(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6313364
(24)【登録日】2018年3月30日
(45)【発行日】2018年4月18日
(54)【発明の名称】トルクセンサーのローター
(51)【国際特許分類】
G01L 3/10 20060101AFI20180409BHJP
B62D 5/04 20060101ALI20180409BHJP
【FI】
G01L3/10 305
B62D5/04
【請求項の数】14
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2016-93970(P2016-93970)
(22)【出願日】2016年5月9日
(62)【分割の表示】特願2012-100442(P2012-100442)の分割
【原出願日】2012年4月25日
(65)【公開番号】特開2016-148680(P2016-148680A)
(43)【公開日】2016年8月18日
【審査請求日】2016年5月9日
(31)【優先権主張番号】10-2011-0038654
(32)【優先日】2011年4月25日
(33)【優先権主張国】KR
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】513276101
【氏名又は名称】エルジー イノテック カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100099759
【弁理士】
【氏名又は名称】青木 篤
(74)【代理人】
【識別番号】100123582
【弁理士】
【氏名又は名称】三橋 真二
(74)【代理人】
【識別番号】100165191
【弁理士】
【氏名又は名称】河合 章
(74)【代理人】
【識別番号】100114018
【弁理士】
【氏名又は名称】南山 知広
(72)【発明者】
【氏名】リ チャンファン
【審査官】
大森 努
(56)【参考文献】
【文献】
特開2003−194643(JP,A)
【文献】
特開2006−030088(JP,A)
【文献】
特開2010−237211(JP,A)
【文献】
特開2009−271055(JP,A)
【文献】
特開2005−069994(JP,A)
【文献】
特開2004−163303(JP,A)
【文献】
特開2005−037177(JP,A)
【文献】
国際公開第2005/090937(WO,A1)
【文献】
独国特許出願公開第102005018293(DE,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G01L 3/10,5/22,
B62D 5/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ローター本体と、
前記ローター本体の外周に配置したマグネットと、
前記ローター本体の外周方向に配置された複数の鋸歯を備えた鋸歯部であって、前記複数の鋸歯のそれぞれは前記ローター本体の半径方向に延長する、鋸歯部と、を含み、
前記ローター本体は、第1外周を備える第1ローター本体部と第2外周を備える第2ローター本体部を含み、前記第2外周は前記第1外周より大きく、突起は前記第2ローター本体部に提供され、
前記鋸歯部は前記突起上に配置し、リング状であり、
前記複数の鋸歯の突出方向は前記ローター本体の軸方向と並行であり、
前記マグネットは、前記第2ローター本体部の第2外周に配置され、
前記鋸歯部の外周は、前記マグネットの外周より小さく、
前記鋸歯部は、前記ローター本体に対し、中点調整のための回転力を伝達し、前記ローター本体とジグの間のスリップを防止する、トルクセンサーのローター。
【請求項2】
前記鋸歯部の幅は前記マグネットの幅より狭く、前記鋸歯部と前記マグネットの幅は前記ローター本体の軸方向での長さである、請求項1に記載のトルクセンサーのローター。
【請求項3】
前記鋸歯部は前記マグネットより高く前記複数の鋸歯の突出方向に配置される、請求項1に記載のトルクセンサーのローター。
【請求項4】
前記ローター本体、前記マグネット及び前記鋸歯部は円形である。請求項1に記載のトルクセンサーのローター。
【請求項5】
前記ローター本体、前記マグネット及び前記鋸歯部の中心は、前記ローター本体の内周に提供されるシャフトの方向に配置される、請求項4に記載のトルクセンサーのローター。
【請求項6】
前記第2ローター本体部は前記第1ローター本体部と一体化される、請求項1に記載のトルクセンサーのローター。
【請求項7】
前記マグネットは、複数の円弧状のセグメントを含む、請求項1に記載のトルクセンサーのローター。
【請求項8】
少なくとも一つの孔が前記第1ローター本体部の側表面に提供される、請求項1に記載のトルクセンサーのローター。
【請求項9】
前記鋸歯部は前記ジグと対になるように構成される、請求項1に記載のトルクセンサーのローター。
【請求項10】
第1シャフトに結合したステーターと、
第2シャフトと結合し、前記ステーターの中に位置するローターと、を含み、
