(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記情報処理部は、前記編集後の動画情報が投稿されたか否かを判定し、前記編集後の動画情報が投稿されていない場合に、前記ユーザに関連する端末装置に、前記編集後の動画コンテンツの投稿を促す情報を送信する、
請求項5に記載の情報処理システム。
前記情報処理部は、前記編集後の動画情報が投稿されたか否かを判定し、前記編集後の動画情報が投稿されていない場合に、前記ユーザに関連する端末装置に、前記編集後の動画情報の投稿を促す情報を送信する、
請求項10に記載の情報処理システム。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明を適用した情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムを、図面を参照して説明する。
【0015】
(実施形態の概要)
実施形態の情報処理システム1は、一又は複数の調理工程を含む調理手順を表すレシピコンテンツ、およびレシピを実演した様子を表す動画コンテンツを提供するサービス(以下、レシピ動画提供サービスと称することもある。)を実現する。情報処理システム1は、動画コンテンツの提供のために、キッチンスタジオと称される施設を利用して、動画情報を生成する。キッチンスタジオは、例えば、複数のキッチンを備えた施設である。情報処理システム1は、キッチンスタジオに来場したユーザを認証する。キッチンスタジオは、認証が成功したユーザに、キッチンを貸し出す。キッチンスタジオは、レシピコンテンツに含まれる調理工程をユーザに実演させる。情報処理システム1は、ユーザが料理をしている様子を撮像することで動画情報を生成する。そして、情報処理システム1は、生成した動画情報に基づいて動画コンテンツを生成し、レシピコンテンツと関連づけて動画コンテンツを提供するレシピ動画提供サービスを実現する。当該レシピ動画提供サービスを提供するため、情報処理システム1は、レシピコンテンツと、キッチンの使用を認証した結果に基づく認証情報と、動画コンテンツと、を対応づける。
【0016】
(情報処理システム1の構成)
図1は、実施形態の情報処理システム1の一例を示すブロック図である。情報処理システム1は、例えば、ユーザ端末100と、サービス提供用サーバ400と、ストレージサーバ500とを備える。情報処理システム1は、ユーザ端末100と、サービス提供用サーバ400とが、ネットワークNWに接続されている。ネットワークNWに接続される各装置は、NIC(Network Interface Card)や無線通信モジュールなどの通信インターフェースを備えている(
図1では不図示)。ネットワークNWは、例えば、無線基地局、Wi−Fiアクセスポイント、通信回線、プロバイダ、インターネットなどを含む。
【0017】
なお、これらの構成要素の全ての組み合わせが相互に通信可能である必要はなく、ネットワークNWは、一部にローカルなネットワークを含んでもよい。サービス提供用サーバ400とストレージサーバ500とは、一部または全部は、統合されて一つの装置とされてもよい。ストレージサーバ500は、サービス提供用サーバ400に通信可能に接続されているが、これに限定されず、ネットワークNWを介してサービス提供用サーバ400に接続されていてよい。
【0018】
ユーザ端末100は、ユーザ(一般利用者)によって使用される装置である。ユーザ端末100は、表示部および操作部などのユーザインタフェースを備える(不図示)。ユーザ端末100は、例えば、スマートフォンなどの携帯電話、タブレット端末、パーソナルコンピュータなどのコンピュータ装置(通信装置)である。
【0019】
ユーザ端末100は、ウェブブラウザなどのUA(User Agent)が起動し、所定の操作がなされることで、キッチンスタジオ用サーバ200およびサービス提供用サーバ400にHTTP(Hypertext Transfer Protocol)リクエストを送信する。そして、ユーザ端末100は、サービス提供用サーバ400から返信されたウェブページに基づいてウェブ画面を生成し、表示部に表示させる。ウェブページは、例えば、HTML(Hyper Text Markup Language)等のマークアップ言語で記述されたテキストデータや、スタイルシート、静止画像データ、動画データ、音声データなどを含むコンテンツである。なお、コンテンツを取得するための手段として、ウェブブラウザに代えて、コンテンツ閲覧サービス用のアプリケーションプログラムが使用されてもよい。
【0020】
図2は、キッチンスタジオKSの一例を示す概略図である。キッチンスタジオKSに来場したユーザは、キッチンスタジオKSで貸し出している、貸し出し端末201を使用する。貸し出し端末201は、近距離無線通信インターフェース(不図示)を備える。近距離無線通信インターフェースは、例えば、Bluetooth(登録商標)規格に準拠した処理を行うことで、キッチンスタジオKSに設置されたカメラ装置202と通信してよい。キッチンスタジオKSは、例えば、複数のカメラ装置202A、202Bおよび202Cと、キッチンKTNとを備える。なお、カメラ装置202A、202Bおよび202Cを区別しない場合、「カメラ装置202」と記載する。カメラ装置202は、近距離無線通信インターフェース(不図示)を備える。近距離無線通信インターフェースは、例えば、Bluetooth(登録商標)規格に準拠した処理を行うことで、貸し出し端末201と通信してよい。
