特許第6315098号(P6315098)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6315098
(24)【登録日】2018年4月6日
(45)【発行日】2018年4月25日
(54)【発明の名称】仕分けシステムと仕分け方法
(51)【国際特許分類】
   B65G 1/00 20060101AFI20180416BHJP
   B65G 1/137 20060101ALI20180416BHJP
   B65G 1/04 20060101ALI20180416BHJP
【FI】
   B65G1/00 501C
   B65G1/137 A
   B65G1/04 551Z
【請求項の数】5
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2016-545010(P2016-545010)
(86)(22)【出願日】2015年6月15日
(86)【国際出願番号】JP2015067148
(87)【国際公開番号】WO2016031352
(87)【国際公開日】20160303
【審査請求日】2017年2月15日
(31)【優先権主張番号】特願2014-171758(P2014-171758)
(32)【優先日】2014年8月26日
(33)【優先権主張国】JP
(73)【特許権者】
【識別番号】000006297
【氏名又は名称】村田機械株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100086830
【弁理士】
【氏名又は名称】塩入 明
(74)【代理人】
【識別番号】100096046
【弁理士】
【氏名又は名称】塩入 みか
(72)【発明者】
【氏名】田井 彰人
【審査官】 八板 直人
(56)【参考文献】
【文献】 特開平04−327404(JP,A)
【文献】 特開平10−218307(JP,A)
【文献】 特開2001−026310(JP,A)
【文献】 特開昭63−037006(JP,A)
【文献】 特開2002−338015(JP,A)
【文献】 特公昭54−035390(JP,B1)
【文献】 米国特許第04678390(US,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65G 1/00−1/20
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
入荷した商品を仕分けて出荷する仕分けシステムであって、
分岐と合流とが自在な走行経路に沿って走行すると共に、移載装置を昇降させる搬送車と、
前記走行経路に沿って設けられ、かつ複数階分の高さを有する複数のラックと、
各々前記走行経路の外周に沿って設けられている、入荷エリアと出荷エリア及び仕分けエリアと、
入荷した商品を入荷エリアからラックを経由して仕分けエリアへ搬送し、仕分けが終わった商品を仕分けエリアから出荷エリアへ搬送するように、前記搬送車を制御するコントローラとを備える仕分けシステム。
【請求項2】
前記入荷エリアと前記出荷エリアとが地上階に設けられ、前記仕分けエリアが上階に設けられていることを特徴とする、請求項1の仕分けシステム。
【請求項3】
前記走行経路は仕分けシステムの建屋の天井部に設けられているレールから成り、
前記搬送車は、前記レールに沿って走行する台車と、台車から吊り下げられているマストと、マストに沿って昇降し、かつ移載装置を備えている昇降台、とを有することを特徴とする、請求項1または2の仕分けシステム。
【請求項4】
前記搬送車として、パレットを搬送するパレット搬送車と、ケースを搬送するケース搬送車とを備え、パレット搬送車とケース搬送車は共に前記走行経路に沿って走行するように構成されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかの仕分けシステム。
【請求項5】
仕分けシステムにより入荷した商品を仕分けて出荷する仕分け方法であって、
仕分けシステムは、分岐と合流とが自在な走行経路に沿って走行すると共に、移載装置を昇降させる搬送車と、前記走行経路に沿って設けられ、かつ複数階分の高さを有する複数のラックと、各々前記走行経路の外周に沿って設けられている、入荷エリアと出荷エリア及び仕分けエリアと、搬送車を制御するコントローラ、とを備え
