特許第6332810号(P6332810)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 陳 徳隆の特許一覧

<>
  • 特許6332810-折り畳み椅子フレーム 図000002
  • 特許6332810-折り畳み椅子フレーム 図000003
  • 特許6332810-折り畳み椅子フレーム 図000004
  • 特許6332810-折り畳み椅子フレーム 図000005
  • 特許6332810-折り畳み椅子フレーム 図000006
  • 特許6332810-折り畳み椅子フレーム 図000007
  • 特許6332810-折り畳み椅子フレーム 図000008
  • 特許6332810-折り畳み椅子フレーム 図000009
  • 特許6332810-折り畳み椅子フレーム 図000010
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6332810
(24)【登録日】2018年5月11日
(45)【発行日】2018年5月30日
(54)【発明の名称】折り畳み椅子フレーム
(51)【国際特許分類】
   A47C 4/28 20060101AFI20180521BHJP
【FI】
   A47C4/28 Z
【請求項の数】6
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2015-61806(P2015-61806)
(22)【出願日】2015年3月25日
(65)【公開番号】特開2016-93475(P2016-93475A)
(43)【公開日】2016年5月26日
【審査請求日】2015年8月9日
(31)【優先権主張番号】103139597
(32)【優先日】2014年11月14日
(33)【優先権主張国】TW
(73)【特許権者】
【識別番号】507415820
【氏名又は名称】陳 徳隆
(74)【代理人】
【識別番号】100087918
【弁理士】
【氏名又は名称】久保田 耕平
(74)【代理人】
【識別番号】509338259
【氏名又は名称】木村 絹代
(72)【発明者】
【氏名】陳 徳 隆
【審査官】 井出 和水
(56)【参考文献】
【文献】 米国特許出願公開第2012/0175917(US,A1)
【文献】 実公昭02−000399(JP,Y1)
【文献】 特開2009−285319(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47C 4/28
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
各々が相互に枢接される前脚支柱及び後脚支柱で構成される左右に間隔を空ける2つの脚支柱ユニットと、
脚支柱ユニットにそれぞれ隣接されると共に前記脚支柱ユニットに対して後方へ傾斜する角度の調整を行う左右に間隔を空ける2つの背柱ユニットと、
脚支柱ユニットの間に枢接されると共に折り畳まれることで脚支柱ユニットを相互に接近させる支持棒ユニットと、
これら前記背柱ユニットの間に枢接される少なくとも1つの連接セットを具備し、且つ前記連接セットは背柱ユニットにそれぞれ枢接される2本の連接棒をさらに含み、なお、各連接棒は同側の背柱ユニットに枢接される第一枢接部、及び前記第一枢接部とは反対に位置して他の連接棒に枢接する第二枢接部で構成される連接棒ユニットとを備え、
ここでは、前記連接棒ユニットは伸展位置と折り畳み位置との間で動作し、伸展位置にある場合は前記連接セットが左右に向けて延伸され、前記伸展位置から折り畳み位置に転換する過程では連接セットの連接棒の第二枢接部が徐々に上に向けて移動し、前記第一枢接部が徐々に相互に接近して第二枢接部の下方に位置され、折り畳み位置にある場合は、前記連接セットが折曲して脚支柱ユニットを相互に接近させてなる折り畳み椅子フレームであって、
前記連接棒ユニットは、上下に間隔を空けると共に背柱ユニットの間に枢接される2つの連接セットを備えたものであり、
前記連接棒ユニットは上下に延伸されると共に前記連接セットに連結される引き棒を更に備え、伸展位置にある場合は、前記引き棒が上に向けて引かれることで第二枢接部を連動させて上に向けて移動させ、連接棒ユニットが折り畳み位置に転換されることを特徴とする折り畳み椅子フレーム。
【請求項2】
各連接セットは連接棒の間に位置されると共に第二枢接部に枢接される活動枢接座を更に備え、前記引き棒は上下に間隔を空けると共に活動枢接座にそれぞれ枢接される2つの枢接棒部を備えることを特徴とする、請求項1記載の折り畳み椅子フレーム。
【請求項3】
前記支持棒ユニットは相互に交叉して枢接される2つの十字柱を備え、前記十字柱は脚支柱ユニットの前脚支柱にそれぞれ枢接されることを特徴とする、請求項1記載の折り畳
