(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6307688
(24)【登録日】2018年3月23日
(45)【発行日】2018年4月11日
(54)【発明の名称】フィラメント型LED電球
(51)【国際特許分類】
F21K 9/232 20160101AFI20180402BHJP
F21V 19/00 20060101ALI20180402BHJP
F21Y 107/50 20160101ALN20180402BHJP
F21Y 115/10 20160101ALN20180402BHJP
【FI】
F21K9/232 100
F21V19/00 150
F21V19/00 170
F21Y107:50
F21Y115:10
【請求項の数】8
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2017-44712(P2017-44712)
(22)【出願日】2017年3月9日
(65)【公開番号】特開2018-37395(P2018-37395A)
(43)【公開日】2018年3月8日
【審査請求日】2017年3月9日
(31)【優先権主張番号】特願2016-167678(P2016-167678)
(32)【優先日】2016年8月30日
(33)【優先権主張国】JP
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用 平成29年2月21日〜24日に東京ビッグサイト東展示棟で開催された、第45回国際ホテル・レストラン・ショーで展示。
(73)【特許権者】
【識別番号】593079944
【氏名又は名称】株式会社ビートソニック
(74)【代理人】
【識別番号】100090239
【弁理士】
【氏名又は名称】三宅 始
(74)【代理人】
【識別番号】100100859
【弁理士】
【氏名又は名称】有賀 昌也
(72)【発明者】
【氏名】戸谷 勉
(72)【発明者】
【氏名】水野 哲也
【審査官】
鈴木 重幸
(56)【参考文献】
【文献】
中国特許出願公開第104377194(CN,A)
【文献】
特開2010−245037(JP,A)
【文献】
米国特許出願公開第2014/0268779(US,A1)
【文献】
米国特許出願公開第2004/0008525(US,A1)
【文献】
国際公開第2015/135817(WO,A1)
【文献】
中国特許出願公開第105098032(CN,A)
【文献】
中国特許出願公開第104501004(CN,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F21K 9/23
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数個のLEDチップを直列接続したLEDチップ列を基板に搭載して構成した複数本のフィラメントと、複数本のフィラメントを覆うグローブと、グローブの内外を連通する排気通路が形成されグローブの底部からグローブ中に突出するガラス製の支柱と、グローブの底部に取り付けた口金と、口金に内蔵され、チップ列を点灯制御するためリード線でフィラメントに接続された駆動回路を備え、フィラメントと支柱をリード線で連結してフィラメントを支柱に保持したフィラメント型LED電球であって、
前記支柱を下側支柱と、ワイヤで下側支柱に連結するとともに下側支柱の上方に立設保持した上側支柱で構成し、下側支柱に排気通路を形成し、上側支柱でフィラメントを保持するようにしたことを特徴とするフィラメント型LED電球。
【請求項2】
駆動回路とフィラメントを電気的に接続するため下側支柱と上側支柱の間に配線される2本のリード線で前記ワイヤを兼用することを特徴とする請求項1に記載のフィラメント型LED電球。
【請求項3】
ワイヤを兼ねる2本のリード線のうち一方のリード線を他方のリード線より太くし、太線ワイヤの一本で上側支柱を立設することを特徴とする請求項2に記載のフィラメント型LED電球。
【請求項4】
上側支柱の上端部にリングを取り付け、該リングをグローブの頂部の内面に嵌合したことを特徴とする請求項1に記載のフィラメント型LED電球。
【請求項5】
上側支柱の上端部に吸盤を取り付け、該吸盤をグローブの頂部に吸着したことを特徴とする請求項1に記載のフィラメント型LED電球。
【請求項6】
上側支柱の下端部と下側支柱の上端部を近接するように設け、近接する両端部にチューブを被せて該チューブで両端部を連結したことを特徴とする請求項1に記載のフィラメント型LED電球。
【請求項7】
前記チューブにコイルばねを巻き付けたことを特徴とする請求項6に記載のフィラメント型LED電球。
【請求項8】
前記チューブに板ばねを巻き付けたことを特徴とする請求項6に記載のフィラメント型LED電球。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はフィラメント型LED電球に関する。
【背景技術】
【0002】