前記コントローラにより前記搬送車を制御して、入荷した商品を入荷エリアからラックを経由して仕分けエリアへ搬送すると共に、仕分けが終わった商品を仕分けエリアから出荷エリアへ搬送する、仕分け方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は仕分けシステムと仕分け方法とに関する。
【背景技術】
【0002】
従来の仕分けシステムでは、ラックとスタッカークレーンを中心とする自動倉庫を有軌道台車を介して周囲のステーションに接続し、さらに長距離コンベヤや垂直コンベヤ等を組み合わせて仕分けを行っている。このため多種類の搬送装置が必要で、システムの構造も複雑である。
【0003】
ここで関連する先行技術を示す。特許文献1(JPS63-242809A)は、工場の入荷エリアと、部品倉庫のラックと、組立ラインとの間で、天井走行車により物品を搬送することを提案している。また特許文献1では、天井走行車の走行経路に分岐部と合流部とを設け、複数のラックに天井走行車がアクセスできるようにしている。しかし特許文献1は、仕分けについて検討していない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】JPS63-242809A
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
この発明の課題は、基本的に一種類の搬送装置を用い、かつコンパクトで高効率な仕分けシステムと仕分け方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明は、入荷した商品を仕分けて出荷する仕分けシステムであって、
分岐と合流とが自在な走行経路に沿って走行すると共に、移載装置を昇降させる搬送車と、
前記走行経路に沿って設けられ、かつ複数階分の高さを有する複数のラックと、
各々前記走行経路の外周に沿って設けられている、入荷エリアと出荷エリア及び仕分けエリアと、
入荷した商品を入荷エリアからラックを経由して仕分けエリアへ搬送し、仕分けが終わった商品を仕分けエリアから出荷エリアへ搬送するように、前記搬送車を制御するコントローラとを備えている。
【0007】
またこの発明の仕分け方法では、
仕分けシステムは、分岐と合流とが自在な走行経路に沿って走行すると共に、移載装置を昇降させる搬送車と、前記走行経路に沿って設けられ、かつ複数階分高さを有する複数のラックと、各々前記走行経路の外周に沿って設けられている、入荷エリアと出荷エリア及び仕分けエリアと、搬送車を制御するコントローラ、とを備え
前記コントローラにより前記搬送車を制御して、入荷した商品を入荷エリアからラックを経由して仕分けエリアへ搬送すると共に、仕分けが終わった商品を仕分けエリアから出荷エリアへ搬送する。
【0008】
この発明では、分岐と合流が自在な走行経路を走行するので、搬送車は広い範囲のラックにアクセスでき、コントローラは、入荷エリアからラックへの搬送、ラックから仕分けエリアへの搬送、及び仕分けエリアから出荷エリア及びラックへの搬送を、搬送車に行わせることができる。従ってスタッカークレーンと有軌道台車、長距離コンベヤ等の、複数の搬送装置を用意する必要がない。そして搬送経路に沿って入荷エリアと出荷エリア及び仕分けエリアを配置するので、コンパクトな仕分けシステムとなる。この発明では、基本的に一種類の搬送装置を用いて、コンパクトで高効率な仕分けシステムが得られる。
【0009】
この明細書において、仕分けは入荷した商品を、在庫として長期間保管することなく、出荷先に応じて分けることを意味し、入荷した商品を在庫として保管することをピッキングとし、仕分けと区別する。この明細書の仕分けシステムに関する記載は、そのまま仕分け方法にも当てはまる。
【0010】
好ましくは、入荷エリアと出荷エリアとを地上階に設けてトラックの出入りを容易にし、仕分けエリアを上階に、特に上階に複数階に渡って設けて、仕分けシステムの建屋が占める敷地の面積を小さくする。
【0011】
