(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6333258
(24)【登録日】2018年5月11日
(45)【発行日】2018年5月30日
(54)【発明の名称】上部フローダイバータを備えるバルブ本体
(51)【国際特許分類】
F16K 3/32 20060101AFI20180521BHJP
F16K 3/24 20060101ALI20180521BHJP
F16K 27/00 20060101ALI20180521BHJP
【FI】
F16K3/32 D
F16K3/24 E
F16K27/00 Z
【請求項の数】20
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2015-529976(P2015-529976)
(86)(22)【出願日】2013年8月28日
(65)【公表番号】特表2015-528550(P2015-528550A)
(43)【公表日】2015年9月28日
(86)【国際出願番号】US2013056968
(87)【国際公開番号】WO2014036069
(87)【国際公開日】20140306
【審査請求日】2016年8月10日
(31)【優先権主張番号】13/599,474
(32)【優先日】2012年8月30日
(33)【優先権主張国】US
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】591055436
【氏名又は名称】フィッシャー コントロールズ インターナショナル リミテッド ライアビリティー カンパニー
(74)【代理人】
【識別番号】100113608
【弁理士】
【氏名又は名称】平川 明
(74)【代理人】
【識別番号】100123319
【弁理士】
【氏名又は名称】関根 武彦
(74)【代理人】
【識別番号】100175190
【弁理士】
【氏名又は名称】大竹 裕明
(72)【発明者】
【氏名】デイヴィス,ロニー オー.
(72)【発明者】
【氏名】ヒルサベック,ジェレミー ロバート
(72)【発明者】
【氏名】イングル,チャド マイケル
【審査官】
鈴木 貴雄
(56)【参考文献】
【文献】
実公昭61−045407(JP,Y2)
【文献】
実公昭62−046048(JP,Y2)
【文献】
実公昭63−037575(JP,Y2)
【文献】
米国特許出願公開第2009/0179163(US,A1)
【文献】
特開昭60−201181(JP,A)
【文献】
西独国特許出願公告第01053263(DE,B)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F16K 3/24
F16K 3/32
F16K 27/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の開口部と、
第2の開口部と、
トリムアセンブリを収容するために前記第1の開口部と前記第2の開口部との間に配置されるギャラリーと、
前記第1の開口部と前記ギャラリーの側開口部との間に延在する第1の流路部と、
前記第2の開口部と前記ギャラリーの底部開口部との間に延在する第2の流路部と、
前記第1の流路部の上壁部により担持され、前記第1の流路部に延びる上部フローダイバータであって、前記第1の流路部を通って前記ギャラリーに入る流体の流れを変えるために、前記第1の開口部と前記ギャラリーとの間に少なくとも部分的に延在する長尺状構造を備える上部フローダイバータと、
を備え、
前記上部フローダイバータは、前記ギャラリーから隔間された第1の端および前記ギャラリーの近くに配された第2の端を含み、前記上部フローダイバータは、前記第1の端から前記第2の端に向かって広がる幅寸法を有するバルブ本体。
【請求項2】
前記上部フローダイバータの前記幅寸法は前記第1の端から前記第2の端に均一に広がる、請求項1に記載のバルブ本体。
【請求項3】
前記上部フローダイバータの前記幅寸法は前記第1の端から前記第2の端に不均一に広がる、請求項1に記載のバルブ本体。
【請求項4】
前記上部フローダイバータは側壁面を含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載のバルブ本体。
【請求項5】
前記側壁面は平面である、請求項4に記載のバルブ本体。
【請求項6】
前記側壁面は少なくとも部分的に互いの方へ内側に湾曲する、請求項4に記載のバルブ本体。
【請求項7】
前記上部フローダイバータは隆起を更に備え、前記側壁面は前記第1の流路部の前記上壁部から離れるように延在し、前記隆起で終端する、請求項4〜6のいずれか一項に記載のバルブ本体。
【請求項8】
前記隆起は線に沿って延在する、請求項7に記載のバルブ本体。
【請求項9】
前記上部フローダイバータは、前記第1の端から前記第2の端に向かって広がる深さ寸法を含む、請求項1〜8のいずれか一項に記載のバルブ本体。
【請求項10】
