(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6335243
(24)【登録日】2018年5月11日
(45)【発行日】2018年5月30日
(54)【発明の名称】射出成形機
(51)【国際特許分類】
B22D 17/30 20060101AFI20180521BHJP
B22D 17/28 20060101ALI20180521BHJP
B22D 1/00 20060101ALI20180521BHJP
B22D 21/02 20060101ALI20180521BHJP
【FI】
B22D17/30 E
B22D17/28 A
B22D1/00 C
B22D21/02
【請求項の数】9
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2016-210482(P2016-210482)
(22)【出願日】2016年10月27日
(65)【公開番号】特開2018-69273(P2018-69273A)
(43)【公開日】2018年5月10日
【審査請求日】2017年8月23日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】000132725
【氏名又は名称】株式会社ソディック
(72)【発明者】
【氏名】藤川 操
【審査官】
酒井 英夫
(56)【参考文献】
【文献】
特開2004−167499(JP,A)
【文献】
特開2001−138024(JP,A)
【文献】
特開平09−029797(JP,A)
【文献】
特開昭60−194278(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B22D 17/28,17/30,
F27D 27/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
水平方向に横長で、成形材料を溶融して溶融材料を生成する溶融部と、
前記溶融部から供給された前記溶融材料を射出する射出部と、
前記溶融部の先端側と前記射出部の先端側とを連通する連通路を含む連結部材と、を備え、
前記溶融部は、
前記溶融部の後端に設けられる材料供給口側から前記溶融部の先端に設けられる前記連通路側へと延び前記溶融部の少なくとも前記先端と前記後端の両端を除いた内部を仕切る仕切板と、
前記仕切板の周囲を循環するよう前記溶融材料を攪拌する攪拌装置と、を含む、射出成形機。
【請求項2】
前記攪拌装置の回転数および回転トルクを検出するトルク計をさらに備える、請求項1に記載の射出成形機。
【請求項3】
前記溶融部は、前記溶融材料を前記連通路へと送る前記水平方向に延びる横シリンダを含む、請求項1または請求項2に記載の射出成形機。
【請求項4】
前記横シリンダは、
前記溶融材料が貯留される樋部と、
前記横シリンダの上部に開閉または脱着可能に設けられる蓋部と、を有する、請求項3に記載の射出成形機。
【請求項5】
前記溶融部の内部に所定濃度の不活性ガスを供給し前記溶融材料の溶融面の上に不活性ガス層を形成する不活性ガス供給装置をさらに備える、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の射出成形機。
【請求項6】
前記不活性ガス層の不活性ガス濃度、酸素濃度または窒素濃度の少なくとも1つを測定する雰囲気測定計をさらに備え、
前記不活性ガス供給装置は、前記雰囲気測定計の測定値に応じて前記不活性ガスの供給量を制御する、請求項5に記載の射出成形機。
【請求項7】
前記成形材料はビレットまたはインゴットであり、
前記成形材料を部分的に前記溶融材料に浸かるように供給する材料供給装置をさらに備える、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の射出成形機。
【請求項8】
前記溶融部内の前記溶融面の高さを測定する液面計をさらに備え、
前記材料供給装置は、前記溶融面の高さが所定範囲内となるよう前記成形材料を供給する、請求項7に記載の射出成形機。
【請求項9】
前記材料供給装置は、前記成形材料が前記溶融材料に浸る量が、前記溶融部、前記連通路および前記射出部の内部容量の合算値の1vol%を超えないよう供給する、請求項7または請求項8に記載の射出成形機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、射出成形機に関する。特に、本発明は成形材料が軽金属である射出成形に適する射出成形機に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示される射出成形機は、成形材料を加熱し溶融させ溶融材料を生成する溶融部と、所定の量の溶融材料を計量し金型のキャビティ空間に射出する射出部と、溶融部と射出部とを接続する連結部材とを備える。溶融部で溶融された成形材料である溶融材料は、連結部材内の連通路を通って射出部に送られる。
【0003】
