【実施例】
【0163】
1.化学合成
他に特に明記のない限り、商用サプライヤーから受け取った試薬および溶媒を使用した。無水溶媒および炉乾燥したガラス製品を、湿気及び/又は酸素に敏感な合成変換に使用した。収率を最適化しなかった。反応時間は、おおよそであり、最適化しなかった。他に特に明記のない限り、カラムクロマトグラフイーおよび薄層クロマトグラフィー(TLC)を、シリカゲル上で実行した。スペクトルはppm(δ)で与えられ、結合定数(J)はHertzにおいて報告されている。プロトンスペクトルについては、溶媒ピークを、参照ピークとして使用した。
【0164】
調製1A:ピリド[3,4−d]ピリジン−2,4(1H,3H)−ジオン
【0165】
【化18】
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【0166】
THF(100mL)中の3−アミノピリジン−4−カルボキサミド(5g、36.5mmol)の溶液に、トリホスゲン(11.9g、40.1mmol)およびTEA(7.4g、73mmol)を加えた。反応混合物を2時間還流させた。溶液を真空内で濃縮し、残留物を水中で粉砕した。固形物を、ろ過し、水およびTHFで洗浄した。固形物を、乾燥させて、4.1g(70%)の表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ 11.62 (s, 1H), 11.58 (s, 1H), 8.66 (s, 1H), 8.40 (d, 1H, J = 5.2 Hz), 7.80 (d, 1H, J = 5.2 Hz)。
【0167】
調製2B:2,4−ジクロロピリド[3,4−d]ピリミジン
【0168】
【化19】
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【0169】
トルエン(50mL)中のピリド[3,4−d]ピリジン−2,4(1H,3H)−ジオン(2.0g、12.3mmol)の混合物に、DIEA(3.15g、25mmol)およびPOCl
3(9.5g、61.4mmol)を加えた。反応混合物を一晩還流させた。溶液を真空内で濃縮し、残留物を酢酸エチルに取り込み、水性のNaHCO
3およびブラインで洗浄した。有機物を、乾燥させて、ろ過した。残留物を、シリカゲルクロマトグラフィー(25%のEA:PE)によって精製し、1.0g(41%)の表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ 9.50 (s, 1H), 8.90 (d, 1H, J = 5.2 Hz), 8.02 (d, 1H, J = 5.2 Hz)。
【0170】
調製1C:2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0171】
【化20】
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【0172】
THF(20mL)中の2,4−ジクロロピリド[3,4−d]ピリミジン(1g、5mmol)の溶液に、水(20mL)中のNaOH(0.5g、12.5mmol)の溶液を加えた。反応混合物を2時間室温で撹拌した。溶液を、5N HClを使用してpH=2に調節し、結果として生じる沈澱物を、ろ過し、水およびTHFで洗浄し、および乾燥させて、0.8g(88%)の表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ 13.61 (s, 1H), 8.99 (s, 1H), 8.69 (d, 1H, J = 5.2 Hz), 7.94 (d, 1H, J = 5.2 Hz)。
【0173】
実施例1:2−プロパン−2−イルオキシ−3H−ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オン
【0174】
【化21】
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【0175】
フラスコに、イソプロパノール(5ml)およびNa(20mg、0.87mmol)を加えた。反応混合物を、60℃に加熱し、Naが消滅するまで30分間撹拌した。2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール(80mg、0.43mmol)を、混合物に加え、2時間90℃で撹拌した。溶液を、真空内で濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(5%のMeOH/DCM)によって精製し、白色固形物として43mg(48%)の表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ 1.37 (6H, d, J = 6 Hz), 5.38−5.41 (1H, m), 7.83 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.48 (1H, d, J = 4.8 Hz), 8.83 (1H, s), 12.51 (1H, s)。[M+H]C
10H
11N
3O
2に対して計算された(Calc’d),206;実測値(found)、206。
【0176】
実施例2:2−エトキシピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0177】
【化22】
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【0178】
エタノール(20mL)中の2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール(100mg、0.55mmol)の溶液に、EtONa(150mg、2.77mmol)を加え、混合物は一晩還流させた。溶液を真空内で濃縮した。残留物を、シリカゲルクロマトグラフィー(3%のMeOH/DCM)によって精製し、白色固形物として50mg(44%)の表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ 12.61 (s, 1H), 8.84 (s, 1H), 8.50 (d, 1H, J = 5.2 Hz), 7.85 (d, 1H, J = 5.2 Hz), 4.47 (q, 2H, J = 6.8 Hz), 1.36 (t, 3H, J = 6.8 Hz)。[M+H]C
9H
9N
3O
2に対して計算された,192;実測値、192。
【0179】
実施例3:2−(2−ヒドロキシエトキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0180】
【化23】
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フラスコに、エタン−1,2−ジオール(5mL)およびNa(50mg、2.2mmol)を加えた。反応混合物を、Naが溶解されるまで撹拌した。2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール(80mg、0.45mmol)を加えて、反応混合物を一晩80℃で撹拌した。溶液を真空内で濃縮した。残留物を、分取HPLCによって精製し、白色固形物として20mg(22%)の表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ 12.66 (s, 1H), 8.84 (s, 1H), 8.49 (d, 1H, J = 5.2 Hz), 7.85 (d, 1H, J = 5.2 Hz), 4.91 (s, 1H), 4.46 (t, 2H, J = 3.6 Hz), 3.75 (t, 2H, J = 3.6 Hz)。[M+H]C
10H
11N
3O
2に対して計算された,208;実測値、208。
【0181】
実施例4:2−フェニルメトキシピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0182】
【化24】
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【0183】
DMF(10mL)中のベンジルアルコールa25(360mg、3.3mmol)の溶液に、NaH(170mg、4.3mmol)を加えた。反応混合物を、30分間室温で撹拌した。2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール(150mg、0.83mmol)を加え、混合物を一晩80℃で撹拌した。溶液を、真空内で濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(3%のMeOH/DCM)によって精製し、白色固形物として85mg(40%)の表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ 12.71 (s, 1H), 8.89 (s, 1H), 8.50 (d, 1H, J = 5.2 Hz), 7.86 (d, 1H, J = 5.2 Hz), 7.53−7.36 (m, 5H), 5.50 (s, 2H)。[M+H]C
10H
11N
3O
2に対して計算された,254;実測値、254。
【0184】
実施例5:2−(シクロプロピルメトキシ)−3H−ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オン
【0185】
【化25】
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【0186】
表題化合物を、実施例1の調製のための手順に従って、シクロプロピルメタノールおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから41%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ 0.38−0.42 (2H, m), 0.57−0.62 (2H, m), 1.27−1.30 (1H, m), 4.27 (2H, d, J = 7.2 Hz), 7.83 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.48 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.82 (1H, s), 12.64 (1H, s)。[M+H]C
11H
11N
3O
2に対して計算された,218;実測値、218。
【0187】
実施例6:2−シクロペンチロキシ−3H−ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オン
【0188】
【化26】
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【0189】
表題化合物を、実施例1の調製のための手順に従って、シクロペンタノールおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから33%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ 1.61−1.64 (2H, m), 1.70 −1.74 (2H, m), 1.80−1.82 (2H, m), 1.96−1.99 (2H, m), 5.52−5.53 (1H, m), 7.83 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.48 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.83 (1H, s), 12.50 (1H, s)。[M+H]C
12H
13N
3O
2に対して計算された,232;実測値、232。
【0190】
実施例7:2−プロポキシ−3H−ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オン
【0191】
【化27】
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【0192】
表題化合物を、実施例1の調製のための手順に従って、プロパン−1−オールおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから24%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ 0.98 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.73−1.79 (2H, m), 4.38 (2H, t, J = 6.8 Hz), 7.84 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.49 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.83 (1H, s), 12.61 (1H, s)。[M+H]C
10H
11N
3O
2に対して計算された,206;実測値、206。
【0193】
実施例8:2−メトキシピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0194】
【化28】
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【0195】
メタノール(20mL)中のクロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール(100mg、0.55mmol)の溶液に、MeONa(150mg、2.77mmol)を加え、反応混合物を一晩還流させた。溶媒を除去し、残留物を、シリカゲルクロマトグラフィー(3%のMeOH:DCM)によって精製し、25mg(26%)の表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):12.66 (s, 1H), 8.82 (s, 1H), 8.52 (d, 1H, J = 5.2 Hz), 7.80 (d, 1H, J = 5.2 Hz), 4.02 (s, 3H)。[M+H]C
8H
7N
3O
2に対して計算された,178;実測値、178。
【0196】
実施例9:2−ブタン−2−イルオキシ−3H−ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オン
【0197】
【化29】
[この文献は図面を表示できません]
【0198】
表題化合物を、実施例1の調製のための手順に従って、ブタン−2−オールおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから83%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ 0.94 (3H, t, J = 7.6 Hz), 1.34 (3H, d, J = 6.4 Hz), 1.68−1.72 (2H, m), 5.21−5.24 (1H, m), 7.83 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.48 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.82 (1H, s), 12.52 (1H, s)。[M+H]C
11H
13N
3O
2に対して計算された,220;実測値、220。
【0199】
実施例10:2−(2−フェノキシエトキシ)−3H−ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オン
【0200】
【化30】
[この文献は図面を表示できません]
【0201】
水素化ナトリウム(45mg、1.12mmol)を、DMF(1mL)中の2−フェノキシエタノール(0.5mL)に加えた。反応物を20分間撹拌し、2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール(25mg、0.14mmol)を加えた。混合物を16時間120℃で撹拌した。水(0.2mL)を加え、溶媒を濃縮した。残留物を、フラッシュクロマトグラフィー(0−15%のMeOH:DCM)によって精製し、ベージュ色固形物として19mgの所望の生成物を得た(24%)。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ4.26 − 4.44 (m, 2 H), 4.77 (br. s., 2 H), 6.89 − 7.04 (m, 3 H), 7.31 (t, J=7.58 Hz, 2 H), 7.85 (d, J=5.05 Hz, 1 H), 8.49 − 8.53 (m, 1 H), 8.85 (s, 1 H), 12.74 (br. s., 1 H)。[M+H]C
15H
13N
3O
3に対して計算された,284;実測値、284。
【0202】
実施例11:2−(シクロブチルメトキシ)−3H−ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オン
【0203】
【化31】
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【0204】
表題化合物を、実施例10の調製のための手順に従って、シクロブチルメタノールおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから16%の収率で調製した。[M+H]C
12H
13N
3O
2に対して計算された,232;実測値、232。
【0205】
実施例12:2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0206】
【化32】
[この文献は図面を表示できません]
【0207】
表題化合物を、実施例1の調製のための手順に従って、2,2,2−トリフルオロエタノールおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから48%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ 5.13−5.20 (2H, m), 7.88 (1H, d, J = 6.4 Hz), 8.56 (1H, d, J = 4.8 Hz), 8.88 (1H, s), 13.05 (1H, s)。
[M+H]C
9H
6F
3N
3O
2に対して計算された,258;実測値、258。
【0208】
実施例13:2−(3,3,3−トリフルオロプロポキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0209】
【化33】
[この文献は図面を表示できません]
【0210】
表題化合物を、実施例1の調製のための手順に従って、3,3,3−トリフルオロプロパン−1−オールおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから50%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ 2.81−2.92 (2H, m), 4.55 (2H, t, J = 6.0 Hz), 7.85 (1H, d, J = 5.1 Hz), 8.52 (1H, d, J = 5.1 Hz), 8.86 (1H, s), 12.77 (1H, s)。[M+H]C
10H
8F
3N
3O
2に対して計算された,260;実測値、260。
【0211】
実施例14:2−(2−メチルプロポキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0212】
【化34】
[この文献は図面を表示できません]
【0213】
表題化合物を、実施例1の調製のための手順に従って、2−メチルプロパン−1−オールおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから26%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ 0.99 (6H, d, J = 6.8 Hz), 2.04−2.08 (1H, m), 4.20 (2H, d, J = 6.8 Hz), 7.83 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.48 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.83 (1H, s), 12.61 (1H, s)。[M+H]C
11H
13N
3O
2に対して計算された,220;実測値、220。
【0214】
実施例15:2−(3−メチルブトキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0215】
【化35】
[この文献は図面を表示できません]
【0216】
表題化合物を、実施例1の調製のための手順に従って、3−メチルブタン−1−オールおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから58%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ 0.94 (6H,d, J = 6.8 Hz), 1.62−1.66 (2H, m), 1.75−1.78 (1H, m), 4.46 (2H, t, J = 6.8 Hz), 7.83 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.48 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.83 (1H, s), 12.59 (1H, s)。[M+H]C
12H
15N
3O
2に対して計算された,234;実測値、234。
【0217】
実施例16:2−(2−メチルブトキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0218】
【化36】
[この文献は図面を表示できません]
【0219】
表題化合物を、実施例1の調製のための手順に従って、2−メチルブタン−1−オールおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから71%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ 0.92 (3H, t, J = 8.0 Hz), 0.97 (3H, d, J = 6.8 Hz), 1.20−1.27 (1H, m), 1.47−1.53 (1H, m), 1.82−1.87 (1H, m), 4.20−4.32 (2H, m), 7.83 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.48 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.83 (1H, s), 12.60 (1H, s)。[M+H]C
12H
15N
3O
2に対して計算された,234;実測値、234。
【0220】
実施例17:2−(2−フェニルプロポキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0221】
【化37】
[この文献は図面を表示できません]
【0222】
表題化合物を、実施例1の調製のための手順に従って、2−フェニルプロパン−1−オールおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから72%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ 1.33 (3H, d, J = 6.8 Hz), 3.25−3.28 (1H, m), 4.45−4.57 (2H, m), 7.21−7.25 (1H, m), 7.31−7.38 (4H, m), 7.82 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.48 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.83 (1H, s), 12.62 (1H, s)。[M+H]C
16H
15N
3O
2に対して計算された,282;実測値、282。
【0223】
実施例18:2−(2−フェニルエトキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0224】
【化38】
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【0225】
表題化合物を、実施例1の調製のための手順に従って、2−フェニルエタノールおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから27%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ 3.08 (2H, t, J = 6.8 Hz), 4.63 (2H, t, J = 7.2 Hz), 7.23−7.25 (1H, m), 7.30−7.36 (4H, m), 7.83 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.49 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.84 (1H, s), 12.64 (1H, s)。[M+H]C
15H
13N
3O
2に対して計算された,268;実測値、268。
【0226】
実施例19:2−(1−フェニルプロパン−2−イルオキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0227】
【化39】
[この文献は図面を表示できません]
【0228】
表題化合物を、実施例1の調製のための手順に従って、1−フェニルプロパン−2−オールおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから19%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ 1.34 (3H, d, J = 6 Hz), 2.93−3.08 (2H, m), 5.44−5.49 (1H, m), 7.20−7.22 (1H, m), 7.28−7.34 (4H, m), 7.81 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.47 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.82 (1H, s), 12.56 (1H, s)。[M+H]C
16H
15N
3O
2に対して計算された,282;実測値、282。
【0229】
実施例20:2−(4,4,4−トリフルオロブトキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0230】
【化40】
[この文献は図面を表示できません]
【0231】
表題化合物を、実施例1の調製のための手順に従って、4,4,4−トリフルオロブタン−1−オールおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから63%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ 1.95−2.03 (2H, m), 2.40−2.50 (2H, m), 4.48 (2H, t, J = 6.3 Hz), 7.85 (1H, d, J = 5.1 Hz), 8.50 (1H, d, J = 5.1 Hz), 8.84 (1H, s), 12.64 (1H, s)。[M+H]C
11H
10F
3N
3O
2に対して計算された,274;実測値、274。
【0232】
実施例21:2−[3−(ジメチルアミノ)プロポキシ]ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0233】
【化41】
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【0234】
水素化ナトリウム(45mg、1.12mmol)を、0℃でジオキサン(1mL)中の3−(ジメチルアミノ)プロパン−1−オール(0.5mL)に加えた。反応物を20分間撹拌し、2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール(50mg、0.28mmol)を加えた。混合物を16時間120℃で撹拌した。反応混合物を周囲温度まで冷却した。反応を氷水(0.2mL)でクエンチした。反応混合物を、真空内で濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(0%−20%のMeOH:DCM)によって精製し、白色固形物として13mg(19%)の表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6)δ1.97 − 2.09 (m, 2 H), 2.46 (s, 6 H), 2.73 − 2.79 (m, 2 H), 4.47 (t, J=6.57 Hz, 2 H), 7.85 (d, J=5.31 Hz, 1 H), 8.50 (d, J=5.31 Hz, 1 H), 8.84 (s, 1 H)。
【0235】
実施例22:2−(2−メトキシエトキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0236】
【化42】
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【0237】
表題化合物を、実施例21の調製のための手順に従って、2−メトキシエタノールおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから49%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ3.31 (s, 3 H), 3.63 − 3.76 (m, 2 H), 4.49 − 4.63 (m, 2 H), 7.84 (d, J=5.05 Hz, 1 H), 8.50 (d, J=5.31 Hz, 1 H), 8.84 (s, 1 H), 12.69 (br. s., 1 H)。
【0238】
実施例23:2−[2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)エトキシ]ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0239】
【化43】
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【0240】
表題化合物を、実施例21の調製のための手順に従って、2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)エタノールおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから54%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ3.94 − 4.03 (m, 2 H), 4.17 (q, J=9.52 Hz, 2 H), 4.59 (dt, J=4.11, 2.37 Hz, 2 H), 7.85 (d, J=5.31 Hz, 1 H), 8.50 (d, J=5.05 Hz, 1 H), 8.84 (s, 1 H), 12.73 (br. s., 1 H)。
【0241】
実施例24:2−(3−ヒドロキシ−3−メチルブトキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0242】
【化44】
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【0243】
表題化合物を、実施例21の調製のための手順に従って、3−メチルブタン−1,3−ジオールおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから52%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.17 (s, 6 H), 1.86 (t, J=7.33 Hz, 2 H), 4.53 (t, J=7.33 Hz, 2 H), 7.84 (d, J=5.05 Hz, 1 H), 8.49 (d, J=5.05 Hz, 1 H), 8.85 (s, 1 H), 12.60 (s, 1 H)。
【0244】
実施例25:2−(3−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0245】
【化45】
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【0246】
表題化合物を、2−メチルプロパン−1,3−ジオールおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから36%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ0.96 (d, J=6.82 Hz, 3 H), 1.97 − 2.10 (m, 1 H), 4.26 (dd, J=10.36, 6.57 Hz, 1 H), 4.31 (t, J=5.31 Hz, 1 H), 4.40 (dd, J=10.36, 6.06 Hz, 1 H), 4.62 (t, J=5.31 Hz, 1 H), 7.84 (d, J=5.05 Hz, 2 H), 8.49 (d, J=5.05 Hz, 2 H), 8.84 (s, 2 H), 12.62 (s, 2 H)。
【0247】
実施例26:2−(オキソラン−2−イルメトキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0248】
【化46】
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【0249】
表題化合物を、実施例21の調製のための手順に従って、テトラヒドロフラン−2−イルメタノールおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから23%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.62 − 2.05 (m, 4 H), 3.69 (s, 1 H), 3.80 (d, J=7.83 Hz, 1 H), 4.16 − 4.24 (m, 1 H), 4.36 (d, J=6.82 Hz, 1 H), 4.43 (d, J=3.54 Hz, 1 H), 7.84 (d, J=5.05 Hz, 1 H), 8.50 (d, J=5.05 Hz, 1 H), 8.83 (s, 1 H), 12.70 (s, 1 H)。
【0250】
実施例27:2−(オキソラン−3−イルメトキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0251】
【化47】
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【0252】
表題化合物を、実施例21の調製のための手順に従って、テトラヒドロフラン−3−イルメタノールおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから13%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.56 − 1.77 (m, 1 H), 1.91 − 2.11 (m, 1 H), 3.49 − 3.59 (m, 1 H), 3.60 − 3.71 (m, 2 H), 3.74 − 3.81 (m, 2 H), 4.28 − 4.36 (m, 1 H), 4.36 − 4.47 (m, 1 H), 7.79 − 7.90 (m, 1 H), 8.49 (d, J=5.05 Hz, 1 H), 8.84 (s, 1 H), 12.65 (s, 1 H)。
【0253】
実施例28:N−[2−(4−ヒドロキシピリド[3,4−d]ピリミジン−2−イル)オキシエチル]−N−メチルアセタミド
【0254】
【化48】
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【0255】
表題化合物を、実施例21の調製のための手順に従って、N−(2−ヒドロキシエチル)−N−メチルアセトアミドおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから26%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ2.01 (d, J=5.00 Hz, 3 H), 2.86 (d, J=10.00 Hz, 3 H), 3.63 − 3.76 (m, 1 H), 4.48 − 4.63 (m, 1 H), 7.85 (dd, J=5.18, 2.65 Hz, 1 H), 8.51 (dd, J=5.05, 4.04 Hz, 1 H), 8.84 (s, 1 H), 12.73 (d, J=5.50 Hz, 1 H)。[M+H]C
12H
14N
3O
4に対して計算された,263;実測値、263。
【0256】
実施例29:2−(2−プロパン−2−イルオキシエトキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0257】
【化49】
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【0258】
表題化合物を、実施例21の調製のための手順に従って、2−(プロパン−2−イルオキシ)エタノールおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから51%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.10 (d, J=6.06 Hz, 6 H), 3.57 − 3.68 (m, 1 H), 3.69 − 3.76 (m, 2 H), 4.52 (dd, J=5.31, 3.79 Hz, 2 H), 7.84 (d, J=5.05 Hz, 1 H), 8.50 (d, J=5.05 Hz, 1 H), 8.84 (s, 1 H), 12.69 (s, 1 H)。[M+H]C
12H
15N
3O
3に対して計算された,250;実測値、250。
【0259】
実施例30:2−(2−フェニルメトキシエトキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0260】
