【実施例】
【0049】
以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、本発明はこれら実施例になんら限定されるものではない。なお、実施例等における、試験および評価方法は以下のとおりである。また、特に断りがない限り、部は重量部を意味し、%は重量%を意味する。
【0050】
(密度の測定)
樹脂の密度(g/cm
3)は、ASTM D1505に準拠して測定された値とした。
【0051】
(MFRの測定)
MFR(g/10min)は、ASTM D1238に準拠して測定された値とした。
【0052】
(ヒステリシス試験:永久ひずみの測定方法)
伸縮性積層体をフィルム流れ方向(MD)と垂直方向(CD)が長辺となるよう幅30mm、長さ10cmに切断した。
得られた伸縮性積層体をゴム板でチャック間距離50mmになるよう引張試験機(島津製作所製:AG−IS 50kN)にセットし、引張速度300mm/min、移動距離50mm(100%伸長)にて予備延伸工程を実施した(50mm移動後、直ぐにチェック間を50mm戻した。このとき、伸縮性積層体には永久ひずみ分のたるみが生じている状態となっている)。
次いで、同一測定条件にてチャック間を少しずつ広げ、ロードセルで応力を感知できる(0.1N/30mmに到達する点)点までチャックを移動させ永久ひずみ量分のたるみを調整した(このときの移動量を永久ひずみ:X
0とする)。
0.1N/30mmの地点をゼロ点とし、再度50mmの移動距離で伸長試験を行い(50mm移動後、直ぐにチェック間を50mm戻した)1回目の測定を実施し、前記と同様にして1回目測定後の永久ひずみ(X
1)を測定した。この作業を計4回繰り返した。
前記と同様にして各回での永久ひずみ(X
2、X
3、X
4)を測定した。
上記にて得られたデータから、「ヒステリシス試験を4回行った後の永久ひずみ」を下記の計算式に基づき算出した。
〔(X
1+X
2+X
3+X
4)/50〕×100(%)
なお、伸縮積層体が、製造工程等で予備延伸工程(活性化工程)を経ている場合は、ヒステリシス試験における予備延伸工程は不要として測定する。
【0053】
(フィット感評価)
伸縮性積層体をフィルム流れ方向(MD)と垂直方向(CD)となるようにオムツサイド用伸縮体へ組み付け(オムツ本体側接着幅7cm、サイドテープ側幅4cmの台形型)、実際の使用環境に合わせ、繰り返し貼り付け性を評価した。4回連続で同位置への貼り直し作業を行い、フィルム伸長が発生して緩みを感じた場合を×、感じない場合を○とした。
【0054】
(耐熱性評価)
伸縮性積層体を、室温下ならびに40℃、相対湿度92%の環境下に1週間保存し、ヒステリシス試験と同一のサンプル形状・同一試験機・同一チャック間距離にて引張速度300mm/minにて破断まで測定した。200%伸長時の強度を測定し、室温保存品と比較し、強度が10%以上低下したものを×とした。
【0055】
(成形条件)
実施例および比較例において、2種3層(A層/B層/A層)押し出しTダイ成形機を用いてエラストマー層(以下、弾性フィルムとも称す)を押出成形した。その押出温度は以下の条件にて実施した。
A層:200℃
B層:200℃
ダイス温度:200℃
押出された弾性フィルムはロール上にてホットメルト粘着剤をストライプ状(粘着剤層の幅:1mm、間隔:1mm)に塗布された不織布と両面を貼り合わされ、伸縮性積層体を得た。
【0056】
(成形時耐熱性評価)
上記成形条件にて成形した際にTダイのダイスリップ部に目やにと呼ばれる樹脂劣化物が発生したものを×、発生していないものを○とした。
【0057】
〔実施例1〕
オレフィン系樹脂(エクソンモービル社製、商品名:ビスタマックス6202、密度=0.861g/cm