前記ローターは、
前記ローター本体の外周の周りに配置されたマグネットと、
前記ローター本体の外周方向に配置された複数の鋸歯を備えた鋸歯部であって、前記複数の鋸歯のそれぞれは前記ローター本体の半径方向に延長する、鋸歯部とを含み、
前記ローター本体は、第1外周を備える第1ローター本体部と第2外周を備える第2ローター本体部を含み、前記第2外周は前記第1外周より大きく、突起は前記第2ローター本体部に提供され、
前記鋸歯部は前記突起上に配置し、リング状であり、
前記複数の鋸歯の突出方向は前記ローター本体の軸方向と並行であり、
前記マグネットは、前記第2ローター本体部の第2外周に配置され、
前記鋸歯部の外周は、前記マグネットの外周より小さく、
前記鋸歯部は、前記ローター本体に対し、中点調整のための回転力を伝達し、前記ローター本体とジグの間のスリップを防止する、トルクセンサー。
【請求項11】
前記鋸歯部の幅は前記マグネットの幅より狭く、前記鋸歯部と前記マグネットの幅は前記ローター本体の軸方向での長さである、請求項10に記載のトルクセンサー。
【請求項12】
前記鋸歯部は前記マグネットより高く前記複数の鋸歯の突出方向に配置される、請求項10に記載のトルクセンサー。
【請求項13】
少なくとも一つの孔が前記第1ローター本体部の側表面に提供される、請求項10に記載のトルクセンサー。
【請求項14】
前記鋸歯部は前記ジグと対になるように構成される、請求項10に記載のトルクセンサー。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、トルクセンサーのローターに関し、より具体的にはトルク中点の調整過程においてジグとの機械的結合力を向上させ、精度良く調整可能な構造を有するトルクセンサーのローターに関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、自動車は車輪と連結されたステアリングホイールを操作して走行方向を操作できるようになっている。しかし、車輪と路面との間の抵抗が大きかったり、ステアリングに障害要因が発生した時に操作力が弱まって、迅速な操作が難しい場合があり、これを解決するため、パワーステアリング装置が使用される。このようなパワーステアリング装置は、ステアリングホイールの操作に動力装置を用いて操作する力を軽減させる装置である。
【0003】
このような動力装置を用いて、ステアリングホイールを操作するためには操向軸にかかるトルクを測定する必要がある。従って、ステアリングホイールのトルクを測定する装置として、様々な方式の装置が使われているが、特に操向軸に結合されたマグネットとの相互磁場を測定して、トルクを検出する方式が経済的であり、広く使われている。
【0004】
一般的なステアリングの構造は、ステアリングホイールが結合される入力軸、車輪側のラックバーと嵌合するピニオンに結合される出力軸、及び入力軸と出力軸とを連結するトーションバーからなる。
【0005】
ステアリングホイールを回転させると出力軸に回転力が伝達され、ピニオンとラックバーの作用によって車輪の方向が変化する。この時、抵抗が大きく作用する場合、入力軸がさらに多く回転するため、トーションバーがねじられ、このようなトーションバーのねじり度を測定するものが磁場方式のトルクセンサーである。
【0006】
トルクセンサーは、ハンドル操作がない場合、中点位置を示すが、中点が誤って設定された場合には、ハンドルの操作時に左右の操向補助力に差が生じる。従って、パワーステアリング装置において、トルクセンサーの中点を合わせる作業の重要度は非常に高い。
【0007】
図1は、従来技術によるトルクセンサーのローターを示した斜視図である。
【0008】
操向入力軸にはマグネット2を含むローター1が結合され、出力軸にはステーター(図示せず)が結合される。
【0009】
ローター1に結合された入力軸とステーターに結合された出力軸の回転量の差によってトーションバーにねじりが生じると、マグネット2とステーターとが相対的に回転し、この時マグネットとステーターとの間の対向面が変化して磁力が変化するため、これを活用してトルクを測定することができる。
【0010】
ローター1は、入力軸の外周面と結合するスリーブ4、及びスリーブ4と結合して外周面にマグネット2を固定するヨーク3からなる。
【0011】
トルクセンサーの中点を合わせるため、スリーブ4の外周面の所定部位にジグ(Jig)が固定され、摩擦力によってローター1を回転させる方式が採られている。
【0012】
しかし、このような方式は、ジグがスリーブの外面を摩擦力によって回転させるため、相対的にスリップの可能性が高く、中点の微調整には困難があった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0013】
本発明は、上記問題点を解消するために案出されたもので、本発明の目的は、中点の調整作業がより一層正確にできる構造を有するトルクセンサーのローターを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0014】
