特許第6335330号(P6335330)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6335330
(24)【登録日】2018年5月11日
(45)【発行日】2018年5月30日
(54)【発明の名称】アップリンクデータの処理方法及び装置
(51)【国際特許分類】
   H04W 36/08 20090101AFI20180521BHJP
   H04W 48/18 20090101ALI20180521BHJP
   H04W 92/20 20090101ALI20180521BHJP
【FI】
   H04W36/08
   H04W48/18 111
   H04W92/20
【請求項の数】12
【全頁数】14
(21)【出願番号】特願2016-562834(P2016-562834)
(86)(22)【出願日】2014年10月23日
(65)【公表番号】特表2017-511662(P2017-511662A)
(43)【公表日】2017年4月20日
(86)【国際出願番号】CN2014089334
(87)【国際公開番号】WO2015172525
(87)【国際公開日】20151119
【審査請求日】2016年10月14日
(31)【優先権主張番号】201410204553.9
(32)【優先日】2014年5月15日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】509024525
【氏名又は名称】ゼットティーイー コーポレーション
【氏名又は名称原語表記】ZTE CORPORATION
(74)【代理人】
【識別番号】100091096
【弁理士】
【氏名又は名称】平木 祐輔
(74)【代理人】
【識別番号】100102576
【弁理士】
【氏名又は名称】渡辺 敏章
(74)【代理人】
【識別番号】100101063
【弁理士】
【氏名又は名称】松丸 秀和
(72)【発明者】
【氏名】ツァオ,ハイペン
(72)【発明者】
【氏名】マ,デバオ
(72)【発明者】
【氏名】ドン,ヨウリアン
【審査官】 横田 有光
(56)【参考文献】
【文献】 3GPP TS 36.300 V11.9.0 (2014-03) [online],2014年 3月19日,pp.68-69,インターネット<URL:http://www.3gpp.org/ftp/Specs/2014-03/Rel-11/36_series/36300-b90.zip>
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04B 7/24− 7/26
H04W 4/00−99/00
3GPP TSG RAN WG1−4
SA WG1−4
CT WG1、4
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザ装置UEのハンドオーバの過程において、ソース側基地局が、ターゲット側基地局が既にfull configuration設定オプションを起動したことを知った後、前記ユーザ装置UEが送信したアップリンクデータを直接、サービスゲートウェイに配達することを含むアップリンクデータの処理方法。
【請求項2】
前記ソース側基地局は、前記ターゲット側基地局が送信した、full configuration識別子を含むハンドオーバ要求応答メッセージ又はfull configuration指示メッセージにより、前記ターゲット側基地局が既にfull configuration設定オプションを起動したことを知る請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記ソース側基地局が、前記ターゲット側基地局が送信した、full configuration識別子を含むハンドオーバ要求応答メッセージにより、前記ターゲット側基地局が既にfull configuration設定オプションを起動したことを知ることは、
X2ハンドオーバに対して、前記ソース側基地局が、前記ターゲット側基地局からの、full configuration識別子を含むハンドオーバ要求応答メッセージを受信し、前記ハンドオーバ要求応答メッセージを解析することにより、前記full configuration識別子を取得し、これにより前記ターゲット側基地局が既にfull configuration設定オプションを起動したことを知ることと、
S1ハンドオーバに対して、前記ソース側基地局が、移動管理エンティティMMEからの、前記ターゲット側基地局の送信した、full configuration識別子を含むハンドオーバ要求応答メッセージに基づいて、構築したfull configuration識別子を含むハンドオーバ指令を受信し、前記ハンドオーバ指令を解析することにより、前記full configuration識別子を取得し、これにより前記ターゲット側基地局が既にfull configuration設定オプションを起動したことを知ることと、を含む請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記ソース側基地局が、前記ターゲット側基地局が送信したfull configuration指示メッセージにより、前記ターゲット側基地局が既にfull configuration設定オプションを起動したことを知ることは、
X2ハンドオーバに対して、前記ソース側基地局が、前記ターゲット側基地局からのfull configuration指示メッセージを受信し、前記指示メッセージを解析することにより、前記ターゲット側基地局が既にfull configuration設定オプションを起動したことを知ることと、