フィラメント型LED電球の一形式として、特許第5689524号公報には、複数個のLEDチップを直列接続したLEDチップ列を基板に搭載して構成した複数本のフィラメントと、複数本のフィラメントを覆うグローブと、グローブの内外を連通する排気通路が形成され、グローブの底部からグローブ中に突出するガラス製の支柱と、グローブの底部に取り付けた口金と、口金に内蔵されチップ列を点灯制御するためリード線でフィラメントに接続された駆動回路を備え、フィラメントと支柱をリード線で連結してフィラメントを支柱に保持したフィラメント型LED電球が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許第5689524号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記した従来のフィラメント型LED電球では、製造時にグローブ内の空気を排気し、空気に代えてヘリウムガス、水素ガスあるいはこれらの混合ガスをグローブ中に封入しているので、電球の点灯時にLEDチップから生ずる熱はグローブに封入した水素ガス等がグローブ内で対流し、効果的にグローブ外へ放熱される。
【0005】
従来のフィラメント型LED電球は、排気通路を形成するうえで成形が容易であり、また溶着によってリード線と容易に連結できるガラスを支柱の材質に採用している。しかし、ガラス製の支柱は電球の運搬時に加わる振動、あるいは電球の取扱時の不注意による落下で加わる衝撃で折れ易いという問題点があった。
本発明はかかる問題点に鑑み、ガラス製の支柱が折れ難いフィラメント型LED電球を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に記載の発明は、
複数個のLEDチップを直列接続したLEDチップ列を基板に搭載して構成した複数本のフィラメントと、複数本のフィラメントを覆うグローブと、グローブの内外を連通する排気通路が形成されグローブの底部からグローブ中に突出するガラス製の支柱と、グローブの底部に取り付けた口金と、口金に内蔵され、チップ列を点灯制御するためリード線でフィラメントに接続された駆動回路を備え、フィラメントと支柱をリード線で連結してフィラメントを支柱に保持したフィラメント型LED電球であって、
前記支柱を下側支柱と、ワイヤで下側支柱に連結するとともに、下側支柱の上方に立設保持した上側支柱で構成し、下側支柱に排気通路を形成し、上側支柱でフィラメントを保持するようにしたことを特徴とする。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のフィラメント型LED電球において、
駆動回路とフィラメントを電気的に接続するため、下側支柱と上側支柱の間に配線される2本のリード線で前記ワイヤを兼用することを特徴とする。
【0008】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のフィラメント型LED電球において、
ワイヤを兼ねる2本のリード線のうち一方のリード線を他方のリード線より太くし、太線ワイヤの一本で上側支柱を立設することを特徴とする。
【0009】
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載のフィラメント型LED電球において、
上側支柱の上端部にリングを取り付け、該リングをグローブの頂部の内面に嵌合したことを特徴とする。
【0010】
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載のフィラメント型LED電球において、
上側支柱の上端部に吸盤を取り付け、該吸盤をグローブの頂部に吸着したことを特徴とする。
【0011】
請求項6に記載の発明は、請求項1に記載のフィラメント型LED電球において、
上側支柱の下端部と下側支柱の上端部を近接するように設け、近接する両端部にチューブを被せて該チューブで両端部を連結したことを特徴とする。
【0012】
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載のフィラメント型LED電球において、
前記チューブにコイルばねを巻き付けたことを特徴とする。
【0013】
請求項8に記載の発明は、請求項6に記載のフィラメント型LED電球において、
前記チューブに板ばねを巻き付けたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0014】
請求項1に記載の発明によれば、下側支柱と上側支柱をワイヤで連結したので、電球に振動や衝撃が加わったとき、ワイヤが撓んで振動や衝撃が吸収される。そのためフィラメントを保持している上側支柱の破損を防止できる。
【0015】
請求項2に記載の発明によれば、駆動回路とフィラメントを電気的に接続するため下側支柱と上側支柱の間に配線される2本のリード線で前記ワイヤを兼用するので、部品点数を少なくして構造を簡素化できる。
【0016】
請求項3に記載の発明によれば、一本の太線ワイヤで上側支柱を保持するので、より一層構造を簡素化できる。
【0017】
請求項4に記載の発明によれば、リングによって上側支柱がグローブの頂部に連結されるので、電球に振動や衝撃が加わったときの上側支柱の揺れを抑制できる。
【0018】
請求項5に記載の発明によれば、吸盤によって上側支柱がグローブの頂部に連結されるので、電球に振動や衝撃が加わったときの上側支柱の揺れを抑制できる。
