【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の1つの態様は、第1の端末と、第2の端末と、認証サブシステムとを備え、前記第1の端末は、該第1の端末に入力された識別情報及び第1のプッシュ認証要求を認証サブシステムに送信し、前記認証サブシステムは、前記第1の端末から受信した前記識別情報と、前記第2の端末の固有IDと対応付けて記憶されている識別情報を照合し、前記第1の端末から受信した前記識別情報と一致する識別情報が存在した場合、該識別情報と対応付けられて記憶された前記第2の端末の固有IDに基づいて、前記第2の端末に、プッシュ認証操作開始要求を送信し、前記第2の端末は、前記プッシュ認証操作開始要求を受信すると、前記プッシュ認証のために、知識認証情報、所有物認証情報、及び生体認証情報の入力を伴わない所定の操作のみをユーザに促し、前記ユーザにより、前記所定の操作が行われると、プッシュ認証操作完了通知を前記認証サブシステムに送信する認証システムを提供するものである。
【0007】
前記第1の端末が、該第1の端末に入力された識別情報及び第1のプッシュ認証要求を前記認証サブシステムに送信する前に、前記第2の端末が、第3のプッシュ認証要求及び前記第2の端末の固有IDを前記認証サブシステムに送信し、前記認証サブシステムが、前記第2の端末から受信した前記第2の端末の固有IDと、識別情報と対応付けて前記記憶部に記憶されている第2の端末の固有IDを照合し、前記第2の端末から受信した前記第2の端末の固有IDと一致する第2の端末の固有IDが存在した場合、プッシュ認証許可フラグを、該第2の端末の固有IDと対応付けられて前記記憶部に記憶された前記識別情報と対応付けて前記記憶部に記憶させ、前記第1の端末が、該第1の端末に入力された識別情報及び第1のプッシュ認証要求を前記認証サブシステムに送信した後に、前記認証サブシステムが、前記第1の端末から受信した前記識別情報と、第2の端末の固有IDと対応付けて記憶部に記憶されている識別情報を照合し、前記第1の端末から受信した前記識別情報と一致する識別情報が存在した場合に、該識別情報に対してプッシュ認証許可フラグが前記記憶部に記憶されているか否かをチェックし、該識別情報に対してプッシュ認証許可フラグが前記記憶部に記憶されていなかった場合、前記第2の端末に前記プッシュ認証操作開始要求を送信しないか、又は他の認証失敗処理を行うものとことができる。
【0008】
前記認証サブシステムは、前記第1の端末から受信した前記第2の端末の固有IDと一致する第2の端末の固有IDが存在した場合、プッシュ認証許可フラグを、該第2の端末の固有IDと対応付けられて前記記憶部に記憶された前記識別情報と対応付けて所定の短い時間だけ前記記憶部に記憶させるものとすることができる。
【0009】
前記記憶部には、識別情報と、第1の端末のユーザエージェントが対応付けられて記憶され、前記第1の端末が、該第1の端末のユーザエージェントを前記認証サブシステムに送信し、前記認証サブシステムが、前記第1の端末から受信した前記識別情報と前記第1の端末のユーザエージェントの組合せと、前記記憶部に記憶されている識別情報と第1の端末のユーザエージェントの組合せを照合するものとすることができる。
【0010】
本発明の1つの態様は、第1の端末と、第2の端末と、認証サブシステムとを備え、前記認証サブシステムは、記憶部と、前記第1の端末から受信した識別情報と、前記第2の端末の固有IDと対応付けて記憶部に記憶されている識別情報を照合する識別情報照合部と、前記第1の端末から受信した前記識別情報と一致する識別情報が、前記記憶部に記憶されていた場合、プッシュIDを生成すると共に、該プッシュIDを前記第1の端末に送信するプッシュID生成部と、前記第1の端末から受信した前記識別情報と一致する前記識別情報に基づいて、該識別情報と対応付けて前記記憶部に記憶された前記第2の端末の固有IDを取得する第2端末固有ID取得部と、前記第1の端末から受信したプッシュIDを前記記憶部に記憶させるプッシュID受付部と、前記第2端末固有ID取得部により取得された前記第2の端末の固有IDに基づいて、前記第2の端末に、前記プッシュID生成部により生成された前記プッシュIDと、プッシュ認証操作開始要求を送信するプッシュ認証操作開始要求部と、前記第2の端末から送信されたプッシュ認証操作完了通知を受信するプッシュ認証操作完了通知受付部と、前記第2の端末から受信したプッシュIDと、前記記憶部に記憶された、前記第1の端末からの前記プッシュIDを照合するプッシュID照合部とを備え、第1の端末は、前記識別情報及び第1のプッシュ認証要求を前記識別情報照合部に送信し、前記プッシュID生成部から受信した前記プッシュIDを記憶すると共に、該プッシュIDを前記プッシュID受付部に送信し、第2の端末は、前記プッシュ認証操作開始要求を受信すると、前記プッシュ認証のために、知識認証情報、所有物認証情報、及び生体認証情報の入力を伴わない所定の操作のみをユーザに促し、前記ユーザにより、前記所定の操作が行われると、前記プッシュ認証操作開始要求部から受信した前記プッシュIDとプッシュ認証操作完了通知を前記プッシュ認証操完了通知受付部に送信する認証システムを提供するものである。
