(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
管状一体型本体であって、前記管状一体型本体の第一端部と前記管状一体型本体の第二端部との間に延在する細長い外側フィンアレイと、内腔とを有する、前記管状一体型本体と、
前記管状一体型本体の熱交換部を介して前記外側フィンアレイの向かいの前記管状一体型本体の内腔壁内に形成された細長い内部流体通路凹部であって、前記外側フィンアレイと前記内部流体通路凹部はいずれも、対応する前記外側フィンアレイの側縁と前記内部流体通路凹部が前記内腔に対して半径方向に近接するように、前記管状一体型本体の周りに部分的に周方向に延在する、内部流体通路凹部と、
前記管状一体型本体の前記第二端部において前記内腔内に設けられたマニホールド凹部であって、前記管状一体型本体の前記熱交換部を通して前記内腔壁内に形成されるとともに、前記外側フィンアレイの対応する側縁の間で前記管状一体型本体の周りに周方向に延在する、マニホールド凹部と、を備え、
前記内部流体通路は、前記管状一体型本体の前記第一端部から前記マニホールド凹部まで延びる、ことを特徴とするX線筐体。
前記内部流体通路を形成するように、前記内部流体通路凹部の上に前記管状一体型本体の前記内腔壁に取り付けられる1つ以上の凹部カバーを備え、前記1つ以上の凹部カバーは、前記マニホールド凹部から前記管状一体型本体の前記第一端部に向かって延び、それにより前記管状一体型本体の前記第一端部の近傍に前記内部流体通路から前記内腔への開口部があり、前記内部流体通路は、前記管状一体型本体の前記第一端部の近傍で、前記マニホールド凹部と前記開口部との間を流体が流れることを可能にする、請求項1に記載のX線筐体。
前記内側フィンアレイは、前記管状一体型本体の前記第一端部から前記管状一体型本体の前記第二端部における前記内腔壁の前記マニホールド凹部に延在している、請求項3に記載のX線筐体。
前記マニホールド凹部内のマニホールドを備え、前記マニホールドは、 前記内腔を前記内側フィン付き流体通路に流体結合する少なくとも1つのマニホールドポートを有する、請求項3に記載のX線筐体。
前記細長いカバーと第二カバーの間に間隙を有する、前記管状一体型本体の前記第一端部における前記第二カバーを備え、前記間隙は、前記内側フィンアレイを前記内腔に露出するように、前記第一端部の近傍に前記開口部を形成する、請求項6に記載のX線筐体。
前記内側フィンアレイと前記外側フィンアレイの向かいの前記内側フィンアレイが設けられていない領域に、前記管状一体型本体内に形成されたX線筐体窓開口部を備える、請求項3に記載のX線筐体。
前記1つ以上の凹部カバーは、前記内側フィン付き流体通路のエンドフィン凹部に受け止められ、前記エンドフィン凹部を画成する棚に取り付けられたフランジを備える、請求項3に記載のX線筐体。
管状一体型本体であって、前記管状一体型本体の第一端部と前記管状一体型本体の第二端部との間に延在する細長い外側フィンアレイと、内腔と、を有する、前記管状一体型本体と、
前記管状一体型本体の熱交換部を介して前記外側フィンアレイの向かいの前記管状一体型本体の内腔壁内に形成された細長い内側フィンアレイであって、前記外側フィンアレイと内側フィンアレイはいずれも、前記外側フィンアレイと内側フィンアレイの対応する側縁部が前記内腔に対して半径方向に近接するように、前記管状一体型本体の周りで部分的に周方向に延在する、前記細長い内側フィンアレイと、
前記管状一体型本体の前記第二端部において前記内腔内に設けられたマニホールド凹部であって、前記管状一体型本体の前記熱交換部を通して前記内腔壁内に形成されるとともに、前記内側フィンアレイの対応する側縁の間で前記管状一体型本体の周りに周方向に延在する、マニホールド凹部と、を備え、
前記内側フィンアレイは、前記管状一体型本体の前記第一端部から前記マニホールド凹部まで延びる、
ことを特徴とするX線筐体。
前記マニホールド凹部にマニホールドを備え、前記マニホールドは、前記内腔を前記内側フィン付き流体通路に流体結合する少なくとも1つのマニホールドポートを有する、請求項16に記載のX線筐体。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下の詳細な説明では、本明細書の一部を形成する添付の図面を参照する。図面においては、文脈が指示しない限り、同様の符号は、典型的には同様の構成要素を特定している。詳細な説明、図面、及び特許請求の範囲に記載の例示的な実施形態は、これに限定するものとは意図されていない。他の実施形態が利用されてもよいし、本明細書に提示される主題の精神または範囲から逸脱することなく、他の変更がなされ得る。本明細書に一般的に記載され、かつ図示される本発明の態様は、調整され、置換され、組み合わされ、分離され、並びに異なる多種多様な構成で設計され得ることが容易に理解されるであろうし、これらすべてが本明細書中で明確に企図されている。
【0016】
簡潔に要約すると、本明細書で提示される実施形態は、X線装置のX線筐体に向けられており、X線筐体は内部にX線管を保持している。X線管は、X線管の周りで多量の流体冷却剤を保持するように構成されているX線筐体の内部チャンバ内に配置される。X線筐体は、流体冷却剤とX線管の改良された熱伝達を容易にするために、外側フィンと内側フィンで構成されている。X線管は、陽極と陰極とを備えている真空エンクロージャを含む。X線が陽極で生成され、X線管の窓を通って真空エンクロージャから外に向けられ、かつX線管から外に向けられるように、陽極はX線管内の陰極によって生成される電子を受け取るようになっている。X線筐体は、X線筐体の窓に対して配置され、かつ位置合わせされたX線管の窓を備え、この窓はX線に対して透過性となっている。X線装置は、陽極によって生成されるX線を検出するように設定された検出器アレイを備える。
【0017】