このような射出成形機においては、溶融材料の滞留が起こると成形材料および溶融材料に均等に熱が伝わりにくくなり、溶融効率が低下する。特に、材料供給口付近は未溶融の成形材料に熱が奪われるため温度が低下しやすい。また、特に成形材料が軽金属合金等の合金材料の場合は、長時間の滞留が起きると沈降偏析現象が生じる虞がある。沈降偏析現象が生じると成分元素の分布が不均一になり部分的に特性が変質し、溶融材料の一部が融点を下回り固化状態になる、成形品の品質が低下する等種々の問題が起こりうる。以上の理由から、溶融材料は滞留が起こらないよう攪拌されていることが望ましい。ここで例えば、特許文献2には、溶融材料を攪拌する攪拌装置を備える射出成形機が開示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特許第4119892号公報
【特許文献2】特開2004−195527号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、単に攪拌装置を設けるだけでは十分はない。例えば、引用文献2に開示される射出成形機においては、攪拌装置(撹拌翼)の近辺を除いては、十分に溶融材料の流動が形成されていないと考えられ、溶融材料の滞留が起こる可能性がある。溶融部内部の隅々まで溶融材料が攪拌されることが望ましい。
【0006】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、溶融部に溶融材料を攪拌する攪拌装置を有する射出成形機であって、仕切板によって特徴ある流動を形成してより効果的に滞留を防止し、成形材料の溶融効率を向上するとともに均質な溶融材料を得ることができる射出成形機を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、
水平方向に横長で、成形材料を溶融して溶融材料を生成する溶融部と、溶融部から供給された溶融材料を射出する射出部と、溶融部
の先端側と射出部
の先端側とを連通する連通路を含む連結部材と、を備え、溶融部は、
溶融部の後端に設けられる材料供給口側から
溶融部の先端に設けられる連通路側へと延び溶融部の少なくとも
先端と後端の両端を除いた内部を仕切る仕切板と、仕切板の周囲を循環するよう溶融材料を攪拌する攪拌装置と、を含む、射出成形機を提供するものである。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係る射出成形機においては、溶融部に設けられた仕切板の周囲を循環するように溶融材料の流動を形成することで、溶融部内部の隅々にまで溶融材料の流動を形成して滞留を防止し、成形材料の溶融効率を向上するとともに均質な溶融材料を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1】本発明の第1の実施形態の射出ユニット1の構成図である。
【
図3】
図1のB−B矢視断面図であるとともに、材料供給装置6の概略図である。
【
図4】
図1のB−B矢視断面図であるとともに、材料供給装置6の別の実施例を示す概略図である。
【
図6】本発明の第2の実施形態の射出ユニット1の構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。以下に説明される各実施形態および複数の各構成部材における変形例は、それぞれ任意に組み合わせて実施することができる。なお以下の説明において、「先端」とは溶融材料83が射出される側、具体的には、
図1および
図6において溶融部または射出部の図面向かって左側の端部を指し、「後端」とは成形材料81が供給される側、具体的には、
図1および
図6において溶融部または射出部の図面向かって右側の端部を指す。
【0011】
実施の形態の射出成形機は、成形材料81が軽金属である射出成形に適する構造を有する。本発明における軽金属は、比重が4以下の金属をいい、純金属だけでなく各添加元素を含む合金も含んでいう。実用上は、特に、マグネシウム合金またはアルミニウム合金が成形材料81として有効である。なお、成形材料81がアルミニウム合金の場合、溶損しないように、溶融材料83と接触する部位は、基本的にサーメット系の材料で被覆されている。
【0012】
本発明の射出成形機は、主に、成形材料81を溶融し所定の量の溶融材料83を金型のキャビティ空間に注入する射出ユニット1と、型開閉および型締を行なう不図示の型締ユニットと、射出ユニットと型締ユニットの動作を制御する不図示の制御ユニットとを備える。
【0013】
[第1の実施形態]
図1に示すように、溶融部2は、溶融部2の後端側に設けられる竪シリンダ21と、前端側に設けられる横シリンダ23とを含む。
図1から
図4にそれぞれ示すように、竪シリンダ21は垂直方向に延びる断面U字形状であり、横シリンダ23は水平方向に延びる断面円形状である。竪シリンダ21および横シリンダ23には、それぞれ密着するように複数のヒータ29が設けられる。なお、本明細書中において、断面U字形状とは、1対の側面と底面とからなる形状であって、側面と底面とが曲線的に接続されるものをいう。例えば、
図3および
図4に示すように底面が略半円形状であるものや、後述する第2の実施形態(
図7および
図8)のように側面と底面とが接続する角が丸みを帯びた形状であるものを含んでいう。断面U字形状のシリンダに対しては、側面と底面で分割せずに一体となったヒータ29を密着するように設けることが容易となる。また、横シリンダ23の先端はエンドプラグ27によって塞がれる。エンドプラグ27を脱着可能に構成すれば、溶融部2のメンテナンスが容易となる。
