(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6309861
(24)【登録日】2018年3月23日
(45)【発行日】2018年4月11日
(54)【発明の名称】燃焼装置
(51)【国際特許分類】
F23N 1/02 20060101AFI20180402BHJP
F23N 5/00 20060101ALI20180402BHJP
F24H 1/10 20060101ALI20180402BHJP
【FI】
F23N1/02 102
F23N5/00 R
F24H1/10 301F
【請求項の数】1
【全頁数】7
(21)【出願番号】特願2014-166461(P2014-166461)
(22)【出願日】2014年8月19日
(65)【公開番号】特開2016-42004(P2016-42004A)
(43)【公開日】2016年3月31日
【審査請求日】2017年6月6日
(73)【特許権者】
【識別番号】000115854
【氏名又は名称】リンナイ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000305
【氏名又は名称】特許業務法人青莪
(72)【発明者】
【氏名】清水 政一
【審査官】
柳本 幸雄
(56)【参考文献】
【文献】
特開平11−230539(JP,A)
【文献】
特開2013−245887(JP,A)
【文献】
特開2013−245892(JP,A)
【文献】
特開2002−22153(JP,A)
【文献】
特開平10−232019(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F23N 1/02
F23N 5/00
F24H 1/10
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数のバーナを有するバーナユニットと、バーナユニットに燃焼用空気を供給する燃焼ファンと、バーナユニットに燃料ガスを供給するガス供給路に設けられた比例弁と、比例弁よりも下流側のガス供給路の部分に設けられ、燃料ガスを供給するバーナの組合せを変更してバーナユニット全体の燃焼能力を複数段に切換える能力切換弁と、燃焼ファン、比例弁及び能力切換弁を制御する制御手段とを備える燃焼装置であって、
比例弁に通電する比例弁電流の下限値と上限値は、各段の燃焼能力で比例弁電流を上限値にしたときのバーナユニット全体の燃焼量がそれより1段高い燃焼能力で比例弁電流を下限値にしたときのバーナユニット全体の燃焼量を上回るように設定され、
制御手段は、燃焼ファンの回転数と比例弁電流とを要求燃焼量に応じて可変する制御を行うと共に、要求燃焼量が現時点の燃焼能力で比例弁電流を上限値にしたときに得られるバーナユニット全体の燃焼量を上回ったときに、燃焼能力を1段高くする能力アップ制御を行い、要求燃焼量が現時点の燃焼能力で比例弁電流を下限値にしたときに得られるバーナユニット全体の燃焼量を下回ったときに、燃焼能力を1段低くする能力ダウン制御を行い、更に、能力アップ制御を行ってから所定時間経過するまで、比例弁電流は要求燃焼量に応じた値に維持したまま燃焼ファンの回転数を要求燃焼量に応じた値よりも低くする保炎制御を行うように構成されるものにおいて、
比例弁電流の下限値を、保炎制御中は、保炎制御を実行していないときよりも低く設定することを特徴とする燃焼装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数のバーナを有するバーナユニットと、バーナユニットに燃焼用空気を供給する燃焼ファンと、バーナユニットに燃料ガスを供給するガス供給路に設けられた比例弁と、比例弁よりも下流側のガス供給路の部分に設けられ、燃料ガスを供給するバーナの組合せを変更してバーナユニット全体の燃焼能力を複数段に切換える能力切換弁と、燃焼ファン、比例弁及び能力切換弁を制御する制御手段とを備える燃焼装置に関する。
【背景技術】
【0002】
この種の燃焼装置において、制御手段は、燃焼ファンの回転数と比例弁に通電する比例弁電流とを要求燃焼量に応じて可変する制御を行うと共に、要求燃焼量が現時点の燃焼能力で比例弁電流を上限値にしたときに得られるバーナユニット全体の燃焼量を上回ったときに、燃焼能力を1段高くする能力アップ制御を行い、要求燃焼量が現時点の燃焼能力で比例弁電流を下限値にしたときに得られるバーナユニット全体の燃焼量を下回ったときに、燃焼能力を1段低くする能力ダウン制御を行うように構成される。
【0003】