【0011】
前記認証サブシステムは、トークンIDを生成するトークンID生成部と、前記トークンIDとプッシュ認証完了通知を前記第1の端末に送信するトークンID送信部と、前記第1の端末からプッシュIDとトークンIDを受信するプッシュID・トークンID受付部と、前記第1の端末から受信した前記プッシュIDと前記トークンIDの組合せと、前記記憶部に記憶されたプッシュIDとトークンIDの組合せの照合を行うプッシュID・トークンID照合部とを更に備え、前記プッシュID照合部は、前記第2の端末から受信した前記プッシュIDと一致するプッシュIDが存在した場合、前記トークンIDを、前記第2の端末から受信した前記プッシュIDと対応付けて前記記憶部に記憶させ、前記第1の端末は、前記プッシュ認証完了通知を受信すると、前記第1の端末に記憶された前記プッシュIDと、前記トークンID送信部から受信した前記トークンIDを前記プッシュID・トークンID受付部に送信するものとすることができる。
【0012】
前記第1の端末への前記識別情報の入力が、前記第1の端末が、識別情報、及びプッシュ認証か非プッシュ認証かの認証方法の選択を含む認証に必要な情報の入力をユーザに促し、前記ユーザにより、前記識別情報及び前記プッシュ認証の選択が入力されることにより行われるものとすることができる。
【0013】
前記第1の端末への前記識別情報の入力が、前記識別情報が記憶された携帯型情報処理装置から前記識別情報を受信することにより行われるものとすることができる。
【0014】
前記第1の端末は、前記プッシュID生成部から受信した前記プッシュIDを所定の短い時間だけ有効に記憶するか、及び/又は、前記プッシュID照合部は、前記第2の端末から受信した前記プッシュIDと、前記記憶部に記憶された、前記第1の端末からの前記プッシュIDを照合し、前記第2の端末から受信した前記プッシュIDと一致するプッシュIDが存在した場合、前記トークンIDを、前記第2の端末から受信した前記プッシュIDと対応付けて前記記憶部に所定の短い時間だけ有効に記憶させるものとすることができる。
【0015】
前記認証サブシステムは、前記第2の端末から受信した識別情報と第2の端末の固有IDを対応付けて前記記憶部に記憶させる第2端末固有ID登録部を更に備え、前記第2の端末は、該第2の端末に入力された識別情報と該第2の端末の固有IDを第2端末固有ID登録部に送信するものとすることができる。
【0016】
前記認証サブシステムは、前記第2の端末から受信した前記第2の端末の固有IDと、識別情報と対応付けて前記記憶部に記憶されている第2の端末の固有IDを照合し、前記第2の端末から受信した前記第2の端末の固有IDと一致する第2の端末の固有IDが存在した場合、プッシュ認証許可フラグを、該第2の端末の固有IDと対応付けられて前記記憶部に記憶された前記識別情報と対応付けて前記記憶部に記憶させる第2端末固有ID照合部を更に備え、前記第1の端末が、該第1の端末に入力された識別情報及び第1のプッシュ認証要求を前記識別情報照合部に送信する前に、前記第2の端末は、第3のプッシュ認証要求及び前記第2の端末の固有IDを前記認証サブシステムに送信し、前記第1の端末が、該第1の端末に入力された識別情報及び第1のプッシュ認証要求を前記識別情報照合部に送信した後に、前記識別情報照合部が、前記第1の端末から受信した前記識別情報と、第2の端末の固有IDと対応付けて記憶部に記憶されている識別情報を照合し、前記第1の端末から受信した前記識別情報と一致する識別情報が存在した場合に、該識別情報に対してプッシュ認証許可フラグが前記記憶部に記憶されているか否かをチェックし、
該識別情報に対してプッシュ認証許可フラグが前記記憶部に記憶されていなかった場合、前記第2の端末に前記プッシュ認証操作開始要求を送信しないか、又は他の認証失敗処理を行うものとすることができる。
【0017】
前記識別情報照合部は、前記第1の端末から受信した前記第2の端末の固有IDと一致する第2の端末の固有IDが存在した場合、プッシュ認証許可フラグを、該第2の端末の固有IDと対応付けられて前記記憶部に記憶された前記識別情報と対応付けて所定の短い時間だけ前記記憶部に記憶させるものとすることができる。
【0018】
前記記憶部には、識別情報と、第1の端末のユーザエージェントが対応付けられて記憶され、前記第1の端末が、該第1の端末のユーザエージェントを前記識別情報照合部に送信し、前記識別情報照合部が、前記第1の端末から受信した前記識別情報と前記第1の端末のユーザエージェントの組合せと、前記記憶部に記憶されている識別情報と第1の端末のユーザエージェントの組合せを照合するものとすることができる。
【0019】
