特許第6317355号(P6317355)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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  • 特許6317355-家庭用の電気空気流調理器具 図000002
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6317355
(24)【登録日】2018年4月6日
(45)【発行日】2018年4月25日
(54)【発明の名称】家庭用の電気空気流調理器具
(51)【国際特許分類】
   A47J 37/12 20060101AFI20180416BHJP
   A47J 36/06 20060101ALI20180416BHJP
【FI】
   A47J37/12 331
   A47J36/06
【請求項の数】10
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2015-533665(P2015-533665)
(86)(22)【出願日】2013年9月18日
(65)【公表番号】特表2015-530171(P2015-530171A)
(43)【公表日】2015年10月15日
(86)【国際出願番号】FR2013052150
(87)【国際公開番号】WO2014049231
(87)【国際公開日】20140403
【審査請求日】2016年8月26日
(31)【優先権主張番号】1259069
(32)【優先日】2012年9月26日
(33)【優先権主張国】FR
(73)【特許権者】
【識別番号】594034072
【氏名又は名称】セブ ソシエテ アノニム
(74)【代理人】
【識別番号】110001243
【氏名又は名称】特許業務法人 谷・阿部特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ベルナール アルマン
(72)【発明者】
【氏名】ヨハン プティタロット
【審査官】 豊島 ひろみ
(56)【参考文献】
【文献】 特表2009−525101(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2008/0163764(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47J 27/00 − 44/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
食材を調理および/または再加熱するための家庭用電気器具であって、
調理および/または再加熱されるべき食材を収容するように配置されたタンク(20)を含むハウジング(10)と、
調理中および/または再加熱中に前記タンク(20)を閉じるように配置された着脱可能カバー(30)と、
調理中および/または再加熱中に閉鎖熱空気流を作り出すように配置された少なくとも1つの加熱要素(13)およびファンと、
前記タンク(20)の片側に配置された吸引口、ならびに前記タンク(20)の上方にあって調理中および/または再加熱中に前記食材に前記熱空気流を向けるように配置された通気出口(18)を具える通気シース(14)と
を具えた器具において、
前記通気シース(14)単一片であってこの通気シース(14)を覆って前記タンク(20)を閉じる前記カバー(30)から当該通気シース(14)が分離されていることを特徴とする器具。
【請求項2】
前記カバー(30)は、前記カバー(30)の、前記通気シース(14)とは反対の上側部分に配置された取手(32)を具え、前記取手(32)が配置された前記上側部分に二重壁を有することを特徴とする請求項1に記載の器具。
【請求項3】
前記通気出口(18)は、水平に対して10°から80°までの角度に向けられた出口面を形成することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の器具。
【請求項4】
前記タンク(20)を囲繞し、前記食材に投じられる前記熱空気流が前記通気シース(14)の前記吸引口の方に向かって前進することができるようにするため、前記タンク(20)から所定の距離に配置された壁を具えていることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか一項に記載の器具。
【請求項5】
前記少なくとも1つの加熱要素(13)は、前記通気シース(14)内の前記ファンの下流に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか一項に記載の器具。
【請求項6】
前記ファンは、前記タンク(20)に対して横方向に配置されたインペラー(12)を具えた遠心ファンであり、前記通気シース(14)は、前記インペラー(12)の上方に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項5の何れか一項に記載の器具。
【請求項7】
前記通気シース(14)は、金属製であることを特徴とする請求項1から請求項6の何れか一項に記載の器具。
【請求項8】
前記食材を油脂とともに撹拌することによって油脂の膜で前記食材を自動的に被覆する撹拌手段(15)を具えたことを特徴とする請求項1から請求項7の何れか一項に記載の器具。
