(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記少なくとも2箇所に配された導電性部材は、前記カッタ刃の刃先の長手方向中心位置を挟んでその両側の少なくとも1箇所に配されているか、または、前記カッタ刃の刃先の長手方向中心位置に対応する前記受け面の位置を挟んでその両側の少なくとも1箇所に配されていることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
前記カッタは、前記カッタ刃を保持するホルダと、前記ホルダを着脱可能に保持するブラケットと、前記ブラケットに固定され前記カッタ刃に当接して前記所定電圧を印加するための導電性の当接部材とを有し、前記ホルダが前記ブラケットに装着されることで前記カッタ刃と前記当接部材とが通電することを特徴とする請求項3に記載の印刷装置。
前記制御部は、前記少なくとも2箇所に配された導電性部材の電圧に応じて前記いずれか一方と前記少なくとも2箇所に配された導電性部材とが接触したか否かを判断し、否定判断の場合に、前記カッタを前記カッタ受けに向けてまたは前記カッタ受けを前記カッタに向けてさらに押し込むように前記駆動手段を制御し、前記少なくとも2箇所に配された導電性部材の電圧に応じて前記いずれか一方と前記少なくとも2箇所に配された導電性部材とが接触したか否かを再度判断し、肯定判断の場合に、前記切断部による前記記録媒体の切断処理が成功したと判断することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の印刷装置。
前記制御部は、前記少なくとも2箇所に配された導電性部材の電圧がすべてハイレベルのときにハイレベル信号を出力する論理積回路を有しており、前記論理積回路から出力された信号がハイレベル信号の場合に前記切断部による前記記録媒体の切断処理が成功したと判断することを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の印刷装置。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、図面を参照して、本発明を、チューブ等の記録媒体に任意の文字等を印刷して切断処理を施すプリンタに適用した実施の形態について説明する。
【0018】
(構成)
<全体構成>
図1に示すように、本実施形態のプリンタ1は、ノートタイプコンピュータと同様に持ち運び可能に構成されており、大別して、キーボードや入力制御部を有する入力部13、LCDや表示制御部を有する表示部14、サーマルヘッド6を構成し主走査方向に列設された複数の発熱素子を選択的に発熱させることで記録媒体に印刷処理を施す印刷部20、印刷部20の記録媒体搬送方向下流側に設けられ記録媒体に切断処理を施す切断部30およびこれら各部を制御する制御部15(
図5参照)を備えている。また、プリンタ1には記録媒体を搬送するための搬送路Pが形成されている。
【0019】
<入力部>
入力部13は、ノートタイプコンピュータとほぼ同様に、ファンクションキー、文字・数字・記号キー、スペースキー、変換キー、十字方向キー、リターンキー等を有しており、オペレータはこれらのキーを操作することで、チューブTを含む記録媒体の種類、サイズ、印刷/切断条件等を入力して印刷情報および切断情報を設定することができる。
【0020】
<表示部>
表示部14のLCDは、入力モード等を表示する各種情報表示エリア、入力部13から入力された文字、数字、記号(以下、文字と略称する。)を表示する文字情報表示エリア、文字サイズ等を表示するパラメータ表示エリアの3つの表示エリアに分割されており、各種情報表示エリアおよびパラメータ表示エリアはそれぞれ文字情報表示エリアの上下に配置されている。
【0021】
各種情報表示エリアには、入力部13から英数、ローマ字、ひらがなのいずれかで入力するかを表示(選択)する入力モード表示、入力部13から挿入または上書のいずれかで入力するかを表示する挿入/上書モード表示(編集モード表示)、「印刷媒体の種類」の表示、複数ページの印刷を一回の印刷操作で行うときにページ間の区切りをどのように行うかの「カット設定」(半切りの有無、半切り無しの場合は区切り線が実線または点線または区切り線無し)の表示、チューブ1本分(ラベル1枚分)の長さを示す「カット長」、文字の位置がセンタリングか左寄せかを示す「文字配置」およびチューブの左端から先頭の文字までを示す「余白」を表示するカット長/文字配置/余白表示、現在表示されているページの前に別のページがある場合に表示される前ページ表示、現在表示されているページの後に別のページがある場合に表示される次ページ表示、チューブの搬送補助をするためのオプションユニット(チューブフィーダ)が接続されているかを表示するチューブフィーダ表示、および、電源が投入されていることを表示する電源表示等が表示される。
【0022】