3、MFR=18.0g/10min)100重量%を押出機のA層に、オレフィン系樹脂(エクソンモービル社製、商品名:ビスタマックス6202、密度=0.861g/cm
3、MFR=18.0g/10min)67重量%、オレフィン系樹脂(三井化学株式会社製、商品名:タフマーPN−3560、密度=0.866g/cm
3、MFR=6.0g/10min)30重量%、白色顔料(酸化チタン、Dupont製、商品名:Ti−Pure R103)3重量%を配合したものを押出機のB層に投入し、A層/B層/A層=9μm/42μm/9μm、計60μmの弾性フィルムを押し出した。
次に、SIS系ホットメルト粘着剤(ベントバンチェリック製、商品名AC280)をストライプ状(粘着剤層の幅:1mm、間隔:1mm)に塗布(30g/m
2)した不織布(PPカーデッドタイプ、坪量24gsm)を、押し出された弾性フィルムの冷却ロール上で弾性フィルムの両面にラミネーションし、伸縮性積層体(1)を得た。
結果を表1に示した。
【0058】
〔実施例2〕
オレフィン系樹脂(エクソンモービル社製、商品名:ビスタマックス6202、密度=0.861g/cm
3、MFR=18.0g/10min)100重量%を押出機のA層に、オレフィン系樹脂(エクソンモービル社製、商品名:ビスタマックス6202、密度=0.861g/cm
3、MFR=18.0g/10min)67重量%、オレフィン系樹脂(三井化学株式会社製、商品名:タフマーPN−3560、密度=0.866g/cm
3、MFR=6.0g/10min)30重量%、白色顔料(酸化チタン、Dupont製、商品名:Ti−Pure R103)3重量%を配合したものを押出機のB層に投入し、A層/B層/A層=6.75μm/31.5μm/6.75μm、計45μmの弾性フィルムを押し出した。
次に、SIS系ホットメルト粘着剤(ベントバンチェリック製、商品名AC280)をストライプ状(粘着剤層の幅:1mm、間隔:1mm)に塗布(30g/m
2)した不織布(PPカーデッドタイプ、坪量24gsm)を、押し出された弾性フィルムの冷却ロール上で弾性フィルムの両面にラミネーションし、伸縮性積層体(2)を得た。
結果を表1に示した。
【0059】
〔実施例3〕
オレフィン系樹脂(エクソンモービル社製、商品名:ビスタマックス6202、密度=0.861g/cm
3、MFR=18.0g/10min)100重量%を押出機のA層に、オレフィン系樹脂(エクソンモービル社製、商品名:ビスタマックス6202、密度=0.861g/cm
3、MFR=18.0g/10min)47重量%、オレフィン系樹脂(三井化学株式会社製、商品名:タフマーPN−3560、密度=0.866g/cm
3、MFR=6.0g/10min)50重量%、白色顔料(酸化チタン、Dupont製、商品名:Ti−Pure R103)3重量%を配合したものを押出機のB層に投入し、A層/B層/A層=9μm/42μm/9μm、計60μmの弾性フィルムを押し出した。
次に、SIS系ホットメルト粘着剤(ベントバンチェリック製、商品名AC280)をストライプ状(粘着剤層の幅:1mm、間隔:1mm)に塗布(30g/m
2)塗布した不織布(PPカーデッドタイプ、坪量24gsm)を、押し出された弾性フィルムの冷却ロール上で弾性フィルムの両面にラミネーションし、伸縮性積層体(3)を得た。
結果を表1に示した。
【0060】
〔実施例4〕
オレフィン系樹脂(エクソンモービル社製、商品名:ビスタマックス6202、密度=0.861g/cm
3、MFR=18.0g/10min)100重量%を押出機のA層に、オレフィン系樹脂(エクソンモービル社製、商品名:ビスタマックス6202、密度=0.861g/cm
3、MFR=18.0g/10min)27重量%、オレフィン系樹脂(三井化学株式会社製、商品名:タフマーPN−3560、密度=0.866g/cm