X線筐体の内部チャンバ内に含まれる流体冷却剤は、X線装置または類似の装置を冷却及び/または電気的に絶縁することに使用することが可能な種々の物質のいずれかを包囲することができる。流体冷却剤の例としては、脱イオン水、絶縁性液体、誘電油などが挙げられるが、これらに限定されるものでもない。多くの場合、流体冷却剤は、X線筐体内部チャンバ内で使用され、X線管から熱を引き出すために、X線管の周りを循環する。循環は、温度駆動流体の流れによる受動型または流体ポンプによる能動型とすることができる。加熱された流体冷却剤は、筐体の熱交換領域及び流体冷却剤を冷却するために、内側のフィンに関連した外側フィンを備えた熱交換領域の内側フィンと熱的に関連する筐体内のフィンの凹部に含ませる及び/または通過させることができる。また、フィンを備える通路のような通路を通過することで、加熱された流体冷却剤は、筐体の領域とこの部分を通過する冷却液を冷却するために、外側フィンに熱的に関連付けられている筐体内を巡ることができる。冷却された流体冷却剤は、その後、再びX線管の周りを循環し、流体冷却剤がX線筐体内で循環することを可能にする。
【0018】
図1は、X線装置100の簡略化した断面の描写であるが、機能及び構成要素の形状、配置、及び向きは、特定の動作環境に合わせて変更及び修正することができる。X線装置100は、真空エンクロージャ104を有するX線管103が内部に配置される外側筐体102を備えている。流体冷却剤106も外側筐体102内に配置され、X線管103の冷却を補助すると共にX線管103と外側筐体102との間の電気的絶縁を提供するために、真空容器104を有するX線管103の周りに循環される。一実施形態では、流体冷却剤106は、許容可能な熱的及び電気的な絶縁性を示す絶縁油を含む。
【0019】
真空容器104内に配置されるものは回転陽極108と陰極110である。陽極108は陰極110から離間し、対向に配置され、少なくとも部分的に熱伝導性材料で構成されている。いくつかの実施形態では、陽極108は、少なくとも部分的にタングステンまたはモリブデン合金で構成されている。陽極108と陰極110は、陽極108と陰極110との間で高電圧電位の印加を可能にする電気回路内で接続されている。陰極110は適切な電源に接続されたフィラメント112を含み、動作中には電流がフィラメント112を通過し、熱電子放出によって陰極110から114で示される電子が放出される。陽極108と陰極110との間で高電圧電位が印加されると、陽極108のターゲット表面118上に位置する焦点軌道116に向けて、フィラメント112から発生する電子114を加速させる。焦点軌道116は、典型的にはタングステンまたは高い原子数(「高Z」)を有する類似の材料で構成される。電子114が加速すると、それらはかなりの量の運動エネルギーを獲得し、焦点軌道116上のターゲット材料に衝突する際に、この運動エネルギーの一部は非常に高い周波数の電磁波に変換され、これがX線120である。
【0020】
放射されたX線120がX線管の窓122に向けられるように、焦点軌道116とターゲット面118が配向されている。X線管の窓122は、X線透過性材料で形成されており、焦点軌道116と一直線になる位置において真空エンクロージャ104に沿って配置されていて、X線120をX線管103の外に通過させることができるようになっている。X線筐体の窓124は外側筐体102内に配置され、X線管の窓122から離間して対向配置されている。
【0021】
X線筐体の窓124は、X線120が、X線筐体の窓124を介してX線管の窓122を通過し、外側筐体102から放射できるように、外側筐体102に液密の配置で結合されている。真空筐体104から発せられX線筐体の窓124を通過したX線120は、発散ビームのように実質的に進むことができる。一般的に画像を生成するために使用される発散ビームの経路は、概して126で示されている。
【0022】
一般に、流体冷却剤106とX線管103の改良された冷却を容易にする外側フィン及び内側フィンを有する外側筐体102の特徴は、本明細書でより詳細に記載されている。また、本明細書でより詳細に説明するように、流体冷却剤106は、統合された冷却水循環システムによって循環させることができる。
【0023】
図2A−2Bは、流体冷却剤と空気の熱結合を改善するために、外側フィンアレイ220を備える筐体202と、熱交換領域で互いに隣接して配置された内部流体通路140からなるX線装置200の実施形態を示している。一実施形態では、内部流体通路140には、後続の図に示されている内側フィンアレイ230を含ませることができる。内部流体通路140が内側フィンアレイ230を備えている場合には、内部流体通路はフィン付き流体通路240と呼ぶことができ、後続の図では内側フィンアレイ230がより明確に、そしてより詳細に示されている。筐体の本体250は、外側フィンアレイ220及び内部流体通路140を画成している。本体250は、筐体202及び筐体内に画成される構造を提供する一体構造とすることが可能である。内部流体通路140はフィンを備え得るか、またはフィンを欠いていてもよい。いずれも
図2A−2Bには示されていないが、内部流体通路140は、本体250上にフィン、或いは内腔208から内部流体通路140を分離する通路カバー136を有することができる(
図3A−3B)。一態様では、内部流体通路140は、筐体202の本体250の凹部134に嵌合するインサート138よって画成することができる。図示のように、インサート138は、内部流体通路140を形成するために管状で、凹部134に収まり得る。インサートが備えられている場合には、通路カバー136はインサート138の一部とすることができる。しかし、凹部134と通路カバー136によって画成されるべき内部流体通路140を形成するために、通路カバー136は内腔208内で本体250へ連結することができる。通路カバー136及び/またはインサート138は、流体冷却剤が内腔208から内部流体通路140へ容易に流れるように開口部132を備えることができる。内部流体通路140を画成するためにインサート138が使用される場合、記述したようにこれはカバーとして実質的に利用することができ、
図10A−10Dに示す筐体の凹部に収まる。インサート138は、内腔208から内部流体通路140を分離して覆うのでカバーであると見倣すことができる。