また、パラメータ表示エリアには、現在何ページ目が表示されているかを数字で表示するページ表示、印刷の向きを「横向き/横書き」、「縦向き/縦書き」、「縦向き/横書き」のいずれかで行うかを表示する印刷の向き表示、文字に枠を付ける場合に選択した枠囲みの形を表示する枠囲み表示、選択した文字サイズを表示する文字サイズ表示、印刷する行数を表示する行数表示、選択した文字間隔を表示する文字間隔表示、現在表示されている文字が何頁コピーして印刷されるかを表示する連続印刷表示、等が表示される。
【0023】
一方、文字情報表示エリアには、入力部13から入力された文字(厳密には、入力された文字データが所定の変換を経て表示された文字)の文字列が表示される。なお、文字情報表示エリアには、オペレータが入力しようとする箇所にカーソルが表示される(
図1参照)。
【0024】
<印刷部>
印刷部20は、記録媒体を搬送するための搬送ローラ2a、2bと、搬送ローラ2a、2bの下流側でサーマルヘッド6に対向して配置されたプラテンローラ3と、プラテンローラ3の下流側にプラテンローラ3と対向して配置されたピンチローラ4と有している。
【0025】
プラテンローラ3とサーマルヘッド6との間にはインクリボンRが介在している。インクリボンRは、インクリボンカセット8のリボン供給リールから供給され、リボン巻取リールに巻き取られる。
【0026】
搬送ローラ2a、2bの上流側には、図示しないギアを介して搬送ローラ2a、プラテンローラ3およびインクリボンカセット8のリボン巻取リールのスプールを回転駆動させるステッピングモータ5が配置されており、インクリボンカセット8の一側(
図1の左側)かつ切断部30の一側(
図1の下側)には、後述するアーム44(
図3参照)を介して、サーマルヘッド6を搬送路Pから退避した退避位置とプラテンローラ3に圧接する印刷位置との間で移動させるステッピングモータ9が配置されている。
【0027】
図1では、記録媒体としてチューブTが装着された状態が示されている。この例に則して説明すると、印刷時には、インクリボンカセット8のインクリボンRを挟んでサーマルヘッド6をチューブTに圧接するとともに、入力部13から入力された印刷データに従って、サーマルヘッド6を構成する発熱素子を選択的に発熱させることでインクリボンRのインクを溶融してチューブTに文字列を1ラインずつ印刷する。
【0028】
また、搬送ローラ2a、2bの上流側およびピンチローラ4の下流側には、それぞれ記録媒体の有無および搬送される記録媒体の先端を検出するための透過一体型センサが配置されている。
【0029】
<アタッチメント部>
プリンタ1は、アタッチメント部10に装着されるアタッチメントを変更することにより、各種媒体に対して印刷処理および切断処理が可能に構成されている。
図2は、ラベルカセットとチューブ用アタッチメントの構成の一例を示している。例えば、
図2(a)に示すラベルカセット11をアタッチメント部10に装着した場合、カセット内部から剥離紙付ラベルが引き出され、当該ラベルに対して印刷および切断処理を行うことができる。また、
図2(b)に示すチューブ用アタッチメント12をアタッチメント部10に装着した場合、チューブ挿入口12aからチューブTを挿入することにより、チューブTに対して印刷および切断処理を行うことができる。なお、以下では、
図1に従って、アタッチメント部10にチューブ用アタッチメント12が装着され、印刷媒体にチューブTが用いられた場合を中心に説明する。
【0030】
<切断部>
図1に示すように、ピンチローラ4の下流側にはチューブT(記録媒体)に切断処理を施す切断部30が配置されている。
【0031】
図3に示すように、切断部30は、ベースフレーム40上に配置されており、板状で導電性(本例ではステンレス製)のカッタ刃31を有するカッタ30Aと、搬送路Pを介してカッタ30Aに対向する位置に配されカッタ刃31の刃先に対する受け面(全切り面51、半切り面52、
図4参照)を有するカッタ受け30Bと、カッタ30Aをカッタ受け30Bに向けて移動させる駆動部30Cとで構成されている。
【0032】
1.カッタ30A
カッタ刃31は、樹脂製のカッタホルダ32に前後に(カッタ受け30Bの受け面側またはその逆方向に向けて)スライド自在に保持されている。すなわち、カッタホルダ32の内側(カッタ刃31の側面に当接する側)の上方中央部には支持突起が形成されており、この支持突起に捩りコイルバネ33が装着されている。捩りコイルバネ33の一端部はカッタ刃31の中央近傍に穿設された穴に係合しており、捩りコイルバネ33の他端部はカッタホルダ32の内側の下方中央部に形成された係止部に係合している。このため、カッタ刃31は捩りコイルバネ33により後方に(カッタ受け30Bの受け面側とは逆方向に)付勢されている。
【0033】
