特許第6326052号(P6326052)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6326052グラスランシステム用のプラスチックチャネル組立体−ベルト下ブラケット
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6326052
(24)【登録日】2018年4月20日
(45)【発行日】2018年5月16日
(54)【発明の名称】グラスランシステム用のプラスチックチャネル組立体−ベルト下ブラケット
(51)【国際特許分類】
   B60J 1/17 20060101AFI20180507BHJP
   B60J 10/74 20160101ALI20180507BHJP
【FI】
   B60J1/17 B
   B60J10/74
【請求項の数】20
【全頁数】12
(21)【出願番号】特願2015-527565(P2015-527565)
(86)(22)【出願日】2013年8月14日
(65)【公表番号】特表2015-530953(P2015-530953A)
(43)【公表日】2015年10月29日
(86)【国際出願番号】US2013054884
(87)【国際公開番号】WO2014028586
(87)【国際公開日】20140220
【審査請求日】2016年7月25日
(31)【優先権主張番号】61/682,967
(32)【優先日】2012年8月14日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】506341607
【氏名又は名称】クーパー−スタンダード・オートモーティブ・インコーポレーテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100140109
【弁理士】
【氏名又は名称】小野 新次郎
(74)【代理人】
【識別番号】100075270
【弁理士】
【氏名又は名称】小林 泰
(74)【代理人】
【識別番号】100101373
【弁理士】
【氏名又は名称】竹内 茂雄
(74)【代理人】
【識別番号】100118902
【弁理士】
【氏名又は名称】山本 修
(74)【代理人】
【識別番号】100093089
【弁理士】
【氏名又は名称】佐久間 滋
(72)【発明者】
【氏名】ビーチ,ダニエル・エス
【審査官】 佐々木 智洋
(56)【参考文献】
【文献】 特開平06−297955(JP,A)
【文献】 特開平10−044785(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B60J 1/17
B60J 10/74
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
底部材に沿って相互接続された、第1および第2の側壁を有し、関連する窓ガラス縁部をその中に受け入れるように構成された空洞を形成する、ウェザーストリップと、
底壁と、前記ウェザーストリップを少なくとも部分的にその中に受け入れるように構成された空洞を有する支持部材であって、該支持部材の第1の端部が、それぞれが前記ウェザーストリップの端部領域と動作可能に係合する、第1および第2の保持部材を含み、前記第1および第2の保持部材の間の開口が、前記底部材の前記端部領域を受け入れるように寸法決めされている、前記支持部材と
を備え、
前記ウェザーストリップの底部材の端部領域が、前記支持部材の底壁から下向きに傾斜して前記開口に受け入れられる、
ベルト下ブラケット組立体。
【請求項2】
前記支持部材は、前記ウェザーストリップの第1および第2の側壁のそれぞれを受け入れる第1および第2の側壁を含み、前記底壁は前記第1および第2の側壁を相互接続する、請求項1に記載の組立体。
【請求項3】
前記底壁が、前記ウェザーストリップ底部材の前記端部領域を受け入れるように寸法決めされた前記開口を含む、請求項2に記載の組立体。
【請求項4】
ウェザーストリップ底部材の前記端部領域が、前記開口を介して前記支持部材底壁から下向きに傾斜している、請求項3に記載の組立体。
【請求項5】
前記第1および第2の側壁が、前記端部領域に沿って、相互に分岐する、請求項に記載の組立体。
【請求項6】
前記第1および第2の保持部材が、前記ウェザーストリップ底部材の上表面に当接して、前記ウェザーストリップ底部材の末端部を前記支持部材底壁の下方に位置決めするように構成されている、請求項に記載の組立体。
【請求項7】
前記第1および第2の保持部材は、前記支持部材側壁のそれぞれの末端部から、前記支持部材空洞中に延びている、請求項に記載の組立体。
【請求項8】