【0024】
内部流体通路140は、様々な寸法及び形状を有することができる。しかし、一態様では、内部流体通路140は、円弧状または
図2A−2Bに示すような「C」形状である。内部流体通路140は、外側フィンアレイ220の一方の側から外側フィンアレイ220の反対側にまたがるような寸法とすることができる。内部流体通路140は、内腔208形状の周りに曲がる、或いは包む細長い断面形状を有することができる。内部流体路140は、筐体202の片面または筐体202または内腔208の外周の1/4に近くなる程度の寸法を有するものとして示されている。一態様では、内部流体通路は、筐体202或いは内腔208の周りの約10%〜約33%、または約12%〜約30%、または約15%〜約25%、または約20%に広がることができる。内部流体通路140と外側フィンアレイ220は、熱交換領域251によって分離され得る。すなわち、熱は内部流体通路140内の流体冷却剤から熱交換器の領域251を介して外側フィンアレイ220へ、次いで空気へと伝達するので、内部流体通路140から分離する本体250の部分は、熱交換器の領域251であると考えることができる。内部流体通路140の特性は、本明細書に記載のフィン付き流体通路240に適用することができる。
【0025】
筐体202の本体250は、外側フィンアレイ220に隣接する空気循環システム260に結合することができる。空気循環システム260は1つ以上のファン262を含むことができ、ここでは2つのファン262が示されている。ファン262はファンプレート264に取り付けられていて、シュラウドのように構成することもできる。このように、空気循環システム260は外側フィンアレイ220の上に配置され、外側フィンアレイ220を介して空気を循環させるためファンプレート264がファン262を位置決めするようになっているが、循環は空気を外側フィンアレイ220に吹き込むことにより或いは外側フィンアレイ220から吸引することによってなされ得る。ファンプレート264は、それらが接触しないよう間隙がその間に存在するように、外側フィンアレイ220の上方に位置するものとして示されている。しかし、外側フィンアレイ220は、ファンプレート264に接触する1つまたは複数の外側フィン224を有することもできる。一態様では、外側フィン224は、締結具を介してファンプレート264に結合することができる。一態様においては、ライザー130を外側フィンアレイ220の両側に配置することができ、ライザー130をファンプレート264に結合することができる。しかしながら、ライザー130は、ファンプレート264と結合するように寸法決めされた外側フィン224とすることもできる。
【0026】
一実施形態では、二次外側フィンアレイ222を筐体202の他の表面上に備えることができるが、空気循環システムを有するものとして示されていない。しかし、1つ以上の二次外側フィンアレイ222を、ファンを含む循環システムに関連付けることができる。二次外側フィンアレイ222は、様々な形状及び寸法のフィンを有することができるが、形状と寸法は外側フィンアレイ220の外側フィン224と同じであってもなくてもよい。
【0027】
筐体202は、陰極キャップ252に結合することができる陰極端201を含むことができ、ここでは陰極端201は陰極を収容する。筐体202は、陽極キャップ253に結合することができる陽極端203を含むことができ、ここでは陽極端301は陽極及び/または陽極動作構成要素を収容する。陰極キャップ252と陽極キャップ253は任意の適切な手段によって本体250に結合することができ、取り外し可能(例えば、ボルト等の締結具で)または固定結合(例えば、溶接、ろう付などで)とすることができる。
【0028】
図示されるように、本体250は3つのフィン付き側面254、255、256、及び1つの穴があいた側面257を含む。一方、外側フィンアレイ220を備えるフィン付き側面254と空気循環システム260は穴があいた側面257に隣接しているが、任意の構成及び配置を用いることができまる。
【0029】
筐体202の本体250は、X線装置200を動作させるに当たって陽極と陰極に電力を供給する電気的導通を提供するために使用することができる第一及び第二の電気ポート210、212を含む。一実施態様では、第一の電気ポート210が陽極電気ポートで、第二の電気ポート212は陰極電気ポートであるが、その逆の電気ポートにすることもできる。第三の電気ポート214は筐体202の本体250に含めることができ、冷却液ポンプを含む統合された冷却水循環システムに電力を供給するために使用することができる。第一、第二、及び第三の電気ポート210、212、214は、本体250を通り抜ける開口または穴であってもよい。第一の電気ポート210は第一の電気ポートレセプタクル210aを備えるものとして示されており、第二の電気ポート212は第二の電気ポートレセプタクル212aを備えるものとして示されており、そして第三の電気ポート214は第三の電気ポートレセプタクル214aを備えるものとして示されているが、レセプタクルには電気カプラーを含めることもできる。
【0030】
一般に、X線装置200の筐体202は、最大連続放熱1200ワットの増大した冷却を伴う改良型である。X線装置は、統合されたポンプによるオイルの循環で高い最大連続放熱、及び制御された対流冷却を得るために、3または4インチのガラス管で構成することができる。筐体202の長さは、端から端まで約524ミリメートルとすることができる。筐体202の高さは、側面256から側面254まで約258ミリメートルとすることができる。筐体の幅は、側面255から側面257まで約232ミリメートルとすることができる。これらの寸法は変えることができ、例としてここに挙げている。例えば、これらの寸法は、約33%、25%、20%、15%、10%、5%、2.5%、または1%まで変動することが可能である。
【0031】
一実施形態では、