カッタホルダ32は断面コ字状のブラケット34に着脱可能に保持されている。ブラケット34には固定ピン挿通穴35が形成されており、この固定ピン挿通穴35に円柱状で導電性(本例ではステンレス製)の固定ピン36が固定されている。一方、カッタ刃31の後端側(カッタ刃31の刃先とは反対側)中央部には凹状の切り欠きが形成されている。このため、カッタホルダ32をブラケット34の上方から差し込むように装着すると、カッタ刃31の後端が固定ピン36に乗り上げるように当接してカッタ刃31は捩りコイルバネ33の付勢力に抗して前進し、カッタホルダ32をブラケット34から取り外すと、カッタ刃31は捩りコイルバネ33の付勢力により後退するため、カッタ刃31の刃先はカッタホルダ32から露出しない。
【0034】
固定ピン36にはリード線73の一端が接続されている。リード線73の他端は後述する通電検出回路70に接続されており、固定ピン36は通電検出回路70から所定電圧(本例では、制御部15を構成するマイクロコンピュータの作動電圧Vcc、
図6参照)が印加されている。上述したように、カッタホルダ32をブラケット34に装着した状態では固定ピン36はカッタ刃31の後端に当接するため、カッタ刃31には所定電圧が印加される。
【0035】
従って、カッタ30Aは、カッタ刃31を保持するカッタホルダ32と、カッタホルダ32を着脱可能に保持するブラケット34と、ブラケット34に固定されカッタ刃31に当接して所定電圧(Vcc)を印加するための導電性の固定ピン36とを有し、カッタホルダ32がブラケット34に装着されることでカッタ刃31と固定ピン36とが通電する。
【0036】
2.カッタ受け30B
カッタ受け30Bは、ベースフレーム40に立設された円柱状の支柱61に対して回動可能に装着された樹脂製で非導電性のカッタ受け保持部材60と、カッタ受け保持部材60に対して着脱可能なカッタ受け部材50とを有している。
【0037】
カッタ受け保持部材60には、カッタ30Aに対向する位置の上下2箇所に矩形状で導電性(本例ではステンレス製)の第1の接続部材62、第2の接続部材63が配設されている。第1の接続部材62にはリード線71の一端、第2の接続部材63にはリード線72の一端がそれぞれ接続されており、リード線71、72のそれぞれの他端は通電検出回路70に接続されている(
図6も参照)。
【0038】
また、カッタ受け保持部材60の下側にはバネ掛けアーム64が一体に形成されており、このバネ掛けアーム64に、他端がベースフレーム40を屈曲させて立設したバネ止め65に係止されたバネ66の一端が係止している。
【0039】
カッタ受け部材50は、非導電性の樹脂製部材(本例では、ガラス繊維を混入したアクリル樹脂またはエポキシ樹脂のモールド成形品)で構成されており、
図4に示すように、多面体状を呈している(本例では6面を有している。)。この多面(6面)のうち、
図4に示す左側から数えて第2面は全切り面51、第3面は半切り面52とされている。なお、本明細書では、全切り面51と半切り面52の総称として「受け面」の用語を用いている。ここで、全切りとは、記録媒体を完全に切断することをいい、半切りとは、記録媒体を部分的に切断することをいい、その割合を問わない。従って、カッタ受け部材50はカッタ受け保持部材60に対して着脱可能なため、全切り面51および半切り面52のいずれか一方を有していても、または、全切り面51と切断の割合を変えた複数の半切り面とを有していてもよい。
【0040】
全切り面51の上下にはそれぞれ第1の溝53、第2の溝54が形成されており、中央部が屈曲した断面く字状で導電性(本例ではステンレス製)の第1の導電性部材55、第2の導電性部材56(本例では導電性部材55、56に同一部材が用いられている。)が、それぞれ全切り面51に形成された第1の溝53、第2の溝54に、かつ、半切り面52の上下方向両端部に跨るように嵌着されている。換言すれば、導電性部材55、56は、カッタ刃31の刃先の長手方向中心位置に対応するカッタ受け部材50の受け面の位置を挟んでその両側の2箇所に配されている。全切り面51の表面および溝53、54に嵌着された導電性部材55、56の表面は一面(一つのフラットな面)を形成し(
図3も参照)、半切り面52の上下方向両端部には、導電部材55、56が、全切り面51に形成された溝53、54の高さ分突出することで突条が構成される。
【0041】
従って、
図3に示すように、カッタ受け30Bは、支柱61に対して回動可能に装着されたカッタ受け保持部材60と、カッタ受け保持部材60に対して着脱可能で受け面(全切り面51、半切り面52)を有するカッタ受け部材50とを有し、受け面の離間した上下2箇所に導電性部材55、56が配され、カッタ受け保持部材60には導電性部材55、56の位置に対応してそれぞれ導電性の接続部材62、63が配されており、カッタ受け部材50がカッタ受け保持部材60に装着されることで受け面に配された導電性部材55、56とカッタ受け保持部材60に配された接続部材62、63とがそれぞれ導通する。
【0042】