【化50】
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【0261】
表題化合物を、実施例21の調製のための手順に従って、2−(ベンジルオキシ)エタノールおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから61%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ3.76 − 3.85 (m, 2 H), 4.56 (s, 2 H), 4.58 − 4.63 (m, 2 H), 7.20 − 7.40 (m, 5 H), 7.84 (d, J=5.05 Hz, 1 H), 8.50 (d, J=5.05 Hz, 1 H), 8.83 (s, 1 H), 12.73 (br. s., 1 H)。[M+H]C
16H
15N
3O
3に対して計算された,298;実測値、298。
【0262】
実施例31:N−[2−(4−ヒドロキシピリド[3,4−d]ピリミジン−2−イル)オキシエチル]ベンズアミド
【0263】
【化51】
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【0264】
表題化合物を、実施例21の調製のための手順に従って、N−(2−ヒドロキシエチル)ベンズアミドおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから23%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ3.70 (q, J=5.47 Hz, 2 H), 4.60 (t, J=5.56 Hz, 2 H), 7.43 − 7.48 (m, 2 H), 7.50 − 7.55 (m, 1 H), 7.81 − 7.96 (m, 3 H), 8.50 (d, J=5.05 Hz, 1 H), 8.62 − 8.70 (m, 1 H), 8.82 (s, 1 H), 12.67 (s, 1 H)。[M+H]C
16H
14N
4O
3に対して計算された,311;実測値、311。
【0265】
実施例32:3−[(4−ヒドロキシピリド[3,4−d]ピリミジン−2−イル)オキシメチル]ベンゾニトリル
【0266】
【化52】
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【0267】
表題化合物を、実施例21の調製のための手順に従って、3−ヒドロキシメチル)ベンゾニトリルおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから42%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ5.56 (s, 2 H), 7.66 (d, J=7.83 Hz, 1 H), 7.83 − 7.92 (m, 3 H), 8.02 (s, 1 H), 8.52 (d, J=5.05 Hz, 1 H), 8.88 (s, 1 H), 12.77 (br. s., 1 H)。[M+H]C
15H
10N
4O
2に対して計算された,279;実測値、279。
【0268】
実施例33:2−[(1−メチルピラゾール−3−イル)メトキシ]ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0269】
【化53】
[この文献は図面を表示できません]
【0270】
表題化合物を、実施例21の調製のための手順に従って、(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)メタノールおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから43%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ3.84 (s, 3 H), 5.40 (s, 2 H), 6.40 (d, J=2.02 Hz, 1 H), 7.69 (d, J=2.27 Hz, 1 H), 7.85 (d, J=5.05 Hz, 1 H), 8.51 (d, J=5.05 Hz, 1 H), 8.90 (s, 1 H), 12.65 (s, 1 H)。[M+H]C
12H
11N
5O
2に対して計算された,258;実測値、258。
【0271】
実施例34:2−フェノキシピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0272】
【化54】
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【0273】
DMF(5mL)中の2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール(100mg、0.55mmol)の溶液に、フェノール(260mg、2.7mmol)、CuI(105mg、0.55mmol)およびCs
2CO
3(360mg、1.1mmol)を加えた。反応混合物を3時間還流させ、濃縮した。残留物を、シリカゲルクロマトグラフィー(0%−3%のMeOH:DCM)によって精製し、紅梅色固形物として35mg(26%)の表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ13.11 (s, 1H), 8.66 (s, 1H), 8.52 (d, 1H, J = 5.2 Hz), 7.89 (d, 1H, J = 5.2 Hz), 7.53−7.31 (m, 5H)。[M+H]C
13H
9N
3O
2に対して計算された,240;実測値、240。
【0274】
実施例35:N−[4−(4−ヒドロキシピリド[3,4−d]ピリミジン−2−イル)オキシフェニル]アセトアミド
【0275】
【化55】
[この文献は図面を表示できません]
【0276】
表題化合物を、実施例34の調製のための手順に従って、N−(4−ヒドロキシフェニル)アセトアミドおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから15%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ2.07 (s, 3 H), 7.26 (d, J=8.84 Hz, 2 H), 7.65 (d, J=8.84 Hz, 2 H), 7.88 (d, J=5.05 Hz, 1 H), 8.52 (d, J=5.31 Hz, 1 H), 8.69 (s, 1 H), 10.06 (s, 1 H), 13.09 (br. s., 1 H)。[M+H]C
15H
12N
4O
3に対して計算された,297;実測値、297。
【0277】
実施例36:tert−ブチルN−[3−(4−ヒドロキシピリド[3,4−d]ピリミジン−2−イル)オキシフェニル]カルバマート
【0278】
【化56】
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【0279】
表題化合物を、実施例34の調製のための手順に従って、tert−ブチル(3−ヒドロキシフェニル)カルバマートおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから13%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.47 (s, 9 H), 6.90 − 6.99 (m, 1 H), 7.34 (d, J=5.31 Hz, 2 H), 7.48 (s, 1 H), 7.88 (d, J=5.05 Hz, 1 H), 8.52 (d, J=5.05 Hz, 1 H), 8.69 (s, 1 H), 9.58 (s, 1 H), 13.09 (s, 1 H)。[M+H]C
18H
18N
4O
4に対して計算された,355;実測値、355。
【0280】
実施例37:2−(3,4−ジフルオロフェノキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0281】
【化57】
[この文献は図面を表示できません]
【0282】
表題化合物を、実施例34の調製のための手順に従って、3,4−ジフルオロフェノールおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから23%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ7.22 − 7.33 (m, 1 H), 7.53 − 7.62 (m, 1 H), 7.62 − 7.72 (m, 1 H), 7.89 (d, J=5.05 Hz, 1 H), 8.54 (d, J=5.05 Hz, 1 H), 8.72 (s, 1 H), 13.22 (br. s., 1 H)。[M+H]C
13H
7F
2N
3O
2に対して計算された,276;実測値、276。
【0283】
実施例38:2−(3,4−ジメトキシフェノキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0284】
【化58】
[この文献は図面を表示できません]
【0285】
表題化合物を、実施例34の調製のための手順に従って、3,4−ジメトキシフェノールおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから16%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ3.75 (s, 3 H), 3.79 (s, 3 H), 6.85 (dd, J=8.72, 2.65 Hz, 1 H), 7.01 (dd, J=5.81, 3.03 Hz, 2 H), 7.88 (d, J=5.05 Hz, 1 H), 8.52 (d, J=5.05 Hz, 1 H), 8.70 (s, 1 H), 13.07 (s, 1 H)。[M+H]C
15H
13N
3O
4に対して計算された,300;実測値、300。
【0286】
実施例39:2−(3−プロパン−2−イルフェノキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0287】
【化59】
[この文献は図面を表示できません]
【0288】
表題化合物を、実施例34の調製のための手順に従って、3−(プロパン−2−イル)フェノールおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから15%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.23 (d, J=6.82 Hz, 6 H), 2.95 (dt, J=13.71, 6.66 Hz, 1 H), 7.13 − 7.28 (m, 3 H), 7.39 (t, J=8.08 Hz, 1 H), 7.90 (br. s., 1 H), 8.55 (br. s., 1 H), 8.70 (br. s., 1 H), 13.10 (s, 1 H)。[M+H]C
16H
15N
3O
2に対して計算された,282;実測値、282。
【0289】
実施例40:2−(3−フルオロフェノキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0290】
【化60】
[この文献は図面を表示できません]
【0291】
表題化合物を、実施例34の調製のための手順に従って、3−フルオロフェノールおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから40%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ7.18−7.24 (2H, m), 7.35−7.38 (1H, m), 7.51−7.57 (1H, m), 7.90 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.72 (1H, s), 8.54 (1H, d, J = 5.2 Hz), 13.19 (1H, s)。[M+H]C
13H
8FN
3O
2に対して計算された,258;実測値、258。
【0292】
実施例41:2−(3−クロロフェノキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0293】
【化61】
[この文献は図面を表示できません]
【0294】
表題化合物を、実施例34の調製のための手順に従って、3−クロロフェノールおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから17%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ7.35−7.4 (2H, m), 7.51−7.57 (2H, m), 7.90 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.54 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.72 (1H, s), 13.19 (1H, s)。[M+H]C
13H
8FN
3O
2に対して計算された,274;実測値、274。
【0295】
実施例42:2−(2,3−ジフルオロフェノキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0296】
【化62】
[この文献は図面を表示できません]
【0297】
表題化合物を、実施例34の調製のための手順に従って、2,3−ジフルオロフェノールおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから56%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ7.26 − 7.57 (m, 3 H), 7.92 (br. s., 1 H), 8.58 (br. s., 1 H), 8.73 (br. s., 1 H), 13.45 (br. s., 1 H)。[M+H]C
13H
7F
2N
3O
2に対して計算された,276;実測値、276。
【0298】
実施例43:2−(3,5−ジフルオロ−4−メトキシフェノキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0299】
【化63】
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【0300】
表題化合物を、実施例34の調製のための手順に従って、3,5−ジフルオロ−4−メトキシフェノールおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから9%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ3.96 (s, 3 H), 7.30 − 7.36 (m, 1 H), 7.36 − 7.44 (m, 1 H), 7.91 (br. s., 1 H), 8.57 (br. s., 1 H), 8.77 (br. s., 1 H), 13.22 (br. s., 1 H)。[M+H]C
14H
9F
2N
3O
3に対して計算された,306;実測値、306。
【0301】
実施例44:2−(3−メトキシフェノキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0302】
【化64】
[この文献は図面を表示できません]
【0303】
表題化合物を、実施例34の調製のための手順に従って、3−メトキシフェノールおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから34%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ3.78 (3H, s), 6.90−6.97 (3H, m), 7.37−7.40 (1H, m), 7.90 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.52 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.70 (1H, s), 13.11 (1H, s)。[M+H]C
14H
11N
3O
3に対して計算された,270;実測値、270。
【0304】
実施例45:2−(4−エトキシ−3,5−ジフルオロフェノキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0305】
【化65】
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【0306】
表題化合物を、実施例34の調製のための手順に従って、4−エトキシ−3,5−ジフルオロフェノールおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから8%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.33 (t, J=6.95 Hz, 3 H), 4.18 (q, J=6.99 Hz, 2 H), 7.33 (s, 1 H), 7.35 (s, 1 H), 7.89 (d, J=5.05 Hz, 1 H), 8.54 (br. s., 1 H), 8.75 (br. s., 1 H), 13.24 (br. s., 1 H)。[M+H]C
15H
11F
2N
3O
3に対して計算された,320;実測値、320。
【0307】
実施例46:2−(2−フルオロフェノキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0308】
【化66】
[この文献は図面を表示できません]
【0309】
表題化合物を、実施例34の調製のための手順に従って、2−フルオロフェノールおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから30%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ7.31−7.55 (4H, m), 7.90 (1H, d, J = 4.8 Hz), 8.55(1H, d, J = 4.8 Hz), 8.69 (1H, s), 13.38 (1H, s)。[M+H]C
13H
8FN
3O
2に対して計算された,258;実測値、258。
【0310】
実施例47:2−(4−フルオロフェノキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0311】
【化67】
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【0312】
表題化合物を、実施例34の調製のための手順に従って、4−フルオロフェノールおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから23%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ7.31−7.35 (2H, m), 7.40−7.43 (2H, m), 7.89 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.53 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.69 (1H, s), 13.16 (1H, s)。[M+H]C
13H
8FN
3O
2に対して計算された,258;実測値、258。
【0313】
実施例48:2−(4−メトキシフェノキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0314】
【化68】
[この文献は図面を表示できません]
【0315】
表題化合物を、実施例34の調製のための手順に従って、4−メトキシフェノールおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから40%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ3.79 (3H, s), 7.01 (2H, d, J = 8.8 Hz), 7.26 (2H, s, d, J = 8.8 Hz), 7.88 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.51 (2H, d, J = 5.2 Hz), 13.01 (1H, s)。[M+H]C
14H
11N
3O
3に対して計算された,270;実測値、270。
【0316】
実施例49:2−(4−クロロフェノキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0317】
【化69】
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【0318】
表題化合物を、実施例34の調製のための手順に従って、4−クロロフェノールおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから29%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ7.40−7.43 (2H, m), 7.55−7.57 (2H, m), 7.90 (1H, s), 8.56−8.73 (2H, m), 13.19 (1H, s)。[M+H]C
13H
8ClN
3O
2に対して計算された,274;実測値、274。
【0319】
実施例50:2−[3−(ジメチルアミノ)フェノキシ]ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0320】
【化70】
[この文献は図面を表示できません]
【0321】
表題化合物を、実施例34の調製のための手順に従って、3−(ジメチルアミノ)フェノールおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから16%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ2.91 (6H, s) 6.57−6.65 (3H, m), 7.23−7.27 (1H, m), 7.89 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.54 (1H, s), 8.72 (1H, s), 13.05 (1H, s)。[M+H]C
15H
14N
4O
2に対して計算された,283;実測値、283。
【0322】
実施例51:2−(1−メチルインダゾール−5−イル)オキシピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0323】
【化71】
[この文献は図面を表示できません]
【0324】
表題化合物を、実施例34の調製のための手順に従って、1−メチル−1H−インダゾール−6−オールおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから19%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ4.04 (3H, s), 7.14 (1H, s), 7.69 (1H, s), 7.83−7.91 (2H, m), 8.11 (1H, s), 8.52 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.66 (1H, s), 13.22 (1H, s)。[M+H]C
15H
11N
5O
2に対して計算された,294;実測値、294。
【0325】
実施例52:2−[3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0326】
【化72】
[この文献は図面を表示できません]
【0327】
表題化合物を、実施例34の調製のための手順に従って、3−(トリフルオロメチル)フェノールおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから76%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ7.67 − 7.77 (m, 3 H), 7.82 (br. s., 1 H), 7.92 (br. s., 1 H), 8.57 (br. s., 1 H), 8.72 (br. s., 1 H), 13.25 (br. s., 1 H)。[M+H]C
14H
8F
3N
3O
2に対して計算された,308;実測値、308。
【0328】
実施例53:2−(3−フルオロ−4−メトキシフェノキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0329】
【化73】
[この文献は図面を表示できません]
【0330】
表題化合物を、実施例34の調製のための手順に従って、3−フルオロ−4−メトキシフェノールおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから42%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ3.88 (s, 3 H), 7.13 − 7.19 (m, 1 H), 7.22 − 7.28 (m, 1 H), 7.39 (dd, J=12.13, 2.53 Hz, 1 H), 7.90 (br. s., 1 H), 8.55 (br. s., 1 H), 8.72 (br. s., 1 H), 13.13 (br. s., 1 H)。[M+H]C
14H
10F
1N
3O
3に対して計算された,288;実測値、288。
【0331】
実施例54:2−(1−プロピルピラゾール−4−イル)オキシピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0332】
【化74】
[この文献は図面を表示できません]
【0333】
表題化合物を、実施例34の調製のための手順に従って、1−プロピル−1H−ピラゾール−4−オールおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから19%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ0.86 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.83−1.78 (2H, m), 4.08 (2H, t, J = 2.8 Hz), 7.61 (1H, s), 7.88 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.08 (1H, s), 8.54 (1H, d, J = 4.4 Hz), 8.84 (1H, s)。13.09(1H、s)。[M+H]C
13H
13N
5O
2に対して計算された,272;実測値、272。
【0334】
実施例55:2−{[1−(3−メチルブチル)ピラゾール−4−イル]オキシ}、ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0335】
【化75】
[この文献は図面を表示できません]
【0336】
表題化合物を、実施例34の調製のための手順に従って、1−(3−メチルブチル)−1H−ピラゾール−4−オールおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから12%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ0.92 (d, J=6.82 Hz, 6 H), 1.51 (dt, J=13.26, 6.76 Hz, 1 H), 1.69 (d, J=7.58 Hz, 2 H), 4.12 (t, J=7.20 Hz, 2 H), 7.59 (s, 1 H), 7.88 (d, J=5.31 Hz, 1 H), 8.08 (s, 1 H), 8.54 (d, J=5.31 Hz, 1 H), 8.83 (s, 1 H), 13.08 (br. s., 1 H)。[M+H]C
15H
17N
5O
2に対して計算された,300;実測値、300。
【0337】
実施例56:2−[(1−シクロペンチルピラゾール−4−イル)オキシ]ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0338】
【化76】
[この文献は図面を表示できません]
【0339】
表題化合物を、実施例34の調製のための手順に従って、1−シクロペンチル−1H−ピラゾール−4−オールおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから23%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.57 − 2.16 (m, 8 H), 4.64 − 4.74 (m, 1 H), 7.61 (s, 1 H), 7.88 (d, J=5.05 Hz, 1 H), 8.09 (s, 1 H), 8.54 (d, J=5.05 Hz, 1 H), 8.84 (s, 1 H), 13.08 (br. s., 1 H)。[M+H]C
15H
15N
5O
2に対して計算された,300;実測値、300。
【0340】
実施例57:2−(3−エチルフェノキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0341】
【化77】
[この文献は図面を表示できません]
【0342】
DMF(1mL)中の2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール(100mg、0.55mmol)および3−エチルフェノール(200mg、1.64mmol)の溶液に、無水の炭酸カリウム(227mg、1.64mmol)を加えた。混合物を、110℃で16時間撹拌し、室温まで冷却した。懸濁液を、水(10mL)で希釈し、その後、pHを1N HClで4に調節した。懸濁液を、EtOAc(3×20mL)で抽出し、有機物を、乾燥させ(MgSO
4)、ろ過し、濃縮し、シリカゲル(80:20 EA:Hex)上でクロマトグラフィー分離し(chromatographed)、ベージュ色固形物として62mg(42%)の表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.22 (3H, m), 2.63 (2H, m), 7.07−7.18 (3H, m), 7.38 (1H, m), 7.85 (1H, d, J = 12 Hz), 8.51 (1H, d, J = 12 Hz), 8.66 (1H, s)。[M+H]C
15H
13N
3O
2に対して計算された,267;実測値、267。
【0343】
実施例58:2−(3−プロピルフェノキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0344】
【化78】
[この文献は図面を表示できません]
【0345】
DMF(1mL)中の2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール(100mg、0.55mmol)および3−プロピルフェノール(226mg、1.65mmol)の溶液に、無水の炭酸カリウム(227mg、1.65mmol)を加えた。混合物を、110℃で24時間撹拌し、室温まで冷却した。懸濁液を、水(10mL)で希釈し、その後、pHを1N HClで4に調節した。懸濁液を、EtOAc(3×20mL)で抽出し、有機物を、乾燥させ(MgSO
4)、ろ過し、濃縮し、シリカゲル(60:40 EA:Hex)上でクロマトグラフィー分離し、ベージュ色固形物として38mg(25%)の表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz、DMSO):δ0.88 (3H, t, J = 8.1 Hz), 1.59 (2H, m), 2.57 (2H, q, J = 7.2 Hz), 7.05−7.17 (3H, m), 7.36 (1H, m), 7.86 (1H, d, J = 12 Hz), 8.42 (1H, d, J = 12 Hz), 8.63 (1H, s)。[M+H]C
16H
15N
3O
2に対して計算された,281;実測値、281。
【0346】
実施例59:2−[4−(ジメチルアミノ)フェノキシ]ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0347】
【化79】
[この文献は図面を表示できません]
【0348】
表題化合物を、実施例34の調製のための手順に従って、4−(ジメチルアミノ)フェノールおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから19%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ2.73 (6H, s), 6.77 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.13 (2H, d, J = 8.8 Hz), 7.87 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.51 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.68 (1H, s), 13.01 (1H, s)。[M+H]C
15H
14N
4O
2に対して計算された,284;実測値、284。
【0349】
調製60A:(3−フルオロ−5−ヒドロキシフェニル)(モルフォリン−4−イル)メタノン
【0350】
【化80】
[この文献は図面を表示できません]
【0351】
DMF(5ml)中の3−フルオロ−5−ヒドロキシ−安息香酸(300mg、1.92mmol)に、TEA(400μL、2.88mmol)、HATU(801mg、2.11mol)およびモルフォリン(184μL、2.11mmol)を加えた。反応混合物を2時間撹拌した。反応混合物を、濃縮し、酢酸エチル中に取り込み、水で洗浄した。有機物を濃縮し、残留物を、シリカゲルクロマトグラフィー(0%−10%のMeOH:DCM)によって精製し、264mg(61%)の表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ3.57 (br. s., 8 H), 6.38 − 6.89 (m, 3 H), 10.03 − 10.39 (m, 1 H)。[M+H]C
11H
12FNO
3に対して計算された,226;実測値、226。
【0352】
実施例60:3−フルオロ−5−(4−ヒドロキシピリド[3,4−d]ピリミジン−2−イル)オキシフェニル]−モルフォリン−4−イルメタノン
【0353】
【化81】
[この文献は図面を表示できません]
【0354】
表題化合物を、実施例34の調製のための手順に従って、(3−フルオロ−5−ヒドロキシフェニル)(モルフォリン−4−イル)メタノンおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから16%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ3.42 − 3.80 (m, 8 H), 7.25 − 7.31 (m, 1 H), 7.34 (s, 1 H), 7.48 (dt, J=9.54, 2.31 Hz, 1 H), 7.90 (d, J=5.05 Hz, 1 H), 8.55 (d, J=5.30 Hz, 1 H), 8.73 (s, 1 H), 13.25 (br. s., 1 H)。[M+H]C
18H
15F
1N
4O
4に対して計算された,371;実測値、371。
【0355】
調製61A:1−(2−メトキシエチル)−1H−インダゾール−6−オール
【0356】
【化82】
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【0357】
H
2SO
4/H
2O(1:1、15mL)中の1−(2−メトキシエチル)−1H−インダゾール−6−アミン(1.0g、5.23mmol)の溶液を、0℃に冷却し、H
2O(1.5mL)中のNaNO
2(0.36g、5.23mmol)の溶液を、滴下で加えた。この濃い溶液を2時間撹拌し、水(5mL)を加え、その後、2時間110℃で加熱した。反応物を、室温まで冷却し、NaHCO
3の飽和溶液で慎重に中和し、酢酸エチルで抽出した。抽出物を、ブラインで洗浄し、乾燥させ、蒸発させた。残留物を、シリカゲルクロマトグラフィー(0−100%のEtOAc:ヘキサン)によって精製し、白色固形物として620mg(62%)の表題化合物を得た。[M+H]C
10H
12N
2O
2に対して計算された,193;実測値、193。
【0358】
実施例61:2−{[1−(2−メトキシエチル)−1H−インダゾール−6−イル]オキシ}ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0359】
【化83】
[この文献は図面を表示できません]
【0360】
表題化合物を、実施例34の調製のための手順に従って、1−(2−メトキシエチル)−1H−インダゾール−6−オールおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから31%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ3.19 (s, 3 H), 3.76 (t, J=5.18 Hz, 2 H), 4.55 (t, J=5.18 Hz, 2 H), 7.13 (dd, J=8.72, 1.89 Hz, 1 H), 7.70 (s, 1 H), 7.83 (d, J=8.84 Hz, 1 H), 7.90 (d, J=5.31 Hz, 1 H), 8.13 (s, 1 H), 8.53 (d, J=5.05 Hz, 1 H), 8.67 (s, 1 H), 13.21 (s, 1 H)。[M+H]C
17H
15N
5O
3に対して計算された,338;実測値、338。
【0361】
調製62A:1−エチルピラゾール−4−ボロン酸
【0362】
【化84】
[この文献は図面を表示できません]
【0363】
アセトン/H
2O(5mL、1:1)中の1−エチル−1H−ピラゾール−4−ボロン酸、ピナコールエステル(320mg、1.44mmol)の溶液に、NaIO
4(925mg、4.32mmol)およびNH
4OAc(277mg、3.60mmol)を加えた。反応混合物を、16時間室温で撹拌し、真空内で濃縮した。粗製物(crude)を、ゲルクロマトグラフィー(5%のMeOH:DCM)によって精製し、黄色油として127mg(60%)の表題化合物を得た。[M+H]C