図2Bに示すように、内部流体通路140は、内腔208の外側にあってもよい。内部流体通路140は通路の終わりにエンドカバー142を含むことができ、ここではエンドカバー142を本体250と結合することができる。エンドカバー142は取り外し可能に固定具を介して本体250に結合することができ、或いは溶接またはろう付けによって一体化することができる。本明細書中に記載のマニホールドは、一端のためのエンドカバーとすることができる。
【0032】
一実施形態では、内部流体通路140は、内側フィン付き流体通路240と外側フィンアレイ220との間に配置することができる。
図2Bに示すように、内側のフィン付き流体通路240は陰極キャップ252の下に配置し、一方で内部流体通路140をキャップの外部で陰極キャップ252と外側フィンアレイ220との間に配置することができる。
【0033】
図3A−3Bは、筐体202の一体型本体250の異なる斜視図を示す。しかしながら、一体型本体250に結合される非一体型の構成要素は示されていない。
図3Aは陰極端開口部204を備える陰極端201を、
図3Bは陽極端開口部206を備える陽極端203を示している。すなわち、一体型本体250とその機能だけがここに示されている。従って、流体冷却剤と空気との熱結合を改善するために、一体型本体250は、熱交換領域251で互いに隣接して配置された内側フィンアレイ230と外側フィンアレイ220を有するものとして示されている。熱交換領域251は、外側フィンアレイ220と内側フィンアレイ230との間における本体部分であると考えられる。外側フィンアレイ220は外側に先の尖った外側フィン224を備え、内側フィンアレイは内側に先の尖った内側フィン234を備え、外側フィン224は、熱交換器本体領域251によって内側フィン234から分離されている。図示されるように、外側フィン224は実質的に平行であり、本体250のフィン付き側254から離れるように向けることができる。
【0034】
筐体202の陰極端201は固定具を受容するように構成された締結要素252aを含むことができ、陰極端201が陰極キャップ252に結合するようになっていて、陰極端の開口部204を覆いシールする。筐体202の陽極端203は固定具を受容するように構成された締結要素253aを含むことができ、陽極端203が陽極キャップ253に結合するようになっていて、陽極端の開口部206を覆いシールする。
【0035】
フィン付き側面256は筐体の窓開口部242を有するものとして示されているが、この側面は外側フィンアレイ220と内側フィンアレイ230を有するフィン付き側面254の反対側である。締結要素は本体250内で筐体の窓開口部242の周囲に配置することができ、これに窓を結合することを容易にしている。穴の開いた側面257は、第一、第二、及び第三の電気ポート210、212、214を有するものとして示されている。
【0036】
図から分かるように、外側フィンアレイ220は、陰極端201から陽極端203に延びることができる。しかし、内側フィンアレイ230は、陰極端201から陽極端203で陽極マニホールド凹部246に延びることもできる。このようにして、内側フィンアレイ230は陽極マニホールド凹部246で途切れることができ、本体250の内壁に成形された弧状または「C」形状となる。陽極マニホールド凹部246は、内側フィンアレイ230から陽極端203に延伸することができる。また、陰極内側フィンアレイカバー232は陰極端201に配置することができ、陰極端上で内側フィンアレイ230をカバーする。陰極内側フィンアレイ232は本体250に結合されているが、本体と一体ではない。陰極内側フィンアレイカバー232の寸法は変えることができる。細長い内側フィンアレイカバー236は内側フィンアレイ230の領域をカバーすることができ、ここでは陰極内側フィンアレイカバー232と細長い内側フィンアレイ236との間に間隙を残すことができる。細長い内側フィンアレイカバー236は、間隙から陽極マニホールド凹部246に延伸している。これにより、ポンピングに応じてどちらの方向にも、冷却流体は間隙と陽極マニホールド凹部246を通って内側フィンアレイ230を有するフィン付き流体通路240に至る、或いは流体通路240を通過することができる。従って、陰極内側フィンアレイ232と、細長い内側フィンアレイ236は、筐体202の内腔208からフィン付き流体通路240を分離することができる。
【0037】
図4は、マニホールド244を備えた陽極端開口部206、環状ブラケット207、細長い内側フィンアレイカバー236、陰極内側フィンアレイカバー232、及び細長い内側フィンアレイ236と陰極内側フィンアレイカバー232との間の隙間233を示している。特に、
図4には陽極マニホールド凹部246の中に接続されたマニホールド244を備える陽極端203が示されている。
図4Aにおいて破線で示すように、マニホールド248には入口マニホールド248を備えることができる。入口マニホールド248は、冷却流体入口または通路がマニホールド244内の任意の場所に配置またはまた配向することができるように、側面からマニホールド244に入る通路であるものとして示されている。また、マニホールド244は、複数の入口マニホールド248を含むことができる。同様に、マニホールド244は、入口マニホールド248をフィン付き流体通路240と流体結合する流体通路を任意の数だけ備えることもできる。
【0038】
加えて、
図4には、筐体202の内腔208を内腔208aと陽極内腔208bから分離する内腔208内に環状ブラケット207を含めることができることを示している。環状のブラケット207は溶接またはろう付けにより筐体本体250の内腔壁に接合することができ、細長い内側フィンアレイカバー236に結合することもできる。陰極内腔208aはX線管の陰極部を含み、陽極内腔208bはX線管の陽極部分を含む。環状のブラケット207は、一方の側で筐体202にX線管の陰極部分を取り付けるために、他方の側で筐体202にX線管の陽極部分を取り付けるために使用することができる。 しかし、陽極の一部は、陰極内腔208a内に延びてもよいし、或いは陰極の一部が陽極内腔208b内に延びてもよいことを理解すべきである。図示のように、筐体の窓開口部242は、環状のブラケット207を越えて陰極内腔208b側に位置し、これによって陽極の一部は陰極内腔208a内に延在している。陽極を回転させる機構は、陽極内腔208b内に配置することができる。また、陰極内腔208aは、陽極を回転させるモータを動作させるための電気導管などの様々な目的に使用することができる第二開口部243を備えることができる。しかし、第二開口243はオプションであり、正方形として示されているが、これは任意の形状とすることができる。