み椅子フレーム。
【請求項4】
前記支持棒ユニットは支柱ユニットにそれぞれ枢接されると共に後から前に延伸される2本の座支持柱を更に備え、前記座支持柱は左右に間隔を空けて対向し合うと共にこれら前記十字柱にそれぞれ枢接されることを特徴とする、請求項記載の折り畳み椅子フレーム。
【請求項5】
左右に間隔を空ける2つの肘掛けを更に備え、前記肘掛けの後端は背柱ユニットにそれぞれ枢接され、且つ肘掛けは前後位置をそれぞれ調整させて脚支柱ユニットに結合されることを特徴とする、請求項1記載の折り畳み椅子フレーム。
【請求項6】
各肘掛けは同側の前脚支柱及び後脚支柱の上方に位置されるポール部、及びポール部の下方に位置されると共に前後に間隔を空ける複数の係合溝を有する位置決め板を備え、各脚支柱ユニットは前記前脚支柱及び後脚支柱に枢接するための頂部を更に備え、且つ係合溝の何れか一つの枢軸が選択されて係入されることを特徴とする、請求項記載の折り畳み椅子フレーム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、展開及び折り畳み可能な椅子フレームに関する。
【背景技術】
【0002】
従来の折り畳み椅子フレームは設計上脚支柱、背柱、肘掛け柱、座支持柱等の棒部材間の枢接方式或いは特定の的結合方式により、折り畳み可能になっている。現在ある種の折り畳み椅子は折り畳みの際に、主に全棒部材間の前後の距離を変えることで、折り畳み時に前記フレーム体の前後の脚支柱が相互に接近し、且つ背柱及び肘掛け柱が相互に折り畳まれ、それでも前記フレーム体全体の幅は変わらない。他の折り畳み椅子は追加の連結棒部材により、折り畳み後に各棒部材が全て前後方向に相互に接近し、且つ左右方向でも相互に接近することで全体的な幅を縮め、折り畳み後の体積が小さくなり、収納に便利になる。前述の折り畳み効果を達成させるためには、各棒部材間の連結方式を工夫せねばならず、また、各棒部材の本来の動作に影響を及ぼさないように使用上の利便性にも考慮する必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、前述した従来の折り畳み椅子フレームでは、前後及び左右に折り畳み可能な折り畳み椅子フレーム体は、通常背もたれの傾斜角度の調整が出来ないため、使用上不便であった。
【0004】
そこで、本発明者は上記の欠点が改善可能と考え、鋭意検討を重ねた結果、合理的設計で上記の課題を効果的に改善する本発明の提案に到った。
【0005】
本発明は、このような従来の問題に鑑みてなされたものである。上記課題解決のため、本発明は、折り畳み椅子フレームを提供することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る折り畳み椅子フレームは、
各々が相互に枢接される前脚支柱及び後脚支柱で構成される左右に間隔を空ける2つの脚支柱ユニットと、
脚支柱ユニットにそれぞれ隣接されると共に前記脚支柱ユニットに対して後方へ傾斜する角度の調整を行う左右に間隔を空ける2つの背柱ユニットと、
脚支柱ユニットの間に枢接されると共に折り畳まれることで脚支柱ユニットを相互に接近させる支持棒ユニットと、
これら前記背柱ユニットの間に枢接される少なくとも1つの連接セットを具備し、且つ前記連接セットは背柱ユニットにそれぞれ枢接される2本の連接棒をさらに含み、なお、各連接棒は同側の背柱ユニットに枢接される第一枢接部、及び前記第一枢接部とは反対に位置して他の連接棒に隣接する第二枢接部で構成される連接棒ユニットとを備え、
ここでは、前記連接棒ユニットは伸展位置と折り畳み位置との間で動作し、伸展位置にある場合は前記連接セットが左右に向けて延伸され、前記伸展位置から折り畳み位置に転換する過程では連接セットの連接棒の第二枢接部が徐々に上に向けて移動し、前記第一枢接部が徐々に相互に接近して第二枢接部の下方に位置され、折り畳み位置にある場合は、前記連接セットが折曲して脚支柱ユニットを相互に接近させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、革新的な構造で、応用性も高く、使用上便利な折り畳み椅子フレームが得られる。なお、支持棒ユニット及び連接棒ユニットの設計により、前記椅子フレームの折り畳み時に各棒部材を前後方向及び左右方向に相互に接近させることで折り畳みができ、折り畳み後に体積が全体的に小さくなって収納に便利な状態になる。また、本発明では、背柱ユニットを具備して後方への傾斜角度の調整を行い、応用性を高め、使用上更に便利になる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本発明の第1実施形態による折り畳み椅子フレームを示す正面側斜視図である。
図2】本発明の第1実施形態による折り畳み椅子フレームを示す背面側斜視図である。