【0014】
竪シリンダ21は、材料供給口25から供給された成形材料81をヒータ29によって加熱して溶融して溶融材料83を生成し横シリンダ23へと送る。横シリンダ23へと送られた溶融材料83は、ヒータ29によって十分な熱を与えられながら前方へと送られ、連結部材5の連通路51を経由して射出部4に送り出される。
【0015】
溶融部2には、材料供給口25側から連通路51側、すなわち後端側から先端側へと延び溶融部2の少なくとも両端を除いた内部を仕切る仕切板31と、溶融材料83を攪拌する攪拌装置33とが設けられる。攪拌装置33は、例えば、溶融部2内に設けられた攪拌翼331をシャフト333を通じてモータ335で回転させるギヤポンプである。このような構成により、
図5において点線矢印で示すように、仕切板31の周囲を循環する溶融材料83の流動が形成され、溶融材料83の滞留を防止することができる。結果として、溶融部2内の溶融材料83の温度が均一化され、沈降偏析現象等を防止することができる。特に、本実施例のように水平方向に延びる横シリンダ23を含む溶融部2においては、単純に攪拌しただけでは攪拌箇所付近以外での滞留を防止することは困難であるため、仕切板31の周囲を循環するように溶融材料83を流動させることが特に有効である。なお、攪拌装置33は溶融部2のどこに設けてもよいが、未溶融の成形材料81が攪拌翼331と接触するのを防ぐため、材料供給口25からある程度離して設けることが望ましい。
【0016】
好適には、モータ335の回転数および回転トルクを検出するトルク計337が設けられる。回転数と回転トルクを測定することにより、溶融材料83の粘度を算出することができる。ひいては、成形材料81の種類と粘度から、溶融材料83の溶融状態を判断することができる。
【0017】
溶融材料83の酸化や窒化を防止するため、溶融面85上には所定濃度の不活性ガスが充満されていることが望ましい。特に、成形材料81がマグネシウム合金である場合は、空気中の酸素と反応し燃焼する可能性があるため、極めて望ましい。本実施形態では、竪シリンダ21の内部に不活性ガス供給装置35から不活性ガスを供給することで、溶融面85上に所定濃度の不活性ガスからなる不活性ガス層351を形成する。不活性ガスは溶融材料83と実質的に反応しない気体であればよいが、空気より比重が大きく、容易に入手可能であり、人体・環境に対して無害であるアルゴンが好適である。また、不活性ガス層351の雰囲気成分を測定する雰囲気測定計37が設けられ、不活性ガス供給装置35は雰囲気測定計37の測定結果に応じて、不活性ガス層351の不活性ガスが所定濃度になるよう不活性ガスの供給量を制御することが望ましい。雰囲気測定計37としては直接不活性ガスの濃度を測定するものであってもよいし、酸素濃度または窒素濃度を測定するものであってもよい。このようにすれば、過不足なく不活性ガスを供給することができる。
【0018】
材料供給装置6は、材料供給口25から成形材料81を供給する。なお、成形材料81が軽金属であるとき、成形材料81としてビレットまたはインゴットを使用できる。本明細書中では、製錬後鋳型に流し込んで固化させた鋳塊をインゴットといい、インゴットをさらに鋳造し主に円柱形状または角柱形状に成形されたインゴットと比較して小型の鋳塊をビレットという。
【0019】
材料供給装置6は、例えば
図3に示すように、成形材料81を把持するアーム611と、アーム611を上下させる昇降装置613とを備える装置である。アーム611は1本ずつ成形材料81を把持する。昇降装置613は、アーム611の位置(高さ)、下降速度ならびに下降の開始および中断を任意に制御するように構成される。成形材料81は、アーム611によって把持された状態で徐々に材料供給口25から降ろされ、溶融材料83に浸った箇所から徐々に溶融される。
【0020】
あるいは、材料供給装置6は、例えば
図4に示すように、成形材料81を支持するフック631と、フック631を上下させる昇降装置633とを備える装置である。フック631は材料供給時は成形材料81が部分的に溶融材料83に浸るような位置に固定される。1本の成形材料81を供給し終えた後は、フック631は昇降装置633によって上昇し、ストッカ635によって蓄えられた成形材料81が、シャッタ637によって1本ずつフック631へと送られる。
【0021】
以上に具体的に例示した他にも、材料供給装置6は種々の形態が利用可能であるが、部分的に溶融させる等して少量ずつ成形材料81を供給する構成であるものが、材料供給口25付近の急激な温度低下を防ぐ上で望ましい。従来の装置においては、例えば、アルミニウム合金の一種であるADC12のインゴットは一般に流通する最小のものでも約5kgであり、これを一度に溶融部に投下してしまうと急激な温度低下が発生するため、より小さい鋳塊であるビレットに鋳造しなおす必要があった。少量ずつ成形材料81を供給すれば、インゴットを直接成形材料81としても高温を保つことができるため、成形材料81に係るコストをより低くすることができる。
【0022】