S1ハンドオーバに対して、前記ターゲット側基地局はfull configuration指示メッセージをMMEに送信し、MMEは前記full configuration指示メッセージを前記ソース側基地局に送信し、前記ソース側基地局が、前記指示メッセージを解析することにより、前記ターゲット側基地局が既にfull configuration設定オプションを起動したことを知ることと、を含む請求項2に記載の方法。
【請求項5】
前記ユーザ装置UEが送信したアップリンクデータを直接サービスゲートウェイに配達することは、前記ユーザ装置UEからの、番号が連続のアップリンクメッセージと番号が不連続のアップリンクメッセージとを含めて直接前記サービスゲートウェイに配達することを指す請求項1に記載の方法。
【請求項6】
ユーザ装置UEのハンドオーバの過程において、ソース側基地局は、ターゲット側基地局が既にfull configuration設定オプションを起動したことを知った後、前記ユーザ装置UEが送信したアップリンクデータを直接サービスゲートウェイに配達するように設定される配達ユニットを含むアップリンクデータの処理装置。
【請求項7】
前記配達ユニットは、
前記ソース側基地局が、前記ターゲット側基地局の送信した、full configuration識別子を含むハンドオーバ要求応答メッセージ又はfull configuration指示メッセージにより、前記ターゲット側基地局が既にfull configuration設定オプションを起動したことを知るように設定されるラーニングモジュールを含む請求項6に記載の装置。
【請求項8】
前記ラーニングモジュールは、
X2ハンドオーバに対して、前記ソース側基地局が、前記ターゲット側基地局からの、full configuration識別子を含むハンドオーバ要求応答メッセージを受信し、前記ハンドオーバ要求応答メッセージを解析することにより、前記full configuration識別子を取得し、これにより前記ターゲット側基地局が既にfull configuration設定オプションを起動したことを知るように設定されるX2応答解析サブモジュールと、
S1ハンドオーバに対して、前記ソース側基地局が、移動管理エンティティMMEからの、前記ターゲット側基地局の送信したfull configuration識別子を含むハンドオーバ要求応答メッセージに基づいて構築したfull configuration識別子を含むハンドオーバ指令を受信し、前記ハンドオーバ指令を解析することにより、前記full configuration識別子を取得し、これにより前記ターゲット側基地局が既にfull configuration設定オプションを起動したことを知るように設定されるS1指令解析サブモジュールと、を含む請求項7に記載の装置。
【請求項9】
前記ラーニングモジュールは更に、
X2ハンドオーバに対して、前記ソース側基地局が、前記ターゲット側基地局からのfull configuration指示メッセージを受信し、前記指示メッセージを解析することにより、前記ターゲット側基地局が既にfull configuration設定オプションを起動したことを知るように設定されるX2指示解析サブモジュールと、
S1ハンドオーバに対して、前記ターゲット側基地局がfull configuration指示メッセージをMMEに送信し、MMEが前記full configuration指示メッセージを前記ソース側基地局に送信し、前記ソース側基地局が、前記指示メッセージを解析することにより、前記ターゲット側基地局が既にfull configuration設定オプションを起動したことを知るように設定されるS1指示解析サブモジュールと、を含む請求項7に記載の装置。
【請求項10】
前記配達ユニットは更に、
前記ユーザ装置UEからの、番号が連続のアップリンクメッセージと番号が不連続のアップリンクメッセージとを含めて直接サービスゲートウェイに配達するように設定されるメッセージ配達モジュールを含む請求項6に記載の装置。
【請求項11】
プログラム指令を含み、該プログラム指令がソース側基地局装置により実行される場合、該ソース側基地局装置は請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法を実行できるコンピュータプログラム。
【請求項12】
請求項11に記載のコンピュータプログラムを記憶する媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は無線通信分野に関し、特にロングタームエボリューション(LTE、Long Term Evolution)システム内の局間のハンドオーバの過程においてフルコンフィグレーションfull configurationを起動する場合のアップリンクデータに対する処理方法及び装置に関する。
【背景技術】
【0002】
図1は、従来技術によるアップリンクデータ処理の伝統的なX2ハンドオーバ要求のfull configurationを識別するハンドオーバのフローチャートであり、図1に示すように、ユーザ装置(UE、User Equipment)が高いバージョン基地局から低いバージョン基地局にハンドオーバ又は再確立をする場合、低いバージョン基地局はUEの現在の設定状況を知ることができない。この場合、ターゲット基地局D-ENBはfull configurationを送信する(ハンドオーバ要求応答によりfull configuration識別子を含んでソース側基地局S-ENBに送信して、ソース側基地局S-ENBは、ハンドオーバ命令を送信することによりそのままUEに送信する)ことにより、UEにソース側基地局S-ENBでの専用リソース設定をクリーンさせ、予測できない異常の出現を防止することができる。
【0003】