本発明の1つの態様は、第1の端末から送信された識別情報及び第1のプッシュ認証要求を受信する手段と、前記第1の端末から受信した前記識別情報と、第2の端末の固有IDと対応付けて記憶されている識別情報を照合し、前記第1の端末から受信した前記識別情報と一致する識別情報が存在した場合、該識別情報と対応付けられて記憶された前記第2の端末の固有IDに基づいて、前記第2の端末に、プッシュ認証操作開始要求を送信する手段と、前記プッシュ認証操作開始要求を受信すると、前記プッシュ認証のために、知識認証情報、所有物認証情報、及び生体認証情報の入力を伴わない所定の操作のみをユーザに促す前記第2の端末において、前記ユーザにより、前記所定の操作が行われると、前記第2の端末から送信されるプッシュ認証操作完了通知を受信する手段とを含む認証サブシステムを提供するものである。
【0020】
記憶部と、前記第1の端末から送信された識別情報及び第1のプッシュ認証要求を受信する前に、前記第2の端末から送信された第3のプッシュ認証要求及び前記第2の端末の固有IDを受信し、前記第2の端末から受信した前記第2の端末の固有IDと、識別情報と対応付けて記憶されている第2の端末の固有IDを照合し、前記第1の端末から受信した前記第2の端末の固有IDと一致する第2の端末の固有IDが存在した場合、プッシュ認証許可フラグを、該第2の端末の固有IDと対応付けられて記憶された前記識別情報と対応付けて前記記憶部に記憶させる手段と、前記第1の端末から送信された識別情報及び第1のプッシュ認証要求を受信するステップの後に、前記第1の端末から受信した前記識別情報と、第2の端末の固有IDと対応付けて記憶部に記憶されている識別情報を照合し、前記第1の端末から受信した前記識別情報と一致する識別情報が存在した場合に、該識別情報に対してプッシュ認証許可フラグが前記記憶部に記憶されているか否かをチェックする手段とを更に含み、該識別情報に対してプッシュ認証許可フラグが前記記憶部に記憶されていなかった場合、前記第2の端末に前記プッシュ認証操作開始要求を送信しないか、又は他の認証失敗処理を行うものとすることができる。
【0021】
前記第1の端末から受信した前記第2の端末の固有IDと一致する第2の端末の固有IDが存在した場合、プッシュ認証許可フラグを、該第2の端末の固有IDと対応付けられて記憶された前記識別情報と対応付けて所定の短い時間だけ前記記憶部に記憶させるものとすることができる。
【0022】
前記記憶部には、識別情報と、第1の端末のユーザエージェントが対応付けられて記憶され、前記第1の端末から送信された前記第1の端末のユーザエージェントを受信する手段と、前記第1の端末から受信した前記識別情報と前記第1の端末のユーザエージェントの組合せと、前記記憶部に記憶されている識別情報と第1の端末のユーザエージェントの組合せを照合する手段とを更に含むものとすることができる。
【0023】
本発明の1つの態様は、記憶部と、第1の端末から送信された識別情報及び第1のプッシュ認証要求を受信し、前記識別情報と、第2の端末の固有IDと対応付けて前記記憶部に記憶されている識別情報を照合する識別情報照合部と、前記第1の端末から受信した前記識別情報と一致する識別情報が存在した場合、プッシュIDを生成すると共に、前記プッシュIDを前記第1の端末に送信するプッシュID生成部と、前記第1の端末から受信した前記識別情報と一致する前記識別情報に基づいて、該識別情報と対応付けて前記記憶部に記憶された前記第2の端末の固有IDを取得する第2端末固有ID取得部と、前記プッシュID生成部から受信した前記プッシュIDを記憶する前記第1の端末から、該プッシュIDを受信し、前記記憶部に記憶させるプッシュID受付部と、前記第2端末固有ID取得部により取得された前記第2の端末の固有IDに基づいて、前記第2の端末に、前記プッシュID生成部により生成された前記プッシュIDと、プッシュ認証操作開始要求を送信するプッシュ認証操作開始要求部と、前記第2の端末から受信した前記プッシュIDと、前記記憶部に記憶された、前記第1の端末からの前記プッシュIDを照合するプッシュID照合部とを備える認証サブシステムを提供するものである。
【0024】
トークンIDを生成するトークンID生成部と、前記トークンIDとプッシュ認証完了通知を前記第1の端末に送信するトークンID送信部と、前記プッシュ認証完了通知を受信すると、前記第1の端末から送信される、前記第1の端末に記憶された前記プッシュIDと、前記トークンID送信部から受信した前記トークンIDを受信するプッシュID・トークンID受付部と、前記第1の端末から受信した前記プッシュIDと前記トークンIDの組合せと、前記記憶部に記憶された、前記第1のアプリケーションサーバが受信したプッシュIDとトークンIDの組合せの照合を行うプッシュID・トークンID照合部とを更に備え、前記プッシュID照合部は、前記第2の端末から受信した前記プッシュIDと、前記記憶部に記憶された、前記第1の端末からの前記プッシュIDを照合し、前記第2の端末から受信した前記プッシュIDと一致するプッシュIDが存在した場合、前記トークンIDを、前記第2の端末から受信した前記プッシュIDと対応付けて前記記憶部に記憶させるものとすることができる。