5H
9BN
2O
2に対して計算された,141;実測値、141。
【0364】
調製62B:1−エチル−1H−ピラゾール−4−オール
【0365】
【化85】
[この文献は図面を表示できません]
【0366】
Et
2O(5mL)中の1−エチルピラゾール−4−ボロン酸(127mg、0.90mmol)、AcOH(0.35mL)、H
2O
2(0.32mL)、H
2O(0.32mL)の混合物を、1時間室温で撹拌し、その後、16時間還流させた。pHを、水性のNaHCO
3を使用して7に調節した。溶液を、真空内で濃縮し、ゲルクロマトグラフィー(5%のMeOH:DCM)によって精製し、無色油として30mg(30%)の表題化合物を得た。[M+H]C
5H
8N
2Oに対して計算された,113;実測値、113。
【0367】
実施例62:2−[(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)オキシ]ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0368】
【化86】
[この文献は図面を表示できません]
【0369】
表題化合物を、実施例34の調製のための手順に従って、1−エチル−1H−ピラゾール−4−オールおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから3%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.40 (3H, t, J = 7.2 Hz), 4.14 (2H, q, J = 7.2 Hz), 7.60 (1H, s), 7.88 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.08 (1H, s), 8.54 (1H, d, J = 4.4 Hz), 8.85 (1H, s)。 13.08 (1H, s)。[M+H]C
12H
11N
5O
2に対して計算された,257;実測値、257。
【0370】
調製63A:1−(イソプロピル)−1H−ピラゾール−4−オール
【0371】
【化87】
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【0372】
THF(30mL)中の1−イソプロピル−1H−ピラゾール−4−ボロン酸、ピナコール・エステル(2.12g、9.0mmol)の溶液に、0℃でNaOH(2.5N、4mL)およびH
2O
2(30%、2mL)を加えた。混合物を、3時間室温で撹拌した。溶液を、pH=2まで2N HClで酸性化し、濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(5%のMeOH:DCM)によって精製し、白色固形物として表題化合物(816mg、71%)を得た。
1H NMR(300MHz、CDCl
3):δ1.45 (6H, d, J = 6.6 Hz), 4.36−4.40 (1H, m), 7.13 (1H, s), 7.15 (1H, s)。[M+H]C
6H
10N
2Oに対して計算された,127;実測値、127。
【0373】
実施例63:2−{[1−(プロパン−2−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]オキシ}ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0374】
【化88】
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【0375】
表題化合物を、実施例34の調製のための手順に従って、1−(イソプロピル)−1H−ピラゾール−4−オールおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから37%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.44 (6H, d, J = 6.4 Hz), 4.98−4.51 (1H, m), 7.61 (1H, s), 7.89 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.09 (1H, s), 8.54 (1H, d, J = 4.8 Hz), 8.85 (1H, s), 13.09 (1H, s)。[M+H]C
13H
13N
5O
2に対して計算された,272;実測値、272。
【0376】
調製64A:1−(2−メトキシエチル)−1H−ピラゾール−4−ボロン酸、ピナコールエステル
【0377】
【化89】
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【0378】
DMF(16mL)中の4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール(1.94g、10mmol)、2−ブロモエチルメチルエーテル(1.68g、12mmol)およびK
2CO
3(2.76g、20mmol)の混合物を、マイクロ波中で2時間160℃で撹拌した。反応混合物を、濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(30%のEA:PE)によって精製し、黄色油として2.2g(90%)の表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz、CDCl
3):
δ1.32 (12H, s), 3.32 (3H, s), 3.75 (2H, t, J = 5.2 Hz), 4.30 (2H, t, J = 5.2 Hz), 7.77 (1H, s), 7.79 (1H, s)。[M+H]C
12H
21BN
2O
3に対して計算された,253;実測値、253。
【0379】
調製64B:1−(2−メトキシエチル)−1H−ピラゾール−4−オール
【0380】
【化90】
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【0381】
表題化合物を、調製63Aのための手順に従って、1−(2−メトキシエチル)−1H−ピラゾール−4−ボロン酸、ピナコールエステルから80%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3):δ3.30 (3H, s), 3.67 (2H, t, J = 5.2 Hz), 4.15 (2H, t, J = 5.2 Hz), 7.09 (1H, s), 7.18 (1H, s)。[M+H]C
6H
10N
2O
2に対して計算された,143;実測値、143。
【0382】
実施例64:2−{[1−(2−メトキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル]オキシ}ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0383】
【化91】
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【0384】
表題化合物を、実施例34の調製のための手順に従って、1−(2−メトキシエチル)−1H−ピラゾール−4−オールおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから40%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ3.26 (3H, s), 3.71 (2H, t, J = 5.2 Hz), 4.26 (2H, t, J = 5.2 Hz), 7.62 (1H, s), 7.89 (1H, d, J = 5.1 Hz), 8.05 (1H, s), 8.54 (1H, d, J = 4.8 Hz), 8.83 (1H, s)。13.09(1H,s)。[M+H]C
13H
13N
5O
3に対して計算された,288;実測値、288。
【0385】
調製65A:1−(3−メトキシプロピル)−1H−ピラゾール−4−ボロン酸、ピナコールエステル
【0386】
【化92】
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【0387】
表題化合物を、調製64Aのための手順に従って、4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾールおよび1−ブロモ−3−メトキシプロパンから70%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3):δ1.32 (12H, s), 2.04−2.11(2H, m), 3.30−3.32 (5H, m), 4.23 (2H, t, J = 6.8 Hz), 7.68 (1H, s), 7.79 (1H, s)。[M+H]C
13H
23BN
2O
3に対して計算された,267;実測値、267。
【0388】
調製65B:1−(3−メトキシプロピル)−1H−ピラゾール−4−オール
【0389】
【化93】
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【0390】
表題化合物を、調製64Bのための手順に従って、1−(3−メトキシプロピル)−1H−ピラゾール−4−ボロン酸、ピナコールエステルから85%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、CDCl
3):δ2.01−2.08 (2H, m), 3.30−3.33 (5H, m), 4.10 (2H, t, J = 7.2 Hz), 7.09 (1H, s), 7.18 (1H, s)。[M+H]C
7H
12N
2O
2に対して計算された,157;実測値、157。
【0391】
実施例65:2−{[1−(3−メトキシプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル]オキシ}ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0392】
【化94】
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【0393】
表題化合物を、実施例34の調製のための手順に従って、1−(3−メトキシプロピル)−1H−ピラゾール−4−オールおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから27%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ2.00−2.04 (2H, m), 3.26 (3H, s), 3.32 (2H, t, J = 6.0 Hz), 4.16 (2H, t, J = 6.8 Hz), 7.62 (1H, s), 7.88 (1H, d, J = 4.8 Hz), 8.07 (1H, s), 8.54 (1H, d, J = 5.2 Hz ), 8.83 (1H, s)。13.09(1H,s)。[M+H]C
14H
15N
5O
3に対して計算された,302;実測値、302。
【0394】
調製66A:1−ベンジル−1H−ピラゾール−4−オール
【0395】
【化95】
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【0396】
表題化合物を、調製64Bのための手順に従って、1−ベンジル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾールから63%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ5.14 (s, 2 H), 7.01 (d, J=0.76 Hz, 1 H), 7.13 − 7.22 (m, 2 H), 7.25 (d, J=0.80 Hz, 1 H), 7.26 − 7.36 (m, 3 H), 8.40 (s, 1 H)。[M+H]C
10H
10N
2Oに対して計算された,175;実測値、175。
【0397】
実施例66:2−[(1−ベンジル−1H−ピラゾール−4−イル)オキシ]ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0398】
【化96】
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【0399】
表題化合物を、実施例34の調製のための手順に従って、1−ベンジル−1H−ピラゾール−4−オールおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから79%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ5.34 (s, 2 H), 7.25 − 7.34 (m, 3 H), 7.33 − 7.41 (m, 2 H), 7.65 (s, 1 H), 7.88 (d, J=4.29 Hz, 1 H), 8.20 (s, 1 H), 8.54 (br. s., 1 H), 8.82 (br. s., 1 H), 13.11 (s, 1 H)。[M+H]C
17H
13N
5O
2に対して計算された,320;実測値、320。
【0400】
調製67A:テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル メタンスルホン酸
【0401】
【化97】
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【0402】
DCM(200mL)中のテトラヒドロ−2H−ピラン−4−オール(4.5g、44mmol)の溶液に、氷浴温度で、TEA(5.4g、53.5mmol)およびMeSO
2Cl(3.73mL、50mmol)を加えた。反応混合物を、16時間室温で撹拌した。反応を水でクエンチし、有機質層を、ブラインで洗浄し、乾燥させ、濃縮して、7.9gの表題化合物(100%)を得た。
1H NMR(400MHz、CDCl
3):δ1.84−1.93 (2H, m), 2.03−2.08 (2H, m), 3.05 (3H, s), 3.52−3.58 (2H, m), 3.92−3.97 (2H, m), 4.87−4.94 (1H, m)。
【0403】
調製67B:1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−ボロン酸、ピナコールエステル
【0404】
【化98】
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【0405】
DMF(10mL)中の4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール(1.0g、5.2mmol)の溶液に、0℃でNaH(0.3g、7.5mmol)を加え、混合物を、30分間室温で撹拌した。テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル メタンスルホン酸(1.1g、6.1mmol)を加え、混合物を一晩110℃で撹拌した。反応混合物を、室温まで冷却し、ろ過した。ろ液を濃縮し、残留物を、シリカゲルクロマトグラフィー(30%のEA:PE)によって精製して、550mgの表題化合物(40%)を得た。[M+H]C
14H
23BN
2O
3に対して計算された,279;実測値、279。
【0406】
調製67C:1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−オール
【0407】
【化99】
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【0408】
THF(20mL)中の1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−ボロン酸、ピナコールエステル(550mg、2.0mmol)の溶液に、NaOH(2.5N、0.6mL)およびH
2O
2(0.4mL)を加えた。混合物を、3時間室温で撹拌し、1N HClを使用してpH=6に調節した。溶液を、濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(5%のMeOH:DCM)によって精製して、250mg(76%)の表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz、CD
3OD):δ1.96−2.04 (4H, m), 3.63−3.59 (2H, m), 4.05−4.07 (2H, m), 4.23−4.27 (1H, m), 7.11 (1H, s), 7.25 (1H, s)。
【0409】
実施例67:2−{[1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]オキシ}ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0410】
【化100】
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【0411】
表題化合物を、実施例34の調製のための手順に従って、1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−オールおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから17%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):1.94−1.99 (4H, m), 3.45−3.50 (2H, m), 3.96−3.99 (2H, m), 4.39−4.42 (1H, m), 7.65 (1H, s), 7.88 (1H, d, J = 4.4 Hz ), 8.15 (1H, s), 8.55 (1H, d, J = 4.4 Hz), 8.86 (1H, s), 13.11 (1H, s)。[M+H]C
15H
15N
5O
3に対して計算された,314;実測値、314。
【0412】
調製68A:メチル3−アミノ−2−クロロピリジン−4−カルボキシラート
【0413】
【化101】
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【0414】
濃縮HCl中のメチル3−アミノピリジン−4−カルボキシラート(30.4g、0.2mol)の溶液に、氷浴温度で、H
2O
2(24.9g、0.22mol)を滴下で加え、混合物を1時間室温で撹拌した。水性のNa
2S
2O
3(10mL)を加え、沈澱物をろ過した。ろ液を、水性のNaHCO
3を使用してpH=8に調節し、溶液を、EAで抽出し、乾燥させて、真空内で濃縮した。粗製物を、シリカゲルクロマトグラフィー(20:1:1のPE:EA:DCM)によって精製し、オフホワイト固形物として18.3g(50%)の表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz、CDCl
3):δ7.69 (d, J = 5.2 Hz, 1H), 7.58 (d, J = 5.2 Hz, 1H), 6.18 (br. s., 2H), 3.91 (s, 3H)。[M+H]C
7H
7ClN
2O
2に対して計算された,187;実測値、187。
【0415】
調製68B:メチル3−アミノ−2−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)ピリジン−4−カルボキシラート
【0416】
【化102】
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【0417】
DMF(10mL)中のメチル3−アミノ−2−クロロピリジン−4−カルボキシラート(1.0g、5.4mmol)、1−メチル−4−トリブチルスタナニル(tributylatannanyl)−1H−イミダゾール(2.0g、5.4mmol)およびPd−118(400mg、0.54mmol)の混合物を、3時間130℃でN
2下で撹拌した。溶液を真空内で濃縮し、残留物を、シリカゲルクロマトグラフィー(5%のMeOH:DCM)によって精製して、1.3g(76%)の表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz、CDCl
3):δ3.78 (3H, s), 3.92 (3H, s), 7.30−7.36 (2H, m), 7.65 (1H, d, J = 2.0 Hz), 7.81 (1H, d, J = 6.4 Hz), 8.25 (2H, s)。
【0418】
調製68C:8−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)ピリド[3,4−d]ピリミジン−2,4−ジオール
【0419】
【化103】
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【0420】
メチル3−アミノ−2−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)ピリジン−4−カルボキシラート(1.0g、4.3mmol)および尿素(5.2g、86.7mmol)の混合物を、2時間190℃で撹拌した。反応物を室温まで冷却し、水を加えた。混合物を2時間撹拌し、沈澱物を、ろ過し、熱水およびTHFで洗浄した。固形物を乾燥させて、0.8g(76%)の表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ3.80 (3H, s), 7.63 (1H, d, J = 5.2 Hz), 7.99 (2H, d, J = 10.0 Hz), 8.35 (1H, d, J = 5.2 Hz), 11.68 (1H, s), 12.44 (1H, s)。
【0421】
調製68D:2,4−ジクロロ−8−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)ピリド[3,4−d]ピリミジン
【0422】
【化104】
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【0423】
フラスコに、8−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)ピリド[3,4−d]ピリミジン−2,4−ジオール(2.0g、8.2mmol)、POCl
3(20mL)およびDIEA(2.1g、16.4mmol)を加えた。混合物を5時間125℃で撹拌した。POCl
3を真空内で除去し、残留物を氷水上に注いだ。溶液を、水性のNaHCO
3をを使用してpH=7に調節し、DCMで抽出した。組み合わさった有機質層を、ブラインで洗浄し、濃縮して、1.6g(70%)の表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz、CD
3OD):δ4.13 (3H, s), 8.24 (1H, d, J = 7.6 Hz), 8.83 (1H, s), 8.99 (1H, d, J = 7.2 Hz), 9.19 (1H, s)。
【0424】
調製68E:2−クロロ−8−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0425】
【化105】
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【0426】
THF(50mL)および水(50mL)中の2,4−ジクロロ−8−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)ピリド[3,4−d]ピリミジン(2.0g、7.1mmol)の溶液に、NaOH(0.71g、17.9mmol)を加えた。混合物を2時間室温で撹拌した。溶液を、5N HClを使用してpH=7に調節した。固形物を、ろ過し、水およびTHFで洗浄し、乾燥させて、1.3g(70%)の表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ3.89 (3H, s), 7.79 (1H, d, J = 6.8 Hz), 8.39−8.53 (3H, m)。
【0427】
実施例68:2−メトキシ−8−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0428】
【化106】
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【0429】
シールド管に、メタノールおよびNa(50mg、2.2mmol)を加えた。Naを溶解した後、2−クロロ−8−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール(100mg、0.38mmol)を加えた。反応混合物を一晩100℃で撹拌した。反応物を真空内で濃縮し、残留物を、水およびTHFで洗浄して、55mg(57%)の表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ3.89 (3H, s), 4.09 (3H, s), 7.79 (1H, d, J = 4.8 Hz), 8.31 (1H, s), 8.53 (2H, d, J = 4.8 Hz)。[M+H]C
12H
11N
5O
2に対して計算された,258;実測値、258。
【0430】
実施例69:2−エトキシ−8−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0431】
【化107】
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【0432】
表題化合物を、実施例68の調製のための手順に従って、エタノールおよび2−クロロ−8−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから28%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.41 (3H, t, J = 7.2 Hz), 3.78 (3H, s), 4.50 (2H, m), 7.66 (1H, d, J = 5.2 Hz), 7.84 (1H, s), 8.13 (1H, s), 8.45 (1H, d, J = 5.2 Hz)。[M+H]C
13H
13N
3O
2に対して計算された,272;実測値、272。
【0433】
実施例70:8−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0434】
【化108】
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【0435】
表題化合物を、実施例68の調製のための手順に従って、2,2,2−トリフルオロエタノールおよび2−クロロ−8−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから23%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ3.80 (3H, s), 5.16−5.23 (2H, m), 7.71 (1H, d, J = 4.8Hz), 7.90 (1H, s), 8.17 (1H, s), 8.50 (1H, d, J = 5.2 Hz)。[M+H]C
13H
10F
3N
5O
2に対して計算された,326;実測値、326。
【0436】
実施例71:2−[(4−フルオロベンジル)オキシ]−8−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0437】
【化109】
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【0438】
水素化ナトリウム(46mg、1.24mmol)を、0℃でジオキサン(1mL)中の4−フルオロベンジルアルコール(1.0mL、9.2mmol)に加えた。反応混合物を2時間撹拌した。2−クロロ−8−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール(50mg、0.19mmol)を加えた。混合物を3時間100℃で撹拌した。反応混合物を0.2mLの氷水でクエンチした。
溶媒を濃縮した。残留物を、シリカゲルクロマトグラフィー(0−20%のMeOH:DCM)によって精製し、淡黄色固形物として34mg(35%)の表題生成物を得た。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ3.76 (br. s., 3 H), 5.55 (br. s., 2 H), 7.19 − 7.38 (m, 4 H), 7.61 (dd, J=8.59, 5.56 Hz, 1 H), 7.69 (d, J=4.80 Hz, 1 H), 7.96 − 8.06 (m, 1 H), 8.48 (d, J=5.05 Hz, 1 H)。[M+H]C
18H
14FN
5O
2に対して計算された,352;実測値、352。
【0439】
実施例72:2−(シクロプロピルメトキシ)−8−(1−メチルイミダゾール−4−イル)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0440】
【化110】
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【0441】
DMF(10mL)中のシクロプロピル−メタノール(276mg、3.8mmol)の溶液に、0℃でNaH(155mg、3.8mmol)を加えた。反応混合物を20分間室温で撹拌した。2−クロロ−8−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールを加えた。混合物を5時間120℃で撹拌した。溶媒を濃縮し、残留物を、分取HPLCによって精製して、100mg(44%)の表題生成物を得た。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ0.48−0.68 (4H, m), 1.33−1.37 (1H, m), 3.98 (3H, s), 4.41 (2H, d, J = 7.2 Hz) 7.95 (1H, d, J = 4.8 Hz), 8.41 (1H, s), 8.59 (1H, d, J = 4.8 Hz), 9.19 (1H, s)。[M+H]C
15H
15N
5O
2に対して計算された,298;実測値、298。
【0442】
実施例73:2−(3−ヒドロキシ−3−メチルブトキシ)−8−(1−メチルイミダゾール−4−イル)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0443】
【化111】
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【0444】
表題化合物を、実施例72の調製のための手順に従って、3−メチルブタン−1,3−ジオールおよび2−クロロ−8−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから20%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):
1H NMR(400MHz、DMSO−d6):δ1.21 (6H, s), 1.92 (2H, t, J = 7.2 Hz), 3.81 (3H, s), 4.59 (2H, t, J = 5.2 Hz), 7.75 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.21 (1H, s), 8.30 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.51 (1H, s)。[M+H]C
16H
19N
5O
3に対して計算された,330;実測値、330。
【0445】
実施例74:8−(1−メチルイミダゾール−4−イル)−2−(4,4,4−トリフルオロブトキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0446】
【化112】
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【0447】
表題化合物を、実施例72の調製のための手順に従って、4,4,4−トリフルオロブタン−1−オールおよび2−クロロ−8−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから10%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、CD
3OD):δ2.07−2.10 (2H, m), 2.34−2.38 (2H, m), 3.98 (3H, s), 4.59 (2H, t, J = 6.4 Hz), 7.92 (1H, d, J = 5.2Hz), 8.38 (1H, s), 8.52 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.94 (1H, s)。[M+H]C
15H
14F
3N
5O
2に対して計算された,354;実測値、354。
【0448】
実施例75:2−(2−ヒドロキシエトキシ)−8−(1−メチルイミダゾール−4−イル)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0449】
【化113】
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【0450】
表題化合物を、実施例72の調製のための手順に従って、エタン−1,2−ジオールおよび2−クロロ−8−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから45%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ3.84 (2H, t, J = 4.8 Hz), 4.01 (3H, s), 4.61 (2H, t, J = 4.8 Hz) 7.94 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.45 (1H, s), 8.59 (1H, d, J = 4.8 Hz), 9.27 (1H, s)。[M+H]C
13H
13N
5O
3に対して計算された,288;実測値、288。
【0451】
実施例76:2−[2−(ジメチルアミノ)エトキシ]−8−(1−メチルイミダゾール−4−イル)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0452】
【化114】
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【0453】
表題化合物を、実施例72の調製のための手順に従って、2−(ジメチルアミノ)エタノールおよび2−クロロ−8−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから30%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ2.92 (6H, s), 3.63 (2H, t, J = 4.8 Hz), 3.98 (3H, s), 4.93 (2H, t, J = 4.8 Hz), 7.98 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.40 (1H, s), 8.67 (1H, d, J = 5.2 Hz), 9.17 (1H, s)。
[M+H]C
15H
18N
6O
2に対して計算された,315;実測値、315。
【0454】
実施例77:2−(2,2−ジフルオロエトキシ)−8−(1−メチルイミダゾール−4−イル)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0455】
【化115】
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【0456】
表題化合物を、実施例72の調製のための手順に従って、2,2−ジフルオロエタノールおよび2−クロロ−8−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから28%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ3.98 (3H, s), 4.87−4.94 (2H, m), 6.52 (1H, m), 7.97 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.45 (1H, s), 8.64 (1H, d, J = 5.2 Hz), 9.20 (1H, s)。[M+H]C
15H
17N
5O
3に対して計算された,308;実測値、308。
【0457】
実施例78:2−(2−シクロプロピルエトキシ)−8−(1−メチルイミダゾール−4−イル)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0458】
【化116】
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【0459】
表題化合物を、実施例72の調製のための手順に従って、2−シクロプロピルエタノールおよび2−クロロ−8−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから45%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ0.26−0.20 (2H, m), 0.45−0.49 (2H, m), 0.85−0.92 (1H, m), 1.70−1.75 (2H, m), 3.98 (3H, s), 4.61 (2H, t, J = 6.0 Hz), 7.94 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.42 (1H, s), 8.59 (1H, d, J = 5.2 Hz), 9.20 (1H, s)。[M+H]C
16H
17N
5O
2に対して計算された,312;実測値、312。
【0460】
実施例79:2−(1−ベンジルピラゾール−4−イル)オキシ−8−(1−メチルイミダゾール−4−イル)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0461】
【化117】
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【0462】
