特許第6331475号(P6331475)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6331475
(24)【登録日】2018年5月11日
(45)【発行日】2018年5月30日
(54)【発明の名称】圧電デバイス
(51)【国際特許分類】
   H03H 9/02 20060101AFI20180521BHJP
   H01L 23/02 20060101ALI20180521BHJP
【FI】
   H03H9/02 A
   H01L23/02 C
【請求項の数】3
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2014-39318(P2014-39318)
(22)【出願日】2014年2月28日
(65)【公開番号】特開2015-164242(P2015-164242A)
(43)【公開日】2015年9月10日
【審査請求日】2016年9月16日
(73)【特許権者】
【識別番号】000003067
【氏名又は名称】TDK株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100088155
【弁理士】
【氏名又は名称】長谷川 芳樹
(74)【代理人】
【識別番号】100113435
【弁理士】
【氏名又は名称】黒木 義樹
(74)【代理人】
【識別番号】100124062
【弁理士】
【氏名又は名称】三上 敬史
(74)【代理人】
【識別番号】100145012
【弁理士】
【氏名又は名称】石坂 泰紀
(72)【発明者】
【氏名】簗田 壮司
(72)【発明者】
【氏名】斎藤 洋
(72)【発明者】
【氏名】竹屋 和人
(72)【発明者】
【氏名】森合 克成
(72)【発明者】
【氏名】稲垣 尭
(72)【発明者】
【氏名】伊丹 崇裕
(72)【発明者】
【氏名】小柳 健
(72)【発明者】
【氏名】石田 一士
【審査官】 石田 昌敏
(56)【参考文献】
【文献】 国際公開第2013/137214(WO,A1)
【文献】 特開平11−111876(JP,A)
【文献】 特開2000−236035(JP,A)
【文献】 特開2000−223606(JP,A)
【文献】 特開2007−095956(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H03H 9/02− 9/66
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
互いに対向する第1主面及び第2主面を有する、セラミックス基板と、
前記第1主面上に設けられる圧電素子と、
互いに対向する第1面及び第2面を有する枠であって、前記第1面が前記第1主面に接すると共に前記圧電素子を囲むように設けられる前記枠と、
前記枠の前記第2面に形成されている金属電気めっき層と、
前記枠に囲まれた空間を塞ぐように前記金属電気めっき層上に設けられる金属蓋と、を備えており、
前記金属電気めっき層と前記金属蓋とは、互いに抵抗溶接され、
前記枠は、前記金属電気めっき層に接触すると共に、金属及び金属酸化物を含有するコンポジット部を有する、圧電デバイス。
【請求項2】
前記枠の前記第2面は、研磨された面である、請求項1に記載の圧電デバイス。
【請求項3】
前記枠は、前記コンポジット部からなる、請求項1又は2に記載の圧電デバイス。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、圧電デバイスに関する。
【背景技術】
【0002】
圧電素子を備える圧電振動デバイスの一種として、水晶を利用した水晶発振子が知られている。水晶発振子として、平板状のセラミックス層及びセラミックス製の枠を有するパッケージと、金属製の蓋とによって囲まれる空間内に、圧電素子である水晶振動子が収容されているものが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2001−144201号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述の特許文献1では、上記枠におけるセラミックス層側の面と対向する面上に、金属製の封止用導体が設けられている。当該封止用導体と金属製の蓋とを抵抗溶接等により接合することによって、上述の空間が形成される。しかしながら、セラミックス製の枠の熱膨張係数と金属製の封止用導体の熱膨張係数とは大きく異なる。このため、封止用導体と金属製の蓋とが溶接される際に、セラミックス製の枠における封止用導体が形成された付近にクラックが発生するおそれがある。
【0005】
そこで、本発明は、クラックの発生が抑制された圧電デバイスを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る圧電デバイスは、互いに対向する第1主面及び第2主面を有する、セラミックス基板と、第1主面上に設けられる圧電素子と、互いに対向する第1面及び第2面を有する枠であって、第1面が第1主面に接すると共に圧電素子を囲むように設けられる枠と、枠の第2面上に設けられる金属層と、枠に囲まれた空間を塞ぐように金属層上に設けられる金属蓋と、を備えており、金属層と金属蓋とは、互いに抵抗溶接され、枠は、金属層に接触すると共に、金属及び金属酸化物を含有するコンポジット部を有する。