【0025】
前記第1の端末は、前記プッシュID生成部から受信した前記プッシュIDを所定の短い時間だけ有効に記憶するか、及び/又は、前記プッシュID照合部は、前記第2の端末から受信した前記プッシュIDと、前記記憶部に記憶された、前記第1の端末からの前記プッシュIDを照合し、前記第2の端末から受信した前記プッシュIDと一致するプッシュIDが存在した場合、前記トークンIDを、前記第2の端末から受信した前記プッシュIDと対応付けて前記記憶部に所定の短い時間だけ有効に記憶させるものとすることができる。
【0026】
前記第2の端末から受信した識別情報と第2の端末の固有IDを対応付けて前記記憶部に記憶させる第2端末固有ID登録部を更に含むものとすることができる。
【0027】
前記認証サブシステムは、前記第2の端末から受信した前記第2の端末の固有IDと、識別情報と対応付けて前記記憶部に記憶されている第2の端末の固有IDを照合し、前記第2の端末から受信した前記第2の端末の固有IDと一致する第2の端末の固有IDが存在した場合、プッシュ認証許可フラグを、該第2の端末の固有IDと対応付けられて前記記憶部に記憶された前記識別情報と対応付けて前記記憶部に記憶させる第2端末固有ID照合部を更に備え、前記第1の端末が、該第1の端末に入力された識別情報及び第1のプッシュ認証要求を前記識別情報照合部に送信する前に、前記第2の端末は、第3のプッシュ認証要求及び前記第2の端末の固有IDを前記認証サブシステムに送信し、前記第1の端末が、該第1の端末に入力された識別情報及び第1のプッシュ認証要求を前記識別情報照合部に送信した後に、前記識別情報照合部は、前記第1の端末から受信した前記識別情報と、第2の端末の固有IDと対応付けて記憶部に記憶されている識別情報を照合し、前記第1の端末から受信した前記識別情報と一致する識別情報が存在した場合に、該識別情報に対してプッシュ認証許可フラグが前記記憶部に記憶されているか否かをチェックし、該識別情報に対してプッシュ認証許可フラグが前記記憶部に記憶されていなかった場合、前記第2の端末に前記プッシュ認証操作開始要求を送信しないか、又は他の認証失敗処理を行うことができる。
【0028】
前記識別情報照合部は、前記第1の端末から受信した前記第2の端末の固有IDと一致する第2の端末の固有IDが存在した場合、プッシュ認証許可フラグを、該第2の端末の固有IDと対応付けられて前記記憶部に記憶された前記識別情報と対応付けて所定の短い時間だけ前記記憶部に記憶させるものとすることができる。
【0029】
前記記憶部には、識別情報と、第1の端末のユーザエージェントが対応付けられて記憶され、前記第1の端末が、該第1の端末のユーザエージェントを前記識別情報照合部に送信し、前記識別情報照合部は、前記第1の端末から受信した前記識別情報と前記第1の端末のユーザエージェントの組合せと、前記記憶部に記憶されている識別情報と第1の端末のユーザエージェントの組合せを照合するものとすることができる。
【0030】
本発明の1つの態様は、第2の端末であって、認証サブシステムによって、第1の端末から受信した、該第1の端末に入力された識別情報と、前記第2の端末の固有IDと対応付けて記憶されている識別情報が照合され、前記第1の端末から受信した前記識別情報と一致する識別情報が存在した場合、該識別情報と対応付けられて記憶された前記第2の端末の固有IDに基づいて送信される、プッシュ認証操作開始要求を受信する手段と、前記プッシュ認証操作開始要求に応じて、前記プッシュ認証のために、知識認証情報、所有物認証情報、及び生体認証情報の入力を伴わない所定の操作のみをユーザに促す手段と、前記ユーザにより、前記所定の操作が行われると、プッシュ認証操作完了通知を前記認証サブシステムに送信する手段とを備える第2の端末を提供するものである。
【0031】
本発明の1つの態様は、第1の端末が、該第1の端末に入力された識別情報及び第1のプッシュ認証要求を認証サブシステムに送信するステップと、前記認証サブシステムが、前記第1の端末から受信した前記識別情報と、第2の端末の固有IDと対応付けて記憶されている識別情報を照合し、前記第1の端末から受信した前記識別情報と一致する識別情報が存在した場合、該識別情報と対応付けられて記憶された前記第2の端末の固有IDに基づいて、前記第2の端末に、プッシュ認証操作開始要求を送信するステップと、前記第2の端末は、前記プッシュ認証操作開始要求を受信すると、前記プッシュ認証のために、知識認証情報、所有物認証情報、及び生体認証情報の入力を伴わない所定の操作のみをユーザに促すステップと、前記ユーザにより、前記所定の操作が行われると、前記第2の端末が、プッシュ認証操作完了通知を前記認証サブシステムに送信するステップとを含む認証方法を提供するものである。
【0032】