UEはfull configurationの無線リソース制御プロトコル再設定(RRC Connection Reconfiguration、Radio Resource Control Connection Reconfiguration)の設定メッセージを受信した時、測定設定と他の設定Otherconfigを含む全ての専用リソースをクリーンしなければならないが、セル無線ネットワーク一時的識別子(CRNTI、Cell Radio Network Temporary Identify)/セキュリティパラメータ/無線リンク制御(RLC、Radio Link Control)/パケットデータ収束プロトコル(PDCP、Packet Data Convergence Protocol)/ 論理チャネル設定を保留して、後続の可能な再確立フローを確保する必要がある。
【0004】
確認モードAM(Acknowledged Mode)で、ハンドオーバ過程においてソース側はデータリバース要求を受信した後、アップリンクの不連続のデータはいずれもターゲット側にリバースされる必要がある。端末が高いバージョン基地局から低いバージョン基地局にハンドオーバする場合、ターゲット基地局である低いバージョン基地局は、full configuration設定を起動する必要があることを判断することにより、予測できない異常の出現を防止し、アップリンクデータの処理に対して、ターゲット側基地局は、リバースデータを廃棄してもよく、直接リバースデータをサービスゲートウェイ(SGW、Service Gateway)に配達してもよい。しかし、端末が高いバージョン基地局から低いバージョン基地局にハンドオーバする過程において、ターゲット基地局はfull configuration設定を起動した場合、ソース側はアップリンクメッセージをターゲット側にリバースし、ターゲット側は廃棄し又は直接サービスゲートウェイに配達し、そうすると、X2インタフェースの帯域幅を浪費し、ソース側基地局とターゲット側基地局の必要がない処理フローを増加させ、システムに余計なオーバーヘッドをもたらす。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の実施例は、アップリンクデータの処理方法及び装置を提供し、端末が高いバージョン基地局から低いバージョン基地局にハンドオーバする過程において、アップリンクデータをターゲット側基地局にリバースすることによるインタフェース帯域幅の利用率が低い問題を解決することができる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は一つの面において、アップリンクデータの処理方法を提供し、
ユーザ装置UEのハンドオーバの過程において、ソース側基地局が、ターゲット側基地局が既にfull configuration設定オプションを起動したことを知った後、前記ユーザ装置UEが送信したアップリンクデータを直接サービスゲートウェイに配達することを含む。
【0007】
選択的に、前記ソース側基地局は、ターゲット側基地局が送信した、full configuration識別子を含むハンドオーバ要求応答メッセージ又はfull configuration指示メッセージにより、ターゲット側基地局が既にfull configuration設定オプションを起動したことを知る。
【0008】
選択的に、前記ソース側基地局が、ターゲット側基地局が送信した、full configuration識別子を含むハンドオーバ要求応答メッセージにより、ターゲット側基地局が既にfull configuration設定オプションを起動したことを知ることは、
X2ハンドオーバに対して、ソース側基地局が、ターゲット側基地局からの、full configuration識別子を含むハンドオーバ要求応答メッセージを受信し、前記ハンドオーバ要求応答メッセージを解析することにより、前記full configuration識別子を取得し、これによりターゲット側基地局が既にfull configuration設定オプションを起動したことを知ることと、
S1ハンドオーバに対して、ソース側基地局が、移動管理エンティティMMEからの、ターゲット側基地局の送信したfull configuration識別子を含むハンドオーバ要求応答メッセージに基づいて、構築したfull configuration識別子を含むハンドオーバ指令を受信し、前記ハンドオーバ指令を解析することにより、前記full configuration識別子を取得し、これによりターゲット側基地局が既にfull configuration設定オプションを起動したことを知ることと、を含む。
【0009】
選択的に、前記ソース側基地局が、ターゲット側基地局が送信したfull configuration指示メッセージにより、ターゲット側基地局が既にfull configuration設定オプションを起動したことを知ることは、
X2ハンドオーバに対して、ソース側基地局が、ターゲット側基地局からのfull configuration指示メッセージを受信し、前記指示メッセージを解析することにより、ターゲット側基地局が既にfull configuration設定オプションを起動したことを知ることと、
S1ハンドオーバに対して、ターゲット側基地局はfull configuration指示メッセージをMMEに送信し、MMEは前記full configuration指示メッセージをソース側基地局に送信し、前記ソース側基地局が、前記指示メッセージを解析することにより、ターゲット側基地局が既にfull configuration設定オプションを起動したことを知ることと、を含む。
【0010】
選択的に、前記ユーザ端末が送信したアップリンクデータを、直接サービスゲートウェイに配達することは、ユーザ端末からの、番号が連続のアップリンクメッセージと番号が不連続のアップリンクメッセージとを含めて、直接サービスゲートウェイに配達することを指す。