3.駆動部30C
図3に示すように、ブラケット34のカッタ受け30Bとは反対側にはコロ37が固着している。コロ37はカム軸38に嵌着された第1のカム39の周面に当接している。カム軸38にはギア42が嵌着しており、ギア42に噛合した複数のギア(不図示)によりステッピングモータ9の回転駆動力が伝達される。
【0043】
また、カム軸38には、第1のカム39とギア42との間に、第2のカム45が嵌着されている。第2のカム45の周面は、アーム44の先端部44a近傍でアーム44の側面から第2のカム45側へ向けて突設された当接部(または第2のカム45に固着したコロ)に当接している。アーム44の先端部44aとは反対側の端部(不図示)には丸穴が形成されており、その丸穴に、ベースフレーム40に立設されたピン(不図示)が挿通されている。このため、アーム44はそのピンに対して回動可能に構成されており、アーム44のピンに対する回動に従ってその先端部44aは揺動する。
【0044】
さらに、ブラケット34のカッタ受け30Bとは反対側には、他端がアーム44に係止したバネ43の一端が係止している。このため、カッタ30A(ブラケット34)は常に第1のカム39(アーム44)側に付勢されている。また、上述したカッタ受け保持部材60のバネ掛けアーム64とアーム44の先端部44aとの間には、バネ掛けアーム64に対しバネ66とは引っ張り方向が逆方向の引っ張り力を付与するバネ46が張架されており、バネ46の張力はバネ66の張力よりも大きくなるよう設定されている。
【0045】
第2のカム45がカム軸38を中心に反時計廻りに回動してアーム44の先端部44aが下方(バネ46の引っ張り方向)に移動(揺動)すると、カッタ受け保持部材60は
図8で見て反時計回りに回動して、カッタ受け保持部材60に装着されたカッタ受け部材50の全切り面51がカッタ30A(カッタ刃31)に対向するように位置付けられ、逆にアーム44の先端部44aが上方(バネ66の引っ張り方向)に移動すると、バネ66の作用によりカッタ受け保持部材60は時計回りに回転して、カッタ受け保持部材60に装着されたカッタ受け部材50の半切り面52がカッタ30A(カッタ刃31)に対向するように位置付けられる。
【0046】
また、アーム44は、先端部44の近傍に、ベースフレーム40に穿設された長穴47に摺接するピン状部材を有しアーム44の回動角度(先端部44aの揺動範囲)を規制する規制部材48を有している。なお、上述したサーマルヘッド6はアーム44に連結されており、第2のカム45の回動によりサーマルヘッド6が退避位置と印刷位置との間で移動するように構成されている。
【0047】
4.待機位置および作動位置
図8に示すように、第1のカム39の回動に従って、カッタ30Aは、カッタ刃31がカッタ受け部材50の受け面から退避した待機位置(
図8(a)参照)、カッタ刃31がカッタ受け部材50の受け面に向けて進出した第1の作動位置(
図8(b)参照)、カッタ刃31がカッタ受け部材50の受け面に向けて第1の作動位置よりさらに進出した第2の作動位置(
図8(c)参照)にそれぞれ位置付けられる。なお、
図8に示す符号41はブラケット34の一側側面に接触して進退を案内するガイドを表している(
図3では不図示)。
【0048】
図8(a)に示すように、待機位置は、カッタ刃31が搬送路Pから退避した位置である。なお、本例では、後述する初期設定処理において、カッタ刃31はホーム位置の待機位置に位置付けられる。
【0049】
図8(b)に示すように、第1の作動位置は、第1のカム39を、カム軸38を中心に時計回り方向に回動させてブラケット34をカッタ受け30B側に進出させることで位置付けられ、カッタ刃31が待機位置よりカッタ受け30B側に進出してカッタ刃31がチューブTを切断する位置である。なお、第1の作動位置では、ブラケット34の先端両側(
図3参照)がチューブTに当接して変形させチューブTをカッタ受け30Bに向けて押し込んだ位置に位置付けられる。
【0050】
図8(c)に示すように、第2の作動位置は、第1のカム39を、カム軸38を中心に時計回り方向にさらに回動させてブラケット34をカッタ受け30B側に進出させることで位置付けられ、カッタ刃31が第1の作動位置よりカッタ受け30B側に進出してカッタ刃31がチューブTを切断する位置である。なお、第2の作動位置では、ブラケット34の先端両側もチューブTをカッタ受け30Bに向けて第1の作動位置よりさらに押し込んだ位置に位置付けられる。
【0051】
<制御部>
図5に示すように、制御部15は、中央処理装置として高速で機能するCPU、プリンタ1の基本制御プログラムおよびプログラムデータを格納したROM、CPUのワークエリアとして機能するRAM等を有しており、これらCPU、ROM、RAMは内部バスで接続されている。このような制御部15は、マイクロコンピュータで構成することができる。
【0052】
