特許第6317306号(P6317306)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6317306
(24)【登録日】2018年4月6日
(45)【発行日】2018年4月25日
(54)【発明の名称】水冷鉄心
(51)【国際特許分類】
   H01F 27/24 20060101AFI20180416BHJP
   H01F 27/25 20060101ALI20180416BHJP
   H01F 27/16 20060101ALI20180416BHJP
   H05K 7/20 20060101ALI20180416BHJP
【FI】
   H01F27/24 P
   H01F27/24 B
   H01F27/16
   H05K7/20 M
【請求項の数】3
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2015-207957(P2015-207957)
(22)【出願日】2015年10月22日
(65)【公開番号】特開2017-79310(P2017-79310A)
(43)【公開日】2017年4月27日
【審査請求日】2015年10月22日
(73)【特許権者】
【識別番号】513296958
【氏名又は名称】東芝産業機器システム株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000567
【氏名又は名称】特許業務法人 サトー国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】伊藤 圭史
(72)【発明者】
【氏名】後藤 博
(72)【発明者】
【氏名】霜村 英二
(72)【発明者】
【氏名】塩田 広
【審査官】 森 透
(56)【参考文献】
【文献】 特開2013−030733(JP,A)
【文献】 特開2014−127610(JP,A)
【文献】 特開2011−040651(JP,A)
【文献】 実開昭54−017025(JP,U)
【文献】 特開2011−082387(JP,A)
【文献】 特開2006−245479(JP,A)
【文献】 実開昭56−143875(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01F 27/24
H01F 27/16
H01F 27/25
H05K 7/20
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
相互に重なる複数の鉄心板を有し、短辺と長辺を有する略四角環状の鉄心本体と、
前記鉄心本体のうち前記鉄心板の板厚を規定する面の集合体からなり、表面に凹凸を備える集合面を覆うものであって、冷却水が流通する流通路を有する冷却板を備え、
前記鉄心本体の集合面および前記冷却板のうち当該集合面側の一面間には、高熱伝導性の窒化珪素を材料とする絶縁材が設けられており、
前記鉄心本体の集合面および前記絶縁材のうち当該集合面側の一面間には、当該集合面の凹凸を吸収するための高熱伝導性の充填剤層が設けられており、
前記絶縁材は、前記冷却板の一面に高熱伝導性の接着剤で貼り付けられており、
前記流通路の入出口は前記鉄心の短辺側に配置されていることを特徴とする水冷鉄心。
【請求項2】
前記鉄心本体は、巻鉄心であることを特徴とする請求項1記載の水冷鉄心。
【請求項3】
前記冷却板は、前記流通路として前記鉄心本体の内周部に沿うものを有していることを特徴とする請求項1または2に記載の水冷鉄心。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
実施例は変圧器やリアクトルに用いられる水冷鉄心に関する。
【背景技術】
【0002】
水冷鉄心には冷却板を備えたものがある。この冷却板は冷却水が流通する流通路を有する金属製のものであり、鉄心本体からの熱を放出することで鉄心本体を冷却する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実開昭54−17025号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記水冷鉄心の場合には鉄心本体および冷却板間で電流が生じることがある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施例の水冷鉄心は、相互に重なる複数の鉄心板を有し、短辺と長辺を有する略四角環状の鉄心本体と、前記鉄心本体のうち前記鉄心板の板厚を規定する面の集合体からなり、表面に凹凸を備える集合面を覆うものであって冷却水が流通する流通路を有する冷却板を備えたものであり、前記鉄心本体の集合面および前記冷却板のうち当該集合面側の一面間には高熱伝導性の窒化珪素を材料とする絶縁材が設けられている。前記鉄心本体の集合面および前記絶縁材のうち当該集合面側の一面間には、当該集合面の凹凸を吸収するための高熱伝導性の充填剤層が設けられており、前記絶縁材は、前記冷却板の一面に高熱伝導性の接着剤で貼り付けられており、前記流通路の入出口は前記鉄心の短辺側に配置されている。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1】実施例1を示す図(鉄心本体の外観を示す図)