前記第1の端末が、該第1の端末に入力された識別情報及び第1のプッシュ認証要求を前記認証サブシステムに送信するステップの前に、前記第2の端末が、第3のプッシュ認証要求及び前記第2の端末の固有IDを前記認証サブシステムに送信するステップと、前記認証サブシステムが、前記第2の端末から受信した前記第2の端末の固有IDと、識別情報と対応付けて前記記憶部に記憶されている第2の端末の固有IDを照合し、前記第2の端末から受信した前記第2の端末の固有IDと一致する第2の端末の固有IDが存在した場合、プッシュ認証許可フラグを、該第2の端末の固有IDと対応付けられて前記記憶部に記憶された前記識別情報と対応付けて前記記憶部に記憶させるステップと、前記第1の端末が、該第1の端末に入力された識別情報及び第1のプッシュ認証要求を前記認証サブシステムに送信するステップの後に、前記認証サブシステムが、前記第1の端末から受信した前記識別情報と、第2の端末の固有IDと対応付けて記憶部に記憶されている識別情報を照合し、前記第1の端末から受信した前記識別情報と一致する識別情報が存在した場合に、該識別情報に対してプッシュ認証許可フラグが前記記憶部に記憶されているか否かをチェックするステップとを更に含み、該識別情報に対してプッシュ認証許可フラグが前記記憶部に記憶されていなかった場合、前記認証サブシステムは、前記第2の端末に前記プッシュ認証操作開始要求を送信しないか、又は他の認証失敗処理を行うものとすることができる。
【0033】
前記認証サブシステムは、前記第1の端末から受信した前記第2の端末の固有IDと一致する第2の端末の固有IDが存在した場合、プッシュ認証許可フラグを、該第2の端末の固有IDと対応付けられて前記記憶部に記憶された前記識別情報と対応付けて所定の短い時間だけ前記記憶部に記憶させるものとすることができる。
【0034】
前記記憶部には、識別情報と、第1の端末のユーザエージェントが対応付けられて記憶され、前記第1の端末が、該第1の端末のユーザエージェントを前記認証サブシステムに送信するステップと、前記認証サブシステムが、前記第1の端末から受信した前記識別情報と前記第1の端末のユーザエージェントの組合せと、前記記憶部に記憶されている識別情報と第1の端末のユーザエージェントの組合せを照合するステップとを更に含むものとすることができる。
【0035】
本発明の1つの態様は、第1の端末、第2の端末、及び認証サブシステムとの間で行われる認証方法であって、前記認証サブシステムは、記憶部、識別情報照合部、プッシュID生成部、第2端末固有ID取得部、プッシュID受付部は、プッシュ認証操作開始要求部、プッシュ認証操作完了通知受付部、及びプッシュID照合部を備え、第1の端末が、識別情報の入力に応じて、前記識別情報及び第1のプッシュ認証要求を前記識別情報照合部に送信するステップと、前記識別情報照合部が、前記第1の端末から受信した前記識別情報と、第2の端末の固有IDと対応づけて前記記憶部に記憶されている識別情報を照合するステップと、前記第1の端末から受信した前記識別情報と一致する識別情報が存在した場合、プッシュID生成部が、プッシュIDを生成すると共に、前記プッシュIDを前記第1の端末に送信するステップと、前記第2端末固有ID取得部が、前記第1の端末から受信した前記識別情報と一致する前記識別情報に基づいて、該識別情報と対応付けて前記記憶部に記憶された前記第2の端末の固有IDを取得するステップと、前記第1の端末は、前記プッシュID生成部から受信した前記プッシュIDを記憶すると共に、該プッシュIDを前記プッシュID受付部に送信するステップと、前記プッシュID受付部は、前記第1の端末から受信したプッシュIDを前記記憶部に記憶させるステップと、前記プッシュ認証操作開始要求部は、前記第2端末固有ID取得部により取得された前記第2の端末の固有IDに基づいて、前記第2の端末に、前記プッシュID生成部により生成された前記プッシュIDと、プッシュ認証操作開始要求を送信するステップと、前記第2の端末は、前記プッシュ認証操作開始要求を受信すると、前記プッシュ認証のために、知識認証情報、所有物認証情報、及び生体認証情報の入力を伴わない所定の操作のみをユーザに促すステップと、前記ユーザにより、前記所定の操作が行われると、前記第2の端末が、前記プッシュ認証操作開始要求部から受信した前記プッシュIDとプッシュ認証操作完了通知を前記プッシュ認証操作完了通知受付部に送信するステップと、プッシュID照合部が、前記第2の端末から受信した前記プッシュIDと、前記記憶部に記憶された、前記第1の端末からの前記プッシュIDを照合するステップとを含む認証方法を提供するものである。
【0036】