【0021】
カメラ装置202A、202Bおよび202Cのそれぞれの撮像範囲は、キッチンKTNにおいてユーザがレシピを実現する様子を撮像可能な範囲である。カメラ装置202Aの撮像範囲は、例えば、キッチンKTNにおけるシンクAを含む範囲である。カメラ装置202Bの撮像範囲は、例えば、キッチンKTNにおける作業スペースを含む範囲である。カメラ装置202Cの撮像範囲は、例えば、キッチンKTNにおける加熱スペースを含む範囲である。
【0022】
図3は、サービス提供用サーバ400の一例を示すブロック図である。サービス提供用サーバ400は、例えば、サービス提供側通信部410と、コンテンツ処理部420と、サービス提供側制御部430とを備える。これらの機能部は、例えばCPU等のプロセッサがプログラムメモリに格納されたプログラムを実行することにより実現される。また、これらの機能部のうち一部または全部は、LSI、ASIC、またはFPGA等のハードウェアにより実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアが協働することで実現されてもよい。
【0023】
サービス提供側通信部410は、ユーザ端末100、貸し出し端末201、およびストレージサーバ500との間で通信を行う通信インターフェースである。コンテンツ処理部420は、レシピコンテンツおよび動画コンテンツを管理する。サービス提供側制御部430は、サービス提供用サーバ400およびストレージサーバ500を統括的に制御する。
【0024】
コンテンツ処理部420は、例えば、コンテンツ登録部422と、コンテンツ編集部424と、情報処理部426とを備える。コンテンツ登録部422は、レシピコンテンツ、および動画コンテンツを生成し、生成したレシピコンテンツおよび動画コンテンツをストレージサーバ500に蓄積する。コンテンツ登録部422は、レシピコンテンツおよび動画コンテンツをストレージサーバ500に記憶し、後述するデータベースを更新することで、レシピコンテンツおよび動画コンテンツを登録する。コンテンツ編集部424は、編集要求に基づいて、ストレージサーバ500に記憶されたレシピコンテンツおよび動画コンテンツを編集する。情報処理部426は、後述するデータベースを更新する。
【0025】
(データベースの概要)
以下、情報処理システム1において生成されるデータベースについて説明する。なお、情報処理システム1において、データベースがストレージサーバ500に記憶されるものとして説明するが、これに限定されない。情報処理システム1において利用されるデータベースは、単一のデータベースサーバに蓄積されてよく、複数のデータベースサーバに分散されてもよい。
【0026】
図4は、予約データベース500Aの一例を示す図である。予約データベース500Aは、サービス提供用サーバ400により更新される。予約データベース500Aは、予約IDと、予約日時情報と、ユーザIDと、レシピIDとが対応付けられた情報である。予約IDは、予約を識別するための情報である。予約日時情報は、予約日時を表す情報である。ユーザIDは、キッチンスタジオKSを利用する予定があるユーザを識別するための情報である。ユーザIDは、サービス提供用サーバ400が提供するサービスにおけるユーザIDと同じであるが、これに限定されない。予約データベース500AにおけるユーザIDは、サービス提供用サーバ400が提供するサービスにおけるユーザIDと関連付いていればよい。レシピIDは、レシピコンテンツに対応付けられた識別情報である。
【0027】
なお、本実施形態においては、予約が成立した場合に、予約IDを発行するが、これに限定されず、予約IDを発行しなくてもよい。予約IDを発行しない場合、例えば、ユーザIDのログインが成功した場合に、予約に際しての認証が完了したと判定してよい。さらに、予約IDを発行しない場合、予約成立画面の印刷物の持参を条件として、キッチンスタジオKSの管理者が認証してよい。
【0028】
図5は、動画データベース500Bの一例を示す図である。動画データベース500Bは、サービス提供用サーバ400により更新される。動画データベース500Bは、動画IDと、撮影日時情報と、ユーザIDと、認証IDと、レシピIDと、キッチンIDと、カメラIDとが対応付けられた情報である。動画IDは、動画情報を識別するための情報である。撮影日時情報は、撮影日時を表す情報である。ユーザIDは、キッチンスタジオKSを利用したユーザを識別するための情報である。ユーザIDは、サービス提供用サーバ400が提供するレシピ動画提供サービスにおけるユーザIDと同じであるが、これに限定されない。動画データベース500BにおけるユーザIDは、サービス提供用サーバ400が提供するレシピ動画提供サービスにおけるユーザIDと関連付いていればよい。認証IDは、キッチンKTNの使用を認証した結果に基づく認証情報の一例である。認証IDは、ユーザ認証が成功する度に発行され、ユーザIDに対応付けられる。なお、本実施形態は、ユーザ認証を行うとするが、これに限定されず、ログインIDの認証をしてよく、さらには予約成立画面の印刷物の持参に基づく認証であってよい。レシピIDは、レシピコンテンツに対応付けられた識別情報である。キッチンIDは、キッチンKTNを識別するための情報である。カメラIDは、動画情報を撮像したカメラ装置202を識別するための情報である。