【0011】
本発明は他の面において、アップリンクデータの処理装置を提供し、
ユーザ装置UEのハンドオーバの過程において、ソース側基地局は、ターゲット側基地局が既にfull configuration設定オプションを起動したことを知った後、前記ユーザ装置UEが送信したアップリンクデータを直接サービスゲートウェイに配達するように設定される配達ユニットを含む。
【0012】
選択的に、前記配達ユニットは、
前記ソース側基地局が、ターゲット側基地局の送信した、full configuration識別子を含むハンドオーバ要求応答メッセージ又はfull configuration指示メッセージにより、ターゲット側基地局が既にfull configuration設定オプションを起動したことを知るように設定されるラーニングモジュールを含む。
【0013】
選択的に、前記ラーニングモジュールは更に、
X2ハンドオーバに対して、ソース側基地局が、ターゲット側基地局からの、full configuration識別子を含むハンドオーバ要求応答メッセージを受信し、前記ハンドオーバ要求応答メッセージを解析することにより、前記full configuration識別子を取得し、これによりターゲット側基地局が既にfull configuration設定オプションを起動したことを知るように設定されるX2応答解析サブモジュールと、
S1ハンドオーバに対して、ソース側基地局が、移動管理エンティティMMEからの、ターゲット側基地局の送信したfull configuration識別子を含むハンドオーバ要求応答メッセージに基づいて、構築したfull configuration識別子を含むハンドオーバ指令を受信し、前記ハンドオーバ指令を解析することにより、前記full configuration識別子を取得し、これによりターゲット側基地局が既にfull configuration設定オプションを起動したことを知るように設定されるS1指令解析サブモジュールと、を含む。
【0014】
選択的に、前記ラーニングモジュールは更に、
X2ハンドオーバに対して、ソース側基地局が、ターゲット側基地局からのfull configuration指示メッセージを受信し、前記指示メッセージを解析することにより、ターゲット側基地局が既にfull configuration設定オプションを起動したことを知るように設定されるX2指示解析サブモジュールと、
S1ハンドオーバに対して、ターゲット側基地局がfull configuration指示メッセージをMMEに送信し、MMEが前記full configuration指示メッセージをソース側基地局に送信し、前記ソース側基地局が、前記指示メッセージを解析することにより、ターゲット側基地局が既にfull configuration設定オプションを起動したことを知るように設定されるS1指示解析サブモジュールと、を含む。
【0015】
選択的に、前記配達ユニットは更に、
ユーザ端末からの、番号が連続のアップリンクメッセージと番号が不連続のアップリンクメッセージとを含めて直接サービスゲートウェイに配達するように設定されるメッセージ配達モジュールを含む。
【0016】
本発明は他の面において、コンピュータプログラム及びその媒体を提供し、前記コンピュータプログラムはプログラム指令を含み、該プログラム指令がソース側基地局装置により実行される場合、該ソース側基地局装置は上記アップリンクデータの処理方法を実行できる。
【発明の効果】
【0017】
従来技術に比べて、本発明の実施例の有益な効果は、ターゲット側がfull configuration設定オプションを起動したことを知ることにより、ターゲット側にリバースしなく、ソース側において直接アップリンクデータを配達し、X2又はS1インタフェース帯域幅の利用率を向上させ、帯域幅の占用を効果的に低減させることができることである。また、ソース側はアップリンクデータをリバースする必要がなく、リバーストンネルを作成する必要もなく、ソース側とターゲット側がアップリンクデータに対する処理を簡単化し、システムの処理性能を向上させる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1図1は、従来技術によるアップリンクデータ処理の伝統的なX2ハンドオーバ要求のfull configurationを識別するハンドオーバのフローチャートである。
図2図2は、本発明の実施例によるアップリンクデータの処理方法の原理図である。
図3図3は、本発明の実施例によるアップリンクデータの処理装置の構造図である。
図4図4は、本発明の実施例によるアップリンクデータ処理のX2ハンドオーバ要求のfull configurationを識別するハンドオーバのフローチャートである。
図5図5は、本発明の実施例によるアップリンクデータ処理のメッセージによりソース側にfull configurationを通知するX2ハンドオーバのフローチャートである。
図6図6は、本発明の実施例によるアップリンクデータ処理のS1ハンドオーバ要求のfull configurationを識別するハンドオーバのフローチャートである。
図7図7は、本発明の実施例によるアップリンクデータ処理のメッセージによりソース側にfull configurationを通知するS1ハンドオーバのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、図面を参照しながら本発明の好ましい実施例を詳しく説明するが、なお、以下に説明する好ましい実施例は、本発明を説明及び解釈するためのものであるに過ぎず、本発明を制限するためのものではない。なお、矛盾が生じない場合に、本願における実施例及び実施例における特徴を互いに任意に組み合わせることができる。