前記第1および第2の保持部材の下縁部は、前記ウェザーストリップの第1および第2の側壁とのそれぞれの界面に沿って、前記ウェザーストリップ底部材の上表面と係合するように構成されている、請求項に記載の組立体。
【請求項9】
前記底壁は、前記支持部材の長手方向長さの少なくとも一部分に沿って延びる、少なくとも1つの補強部材を含む、請求項に記載の組立体。
【請求項10】
前記少なくとも1つの補強部材が、前記支持部材の外表面に沿った、第1および第2の連続リブを含む、請求項9に記載の組立体。
【請求項11】
延長方向に沿って、互いに間隔を空けて配置された第1および第2の端部を有する、細長い、実質的に剛性のあるベルト下のブラケットであって、互いに間隔を空けて配置されるとともに、底壁によって1つの縁部に沿って相互接続されて空洞を画定する、第1および第2の側壁を有し、前記底壁は、前記第1の端部に、前記ブラケットの前記第2の端部に向かって限定された寸法だけ内向きに延びる凹部を含む、前記ブラケットと、
ブラケットと実質的に同境界(co-terminous)で、延長方向に沿って相互に間隔を空けて配置された第1および第2の端部を有する非支持のグラスランであって、底部材によって連結されるとともに、前記ブラケットの空洞に少なくとも部分的な受け入れに対して寸法決めされた、第1および第2の側壁を含み、前記グラスランの前記底部材、第1の側壁、および第2の側壁は、それぞれ、前記ブラケットの前記底壁、第1の側壁、および第2の側壁に沿った受け入れに対して寸法決めされており、前記グラスランの前記第1および第2の側壁が、前記ブラケットの前記第1および第2の側壁の先端末縁部のそれぞれを超えて延びており、前記底部材の末端部領域が前記ブラケットの底壁凹部に受け入れられている、前記グラスランと
を含む、グラスランシステム。
【請求項12】
前記ブラケットの前記第1および第2の側壁が、前記グラスランの前記第1および第2の側壁と動作可能に係合するために、前記第1の端部に保持部材をそれぞれ含む、請求項11に記載のグラスランシステム。
【請求項13】
前記保持部材が、前記第2の端部のそれと反対の長手方向において、前記ブラケットの前記第1の端部において外向きに延びている、請求項12に記載のグラスランシステム。
【請求項14】
各保持部材が、概してU形フック構造を含み、前記フックの第1の脚は、前記ブラケットの前記第1の端部において長手方向に延びており、第2の脚は、反対の長手方向において、前記ブラケットの前記第2の端部に向かって延びている、請求項12に記載のグラスランシステム。
【請求項15】
前記保持部材の前記第1および第2の脚が、前記グラスランの前記第1および第2の側壁を受け入れる第1の寸法だけ間隔を空けられている、請求項14に記載のグラスランシステム。
【請求項16】
前記底部材が、前記保持部材の前記第2の脚の下に延び、それによって前記ウェザーストリップ底部材の末端部が、前記支持部材底壁の下方に位置づけされる、請求項15に記載のグラスランシステム。
【請求項17】
前記グラスランが、前記グラスランの前記第1および第2の側壁のそれぞれから延びる、カバーリップおよびシーリングリップを含み、前記カバーリップが、前記それぞれのブラケット側壁の末縁部の上を延びるように、それぞれ構成され、前記シーリングリップが、前記グラスラン内に受け入れられた関連する車両窓ガラス縁部の反対面と選択的に係合するための、前記底部材に向かって内向きに延びる、請求項11に記載のグラスランシステム。
【請求項18】
関連する自動車両用のグラスラン組立体を製作する方法であって、
延長方向に沿って互いに間隔を空けて配置された、第1および第2の端部を有するグラスランを準備するステップであって、前記グラスランが、底部材によって連結された第1および第2の側壁を含むステップと、
延長方向に沿って互いに間隔を空けて配置された第1および第2の端部を有するベルト下の剛性ブラケットを準備するステップであって、前記ブラケットが、互いに間隔を空けて配置されるとともに、底壁によって1つの縁部に沿って相互接続されて空洞を画定する、第1および第2の側壁を含み、前記底壁は、前記第1の端部に、前記ブラケットの第2の端部に向かって限定された寸法だけ内向きに延びる凹部を含むステップと、
前記グラスラン底部材の前記第1の端部が、前記ブラケットの前記第1の端部における凹部に受け入れられるように、前記グラスランを、前記ブラケット空洞内に位置決めするステップと
を含む、方法。
【請求項19】
前記ブラケット準備ステップが、第1および第2の保持部材を、前記グラスランの前記第1および第2の側壁の末端の第1の端部をそれぞれ受け入れるブラケットの第1および第2の側壁上にそれぞれ設けるステップを含む、請求項18に記載の方法。