3、MFR=6.0g/10min)70重量%、白色顔料(酸化チタン、Dupont製、商品名:Ti−Pure R103)3重量%を配合したものを押出機のB層に投入し、A層/B層/A層=9μm/42μm/9μm、計60μmの弾性フィルムを押し出した。
次に、SIS系ホットメルト粘着剤(ベントバンチェリック製、商品名AC280)をストライプ状(粘着剤層の幅:1mm、間隔:1mm)に塗布(30g/m
2)した不織布(PPカーデッドタイプ、坪量24gsm)を、押し出された弾性フィルムの冷却ロール上で弾性フィルムの両面にラミネーションし、伸縮性積層体(4)を得た。
結果を表1に示した。
【0061】
〔実施例5〕
オレフィン系樹脂(エクソンモービル社製、商品名:ビスタマックス6202、密度=0.861g/cm
3、MFR=18.0g/10min)67重量%、オレフィン系樹脂(三井化学株式会社製、商品名:タフマーPN−3560、密度=0.866g/cm
3、MFR=6.0g/10min)30重量%、白色顔料(酸化チタン、Dupont製、商品名:Ti−Pure R103)3重量%を配合したものを、押出機のA層、B層に投入し、A層/B層/A層=9μm/42μm/9μm、計60μmの弾性フィルムを押し出した。
次に、SIS系ホットメルト粘着剤(ベントバンチェリック製、商品名AC280)をストライプ状(粘着剤層の幅:1mm、間隔:1mm)に塗布(30g/m
2)した不織布(PPカーデッドタイプ、坪量24gsm)を、押し出された弾性フィルムの冷却ロール上で弾性フィルムの両面にラミネーションし、伸縮性積層体(5)を得た。
結果を表1に示した。
【0062】
〔実施例6〕
オレフィン系樹脂(エクソンモービル社製、商品名:ビスタマックス6202、密度=0.861g/cm
3、MFR=18.0g/10min、)27重量%、オレフィン系樹脂(三井化学株式会社製、商品名:タフマーPN−3560、密度=0.866g/cm
3、MFR=6.0g/10min、)70重量%、白色顔料(酸化チタン、Dupont製、商品名:Ti−Pure R103)3重量%を配合したものを、押出機のA層、B層に投入し、A層/B層/A層=9μm/42μm/9μm、計60μmの弾性フィルムを押し出した。
次に、SIS系ホットメルト粘着剤(ベントバンチェリック製、商品名AC280)をストライプ状(粘着剤層の幅:1mm、間隔:1mm)に塗布(30g/m
2)した不織布(PPカーデッドタイプ、坪量24gsm)を、押し出された弾性フィルムの冷却ロール上で弾性フィルムの両面にラミネーションし、伸縮性積層体(6)を得た。
結果を表1に示した。
【0063】
〔実施例7〕
オレフィン系樹脂(エクソンモービル社製、商品名:ビスタマックス6202、密度=0.861g/cm
3、MFR=18.0g/10min)100重量%を押出機のA層に、オレフィン系樹脂(エクソンモービル社製、商品名:ビスタマックス6202、密度=0.861g/cm
3、MFR=18.0g/10min)67重量%、オレフィン系樹脂(エクソンモービル社製、商品名:ビスタマックス3980FL、密度=0.879g/cm
3、MFR=8.3g/10min)30重量%、白色顔料(酸化チタン、Dupont製、商品名:Ti−Pure R103)3重量%を配合したものを押出機のB層に投入し、A層/B層/A層=9μm/42μm/9μm、計60μmの弾性フィルムを押し出した。
次に、SIS系ホットメルト粘着剤(ベントバンチェリック製、商品名AC280)をストライプ状(粘着剤層の幅:1mm、間隔:1mm)に塗布(30g/m
2)した不織布(PPカーデッドタイプ、坪量24gsm)を、押し出された弾性フィルムの冷却ロール上で弾性フィルムの両面にラミネーションし、伸縮性積層体(7)を得た。
結果を表1に示した。
【0064】
〔実施例8〕
オレフィン系樹脂(エクソンモービル社製、商品名:ビスタマックス6202、密度=0.861g/cm
