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特許6335051モータ、制御装置及びモータ制御システム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6335051
(24)【登録日】2018年5月11日
(45)【発行日】2018年5月30日
(54)【発明の名称】モータ、制御装置及びモータ制御システム
(51)【国際特許分類】
   G01K 7/00 20060101AFI20180521BHJP
   G01K 1/02 20060101ALI20180521BHJP
   G08C 15/08 20060101ALI20180521BHJP
   H02P 29/00 20160101ALI20180521BHJP
【FI】
   G01K7/00 K
   G01K1/02 E
   G08C15/08
   H02P29/00
【請求項の数】11
【全頁数】18
(21)【出願番号】特願2014-139316(P2014-139316)
(22)【出願日】2014年7月7日
(65)【公開番号】特開2016-17783(P2016-17783A)
(43)【公開日】2016年2月1日
【審査請求日】2017年3月29日
(73)【特許権者】
【識別番号】000204284
【氏名又は名称】太陽誘電株式会社
(73)【特許権者】
【識別番号】000232302
【氏名又は名称】日本電産株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100103528
【弁理士】
【氏名又は名称】原田 一男
(72)【発明者】
【氏名】保坂 康夫
(72)【発明者】
【氏名】清水 悟
(72)【発明者】
【氏名】浅沼 和夫
(72)【発明者】
【氏名】白川 弘和
(72)【発明者】
【氏名】▲柳▼岡 太一
(72)【発明者】
【氏名】相良 弘明
(72)【発明者】
【氏名】望月 雄一
(72)【発明者】
【氏名】水池 宏友
(72)【発明者】
【氏名】菱田 直樹
(72)【発明者】
【氏名】深見 健司
(72)【発明者】
【氏名】赤井 祐介
【審査官】 深田 高義
(56)【参考文献】
【文献】 特開2003−294543(JP,A)
【文献】 特表2004−500957(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G01K 7/00
G01K 1/02
G08C 15/08
H02P 29/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
各々モータ内部における所定箇所の温度に応じた温度信号を出力する複数の温度検出部と、
前記複数の温度検出部から出力される温度信号を、前記複数の温度検出部の数より少ない数の温度信号出力配線で、前記モータの外部の制御装置へ出力する出力部と、
を有し、
前記複数の温度検出部が、
同一温度に対して異なる信号を出力する
モータ。
【請求項2】
前記出力部は、
前記複数の温度検出部から出力される温度信号を時分割で前記温度信号出力配線に出力するようにスイッチングを行うスイッチ
を含む請求項1記載のモータ。
【請求項3】
前記複数の温度検出部の各々が、
異なる種類の温度センサを含む
請求項記載のモータ。
【請求項4】
前記複数の温度検出部が出力する複数の温度信号の電圧範囲が異なる
請求項記載のモータ。
【請求項5】
モータの制御装置であって、
前記モータからの温度信号入力配線上の信号から、当該信号入力配線の数よりも多い複数の温度信号を抽出する抽出部と、
前記抽出部によって抽出された複数の温度信号に基づいて、前記モータに対する制御を行う制御部と、
を有し、
前記制御部が、
前記複数の温度信号のうち、当該複数の温度信号の各々について予め定められた閾値以上の温度を示す温度信号が存在する場合に、前記モータに対する制御を行う
制御装置。
【請求項6】
モータの制御装置であって、
前記モータからの温度信号入力配線上の信号から、当該信号入力配線の数よりも多い複数の温度信号を抽出する抽出部と、
前記抽出部によって抽出された複数の温度信号に基づいて、前記モータに対する制御を行う制御部と、
を有し、
前記制御部が、
前記複数の温度信号の各々について、当該温度信号について予め定められた、温度と閾値との関係から、当該温度信号で示される温度に対応する閾値を特定し、
特定された前記閾値のうち最小値に基づき、前記モータに対する出力値を決定する
制御装置。
【請求項7】
前記抽出部が、
前記信号の電圧に基づき、前記複数の温度信号を抽出する
請求項5又は6記載の制御装置。
【請求項8】
モータと、
当該モータの制御装置と、
を有し、
前記モータは、
各々前記モータの内部における所定箇所の温度に応じた信号を出力する複数の温度検出部と、
前記複数の温度検出部から出力される信号を、前記複数の温度検出部の数より少ない数の信号出力配線で、前記制御装置へ出力する出力部と、