前記ギャラリーの後壁部により担持され、前記ギャラリーに延びる後部フローダイバータを更に備え、前記ギャラリーの前記後壁部は前記ギャラリーに前記第1の流路部と反対側で配置され、前記後部フローダイバータは、前記上部フローダイバータに直交する方向に延在する長尺状構造を備え、前記ギャラリーの前記底部開口部の方へ前記ギャラリー内を流れる流体の流れを変えるものである、請求項1〜9のいずれか一項に記載のバルブ本体。
【請求項11】
第1の開口部、第2の開口部、前記第1の開口部と前記第2の開口部との間に配置されたギャラリー、前記第1の開口部と前記ギャラリーの側開口部との間に延在する第1の流路部、前記第2の開口部と前記ギャラリーの底部開口部との間に延在する第2の流路部、および前記第1の流路部の上壁部により担持され、前記第1の流路部に延びる上部フローダイバータを備えるバルブ本体と、
前記バルブ本体によって流体の流量を制御するために前記ギャラリー内に移動可能に配置された制御要素と、
を備える流体流量制御装置であって、
前記バルブ本体の前記上部フローダイバータは、前記第1の流路部を通って前記ギャラリーの周りで前記ギャラリーに流入する前記流体の流れを変えるために、前記第1の開口部と前記ギャラリーとの間に少なくとも部分的に延在する長尺状構造を備え、
前記上部フローダイバータは、前記ギャラリーから隔間された第1の端および前記ギャラリーの近くに配された第2の端を含み、前記上部フローダイバータは、前記第1の端から前記第2の端に向かって広がる幅寸法を有する流体流量制御装置。
【請求項12】
前記上部フローダイバータの前記幅寸法は前記第1の端から前記第2の端に均一に広がる、請求項11に記載の装置。
【請求項13】
前記上部フローダイバータの前記幅寸法は前記第1の端から前記第2の端に不均一に広がる、請求項11に記載の装置。
【請求項14】
前記上部フローダイバータは側壁面を含む、請求項11〜13のいずれか一項に記載の装置。
【請求項15】
前記側壁面は平面である、請求項14に記載の装置。
【請求項16】
前記側壁面は少なくとも部分的に互いの方へ内側に湾曲する、請求項14に記載の装置。
【請求項17】
前記上部フローダイバータは隆起を更に備え、前記側壁面は前記第1の流路部の前記上壁部から離れるように延在し、前記隆起で終端する、請求項15又は16に記載の装置。
【請求項18】
前記隆起は線に沿って延在する、請求項17に記載の装置。
【請求項19】
前記上部フローダイバータは前記第1の端から前記第2の端に向かって広がる深さ寸法を含む、請求項11〜18のいずれか一項に記載の装置。
【請求項20】
前記ギャラリーの後壁部により担持され、前記ギャラリーに延びる後部フローダイバータを更に備え、前記ギャラリーの前記後壁部は前記ギャラリーに前記第1の流路部と反対側で配置され、前記後部フローダイバータは、前記上部フローダイバータに直交する方向に延在する長尺状構造を備え、前記ギャラリーの前記底部開口部の方へ前記ギャラリー内を流れる前記流体の流れを変えるものである、請求項11〜19のいずれか一項に記載の装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、流体流量制御装置に関し、より詳細には、流体流量制御装置用のバルブ本体に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の流体流量制御装置は、ギャラリーで合流する入口流路と出口流路とを画定するバルブ本体を備え、ギャラリーは装置を通る流体の流量を制御するためのトリムアセンブリを収容する。スライディングステム型の流体流量制御装置において、トリムアセンブリは、従来、シートリングに選択的に当接するためにケージ内に移動可能に配置されたスライディングステム制御要素を含む。ケージは、制御要素を案内するための中空円筒部材を含み、それは、流体がギャラリーを通過できるように複数の開口部を画定する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
バルブ本体壁およびケージの特定の形状によっては、この従来の構成が、必ずしも流体の最も効果的な運動を可能にするとは限らない。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本開示の一態様は、第1の開口部、第2の開口部、ギャラリー、第1の流路部、第2の流路部、および上部フローダイバータを含むバルブ本体を提供する。ギャラリーは第1の開口部と第2の開口部との間に配置される。第1の流路部は、第1の開口部とギャラリーの側開口部との間に延在する。第2の流路部は、第2の開口部とギャラリーの底部開口部との間に延在する。上部フローダイバータは、第1の流路部の上壁部により担持され、第1の流路部に延びる。一形態では、上部フローダイバータは、第1の流路部を通ってギャラリーに流入する流体の流れを変えるために、第1の開口部とギャラリーとの間に少なくとも部分的に延在する長尺状構造を含む。
【図面の簡単な説明】
【0005】
【
図1】本開示に従って構成された流体流量制御装置の一形態の側面断面図である。
【