【0020】
図2は、本発明の実施例によるアップリンクデータの処理方法の原理図であり、図2に示すように、具体的なステップは以下の通りである。
【0021】
ステップS1: ユーザ装置UEのハンドオーバの過程において、ソース側基地局は、ターゲット側基地局が既にfull configuration設定オプションを起動したことを知った後、前記ユーザ装置UEが送信したアップリンクデータを直接サービスゲートウェイに配達する。
【0022】
ステップS1において、前記ソース側基地局は、ターゲット側基地局が送信した、full configuration識別子を含むハンドオーバ要求応答メッセージ又はfull configuration指示メッセージにより、ターゲット側基地局が既にfull configuration設定オプションを起動したことを知る。
【0023】
選択的に、前記ソース側基地局が、ターゲット側基地局が送信した、full configuration識別子を含むハンドオーバ要求応答メッセージにより、ターゲット側基地局が既にfull configuration設定オプションを起動したことを知ることは、
X2ハンドオーバに対して、ソース側基地局が、ターゲット側基地局からの、full configuration識別子を含むハンドオーバ要求応答メッセージを受信し、前記ハンドオーバ要求応答メッセージを解析することにより、前記full configuration識別子を取得し、これによりターゲット側基地局が既にfull configuration設定オプションを起動したことを知ることと、
S1ハンドオーバに対して、ソース側基地局が、移動管理エンティティMMEからの、ターゲット側基地局の送信した、full configuration識別子を含むハンドオーバ要求応答メッセージに基づいて、構築したfull configuration識別子を含むハンドオーバ指令を受信し、前記ハンドオーバ指令を解析することにより、前記full configuration識別子を取得し、これによりターゲット側基地局が既にfull configuration設定オプションを起動したことを知ることと、を含む。
【0024】
選択的に、前記ソース側基地局が、ターゲット側基地局が送信したfull configuration指示メッセージにより、ターゲット側基地局が既にfull configuration設定オプションを起動したことを知ることは、
X2ハンドオーバに対して、ソース側基地局が、ターゲット側基地局からのfull configuration指示メッセージを受信し、前記指示メッセージを解析することにより、ターゲット側基地局が既にfull configuration設定オプションを起動したことを知ることと、
S1ハンドオーバに対して、ターゲット側基地局はfull configuration指示メッセージをMMEに送信し、MMEは前記full configuration指示メッセージをソース側基地局に送信し、前記ソース側基地局が、前記指示メッセージを解析することにより、ターゲット側基地局が既にfull configuration設定オプションを起動したことを知ることと、を含む。
【0025】
選択的に、前記ユーザ端末が送信したアップリンクデータを直接配達することは、ユーザ端末からの、番号が連続のアップリンクメッセージと番号が不連続のアップリンクメッセージとを含めて直接サービスゲートウェイに配達することを指す。
【0026】
図3は、本発明の実施例によるアップリンクデータの処理装置の構造図であり、図3に示すように、構造は下記通りである。
【0027】
前記配達ユニットは、ユーザ装置UEのハンドオーバの過程において、ソース側基地局が、ターゲット側基地局が既にfull configuration設定オプションを起動したことを知った後、前記ユーザ装置UEが送信したアップリンクデータを直接サービスゲートウェイに配達するように設定される。その中、前記配達ユニットのラーニングモジュールは、前記ソース側基地局がターゲット側基地局の送信した、full configuration識別子を含むハンドオーバ要求応答メッセージ又はfull configuration指示メッセージにより、ターゲット側基地局が既にfull configuration設定オプションを起動したことを知るように設定される。前記ラーニングモジュールのX2応答解析サブモジュールは、X2ハンドオーバに対して、ソース側基地局が、ターゲット側基地局からの、full configuration識別子を含むハンドオーバ要求応答メッセージを受信し、前記ハンドオーバ要求応答メッセージを解析することにより、前記full configuration識別子を取得し、これにより、ターゲット側基地局が既にfull configuration設定オプションを起動したことを知るように設定される。前記ラーニングモジュールのS1指令解析サブモジュールは、S1ハンドオーバに対して、ソース側基地局が、移動管理エンティティMMEからの、ターゲット側基地局の送信したfull configuration識別子を含むハンドオーバ要求応答メッセージに基づいて、構築したfull configuration識別子を含むハンドオーバ指令を受信し、前記ハンドオーバ指令を解析することにより、前記full configuration識別子を取得し、これにより、ターゲット側基地局が既にfull configuration設定オプションを起動したことを知るように設定される。前記ラーニングモジュールのX2指示解析サブモジュールは、X2ハンドオーバに対して、ソース側基地局が、ターゲット側基地局からのfull configuration指示メッセージを受信し、前記指示メッセージを解析することにより、ターゲット側基地局が既にfull configuration設定オプションを起動したことを知るように設定される。前記ラーニングモジュールのS1指示解析サブモジュールは、S1ハンドオーバに対して、ターゲット側基地局がfull configuration指示メッセージをMMEに送信し、MMEが前記full configuration指示メッセージをソース側基地局に送信し、前記ソース側基地局が、前記指示メッセージを解析することにより、ターゲット側基地局が既にfull configuration設定オプションを起動したことを知るように設定される。前記配達ユニットのメッセージ配達モジュールは、ユーザ端末からの、番号が連続のアップリンクメッセージと番号が不連続のアップリンクメッセージとを含めて直接サービスゲートウェイに配達するように設定される。