好ましくは、走行経路は仕分けシステムの建屋の天井部に設けられているレールから成り、搬送車は、前記レールに沿って走行する台車と、例えば走行方向に沿って揺動自在に、台車から吊り下げられているマストと、マストに沿って昇降しかつ移載装置を備えている昇降台、とを有する。地上を走行する台車から鉛直に自立するマストとは異なり、天井部の台車から吊り下げると、倒立するおそれがないのでマストを軽量化できる。またマストを支持する地上側の台車を軽量化しあるいは不要にできる。そして搬送車を軽量化できれば、天井部のレールも軽量化できる。
【0012】
好ましくは、搬送車として、パレットを搬送するパレット搬送車と、ケースを搬送するケース搬送車とを備え、パレット搬送車とケース搬送車は共に前記レールに沿って走行するように構成されている。このようにすると、ケース搬送車によりケース単位での仕分けを行い、仕分け前のパレットと仕分け後のパレットをパレット搬送車により搬送できる。またパレット搬送車とケース搬送車は共通の走行経路に沿って走行自在で、特にパレット搬送車とケース搬送車を共に走行経路の全域に渡って走行自在にするとより効率的である。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】実施例の仕分けシステムのレイアウトを示す平面図
図2】実施例の仕分けシステムの側面図
図3】実施例の仕分けシステムの拡張を模式的に示す図
図4】実施例での天井搬送車の側面図
図5】実施例での天井搬送車の要部拡大正面図
図6】実施例で、共通のレールを走行する2種類の天井搬送車を示す平面図
図7】実施例で用いるケースパレットの正面図
図8】実施例の制御系を示すブロック図
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下に本発明を実施するための最適実施例を示す。この発明の範囲は、特許請求の範囲の記載に基づき、明細書の記載とこの分野での周知技術とを参酌し、当業者の理解に従って定められるべきである。
【実施例】
【0015】
図1図8に、実施例の仕分けシステム2を示す。図1図2は、仕分けシステム2のレイアウトを示す。4は自動倉庫で、その天井5に天井レール6が設けられ、天井レール6から成る走行経路は分岐合流部8を複数備え、自立的に分岐と合流とを行いながら、複数台の天井搬送車10が天井レール6に沿って走行する。天井レール(以下「レール」)6は双方向通行でも良いが、実施例では一方向のみに天井走行車10が走行する。レール6に面してラック20が複数個設けられ、天井搬送車10は任意のラック20の任意の間口にアクセスできる。
【0016】
仕分けシステム2の地上階には、自動倉庫4の一端に隣接するように入荷エリア22が設けられ、また同じく地上階に、自動倉庫4の他端に隣接するように出荷エリア24が設けられている。エリア22,24は天井レール6から成る走行経路の外周に沿って設けられ、自動倉庫4の側面に接していても良く、ステーション28を複数個並べたステーションアレイ26が設けられている。そして天井搬送車10は、各ステーション28でパレット、ケース等の受け渡しが自在である。またエリア22,24にはトラックのバース30が設けられ、入荷エリア22の入荷端末32から入荷データを入力すると共に、入荷した商品をラック20へ搬送することを要求でき、出荷エリア24の出荷端末34から出荷データを入力する。36は仕分けシステム2のコントローラで、単一のコンピュータで構成しても、分散配置された複数のコンピュータで構成しても良い。
【0017】
全ての天井搬送車10を常時稼動させる必要はないので、退避レーン12を設けて稼動させない天井搬送車10を退避させ、消費電力を小さくすることが好ましい。また退避レーン12内にメンテナンスデッキ14を設けると、天井搬送車の昇降台、台車等のメンテナンスが容易になる。退避レーン12は例えばラック20に面しない位置に設ける。
【0018】
天井搬送車10では、台車40が天井レール6に沿って走行し、前後のマスト42,42が図示しないピン等により、台車40から走行方向に揺動自在に吊り下げられている。マスト42,42に沿って昇降台44が昇降し、下部の連結部46により前後のマスト42,42を連結する。天井搬送車10は、走行と昇降の駆動部を天井側の台車40に配置し、マスト42を揺動自在にしたスタッカークレーンとすることもできる。