図2】冷却板を示す図(aはXa視図、bはXb視図)
図3】冷却板の外観を示す図
図4】絶縁板を示す図
図5】充填剤層を示す図
図6図2のX6線に沿う断面図
図7】実施例2を示す図(図1相当図)
【発明を実施するための形態】
【実施例1】
【0007】
図1の鉄心本体1は変圧器やリアクトルの鉄心として使用されるものであり、一般に鉄心本体1には、変圧器の場合は一次巻線および二次巻線が装着され、リアクトルの場合には単一の巻線が装着される。図1の鉄心本体1は、一例として角形の巻鉄心からなるものを示しており、周方向に互いに重なる複数の巻取板2を有している。これら複数の巻取板2のそれぞれは帯状の珪素鋼板を四角形状の巻取枠に巻取りながら切断することで成形されたものであり、一端面および他端面間が直線L上で接触する四角環状をなしている。これら複数の巻取板2のそれぞれは鉄心板に相当する。
【0008】
鉄心本体1は、図1に示すように、2つの積層面3を有している。これら両積層面3のそれぞれは巻取板2の板厚を規定する一面の集合体からなるものであり、鉄心本体1の軸方向の端面を称する。これら両積層面3のそれぞれは軸方向への細かい凹凸を有するものであり、集合面に相当する。
【0009】
鉄心本体1には、図2に例示するように、2つの大冷却板4が装着されている。これら両大冷却板4のそれぞれは鉄心本体1の積層面3を軸方向から覆うものであり、冷却板に相当する。これら両大冷却板4のそれぞれは鉄心本体1からの熱を放出することで鉄心本体1を冷却するものであり、軸方向の両面がいずれも平滑な平板状をなしている。以下、両大冷却板4のそれぞれの形状の例について説明する。
【0010】
大冷却板4は、図3に示すように、銅製の1本の冷却パイプ5と銅製の3枚の冷却主板6と銅製の2枚の補強板7を有している。冷却パイプ5は流通路に相当するものであり、角パイプから構成されている。この冷却パイプ5の両端部のそれぞれには継手8が接合されている。これら両継手8のそれぞれには配管が接続されており、冷却パイプ5内には一方の配管から一方の継手8を通して冷却水が進入する。この冷却水は冷却パイプ5内を一方の継手8から他方の継手8に向けて流れ、他方の継手8から他方の配管を通して排出される。
【0011】
冷却パイプ5は、図3に示すように、2つの外冷却部9および2つの内冷却部10を有している。これら2つの外冷却部9および2つの内冷却部10のそれぞれは直状をなすものであり、図2に示すように、2つの外冷却部9のそれぞれは軸方向から見て鉄心本体1の外周部に沿って配置され、2つの内冷却部10のそれぞれは軸方向から見て鉄心本体1の内周部に沿って配置されている。
【0012】
3枚の冷却主板6のそれぞれは、図2に示すように、軸方向から見て鉄心本体1の積層面3に重なるものであり、3枚の冷却主板6のうち細長な2枚のそれぞれは冷却パイプ5のうち外冷却部9および内冷却部10間に接合され、残りの1枚は冷却パイプ5のうち内冷却部10間に接合されている。2枚の補強板7のそれぞれは軸方向から見て鉄心本体1の積層面3から外側へ外れるものであり、冷却パイプ5のうち鉄心本体1の外周面からL字状にはみ出す部分に接合されている。
【0013】
例示した鉄心本体1には、図2に示すように、2つの小冷却板10が装着されている。これら両小冷却板10のそれぞれは鉄心本体1の積層面3を軸方向から覆うものであり、冷却板に相当する。これら両小冷却板10のそれぞれは鉄心本体1からの熱を放出することで鉄心本体1を冷却するものであり、軸方向の両面がいずれも平滑な平板状をなしている。以下、両小冷却板10のそれぞれについて説明する。
【0014】
小冷却板10は、図2に示すように、銅製の1本の冷却パイプ11および銅製の3枚の冷却主板12を有している。この冷却パイプ11は流通路に相当するものであり、角パイプから構成されている。この冷却パイプ11の両端部のそれぞれには継手13が接合されている。これら両継手13のそれぞれには配管が接続されており、冷却パイプ11内には一方の配管から一方の継手13を通して冷却水が進入する。この冷却水は冷却パイプ11内を一方の継手13から他方の継手13に向けて流れ、他方の継手13から他方の配管を通して排出される。この冷却パイプ11は1つの内冷却部14を有している。この内冷却部14は直状をなすものであり、軸方向から見て鉄心本体1の内周部に沿って配置されている。