前記認証サブシステムは、トークンID送信部、プッシュID・トークンID受付部、及びプッシュID・トークンID照合部を更に備え、前記トークンID生成部が、トークンIDを生成するステップと、前記プッシュID照合部が、前記第2の端末から受信した前記プッシュIDと、前記記憶部に記憶された、前記第1の端末からの前記プッシュIDを照合し、前記第2の端末から受信した前記プッシュIDと一致するプッシュIDが存在した場合、前記トークンIDを、前記第2の端末から受信した前記プッシュIDと対応付けて前記記憶部に記憶させるステップと、前記トークンID送信部が、前記トークンIDとプッシュ認証完了通知を前記第1の端末に送信するステップと、前記プッシュ認証完了通知を受信すると、前記第1の端末は、前記第1の端末に記憶された前記プッシュIDと、前記トークンID送信部から受信した前記トークンIDを前記プッシュID・トークンID受付部に送信するステップと、前記プッシュID・トークンID受付部は、前記第1の端末から前記プッシュIDと前記トークンIDを受信するステップと、前記プッシュID・トークンID照合部が、前記第1の端末から受信した前記プッシュIDと前記トークンIDの組合せと、前記記憶部に記憶されたプッシュIDとトークンIDの組合せの照合を行うステップとを更に含むものとすることができる。
【0037】
前記第1の端末への前記識別情報の入力が、第1の端末が、識別情報、及びプッシュ認証か非プッシュ認証かの認証方法の選択を含む認証に必要な情報の入力をユーザに促し、前記ユーザにより、前記識別情報及び前記プッシュ認証の選択が入力されることにより行われるものとすることができる。
【0038】
前記第1の端末への前記識別情報の入力が、前記識別情報が記憶された携帯型情報処理装置から前記識別情報を受信することにより行われるものとすることができる。
【0039】
前記第1の端末は、前記プッシュID生成部から受信した前記プッシュIDを所定の短い時間だけ有効に記憶するか、及び/又は、前記プッシュID照合部は、前記第2の端末から受信した前記プッシュIDと、前記記憶部に記憶された、前記第1の端末からの前記プッシュIDを照合し、前記第2の端末から受信した前記プッシュIDと一致するプッシュIDが存在した場合、前記トークンIDを、前記第2の端末から受信した前記プッシュIDと対応付けて前記記憶部に所定の短い時間だけ有効に記憶させるものとすることができる。
【0040】
前記認証サブシステムは、第2端末固有ID登録部を更に備え、第2の端末が、前記第2の端末に入力された識別情報と前記第2の端末の固有IDを前記第2端末固有ID登録部に送信するステップと、前記第2端末固有ID登録部が、受信した前記識別情報と前記第2の端末の固有IDを対応付けて前記記憶部に記憶させるステップとを更に含むものとすることができる。
【0041】
前記認証サブシステムは、第2端末固有ID照合部を更に備え、前記第1の端末が、該第1の端末に入力された識別情報及び第1のプッシュ認証要求を前記識別情報照合部に送信するステップの前に、前記第2の端末が、第3のプッシュ認証要求及び前記第2の端末の固有IDを前記認証サブシステムに送信するステップと、第2端末固有ID照合部が、前記第2の端末から受信した前記第2の端末の固有IDと、識別情報と対応付けて前記記憶部に記憶されている第2の端末の固有IDを照合し、前記第2の端末から受信した前記第2の端末の固有IDと一致する第2の端末の固有IDが存在した場合、プッシュ認証許可フラグを、該第2の端末の固有IDと対応付けられて前記記憶部に記憶された前記識別情報と対応付けて前記記憶部に記憶させるステップと、前記第1の端末が、該第1の端末に入力された識別情報及び第1のプッシュ認証要求を前記識別情報照合部に送信するステップの後に、前記識別情報照合部が、前記第1の端末から受信した前記識別情報と、第2の端末の固有IDと対応付けて記憶部に記憶されている識別情報を照合し、前記第1の端末から受信した前記識別情報と一致する識別情報が存在した場合に、該識別情報に対してプッシュ認証許可フラグが前記記憶部に記憶されているか否かをチェックするステップとを更に含み、該識別情報に対してプッシュ認証許可フラグが前記記憶部に記憶されていなかった場合、前記第2の端末に前記プッシュ認証操作開始要求を送信しないか、又は他の認証失敗処理を行うものとすることができる。
【0042】
前記識別情報照合部は、前記第1の端末から受信した前記第2の端末の固有IDと一致する第2の端末の固有IDが存在した場合、プッシュ認証許可フラグを、該第2の端末の固有IDと対応付けられて前記記憶部に記憶された前記識別情報と対応付けて所定の短い時間だけ前記記憶部に記憶させるものとすることができる。
【0043】
前記記憶部には、識別情報と、第1の端末のユーザエージェントが対応付けられて記憶され、前記第1の端末が、該第1の端末のユーザエージェントを前記認証サブシステムに送信するステップと、前記識別情報照合部が、前記第1の端末から受信した前記識別情報と前記第1の端末のユーザエージェントの組合せと、前記記憶部に記憶されている識別情報と第1の端末のユーザエージェントの組合せを照合するステップとを更に含むものとすることができる。
【0044】