【0019】
エリア22,24の上階には、天井レール6から成る走行経路の外周に沿って、仕分けエリア50が複数階に渡って設けられ、ステーション28を介して天井搬送車10はパレット、ケース等を仕分けエリア50へ搬入搬出する。仕分けエリア50では、パレット上の荷物を例えば段ボール箱から成るケース単位で仕分けて、出荷先毎のパレット等に積み替え、あるいはパレットから個々の商品を取り出してバケット等のケースへ仕分ける。51は仕分け端末で、仕分けに関する指示をコントローラ36から受信して表示し、仕分け結果をコントローラ36へ返信する。仕分けエリア50には適宜の仕分け装置を設置しても良く、例えばソーター52により、パレットから段ボール箱を1箱ずつ取り出し、例えば図7のケースパレット86へ積み替える。
【0020】
仕分けシステム2は順次拡張することができ、この状況を図3に示す。図3において、記号'は拡張後の要素であることを示し、2,2'等での数字2等は同じ種類の要素であることを表す。例えば図3の上段の当初の仕分けシステム2を拡張して、仕分けシステム2'とし、これをさらに拡張して仕分けシステム2''とすることができる。
【0021】
図4図5に、天井搬送車(以下「搬送車」)10の構造を示す。自立式のラック20を連結した建屋の天井5にレール6が固定され、レール6内には、搬送車10の走行方向に沿って、永久磁石54が配列され、非接触給電線56が設置されている。レール6の底部には、分岐と直進を選択し、かつ合流時の姿勢を制御するために、左右のガイドレール58,58が設けられている。搬送車10の台車40は走行ユニット59を備え、走行ユニット59のコイル60とレール6側の永久磁石54とによりリニアモータを構成し、受電コイル62により非接触給電線56から受電し、車輪64により搬送車10の重量を支持する。さらに走行ユニット59は左右のガイドローラ66,66を備え、進退制御68はガイドローラ66,66をガイドレール58にガイドされる位置とされない位置との間で進退させる。このようにして搬送車10は自立的に分岐と合流とができるが、特許文献1に記載のように、レール6側の可動部により分岐と合流を制御しても良い。
【0022】
走行ユニット59の鉛直軸70に台車40のシャーシ71が取り付けられ、図示しないピン等により、前後のマスト42が走行方向に沿って揺動自在にシャーシ71に取り付けられている。シャーシ71のモータ72とスプロケット74によりチェーン76を駆動して、昇降台44と図示しないカウンターウェイトとを昇降させる。昇降台44のガイドローラ78はマスト42にガイドされて、昇降台44の揺れと捻れとを制限し、昇降台44上のスライドフォーク等の移載装置81はパレット80等を移載する。84はパレット82上の荷物である。チェーンに代えてベルト等の駆動媒体を用いても良く、またカウンターウェイトは設けなくても良い。
【0023】
前後のマスト42の下端を例えば水平な連結部46により連結し、搬送車10の荷重の一部を車輪47を介して地上レール48に支持させ、図示しないガイドローラを地上レール48によりガイドし、マスト42の揺れと捻れを制限する。マスト42は走行方向に沿って揺動自在で、その固有振動数付近での加減速を行わないように、走行ユニット59を制御し、マスト42を制振する。また図示しないダンパー、制振ゴム等をマスト42のシャーシ71への取付部に設けて、非常停止時の揺れを小さくする。なお連結部46と地上レール48は設けなくても良く、マスト42の本数、構造等は任意である。
【0024】
仕分けシステム2では、パレット82からケースへの仕分けを行うので、パレット単位で搬送する天井搬送車10以外に、ケース単位で搬送する天井搬送車を設け、これらを同じ天井レール6に沿って走行させることが好ましい。この状況を図6に示す。10'はケース単位で搬送する天井搬送車で、走行ユニット59の数がパレット用の天井搬送車10よりも少なく、レール6の走行方向に沿っての昇降台44'の幅は昇降台44よりも狭い。また移載装置68'は、移載装置68よりも、レール6の走行方向に沿っての物品を支持する幅が狭い。しかしレール6の走行方向に水平面内で直角な方向に沿っては、移載装置68,68'の長さを等しくし、ラック20の各間口と各ステーション28とに対し、天井搬送車10,10'が共に物品を受け渡しできるようにすることが好ましい。また天井搬送車10'は、他の点では天井搬送車10と同様である。なお天井搬送車10'の昇降台44'に、移載装置68'を複数配置し、同時に複数個のケースを搬送できるようにしても良い。