【0029】
図6は、レシピデータベース500Cの一例を示す図である。レシピデータベース500Cは、サービス提供用サーバ400における情報処理部426により更新される。レシピデータベース500Cは、レシピIDと、レシピを投稿したユーザを識別するためのユーザIDと、投稿済フラグとが対応付けられた情報である。投稿済フラグは、動画コンテンツがサービス提供用サーバ400により登録されたか否かを表す情報である。投稿済フラグは、例えば、動画コンテンツがサービス提供用サーバ400により登録されていない場合には「0」の値に設定され、動画コンテンツがサービス提供用サーバ400により登録された場合には「1」の値に設定される。
【0030】
図7は、動画データベース500D−1および500D−2の一例を示す図である。動画データベース500D−1、および500−2は、サービス提供用サーバ400における情報処理部426により更新される。動画データベース500D−1は、レシピIDと、動画コンテンツIDと、動画を投稿したユーザを識別するためのユーザIDと、認証IDと、撮影日時情報と、カメラIDと、動画IDと、投稿済みフラグとが対応付けられた情報である。動画データベース500D−2は、編集動画コンテンツIDと、動画コンテンツIDと、投稿済フラグとが対応付けられた情報である。編集動画コンテンツIDは、動画コンテンツを編集した結果生成された編集動画コンテンツを識別するための情報である。投稿済フラグは、編集動画コンテンツがサービス提供用サーバ400により登録されたか否かを表す情報である。
【0031】
(コンテンツの概要)
以下、サービス提供用サーバ400において管理されるコンテンツについて説明する。
図8は、コンテンツの関係の一例を示す図である。レシピコンテンツは、動画コンテンツAと、編集動画コンテンツCA#と、動画コンテンツCBと関連づけられている。レシピコンテンツは、ユーザAが投稿したレシピに関するコンテンツである。動画情報MAはカメラ装置202Aにより撮像された動画であり、動画情報MBはカメラ装置202Bにより撮像された動画であり、および動画情報MCはカメラ装置202Cにより撮像された動画である。動画コンテンツCAは、レシピコンテンツを投稿したユーザAと同一人のユーザAが、キッチンスタジオKSでレシピを実演することで生成された動画情報MA、MB、およびMCを基にして生成されたコンテンツである。編集動画コンテンツCA#は、後述する編集処理により動画コンテンツCAが編集された結果生成された動画コンテンツである。動画コンテンツCBは、ユーザAとは同一人ではないユーザBが、キッチンスタジオKSでレシピを実演することで生成された動画情報MA、MB、およびMCを基にして生成されたコンテンツである。
【0032】
(情報処理システムの処理の流れ(1))
以下、上述した情報処理システム1の処理の流れについて説明する。
図9は、ユーザ端末100、サービス提供用サーバ400、貸し出し端末201、およびカメラ装置202の処理の流れを示すシーケンス図である。なお、本シーケンスは、キッチンスタジオKSにおいて貸し出し端末201を使用してログインを行う例について説明するが、貸し出し端末201に代えて、ユーザ端末100を使用してサービス提供用サーバ400にログインをさせてもよい。
【0033】
ユーザ端末100は、ユーザの操作に基づいて、レシピ投稿要求S100をサービス提供用サーバ400に送信する。レシピ投稿要求S100には、例えば、一又は複数の調理工程が含まれている。サービス提供用サーバ400は、レシピ投稿要求S100を受信した場合、レシピコンテンツを生成し、生成したレシピコンテンツを登録する(ステップST100)。これにより、サービス提供用サーバ400は、当該レシピコンテンツを、他のユーザ端末100からの要求に応じて閲覧可能にするサービスを提供することができる。
【0034】
次に、ユーザ端末100は、レシピコンテンツを投稿したユーザと同一人のユーザの操作に基づいて、予約要求S102をサービス提供用サーバ400に送信する。予約要求S102には、例えば、ユーザID、レシピID、および予約日時情報が含まれている。サービス提供用サーバ400は、予約登録を行う(ステップST102)。サービス提供用サーバ400は、例えば、予約日時において空いているキッチンKTNを検索し、キッチンKTNが検索された場合に、予約データベース500Aに予約ID、予約日時情報、ユーザID、およびレシピIDを登録する。
【0035】