本発明の1つの態様は、第1の端末から送信された識別情報及び第1のプッシュ認証要求を受信するステップと、前記第1の端末から受信した前記識別情報と、第2の端末の固有IDと対応付けて記憶されている識別情報を照合し、前記第1の端末から受信した前記識別情報と一致する識別情報が存在した場合、該識別情報と対応付けられて記憶された前記第2の端末の固有IDに基づいて、前記第2の端末に、プッシュ認証操作開始要求を送信するステップと、前記プッシュ認証操作開始要求を受信すると、前記プッシュ認証のために、知識認証情報、所有物認証情報、及び生体認証情報の入力を伴わない所定の操作のみをユーザに促す前記第2の端末において、前記ユーザにより、前記所定の操作が行われると、前記第2の端末から送信されるプッシュ認証操作完了通知を受信するステップとを含む認証方法を提供するものである。
【0045】
前記第1の端末から送信された識別情報及び第1のプッシュ認証要求を受信するステップの前に、前記第2の端末から送信された第3のプッシュ認証要求及び前記第2の端末の固有IDを受信するステップと、前記第2の端末から受信した前記第2の端末の固有IDと、識別情報と対応付けて前記記憶部に記憶されている第2の端末の固有IDを照合し、前記第2の端末から受信した前記第2の端末の固有IDと一致する第2の端末の固有IDが存在した場合、プッシュ認証許可フラグを、該第2の端末の固有IDと対応付けられて前記記憶部に記憶された前記識別情報と対応付けて前記記憶部に記憶させるステップと、前記第1の端末から送信された識別情報及び第1のプッシュ認証要求を受信するステップの後に、前記第1の端末から受信した前記識別情報と、第2の端末の固有IDと対応付けて記憶部に記憶されている識別情報を照合し、前記第1の端末から受信した前記識別情報と一致する識別情報が存在した場合に、該識別情報に対してプッシュ認証許可フラグが前記記憶部に記憶されているか否かをチェックするステップとを更に含み、該識別情報に対してプッシュ認証許可フラグが前記記憶部に記憶されていなかった場合、前記第2の端末に前記プッシュ認証操作開始要求を送信しないか、又は他の認証失敗処理を行うものとすることができる。
【0046】
前記第1の端末から受信した前記第2の端末の固有IDと一致する第2の端末の固有IDが存在した場合、プッシュ認証許可フラグを、該第2の端末の固有IDと対応付けられて前記記憶部に記憶された前記識別情報と対応付けて所定の短い時間だけ前記記憶部に記憶させるものとすることができる。
【0047】
前記記憶部には、識別情報と、第1の端末のユーザエージェントが対応付けられて記憶され、前記第1の端末から送信された前記第1の端末のユーザエージェントを受信するステップと、前記第1の端末から受信した前記識別情報と前記第1の端末のユーザエージェントの組合せと、前記記憶部に記憶されている識別情報と第1の端末のユーザエージェントの組合せを照合するステップとを更に含むものとすることができる。
【0048】
本発明の1つの態様は、記憶部、識別情報照合部、プッシュID生成部、第2端末固有ID取得部、プッシュID受付部、プッシュ認証操作開始要求部、及びプッシュID照合部を備える認証サブシステムによって行われる認証方法であって、前記識別情報照合部が、第1の端末から送信された識別情報及び第1のプッシュ認証要求を受信し、前記識別情報と、第2の端末の固有IDと対応付けて記憶部に記憶されている識別情報を照合するステップと、前記プッシュID生成部が、前記第1の端末から受信した前記識別情報と一致する識別情報が存在した場合、プッシュIDを生成すると共に、前記プッシュIDを前記第1の端末に送信するステップと、前記第2端末固有ID取得部が、前記第1の端末から受信した前記識別情報と一致する前記識別情報に基づいて、該識別情報と対応付けて前記記憶部に記憶された前記第2の端末の固有IDを取得するステップと、前記プッシュID受付部が、前記プッシュID生成部から受信した前記プッシュIDを記憶する前記第1の端末から、該プッシュIDを受信し、前記記憶部に記憶させるステップと、前記プッシュ認証操作開始要求部が、前記第2端末固有ID取得部により取得された前記第2の端末の固有IDに基づいて、前記第2の端末に、前記プッシュID生成部により生成された前記プッシュIDと、プッシュ認証操作開始要求を送信するステップと、前記プッシュID照合部が、前記第2の端末から受信した前記プッシュIDと、前記記憶部に記憶された、前記第1の端末からの前記プッシュIDを照合するステップとを備える認証方法を提供するものである。
【0049】
前記認証サブシステムは、トークンID生成部、トークンID送信部、プッシュID・トークンID受付部、及びプッシュID・トークンID照合部を更に含み、前記トークンID生成部が、トークンIDを生成するステップと、前記プッシュID照合部が、前記第2の端末から受信した前記プッシュIDと、前記記憶部に記憶された、前記第1の端末からの前記プッシュIDを照合し、前記第2の端末から受信した前記プッシュIDと一致するプッシュIDが存在した場合、前記トークンIDを、前記第2の端末から受信した前記プッシュIDと対応付けて前記記憶部に記憶させるステップと、前記トークンID送信部が、前記トークンIDとプッシュ認証完了通知を前記第1の端末に送信するステップと、前記プッシュID・トークンID受付部が、前記プッシュ認証完了通知を受信すると、前記第1の端末から送信される、前記第1の端末に記憶された前記プッシュIDと、前記トークンID送信部から受信した前記トークンIDを受信するステップと、前記プッシュID・トークンID照合部が、前記第1の端末から受信した前記プッシュIDと前記トークンIDの組合せと、前記記憶部に記憶されたプッシュIDとトークンIDの組合せの照合を行うステップとを更に含むものとすることができる。