制御部15には外部バスが接続されている。外部バスには、入力部13の入力制御部、表示部14の表示制御部、印刷部20のサーマルヘッド6、後述する通電検出回路70、ステッピングモータ5、9の動作を制御するドライバ18、センサからの情報を制御するセンサ制御部19が接続されている。ドライバ18には上述したステッピングモータ5、9が接続されており、センサ制御部19にはセンサが接続されている。また、制御部15は図示しないバッファやインターフェースを有しており、外部バスを介して、例えば、パーソナルコンピュータ等の上位機器に接続可能である。このため、オペレータは入力部13からの入力に代えて、パーソナルコンピュータからの入力も可能であり、さらに、RAMカードやUSB等の外部記憶装置を装着することで外部記憶装置に格納されたデータの利用も可能である。
【0053】
<通電検出回路70>
図6に示すように、リード線71、72の他端はコネクタ75を介して論理積回路AND(以下、AND回路という。)の2つの入力端子にそれぞれ接続されている。AND回路には制御部15を構成するマイクロコンピュータの作動電圧Vccと同じ作動電圧が印加され基準電圧となるグランド(GND)に接続されている。2つの入力端子には他端がGNDに接続された抵抗R1、R2の一端がそれぞれ接続されており、出力端子には他端がGNDに接続された抵抗R3の一端が接続されている。AND回路の出力端子はコネクタ77を介して制御部15を構成するマイクロコンピュータの入力ポートに接続されている。また、リード線73の他端にはコネクタを介して作動電圧Vccに接続されている。
【0054】
所定電圧(Vcc)が印加されたカッタ刃31の刃先がカッタ受け部材50の受け面(全切り面51、半切り面52)に配された第1の導電性部材55および第2の導電性部材56にそれぞれ接触して通電すると、換言すれば、カッタ刃31の刃先がカッタ受け部材50の受け面と平行に接触すると、AND回路の2つの入力端子の双方には作動電圧Vccとほぼ同電位の電圧(厳密には、作動電圧Vccから、固定ピン36、カッタ刃31、導電性部材55、56、接続部材62、63等の部材自体による電圧降下や、カッタ刃31の刃先と導電性部材55、56のそれぞれとが接触する場合に生じる接触抵抗による電圧降下を引いた電圧)となるため、すなわち、AND回路の入力端子には2値信号のハイレベル信号が入力されるため、出力端子からはハイレベル信号が出力される。従って、制御部15のCPUは、入力ポートの信号を監視することにより、カッタ刃31の刃先がカッタ受け部材50の受け面と平行に接触したか否かを判断することができる。
【0055】
(動作)
次に、本実施形態のプリンタ1の動作について、制御部15のCPU(以下、CPUと略称する。)を主体として切断部30における切断処理を中心に説明する。以下では、説明を簡単にするために、オペレータが入力部13から、切断情報として、「印刷媒体の種類」にチューブ、「カット設定」に半切りモードカット指令、切断個数に6個、「カット長」に25mmを設定した場合を例にとって説明する。なお、半切りモードカット指令とは、チューブを部分的に切断する半切りを繰り返して最後に全切りすることをいい、この例での切断情報は、チューブTの先端から25mmごとに5回半切りして、その25mm後に(最後に)全切りして切断個数を6個とすることを意味している。
【0056】
プリンタ1に電源が投入されると、ROMに格納されたプログラムおよびプログラムデータがRAMに展開され、CPUは、上述した各部を所定のホーム位置に移動させる初期設定処理を行った後、入力部13から印刷情報および切断情報の入力を待つ。
【0057】
CPUはこれらの情報が入力されると、入力された印刷情報に従って印刷データを生成してオペレータからの印刷開始の指示を待つ。オペレータが入力部13の所定ボタンを押下することにより印刷開始の指示があると、搬送ローラ2a、2bの上流側に配置されたセンサからの出力を参照してチューブTが所定位置にセットされているか否かを判断し、否定判断のときはその旨を表示部14に表示して待機し、肯定判断のときはステッピングモータ5、9を駆動してチューブTに印刷処理を施す。
【0058】
すなわち、サーマルヘッド6をプラテンローラ3に圧接する印刷位置に移動させ、生成した印刷データに従って1ラインごとにサーマルヘッド6に出力する。チューブTは搬送ローラ2a、2b、プラテンローラ3、ピンチローラ4による回転駆動力で搬送路P上を下流側に搬送され、印刷部20において所望の文字が印刷される。本例の場合には、同様に、チューブTに対して所定間隔毎に合計6回の印刷処理が施される。なお、本実施形態では、ステッピングモータ5、9をチューブTの搬送のために用いているので、CPUは出力パルス数をカウントすることによりサーマルヘッド6の加熱素子の位置に対するチューブTの先端の位置の関係、すなわち、印刷位置を把握することができる。
【0059】