図2】本開示の上部フローダイバータの詳細図を含む線2−2で切断した
図1のバルブ本体の部分断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0006】
図1は、本開示に従って構成された、バルブ本体12、制御要素14、ケージ16、およびシートリング18を含む流体流量制御装置10を示す。バルブ本体12は、入口20、出口22、および入口20と出口22との間に配置されたギャラリー24を含む。ケージ16およびシートリング18はギャラリー24内に取り付けられ、制御要素14は、従来の方法でバルブ本体14を通る流体の流量を制御するためにケージ16内に摺動可能に配置される。より詳細には、ケージ16は、流体がケージ16を通過することを可能にするための複数の開口部26を画定する中空円筒部材を含み、そのうちの一つのみが
図1に示されている。シートリング18は、ケージ14の底端部とバルブ本体12の段部28との間に挟まれている。そのように配置される場合、制御要素14が、入口20と出口22との間の流体の流れを阻止するために閉位置を占有するとき、シートリング18は、制御要素14の端面30によって選択的に係合するように適合される。示された流体流量制御装置10がケージ16を含むが、これは一例に過ぎず、本開示の範囲内の他の流体流量制御装置はケージを必ずしも必要としない。
【0007】
図1を引き続き参照すると、入口20、出口22、およびギャラリー24に加えて、本開示のバルブ本体12は、第1の開口部32、第2の開口部34、第1の流路部36、および第2の流路部38を含む。図に示した形態では、第1および第2の開口部32,34は、パイプラインで連結するためのフランジ付き開口部であってよいが、他の形態は、溶接端に適応する開口部または他のタイプの連結に適応する開口部を提供することができる。ギャラリー24は、入口20と出口22との間のバルブ本体12の中心部にほぼ位置するギャラリー軸Agに沿って垂直に延在する略円筒状の空間を含む。開示の形態において、第1の開口部32はバルブ本体12の入口20に配置され、第1の流路部36は第1の開口部20とギャラリー24の側開口部40との間に延在する。さらに、第2の開口部34はバルブ本体12の出口22に配置され、第2の流路部38は第2の開口部34とギャラリー24の底部開口部42との間に延在する。第1および第2の開口部32,34は、バルブ本体12の共通の中心軸Acに沿って配置されて、流体が入口20と出口22との間を流れることができるように、例えば、従来の方法で、流体流量制御装置10をパイプラインに連結するように構成される。流体流量制御装置10の開示の形態において、バルブ本体12の中心軸Acはギャラリー軸Agに対して垂直である。
【0008】
上記に加えて、以下に詳細に記載するように、バルブ本体12は上部フローダイバータ44および後部フローダイバータ46をさらに含む。上部フローダイバータ44は第1の流路部36に配置され、流体の流れが第1の流路部36からギャラリー24の側開口部40を通って移動するとき、ギャラリー24および任意のケージ16の周りで流体の流れを分割するように構成される。後部フローダイバータ46はギャラリー24に配置され、ギャラリー24の底部開口部42の方へギャラリー24の周りに流れる流体の流れを変えるように構成される。開示の形態では、上部および後部のフローダイバータ44,46は、鋳造、機械加工、鍛造、または他の任意の製造プロセスのいずれによって製造されるかを問わず、バルブ本体12と一体的に形成される。すなわち、バルブ本体12およびダイバータ44,46は単一の部品である。他の形態では異なる構成も可能である。開示されたバルブ本体12は上部フローダイバータ44および後部フローダイバータ46を含むが、後部フローダイバータ46は任意であり、バルブ本体12は上部フローダイバータ44のみで構成することができる。
【0009】
さらに
図1を参照して、第1の流路部36および第2の流路部38は、流体がそれを通って流れることができるように、例えば、様々な円形および/または楕円形の断面を有してもよい流路を画定する長尺状の空間を含む。さらに、前述のように、ギャラリー24は、第1の流路部36と第2の流路部38との間に略垂直に配置され、それらと流体連通する略円筒状の空間を含むことができる。説明のために、第1の流路部36は、上部フローダイバータ44を担持する上壁部48を含み、ギャラリー24は、任意の後部フローダイバータ46を担持する後壁部50を含む。ギャラリー24の後壁部50はギャラリー24に、第1の流路部36および側開口部40とは反対側で位置し、したがってギャラリーの壁のこの部分は、ギャラリー24の「後部」にあると呼ばれてもよい。
【0010】
図1から分かるように、後部フローダイバータ46は、ギャラリー24の後壁部50から離れて、ギャラリー24に入って、ギャラリー軸Ag、側開口部40、および第1の流路部36の方へ延在する。さらに、図に示すように、後部フローダイバータ46は、ギャラリー軸Agと平行で、バルブ本体12の中心軸Acに対して垂直で、線L1(それに沿って上部フローダイバータ44は延在する)に直交する線L2に沿って延在する長尺状構造を含む。
