ部材414は、イメージングアプリに用いられるように、光センサ、例えばCMOS又はCCD画像センサを備えてもよい。いくつかの実施例において、該センサ部材414は、加速度センサ、ジャイロスコープセンサ、磁気センサ、圧力センサ又は温度センサを備えてもよい。
【0060】
通信部材416は、装置400と他の装置との有線又は無線による通信に寄与するように配置される。装置400は、通信規格、例えば、WIFI、2Gや3Gといった通信規格、又はそれらの組み合わせによる通信規格に従った無線ネットワークに接続されることができる。一つの例示の実施例において、通信部材416は、放送チャンネルを介して外部放送管理システムからの放送信号又は放送関連情報を受信する。一つの例示の実施例において、通信部材416は、近距離通信を促進するように、近距離通信(NFC)モジュールをさらに備える。例えば、NFCモジュールは、無線周波数識別(RFID)技術、赤外線データ協会(IrDA)技術、超広帯域(UWB)技術、ブルートゥース(BT)技術及び他の技術によって実現されることができる。
【0061】
例示の実施例において、装置400は、一つ又は複数の特定用途向け集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサデバイス又は他の電子素子によって実現され、上記情報プッシュ方法を実行するためのものである。
【0062】
例示の実施例において、コマンドを含む非一時的なコンピュータ可読記憶媒体がさらに提供され、例えばコマンドを含むメモリ404であり、上記コマンドが上記方法を完了するように、装置400のプロセッサ420によって実行されることができる。例えば、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体としては、ROM、ランダムアクセスメモリ(RAM)、CD-ROM、テープ、フレキシブルディスク及び光データ保存装置等であってもよい。
【0063】
非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であって、記憶媒体におけるコマンドが装置400のプロセッサによって実行される場合に、装置400に情報プッシュ方法を実行可能にさせる。
【0064】
当業者は、明細書を考慮し、かつここに開示の発明を実践した後、本発明の他の実施案を容易に想到する。本願は本発明の任意変形、用途又は適応的変化をカバーすることを目的とする。これらの変形、用途又は適応的変化は、本発明の一般的原理に従うとともに、本発明に開示されない当分野で公知常識又は汎用技術手段を含む。明細書及び実施例は単に例示のものとみなすが、本発明の実質的範囲及び精神は下記の特許請求の範囲に指摘される。
【0065】
理解すべきこととして、本発明は、上記記載され、かつ図面に示す精確な構成に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲において様々な補正及び変更が可能である。本発明の範囲は添付の特許請求の範囲のみに制限される。
【0066】
本願は、出願番号が201510441244.8で、出願日が2015年07月24日である中国特許出願に基づいて提出されるとともに、該中国特許出願の優先権を要求するものである。該中国特許出願の全部内容はここに参考として引用される。