次に、サービス提供用サーバ400は、キッチンスタジオKSにユーザが来場した場合に、ログイン処理を行う(ステップST104)。貸し出し端末201は、サービス提供用サーバ400にログイン要求S103を送信する。サービス提供用サーバ400は、例えば、ログイン時に、ユーザIDの入力操作を促すメッセージを貸し出し端末201に表示させる。その後、サービス提供用サーバ400は、入力されたユーザIDが、キッチンKTNのキッチンIDに対応付けて記憶されているか否かを判定する。サービス提供用サーバ400は、入力されたユーザIDが記憶されている場合、ログインが成功したと判定する。サービス提供用サーバ400は、入力されたユーザIDが記憶されていない場合、ログインが失敗したと判定する。サービス提供用サーバ400は、ログインが成功した場合、ユーザIDに対応付ける認証IDを発行する。なお、ログインにユーザIDを使用する認証を説明したが、これに限らず、アプリケーションごとの認証IDやパスワードを使用して認証してもよい。
【0036】
サービス提供用サーバ400は、レシピコンテンツS105を送信する。これにより、サービス提供用サーバ400は、貸し出し端末201に、テキストを含むレシピコンテンツを表示させる。サービス提供用サーバ400は、例えば、予約IDに対応するレシピIDのレシピコンテンツを表示させてもよい。また、サービス提供用サーバ400は、貸し出し端末201に対するユーザの操作に基づいて要求されたレシピコンテンツを表示させてもよい。
【0037】
その後、貸し出し端末201は、カメラ装置202との間で無線通信接続(bluetooth接続)を確立する。そして、貸し出し端末201は、例えば、実演が終了した後、動画確認を行う(ステップST106)。貸し出し端末201は、動画確認処理として、カメラ装置202により撮像した動画情報をダウンロードして、ユーザの操作に従って、動画を表示させる。
【0038】
貸し出し端末201は、ユーザの操作に基づいて、サービス提供用サーバ400に仮投稿要求S110を送信する。この際、貸し出し端末201は、例えば、動画情報をアップロードまたは仮投稿するためのボタンを表示し、当該ボタンが操作された場合に、動画情報を仮投稿する。これにより、貸し出し端末201は、動画情報をサービス提供用サーバ400にアップロードする。動画情報を仮投稿するとは、動画情報をサービス提供用サーバ400にアップロードするが、他のユーザに閲覧させないことであって、動画を投稿したユーザの操作に基づいて編集を受付可能にすることである。なお、貸し出し端末201は、実演時に表示したレシピコンテンツのレシピIDを動画情報に紐付けて、仮投稿要求S110を送信してもよい。サービス提供用サーバ400は、動画投稿要求S110を受信した場合、動画データベース500D−1における投稿済みフラグの値を「1」に設定する。
【0039】
サービス提供用サーバ400は、レシピ−動画対応付け処理を行う(ステップST108)。サービス提供用サーバ400は、レシピ−動画対応付け処理として、動画データベース500D−1を更新する。サービス提供用サーバ400は、レシピIDに動画コンテンツIDを対応付け、さらに、動画データベース300Bに含まれているユーザID、認証ID、撮影日時、動画ID、カメラID、および投稿済みフラグを対応付ける。
【0040】
貸し出し端末201は、ユーザの操作に基づいて、編集要求S112をサービス提供用サーバ400に送信する。サービス提供用サーバ400は、編集要求S112に基づいて動画コンテンツを編集する(ステップST110)。サービス提供用サーバ400は、編集要求S112に編集内容が含まれている場合、当該編集内容に従って動画コンテンツを編集する。編集内容は、動画の拡大または縮小率の変更、動画の一部削除、再生速度の変更などである。
【0041】
また、サービス提供用サーバ400は、編集要求S112に編集内容が含まれていない場合、自動的に動画コンテンツを編集してもよい。サービス提供用サーバ400は、動画情報を解析することで、動画の構図が切り替わるタイミングや、動画内の食材、調理器具、食器などの変化タイミングを認識する。サービス提供用サーバ400は、認識した結果に基づいて、動画情報を、当該動画情報に対応付けられているレシピに含まれる工程のいずれかに分類する。サービス提供用サーバ400は、認識結果に基づいて、動画情報を、例えば、「食材1を切るシーン」、「食材1と食材2を混ぜるシーン」、「混ぜた食材を加熱するシーン」等の調理工程に分類する。サービス提供用サーバ400は、分類された動画情報ごとに、調理工程に対応する動画コンテンツを生成する。これにより、サービス提供用サーバ400は、レシピコンテンツにおける調理工程に、動画コンテンツを割り当てることができる。
【0042】
さらに、サービス提供用サーバ400は、各調理工程に対応する動画情報を編集することで、動画コンテンツの全体の再生時間を調整してもよい。サービス提供用サーバ400は、動画コンテンツの全体の再生時間を所定の時間に調整してよい。所定の時間とは、例えば、1分〜3分であるが、これに限定されず、サービス提供者が設定した任意の時間であってよい。さらに、サービス提供用サーバ400は、各調理工程の重要度に基づいて各調理工程に対応する動画コンテンツの再生時間を調整してよい。
【0043】
サービス提供用サーバ400は、編集処理の後、動画データベース500D−2を更新する。また、サービス提供用サーバ400は、編集を終了する要求、または編集動画コンテンツを投稿する要求を受信した場合、動画データベース500D−2における投稿済みフラグの値を「1」に設定する。
【0044】