を有し、
前記複数の温度検出部が、
同一温度に対して異なる信号を出力し、
前記制御装置は、
前記モータからの前記信号出力配線上の信号から、前記信号出力配線の数よりも多い複数の温度信号を抽出する抽出部と、
前記抽出部によって抽出された複数の温度信号に基づいて、前記モータに対して制御を行う制御部と、
を有するモータ制御システム。
【請求項9】
前記出力部は、
前記複数の温度検出部から出力される温度信号を時分割で前記信号出力配線に出力するようにスイッチングを行うスイッチ
を含む請求項8記載のモータ制御システム。
【請求項10】
前記複数の温度検出部の各々が、
異なる種類の温度センサを含む
請求項8又は9記載のモータ制御システム。
【請求項11】
前記複数の温度検出部が出力する複数の温度信号の電圧範囲が異なる
請求項8又は9記載のモータ制御システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電動アシスト車のモータ及び当該モータの制御装置に関する。
【背景技術】
【0002】
例えば、特開2000−316202号公報には、モータ付き二輪車の制御装置についてモータの検出温度が所定値以上の場合にモータの出力を制限又は停止することが開示されている。
【0003】
さらに、特開平10−16871号公報には、モータ温度が予め定めた第1所定値以上でモータの駆動力を下げ、第1所定値よりも低い温度の第2所定値にモータ温度が下がるとモータの駆動力を元に戻すことが開示されている。
【0004】
これらの文献では、モータの温度は1箇所のみ検出するような構成となっている。しかしながら、モータ内部には様々な部品が存在しており、それぞれ耐熱温度が異なると共に、比熱も異なっている。1箇所のみの温度検出では、それ以外の箇所の温度については推定することになるので、安全を優先して制限的にモータの制御を行うことになる。しかしながら、これでは例えば夏の登坂時など、乗員がアシストを欲するときに、十分なアシストが得られない、という現象が生ずる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2000−316202号公報
【特許文献2】特開平10−16871号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従って、本発明の目的は、一側面において、モータ内における複数箇所の温度に基づき当該モータを制御できるようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第1の態様に係るモータは、各々モータ内部における所定箇所の温度に応じた温度信号を出力する複数の温度検出部と、複数の温度検出部から出力される温度信号を、複数の温度検出部の数より少ない数の温度信号出力配線で、モータ外部の制御装置へ出力する出力部とを有する。
【0008】
このようにすればモータ外部の制御装置において、複数の温度検出部から出力される温度信号に基づきモータの制御を適切に行うことができるようになる。なお、温度信号出力配線の数を抑制できるため、コスト的にもデザイン的にも好適である。なお、上で述べた温度検出部及び出力部とは、同一の基板に配置されている場合もある。
【0009】
なお、上で述べた出力部は、複数の温度検出部から出力される温度信号を時分割で温度信号出力配線に出力するようにスイッチングを行うスイッチを含むようにしても良い。このようにすれば、簡易な構成で配線数を削減できる。
【0010】
なお、上で述べた複数の温度検出部が、同一温度に対して異なる信号を出力する場合もある。また、複数の温度検出部の各々が、異なる種類の温度センサを含むようにしても良い。さらに、複数の温度検出部が出力する複数の温度信号の電圧範囲が異なるようにしても良い。このようにすれば、制御装置側で、温度信号の分離抽出が容易になる。
【0011】
また、本発明の第2の態様に係る、モータの制御装置は、モータからの温度信号入力配線上の信号から、当該信号入力配線の数よりも多い複数の温度信号を抽出する抽出部と、抽出部によって抽出された複数の温度信号に基づいて、モータに対する制御を行う制御部とを有する。このようにすれば、複数箇所の温度信号に基づき、上で述べたモータに対して適切な制御を行うことができるようになる。
【0012】
なお、信号の電圧に基づき、複数の温度信号を抽出するようにしても良い。時分割で温度信号が多重化されている場合には、時分割のタイミングを合わせて抽出するようにしても良い。
【0013】
また、上で述べた制御部が、複数の温度信号のうち、当該複数の温度信号の各々について予め定められた閾値以上の温度を示す温度信号が存在する場合に、モータに対する制御を行うようにしても良い。温度検出箇所によって閾値が異なるため、いずれかの温度検出箇所において保護を要するような温度になった場合には、その温度検出箇所を保護するための制御を速やかに行うものである。