【0019】
請求項6に記載の発明によれば、電球に振動や衝撃が加わったとき、ワイヤによる振動、衝撃の吸収効果に加えて、チューブによる振動、衝撃の吸収効果を奏するので、より上側支柱の揺れを抑制できる。
【0020】
請求項7に記載の発明によれば、電球に振動や衝撃が加わったとき、チューブによる振動、衝撃の吸収効果に加えて、コイルばねによる振動、衝撃の吸収効果を奏するので、より一層上側支柱の揺れを抑制できる。
【0021】
請求項8に記載の発明によれば、電球に振動や衝撃が加わったとき、チューブによる振動、衝撃の吸収効果に加えて、板ばねによる振動、衝撃の吸収効果を奏するので、より一層上側支柱の揺れを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【
図1】本発明の第1実施例に係るフィラメント型LED電球を示す正面図である。
【
図2】同フィラメント型LED電球を示す側面図である。
【
図3】同フィラメント型LED電球のフィラメントを示す模式的説明図である。
【
図4】
図3の4−4−線から切断した断面図である。
【
図5】同フィラメント型LED電球の上側支柱と下側支柱及びリード線を示す斜視図である。
【
図6】同フィラメント型LED電球の上側支柱と下側支柱及びリード線を示す平面図である。
【
図7】本発明の第2実施例に係るフィラメント型LED電球を示す正面図である。
【
図8】本発明の第3実施例に係るフィラメント型LED電球を示す正面図である。
【
図9】本発明の第4実施例に係るフィラメント型LED電球を示す正面図である。
【実施例1】
【0023】
以下に本発明を図面に基づき説明する。
図1及び
図2には、本発明の第1実施例に係るフィラメント型LED電球10が示されている。当該フィラメント型LED電球10は、12本のフィラメント11〜22から成るフィラメント群11〜22と、フィラメント群11〜22を覆う透明なガラス製で縦長円筒形のグローブ23と、各フィラメント11〜22を保持する上側支柱24と、グローブ23の底部からグローブ23中に突出する下側支柱25と、グローブ23の底部に取り付けた口金26及び口金26に内蔵した駆動回路27を備えている。
【0024】
図3及び
図4に模式的に示すように、フィラメント11は透明基板28を備えている。この透明基板28に複数個のLEDチップ29が透明接着剤30で固着され、リード線31で直列に接続されている。透明基板28とLEDチップ29は、発光粉とシリカゲル、エポキシ樹脂等の透明媒体の混合物から成る発光粉層32を塗布して被覆されている。透明基板28の両端部には、端子33が設けられている。他のフィラメント12〜22もフィラメント11と同じ構造を備えている。
【0025】
上側支柱24は、グローブ23と同じ材質のガラス製で、
図5及び
図6に示すように、上端部と中間部及び下端部が直線状のリード線34,35,36に溶着され、各直線状のリード線34,35,36の両端にリング形リード線37,38,39が溶接されている。また、リング形リード線37と、リング形リード線39が、直線状のリード線43で接続されている。上側のリング形リード線37と中間部のリング形リード線38の間に、等角度間隔で6本のフィラメント11〜16が配列され、各フィラメント11〜16の端子33がリング形リード線37,38に溶接されている。また、中間部のリング形リード線38と下側のリング形リード線39の間にも、等角度間隔で6本のフィラメント17〜22が配列され、各フィラメント17〜22の端子33がリング形リード線38,39に溶接されている。このようにして、フィラメント群11〜22は、リード線34〜39を介して上側支柱24に保持され、上側支柱24に沿って上下に延びている。また、上側支柱24の上端部には、グローブ23の頂部の内面に嵌合するリング40が連結されている。
【0026】
下側支柱25はグローブ23と同じ材質のガラス製で、中実構造の上部25aと、上部25aと一体で中空構造の下部25bから成り、下部25bの内部に排気通路を構成する排気管25cが上部25aから垂設されている。排気管25cの上端開口25dが下側支柱25の上部25aに配置され、下端開口25eがグローブ23の底面から突出している。下側支柱25の下端にはスカート部25fが形成されている。
【0027】
上側支柱24と下側支柱25は、太線ワイヤ41と細線ワイヤ42で連結されている。両ワイヤ41,42はフィラメント群11〜22と駆動回路27を電気的に接続するリード線を兼ねている。太線ワイヤ41の上端は下側のリング形リード線39に溶接され、細線ワイヤ42の上端は中間のリング形リード線38が連結されている直線状のリード線35に溶接されている。太線ワイヤ41及び細線ワイヤ42は下側支柱25の上部25a及び下部25bを貫通して駆動回路27まで延び、駆動回路27に接続されている。上側支柱24は主として太線ワイヤ41で下側支柱25の上方に立設保持され、両支柱24,25が略一直線に整列している。
【0028】