ここで、比例弁電流の下限値と上限値は、各段の燃焼能力で比例弁電流を上限値にしたときのバーナユニット全体の燃焼量がそれより1段高い燃焼能力で比例弁電流を下限値にしたときのバーナユニット全体の燃焼量を上回るように設定されている。これにより、能力順位で隣接する燃焼能力の一方で得られる燃焼量の範囲と他方で得られる燃焼量の範囲とが一部重なる(以下、この重なる燃焼量の範囲を重ね代と記す)。そして、一旦能力アップ制御が行われると、要求燃焼量が重ね代以上減少しない限り能力ダウン制御は行われず、要求燃焼量の微小変化で能力アップ制御と能力ダウン制御が短時間で繰り返される現象(ハンチング)が防止される。尚、ハンチングが発生すると、出湯温が不安定になったり、能力切換弁の頻繁な開閉による騒音を生ずるため、ハンチングはできるだけ防止することが望ましい。
【0004】
ところで、能力アップ制御で新たに燃料ガスを供給するバーナでは、その炎口部温度が上昇するまで火炎リフトを生じ易くなる。そこで、能力アップ制御を行ってから所定時間経過するまで、燃焼ファンの回転数は要求燃焼量に応じた値に維持したまま比例弁電流を要求燃焼量に応じた値よりも大きくする保炎増量制御を行うようにしたものも知られている。これによれば、バーナから噴出する混合気の燃料濃度が濃くなって、能力アップ制御で新たに燃料ガスを供給するバーナでの火炎リフトを防止できる。
【0005】
然し、保炎増量制御中は、比例弁電流の下限値が増加補正されて、能力アップ後の燃焼能力で得られる燃焼量の下限が比例弁電流の下限値増加分だけ大きくなる。そのため、保炎増量制御中は重ね代が小さくなって、ハンチングが発生しやすくなる。
【0006】
そこで、従来、特許文献1により、最大の燃焼能力以外の所定の燃焼能力とそれより1段高い燃焼能力との間での能力ダウン制御から能力アップ制御までの経過時間が所定の設定時間以下になったときに、保炎増量制御を禁止するようにしたものが知られている。保炎増量制御を禁止すれば、能力アップ後の燃焼能力で得られる燃焼量の下限は、能力アップ制御直後から保炎増量制御終了後の比較的低い値に維持されて、重ね代が大きくなり、ハンチングの発生を抑制できる。
【0007】
ところで、従来、能力アップ制御を行ってから所定時間経過するまで、上記保炎増量制御に代えて、比例弁電流は要求燃焼量に応じた値に維持したまま燃焼ファンの回転数を要求燃焼量に応じた値よりも低くして、バーナから噴出する混合気の燃料濃度を濃くする保炎制御を行うものも知られている。これによれば、比例弁電流の下限値が保炎制御で増加補正されることがなく、保炎制御中も重ね代は小さくならない。
【0008】
然し、保炎制御で燃焼ファンの回転数を低くすると、燃焼に寄与せずに被加熱物に達する余剰空気量が少なくなって、熱効率が比較的高くなり、燃焼量の変化に対する被加熱物の加熱量の変化幅が比較的大きくなる。そのため、保炎制御中は、重ね代が小さくならなくても、ハンチングが発生しやすくなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【特許文献1】特開2013−245887号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明は、以上の点に鑑み、保炎制御中のハンチングの発生を抑制できるようにした燃焼装置を提供することをその課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記課題を解決するために、本発明は、複数のバーナを有するバーナユニットと、バーナユニットに燃焼用空気を供給する燃焼ファンと、バーナユニットに燃料ガスを供給するガス供給路に設けられた比例弁と、比例弁よりも下流側のガス供給路の部分に設けられ、燃料ガスを供給するバーナの組合せを変更してバーナユニット全体の燃焼能力を複数段に切換える能力切換弁と、燃焼ファン、比例弁及び能力切換弁を制御する制御手段とを備える燃焼装置であって、比例弁に通電する比例弁電流の下限値と上限値は、各段の燃焼能力で比例弁電流を上限値にしたときのバーナユニット全体の燃焼量がそれより1段高い燃焼能力で比例弁電流を下限値にしたときのバーナユニット全体の燃焼量を上回るように設定され、制御手段は、燃焼ファンの回転数と比例弁電流とを要求燃焼量に応じて可変する制御を行うと共に、要求燃焼量が現時点の燃焼能力で比例弁電流を上限値にしたときに得られるバーナユニット全体の燃焼量を上回ったときに、燃焼能力を1段高くする能力アップ制御を行い、要求燃焼量が現時点の燃焼能力で比例弁電流を下限値にしたときに得られるバーナユニット全体の燃焼量を下回ったときに、燃焼能力を1段低くする能力ダウン制御を行い、更に、能力アップ制御を行ってから所定時間経過するまで、比例弁電流は要求燃焼量に応じた値に維持したまま燃焼ファンの回転数を要求燃焼量に応じた値よりも低くする保炎制御を行うように構成されるものにおいて、比例弁電流の下限値を、保炎制御中は、保炎制御を実行していないときよりも低く設定することを特徴とする。