【0025】
図7に、ケースパレット86を示す。ケースパレット86は、パレット82と同様に天井搬送車10により搬送され、ラック20の各間口に載置され、ステーション28を介して仕分けエリア50,出荷エリア24等へ搬送される。ケースパレット86では、ベース87からの支柱89に複数の棚受88が固定され、各棚受88に段ボール箱、バケット等のケース90を載置する。
【0026】
図2のソーター52等により、パレット82からケースパレット86へケースを移し替え、ラック20,ステーション28等に載置する。天井搬送車10'によりケースパレット86,86間でケース90を仕分けると仕分けが完成し、天井搬送車10によりケースパレット86を出荷する。
【0027】
図8に、仕分けシステム2の制御系を示す。コントローラ36は端末32,34,51と通信すると共に、上位コントローラ92からの仕分けに関する指示を受け付け、天井搬送車10,10'、ソーター52等を制御して仕分けを実行させ、実行結果を上位コントローラ92へ報告する。
【0028】
実施例には以下の特徴がある。
1) 地上階に入荷エリア22と出荷エリア24を、上階に仕分けエリア50を設け、分岐と合流とが自在な走行経路に沿って、天井搬送車10を走行させる。この結果、コンパクトな仕分けシステム2が得られる。
2) 天井搬送車10,10'は分岐と合流とが自在で、任意のラック20と任意のステーション28へ走行できるので、基本的に一種類の搬送装置で足りる。
3) 天井搬送車10,10'は、マスト42に加わる垂直荷重のみを支持できれば良く、走行方向に沿っての剛性を必要としない。また地上側の台車は簡素なもので良く、設けなくても良い。従って在来のスタッカークレーンに比べ軽量にできる。天井搬送車10,10'を軽量化できるので、天井レール6も軽量化できる。
4) リニアモータを用いると、レール6には走行方向の力が加わらない。このためレール6をさらに軽量化できる。
5) 退避レーン12を設けることにより省電力化でき、メンテナンスデッキ14を設けることにより天井搬送車10、10'のメンテナンスが容易になる。
6) 仕分けシステム2は拡張性に富んでいる。
7) 走行ユニット59を天井搬送車10,10'間で共通化できる。
8) 天井搬送車10によりパレットを搬送し、天井搬送車10'によりケースの搬送とケース単位での仕分けとができる。
【0029】
実施例では、天井搬送車10'によりケース単位での仕分けを行ったが、パレット82用の移載装置68とケース90用の移載装置68'の双方を昇降台に備える、天井搬送車を用いても良い。この天井搬送車は、天井搬送車10,10'の双方の機能を備えている。また仕分けエリア50に配置する仕分け装置の種類、仕分け作業の内容、仕分け作業を作業者と装置とに分配する仕方、等は任意である。
【符号の説明】
【0030】
2 仕分けシステム 4 自動倉庫 5 天井 6 天井レール
8 分岐合流部 10 天井搬送車 12 退避レーン
14 メンテナンスデッキ 20 ラック 22 入荷エリア
24 出荷エリア 26 ステーションアレイ 28 ステーション
30 バース 32 入荷端末 34 出荷端末
36 コントローラ 40 台車 42 マスト
44 昇降台 46 連結部 48 地上レール
50 仕分けエリア 51 仕分け端末 52 ソーター
54 永久磁石 56 非接触給電線 58 ガイドレール
59 走行ユニット 60 コイル 62 受電コイル
64 車輪 66 ガイドローラ 68 進退制御
70 鉛直軸 71 シャーシ 72 モータ
74 スプロケット 76 チェーン 78 ガイドローラ
80 移載装置 82 パレット 84 荷物
86 ケースパレット 87 ベース 88 棚受
89 支柱 90 ケース 92 上位コントローラ
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8