【0014】
さらに、上で述べた制御部が、複数の温度信号の各々について、当該温度信号について予め定められた、温度と閾値との関係から、当該温度信号で示される温度に対応する閾値を特定し、特定された閾値のうち最小値に基づき、モータに対する出力値を決定するようにしても良い。このようにすれば、異なる温度検出箇所の特性に応じた保護を行うことができるようになる。
【0015】
なお、本発明の第3の態様に係るモータ制御システムは、モータと、当該モータの制御装置とを有する。そして、モータは、各々モータ内部における所定箇所の温度に応じた信号を出力する複数の温度検出部と、複数の温度検出部から出力される信号を、複数の温度検出部の数より少ない数の信号出力配線で、制御装置へ出力する出力部とを有する。また、上で述べた制御装置は、モータからの信号出力配線上の信号から、信号出力配線の数よりも多い複数の温度信号を抽出する抽出部と、抽出部によって抽出された複数の温度信号に基づいて、モータに対して制御を行う制御部とを有する。
【0016】
なお、上で述べたような処理をマイクロプロセッサに実施させるためのプログラムを作成することができ、当該プログラムは、例えばフレキシブル・ディスク、CD−ROMなどの光ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリ(例えばROM(Read Only Memory))、ハードディスク等のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体又は記憶装置に格納される。なお、処理途中のデータについては、RAM(Random Access Memory)等の記憶装置に一時保管される。
【発明の効果】
【0017】
一側面によれば、モータ内における複数箇所の温度に基づき当該モータを制御できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1図1は、電動アシスト車の外観図である。
図2図2は、モータ制御システムの構成を示す図である。
図3A図3Aは、モータの断面図である。
図3B図3Bは、図3Aの一部拡大図である。
図4図4は、モータ内の基板の構成例を示す図である。
図5図5は、サーミスタの温度−出力電圧特性の一例を示す図である。
図6図6は、モータ内の基板におけるスイッチの出力電圧の時間変化を示す図である。
図7図7は、サーミスタの温度−出力電圧特性の他の例を示す図である。
図8図8は、モータ内の基板の他の構成例を示す図である。
図9図9は、制御器の機能ブロック構成を示す図である。
図10図10は、演算部の機能ブロック構成を示す図である。
図11図11は、温度抽出処理の処理フローを示す図である。
図12図12は、温度抽出処理の処理フローを示す図である。
図13図13は、制限処理の概要を示す図である。
図14図14は、制限処理の処理フローを示す図である。
図15図15(a)及び(b)は、動作例を示す図である。
図16図16(a)及び(b)は、比較例における動作例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
図1は、本実施の形態における電動アシスト車であるモータ付き自転車の一例を示す外観図である。このモータ付き自転車1は、モータ駆動装置を搭載している。モータ駆動装置は、二次電池101と、モータ制御器102と、トルクセンサ103と、モータ104と、モータ制御器102とモータ104とを繋ぐ配線105とを有する。
【0020】
二次電池101は、例えば公称基準電圧が24V、供給最大電圧(満充電時の電圧)が30Vのリチウムイオン二次電池であるが、他種の電池、例えばリチウムイオンポリマー二次電池、ニッケル水素蓄電池などであっても良い。
【0021】
トルクセンサ103は、クランク軸に取付けられたホイールに設けられており、乗員によるペダルの踏力を検出し、この検出結果をモータ制御器102に出力する。
【0022】
モータ104は、例えば三相直流モータであり、例えばモータ付き自転車1の前輪に装着されている。さらに、モータ104はホールセンサ等の回転センサを備えてロータの回転情報(すなわちホール信号)をモータ制御器102に出力する。
【0023】
配線105は、上で述べたように、モータ制御器102とモータ104とを繋ぐ配線であり、モータ104に設けられた基板から出力される信号を伝えるための信号配線105aと、モータ104に対する駆動信号を伝えるための三相動力線105bとを含む。
【0024】
図2に、モータ制御システムに含まれる、二次電池101と、モータ制御器102と、モータ104と、配線105との電気的な関係を示す。
【0025】
モータ制御器102は、制御器1021と、FET(Field Effect Transistor)ブリッジ1022とを有する。制御器1021は、モータ104からのホール信号(U相、V相及びW相ホール信号)と、温度信号と、トルクセンサ103からのトルク入力等とに基づき、FETブリッジ1022のスイッチング信号を生成する。このスイッチング信号(U相入力、V相入力及びW相入力)は、駆動信号として、三相動力線105bを介してモータ104に出力される。