また、CPUはステッピングモータ5、9の出力パルス数をカウントすることにより、サーマルヘッド6による印刷処理の間、チューブTの切断位置が切断部30に到達することを監視する。
【0060】
そして、CPUは、チューブTの切断位置が切断部30に到達すると、切断情報に従って、搬送路Pを介してカッタ刃31に対向する位置に半切り面52が面するようにカッタ受け部材50の受け面を位置付ける。初期設定処理において、カッタ刃31は待機位置に位置付けられているため(
図8(a)参照)、待機位置においてカム軸38を反時計廻りに回動させることにより、カム軸38に嵌着された第2のカム45(
図3参照)を反時計廻りに回動させて、搬送路Pを介してカッタ刃31に対向する位置に半切り面52が面するようにカッタ受け部材50の受け面を位置付ける。
【0061】
なお、CPUはピンチローラ4の下流側に配置されたセンサからの出力を参照してチューブTの先端がセンサの位置に到達したか否かを監視しており、センサの位置を基準としてステッピングモータ9への出力パルス数をカウントすることにより、カッタ刃31の位置に対するチューブTの先端の位置の関係、すなわち、チューブTに対する切断位置を把握することができる。
【0062】
CPUは、
図8(a)に示すように、チューブTの先端がカッタ刃31の位置を通過するまでは、搬送されるチューブTの先端がカッタ刃31に引っ掛からないようにするために、カッタ刃31を待機位置に位置付けておく。
【0063】
次に、CPUは、チューブTの先端がカッタ刃31の位置を通り過ぎて、チューブTに対する切断位置がカッタ刃31の位置まで搬送されると、ローラ2a、2b、プラテンローラ3、ピンチローラ4の駆動を一旦停止させてチューブTの搬送を停止し、カッタ刃31を待機位置(
図8(a)参照)から第1の作動位置(
図8(b)参照)に移動させてチューブTを半切りする(*1)。
【0064】
次いで、CPUは、カッタ刃31を第1の作動位置から待機位置に移動させ、ローラ2a、2b、プラテンローラ3、ピンチローラ4の駆動を再開させてチューブTを再度下流側に搬送する。チューブTに対する次の切断位置がカッタ刃31の位置まで搬送されると(先に切断した箇所から25mm搬送されたところで)、ローラ2a、2b、プラテンローラ3、ピンチローラ4の駆動を一旦停止させてチューブTの搬送を停止し、カッタ刃31を待機位置から第1の作動位置に移動させてチューブTを半切りする(*2)。以下、同様に、カッタ刃31を待機位置と第1の作動位置との間で移動させてチューブTに対して連続的に半切りを行う(*3)。
【0065】
このようなカッタ刃31によるチューブTの半切りが、合計5回({(切断個数の6)−1}回)繰り返されたところで、チューブTをさらに25mm搬送して最後にチューブTを全切りするわけであるが、CPUは、カッタ刃31が待機位置に位置付けられた状態で、チューブTが最後に半切りされた位置から25mm搬送された全切り位置に到達すると、ローラ2a、2b、プラテンローラ3、ピンチローラ4の駆動を一旦停止させてチューブTの搬送を停止し、全切りする前に、カッタ刃31を待機位置に移動させる。続いて、待機位置おいてカム軸38を反時計廻りに回動させることにより、カム軸38に嵌着された第2のカム45を回動させて、搬送路Pを介してカッタ刃31に対向する位置に全切り面51が面するようにカッタ受け部材50の受け面を変更する。
【0066】
次いで、CPUは、カッタ刃31を待機位置から第1の作動位置に移動させ、チューブTを全切りする(*4)。次に、ローラ2a、2b、プラテンローラ3、ピンチローラ4の駆動を再開させてチューブTをさらに所定距離下流側に搬送してプリンタ1から排出する。所定時間経過後、ローラ2a、2b、プラテンローラ3、ピンチローラ4の駆動を停止させ、入力された印刷/切断情報に基づく1ルーチンの動作を終了させる。そして、CPUは、さらに所定時間経過後、チューブTに巻き癖ができることを防止するために、ローラ2a、2b、プラテンローラ3、ピンチローラ4を駆動してチューブTを搬送ローラ2a、2b側へ巻き戻す。
【0067】
以上の説明は、上記(*1)〜(*4)でのカット動作によるカットが成功した場合(
図9(a)参照)の全体動作説明であるが、発明が解決しようとする課題の欄で示したように、上記(*1)〜(*4)でのカット動作によるカットが不成功の場合もある。その典型例としては、カッタ刃31の刃先が受け面に接触しない場合(
図9(b)参照)やカッタ刃31の刃先が受け面の一箇所のみに接触する場合(
図9(c)参照)が挙げられる。これらの典型例の場合には、必ずしもカットが失敗したとまでは言い切れないが(例えば、半切りのときにはカットが成功していることもあるが)、CPUは、カットの成功を確認できないため、カットが失敗したとみなす。このため、CPUは、上記(*1)〜(*4)でのカット動作によるカットが成功したか否かを判断するとともに、カットが成功しなかったと判断した場合に、チューブTを再度カットする処理を実行する。なお、上述した「カット」は、上述した半切りモードカット指令に含まれる一連(複数回)の切断処理と区別するために用いたものであり、一連の切断処理のうち1回の切断を意味している。