【0039】
図5には、マニホールド244がない筐体202の本体250、環状のブラケット207、細長い内側フィンアレイカバー236、または陰極内側フィンアレイカバー232が示されている。このように、内側フィンアレイ230は、内側フィンアレイ230によって画成されたフィン付き流体通路240を表示するために図示されている。
図6Aは、マニホールド244、環状のブラケット207、細長い内側フィンアレイカバー236、陰極内側フィンアレイカバー232、及び細長い内側フィンアレイカバー236と陰極内側フィンアレイカバー232との間の空隙233を示す筐体202の本体250の長手方向横断面が図示されている。
図6Bは、陽極マニホールド凹部246に延びる内側フィンアレイ230を示すために、マニホールド244なしの本体250、環状のブラケット207、細長い内側フィンアレイ236、及び陰極内側フィンアレイカバー232を示している。
【0040】
図7は、マニホールド244を受ける陽極マニホールド凹部を備えた陽極端203と、内側フィンアレイ230及びフィン付き流体通路240を覆う細長い内側フィンアレイカバー236を示すX線筐体202を図示している。ここでは、マニホールド244はマニホールドポンプ270を含む。図示されていないが、マニホールドポンプ270は、マニホールド244を介してフィン付き流体通路240に流体冷却剤をポンピングする。マニホールド244は、一体化されたマニホールドポンプ270を備えるものとして示されているが、別の実施形態では、別個のポンプがマニホールド244と流体結合されてもよい。配管が入口マニホールド248にポンプを接続することができる。マニホールドポンプ270は流体冷却剤をポンピングし、流体冷却剤は陰極内側フィンアレイカバー232と細長い内側フィンアレイカバー236の間の空隙233から細長い外部のフィン付き流体通路240を通って流れるようになる。このようにして、冷却流体を陽極端開口部206から陰極側開口部204に循環させるようにマニホールドポンプ270は、流体通路240に隙間233から冷却流体をポンピングする。しかし、マニホールドポンプ270を逆に操作することによって、流体流路を反対方向に使用することができる。
【0041】
図8は、X線筐体のための温度データを示している。このように、オイルイン、オイルアウト、筐体陽極(Hous An)、及び筐体陰極(Hous Ca)のための全ての温度は、X線が機能可能な動作時間に亘って適切な範囲と温度変化率の範囲内にある温度の初期増加を示す。ひとたびX線の電源がオフされると、温度はすべて適切に低下する。オイルインは、これがポンプに入る前に、オイル(例えば、冷却流体)の温度を示す。オイルアウトは、これが陰極端を出るときのオイルの温度を示す。筐体陽極と筐体陰極は、陽極または陰極に近い筐体の外側における温度である。これは、外のオイル温度が中のオイル温度よりも低いため、内側フィンアレイと外側フィンアレイで冷却することによってオイルから熱が抽出されていることを示している。
【0042】
図9は、X線筐体202の本体250の端面図を示している。ここでは、外側フィンアレイ220は、複数の外側フィン凹部226により分離された複数の外側フィン224を含むものとして示されている。左側を発端として、外側フィンの最初のセット224は実質的に同じ高さを有しており、実質的に同じ深さを有した対応する外側フィンの凹部226を具備する約4つの外側フィン224のために本体250の曲率に従っている。そして、外側フィン224の次のセット(例えば、約17個の外側フィン)は、対応する外側フィン226が頂点227に向かってより浅くなる深さとなり、次いで左側に向かって深さを増していくように、平坦部225を形成している。外側フィン224の次のセットは、最初のセットを反映して、本体250の曲率を辿る。平坦部225は、冷却システムに外側フィンアレイ220の上に配置された空気循環システム260上に設定すること可能にし、外側フィンアレイ220を介して空気を循環させるためにファンプレート264がファン262を位置決めする。ファンプレート264は平坦部225と接触することができる。しかし、ファンプレート264は、平坦部225上に懸架することもできる。端部フィンはライザー130として構成することができ、平坦部225を受容するような寸法の棚121を有するものとして示されている。
【0043】
図9はまた、内側フィン凹部235がほぼ同じ高さであるように、内側フィン234はほぼ同じ深さであることを示している。内側フィンアレイ230は、本体250の曲率に合致するように湾曲している。このようにして、フィン付き流体通路240は、湾曲または円弧形状を有している。
【0044】
図9は、エンドフィン凹部235aが棚237を有していることを示しており、これによって陰極内側フィンアレイカバー232と細長い内側フィンアレイカバー236を線筐体202の本体250に結合するのを容易にしている。棚237の拡大図は、
図10Eに示されている。
【0045】