【0026】
また、モータ104は、モータ本体1041と、センサなどを含む基板1043とを有する。モータ本体1041は、三相動力線105bを介して伝えられたスイッチング信号(U相入力、V相入力及びW相入力)で駆動される。一方、基板1043は、3つのホールセンサと、2つの温度センサを有しており、信号配線105aを介して、ホール信号及び温度信号を、制御器1021に出力する。なお、3つのホール信号は、それぞれ異なる信号配線にて出力されるが、配線数を減らすために2つの温度信号を1本の信号配線にて出力するようになっている。なお、信号配線105aには、基板1043に対する電力供給用に2本の配線(VCC,GND)が含まれる。
【0027】
なお、駆動信号と、モータ104の回転と、ホールセンサが出力するホール信号との関係は、従来と同じであり、本実施の形態の主要部ではないので、説明を省略する。
【0028】
図3Aに、モータ104を、モータ104のハブシャフト10411を通る平面で切断した断面図を示す。モータ104の外殻10410内には、ハウジング10415が設けられており、ハウジング10415内には、基板1043と、ステータコイル10416と、ロータ10414と、ベアリング10417及び10413とが設けられている。
【0029】
ステータコイル10416は、例えば銅巻き線を含んでおり、三相動力線105bに接続されている。そして、ステータコイル10416には電流が流れるため、電流量に応じて発熱する。但し、ステータコイル10416の比熱は小さいので、熱しやすいが冷めやすい。
【0030】
また、外殻10410内には、ハウジング10415の外に、遊星ギア10418と、太陽ギアシャフト10419と、内歯ギア10421と、ベアリング10420及び10412とが設けられている。遊星ギア10418、太陽ギアシャフト10419及び内歯ギア10421は、回転の摩擦により、回転数に応じて発熱する。また、これらのギアは、ステータコイル10416からの煽り熱も受ける。これらのギアは、ステータコイル10416よりも比熱が大きい。
【0031】
なお、ベアリング10412、10413、10417及び10420についても、回転に応じて発熱する。
【0032】
本実施の形態では、ステータコイル10416の温度を測定するための温度検出素子であるサーミスタTH1と、基板1043の温度(ハウジング10415を介して伝わるギアの温度)を測定するための温度検出素子であるサーミスタTH2とが、基板1043に設けられており、当該サーミスタTH1及びTH2が出力する温度信号を信号配線105aを介して出力する。すなわち、サーミスタTH1は、ステータコイル10416付近に配置されており、サーミスタTH2は、ギアの温度を間接的に測定するようにハウジング10415に接するように配置される。なお、基板1043上に、サーミスタTH1及びTH2を配置することによって、モータ104内部の配線がシンプルになっている。
【0033】
なお、基板1043は、ステータコイル10416と対向する位置に配置されている。これによって、ステータコイル10416からの輻射熱が基板1043によって遮られ、他方の温度検出への影響を抑えることができる。すなわち、サーミスタTH1とサーミスタTH2とは基板1043の別の面に配置されている。さらに、サーミスタTH1よりサーミスタTH2は、ハブシャフト10411側に配置されている。これによって熱源となるステータコイル10416から、他の部分の温度を測定するサーミスタTH2が離れた位置に配置されるため、コイル温度の影響を抑えることができるようになる。また、基板1043は、好適にはガラスエポキシ基板であり、ステータコイル10416が発する熱を他の面に伝達するのを抑制する。
【0034】
また、図3Bに、図3Aにおける基板1043付近の拡大図を示す。サーミスタTH1とステータコイル10416との間には熱伝導部材10422などの間接材を介在させている。この間接材は、熱伝導率が0.0241w/m・k以上の部材が好ましい。
【0035】
但し、基板1043上の他の素子の温度を測定したり、上で述べたベアリングの温度を測定したり、その他の温度保護が求められる部品又は素子の温度を測定しても良い。
【0036】
図4に、基板1043上の回路構成例を示す。基板1043には、サーミスタTH1及びTH2と、ホールセンサHSW、HSV及びHSUと、抵抗R1及びR2と、スイッチ10431とを有する。ホールセンサHSW、HSV及びHSUには、電源電圧が供給され、U相ホール信号、V相ホール信号及びW相ホール信号が出力される。ホールセンサについては、従来と同じであるからこれ以上述べない。
【0037】
