特許第6306801号(P6306801)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6306801
(24)【登録日】2018年3月16日
(45)【発行日】2018年4月4日
(54)【発明の名称】ペット用カバン
(51)【国際特許分類】
   A01K 1/02 20060101AFI20180326BHJP
   A45C 11/00 20060101ALI20180326BHJP
   A01K 1/015 20060101ALI20180326BHJP
【FI】
   A01K1/02 Z
   A45C11/00 D
   A01K1/015 A
【請求項の数】1
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2017-507667(P2017-507667)
(86)(22)【出願日】2015年6月25日
(65)【公表番号】特表2017-517275(P2017-517275A)
(43)【公表日】2017年6月29日
(86)【国際出願番号】KR2015006483
(87)【国際公開番号】WO2016153113
(87)【国際公開日】20160929
【審査請求日】2015年11月11日
(31)【優先権主張番号】10-2015-0042532
(32)【優先日】2015年3月26日
(33)【優先権主張国】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】511286045
【氏名又は名称】キム ジョンウン
(74)【代理人】
【識別番号】100114627
【弁理士】
【氏名又は名称】有吉 修一朗
(74)【代理人】
【識別番号】100182501
【弁理士】
【氏名又は名称】森田 靖之
(74)【代理人】
【識別番号】100175271
【弁理士】
【氏名又は名称】筒井 宣圭
(74)【代理人】
【識別番号】100190975
【弁理士】
【氏名又は名称】遠藤 聡子
(74)【代理人】
【識別番号】100194984
【弁理士】
【氏名又は名称】梶原 圭太
(72)【発明者】
【氏名】キム ジョンウン
【審査官】 田辺 義拓
(56)【参考文献】
【文献】 特開2005−333833(JP,A)
【文献】 特開2012−010681(JP,A)
【文献】 登録実用新案第3167337(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A01K 1/015−1/035
A45C 11/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
マット状で広げられた状態で長さ方向に沿って三つの部分に折られることができて、折られた三つの部分の一側端部および他側端部が各々互いに重なって結合してカバン状に変形するように構成した内皮部材と;
マット状で広げられた状態で長さ方向に沿って三つの部分に折られることができ、折られた三つの部分の一側端部および他側端部が各々互いに重なって結合してカバン状に変形するように構成して、前記内皮部材に着脱できるように設けられる外皮部材;および
前記外皮部材に着脱できるように設けられるひも部材と;を含み、
前記内皮部材は中央内皮と、左側内皮と、右側内皮とで区分され、三つの部分に折られており、前記中央内皮と前記左側内皮とを区分する切開溝および前記中央内皮と前記右側内皮とを区分する切開溝が前記内皮部材の一側端部および他側端部に各々形成されており、
前記内皮部材がマット状からカバン状に変形する場合において、前記中央内皮の一側端部および他側端部と前記左側内皮と前記右側内皮とが上方向に向かって折られ、
上方向に折られた前記中央内皮の一側端部に前記左側内皮の一側端部が重なって、前記中央内皮の一側端部に重なった前記左側内皮の一側端部に前記右側内皮の一側端部が重なって結合し、
上方向に折られた前記中央内皮の他側端部に前記左側内皮の他側端部が重なって、前記中央内皮の他側端部に重なった前記左側内皮の他側端部に前記右側内皮の他側端部が重なって結合し、
前記左側内皮の一側端部と他側端部の背面には、結合部材が各々設けられており、前記右側内皮の一側端部と他側端部の上面には、前記左側内皮の結合部材に結合する結合部材が各々設けられており、