図3】本発明が展開された後の背面側斜視図である。
図4】本発明が展開された後の側視図である。
図5図4に示す部分の拡大図である。
図6図4に示す側視図である。
図7】本発明の折り畳み椅子フレームが半分に展開された状態での背面図である。
図8】本発明の折り畳み椅子フレームが折り畳みれた状態での背面図である。
図9】本発明の折り畳み椅子フレームが折り畳みれた状態での側視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明における好適な実施の形態について、添付図面を参照して説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本発明の必須要件であるとは限らない。
<第1実施形態>
【0010】
以下、実施形態1を図1〜4に基づいて説明する。本発明に係る折り畳み椅子フレームの実施形態では、椅子1が装設されて椅子を構成させる。前記椅子1は、布本体11、及び前記布本体11の周縁に結合される布縁強化部12を備える。前記折り畳み椅子フレームは、左右に間隔を空ける2つの脚支柱ユニット2、左右に間隔を空ける2つの背柱ユニット3、支持棒ユニット4、連接棒ユニット5、及び左右に間隔を空ける2つの肘掛け6を具備する。
【0011】
各脚支柱ユニット2は、相互に枢接される前脚支柱21並びに後脚支柱22、及び枢軸23を備える。前記前脚支柱21は後から前に徐々に下に向けて斜めに伸展される。前記後脚支柱22は前から後に徐々に下に向けて斜めに伸展される。前記枢軸23は左右に延伸され、前記前脚支柱21及び後脚支柱22の上部を貫通すると共に枢接される。
【0012】
また、前記背柱ユニット3は脚支柱ユニット2にそれぞれ隣接されると共に肘掛け6にそれぞれ枢接される。各背柱ユニット3は上下に延伸される背柱31、及び水平軸線Lの周りを枢動して背柱31に装設される接合部32を備える。前記水平軸線Lは接合部32の中心を通過させる。
【0013】
前記支持棒ユニット4は脚支柱ユニット2の間に枢接され、折り畳まれることで脚支柱ユニット2が相互に接近する。前記支持棒ユニット4は、左右に対向し合うと共に脚支柱ユニット2及び背柱ユニット3にそれぞれ枢接される2本の座支持柱41、及び相互に交叉して枢接される2本の十字柱42を備える。前記座支持柱41は後から前に延伸され、座支持柱41の後端は後脚支柱22にそれぞれ枢接され、且つ座支持柱41は前脚支柱21にそれぞれ枢接される。各十字柱42は上から下に向けて何れか一つの脚支柱ユニット2の一側から他の脚支柱ユニット2の方向に延伸される。各十字柱42は、上端に位置される上面連結部421、底端に位置される底面連結部422、及び上面連結部421と前記底面連結部422との間に位置されると共に他の十字柱42に枢接される支柱連結部423を有する。前記十字柱42の上面連結部421は各座支持柱41に固定される枢接部43により座支持柱41に枢接される。前記十字柱42の底面連結部422は前脚支柱21の底端に枢接される。
【0014】
なお、前記連接棒ユニット5は上下に間隔を空けると共に背柱ユニット3の間に枢接される2つの連接セット51、及び上下に延伸されると共にこれら連接セット51に連結される引き棒52を備える。
【0015】
さらに、各連接セット51は、背柱ユニット3にそれぞれ枢接されると共に左右に延伸される2本の連接棒511、及び連接棒511の間に位置される活動枢接座512を備える。各連接棒511は、同側の背柱ユニット3に枢接される第一枢接部513、及び前記第一枢接部513とは反対に位置すると共に他の連接棒511に接される第二枢接部514を備え、前記第二枢接部514は活動枢接座512に枢接される。前記連接棒ユニット5の全ての連接棒511は第一枢接部513を支点としてそれぞれ上下に枢動する。また、連接棒ユニット5の連接セット51の上方の第一枢接部513は背柱ユニット3の接合部32にそれぞれ枢接され、これら前記接合部32は背柱31に対して前記水平軸線Lの周りを回転し、上方に位置される連接セット51は上下方向以外の他の方向の枢動の自由度が増加し、本発明の折り畳みがさらにスムーズになる。前記引き棒52は上下に間隔を空けると共に活動枢接座512にそれぞれ枢接される2つの枢接棒部521を備える。
【0016】
前記肘掛け6の後端は背柱ユニット3の背柱31にそれぞれ枢接され、且つ肘掛け6は前後の位置をそれぞれ調整させて前記脚支柱ユニット2に結合される。各肘掛け6は、同側の前脚支柱21及び後脚支柱22の上方に位置されると共に前後に延伸されるポール部61、及びポール部61の下方に位置される位置決め板62を備え、前記位置決め板62は前後に間隔を空ける複数の係合溝621を有する。肘掛け6により、各脚支柱ユニット2の枢軸23が同側の肘掛け6の位置決め板62に進入し、係合溝621の何れか一つを選択して係入させる(図2図4及び図5参照)。