【0068】
図7は、CPUが実行するカット処理のフローチャートを示したものである。まず、ステップ102において上記(*1)〜(*4)で述べたカット動作を実行する。
【0069】
次のステップ104において、通電検出回路70から出力された2値信号がハイレベル信号か否かを判断することにより、肯定判断(ハイレベル信号)の場合にはカット成功と判定してカット処理を終了し、否定判断(ローレベル信号)の場合にはカット失敗と判定して次のステップ106に進む。
【0070】
ステップ106では、ローラ2a、2b、プラテンローラ3、ピンチローラ4の駆動を停止させた(チューブTの搬送を停止させた)状態で、第1のカム39を時計回りに回動させ、第1の作動位置(
図8(b)参照)から第2の作動位置(
図8(c)参照)に位置付ける。これにより、カッタ30Aをカッタ受け30Bに向けてさらに押し込むこととなる(以下、この処理を追加押し込み処理という。)。すなわち、カッタ刃31が第1の作動位置よりカッタ受け30B側に進出し、ブラケット34の先端両側もチューブTをカッタ受け30Bに向けて第1の作動位置よりさらに押し込んだ状態となり、チューブTは再度カットされることになる。
【0071】
次いでステップ108において、通電検出回路70から出力された2値信号がハイレベル信号か否かを再度判断することにより、肯定判断(ハイレベル信号)の場合にはカット成功と判定してカット処理を終了し、否定判断(ローレベル信号)の場合にはカット失敗と判定して次のステップ110に進む。
【0072】
ステップ110では、カットが全切りか否か(上記の例では(*4)のカットか否か)を判断し、否定判断(半切り)の場合には、上述したステップ106での追加押し込み処理によりカットが成功していたものとみなしてカット処理を終了する。
【0073】
一方、ステップ110での判断が肯定判断(全切り)の場合には、次のステップ112において、ステップ106でのカッタ30Aをカッタ受け30Bに向けて押し込んだ状態(かつ、チューブTに対して少なくとも半切りがなされた状態)で、ローラ2a(および2b)、プラテンローラ3(およびピンチローラ4)を逆転駆動させてチューブTを搬送方向とは逆方向に所定距離(本例では3mm)巻き戻す(搬送する)ようにステッピングモータ5を制御しチューブTを引きちぎる処理を行って、すなわち、チューブTのカットに代えて引きちぎりによりカットと同等の目的を果たしてカット処理を終了する。
【0074】
(効果等)
次に、本実施形態のプリンタ1の効果等について説明する。
【0075】
本実施形態のプリンタ1では、カッタ30Aのカッタ刃31は導電性部材(ステンレス)で構成され所定電圧(制御部15を構成するマイクロコンピュータおよびAND回路70を作動させる作動電圧Vcc)が印加されており、カッタ受け30Bのカッタ受け部材50の受け面(全切り面51、半切り面52)は非導電性部材(ガラス繊維を混入したアクリル樹脂またはエポキシ樹脂)で構成されその表面の離間した2箇所にステンレス製の導電性部材55、56が配されている。切断部30でチューブTに切断処理を施す際には、駆動部30C(第1のカム39等)により、カッタ30Aをカッタ受け30Bに向けて移動させる。この移動動作において、カッタ30Aのカッタ刃31とカッタ受け部材50の受け面とが平行であれば(カッタ刃31の姿勢が斜めにならなければ)、カッタ30Aのカッタ刃31の刃先とカッタ受け部材50の受け面の2箇所に配された導電性部材55、56とが接触して通電し、カッタ受け部材50の受け面の2箇所に配された導電性部材55、56はカッタ刃31に印加された所定電圧とほぼ同電位となる。このため、制御部15を構成するマイクロコンピュータのCPUは、カッタ受け部材50の受け面の2箇所に配された導電性部材55、56の電圧に応じて(通電検出回路70の出力を監視して)カッタ刃31の刃先がカッタ受け部材50の受け面の2箇所に配された導電性部材55、56に接触したか否かを判断し、肯定判断の場合に、すなわち、カッタ30Aのカッタ刃31とカッタ受け50の受け面とが平行に接触した場合に、切断部30によるチューブTのカットが成功したと判断する。従って、本実施形態のプリンタ1によれば、カッタ30Aのカッタ刃31の刃先がカッタ受け部材50の受け面に平行に接触した場合に、切断部30によるチューブTのカットが成功したと判断するので、シート状記録媒体以外のチューブT等の厚みや硬度のある記録媒体やその厚みが一定でない記録媒体であっても確実にカットされたかを検知することができる。
【0076】