上記課題を解決するための本発明に係るトルクセンサーのローターは、回転軸と結合するスリーブ、及びスリーブの外周面に突出して形成されるヨークとで形成されたローター本体と、ヨークの外周と結合するリング状のマグネット及びローター本体に形成されて、トルク中点調整のための回転過程においてジグの一部分と接触して回転力の伝達時にローター本体とジグとの間のスリップを防止するスリップ防止構造を含むトルクセンサーのローターを提供する。従って、ジグとローター本体との間のスリップを防止して、回転力の伝達が正確に行われるため、トルク中点の微調整の正確性が向上する。
【0015】
また、本発明に係るトルクセンサーのローターは、スリップ防止構造が、ヨークの上端部に円周方向に沿って形成された鋸歯部を含み、鋸歯部は、中点調整のための回転過程においてジグの下端部と接触して、ジグの回転力がヨークに伝達されるトルクセンサーのローターを提供する。従って、ジグがヨークと接触して中点調整時の回転力の伝達の確実性が提供される。
【0016】
また、本発明に係るトルクセンサーのローターは、スリップ防止構造が、スリーブの外周面に形成された孔を含み、ジグに形成された突起が孔に挿入されてジグの回転力がスリーブに伝達されるトルクセンサーのローターを提供する。従って、ジグがスリーブと接触して、中点調整時の回転力の伝達がより一層確実に行われる。
【0017】
また、本発明に係るトルクセンサーのローターは、スリップ防止構造が、スリーブの外周面に形成された凹凸部を含み、ジグの一部分がスリーブの凹凸部と接触することによって、ジグの回転力がスリーブに伝達されるトルクセンサーのローターを提供する。従って、スリーブとジグとの摩擦力が向上するため、回転力伝達の確実性が提供される。
【0018】
また、本発明に係るトルクセンサーのローターは、スリップ防止構造が、スリーブの上端部に下方に形成された溝を含み、ジグに形成された突起が溝に挿入されてジグの回転力がスリーブに伝達されるトルクセンサーのローターを提供する。従って、スリーブとジグとの機械的な結合力に優れる。
【0019】
一方、本発明に係るトルクセンサーのローターは、回転軸に結合するローター本体と、ローター本体の外周に突出するように配置されるリング状のマグネット及びローター本体に形成されるスリップ防止構造と、を含み、トルク中点の調整のための回転過程においてジグはローター本体の外周またはマグネット上側と接触し、スリップ防止構造はジグとの接触面に形成されて、ジグとローター本体との間のスリップを防止するトルクセンサーのローターを提供する。従って、ジグとローターとの接触部位の摩擦力が向上して、中点調整の正確性が向上する。
【発明の効果】
【0020】
本発明に係るトルクセンサーは、ローターの中点の調整時において、ジグとの結合部位における摩擦力を向上させ、正確な回転力の伝達が可能な多様な構造を提供するため、微細なトルク中点の調整が可能であり、これによってステアリングシステムの作動信頼性を向上させることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【
図1】従来技術によるトルクセンサーのローターを示した斜視図である。
【
図2】本発明のトルクセンサーのローターを示した斜視図である。
【
図3】本発明のトルクセンサーのローターがジグと結合する実施形態を示した斜視図である。
【
図4】本発明のトルクセンサーのローターがジグと結合する他の実施形態を示した斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
以下、添付した図面を参照して、本発明の好ましい実施形態に係るトルクセンサーのローターについて詳細に説明する。
【0023】
図2は、本発明に係るトルクセンサーのローターを示した斜視図である。
【0024】
マグネット20は、リング状に形成されるが、一般にステアリングシステムの入力軸の外周面に配置されて、共に回転するように結合される。
【0025】
また、ステーター(図示せず)は、出力軸に連結されて、出力軸と共に回転するように結合される。
【0026】
車輪の抵抗によって入力軸及び出力軸の回転量が異なる場合、トーションが生じたと理解でき、この差を磁場で測定できることは、上記の通りである。但し、マグネット20が出力軸と連結され、ステーターが入力軸と連結できることは言うまでもない。
【0027】
ローター10は、中空の円柱状のスリーブ40の下端部側に外周方向に突出したリング状のヨーク30で形成されたローター本体と、ローター本体の外周に結合するリング状のマグネット20と、からなる。より一層具体的には、マグネット20は、ヨーク30の外周面に結合される。
【0028】
スリーブ40の内周側は、上記のように操向回転軸と連結されて共に回転するように結合される。
【0029】
また、ヨーク30は、マグネット20を固定して、スリーブ40と共に回転するように結合するが、スリーブ40と一体に形成されてもよい。
【0030】
