特許第6311419号(P6311419)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 凸版印刷株式会社の特許一覧

<>
  • 特許6311419-光輝性化粧シート 図000002
  • 特許6311419-光輝性化粧シート 図000003
  • 特許6311419-光輝性化粧シート 図000004
  • 特許6311419-光輝性化粧シート 図000005
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6311419
(24)【登録日】2018年3月30日
(45)【発行日】2018年4月18日
(54)【発明の名称】光輝性化粧シート
(51)【国際特許分類】
   B32B 27/00 20060101AFI20180409BHJP
   E04F 13/07 20060101ALI20180409BHJP
【FI】
   B32B27/00 E
   E04F13/07 B
【請求項の数】2
【全頁数】7
(21)【出願番号】特願2014-80882(P2014-80882)
(22)【出願日】2014年4月10日
(65)【公開番号】特開2015-199314(P2015-199314A)
(43)【公開日】2015年11月12日
【審査請求日】2017年3月17日
(73)【特許権者】
【識別番号】000003193
【氏名又は名称】凸版印刷株式会社
(72)【発明者】
【氏名】穂積 賢吾
(72)【発明者】
【氏名】濱▲崎▼ 彩
【審査官】 斎藤 克也
(56)【参考文献】
【文献】 特開2002−210908(JP,A)
【文献】 特開2009−078394(JP,A)
【文献】 特公昭60−002194(JP,B2)
【文献】 特開2005−186410(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B05D 5/06
B32B 1/00 − 43/00
E04F 13/00 − 13/30
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも下側から基材、第一全面ベタ着色層、全面ベタ光輝性顔料層、第二全面ベタ着色層をこの順に有する化粧シートであって、前記第二全面ベタ着色層の乾燥後の塗布量で0.5〜2g/mであることを特徴とする光輝性化粧シート。
【請求項2】
前記基材がポリオレフィン系樹脂またはポリエステル系樹脂であり、前記化粧シートの上側に少なくとも下側から接着剤層、透明熱可塑性樹脂層を有することを特徴とする請求項1記載の光輝性化粧シート。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、キッチン用部材、鋼板ラミネート用シート、建築内装材、外装材、アルミニウム基材へのラッピング用シート、木質系基材への積層、ラッピング、真空成形用に使われる光輝性化粧シートに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、熱可塑性樹脂基材や薄紙、チタン紙、含浸紙に光輝性を出そうとして光輝性顔料により絵柄模様を印刷することは行われていた。しかしながら、光輝性顔料での全面ベタ印刷は、塗布、塗工の安定性が良くないことから、ムラ、スジ、抜け(インプレッションロールの傷などの凹凸による)などが生じやすかった。また、全面ベタ光輝性顔料層がギラギラしすぎ、光輝性顔料の白っぽさが生じることが多かった。
【0003】
光輝性顔料としての原材料の検討がなされたり、塗布、塗工方法を検討するということがなされているが、十分な安定性を得るにはいたっていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特許第2632314号公報
【特許文献2】特許第3241142号公報
【特許文献3】特許第3835577号公報
【特許文献4】特開2004−167702号公報
【特許文献5】特開2009−078394号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、この問題点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、少なくとも下側から基材、第一全面ベタ着色層、全面ベタ光輝性顔料層、第二全面ベタ着色層、をこの順に有する化粧シートであって、前記第二全面ベタ着色層の乾燥後の塗布量で0.5〜2g/mであることを設けて製造時のスジ、ムラ、抜け等を生じない、全面ベタ光輝性顔料層がギラギラしすぎ、光輝性顔料の白っぽさが生じない安定した光沢感、奥行き感を出すことができる光輝性化粧シートを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明はこの課題を解決したものであり、すなわちその請求項1記載の発明は、少なくとも下側から基材、第一全面ベタ着色層、全面ベタ光輝性顔料層、第二全面ベタ着色層、をこの順に有する化粧シートであって、前記第二全面ベタ着色層の乾燥後の塗布量で0.5〜2g/mであることを特徴とする光輝性化粧シートである。