【請求項20】
前記グラスラン位置決めステップが、グラスラン底部材の前記末端部を、前記第1および第2の保持部材の下に設置することを含む、請求項19に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[0001]本開示は、一般に窓開口のベルトラインより下の車両ドアのフレームに装着される、ベルト下チャネルシステムに関する。より詳細には、本開示は、一般に、窓開口に対して昇降される車両窓ガラスの縁部を受け入れるか、または誘導する、グラスランと呼ばれるものに関する。
【背景技術】
【0002】
[0002]プラスチックまたはEPDM型材料で形成され、押出し品(extrusion)と呼ばれる、同様に輪郭形成されたC形のウェザーストリップまたはウェザーシールを受け入れる、概してC形の支持チャネルまたはブラケットを設けることが知られている。C形輪郭の開口領域は、窓ガラスの縁部を受け入れて、車両ドアに対して窓ガラスが昇降されるときに、窓ガラスを誘導する。
【0003】
[0003]押出し品をベルト下ブラケット組立体に機械的に連結するために、押出し品の末端部は、通常、切欠き加工、すなわち選択された場所が切削されて、押出し品の第1および第2の側壁が、相互接続している押出し品の底部材と独立に屈曲するか、または動くことを可能にする。この切欠きによって、第1および第2の側壁を、底部材に対してより大きく、外向きに広げるか、またはテーパーをつけ、それによってブラケットの第1の端部における入口寸法を拡大することが可能となる。この切欠き加工作業は、最終組立てに追加のコストを付加する。例えば、この切欠き加工を実施するために、機械を専用化しなくてはならない。さらに、支持ブラケット内のテーパーがつけられた開口上で、切欠き加工された端部を輪郭形成しなくてはならない。
【0004】
[0004]代替的な構成においては、押出し品の末端部は、相互接続されたままであり(切欠き加工なし)、第1および第2の側壁は、底部材に対して外向きに曲げられるか、または広げられている。第1および第2の側壁は、ブラケットの末端部から内向きに間隔の空けられた保持部材の中に受け入れられる。不都合なことに、押出し品が、輸送、組立中、または使用中にブラケットから外れる可能性がある。この構造的な組立ては、また、ガラスがグラスラン組立体中に進入するときに円滑に移行しないという潜在的な問題、および進行する窓ガラスとグラスラン組立体のウェザーストリップとの間に干渉が発生する可能性に直面する。
【0005】
[0005]これらの知られている構成はまた、ガラススラップ(glass slap)、すなわち、不十分なクリアランスが与えられて、ガラスとブラケットの間の接触によってドアが閉じられるときに可聴音が発生する状態の可能性がある。
【0006】
[0006]さらに別の問題は、製造中のプラスチックブラケットの歪みまたは反り(warping)に関連する。
[0007]したがって、これら指摘の問題およびその他を、経済的で、簡便で、効果的な方法で克服する、改良型のベルト下ブラケット構成に対するニーズがある。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0007】
[0008]ベルト下ブラケット組立体は、底部材に相互接続された第1および第2の側壁を有して、関連する窓ガラス縁部を受け入れるように構成された空洞を形成する、ウェザーストリップを含む。この組立体は、さらに、ウェザーストリップを少なくとも部分的にその中に受け入れるように構成された空洞を有する支持部材を含み、この支持部材は、第1端部において、ウェザーストリップの端部領域をそれぞれ動作可能に係合する、第1および第2の保持部材を含み、第1および第2の保持部材の間の開口/凹部は、底部材の端部領域を受け入れるように寸法決めされている。
【0008】
[0009]支持部材は、ウェザーストリップの第1および第2の側壁をそれぞれ受け入れる第1および第2の側壁と、支持部材の第1および第2の側壁を相互接続する底壁とを含む。
【0009】
[0010]支持部材底壁は、ウェザーストリップ底部材の端部領域を受け入れるように寸法決めされた開口/凹部を含む。
[0011]ウェザーストリップ底部材の端部領域は、開口/凹部を介して支持部材の底壁から下向きに傾斜している。
【0010】
[0012]第1および第2の側壁は、端部領域に沿って、相互に分岐している。
[0013]第1および第2の保持部材は、ウェザーストリップ底部材の上表面に適用して、ウェザーストリップ底部材の末端部を支持部材の底壁の下方に位置決めするように構成されている。
【0011】