【0028】
図4は、本発明の実施例によるアップリンクデータ処理のX2ハンドオーバ要求のfull configurationを識別するハンドオーバのフローチャートであり、図4に示すように、X2インタフェースハンドオーバに対して、ハンドオーバ要求handover request ackにおいてfull configurationを含んでソース側に送信し、及びアップリンクデータを直接配達するフローは下記の通りである。
【0029】
(1)ソース側基地局S-ENBは、ハンドオーバ要求handover requestをターゲット側基地局D-ENBに送信して、ハンドオーバを準備するようにターゲット側基地局D-ENBに通知する。
(2)ターゲット側基地局D-ENBは、ソース側基地局S-ENBのバージョンが該基地局のバージョンよりも高いことを発見し、full configuration設定オプションを起動する。
(3)ターゲット側基地局D-ENBは、ハンドオーバ要求応答handover request acknowledgeをソース側基地局S-ENBに送信して、full configuration識別子を含んでいる。
(4)ソース側基地局S-ENBは、ハンドオーバ要求応答handover request acknowledgeを受信した後、解析を行い、ターゲット側基地局D-ENBが既にfull configuration設定オプションを起動したことを発見すると、full configuration識別子を含むRRC Connection Reconfiguration設定メッセージをUEに送信して、アップリンクデータを直接サービスゲートウェイSGWに配達し、アップリンクデータのリバース及びアップリンクリバーストンネルの作成を行う必要がない。
(5)UEは、受信したRRC Connection Reconfiguration設定メッセージに基づいて設定を完成し、競合アクセスを実現するとともに、該UEは、現在の優先度における最も優先的なUEであり、ターゲット側基地局D-ENBのリソースを割り当てられてRRC Connection Reconfiguration設定を完成して、基地局の間のハンドオーバを実現することができる。また、UEは、非競合ランダムアクセスを実現することもでき、該UEは、現在のランダムに選択されたUEであり、ターゲット側基地局D-ENBのリソースを割り当てられてRRC Connection Reconfiguration設定を完成して、基地局の間のハンドオーバを実現することができる。
(6)UEは、RRC接続再設定完成情報RRC Connection Reconfiguration Completeをターゲット側基地局D-ENBに送信する。
【0030】
図5は、本発明の実施例によるアップリンクデータ処理のメッセージによりソース側にfull configurationを通知するX2ハンドオーバのフローチャートであり、図5に示すように、X2インタフェースハンドオーバに対して、特定のメッセージにより、full configurationを起動したことをソース側に通知するとともに、アップリンクデータを直接配達するフローは下記の通りである。
【0031】
(1)ソース側基地局S-ENBは、ハンドオーバ要求handover requestをターゲット側基地局D-ENBに送信して、ハンドオーバを準備するようにターゲット側基地局D-ENBに通知する。
(2)ターゲット側基地局D-ENBは、ソース側基地局S-ENBのバージョンが該基地局のバージョンよりも高いことを発見し、full configuration設定オプションを起動する。
(3)ターゲット側基地局D-ENBは、1つの特別な指示メッセージ(即ち、フルコンフィグレーション指示メッセージfull configuration indication)をソース側基地局S-ENBに送信し、ターゲット側基地局D-ENBが既にfull configuration設定オプションを起動したことを、ソース側基地局S-ENBに通知する。
(4)ターゲット側基地局D-ENBは、ハンドオーバ要求応答handover request acknowledgeをソース側基地局に送信して、且つfull configuration識別子を含むRRC Connection Reconfiguration設定メッセージを含み、ソース側がUEに転送して基地局ハンドオーバを実現することに用いる。
(5)ソース側基地局S-ENBは、受信した、ターゲット側基地局D-ENBからの特別な指示メッセージを解析することにより、ターゲット側基地局が既にfull configuration設定オプションを起動したfull configuration識別子を取得した後、full configuration識別子を含むRRC Connection Reconfiguration設定メッセージをUEに送信して、アップリンクデータを直接サービスゲートウェイSGWに配達し、アップリンクデータのリバース及びアップリンクリバーストンネルの作成を行う必要がない。