【0050】
前記第1の端末は、前記プッシュID生成部から受信した前記プッシュIDを所定の短い時間だけ有効に記憶するか、及び/又は、前記プッシュID照合部は、前記第2の端末から受信した前記プッシュIDと、前記記憶部に記憶された、前記第1の端末からの前記プッシュIDを照合し、前記第2の端末から受信した前記プッシュIDと一致するプッシュIDが存在した場合、前記トークンIDを、前記第2の端末から受信した前記プッシュIDと対応付けて前記記憶部に所定の短い時間だけ有効に記憶させるものとすることができる。
【0051】
前記認証サブシステムは、第2端末固有ID照合部を更に含み、前記第1の端末から送信された識別情報及び第1のプッシュ認証要求を受信するステップの前に、前記第2の端末から送信された第3のプッシュ認証要求及び前記第2の端末の固有IDを受信するステップと、第2端末固有ID照合部が、前記第2の端末から受信した前記第2の端末の固有IDと、識別情報と対応付けて前記記憶部に記憶されている第2の端末の固有IDを照合し、前記第2の端末から受信した前記第2の端末の固有IDと一致する第2の端末の固有IDが存在した場合、プッシュ認証許可フラグを、該第2の端末の固有IDと対応付けられて前記記憶部に記憶された前記識別情報と対応付けて前記記憶部に記憶させるステップと、前記第1の端末から送信された識別情報及び第1のプッシュ認証要求を受信するステップの後に、前記識別情報照合部が、前記第1の端末から受信した前記識別情報と、第2の端末の固有IDと対応付けて記憶部に記憶されている識別情報を照合し、前記第1の端末から受信した前記識別情報と一致する識別情報が存在した場合に、該識別情報に対してプッシュ認証許可フラグが前記記憶部に記憶されているか否かをチェックするステップとを更に含み、該識別情報に対してプッシュ認証許可フラグが前記記憶部に記憶されていなかった場合、前記認証サブシステムは、前記第2の端末に前記プッシュ認証操作開始要求を送信しないか、又は他の認証失敗処理を行うものとすることができる。
【0052】
前記識別情報照合部は、前記第1の端末から受信した前記第2の端末の固有IDと一致する第2の端末の固有IDが存在した場合、プッシュ認証許可フラグを、該第2の端末の固有IDと対応付けられて前記記憶部に記憶された前記識別情報と対応付けて所定の短い時間だけ前記記憶部に記憶させるものとすることができる。
【0053】
前記記憶部には、識別情報と、第1の端末のユーザエージェントが対応付けられて記憶され、前記第1の端末が、該第1の端末のユーザエージェントを前記認証サブシステムに送信し、前記識別情報照合部が、前記第1の端末から受信した前記第1の端末のユーザエージェントと、前記識別情報と対応付けて前記記憶部に記憶されている前記第1の端末のユーザエージェントを照合するステップを更に含むものとすることができる。
【0054】
本発明の1つの態様は、認証サブシステムによって、第1の端末から受信した、該第1の端末に入力された識別情報と、第2の端末の固有IDと対応付けて記憶されている識別情報が照合され、前記第1の端末から受信した前記識別情報と一致する識別情報が存在した場合、該識別情報と対応付けられて記憶された前記第2の端末の固有IDに基づいて送信される、プッシュ認証操作開始要求を受信するステップと、前記プッシュ認証操作開始要求に応じて、前記プッシュ認証のために、知識認証情報、所有物認証情報、及び生体認証情報の入力を伴わない所定の操作のみをユーザに促すステップと、前記ユーザにより、前記所定の操作が行われると、プッシュ認証操作完了通知を前記認証サブシステムに送信するステップとを含む認証方法を提供するものである。
【0055】
本発明の1つの態様は、前記認証方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを提供するものである。
【0056】
本発明の1つの態様は、前記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供するものである。
【0057】
本明細書及び特許請求の範囲において、「サーバ」は、1つ又はそれ以上のサーバを意味し、複数のサーバにより構成されるものも含む。
【0058】
本明細書及び特許請求の範囲において、「プッシュ認証」は、第1の端末に識別情報が入力されたことに応じて、認証のためのプッシュ通知を受信した第2の端末が、知識認証情報、所有物認証情報、及び生体認証情報の入力を伴わない所定の操作のみをユーザに促し、該ユーザにより、該所定の操作が行われることに基づいて行われる認証を意味する。