前記外皮部材は中央外皮と、左側外皮と、右側外皮とで区分され、三つの部分に折られており、前記中央外皮と前記左側外皮とを区分する切開溝および前記中央外皮と前記右側外皮とを区分する切開溝が前記外皮部材の一側端部および他側端部に各々形成されており、
前記外皮部材がマット状からカバン状に変形する場合において、前記中央外皮の一側端部および他側端部と前記左側外皮と前記右側外皮とが上方向に向って折られ、
前記左側内皮の一側端部に重なった前記右側内皮の一側端部に、上方向に向って折られた前記中央外皮の一側端部が重なり、
前記左側内皮の他側端部に重なった前記右側内皮の他側端部に、上方向に向って折られた前記中央外皮の他側端部が重なり、
前記右側内皮の一側端部に重なった前記中央外皮の一側端部に前記右側外皮の一側端部が重なって、前記中央外皮の一側端部に重なった前記右側外皮の一側端部に前記左側外皮の一側端部が重なって結合し、
前記右側内皮の他側端部に重なった前記中央外皮の他側端部に前記右側外皮の他側端部が重なって、前記中央外皮の他側端部に重なった前記右側外皮の他側端部に前記左側外皮の他側端部が重なって結合し、
前記中央外皮の一側端部と他側端部の背面には、結合部材が各々設けられており、前記右側外皮の一側端部と他側端部の上面には、前記中央外皮の結合部材のうち、一部と結合する結合部材が設けられており、前記左側外皮の一側端部と他側端部の上面には、前記中央外皮の結合部材のうち、一部と結合する結合部材が設けられており、前記左側外皮の一側端部と他側端部の背面には前記右側外皮と結合する結合帯が設けられた
ことを特徴とするペット用カバン。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ペット用カバンに関する。より詳しくは、ペットのためのマットでも使えるペット用カバンに関する。
【背景技術】
【0002】
最近の高齢化と低出産、独身世帯の増加などの色々な社会的変化と伴い、ペットを飼う世帯が次第に増えている。国内の主要媒体の報道資料によると、2013年、国内でペットを飼う人口が一千万を超えているといわれる。
【0003】
こういったペットは、飼い主に精神的な癒しと心理的安定感を与えるなど、相互交感のパートナー的関係となっていて、ストレスに疲れた現代人に純機能の役目をはたしている。このような側面で、近来にはペット(pet)という用語を超え、伴侶動物(companion animal)という用語が自然に使われるようになったほどであり、ペットも一つの家族構成員とまで認識されるなど、次第にその重要性と位相が高くなっている。
【0004】
ペットが家族の構成員となるようになって、ペットを健康に飼うための要求にこたえて、ペットを保護して便宜を提供するためのペット用ハウス、カバン、クッション、マットなど、色々な補助器具が登場している。
【0005】
また、ペットと共に外出する場合が頻繁になるにつれて、ペット用補助器具もだんだん携帯しやすい形で開発されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】韓国公開実用新案第20−2010-008877号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかし、従来はペットと共に外出する場合、ペット用カバンとペットのためにマットを別途に用意しなければならなかったため、外出のための荷物が多すぎるという問題があった。
【0008】
本発明は、前記のような問題を解決するために提案されたものであり、ペット用カバンがペットのためのマットに変形できるように構成することによって、便利性を向上させ、ペットとともに外出する場合の荷物を最小化できるペット用カバンを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記目的を達成するために本発明の実施例によるペット用カバンは、マット状に広げられた状態で長さ方向に沿って三つの部分に折られることができて、三つの部分に折られた部分の一側端部および他側端部が各々互いに重なって結合し、カバン状に変形するように構成した内皮部材と、マット状に広げられた状態で長さ方向に沿って三つの部分に折られることができて、三つの部分に折られた部分の一側端部および他側端部が各々互いに重なって結合し、カバン状に変形するように構成し、前記内皮部材に着脱できるように設けられる外皮部材と、前記外皮部材に着脱できるように設けられるひも部材とを含むことを特徴とする。
【0010】