(6)UEは、受信したRRC Connection Reconfiguration設定メッセージに基づいて設定を完成し、競合アクセスを実現し、該UEは、現在の優先度における最も優先的なUEであり、ターゲット側基地局D-ENBのリソースを割り当てられてRRC Connection Reconfiguration設定を完成して、基地局の間のハンドオーバを実現することができる。また、UEは、非競合ランダムアクセスを実現することもでき、該UEは、現在のランダムに選択されたUEであり、ターゲット側基地局D-ENBのリソースを割り当てられてRRC Connection Reconfiguration設定を完成して、基地局の間のハンドオーバを実現することができる。
(7)UEは、RRC接続再設定完成情報RRC Connection Reconfiguration Completeをターゲット側基地局D-ENBに送信する。
【0032】
図6は、本発明の実施例によるアップリンクデータ処理のS1ハンドオーバ要求のfull configurationを識別するハンドオーバのフローチャートであり、図6に示すように、S1インタフェースハンドオーバに対して、ハンドオーバ要求確認handover request ackにおいてfull configurationを含んでソース側に送信するとともに、アップリンクデータを直接配達するフローは下記の通りである。
【0033】
(1)ソース側基地局S-ENBは、ハンドオーバ要求handover requiredを移動管理エンティティ(MME、Mobility Management Entity)に送信し、MMEは、ハンドオーバ要求handover requiredに基づいてハンドオーバ要求handover requestをターゲット側基地局D-ENBに送信して、ハンドオーバを準備するようにターゲット側基地局D-ENBに通知する。その中、S1ハンドオーバの過程において、ソース側基地局S-ENBがMMEに送信したハンドオーバ要求はhandover requiredと示され、ターゲット側基地局D-ENBが受信したハンドオーバ要求はhandover requestと示される。
(2)ターゲット側基地局D-ENBは、ソース側S-ENBのバージョンが該基地局のバージョンよりも高いことを発見し、full configuration設定オプションを起動する。
(3)ターゲット側基地局D-ENBは、ハンドオーバ要求応答handover request acknowledgeを送信してfull configuration識別子を含んでMMEに送信し、MMEは、ハンドオーバ要求応答handover request acknowledgeに基づいてハンドオーバ命令handover commandを構築して、full configuration識別子を含んでソース側基地局S-ENBに送信する。
(4)ソース側基地局S-ENBは、ハンドオーバ命令handover commandを受信した後、解析を行い、ターゲット側基地局D-ENBが既にfull configuration設定オプションを起動したことを発見すると、full configuration識別子を含むRRC Connection Reconfiguration設定メッセージをUEに送信して、アップリンクデータを直接サービスゲートウェイSGWに配達し、アップリンクデータのリバース及びアップリンクリバーストンネルの作成を行う必要がない。
(5)UEは、受信したRRC Connection Reconfiguration設定メッセージに基づいて設定を完成し、競合アクセスを実現し、該UEは、現在の優先度における最も優先的なUEであり、ターゲット側基地局D-ENBのリソースを割り当てられてRRC Connection Reconfiguration設定を完成して、基地局の間のハンドオーバを実現することができる。また、UEは、非競合ランダムアクセスを実現することもでき、該UEは、現在のランダムに選択されたUEであり、ターゲット側基地局D-ENBのリソースを割り当てられてRRC Connection Reconfiguration設定を完成して、基地局の間のハンドオーバを実現することができる。
(6)UEは、RRC接続再設定完成情報RRC Connection Reconfiguration Completeをターゲット側基地局D-ENBに送信する。
【0034】
図7は、本発明の実施例によるアップリンクデータ処理のメッセージによりソース側にfull configurationを通知するS1ハンドオーバのフローチャートであり、図7に示すように、S1インタフェースハンドオーバに対して、特定のメッセージにより、full configurationを起動したことをソース側に通知するとともに、アップリンクデータを直接配達するフローは下記通りである。
【0035】
(1)ソース側基地局S-ENBは、ハンドオーバ要求handover requiredをMMEに送信し、MMEは、ハンドオーバ要求handover requiredに基づいてハンドオーバ要求hanover requestをターゲット側基地局D-ENBに送信して、ハンドオーバを準備するようにターゲット側基地局D-ENBに通知する。
(2)ターゲット側基地局D-ENBは、ソース側S-ENBのバージョンが該基地局のバージョンよりも高いことを発見し、full configuration設定オプションを起動する。
(3)ターゲット側基地局D-ENBは、MMEにより1つの特別な指示メッセージ(即ち、フルコンフィグレーション指示メッセージfull configuration indication)をソース側基地局S-ENBに送信し、既にfull configuration設定オプションを起動したことをソース側基地局S-ENBに通知する。