【0007】
本発明に係る圧電デバイスでは、枠は金属及び金属酸化物を含有するコンポジット部を有している。このため、コンポジット部は導電性を有し、電気めっきされることが可能になる。コンポジット部は、第2面上に設けられる金属層に接触する。金属層はコンポジット部に含有される金属と結合することにより、当該金属層が枠から剥離するのを抑制することができる。また、コンポジット部の熱膨張係数は、純粋な金属酸化物からなるセラミックスの熱膨張係数よりも、金属の熱膨張係数に近い値になる。このため、金属層と金属蓋とが互いに抵抗溶接される際のコンポジット部に対する熱衝撃が緩和され、コンポジット部内にクラックが発生することが抑制される。したがって、クラックの発生が抑制された圧電デバイスの提供が可能となる。
【0008】
また、第2面は研磨された面でもよい。この場合、金属層の平坦性が向上するため、コンポジット部と、金属層と、金属蓋との密封性が向上する。
【0009】
また、枠は、コンポジット部からなっていてもよい。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、クラックの発生が抑制された圧電デバイスを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】本実施形態に係る圧電デバイスを示す斜視図である。
図2】本実施形態に係る圧電デバイスの断面構成を説明するための図である。
図3】本実施形態に係る圧電デバイスを示す分解斜視図である。
図4】セラミックス基板の平面構成を説明するための図である。
図5】圧電素子及び枠の平面構成を説明するための図である。
図6】本実施形態の変形例に係る圧電デバイスの断面構成を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には、同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
【0013】
図1図3を参照して、本実施形態に係る圧電デバイスの構成を説明する。図1は、本実施形態に係る圧電デバイスを示す斜視図である。図2は、本実施形態に係る圧電デバイスの断面構成を説明するための図である。図3は、本実施形態に係る圧電デバイスを示す分解斜視図である。
【0014】
図1〜3に示されるように、圧電デバイス1は、交流電圧が印加されて変位することにより、所定の周波数を発振する圧電振動デバイスである。圧電デバイス1は、セラミックス基板2と、圧電素子3と、枠4と、金属蓋5とを備えている。圧電デバイス1の外観は、セラミックス基板2、枠4及び金属蓋5によって構成されている。圧電素子3は、枠4によって囲まれる空間S内に収容されている。
【0015】
セラミックス基板2は、互いに対向する長方形状の第1主面2a及び第2主面2bを有する、セラミックス製の基板である。セラミックス基板2は、金属酸化物(例えばアルミナ(Al)、ジルコニア(ZrO)又はチタニア(TiO)等)の焼結体である。以下の説明においては、第1主面2a及び第2主面2bの長辺方向をセラミックス基板2(圧電デバイス1)の「長手方向」、短辺方向をセラミックス基板2(圧電デバイス1)の「幅方向」、第1主面2a及び第2主面2bが対向する方向をセラミックス基板2(圧電デバイス1)の「厚み方向」と称する。第1主面2a及び第2主面2bの長手方向の長さは、例えば1.5mm〜4mmである。第1主面2a及び第2主面2bの幅方向の長さは、例えば1mm〜3mmである。厚み方向における第1主面2aと第2主面2bとの距離(セラミックス基板2の厚さ)は、例えば0.1mm〜0.4mmである。
【0016】
セラミックス基板2は、厚み方向に重なる長方形状のセラミックス製の第1基板11と、長方形状のセラミックス製の第2基板12とを備えている。第1基板11は、互いに対向する長方形状の第1主面11a及び第2主面11bを有する。第1主面11aは、セラミックス基板2の第1主面2aに相当する。第2基板12は、互いに対向する長方形状の第1主面12a及び第2主面12bを有する。第2主面12bは、セラミックス基板2の第2主面2bに相当する。第1基板11の第2主面11bと、第2基板12の第1主面11aとは、互いに接触している。第1基板11及び第2基板12は、互いに一体化するように焼結されている。
【0017】
セラミックス基板2の第1主面2a上には、例えば金(Au)、白金(Pt)又はニッケル(Ni)等の金属製の圧電素子搭載パッド13,14が設けられている。圧電素子搭載パッド13は、後述する導体21と、中継電極22と、導体23とを介して第2主面2b上に設けられた外部接続用端子18に電気的に接続されている。圧電素子搭載パッド14は、後述する導体31と、中継電極32と、導体33とを介して第2主面2b上に設けられた外部接続用端子19に電気的に接続されている。外部接続用端子18,19は、圧電素子搭載パッド13,14と同一の金属から構成されている。