また、本実施形態のプリンタ1では、導電性部材55、56が、カッタ刃31の刃先の長手方向中心位置に対応するカッタ受け部材50の受け面の位置を挟んでその両側の2箇所に配されているので、カッタ30Aのカッタ刃31の刃先がカッタ受け部材50の受け面に平行に接触したかを確実に検知することができる。
【0077】
さらに、本実施形態のプリンタ1では、カットが成功しなかったと判断した場合(
図7のステップ104で否定判断の場合)であっても、チューブTを再度カットする処理(ステップ106)やカットに代えて引きちぎり処理を実行するので(ステップ112)、チューブTに対するカット目的を達成することができる。
【0078】
なお、本実施形態では、カッタ30Aをカッタ受け30Bに向けて移動させる駆動部30Cの例を示したが、これとは逆に、カッタ受けをカッタに向けて移動させるように駆動部を構成するようにしてもよい。その場合には、ベースフレーム40に支柱61が移動可能な溝を形成し、カッタ受けを例えばカムでカッタに向けて移動させるようにしてもよい。また、本実施形態では、駆動部30Cに第1のカム39等で構成しその駆動源としてステッピングモータを例示したが、これに代えてリニアモータ等のアクチュエータを用いるようにしてもよい。
【0079】
また、本実施形態では、カッタ刃31を導電性部材で構成して所定電圧を印加し、カッタ受け部材50の受け面(全切り面51、半切り面52)を非導電性部材で構成しその表面の離間した2箇所に導電性部材55、56を配する例を示したが、この関係は逆でもよい。すなわち、カッタ受け部材の受け面(全切り面、半切り面)を例えばステンレス等の導電性部材で構成して所定電圧を印加し、カッタ刃を例えばセラミック等の非導電性部材で構成しその刃先の離間した少なくとも2箇所に導電性部材を配するようにしてもよい。その際、カッタ刃の刃先に凹凸が形成されないように、導電性部材が配されるカッタ刃の刃先の2箇所に溝を形成するようにしてもよく、カッタ刃の刃先の両側を予め凹ませておき、そこに導電性部材を取り付ける(圧着)することが好ましい。このような態様では、
図6に示したカッタ刃31と導電性部材55、56との関係も逆となる。また、本実施形態では、導電性部材55、56をカッタ受け部材50の受け面(全切り面51、半切り面52)の2箇所に配する例を示したが、3箇所以上に配するようにすれば、カッタ刃31の刃先が受け面により平行に接触したか否かを判断することができる。この場合には、導電性部材の個数に応じて
図6に示したAND回路の入力端子の端子数が変更される。
【0080】
さらに、本実施形態では、
図6に示したように、通電検出回路70を制御部15を構成するマイクロコンピュータの外に設けた例を示したが、マイクロコンピュータにこのような回路を内蔵するようにしてもよい。また、本発明では、このような通電検出回路70は必須ではなく、リード線71、72を介して導電性部材55、56の電圧を制御部15を構成するマイクロコンピュータに直接取り込んでA/D変換するようにしてもよい。このような構成では、CPUは、2値によるハイレベル信号、ローレベル信号より広い範囲での情報が収集できるため、切断部30の異常状態に対する自己診断が可能となる。例えば、上述した作動電圧Vccを仮に6Vとし、第1の閾値をマイクロコンピュータの定常作動が可能な最低電圧値の1.6Vに、第2の閾値を、上述した、作動電圧Vccから、固定ピン36、カッタ刃31、導電性部材55、56、接続部材62、63等の部材自体による電圧降下や、カッタ刃31の刃先と導電性部材55、56のそれぞれとが接触する場合に生じる接触抵抗による電圧降下等を引いた最低電圧値の5Vに設定し、導電性部材55、56の電圧が第1の閾値と第2の閾値との間にあるか否かを判断することで、肯定判断のときに、異常な電圧降下の結果、切断部30に何らかの異常が発生していると判断することができる。
【0081】
また、本実施形態では半切りモードカット指令について説明したが、本発明は、設定された切断個数のすべてに対して連続して全切りする全切りモードカット指令に対しても適用可能なことを云うまでもない。さらに、本実施形態ではチューブTの切断処理を中心に説明したが、プリンタ1はラベル等の他の印刷媒体の全切り、半切りを行うことができる。その際、記録媒体の種類によって半切り方法を変えてもよく、例えば、記録媒体が剥離紙付ラベルの場合には剥離紙をカットせずにラベルのみカットしてもよく、ロール紙やリボンテープの場合にはミシン目を入れるようにしてもよい。
【0082】
さらに、本実施形態では、サーマルヘッド6をアーム44に連結された例を示したが、本発明はこれに限られるものではなく、カム等を用いて退避位置と印刷位置との間で移動可能に構成するようにしてもよい。
【0083】
そして、本発明は、本実施形態のプリンタ1の印刷部20を有しないような切断装置にも適用可能であり、また、本実施形態のプリンタ1の印刷部20による印刷処理をチューブTに施さない、すなわち、プリンタ1を切断装置として用いる場合にも適用可能である。