次に、サービス提供用サーバ400は、編集された動画コンテンツのチェック処理を行う(ステップST112)。サービス提供用サーバ400は、動画コンテンツのチェック処理として、例えば、所定の画像が含まれているか否かを判定する。所定の画像は、調理の実演動画に含まれていることが好ましくない画像である。所定の画像は、例えば、ユーザの顔や、犬、ねこなどのペットなどの動画である。サービス提供用サーバ400は、所定の画像が含まれていると判定した場合には、動画コンテンツを非公開としてよく、当該動画部分の削除またはユーザに通知を行ってよい。
【0045】
サービス提供用サーバ400は、投稿されたレシピと関係のない調理が行われていないか否かを判定してもよい。サービス提供用サーバ400は、例えば、レシピに記載された材料と同じ材料が使用されているか否かを判定することで、投稿されたレシピと関係のない調理が行われていないか否かを判定する。サービス提供用サーバ400は、例えば、動画情報に含まれる画像認識結果と、レシピに記載された材料とを照合することで、レシピに記載された材料と同じ材料が使用されているか否かを判定する。サービス提供用サーバ400は、投稿されたレシピと関係のない調理が行われていない場合、当該画像部分の削除またはユーザに通知を行う。
【0046】
次に、サービス提供用サーバ400は、動画コンテンツのチェック処理により、動画コンテンツを公開してよいという結果が得られた場合、動画コンテンツの提供を開始する(ステップST114)。すなわち、サービス提供用サーバ400は、動画コンテンツの本投稿を行う。
【0047】
なお、サービス提供用サーバ400は、上述した処理に加えて、または上述した処理に代えて、以下の処理を行ってよい。
なお、実演後、カメラ装置202または貸し出し端末201は、動画情報をキッチンスタジオKS内のパーソナルコンピュータ(PC)に転送してもよい。PCは、例えば、貸し出し端末201より大きな画面の液晶ディスプレイにより動画を表示させ、ユーザの操作に基づいて、動画情報を編集処理する。そして、PCは、編集後の動画情報について、サービス提供用サーバ400に仮投稿要求S110を送信する。
サービス提供用サーバ400は、動画コンテンツのチェック処理を行うことなく、仮投稿された動画コンテンツをそのまま公開し、後ほどチェック処理を行ってよい。サービス提供用サーバ400は、動画コンテンツを公開してよいという結果が得られない場合、動画コンテンツの公開を取り消す。
サービス提供用サーバ400は、キッチンKTNを使用しているユーザのためにレシピコンテンツを提供して貸し出し端末201に表示させた場合、当該キッチンKTNについてのユーザIDと、貸し出し端末201が表示しているレシピIDと、当該キッチンKTNに対応するカメラ装置202により撮像された動画情報に基づく動画コンテンツIDとを対応付けてよい。
サービス提供用サーバ400は、仮投稿要求S110が貸し出し端末201からサービス提供用サーバ400に送信されない場合において、ログインの完了時刻からの経過時間が所定時間を経過した場合、動画コンテンツの投稿を催促してもよい。例えば、サービス提供用サーバ400は、貸し出し端末201および/またはユーザ端末100に、動画コンテンツの投稿を催促するメッセージを含むプッシュ通知を実行してよく、ユーザのメールアドレスに、動画コンテンツの投稿を催促するメッセージを含むメールデータを送信してよい。
【0048】
(情報処理システムの処理の流れ(2))
図10は、ユーザ端末100A、ユーザ端末100B、サービス提供用サーバ400、貸し出し端末201、およびカメラ装置202の処理の流れを示すシーケンス図である。サービス提供用サーバ400は、レシピコンテンツを投稿したユーザAとは異なるユーザBの行動に基づいて動画コンテンツを登録し、登録した動画コンテンツを提供してよい。
【0049】
ユーザ端末100Aは、ユーザAの操作に基づいて、レシピ投稿要求S100をサービス提供用サーバ400に送信する。サービス提供用サーバ400は、レシピ投稿要求S100を受信した場合、レシピコンテンツを生成し、生成したレシピコンテンツを登録する(ステップST100)。
【0050】
次に、ユーザ端末100Bは、レシピコンテンツを投稿したユーザAと異なるユーザBの操作に基づいて、予約要求S102#をサービス提供用サーバ400に送信する。予約要求S102#には、例えば、ユーザBのユーザID、ユーザAが投稿したレシピコンテンツのレシピID、および予約日時情報が含まれている。サービス提供用サーバ400は、予約登録を行う(ステップST102#)。サービス提供用サーバ400は、例えば、予約日時において空いているキッチンKTNを検索し、キッチンKTNが検索された場合に、予約データベース300Aに予約ID、予約日時情報、ユーザBのユーザID、およびレシピIDを登録する。
【0051】
次に、貸し出し端末201は、サービス提供用サーバ400にログイン要求S103を送信する。サービス提供用サーバ400は、キッチンスタジオKSにユーザBが来場した場合に、ログイン処理を行う(ステップST104#)。サービス提供用サーバ400は、ログインが成功した場合、ユーザIDに対応付ける認証IDを発行する。
【0052】