【0018】
圧電素子3は、交流電圧が印加されることにより所定の周波数にて振動する機能を有する。圧電素子3は、互いに対向する長方形状の第1主面15a及び第2主面15bを有する水晶基板15と、第1主面15a上に主に設けられる金属製の電極16と、第2主面15b上に主に設けられる金属製の電極17とを備えている。電極16は導電性ペーストPを介して圧電素子搭載パッド13に接続されている。同様に、電極17も導電性ペーストを介して圧電素子搭載パッド14に接続されている。導電性ペーストPは、金属(例えば、金(Au)、銀(Ag)、白金(Pt)又はニッケル(Ni))等の導電性粒子が分散されている樹脂である。
【0019】
枠4は、第1主面2aを構成する各辺に沿って設けられる焼結体である。この焼結体は、単層の枠状のグリーン体、又は複数の積層された枠状のグリーン体を焼成することによって形成される。枠4は、セラミックス基板2の第1主面2a上に、厚み方向から見て長方形状の空間Sを形成するように構成される。枠4は、互いに対向する第1面4a及び第2面4bを有しており、第1面4aはセラミックス基板2の第1主面2aに接している。枠4の厚み方向における長さは、例えば0.3mm〜0.6mmであり、枠4の幅Wは、例えば0.2mm〜0.4mmである。枠4における第2面4bは、研磨機等により研磨されている。圧電素子3は、空間Sに収容されるようにセラミックス基板2の第1主面2a上に設けられている。
【0020】
枠4は、金属及び金属酸化物を含有するコンポジット部から構成される。コンポジット部とは、少なくとも金属(例えば、金(Au)、銀(Ag)、銅(Cu)又はパラジウム(Pd)等)及び金属酸化物(例えば、アルミナ(Al)、ジルコニア(ZrO)又はチタニア(TiO)等)を含有する複合材料(コンポジット材料)の焼結体である。したがって、複合材料の熱膨張係数は、純粋な金属酸化物からなるセラミックスの熱膨張係数よりも、金属の熱膨張係数に近い値となる。枠4の金属は導通路を形成するように、枠4の金属酸化物中に分散されている。このため、枠4は導電性を有する。複合材料は、金属又は金属酸化物の脱離を抑制する結合剤として、ガラス(例えば、酸化ケイ素等)を含有してもよい。複合材料に含有される金属酸化物は、セラミックス基板2の金属酸化物と同一でもよい。
【0021】
枠4の表面には、金属層6が設けられている。金属層6は、例えばニッケル(Ni)又は金(Au)等の金属から構成されている。金属層6は、例えば電気めっきによって、枠4の表面に形成される。この場合、金属層6の金属は、枠4表面上の金属と結合している。金属層6は、少なくとも枠4の第2面4b上に形成されればよい。金属層6は、フラッシュめっきによって形成されてもよい。
【0022】
金属蓋5は、枠4に囲まれた空間Sを塞ぐように金属層6上に設けられる、直方体状の蓋である。金属蓋5は、例えばニッケル(Ni)等の金属製の蓋又はコバール(Fe−Ni−Co合金)等の合金製の蓋である。金属蓋5は、枠4の第2面4b上の金属層6と抵抗溶接によって接合している。当該接合は、例えば金属蓋5と金属層6(又は枠4)に電流を流すシーム溶接によって行われる。厚み方向から見た金属蓋5の面積は、セラミックス基板2の第1主面2aの面積よりも小さいが、これらの面積は同一でもよい。
【0023】
次に、図2図4の(a)〜(c)及び図5を参照して、本実施形態に係る圧電デバイスの構成要素の一部を詳細に説明する。図4は、セラミックス基板の平面構成を説明するための図である。具体的には、図4の(a)は、第1基板の平面図である。図4の(b)は、第2基板の平面図である。図4の(c)は、第2基板の底面図である。図5は、圧電素子及び枠の平面構成を説明するための図である。
【0024】
図2及び図4の(a)に示されるように、セラミックス基板2の第1主面2a(第1基板11の第1主面11a)上には、金属製の圧電素子搭載パッド13,14が設けられている。第1基板11における圧電素子搭載パッド13と重なる部分には、厚み方向へ貫通するスルーホールが設けられており、当該スルーホール内に導体21が配置されている。同様に、第1基板11における圧電素子搭載パッド14と重なる部分には、厚み方向へ貫通するスルーホールが設けられており、当該スルーホール内に導体31が配置されている。導体21,31は、圧電素子搭載パッド13,14と同一の金属から構成される。
【0025】
図2及び図4の(b)に示されるように、第2基板12の第1主面12a上には、金属製の中継電極22,32が設けられている。中継電極22,32は、互いに電気的に絶縁している。中継電極22は、第1基板11に配置された導体21に接続されている。中継電極32は、第1基板11に配置された導体31に接続されている。第2基板12における中継電極22と重なる部分には、厚み方向へ貫通するスルーホールが設けられており、当該スルーホール内に導体23が配置されている。同様に、第2基板12における中継電極32と重なる部分には、厚み方向へ貫通するスルーホールが設けられており、当該スルーホール内に導体33が配置されている。導体23,33は、中継電極22,32と同一の金属から構成される。