X線筐体202は、異なる機能のために様々な寸法を有することができる。しかしながら、好ましい寸法が実施例として提供される。本体250は約17.25インチの長さを有することができ、この寸法は外側フィンアレイ220と外側フィン224と外側フィンの凹部226の長さでもある。外側フィンアレイ220は約5.6〜約6インチの幅と共に、外側フィン224は約0.1インチの幅を有することができ、そして外側フィンの凹部は約0.1インチの幅を有することができる。外側フィン224と外側フィンの凹部226は、約4.6度のテーパを有することができる。真ん中の外側フィン224は、約0.75インチ〜約1インチの高さを有することができ、ここでは外側のフィンは約0.87インチ〜約1インチの高さを有することができる。ライザー130からライザー130までの距離は約5.6インチであり得る。ライザー130の厚さは約0.25インチであり得る。ポートが備わった面は約3.5インチの幅を有し得る。1つのエンドキャップ装着凹部から反対側の別のエンドキャップ装着凹部までの距離は、約6.28インチであり得る。1つのエンドキャップ装着凹部から同じ側の別のエンドキャップ装着凹部まで距離は、約3.5インチであり得る。外側フィン凹部226の底部における本体250から本体250の反対側までの距離(例えば、第二外側フィンアレイ222までの距離)は約7インチとすることができると共に、第二フィン及び/または第二フィン凹部は約0.15〜約0.25インチとすることができる。二次フィンアレイの幅は約3.5インチとすることができる。内腔208の中心縦軸から外側フィン凹部226の底部までの半径は、約3.75〜4インチとすることができる。内腔208の中心縦軸から内側フィン234の先端までの半径は、約2.75〜3.25インチ(例えば、3.18インチ)とすることができる。内腔208の長手方向中心軸から内腔までの半径は、約3.15インチとすることができる。中心縦軸からカバーまでの半径は、約2.75インチとすることができる。二次フィンアレイのフィンの長さは、約0.5インチとすることができる。二次フィンアレイの幅は約3インチとすることができる。内側フィンアレイの一方の側から反対側までの直線距離または幅(円周ではない)は、約4.1インチ〜約4.3インチとすることができ、この距離は、流体通路240並びにマニホールド244の幅を覆うカバー(例えば、陰極エンドカバーと細長いカバー)の幅とすることもできる。内側フィンアレイ230と内側フィン付き流体通路240は、本体250の周りに約60度〜約120度、または約70度、または約80度(例えば、86度)、または約90度、または約100度、約110度の角度で延伸することができる。隣接する外側フィン224または外側の凹部との間の角度は、約3.8〜約4度とすることができる。内側フィン234の高さは、約0.5〜約0.15インチにすることができる。これらの寸法は変えることができ、実施例として提供される。例えば、これらの寸法は、約33%、25%、20%、15%、10%、5%、2.5%、または1%まで変動することが可能である。
【0046】
一実施形態では、陰極内腔208aは、鉛で被覆することができる。鉛コーティングは、約0.05〜約0.5インチの厚さにすることができる。鉛コーティングは、陰極内腔208a側で環状ブラケット207上に施してもよい。環状ブラケット207の開口部は、約4インチとすることができる。環状のブラケット207は、陽極端部203から約7.5インチの距離をおいて位置することができる。環状ブラケット207は、約0.4インチの厚さを有することができる。陽極マニホールド凹部246は、陽極端301から内側フィンアレイ230まで約1インチの寸法を有することができる。X線筐体の窓開口部は、約2.25〜約3.5インチの幅を有することができる。ポート210、212は、約2.75インチ〜約2.5の寸法を有することができる。
【0047】
図10Aは、陰極内側フィンアレイカバー232と細長い内側フィンアレイカバー236の斜視図を示しており、円弧状の断面形状を呈している。陰極内側フィンアレイカバー232及び細長い内側フィンアレイ236の内面は、フィン付きとすることも、フィンなしとすることも可能である。
図10Bは、陰極内側フィンアレイカバー232または細長い内側フィンアレイカバー236の断面を示している。
図10Cに示すように、陰極内側フィンアレイカバー232及び/または細長い内側フィンアレイカバー236は、フランジ282を備えることができる。
図10Dに示すように、フランジ282は棚237に収まることができ、陰極内側フィンアレイカバー232または細長い内側フィンアレイカバー236をX線筐体の本体250に保持し、これによってフィン付き流体通路240を形成する。
【0048】
陰極内側フィンアレイカバー232は、約1インチの長さを有することができる。細長い内側フィンアレイカバー236は、約14.75インチの長さを有することができる。カバー232、236の弧は、本明細書に記載するように内側フィンアレイの角度を有することができ、約85〜86度が実施例となり得る。フランジ282は、約0.05インチの立ち上がりと、約0.125インチの長さを有することができる。カバー232、236との間の間隙は、約1〜1.25インチにすることができる。棚237は約0.06インチ単位にすることができる。これらの寸法は変えることができ、実施例として提供される。例えば、これらの寸法は、約33%、25%、20%、15%、10%、5%、2.5%、または1%まで変動することが可能である。
【0049】
一実施形態では、X線筐体は、一体型本体の熱交換部を介して内側フィンアレイに隣接する外側フィンアレイを有する筒状の一体型本体を含むことができ、内側フィンアレイは、一体型本体の筐体内腔の内腔表面上にある。一態様では、外側フィンアレイは、筐体の第一端部から筐体の第二端部に延在している。一態様では、外側フィンアレイは、筐体の外周または外表面の一部の周りに延在する。一態様では、外側フィンアレイは、複数のフィンの凹部によって分離された複数の外側フィンを有する筐体の第一端部と第二端部との間でフィン付き外部表面を覆っている。外部表面は、フィンなしの領域を含むことができる。一態様では、外側フィンとフィンの凹部が筐体の第一端部から第二端部に延在している。一態様では、内側フィンアレイは、筐体の第一端部から筐体の第二端部にあるアーチ状マニホールド凹部に延在している。一態様では、内側フィンアレイは、筐体内腔の外周の一部の周りに延在している。内面は、フィンアレイなしの部分を含むことができる。一態様では、内側フィンアレイは、内腔表面に形成されたフィン付き凹部に配置され、第一端部と、内側フィン凹部によって分離された複数のフィンを有するアーチ状マニホールド凹部との間に延在する。一態様では、内側フィンとフィン凹部は、フィン付き筐体の弧状マニホールド凹部に延在している。一態様では、フィン付き凹部は、第一端部から筐体の内腔表面の弧状マニホールド凹部に延在している。