THF(5mL)中のDIEA(0.26mL、1.5mmol)、1−ベンジル−1H−ピラゾール−4−オール(130mg、0.76mmol)および2−クロロ−8−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール(100mg、0.38mmol)の混合物を、18時間75℃で撹拌した。反応混合物を、濃縮し、高真空下で乾燥させた。反応混合物を、シリカゲルクロマトグラフィー(0−20%、MeOH:DCM)によって精製し、浅黄色固形物として55mg(37%)の所望の生成物を得た。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ3.44 (s, 3 H), 5.40 (s, 2 H), 7.22 − 7.39 (m, 6 H), 7.67 − 7.74 (m, 3 H), 8.39 (br. s., 1 H), 8.49 (d, J=5.05 Hz, 1 H), 13.01 − 13.40 (br.s., 1 H)。[M+H]C
21H
17N
7O
2に対して計算された,400;実測値、400。
【0463】
実施例80:2−[1−(3−メチルブチル)ピラゾール−4−イル]オキシ−8−(1−メチルイミダゾール−4−イル)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0464】
【化118】
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【0465】
表題化合物を、実施例79の調製のための手順に従って、1−(3−メチルブチル)−1H−ピラゾール−4−オールおよび2−クロロ−8−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから43%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ0.92 (d, J=6.82 Hz, 6 H), 1.48 − 1.61 (m, 1 H), 1.72 (q, J=6.91 Hz, 2 H), 3.68 (s, 3 H), 4.19 (t, J=7.33 Hz, 2 H), 7.66 (s, 1 H), 7.71 (s, 1 H), 7.84 (d, J=5.05 Hz, 1 H), 8.48 (br. s., 1 H), 8.57 (d, J=5.05 Hz, 1 H), 8.72 (br. s., 1 H)。[M+H]C
19H
21N
7O
2に対して計算された,380;実測値、380。
【0466】
実施例81:2−(3,4−ジフルオロフェノキシ)−8−(1−メチルイミダゾール−4−イル)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0467】
【化119】
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【0468】
表題化合物を、実施例79の調製のための手順に従って、3,4−ジフルオロフェノールおよび2−クロロ−8−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから51%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ3.42 (s, 3 H), 7.35 (d, J=8.59 Hz, 2 H), 7.66 − 7.81 (m, 4 H), 8.48 (d, J=5.05 Hz, 1 H), 13.45 (br. s., 1 H)。[M+H]C
17H
11F
2N
5O
2に対して計算された,356;実測値、356。
【0469】
実施例82:2−[4−(2−メトキシエトキシ)フェノキシ]−8−(1−メチルイミダゾール−4−イル)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0470】
【化120】
[この文献は図面を表示できません]
【0471】
表題化合物を、実施例79の調製のための手順に従って、4−(2−メトキシエトキシ)フェノールおよび2−クロロ−8−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから40%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ3.61 (s, 3 H), 3.68 − 3.75 (m, 2 H), 4.13 − 4.25 (m, 2 H), 7.13 (s, 1 H), 7.19 (d, J=9.09 Hz, 2 H), 7.35 (d, J=9.09 Hz, 2 H), 7.92 (d, J=5.05 Hz, 1 H), 8.58 (d, J=5.05 Hz, 1 H), 8.89 (br. s., 1 H), 13.44 (s, 1 H)。[M+H]C
20H
19N
5O
4に対して計算された,394;実測値、394。
【0472】
実施例83:8−(1−メチルイミダゾール−4−イル)−2−(1−メチルインダゾール−6−イル)オキシピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0473】
【化121】
[この文献は図面を表示できません]
【0474】
表題化合物を、実施例79の調製のための手順に従って、1−メチル−1H−インダゾール−6−オールおよび2−クロロ−8−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから25%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ2.97 (br. s. , 3 H), 4.06 (s, 3 H), 6.98 (br. s., 1 H), 7.21 (d, J=8.84 Hz, 1 H), 7.52 (br. s., 1 H), 7.68 (d, J=5.05 Hz, 1 H), 7.79 (s, 1 H), 7.96 (d, J=8.84 Hz, 1 H), 8.18 (s, 1 H), 8.47 (d, J=5.05 Hz, 1 H), 13.40 (br. s., 1 H)。[M+H]C
19H
15N
7O
2に対して計算された,374;実測値、374。
【0475】
調製84A:1−エチル−1H−インダゾール−6−オール
【0476】
【化122】
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【0477】
表題化合物を、61Aの調製のための手順に従って、1−エチルインダゾール−6−アミンから67%の収率で調製した。[M+H]C
9H
10N
2Oに対して計算された,163;実測値、163。
【0478】
実施例84:2−(1−エチルインダゾール−6−イル)オキシ−8−(1−メチルイミダゾール−4−イル)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0479】
【化123】
[この文献は図面を表示できません]
【0480】
表題化合物を、実施例79の調製のための手順に従って、1−エチル−1H−インダゾール−6−オールおよび2−クロロ−8−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから27%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.27 − 1.41 (m, 3 H), 2.91 (br. s. , 3 H), 4.37 − 4.52 (m, 2 H), 6.90 (br. s., 1 H), 7.20 (dd, J=8.72, 1.89 Hz, 1 H), 7.51 (br. s., 1 H), 7.68 (d, J=5.05 Hz, 1 H), 7.83 (s, 1 H), 7.96 (d, J=8.59 Hz, 1 H), 8.19 (s, 1 H), 8.46 (d, J=5.05 Hz, 1 H), 13.39 (br. s., 1 H)。[M+H]C
20H
17N
7O
2に対して計算された,388;実測値、388。
【0481】
調製85A:1,3−ジメチル−1H−インダゾール−6−オール
【0482】
【化124】
[この文献は図面を表示できません]
【0483】
表題化合物を、61Aの調製のための手順に従って、1,3−ジメチルインダゾール−6−アミンから57%の収率で調製した。[M+H]C
9H
10N
2Oに対して計算された,163;実測値、163。
【0484】
実施例85:2−(1,3−ジメチルインダゾール−6−イル)オキシ−8−(1−メチルイミダゾール−4−イル)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0485】
【化125】
[この文献は図面を表示できません]
【0486】
表題化合物を、実施例79の調製のための手順に従って、1,3−ジメチル−1H−インダゾール−6−オールおよび2−クロロ−8−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから16%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ2.53 (s, 3 H), 3.01 (br. s., 3 H), 3.96 (s, 3 H), 7.06 (br. s., 1 H), 7.12 (dd, J=8.59, 1.77 Hz, 1 H), 7.51 (br. s., 1 H), 7.65 (d, J=5.31 Hz, 2 H), 7.88 (d, J=8.59 Hz, 1 H), 8.40 (d, J=5.05 Hz, 1 H)。[M+H]C
20H
17N
7O
2に対して計算された,388;実測値、388。
【0487】
調製86A:1−(4−フルオロベンジル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール
【0488】
【化126】
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【0489】
DMF(20mL)中の4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール(1.94g、10mmol)、4−フルオロベンジルブロミド(2.23g、12mmol)およびK
2CO
3(2.76g、20mmol)の混合物を、16時間130℃で撹拌した。反応混合物を、濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(0−80%、EA:ヘキサン)によって精製し、黄色油として1.36g(45%)の表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.18 − 1.29 (m, 12 H), 5.32 (s, 2 H), 7.08 − 7.25 (m, 2 H), 7.27 − 7.35 (m, 2 H), 7.61 (s, 1 H), 8.05 (s, 1 H)。[M+H]C
16H
20BFN
2O
2に対して計算された,303;実測値、303。
【0490】
調製86B:1−(4−フルオロベンジル)−1H−ピラゾール−4−オール
【0491】
【化127】
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【0492】
表題化合物を、調製66Aの調製のための手順に従って、1−(4−フルオロベンジル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾールから67%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ5.12 (s, 2 H), 7.01 (s, 1 H), 7.11 − 7.18 (m, 2 H), 7.20 − 7.25 (m, 2 H), 7.25 (s, 1 H), 8.41 (s, 1 H)。[M+H]C
10H
9FN
2Oに対して計算された,193;実測値、193。
【0493】
実施例86:2−[1−(4−フルオロベンジル)ピラゾール−4−イル]オキシピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0494】
【化128】
[この文献は図面を表示できません]
【0495】
表題化合物を、実施例34の調製のための手順に従って、1−(4−フルオロベンジル)−1H−ピラゾール−4−オールおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから66%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ5.34 (s, 2 H), 7.21 (m, 2 H), 7.35 (m, 2 H), 7.65 (s, 1 H), 7.88 (d, J=4.55 Hz, 1 H), 8.20 (s, 1 H), 8.55 (br. s., 1 H), 8.83 (br. s., 1 H), 13.09 (s, 1 H)。[M+H]C
17H
12FN
5O
2に対して計算された,338;実測値、338。
【0496】
調製87A:1−(2−フルオロベンジル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール
【0497】
【化129】
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【0498】
表題化合物を、調製86Aの調製のための手順に従って、2−フルオロベンジルブロミドから38%の収率で調製した。[M+H]C
16H
20BFN
2O
2に対して計算された,303;実測値、303。
【0499】
調製87B:1−(2−フルオロベンジル)−1H−ピラゾール−4−オール
【0500】
【化130】
[この文献は図面を表示できません]
【0501】
表題化合物を、調製66Aの調製のための手順に従って、1−(2−フルオロベンジル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾールから82%の収率で調製した。[M+H]C
10H
9FN
2Oに対して計算された,193;実測値、193。
【0502】
実施例87:2−[1−(2−フルオロベンジル)ピラゾール−4−イル]オキシピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0503】
【化131】
[この文献は図面を表示できません]
【0504】
表題化合物を、実施例34の調製のための手順に従って、1−(2−フルオロベンジル)−1H−ピラゾール−4−オールおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから54%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ5.41 (s, 2 H), 7.19 − 7.29 (m, 3 H), 7.36 − 7.44 (m, 1 H), 7.66 (s, 1 H), 7.88 (d, J=5.05 Hz, 1 H), 8.19 (s, 1 H), 8.55 (br. s., 1 H), 8.82 (br. s., 1 H), 13.10 (s, 1 H)。[M+H]C
17H
12FN
5O
2に対して計算された,338;実測値、338。
【0505】
調製88A:tert−ブチル4−(4−ヒドロキシピラゾール−1−イル)ピペリジン−1−カルボキシラート
【0506】
【化132】
[この文献は図面を表示できません]
【0507】
表題化合物を、調製66Aの調製のための手順に従って、tert−ブチル4−[4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピラゾール−1−イル]ピペリジン−1−カルボキシラートから91%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.41 (s, 9 H), 1.62 − 1.79 (m, 2 H), 1.82 − 1.99 (m, 2 H), 2.86 (br. s., 2 H), 3.94 − 4.06 (m, 2 H), 4.13 (tt, J=11.46, 3.95 Hz, 1 H), 6.98 (s, 1 H), 7.23 (s, 1 H), 8.32 (s, 1 H)。[M+H]C
13H
21N
3O
3に対して計算された,268;実測値、268。
【0508】
実施例88:tert−ブチル4−[4−(4−ヒドロキシピリド[3,4−d]ピリミジン−2−イル)オキシピラゾール−1−イル]ピペリジン−1−カルボキシラート
【0509】
【化133】
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【0510】
表題化合物を、実施例34の調製のための手順に従って、tert−ブチル4−(4−ヒドロキシピラゾール−1−イル)ピペリジン−1−カルボキシラートから48%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.42 (s, 9 H), 1.80 (qd, J=12.08, 4.42 Hz, 2 H), 1.89 − 2.13 (m, 2 H), 2.92 (br. s., 2 H), 4.05 (d, J=11.87 Hz, 2 H), 4.25 − 4.49 (m, 1 H), 7.61 (br. s., 1 H), 7.91 (br. s., 1 H), 8.15 (br. s., 1 H), 8.60 (br. s., 1 H), 8.92 (br. s., 1 H), 12.97 − 13.28 (m, 1 H)。[M+H]C
20H
24N
6O
4に対して計算された,413;実測値、413。
【0511】
実施例89:2−(1−ピペリジン−4−イルピラゾール−4−イル)オキシピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0512】
【化134】
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【0513】
0℃での1,4−ジオキサン(10mL)中のtert−ブチル4−[4−(4−ヒドロキシピリド[3,4−d]ピリミジン−2−イル)オキシピラゾール−1−イル]ピペリジン−1−カルボキシラート(200mg、0.24mmol)に、ジオキサン(2.4mL)中の4MのHC1溶液を加えた。溶液を7時間室温で撹拌した。揮発物を、真空内で除去し、高真空下で乾燥させ、浅黄色固形物として220mg(100%)の表題化合物(塩酸塩)を得た。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ2.03 − 2.35 (m, 4 H), 2.85 − 3.10 (m, 2 H), 3.24 − 3.41 (m, 1 H), 3.99 − 4.67 (m, 2 H), 7.70 (s, 1 H), 7.85 − 8.19 (m, 2 H), 8.48 − 8.94 (m, 2 H), 13.14 (br. s., 1 H)。[M+H]C
15H
16N
6O
2に対して計算された,313;実測値、313。
【0514】
実施例90:1−[4−[4−(4−ヒドロキシピリド[3,4−d]ピリミジン−2−イル)オキシピラゾール−1−イル]ピペリジン−1−イル]エタノン
【0515】
【化135】
[この文献は図面を表示できません]
【0516】
THF(1mL)中の2−(1−ピペリジン−4−イルピラゾール−4−イル)オキシピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール(25mg、0.065mmol)の溶液に、0℃でトリエチルアミン(27μL、0.2mmol)および塩化アセチル(5.2μL、0.065mmol)を加えた。反応混合物を、30分間0℃で及び16時間室温で撹拌した。反応を水(0.1mL)でクエンチし、混合物を真空内で濃縮した。粗製生成物を、シリカゲルクロマトグラフィー(0−20%、MeOH:DCM)によって精製し、白色固形物として12mg(53%)の所望の生成物を得た。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.69 − 1.96 (m, 2 H), 1.98 − 2.13 (m, 5 H), 2.60 − 2.77 (m, 2 H), 3.93 (s, 1 H), 4.37 − 4.53 (m, 2 H), 7.64 (s, 1 H), 7.88 (d, J=5.05 Hz, 1 H), 8.13 (s, 1 H), 8.54 (d, J=4.80 Hz, 1 H), 8.85 (s, 1 H), 13.01 − 13.23 (m, 1 H)。[M+H]C
17H
18N
6O
3に対して計算された,355;実測値、355。
【0517】
実施例91:1−[4−[4−(4−ヒドロキシピリド[3,4−d]ピリミジン−2−イル)オキシピラゾール−1−イル]ピペリジン−1−イル]プロプ−2−エン−1−オン
【0518】
【化136】
[この文献は図面を表示できません]
【0519】
表題化合物を、実施例90の調製のための手順に従って、塩化アクリルから及び2−(1−ピペリジン−4−イルピラゾール−4−イル)オキシピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールの25%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.83 (br. s. , 2 H), 2.04 − 2.16 (m, 2 H), 2.60 − 2.90 (m, 2 H), 4.20 (br. s. , 1 H), 4.40 − 4.59 (m, 2 H), 5.70 (dd, J=10.48, 2.40 Hz, 1 H), 6.12 (dd, J=16.80, 2.40 Hz, 1 H), 6.86 (dd, J=16.67, 10.61 Hz, 1 H), 7.65 (s, 1 H), 7.88 (d, J=5.05 Hz, 1 H), 8.14 (s, 1 H), 8.54 (d, J=5.05 Hz, 1 H), 8.85 (s, 1 H), 13.09 (s, 1 H)。[M+H]C
18H
18N
6O
3に対して計算された,367;実測値、367。
【0520】
実施例92:シクロプロピル−[4−[4−(4−ヒドロキシピリド[3,4−d]ピリミジン−2−イル)オキシピラゾール−1−イル]ピペリジン−1−イル]メタノン
【0521】
【化137】
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【0522】
表題化合物を、実施例90の調製のための手順に従って、塩化シクロプロパンカルボニルから及び2−(1−ピペリジン−4−イルピラゾール−4−イル)オキシピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールの25%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ0.72 (d, J=7.83 Hz, 4 H), 1.68 − 1.97 (m, 2 H), 1.98 − 2.18 (m, 3 H), 2.60 − 2.88 (m, 2 H), 4.31 − 4.56 (m, 3 H), 7.65 (s, 1 H), 7.88 (d, J=5.05 Hz, 1 H), 8.15 (s, 1 H), 8.54 (d, J=5.05 Hz, 1 H), 8.79 − 8.92 (m, 1 H), 13.10 (s, 1 H)。[M+H]C
19H
20N
6O
3に対して計算された,381;実測値、381。
【0523】
実施例93:(4−フルオロフェニル)−[4−[4−(4−ヒドロキシピリド[3,4−d]ピリミジン−2−イル)オキシピラゾール−1−イル]ピペリジン−1−イル]メタノン
【0524】
【化138】
[この文献は図面を表示できません]
【0525】
表題化合物を、実施例90の調製のための手順に従って、4−塩化フルオロベンゾイルから及び2−(1−ピペリジン−4−イルピラゾール−4−イル)オキシピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールの29%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.84 − 2.23 (m, 4 H), 2.59 − 2.65 (m, 1 H), 2.88 − 3.13 (m, 1 H), 4.38 − 4.53 (m, 2 H), 4.54 − 4.65 (m, 1 H), 7.24 − 7.33 (m, 2 H), 7.52 (dd, J=8.59, 5.56 Hz, 2 H), 7.65 (s, 1 H), 7.88 (d, J=5.05 Hz, 1 H), 8.16 (s, 1 H), 8.53 (d, J=5.05 Hz, 1 H), 8.85 (s, 1 H), 13.10 (s, 1 H)。[M+H]C
22H
19FN
6O
3に対して計算された,435;実測値、435。
【0526】
実施例94:2−[1−(1−シクロプロピルスルホニルピペリジン−4−イル)ピラゾール−4−イル]オキシピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0527】
【化139】
[この文献は図面を表示できません]
【0528】
表題化合物を、実施例90の調製のための手順に従って、塩化シクロプロパンスルホニルから及び2−(1−ピペリジン−4−イルピラゾール−4−イル)オキシピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールの21%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ0.89 − 1.06 (m, 4 H), 1.94 − 2.24 (m, 4 H), 2.58 − 2.70 (m, 1 H), 2.96 − 3.14 (m, 1 H), 3.65 − 3.81 (m, 1 H), 4.02 − 4.17 (m, 2 H), 4.28 − 4.43 (m, 1 H), 7.63 − 7.75 (m, 1 H), 7.83 − 7.93 (m, 1 H), 8.10 − 8.21 (m, 1 H), 8.54 (d, J=5.05 Hz, 1 H), 8.85 (s, 1 H), 13.10 (br. s., 1 H)。[M+H]C
18H
20N
6O
4Sに対して計算された,417;実測値、417。
【0529】
実施例95:2−[1−[1−(ベンゼンスルホニル)ピペリジン−4−イル]ピラゾール−4−イル]オキシピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0530】
【化140】
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【0531】
表題化合物を、実施例90の調製のための手順に従って、塩化ベンゼンスルホニルから及び2−(1−ピペリジン−4−イルピラゾール−4−イル)オキシピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールの18%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.94 − 2.06 (m, 2 H), 2.11 (d, J=9.85 Hz, 2 H), 2.59 (br. s. , 2 H), 3.75 (d, J=11.87 Hz, 2 H), 4.21 (t, J=11.24 Hz, 1 H), 7.62 (s, 1 H), 7.69 (d, J=7.58 Hz, 2 H), 7.73 − 7.83 (m, 3 H), 7.87 (d, J=5.05 Hz, 1 H), 8.08 (s, 1 H), 8.54 (d, J=5.05 Hz, 1 H), 8.83 (s, 1 H), 13.09 (s, 1 H)。[M+H]C
21H
20N
6O
4Sに対して計算された,453;実測値、453。
【0532】
調製96A:tert−ブチル4−(4−ヒドロキシピリジン−2−イル)ピペラジン−1−カルボキシラート
【0533】
【化141】
[この文献は図面を表示できません]
【0534】
表題化合物を、67Cの調製のための手順に従って、tert−ブチル4−[4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−2−イル]ピペラジン−1−カルボキシラートから65%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.38 − 1.46 (m, 9 H), 3.43 − 3.67 (m, 8 H), 6.11 (s, 1 H), 6.16 (d, J=5.31 Hz, 1 H), 7.83 (d, J=5.56 Hz, 1 H), 10.03 − 10.24 (m, 1 H)。[M+H]C
14H
21N
3O
3に対して計算された,280;実測値、280。
【0535】
調製96B:tert−ブチル4−[4−(4−ヒドロキシピリド[3,4−d]ピリミジン−2−イル)オキシピリジン−2−イル]ピペラジン−1−カルボキシラート
【0536】
【化142】
[この文献は図面を表示できません]
【0537】
表題化合物を、実施例34の調製のための手順に従って、tert−ブチル4−(4−ヒドロキシピリジン−2−イル)ピペラジン−1−カルボキシラートおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから22%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.43 (s, 9 H), 3.39 − 3.45 (m, 4 H), 3.49 − 3.57 (m, 4 H), 6.71 (dd, J=5.56, 1.77 Hz, 1 H), 6.85 (d, J=1.77 Hz, 1 H), 7.90 (d, J=5.31 Hz, 1 H), 8.18 (d, J=5.56 Hz, 1 H), 8.55 (d, J=5.05 Hz, 1 H), 8.76 (s, 1 H), 13.22 (br. s., 1 H)。[M+H]C
21H
24N
6O
4に対して計算された,425;実測値、425。
【0538】
実施例96:2−(2−ピペラジン−1−イルピリジン−4−イル)オキシピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0539】
【化143】
[この文献は図面を表示できません]
【0540】
0℃でのジオキサン(5mL)中のtert−ブチル4−[4−(4−ヒドロキシピリド[3,4−d]ピリミジン−2−イル)オキシピリジン−2−イル]ピペラジン−1−カルボキシラート(50mg、0.12mmol)の溶液に、ジオキサン(1mL)中のHCl溶液(4N)を滴下で加えた。反応物を、6時間室温で撹拌した。溶媒を濃縮し、残留物をジエチルエーテル中で粉砕した。固形物をろ過し、黄色固形物として17mg(43%)の所望の生成物(塩酸塩)を得た。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ3.19 (br. s., 4 H), 3.80 (br. s., 4 H), 6.86 (d, J=5.56 Hz, 1 H), 7.04 (s, 1 H), 7.91 − 7.98 (m, 1 H), 8.17 − 8.26 (m, 1 H), 8.53 − 8.61 (m, 1 H), 8.79 (s, 1 H), 9.22 (br. s., 2 H), 13.09 − 13.66 (m, 1 H)。[M+H]C
16H
16N
6O
2に対して計算された,325;実測値、325。
【0541】
調製97A:2−モルフォリン−4−イルピリジン−4−オール
【0542】
【化144】
[この文献は図面を表示できません]
【0543】
表題化合物を、67Cの調製のための手順に従って、4−[4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−2−イル]モルフォリンから88%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6)δ3.31 − 3.43 (m, 4 H), 3.61 − 3.74 (m, 4 H), 6.08 (s, 1 H), 6.17 (d, J=5.31 Hz, 1 H), 7.83 (d, J=5.31 Hz, 1 H), 10.16 (br. s., 1 H)。[M+H]C
9H
12N
2O
2に対して計算された,181;実測値、181。
【0544】
実施例97:2−(2−モルフォリン−4−イルピリジン−4−イル)オキシピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0545】
【化145】
[この文献は図面を表示できません]
【0546】
表題化合物を、実施例34の調製のための手順に従って、2−モルフォリン−4−イルピリジン−4−オールおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから22%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ3.43 − 3.55 (m, 4 H), 3.64 − 3.75 (m, 4 H), 6.68 − 6.77 (m, 1 H), 6.81 − 6.91 (m, 1 H), 7.86 − 7.96 (m, 1 H), 8.19 (d, J=5.81 Hz, 1 H), 8.55 (d, J=5.05 Hz, 1 H), 8.76 (s, 1 H), 13.21 (br. s., 1 H)。[M+H]C
16H
15N
5O
3に対して計算された,326;実測値、326。
【0547】
実施例98:2−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)−8−(1−メチルイミダゾール−4−イル)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0548】
【化146】
[この文献は図面を表示できません]
【0549】
表題化合物を、実施例72の調製のための手順に従って、2−メチルプロパン−1,2−ジオールおよび2−クロロ−8−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから20%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.27 (6H, s), 3.98 (3H, s), 4.34 (2H, s), 7.95 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.47 (1H, s), 8.60 (1H, d, J = 5.2 Hz), 9.20 (1H, s)。[M+H]C
15H
17N
5O
3に対して計算された,316;実測値、316。
【0550】
調製99A:1−(1−フェニルエチル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピラゾール
【0551】
【化147】
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【0552】
表題化合物を、調製86Aのための手順に従って、1−ブロモエチルベンゼンから22%の収率で調製した。[M+H]C
17H
23BN
2O
2に対して計算された,299;
実測値、299。
【0553】
調製99B:1−(1−フェニルエチル)ピラゾール−4−オール
【0554】
【化148】
[この文献は図面を表示できません]
表題化合物を、調製66Aのための手順に従って、1−(1−フェニルエチル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピラゾールから67%の収率で調製した。[M+H]C
11H
12N
2Oに対して計算された,189;実測値、189。
【0555】
実施例99:1−(1−フェニルエチル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピラゾール
【0556】
【化149】
[この文献は図面を表示できません]
【0557】
表題化合物を、実施例34の調製のための手順に従って、1−(1−フェニルエチル)ピラゾール−4−オールおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから23%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):
δ1.83 (d, J=7.07 Hz, 3 H), 5.57 − 5.69 (m, 1 H), 7.24 − 7.44 (m, 5 H), 7.66 (s, 1 H), 7.88 (d, J=5.05 Hz, 1 H), 8.20 (s, 1 H), 8.54 (d, J=5.05 Hz, 1 H), 8.82 (s, 1 H), 13.10 (s, 1 H)。[M+H]C
18H
15N
5O
2に対して計算された,334;実測値、334。
【0558】
実施例100:8−(1−メチルイミダゾール−4−イル)−2−[1−(オキサン−4−イル)ピラゾール−4−イル]オキシピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0559】
【化150】
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【0560】
表題化合物を、実施例34の調製のための手順に従って、1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−オールおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから28%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.90 − 2.12 (m, 4 H), 3.49 (td, J=11.24, 3.03 Hz, 2 H), 3.66 (s, 3 H), 3.99 (d, J=10.61 Hz, 2 H), 4.38 − 4.55 (m, 1 H), 7.71 (s, 2 H), 7.83 (d, J=5.05 Hz, 1 H), 8.22 (s, 1 H), 8.39 (br. s., 1 H), 8.56 (d, J=5.05 Hz, 1 H)。[M+H]C
19H
19N
7O
3に対して計算された,394;実測値、394。
【0561】
実施例101:8−(1−メチルイミダゾール−4−イル)−2−フェニルメトキシピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0562】