前記内皮部材は、中央内皮と、左側内皮と、右側内皮とで区分されて三つの部分に折られ、前記中央内皮と前記左側内皮とを区分する切開溝および前記中央内皮と前記右側内皮とを区分する切開溝が前記内皮部材の一側端部および他側端部に各々形成されるのが好ましい。
【0011】
前記内皮部材がマット状からカバン状に変形する場合において、前記中央内皮の一側端部および他側端部と前記左側内皮と前記右側内皮とが上方向を向いて折られて、上方向を向いて折られた前記中央内皮の一側端部に前記左側内皮の一側端部が重なって、前記中央内皮の一側端部に重なった前記左側内皮の一側端部に前記右側内皮の一側端部が重なって結合し、上方向に折られた前記中央内皮の他側端部に前記左側内皮の他側端部が重なって、前記中央内皮の他側端部に重なった前記左側内皮の他側端部に前記右側内皮の他側端部が重なって結合するのが好ましい。
【0012】
前記左側内皮の一側端部と他側端部の背面には、結合部材が各々設けられ、前記右側内皮の一側端部と他側端部の上面には、前記左側内皮の結合部材に結合する結合部材が各々設けられるのが好ましい。
【0013】
前記外皮部材は、中央外皮と、左側外皮と、右側外皮とで区分されて三つの部分に折られ、前記前記中央外皮と前記左側外皮とを区分する切開溝および前記中央外皮と前記右側外皮とを区分する切開溝が前記外皮部材の一側端部および他側端部に各々形成されるのが好ましい。
【0014】
前記外皮部材がマット状からカバン状に変形する場合において、前記中央外皮の一側端部および他側端部と、前記左側外皮と、前記右側外皮が上方向を向いて折られ、上方向に折られた前記中央外皮の一側端部に前記右側外皮の一側端部が重なって、前記中央外皮の一側端部に重なった前記右側外皮の一側端部に前記左側外皮の一側端部が重なって結合し、上方向に折られた前記中央外皮の他側端部に前記右側外皮の他側端部が重なって、前記中央外皮の他側端部に重なった前記右側外皮の他側端部に前記左側外皮の他側端部が重なって結合するのが好ましい。
【0015】
前記中央外皮の一側端部と他側端部の背面には、結合部材が各々設けられ、前記右側外皮の一側端部と他側端部の上面には、前記中央外皮の結合部材のうち、一部と結合する結合部材が設けられ、前記左側外皮の一側端部と他側端部の上面には、前記中央外皮の結合部材のうち、一部と結合する結合部材が設けられ、前記左側外皮の一側端部と他側端部の背面には前記右側外皮と結合する結合帯が設けられるのが好ましい。
【発明の効果】
【0016】
前述のようなペット用カバンによると、ペット用カバンがペットのためのマットに変形できるように構成することによって、便利性が向上し、ペットと共に外出する場合の荷物を最小化できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】本発明の実施例によるペット用カバンが広げられてマット状に置かれた場合を示した図面である。
図2】本発明の実施例によるペット用カバンをマット状からカバン状に変形する過程の第一段階を示した図面である。
図3】本発明の実施例によるペット用カバンをマット状からカバン状に変形する過程の第二段階を示した図面である。
図4】本発明の実施例によるペット用カバンをマット状からカバン状に変形する過程の第三段階を示した図面である。
図5】本発明の実施例によるペット用カバンをマット状からカバン状に変形する過程の第四段階を示した図面である。
図6】本発明の実施例によるペット用カバンをマット状からカバン状に変形する過程の第四段階を示した図面である。
図7】本発明の実施例によるペット用カバンをマット状からカバン状に完全に変形した場合を示した図面である。
図8図7の状態でカバー部材がさらに結合した状態を示した図面である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、添付の図面を参考して、本発明の好ましい実施例を詳しく説明する。
【0019】
図1は、本発明の実施例によるペット用カバンが広げられてマット状に置かれた場合を示した図面であり、図2は、本発明の実施例によるペット用カバンをマット状からカバン状に変形する過程の第一段階を示した図面であり、図3は、本発明の実施例によるペット用カバンをマット状からカバン状に変形する過程の第二段階を示した図面であり、図4は、本発明の実施例によるペット用カバンをマット状からカバン状に変形する過程の第三段階を示した図面であり、図5は、本発明の実施例によるペット用カバンをマット状からカバン状に変形する過程の第四段階を示した図面であり、図6は、本発明の実施例によるペット用カバンをマット状からカバン状に変形する過程の第四段階を示した図面であり、図7は、本発明の実施例によるペット用カバンをマット状からカバン状に完全に変形した場合を示した図面であり、図8は、図7の状態でカバー部材がさらに結合した状態を示した図面である。