サービス提供用サーバ400は、レシピコンテンツS105を送信する。これにより、サービス提供用サーバ400は、貸し出し端末201に、テキストを含むレシピコンテンツを表示させる。
【0053】
その後、貸し出し端末201は、カメラ装置202との間で無線通信接続(bluetooth接続)を確立する。そして、貸し出し端末201は、例えば、実演が終了した後、動画確認を行う(ステップST106)。
【0054】
貸し出し端末201は、ユーザBの操作に基づいて、サービス提供用サーバ400に仮投稿要求S110を送信する。これにより、貸し出し端末201は、動画情報をサービス提供用サーバ400にアップロードする。サービス提供用サーバ400は、レシピ−動画対応付け処理を行う(ステップST108)。
【0055】
貸し出し端末201は、ユーザBの操作に基づいて、編集要求S112をサービス提供用サーバ400に送信する。サービス提供用サーバ400は、編集要求S112に基づいて動画コンテンツを編集する(ステップST110)。
【0056】
次に、サービス提供用サーバ400は、編集された動画コンテンツのチェック処理を行う(ステップST112)。次に、サービス提供用サーバ400は、動画コンテンツのチェック処理により、動画コンテンツを公開してよいという結果が得られた場合、動画コンテンツの提供を開始する(ステップST114)。すなわち、サービス提供用サーバ400は、動画コンテンツの本投稿を行う。
【0057】
(実施形態の効果)
以上説明した情報処理システム1によれば、認証IDと、投稿されたコンテンツとを対応付けることができるので、キッチンスタジオKSを利用して簡単にコンテンツを投稿することができる。すなわち、ユーザが普段使用している自宅に動画を撮影するための設備がない場合や、自宅のキッチンの様子を動画として投稿することを躊躇するユーザが多い場合であっても、キッチンスタジオKSを利用して動画コンテンツを作成することができる。この結果、情報処理システム1によれば、ユーザに動画コンテンツを投稿することに対する抵抗感を抑制することができ、多くの動画コンテンツを投稿しようとする意欲を高くすることができる。この結果、情報処理システム1によれば、サービス提供用サーバ400が提供するレシピ動画提供サービスの更なる満足度の向上を図ることができる。
【0058】
また、情報処理システム1によれば、ユーザの投稿情報に基づいてレシピコンテンツを生成し、キッチンKTNに備えられたカメラ装置202により撮像された情報に基づいて動画コンテンツを生成することで、レシピコンテンツと動画コンテンツとを対応付ける。そして、情報処理システム1は、ユーザ端末100からの要求に基づいてレシピコンテンツ、および当該レシピコンテンツに対応する動画コンテンツを提供するレシピ動画提供サービスを提供することができる。
【0059】
さらに、情報処理システム1によれば、キッチンKTNを使用するために認証を行い、ユーザ認証された結果としての認証IDに、認証されたユーザに関連するレシピIDまたは動画コンテンツIDを対応付けるので、認証IDに対応する動画情報に基づいて動画コンテンツを生成することができる。
【0060】
さらに、情報処理システム1によれば、カメラIDに、認証ID、レシピID、および動画コンテンツIDを対応付けるので、複数のカメラ装置202により撮像した動画情報を、認証ID、レシピID、および動画コンテンツIDのそれぞれに対応させることができる。この結果、情報処理システム1によれば、複数のカメラ装置202により撮像した複数の動画情報を基に動画コンテンツを生成することができ、動画コンテンツの品質を向上させることができる。
【0061】
さらに、情報処理システム1によれば、キッチンKTNを使用しているユーザのためにレシピコンテンツを表示した場合、当該キッチンKTNについての認証IDと、当該キッチンKTNの付近に設置されたディスプレイ装置204が表示しているレシピコンテンツのレシピIDと、当該キッチンKTNに対応するカメラ装置202により撮像された情報に基づく動画コンテンツIDとを対応付けることができる。この結果、情報処理システム1によれば、キッチンKTNにおいてレシピコンテンツを表示させるだけで、簡単に、レシピコンテンツと動画コンテンツとを対応させることができる。
【0062】
さらに、情報処理システム1によれば、レシピコンテンツを投稿したユーザと動画コンテンツとを投稿しようとするユーザとが同じ場合において、当該ユーザの操作に基づく投稿要求に基づいて、認証IDに対応付けられたレシピコンテンツに、動画コンテンツを対応付けることができる。この結果、情報処理システム1は、レシピコンテンツを投稿したユーザ自身が動画コンテンツを投稿することができ、レシピコンテンツを投稿したユーザが実演した信頼性の高い動画コンテンツを提供することができる。また、情報処理システム1によれば、レシピコンテンツを投稿したユーザの満足度を向上させることができる。
【0063】
さらに、情報処理システム1によれば、レシピコンテンツを投稿したユーザと動画コンテンツとを投稿しようとするユーザとが異なる場合において、動画コンテンツとを投稿しようとするユーザの投稿要求に基づいて、認証IDに対応付けられたレシピコンテンツに、動画コンテンツを対応付けることができる。この結果、情報処理システム1によれば、レシピコンテンツを投稿していないが、レシピコンテンツを閲覧することで料理をしてみたいユーザに、動画コンテンツを投稿させることができる。この結果、情報処理システム1によれば、より多くの動画コンテンツを提供することができ、サービス提供用サーバ400が提供するレシピ動画提供サービスの更なる満足度の向上を図ることができる。