(4)ターゲット側基地局D-ENBは、ハンドオーバ要求応答handover request acknowledgeを、full configuration識別子を含んでMMEに送信し、MMEは、ハンドオーバ要求応答handover request acknowledgeに基づいてハンドオーバ命令handover commandを構築して、full configuration識別子を含んでソース側基地局S-ENBに送信する。
(5)ソース側基地局S-ENBは、受信したターゲット側基地局D-ENBからの特別な指示メッセージを解析することにより、ターゲット側基地局が既にfull configuration設定オプションを起動したfull configuration識別子を取得した後、full configuration識別子を含むRRC Connection Reconfiguration設定メッセージをUEに送信して、アップリンクデータを直接サービスゲートウェイSGWに配達し、アップリンクデータのリバース及びアップリンクリバーストンネルの作成を行う必要がない。
(6)UEは、受信したRRC Connection Reconfiguration設定メッセージに基づいて設定を完成し、競合アクセスを実現し、該UEは現在の優先度における最も優先的なUEであり、ターゲット側基地局D-ENBのリソースを割り当てられてRRC Connection Reconfiguration設定を完成して、基地局の間のハンドオーバを実現することができる。また、UEは、非競合ランダムアクセスを実現することもでき、該UEは、現在のランダムに選択されたUEであり、ターゲット側基地局D-ENBのリソースを割り当てられてRRC Connection Reconfiguration設定を完成して、基地局の間のハンドオーバを実現することができる。
(7)UEは、RRC接続再設定完成情報RRC Connection Reconfiguration Completeをターゲット側基地局D-ENBに送信する。
【0036】
上記を纏めると、本発明の実施例は、ターゲット側にリバースしなく、ソース側において直接にアップリンクデータを配達することにより、X2又はS1インタフェース帯域幅の利用率を向上させ、帯域幅の浪費を効果的に低減させることができるという技術効果を有する。また、ソース側はデータをリバースする必要がなく、リバーストンネルを作成する必要もなく、ソース側及びターゲット側のアップリンクデータに対する処理を簡単化する。ソース側はアップリンクリバーストンネルを作成する必要がないことにより、それはアップリンクデータをリバースすることができないため、ターゲット側はアップリンクリバースデータを受信しなくなり、メモリリソースを節約し、ソース側とターゲット側がアップリンクデータリバースに対する処理フローを簡単化するとともに、システムの処理負荷を減軽し、システムのロバスト性を強化する。
【0037】
当業者が理解できるように、上記実施例の全部又は一部のステップはコンピュータプログラムフローにより実現されることができ、前記コンピュータプログラムはコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されることができ、前記コンピュータプログラムは対応するハードウェアプラットフォーム(例えば、システム、設備、装置、デバイス等)において実行され、実行される時、方法の実施例のステップの1つ又はその組合せを含む。
【0038】
選択的に、上記実施例の全部又は一部のステップは集積回路により実現されることもでき、これらのステップはそれぞれ各集積回路モジュールに作成されてもよく、又はそれらの中の複数のモジュール又はステップを単一の集積回路モジュールに作成して実現してもよい。このように、本発明はいずれの特定形式のハードウェアとソフトウェアの組み合わせに限定されたものではない。
【0039】
上記実施例における各装置/機能モジュール/機能ユニットは汎用のコンピュータ装置により実現されることができ、それらは単一のコンピュータ装置に集中させてもよく、複数のコンピュータ装置からなるネットワークに分布させてもよい。
【0040】
上記実施例における各装置/機能モジュール/機能ユニットはソフトウェア機能モジュールの形式で実現され且つ独立の製品として販売され又は使用される場合、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されることができる。上記コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は読み出し専用メモリ、ディスク又は光ディスク等であってもよい。
【0041】
いかなる当業者が本発明の開示した技術範囲内において容易に想到し得る変化又は置き換えは、いずれも本発明の保護範囲内に含まれるべきである。従って、本発明の保護範囲は請求項に記載の保護範囲を基準とするべきである。
【産業上の利用可能性】
【0042】
本発明の実施例によるアップリンクデータの処理方法及び装置によれば、ユーザ端末が高いバージョンの基地局から低いバージョンの基地局にハンドオーバする過程において、ターゲット側基地局がfull configuration設定オプションを起動したことを知ることにより、ターゲット側にリバースしなく、ソース側基地局においてユーザ端末のアップリンクデータを直接にサービスゲートウェイに配達することができ、X2又はS1インタフェース帯域幅の利用率を向上させ、帯域幅の占用を効果的に低減させることができ、ソース側とターゲット側がアップリンクデータに対する処理を簡単化し、システムの処理性能を向上させる。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7