【化151】
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【0563】
表題化合物を、実施例72の調製のための手順に従って、ベンジルアルコールおよび2−クロロ−8−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから35%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ3.74 (br. s., 3 H), 5.58 (br. s., 2 H), 7.35 − 7.49 (m, 3 H), 7.54 (d, J=7.33 Hz, 2 H), 7.69 (d, J=5.05 Hz, 2 H), 7.98 − 8.19 (m, 1 H), 8.48 (d, J=5.05 Hz, 1 H), 12.66 − 13.47 (m, 1 H)。[M+H]C
18H
15N
5O
2に対して計算された,334;実測値、334。
【0564】
実施例102:8−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)−2−(オキサン−4−イルメトキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0565】
【化152】
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【0566】
表題化合物を、実施例72の調製のための手順に従って、テトラヒドロピラン−4−メタノールおよび2−クロロ−8−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから8%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δppm 1.40 (br. s., 2 H) 1.68 (br. s., 2 H) 2.13 (br. s., 1 H) 3.33 − 3.39 (m, 3 H) 3.60 − 4.03 (m, 4 H) 4.19 − 4.46 (m, 2 H) 7.52 − 8.27 (m, 3 H) 8.47 (d, J=4.80 Hz, 1 H) 12.56 − 13.40 (m, 1 H)。[M+H]C
17H
19N
5O
3に対して計算された,342;実測値、342。
【0567】
実施例103:8−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)−2−(オキソラン−3−イルメトキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0568】
【化153】
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【0569】
表題化合物を、実施例72の調製のための手順に従って、テトラヒドロフラン−3−イルメタノールおよび2−クロロ−8−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから27%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δppm 1.55 − 1.89 (m, 1 H) 2.04 (br. s., 1 H) 2.77 (br. s., 1 H) 3.67 (d, J=8.08 Hz, 2 H) 3.70 − 3.96 (m, 5 H) 4.46 (br. s., 2 H) 7.57 − 8.31 (m, 3 H) 8.47 (d, J=5.05 Hz, 1 H) 12.40 − 13.45 (m, 1 H)。[M+H]C
16H
17N
5O
3に対して計算された,328;実測値、328。
【0570】
実施例104:2−[(3−フルオロフェニル)メトキシ]−8−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0571】
【化154】
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【0572】
表題化合物を、実施例72の調製のための手順に従って、3−フルオロベンジルアルコールおよび2−クロロ−8−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから40%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δppm 3.82 (s, 3 H) 5.53 (s, 2 H) 7.11 − 7.32 (m, 1 H) 7.27 − 7.55 (m, 3 H) 7.65 − 7.81 (m, 1 H) 7.96 − 8.22 (m, 2 H) 8.51 (d, J=4.80 Hz, 1 H) 12.71 − 13.58 (m, 1 H)。[M+H]C
18H
14FN
5O
2に対して計算された,352;実測値、352。
【0573】
実施例105:2−[(2−クロロフェニル)メトキシ]−8−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0574】
【化155】
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【0575】
0℃でのDMA(10mL)中の(2−クロロフェニル)メタノ−1−オール(220mg、1.55mmol)の溶液に、NaH(75mg、1.92mmol)を加え、混合物を、30分間室温で撹拌した。その後、2−クロロ−8−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール(200mg、0.77mmol)を加え、混合物を一晩120℃で撹拌した。DMAを真空内で除去し、残留物を、分取HPLCによって精製して、160mg(57%)の表題生成物を得た。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δppm 3.70 (s, 3H), 5.46 (s, 2H), 7.34−7.36 (m, 2H), 7.52−7.57 (m, 3H), 7.66 (s, 1H), 8.16−8.21 (m, 2H)。[M+H]C
18H
14ClN
5O
2に対して計算された,368;実測値、368。
【0576】
実施例106:2−[(2,3−ジクロロフェニル)メトキシ]−8−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0577】
【化156】
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【0578】
表題化合物を、実施例105の調製のための手順に従って、2,3−ジクロロフェニル)メタノ−1−オールおよび2−クロロ−8−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから32.5%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δppm 3.69 (s, 3H), 5.51 (s, 2H), 7.37−7.62 (m, 4H), 7.66 (s, 1H), 8.12 (s, 1H), 8.19 (d, J=4.8 Hz, 1H)。[M+H]C
18H
13C
l2N
5O
2に対して計算された,402;実測値、402。
【0579】
実施例107:8−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)−2−{[2−(トリフルオロメチル)フェニル]メトキシ}、ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0580】
【化157】
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【0581】
表題化合物を、実施例105の調製のための手順に従って、[2−(トリフルオロメチル)フェニル]メタノ−1−オールおよび2−クロロ−8−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから30%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δppm 3.72 (s, 3H), 5.72 (s, 2H), 7.66−7.85 (m, 6H), 8.03 (s, 1H), 8.50 (d, J = 4.8 Hz, 1H)。[M+H]C
19H
14F
3N
5O
2に対して計算された,402;実測値、402。
【0582】
実施例108:8−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)−2−[(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−フェニルエトキシ]ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0583】
【化158】
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【0584】
表題化合物を、実施例105の調製のための手順に従って、(1R)−2,2,2−トリフルオロ−1−フェニルエタン−1−オールおよび2−クロロ−8−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから26%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δppm 3.81 (s, 3H), 6.75−6.77 (m, 1H), 7.40−7.70 (m, 7H), 8.13 (s, 1H), 8.23 (d, J = 4.8 Hz, 1H)。[M+H]C
19H
14F
3N
5O
2に対して計算された,402;実測値、402。
【0585】
実施例109:8−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)−2−[(1S)−2,2,2−トリフルオロ−1−フェニルエトキシ]ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0586】
【化159】
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【0587】
表題化合物を、実施例105の調製のための手順に従って、(1S)−2,2,2−トリフルオロ−1−フェニルエタン−1−オールおよび2−クロロ−8−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから20%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δppm 3.81 (s, 3H), 6.75−6.77 (m, 1H), 7.40−7.70 (m, 7H), 8.13 (s, 1H), 8.23 (d, J = 4.8 Hz, 1H)。[M+H]C
19H
14F
3N
5O
2に対して計算された,402;実測値、402。
【0588】
実施例110:8−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)−2−[(1,1,1−トリフルオロブタン−2−イル)オキシ]ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0589】
【化160】
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【0590】
表題化合物を、実施例72の調製のための手順に従って、1,1,1−トリフルオロ−2−ブタノールおよび2−クロロ−8−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから14%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δppm 0.82 − 1.24 (m, 3 H) 1.63 − 2.11 (m, 2 H) 3.60 − 3.95 (m, 3 H) 5.76 − 6.07 (m, 1 H) 7.50 − 8.21 (m, 3 H) 8.52 (d, J=5.05 Hz, 1 H)。[M+H]C
15H
14F
3N
5O
2に対して計算された,354;実測値、354。
【0591】
実施例111:8−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)−2−{[4−(トリフルオロメチル)フェニル]メトキシ}、ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0592】
【化161】
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【0593】
表題化合物を、実施例72の調製のための手順に従って、4−ヒドロキシメチルベンゾトリフルオリドおよび2−クロロ−8−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから37%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δppm 3.81 (s, 3 H) 5.72 (s, 2 H) 7.69 (d, J=5.05 Hz, 1 H) 7.73 − 7.84 (m, 2 H) 7.88 (d, J=8.34 Hz, 1 H) 7.95 (s, 1 H) 8.05 (s, 1 H) 8.14 (d, J=8.34 Hz, 1 H) 8.49 (d, J=4.80 Hz, 1 H) 12.67 − 13.71 (m, 1 H)。[M+H]C
19H
14F
3N
5O
2に対して計算された,402;実測値、402。
【0594】
実施例112:2−[(4−クロロフェニル)メトキシ]−8−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0595】
【化162】
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【0596】
表題化合物を、実施例72の調製のための手順に従って、4−クロロベンジルアルコールおよび2−クロロ−8−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから50%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δppm 3.80 (s, 3 H) 5.74 (s, 2 H) 7.69 (d, J=5.05 Hz, 1 H) 7.73 − 7.84 (m, 2 H) 7.88 (d, J=8.34 Hz, 1 H) 7.93 (s, 1 H) 8.04 (s, 1 H) 8.12 (d, J=8.34 Hz, 1 H) 8.48 (d, J=4.80 Hz, 1 H) 12.61 − 13.70 (m, 1 H)。[M+H]C
18H
14ClN
5O
2に対して計算された,368;実測値、368。
【0597】
実施例113:2−(3,4−ジクロロフェノキシ)−8−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0598】
【化163】
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【0599】
DMF(10mL)中の2−クロロ−8−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール(100mg、0.38mmol)の溶液に、3,4−ジクロロフェノール(190mg、1.15mmol)およびDIEA(150mg、1.15mmol)を加えた。混合物を一晩90℃で撹拌した。DMFを真空内で濃縮し、残留物を、HPLCによって精製して、35mg(23.6%)の表題生成物を得た。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δppm 3.70 (s, 3H), 7.15 (s, 1H), 7.55−7.58 (m, 1H), 7.95−7.98 (m, 3H), 8.61 (d, J = 6.4 Hz, 1H), 9.14 (s, 1H)。[M+H]C
17H
11C
l2N
5O
2に対して計算された,388;実測値、388。
【0600】
実施例114:2−(3,4−ジクロロフェノキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0601】
【化164】
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【0602】
表題化合物を、実施例113の調製のための手順に従って、2−クロロ−ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールおよび3,4−ジクロロ−フェノールから15%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO):δ7.42−7.45 (m, 1H), 7.76−7.82 (m, 2H), 7.89 (d, J = 5.6 Hz, 1H), 8.54 (d, J = 5.6Hz, 1H), 8.73 (s, 1H), 13.24 (s, 1H)。[M+H]C
13H
7C
l2N
3O
2に対して計算された,308;実測値、308。
【0603】
調製115A:1−(1−フェニルプロピル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピラゾール
【0604】
【化165】
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【0605】
THF(50mL)中の4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール(0.97g、5mmol)、1−フェニル−1−プロパノール(1.36g、10mmol)およびトリフェニルフォスフィン(2.63g、10mmol)の混合物に、THF(5mL)中のジ−tertブチルアゾジカルボキシラート(2.3g、10mmol)の溶液をゆっくり加えた。反応溶液を、還流で30分間撹拌し、濃縮した。残留物を、シリカゲルクロマトグラフィー(0−30%、EA:ヘキサン)によって精製し、黄色油として1.36g(45%)の表題化合物を得た。[M+H]C
18H
25BN
2O
2に対して計算された,313;実測値、313。
【0606】
調製115B:1−(1−フェニルプロピル)ピラゾール−4−オール
【0607】
【化166】
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【0608】
1−(1−フェニルプロピル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピラゾール(1.9g、6.9mmol)を、THF(20mL)中に溶解し、0℃に冷却した。水(1.6mL、15.8mmol)中のNaOH 2.5M(6mL、15.8mmol)およびH
2O
2の30パーセント溶液を加え、反応混合物を45分間室温で撹拌した。その後、pHを、水性の2N HClの付加によって2に調節し、混合物をジクロロメタンで抽出した。有機質層を、Na
2SO
4によって乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮し、オフホワイト固形物(0.56g、40%)として表題化合物、1−ベンジル−1H−ピラゾール−4−オールを得た。[M+H]C
12H
14N
2Oに対して計算された,203;実測値、203。
【0609】
実施例115:2−{[1−(1−フェニルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル]オキシ}ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0610】
【化167】
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【0611】
DMF(10mL)中の炭酸セシウム(1.82g、5.6mmol)、1−(1−フェニルプロピル)ピラゾール−4−オール(0.56g、2.8mmol)、CuI(25mg、0.14mmol)および2−クロロ−7−アザキナゾロン(254mg、1.4mmol)の混合物を、6時間140℃で撹拌した。反応混合物を、濃縮し、高真空下で乾燥させた。反応混合物を、シリカクロマトグラフィー(0−15%、MeOH:DCM)によって精製し、ベージュ色固形物として140mg(29%)の所望の生成物を得た。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δppm 0.85 (t, J=7.20 Hz, 3 H) 1.98 − 2.44 (m, 2 H) 5.30 (dd, J=9.35, 6.32 Hz, 1 H) 7.22 − 7.43 (m, 5 H) 7.58 − 7.73 (m, 1 H) 7.78 − 7.94 (m, 1 H) 8.24 (s, 1 H) 8.44 − 8.91 (m, 2 H) 13.09 (s, 1 H)。[M+H]C
19H
17N
5O
2に対して計算された,348;実測値、348。
【0612】
調製116A:1−[シクロプロピル(フェニル)メチル]−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピラゾール
【0613】
【化168】
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【0614】
THF(10mL)中の4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール(0.97g、5mmol)、1−α−シクロプロピルベンジルアルコール(1.04g、7mmol)およびトリフェニルフォスフィン(1.45g、5.5mmol)の混合物に、THF(5mL)中のジ−tertブチルアゾジカルボキシラート(1.15g、5mmol)の溶液を加えた。反応溶液を、30分間撹拌し、濃縮した。残留物を、シリカゲルクロマトグラフィー(0−30%、EA:ヘキサン)によって精製し、黄色油として1.12g(70%)の表題化合物を得た。[M+H]C
19H
25BN
2O
2に対して計算された,325;実測値、325。
【0615】
調製116B:1−[シクロプロピル(フェニル)メチル]ピラゾール−4−オール
【0616】
【化169】
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【0617】
1−[シクロプロピル(フェニル)メチル]−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピラゾール(1.12g、3.6mmol)を、THF(10mL)中に溶解し、0℃に冷却した。水(0.8mL、7.2mmol)中のNaOH 2.5M(2.9mL、7.2mmol)およびH
2O
2の30パーセント溶液を加え、反応混合物を45分間室温で撹拌した。その後、pHを、水性の2N HClの付加によって2に調節し、混合物をジクロロメタンで抽出した。有機質層を、Na
2SO
4によって乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮し、オフホワイト固形物(0.48g、62%)として表題化合物、1−ベンジル−1H−ピラゾール−4−オールを得た。[M+H]C
13H
14N
2Oに対して計算された,215;実測値、215。
【0618】
実施例116:2−({1−[シクロプロピル(フェニル)メチル]−1H−ピラゾール−4−イル}オキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0619】
【化170】
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【0620】
DMF(10mL)中の炭酸セシウム(1.43g、4.4mmol)、1−[シクロプロピル(フェニル)メチル]ピラゾール−4−オール(0.48g、2.2mmol)、CuI(20mg、0.11mmol)および2−クロロ−7−アザキナゾロン(200mg、1.1mmol)の混合物を、6時間130℃で撹拌した。反応混合物を、濃縮し、高真空下で乾燥させた。反応混合物を、シリカクロマトグラフィー(0−15%、MeOH:DCM)によって精製し、ベージュ色固形物として224mg(57%)の所望の生成物を得た。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δppm 0.35 − 0.96 (m, 4 H) 1.68 − 1.98 (m, 1 H) 4.69 (d, J=10.11 Hz, 1 H) 7.15 − 7.50 (m, 5 H) 7.66 (s, 1 H) 7.78 − 8.06 (m, 1 H) 8.19 − 8.37 (m, 1 H) 8.54 (d, J=4.29 Hz, 1 H) 8.83 (br. s., 1 H) 13.11 (br. s., 1 H)。[M+H]C
20H
17N
5O
2に対して計算された,360;実測値、360。
【0621】
実施例117:2−({1−[(1R)−1−フェニルエチル]−1H−ピラゾール−4−イル}、オキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0622】
【化171】
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【0623】
DMF(10mL)中の2−クロロピリジノ[3,4−d]ピリミジン−4−オール(150mg、0.83mmol)の溶液に、1−((1R)−1−フェニルエチル)ピラゾール−4−オール(470mg、2.5mmol)、CuI(160mg、0.83mmol)およびCs
2CO
3(540mg、1.66mmol)を加え、混合物を一晩125℃で撹拌した。DMFを除去し、残留物を、FC(2:1、MeOH:DCM)によって精製し、30mg(11%)の表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δppm 1.84 (d, J = 7.2Hz, 3H), 5.62 (m, 1H), 7.28−7.38 (m, 5H), 7.68 (s, 1H), 7.88 (d, J=4.8 Hz, 1H), 8.22 (s, 1H), 8.55 (s,1H), 8.83 (s, 1H), 13.12 (s, 1H)。[M+H]C
18H
15N
5O
2に対して計算された,334;実測値、334。
【0624】
実施例118:2−({1−[(1S)−1−フェニルエチル]−1H−ピラゾール−4−イル}オキシピリド)[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0625】
【化172】
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【0626】
表題化合物を、実施例117の調製のための手順に従って、2−クロロピリジノ[3,4−d]ピリミジン−4−オールおよび1−((1S)−1−フェニルエチル)ピラゾール−4−オールから22%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δppm 1.84 (d, J = 7.2Hz, 3H), 5.62 (m, 1H), 7.28−7.38 (m, 5H), 7.68 (s, 1H), 7.88 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 8.22 (s, 1H), 8.55 (s, 1H), 8.83 (s, 1H), 13.12 (s, 1H)。[M+H]C
18H
15N
5O
2に対して計算された,334;実測値、334。
【0627】
実施例119:2−({1−[(1R)−1−(2−フルオロフェニル)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}オキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0628】
【化173】
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【0629】
表題化合物を、実施例117の調製のための手順に従って、1−[(1R)−(2−フルオロ−フェニル)−エチル]−1H−ピラゾール−4−オールおよび2−クロロ−ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから10%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO):δ1.83 (d, J = 6.9 Hz, 3H), δ 5.88 (q, J = 7.2 Hz, 1H), 7.20−7.36 (m, 4H), 7.69 (s, 1H), 7.88 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 8.25 (s, 1H), 8.54 (d, J = 5.1 Hz, 1H, ), 8.82 (s, 1H), 13.13 (s, 1H)。[M+H]C
18H
14FN
5O
2に対して計算された,352;実測値、352。
【0630】
実施例120:2−({1−[(1s)−1−(2−フルオロフェニル)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}オキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0631】
【化174】
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【0632】
表題化合物を、実施例117の調製のための手順に従って、1−[(1S)−(2−フルオロ−フェニル)−エチル]−1H−ピラゾール−4−オールおよび2−クロロ−ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから10%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO):δ1.83 (d, J = 6.9 Hz, 3H), δ 5.88 (q, J = 7.2 Hz, 1H), 7.20−7.36 (m, 4H), 7.69 (s, 1H), 7.88 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 8.25 (s, 1H), 8.54 (d, J = 5.1 Hz, 1H), 8.82 (s, 1H), 13.13 (s, 1H)。[M+H]C
18H
14FN
5O
2に対して計算された,352;実測値、352。
【0633】
調製121A:1−[(2−クロロフェニル)メチル]−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピラゾール
【0634】
【化175】
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【0635】
THF(50mL)中の4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール(2g、10mmol)、2−クロロベンジルアルコール(2.9g、20mmol)およびトリフェニルフォスフィン(5.3g、20mmol)の混合物に、THF(10mL)中のジ−tertブチルアゾジカルボキシラート(4.6g、20mmol)の溶液を加えた。反応溶液を、還流で30分間撹拌し、濃縮した。残留物を、シリカゲルクロマトグラフィー(0−30%、EA:ヘキサン)によって精製し、黄色油として1.9g(59%)の表題化合物を得た。[M+H]C
16H
20BClN
2O
2に対して計算された,319;実測値、319。
【0636】
調製121B:1−[(2−クロロフェニル)メチル]ピラゾール−4−オール
【0637】
【化176】
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【0638】
1−[(2−クロロフェニル)メチル]−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピラゾール(1.9g、6.9mmol)を、THF(20mL)中に溶解し、0℃に冷却した。水(1.6mL、15.8mmol)中のNaOH 2.5M(6mL、15.8mmol)およびH
2O
2の30パーセント溶液を加え、反応混合物を45分間室温で撹拌した。その後、pHを、水性の2N HClの付加によって2に調節し、混合物をジクロロメタンで抽出した。有機質層を、Na
2SO
4によって乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮し、オフホワイト固形物(0.48g、34%)として表題化合物、1−ベンジル−1H−ピラゾール−4−オールを得た。[M+H]C
10H
9ClN
2Oに対して計算された,209;実測値、209。
【0639】
実施例121:2−({1−[(2−クロロフェニル)メチル]−1H−ピラゾール−4−イル}オキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0640】
【化177】
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【0641】
DMF(10mL)中の炭酸セシウム(1.10g、3.4mmol)、1−[(2−クロロフェニル)メチル]ピラゾール−4−オール(0.48g、1.7mmol)、CuI(18mg、0.01mmol)および2−クロロ−7−アザキナゾロン(154mg、0.85mmol)の混合物を、6時間140℃でに撹拌した。反応混合物を、濃縮し、高真空下で乾燥させた。反応混合物を、シリカクロマトグラフィー(0−15%、MeOH:DCM)によって精製し、ベージュ色固形物として280mg(92%)の所望の生成物を得た。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δppm 5.39 (s, 2 H) 7.01 − 7.19 (m, 1 H) 7.29 − 7.42 (m, 2 H) 7.45 − 7.57 (m, 1 H) 7.63 − 7.75 (m, 1 H) 7.78 − 7.99 (m, 1 H) 8.22 (s, 1 H) 8.55 (br. s., 1 H) 8.76 (br. s, 1 H) 13.11 (br. s., 1 H)。[M+H]C
17H
12ClN
5O
2に対して計算された,354;実測値、354。
【0642】
調製122A:1−[(3−クロロフェニル)メチル]−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピラゾール
【0643】
【化178】
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【0644】
THF(50mL)中の4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール(2g、10mmol)、3−クロロベンジルアルコール(2.9g、20mmol)およびトリフェニルフォスフィン(5.3g、20mmol)の混合物に、THF(10mL)中のジ−tertブチルアゾジカルボキシラート(4.6g、20mmol)の溶液をゆっくり加えた。反応溶液を、還流で30分間撹拌し、濃縮した。残留物を、シリカゲルクロマトグラフィー(0−30%、EA:ヘキサン)によって精製し、黄色油として2.9g(91%)の表題化合物を得た。[M+H]C
16H
20BClN
2O
2に対して計算された,319;実測値、319。
【0645】
調製122B:1−[(3−クロロフェニル)メチル]ピラゾール−4−オール
【0646】
【化179】
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【0647】
1−[(3−クロロフェニル)メチル]−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピラゾール(2.9g、9.1mmol)を、THF(20mL)中に溶解し、0℃に冷却した。水(2.1mL、18.3mmol)中のNaOH 2.5M(7.9mL、18.3mmol)およびH
2O
2の30パーセント溶液を加え、反応混合物を45分間室温で撹拌した。その後、pHを、水性の2N HClの付加によって2に調節し、混合物をジクロロメタンで抽出した。有機質層を、Na
2SO
4によって乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮し、オフホワイト固形物として0.56g(40%)の表題化合物を得た。[M+H]C
10H
9ClN
2Oに対して計算された,209;実測値、209。
【0648】
実施例122:2−({1−[(3−クロロフェニル)メチル]−1H−ピラゾール−4−イル}オキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0649】
【化180】
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【0650】
DMF(10mL)中の炭酸セシウム(1.82g、5.6mmol)、1−[(3−クロロフェニル)メチル]ピラゾール−4−オール(0.56g、2.8mmol)、CuI(25mg、0.14mmol)および2−クロロ−7−アザキナゾロン(254mg、1.4mmol)の混合物を、6時間140℃で撹拌した。反応混合物を、濃縮し、高真空下で乾燥させた。反応混合物を、濃縮し、高真空下で乾燥させた。反応混合物を、シリカクロマトグラフィー(0−15%、MeOH:DCM)によって精製して、ベージュ色固形物として140mg(29%)の所望の生成物を得た。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δppm 5.36 (s, 2 H) 7.20 − 7.47 (m, 4 H) 7.67 (s, 1 H) 7.88 (br. s., 1 H) 8.23 (s, 1 H) 8.53 (br. s., 1 H) 8.84 (s, 1 H) 13.11 (br. s., 1 H)。[M+H]C
17H
12ClN
5O
2に対して計算された,354;実測値、354。
【0651】