【0017】
本発明の好ましい実施形態では、椅子フレームが展開状態と折り畳み状態との間で移動し、展開状態の位置にある場合は人が座れるようになり、且つこの際に背柱ユニット3が肘掛け6に連動されて脚支柱ユニット2に対して後方へ傾斜する角度の調整を行う。
【0018】
図4及び図5に示す位置にある場合、脚支柱ユニット2の枢軸23は肘掛け6の最後側の係合溝621に係合されて定位される(図4図5及び図6参照)。背柱ユニット3の後へ傾斜する角度を図6の状態まで調整させる場合、まず各肘掛け6の前端を上に向けて持ち上げ、肘掛け6を背柱ユニット3に枢接される部位を支点として上に向けて枢動させると(図5に破線で示す)、肘掛け6の係合溝621の底縁が前記枢軸23の上縁より高くなり、枢軸23と係合溝621との定位関係が解除され、この際肘掛け6は脚支柱ユニット2に対して前後に移動する。続いて、肘掛け6を後に押し、背柱ユニット3を連動させて後に向けて枢動させ、肘掛け6の最前方に位置される係合溝621を前記枢軸23に対応させて、肘掛け6を放し、枢軸23を係合溝621に進入させて定位させることで背柱ユニット3が図6に示す位置まで転換される。反対に、背柱ユニット3の後への傾斜程度を小さくする場合、まず肘掛け6を持ち上げて前に引き、背柱ユニット3を連動させて前に向けて枢動させることで、後への傾斜程度が小さくなる。
【0019】
本発明椅子フレームが図2図3図4に示す展開状態、及び図8図9に示す折り畳み状態の間で移動すると、前記連接棒ユニット5が伸展位置と折り畳み位置との間で動作する。前記椅子フレームが展開状態にある場合、前記連接棒ユニット5が伸展位置に位置され、この際各連接セット51の連接棒511が水平を呈し、各連接セット51が共に左右に延伸される(図2図3及び図4参照)。
【0020】
前記椅子フレームを折り畳む場合、引き棒52を上に向けて引き、第二枢接部514を上に向けて連動させる。これにより、連接棒ユニット5が前記伸展位置から前記折り畳み位置に転換される過程で、各連接セット51の第二枢接部514が徐々に上に向けて移動し、前記第一枢接部513が相互に徐々に接近すると共に第二枢接部514の下方に位置され、各連接セット51が徐々に折曲し、背柱ユニット3が同時に引かれて相互に接近し、脚支柱ユニット2も引かれて相互に接近することで左右の距離が縮小する(図7図8及び図9参照)。また、接合部32が枢動することで、椅子フレームの折り畳み過程において図7に示す半折り畳み状態に転換されると、接合部32も図3の状態で角度をつけて回転し、上方の連接セット51も追随して回転し、椅子フレームがスムーズに折り畳まれる。このほか、折り畳み過程では、前記十字柱42も枢動し、上面連結部421(図4参照)が相互に接近して座支持柱41に近接し、底面連結部422も相互に接近して脚支柱ユニット2も引かれる。なお、各脚支柱ユニット2の前脚支柱21及び後脚支柱22を前後方向に相互に接近させ、座支持柱41及び肘掛け6の前端を上に向けて持ち上げ、座支持柱41及び肘掛け6を上に向けて枢動させて背柱ユニット3に接近させ、各棒部材を収納させる。
【0021】
最後に、前記椅子フレームが図8及び図9に示す折り畳み状態に転換され、前記連接棒ユニット5が折り畳み位置に位置される場合、各連接セット51が折曲され、脚支柱ユニット2が相互に接近する。この際、椅子フレームの各棒部材が相互に接近して収納され、体積が小さくなり、収納に便利な状態になる。
【0022】
以上のとおり、支持棒ユニットや連接棒ユニットの設計により、椅子フレームの各棒部材が折り畳まれると、前後方向に相互に接近する以外、左右方向にも相互に接近し、折り畳み後に全体的な体積が縮小して収納に便利な状態になる。さらには、この状況において、本発明は背柱ユニットを更に具備し、後方への傾斜角度を調整する機能を提供し、椅子として製造された際の応用性が高くなり、背もたれも調整可能になるため快適に座れるようになり、使用上便利になる。
【0023】
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
【符号の説明】
【0024】
1 椅子
11 布本体
12 布縁強化部
2 脚支柱ユニット
21 前脚支柱
22 後脚支柱
23 枢軸
3 背柱ユニット
31 背柱
32 接合部
4 支持棒ユニット
41 座支持柱
42 十字柱
421 上面連結部
422 底面連結部
423 支柱連結部
43 枢接部
5 連接棒ユニット
51 連接セット
511 連接棒
512 活動枢接座
513 第一枢接部
514 第二枢接部
52 引き棒
521 枢接棒部
6 肘掛け
61 ポール部
62 位置決め板
621 係合溝
L 水平軸線
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9