一方、サーミスタTH1は、電源VCCとグランドGNDとの間に抵抗R1と直列に接続され、ステータコイル10416温度に応じた電圧の温度信号を、信号線10432を介してスイッチ10431に出力する。同様に、サーミスタTH2は、電源VCCとグランドGNDとの間に抵抗R2と直列に接続され、基板温度に応じた電圧の温度信号を、信号線10433を介してスイッチ10431に出力する。なお、抵抗とサーミスタとの組み合わせで温度検出部として機能する。
【0038】
温度検出素子は、サーミスタではなく、熱電対、温度センサIC(Integrated Circuit)その他の素子を用いるようにしても良い。
【0039】
スイッチ10431は、基板1043に設けられたオシレータなどが出力する周期的なスイッチング信号に応じて、信号線10432からの温度信号と信号線10433からの温度信号とを切り替えて出力する。すなわち、信号線10432からの温度信号と信号線10433からの温度信号とが、時分割で信号配線105aにおける1本の温度信号線を介して出力される。
【0040】
このように、サーミスタの数よりも、温度信号配線の数を減らすことで、信号配線105a全体の配線数の増加を抑制できる。これによって、コストの増加を抑制でき、信号配線105a全体が太くなるのを抑制でき、デザイン性の向上や操作性の悪化抑制を図ることができる。
【0041】
なお、スイッチ10431は、アナログスイッチであってもよいし、リレーなどの素子であっても良い。
【0042】
なお、制御器1021で、2つの温度信号を分離抽出できるようにするため、本実施の形態では、図5に示すような特性を有するサーミスタTH1及びTH2を用いる。図5の横軸は温度を表し、縦軸はサーミスタTH1又はTH2の出力電圧を表す。そして、図5において、カーブaは、ステータコイル10416の温度を測定したサーミスタTH1の出力電圧の変化を表しており、カーブbは、基板1043の温度を測定したサーミスタTH2の出力電圧の変化を表している。このように、カーブaとカーブbとは異なるカーブを描いており、サーミスタTH1とサーミスタTH2とは異なる特性を有する。特に、同一温度であれば、どの温度でも、カーブaは、カーブbより高い出力電圧であることを示している。また、本実施の形態では、ステータコイル10416の温度変動範囲と、基板1043の対応する温度変動範囲とにおいて、常に、サーミスタTH1の出力電圧>サーミスタTH2の出力電圧を満たすように、それらの特性が選択されている。
【0043】
そうすると、スイッチ10431の出力信号は、図6に示すような波形となる。図6において、横軸は時間を表し、縦軸は電圧を表す。このように、高い電圧の時間帯c1乃至c3と、低い電圧の時間帯d1乃至d4とが交互に出現する。上で述べたような特性を有するサーミスタTH1及びTH2を用いているので、時間帯c1乃至c3は、サーミスタTH1の出力電圧を示しており、時間帯d1乃至d4は、サーミスタTH2の出力電圧を示している。
【0044】
図6のような波形の信号であれば、制御器1021において、2つの温度信号を容易に分離抽出することができる。
【0045】
なお、図6のような波形の信号を生成できればよいので、上で述べたような特性の異なるサーミスタを採用せずに、同じ特性を有するサーミスタを採用しても良い。例えば、図7に示すように、バイアス電圧を異なるようにして、出力電圧の変化範囲を2つのサーミスタで完全に異なるようにする。図7の例では、カーブeは、ステータコイル10416を測定したサーミスタTH3の温度に応じた出力電圧の変化を表しており、カーブfは、基板1043の温度を測定したサーミスタTH3の出力電圧の変化を表している。カーブe及びカーブfは、同じカーブ形状を有しており、同一の特性を有するサーミスタが採用されている。但し、カーブeは、カーブfにバイアス電圧Vbだけオフセットさせたカーブである。このような出力電圧を出力するサーミスタTH3及びTH4でも、スイッチ10431の出力は、ステータコイル10416の温度変動範囲と、基板1043の対応する温度変動範囲とにおいて、常に、サーミスタTH3の出力電圧>サーミスタTH4の出力電圧を満たすようになる。
【0046】
但し、図4の代わりに、図8に示すような回路を用いる。ホールセンサHSW、HSV及びHSUの部分については、図4と同様である。一方、サーミスタTH3とサーミスタTH4に関連する回路部分は異なっている。すなわち、電源VCCとグランドGNDとの間に、抵抗R3と、サーミスタTH3と、抵抗R4と、サーミスタTH4とを直列に接続する。そして、3端子レギュレータ10434の入力端子を電源VCCに接続し、3端子レギュレータ10434の出力端子を、サーミスタTH3と抵抗R4との接続点に接続する。このようにすれば、サーミスタTH3の出力電圧が、3端子レギュレータ10434の出力電圧であるバイアス電圧Vbだけオフセットされる。
【0047】
モータ104の基板1043の構成は、以上のようになっており、図6に示すような信号が制御器1021に対して出力される。