【0020】
図1ないし図8を参考すると、本発明の実施例によるペット用カバンは、内皮部材(100)と、外皮部材(200)と、ひも部材(300)とを含む。
【0021】
前記内皮部材(100)は、マット状に広げられた状態の時、ペットがその上に座っていられる部分であって、その上面は、柔らかい素材でできているのが好ましい。
【0022】
このような前記内皮部材(100)は、マット状に広げられた状態で長さ方向に沿って三つの部分に折られて、三つの部分に折られた部分の一側端部(図1に図示の図面で右側部分)および他側端部(図1に図示の図面で左側部分)が各々互いに重なって結合してカバン状に変形するように構成される。
【0023】
一方、前記内皮部材(100)は、中央内皮(110)と、左側内皮(120)と、右側内皮(130)とで区分され、三つの部分に折られて、前記中央内皮(110)と前記左側内皮(120)とを区分する切開溝(F1)および前記中央内皮(110)と前記右側内皮(130)とを区分する切開溝(F2)が前記内皮部材(100)の一側端部および他側端部に各々形成される。
【0024】
一方、前記左側内皮(120)の一側端部と他側端部の背面には、結合部材が各々設けられ、前記右側内皮(130)の一側端部と他側端部の上面には、前記左側内皮(120)の結合部材に結合する結合部材が各々設けられる。
【0025】
ここで、前記左側内皮(120)および前記右側内皮(130)に設けられる結合部材は、ベルクロ型の結合部材(140)からなることができる。
【0026】
前記外皮部材(200)は、マット状に広げられた状態の時、前記内皮部材(100)の下側に位置し、カバン状に変形した時、ペット用カバンの外形部を構成する部分であって、前記内皮部材(100)とは違って色々な素材からなることができる。
【0027】
このような前記外皮部材(200)は、マット状に広げられた状態で長さ方向に沿って三つの部分に折られて、三つの部分に折られた部分の一側端部(図3に図示の図面で右側部分)および他側端部(図3に図示の図面で左側部分)が各々互いに重なって結合してカバン状に変形するように構成し、前記内皮部材(100)に着脱できるように設けられる。
【0028】
一方、前記外皮部材(200)は、中央外皮(210)と、左側外皮(220)と、右側外皮(230)とで区分されて三つの部分に折られて、前記中央外皮(210)と前記左側外皮(220)とを区分する切開溝(F3)および前記中央外皮(210)と前記右側外皮(230)とを区分する切開溝(F4)が前記外皮部材(200)の一側端部および他側端部に各々形成される。
【0029】
一方、前記中央外皮(210)の一側端部と他側端部の背面には、結合部材が各々設けられ、また、前記ひも部材(300)が着脱結合できるリング部材(211)が各々設けられる。また、前記右側外皮(230)の一側端部と他側端部の上面には、前記中央外皮(210)の結合部材のうち、一部と結合する結合部材が設けられ、前記左側外皮(220)の一側端部と他側端部の上面には、前記中央外皮(210)の結合部材のうち、一部と結合する結合部材が設けられ、前記左側外皮(220)の一側端部と他側端部の背面には前記右側外皮(230)と結合する結合帯(221)が設けられる。
【0030】
ここで、中央外皮(210)の背面に設けられる結合部材は、ベルクロ型の結合部材(240)と一定の距離離隔され配置される一対のボタン型の結合部材(250)とからなることができる。
【0031】
また、前記右側外皮(230)の上面に設けられる結合部材は、ベルクロ型の結合部材(240)とボタン型の結合部材(250)とからなることができる。
【0032】
また、前記左側外皮(220)の上面に設けられる結合部材は、ボタン型の結合部材(250)からなることができ、前記左側外皮(220)に設けられる結合帯(221)にはボタン型の結合部材(250)が設けられることができ、図示されなかったが前記左側外皮(230)の背面には、前記結合帯(221)のボタン型の結合部材(250)と結合するボタン型の結合部材が設けられる。
【0033】