【0064】
さらに、情報処理システム1によれば、キッチンスタジオKSでレシピを実演したユーザに関連するユーザ端末100に、動画コンテンツの投稿を促す情報を送信するので、より多くの動画コンテンツを提供することができる。
【0065】
さらに、情報処理システム1によれば、キッチンスタジオKSでレシピを実演したユーザの要求に基づいて、動画コンテンツを編集することができるので、より品質の高い動画コンテンツを提供することができる。さらに、情報処理システム1によれば、キッチンスタジオKSでレシピを実演したユーザの満足度を向上させることができる。
【0066】
なお、上述のユーザ端末100、キッチンスタジオ用サーバ200、および動画蓄積サーバ300、サービス提供用サーバ400、およびストレージサーバ500の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによりユーザ端末100、キッチンスタジオ用サーバ200、および動画蓄積サーバ300、サービス提供用サーバ400、およびストレージサーバ500としての処理を行ってもよい。ここで、「記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行する」とは、コンピュータシステムにプログラムをインストールすることを含む。ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、インターネットやWAN、LAN、専用回線等の通信回線を含むネットワークを介して接続された複数のコンピュータ装置を含んでもよい。
【0067】
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。このように、プログラムを記憶した記録媒体は、CD−ROM等の非一過性の記録媒体であってもよい。また、記録媒体には、当該プログラムを配信するために配信サーバからアクセス可能な内部または外部に設けられた記録媒体も含まれる。配信サーバの記録媒体に記憶されるプログラムのコードは、端末装置で実行可能な形式のプログラムのコードと異なるものでもよい。すなわち、配信サーバからダウンロードされて端末装置で実行可能な形でインストールができるものであれば、配信サーバで記憶される形式は問わない。なお、プログラムを複数に分割し、それぞれ異なるタイミングでダウンロードした後に端末装置で合体される構成や、分割されたプログラムのそれぞれを配信する配信サーバが異なっていてもよい。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、ネットワークを介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、上述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
【0068】
また、上述した実施形態におけるユーザ端末100、キッチンスタジオ用サーバ200、および動画蓄積サーバ300、サービス提供用サーバ400、およびストレージサーバ500の一部、または全部を、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路として実現してもよい。ユーザ端末100、キッチンスタジオ用サーバ200、および動画蓄積サーバ300、サービス提供用サーバ400、およびストレージサーバ500の各機能部は個別にプロセッサ化してもよいし、一部、または全部を集積してプロセッサ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、または汎用プロセッサで実現してもよい。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いてもよい。
【0069】
以上、図面を参照してこの発明の一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。また、本発明の一態様は、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。また、上記各実施形態や変形例に記載された要素であり、同様の効果を奏する要素同士を置換した構成も含まれる。
【0070】
(付記)
以上の記載から本発明の複数の態様は例えば以下のように把握される。
【0071】
(1)キッチンの使用の際に
前記キッチンにおいて調理を実演するユーザに対して認証をした結果に基づく認証の識別情報と、前記キッチンにおいてユーザが実演した調理に関連する情報であって、前記ユーザの操作に基づいて投稿された投稿情報とを対応付ける情報処理部を備える、情報処理システム。
【0072】
(2)前記投稿情報は、一又は複数の調理工程を含む調理手順を表す手順コンテンツを生成する基となる情報であり、前記情報処理部は、前記認証の識別情報と、前記手順コンテンツの識別情報とを対応付ける、(1)に記載の情報処理システム。