[0014]第1および第2の保持部材は、支持部材側壁のそれぞれの末端部から、支持部材空洞中に延びている。
[0015]第1および第2の保持部材の下縁部は、ウェザーストリップの第1および第2の側壁とのそれぞれの界面に沿って、ウェザーストリップ底部材の上表面と係合するように構成されている。
【0012】
[0016]底壁は、支持部材の長手方向長さの少なくとも一部分に沿って延びる少なくとも1つの補強部材を含み、好ましくは第1および第2の連続リブが、支持部材の外表面に沿って設けられている。
【0013】
[0017]保持部材は、第2の端部のそれと反対の長手方向において、ブラケットの第1の端部において外向きに延びる。
[0018]各保持部材は、ハルク(Hulk)の第1の脚が、ブラケットの第1の端部の長手方向に延びて、第2の脚が、反対の長手方向において、ブラケットの第2の端部に向かって延びる、概してU形のフックコンファメーション(hook confirmation)を含む。
【0014】
[0019]保持部材の第1および第2の脚は、グラスランの第1および第2の側壁を受け入れる第1の寸法だけ、間隔を空けられている。
[0020]関連する自動車両用のグラスラン組立体の製作方法は、延長方向に沿って互いに間隔を空けて配置された、第1および第2の端部を有するグラスランを準備するステップを含み、グラスランは、底部材によって連結された、第1および第2の側壁を含む。方法は、延長方向に沿って間隔を空けて配置された、第1および第2の端部を有する剛性ブラケットを準備するステップをさらに含み、ブラケットは、互いに間隔を空けて配置されるとともに、底壁によって1つの縁部に沿って相互接続されて空洞を画定する、第1および第2の側壁を含む。底壁は、第1の端部に、ブラケットの第2の端部に向かって限定された寸法だけ内向きに延びる、凹部を含む。方法は、グラスラン底部材の第1の端部が、ブラケットの第1の端部における凹部に受け入れられるように、グラスランをブラケット空洞内に位置決めするステップをさらに含む。
【0015】
[0021]ブラケット準備ステップが、第1および第2の保持部材を、グラスランの第1および第2の側壁の末端の第1の端部を受け入れる第1および第2の側壁上に設けることを含む。
【0016】
[0022]グラスラン位置決めステップは、グラスラン底部材の末端部を、第1および第2の保持部材の下に設置することを含む。
【発明の効果】
【0017】
[0023]ベルト下ブラケット組立体の第1の便益は、支持部材/ブラケット内でのウェザーストリップの保持が改善されることである。
[0024]別の利点は、ガラス干渉を防止するための、改良された入口開口である。
【0018】
[0025]さらに別の便益は、窓ガラスとの係合を最大化するように、ブラケットの端部に隣接して押出し品を位置決めすることにある。
[0026]保持部材設置によって、ガラススラップを低減するように、追加のクリアランスが生成される。
【0019】
[0027]さらなる利点は、押出し品をブラケットに装着するための、切欠き加工ステップの廃止に関連する。
[0028]さらに別の便益は、収縮率の制御の改善、および反り防止機構の提供にある。
【0020】
[0029]本開示のさらに別の便益および利点は、以下の詳細な説明を読んで理解すれば明白になるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0021】
図1】[0030]図1は、グラスランシステム用のベルト下ブラケット組立体の背面を示す図である。
図2】[0031]図2は、従来型のベルト下ブラケット組立体の第1の端部の拡大図である。
図3】[0032]図3は、新規のベルト下ブラケット組立体の第1の端部の拡大図である。
図4】[0033]図4は、図3のベルト下ブラケット組立体の第1の端部の背面の拡大図である。
図5】[0034]図5は、図3の5−5線に概して沿って見た、横断面図である。
図6】[0035]図6は、新規なベルト下ブラケット組立体の第1の端部のさらなる拡大図である。
図7】[0036]図7は、新規なベルト下ブラケット組立体の第1の端部のさらなる拡大図である。
図8】[0037]図8は、図示を容易にするために、ブラケットの側壁の1つとウェザーストリップを取り除いた、新規なベルト下ブラケット組立体の第1の端部の拡大図である。
図9】[0038]図9は、図2のベルト下ブラケット組立体の第1の端部の端面図である。
図10】[0039]図10は、新規なベルト下ブラケット組立体の第1の端部の端面図である。
図11】[0040]図11は、従来型のベルト下ブラケット組立体の従来式の切欠き加工作業を示す図である。