一方、前記内側部材(100)と前記外側部材(200)の着脱可能の設置構造のために前記内側部材(100)の中央内皮の一側端部および他側端部の背面には、ベルクロ型の結合部材(140)が設けられ、前記外側部材(200)の中央外皮(210)の一側端部および他側端部の上面にもベルクロ型の結合部材(240)が設けられる。
【0034】
一方、ペット用カバンがカバン状に変形した場合、ペットは、前記内側部材(100)からなる空間(100a)に入るようになり、運搬する時、ペットがカバンの外へ出ることを防ぐための図8に図示のように、前記外側部材(200)にはメッシュ部材(410)が含まれたカバー部材(400)がファスナーなどによって着脱できるように設けることができる。
【0035】
一方、前記内皮部材(100)および前記外皮部材(200)の場合、全体的な形状が円形の形状からなる実施例を図面に図示したが、図示の形状に限られるものではなく、四角形の形状を含めて色々な多角形の形状からなることができる。
【0036】
一方、前記のように構成された本発明の実施例によるペット用カバンは、図2ないし図7に段階的に示したように、マット状からカバン状に変形できて、その逆にカバン状からマット状に変形できる。
【0037】
以下からは、本発明の実施例によるペット用カバンがマット状からカバン状に変形する場合に限定して説明し、マット状からカバン状に変形する場合、図1の状態から図7に図示の状態に最終変形する。
【0038】
このようなカバン状への変形過程を説明すると次のとおりである。
【0039】
前記内皮部材(100)がマット状からカバン状に変形する場合、まず、前記中央内皮(110)の一側端部および他側端部と前記左側内皮(120)と前記右側内皮(130)とが上方向を向いて折られる。
【0040】
その後、上方向に折られた前記中央内皮(110)の一側端部に前記左側内皮(120)の一側端部が重なって、前記中央内皮(110)の一側端部に重なった前記左側内皮(120)の一側端部に前記右側内皮(130)の一側端部が重なって結合する。
【0041】
その後、上方向に折られた前記中央内皮(110)の他側端部に前記左側内皮(120)の他側端部が重なって、前記中央内皮(110)の他側端部に重なった前記左側内皮(120)の他側端部に前記右側内皮(130)の他側端部が重なって結合する。
【0042】
前述のように、前記内皮部材(100)は、カバン状に折られた後に前記外皮部材(200)を次の順で折ることができる。
【0043】
前記外皮部材(200)がマット状からカバン状に変形する場合、まず、前記中央外皮(210)の一側端部および他側端部と前記左側外皮(220)と前記右側外皮(230)が上方向を向いて折られる。
【0044】
その後、上方向に折られた前記中央外皮(210)の一側端部に前記右側外皮(230)の一側端部が重なって、前記中央外皮(210)の一側端部に重なった前記右側外皮(230)の一側端部に前記左側外皮(220)の一側端部が重なって結合する。
【0045】
その後、上方向に折られた前記中央外皮(210)の他側端部に前記右側外皮(230)の他側端部が重なって、前記中央外皮(210)の他側端部に重なった前記右側外皮(230)の他側端部に前記左側外皮(220)の他側端部が重なって結合する。
【0046】
前述のように本発明の実施例によるマットによると、ペット用カバンがペットのためのマットに変形できるように構成することによって、便利性が向上され、ペットとともに外出する場合の荷物を最小化できるようになる。
【0047】
以上、本発明の特定実施例に関して図示し、説明したが、本発明の技術分野で通常の知識を有する者であれば、下記の特許請求の範囲に記載の本発明の事象および領域から外れない範囲で本発明を多様に修正および変更することができるのは了解していただきたい。
【符号の説明】
【0048】
100 内皮部材
100a 空間
110 中央内皮
120 左側内皮
130 右側内皮
140 ベルクロ型の結合部材
200 外皮部材
210 中央外皮
211 リング部材
220 左側外皮
221 結合帯
230 右側外皮
240 ベルクロ型の結合部材
250 ボタン型の結合部材
300 ひも部材
400 カバー部材
410 メッシュ部材
F1 切開溝
F2 切開溝
F3 切開溝
F4 切開溝
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8