【0048】
これに対して、制御器1021は、図9に示すような構成を有している。すなわち、制御器1021は、温度信号に対するA/D変換部1023と、トルクセンサ103からの信号に対するトルク入力部1025と、演算部1024と、スイッチング制御部1026とを有する。
【0049】
A/D変換部1023は、上で述べたように、温度信号に対してアナログ/ディジタル変換を行って、その変換結果であるAD値を演算部1024に出力する。トルク入力部1025は、トルクセンサ103からの踏力に相当する信号をディジタル化して演算部1024に出力する。
【0050】
また、演算部1024は、メモリ10241を有しており、メモリ10241は、演算に用いる各種データ及び処理途中のデータ等を格納する。さらに、演算部1024は、プログラムをプロセッサが実行することによって実現される場合もあり、この場合には当該プログラムがメモリ10241に記録されている場合もある。演算部1024は、モータ104におけるステータコイル10416の温度及び基板1043の温度と、トルクセンサ103からのトルク入力等に基づき、モータ104の出力を制御する。演算部1024の出力は、スイッチング制御部1026に入力される。
【0051】
スイッチング制御部1026は、演算部1024から指示されたモータの出力に応じて、FETブリッジ1022に含まれるFETのスイッチング信号(すなわち駆動信号)を生成する。スイッチング制御部1026の処理内容については、従来と同じであるからこれ以上述べない。
【0052】
演算部1024は、例えば図10に示すような機能構成を有する。
【0053】
演算部1024は、温度抽出部121と、出力算出部122と、制限処理部123とを有する。
【0054】
温度抽出部121は、A/D変換部1023からのAD値から、ステータコイル10416の温度及び基板1043の温度を分離抽出する。また、出力算出部122は、例えばトルク入力に応じたモータの出力Out_aを算出する。なお、出力算出部122における処理内容は従来と同じであるから、これ以上述べない。
【0055】
制限処理部123は、温度抽出部121からの温度に基づき、出力算出部122からのモータの出力Out_aに対して必要に応じて制限を加えることで、制限後のモータの出力Outを生成して、スイッチング制御部1026に出力する。
【0056】
次に、A/D変換部1023及び温度抽出部121によって行われる処理内容について図11及び図12を用いて説明する。なお、この処理は、周期的に例えば100ms毎に行われる。
【0057】
まず、A/D変換部1023は、入力された温度信号に対してA/D変換を実行してAD値を生成し、温度抽出部121に出力する(図11:ステップS1)。
【0058】
温度抽出部121は、A/D変換部1023からのN個のAD値をバッファに格納する(ステップS3)。例えば、N=20である。
【0059】
以下の処理では、N個のAD値の中から、最大値と最小値とを抽出する。図6のような波形の信号であれば、最大値はステータコイル10416の温度に対応する電圧値に相当し、最小値は基板1043の温度に対応する電圧値に相当する。
【0060】
よって、温度抽出部121は、最大値のための変数MAXに、バッファの最初の値(バッファ[0])を仮に格納し、最小値のための変数MINに、バッファの最初の値(バッファ[0])を仮に格納する(ステップS5)。
【0061】
その後、温度抽出部121は、カウンタiを1に設定する(ステップS7)。そして、温度抽出部121は、iがバッファサイズNより小さいか否かを判断する(ステップS9)。iがNに達した場合には、処理は端子Aを介して図12の処理に移行する。
【0062】
一方、iがNより小さい場合には、温度抽出部121は、i番目のバッファ値(バッファ[i])が変数MAXの値より大きいか否かを判断する(ステップS11)。i番目のバッファ値(バッファ[i])が変数MAXの値より大きい場合には、温度抽出部121は、変数MAXに、i番目のバッファ値(バッファ[i])をセットする(ステップS13)。これにより最大値が更新される。そして、温度抽出部121は、iを1インクリメントし(ステップS15)、処理はステップS9に戻る。
【0063】
i番目のバッファ値(バッファ[i])が変数MAXの値以下であれば、温度抽出部121は、i番目のバッファ値(バッファ[i])が変数MINの値より小さいか判断する(ステップS17)。i番目のバッファ値(バッファ[i])が変数MIN の値より小さい場合には、温度抽出部121は、変数MINに、i番目のバッファ値(バッファ[i])をセットする(ステップS19)。一方、ステップS17の条件を満たさない場合には、最大値でも最小値でもない値なので、処理はステップS15に移行する。
【0064】
図11に示す処理が完了した時点で、N個のAD値のうち最大値及び最小値が特定される。
【0065】