【0007】
またその請求項2記載の発明は、前記基材がポリオレフィン系樹脂またはポリエステル系樹脂であり、前記化粧シートの上側に少なくとも下側から接着剤層、透明熱可塑性樹脂層を有することを特徴とする請求項1記載の光輝性化粧シートである。
【発明の効果】
【0008】
請求項1記載の発明により、粒径と塗布量を同時に限定することにより、全面ベタ光輝性顔料層を安定して製造することが可能となり、ギラギラしすぎ、光輝性顔料の白っぽさが生じない安定した光沢感、奥行き感を有する光輝性化粧シートを提供することが可能となった。
【0009】
また、請求項2に記載の発明により、奥行きがあり、立体感がある。更に全面により安定した色調となり、いくつかの光輝性顔料により限定された、いくつかの色調に限定されることのない任意の色の光輝性を有する光輝性化粧シートを提供することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】本発明の光輝性化粧シートの一実施例の断面の構造を示す説明図である。
図2】本発明の光輝性化粧シートの一実施例の断面の構造を示す説明図である。
図3】本発明の光輝性化粧シートの一実施例の断面の構造を示す説明図である。
図4】本発明の光輝性化粧シートの一実施例の断面の構造を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下に本発明の光輝性化粧シートを図面に基づき詳細に説明する。図1から図4に本発明の光輝性化粧シートの一実施例の断面の構造を示す。基材1、第三全面ベタ着色層5、第一全面ベタ着色層2、全面ベタ光輝性顔料層3、第二全面ベタ着色層4、接着剤層6、透明熱可塑性樹脂層7、などからなり、基材1の裏面にこの光輝性化粧シートを貼り合わせるのを好適なものとするためのプライマー層(図に指示無し)を設けても良い。
【0012】
本発明の光輝性化粧シートにおける基材1に使用するものとしては、基本的には従来の一般の光輝性化粧シートに使用されていたものと同様のものを使用することができる。紙基材として、薄紙、チタン紙、含浸紙を用いてもよい。樹脂としては、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリメチルペンテン、ポリブテン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−α−オレフィン共重合体、プロピレン−α−オレフィン共重合体等のポリオレフィン樹脂や、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−ビニルアルコール共重合体、エチレン−(メタ)アクリル酸(エステル)共重合体、エチレン−不飽和カルボン酸共重合体金属中和物(アイオノマー)等のオレフィン系共重合体樹脂などのポリオレフィン系樹脂や、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリテトラメチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリエチレンテレフタレート−イソフタレート共重合体、1,4−シクロヘキサンジメタノール共重合ポリエチレンテレフタレート、ポリアリレート、ポリカーボネート等のポリエステル系樹脂、ポリ(メタ)アクリロニトリル、ポリメチル(メタ)アクリレート、ポリエチル(メタ)アクリレート、ポリブチル(メタ)アクリレート、ポリアクリルアミド等のアクリル系樹脂、6−ナイロン、6,6−ナイロン、6,10−ナイロン等のポリアミド系樹脂、ポリスチレン、AS樹脂、ABS樹脂等のスチレン系樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルアルコール、ポリビニルアセタール、ポリビニルブチラール等のビニル系樹脂、ポリフッ化ビニル、ポリフッ化ビニリデン、ポリテトラフロロエチレン、エチレン−テトラフロロエチレン共重合体、エチレン−パーフロロアルキルビニルエーテル共重合体等のフッ素系樹脂等、或いはそれらの2種以上の混合物、共重合体、複合体、積層体等を使用することができる。
【0013】