電球製造時、下側支柱25、ワイヤ41,42で連結された上側支柱24及びリード線34〜39を介して上側支柱24に保持したフィラメント群11〜22は、グローブ23の底部に形成された開口(図示略)からリング40がグローブ23の頂部の内面に嵌合するまでグローブ23内に装入され、下側支柱25のスカート部25fをグローブ23の開口に溶着することにより、グローブ23内に固定される。ついで、排気管25cを通してグローブ23内の空気を排出した後、ヘリウムガス等を排気管25cを通してグローブ23中に充填し、排気管25cの下端開口25eを閉じてヘリウムガス等をグローブ23内に封入する。そして、ヘリウムガス等を封入したグローブ23の底部に口金が接着される。
【0029】
本実施例に係るフィラメント型LED電球10の構造は以上の通りであって、フィラメント群11〜22を保持する支柱を下側支柱25と上側支柱24に2分割し、両支柱24,25をワイヤ41,42で連結し、主として太線ワイヤ41で上側支柱24を下側支柱25に立設保持したので、電球10に振動や衝撃が加わったとき、ワイヤ41,42が撓んで振動や衝撃が吸収される。そのためフィラメント群11〜22を保持している両支柱24,25の破損を防止できる。
【0030】
下側支柱25と上側支柱24の間に配線される2本のリード線41,42で上側支柱24を下側支柱25に支持するワイヤ41,42を兼ねるので、構造を簡素化できる。また、ワイヤ41,42を兼ねる2本のリード線41,42のうち一方のリード線41を他方のリード線42より太くし、主として太線ワイヤ41で上側支柱24を下側支柱25に支持するので、より振動や衝撃を効果的に吸収できる。
【実施例2】
【0031】
本発明の第2実施例に係るフィラメント型LED電球50を
図7に示す。当該フィラメント型LED電球50は略球形のグローブ51を備えている。下側支柱25には、上側支柱24と略同径で上方に突出する突出端部25gが設けられている。上側支柱24の下端部と下側支柱25の上端部である突出端部25gの先端部が互いに近接するように配設されている。そして、両支柱24,25の近接端部に一本のチューブ52が被せられ、該チューブ52によって上側支柱24と下側支柱25が連結されている。上側支柱24の上端部には吸盤53が取り付けられ、吸盤53がグローブ51の頂部の内面に吸着している。上側支柱24の上端部がこの吸盤53でグローブ51に連結されている。
【0032】
上側支柱24と下側支柱25は、ワイヤ54とワイヤ55で連結されている。両ワイヤ54,55はフィラメント群11〜22と駆動回路27を電気的に接続するリード線を兼ねている。ワイヤ54の上端はリング形リード線37に溶接され、ワイヤ55の上端は中間のリング形リード線38が連結されている直線状のリード線35に溶接されている。上側支柱24は両ワイヤ54,55で下側支柱25の上方に立設保持され、両支柱24,25が略一直線に整列している。
なお、本実施例に係るフィラメント型LED電球50の他の構成は第1実施例に係るフィラメント型LED電球10と同じであるので、同一の構成要素に同一の符号を付して説明を省略する。
【0033】
本実施例に係るフィラメント型LED電球50の構造は以上の通りであって、電球50に振動や衝撃が加わったとき、ワイヤ54,55による振動、衝撃の吸収効果に加えて、チューブ52による振動、衝撃の吸収効果を奏するので、より上側支柱24の揺れを抑制できる。また、吸盤53によって上側支柱24がグローブ51の頂部に連結されるので、電球50に振動や衝撃が加わったときの上側支柱24の揺れをより効果的に抑制できる。
【実施例3】
【0034】
本発明の第3実施例に係るフィラメント型LED電球60を
図8に示す。当該フィラメント型LED電球60のチューブ52にはコイルばね61が巻き付けられている。
なお、本実施例に係るフィラメント型LED電球60の他の構成は第2実施例に係るフィラメント型LED電球50と同じであるので、同一の構成要素に同一の符号を付して説明を省略する。
本実施例に係るフィラメント型LED電球60によれば、電球60に振動や衝撃が加わったとき、チューブ52による振動、衝撃の吸収効果に加えて、コイルばね61による振動、衝撃の吸収効果を奏するので、より一層上側支柱24の揺れを抑制できる。
【実施例4】
【0035】
本発明の第4実施例に係るフィラメント型LED電球70を
図9に示す。当該フィラメント型LED電球70のチューブ52には複数個の板ばね71が巻き付けられている。
なお、本実施例に係るフィラメント型LED電球70の他の構成は第2実施例に係るフィラメント型LED電球50と同じであるので、同一の構成要素に同一の符号を付して説明を省略する。
本実施例に係るフィラメント型LED電球70によれば、電球70に振動や衝撃が加わったとき、チューブ52による振動、衝撃の吸収効果に加えて、板ばね71による振動、衝撃の吸収効果を奏するので、より一層上側支柱24の揺れを抑制できる。
【符号の説明】
【0036】
10,50,60,70…フィラメント型LED電球
11〜22…フィラメント
23,51…グローブ
24…上側支柱
25…下側支柱
25c…排気管
26…口金
27…駆動回路
40…リング
41…太線ワイヤ
42…細線ワイヤ
28…透明基板
29…LEDチップ
31,34〜39,43…リード線
52…チューブ
53…吸盤
54,55…ワイヤ
61…コイルばね
71…板ばね