図2に示すように、後部フローダイバータ46は、略均一の寸法の外側に湾曲する断面形状を有し、これにより、丸角型の面を有するギャラリー24の後壁部50から延在する垂直フィンに類似している。後部フローダイバータ46の他の形態は様々な形状を有してもよい。
【0011】
さらに
図2を参照すると、ここに開示されるバルブ本体12の上部フローダイバータ44は、ギャラリー24から隔間された第1の端部52、およびギャラリー24の近くに配された第2の端部54を含む。上部フローダイバータ44は略くさび形であり、反対側の側壁面56,58および隆起60を含む。
図1に示すように、隆起は、バルブ本体12の中心軸Acに対して角度αで延びる線L1に沿って延在する。開示の形態において、角度αは、バルブ本体12の所望の動作特性に依存して、約0度〜約15度の範囲かそれ以上であってよい。角度αが0より大きいときに、図に示すように、上部フローダイバータ44の第2の端54が、第1の端52よりバルブ本体12の中心軸Acから更に離れて配置されるように、隆起60は配置される。実際、必要に応じて、角度αは負の値であってもよい。そうすると、上部フローダイバータ44の第2の端54は第1端52より中心軸Acにより近く延在する。
【0012】
図2を引き続き参照すると、上部フローダイバータ44の側壁面56,58は、第1の流路36の上壁部48から離れるように下方に延在し、隆起60で終端する。バルブ本体12の所望の動作特性に応じて、隆起60は、反対側の側壁面56,58の直接の交差により画定される鋭い尖端を含むことができる。あるいは、隆起60は湾曲形状または他の形状を有してもよい。すなわち、隆起60は、丸角型の加工または本開示の意図された目的を達成するのに適している他の外形を有してもよい。そのように構成される場合、上部フローダイバータ44の断面は、バルブ本体12の少なくとも一つの形態では略三角形であってよい。加えて、開示の形態において、側壁面56,58は互いの方へ内向きに少なくとも部分的に湾曲するが、それらはまた、特定のアプリケーションおよび所望の分流特性に応じて、少なくとも部分的に平らであるか、または互いから離れて外向きに少なくとも部分的に湾曲してもよい。
【0013】
図示するように、上部フローダイバータ44の幅寸法W(すなわち、側壁面56と68との間の最大距離)は第1の端52から第2の端54へと増大し、深さ寸法d(すなわち、上壁部48と隆起60との間の距離)は、第1の端52から第2の端54に広がる。このように、開示された上部フローダイバータ44の形状が第1の端52でより狭いように、それは第1の端52から第2の端54へと広がり、第1の端52は入口20の第1の開口部32により近く、入口20は開示された構成で流体を供給する。上部フローダイバータ44の側壁面56,58が少なくとも部分的に平面である形態では、幅寸法Wが第1の端52から第2の端54に均一に広がると言える。側壁面56,58が少なくとも部分的に非平面である(例えば、内側または外側に湾曲している)形態では、前記幅寸法Wが第1の端52から第2の端54に不均一に広がると言える。
【0014】
記載のように構成されたバルブ本体12によって、入口20からギャラリー24に流れる流体が第1の流路部36からギャラリー24の側開口部40を通過するとき、上部フローダイバータ44はそれを有利に分割する。上部ダイバータ44は、ギャラリー24の壁に沿って、ギャラリー24の周りで、任意のケージ16(存在する場合)の周りで流体を分割し、それがギャラリー24の後壁部50に延びるとき、後部フローダイバータ46は、流体の流れをギャラリー24の底部開口部42の方へ、かつ外の第2の流路部38に向ける。本開示の上部フローダイバータ44は、従って、入口20からギャラリー24までの流路効率を有利に上昇させ、それは、ギャラリー24の周りで、任意のケージ16(存在する場合)の周りで、後壁部50の方へ、任意の後部フローダイバータ46を含む形態では後部フローダイバータ46の方へ、流れをさらに均一に分配する。これはギャラリー24内の乱流を最小化するという結果になり、任意のケージ16の開口部26(存在する場合)が最大限活用される。さらに、これは任意のケージ16の円周周辺で圧力変動を減らし、それは能力および全体の望ましい性能を向上させる。このように、以上により、バルブ本体12の上部フローダイバータ44は、流体が第1の流路部36から側開口部40を通ってギャラリー24に入るとき、ギャラリー24の周りで流体を分割するための手段
であると称することができる。加えて、後部フローダイバータ46は、ギャラリー24の周りに流入する流体をギャラリー24の底部開口部42の方へ押しやるための手段と称することができる。
【0015】
前述の説明は、本発明を実施する例として提供したが、本発明の範囲を限定することを意図するものではない。本発明の範囲は、以下の特許請求の範囲により定義され、全体として請求項および開示の趣旨および範囲に包含されるそのすべての等価物を含む。