実施例123:2−{[1−(1−ベンジルピペリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]オキシ}ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0652】
【化181】
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【0653】
0℃でのDMF(1mL)およびベンズアルデヒド(35μL、0.33mmol)中の2−(1−ピペリジン−4−イルピラゾール−4−イル)オキシピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール(25mg、0.065mmol)の溶液に、STAB(21mg、0.1mmol)を加えた。反応混合物を、30分間0℃で及び16時間室温で撹拌した。反応を、水(0.1ml)でクエンチし、混合物を真空内で濃縮した。粗製生成物を、シリカゲルクロマトグラフィー(0−20%、MeOH:DCM)によって精製し、白色固形物として6mg(21%)の所望の生成物を得た。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δppm 1.74 − 2.22 (m, 6 H) 2.82 − 3.03 (m, 2 H) 3.44 − 3.61 (m, 2 H) 4.00 − 4.32 (m, 1 H) 7.14 − 7.45 (m, 5 H) 7.62 (s, 1 H) 7.87 (d, J=5.31 Hz, 1 H) 8.10 (s, 1 H) 8.47 − 8.58 (m, 1 H) 8.84 (s, 1 H) 12.94 (br. s, 1 H)。[M+H]C
22H
22N
6O
2に対して計算された,403;実測値、403。
【0654】
調製124:1−(2−モルフォリン−4−イルエチル)ピラゾール−4−オール
【0655】
【化182】
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【0656】
表題化合物を、調製115Bの調製のための手順に従って、4−[2−[4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピラゾール−1−イル]エチル]モルフォリンから45%の収率で調製した。[M+H]C
9H
15N
3O
2に対して計算された,198;実測値、198。
【0657】
実施例124:2−({1−[2−(モルフォリン−4−イル)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}オキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0658】
【化183】
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【0659】
表題化合物を、化合物115の調製のための手順に従って、1−(2−モルフォリン−4−イルエチル)ピラゾール−4−オールおよび2−クロロ−7−アザキナゾロンから39%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δppm 2.47 (d, J=4.04 Hz, 4 H) 2.67 − 3.01 (m, 2 H) 3.49 − 3.70 (m, 4 H) 4.10 − 4.34 (m, 2 H) 7.61 (s, 1 H) 7.89 (d, J=5.05 Hz, 1 H) 8.10 (s, 1 H) 8.54 (d, J=5.05 Hz, 1 H) 8.82 (s, 1 H) 12.99 (br. s, 1 H)。[M+H]C
16H
18N
6O
3に対して計算された,343;実測値、343。
【0660】
実施例125:2−({1−[(3R)−ピロリジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}オキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0661】
【化184】
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【0662】
DCM中のtert−ブチル(3R)−3−[4−(4−ヒドロキシピリジノ[3,4−d]ピリミジン−2−イルオキシ)ピラゾリル]ピロリジンカルボキシラート(125mg、0.31mmol)の混合物に、室温でCF
3COOH(5mL)を加えた。混合物を、1時間撹拌し、濃縮して、(84mg、91%の)表題化合物を得た。
1H NMR 400MHz、MeOD−d
4:δ2.32−2.50 (m, 2H), 3.20−3.75 (m, 4H), 5.13−5.18 (m, 1H), 7.61 (s, 1H), 7.91 (d, J = 5.2 Hz, 1H), 8.03 (s, 1H), 8.43 (d, J = 5.2 Hz, 1H), 8.73 (s, 1H)。[M+H]C
14H
14N
6O
2に対して計算された,299;実測値、299。
【0663】
実施例126:2−({1−[(3R)−1−(エタンスルホニル)ピロリジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}オキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0664】
【化185】
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【0665】
THF(20mL)中の2−[1−((3R)ピロリジン−3−イル)ピラゾール−4−イルオキシ]ピリジノ[3,4−d]ピリミジン−4−オール(100mg、0.34mmol)の溶液に、クロロエチルスルホン(86mg、0.67mmol)およびDIEA(216mg、1.68mmol)を加えた。混合物を2時間室温で撹拌し、溶媒を真空内で濃縮した。残留物を、HPLCによって精製して、50mg(38%)の表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.21 (t, J = 7.6 Hz , 3H), 2.41−2.50 (m, 2H), 3.06−3.17 (m, 2H), 3.46−3.81 (m, 4H), 5.02−5.07 (m, 1H), 7.12 (s, 1H), 7.89 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 8.25 (s, 1H), 8.54 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 8.84 (s, 1H), 13.13 (s, 1H)。[M+H]C
16H
18N
6O
4S
3に対して計算された,391;実測値、391。
【0666】
実施例127:2−({1−[(3R)−1−(シクロプロパンスルホニル)ピロリジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}オキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0667】
【化186】
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【0668】
表題化合物を、実施例126の調製のための手順に従って、2−[1−((3R)ピロリジン−3−イル)ピラゾール−4−イルオキシ]ピリジノ[3,4−d]ピリミジン−4−オールおよびクロロシクロプロピルスルホンから45%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δppm 0.94−.097 (m, 4H), 2.43−2.67 (m, 3H), 3.48−3.83 (m, 4H), 5.06 (t, J = 5.6 Hz, 1H), 7.71(s, 1H), 7.89 (d, 1H), 8.26 (s, 1H), 8.55 (d, J = 4.8 Hz 1H), 8.83 (s, 1H),13.12 (s, 1H)。[M+H]C
17H
18N
6O
4Sに対して計算された,403;実測値、403。
【0669】
実施例128:2−({1−[(3R)−1−(ベンゼンスルホニル)ピロリジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}オキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0670】
【化187】
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【0671】
表題化合物を、実施例126の調製のための手順に従って、2−[1−((3R)ピロリジン−3−イル)ピラゾール−4−イルオキシ]ピリジノ[3,4−d]ピリミジン−4−オールおよびクロロフェニルスルホンから45%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δppm 2.25−2.30 (m, 2H), 3.34−3.69 (m, 4H), 4.91(t, J = 4.8Hz, 1H), 7.56−7.89 (m, 7H), 8.06(s, 1H), 8.56 (s, 1H), 8.85 (s, 1H), 13.12 (s, 1H)。[M+H]C
20H
18N
6O
4Sに対して計算された,439、実測値、439。
【0672】
実施例129:1−[(3R)−3−[4−({4−ヒドロキシピリド[3,4−d]ピリミジン−2−イル}オキシ)−1H−ピラゾール−1−イル]ピロリジン−1−イル]エタン−1−オン
【0673】
【化188】
[この文献は図面を表示できません]
【0674】
表題化合物を、実施例126の調製のための手順に従って、2−[1−((3R)ピロリジン−3−イル)ピラゾール−4−イルオキシ]ピリジノ[3,4−d]ピリミジン−4−オールから35%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δppm 1.97 (s, 3H), 2.30−2.45 (m, 2H), 3.44−3.98 (m, 4H), 4.97−5.06 (m, 1H), 7.69 (d, J = 4.4 Hz, 1H), 7.89 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 8.18 (d, J = 12.0 Hz, 1H), 8.55(d, J = 5.2 Hz, 1H), 8.85 (s, 1H), 13.12 (s, 1H)。[M+H]C
16H
16N
6O
3に対して計算された,341、実測値、341。
【0675】
実施例130:3−[(3R)−3−[4−({4−ヒドロキシピリド[3,4−d]ピリミジン−2−イル}オキシ)−1H−ピラゾール−1−イル]ピロリジン−1−イル]−3−オキソプロパンニトリル
【0676】
【化189】
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【0677】
MeOH中の化合物2−[1−((3R)ピロリジン−3−イル)ピラゾール−4−イルオキシ]ピリジノ[3,4−d]ピリミジン−4−オール(150mg、0.50mmol)およびEt
3N(254mg、2.52mmol)の混合物に、室温でシアノ酢酸2,5−ジオキソ−ピロリジン−1−イルエステル(110mg、0.60mmol)を加え、2時間撹拌した。反応混合物を濃縮し、残留物を、フラッシュクロマトグラフィー(20:1、DCM:MeOH)によって精製して、74mg(41%)の表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δppm 2.30−2.49 (m, 2H), 3.50−4.0 0(m, 6H), 4.98−5.09 (m, 1H), 7.69 (d, J = 5.2 Hz, 1H), 7.87(d, J = 6.8 Hz, 1H), 8.16 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 8.51(d, J = 6.8 Hz, 1H), 13.12 (s, 1H)。[M+H]C
17H
15N
7O
3に対して計算された,366、実測値、366。
【0678】
実施例131:2−({1−[(3R)−1−シクロプロパンカルボニルピロリジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}オキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0679】
【化190】
[この文献は図面を表示できません]
【0680】
表題化合物を、実施例126の調製のための手順に従って、2−[1−((3R)ピロリジン−3−イル)ピラゾール−4−イルオキシ]ピリジノ[3,4−d]ピリミジン−4−オールおよび塩化シクロプロパンカルボニルから35%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δppm 0.72−0.74 (m, 4H), 1.77−1.82 (m,1H), 2.34−2.48 (m, 2H), 3.46−4.16 (m, 4H), 4.98−5.11 (m, 1H), 7.69 (d, J = 5.6 Hz, 1H), 7.89 (d, J = 4.4 Hz, 1H), 8.21 (d, J = 14.4 Hz, 1H), 8.55(d, J = 4.8 Hz, 1H), 8.85 (s, 1H), 13.12 (s, 1H)。[M+H]C
18H
18N
6O
3に対して計算された,367、実測値、367。
【0681】
実施例132:2−({1−[(3R)−1−ベンゾイルピロリジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}オキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0682】
【化191】
[この文献は図面を表示できません]
【0683】
表題化合物を、実施例126の調製のための手順に従って、2−[1−((3R)ピロリジン−3−イル)ピラゾール−4−イルオキシ]ピリジノ[3,4−d]ピリミジン−4−オールおよび塩化ベンゾイルから45%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δppm 2.34−2.48 (m, 2H), 3.57−3.97 (m, 4H), 4.96−5.11 (m, 1H), 7.44−7.89 (m, 7H), 8.20 (s, 1H), 8.55 (s, 1H), 8.83 (s, 1H), 13.12 (s, 1H)。[M+H]C
21H
18N
6O
3に対して計算された,403、実測値、403。
【0684】
実施例133:2−({1−[(3R)−1−ベンジルピロリジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}オキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0685】
【化192】
[この文献は図面を表示できません]
【0686】
表題化合物を、実施例126の調製のための手順に従って、2−[1−((3R)ピロリジン−3−イル)ピラゾール−4−イルオキシ]ピリジノ[3,4−d]ピリミジン−4−オールおよび(ブロモメチル)ベンゼンから18%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δppm 2.12−2.58 (m, 3H), 2.79−2.95 (m, 3H), 3.66 (s, 2H), 4.88−4.92 (m, 1H), 7.25−7.36 (m, 5H), 7.61 (s, 1H), 7.88 (d, J = 6.8 Hz, 1H), 8.13 (s, 1H), 8.53 (d, J = 6.8 Hz, 1H), 8.82 (s, 1H), 13.12 (s, 1H)。[M+H]C
21H
20N
6O
2に対して計算された,489、実測値、489。
【0687】
実施例134:2−({1−[(3R)−1−(4−フルオロフェニル)ピロリジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}オキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0688】
【化193】
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【0689】
DMF中の2−[1−((3R)ピロリジン−3−イル)ピラゾール−4−イル]ピリジノ[3,4−d]ピリミジン−4−オール(150mg、0.50mmol)、1−フルオロ−4−ヨード−ベンゼン(0.76mmol)、t−BuONa(242mg、2.5mmol)、BINAP(31mg、0.05mmol)およびPd
2(dba)
3(23mg、0.025mmol)の混合物を、マイクロ波中で130℃のN
2下で2時間撹拌した。反応混合物を濃縮した。残留物を、HPLCによって精製して、4mg(2%)の表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ2.47−2.50 (2H, m), 3.33−3.73 (4H, m), 5.12−5.15 (1H, m), 6.58−6.60 (2H, m), 7.03(2H, t. J = 8.4 Hz), 7.67 (1H, s), 7.88 (1H, d, J = 4.8 Hz), 8.17 (1H, s), 8.54 (1H, d, J = 4.4 Hz). 8.81 (1H, s), 13.10 (1H, s)。[M+H]C
20H
17FN
6O
2に対して計算された,393;実測値、393。
【0690】
実施例135:2−({1−[(3S)−ピロリジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}オキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0691】
【化194】
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【0692】
表題化合物を、実施例125の調製のための手順に従って、tert−ブチル(3S)−3−[4−(4−ヒドロキシピリジノ[3,4−d]ピリミジン−2−イルオキシ)ピラゾリル]ピロリジンカルボキシラートから90%の収率で調製した。
1H NMR 400MHz、MeOD−d
4:δ 2.32−2.50 (m, 2H,), 3.20−3.75 (m, 4H), 5.13−5.18 (m, 1H), 7.61 (s, 1H), 7.91 (d, J = 5.2 Hz, 1H), 8.03 (s, 1H), 8.43 (d, J = 5.2 Hz, 1H), 8.73 (s, 1H)。[M+H]C
14H
14N
6O
2に対して計算された,299;実測値、299。
【0693】
実施例136:2−({1−[(3S)−1−(エタンスルホニル)ピロリジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}オキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0694】
【化195】
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【0695】
表題化合物を、実施例126の調製のための手順に従って、2−[1−((3S)ピロリジン−3−イル)ピラゾール−4−イルオキシ]ピリジノ[3,4−d]ピリミジン−4−オールおよびクロロエチルスルホンから20%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.21 (t, J = 7.6 Hz , 3H), 2.41−2.50 (m, 2H), 3.06−3.17 (m, 2H), 3.46−3.81 (m, 4H), 5.02−5.07 (m, 1H), 7.12 (s, 1H), 7.89 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 8.25 (s, 1H), 8.54 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 8.84 (s, 1H), 13.13 (s, 1H)。[M+H]C
16H
18N
6O
4Sに対して計算された,391;実測値、391。
【0696】
実施例137:2−({1−[(3S)−1−(シクロプロパンスルホニル)ピロリジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}オキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0697】
【化196】
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【0698】
表題化合物を、実施例126の調製のための手順に従って、2−[1−((3S)ピロリジン−3−イル)ピラゾール−4−イルオキシ]ピリジノ[3,4−d]ピリミジン−4−オールおよびクロロシクロプロピルスルホンから50%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δppm 0.94−0.97 (m, 4H), 2.43−2.67 (m, 3H), 3.48−3.83 (m, 4H), 5.06 (t, J = 5.6 Hz, 1H), 7.71 (s, 1H), 7.89 (d, J = 4.8 Hz 1H), 8.26 (s, 1H), 8.55 (d, J = 4.8 Hz 1H), 8.83 (s, 1H),13.12 (s, 1H)。[M+H]C
17H
18N
6O
4Sに対して計算された,403;実測値、403。
【0699】
実施例138:2−({1−[(3S)−1−(ベンゼンスルホニル)ピロリジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}オキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0700】
【化197】
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【0701】
表題化合物を、実施例126の調製のための手順に従って、2−[1−((3S)ピロリジン−3−イル)ピラゾール−4−イルオキシ]ピリジノ[3,4−d]ピリミジン−4−オールおよびクロロフェニルスルホンから74%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δppm 2.25−2.30 (m, 2H), 3.34−3.69 (m, 4H), 4.9 1(t, J = 4.8 Hz, 1H), 7.56−7.89 (m, 7H), 8.06 (s, 1H), 8.56 (s, 1H), 8.85 (s, 1H), 13.12 (s, 1H)。[M+H]C
20H
18N
6O
4Sに対して計算された,439、実測値、439。
【0702】
実施例139:1−[(3S)−3−[4−({4−ヒドロキシピリド[3,4−d]ピリミジン−2−イル}オキシ)−1H−ピラゾール−1−イル]ピロリジン−1−イル]エタン−1−オン
【0703】
【化198】
[この文献は図面を表示できません]
【0704】
表題化合物を、実施例126の調製のための手順に従って、2−[1−((3S)ピロリジン−3−イル)ピラゾール−4−イルオキシ]ピリジノ[3,4−d]ピリミジン−4−オールおよび塩化アセチルから60%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δppm 1.97 (s, 3H), 2.30−2.45 (m, 2H), 3.44−3.98 (m, 4H), 4.97−5.06 (m, 1H), 7.69 (d, J = 4.4 Hz, 1H), 7.89 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 8.18 (d, J = 12.0 Hz, 1H), 8.55 (d, J = 5.2 Hz, 1H), 8.85 (s, 1H), 13.12 (s, 1H)。[M+H]C
16H
16N
6O
3に対して計算された,341、実測値、341。
【0705】
実施例140:3−[(3S)−3−[4−({4−ヒドロキシピリド[3,4−d]ピリミジン−2−イル}オキシ)−1H−ピラゾール−1−イル]ピロリジン−1−イル]−3−オキソプロパンニトリル
【0706】
【化199】
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【0707】
表題化合物を、実施例130の調製のための手順に従って、2−[1−((3S)ピロリジン−3−イル)ピラゾール−4−イルオキシ]ピリジノ[3,4−d]ピリミジン−4−オールおよびシアノ酢酸2,5−ジオキソ−ピロリジン−1−イルエステルから22%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δppm 2.30−2.49 (m, 2H), 3.50−4.00 (m, 6H), 4.98−5.09 (m, 1H), 7.69 (d, J = 5.2 Hz, 1H), 7.87(d, J = 6.8 Hz, 1H), 8.16 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 8.51(d, J = 6.8 Hz, 1H), 8.85 (s, 1H), 13.12 (s, 1H)。[M+H]C
17H
15N
7O
3に対して計算された,366、実測値、366。
【0708】
実施例141:2−({1−[(3S)−1−シクロプロパンカルボニルピロリジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}オキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0709】
【化200】
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【0710】
表題化合物を、実施例126の調製のための手順に従って、2−[1−((3S)ピロリジン−3−イル)ピラゾール−4−イルオキシ]ピリジノ[3,4−d]ピリミジン−4−オールおよび塩化シクロプロパンカルボニルから30%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δppm 0.72−0.74 (m, 4H), 1.77−1.82 (m,1H), 2.34−2.48 (m, 2H), 3.46−4.16 (m, 4H), 4.98−5.11 (m, 1H), 7.69 (d, J = 5.6 Hz, 1H), 7.89 (d, J = 4.4 Hz, 1H), 8.21 (d, J = 14.4 Hz, 1H), 8.55 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 8.85 (s, 1H), 13.12 (s, 1H)。[M+H]C
18H
18N
6O
3に対して計算された,367、実測値、367。
【0711】
実施例142:2−({1−[(3S)−1−ベンゾイルピロリジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}オキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0712】
【化201】
[この文献は図面を表示できません]
【0713】
表題化合物を、実施例126の調製のための手順に従って、2−[1−((3S)ピロリジン−3−イル)ピラゾール−4−イルオキシ]ピリジノ[3,4−d]ピリミジン−4−オールおよび塩化ベンゾイルから40%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δppm 2.34−2.48 (m, 2H), 3.57−3.97 (m, 4H), 4.96−5.11 (m, 1H), 7.44−7.89 (m, 7H), 8.20 (s, 1H), 8.55 (s, 1H), 8.83 (s, 1H), 13.12 (s, 1H)。[M+H]C
21H
18N
6O
3に対して計算された,403、実測値、403。
【0714】
調製143A:tert−ブチル4−({(3S)−3−[4−(4−ヒドロキシピリジノ[3,4−d]ピリミジン−2−イル)ピラゾリル]ピロリジニル}カルボニル)ピペリジンカルボキシラート
【0715】
【化202】
[この文献は図面を表示できません]
【0716】
DCM中の2−[1−((3S)ピロリジン−3−イル)ピラゾール−4−イル]ピリジノ[3,4−d]ピリミジン−4−オール(150mg、0.50mmol)、ピペリジン−1,4−ジカルボン酸モノ−tert−ブチルエステル(138mg、0.60mmol)、DIEA(1ml)およびHATU(267mg、0.70mmol)の混合物を、室温で一晩撹拌し、その後、濃縮した。残留物を、HPLCによって精製して、126mg(50%)の表題化合物を得た。[M+H]C
25H
31N
7O
5に対して計算された,510;実測値、510。
【0717】
実施例143:2−({1−[(3S)−1−(ピペリジン−4−カルボニル)ピロリジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}オキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0718】
【化203】
[この文献は図面を表示できません]
【0719】
DCM中のtert−ブチル4−({(3S)−3−[4−(4−ヒドロキシピリジノ[3,4−d]ピリミジン−2−イル)ピラゾリル]ピロリジニル}カルボニル)ピペリジンカルボキシラート(126mg、0.25mmol)の混合物に、CF
3COOH(2mL)を加え、混合物を1時間室温で撹拌し、その後、濃縮した。残留物を、HPLCによって精製して、20mg(30%)の表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz、DMSO):δ 1.88−2.02 (m, 4H), 2.48−2.55 (m, 2H), 3.04−3.10 (m, 3H), 3.33−3.96 (m, 5H), 4.09 (d, J = 5.2 Hz, 1H), 4.90−5.06 (m, 1H), 7.57 (s, 1H), 7.94−7.99 (m, 2H), 8.33 (d, J = 5.2 Hz, 1H ). 8.78 (s, 1H)。[M+H]C
20H
23N
7O
3に対して計算された,410;実測値、410。
【0720】
調製144A:1−{(3S)−3−[4−(4−ヒドロキシピリジノ[3,4−d]ピリミジン−2−イル)ピラゾリル]ピロリジニル}−2−クロロエタン−1−オン
【0721】
【化204】
[この文献は図面を表示できません]
【0722】
THF中の2−[1−((3S)ピロリジン−3−イル)ピラゾール−4−イル]ピリジノ[3,4−d]ピリミジン−4−オール(150mg、0.50mmol)およびDIEA(1mL)の溶液に、0℃でクロロ塩化アセチル(68mg、0.60mmol)を加えた。反応混合物を、室温で2時間攪拌し、ろ過し、濃縮した。残留物を、FC(20:1、DCM:MeOH)によって精製して、188mg(91%)の表題化合物を得た。
【0723】
実施例144:1−[(3S)−3−[4−({4−ヒドロキシピリド[3,4−d]ピリミジン−2−イル}オキシ)−1H−ピラゾール−1−イル]ピロリジン−1−イル]−2−(メチルアミノ)エタン−1−オン
【0724】
【化205】
[この文献は図面を表示できません]
【0725】
EtOH(10mL)中の1−{(3S)−3−[4−(4−ヒドロキシピリジノ[3,4−d]ピリミジン−2−イル)ピラゾリル]ピロリジニル}−2−クロロエタン−1−オン)(188mg、0.05mmol)およびメチルアミンの溶液を、室温で一晩撹拌した。混合物を濃縮し、残留物を、HPLCによって精製して、9mg(4.5%)の表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz、CD
3OD):δ2.47−2.58 (m, 2H), 2.71 (d, J = 2.8 Hz, 3H), 3.68−4.02 (m, 6H), 5.02−5.10 (m, 1H), 7.58 (s, 1H), 7.95−7.99 (m, 2H,), 8.36 (d, J = 5.2 Hz, 1H). 8.79 (s, 1H)。[M+H]C
17H
19N
7O
3に対して計算された,370;実測値、370。
【0726】
実施例145:2−({1−[(3S)−1−フェニルピロリジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}オキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0727】
【化206】
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【0728】
トルエン中の2−[1−((3S)ピロリジン−3−イル)ピラゾール−4−イル]ピリジノ[3,4−d]ピリミジン−4−オール(150mg、0.50mmol)、ブロモ−ベンゼン(95mg、0.60mmol)、t−BuONa(216mg、2.25mmol)、BINAP(31mg、0.05mmol)およびPd
2(dba)
3(50mg、0.05mmol)の混合物を、N
2下で24時間還流させ、その後、真空内で濃縮した。残留物を、HPLCによって精製して、9mg(5%)の表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz、DMSO):δ2.48−2.53 (m, 2H), 3.32−3.78 (m, 4H), 5.12−5.15 (m, 1H), 6.59−6.65 (m, 3H), 7.19 (t, J = 7.6 Hz, 2H), 7.69 (s, 1H), 7.87 (d, J = 5.2Hz, 1H), 8.17 (s, 1H), 8.53 (d, J = 5.2 Hz, 1H). 8.80 (s, 1H,), 13.10 (s, 1H,)。[M+H]C
20H
18N
6O
2に対して計算された,375;実測値、375。
【0729】
実施例146:2−({1−[(3S)−1−(4−フルオロフェニル)ピロリジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}オキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0730】
【化207】
[この文献は図面を表示できません]
【0731】
表題化合物を、実施例145の調製のための手順に従って、2−[1−((3S)ピロリジン−3−イル)ピラゾール−4−イル]ピリジノ[3,4−d]ピリミジン−4−オールおよび1−フルオロ−4−ヨード−ベンゼンから7%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO):δ2.47−2.50 (m, 2H), 3.33−3.73 (m, 4H), 5.12−5.15 (m, 1H), 6.58−6.60 (m, 2H), 7.03(t, J = 8.4 Hz, 2H), 7.67 (s, 1H,), 7.88 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 8.17 (s, 1H), 8.54 (d, J = 4.4 Hz, 1H), 8.81 (s, 1H), 13.10 (s, 1H)。[M+H]C
20H
17FN
6O
2に対して計算された,393;実測値、393。
【0732】
実施例147:2−({1−[(3S)−1−(2−フルオロフェニル)ピロリジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}オキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0733】
【化208】
[この文献は図面を表示できません]
【0734】
表題化合物を、実施例145の調製のための手順に従って、2−[1−((3S)ピロリジン−3−イル)ピラゾール−4−イル]ピリジノ[3,4−d]ピリミジン−4−オールおよび1−フルオロ−2−ヨード−ベンゼンから12%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO):δ2.41−2.50 (m, 2H), 3.46−3.84 (m, 4H,), 5.08−5.10 (m, 1H), 6.71−6.83 (m, 2H), 7.01−7.11 (m, 2H), 7.67 (s, 1H), 7.88 ( d, J = 6.0 Hz, 1H), 8.19 (s, 1H), 8.54 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 8.81 (s, 1H,), 13.10 (s, 1H)。[M+H]C
20H
17FN
6O
2に対して計算された,393;実測値、393。
【0735】
実施例148:2−({1−[(3S)−1−(4−クロロフェニル)ピロリジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}オキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0736】
【化209】
[この文献は図面を表示できません]
【0737】
表題化合物を、実施例145の調製のための手順に従って、2−[1−((3S)ピロリジン−3−イル)ピラゾール−4−イル]ピリジノ[3,4−d]ピリミジン−4−オールおよび1−クロロ−4−ヨード−ベンゼンから6.7%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO):δ2.48−2.50 (m, 2H), 3.38−3.77 (m, 4H), 5.13−5.15 (m, 1H), 6.51 (d, J = 8.0 Hz, 2H), 7.20 (d, J = 8.0 Hz, 2H), 7.67 (s, 1H), 7.88 (d, J = 5.2 Hz, 1H), 8.17 (s, 1H), 8.54 (d, J = 5.2 Hz, 1H), 8.81 (s, 1H), 13.10 (s, 1H)。[M+H]C
20H
17ClN
6O
2に対して計算された,409;実測値、409。
【0738】