【0050】
一実施形態では、外側フィンアレイは、共通の横軸に沿って向けられたフィンを含む。一態様では、内側フィンアレイが内側に沿って向けられたフィンを含む。一態様では、内側フィンアレイは、中心長手方向軸線に向かって向けられたフィンを含む。一態様では、外側フィンアレイは平行なフィンを含む。一態様では、外側フィンアレイは平坦部を形成する複数のフィンを含む。一態様では、内側フィンアレイは、実質的に同じ高さを有するフィンを含む。一態様では、外側フィンアレイは、平行で長手方向に整列されたフィンを含む。一態様では、外側フィンアレイの端部フィンは、横方向に貫通する開口を有している。一態様では、冷却システムのプラットフォームが端部フィンの開口部に取り付けられている。
【0051】
一実施形態では、管状ユニタリは、そこから突出する外側フィンアレイを備える円筒形コアを含む。一態様では、管状ユニタリは内側フィン付き凹部で、その中に形成された内側フィンアレイを有する円筒状のコアを含む。
【0052】
一実施形態では、筐体は、外側フィンアレイとフィンを欠いたポート附設側を有するフィン付き面を含み、ポート附設側は一体型本体を通って筐体内腔に延びる1つ以上のポートを有する。
【0053】
一実施形態では、筐体は、筐体の一体型本体と結合された冷却システムを含む。一態様では、冷却システムは、空気が外側フィンアレイの上で流れるようにするように配向された1つ以上のファンを含む。一態様では、冷却システムには、一体型本体に取り付けられた1つまたはそれ以上のファンを有するプラットフォームが含まれ、プラットフォームは外側フィンアレイの端部フィンに結合されている。
【0054】
一実施形態では、筐体は、内側フィンアレイの上で一体型本体に結合された内側フィンアレイカバーを含み、内側フィンアレイと共にフィン付き導管を形成するようになっている。一態様では、内側フィンアレイはフィン付き凹部内に配置され、内側フィンアレイカバーが筐体の内腔表面と連続した面を形成する。一態様では、筐体は、内側フィンアレイの上で一体型本体に結合された少なくとも2つの内側フィンアレイカバーを含み、少なくとも2つの内側フィンアレイの間に隙間と共に内側フィンアレイを有するフィン付き導管を形成するようになっている。一態様では、隙間はフィン付き通路への開口部を提供する。一態様では、内側フィンアレイカバーが滑らかな凹面を有している。一態様では、内側フィンアレイカバーが滑らかな凸状表面を有している。一態様では、内側フィンアレイカバーがフィン付き凹面を有している。一態様では、内側フィンアレイカバーの端部は、円弧状マニホールド凹部の縁である。一態様では、内側フィンアレイカバーは、フィン付き導管が筐体内腔に開口するように、一体型本体の長手方向の長さよりも短い。
【0055】
一実施形態では、筐体は、棚を有する内側フィンアレイの端部フィン凹部を含むことができる。また、内側フィンアレイカバーの端部は、フランジを有することができる。フランジは棚に対して受け止められることができ、内側フィンアレイカバーを一体型本体に結合するようになっている。
【0056】
一実施形態では、X線の筐体は、筐体の内腔表面の端部でマニホールドの凹部を含むことができ、ここでは内側フィンアレイがマニホールド凹部から延伸している。筐体はまた、マニホールド凹部内に位置するマニホールドも含むことができ、ここではマニホールドが、筐体の内腔を内側フィンアレイと内側フィンアレイカバーによって形成されたフィン付き通路に流体結合する1つ以上のポートを有する。一態様では、マニホールドは、筐体の端にあるときには平坦である。
【0057】
一実施形態では、筐体は、マニホルドの1つ以上のマニホールドポートに流体結合された冷却流体ポンプを含む。一態様では、冷却流体ポンプはマニホールドと一体化されている。一態様では、流体チューブは、冷却流体ポンプを流体マニホルドの1つ以上のマニホールドポートと結合する。
【0058】
一実施形態では、筐体は、筐体内腔の内腔表面に取り付けられた取付ブラケットを含む。
【0059】
一実施形態では、筐体は、X線の窓開口部を備えている。一態様では、X線の窓開口部は、外側フィンアレイの反対側にある。
【0060】
一実施形態では、X線装置は、本明細書に記載の実施形態または構成のうちの1つのX線筐体を含み、筐体内に位置するX線管を含むことができる。
【0061】
一実施形態では、X線装置を冷却する方法は、内側フィンアレイと外側フィンアレイを有する筐体で実行することができる。内側フィンアレイと外側フィンアレイは、冷却流体が内側フィンのアレイに隣接して配置されるオイルであり、空気が外側フィンアレイに隣接して配置されるので統合されたオイルから空気への熱交換器であると考えることができる。冷却方法は、熱が内側フィンアレイによって流体冷却剤から単一型筐体の本体内に伝達されるように、冷却流体(例えば、オイル)を内側フィンアレイ全体に亘ってポンピングすることを含み得る。冷却方法はまた、外側フィンアレイによって熱が筐体の本体から送風される空気中に伝達されるように、外側フィンアレイ全体に亘って空気を吹き込むことを含み得る。
【0062】
当業者であれば、本明細書で開示されるこれと他のプロセス及び方法、プロセスで実行される機能及び方法は、異なる順序で実施されてもよいということを理解するであろう。また、記載されている手順や操作は実施例としてのみ提供され、開示された実施形態の本質を損なうことなく、ステップや操作の一部は任意であり、より少ない手順及び操作に組み合わせ、または追加の手順や操作に拡張することができる。
【0063】