また、溶融部2内の溶融面85の高さを測定する液面計39が設けられる。液面計39としてはフロート式、レーザ式等種々の方式のものが採用可能である。材料供給装置6は、溶融面85の高さが所定範囲内となるよう、成形材料81を供給する。これにより、成形材料81を過不足なく供給することができる。
【0023】
前述の通り、成形材料81は急激な温度低下を起こさぬよう少量ずつ供給されることが望ましい。成形材料81の供給量の制御方法としては、例えば下記の方法がある。例えば、材料供給装置6は、適する供給速度で成形材料81の供給を行うよう構成されてもよい。また、材料供給装置6は、成形材料81の供給の開始および中断が適する周期で切り替えられるよう構成されてもよい。また、材料供給装置6は、成形材料81が溶融材料83に浸る量が適する体積になるよう構成されてもよい。適する供給速度、適する周期、適する体積は、成形材料81の形状、種類、ヒータ29の温度、射出ユニット1の内部容量の大きさ等から適する値が求められる。例えば、適する体積は、射出ユニット1の内部容量、すなわち溶融部2、連通路51および射出部4の内部容量の合算値の1vol%を超えない量である。以上に示した方法は互いに組み合わせて実施してもよい。
【0024】
射出部4は、プランジャ駆動装置41を作動してプランジャ43を後退させ、溶融部2から連結部材5の連通路51を通して射出部4に送られてくる溶融材料83を計量する。射出部4は、複数のヒータ47によって溶融材料83が溶融している状態を維持できる所定の温度の範囲に保温されている。射出部4は、溶融材料83を計量してから連通路51を閉鎖した後、プランジャ駆動装置41を作動してプランジャ43を射出部4の所定の位置まで前進させる。プランジャ43が所定の位置まで前進すると、射出部4の中の所定の量の溶融材料83が射出ノズル45から図示しない金型のキャビティ空間に射出される。
【0025】
連結部材5は、溶融部2と射出部4を連結し、溶融部2と射出部4は連結部材5中の連通路51で連通している。連結部材5は、ヒータ53によって溶融材料83が溶融している状態を維持できる所定の温度の範囲に保温されている。
【0026】
逆流防止装置7は、例えば、溶融部2の内孔面上に形成された弁座71と、弁座71に離接する棒状の逆流防止弁棒73と、溶融部2の側面に固定されて逆流防止弁棒73を進退駆動する弁棒駆動装置である油圧シリンダ等の流体圧シリンダ75を備える。連通路51は、逆流防止装置7によって、計量動作の開始時に開かれ射出動作の直前に閉じられる。なお、逆流防止装置7は射出部4または連結部材5に設けてもよく、また、チェックバルブあるいはロータリバルブなどの従来公知のバルブが採用されても良い。
【0027】
[第2の実施形態]
ここで、本発明の射出成形機に係る第2の実施形態を説明する。なお、第1の実施形態と同等の部材には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
【0028】
図6に示すように、溶融部2は、溶融部2の後端側に設けられる竪シリンダ21と、前端側に設けられる横シリンダ23とを含む。横シリンダ23は、溶融材料83が貯留される樋部231と、横シリンダ23上部に設けられる蓋部233とを有する。
図6から
図8にそれぞれ示すように、竪シリンダ21は垂直方向に延びる断面U字形状であり、横シリンダ23の樋部231は水平方向に延びる断面U字形状である。竪シリンダ21および樋部231には、U字形状に沿ってそれぞれ密着するように複数のヒータ29が設けられる。ヒータ29の周囲には断熱素材からなる断熱部291が設けられ、ヒータ29からの熱が外部に逃げないようにして熱効率を向上させる。蓋部233は断熱素材からなり、開閉または脱着可能に構成される。蓋部233を開放する(または取り外す)ことで溶融部2のメンテナンスが容易になる。
【0029】
蓋部233は溶融材料83と直接接触しないことが望ましく、蓋部233と溶融材料83の間には所定厚みの空間層が設けられる。本実施形態では、該空間層は不活性ガス層351であり、横シリンダ23の内部に不活性ガス供給装置35から不活性ガスを供給することで、溶融面85上に所定濃度の不活性ガスからなる不活性ガス層351を形成する。加えて、液面計39によって測定した溶融面85の高さが所定値を超えないよう成形材料81の供給を制御することで、蓋部233と溶融材料83の接触を防止する。
【0030】
以上説明した発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、この発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらをこの発明の範囲から排除するものではない。特に具体的な装置については、本発明の趣旨に添った基本的な機能を有するものは、本発明に含まれる。
【符号の説明】
【0031】
2 溶融部
4 射出部
5 連結部材
6 材料供給装置
23 横シリンダ
25 材料供給口
31 仕切板
33 攪拌装置
35 不活性ガス供給装置
37 雰囲気測定計
39 液面計
51 連通路
81 成形材料
83 溶融材料
85 溶融面
231 樋部
233 蓋部
337 トルク計
351 不活性ガス層