実施例149:2−({1−[(3R)−ピペリジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}オキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0739】
【化210】
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【0740】
表題化合物を、実施例125の調製のための手順に従って、tert−ブチル(3R)−3−[4−(4−ヒドロキシピリジノ[3,4−d]ピリミジン−2−イルオキシ)ピラゾリル]ピペリジンカルボキシラートから82%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、MeOD−d
4):δ1.87−2.28 (m, 4H,), 3.25−3.37 (m, 2H), 3.65−3.74 (m, 2H), 4.68−4.71 (m, 1H), 7.74 (s, 1H), 8.03 (d, J = 5.2 Hz, 1H), 8.16 (s, 1H), 8.54 (d, J = 5.1 Hz, 1H), 8.45 (s, 1H)。[M+H]C
15H
16N
6O
2に対して計算された,313;実測値、313。
【0741】
実施例150:2−({1−[(3R)−1−(エタンスルホニル)ピペリジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}オキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0742】
【化211】
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【0743】
表題化合物を、実施例126の調製のための手順に従って、2−[1−((3R)−3−ピペリジル)ピラゾール−4−イルオキシ]ピリジノ[3,4−d]ピリミジン−4−オールおよびクロロエチルスルホンから42%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO):δ1.21 (t, J = 7.6 Hz , 3H), 1.85−2.12 (m, 4H), 2.92−3.32 (m, 4H), 3.52−3.56 (m, 1H), 3.80−3.86 (m, 1H), 4.32 −4.37 (m, 1H), 7.69 (s, 1H), 7.89 (d, J = 5.1Hz, 1H), 8.25 (s, 1H), 8.54 (d, J = 5.1 Hz, 1H), 8.56 (s, 1H), 13.09 (s, 1H)。[M+H]C
17H
20N
6O
4Sに対して計算された,405;実測値、405。
【0744】
実施例151:2−({1−[(3S)−1−(シクロプロパンスルホニル)ピペリジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}オキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0745】
【化212】
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【0746】
表題化合物を、実施例126の調製のための手順に従って、2−[1−((3R)−3−ピペリジル)ピラゾール−4−イルオキシ]ピリジノ[3,4−d]ピリミジン−4−オールおよびクロロシクロプロピルスルホンから38%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δppm 0.94−.1.01 (m, 4H), 1.68−2.13 (m, 4H), 2.66−2.69 (m, 1H), 2.95−3.01 (m, 1H), 3.22−3.28 (m, 1H), 3.53−3.56 (m, 1H), 3.80−3.84 (m, 1H), 4.37−4.41 (m, 1H), 7.70 (s, 1H), 7.89 (d, J = 5.1Hz, 1H), 8.23 (s, 1H), 8.54 (d, J = 5.1 Hz, 1H), 8.86 (s, 1H), 13.09 (s, 1H)。[M+H]C
18H
20N
6O
4Sに対して計算された,417;実測値、417。
【0747】
実施例152:2−({1−[(3R)−1−(ベンゼンスルホニル)ピペリジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}オキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0748】
【化213】
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【0749】
表題化合物を、実施例126の調製のための手順に従って、2−[1−((3R)−3−ピペリジル)ピラゾール−4−イルオキシ]ピリジノ[3,4−d]ピリミジン−4−オールおよびクロロフェニルスルホンから45%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δppm 1.65−2.05 (m, 4H), 2.47−2.50 (m, 1H), 2.74 (t, J = 10.4 Hz, 1H), 3.50 (d, J = 11.2 Hz, 1H), 3.76 (d, J = 11.2Hz, 1H), 4.40−4.44 (m, 1H), 7.76−7.80 (m, 6H), 7.88 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 8.21 (s, 1H), 8.55 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 8.87 (s, 1H), 13.10 (s, 1H)。[M+H]C
21H
20N
6O
4Sに対して計算された,453、実測値、453。
【0750】
実施例153:1−[(3R)−3−[4−({4−ヒドロキシピリド[3,4−d]ピリミジン−2−イル}オキシ)−1H−ピラゾール−1−イル]ピペリジン−1−イル]エタン−1−オン
【0751】
【化214】
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【0752】
表題化合物を、実施例126の調製のための手順に従って、2−[1−((3R)−3−ピペリジル)ピラゾール−4−イルオキシ]ピリジノ[3,4−d]ピリミジン−4−オールおよび塩化アセチルから55%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δppm 1.23−2.14 (m, 7H), 3.07−4.16 (m, 5H), 7.68 (d, J = 3.2 Hz, 1H), 7.88 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 8.17 (d, J = 11.6 Hz, 1H), 8.54 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 8.86 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 13.10 (s, 1H)。[M+H]C
17H
18N
6O
3に対して計算された,355、実測値、355。
【0753】
実施例154:3−[(3R)−3−[4−({4−ヒドロキシピリド[3,4−d]ピリミジン−2−イル}オキシ)−1H−ピラゾール−1−イル]ピペリジン−1−イル]−3−オキソプロパンニトリル
【0754】
【化215】
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【0755】
表題化合物を、実施例130の調製のための手順に従って、2−[1−((3R)−3−ピペリジル)ピラゾール−4−イルオキシ]ピリジノ[3,4−d]ピリミジン−4−オールおよびシアノ酢酸2,5−ジオキソ−ピロリジン−1−イルエステルから15%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δppm 1.40−2.15 (m, 4H), 3.12−4.53 (m, 7H), 7.69 (s, 1H), 7.88 (d, J = 5.1Hz, 1H), 8.15 (s, 1H), 8.54 (d, J = 5.1 Hz, 1H), 8.85 (d, J = 5.4 Hz, 1H), 13.10 (s, 1H)。[M+H]C
18H
17N
7O
3に対して計算された,380、実測値、380。
【0756】
調製155A:2−{(3S)−3−[4−(4−ヒドロキシピリジノ[3,4−d]ピリミジン−2−イルオキシ)ピラゾリル]ピロリジニル}−2−オキソエチルアセテート
【0757】
【化216】
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【0758】
表題化合物を、実施例126の調製のための手順に従って、2−[1−((3S)ピロリジン−3−イル)ピラゾール−4−イルオキシ]ピリジノ[3,4−d]ピリミジン−4−オールおよび酢酸クロロカルボニルメチルエステルから85%の収率で調製した。[M+H]C
18H
18N
6O
5に対して計算された,399;実測値、399。
【0759】
実施例155:2−ヒドロキシ−1−[(3S)−3−[4−({4−ヒドロキシピリド[3,4−d]ピリミジン−2−イル}オキシ)−1H−ピラゾール−1−イル]ピロリジン−1−イル]エタン−1−オン
【0760】
【化217】
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【0761】
MeOH(5ml)中の2−{(3S)−3−[4−(4−ヒドロキシピリジノ[3,4−d]ピリミジン−2−イルオキシ)ピラゾリル]ピロリジニル}−2−オキソエチルアセテート(100mg、0.25mmol)およびK
2CO
3(42mg、0.30mmol)の混合物を、室温で3時間撹拌した。反応混合物を濃縮し、残留物を、フラッシュクロマトグラフィー(20:1、DCM:MeOH)によって精製して、69mg(78%)の表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δppm 2.31−2.42 (m, 2H), 3.52−4.05 (m, 6H), 4.62−4.64 (m, 1H), 4.99−5.05 (m, 1H), 7.68 (s, 1H), 7.88 (d, J = 4.2 Hz, 1H), 8.17 (d, J = 7.2 Hz, 1H), 8.54 (d, J = 4.2 Hz, 1H), 8.84 (s, 1H), 13.10 (s, 1H)。[M+H]C
16H
16N
6O
4に対して計算された,357;実測値、357。
【0762】
実施例156:2−({1−[(3R)−1−シクロプロパンカルボニルピペリジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}オキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0763】
【化218】
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【0764】
表題化合物を、実施例126の調製のための手順に従って、2−[1−((3R)−3−ピペリジル)ピラゾール−4−イルオキシ]ピリジノ[3,4−d]ピリミジン−4−オールおよび塩化シクロプロパンカルボニルから42%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δppm 0.72−0.75 (m, 4H), 1.59−2.16 (m, 5H), 2.75−3.50 (m, 2H), 4.12−4.19 (m, 3H), 7.68 (s, 1H), 7.88 (d, J = 4.8Hz, 1H), 8.16−8.19 (m, 1H), 8.54 (d, J = 5.4Hz, 1H), 8.86 (s, 1H), 13.10 (s, 1H)。[M+H]C
19H
20N
6O
3に対して計算された,381、実測値、381。
【0765】
実施例157:2−({1−[(3R)−1−ベンゾイルピペリジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}オキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0766】
【化219】
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【0767】
表題化合物を、実施例126の調製のための手順に従って、2−[1−((3R)−3−ピペリジル)ピラゾール−4−イルオキシ]ピリジノ[3,4−d]ピリミジン−4−オールおよび塩化ベンゾイルから47%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δppm 1.50−2.19 (m, 4H), 2.98−4.57 (m, 5H), 7.39−7.46 (m, 5H), 7.70−7.72 (m, 1H), 7.88 (d, J = 4.2 Hz, 1H), 8.05−8.27 (m, 1H), 8.54 (d, J = 4.2 Hz, 1H), 8.85 (s, 1H), 13.10 (s, 1H)。[M+H]C
22H
20N
6O
3に対して計算された,417、実測値、417。
【0768】
実施例158:2−({1−[(3R)−1−ベンジルピペリジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}オキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0769】
【化220】
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【0770】
表題化合物を、実施例126の調製のための手順に従って、2−[1−((3R)−3−ピペリジル)ピラゾール−4−イルオキシ]ピリジノ[3,4−d]ピリミジン−4−オールおよび(ブロモメチル)ベンゼンから42%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δppm 1.73−2.08 (m, 5H), 2.37 (t, J = 10.2Hz, 1H), 2.73−2.77 (m, 1H), 3.00−3.04 (m, 1H), 3.30−3.62 (m, 2H), 4.28−4.31 (m, 1H), 7.24−7.32 (m, 5H), 7.61 (s, 1H), 7.87 (d, J = 5.4 Hz, 1H), 8.15 (s, 1H), 8.53 (d, J = 5.1 Hz, 1H), 8.82 (s, 1H), 13.10 (s, 1H)。[M+H]C
22H
22N
6O
2に対して計算された,403、実測値、403。
【0771】
実施例159:2−({1−[(3R)−1−(4−フルオロフェニル)ピペリジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}オキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0772】
【化221】
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【0773】
表題化合物を、実施例145の調製のための手順に従って、2−[1−((3R)−3−ピペリジル)ピラゾール−4−イル]ピリジノ[3,4−d]ピリミジン−4−オールおよび1−フルオロ−4−ヨード−ベンゼンから2%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.76−2.15 (m, 4H), 2.78−2.79 (m, 1H), 3.04−3.11 (m, 1H), 3.51−3.55 (m, 1H), 3.77−3.82 (m, 1H), 4.41−4.42 (m, 1H), 7.01−7.06 (m, 4H), 7.68 (s, 1H), 7.88 (d, J = 5.1 Hz, 1H), 8.22 (s, 1H), 8.54 (d, J = 5.1 Hz, 1H), 8.84 (s, 1H), 13.10 (s, 1H)。[M+H]C
21H
19FN
6O
2に対して計算された,407;実測値、407。
【0774】
実施例160:2−({1−[(3S)−ピペリジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}オキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0775】
【化222】
[この文献は図面を表示できません]
【0776】
表題化合物を、実施例125の調製のための手順に従って、tert−ブチル(3S)−3−[4−(4−ヒドロキシピリジノ[3,4−d]ピリミジン−2−イルオキシ)ピラゾリル]ピペリジンカルボキシラートから91%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、MeOD−d4):δ1.87−2.28 (m, 4H,), 3.25−3.37 (m, 2H), 3.65−3.74 (m, 2H), 4.68−4.71 (m, 1H), 7.74 (s, 1H), 8.03 (d, J = 5.2 Hz, 1H), 8.16 (s, 1H), 8.54 (d, J = 5.1 Hz, 1H), 8.45 (s, 1H)。[M+H]C
15H
16N
6O
2に対して計算された,313;実測値、313。
【0777】
実施例161:2−({1−[(3S)−1−(エタンスルホニル)ピペリジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}オキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0778】
【化223】
[この文献は図面を表示できません]
【0779】
表題化合物を、実施例126の調製のための手順に従って、2−[1−((3S)−3−ピペリジル)ピラゾール−4−イルオキシ]ピリジノ[3,4−d]ピリミジン−4−オールから33%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.21 (t, J = 7.6 Hz , 3H), 1.85−2.12 (m, 4H), 2.92−3.32 (m, 4H), 3.52−3.56 (m, 1H), 3.80−3.857 (m, 1H), 4.32 −4.37 (m, 1H), 7.69 (s, 1H), 7.89 (d, J = 5.1 Hz, 1H), 8.25 (s, 1H), 8.54 (d, J = 5.1 Hz, 1H), 8.56 (s, 1H), 13.09 (s, 1H)。[M+H]C
17H
20N
6O
4Sに対して計算された,405;実測値、405。
【0780】
実施例162:2−({1−[(3S)−1−(シクロプロパンスルホニル)ピペリジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}オキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0781】
【化224】
[この文献は図面を表示できません]
【0782】
表題化合物を、実施例126の調製のための手順に従って、2−[1−((3S)−3−ピペリジル)ピラゾール−4−イルオキシ]ピリジノ[3,4−d]ピリミジン−4−オールから50%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δppm 0.94−.1.01 (m, 4H), 1.68−2.13 (m, 4H), 2.66−2.69 (m, 1H), 2.95−3.01 (m, 1H), 3.22−3.28 (m, 1H), 3.53−3.56 (m, 1H), 3.80−3.84 (m, 1H), 4.37−4.41 (m, 1H), 7.70 (s, 1H), 7.89 (d, J = 5.1 Hz, 1H), 8.23 (s, 1H), 8.54 (d, J = 5.1 Hz, 1H), 8.86 (s, 1H), 13.09 (s, 1H)。[M+H]C
18H
20N
6O
4Sに対して計算された,417;実測値、417。
【0783】
実施例163:2−({1−[(3S)−1−(ベンゼンスルホニル)ピペリジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}オキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0784】
【化225】
[この文献は図面を表示できません]
【0785】
表題化合物を、実施例126の調製のための手順に従って、2−[1−((3S)−3−ピペリジル)ピラゾール−4−イルオキシ]ピリジノ[3,4−d]ピリミジン−4−オールから40%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δppm 1.65−2.05 (m, 4H), 2.47−2.50 (m, 1H), 2.74 (t, J = 10.4 Hz, 1H), 3.50 (d, J = 11.2 Hz, 1H), 3.76 (d, J = 11.2 Hz, 1H), 4.40−4.44 (m, 1H), 7.76−7.80 (m, 6H), 7.88 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 8.21(s, 1H), 8.55 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 8.87 (s, 1H), 13.10 (s, 1H)。[M+H]C
21H
20N
6O
4Sに対して計算された,453、実測値、453。
【0786】
実施例164:1−[(3S)−3−[4−({4−ヒドロキシピリド[3,4−d]ピリミジン−2−イル}オキシ)−1H−ピラゾール−1−イル]ピペリジン−1−イル]エタン−1−オン
【0787】
【化226】
[この文献は図面を表示できません]
【0788】
表題化合物を、実施例126の調製のための手順に従って、2−[1−((3S)−3−ピペリジル)ピラゾール−4−イルオキシ]ピリジノ[3,4−d]ピリミジン−4−オールおよび塩化アセチルから60%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δppm 1.23−2.14 (m, 7H), 3.07−4.16 (m, 5H), 7.68 (d, J = 3.2 Hz, 1H), 7.88 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 8.17 (d, J =11.6 Hz, 1H), 8.54 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 8.86 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 13.10 (s, 1H)。[M+H]C
17H
18N
6O
3に対して計算された,355、実測値、355。
【0789】
実施例165:2−({1−[(3S)−1−シクロプロパンカルボニルピペリジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}オキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0790】
【化227】
[この文献は図面を表示できません]
【0791】
表題化合物を、実施例126の調製のための手順に従って、2−[1−((3S)−3−ピペリジル)ピラゾール−4−イルオキシ]ピリジノ[3,4−d]ピリミジン−4−オールおよび塩化シクロプロパンカルボニルから35%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δppm 0.72−0.75 (m, 4H), 1.59−2.16 (m,5H), 2.75−3.50 (m, 2H), 4.12−4.19 (m, 3H), 7.68 (s, 1H), 7.88 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 8.16−8.19 (m, 1H), 8.54 (d, J = 5.4 Hz, 1H), 8.86 (s, 1H), 13.10 (s, 1H)。[M+H]C
19H
20N
6O
3に対して計算された,381、実測値、381。
【0792】
実施例166:3−[(3S)−3−[4−({4−ヒドロキシピリド[3,4−d]ピリミジン−2−イル}オキシ)−1H−ピラゾール−1−イル]ピペリジン−1−イル]−3−オキソプロパンニトリル
【0793】
【化228】
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【0794】
表題化合物を、実施例130の調製のための手順に従って、2−[1−((3S)−3−ピペリジル)ピラゾール−4−イルオキシ]ピリジノ[3,4−d]ピリミジン−4−オールおよびシアノ酢酸2,5−ジオキソ−ピロリジン−1−イルエステルから21%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δppm 1.40−2.15 (m, 4H), 3.12−4.53 (m, 7H), 7.69 (s, 1H), 7.88 (d, J = 5.1 Hz, 1H), 8.15 (s, 1H), 8.54 (d, J = 5.1 Hz, 1H), 8.85 (d, J = 5.4 Hz, 1H), 13.10 (s, 1H)。[M+H]C
18H
17N
7O
3に対して計算された,380、実測値、380。
【0795】
実施例167:2−({1−[(3S)−1−ベンゾイルピペリジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}オキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0796】
【化229】
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【0797】
表題化合物を、実施例126の調製のための手順に従って、2−[1−((3S)−3−ピペリジル)ピラゾール−4−イルオキシ]ピリジノ[3,4−d]ピリミジン−4−オールおよび塩化ベンゾイルから40%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δppm 1.50−2.19 (m, 4H), 2.98−4.57 (m, 5H), 7.39−7.46 (m, 5H), 7.70−7.72 (m, 1H), 7.88 (d, J = 4.2 Hz, 1H), 8.05−8.27 (m, 1H), 8.54 (d, J = 4.2 Hz, 1H), 8.85 (s, 1H), 13.10 (s, 1H)。[M+H]C
22H
20N
6O
3に対して計算された,417、実測値、417。
【0798】
実施例168:2−({1−[(3S)−1−ベンジルピペリジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}オキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0799】
【化230】
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【0800】
表題化合物を、実施例126の調製のための手順に従って、2−[1−((3S)−3−ピペリジル)ピラゾール−4−イルオキシ]ピリジノ[3,4−d]ピリミジン−4−オールおよび(ブロモメチル)ベンゼンから30%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δppm 1.73−2.08 (m, 5H), 2.37 (t, J = 10.2Hz, 1H), 2.73−2.77 (m, 1H), 3.00−3.04 (m, 1H), 3.30−3.62 (m, 2H), 4.28−4.31 (m, 1H), 7.24−7.32 (m, 5H), 7.61 (s, 1H), 7.87 (d, J = 5.4 Hz, 1H), 8.15 (s, 1H), 8.53 (d, J = 5.1 Hz, 1H), 8.82 (s, 1H), 13.10 (s, 1H)。[M+H]C
22H
22N
6O
2に対して計算された,403、実測値、403。
【0801】
実施例169:2−({1−[(3R)−1−(4−フルオロフェニル)ピペリジン−3−イル]−1H−ピラゾール−4−イル}オキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0802】
【化231】
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【0803】
表題化合物を、実施例145の調製のための手順に従って、2−[1−((3S)−3−ピペリジル)ピラゾール−4−イル]ピリジノ[3,4−d]ピリミジン−4−オールおよび1−フルオロ−4−ヨード−ベンゼンから16%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO):δ1.76−2.15 (m, 4H), 2.78−2.79 (m, 1H), 3.04−3.11 (m, 1H), 3.51−3.55 (m, 1H), 3.77−3.82 (m, 1H), 4.41−4.42 (m, 1H), 7.01−7.06 (m, 4H), 7.68 (s, 1H), 7.88 (d, J = 5.1 Hz, 1H), 8.22 (s, 1H), 8.54 (d, J = 5.1 Hz, 1H), 8.84 (s, 1H), 13.10 (s, 1H)。[M+H]C
21H
19FN
6O
2に対して計算された,407;実測値、407。
【0804】
実施例170:2−{[4−(トリフルオロメチル)フェニル]メトキシ}ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0805】
【化232】
[この文献は図面を表示できません]
【0806】
表題化合物を、実施例21の調製のための手順に従って、4−ヒドロキシメチルベンゾトリフルオリドおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから51%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δppm 5.61 (s, 2 H) 7.71 − 7.83 (m, 4 H) 7.87 (d, J=5.05 Hz, 1 H) 8.52 (d, J=5.05 Hz, 1 H) 8.92 (s, 1 H) 12.91 (s, 1 H)。[M+H]C
15H
10F
3N
3O
2に対して計算された,322;実測値、322。
【0807】
実施例171:2−[(2−クロロフェニル)メトキシ]ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0808】
【化233】
[この文献は図面を表示できません]
【0809】
表題化合物を、実施例21の調製のための手順に従って、2−クロロベンジルアルコールおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから65%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δppm 5.53 (s, 2 H) 7.25 − 7.50 (m, 2 H) 7.50 − 7.63 (m, 1 H) 7.63 − 7.78 (m, 1 H) 7.86 (d, J=5.05 Hz, 1 H) 8.52 (d, J=5.05 Hz, 1 H) 8.90 (s, 1 H) 12.79 (s, 1 H)。[M+H]C
14H
10ClN
3O
2に対して計算された,288;実測値、288。
【0810】
実施例172:2−[(2,6−ジクロロフェニル)メトキシ]ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0811】
【化234】
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【0812】
DMA中の(2,6−ジクロロ−フェニル)−メタノール(4.97mmol)の溶液に、室温でNaH(200mg、4.97mmol)を加え、混合物を室温で1時間撹拌した。2−クロロ−ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール(150mg、0.83mmol)を加えた。混合物を、室温で一晩撹拌し、濃縮した残留物を、FC(DCM/MeOH=20/1)によって精製して、140mg(53%)の表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz、DMSO):δ5.68 (s, 2H), 7.49−7.53 (m, 1H), 7.59−7.61 (m, 2H), 7.86 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 8.53 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 8.92 (s, 1H), 12.71 (s, 1H)。[M+H]C
14H
9C
l2N
3O
2に対して計算された,322;実測値、322。
【0813】
実施例173:2−[(2,3−ジクロロフェニル)メトキシ]ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0814】
【化235】
[この文献は図面を表示できません]
【0815】
表題化合物を、実施例172の調製のための手順に従って、2−クロロ−ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールおよび(2,3−ジクロロ−フェニル)−メタノールから19%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO):δ5.60 (s, 2H), 7.46 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 7.88 (t, J = 7.8 Hz, 2H), 7.86 (d, J = 5.1 Hz, 1H), 8.53 (d, J = 5.4 Hz, 1H), 8.89 (s, 1H), 12.82 (s, 1H)。[M+H]C
14H
9C
l2N
3O
2に対して計算された,322;実測値、322。
【0816】
実施例174:2−[2−(4−クロロフェニル)エトキシ]ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0817】
【化236】
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【0818】
2−(4−クロロ−フェニル)−エタノール(2mL)およびNa(95mg、5eq、4.14mmol)の混合物を、撹拌し、Naが消滅するまで0.5時間60℃で加熱した。2−クロロ−ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール(150mg、0.83mmol)を、混合物に加え、混合物を90℃で一晩撹拌した。反応混合物を濃縮し、残留物を、ゲルクロマトグラフィー(20:1、DCM:MeOH)によって精製し、白色固形物として195mg(59%)の表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ3.07 (t, J = 6.8 Hz, 2H), 4.62 (t, J = 6.8 Hz, 2H), 7.38 (s, 4H), 7.83 (d, J = 6.8 Hz, 1H), 8.49 (d, J = 5.2 Hz, 1H). 8.84 (s, 1H), 12.64(s, 1H)。[M+H]C
15H
12ClN
3O
2に対して計算された,302;実測値、302。
【0819】
実施例175:2−[2−(3,4−ジクロロフェニル)エトキシ]ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0820】
【化237】
[この文献は図面を表示できません]
【0821】
表題化合物を、実施例174の調製のための手順に従って、2−クロロ−ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールおよび2−(3,4−ジクロロ−フェニル)−エタノールから16%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO):δ3.08 (t, J = 6.3 Hz, 2H ), 4.63 (t, J = 6.3 Hz, 2H), 7.35−7.37 (m, 1H), 7.56−7.58 (m, 1H), 7.66 (s, 1H), 7.83 (d, J = 5.1 Hz, 1H ), 8.48 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 8.83 (s, 1H), 12.65 (s, 1H)。[M+H]C
15H
11C
l2N
3O
2に対して計算された,336;実測値、336。
【0822】
実施例176:2−(2,2,2−トリフルオロ−1−フェニルエトキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0823】
【化238】
[この文献は図面を表示できません]
【0824】
表題化合物を、実施例21の調製のための手順に従って、2,2,2−トリフルオロ−1−フェニルエタノールおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから53%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δppm 6.72 − 7.02 (m, 1 H) 7.36 − 7.58 (m, 3 H) 7.58 − 7.74 (m, 2 H) 7.85 (d, J=5.05 Hz, 1 H) 8.53 (d, J=5.05 Hz, 1 H) 8.79 (s, 1 H) 13.19 (br. s., 1 H)。[M+H]C
15H
10F
3N
3O
2に対して計算された,322;実測値、322。
【0825】
実施例177:2−{[2−(トリフルオロメチル)フェニル]メトキシ}ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0826】