上記の各種の熱可塑性樹脂の中でも、近年の環境問題に対する社会的な関心の高まりに鑑みれば、ポリ塩化ビニル樹脂等の様な塩素(ハロゲン)を含有する樹脂の採用は望ましいものではなく、非ハロゲン系の熱可塑性樹脂を採用することが望ましい。中でも各種物性や加工性、汎用性、経済性等の面からは、ポリオレフィン系樹脂またはポリエステル系樹脂(非晶質又は二軸延伸)を使用することが最も望ましい。これらのうちポリオレフィン系樹脂は、従来よりポリ塩化ビニル樹脂を代替する光輝性化粧シート用材料として採用が進んでいたものの、切削加工性の悪さが目立つことが指摘されて来たが、本発明によって切削加工性の格段の改善が可能となり、本発明の効果が最も顕著に発現する素材である。
【0014】
上記ポリオレフィン系樹脂としては、既に列挙した様に多くの種類のものが知られており、それらの中から光輝性化粧シートの使用目的等に応じて適宜選択して使用すれば良いが、中でも一般的な用途に最も好適なのは、ポリプロピレン系樹脂、すなわちプロピレンを主成分とする単独または共重合体であり、具体的には、例えばホモポリプロピレン樹脂、ランダムポリプロピレン樹脂、ブロックポリプロピレン樹脂等を単独または適宜配合したり、それらにさらにアタクチックポリプロピレンを適宜配合した樹脂等を使用することができる。また、プロピレン以外のオレフィン系単量体を含む共重合体であってもよく、例えば、ポリプロピレン結晶部を有し、且つプロピレン以外の炭素数2〜20のα−オレフィン、好ましくはエチレン、ブテン−1、4−メチルペンテン−1、ヘキセン−1またはオクテン−1、のコモノマーの1種または2種以上を15モル%以上含有するプロピレン−α−オレフィン共重合体などを例示することができる。また、通常ポリプロピレン系樹脂の柔軟化に用いられている低密度ポリエチレン、エチレン−α−オレフィン共重合体、エチレン−プロピレン共重合ゴム、エチレン−プロピレン−非共役ジエン共重合ゴム、スチレン−ブタジエン共重合体またはその水素添加物等の改質剤を適宜添加することもできる。
【0015】
基材1には、必要に応じて例えば着色剤、充填剤(シリカ、タルク、酸化チタン、硫酸バリウム等)紫外線吸収剤、光安定剤、熱安定剤、酸化防止剤、帯電防止剤、滑剤(ステアリン酸、金属石けん等)、難燃剤、抗菌剤、防黴剤、減摩剤、光散乱剤、艶調整剤等の各種の添加剤から選ばれる1種以上が添加されていても良い。なお、基材1は、光輝性化粧シートを貼り合わせる基板などの表面の色のばらつきや欠陥等を隠蔽するために、隠蔽性の不透明に着色されたものが用いられる場合が多いが、基板の表面の質感を活かすために、透明乃至半透明のものが用いられる場合もある。
【0016】
第一全面ベタ着色層2、第二全面ベタ着色層4、及び第三全面ベタ着色層5は、本発明の光輝性化粧シートに絵柄による意匠性を付与するために、必要に応じて設けられるものであり、基材1自体の着色で代用できる場合等には省略も可能である。この第一全面ベタ着色層2は、染料または顔料等の着色剤を適当なバインダー樹脂と共に適当な希釈溶媒中に溶解または分散してなる印刷インキまたは塗料等を使用して、例えばグラビア印刷法またはオフセット印刷法等の各種印刷法や、グラビアコート法またはロールコート法等の各種塗工法などによって形成されるのが一般的である。バインダー樹脂としては、例えばウレタン系樹脂、アクリル系樹脂、塩化酢酸ビニル系樹脂、ポリイミド系樹脂、硝化綿等またはそれらの混合物等がよく使用されるが、勿論これらに限定されるものではない。絵柄の種類は、例えば木目柄、石目柄、布目柄、抽象柄、幾何学模様、文字または記号、それらの組み合わせ等、所望により任意であり、単色無地であっても良い。また、光輝性化粧シートの隠蔽性を向上するために、第一全面ベタ着色層2の裏面側に、二酸化チタンや酸化鉄等の不透明顔料を多く含む不透明な印刷インキまたは塗料による隠蔽層が併設される場合もある。特に、第二全面ベタ着色層4は、全面ベタ光輝性顔料層3がギラギラしすぎ、光輝性顔料の白っぽさが生じることが無いように乾燥後の塗布量で0.5〜2g/mであることが望ましい。
【0017】
全面ベタ光輝性顔料層3に用いる光輝性顔料としては、天然の雲母に酸化チタン、酸化鉄などの金属酸化物を被覆したパール顔料が好適に使用可能であり、その他アルミ粉等の金属粉も使用可能である。粒径は1〜40μmのものを用い、好ましくは5〜30μm、特には平均粒径30μmで粒径にばらつきの少ないものが最適である。1μmより小さいと十分な光輝性が発現されず、40μmより大きいとムラやスジなどの不具合が発生し易くなる。
印刷方法としては、グラビア印刷、マイクログラビア印刷、ファニッシャーロール印刷、オフセット印刷、インキジェット印刷、シルクスクリーン印刷等で行うことができる。層厚は、乾燥後の塗布量で1〜3g/mとなるように設ける、特には2g/mが最適である。1g/mより薄いと十分な光輝性が発現されず、3g/mより厚いと抜けなどの不具合が発生し易くなる。