図12】[0041]図12は、新規なベルト下ブラケット組立体のウェザーストリップの第1の端部の最終形状を示す図である。
図13】[0042]図13は、ベルト下ブラケット組立体の代替的実施形態の斜視図である。
図14図14は、ベルト下ブラケット組立体の代替的実施形態の反対側の斜視図である。
図15】[0043]図15は、図13および14の代替的なベルト下ブラケット組立体の一端の拡大斜視図である。
図16図16は、図13および14の代替的なベルト下ブラケット組立体の一端の拡大斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
[0044]図1は、支持部材、チャネル、または、好ましい構成においてはポリマーまたはプラスチックで形成されるブラケット110を含む、ベルト下ブラケット組立体100を示す。ブラケットは、長手方向に間隔が空けられている、第1および第2の端部112、114を有する。ブラケットは、車両ドア内のベルト下位置におけるブラケット110を固定する、締付け具(図示せず)を受け入れる、締付け部分116をさらに含む。ブラケット110は、第1の縁部または下縁部に沿って底壁124にそれぞれ相互接続されている、第1の側壁120と第2の側壁122とを含む。各側壁120、122の第2の縁部または上縁部は、末縁部を形成する。合わせて、側壁120、122および底壁124は、ウェザーストリップまたはグラスラン140を受け入れるように寸法決めされて構成された空洞126を画定する。
【0023】
[0045]グラスラン140は、底部材146によって相互接続されている、第1および第2の側壁142、144を同様に含む。グラスラン140がブラケットの空洞126内に受け入れられると、側壁120/142および122/144は、概して互いに整列し、ブラケットの底壁124は、ウェザーストリップの底部材146を支持する。さらに、ウェザーストリップ140は、各側壁の上端部の位置における空洞から外向きに離れて延びる、第1および第2のカバーリップ148、150を含む。おそらく図4および図5において最も良く図解されるように、カバーリップ148、150は、各ブラケット側壁120、122の上方末端部の上方に延びる。さらに、第1および第2のシールリップ152、154は、各側壁142、144の上端部における位置から、相互の方向に、すなわち、窓ガラス(図示せず)の縁部を受け入れる空洞156に向かって延びる。当業者は、シールリップ152、154は、実際には図5に示されるように互いに貫通して延びているのではなく、グラスランブラケット組立体に窓ガラスが不在のときには、互いに当接するように形成されている。ウェザーストリップ140は、好ましくは、十分に柔軟性がある材料(ポリマープラスチック、EPDM、エラストマー、ゴム、その他)で形成され、それによって、シールリップ152、154が窓ガラスの対向面と係合すると、シールリップが曲がるか、または変形し、また窓ガラスがベルト下グラスランブラケット内に受け入れられないときには、シールリップは、互いに弾力的に係合する。
【0024】
[0046]さらに、各シールリップ152、150は、好ましくは、シールリップが対向する窓ガラス表面と係合するときの摩擦を低減する、低摩擦材料または被覆162、164を含む。空洞156の方向に内向きに面する底部材146上に、硬化摩耗表面166を設けることも知られている。
【0025】
[0047]従来、保持組立体180は、ブラケットの第1の端部に形成された(図2を参照)。第1および第2の保持部材またはフィンガ182、184は、末端部から内向きに間隔を空けられており、それによって、広げられたチャンネル部分186が、関連する窓ガラスを受け入れ、次いで、窓ガラスは、グラスラン内部での受け入れのために、窓ガラスが保持フィンガ182、184の間を通過するように、第2の端部114に向かって長手方向に進む。この構成は、グラスラン/ブラケット構造に望ましくない長さを付加する。さらに、保持組立体の下表面が、ブラケットの底壁と同じ高さであった。
【0026】
[0048]対照的に、本発明の組立体は、保持組立体内に凹部または開口190を設けることによって、この構成を改変する。より具体的に、また図1図4、および図8において最もよくわかるように、凹部/開口190は、ウェザーストリップの底部材146の端部領域が凹部/開口を通過することを可能にし、それによって底部材146は、ブラケットの底壁124の下方に傾斜する。さらに、底部材146の上表面、すなわち硬質摩耗表面166の表面は、保持組立体によって定位置に保持され、それによって底部材146は、凹部/開口190内で定位置に維持される。
【0027】