【化239】
[この文献は図面を表示できません]
【0827】
表題化合物を、実施例172の調製のための手順に従って、2−クロロ−ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールおよび(2−トリフルオロメチル−フェニル)−メタノールから41%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO):δ 5.66 (s, 2H), 7.63 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 7.77 (t, J = 7.6 Hz, 1H), 7.82−7.87 (m, 3H), 8.53 (d, J = 5.2 Hz, 1H), 8.88 (s, 1H), 12.81(s, 1H)。[M+H]C
15H
10F
3N
3O
2に対して計算された,322;実測値、322。
【0828】
実施例178:2−[(2−フルオロフェニル)メトキシ]ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0829】
【化240】
[この文献は図面を表示できません]
【0830】
表題化合物を、実施例21の調製のための手順に従って、2−フルオロベンジルアルコールおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから66%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δppm 5.52 (s, 2 H) 7.21 (td, J=8.59, 2.53 Hz, 1 H) 7.34 − 7.41 (m, 2 H) 7.47 (td, J=7.96, 6.06 Hz, 1 H) 7.87 (d, J=5.05 Hz, 1 H) 8.53 (d, J=4.80 Hz, 1 H) 8.89 (br. s., 1 H) 12.75 (s, 1 H)。[M+H]C
14H
10FN
3O
2に対して計算された,272;実測値、272。
【0831】
実施例179:2−[(3−フルオロフェニル)メトキシ]ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0832】
【化241】
[この文献は図面を表示できません]
【0833】
表題化合物を、実施例21の調製のための手順に従って、3−フルオロベンジルアルコールおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから15%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δppm 5.48 (s, 2 H) 7.17 − 7.27 (m, 1 H) 7.38 (t, J=7.45 Hz, 2 H) 7.47 (td, J=8.02, 5.94 Hz, 1 H) 7.86 (d, J=5.05 Hz, 1 H) 8.52 (d, J=5.31 Hz, 1 H) 8.88 (s, 1 H) 12.56 − 12.84 (m, 1 H)。[M+H]C
14H
10FN
3O
2に対して計算された,272;実測値、272。
【0834】
実施例180:2−[(4−フルオロフェニル)メトキシ]ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0835】
【化242】
[この文献は図面を表示できません]
【0836】
表題化合物を、実施例21の調製のための手順に従って、4−フルオロベンジルアルコールおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから52%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δppm 5.48 (s, 2 H) 7.25 (t, J=8.97 Hz, 2 H) 7.59 (dd, J=8.46, 5.68 Hz, 2 H) 7.86 (d, J=5.31 Hz, 1 H) 8.52 (d, J=5.05 Hz, 1 H) 8.89 (s, 1 H) 12.50 − 12.88 (m, 1 H)。[M+H]C
14H
10FN
3O
2に対して計算された,272;実測値、272。
【0837】
実施例181:2−[(2,3−ジフルオロフェニル)メトキシ]ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0838】
【化243】
[この文献は図面を表示できません]
【0839】
表題化合物を、実施例21の調製のための手順に従って、2,3−ジフルオロベンジルアルコールおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから21%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δppm 5.59 (s, 2 H) 7.25 − 7.38 (m, 1 H) 7.41 − 7.56 (m, 2 H) 7.86 (d, J=5.31 Hz, 1 H) 8.53 (d, J=5.05 Hz, 1 H) 8.89 (s, 1 H) 12.77 (s, 1 H)。[M+H]C
14H
9F
2N
3O
2、290;実測値、290。
【0840】
実施例182:2−[(2,5−ジフルオロフェニル)メトキシ]ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0841】
【化244】
[この文献は図面を表示できません]
【0842】
表題化合物を、実施例21の調製のための手順に従って、2,5−ジフルオロベンジルアルコールおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから51%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6)δppm 5.53 (s, 2 H) 7.24 − 7.45 (m, 2 H) 7.52 (ddd, J=8.78, 5.62, 3.28 Hz, 1 H) 7.86 (d, J=5.05 Hz, 1 H) 8.53 (d, J=5.05 Hz, 1 H) 8.89 (s, 1 H) 12.76 (br. s., 1 H)。[M+H]C
14H
9F
2N
3O
2に対して計算された,290;実測値、290。
【0843】
実施例183:2−[(2,6−ジフルオロフェニル)メトキシ]ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0844】
【化245】
[この文献は図面を表示できません]
【0845】
表題化合物を、実施例21の調製のための手順に従って、2,6−ジフルオロベンジルアルコールおよび2−クロロピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オールから22%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6)δppm 5.43 − 5.68 (m, 2 H) 7.14 − 7.34 (m, 2 H) 7.48 − 7.70 (m, 1 H) 7.85 (d, J=5.05 Hz, 1 H) 8.52 (d, J=5.05 Hz, 1 H) 8.88 (s, 1 H) 12.69 (br. s., 1 H)。[M+H]C
14H
9F
2N
3O
2に対して計算された,290;実測値、290。
【0846】
実施例184:2−(ナフタレン−1−イルメトキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0847】
【化246】
[この文献は図面を表示できません]
【0848】
ジオキサン(10mL)中のナフチルメタン−1−オール(262mg、1.65mmol)の溶液に、0℃でNaH(67mg、1.65mmol)を加え、混合物を、30分間室温で撹拌した。2−クロロピリジノ[3,4−d]ピリミジン−4−オール(100mg、0.55mmol)を加え、混合物を一晩還流させた。溶媒を除去し、残留物を、FC(20:1、DCM:MeOH)によって精製して、114mg(69%)の表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ ppm 5.96 (s, 2H), 7.52−8.15 (m, 8H),8.52 (d, J = 6.8 Hz, 1H), 8.94 (s, 1H ), 12.67 (s, 1H)。[M+H]C
18H
13N
3O
2に対して計算された,304;実測値、304。
【0849】
実施例185:2−[(2−フェニルフェニル)メトキシ]ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0850】
【化247】
[この文献は図面を表示できません]
【0851】
表題化合物を、実施例187の調製のための手順に従って、(2−フェニルフェニル)メタノ−1−オールおよび2−クロロピリジノ[3,4−d]ピリミジン−4−オールから37%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δppm 5.37 (s, 2H), 7.33−7.84 (m, 10H), 8.48 (d, J = 6.8 Hz, 1H), 8.75 (s, 1H), 12.67 (s, 1H)。[M+H]C
20H
15N
3O
2に対して計算された,330;実測値、330。
【0852】
実施例186:2−[(3−フェニルフェニル)メトキシ]ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0853】
【化248】
[この文献は図面を表示できません]
【0854】
表題化合物を、実施例187の調製のための手順に従って、(3−フェニルフェニル)メタノ−1−オールおよび2−クロロピリジノ[3,4−d]ピリミジン−4−オールから37%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δppm 5.57 (s, 2H), 7.38−7.87 (m, 10H), 8.52 (d, J = 6.8 Hz, 1H), 8.90 (s, 1H), 12.67 (s, 1H)。[M+H]C
20H
15N
3O
2に対して計算された,330;実測値、330。
【0855】
実施例187:2−(ナフタレン−2−イルメトキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0856】
【化249】
[この文献は図面を表示できません]
【0857】
表題化合物を、実施例187の調製のための手順に従って、2−ナフチルメタン−1−オールおよび2−クロロピリジノ[3,4−d]ピリミジン−4−オールから20%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δppm 5.67 (s, 2H), 7.53−8.06 (m ,8H), 8.52 (d, J = 6.8 Hz, 1H), 8.91 (s, 1H ), 12.76 (s, 1H)。[M+H]C
18H
13N
3O
2に対して計算された,304;実測値、304。
【0858】
実施例188:2−(1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イルメトキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0859】
【化250】
[この文献は図面を表示できません]
【0860】
表題化合物を、実施例187の調製のための手順に従って、1,2,3,4−テトラヒドロナフチルメタン−1−オールおよび2−クロロピリジノ[3,4−d]ピリミジン−4−オールから6%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δppm 1.69−1.93 (m, 4H), 2.76 (t, J = 5.6 Hz, 2H), 3.30 (d, J = 6.8 Hz ,1H), 4.44−4.66 (m, 2H), 7.09−7.18 (m ,3H), 7.38 (d, J = 6.4 Hz, 1H), 7.84 (d, J = 6.8 Hz, 1H ), 8.49 (d, J = 6.4 Hz, 1H), 8.85 (s, 1H), 12.69 (s, 1H)。[M+H]C
18H
17N
3O
2に対して計算された,308;実測値、308。
【0861】
実施例189:2−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−2−イルオキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0862】
【化251】
[この文献は図面を表示できません]
【0863】
表題化合物を、実施例184の調製のための手順に従って、インダン−2−オールおよび2−クロロピリジノ[3,4−d]ピリミジン−4−オールから10%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δppm 3.11−3.18 (m, 2H), 3.40−3.48 (m, 2H), 5.90−5.91 (m, 1H), 7.18−7.20 (m, 2H), 7.28−7.31 (m, 2H), 7.82−7.84 (m, 1H), 8.50 (d, J = 5.1 Hz, 1H), 8.88 (s, 1H), 12.50 (s, 1H)。[M+H]C
16H
13N
3O
2に対して計算された,280;実測値、280。
【0864】
実施例190:2−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルメトキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0865】
【化252】
[この文献は図面を表示できません]
【0866】
表題化合物を、実施例187の調製のための手順に従って、インダニルメタン−1−オールおよび2−クロロピリジノ[3,4−d]ピリミジン−4−オールから6%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δppm 1.88−1.96 (m, 1H), 2.21−2.32 (m, 1H), 2.48−3.06 (m, 2H), 3.59−3.66 (m, 1H), 4.55 (d, J = 9.2 Hz, 2H), 7.14−7.45 (m ,4H), 7.84 (d, J = 6.4 Hz, 1H), 8.49 (d, J = 6.8 Hz, 1H ), 8.85 (s, 1H), 12.69(s, 1H)。[M+H]C
17H
15N
3O
2に対して計算された,294;実測値、294。
【0867】
実施例191:2−(1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−2−イルメトキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0868】
【化253】
[この文献は図面を表示できません]
【0869】
表題化合物を、実施例184の調製のための手順に従って、(1,2,3,4−テトラヒドロ−ナフタレン−2−イル)−メタノールおよび2−クロロピリジノ[3,4−d]ピリミジン−4−オールから8%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δppm 1.51−1.55 (m, 1H), 2.00−2.02 (m, 1H), 2.26−2.28 (m, 1H), 2.55−2.60 (m, 1H), 2.79−2.95 (m, 3H), 4.41 (d, J = 6.9 Hz, 2H), 7.09 (s ,4H), 7.84 (d, J = 5.1 Hz, 1H), 8.49 (d, J = 5.1 Hz, 1H ), 8.84 (s, 1H), 12.66 (s, 1H)。[M+H]C
18H
17N
3O
2に対して計算された,308;実測値、308。
【0870】
実施例192:2−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イルオキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0871】
【化254】
[この文献は図面を表示できません]
【0872】
表題化合物を、実施例197の調製のための手順に従って、インダン−1−オールおよび2−クロロピリジノ[3,4−d]ピリミジン−4−オールから1%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、TFA−d):δppm 2.35−2.38 (m, 1H), 2.80−2.85 (m, 1H), 3.17−3.31 (m, 2H), 6.97−7.00 (m, 2H), 7.16 (t, J = 7.5 Hz, 1H), 7.33−7.43 (m, 2H), 8.32−8.37 (m, 1H), 8.63 (d, J = 6.0 Hz, 1H), 8.74 (d, J = 6.0 Hz, 1H)。[M+H]C
16H
13N
3O
2に対して計算された,280;実測値、280。
【0873】
実施例193:2−(1−ベンゾフラン−3−イルメトキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0874】
【化255】
[この文献は図面を表示できません]
【0875】
表題化合物を、実施例184の調製のための手順に従って、ベンゾフラン−3−イル−メタノールおよび2−クロロピリジノ[3,4−d]ピリミジン−4−オールから7%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δppm 5.68 (s, 2H), 7.31−7.38 (m, 2H), 7.61−7.64 (m, 1H), 7.81−7.87 (m, 2H), 8.23 (s, 1H), 8.52 (d, J = 5.4 Hz, 1H), 8.95 (s, 1H), 12.69 (s, 1H)。[M+H]C
16H
11N
3O
3に対して計算された,294;実測値、294。
【0876】
実施例194:2−(2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−3−イルメトキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0877】
【化256】
[この文献は図面を表示できません]
【0878】
表題化合物を、実施例184の調製のための手順に従って、(2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−3−イル)−メタノールおよび2−クロロピリジノ[3,4−d]ピリミジン−4−オールから4%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δppm 3.85−3.88 (m, 1H), 4.09−4.12 (m, 2H), 4.43−4.49 (m, 2H), 6.79−6.86 (m, 2H), 7.12−7.22 (m, 2H), 7.81 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 8.43 (d, J = 5.4 Hz, 1H ), 8.61 (s, 1H), 11.77 (s, 1H)。[M+H]C
16H
13N
3O
3に対して計算された,296;実測値、296。
【0879】
実施例195:2−(3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イルメトキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0880】
【化257】
[この文献は図面を表示できません]
【0881】
表題化合物を、実施例184の調製のための手順に従って、クロマン−4−イル−メタノールおよび2−クロロピリジノ[3,4−d]ピリミジン−4−オールから11%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δppm 2.02−2.07 (m, 2H), 3.35 (s, 1H), 4.19−4.23 (m, 2H), 4.54−4.72 (m, 2H), 6.77−6.91 (m, 2H), 7.11−7.13 (m, 1H), 7.38 (d, J = 7.5 Hz, 1H), 7.84 (d, J = 5.1 Hz, 1H ), 8.50 (d, J = 5.1 Hz, 1H ), 8.86 (s, 1H), 12.73 (s, 1H)。[M+H]C
17H
15N
3O
3に対して計算された,310;実測値、310。
【0882】
実施例196:2−(1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イルオキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0883】
【化258】
[この文献は図面を表示できません]
【0884】
表題化合物を、実施例184の調製のための手順に従って、1,2,3,4−テトラヒドロナフトールおよび2−クロロピリジノ[3,4−d]ピリミジン−4−オールから11%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δppm 1.79−2.22 (m, 4H), 2.72−2.89 (m, 2H), 6.39 (t, J = 5.6 Hz, 1H), 7.17−7.43 (m, 4H), 7.85 (d, J = 6.8 Hz, 1H), 8.50 (d, J = 6.8 Hz, 1H), 8.90 (s, 1H), 12.54 (s, 1H)。[M+H]C
17H
15N
3O
2に対して計算された,294;実測値、294。
【0885】
実施例197:2−(3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イルオキシ)ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オール
【0886】
【化259】
[この文献は図面を表示できません]
【0887】
DMSO(5mL)中の2−クロロピリジノ[3,4−d]ピリミジン−4−オール(200mg、1.10mmol)および18−クラウン−6(22mg、0.082mmol)の溶液に、室温でDMSO(5mL)中のクロマン−4−オール(249mg、1.66mmol)およびt−BuOK(186mg、1.66mmol)の溶液を加え、混合物を、一晩N
2下の130℃で撹拌した。溶媒を除去し、残留物を、FC(20:1、DCM:MeOH)によって精製して、21mg(6%)の表題化合物を得た。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δppm 2.31−2.35 (m, 2H), 4.15−4.19 (m, 1H), 4.33−4.34 (m, 1H), 6.32 (s, 1H), 6.86−6.95 (m, 2H), 7.25−7.28 (m, 1H),7.46 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 7.86 (d, J = 5.4 Hz, 1H), 8.51−8.53 (m, 1H), 8.92 (s, 1H ), 12.59 (s, 1H)。[M+H]C
16H
13N
3O
3に対して計算された,296;実測値、296。
【0888】
調製198A:8−クロロ−3H−ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オン
【0889】
【化260】
[この文献は図面を表示できません]
【0890】
5mLのオルトギ酸トリエチル中の3−アミノ−2−クロロピリジン−4−カルボキサミド(500mg、2.9mmol)の混合物を、18時間還流で撹拌した。反応混合物を、濃縮し、ヘキサンで粉砕した。固形物を、ろ過し、乾燥させ、黄褐色固形物(510mg、97%)として表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ7.96 (1H, d, J = 5.1 Hz), 8.30 (1H, s), 8.44 (1H, d, J = 5.2 Hz), 12.85(1H, br s)。[M+H]C
7H
4ClN
3Oに対して計算された,182;実測値、182。
【0891】
実施例198:8−(1−メチルイミダゾール−4−イル)−3H−ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オン
【0892】
【化261】
[この文献は図面を表示できません]
【0893】
DMF(1mL)中の8−クロロ−3H−ピリド[3,4−d]ピリミジン−4−オン(50mg、0.27mmol)、トリブチル−(1−メチルイミダゾール−4−イル)スタンナン(224mg、0.027mmol)および[1,1’−ビス(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(18mg、0.027mmol)の混合物を、2時間150℃で密閉したバイアル中で撹拌した。反応混合物を、ろ過し、分取HPLCによって精製した。関連する分画(fractions)を、黄色油に濃縮した。油をエタノール中に取り込み、エタノール中のHCl(1N)を加えた。結果として生じる沈澱物を、ろ過し、乾燥させ、白色固形物(塩酸塩)として12mg(20%)の表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ3.98 (s, 3 H), 8.06 (d, J=5.05 Hz, 1 H), 8.36 (s, 1 H), 8.68 (s, 1 H), 8.76 (d, J=5.05 Hz, 1 H), 9.28 (s, 1 H), 12.99 (br. s., 1 H)。[M+H]C
11H
9N
5Oに対して計算された,228;実測値、228。
【0894】
II.生物学的評価
実施例1:インビトロでの酵素阻害アッセイ
本アッセイは、Jarid1A、Jarid1B、およびJMJD2Cのデメチラーゼ活性を阻害する試験化合物の能力を決定する。バキュロウィルス発現のJarid1A(GenBank Accession#NM_001042603、AA1−1090)を、BPS Bioscience(Cat#50110)から購入した。バキュロウィルス発現のJarid1B(GenBank Accession#NM_006618、AA 2−751))を、BPS Bioscience(Cat#50121)から購入したか、またはMolecularThroughputによってカスタムメイドした。バキュロウィルス発現のJMJD2C(GenBank Accession#BC143571、AA 2−372)を、BPS Bioscience(Cat#50105)から購入した。
【0895】
Jarid1Aアッセイ
Jarid1A活性の酵素アッセイは、時間分解−蛍光共鳴エネルギー移動(TR−FRET)の検出に基づく。Jarid1Aの活性を阻害する試験化合物の能力を、以下の反応条件下で384ウェルプレート様式で決定した:50mM HEPESのアッセイ緩衝液中の、1nM Jarid1A、300nM H3K4me3−ビオチン標識化ペプチド(Anaspec cat#64357)、2μM α‐ケトグルタル酸、pH7.3、0.005% Brij35、0.5mM TCEP、0.2mg/ml BSA、50μM L−アスコルビン酸ナトリウム、および2μM硫酸鉄(II)アンモニウム。LANCE検出緩衝液(PerkinElmer)中の5mMのEDTAの存在下で、検出試薬Phycolinkストレプトアビジン−アロフィコシアニン(Phycolink Streptavidin−allophycocyanin)(Prozyme)およびユウロピウム−抗−モノまたはジ−メチル化ヒストンH3リジン4(H3K4me1−2)抗体(PerkinElmer)を、それぞれ、25nMおよび1nMの終末濃度で加えた後に、反応生成物をTR−FRETによって定量した。
【0896】
アッセイ反応を、以下によって開始させた:3%のDMSO中の900nMのH3K4me3−ビオチン標識化ペプチドの2μlの混合物および2μlの11ポイントの(11−point)段階希釈した阻害剤を有する6μMのα‐ケトグルタル酸を、プレートの各ウェルに加え、その後、2μlの3nM Jarid1Aを加え、反応を開始させた。
反応混合物を、30分間室温でインキュベートし、50nMのPhycolinkストレプトアビジン−アロフィコシアニンおよび2nMのユウロピウム−抗−H3K4me1−2抗体を含有しているLANCE検出緩衝液に6μlの5mM EDTAを加えることによって終了した。プレートを、室温での1時間のインキュベーション後に、TR−FRETモード(320nmでの励起、615nmおよび665nmでの発光)でEnVisionMultilabel Readerによって読み取った。各ウェルに対する比率を計算し(665/615)、それを阻害定数(IC
50)の決定に適合させた。
【0897】
Jarid1Bアッセイ
Jarid1Bの活性を阻害する試験化合物の能力を、以下の反応条件下で384ウェルプレート様式で決定した:50mM HEPESのアッセイ緩衝液中の、0.8nM Jarid1B、300nM H3K4me3−ビオチン標識化ペプチド(Anaspec cat#64357)、2μM α‐ケトグルタル酸、pH7.3、0.005% Brij35、0.5mM TCEP、0.2mg/ml BSA、50μM L−アスコルビン酸ナトリウム、および2μM 硫酸鉄(II)アンモニウム。LANCE検出緩衝液(PerkinElmer)中の5mMのEDTAの存在下で、検出試薬Phycolinkストレプトアビジン−アロフィコシアニン(Prozyme)およびユウロピウム−抗−モノまたはジ−メチル化ヒストンH3リジン4(H3K4me1−2)抗体(PerkinElmer)を、それぞれ、25nMおよび1nMの終末濃度で加えた後に、反応生成物をTR−FRETによって定量した。
【0898】
アッセイ反応を、以下によって開始させた:3%のDMSO中の900nMのH3K4me3−ビオチン標識化ペプチドの2μlの混合物および2μlの11ポイントの段階希釈した阻害剤を有する6μMのα‐ケトグルタル酸を、プレートの各ウェルに加え、その後、2μlの2.4nM Jarid1Bを加え、反応を開始させた。反応混合物を、30分間室温でインキュベートし、50nMのPhycolinkストレプトアビジン−アロフィコシアニンおよび2nMのユウロピウム−抗−H3K4me1−2抗体を含有しているLANCE検出緩衝液に6μlの5mM EDTAを加えることによって終了した。
プレートを、室温での1時間のインキュベーション後に、TR−FRETモード(320nmでの励起、615nmおよび665nmでの発光)でEnVisionMultilabel Readerによって読み取った。各ウェルに対する比率を計算し(665/615)、それを阻害定数(IC
50)の決定に適合させた。
【0899】
JMJD2Cアッセイ
JMJD2Cの活性を阻害する試験化合物の能力を、以下の反応条件下で384ウェルプレート様式で決定した:50mM HEPESのアッセイ緩衝液中の、0.3nM JMJD2C、300nM H3K9me3−ビオチン標識化ペプチド(Anaspec cat#64360)、2μM α‐ケトグルタル酸、pH7.3、0.005% Brij35、0.5mM TCEP、0.2mg/ml BSA、50μM L−アスコルビン酸ナトリウム、および2μM 硫酸鉄(II)アンモニウム。LANCE検出緩衝液(PerkinElmer)中の5mMのEDTAの存在下で、検出試薬Phycolinkストレプトアビジン−アロフィコシアニン(Prozyme)およびユウロピウム−抗−ジ−メチル化ヒストンH3リジン9(H3K9me2)抗体(PerkinElmer)を、それぞれ、50nMおよび1nMの終末濃度で加えた後に、反応生成物をTR−FRETによって定量した。
【0900】
アッセイ反応を、以下によって開始させた:3%のDMSO中の900nMのH3K9me3−ビオチン標識化ペプチドの2μlの混合物および2μlの11ポイントの段階希釈した阻害剤を有する6μMのα‐ケトグルタル酸を、プレートの各ウェルに加え、その後、2μlの0.9nMのJMJD2Cを加え、反応を開始させた。反応混合物を、30分間室温でインキュベートし、100nMのPhycolinkストレプトアビジン−アロフィコシアニンおよび2nMのユウロピウム−抗−H3K9me2抗体を含有しているLANCE検出緩衝液に6μlの5mM EDTAを加えることによって終了した。プレートを、室温での1時間のインキュベーション後に、TR−FRETモード(320nmでの励起、615nmおよび665nmでの発光)でEnVisionMultilabel Readerによって読み取った。各ウェルに対する比率を計算し(665/615)、それを阻害定数(IC
50)の決定に適合させた。
【0901】
デメチラーゼ活性を阻害する本明細書に開示される化合物の能力を、定量化し、それぞれのIC
50値を決定した。表3は、本明細書に開示される様々な化合物のIC
50値を提供する。
【0902】
【表3-1】
[この文献は図面を表示できません]
【0903】
【表3-2】
[この文献は図面を表示できません]
【0904】
【表3-3】
[この文献は図面を表示できません]
【0905】
【表3-4】
[この文献は図面を表示できません]
【0906】
【表3-5】
[この文献は図面を表示できません]
【0907】
【表3-6】
[この文献は図面を表示できません]
【0908】
【表3-7】
[この文献は図面を表示できません]
【0909】
【表3-8】
[この文献は図面を表示できません]
【0910】
【表3-9】
[この文献は図面を表示できません]
【0911】
【表3-10】
[この文献は図面を表示できません]
【0912】
【表3-11】
[この文献は図面を表示できません]
【0913】
【表3-12】
[この文献は図面を表示できません]
【0914】
【表3-13】
[この文献は図面を表示できません]
【0915】
【表3-14】
[この文献は図面を表示できません]
【0916】
【表3-15】
[この文献は図面を表示できません]
【0917】
【表3-16】
[この文献は図面を表示できません]
【0918】
【表3-17】
[この文献は図面を表示できません]
【0919】
【表3-18】
[この文献は図面を表示できません]
【0920】
【表3-19】
[この文献は図面を表示できません]
【0921】
実施例2:インビトロでの細胞ベースのアッセイ
KDM5Aおよび5Bの細胞阻害の程度を測定するアッセイが開発された。この定量的イムノ‐ブロッティングアッセイは、ZR−75−1乳癌細胞株の抽出物からのヒストンデメチラーゼKDM5AおよびKDM5Bの直接的な酵素活性の特異的な基質および生成物である、アミノ酸リジンのナンバー4でトリ−メチル化されたヒストンH3の量を測定する。
【0922】
アッセイ原則
本アッセイは、試験化合物で処置された細胞から抽出されたトリ−メチルH3K4の定量化のための蛍光測定のイムノアッセイであり、KDM5A/Bの細胞阻害の基準として使用される。
【0923】
アッセイ方法
50,000(ATCC)と番号付けされるZR−75−1(PTEN null,ER+)乳癌細胞を、96ウェルの組織培養処置されたプレートの各ウェルへと播種し、その後、1250μMから10nMの範囲の試験化合物の終末濃度範囲を有する試験化合物の11ポイントの希釈にさらした。細胞を、72時間、試験化合物の存在下に置いた。抽出液(Extracts)を、洗浄剤ベースの溶解および音波処理方法を使用して、細胞のヒストン物質をすべて含有するように調製した。これらの溶解物を、続いて、比色のビシンコニン酸アッセイ(MicroBCA Pierce/Thermo Scientific)を使用して、総タンパク含量のために正常化した。その後、正常化した細胞抽出液を、NuPage試薬(Life Technologies)を使用して、典型的なイムノ−ブロッティング手順にさらした。その後、電気泳動的に分離したヒストンを、移動させて、重合ビニリデンのジフルオリド膜(Immobilon−FL Millipore)を使用して固定した。ヒストンH3のトリ−メチル化されたリジン4の量を、トリ−メチル化された状態に特異的な抗体を使用して検出し(Cell Signaling Technologies)、デンシトメトリーソフトウェアのパッケージを使用して、赤外線映像装置上で定量化した(Odyssey CLx, Image Studio, Li−Cor)。このバックグラウンド除去したデンシトメトリー値を、そのサンプルに対するGAPDH量の定量として報告し、その後、DMSO処理したサンプルのパーセントとして計算した。その後、ソフトウェアパッケージXL−fit(IDBS)を、以下の方程式によって、与えられた試験化合物の希釈系列に対する相対的なIC
50値を計算するために使用した:
【0924】
【数1】
[この文献は図面を表示できません]
【0925】
表4は、本明細書に開示される様々な化合物の細胞のIC
50値を提供する。
【0926】
【表4-1】
[この文献は図面を表示できません]
【0927】
【表4-2】
[この文献は図面を表示できません]
【0928】
実施例3:インビボでの異種移植(Xenograph)研究
0.72mgの17−βエストラジオールを含有している徐放性ペレットを、nu/nuマウスへと皮下に植え込む。MCF−7細胞を、5%のCO
2、37℃で、10%のFBSを含有しているRPMIにおいて成長させる。細胞を、1X10
7細胞/mLで50%のRPMI(無血清)および50%のマトリゲルにおいて、遠心沈殿させ、再懸濁する。MCF−7細胞を、ペレット植込みの2−3日後に右脇腹上に皮下注射し(100μL/動物)、腫瘍容積(長さ×幅
2/2)を、週2回モニタリングする。腫瘍が〜200mm
3の平均容積に達すると、動物を無作為化し、処置を開始する。動物を、4週間毎日、ビヒクルまたは化合物で処置する。腫瘍容積および体重を、研究の全体にわたって週2回モニタリングする。処置期間の終わりに、血漿および腫瘍のサンプルを、それぞれ、薬物動態学的および薬理学的な解析のために採取する。
【0929】
III.薬学剤形の準備
実施例1:経口錠剤
48重量%の式(I)の化合物またはその薬学的に許容可能な塩、45重量%の微結晶性セルロース、5重量%の低置換されたヒドロキシプロピルセルロース、および2重量%のステアリン酸マグネシウムを混合することによって、錠剤を調製する。錠剤を、直接圧縮によって調製する。圧縮錠剤の総重量を、250−500mgに維持する。