【0018】
接着剤層6は、基材1と透明熱可塑性樹脂層7とを接着させるために、必要に応じて設けられるものであり、他の層が有する接着性を利用可能な場合には省略も可能である。接着剤層6に使用する接着剤の種類には特に制限はないが、イソシアネート系硬化剤を使用する2液硬化型ウレタン系接着剤を使用することが最も望ましい。具体的には、主剤としては例えばポリエステルポリオールまたはポリエーテルポリオール等、硬化剤としてはトリレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート等を使用することができる。
【0019】
なお、接着剤層6は、第二全面ベタ着色層4上に配置されているが、これは通常の製造手順、つまり第一全面ベタ着色層2、全面ベタ光輝性顔料層3、乾燥後の塗布量で0.5〜2g/m第二全面ベタ着色層4をこの順に有する化粧シートを形成した後に接着剤層6を介して透明熱可塑性樹脂層7と積層する製造手順を想定したものであって、この配置に限定されるものではない。つまり、製造手順は任意であり、例えば、第一全面ベタ着色層2の下面に第三全面ベタ着色層5を形成し、これを接着剤層6を介して基材1上に積層するなどの製造手順とすることも可能である。
【0020】
プライマー層(図に指示無し)は、本発明の光輝性化粧シートを貼り合わせる基板への接着に使用される接着剤との密着性を向上させるために、必要に応じて施されるものである。基板として最も一般的な木質基材などへの接着剤としては、例えば酢酸ビニルエマルジョン系や2液硬化型ウレタン系などの接着剤が汎用されているので、プライマー層はこれら汎用接着剤に合わせた樹脂設計とすることが望ましい。具体的には、例えばウレタン系、アクリル系、エチレン−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体系、ポリエステル系等を挙げることができ、中でもポリエステルポリオールとイソシアネート化合物との配合による2液硬化型ウレタン系のプライマー剤などが有効である。また、例えばシリカや硫酸バリウム、炭酸カルシウム等の無機質粉末を添加すると、巻取保存時のブロッキングの防止や、投錨効果による接着力の向上などに有効である。
【実施例1】
【0021】
基材1として押出法にて製造した厚さ70μmの着色ホモポリプロピレン系樹脂シートを用い、この表面に、第一全面ベタ着色層2として2液ウレタン樹脂インキを用いてグラビア印刷した。乾燥後の重量が1.9g/mであり、有機顔料0.7重量%、ウレタン樹脂99.3重量%であった。
【0022】
さらにこの表面に、全面ベタ光輝性顔料層3として2液ウレタン樹脂メジウム35.6重量%、脂肪族系イソシアネート硬化剤5.0重量%、光輝性顔料(平均粒径30μm)を59.3重量%添加したインキを用いて版深さ38から39μmのヘリオグラッショ法により作製した150線(25.4mmあたり150線)のベタ版により乾燥後の塗布量を1.8g/mとなるように印刷した。
【0023】
次に、第二全面ベタ着色層4として2液ウレタン樹脂インキを用いてグラビア印刷した。乾燥後の重量が0.5g/mであり、有機顔料0.7重量%、ウレタン樹脂99.3重量%であった。
【0024】
さらにその表面に、接着剤層6として2液硬化型ポリエステルウレタン系接着剤(乾燥後の塗布量5.5g/m2)を介して、透明熱可塑性樹脂層7として厚さ100μmの透明2軸延伸ポリエステル樹脂シート(140g/m)をドライラミネートして、本発明の光輝性化粧シートを得た。得られた光輝性化粧シートの外観はシート全面に安定した光輝性を有するものとなり、スジ、ムラ、抜けのないものとなった。
【0025】
<比較例1>
第二全面ベタ着色層4を、乾燥後の塗布量を4g/mとなるようにして塗布した以外は実施例1と同様にして光輝性化粧シートを得た。得られた光輝性化粧シートは光輝性が弱く、外観上良くないものとなった。
【0026】
<比較例2>
第二全面ベタ着色層4を、乾燥後の塗布量を0.1g/mとなるようにして塗布した以外は実施例1と同様にして光輝性化粧シートを得た。得られた光輝性化粧シートは光輝性が強すぎギラギラし、白っぽくなり、外観上良くないものとなった。
【産業上の利用可能性】
【0027】
本発明の光輝性化粧シートは、キッチン用部材、鋼板ラミネート用シート、建築内装材、外装材、アルミニウム基材へのラッピング用シート、木質系基材への積層、ラッピング、真空成形用に使用可能である。
【符号の説明】
【0028】
1・・・基材
2・・・第一全面ベタ着色層
3・・・全面ベタ光輝性顔料層
4・・・第二全面ベタ着色層
5・・・第三全面ベタ着色層
6・・・接着剤層
7・・・透明熱可塑性樹脂層
図1
図2
図3
図4