本開示は、様々な態様の例示として意図され、本出願に記載された特定の実施形態の観点で限定されるものではない。当業者には明らかなように、多くの修正及び改変は、その精神及び範囲から逸脱することなく行うことができる。本開示の範囲内で機能的に同等な方法及び装置は、本明細書に列挙されたものに加え、前述の説明から当業者には明らかであろう。このような修正及び改変は、添付の特許請求の範囲内に入ることが意図されている。本開示は、このような特許請求の範囲が権利を与えられる均等物の全ての範囲とともに、添付の請求項によってのみ限定されるものである。
【0064】
本明細書における実質的に任意の複数形及び/または単数形の用語の使用に関しては、当業者は、文脈及び/または用途に適切であるように、複数形から単数形及び/または単数形から複数形に翻訳可能である。様々な単数形/複数形の置き換えは、明瞭にするために本明細書に明示的に記載され得る。
【0065】
一般的に、本明細書で使用されている用語、そして特に添付の特許請求の範囲(例えば、添付の特許請求の範囲の本体)の用語は、「オープン」用語(例えば、「含んでいる」なる用語は「含んでいるがこれらに限定されない」と解釈されるべきであり、「有する」なる用語は「少なくとも有する」として解釈されるべきであり、「含む」なる用語は「含むがこれらに限定されない」と解釈されるべきであるなど)として概して意図されていることは当業者によって理解されるであろう。さらに、導入された特許請求の範囲の記述の特定の数が意図されている場合、そのような意図が明確に特許請求の範囲に記載され、そのような記述が存在しない場合には、そのような意図が存在しないことは、当業者によって理解されるであろう。例えば、理解の支援として、以下の添付の特許請求の範囲は、特許請求の範囲の記述を導入する導入句「少なくとも1つ」及び「1つ以上」の使用を含むことができる。しかしながら、そのような語句の使用は、不定冠詞の「a」または「an」による特許請求の範囲記述の導入が、このような導入特許請求の範囲の記述を含む特定の特許請求の範囲を唯一のそのような記述を含む実施形態に限定することを意味すると解釈されるべきではなく、たとえ同一な特許請求の範囲が「1つ以上」または「少なくとも1つ」及び「a」または「an」のような不定冠詞(例えば、「a」及び/または「an」は「少なくとも1つの」または「1つ以上」を意味すると解釈されるべきである)の導入句を含む場合でもそうであり、同じことが、特許請求の範囲の詳述を導入するために使用される定冠詞の使用についても当てはまる。加えて、導入された特許請求の範囲の記述の特定の数が明示的に列挙されている場合でも、当業者は、そのような記述は、少なくとも記載された数を意味するものと解釈されるべきであることを理解するであろう(例えば、他の修飾語句なしの「2つの列挙」の最低限の列挙は、少なくとも2つの列挙、または2つ以上の列挙を意味する)。また、「A、B、及びCの少なくとも1つ、など」に類似する慣例が使用されるこれらの場合においては、一般に、そのような構成は、当業者が慣例を理解するであろうという意味で意図されている(例えば、「A、B、及びCのうちの少なくとも1つを有するシステム」は、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AとBを共に、AとCを共に、BとCを共に、及び/またはA、B、及びCを共に有するシステムを含むが、これらに限定されるものではない等)。「A、B、及びCの少なくとも1つ、など」に類似する慣例が使用されるこれらの場合においては、一般に、そのような構成は、当業者が慣例を理解するであろうという意味で意図されている(例えば、「A、B、及びCのうちの少なくとも1つを有するシステム」は、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AとBを共に、AとCを共に、BとCを共に、及び/またはA、B、及びCを共に有するシステムを含むが、これらに限定されるものではない、など)。さらに、2つ以上の代替用語を示す実質的にあらゆる離接語及び/または語句は、明細書中、特許請求の範囲中または図面中であるなしを問わず、用語の1つ、用語のいずれか、または用語の両方を含む可能性を意図するものとして解釈されるべきことは当業者によって理解されるであろう。例えば、語句「AまたはB」は、「A」または「B」または「A及びB」の可能性を含むものと理解されるであろう。
【0066】
加えて、本発明の特徴または態様がマーカッシュグループの観点で記載されている場合、当業者は、本開示はまた、それによってマーカッシュ群の任意の個々の要素または要素のサブグループに関して記載されていることを認識するであろう。
【0067】
当業者によって理解されるように、任意の及び全ての目的のために、書面による説明を提供するという観点のように、本明細書に開示される全ての範囲は、任意及びすべての可能な部分範囲及びその部分範囲の組み合わせを包含する。列記されている範囲はいずれも、少なくとも半分、3分の1、4分の1、5分の1、10分の1、などに分解される同じ範囲を十分に説明し、可能性を与えているものとして容易に認識することができる。非限定的な実施例として、本明細書で論じた各範囲は、下位の3分の1、中位の3分の1及びと上位の3分の1、などに容易に分解することができる。当業者には同様に理解されるように、「まで 」、「少なくとも」などすべての言語は、列記された要素を含み、上述のように引き続き部分範囲に分けることができる範囲に言及している。最後に、当業者によって理解されるように、範囲には個々の要素が含まれる。従って、例えば、1〜3個のセルを有するグループは、1個、2個、または3個のセルを有するグループを指す。同様に、1−5のセルを有するグループは、1個、2個、3個、4個、または5個などのセルを有するグループを指す。
【0068】
以上のことから、本発明の様々な実施形態が例示の目的のために本明細書に記載されていること、そして本発明の範囲及び精神から逸脱することなく様々な修正を行うことができることが理解されるであろう。従って、本明細書に開示される種々の実施形態は限定的であることを意図するものではなく、真の範囲及び精神は以下の特許請求の範囲によって示されものである。