【0026】
図2及び図4の(c)に示されるように、セラミックス基板2の第2主面2b(第2基板12の第2主面12b)上には、圧電デバイス1が外部装置に接続及び搭載されるための金属製の端子41〜44が設けられている。端子41〜44は、厚み方向から見て長方形状であり、第2主面12bの各頂点に対応して設けられている。端子41は導体23と接触している。すなわち、端子41は、導体21と、中継電極22と、導体23とを介して圧電素子搭載パッド13に電気的に接続される外部接続用端子18に相当する。端子43は導体33と接触している。すなわち、端子43は、導体31と、中継電極32と、導体33とを介して圧電素子搭載パッド14に電気的に接続される外部接続用端子19に相当する。
【0027】
図2及び図5に示されるように、枠4は、厚み方向から見て圧電素子3を囲むようにセラミックス基板2の第1主面2a上に設けられている。圧電素子3は、枠4に接しないように、空間S内に収容されている。
【0028】
以上説明したように、本実施形態に係る圧電デバイス1では、枠4は金属及び金属酸化物を含有するコンポジット部から構成される。このため、枠4(コンポジット部)は導電性を有し、電気めっきされることが可能になる。枠4(コンポジット部)は、その第2面4b上に設けられる金属層6に接触する。金属層6は枠4(コンポジット部)に含有される金属と結合することにより、金属層6が枠4から剥離するのを抑制することができる。また、枠4(コンポジット部)の熱膨張係数は、純粋な金属酸化物からなるセラミックスの熱膨張係数よりも、金属の熱膨張係数に近い値になる。このため、金属蓋5と金属層6とが互いに抵抗溶接される際の枠4(コンポジット部)に対する熱衝撃が緩和され、枠4(コンポジット部)内にクラックが発生することが抑制される。したがって、クラックの発生が抑制された圧電デバイス1の提供が可能となる。
【0029】
また、枠4の第2面4bは研磨された面でもよい。この場合、金属層6の平坦性が向上するため、枠4(コンポジット部)と、金属層6と、金属蓋5との密封性が向上する。
【0030】
次に、図6を参照して、本実施形態の変形例に係る圧電デバイス1Aについて説明する。図6は、本実施形態の変形例に係る圧電デバイスの断面構成を説明するための図である。変形例に係る圧電デバイス1Aは、上記実施形態の圧電デバイス1と同一の構造を数多く有する。このため、上記実施形態と相違する点のみを詳細に説明し、同一の部分は省略する。
【0031】
図6に示されるように、枠4Aは、互いに積層されるセラミックス部51及びコンポジット部52を備える。セラミックス部51は、金属酸化物(例えば、アルミナ(Al)、ジルコニア(ZrO)又はチタニア(TiO)等)の焼結体である。セラミックス部51は、セラミックス基板2の第1主面2aに接している。セラミックス部51は、単数又は複数の積層された焼結体から構成されてもよい。コンポジット部52は、金属及び金属酸化物を含有する複合材料の焼結体である。コンポジット部52は、厚み方向においてセラミックス部51よりも金属蓋5側に設けられる。枠4A全体におけるコンポジット部52が占める体積の割合は、例えば5%〜95%である。セラミックス部51の金属酸化物と、コンポジット部52の金属酸化物とは、同一であってもよい。この場合、セラミックス部51とコンポジット部52との結合性が向上する。
【0032】
金属層6Aは、枠4Aにおけるコンポジット部52のみを覆うように設けられている。これは、金属層6Aは、電気めっきにてコンポジット部52内の金属と結合することによって形成されるからである。したがって、コンポジット部52のみを覆うように金属層6Aが選択的に形成される。
【0033】
以上説明した変形例に係る圧電デバイス1Aにおいても、本実施形態と同様の作用効果を奏することができる。また、枠4Aにおけるコンポジット部52の割合を少なくできる為、圧電デバイス1Aにおける金属の消費量を低減できる。
【0034】
以上、本発明の好適な実施形態について説明してきたが、本発明は必ずしも上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
【0035】
例えば、セラミックス基板2の平面形状は、図2に示される長方形状に限定されず、圧電デバイス1を適用する箇所にあわせて、円形又は六角形など、適宜変更することができる。この場合、枠4によって形成される空間Sは、円形又は六角形等適宜変更してもよい。
【符号の説明】
【0036】
1,1A…圧電デバイス、2…セラミックス基板、2a…セラミックス基板の第1主面、2b…セラミックス基板の第2主面、3…圧電素子、4,4A…枠、4a…枠の第1面、4b…枠の第2面、5…金属蓋、6,6A…金属層、11…第1基板、12…第2基板、13,14…圧電素子搭載パッド、21,23,31,33…導体、22,32…中継電極、41〜44…端子、51…セラミックス部、52…コンポジット部、P…導電性ペースト、S…空間、W…幅。
図1
図2
図3
図4
図5
図6