端子Aを介して図12の処理に移行して、温度抽出部121は、変数MAX及びMINの値をコイル温度Tc及び基板温度Tbに単位変換する(ステップS21)。
【0066】
さらに、温度抽出部121は、コイル温度Tc及び基板温度Tbの各々について、過去のコイル温度及び過去の基板温度を用いて平滑化処理を実行する(ステップS23)。平滑化処理は、ローパスフィルタ処理であり、この処理自体は従来と同じであるから、これ以上述べない。
【0067】
そして、温度抽出部121は、ステップS23の処理後のコイル温度Tc及び基板温度Tbを、制限処理部123に出力する(ステップS25)。
【0068】
このように処理周期毎にコイル温度Tc及び基板温度Tbが分離抽出される。
【0069】
次に、図13乃至図15を用いて制限処理部123の処理内容について説明する。
【0070】
まず、図13を用いて、制限処理部123の処理内容の概要について説明する。
【0071】
図13において横軸は検出された温度を表し、縦軸は出力算出部122からの出力に対する制限率[%]を表す。ここで、T1は、基板保護(又はギア保護)を開始する温度を表し、T2は、基板保護のため出力を停止させる温度を表し、T3は、コイル保護(すなわちステータコイル10416)を開始する温度を表し、T4は、コイル保護のため出力を停止させる温度を表す。
【0072】
図13において、コイル保護のための制限率はカーブgで表される。すなわち、コイル温度Tcが温度T3までは制限率0%(出力率=100−制限率=100)であり、コイル温度Tcが温度T3を超えると、Tc−T3に比例して制限率が上昇し、Tc=T4となると制限率100%(出力率=0%)となる。
【0073】
また、基板保護のための制限率はカーブhで表される。すなわち、基板温度Tbが温度T1までは制限率0%であり、基板温度Tbが温度T1を超えると、Tb−T1に比例して制限率が上昇し、Tb=T2となると制限率100%(出力率=0%)となる。
【0074】
図13では、制限率は検出温度と開始温度との差に比例するような例を示したが、直線的な変化ではなく曲線的な変化を採用するようにしても良い。
【0075】
本実施の形態では、コイル温度Tcと基板温度Tbとを得られるようになったので、基板温度Tbからコイル温度Tcを推定して無駄に制限的に出力の制御を行わなくても良くなる。
【0076】
すなわち、コイル温度Tcに基づく制限率と、基板温度Tbに基づき制限率とのうち大きい制限率を採用することで、コイル及び基板の両方にダメージを与えないようにモータを制御できるようになる。
【0077】
次に、図14を用いて、制限処理部123の処理内容について説明する。なお、図14の処理を、周期的に、例えば20ms毎に実行する。
【0078】
まず、制限処理部123は、出力算出部122から、制限前の出力値Out_aを取得する(ステップS31)。
【0079】
また、制限処理部123は、コイル温度Tcが、コイル保護を開始する温度T3より低いか否かを判断する(ステップS33)。この条件が満たされる場合には、コイルについては保護を行わないので、制限処理部123は、コイル温度に対する上限出力値Out_cに対して、予め定められた最大出力閾値を設定する(ステップS35)。最大出力閾値は、出力可能な最大出力値である。そして処理はステップS39に移行する。
【0080】
一方、コイル温度Tcが温度T3以上となっている場合には、制限処理部123は、コイル温度に対する上限出力値Out_cに対して、コイル温度Tcに応じた制限値を設定する(ステップS37)。例えば、最大出力閾値×コイル温度Tcに対応する出力率(=(1.0−制限率))により、制限値を算出して設定する。そして処理はステップS39に移行する。
【0081】
さらに、制限処理部123は、基板温度Tbが、基板保護を開始する温度T1より低いか否かを判断する(ステップS39)。この条件が満たされる場合には、基板については保護を行わないので、制限処理部123は、基板温度に対する上限出力値Out_bに対して、予め定められた最大出力閾値を設定する(ステップS41)。そして処理はステップS45に移行する。
【0082】
一方、基板温度Tbが温度T1以上となっている場合には、制限処理部123は、基板温度に対する上限出力値Out_bに対して、基板温度Tbに応じた制限値を設定する(ステップS43)。例えば、最大出力閾値×基板温度Tbに対応する出力率(=(1.0−制限率))により、制限値を算出して設定する。そして処理はステップS45に移行する。
【0083】
そして、制限処理部123は、全体出力上限値Out_thに、コイル温度に対する上限出力値Out_cと基板温度に対する上限出力値Out_bとの最小値を設定する(ステップS45)。これによって、モータ104内の部品の安全を優先して、制限が厳しい方を採用する。
【0084】