【0015】
3枚の冷却主板12のうち正方形状の1枚は、図2に示すように、軸方向から見て鉄心本体1の積層面3に重なるものであり、冷却パイプ11の内冷却部14に接合されている。これら3枚の冷却主板12のうち残りの2枚のそれぞれは軸方向から見て一部が鉄心本体1の積層面3に重なるものであり、冷却パイプ11のうち内冷却部14とは異なる部分に接合されている。
【0016】
両大冷却板4および両小冷却板10のそれぞれには、図4に示すように、複数の絶縁板15が固定されている。これら複数の絶縁板15のそれぞれは巻取板2に比べて高熱伝導性の窒化珪素等を材料とするものであり、絶縁材に相当する。これら複数の絶縁板15のそれぞれは電気的な絶縁性を有するものであり、大冷却板4のうち積層面3側の一面および小冷却板10のうち積層面3側の一面に接着剤16によって貼り付けられている。この接着剤16は高熱伝導性を有するものであり、絶縁性を有している。
【0017】
両大冷却板4のそれぞれには、図5に示すように、充填剤層17が形成されている。これら充填剤層17のそれぞれはグリース等の充填剤からなるものであり、大冷却板4のうち積層面3側の一面に充填剤を層状に塗布することで形成されている。これら充填剤層17のそれぞれは電気的な絶縁性を有するものであり、高熱伝導性を有している。
【0018】
両大冷却板4のそれぞれの充填剤層17は、図5に示すように、複数の絶縁板15の上から形成されたものであり、両大冷却板4および両大冷却板4の複数の絶縁板15は充填剤層17に密着し、鉄心本体1の両積層面3も充填剤層17に密着している。即ち、両大冷却板4のそれぞれは、図6に示すように、接着剤16と複数の絶縁板15と充填剤層17を介して鉄心本体1の積層面3を覆っている。
【0019】
両小冷却板10のそれぞれには、図5に示すように、充填剤層17が形成されている。これら充填剤層17のそれぞれは小冷却板10のうち積層面3側の一面にグリース等の充填剤を層状に塗布することで形成されたものであり、両小冷却板10および両小冷却板10の複数の絶縁板15は充填剤層17に密着し、鉄心本体1の両積層面3も充填剤層17に密着している。即ち、両小冷却板10のそれぞれは接着剤16と複数の絶縁板15と充填剤層17を介して鉄心本体1の積層面3を覆っている。
【0020】
上記実施例1によれば次の効果を奏する。
鉄心本体1の積層面3および大冷却板4のうち積層面3側の一面間に絶縁板15を設けた。従って、鉄心本体1および大冷却板4間が電気的に絶縁されるので、図6に示すように、大冷却板4と鉄心本体1で生じる電流が防止される。しかも、絶縁板15として高熱伝導性のものを用いた。従って、鉄心本体1で生じる熱が絶縁板15を通して大冷却板4に円滑に伝わるので、大冷却板4の放熱能力が絶縁板15の影響で大きく低下することが防止される。これは小冷却板10についても同様である。
【0021】
鉄心本体1の積層面3および絶縁板15のうち積層面3側の一面間に充填剤層17を設けたので、充填剤層17が積層面3の細かい凹凸を吸収することに応じて空気を排除する。しかも、充填剤17として高熱伝導性のものを用いた。従って、鉄心本体1から絶縁板15および充填剤層17を通して大冷却板4に熱が円滑に伝わるので、大冷却板4の放熱能力が向上する。しかも、充填剤層17として絶縁性のものを用いたので、充填剤層17の影響で絶縁性能が低下することが防止される。これは小冷却板10についても同様である。
【0022】
絶縁板15および充填剤層17を併用したので、変圧器やリアクトルの運転を継続する過程で充填剤層17が鉄心本体1からの熱等の影響により万一溶融して抜け落ちた場合でも絶縁板15が残る。従って、鉄心本体1および大冷却板4間が電気的に絶縁された状態のままとなるので、鉄心本体1で電流が生じることが確実に防止される。これは小冷却板10についても同様である。
【0023】
絶縁板15を大冷却板4の一面に高熱伝導性の接着剤16で貼り付けた。従って、鉄心本体1から絶縁板15を通して大冷却板4に伝わる熱量が接着剤16の影響で大きく減ることが防止されるので、大冷却板4の放熱能力の低下が抑えられる。これは小冷却板10についても同様である。
【0024】
鉄心本体1として巻鉄心を用いた場合には、積層鉄心を用いる場合に比べて作業工数が改善される。しかも、熱が複数の巻取板2のそれぞれから充填剤層17と絶縁板15と接着剤16を通して大冷却板4に伝わるので、熱の伝達経路から空気層が排除される。従って、鉄心本体1から大冷却板4への熱伝導率が向上するので、大冷却板4の放熱能力も向上する。これは小冷却板10についても同様である。
【0025】
大冷却板4の冷却パイプ5に鉄心本体1の内周部に沿う内冷却部10を設けた。この鉄心本体1の内周部は残りの部分に比べて磁路が短くて昇温し易いものの、内冷却部10が鉄心本体1の内周部を冷却するので、鉄心本体1の昇温が効率的に抑えられる。