【請求項9】
前記撹拌手段(15)は、前記タンク(20)内に配置されて回転軸線周りに回る少なくとも1つのブレードを具えていることを特徴とする請求項8に記載の器具。
【請求項10】
揚げ物用深鍋を形成することを特徴とする請求項1から請求項9の何れか一項に記載の器具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、一般的に、空気流調理器具に関し、詳細には、そうした器具に形成される通気回路に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載されているもののような空気流調理器具は従来技術において知られている。特許文献1に記載されている器具は、タンク内に含まれる食材に向けられる閉鎖系の(再循環する)熱空気流を作り出す加熱抵抗器とファンとを具える。空気は、タンクの片側の壁においてファンによって吸引され、タンク内の食材の方に向かって通気出口を通って排出されるように、カバーのパイプ内を循環する。しかし、このシステムは、特に、この通気シースを部分的に形成する複雑なカバーを有するという欠点を有する。実際、この通気シースを形成するためにカバーにバッフルを加える必要があり、また固定して取り付けられたハウジングに配置されたシースの他の部分に対してバッフルの調整準備をする必要がある。製作公差は、この調節機能を考慮に入れる必要があり、それは費用だけでなく(長引く)組み立て手順にも影響を与える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】国際公開第2006/000700A2号パンフレット
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の目的は、上述した従来技術文献の欠点に対処することであり、具体的には、まず、製造が簡単で経済的な空気流調理器具を提案することである。
【0005】
この目的のため、本発明の第1の態様は、食材を調理および/または再加熱するための家庭用電気器具であって、
調理および/または再加熱されるべき食材を収容するように配置されたタンクを含むハウジングと、
調理中および/または再加熱中にタンクを閉じるように配置された着脱可能カバーと、
調理中および/または再加熱中に閉鎖熱空気流を作り出すように配置された少なくとも1つの加熱要素およびファンと、
タンクの片側に配置された吸引口、ならびにタンクの上方にあって調理中および/または再加熱中に食材に熱空気流を向けるように配置された通気出口を具えた通気シースと
を具える器具において、
通気シースは、単一片であり、カバーから分離されていることを特徴とする器具に関する。
【0006】
本発明の器具は、通気シースが内部に組み込まれない単純なカバーを提案する。通気シースがカバーから分離されているので、カバーと通気シースとの間の相互作用がなくなり、したがって製作公差がこれらの要因に左右されない。こうした器具のための閉回路は、空気流の大部分が再循環されるが、カバーとハウジングとの間で空気が漏れる可能性があることを意味することに留意されたい。
【0007】
一実施形態によると、カバーは、カバーの、通気シースとは反対の上側部分に配置された取手を具える。カバーは、取手が配置された上側部分に二重壁を有する。本発明のこの器具の場合、使用者は、通気シースによってカバーに発せられる熱から取手を遮断する二重壁によって、火傷の危険から十分に保護される。
【0008】
一実施形態によると、通気出口は、水平に対して10°から80°までの角度に向けられた出口面を形成する。通気出口を下向きにした場合、空気流は、損失または無駄な乱流なく、食材に直接向けられる。
【0009】
一実施形態によると、この器具は、タンクを囲繞し、食材に投じられる空気流が通気シースの吸引口の方に向かって前進することができるようにするため、タンクから所定の距離に配置された壁を具える。
【0010】
一実施形態によると、前記少なくとも1つの加熱要素は、通気シース内のファンの下流に配置される。この実装は、完全に組み立てられた形でメイン組み立てラインに適宜供給され得る通気シースと加熱要素とのサブアセンブリーを生み出す。
【0011】
一実施形態によると、ファンは、タンクに対して横方向に配置されたインペラーを具える遠心ファンであり、通気シースは、インペラーの上方に配置される。
【0012】
一実施形態によると、通気シースは、金属製である。
【0013】
一実施形態によると、器具は、前記食材を油脂とともに撹拌することによって油脂の膜で前記食材を自動的に被覆する撹拌手段を具える。
【0014】
一実施形態によると、撹拌手段は、タンク内に配置され回転軸周りに回る少なくとも1つのブレードを具える。
【0015】
一実施形態によると、器具は、揚げ物用深鍋を形成する。
【0016】
本発明の一態様は、
調理されるべき食材を収容するように配置された容器を含むハウジングと、
調理中に容器を閉じるように配置された着脱可能カバーと、
カバーがタンクを閉じていないときに器具の少なくとも1つの電気回路をオフにし、カバーがタンクを閉じているときに前記少なくとも1つの電気回路をオンにするようにハウジング内に配置された少なくとも1つの安全スイッチと、