好ましくは、マグネット20は、2つ以上のマグネット片が連結され、より一層具体的には複数の弧状のマグネット片がリング状のマグネット20を形成する。
【0031】
ローター10は、スリーブ40の下側からステアリングの回転軸に挿入される方式で結合し、別の装置であるジグによってトルク中点が調整される。
【0032】
本発明は、ジグとローター10との間の回転動力の伝達を確実にできる形状をローター本体に形成することによって、トルク中点の調整時のローター本体とジグとの間のスリップを防止して、回転調節を正確にできる構造を提供する。上記形状は、鋸歯または微細溝のような接触部位の摩擦力を強化する形状、あるいは孔または溝のような機械的な結合力を提供する多様な実施形態のスリップ防止構造で形成される。
【0033】
従って、回転摩擦力を増大させるための第一実施形態として、ヨーク30の上端部には鋸歯部31が形成される。
【0034】
鋸歯部31は、スリーブ40の下側で外周方向に突出したヨーク30の上面に円周方向に凹凸を形成してなるが、この凹凸はジグとの結合が容易になるように楔状で形成されることが好ましい。
【0035】
この場合、ジグの下端部が、凹凸部43の上端部に接触することによって、回転力を伝達するようになる。
【0036】
また、摩擦力を増大するための第二実施形態として、ヨーク30の上面に凹凸が形成されてもよい。
【0037】
凹凸は、微細なライン状の溝で形成されてもよく、単数または複数の突起が形成されてもよい。
図4では、斜線状の複数の溝が凹凸部を形成する例が図示されている。
【0038】
第二実施形態では、第一実施形態のようにジグの下端部側がヨーク30の上面と接触する時の摩擦力を提供する。
【0039】
また、摩擦力を増大するための第三実施形態として、スリーブ40の側面に孔42が形成される構成が提供される。
【0040】
孔42は、スリーブ40の側面にジグが接触する部位に形成され、ジグの接触する部位は、孔42に挿入されて、固定できるように突起が形成されることが好ましい。
【0041】
孔42は、スリーブ40の側面に単一に形成されてもよく、ジグの形状に応じて複数で形成されてもよい。
【0042】
一方、孔42は、溝または微細なライン状の溝や単数または複数の突起に代替されてもよい。
【0043】
また、摩擦力を増大するための第四実施形態として、スリーブ40の上側端部に溝が形成されてもよい。
【0044】
溝は、スリーブ40の上端部で下側に陥没した形状で形成され、この場合ジグは、スリーブ40の上側端部と接触し、溝に挿入される突起を含んで摩擦力を最大限引き出すことができる。
【0045】
摩擦力を増大するための実施形態は、選択的に適用できるが、二つ以上の構成の組合せで構成されてもよい。
【0046】
例えば、ヨーク30の鋸歯部31とスリーブ40の孔42が共に形成され、ジグはヨーク30の上面とスリーブ40の側面に全て接触するように形成されてもよく、この場合、ローター10とジグの接触面との間の摩擦力は最大となるため、中点調整時に正確な作業が可能となるメリットがある。
【0047】
図3は、本発明に係るトルクセンサーのローターが、ジグと結合した第一実施形態を示した斜視図である。
【0048】
トルクセンサーのローターのトルク中点を調整する過程において、回転軸の外周面にローター10が結合された状態で、ジグ50は下端部でヨーク30の上面と接触するようになる。
【0049】
ヨーク30の上面には鋸歯部31が形成され、ジグ50の下端部には鋸歯部31の形状に対応する鋸歯が同様に形成されるため、互いに回転力が正確に伝達されるメリットがある。
【0050】
図4は、本発明に係るトルクセンサーのローターが、ジグと結合された第二実施形態を示した斜視図である。
【0051】
ジグ51は、第一実施形態とは異なり、スリーブ40の側面に接触するようになる。
【0052】
スリーブ40の側面には、斜線状の凹凸部43が形成されるが、凹凸部43は、ジグ51との接触部位で摩擦力を増加させて、回転力の伝達を正確に行うようにする。
【0053】
上記のように凹凸部43は、孔42や突起で代替できることは言うまでもない。
【0054】
ジグは、本発明の実施形態では、二つの長い棒状に形成した例を図示したが、一つの棒またはリング状等ローターに回転力を伝達して、中点調整ができる形態であれば多様な形状が選択的に適用できることは言うまでもない。
【0055】
本発明では、トルクセンサーのローターの中点調整時にジグとの結合部位に摩擦力を向上させて、正確な回転力の伝達が可能な多様な実施形態を提供する。従って、微細なトルク中点の調整が可能であり、これによってステアリングシステムの動作の信頼性向上につながるメリットがある。
【0056】
以上、本発明は実施形態及び添付図面に基づいて、詳細に説明した。しかし、以上の実施形態及び図面によって本発明の範囲が制限されず、本発明の範囲は後述した特許請求の範囲に記載された内容のみによって制限される。
【符号の説明】
【0057】
1、10 ローター
2、20 マグネット
3、30 ヨーク
31 鋸歯部
4、40 スリーブ
42 孔
43 凹凸部
50、51 ジグ