3、MFR=18.0g/10min)100重量%を押出機のA層に、オレフィン系樹脂(エクソンモービル社製、商品名:ビスタマックス6202、密度=0.861g/cm
3、MFR=18.0g/10min)67重量%、オレフィン系樹脂(エクソンモービル社製、商品名:ビスタマックス3980FL、密度=0.879g/cm
3、MFR=8.3g/10min)30重量%、白色顔料(酸化チタン、Dupont製、商品名:Ti−Pure R103)3重量%を配合したものを押出機のB層に投入し、A層/B層/A層=6.75μm/31.5μm/6.75μm、計45μmの弾性フィルムを押し出した。
次に、SIS系ホットメルト粘着剤(ベントバンチェリック製、商品名AC280)をストライプ状(粘着剤層の幅:1mm、間隔:1mm)に塗布(30g/m
2)した不織布(PPカーデッドタイプ、坪量24gsm)を、押し出された弾性フィルムの冷却ロール上で弾性フィルムの両面にラミネーションし、伸縮性積層体(8)を得た。
結果を表1に示した。
【0065】
〔実施例9〕
SIS系樹脂(日本ゼオン株式会社製、商品名:クインタック3390、スチレン含有量=48%、MFR=15.0g/10min)97重量%、白色顔料(酸化チタン、Dupont製、商品名:Ti−Pure R103)3重量%を配合したものを、押出機のA層、B層に投入し、A層/B層/A層=9μm/42μm/9μm、計60μmの弾性フィルムを押し出した。
次に、SIS系ホットメルト粘着剤(ベントバンチェリック製、商品名AC280)をストライプ状(粘着剤層の幅:1mm、間隔:1mm)に塗布(30g/m
2)した不織布(PPカーデッドタイプ、坪量24gsm)を、押し出された弾性フィルムの冷却ロール上で弾性フィルムの両面にラミネーションし、伸縮性積層体(9)を得た。
結果を表2に示した。
【0066】
〔実施例10〕
SIS系樹脂(日本ゼオン株式会社製、商品名:クインタック3620、スチレン含有量=14%、MFR=9.0g/10min)97重量%、白色顔料(酸化チタン、Dupont製、商品名:Ti−Pure R103)3重量%を配合したものを、押出機のA層、B層に投入し、A層/B層/A層=9μm/42μm/9μm、計60μmの弾性フィルムを押し出した。
次に、SIS系ホットメルト粘着剤(ベントバンチェリック製、商品名AC280)をストライプ状(粘着剤層の幅:1mm、間隔:1mm)に塗布(30g/m
2)した不織布(PPカーデッドタイプ、坪量24gsm)を、押し出された弾性フィルムの冷却ロール上で弾性フィルムの両面にラミネーションし、伸縮性積層体(10)を得た。
結果を表2に示した。
【0067】
〔実施例11〕
SEBS系樹脂(旭化成ケミカルズ製、商品名:タフテックH1041、スチレン含有量=30%、MFR=5.0g/10min)97重量%、白色顔料(酸化チタン、Dupont製、商品名:Ti−Pure R103)3重量%を配合したものを、押出機のA層、B層に投入し、A層/B層/A層=9μm/42μm/9μm、計60μmの弾性フィルムを押し出した。
次に、SIS系ホットメルト粘着剤(ベントバンチェリック製、商品名AC280)をストライプ状(粘着剤層の幅:1mm、間隔:1mm)に塗布(30g/m
2)した不織布(PPカーデッドタイプ、坪量24gsm)を、押し出された弾性フィルムの冷却ロール上で弾性フィルムの両面にラミネーションし、伸縮性積層体(11)を得た。
結果を表2に示した。
【0068】
〔比較例1〕
SEBS系樹脂(JSR製、商品名:ダイナロン8600P、スチレン含有量=15%、MFR=30.0g/10min)97重量%、白色顔料(酸化チタン、Dupont製、商品名:Ti−Pure R103)3重量%を配合したものを、押出機のA層、B層に投入し、A層/B層/A層=9μm/42μm/9μm、計60μmの弾性フィルムを押し出した。