ハウジング内に配置され、前記少なくとも1つの安全スイッチを制御するキーを、この制御キーが押される方向に作動させるように配置された少なくとも1つの制御面を有するカムと
を具えた食材を調理するための家庭用電気器具に関する。
【0017】
前記カバーは、
容器が開いている間は前記少なくとも1つの電気回路をオフにするため、
容器が閉じている間は前記少なくとも1つの電気回路をオンにするため、
押される方向とは異なるインプット(input)面を動かす方向に、カムをインプットする面を作動させるように配置された制御フィンガーを具えたことを特徴とする。
【0018】
本発明の器具は、カバーが容器を閉じていないときは回路がオフにされることで、安全な使用を確実にする。ハウジングのカムが電気回路をオフ/オンにするために制御フィンガーによって作動されるので、電気回路の一部分をカバーに据え付ける必要がない。換言すると、カバーは、カバーから分離されているハウジングの電気回路を作動させる機械制御要素(フィンガー)しか具えない。さらに、本発明は、制御キーが、それが押される方向に機械的負荷を受けるので、簡素化された安全スイッチの使用を可能にする。制御キーに及ぼされるそれが押される方向以外の方向の力に抵抗するように設計されたスイッチを提供する必要はない。そのようなスイッチ(例えば、押される方向に対して45°の角度で及ぼされる作動力に耐えることができるスイッチ)は、本発明に必要とされる類のスイッチ(作動力が、キーが押される方向に対して平行であるスイッチ)よりも高価である。さらに、インプット面が動かされる方向が、制御キーが押される方向とは異なる場合は、スイッチはインプット面が動かされる方向に関連付けられないので、器具の設計者は、スイッチの据え付けの点でより自由になる。
【0019】
本発明の一態様によると、制御フィンガーは、インプット面が動かされる方向に対して垂直の挿入方向および引き出し方向に容器がそれぞれ閉じられるおよび開けられる間、器具に挿入されるおよび器具から引き出されるように配置される。そのインプット面において、カムは、フィンガーによって及ぼされる、インプット面が動かされる方向とは異なる方向の力を支承する。
【0020】
本発明の一態様によると、制御フィンガーは、所定の厚さを有する。電気回路をオンまたはオフにするためにインプット面を動かす方向におけるカムをインプットする面の動きは、制御フィンガーの所定の厚さに等しい。カムをインプットする面の移動経路は、制御面の移動経路、したがってスイッチの制御を定める。この実施形態によると、これらの移動経路は、制御フィンガーの厚さによって定められ、したがって、移動経路の正確さは、フィンガーの厚さだけに応じて決まり、したがって連続生産の間の可変性の制御がより簡単になる。
【0021】
本発明の一態様によると、器具は、制御フィンガーが器具に挿入されるとき、および器具から引き出されるときにカムをインプットする面と固定して取り付けられた案内ストップとの間で摺動するように配置された固定取り付けの案内ストップを有する。このように、より良い案内が達成され、固定取り付けの案内ストップは、カムによってフィンガーに及ぼされる力を吸収し、したがってフィンガーの構造が簡素化され得る。
【0022】
本発明の一態様によると、電気回路は、相および中性を有し、器具は、相のための安全スイッチと、中性のための安全スイッチとを具え、カムは、各安全スイッチのための別個の制御面を具える。この実装は、相回路の安全および中性回路の安全を確実にし、2つのスイッチを互いにオフセットする選択肢を提供する。
【0023】
本発明の一態様によると、器具は、回転軸を具え、カムは、回転軸周りに枢動するように配置され、安全スイッチおよびカムのそれぞれの制御面は、角度をつけてオフセットされた共通の平面内に配置される。この実装は、器具のコンパクトさを向上させる。
【0024】
本発明の一態様によると、器具は、カムに前記少なくとも1つの電気回路をオフにしようとする一定の力を及ぼすように配置された弾性要素を具える。電気回路をオフにする位置へのカムの戻りは、電気回路をオフにする位置にカムを組織的に復帰させることによる安全な使用を確実にする。有利には、1または複数の安全スイッチ自体が、電気回路のオフ位置への戻りを確実にするこの弾性要素を具える。
【0025】
本発明の一態様によると、電気回路は、加熱回路および/または容器内に配置された回転具を回転駆動するモータに電力を供給する回路である。
【図面の簡単な説明】
【0026】
本発明の他の特徴および利点は、多少なりとも限定しない、一例として与えられ添付の図面によって示される以下にある本発明の一実施形態の詳細な説明を読めばより明確に明らかになるであろう。
図1】本発明の器具の切断斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0027】
本発明によると、器具は家庭用器具であり、すなわち、具体的には、例えば家族の生活環境において、家庭用に設計され寸法設定された器具である。この目的のために、器具は、例えば、食器棚から調理台にそれを動かすために、器具の使用者によって手動で操作され得る。換言すると、器具は持ち運び可能であることが優先される。
【0028】
本発明の器具は、じゃがいもの厚切りのようなある種の食材を調理および/または加熱するように設計され、かつ寸法設定されることが好ましい。