[0049]保持組立体は、フック形フィンガを両側に含む。具体的には、第1の保持フィンガ192は、第2の端部114から離れる方向において、関連するブラケット側壁120、122の第1の端部112から、長手方向、外向きに延びる。末端部において、次いで、第2の保持フィンガ194は、ブラケットの第2の端部114に向かう方向において、第1の保持フィンガ192に対して間隔を空けて延びる。第1および第2の保持フィンガ192、194は、グラスランの関連する側壁142、144の厚さを緊密に近似する、寸法を有する間隙196を形成する。第1の保持フィンガ192は、ブラケットのそれぞれの側壁142、144から外向きにテーパーがついているのが認識されるであろう。これによって、側壁142、144の構成が、グラスラン140の底部材146に対して、広がるか、または開口し、それによって第2の保持フィンガ194が、さらに間隔を空けられて、ガラススラップを低減する。さらに、第2の保持フィンガと、凹部/開口190内に受け入れられた底部材146の領域の傾斜した輪郭との間の間隔は、可動窓ガラスをより容易に収容する。
【0028】
[0050]図6図8、および図10から明らかなように、第2の保持フィンガ194は、第1の保持フィンガ192に対して輪郭形成されており、それによってグラスランのそれぞれのシールリップ152、154は間隙196内に維持される。これは、窓ガラス縁部のグラスラン中への移行を容易化するとともに、ブラケット内でのグラスランの保持を確実にする。
【0029】
[0051]改変されたブラケットを使用する結果として、図11に示されている従来技術式の切欠き加工構成は廃止される。すなわち、従来は、側壁と底部材の間の界面に隣接する、グラスランの端部領域の切欠き加工は、グラスランの末端部を開放して、グラスランがブラケット用の従来技術型構造と係合するのを可能にするために使用された。対照的に、底部材146の端部領域における、グラスランの輪郭(図解を容易にするためにブラケットを除去した状態で図12に示されている)は、底部材が開口/凹部190に受け入れられている、底部材の残部から下向きにテーパーがついており、側壁142、144は、この端部領域において外向きにテーパーがついている。
【0030】
[0052]図4および図5は、ブラケット110上の少なくとも1つの補強部材、好ましくは第1および第2の補強部材220、222をより具体的に図示している。より具体的には、補強部材220、222は、ブラケット110の底壁124内に形成されて、底壁の下表面から外向きに、すなわち空洞126から離れる方向に面している。補強部材220、222は、ブラケット120の所望の形状を維持するのを補助する。さらに、ブラケット110の横断面は、異なる壁厚の収縮率を制御するように設計されており、このことも、同様にブラケットの強化に寄与する。
【0031】
[0053]図13図16に、ベルト下ブラケットの代替的実施形態が示されている。より具体的には、ベルト下ブラケット組立体300は、同様に好ましくはポリマー材料またはプラスチック材料で形成された、支持ブラケット310を含む。先に記述した実施形態に対する主要な相違は、締付け部分316の1つが、ブラケットの端部の前方に位置していることである。簡略化と整合性の目的で、同一の構成要素は、例えば、図1におけるベルト下ブラケット組立体100を、図13におけるベルト下ブラケット組立体300と比較して、「300」系列の同一の参照数字で識別されており、新規の構成要素は新規の数字で識別される。締付け部分316を、グラスランの入口領域の軸方向外向き、または外側に位置決めすることによって、締付け部分316は、保持フィンガ392、394を超えて延長壁または壁部分330、332を有することができる。このような延長壁部分330、332は、第1の保持フィンガ392の軸方向外向きに延びて、それの連続体を形成する。延長壁部分330、332は、保持フィンガ392、394の間に画定された入口領域中に、窓ガラスをさらに誘導する役割を果たす。
【0032】
[0054]図13〜16の構成は、また、締付け具(複数可)(図示せず)を受け入れる締付け部分が、車両ドア内の異なるベルト下場所に、ブラケット110を固定することを可能にする。このことは、グラスランの一端で窓ガラスを受け入れる、改変された入口の機能を破壊することなく、達成することができる。
【0033】
[0055]好ましい実施形態を参照して、開示を説明した。勿論のこと、当業者には改変および変更が明白になるであろうが、そのような改変および変更が添付の特許請求の範囲の範囲に入る場合には、これらを範囲に含めることを意図している。
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