【0012】
本発明によれば、保炎制御中は比例弁電流の下限値が低くなるため、重ね代がその部分だけ大きくなる。これにより、保炎制御中に生じやすいハンチングを効果的に抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【
図1】本発明の実施形態の燃焼装置の構成を示す模式図。
【
図2】バーナユニット全体の燃焼量とファン回転数との関係を表す燃焼特性ラインを各段の燃焼能力について示したグラフ。
【発明を実施するための形態】
【0014】
図1は、給湯用熱源機から成る本発明の実施形態の燃焼装置を示している。この燃焼装置は、燃焼筐1を備えている。燃焼筐1の下部と上部には、夫々バーナユニット2と給湯用の熱交換器3とが収納されており、更に、燃焼筐1の下面には、バーナユニット2に燃焼用空気を供給する燃焼ファン4が接続されている。そして、バーナユニット2からの燃焼ガスにより熱交換器3の上流側の給水管3aからの水を加熱し、熱交換器3の下流側の出湯管3bに所定の設定温度に加熱された温水が出湯されるようにしている。熱交換器3を通過した燃焼ガスは、燃焼筐1の上部に開設した排気口1aから外部に排出される。
【0015】
バーナユニット2は、第1乃至第3の3個のバーナ2
1,2
2,2
3を有している。本実施形態では、計15本の単位バーナ2aを並設して、3本の単位バーナ2aで第1バーナ2
1、5本の単位バーナ2aで第2バーナ2
2、残りの7本の単位バーナ2aで第3バーナ2
3を構成している。尚、各バーナ2
1,2
2,2
3を各所定本数の単位バーナ2aで構成せずに、所定本数の単位バーナ2aと同様の燃焼能力を持つ各一個のバーナで各バーナ2
1,2
2,2
3を構成することも可能である。
【0016】
バーナユニット2に燃料ガスを供給するガス供給路5には、電磁開閉弁から成る元弁6と、その下流側の比例弁7とが介設されている。また、比例弁7の下流側のガス供給路5の部分は、第1バーナ2
1に連なる第1分岐路5
1と、第2バーナ2
2に連なる第2分岐路5
2と、第3バーナ2
3に連なる第3分岐路5
3とに分岐されている。これら第1乃至第3分岐路5
1,5
2,5
3には、夫々電磁開閉弁から成る第1乃至第3能力切換弁8
1,8
2,8
3が介設されている。そして、第1乃至第3能力切換弁8
1,8
2,8
3の開閉で燃料ガスを供給するバーナの組合せを変更して、バーナユニット2全体の燃焼能力を複数段に切換えるようにしている。
【0017】
具体的に説明すれば、第1能力切換弁8
1を開弁して第1バーナ2
1のみに燃料ガスを供給することにより、バーナユニット2全体の燃焼能力を最も低い第1段の能力(単位バーナ3本分の能力)に切換え、第2能力切換弁8
2を開弁して第2バーナ2
2のみに燃料ガスを供給することにより、バーナユニット2全体の燃焼能力を第2段の能力(単位バーナ5本分の能力)に切換え、第1と第2の両能力切換弁8
1,8
2を開弁して第1と第2の両バーナ2
1,2
2に燃料ガスを供給することにより、バーナユニット2全体の燃焼能力を第3段の能力(単位バーナ8本分の能力)に切換え、第1と第3の両能力切換弁8
1,8
3を開弁して第1と第3の両バーナ2
1,2
3に燃料ガスを供給することにより、バーナユニット2全体の燃焼能力を第4段の能力(単位バーナ10本分の能力)に切換え、第1乃至第3能力切換弁8
1,8
2,8
3を開弁して第1乃至第3バーナ2
1,2
2,2
3に燃料ガスを供給することにより、バーナユニット1全体の燃焼能力を最も高い第5段の能力(単位バーナ15本分の能力)に切換えるようにしている。
【0018】
燃焼装置は、更に、燃焼ファン4、元弁6、比例弁7及び能力切換弁8
1,8
2,8
3を制御する制御手段たるマイクロコンピュータから成るコントローラ9を備えている。コントローラ9は、給湯負荷に応じた要求燃焼量(設定温度の温水を出湯するのに必要な燃焼量)を演算し、この要求燃焼量に合わせて第1乃至第3の能力切換弁8
1,8
2,8
3を開閉制御して、バーナユニット2全体の燃焼能力を切換え、切換えた燃焼能力で要求燃焼量に等しい燃焼量が得られ、且つ、この燃焼量に応じた適切な量の空気が供給されるように、燃焼ファン4の回転数と比例弁7に通電する比例弁電流とを要求燃焼量に応じて可変する制御を行う。
【0019】