次に、SIS系ホットメルト粘着剤(ベントバンチェリック製、商品名AC280)をストライプ状(粘着剤層の幅:1mm、間隔:1mm)に塗布(30g/m
2)した不織布(PPカーデッドタイプ、坪量24gsm)を、押し出された弾性フィルムの冷却ロール上で弾性フィルムの両面にラミネーションし、伸縮性積層体(C1)を得た。
結果を表2に示した。
【0069】
〔比較例2〕
SEBS系樹脂(旭化成ケミカルズ製、商品名:タフテックH1051、スチレン含有量=67%、MFR=2.0g/10min)97重量%、白色顔料(酸化チタン、Dupont製、商品名:Ti−Pure R103)3重量%を配合したものを、押出機のA層、B層に投入し、A層/B層/A層=9μm/42μm/9μm、計60μmの弾性フィルムを押し出した。
次に、SIS系ホットメルト粘着剤(ベントバンチェリック製、商品名AC280)をストライプ状(粘着剤層の幅:1mm、間隔:1mm)に塗布(30g/m
2)した不織布(PPカーデッドタイプ、坪量24gsm)を、押し出された弾性フィルムの冷却ロール上で弾性フィルムの両面にラミネーションし、伸縮性積層体(C2)を得た。
結果を表2に示した。
【0070】
〔比較例3〕
オレフィン系樹脂(日本ポリプロ製、商品名:ウィンテックWFX4、密度=0.900g/cm
3、MFR=7.0g/10min)97重量%、白色顔料(酸化チタン、Dupont製、商品名:Ti−Pure R103)3重量%を配合したものを、押出機のA層、B層に投入し、A層/B層/A層=9μm/42μm/9μm、計60μmの弾性フィルムを押し出した。
次に、SIS系ホットメルト粘着剤(ベントバンチェリック製、商品名AC280)をストライプ状(粘着剤層の幅:1mm、間隔:1mm)に塗布(30g/m
2)した不織布(PPカーデッドタイプ、坪量24gsm)を、押し出された弾性フィルムの冷却ロール上で弾性フィルムの両面にラミネーションし、伸縮性積層体(C3)を得た。
結果を表2に示した。
【0071】
〔比較例4〕
オレフィン系樹脂(日本ポリプロ製、商品名:ウェルネックス RFGV4A、密度=0.890g/cm
3、MFR=6.0g/10min)97重量%、白色顔料(酸化チタン、Dupont製、商品名:Ti−Pure R103)3重量%を配合したものを、押出機のA層、B層に投入し、A層/B層/A層=9μm/42μm/9μm、計60μmの弾性フィルムを押し出した。
次に、SIS系ホットメルト粘着剤(ベントバンチェリック製、商品名AC280)をストライプ状(粘着剤層の幅:1mm、間隔:1mm)に塗布(30g/m
2)した不織布(PPカーデッドタイプ、坪量24gsm)を、押し出された弾性フィルムの冷却ロール上で弾性フィルムの両面にラミネーションし、伸縮性積層体(C4)を得た。
結果を表2に示した。
【0072】
〔比較例5〕
EVA系樹脂(三井デュポン製、商品名:エバフレックスP−1007、密度=930g/cm
3、MFR=9.0g/10min:JIS K7210−1999 190℃、2.16kg重)97重量%、白色顔料(酸化チタン、Dupont製、商品名:Ti−Pure R103)3重量%を配合したものを、押出機のA層、B層に投入し、A層/B層/A層=9μm/42μm/9μm、計60μmの弾性フィルムを押し出した。
次に、SIS系ホットメルト粘着剤(ベントバンチェリック製、商品名AC280)をストライプ状(粘着剤層の幅:1mm、間隔:1mm)に塗布(30g/m
2)した不織布(PPカーデッドタイプ、坪量24gsm)を、押し出された弾性フィルムの冷却ロール上で弾性フィルムの両面にラミネーションし、伸縮性積層体(C5)を得た。
結果を表2に示した。
【0073】
【表1】
【0074】
【表2】