【0073】
(3)前記ユーザが使用したキッチンと、当該キッチンの様子を撮像する撮像装置とを予め関連づけておき、前記情報処理部は、前記認証の識別情報を介して、前記撮像装置が撮像した動画情報の識別情報と、前記手順コンテンツの識別情報とを対応付ける、(2)に記載の情報処理システム。
【0074】
(4)前記キッチンを使用している前記ユーザのために前記手順コンテンツの識別情報に対応する手順コンテンツを表示する表示装置を更に備える、(3)に記載の情報処理システム。
【0075】
(5)前記ユーザの要求に基づいて、前記動画コンテンツを編集する編集部を更に備え、
前記情報処理部は、前記編集後の動画コンテンツの識別情報と、前記手順コンテンツの識別情報とを対応付ける、(3)または(4)に記載の情報処理システム。
【0076】
(6)前記情報処理部は、前記編集後の動画情報が投稿されたか否かを判定し、前記編集後の動画情報が投稿されていない場合に、前記ユーザに関連する端末装置に、前記編集後の動画コンテンツの投稿を促す情報を送信する、(5)に記載の情報処理システム。
【0077】
(7)前記投稿情報は、一又は複数の調理工程を含む調理手順を実演した動画コンテンツを生成する基となる情報であり、前記情報処理部は、前記認証の識別情報と、前記動画コンテンツの識別情報とを対応付ける、(1)のうちいずれか1つに記載の情報処理システム。
【0078】
(8)前記ユーザが使用したキッチンと、当該キッチンの様子を撮像する撮像装置とを予め関連づけておき、前記情報処理部は、前記認証の識別情報と、前記撮像装置が撮像した動画情報の識別情報とを対応付ける、(7)に記載の情報処理システム。
【0079】
(9)ユーザ認証が成功した場合に、認証された前記ユーザが投稿した前記手順コンテンツを表示する表示装置を更に備え、前記情報処理部は、前記認証の識別情報と、前記表示装置に表示させた前記手順コンテンツの識別情報と、前記ユーザが使用したキッチンに対応する前記撮像装置により撮像された動画情報に基づく前記動画情報の識別情報とを対応付ける、(8)に記載の情報処理システム。
【0080】
(10)前記ユーザの要求に基づいて、前記動画コンテンツを編集する編集部を更に備え、前記情報処理部は、前記編集後の動画情報の識別情報と、前記手順コンテンツの識別情報とを対応付ける、(9)に記載の情報処理システム。
【0081】
(11)前記情報処理部は、前記編集後の動画情報が投稿されたか否かを判定し、前記編集後の動画情報が投稿されていない場合に、前記ユーザに関連する端末装置に、前記編集後の動画情報の投稿を促す情報を送信する、(10)に記載の情報処理システム。
【0082】
(12)前記認証された
前記ユーザと前記投稿情報を投稿した
ユーザとが同一人物であり、
前記情報処理部は、
前記投稿情報を投稿したユーザの投稿要求に基づいて、前記認証の識別情報に対応付けられた前記手順コンテンツに、前記動画情報を対応付ける、(1)または(7)に記載の情報処理システム。
【0083】
(13)前記認証された
前記のユーザと前記投稿情報を投稿した
ユーザとが異なる人物であり、前記情報処理部は、
前記投稿情報を投稿したユーザの投稿要求に基づいて、前記ユーザ認証の識別情報に対応付けられた前記手順コンテンツに、前記動画コンテンツを対応付ける、(1)または(7)に記載の情報処理システム。
【0084】
(14)投稿情報を受信する受信部と、キッチンの使用の際に
前記キッチンにおいて調理を実演するユーザに対して認証をした結果に基づく認証の識別情報と、前記キッチンにおいてユーザが実演した調理に関連する情報であって、前記ユーザの操作に基づいて投稿された前記投稿情報とを対応付ける情報処理部と、を備える、情報処理装置。
【0085】
(15)第1のユーザから、一又は複数の調理工程を含む調理手順を表す手順コンテンツの投稿を受け付けるステップと、第2のユーザから、キッチンを使用する要求を受け付けるステップと、前記要求に基づいて、前記キッチンの使用の際に認証を行うステップと、前記手順コンテンツと、前記認証の識別情報とを対応付けるステップとを含む情報処理方法。
【0086】
(16)コンピュータを、キッチンの使用の際に
前記キッチンにおいて調理を実演するユーザに対して認証をした結果に基づく認証の識別情報と、前記キッチンにおいてユーザが実演した調理に関連する情報であって、前記ユーザの操作に基づいて投稿された投稿情報とを対応付ける情報処理部として機能させる、プログラム。
【0087】
(17)コンピュータに、第1のユーザから、一又は複数の調理工程を含む調理手順を表す手順コンテンツの投稿を受け付けさせ、第2のユーザから、キッチンを使用する要求を受け付けさせ、前記要求に基づいて、前記キッチンの使用の際に認証させ、前記手順コンテンツと、前記認証の識別情報とを対応付けさせる処理を実行させる、プログラム。
【解決手段】情報処理システムの情報処理方法は、第1のユーザから、一又は複数の調理工程を含む調理手順を表す手順コンテンツの投稿を受け付けるステップと、第2のユーザから、キッチンを使用する要求を受け付けるステップと、前記要求に基づいて、前記キッチンの使用の際に認証を行うステップと、前記手順コンテンツと、前記認証の識別情報とを対応付けるステップとを含む。