【0029】
本発明の器具の全体的な設計は、調理方法の観点からみて、かなりの多機能性を可能にするので、本明細書で使用される用語「調理する」は、揚げる、炒める、あぶるまたは焼くなど、食材を調理する様々な方法を包含する。
【0030】
諸図面(原文通り)に示される例に対応する好ましい一代替実施形態では、本発明の器具は、揚げた食材、具体的には油浴にて揚げられる食材の味覚品質と本質的に等しいか、またはそれに近い味覚品質を食材に与えるように、食材を熱処理するように設計され、かつ寸法設定されることが好ましい。したがって、この代替実施形態では、本発明の器具は、揚げ鍋、より詳細には揚げ物用深鍋を構築する。ここで、揚げ物用深鍋で揚げることは、調理のサイクルの間、(部分的であろうとかつ/または一時的であろうと)油浴または油脂浴で食材を浸さずに食材を調理する方法を示すことに使用される。
【0031】
むしろ、揚げ物用深鍋で揚げるという表現は、食材が調理媒体(例えば油)によって確実に湿らされるが、媒体に浸されることも漬けられることもない調理法を示す。この点において、本発明によるフライヤーの動作原理は、特に、食材が熱い油浴に完全かつ直接的に浸されることなく、食材にきれいな揚げ色がついたサクッとした食感を与えるのに十分なメイラード反応を確立する条件を作り出すことができるという点で、標準的な油浴揚げ鍋とは異なっている。
【0032】
図1は、ハウジング10とカバー30とを有する、本発明による食材を調理および/または再加熱するための器具を示している。
【0033】
ハウジング10は、調理および/または再加熱されるべき食材を収容するように取り付けられ、かつ配置されたタンク20を保持する。タンク20内には、食材を撹拌してそれを油脂の層で被覆するように、回転軸周りに回るモータ11によって回転駆動されるブレードのような撹拌手段15が配置されている。
【0034】
タンク20に入れられた食材を加熱および/または調理するために、ハウジング10は、ファンと、例えば抵抗器によって形成され食材を調理および/または再加熱するようにタンク20内の食材の方に向けられる閉鎖熱空気流を作り出すように配置された加熱要素13とをさらに具える。通気回路は、グリル16を通してタンク20周りに位置する空気を吸引し、それを通気シース14内に配置された加熱抵抗器13へと運ぶように配置されたファンのインペラー12を具える。通気シース14は、タンク20の上方に通気出口18を有する。通気出口18は、排出される空気流をタンク20内に含まれる食材の方に向けるため、下向きにされる。
【0035】
カバー30は、ハウジング10から取り外し可能であり、つまり食材を容器内に置くため、または容器から取り出すために、ハウジング10から完全に取り外され得ることを意味する。人間工学上、カバー30は、簡単に操作できるように取手32を具える。さらに、カバーには、開いている間および閉じている間、器具の電気回路をそれぞれオフにするおよびオンにするように、ハウジングの少なくとも1つの安全スイッチを作動させる制御フィンガー31が具えられている。最後に、カバー30の、取手32が締結されている場所には、二重壁が形成されている。実際には、通気シース14は、取手32がカバーに締結されている場所に面しており、二重壁は、カバー30の内面に通気シース14によって発せられる熱が取手32に伝わらないようにする。使用者は、このように、調理の間、取手32を握っても火傷をしないように保護される。
【0036】
タンク20の上方に配置された通気出口18は、熱空気流をタンク20内に含まれている食材に直接向けるため、下向きにされる。出口18は、水平面に対して10°から80°までの角度に向けられた面を形成する。出口18の角度がこの範囲の下限近くの場合、噴流は、結果的に、出口18の下に位置するタンク20の部分に直接降下することになり、その一方で、上述の範囲の上限近くの場合、出口18の角度はタンク20の中心に対して出口18とは反対にあるタンクの部分に沿って流れる熱空気流を定めることになる。
【0037】
ファンおよびそのインペラー12は、ハウジング10の一要素に締結され、通気シース14も同様に、インペラー12によって吸引されて上方に排出される空気を捕集するため、ハウジングのその要素に取り付けられる。組み立ては簡単である。
【0038】
通気シース14は、カバー30から分離されており、カバー30は、いかなる空気を流す要素も有さないので、カバーの設計は簡素化される。さらに、カバー30とは別に構成される通気シース14は、ハウジング10にしか締結されないので、通気シース14と加熱抵抗器13とからなる独立したサブアセンブリーを製造するという選択肢が提供される。このサブアセンブリーは、本発明の器具の最終組み立てラインとは別に製造され、それに直接供給され得る。
【0039】
最後に、通気シース14は、調理タンク20の操作を妨げないように配置される。換言すると、通気シース14は、タンク20を、それを若干傾けることによって器具内に位置決めするか、または器具から取り外しできるような寸法に設定される。
【0040】
添付の特許請求の範囲によって定められる本発明の範囲から逸脱することなく、この説明に記載の本発明の様々な実施形態に、当業者に明らかな様々な修正および/または改良を加えることができることを理解されたい。
図1