【0026】
上記実施例1においては、大冷却板4および小冷却板10のそれぞれとしてステンレス製のものを用いても良い。
上記実施例1においては、小冷却板10を廃止しても良い。即ち、鉄心本体1の積層面3の一部を大冷却板4で覆う構成としても良い。
【0027】
上記実施例1においては、銅製の大冷却板4および銅製の小冷却板10のそれぞれに換えて銅とは別の金属製の冷却板を用いても良い。
上記実施例1においては、大冷却板4および小冷却板10のそれぞれを1枚の金属板から構成しても良い。この構成の場合には金属板の表面に金属パイプ製の流通路を接合しても良い。
【実施例2】
【0028】
図7の鉄心本体21は変圧器やリアクトルの鉄心として使用されるものである。この鉄心本体21は角形の積層鉄心からなるものであり、4つのブロック鉄心22間を接合することで構成されている。これら4つのブロック鉄心22のそれぞれは軸方向に積層された複数の積層板23を有している。これら複数の積層板23のそれぞれは順送プレス装置が帯状の珪素鋼板から打抜いたものであり、鉄心板に相当する。
【0029】
鉄心本体21は、図7に示すように、4つの外積層面24および4つの内積層面25を有している。これら4つの外積層面24および4つの内積層面25のそれぞれは積層板23の板厚を規定する一面の集合体からなるものであり、4つの外積層面24のそれぞれは鉄心本体1の外周面を称し、4つの内積層面25のそれぞれは鉄心本体1の内周面を称する。これら4つの外積層面24および4つの内積層面25のそれぞれは周方向への細かな凹凸を有するものであり、集合面に相当する。
【0030】
鉄心本体21には、図7に示すように、4つの外冷却板26および4つの内冷却板27が装着されている。これら4つの外冷却板26のそれぞれは鉄心本体21の外積層面24を外周側から覆うものであり、4つの内冷却板27のそれぞれは鉄心本体21の内積層面25を内周側から覆うものであり、いずれも冷却板に相当する。これら4つの外冷却板26および4つの内冷却板27のそれぞれは複数の金属板間を相互に金属製の冷却パイプを介して接合したものであり、冷却パイプ内には冷却水が流される。これら4つの外冷却板26および4つの内冷却板27のそれぞれは冷却板に相当する。
【0031】
4つの外冷却板26のそれぞれには複数の絶縁板15が固定されている。これら絶縁板15のそれぞれは外冷却板26のうち外積層面24側の一面に接着剤16によって貼り付けられたものであり、4つの外冷却板26のそれぞれの一面には充填剤層17が形成されている。これら4つの外冷却板26のそれぞれの充填剤層17は複数の絶縁板15の上から形成されたものであり、鉄心本体21の外積層面24に密着している。
【0032】
4つの内冷却板27のそれぞれには複数の絶縁板15が固定されている。これら絶縁板15のそれぞれは内冷却板27のうち内積層面25側の一面に接着剤16によって貼り付けられたものであり、4つの内冷却板27のそれぞれの一面には充填剤層17が形成されている。これら4つの内冷却板27のそれぞれの充填剤層17は複数の絶縁板15の上から形成されたものであり、鉄心本体21の内積層面25に密着している。
【0033】
上記実施例1および2においては、大冷却板4と小冷却板10と外冷却板26と内冷却板27のそれぞれの一面に複数の絶縁板15を半田付けまたはロウ付けしても良い。
上記実施例1および2においては、大冷却板4と小冷却板10と外冷却板26と内冷却板27のそれぞれの一面にシリコンセラミック等の溶射材を吹き付けることで絶縁板15に換えて層状の絶縁材を設けても良い。
【0034】
上記実施例1および2においては、窒化珪素板製の絶縁板15に換えてエラストマー製の絶縁板を用いても良い。
上記実施例1および2においては、銅製の大冷却板4および銅製の小冷却板10のそれぞれの内部に冷却水が流れる経路を設けたものを用いても良い。
【0035】
以上、本発明の実施例を説明したが、この実施例は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施例やその変形は発明の範囲や要旨に含まれると共に特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0036】
1は鉄心本体(巻鉄心)、2は巻取板(鉄心板)、3は積層面(集合面)、4は大冷却板(冷却板)、5は冷却パイプ(流通路)、10は小冷却板(冷却板)、11は冷却パイプ(流通路)、16は接着剤、15は絶縁板(絶縁材)、17は充填剤層、21は鉄心本体、23は積層板(鉄心板)、24は外積層面(集合面)、25は内積層面(集合面)、26は外冷却板(冷却板)、27は内冷却板(冷却板)である。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7