さらに、制限処理部123は、全体出力上限値Out_thと、制限前の出力値Out_aとのうち最小値を最終的な出力値Outとして設定する(ステップS47)。このようにすれば、制限前の出力値Out_aが、コイル温度Tc及び基板温度Tbから設定される全体出力上限値Out_th以下であれば、制限前の出力値Out_aをそのまま最終的な出力値Outとして用い、制限前の出力値Out_aが全体出力上限値Out_thを超えていれば、全体出力上限値Out_thを最終的な出力値Outとして用いる。
【0085】
そして、制限処理部123は、最終的な出力値Outを、スイッチング制御部1026に出力する(ステップS49)。スイッチング制御部1026は、出力値Outに応じて、FETブリッジ1022におけるFETをスイッチングする信号を生成する。
【0086】
以上のような処理を行うことで、モータ104内の特に注意すべき複数の部品の温度に応じて、部品の故障などを引き起こさぬようにしつつ、大きな出力を可能とする。例えば、図15(a)に示すような温度変化を想定する。図15(a)において、横軸は時間を表し、縦軸は検出温度(コイル温度Tc及び基板温度Tb)を表す。なお、T1乃至T4の定義は上で述べたとおりである。また、カーブiは、コイル温度Tcの時間変化を表しており、カーブjは、基板温度Tbの時間変化を表している。
【0087】
また、図15(b)は、出力値の時間変化を表している。ここで、縦軸は出力値を表しており、横軸は時間を表している。ここでは、カーブkは、最初に、最大出力(最大出力閾値と同じ値)で出力を継続していることを表している。
【0088】
このような状況で、コイル温度Tcは、カーブiで示されるように上昇して行き、時刻t1において、コイル保護を開始する温度T3に到達する。そうすると、図15(b)に示すように出力値は制限されて最大出力よりも少ない出力値しか出せなくなる。
【0089】
なお、このような出力制限がなされるので、カーブiも、時刻t1以降は温度上昇が抑制される。また、基板温度Tbの時間変化を表すカーブjについても、時刻t1以降は温度上昇が抑制される。
【0090】
一方、基板温度Tbしか取得できない状況では、コイル温度Tcを推定した制御を行うことになる。例えば、図16(a)に示すように、カーブmで示すように基板温度Tbが上昇してゆくと、カーブnで示すようにコイル温度Tcも上昇することを想定する。そして、コイル温度Tcが温度T3に達しないようにするため、図16(b)で示すように、最悪ケースを想定して前もって決められた時間t2で、出力を最大出力の所定割合に制限することになる。このように時間t2で出力制限を掛けるので、実際にはコイル温度Tcが温度T3に達していない場合でも、出力制限が行われるようになる。一般的に、t1>t2であるから、この例ではモータ付き自転車1の乗員にとっては、直ぐにアシスト不足を感じることになる。なお、このようなケースにおいても、基板温度Tbが温度T1を超えた場合には、基板温度Tbによる出力制限も掛かる。
【0091】
以上本発明の実施の形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0092】
上で述べた例ではコイル温度Tc及び基板温度Tbに応じた出力制限を行う例を示したが、異なる部品の温度に応じて出力制限を行うようにしても良い。当然ながら、部品の数は2に限定されず3以上であっても良い。3以上の場合であっても、サーミスタなどの温度検出素子の出力電圧範囲を分ければ、制御器1021でも温度信号を抽出分離できる。さらに、出力制限以外の制御を行うことで、モータ104内の部品温度を下げるようにしても良い。
【0093】
さらに、上でも述べたように、モータ制御器102とモータ104との間の配線数を抑制することが望まれており、温度検出素子の数よりも少ない温度信号配線で温度信号を制御器1021に伝える。この際、時分割で複数の温度信号を伝えているが、基板1043側のスイッチングタイミングを制御器1021側で抽出できれば、温度検出素子の出力電圧範囲を厳密に分離しなくても、温度信号の抽出分離も可能となる。
【0094】
また、演算部1024の一部については専用の回路で実現される場合もあれば、マイクロプロセッサがプログラムを実行することで上記のような機能が実現される場合もある。
【0095】
また、モータ制御器102の一部又は全部については専用の回路で実現される場合もあれば、マイクロプロセッサがプログラムを実行することで上記のような機能が実現される場合もある。
【0096】
さらに、基板1043に、サーミスタを配置する例を示したが、サーミスタを温度測定対象部品又はその付近に配置する場合もある。
【符号の説明】
【0097】
101 二次電池
102 モータ制御器
103 トルクセンサ
104 モータ
105 配線
1043 基板
1021 制御器
1022 FETブリッジ
1023 A/D変換部
1025 トルク入力部1025
1024 演算部
1026 スイッチング制御部
図1
図2
図3A
図3B
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16