尚、燃焼ファン4の回転数を要求燃焼量に応じた目標回転数になるようにフィードバック制御し、燃焼ファン4の回転数を検出して、この検出回転数に比例するように比例弁電流を可変する、所謂ファン先行制御を行ってもよい。この場合でも、比例弁電流は、間接的にではあるが、要求燃焼量に応じて可変制御されることになり、本発明に含まれる。
【0020】
図2は、各段の燃焼能力で得られる燃焼量と燃焼ファン4の回転数(ファン回転数)との関係を表す燃焼特性ラインを示しており、この燃焼特性ラインは、第1段の能力ではラインL1、第2段の能力ではラインL2、第3段の能力ではラインL3、第4段の能力ではラインL4,第5段の能力ではラインL5になる。ここで、ファン回転数の下限値Nminに対応する比例弁電流の下限値とファン回転数の上限値Nmaxに対応する比例弁電流の上限値は、各段の燃焼能力で比例弁電流を上限値にしたときのバーナユニット2全体の燃焼量がそれより1段高い燃焼能力で比例弁電流を下限値にしたときのバーナユニット2全体の燃焼量を上回るように設定され、能力順位で隣接する燃焼能力間で重ね代Wを持つことになる。
【0021】
そして、コントローラ9は、要求燃焼量が現時点の燃焼能力で比例弁電流を上限値(ファン回転数を上限値Nmax)にしたときに得られるバーナユニット2全体の燃焼量を上回ったときに、燃焼能力を1段高くする能力アップ制御を行い、要求燃焼量が現時点の燃焼能力で比例弁電流を下限値(ファン回転数を下限値Nmin)にしたときに得られるバーナユニット2全体の燃焼量を下回ったときに、燃焼能力を1段低くする能力ダウン制御を行う。これによれば、一旦能力ダウン制御が行われると、要求燃焼量が重ね代W以上増加しない限り能力アップ制御は行われず、また、一旦能力アップ制御が行われると、要求燃焼量が重ね代W以上減少しない限り能力ダウン制御は行われず、要求燃焼量の微小変化で能力アップ制御と能力ダウン制御が短時間で繰り返される現象(ハンチング)が抑制される。
【0022】
コントローラ9は、更に、能力アップ制御で新たに燃料ガスを供給するバーナでの火炎リフトを防止するため、能力アップ制御を行ってから所定時間(例えば、90秒)経過するまで、比例弁電流は要求燃焼量に応じた値に維持したままファン回転数を要求燃焼量に応じた値よりも低くする保炎制御を行い、バーナから噴出する混合気の燃料濃度を濃くする。
図2のラインL2´は、第1段の燃焼能力から第2段の燃焼能力への能力アップ制御後の保炎制御を行っている間の燃焼特性ラインを示している。
【0023】
ところで、上記重ね代Wは燃焼能力が低くなるほど小さくなる。また、保炎制御でファン回転数を低くすると、燃焼に寄与せずに熱交換器3に達する余剰空気量が少なくなって、熱効率が比較的高くなり、燃焼量の変化に対する給湯温度の変化幅が比較的大きくなる。そのため、第2段の燃焼能力への能力アップ時の保炎制御中は、重ね代Wが比較的小さくなることと相俟って、ハンチングが発生しやすくなる。
【0024】
そこで、本実施形態では、比例弁電流の下限値を、第2段の燃焼能力への能力アップ時の保炎制御中は、保炎制御を実行していないときよりも所定値だけ低く設定している。これによれば、
図2のラインL2´の下限がA点からA´点に変位する。そのため、保炎制御中は、第1段の燃焼能力と第2段の燃焼能力との間の重ね代がWからW´に増加し、ハンチングを効果的に抑制できるようになる。
【0025】
尚、比例弁電流の下限値を低くすると、火炎がバーナ上端の炎口に近づいてバーナが過熱する恐れがある。然し、保炎制御は能力アップ制御開始当初の所定時間行われるだけであるため、比例弁電流の下限値を保炎制御中だけ低くするのであれば、バーナが過熱することはない。
【0026】
以上、本発明の実施形態について図面を参照して説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、上記実施形態では、重ね代Wがハンチングを生じやすくなるほど小さくなるのは第1段と第2段の燃焼能力間だけであるため、第2段の燃焼能力への能力アップ時の保炎制御中にのみ比例弁電流の下限値を低くしているが、第3段乃至第5段の燃焼能力への能力アップ時の保炎制御中にも比例弁電流の下限値を低くするようにしてもよい。
【0027】
また、上記実施形態は、給湯用の熱交換器3を有する給湯用熱源機から成る燃焼装置に本発明を適用したものであるが、暖房用といった給湯以外の用途の燃焼装置であっても、燃料ガスを供給するバーナの組合せにより燃焼能力を切換えるものであれば、同様に本発明を適用できる。
【符号の説明】
【0028】
2…バーナユニット、2
1,2
2,2
3…バーナ、4…燃焼ファン、5…ガス供給路、7…比例弁、8
1,8
2,8
3…能力切換弁、9…コントローラ(制御手段)。